JP2000128387A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000128387A
JP2000128387A JP10304188A JP30418898A JP2000128387A JP 2000128387 A JP2000128387 A JP 2000128387A JP 10304188 A JP10304188 A JP 10304188A JP 30418898 A JP30418898 A JP 30418898A JP 2000128387 A JP2000128387 A JP 2000128387A
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JP10304188A
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Kazuhiko Hasegawa
和彦 長谷川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化、低コスト化、信頼性(搬送安
定性)の向上、スループットの向上を図り、更に読取時
間の短縮を計ること。 【解決手段】 原稿の他方の面の画像情報を読み取る第
二密着型イメージセンサ21による先の原稿の画像情報の
読み取りが終了するのと略同一タイミングで、原稿の一
方の面の画像情報を読み取る第一密着型イメージセンサ
17による次の原稿の画像情報の読み取りが開始するよう
に、切替回路33によって画像処理回路32への画像情報の
入力元を前記第一密着型イメージセンサ17に切り替え、
給送駆動制御機構35によってピックアップローラ12、逆
転ローラ13、分離ローラ14、給送ローラ対15等よりなる
原稿給送手段の駆動を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の両面の画像
情報を読み取ることが可能な画像読取装置に関し、詳細
には、例えば複写機、ファクシミリ装置、或いはこれら
の複合装置に用いられる画像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿の両面の画像情報を読み取る
ことが可能な画像読取装置としては、以下に示すような
ものがある。
【0003】例えば、原稿の搬送路を介して対向する2
つの読取手段で一度の通紙で同時に原稿の両面の画像情
報を読み取る画像読取装置がある(以下、「従来技術
1」とする)。
【0004】また、原稿の搬送路を介して対向する2つ
の読取手段で一度の通紙で同時に原稿の両面の画像情報
を読み取り、どちらの面を1ページ目とするかを選択す
ることが可能な画像読取装置がある(以下、「従来技術
2」とする)。
【0005】また、原稿をスイッチバックさせて、原稿
密着ローラを挟んで対向する2つの読取手段で原稿の画
像情報を片面ずつ読み取る画像読取装置がある(以下、
「従来技術3」とする)。
【0006】また、Uターンパスの上方/下方のそれぞ
れに読取手段を設け、原稿をUターンパスでループさせ
て前記各々の読取手段で原稿の表裏の画像情報を別々に
読み取る画像読取装置がある(以下、「従来技術4」と
する)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像読取装置では、以下に述べるような問題があ
る。
【0008】上記従来技術1及び従来技術2では、2つ
の読取手段を同時に動作させるため、該読取手段で読み
取った画像情報を処理する画像処理手段が各々(2つ)
必要となり、コスト高となる。更に、片面読取機能を標
準機能として両面読取機能をオプションとした装置を開
発しようとした場合、片面読取機能を持った標準形態の
装置にも予め2つの画像処理手段が必要となるため、片
面読取機能を持った装置のコストメリットが出難い。
【0009】また、従来技術3では、スイッチバックで
戻ってきた原稿は後端から読み込まれることになり、F
AX画像として送信する場合にはページ毎に画像の上下
方向が異なる情報が送信されてしまう。これを回避する
には読み取った画像の上下を反転させる画像反転手段
か、又は原稿の上下を反転させる原稿反転手段が必要と
なり、装置構成が複雑になる。
