JP3169034B2 - ウエブのパスライン変更方法及びその装置 - Google Patents

ウエブのパスライン変更方法及びその装置

Info

Publication number
JP3169034B2
JP3169034B2 JP11858793A JP11858793A JP3169034B2 JP 3169034 B2 JP3169034 B2 JP 3169034B2 JP 11858793 A JP11858793 A JP 11858793A JP 11858793 A JP11858793 A JP 11858793A JP 3169034 B2 JP3169034 B2 JP 3169034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
cutting
cut
width
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11858793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06329311A (ja
Inventor
恒雄 乾
秀男 江上
真州雄 兜森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11858793A priority Critical patent/JP3169034B2/ja
Publication of JPH06329311A publication Critical patent/JPH06329311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3169034B2 publication Critical patent/JP3169034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエブのパスライン変更
方法及びその装置に係り、特にウエブ横延伸装置で横延
伸されたウエブの状態に応じてウエブのパスラインを変
更するウエブのパスライン変更方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ウエブ横延伸装置として、例えば特開昭
62-152721 号公報に開示されたものがある。このウエブ
横延伸装置は、連続的に送られてくる延伸前のウエブの
幅方向両縁部を一対のクリップによって把持し、このク
リップでウエブを幅方向に延伸するように構成されてい
る。
【0003】次に、前記ウエブ横延伸装置のウエブ出口
部に於ける主なウエブ処理作業について説明する。
【0004】延伸前のウエブをウエブ横延伸装置の入
口部に挿入する時にウエブが破れた場合、この破れた部
分を出口部で装置外へ取り出して切断して取り除く作
業。
【0005】正常に延伸されたウエブの両端部の耳ト
リムウエブ(ウエブ横延伸装置の出口部近傍に設置され
た一対のカッターで、延伸されたウエブを所定の製品幅
に裁断する際に生じるウエブ両端の短冊状ウエブ)を製
品ウエブから切り離し、製品ウエブのパスラインとは別
のパスラインで搬送する作業。
【0006】所定幅に形成された製品ウエブの先端部
を、製品ウエブのパスラインを介して次工程のウエブ巻
取装置の入口部に案内する作業。
【0007】ウエブ横延伸装置の作動中にウエブ巻取
装置が停止した場合、ウエブ横延伸装置を停止させない
で製品ウエブを製品ウエブのパスラインから切り離し
て、別のパスラインで連続搬送する作業。
【0008】ウエブ延伸中にウエブが破れた場合、ウ
エブ横延伸装置を停止させないで製品ウエブを製品ウエ
ブのパスラインから切り離して、また、耳トリムウエブ
を耳トリムウエブ処理パスラインから切り離して、別の
パスラインで連続搬送する作業。
【0009】等がある。尚、破れウエブ及び耳トリムウ
エブは、粉砕機で粉砕処理されて回収原料として再使用
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウエブの処理作業は、人手によって行われているので多
くの人手を要し、また危険な作業が多いので作業者を危
険にさらすという欠点がある。
【0011】一方、最近では、要求される製品ウエブの
大型化により処理対象となるウエブの容積・重量が増大
していることと、ウエブ製造速度の高速化が要求されて
いることによって、前記作業を人手で行うことが不可能
になる。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ウエブの状態に応じてウエブのパスラインを自
動で変更できるウエブのパスライン変更方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、り出される連続ウエブのパスライン
を、製品ウエブが供給される製品ウエブ供給工程と、ウ
エブの両端部が粉砕される両端部粉砕手段と、破れたウ
エブ全体が粉砕される全体粉砕手段との間で変更するウ
エブのパスライン変更方法において、前記送り出される
連続ウエブの破れを検出する検出手段を設け、該検出手
段によってウエブの破れが検出されると、該検出手段の
後段に配設された耳トリム用裁断カッターによる前記送
り出される連続ウエブの両端部の裁断を停止させるとと
もに、第3の幅方向切断用カッターによってウエブの両
端部を幅方向に切断して前記工程から送り出される連続
ウエブ全体を中央部案内コンベアと両端部案内コンベア
を介して前記全体粉砕手段に搬送し、その後、前記検出
手段によってウエブの破れが検出されなくなると、前記
検出手段の後段に配設された一対の裁断カッターにより
ウエブの略中央部を所定の小幅のウエブに裁断し、前記
送り出される連続ウエブの両端部を前記耳トリム用裁断
カッターによって裁断するとともに、前記両端部案内コ
ンベアを退避させ、前記裁断カッターで裁断された小幅
のウエブに中央ローラを当接させ、中央ローラを移動さ
せて前記小幅のウエブの経路を前記製品ウエブ供給工程
の方向に迂回させ、前記耳トリム用裁断カッターによっ
て裁断された両端部に側方ローラを当接させ、側方ロー
ラを移動させて前記両端部の経路を前記両端部粉砕手段
の方向に迂回させ、前記製品ウエブ供給の方向に迂回し
た小幅のウエブを第2の幅方向切断用カッターで切断
