JPH07237185A - シート切断装置 - Google Patents
シート切断装置Info
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- JPH07237185A JPH07237185A JP6029297A JP2929794A JPH07237185A JP H07237185 A JPH07237185 A JP H07237185A JP 6029297 A JP6029297 A JP 6029297A JP 2929794 A JP2929794 A JP 2929794A JP H07237185 A JPH07237185 A JP H07237185A
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- JP
- Japan
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- sheet
- cutting
- ears
- air
- cut
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
Abstract
切断粉等を効率的に収集し、シートの皺、蛇行の発生を
なくしたシート切断装置である。 【構成】 対をなして配設された上下の回転刃1,2の
間に連続したシート3の端部を通過させて、シート3の
耳部を切断する。シート3の流れ方向にみて、上側の回
転刃1の前方にシート3の端部に向けてエアを吹出すエ
ア吹出しノズルまたは除電用エア発生ノズル10を配設
し、これに対応してシート3の下側に吸引口8が配設さ
せてある。
Description
続したシートに最適な切断装置に関するものである。
トの両端の耳切断には、各種切断装置が知られている。
図3、図4は、従来の一般的な切断装置を示しており、
この切断装置では、上下一対の回転刃1,2の間に連続
したシート3の端部を通し、回転刃1,2によりシート
3の片側、または両側の耳部4を切断する構成になって
いる。
回転刃1,2の後方には、対をなしてニップロール5と
ロール6が配設されていて、回転刃1,2で耳部4が切
断されたシート3を前方に送り出している。そして、上
下の回転刃1,2の前方に複数の案内板(ガイド板)7
によって切断された耳部4を確実に収集するための集塵
口(吸引口)8が配設されており、この集塵口8により
切断時に発生する耳部4や切断粉が集塵され、下方に排
出されるようになっている。
を予め加熱し、軟化状態としたうえ、切断することによ
り切断時に発生する耳部4や切断粉の発生を低減する方
法が提案されている。さらに、切断された耳部4の収集
は、この耳部4の自重により下方へ落下させる方法や、
吸引口により切断された耳部を吸い込み、次の切断、粉
砕装置、収集装置へ送る方法も知られている。
吸引口を設ける方法では、耳部の切断時に発生する耳部
や、飛散する切断粉の集塵しか行うことができず、シー
ト切断面には、切断粉が付着して残ってしまう。このた
め、切断部のシート送り出し用ロール、特にニップロー
ルに切断粉が付着し、シートの皺、蛇行等の発生が問題
となっている。
断方法においても、切断粉がいくらかは発生するため、
シートの皺、蛇行等の頻度を若干低減できる。一方、切
断された耳部の収集には、吸引口や案内板を設けること
により、確実な収集が可能となり、トラブルは低減でき
るが、シート幅の多サイズ対応型の切断装置では、設備
が複雑化し、かつ大きくなる問題がある。また、集塵口
及び耳部の収集機能の両者を設置するには、設備スペー
スが大きくなる問題がある。
ので、従来の切断装置で切断した耳部や切断粉によるシ
ートの皺、蛇行等の発生を皆無とし、かつ小さいスペー
ス内で確実な集塵機能及び耳部収集の機能を有するシー
ト切断装置を提供することを目的としている。
め、本発明に係るシート切断装置は、連続シートの端部
を対となして配設された回転刃の間を通過させることに
より、シートの片側または両側の耳部を切断するシート
切断装置において、このシートの流れ方向にみて、回転
刃の前上方にエア吹出しノズルを配設し、前下方にエア
の吸引口を配設したことを特徴としている。
ノズルで構成するとよく、このエア吹出しノズルのエア
吹出し角度は、シートの耳部に向け、かつシート面に対
して45〜70°に設けるのが好ましい。
シートの耳部や切断粉は、シートの切断部(シート端部
及び切断耳部)に向けられたエアノズルから吹出される
エアで吹き飛ばされ、さらに下方の吸引口で集塵させる
ことにより、確実な集塵・収集が行われる。また、エア
吹出しノズルに除電用エア発生ノズルを使用することに
より、静電気が除電されて切断粉のシートへの付着を確
実になくすことができる。
て説明する。なお、従来例と同一部材には同一符号を付
して説明する。図1は、実施例に係るシート切断装置の
側面図、図2は同平面図である。
対をなして配設されており、各回転刃1,2間をシート
3が矢印方向(図の右方向)に送られ、シート3の両端
の耳部4が切断される。
1,2の前方には、ニップロール5とロール6が対をな
して配設されており、回転刃1,2を通過したシート3
を前方に送り出している。シート3は、例えばガラスク
ロスにエポキシ樹脂を含浸させて加熱し、半硬化させて
なる連続シートのプリプレグであり、この実施例では、
幅は1000mm、厚みは0.2tのシートを使用してい
る。
り、シート3の送り速度と同調して回転し、このシート
3の端部から所定の寸法、例えば約25mm程ずつ両端
部を切断する位置に配設されている。シート3の流れ方
向にみて回転刃1,2の前方で、かつシート3面から約
30mm上方には、エア用配管9が接続された除電用エ
ア発生ノズル10が配設されている。なお、このノズル
10に替え、単純なエア吹出しノズルを使用してもよ
い。
ム11に固定され、除電用エア発生ノズル10の配置角
度は、シート3面に対して45°〜70°がよく、この
実施例では、シート3面に対して60°の角度に配置さ
れている。エアは、例えば風速約40m/秒程が好まし
く、耳部4及びその切断面に対して吹き付ける。
ト3の下側には、吸引口8が配設されている。そして、
上下の回転刃1,2でシート3の端部を切断して発生す
る耳部4や切断粉がこの吸引口8で集塵され排出され
る。
して、シート3の送り速度15m/分でシート3の切断
を実施した。その結果、シート切断面からの切断粉によ
る皺、蛇行の発生が皆無であることが判明した。また、
エアの吹出しとエアの吸込みとの構成を1箇所に集約す
ることにより、回転刃1,2を含め約300mm程度の
空間に除電用エア発生ノズル10と吸引口8とを設置す
ることが可能であることが確認できた。
断装置によると、シートの流れ方向にみて回転刃の前方
で、かつシート上方に配設したエア除電用エア発生ノズ
ルと、これに対応してシート下方に配設した吸引口とに
より、シート端部の切断時に発生する耳部及び切断粉を
確実に収集でき、前記する切断粉等によるシートの皺の
発生や蛇行を防止することができる。
使用することにより、切断粉の静電気が除電され、シー
トへの付着を防止でき、また、切断した耳部を収集する
ための案内板等も不要となり、これら収集及び集塵のた
めの機構部の設置スペースも小さくできる。
Claims (3)
- 【請求項1】 連続したシートの端部を対となして配設
された回転刃の間を通過させることにより、シートの片
側または両側の耳部を切断するシート切断装置におい
て、このシートの流れ方向にみて、回転刃の前上方にエ
ア吹出しノズルを配設し、前下方にエアの吸引口を配設
したことを特徴とするシート切断装置。 - 【請求項2】 前記エア吹出しノズルは、除電用エア発
生用ノズルである請求項1記載シート切断装置。 - 【請求項3】 前記エア吹出しノズルのエア吹出し角度
は、シート端部の耳部に向け、かつシート面に対して4
5〜70°である請求項1記載のシート切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029297A JPH07237185A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | シート切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029297A JPH07237185A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | シート切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237185A true JPH07237185A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12272314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6029297A Pending JPH07237185A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | シート切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07237185A (ja) |
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1994
- 1994-02-28 JP JP6029297A patent/JPH07237185A/ja active Pending
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