【0010】更に、スイッチバックされる原稿は、その
先端部が装置外に最も大きく飛び出したときに後端部の
みがローラで挟持して保持されているため、原稿の殆ど
の領域が原稿搬送路から飛び出した状態となっており、
斜行を起こしやすく、搬送不良を起こす可能性がある。
また、これを防ぐにはスイッチバックされた原稿を包含
する大きな原稿搬送路を構成する必要があり、装置が大
型化する。
【0011】また、従来技術4では、A3サイズなどの
大きな原稿を読み取れるように装置を構成するとループ
を形成する原稿搬送路が大きくなり、装置が大型化す
る。
【0012】そこで、本発明の目的は、装置の小型化、
低コスト化、信頼性(搬送安定性)の向上、スループッ
トの向上を図り、更に読取時間の短縮を計ることにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、原稿の一方の面の画像情報
を読み取る第一読取手段と、原稿の他方の面の画像情報
を読み取る第二読取手段と、前記第一読取手段の上流側
に配置され、複数枚の原稿を一枚ずつ給送する原稿給送
手段と、前記第一読取手段及び前記第二読取手段で読み
取った画像情報を処理する画像処理手段と、前記画像処
理手段への画像情報の入力元を前記第一読取手段又は前
記第二読取手段に切り替える切替手段と、前記原稿給送
手段を駆動/停止させる給送駆動制御手段と、少なくと
も前記第一読取手段の下流側に配置された第一搬送回転
体と前記第二読取手段の上流側に配置された第二搬送回
転体を有する原稿搬送手段と、前記第二搬送回転体を回
転/停止させる搬送駆動制御手段と、前記第一搬送回転
体によって搬送される原稿の先端が前記第二搬送回転体
に挟持された後、前記搬送駆動制御手段によって前記第
二搬送回転体の回転を停止させると、前記第一搬送回転
体と前記第二搬送回転体の間の原稿搬送路内の空間を広
げて搬送路を開放する搬送路開放手段とを有し、前記第
二読取手段による先の原稿の画像情報の読み取りが終了
するのと略同一タイミングで前記第一読取手段による次
の原稿の画像情報の読み取りが開始するように、前記切
替手段によって前記画像処理手段への画像情報の入力元
を前記第一読取手段に切り替え、前記給送駆動制御手段
によって前記原稿給送手段の駆動を制御することを特徴
とする。
【0014】上記構成によれば、第二読取手段による先
の原稿の画像情報の読み取りが終了するのと略同一タイ
ミングで、第一読取手段による次の原稿の画像情報の読
み取りが開始するように、前記切替手段によって前記画
像処理手段への画像情報の入力元を前記第一読取手段に
切り替え、前記給送駆動制御手段によって前記原稿給送
手段の駆動を制御する構成となっているので、読取時以
外の原稿間の搬送等にかかる時間を短縮し、複数枚の原
稿を連続して読み取る際のトータル時間を短縮すること
ができる。
【0015】または、原稿の一方の面の画像情報を読み
取る第一読取手段と、原稿の他方の面の画像情報を読み
取る第二読取手段と、前記第一読取手段及び前記第二読
取手段で読み取った画像情報を処理する画像処理手段
と、前記画像処理手段への画像情報の入力元を前記第一
読取手段又は前記第二読取手段に切り替える切替手段
と、少なくとも前記第一読取手段の下流側に配置された
第一搬送回転体と前記第二読取手段の上流側に配置され
た第二搬送回転体を有する原稿搬送手段と、前記第二搬
送回転体から搬送中の原稿後端までの原稿長さを検出す
る原稿長検出手段と、前記第二搬送回転体を回転/停止
させる搬送駆動制御手段と、前記第一搬送回転体によっ
て搬送される原稿の先端が前記第二搬送回転体に挟持さ
れた後、前記搬送駆動制御手段によって前記第二搬送回
転体の回転を停止させると、前記第一搬送回転体と前記
第二搬送回転体の間の原稿搬送路内の空間を広げて搬送
路を開放する搬送路開放手段とを有し、前記原稿長検出
手段により検出した前記第二搬送回転体から搬送中の原
稿後端までの原稿長さが、前記第一搬送回転体と前記第
二搬送回転体との間の原稿搬送路長よりも短くなったこ
とを検出すると、前記搬送路開放手段によって前記第一
読取手段と前記第二読取手段の間の原稿搬送路内の空間
を元に戻すことを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、第二搬送回転体から搬