し、その切断した小幅のウエブの先端とリーダウエブの
後端とを接着し、前記リーダウエブを所定の経路に沿っ
て移動させることにより前記小幅のウエブを前記製品ウ
エブ供給工程に通すとともに、前記一対の裁断カッター
による裁断幅を製品ウエブの幅まで徐々に広げるように
し、前記両端部粉砕手段の方向に迂回した両端部の幅方
向を前記第3の幅方向切断用カッターで切断し、その切
断した両端部を前記側方ローラと対向する駆動ローラを
介して前記両端部粉砕手段に搬送するようにしたことを
特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、検出手段によって、送り出さ
れる連続ウエブの破れが検出されると、耳トリム用裁断
カッターによる前記送り出される連続ウエブの両端部の
裁断を停止させる。そして、第3の幅方向切断用カッタ
ーによってウエブの幅方向を切断し、送り出される連続
ウエブ全体を中央部案内コンベアと両端部案内コンベア
を介して全体粉砕手段に搬送する。これにより、破れウ
エブ全体を全体粉砕手段の方向にパスライン変更して、
全体粉砕手段で粉砕処理することができる。
【0015】その後、検出手段によってウエブの破れが
検出されなくなると、一対の裁断カッターによりウエブ
の略中央部を所定の小幅のウエブに裁断する。そして、
送り出される連続ウエブの両端部を前記耳トリム用裁断
カッターによって裁断するとともに、前記両端部案内コ
ンベアを退避させる。次に、裁断カッターで裁断された
小幅のウエブに中央ローラを当接させた後、中央ローラ
を移動させて小幅のウエブの経路を製品ウエブ供給工程
の方向に迂回させ、第2の幅方向切断用カッターで切断
し、その切断した小幅のウエブの先端とリーダウエブの
後端とを接着する。そして、リーダウエブを所定の経路
に沿って移動させて小幅のウエブを製品ウエブ供給工程
に通すとともに、前記一対の裁断カッターによる裁断幅
を製品ウエブの幅まで徐々に広げる。これにより、製品
ウエブを製品ウエブ供給工程の方向にパスライン変更す
ることができる。
【0016】また、前記耳トリム用裁断カッターによっ
て裁断された両端部に、側方ローラを当接させ、その
後、側方ローラを移動させて前記両端部の経路を前記両
端部粉砕手段の方向に迂回させ、両端部の幅方向を前記
第3の幅方向切断用カッターで切断し、その切断した両
端部を前記側方ローラと対向する駆動ローラを介して前
記両端部粉砕手段に搬送する。これにより、ウエブの両
端部を両端部粉砕手段の方向にパスライン変更して、両
端部粉砕手段で粉砕処理することができる。
【0017】一方、前記製品ウエブ供給工程が停止する
と、前記耳トリム用裁断カッターによる連続ウエブの両
端部の裁断を停止させるとともに、第1の幅方向切断用
カッターによってウエブの幅方向を切断して送り出され
る連続ウエブ全体を中央部案内コンベアと両端部案内コ
ンベアを介して前記全体粉砕手段に搬送する。
【0018】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るウエブの
パスライン変更方法及びその装置の好ましい実施例につ
いて詳説する。
【0019】図1は本発明に係るウエブのパスライン変
更装置に適用されたウエブ横延伸装置10、ウエブ送出
し機構12、CPU(制御手段に相当)14及び粉砕機
(全体粉砕手段に相当)16の配設位置を示した上面図
であり、図2、図3は図1のウエブ送出し機構12の斜
視図である。
【0020】〔ウエブ横延伸装置〕 図1に示すようにウエブ横延伸装置10は、一対の無端
状クリップ18a、18bとウエブ破れを検知するセン
サー(検出手段に相当)20、20…とを有している。
このクリップ18a、18bは、ウエブ横延伸装置10
の入口側(図中左側)10Aでは横延伸前のウエブ22
の幅寸法と略等しい間隔を有しており、また出口側(図
中右側)10Bでは横延伸後のウエブ22の幅寸法とな
るように拡大された間隔を有している。また、クリップ
18a、18bは、前記入口側10Aから連続的に送ら
れるウエブ22の両縁部を把持可能に構成されると共
に、ウエブ22の送り方向にウエブ22の送り速度と同
一速度で走行可能で、その間の距離が次第に拡大されて
いる。
【0021】前記センサー20、20…は、ウエブ横延
伸装置10の略中央部でウエブ22の幅方向に所定の間
隔をもって設けられる。このセンサー20は、例えば、
光学的にウエブ22の破れ又は欠けを検知する光センサ
ーであり、ウエブ22の有無による光の反射率の相違か
らウエブ22が破れ又は欠けたことを検知することがで
きる。また、前記センサー20には、ケーブル24を介
してCPU14が接続されている。このCPU14によ
る制御系統は後述する。
【0022】一方、一対の耳トリムカッター(耳トリム
用裁断カッターに相当)26a、26bがウエブ横延伸
装置10の出口側10Bに配置される。この一対の耳ト
リムカッター26a、26bは、横延伸後のウエブ22
の耳トリムウエブ22b(図4参照)を裁断してウエブ
22を所定の製品幅ウエブ22a(図4参照)に裁断す
る間隔に設けられると共に、出口側10Bに形成された
凹部28a、28bに上下動可能に取付けられている
(図2、図3参照)。従って、耳トリムカッター26
a、26bが、凹部28a、28bからそれぞれ上昇し
た時には前記耳トリムウエブ22bを裁断することがで
き、また下降して凹部28a、28bに収納された時に
は耳トリムウエブ22bを裁断することができない。
尚、耳トリムカッター26a、26bは、図示しないエ
アシリンダのロッド部に接続され、このロッド部の伸縮
作用によって上下動することができる。また、エアシリ
ンダの作動タイミングは、前記CPU14から出力され
る駆動信号によって制御されている。
【0023】一対のウエブ裁断カッター(裁断カッター
に相当)30a、30bが耳トリムカッター26a、2
6bの内側に配置される。このウエブ裁断カッター30
a、30bはウエブ22の幅方向に形成された溝部32
に沿って横行することにより、ウエブ22を小幅ウエブ
から製品幅のウエブ22aに裁断することができる。
尚、ウエブ裁断カッター30a、30bは溝32に上下
動可能に取付けられている。従って、ウエブ裁断カッタ
ー30a、30bが、溝部32からそれぞれ上昇した時
にはウエブ22を裁断することができ、また下降して溝
