JP2000128646A - 多孔質SiC焼結体 - Google Patents

多孔質SiC焼結体

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JP2000128646A
JP2000128646A JP10299839A JP29983998A JP2000128646A JP 2000128646 A JP2000128646 A JP 2000128646A JP 10299839 A JP10299839 A JP 10299839A JP 29983998 A JP29983998 A JP 29983998A JP 2000128646 A JP2000128646 A JP 2000128646A
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porous
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Tamotsu Wakita
保 脇田
Shigeki Niwa
茂樹 丹羽
Yutaka Okada
裕 岡田
Toshiyuki Suzuki
利幸 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、実質的にむらが無く大きな粒子
から小さな粒子まで連続した粒径を有する原料を用い
て、高気孔率でかつ気孔径を制御できるとともに、高純
度、高強度、耐クリープ性にも優れた多孔質SiC焼結
体を得ようとするものである。 【解決手段】原料SiC含有率が97重量%以上、気孔
率が22〜37%である多孔質焼結体であって、原料S
iC中の微粉を除いた粗粒から微粒の範囲のSiC粒子
を、最大粒径より順に2の平方根で除していって区分し
た場合に、最大粒径より連続した6種の区分の中に全S
iC粒子の80〜95重量%を含有し、かつ互いに隣り
合う粒径範囲の区分に含まれるSiC粒子の体積比が、
大きい粒径範囲の区分に含まれるSiCの合計体積をそ
のすぐ下の小さい粒径範囲に含まれるSiCの合計体積
で除した値で0.4〜3.0となる粒度分布を有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品材料焼
成用棚板やセッターなどに好適な多孔質SiC焼結体に
関し、特に気孔径分布を所定の範囲で制御することがで
き、しかも高強度で高純度の多孔質SiC焼結体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】セラミックコンデンサなどの機能性セラ
ミックの熱処理や焼成は、最近、還元性雰囲気、P02
10-6atmの低酸素分圧の条件下で行なわれることが
多くなっている。一般に、この種の焼成用道具材は、ア
ルミナ質などの酸化物系セラミックが使用されている
が、還元性雰囲気下で処理を行う電子部品材料の場合
は、焼成用道具材表面近傍の酸素分圧PO2が高く、被焼
成物の特性に影響を与えるために酸化物系道具材の使用
は通常適さない。
【0003】そのため、非酸化物材料を用いたSiC質
の焼成用道具材が、特開平6−191944号や特公平
4−81543号に、またSi34 、AlNを用いた
焼成用道具材が、特開平5−124870号で提案され
ている。しかしながら、Si34 、AlNは窒化物で
あるため、酸化物系道具材と同様に焼成用道具材の表面
近傍で窒素分圧PN2が高くなり、被焼成物に影響を与え
るために使用に適さないことが分かった。このような理
由で、現在ではSiC質の焼成用道具材の使用が検討さ
れている。
【0004】一般に、還元性雰囲気で使用される焼成用
道具材に要求される特性としては、高強度であること、
被焼成物と焼成用道具材の中の不純物とが反応しないよ
うに高純度であること、被焼成物から出るバインダーや
余分な成分を焼成用道具材が有する気孔で吸収するため
高気孔率で、かつ被焼成物に適した気孔径に制御するこ
とが出来ること、高温下での使用に対する耐クリープ
性、さらには繰返しの熱履歴に対する耐スポール性を有
すること、などが挙げられる。
【0005】しかしながら、従来の方法によって、高気
孔率でしかも気孔径を制御して脱バインダーを高めたS
iC質の焼成用道具材を得ようとすると、道具材の強度
が低下した。これを回避するため、従来は原料に最小量
の粘土などを添加してその強度不足を補っていた。しか