送中の原稿後端までの原稿長さが、第一搬送回転体と第
二搬送回転体との間の原稿搬送路長さよりも短くなった
ことを検出すると、搬送路開放手段により開放された原
稿搬送路内の空間を元に戻すようにしているので、原稿
搬送路内の空間を元に戻すタイミングが最短となり、次
の原稿が搬送可能となるまでの時間を短縮することがで
き、スループットを速くすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用した画像読取装置の一実施形態について具体的に詳
しく説明する。
【0018】〔第1実施形態〕図1〜図9を参照して、
第1実施形態に係る画像読取装置について詳しく説明す
る。本実施形態では、ファクシミリ装置における画像読
取装置の構成を例示して説明する。
【0019】図1はファクシミリ装置の外観斜視図であ
る。図1において、1は装置本体、2は本発明に係る画
像読取部、3はレーザービームプリンタからなる記録
部、4は原稿Dを複数枚積載することができるように構
成された原稿載置台、5は原稿排紙トレイである。
【0020】図2はファクシミリ装置における画像読取
部の概略構成を示す模式断面図である。図2において、
11は原稿Dが原稿載置台4にセットされたか否かを検知
する原稿有無検知センサ、12はセットされた原稿Dを画
像読取部2の内部に給送するピックアップローラ、13及
び14は協働して複数枚の原稿Dを一枚ずつ分離する逆転
ローラ及び分離ローラ、15は分離された原稿Dを給送す
る給送ローラ対、16は原稿の先端及び後端を検知するた
めの第一原稿端部検知センサ、17は原稿Dの表面の画像
情報を読み取る第一密着型イメージセンサ(第一読取手
段)、18及び19は原稿Dを挟持搬送する第一搬送ローラ
対(第一搬送回転体)及び第二搬送ローラ対(第二搬送
回転体)、20は原稿Dの先端及び後端を検知するための
第二原稿端部検知センサ、21は原稿Dの裏面の画像情報
を読み取る第二密着型イメージセンサ(第二読取手
段)、22は原稿Dを原稿排紙トレイ5上に排紙する排紙
ローラ対、23は原稿搬送路、24は原稿搬送路23のUター
ンパス部を構成する開閉可能なカバーである。
【0021】図3は制御構成の一例を示すブロック図で
ある。図3において、31は画像読取部2の制御を行う制
御回路(制御手段)、32は第一密着型イメージセンサ17
及び第二密着型イメージセンサ21により読み取った原稿
Dの画像情報を処理する画像処理回路(画像処理手
段)、33は画像処理回路32への画像情報の入力元を前記
第一密着型イメージセンサ17又は前記第二密着型イメー
ジセンサ21に切り替える切替回路(切替手段)、34は原
稿給送手段を構成するピックアップローラ12、逆転ロー
ラ13、分離ローラ14、給送ローラ対15、及び原稿搬送手
段を構成する第一搬送ローラ対18、第二搬送ローラ対1
9、排紙ローラ対22を回転駆動させるための駆動モー
タ、35はピックアップローラ12、逆転ローラ13、分離ロ
ーラ14、及び給送ローラ対15を回転/停止させるための
クラッチやソレノイド等で構成された給送駆動制御機構
(給送駆動制御手段)、36は第二搬送ローラ対19を回転
/停止させるためのクラッチやソレノイド等で構成され
た搬送駆動制御機構(搬送駆動制御手段)、37はカバー
24を開閉させるためにモータ、ソレノイド、カム機構等
で構成されたカバー開閉機構(搬送路開放手段)であ
る。尚、11は前述した原稿有無検知センサ、16は前述し
た第一原稿端部検知センサ、20は前述した第二原稿端部
検知センサである。
【0022】次に、図4に示すフローチャートに基づい
て、図5〜図9を参照しつつ画像読取部2の動作につい
て説明する。
【0023】使用者が原稿載置台4上に、表面を上にし
て原稿Dをセットする(S1)。そして、使用者が所定
の読取条件(解像度、濃度等)を設定し、読取開始を指
示する(S2)。
【0024】原稿有無検知センサ11が原稿Dの有無を監
視し(S3)、原稿を検知していれば読取動作へ移行
し、検知していなければその旨警告して(S4)終了す
る。
【0025】画像処理回路32への画像情報の入力元が第
一密着型イメージセンサ17でない場合は、切替回路33に
より第一密着型イメージセンサ17に切り替えられる(S
