JP2000128407A - 自動送り込み装置 - Google Patents

自動送り込み装置

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JP2000128407A
JP2000128407A JP10304327A JP30432798A JP2000128407A JP 2000128407 A JP2000128407 A JP 2000128407A JP 10304327 A JP10304327 A JP 10304327A JP 30432798 A JP30432798 A JP 30432798A JP 2000128407 A JP2000128407 A JP 2000128407A
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清治 金田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリップでフィルムを把持して延伸させ
る装置等において、簡単な装置でフィルムを確実にクリ
ップに送り込むことができ、フィルムにゴミ等が落下す
ることがなく、かつ、フィルム幅の変更も容易にできる
自動送り込み装置を提供する。 【解決手段】 自動送り込み装置1は、上流側に駆動ニ
ップロール4と従動パスロール5とが設けられるととも
に、下流側に駆動ニップロール6と従動パスロール7が
設けられ、また、レーザヘッド10が幅方向に移動自在
に設けられている。従動パスロール7の近傍には、フィ
ルム3を回収側へ向かわせる振り分けロール12が設け
られ、振り分けロール12の斜め下方には、フィルム3
を横延伸装置2側へ向かわせるテンター振り分けロール
15が設けられている。振り分けロール12及び振り分
け用プッシュロール13近傍に、ガイドシューター18
の上流側端部が位置し、このガイドシューター18は途
中で逆Z状に折り返された後その下流側端部が横延伸装
置2の搬入側端部に隣接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横延伸装置等の、
フィルムの両側をクリップで固定しつつ搬送する装置
へ、フィルムを送り込む自動送り込み装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、ウェブ状のフィルムをクリップ
で把持して巾方向に延伸する横延伸装置は、オーブンと
オーブン内を走行する多数のクリップとで構成されてい
る。そして、連続的に送られてくるフィルムは、オーブ
ン入口前で両側のクリップに噛み込まれて把持され、ク
リップの走行にともなってオーブン内で巾方向に延伸さ
れた後、出口で解放されて次の工程に送られる。
【0003】従来、このような横延伸装置へフィルムを
送り込んでクリップで把持する技術としては、特公昭5
7−57260号公報、特開昭63−15727号公報
等に開示されているように、複数のコンベアベルトを組
み合わせた機構を用い、手動又は半自動で横延伸装置の
クリップにフィルムを送り込むものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の横延伸
装置へフィルムを送り込む技術では、フィルムのカール
による搬送不良が発生したり、フィルムの幅が広い場合
フィルムの両側にクリップを噛み込ませることが困難で
あった。また、コンベア類がフィルム上下に位置するた
め、ゴミ等の落下によりフィルムが汚染される場合があ
った。さらに、装置が複雑であるので、製作が面倒で、
かつフィルム幅を変更することもガイド板、ベルトの位
置変更等が必要となり面倒であり、また非常に危険を伴
う作業であった。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決し、簡単な
装置でフィルムを確実にクリップに送り込むことがで
き、フィルムにゴミ等が落下することがなく、かつ、フ
ィルム幅の変更も容易にできる自動送り込み装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、本発明の自動送り込み装置
は、フィルムの両側を複数のクリップで把持しつつ搬送
する装置の上流側に設けられるものであって、フィルム
の幅方向に移動自在に設けられたフィルム裁断手段と、
該裁断手段で形成された小幅フィルム部を一方のクリッ
プへ案内するガイドシューターと、該ガイドシューター
内でフィルムを搬送するフィルム搬送手段とを具備する
ことを特徴として構成されている。
【0007】また、本発明のフィルムの自動送り込み方
法は、フィルムの先端部に一方の側端を有しかつフィル
ム全幅より狭い小幅フィルム部を形成し、該小幅フィル
ム部を、フィルムの両側を複数のクリップで把持しつつ
搬送する装置の一方のクリップに送り込みその外側の側
端をクリップで把持し、その後小幅フィルム部と反対側
のフィルムの側端を他方のクリップで把持することを特
徴として構成されている。
【0008】本発明は、フィルムを、フィルムの両側を
複数のクリップで把持しつつ搬送する装置に送り込む
際、まずフィルム先端部に小幅フィルム部を形成し、こ
の小幅フィルム部の外側端をクリップに把持させ、その
後小幅フィルム部に続く全幅のフィルムの他の外側端を
クリップに把持させることにより、簡単な装置で極めて
容易にフィルムをクリップに把持させる。
【0009】
【発明の実施の形態】フィルム裁断手段は、フィルムを
裁断できるものであればよく、例えば、レーザーによる
裁断、超高圧水、糸ノコギリ、熱線等が考えられる。
【0010】ガイドシューターは、小幅フィルムを案内
するもので、フィルムの上下左右方向の動きを規制でき
るものであればよい。
【0011】フィルム搬送手段は、ガイドシューター内
でフィルムを搬送するためのもので、ロール、ベルト、
これらを組み合わせたもの等、各種搬送手段を採ること
ができる。
【0012】フィルムの両側を複数のクリップで把持し
つつ搬送する装置としては、例えば、横延伸装置、乾燥
装置等があげられる。
【0013】本発明の自動送り込み装置に適用できるフ
ィルムは、熱可塑性樹脂からなるフィルムで、厚さ40
0μm以上のものが好ましく、厚さ600μm以上のも
のが特に好ましい。
【0014】本発明の自動送り込み装置の一実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0015】図1は自動送り込み装置の全体構成を示す
斜視図、図2はレーザヘッド部分の拡大側面図、図3は
ガイドシューターの断面図、図4はガイドシューターの
側方から見た断面図、図5はガイドシューターの上方か
ら見た断面図、図6はレーザの動作を示す模式図、図7
はフィルムの裁断状態を示すフィルムの平面図である。
【0016】図1において、符号1は自動送り込み装
置、符号2は、自動送り込み装置1によりフィルム3が
送り込まれる横延伸装置である。
【0017】自動送り込み装置1は、上流側(フィルム
3が搬送されて来る側、以後同様)に駆動ニップロール
4と従動パスロール5とが設けられるとともに、下流側
(フィルム3が搬送されて行く側、以後同様)に少しの
距離を隔てて同様に駆動ニップロール6と従動パスロー
ル7が設けられ、また、これらの間には、図2に示すよ
うに、2個の上側レーザガイド8、8と下側レーザガイ
ド9が上下動自在に対向して設けられ、さらに上側レー
ザガイド8、8の間にはレーザヘッド10が幅方向(フ
ィルムの搬送方向と直角方向、以後同様)に移動自在に
設けられている。また、下側レーザガイド9のレーザヘ
ッド10に対向する位置には、煙排出用の溝9aが形成
され、さらにこの溝9aから煙を吸引するサクションホ
ース11が設けられている。
【0018】従動パスロール7の近傍には、フィルム3
を回収側へ向かわせる振り分けロール12及びレーザー
で切断されたフィルム3のバリ等による、振り分け不良
を除去する振り分け用プッシュロール13が略上下方向
に回動自在に設けられ、振り分けロール12には従動パ
スロール7まで略達するガイド板14が取付けられてい
る。この振り分けロール12の斜め下方には、フィルム
3を横延伸装置2側へ向かわせるテンター振り分けロー
ル15が略上下方向に回動自在に設けられるとともに、
このテンター振り分けロール15の下方に、引取用駆動
ロール16及び引取用従動ニップロール17が設けられ
ている。この引取用従動ロール17は、エアシリンダ
(図示せず)で引取用駆動ロール16に圧着自在に設けら
れており、またゴムで形成され、その表面には溝が穿設
されている。
【0019】また、振り分けロール12及び振り分け用
プッシュロール13近傍に、ガイドシューター18の上
流側端部が位置し、このガイドシューター18は途中で
逆Z状に折り返された後その下流側端部が横延伸装置2
の搬入側端部に隣接している。
【0020】ガイドシューター18は、小幅フィルム3
aが入り込む上流側端部がラッパ状に広く形成されてお
り、すなわち、上流側端部は300mmの幅に形成され
るとともに、それより下流側は約230mmの幅に形成
されている。また、このガイドシューター18は、図3
に示すように、シューター本体18aと、このシュータ
ー本体18aに回動自在に設けられて側方の開口部を開
閉する側板18bとからなり、この側板18bはエアシ
リンダ18cで駆動されるようになっている。そして、
シューター本体18aは位置決め用エアハイドロシリン
ダ18dに連結され、幅方向に進退するようになってい
る。
【0021】また、ガイドシューター18は、図5に示
すように、複数に分割されて構成され、その各ガイドシ
ューター18を構成する部材は、小幅フィルム3aが引
っ掛からないように上流側端部が広くなったラッパ状に
形成されている。そして、ガイドシューター18の高さ
は約50mm(20〜80mmの範囲で可能)に形成さ
れている。
【0022】ガイドシューター18は、図4に示すよう
に、略密閉状態に形成されているが、各種ロール19、
21、20、23、25が設けられた個所には、小幅フ
ィルム3aが入り込まないようにMCナイロン等からな
る柔らかい材質で形成された巻き込み防止部18eが設
けられている。また、シューター本体18aの内面は、
摩擦抵抗を軽減させるために、略半球状の滑り部18f
が所定間隔で設けられている。なお、半球状の滑り部1
8fを設ける代わりにテフロンシートを貼ったり、ニタ
ックス処理を行ってもよい。
【0023】このガイドシューター18の逆Z字状に折
り返された部分には、上流側から下流側へ行くにしたが
って、クラッチ付ロール19、クラッチ付ロール20、
クラッチ付ロール21及びこのロール21に着脱自在な
ガイドベルト22、クラッチ付ロール23及びこのロー
ル23に着脱自在なガイドベルト24並びにクラッチ付
ロール25が順次設けられている。このガイドベルト2
2、24は、ロールに傷のつけにくいシームレスベルト
等でフィード力のあるものが好ましい。
【0024】横延伸装置2は、両側にクリップチェーン
30、30が設けられ、このクリップチェーン30、3
0の先端近傍にクリップクローザー31、31が設けら
れている。また、クリップチェーン30、30の先端両
側に隣接して、幅方向に進退自在なEPCヘッド32、
32が設けられ、さらに、ガイドシューター18に対応
する側には、サクションコンベア33及びこのサクショ
ンコンベア33にフィルム3を押しつけるガイド付押付
けロール34が設けられ、また、反対側にはガイド板3
5が設けられている。
【0025】次に、以上のような自動送り込み装置でフ
ィルムを横延伸装置に送り込む方法に付いて説明する。
【0026】まず、フィルム3が回収方向に搬送されて
いるとする。このとき、フィルム3は駆動ニップロール
4、6を通り回収系への振り分けロール12で下方に曲
げられた後、引取用駆動ロール16及び引取用従動ニッ
プロール17を通って回収されている。また、レーザー
ガイド板8、9は上下方向に移動させられて離れた状態
にあり、ガイドシューター18はフィルム3の搬送路か
ら側方に離れた位置に移動させられている。さらに、ガ
イドベルト22、24は各クラッチ付ロール21、23
から離脱した状態にある。
【0027】以上のようなフィルム3が回収系に搬送さ
せられている状態から、フィルム3を横延伸装置2に送
り込むには、まず、フィルム3より離れた位置に待機さ
せていたガイドシューター18を、フィルム3巾に対応
して側方に水平移動させ、そして停止させる。このと
き、ガイドシューター18の移動はエアハイドロシリン
ダー、モーター等(図示せず)で行い、停止位置はリミ
ットスイッチ、光電管等(図示せず)で検出する。ガイ
ドシューター18の位置が決まると、それと同時にクラ
ッチ付ロール19、21、20、23のクラッチが入
り、クリップチェーン30より約10〜50%速いスピ
ードでモーター(図示せず)により回転するとともに、
離脱していたガイドベルト22、24が駆動され、移動
して回転しているクラッチ付ロール21、23に圧着状
態となる。
【0028】また、フィルム3の両側端の位置に合わせ
てクリップチェーン30の位置を決める。テンターのレ
ール巾はフィルム巾に対し、手動もしくは自動により設
定する。べース巾よりも20%、好ましくは10%狭く
位置を決める。さらに、ガイド板付サクションコンベア
33を下方より上昇させ、テンタークリップチェーン3
0の噛み込み高さにセットし、その後運転状態にする。
このサクションコンベア33の速度は、クリップチェー
ン30の速度の約10%速い速度に調整してある。ま
た、クリップクローザー31、31はセットされ、EP
Cヘッド32、32は側方へ待避した状態となってい
る。
【0029】以上のような状態で、振り分けロール12
を上方へ逃がすとともに、テンター振り分けロール15
を上昇させ、フィルム3を横延伸装置2方向へ切り換え
る。次に、上側レーザーガイド板8と下側レーザーガイ
ド板9をフィルム3に接近させ、下側レーザーガイド板
9をフィルム3に接触させてフィルム3の波打ちによる
レーザーの裁断時の焦点の変動を防止できるようにす
る。
【0030】そして、レーザーヘッド6を図6に示すよ
うに移動させてフィルム3を裁断する。すなわち、図6
において、a点はフィルム3の進行方向に向かって右側
端(図1中左側端)を表し、c点はフィルム3の進行方
向に向かって左側端(図1中右側端)を表し、b点は中
間点を表している。まず、ビームONの状態でa点から
b点まで移動させ、図7に示すように裁断線dを形成
し、次にビームON状態のままでb点で所定時間停止さ
せ、図6に示すように、裁断線eを形成する。これによ
り、小幅フィルム部3aが形成される。この小幅フィル
ム部3aは、ガイドシューター18に振り分けられ、ク
ラッチ付ロール21、23等でフィードされガイドシュ
ーター18内を通ってサクションコンベア33上に搬送
される。サクションコンベア33は、クリップチェーン
30に対し噛み入れる方向になるよう角度を付けられて
おり、確実にクリップに噛み込まれる。このとき、フィ
ルム3の小幅フィルム3a以外の部分は、従来通り引取
用駆動ロール16で回収系へ搬送されている。
【0031】小幅フィルム部3aがクリップチェーン3
0に噛み込まれた後、レーザーヘッド10をビームON
の状態でb点からc点まで移動させ、図7に示すよう
に、裁断線fを形成し、フィルム3の全幅とする。この
時、ガイドシューター18の側板18bは開いた状態に
なっている。
【0032】フィルム3が搬送されて他方の側端部がク
リップチェーン30に噛み込まれたらサクションコンベ
ア33を下げ、EPCヘッド32を自動とする。また、
レーザーガイド板8、9は離脱するとともにレーザーヘ
ッド10は元のa点へ復帰し、かつ、振り分けロール1
5も下降する。
【0033】次に、横延伸装置2が停止する等して、自
動送り込み装置1を停止させる場合について説明する。
【0034】もし、横延伸装置2が停止した場合、フィ
ルム3は、自動送り込み装置1で連続的に搬送されてい
る状態にあるので、テンデンシロール25と横延伸機の
間で弛んで来る(なお、ロール5の上流に弛み吸収用の
ダンサーロールを設けてもよいが、ニップロール4、6
が素早く入り、フィルム3の蛇行等を妨げればダンサー
ロールを設けなくてもよい。)。このような状態になっ
た時、まず、振り分けロール12を下降させてフィルム
3の流れを回収系へ変更し、同時に回収系のスリッター
及び粉砕機(図示せず)を運転させる。
【0035】次に、レーザーガイド板8、9をフィルム
3に接近させ、ビームONにしてレーザーヘッド10を
約40m/sec.で走行させる。すると、下流側のフ
ィルム3はロール7とロール19で張力をかけられてい
るので、横延伸機2へ送られるが、上流側のフィルム3
は、裁断された先頭の三角形の個所が振り分けロール1
2と一体になっているガイド板により、回収系へと連続
的に振り分けられ、引取ロール16、17を介して回収
系スリッター、粉砕機等へ振り分けられる。また、この
とき、振り分けプッシュロール13により、レーザーに
よる溶着バリ等による振分不良を防止する。
【0036】この振り分けが終了したら、振り分けロー
ル12を上昇させ、レーザーヘッド10を初期のa点に
戻し、レーザーガイド板8、9も離脱させる。そして、
ロール19、21は所定時間回転した後停止する。
【0037】
【発明の効果】本発明は、フィルムを、フィルムの両側
を複数のクリップで把持しつつ搬送する装置のクリップ
に確実に把持させることができ、かつ、フィルムがゴミ
等で汚れることがなく、また、簡単な構造であるので、
製造が容易でかつ幅の変更も極めて簡単に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動送り込み装置の一実施例の全体
構成を示す斜視図。
【図2】 本発明の自動送り込み装置の一実施例に用い
られたレーザーヘッド部分の側面図。
【図3】 本発明の自動送り込み装置の一実施例に用い
られたガイドシューターの断面図。
【図4】 本発明の自動送り込み装置の一実施例に用い
られたガイドシューターの側方から見た断面図。
【図5】 本発明の自動送り込み装置の一実施例に用い
られたガイドシューターの上方から見た断面図。
【図6】 レーザーによる裁断方法を示す図。
【図7】 レーザーによる裁断方法を示す図。
【符号の説明】
1……自動送り込み装置 2……横延伸装置 3……フィルム 3a…小幅フィルム部 10…レーザーヘッド 12…振り分けロール 15…テンター振り分けロール 18…ガイドシューター 30…クリップチェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江上 秀男 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 兜森 真州雄 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 3F103 AA03 BD01 BD04 BD10 BD12 3F104 AA03 BA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの両側を複数のクリップで把持
    しつつ搬送する装置の上流側に設けられるものであっ
    て、フィルムの幅方向に移動自在に設けられたフィルム
    裁断手段と、該裁断手段で形成された小幅フィルム部を
    一方のクリップへ案内するガイドシューターと、該ガイ
    ドシューター内でフィルムを搬送するフィルム搬送手段
    とを具備することを特徴とする自動送り込み装置
  2. 【請求項2】 フィルムの先端部に一方の側端を有しか
    つフィルム全幅より狭い小幅フィルム部を形成し、該小
    幅フィルム部を、フィルムの両側を複数のクリップで把
    持しつつ搬送する装置の一方のクリップに送り込み、そ
    の外側の側端をクリップで把持し、その後小幅フィルム
    部と反対側のフィルムの側端を他方のクリップで把持す
    ることを特徴とするフィルムの自動送り込み方法
  3. 【請求項3】 該フィルム裁断手段とフィルムをクリッ
    プへ案内する該ガイドシューターとの間に、該ガイドシ
    ューター又は回収系へのフィルム搬送経路を変更できる
    振り分け手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    フィルムの自動送り込み装置
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