し、こうして得られた従来のSiC質の焼成用道具材
は、純度、耐クリープ性の低下を招いて、一部の特性に
は妥協を強いられ、また用途にも制限を受けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、実質的に
むらが無く大きな粒子から小さな粒子まで連続した粒径
を有する原料を用いて、高気孔率でかつ気孔径を制御で
きるとともに、高純度、高強度、耐クリープ性にも優れ
た多孔質SiC焼結体を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、SiC含有
率が97重量%以上、気孔率が22〜37%である多孔
質焼結体であって、原料SiC中の微粉を除いた粗粒か
ら微粒の範囲のSiC粒子を、最大粒径より順に2の平
方根で除していって区分した場合に、最大粒径より連続
した6種の区分の中に全SiC粒子の80〜95重量%
を含有し、かつ互いに隣り合う粒径範囲の区分に含まれ
るSiC粒子の体積比が、大きい粒径範囲の区分に含ま
れるSiCの合計体積をそのすぐ下の小さい粒径範囲に
含まれるSiCの合計体積で除した値で0.4〜3.0
となる粒度分布を有することを特徴とする多孔質SiC
焼結体(請求項1)、焼成が、非酸化雰囲気中1800
〜2300℃でなされた請求項1記載の多孔質SiC焼
結体(請求項2)、B系化合物とC系化合物の組合せ又
はAl化合物を焼結助剤に用いて焼結体とした請求項1
記載の多孔質SiC焼結体(請求項3)及びSiO2
有率が、0.5重量%以下であることを特徴とする請求
項1記載の多孔質SiC焼結体(請求項4)である。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の多孔質焼結体は、Si
C含有率が97重量%以上、気孔率が22〜37%で、
さらに原料のSiC粒子を粗粒から微粒まで実質的にむ
らが無く連続するように調製をしたものである。以下
に、この発明の多孔質焼結体を焼成用道具材に用いた事
例を用いて説明する この発明でSiC含有率を97重量%以上としたのは、
SiC高純度製品とするためである。SiC含有率が9
7重量%未満であると、被焼成物と多孔質焼結体中の不
純物とが反応して被焼成物の特性を劣化させる恐れがあ
る。また、多孔質焼結体の不純物としては、SiO2
0.5重量%を超えると、被焼成物と反応したり或いは
耐クリープ性の低下など無視できない問題を生じる。S
iC多孔質焼結体は、出来るだけ高純度であることが望
ましく、好ましくはSiC純度が99%である。
【0009】本発明の多孔質焼結体に用いるSiC原料
は、微粉を除いた粗粒から微粒の範囲が、最大粒径より
順に2の平方根で除していって区分けした場合に、最大
粒径より連続した6種の区分の粒径範囲までに全SiC
粒子の80〜95重量%を含有するようにする。即ち、
SiC原料の最大粒径からその最大粒径を2の平方根で
除した値を超える粒径の範囲までを第1の粒径の範囲と
し、その粒径のすぐ下の最大粒径からその最大粒径を2
の平方根で除した値を超える粒径の範囲までを第2の粒
径の範囲とし、さらにその粒径の範囲のすぐ下の最大粒
径からその最大粒径を2の平方根で除した値を超える粒
径の範囲までを第3の粒径の範囲とし、以下同様に区分
けしていった場合に、最大粒径より連続した6種の粒径
範囲までに全SiC粒子の80〜95重量%を含有する
ようにしたものである。
【0010】そして、SiC粒子をこのように区分けし
た場合、互いに隣り合う粒径範囲に含まれるSiC粒子
の体積比が、大きい方の粒径範囲の体積%を、そのすぐ
下の小さい方の粒径範囲の体積%で除した値で、0.4
〜3.0に調製して連続粒度分布系とするものである。
この値が、0.4未満或いは3.0を超えると粒度分布
にむらを生じて、連続した粒度分布を得ることが出来な
い。
【0011】SiC粒子を上記のように調製することに
よって、SiC原料は実質的にむらが無く連続的な粒度
分布となって、粒径の大きな粒子の空隙に粒子径の小さ
い粒子が順次充填された構造の多孔質焼結体とすること
が出来て、SiC粒子同士の接触点が増えて高強度とす
ることが出来るとともに、粒子が密に充填されているた
めに、気孔径は使用したSiC粒子の粒度範囲の下限と
相関関係となる。
【0012】この発明の多孔質焼結体の気孔径の分布
は、使用した粒度範囲の下限域の粒子形状を球形と仮定
して充填したモデルより理論的に導かれる気孔径とよく
一致することが見出された。そのために、この発明によ
ると多孔質焼結体の気孔分布を所定の気孔径でかつ狭い
範囲で制御することが可能となるものである。
【0013】多孔質焼結体の気孔率は、22〜37%の
範囲とする。気孔率が22%未満であると、多孔質Si
C材料が本来有する被焼成物から出るバインダー成分な
どの不純物を吸収する作用が低下する。また、気孔率が
37%を超えると、粒子の充填が粗となって強度の低下
に加えて、気孔径分布が広くなるといった問題が生じて
くる。
【0014】球形で均一な粒子を充填するモデルを考え
ると、理論的に最も疎な状態では、粒子は立方充填とな
り約48%の空隙を生ずることになる。しかしながら、
実験的にはこのような状態に充填されず、疎の状態での
空隙率は35〜40%程度である。しかしながら、発明
者らの実験によると、気孔率が37%を超えた多孔質S
iCは、強度などで問題が残って実用的ではないので、
この発明では気孔率の上限を37%とする。
【0015】原料の中のSiC粒子の含有率は、80〜
95重量%が好ましい。SiC粒子の含有率が80重量
%未満であると、SiC粒子に対する微粉の比率が高く
なり過ぎて気孔率が低下し、多孔質体として期待した効
果が得られなくなる。また、SiC粒子が95重量%を
超えると微粉が少なくなり過ぎて焼結が十分に進まず必
要な強度が得られなくなる恐れがある。
【0016】SiCは難焼結性材料であるために、焼結
性を高めるために焼結助剤を添加して焼結する必要があ
る。助剤としては、B、C、Alを含む化合物で、B系
化合物とC系化合物の組合せ或いはAl系化合物であ
る。B源としては、B4 C、BNなど、C源としてはカ
ーボンブラック、フェノールレジンなどの有機物、Al
源としては窒化アルミニウム、アルミナなどがあげら
れ、これらのいずれの組合せでもよい。添加する量は、
SiC粒度の粒度構成によって適宜に調整する。有効な
焼結助剤としてBeOがあるが、ベリリウムが有害物質
であるために作業環境に対して問題があり実用できな
い。
【0017】焼成条件は、SiCの酸化を防止するため
被酸化性雰囲気で、1800〜2300℃で焼成するの
が好ましい。焼成温度が1800℃未満であると焼結が
十分に進まず必要な強度が得られず、また、焼成温度が
2300℃を超えると焼結が促進し過ぎて、気孔の合体
や潰れなどが生じて気孔径の制御が難しくなる。
【0018】
【実施例】(実施例1〜3、比較例1〜5)本発明の範
囲内の多孔質SiC焼結体に用いた原料粒度配合を表1
乃至3に示す。表1では、使用したSiC粒子で、実質
的な最大粒径は354μmであり、粒径範囲番号の粒
径範囲は345〜250μmとなっているが、この25
0μmの値は、最大粒径345μmを2の平方根で除し
た値である。粒径範囲番号以下についても同様であ
る。粒径範囲番号〜に含まれない微粒は雑とした。
なお、ここでいう「実施的な最大粒径」の意味は、この
場合でいうと、最大粒径345μmを超える粒径も数%
含まれることもある場合を指している。また、実施例1
〜3のSiC含有率、SiO2 含有率、SiC粒子配合
率は表9に示した。
【0019】また、比較例1〜5として、原料粒度配合
が本発明の範囲外の多孔質SiC焼結体を表4〜8に示
す。比較例1及び2は、互いに隣り合う粒度分布の粒径
範囲に含まれるセラミック粒子の体積比が、大きい方の
粒径範囲の合計粒子体積をそのすぐ下の小さい方の粒径
範囲の合計粒子体積で除した値が、いずれも本発明で規
定した範囲外のもので、比較例1は、0.4未満のもの
が含まれるもの、比較例2は3.0を超えるものを含む
ものである。
【0020】また、比較例3及び4は、SiC粒子が、
最大粒径より2の平方根で除していって区分けした場合
に、最大粒径より連続した6種の粒度範囲までに全Si
C粒子の80%以上で95重量%以下の範囲外のもの
で、比較例3は74重量%、比較例4は96重量%であ
る。比較例5は、化学組成が本発明の範囲外のものでS
iC含有率96.0重量%、SiO2 含有率は2.1重
量%のものである。
【0021】上記の如き表1〜8に示した粒度配合の純
度99%以上のSiC原料に焼結助剤及び成形助剤を添
加してこれをミキサーで混合した。焼結助剤は、カーボ
ンブラックおよびBNを、また成形助剤にはPVAを用