5)。
【0026】駆動モータ34が駆動すると同時に、給送駆
動制御機構35及び搬送駆動制御機構36が駆動伝達状態
(ON状態)となる(S6)。
【0027】そして、原稿載置台4上に積載された原稿
Dが、ピックアップローラ12によりピックアップ搬送さ
れ、原稿分離手段を構成する逆転ローラ13と分離ローラ
14により一枚ずつ分離給送される(S7)。
【0028】分離された原稿Dは給送ローラ対15に到達
し、第一原稿端部検知センサ16により先端が検知される
(S8)と、原稿Dの読取開始位置が第一密着型イメー
ジセンサ17の読取基準位置に達するまでのタイミングを
計った後、第一密着型イメージセンサ17による表面の画
像情報の読み取りを開始する(S9)。
【0029】前記原稿Dは第一搬送ローラ対18に達し、
原稿搬送路23のUターンパス部に送られ、更に第二搬送
ローラ対19に達する。そして、第二原稿端部検知センサ
20により原稿Dの先端が検知される(S10、図5参照)
と、搬送駆動制御機構36が駆動遮断状態(OFF状態)
となり、第二搬送ローラ対19の回転が停止される(S1
1)と共に、カバー開閉機構37によりカバー24が開放さ
れる(S12、図6参照)。即ち、第一搬送ローラ対18と
第二搬送ローラ対19の間の原稿搬送路23のUターンパス
部の空間が広げられる。
【0030】このとき、第二搬送ローラ対19によって原
稿Dの先端部近傍は挟持停止されるが、それよりも上流
側の部分は第一搬送ローラ対18等によって搬送され続け
るため、第一搬送ローラ対18と第二搬送ローラ対19の間
で原稿Dにたるみが生じる。しかし、前述したようにカ
バー24が開放されており、図7に示すように、原稿Dの
たるみが画像読取部2の外部に膨らむように構成されて
いるため、原稿Dがジャムすることはない。
【0031】その後、第一原稿端部検知センサ16により
原稿Dの後端が検知される(S13)と、原稿Dの読取終
了位置が第一密着型イメージセンサ17の読取基準位置に
達するまでのタイミングを計った後、第一密着型イメー
ジセンサ17による表面の画像情報の読み取りを終了する
(S14)。
【0032】切替回路33により画像処理回路32への画像
情報の入力元が第二密着型イメージセンサ21に切り替え
られ(S15)、搬送駆動制御機構36が駆動伝達状態(O
N状態)となり、第二搬送ローラ対19の回転が再開され
る(S16)。
【0033】原稿Dの読取開始位置が第二密着型イメー
ジセンサ21の読取基準位置に達するまでのタイミングを
計った後、第二密着型イメージセンサ21による裏面の画
像情報の読み取りを開始する(S17、図8参照)。
【0034】このとき、原稿有無検知センサ11が原稿D
の有無を監視し(S18)、次の原稿Dを検知していれば
ステップS19以降の動作へ進み、検知していなければス
テップS27以降の動作へ進む。
【0035】上記ステップS18で原稿有無検知センサ11
が次の原稿Dを検知していると、読取動作と平行して、
次の原稿Dがピックアップローラ12及び逆転ローラ13と
圧接した分離ローラ14とで一枚ずつ分離給送される(S
19)。
【0036】次の原稿Dが給送ローラ対15に到達し、第
一原稿端部検知センサ16により次の原稿Dの先端が検知
される(S20)と、給送駆動制御機構35が駆動遮断状態
(OFF状態)となり、ピックアップローラ12、逆転ロ
ーラ13、分離ローラ14、及び給送ローラ対15の回転が停
止される(S21、図9参照)。
【0037】そして、第二原稿端部検知センサ20により
原稿Dの後端が検知される(S22)と、原稿Dの読取終
了位置が第二密着型イメージセンサ21の読取基準位置に
達するまでのタイミングを計った後、第二密着型イメー
ジセンサ21による裏面の画像情報の読み取りを終了す
る。その後、原稿Dは排紙ローラ対22により原稿排紙ト
レイ5上に排紙される(S23)。
【0038】ここで、上記ステップS23における読取動
作終了と同時に、カバー開閉機構37によりカバー24が閉
じられ(S24、図9参照)、切替回路33により画像処理
回路32への画像情報の入力元が第一密着型イメージセン
サ17に切り替えられる(S25)。そして、給送駆動制御
機構35が駆動伝達状態(ON状態)となり、ピックアッ
プローラ12、逆転ローラ13、分離ローラ14、及び給送ロ
ーラ対15が再び回転し(S26)、ステップS9に戻り、
次の原稿Dの表面の画像情報の読み取りが開始される。
これにより、読取時以外の原稿間の搬送等にかかる時間
を短くし、複数枚の原稿Dを読み取る際のトータル時間
を短縮することができる。
【0039】尚、上記ステップS18において、原稿有無
検知センサ11が次の原稿Dを検知していない場合には、
給送駆動制御機構35が駆動遮断状態(OFF状態)とな
り、ピックアップローラ12、逆転ローラ13、分離ローラ
14、及び給送ローラ対15の回転が停止され(S27)、第
二原稿端部検知センサ20により読取中の原稿Dの後端が
検知される(S28)と、原稿Dの読取終了位置が第二密
着型イメージセンサ21の読取基準位置に達するまでのタ
イミングを計った後、第二密着型イメージセンサ21によ
る裏面の画像情報の読み取りが終了し、原稿Dは排紙ロ
ーラ対22により排紙トレイ5上に排紙される(S29)。
そして、カバー開閉機構37によりカバー24が閉じられ
(S30)、読取動作を終了する。
【0040】尚、本実施形態では、駆動モータ34の駆動
を給送駆動制御機構35及び搬送駆動制御機構36によって
伝達/遮断する構成としたが、ピックアップローラ、逆
転ローラ13、分離ローラ14、給送ローラ対15、及び第一
搬送ローラ対18を第一駆動モータによって回転駆動し、
第二搬送ローラ対19、及び排紙ローラ対22を第二駆動モ
ータによって回転駆動する構成としても、同様の効果が
得られる。その場合の動作は、図4における給送駆動制
御機構35を第一駆動モータに、搬送駆動制御機構を第二
駆動モータに置き換えることにより説明できる。
【0041】上述したように、本実施形態によれば、第
二密着型イメージセンサ21による先の原稿の画像情報の
読み取りが終了するのと略同一タイミングで、第一密着
型イメージセンサ17による次の原稿の画像情報の読み取
りが開始するように、前記画像処理回路32への画像情報
の入力元を前記第一密着型イメージセンサ17に切り替
え、前記給送駆動制御機構35によって前記ピックアップ
ローラ、逆転ローラ13、分離ローラ14、給送ローラ対15
よりなる原稿給送手段の駆動を制御する構成となってい
るので、読取時以外の原稿間の搬送等にかかる時間を短
くし、複数枚の原稿Dを読み取る際のトータル時間を短
縮することができる。
【0042】更に加えて、2つの密着型イメージセンサ
17,21を切替回路33で切り替えて画像情報を1つの画像
処理回路32に送ることが可能となるため、画像処理回路
を複数もつ必要がなく、電気回路基板の小型化が可能で
あり、コストを低く押さえることができる。
【0043】また、片面読取機能だけを持った装置を標
準形態として両面読取機能をオプションとした場合、1
つの画像処理回路で標準形態とオプション増設形態とを
実現することが可能であり、画像処理回路を2つ持つ構
成に比べてコストを低く抑えることができる。
【0044】また、第二密着型イメージセンサ21で原稿
Dの画像情報が読み取られる前に該原稿Dの先端を第二
搬送ローラ対19で止め、原稿搬送路23を開放することに
よって原稿Dの後端側を搬送させた結果生じる原稿Dの
たるみを許容でき、原稿Dの先端を止めたまま第一密着
型イメージセンサ17で原稿Dの後端側の画像情報を読み
取ることが可能であるので、第一密着型イメージセンサ
17と第二密着型イメージセンサ21との間の距離を短くす
ることが可能となり、装置サイズを小さく抑えることが
できる。
【0045】また、原稿Dの先端を第二搬送ローラ対19
で保持した後、原稿搬送路23を開放し、原稿Dのたるみ
がなくなった後すぐに原稿搬送路23を閉じることができ
るため、原稿をスイッチバックさせる方式に比べて搬送
不良を抑えることができ、搬送安定性を向上させること
ができる。
【0046】また、表面/裏面とも原稿Dの先端から画
像情報を読み取ることができるため、読み取った画像情
報を反転させる画像反転手段や原稿の上下を反転させる
原稿反転手段が不要である。従って、原稿反転手段等を
必要とする装置に比べて、原稿読取のスループットが速
く、装置コストを低く抑えることができ、装置構成も簡
素化することができる。
【0047】また、原稿搬送路23を開放して原稿Dのた
るみを装置外に逃がすように構成することにより、装置
全体のサイズを小さく抑えることができる。
【0048】〔第2実施形態〕図10〜図12を参照して、
第2実施形態に係る画像読取装置について詳しく説明す
る。本実施形態では、ファクシミリ装置における画像読
取装置の構成を例示して説明する。尚、ファクシミリ装
置全体の概略構成(図1参照)及びその画像読取部の概
略構成(図2参照)は、前述した実施形態と同様である
ので、ここでは詳しい説明は省略する。また、同一機能
を有する部材には同一符号を付している。以下、本実施
形態に係る画像読取部の制御構成及びその動作について
順に説明する。
【0049】図10は制御構成の一例を示すブロック図で
ある。図10において、31は画像読取部2の制御を行う制
御回路(制御手段)、32は第一密着型イメージセンサ17
及び第二密着型イメージセンサ21により読み取った原稿
Dの画像情報を処理する画像処理回路(画像処理手
段)、33は画像処理回路32への画像情報の入力元を前記
第一密着型イメージセンサ17又は前記第二密着型イメー
ジセンサ21に切り替える切替回路(切替手段)、34は原
稿搬送手段を構成する給送ローラ対15、第一搬送ローラ
対18、第二搬送ローラ対19、及び排紙ローラ対22等を回
転駆動させるための駆動モータ、36は第二搬送ローラ対
19を回転/停止させるためのクラッチやソレノイド等で
構成された搬送駆動制御機構(搬送駆動制御手段)、37
はカバー24を開閉させるためにモータ、ソレノイド、カ
ム機構等で構成されたカバー開閉機構(搬送路開放手
段)である。尚、11は前述した原稿有無検知センサ、16
は前述した第一原稿端部検知センサ、20は前述した第二
原稿端部検知センサである。
【0050】次に、図11に示すフローチャートに基づい
て、図5〜図8及び図12を参照しつつ画像読取部2の動
作について説明する。
【0051】使用者が原稿載置台4上に、表面を上にし
て原稿Dをセットする(S41)。そして、使用者が所定
の読取条件(解像度、濃度等)を設定し、読取開始を指
示する(S42)。
【0052】原稿有無検知センサ11が原稿Dの有無を監
視し(S43)、原稿を検知していれば読取動作へ移行す
る。
【0053】画像処理回路32への画像情報の入力元が第
一密着型イメージセンサ17でない場合は、切替回路33に
より第一密着型イメージセンサ17に切り替えられる(S
44)。
【0054】そして、原稿載置台4上に積載された原稿
Dが、ピックアップローラ12によりピックアップ搬送さ
れ、原稿分離手段を構成する逆転ローラ13と分離ローラ
14により一枚ずつ分離給送される(S45)。
【0055】分離された原稿Dは給送ローラ対15に到達
し、第一原稿端部検知センサ16により先端が検知される
(S46)と、原稿Dの読取開始位置が第一密着型イメー
ジセンサ17の読取基準位置に達するまでのタイミングを
計った後、第一密着型イメージセンサ17による表面の画
像情報の読み取りを開始する(S47)。
【0056】前記原稿Dは第一搬送ローラ対18に達し、
原稿搬送路23のUターンパス部に送られ、更に第二搬送
ローラ対19に達する。そして、第二原稿端部検知センサ
20により原稿Dの先端が検知される(S48、図5参照)
と、搬送駆動制御機構36により第二搬送ローラ対19の回
転が停止される(S49)と共に、カバー開閉機構37によ
りカバー24が開放される(S50、図6参照)。即ち、第
一搬送ローラ対18と第二搬送ローラ対19の間の原稿搬送
路23のUターンパス部の空間が広げられる。
【0057】このとき、第二搬送ローラ対19によって原
稿Dの先端部近傍は挟持停止されるが、それよりも上流
側の部分は第一搬送ローラ対18等によって搬送され続け
るため、第一搬送ローラ対18と第二搬送ローラ対19の間
で原稿Dにたるみが生じる。しかし、前述したようにカ
バー24が開放されており、図7に示すように、原稿Dの
たるみが画像読取部2の外部に膨らむように構成されて
いるため、原稿Dがジャムすることはない。
【0058】その後、第一原稿端部検知センサ16により
原稿Dの後端が検知される(S51)と、先端検知(S4
8)と後端検知(S51)の間における給送ローラ対15の
回転量、回転時間等から、原稿Dの搬送方向の長さL0
が算出され(S52)、同時に、原稿Dの読取終了位置が
第一密着型イメージセンサ17の読取基準位置に達するま
でのタイミングを計った後、第一密着型イメージセンサ
17による表面の画像情報の読み取りを終了する(S5
3)。
【0059】切替回路33により画像処理回路32への画像
情報の入力元が第二密着型イメージセンサ21に切り替え
られ(S54)、搬送駆動制御機構36により第二搬送ロー
ラ対19の回転が再開される(S55)。
【0060】原稿Dの読取開始位置が第二密着型イメー
ジセンサ21の読取基準位置に達するまでのタイミングを
計った後、第二密着型イメージセンサ21による裏面の画
像情報の読み取りを開始する(S56、図8参照)。
【0061】ここで、第二原稿端部検知センサ20による
原稿Dの先端検知(S48)及び第二搬送ローラ対19の回
転量、回転時間等から、搬送中の原稿Dの先端から第二
搬送ローラ対19までの原稿長さL1が容易に算出され
る。よって、前述した原稿Dの搬送方向における原稿長
さL0から上記原稿長さL1を減ずることにより、第二
搬送ローラ対19から搬送中の原稿Dの後端までの原稿長
さL2が求められる。そこで、この搬送中の原稿Dの長
さL2が、第一搬送ローラ対18と第二搬送ローラ対19と
の間の原稿搬送路長さL3よりも短くなったことを検出
する(S57)と、カバー開閉機構37によりカバー24が閉
じられ、前述の如く開放された第一搬送ローラ対18と第
二搬送ローラ対19の間の原稿搬送路23のUターンパス部
の空間が元に戻される。これにより、カバー24を閉じる
タイミングが最短となり、次の原稿Dが搬送可能となる
までの時間を短縮することができる(S58、図12参
照)。
【0062】そして、第二原稿端部検知センサ20により
原稿Dの後端が検知される(S59)と、原稿Dの読取終
了位置が第二密着型イメージセンサ21の読取基準位置に
達するまでのタイミングを計った後、第二密着型イメー
ジセンサ21による裏面の画像情報の読み取りを終了する
(S60)。その後、原稿Dは排紙ローラ対22により原稿
排紙トレイ5上に排紙される(S61)。
【0063】そして、原稿載置台4上の原稿Dがなくな
るまで、上記S43〜S60の工程が繰り返し行われ、第一
原稿有無検知センサ11により原稿無しが検知されると全
ての読み取り動作を終了する。
【0064】上述したように、本実施形態によれば、第
二搬送ローラ対19と搬送中の原稿後端までの原稿長さL
2が、第一搬送ローラ対18と第二搬送ローラ対19との間
の原稿搬送路長さL3よりも短くなったことを検出する
と、カバー開閉機構37により前記原稿搬送路23内の空間
を元に戻すようにしているので、開放された原稿搬送路
23内のUターンパス部の空間を収縮させるタイミング、
即ちカバー24を閉じるタイミングが最短となり、次の原
稿Dが搬送可能となるまでの時間を短縮することがで
き、スループットを速くすることができる。
【0065】更に加えて、前述した実施形態と同様に、
2つの密着型イメージセンサ17,21を切替回路33で切り
替えて画像情報を1つの画像処理回路32に送ることが可
能となるため、画像処理回路を複数もつ必要がなく、電
気回路基板の小型化が可能であり、コストを低く押さえ
ることができる。
【0066】また、片面読取機能だけを持った装置を標
準形態として両面読取機能をオプションとした場合、1
つの画像処理回路で標準形態とオプション増設形態とを
実現することが可能であり、画像処理回路を2つ持つ構
成に比べてコストを低く抑えることができる。
【0067】また、第二密着型イメージセンサ21で原稿
Dの画像情報が読み取られる前に該原稿Dの先端を第二
搬送ローラ対19で止め、原稿搬送路23を開放することに
よって原稿Dの後端側を搬送させた結果生じる原稿Dの
たるみを許容でき、原稿Dの先端を止めたまま第一密着
型イメージセンサ17で原稿Dの後端側の画像情報を読み
取ることが可能であるので、第一密着型イメージセンサ
17と第二密着型イメージセンサ21との間の距離を短くす
ることが可能となり、装置サイズを小さく抑えることが
できる。
【0068】また、原稿Dの先端を第二搬送ローラ対19
で保持した後、原稿搬送路23を開放し、原稿Dのたるみ
がなくなった後すