JP3647165B2 - プラスチックトリム細断装置および細断方法 - Google Patents
プラスチックトリム細断装置および細断方法 Download PDFInfo
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯状のプラスチックフィルムやプラスチックシートなど(以下、プラスチックシートと総称する)の製造工程で発生するプラスチックトリム(いわゆる、みみ、以下、トリムという)を引き取って細断する、プラスチックトリム細断装置および細断方法に関する。トリムを回収し、再使用するプロセスに好ましく利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックシートの製造工程で副生するトリムは、通常、エゼクターなどにより連続的に吸引され、ニューマチックコンベアで細断機や粉砕機に送られ、細断もしくは粉砕した後、溶解し、ペレット化して再使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記のトリム回収方法は騒音が激しいので、騒音源の細断機や粉砕機を別の場所に隔離して設置し、ニューマチックコンベアで搬送していた。しかし、離れた場所までトリムを搬送するために大量の気体を必要とし、エゼクターなどの吸引装置から発生する騒音が大きくなって、依然、大きな労働環境上の課題になっていた。一部では、左右両端で発生するトリムを1つにまとめ、騒音の少ない1台のスリッターロールに引き取ってスリットし、さらに細断機を用いて細断していた。しかし、左右のトリムをまとめて引き取るために、操業中、片方のトリムに生じるたるみまたは過度の引張りのために、円滑にスリットすることができなくなり操業に支障をきたすことがあるので、その場合、いずれか一方のトリムを切断し、スリッターロールに挿入しなおして、左右のたるみを揃える必要があった。本発明は、労働環境に配慮し、円滑にトリムを細断する装置と、その方法とを提供するために完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図面を参照して本発明を説明する。本発明は、帯状プラスチックシートの左右両側で切断、分離されたトリム(1a,1b)を細断するプラスチックトリム細断装置であって、
分離された2条のプラスチックトリムを別々に通す、2本のダンサーロール(2a,2b)と、
前記各ダンサロールの変位検出器(3a,3b)と、
各ダンサロールを通過したプラスチックトリムをそれぞれ独立して引き取り、スリットする2台のスリッターロール(4a,4b)と、
スリットされたプラスチックトリムをまとめて切断する1台のロータリカッタ(5)と、
からなることを特徴とする、プラスチックトリム細断装置を提供する。
【0005】
さらに本発明は、左右両側で切断、分離された帯状プラスチックシートの2条のトリムを、それぞれ独立して作動するダンサーロールに別々に通し、ダンサーロールの変位量を検出しておいて、
ダンサーロールを通過した2条のトリムを、検出した変位量が所定の範囲内にとどまるように引取速度を調整しつつ、2台のスリッターロールを用いて別々に引取ってスリットし、
スリットされたトリムをまとめて1台のロータリカッタを用いて切断することを特徴とする、プラスチックトリム細断方法を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態例を示す図面を参照しながら、本発明を具体的に説明する。図1は、本発明にかかるプラスチックトリム細断装置の平面概略図、図2は一部を欠き取った側面説明図、図3は図2A−A´矢視概略図(カバー部を除く)、図4はスリッターロール部分の一部断面平面図である。
【0007】
トリムカッター(不図示)によりプラスチックシート本体から切断、分離された左右2条のトリム1a,1bは、挿入ガイドロール6a,6bによってそれぞれ別々に本発明のプラスチックトリム細断装置に挿入される。挿入された2条のトリムはそれぞれダンサーロール2a,2bを通して第2ガイドローラ7a,7bに導かれる。ダンサーロール2a,2bにはそれぞれ変位検出器3a,3bが取付けられており、ダンサーロール2a,2bの変位を検出し、トリム1a,1bのたるみ具合を測定している。変位検出器の形式に特別の制限はない。例えば、図1の実施形態例ではダンサーロールの変位を取付アーム7a,7bの変位角として検出する検出器が用いられている。
【0008】
ダンサーロール2a,2bから第2ガイドロール8a,8bに導かれたトリム1a,1bは、それぞれシート挿入口9a,9bから、嵌合い回転刃による2組のスリッターロール4a,4bに引き取られ、所要の幅にスリットされる。スリッターロールの周縁面は、トリムがスリップしないで、スムーズに引き取られるようにギア加工を施しておくとよい。図4にはスリッターロール部分の断面を示した。スリッターロール4a,4bによるトリム1a,1bの引取速度は、前記の変位検出器3a,3bからの信号にもとづき、直接的、または間接的に各条ごとにダンサーロール2a,2bの位置が所定の範囲内にとどまるように、独立して制御される。条件により、速度制御にオン・オフ制御を採用することもできる。
【0009】
スリッターロール4a,4bにより、スリットされた1a,1bは、まとめて例えば重力によって1台の切断機、ロータリカッター5に送入され、四角ペレットに短く切断される。本発明において1台の切断機には、例えば、1台の回転刃用モータに、同軸の回転刃12を2個取付け、スリットされた1aおよび1bをそれぞれ細断させることも含まれる。
【0010】
【発明の効果】
本発明のプラスチック細断装置を利用すれば、2条のトリムを一方をたるませたり、過度に引っ張ることなく、別々に自動的に速度調整して引き取ってスリットし、四角に細断することができる。また、騒音が小さいので、操業現場に設置しても問題は少ないという効果を奏する。とくに、トリムの発生速度が比較的遅いプロセスに好適であって、厚手のプラッスチックシートの切断に際し、粉体を発生させることなく、直接、四角なペレットとして回収することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるプラスチックトリム細断装置の平面概略図
【図2】 一部を欠き取った側面説明図
【図3】 図2A−A´矢視概略図(カバー部を除く)
【図4】 スリッターロール部分の平面図
【符号の説明】
1a,1b:プラスチックトリム
2a,2b:ダンサーロール 3a,3b:ダンサロールの変位検出器
4a,4b:スリッターロール 5:ロータリカッタ
6a,6b:挿入ガイドロール 7a,7b:取付アーム
8a,8b:第2ガイドロール 9a,9b:シート挿入口
10a,10b:スリッター用モータ
11:ロータリーカッタ回転刃用モータ 12:回転刃
Claims (2)
- 帯状プラスチックシートの左右両側で切断、分離されたトリム(1a,1b)を細断するプラスチックトリム細断装置であって、
分離された2条のプラスチックトリムを別々に通す、2本のダンサーロール(2a,2b)と、
前記各ダンサロールの変位検出器(3a,3b)と、
各ダンサロールを通過したプラスチックトリムをそれぞれ独立して引き取り、スリットする2台のスリッターロール(4a,4b)と、
スリットされたプラスチックトリムをまとめて切断する1台のロータリカッタ(5)と、
からなることを特徴とする、プラスチックトリム細断装置。 - ■
左右両側で切断、分離された帯状プラスチックシートの2条のトリムを、それぞれ独立して作動するダンサーロールに別々に通し、ダンサーロールの変位量を検出しておいて、
ダンサーロールを通過した2条のトリムを、検出した変位量が所定の範囲内にとどまるように引取速度を調整しつつ、2台のスリッターロールを用いて別々に引取ってスリットし、
スリットされたトリムをまとめて1台のロータリーカッタを用いて切断することを特徴とする、プラスチックトリム細断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26046696A JP3647165B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | プラスチックトリム細断装置および細断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26046696A JP3647165B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | プラスチックトリム細断装置および細断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100163A JPH10100163A (ja) | 1998-04-21 |
JP3647165B2 true JP3647165B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=17348348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26046696A Expired - Lifetime JP3647165B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | プラスチックトリム細断装置および細断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3647165B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109262740A (zh) * | 2018-11-05 | 2019-01-25 | 东莞市迅拓自动化科技有限公司 | 自动探测金属切除机 |
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1996
- 1996-10-01 JP JP26046696A patent/JP3647165B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10100163A (ja) | 1998-04-21 |
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