いた。混合した原料は、従来のセッターを成形するのと
同じ一軸加圧成形機を用いて成形し、これをアルゴンガ
ス雰囲気中2100℃で焼成して供試体を作製した。こ
の供試体からテストピースを作成し室温曲げ強さ、一般
物性及び耐スポール性を測定し、その結果を表9に示し
た。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】
【表7】
【0029】
【表8】
【0030】
【表9】
【0031】表9に示すように、実施例1〜3は、曲げ
強さ、焼成物との反応性、耐クリープ性、気孔径分布の
制御の全ての項目で優れている。これに対して、比較例
1〜4は、これらの項目のいずれかが満足していない。
即ち、比較例1、2及び4は、曲げ強さが低下してい
る。比較例3は、気孔率が低く多孔質体としての機能が
殆ど得られない。比較例5は粘土を添加しているので、
被焼成物との反応が生じて耐クリープ性でも劣る結果と
なっている。 (実施例4及び5、比較例6及び7)実施例4及び5
は、実施例1と同じ原料を、焼結温度を変えた以外は同
じ条件で焼結したものである。また、比較例6及び7
も、実施例1と同じ原料を用いて焼結温度を変えて焼結
したものである。これによって得られた多孔質SiCか
ら実施例1〜3と同じようにして供試体を切出して同じ
ように試験を行った。その結果を表10に示す。
【0032】
【表10】
【0033】実施例4及び5は、いずれも曲げ強さは大
きく、また気孔径分布の制御も良好である。これに対し
て、比較例の6は、曲げ強さが極度に低く、また比較例
7は気孔分布の制御が十分に行われないことが分かる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、多孔
質SiC焼結体において、そのSiC原料の粒度分布を
実質的にむらが無く連続的に変化するようにして、高い
気孔率で高純度な多孔質SiC焼結体としたので、高強
度でしかも任意に気孔径分布を制御した多孔質材料を得
ることが出来るようになった。
【0035】かかるSiC多孔質焼結体は、電子部品焼
成用の道具材としての用途の外に、任意に気孔径分布を
制御することが出来ることから、単層或いは異なる配合
の原料を積層して、耐薬品性に優れた高純度SiCフイ
ルター材料としても利用が可能である。さらには、これ
に金属を含浸して作製する複合材料の基材などにも応用
することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 裕 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 鈴木 利幸 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 Fターム(参考) 4G001 BA22 BB22 BB71 BC13 BC47 BC52 BC54 BD04 BD07 BE22 BE33 4G019 FA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SiC含有率が97重量%以上、気孔率
    が22〜37%である多孔質焼結体であって、原料Si
    C中の微粉を除いた粗粒から微粒の範囲のSiC粒子
    を、最大粒径より順に2の平方根で除していって区分し
    た場合に、最大粒径より連続した6種の粒径範囲の区分
    の中に全SiC粒子の80〜95重量%を含有し、かつ
    互いに隣り合う粒径範囲の区分に含まれるSiC粒子の
    体積比が、大きい粒径範囲の区分に含まれるSiCの合
    計体積をそのすぐ下の小さい粒径範囲に含まれるSiC
    の合計体積で除した値で0.4〜3.0となる粒度分布
    を有することを特徴とする多孔質SiC焼結体。
  2. 【請求項2】 焼成が、非酸化雰囲気中1800〜23
    00℃でなされた請求項1記載の多孔質SiC焼結体。
  3. 【請求項3】 B系化合物とC系化合物の組合せ又はA
    l化合物を焼結助剤に用いて焼結体とした請求項1記載
    の多孔質SiC焼結体。
  4. 【請求項4】 SiO2 含有率が、0.5重量%以下で
    あることを特徴とする請求項1記載の多孔質SiC焼結
    体。
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