部32に収納された時にはウエブ22を裁断することが
できない。尚、ウエブ裁断カッター30a、30bは、
図示しない駆動源に接続されて横行駆動されるととも
に、この駆動源の駆動タイミングは、前記CPU14か
ら出力される駆動信号によって制御されている。
【0024】〔ウエブ送出し機構〕 ウエブ送出し機構12は図1に示したように、ウエブ横
延伸装置10の出口側10Bに連結されており、幅広コ
ンベア(中央部案内コンベアに相当)34と一対の幅狭
コンベア(両端部案内用コンベアに相当)36a、36
bとを有している。一対の幅狭コンベア36a、36b
は、略L字形状に形成された一対のガイド板38a、3
8bを介して幅広コンベア34と同一面上に配置され、
ガイド板38a、38bと幅広コンベア34とによって
隙間のない平面を構成している。
【0025】前記幅広コンベア34は、ウエブ22の送
り出し方向と同一方向でウエブ22の幅方向の中央部に
配設されると共に、図2に示すように一対のローラ4
0、42によって張設される。前記ローラ42には図示
しない駆動モータが接続され、この駆動モータからの駆
動力によって幅広コンベア34はウエブ22の送り出し
速度と略同速度で移動することができる前記幅狭コンベ
ア36bは移動ローラ44、46、固定ローラ48、5
0、52とによって張設される。この移動ローラ44、
46は図1に示したCPU14からの駆動信号により図
3に示す位置に移動することができる。これにより、幅
狭コンベア36aは折り畳み可能に構成される。幅狭コ
ンベア36aの構成も小幅コンベア36bと同じなの
で、その説明は省略する。
【0026】一方、折り畳まれた幅狭コンベア36a、
36bとガイド板38a、38bとの間には開口部54
a、54bが形成される。また、開口部54a、54b
の下方にはガイドローラ56a、56bが設けられる。
このガイドローラ56a、56bは、図4に示す耳トリ
ムウエブ22bの幅寸法よりも長めに形成され、図示し
ないシリンダによって上下動可能に取付けられている。
このガイドローラ56a、56bは、幅狭コンベア36
a、36bが図2に示した折り畳み前の状態時には下降
して、コンベア36a、36bの下方に入り込み、ま
た、コンベア36a、36bが図3に示した折り畳み状
態時には上昇して耳トリムウエブ22bのパスローラの
役割をすることができる。
【0027】更に、ガイドローラ56a、56bの下方
には、それぞれ一対のローラ58、60で構成されるニ
ップローラ(駆動ローラに相当)62a、62bが配置
される。このニップローラ62a、62bは、後述する
耳トリムウエブの振り分け機構で振り分けられた耳トリ
ムウエブ22b、22bをニップして小型粉砕機(両端
部粉砕手段に相当)64a、64bに案内することがで
きる駆動ローラである。
【0028】また、図2、図3に示した幅広コンベア3
4と一対の幅狭コンベア36a、36bの上方には、図
中二点鎖線で示すパスローラ66が配置される。このパ
スローラ66は、図示しないシリンダ、ネジ等により情
報に退避できる機構となっており、図1に示したセンサ
20によるウエブ破れ検出時に情報に退避する。
【0029】〔耳トリムウエブの振り分け機構〕 耳トリムウエブの振り分け機構100は、図1に示した
ウエブ送出し機構12の下方に配置され、また、図5に
示す耳トリムカッター26a(26b)の前方に配置さ
れる。この振り分け機構100はアーム102を有し、
このアーム102は耳トリムウエブ22bの送り出し方
向に配設されている。アーム102の基端部102aに
は、アーム102の横移動と回転とを行う回動軸104
が取付けられると共に、その先端部102bにはニップ
ローラ(側方ローラに相当)106と耳トリムウエブの
パスローラ108が回転自在に取付けられる。
【0030】また、前記振り分け機構100は、前記ア
ーム102が回動軸104を支点として図中時計方向回
りに回動し実線で示す位置にくると、耳トリムウエブ2
2bをニップローラ106とパスローラ108とで押し
下げて、耳トリムウエブ22bを前記ニップローラ10
6と該ニップローラ106に対向して設けられたニップ
ローラ110とでニップすることができる。これによ
り、耳トリムウエブ22bのパスラインを直線から山型
に変えることができる。また、カッター(第3の幅方向
切断用カッターに相当)112が、ニップローラ106
とニップローラ110とでニップされた耳トリムウエブ
22bを幅方向に切断可能に設けられている。尚、切断
前の耳トリムウエブ22bは、図1に示した粉砕機16
に送り出され、切断後の耳トリムウエブ22bは、ウエ
ブ速度と略同速度で駆動されるニップローラ110と従
動回転するニップローラ106とにニップされて粉砕機
64に送り込まれる。
【0031】一方、前記回動軸104は図示しない駆動
モータに接続される。この駆動モータと前記カッター1
12は、図1に示したCPU14からの駆動信号によっ
て制御されている。
【0032】〔製品ウエブのパスライン変更機構〕 図6に示すように製品ウエブのパスライン変更機構(変
更機構に相当)68は、ウエブ送出し機構12の下方に
配置される。このパスライン変更機構68はアーム70
を有し、このアーム70は、その長手方向がウエブ22
の送り出し方向と同方向に配設されている。アーム70
の基端部70aには回動軸72が取付けられると共に、
その先端部70bにはニップローラ(中央ローラに相
当)74とパスローラ76とが回転自在に取付けられ
る。
【0033】また、パスライン変更機構68は、前記ア
ーム70が回動軸72を支点として回動し実線で示す位
置で起立すると、ウエブ裁断カッター30a、30bで
切断された小幅ウエブ23をニップローラ74とパスロ
ーラ76とで上昇させ、小幅ウエブ23を前記ニップロ
ーラ74とパスローラ76の上方に設けたニップローラ
78とでニップすることができる。これにより、小幅ウ
エブ23のパスラインを直線から山型に変えることがで
きる。尚、この時の小幅ウエブ23は、図1に示した粉
砕機16に送り出されている。また、ニップローラ78
は、ウエブ速度と略同速度で図示しないモータによって
駆動されており、切断後の小幅ウエブ23の先端部を、
後述するサクションボックス82に吸着させると共に、
待機しているリーダウエブ94上に所定量オーバーラッ
プする位置まで送り込んだ後、停止する。一方、前記回
