JP3461771B2 - ログのテイル位置決め送込み装置 - Google Patents

ログのテイル位置決め送込み装置

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JP3461771B2
JP3461771B2 JP35092999A JP35092999A JP3461771B2 JP 3461771 B2 JP3461771 B2 JP 3461771B2 JP 35092999 A JP35092999 A JP 35092999A JP 35092999 A JP35092999 A JP 35092999A JP 3461771 B2 JP3461771 B2 JP 3461771B2
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長太郎 山口
慶徳 西
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川之江造機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ログのテイル位置
決め送込み装置に関する。ログとは、トイレットペーパ
ーの原反シートやキッチンペーパーの原反シートを製品
直径になるように、原反ロールから巻き取ったものであ
る。直径は市場で流通する100 〜120 mm程度であるが、
長さは原反ロールの幅と同じであり、数mの長さを有し
ている。この状態が木材の丸太状であるのでログと呼ば
れている。なお、このログから、長さを製品寸法に切断
すると、製品としてのトイレットペーパーロールやキッ
チンペーパーロールとなる。
【0002】図5の(a) はログの斜視図、同(b) は拡大
側面図である。これらの図に示すように、ログRを構成
するペーパーのうち末端部分のテイルtpの少し内側は
接着剤fでロール部分に接着しているが、テイルtpの
最外端は接着していない。これは最初の使用時にテイル
tpを剥がしやすくするためである。
【0003】
【従来の技術】ところで、ログRは既述のごとく、一定
の長さに切断して製品に仕上げるが、この切断作業はロ
グ切断機によって行われる。ログ切断機の基本構成は、
図6に示すように、コンベヤ1とカッター2を備えてお
り、カッター2は2枚または1枚の丸鋸3を高速で自転
させながら共通の軸4で公転させる構成となっている。
コンベヤ1上にはログRを送る桶状の送りガイド5と、
カッティング部でログペーパーを押さえておくクランプ
6とが設けられている。ログRはコンベヤ1で間欠的に
送られながら、送り停止中にカッター2で所定長さに切
断されていく。一方、ログ切断機AにログRを供給する
ログストッカーBが設けられている。このログストッカ
ーBは図6〜7に示すように、ログRの両端を支持する
支持金具11を多数取付けた2本のチェーン12を用
い、この2本のチェーン12を循回させて、多数のログ
Rを保管しつつ、1本づつ供給する公知の装置である。
ログストッカーBの排出位置には、支持金具11を傾斜
させるカム13とシュート14が取付けられており、こ
の排出位置に支持金具11が移動してくると、支持金具
11が傾斜して、ログRが転がり出て、シュート14を
通ってログ切断機Aに供給されるようになっている。一
方、ログ切断機Aのコンベヤ10の上方には、ログダン
パ15,16が設けられている。このログダンパ15,
16は2本のログRを受取ると、左右に開くか、あるい
は回動して、ログRをコンベヤ10上に落下させるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ログ切断機
で、ログRを間欠送りするとき、桶状の送りガイド5や
クランプ6と、ログRの外周が接触する。この送り動作
中は、クランプ6はログRの外径よりやや大きく開き、
桶状の送りガイド5もログRの直径よりやや大きいので
あるが、ログRの外周で、完全に固定されずヒラヒラし
た状態で浮いているテイルtpが、接触により、よく破
れてしまう。この破れが大きいと欠陥製品となる。この
ため、従来のログ切断機は、必ずしも生産性が高くなか
った。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、ログに破れが
発生せず、ログ切断機の生産性を高くすることができる
ログのテイル位置決め送込み装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のログペーパー
切断機におけるログテイル位置決め送込み装置は、ログ
ストッカーの排出位置とログ切断機のログ受入れ位置と
の間に配置されたログのテイル位置決め送込み装置であ
って、受入れ手段とコンベヤ手段とからなり、前記受入
れ手段は、前記ログストッカーが排出したログを受止め
た後、前記コンベヤ手段に供給するアクセプターを備え
ており、前記コンベヤ手段は、前記受入れ手段から供給
されたログを上下から挟む位置に配置された下コンベア
と上コンベヤとからなり、前記下コンベヤは、ログを入
側から出側へ送る順送りが可能であり、前記上コンベヤ
は、順逆両送りが可能であることを特徴とする。請求項
2のログペーパー切断機におけるログテイル位置決め
込み装置は、請求項1記載の発明において、前記上コン
ベヤと下コンベヤの間に挟まれたログのテイルにエアー
を噴射するエアーノズルを設け、前記上コンベヤと下コ
ンベヤの間に挟まれたログのテイルを検知するテイル検
出器を設けたことを特徴とする
【0007】請求項1の発明によれば、ログストッカー
からテイル位置決め送込み装置へログが送り込まれると
き、受入れ手段がログをいったん受止め動慣性を無くし
た状態で供給する。このためコンベヤ手段の上下コン
ベヤにオーバーシュートすることなくログが挟まれる。
ついで、上コンベヤを下コンベヤに対し反対向きにベル
トを走行させると、ログは挟まれた位置で、その場回転
する。このようにして、ログのテイルを所望の位置にも
たらすと、上コンベヤのベルトを下コンベヤと同方向へ
走行させれば、ログを回転させることなくログ切断機へ
送り込める。このため、ログ切断機内でテイルが送りガ
イドやクランプと接触しないようにできるので、ログの
破れを防止することができる。よって、ペーパーロール
製品の生産性を向上できる。請求項2の発明によれば、
エアーノズルでテイルをログ本体から浮き上らせると、
テイル検出器により、テイルの位置を確実に検知できる
ので、上下コンベヤでログを回転させて、テイルを破れ
ない位置に確実に位置決めすることができる
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明に一実施形態に係るテ
イル位置決め送込み装置の概略図、図2は図1のテイル
位置決め送込み装置の要部拡大図、図3の(A) 図はログ
受入れ動作の説明図、同(B) 図はテイル位置決め動作
の説明図、図4はログの送込み動作の説明図である。
【0009】図1において、Aはログ切断機、Bはログ
ストッカーである。このログ切断機Aとログストッカー
Bとの間にログのテイル位置決め送込み装置Cが配置さ
れている。このテイル位置決め送込み装置Cは、ログを
上下から挟む位置に配置された下コンベヤ20と上コン
ベヤ30、および受入れ手段40とから主として構成さ
れている。
【0010】つぎに、前記テイル位置決め送込み装置C
の詳細を図2に基づき説明する。下コンベヤ20は、左
右一対のプーリ21,22と、両プーリ21,22間に
巻き掛けられたベルト23と、図示しないサーボモータ
とから構成されている。サーボモータはプーリ21また
はプーリ22のいずれか一方に連結されており、このサ
ーボモータを制御することによりベルト23が走行・停
止させられる。この下コンベヤ20は、ログRの面表と
略等幅のものでもよく、狭い幅のものの複数本で構成し
てもよい。
【0011】上コンベヤ30は、左右一対のプーリ3
1,32と、両プーリ31,32間に巻き掛けられたベ
ルト33と、図示しないサーボモータとから構成されて
いる。サーボモータはプーリ31またはプーリ32のい
ずれか一方に連結されており、このサーボモータを制御
することによりベルト33が、順逆両方向へ走行し、ま
た停止させられる。このコンベヤ30は、ログRの面表
と略等幅のものでもよく、狭い幅のものの複数本で構成
してもよい。
【0012】前記下コンベヤ20と前記上コンベヤ30
の間にログが挟まれている状態で、下コンベヤ20のベ
ルト23を送り方向(矢印a方向)へ走行させ、上コン
ベヤ30のベルト33を反送り方向(矢印b方向)に回
転させると、ログRはその場で回転することになる。ま
た、上コンベヤ30のベルト33を送り方向(矢印a方
向)に回転させると、ログRを回転させることなく、出
側に送り出すことができる。
【0013】前記下コンベヤ20の支持ブラケット24
には、エアーノズル45と、テイル検出器46が取付け
られている。エアーノズル45は上下コンベヤ20,3
0間に挟まれて、その場で回転するログRのテイルtp
にエアーを吹き付けるためのもので、エアーを吹き付け
られると、テイルtpはログ本体Rから離れようとす
る。テイル検出器46はテイルtpを検知するためのも
ので、光電管などの非接触型センサで構成されている。
このテイル検出器46はテイルtpが、例えば図示の位
置に来たとき、これを検知することができる。
【0014】受入れ手段40は、図1に示すように、側
面視L字形のアクセプター41と、このアクセプター4
1の両端に取付けた支持板42とからなり、支持板42
は回転自在に機枠に取付けられている。図1の状態で
は、ログストッカーBのシュート14から排出されたロ
グRを受取り、図3(A) に示すように、アクセプター4
1を矢印dで示すように、90°回転させると、上下コン
ベヤ30,20間にログRを供給できるようになってい
る。
【0015】つぎに、上記装置によりテイルの位置決め
作用を図3〜4に基づき説明する。図3(A) 図は、受入
手段40でログRを上下コンベヤ30,20間に送り
込もうとしている状態である。L字形のアクセプター4
1が90°反転すると、ログRが転がり出て、上下のコン
ベヤ30,20間に入っていく。このアクセプター40
はログストッカーの排出シュートを転がってきたログR
をいったん受け止め、動慣性を無くした状態で供給する
ので、上下コンベヤ30,20間にオーバシュートさせ
ることなく、ほぼ中間位置に確実に送り込める。
【0016】図3の(B) 図は、下コンベヤ20のベルト
23を送り方向(矢印a方向)に走行させ、上コンベヤ
30のベルト33を反送り方向(矢印b方向)に走行さ
せ、ログRをその場で回転させている。この場合、回転
させている間に、図2に示すように、エアーノズル45
でテイルtpを浮き上らせ、テイル検出器46でテイル
tpを検出することができる。
【0017】その後、図4に示すように、ロールRは、
上下コンベヤ20,30間から送り出されるとき、少し
回転してログダンパー15,16上に送り込まれる。こ
のログダンパー15,16上に到着した停止位置で、テ
イルtpが送りガイド5やクランプ6に接触しないよう
にするには、前述の回転移動距離から逆算すれば、上下
コンベヤ20,30間でのテイルtpを停止させるべき
予測位置を求めることができる。そのようなテイルtp
の停止予測位置は、上下コンベヤ20,30の長さやロ
グダンパー15,16の長さで変動するが、例えば、図
4に示すS1位置(ログダンパー15上に送り込む場
合)であり、S2位置(ログダンパー16上に送り込む
場合)である。したがって、前記の予測位置にテイルt
pが至ると、直ちに、図4に示すように、上コンベヤ3
0を送り方向(矢印a方向)に回転させて、ログRを上
下コンベヤ20,30から送り出せばよい。
【0018】上記のようにして、上下コンベヤ20,3
0を送り方向(矢印a方向)に回転させると、ログR
は、ログ切断機Aのログダンパ15,16上に送り込ま
れ、ログダンパ15,16が開くと、ログ切断機Aの送
りコンベヤ1上に載せられ、このときのテイルtpの位
置は送りガイド5やクランプ6に接触しない位置となっ
ている。
【0019】よって、ログ切断機AでログRが送られて
いる間、テイルtpが送りガイド5やクランプ6に接触
して破れることがないので、不良品の発生を防止でき、
生産性が向上する。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ログを受入れ
手段で、いったん受け止めてから、上下コンベヤ間に供
給するのでオーバーシュートが生じず、上下コンベヤ内
にログを確実に挟める。そして、上下コンベヤの反対向
き走行によりテイルの位置決めが行え、上下コンベヤの
同方向走行でログを回転させずに送り出せる。よって、
ログ切断機内でテイルが送りガイドやクランプと接触し
ないようにできるので、ログペーパーの破れを防止する
ことができペーパーロール製品の生産性を向上でき
る。請求項2の発明によれば、エアーノズルでテイルを
ログ本体から浮き上らせ、テイル検出器により、テイル
の位置を確実に検知できるので、端部ペーパーを破れな
い位置に確実にもたらすことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に一実施形態に係るテイル位置決め送込
装置の概略図である。
【図2】図1のテイル位置決め送込み装置の要部拡大図
である。
【図3】(A) 図はログの受入れ動作の説明図、(B) 図は
テイル位置決め動作の説明図である。
【図4】ログの送込み動作の説明図である。
【図5】(a) 図はログRの斜視図、(b) 図はログRの拡
大側面図である。
【図6】ログ切断機AとログストッカーBの概略構成図
である。
【図7】従来のログ切断機AとログストッカーBの概略
構成図である。
【符号の説明】
A ログ切断機 5 送りガイド 6 クランプ B ログストッカー C テイル位置決め送込み装置 20 下コンベヤ 23 ベルト 30 上コンベヤ 33 ベルト 40 受入れ手段 41 アクセプター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−19098(JP,A) 特開 平4−350929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 7/06 B65G 15/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ログストッカーの排出位置とログ切断機の
    ログ受入れ位置との間に配置されたログのテイル位置決
    送込み装置であって、受入れ手段とコンベヤ手段とからなり、 前記受入れ手段は、前記ログストッカーが排出したログ
    を受止めた後、前記コンベヤ手段に供給するアクセプタ
    ーを備えており、 前記コンベヤ手段は、前記受入れ手段から供給された
    グを上下から挟む位置に配置された下コンベアと上コン
    ベヤとからなり、 前記下コンベヤは、ログを入側から出側へ送る順送りが
    可能であり、 前記上コンベヤは、順逆両送りが可能であることを特徴
    とするログのテイル位置決め送込み装置。
  2. 【請求項2】前記上コンベヤと下コンベヤの間に挟まれ
    たログのテイルにエアーを噴射するエアーノズルを設
    け、 前記上コンベヤと下コンベヤの間に挟まれたログのテイ
    ルを検知するテイル検出器を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のログのテイル位置決め送込み装置
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