動軸72は図示しない駆動モータに接続される。この駆
動モータは、図1に示したCPU14からの駆動信号に
よって制御されている。
【0034】起立したパスライン変更機構68の側方に
は、カッター(第2の幅方向切断用カッターに相当)
4が設けられており、このカッター84が移動すること
により小幅ウエブ23を幅方向に切断することができ
る。尚、前記カッター84、ニップローラ78用駆動モ
ータ等は図1に示したCPU14からの駆動信号によっ
て制御されている。
【0035】〔製品ウエブのキャリア装置〕 キャリア装置80は図6に示すように、製品ウエブのパ
スライン変更機構68の上方に配設されており、図7に
示すように一対のガイドロープ86a、86bと渡しロ
ープ88及び前述したサクションボックス82等を有し
ている。
【0036】前記一対のガイドロープ86a、86b
は、複数のプーリ89、89…によってウエブ22の送
り出し方向と同方向に張設されると共に、図示しない駆
動モータによってウエブ22の送り出し速度と略同速度
で回転搬送される。また、一対のガイドロープ86a、
86bは、パスローラ90、92の両側に配置されてい
る。前記渡しロープ88は一対のガイドロープ86a、
86b間に接続されている。
【0037】前記サクションボックス82は図示しない
吸引ポンプに接続されると共に、その表面には図8に示
すように多数の吸引孔82a、82a…が形成される。
従って、吸引ポンプを作動することにより、図6及び図
8に示すリーダウエブ94をサクションボックス82に
吸着させることができる。
【0038】また、リーダウエブ94が支持具95を介
して渡しロープ88に装着されている。このリーダウエ
ブ94は、小幅ウエブ23と略同じ幅寸法に形成され、
またカッター84で切断されてニップローラ74、76
によって送り込まれた小幅ウエブ23の先端部とオーバ
ーラップする。
【0039】前記オーバーラップしたリーダウエブ94
の前面には超音波溶着ホーン96が配置されている。こ
の超音波溶着ホーン96によって、カッター84で切断
された小幅ウエブ23の先端部とリーダウエブ94をオ
ーバーラップ状態で溶着することができる。従って、リ
ーダウエブ94に溶着された小幅ウエブ23は、一対の
ガイドロープ86a、86bで搬送されて次工程の図示
しないウエブ巻取り装置等に送られる。
【0040】次に、前記の如く構成されたウエブのパス
ライン変更装置の作用について説明する。
【0041】先ず、ウエブ横延伸装置10にウエブ22
を通す時、或いはウエブ22の延伸中にウエブ22に破
れ又は欠けが発生した場合について説明する。
【0042】前記ウエブ22の破れ又は欠けは、ウエブ
22の搬送中にその部分が図1に示すセンサー20、2
0…上を通過する際に検知され、その検知情報を示す信
号がセンサー20、20…からCPU14に出力され
る。CPU14は、前記信号に基いてウエブ送出し装置
12を作動制御する。即ち、センサー20、20の後段
に配設されたカッター(第1の幅方向切断用カッターに
相当)85(図11参照)によって、ウエブ横延伸装置
10から送り出される連続ウエブ22を幅方向に切断す
る。そして、破れ又は欠けが発生したウエブ22を、図
9に示すように幅広コンベア34及び幅狭コンベア36
a、36bで粉砕機16に向けて送り出す。これによ
り、前記ウエブ22は粉砕機16で粉砕処理され、その
後、原料として再使用される。
【0043】次に、破れ又は欠けがセンサー20、20
…で検知されなくなると、ウエブ22が正常に横延伸さ
れたことを示す信号がセンサー20、20…からCPU
14に出力される。CPU14は、前記信号に基いてウ
エブ横延伸装置10、ウエブ送出し機構12、耳トリム
ウエブの振り分け機構100、製品ウエブのパスライン
変更機構68、及び製品ウエブのキャリア装置80を作
動制御する。
【0044】即ち、図10に示すウエブ横延伸装置10
の耳トリムカッター26a、26bをそれぞれ凹部28
a、28bから上昇させて、延伸されたウエブ22の幅
方向両端部を裁断する。そして、ウエブ切断カッター3
0a、30bをそれぞれ溝部32から上昇させて小幅ウ
エブ23を形成する。これと同時に、ウエブ送出し機構
12の幅狭コンベア36a、36bを図3に示すように
折り畳み、耳トリムウエブ22b、22bを、図5で示
した耳トリムウエブの振り分け機構100で間隙54
a、54bから図10に示す小型粉砕機64a、64b
に向けて送り出す。
【0045】即ち、アーム102を回動軸104で回動
させ、アーム102の先端部に取付けたニップローラ1
06とパスローラ108で、粉砕機16に送り出し中の
耳トリムウエブ22bを押し下げる。そして、押し下げ
られた耳トリムウエブ22bをカッター112で切り離
すと共に、切り離された耳トリムウエブ22bの先端部
をニップローラ62a(62b)でニップして小型粉砕
機64a、64bに向けて送り出す。これにより、耳ト
リムウエブ22b、22bは小型粉砕機64a、64b
で粉砕処理され、その後、原料として再使用される。
【0046】次に、図6で示した製品ウエブのパスライ
ン変更機構68のアーム70を起立させて、アーム70
の先端部に取付けたパスローラ76で、粉砕機16に送
り出し中の小幅ウエブ23を押し上げる。そして、押し
上げられた小幅ウエブ23を破砕器16へ搬送中の小幅
ウエブ23からカッター84で切り離す。そして、切り
離された小幅ウエブ23の先端部を、製品ウエブのキャ
リア装置80のサクションボックス82により吸着セッ
トされているリーダウエブ94の面上に所定量オーバー
ラップする位置までニップローラ78の回転で送り込
む。そして、超音波溶着ホーン96で前記小幅ウエブ2
3の先端部をリーダウエブ94に溶着する。そして、ガ
イドロープ86a、86bにより小幅ウエブ23をウエ
ブ巻取り装置等の次工程に搬送する。
【0047】前記小幅ウエブ23は図11に示すよう
に、ウエブ裁断カッター30a、30bが耳トリムカッ
ター26a、26bの間隔と同じ間隔を有する位置に移
動するので、徐々にその幅が拡大されて製品ウエブ22
aの幅寸法となる。尚、前記アーム70は、小幅ウエブ
23が溶着した後に元の位置にまで回動する。これによ
り、破れ又は欠けが発生したウエブ22から製品ウエブ
22aを自動で切り離して次工程に円滑に搬送すること
ができる(請求項1、3、5の第2の工程に相当)。
【0048】次いで、製品ウエブ22aの搬送中にウエ
ブ巻取り装置等の下流側工程が停止した場合について説
明する。
【0049】下流側工程が停止すると、CPU14はウ
エブ横延伸装置10、ウエブ送出し機構12、耳トリム
ウエブの振り分け機構100、製品ウエブのパスライン
変更機構68、及び製品ウエブのキャリア装置80を作
動制御する。
【0050】即ち、図12に示す製品ウエブのキャリア
装置68のカッター85でウエブ送出し装置12から送
り出される製品ウエブ22aを切断する。そして、これ
と同時に、図5に示したカッター112で耳トリムウエ
ブ22bを切断すると共に、アーム102を回動軸10
4を支点として図中二点鎖線で示す位置に回動させる。
また、ウエブ横延伸装置10の耳トリムカッター26
a、26bを凹部28a、28bに収納すると共に、図
3に示したウエブ送出し機構12の幅狭コンベア36
a、36bを折り畳み前の長さに伸長する(図2参
照)。これにより、ウエブ送出し装置10からのウエブ
22は、図12に示すように下流側に送り出されること
なく、また耳トリムカッター26a、26bで切断され
ることなく、幅広コンベア42及び幅狭コンベア36
a、36bで粉砕機16に送り出される。
【0051】尚、耳トリムウエブ22bは、粉砕機64
で連続粉砕させても良い。
【0052】下流側の工程が再始動すれば、前述したと
同様にCPU14でウエブ横延伸装置10、ウエブ送出
し装置12、耳トリムウエブの振り分け機構100、製
品ウエブのパスライン変更機構68、及び製品ウエブの
キャリア装置80を制御することにより、製品ウエブ2
2aを次工程に、また耳トリムウエブ22bを小型粉砕
機64a、64bに円滑に搬送することができる。
【0053】このように本実施例では、ウエブ横延伸装
置10、ウエブ送出し機構12、耳トリムウエブの振り
分け機構100、製品ウエブのパスライン変更機構6
8、及び製品ウエブのキャリア装置80を、ウエブ22
の状態及び下流側の作動状態に応じて、CPU14で作
動制御するようにしたので、従来では人手によって行わ
れていたウエブの処理作業を自動で、且つ円滑に行うこ
とができる。
【0054】尚、本実施例で説明した製品ウエブのパス
ライン変更機構68のカッター84を多角形刃を用いる
ことで厚いウエブ22(Max2mm程度)でも高速で
良好に切断することができる。
【0055】また、本実施例では小幅ウエブ23とリー
ダウエブ94との接続を超音波溶着で行うようにしたの
で、粘着テープや縫合等によって接続していた従来の接
合方法よりも、その接合に異物が混入するのを防止する
ことができる。従って、パスロールに異物が付着するの
を防止することができる。
【0056】更に、図3に示した幅狭コンベア36a、
36bの折り畳み構造は、本実施例に限られるものでは
なく、小型のコンベアを直線上に並設してウエブ横延伸
装置10側のコンベアを折り畳む構造としても良い。ま
た、幅狭コンベア36a、36bを折り畳むのではな
く、所定の位置に旋回支点を設けて全体を旋回させ、間
隙54a、54bを形成するようにしても良い。
【0057】また、幅狭コンベア36a、36bは、横
延伸装置10の出口寸法と粉砕器16の入口寸法に応じ
て、そのレイアウト(傾斜角度、間隔等)を変更しても
良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るウエブ
のパスライン変更方法及びその装置によれば、検出手段
によって、送り出される連続ウエブの破れが検出される
と、耳トリムカッターによる前記送り出される連続ウエ
ブの両端部の切断を停止させ、そして、第3の幅方向切
断用カッターによってウエブの幅方向を切断し、送り出
される連続ウエブ全体を中央部案内コンベア及び両端部
案内コンベアを介して全体粉砕手段に搬送するようにし
たので、破れウエブ全体を全体粉砕手段の方向にパスラ
イン変更して、全体粉砕手段で粉砕処理することができ
る。
【0059】また、検出手段によってウエブの破れが検
出されなくなると、裁断カッターで切断された小幅のウ
エブの経路を製品ウエブ供給工程の方向に迂回させて第
2の幅方向切断用カッターで切断し、その切断した小幅
のウエブの先端とリーダウエブの後端とを接着し、リー
ダウエブを所定の経路に沿って移動させて小幅のウエブ
を製品ウエブ供給工程に通すとともに、前記一対の裁断
カッターによる切断幅を製品ウエブの幅まで徐々に広げ
るようにしたので、製品ウエブを製品ウエブ供給工程の
方向にパスライン変更して搬送することができる。
【0060】また、前記耳トリムカッターによって切断
された両端部の経路を両端部案内コンベア後退後、前記
両端部粉砕手段の方向に迂回させ、前記第3の幅方向切
断用カッターで切断し、その切断した両端部を両端部粉
砕手段に搬送する。これにより、ウエブの両端部を両端
部粉砕手段の方向にパスライン変更して、両端部粉砕手
段で粉砕処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウエブのパスライン変更装置に適
用されたウエブ横延伸装置の実施例を示す上面図
【図2】本発明に係るウエブのパスライン変更装置に適
用されたウエブ送出し機構の実施例を示す斜視図
【図3】本発明に係るウエブのパスライン変更装置に適
用されたウエブ送出し機構の実施例を示す斜視図
【図4】本発明に係るウエブのパスライン変更装置で耳
トリムウエブが小型粉砕機に送り出されている実施例を
示す説明図
【図5】本発明に係るウエブのパスライン変更装置に適
用された耳トリムウエブの振り分け機構の実施例を示す
説明図
【図6】本発明に係るウエブのパスライン変更装置に適
用された製品ウエブのパスライン変更機構の実施例を示
す説明図
【図7】本発明に係るウエブのパスライン変更装置に適
用された製品ウエブのキャリア装置の実施例を示す説明
【図8】製品ウエブのキャリア装置に取付けられたサク
ションボックスの実施例を示す斜視図
【図9】本発明に係るウエブのパスライン変更装置で破
れウエブが粉砕機に送り出されている実施例を示す説明
【図10】本発明に係るウエブのパスライン変更装置で
小幅ウエブのパスラインが変更された実施例を示す説明
【図11】本発明に係るウエブのパスライン変更装置で
製品ウエブが製品ウエブのパスラインに送り出されてい
る実施例を示す説明図
【図12】本発明に係るウエブのパスライン変更装置で
製品ウエブ送り出し中に下流側工程が停止した時の処理
状態を示す説明図
【符号の説明】
10…ウエブ横延伸装置 12…ウエブ送出し機構 14…CPU 16、64a、64b …粉砕機 18a、18b…クリップ 26a、26b…耳トリムカッター 30a、30b…ウエブ裁断カッター 34…幅広コンベア 36a、36b…幅狭コンベア 56a、56b…ガイドローラ 66…パスローラ 68…製品ウエブのパスライン変更機構 70…アーム 72…回動軸 80…製品ウエブのキャリア装置 82…サクションボックス 94…リーダウエブ 96…超音波溶着ホーン 100…耳トリムウエブの振り分け機構 112…カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 20/00 B65H 26/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 り出される連続ウエブのパスライン
    を、製品ウエブが供給される製品ウエブ供給工程と、破
    れたウエブが供給される破れウエブ供給工程との間で変
    更するウエブのパスライン変更方法において、 前記送り出される連続ウエブの破れを検出する検出手段
    を設け、該検 出手段によってウエブの破れが検出されると、前
    出手段の後段に配設された第1の幅方向切断用カッタ
    ーにより前記送り出される連続ウエブを幅方向に切断
    し、 前記第1の幅方向切断用カッターで切断された後に前
    り出される連続ウエブを前破れウエブ供給工程に案
    内し、 その後、前記検出手段によってウエブの破れが検出され
    なくなると、前記検出手段の後段に配設された一対の
    カッターによりウエブの略中央部を所定の小幅のウエ
    ブに裁断し、 前記裁断カッターで裁断された小幅のウエブに中央ロー
    ラを当接させ、該中央ローラを移動させて前記小幅のウ
    エブの経路を前記製品ウエブ供給工程の方向に迂回さ
    せ、 前記製品ウエブ供給工程の方向に迂回した小幅のウエブ
    第2の幅方向切断用カッターで切断し、その切断した
    小幅のウエブの先端とリーダウエブの後端とを接着し、 前記リーダウエブを所定の経路に沿って移動させること
    により前記小幅のウエブを前記製品ウエブ供給工程に通
    すとともに、前記一対の裁断カッターによる裁断幅を製
    品ウエブの幅まで徐々に広げるようにしたことを特徴と
    するウエブのパスライン変更方法。
  2. 【請求項2】 り出される連続ウエブの全体を粉砕可
    能な全体粉砕手段と、前記送り出される連続ウエブから
    切り離された両端部を粉砕する両端部粉砕手段と、前
    り出される連続ウエブの破れを検出する検出手段とを
    有し、 前記検出手段によってウエブの破れが検出されると、
    出手段の後段に配設された耳トリム用裁断カッターに
    よる前記送り出される連続ウエブの両端部の裁断を停止
    させるとともに、第3の幅方向切断用カッターによって
    ウエブの両端部を幅方向切断して前記送り出される連
    続ウエブ全体を中央部案内コンベアと両端部案内コンベ
    アを介して前記全体粉砕手段に搬送し、 前記検出手段によってウエブの破れが検出されなくなる
    と、前記送り出される連続ウエブの両端部を前記耳トリ
    ム用裁断カッターによって裁断するとともに、前記両端
    部案内コンベアを退避させ、 前記耳トリム用裁断カッターによって裁断された両端部
    側方ローラを当接させ、該側方ローラを移動させて前
    記両端部の経路を前記両端部粉砕手段の方向に迂回さ
    せ、 前記両端部粉砕手段の方向に迂回した両端部の幅方向を
    前記第3の幅方向切断用カッターで切断し、その切断し
    た両端部を前記ローラと対向する駆動ローラを介して前
    両端部粉砕手段に搬送するようにしたことを特徴とす
    るウエブのパスライン変更方法。
  3. 【請求項3】 り出される連続ウエブのパスライン
    を、製品ウエブが供給される製品ウエブ供給工程と、ウ
    エブの両端部が粉砕される両端部粉砕手段と、破れたウ
    エブ全体が粉砕される全体粉砕手段との間で変更するウ
    エブのパスライン変更方法において、 前記送り出される連続ウエブの破れを検出する検出手段
    を設け、該検 出手段によってウエブの破れが検出されると、該検
    出手段の後段に配設された耳トリム用裁断カッターによ
    る前記送り出される連続ウエブの両端部の裁断を停止さ
    せるとともに、第3の幅方向切断用カッターによってウ
    エブの両端部を幅方向切断して前記工程から送り出さ
    れる連続ウエブ全体を中央部案内コンベアと両端部案内
    コンベアを介して前記全体粉砕手段に搬送し、 その後、前記検出手段によってウエブの破れが検出され
    なくなると、前記検出手段の後段に配設された一対の
    カッターによりウエブの略中央部を所定の小幅のウエ
    ブに裁断し、前記送り出される連続ウエブの両端部を前
    耳トリム用裁断カッターによって裁断するとともに、
    前記両端部案内コンベアを退避させ、 前記裁断カッターで裁断された小幅のウエブに中央ロー
    ラを当接させ、該中央ローラを移動させて前記小幅のウ
    エブの経路を前記製品ウエブ供給工程の方向に迂回さ
    せ、 前記耳トリム用裁断カッターによって裁断された両端部
    側方ローラを当接させ、該側方ローラを移動させて前
    記両端部の経路を前記両端部粉砕手段の方向に迂回さ
    せ、 前記製品ウエブ供給の方向に迂回した小幅のウエブを
    2の幅方向切断用カッターで切断し、その切断した小幅
    のウエブの先端とリーダウエブの後端とを接着し、 前記リーダウエブを所定の経路に沿って移動させること
    により前記小幅のウエブを前記製品ウエブ供給工程に通
    すとともに、前記一対の裁断カッターによる裁断幅を製
    品ウエブの幅まで徐々に広げるようにし、 前記両端部粉砕手段の方向に迂回した両端部の幅方向を
    前記第3の幅方向切断用カッターで切断し、その切断し
    た両端部を前記側方ローラと対向する駆動ローラを介し
    て前記両端部粉砕手段に搬送するようにしたことを特徴
    とするウエブのパスライン変更方法。
  4. 【請求項4】 前記製品ウエブ供給工程が停止すると、
    前記耳トリム用裁断カッターによる前記送り出される連
    続ウエブの両端部の裁断を停止させるとともに、前記
    3の幅方向切断用カッターによってウエブの両端部を
    方向切断して前記送り出される連続ウエブ全体を前記
    中央部案内コンベアと両端部案内コンベアを介して前記
    全体粉砕手段に搬送することを特徴とする請求項3記載
    のウエブのパスライン変更方法。
  5. 【請求項5】 り出される連続ウエブのパスライン
    を、製品ウエブが供給される製品ウエブ供給工程と、破
    れたウエブが供給される破れウエブ供給工程との間で変
    更するウエブのパスライン変更装置において、 前記送り出される連続ウエブの破れを検出する検出手段
    と、 前記検出手段の後段に配設され、前記送り出される連続
    ウエブを幅方向に切断する第1の幅方向切断用カッター
    と、 前記第1の幅方向切断用カッターで切断された後に前
    り出される連続ウエブを前記破れウエブ供給工程に案
    内するコンベアと、 前記検出手段の後段に配設され、ウエブの略中央部を所
    定の小幅から前記製品ウエブの幅まで裁断幅を連続的に
    変更可能な一対の裁断カッターと、 前記裁断カッターで小幅に裁断され前記破れウエブ供給
    工程に搬送される小幅のウエブに当接して所定の範囲を
    移動する中央ローラを有し、該小幅のウエブを前記製品
    ウエブ供給工程の方向に迂回させるための変更機構と、 前記変更機構によって製品ウエブ供給工程の方向に迂回
    した小幅のウエブを幅方向に切断する第2の幅方向切断
    カッターと、 前記第2の幅方向切断用カッターで切断された小幅のウ
    エブの先端とリーダウエブの後端とを接着し、該リーダ
    ウエブを所定の経路に沿って移動させることにより前記
    小幅のウエブを前記製品ウエブ供給工程に通すウエブキ
    ャリア手段と、 前記検出手段によって破れが検出されると、前記第1の
    幅方向切断用カッターによって前記送り出される連続ウ
    エブを幅方向に切断させ、破れたウエブを前記コンベア
    を介して前記破れウエブ供給工程に案内させ、その後、
    記検出手段によって破れが検出されなくなると、前記
    裁断カッターによってウエブを小幅に裁断させるととも
    に、前記変更機構によって該小幅のウエブを前記製品ウ
    エブ供給の方向に迂回させ、その後、第2の幅方向切断
    カッターで小幅のウエブを切断し、その切断した小幅
    のウエブの先端と前記リーダウエブの後端とを接着させ
    て該リーダウエブを所定の経路で移動させるとともに前
    裁断カッターによる切断幅を製品ウエブの幅まで連続
    的に変更させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするウエブのパスライン変更装
    置。
  6. 【請求項6】 り出される連続ウエブの破れを検知す
    る検出手段と、 前記送り出される連続ウエブの全体を粉砕可能な全体
    砕手段と、 前記送り出される連続ウエブから両端部を裁断する耳ト
    リム用裁断カッターと、 前記耳トリム用裁断カッターによって裁断されたウエブ
    両端部を粉砕する両端部粉砕手段と、 前記送り出された前記ウエブの中央部を全体粉砕手段ま
    案内する中央部案内コンベアと、 前記送り出された前記ウエブの両端部を両端部粉砕手段
    まで案内する両端部案 コンベアであって、前記耳トリ
    ム用裁断カッターによって裁断された両端部を前記両端
    破砕手段に導くべく退避可能な両端部案内コンベア
    と、 前記耳トリム用裁断カッターによって裁断された両端部
    に当接して所定の範囲を移動する側方ローラを有し、該
    両端部を前記両端部粉砕手段の方向に迂回させるための
    振り分け機構と、 前記振り分け機構によって両端部粉砕手段の方向に迂回
    した両端部を幅方向に切断する第3の幅方向切断用カッ
    ターと、 前記振り分け機構の側方ローラに対向し、前記第3の幅
    方向切断用カッターで切断された両端部を前記両端部
    砕手段に供給する駆動ローラと、 前記検出手段によって破れが検出されると、前記耳トリ
    ム用裁断カッターによるウエブ両端部の裁断を停止させ
    るとともに前記第3の幅方向切断用カッターによりウエ
    ブ両端部を幅方向に切断させ、前記中央部案内コンベア
    と両端部案内コンベアによってウエブ全体を前記全体
    砕手段に搬送させ、前記検出手段によって破れが検出さ
    れなくなると、前記耳トリム用裁断カッターによりウエ
    ブ両端部を裁断させるとともに前記振り分け機構により
    切断された両端部を前記両端部粉砕手段の方向に迂回さ
    せ、その後、第3の幅方向切断用カッターで両端部を切
    断し、その切断した両端部を前記両端部粉砕手段に搬送
    させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするウエブのパスライン変更装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記送り出された連続
    ウエブの下流の工程が停止すると、前記耳トリム用裁断
    カッターによる前記送り出される連続ウエブの両端部の
    裁断を停止させるとともに、前記第3の幅方向切断用
    ッターによってウエブの両端部を幅方向切断し、前記
    送り出される連続ウエブ全体を前記中央部案内コンベア
    と両端部案内コンベアを介して前記全体粉砕手段に搬送
    するように制御することを特徴とする請求項6記載のウ
    エブのパスライン変更装置。
JP11858793A 1993-05-20 1993-05-20 ウエブのパスライン変更方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3169034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11858793A JP3169034B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 ウエブのパスライン変更方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11858793A JP3169034B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 ウエブのパスライン変更方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06329311A JPH06329311A (ja) 1994-11-29
JP3169034B2 true JP3169034B2 (ja) 2001-05-21

Family

ID=14740283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11858793A Expired - Fee Related JP3169034B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 ウエブのパスライン変更方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3169034B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8451560B2 (en) 2009-12-09 2013-05-28 HGST Netherlands B.V. Magnetic head with flared write pole with multiple non-magnetic layers thereover
US8498078B2 (en) 2009-12-09 2013-07-30 HGST Netherlands B.V. Magnetic head with flared write pole having multiple tapered regions
US8233235B2 (en) 2009-12-09 2012-07-31 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. PMR writer having a tapered write pole and bump layer and method of fabrication
US8553360B2 (en) 2009-12-09 2013-10-08 HGST Netherlands B.V. Magnetic recording head having write pole with higher magnetic moment towards trailing edge

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06329311A (ja) 1994-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7044184B2 (en) Plastic bag making apparatus
CA2038132C (en) Web severing apparatus and method
JP3396245B2 (ja) コルゲートマシンのオーダーチェンジ方法及び装置
JP2000512968A (ja) 走行する紙ウエブを横方向で分離させるための方法
US20020007918A1 (en) Apparatus for mounting a cutting strip
JP2000505767A (ja) 枚葉紙処理機
JP3169034B2 (ja) ウエブのパスライン変更方法及びその装置
JP3616765B2 (ja) 材料ウェブ特に厚紙ウェブを横裁ちするための装置
EP1010514A2 (en) Method and apparatus for producing synthetic resin films
US20060059863A1 (en) Bander apparatus and method of using same
JP4345880B2 (ja) 帯状ゴム材料の供給方法及びその装置
CA2270823A1 (en) Veneer composer and clipper apparatus
JP2013082522A (ja) 用紙加工装置の制御方法
US3754647A (en) Apparatus and method for removing selected sheets from the lower bridge of a corrugated paper board manufacturing machine
JP7387082B1 (ja) 搬送装置及び搬送方法
JP3777056B2 (ja) 自動送り込み装置
GB2154923A (en) Severing sheets from a web
JP3647165B2 (ja) プラスチックトリム細断装置および細断方法
EP1799553A1 (en) Bander apparatus and method of using same
JPH10291728A (ja) チョッパ折機の安全装置
JP3461771B2 (ja) ログのテイル位置決め送込み装置
GB2193676A (en) Separating sheets from a web
JPH1094994A (ja) プラスチックバンド細断装置
JPH11138492A (ja) シート裁断装置
JP2002241003A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080316

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080316

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080316

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees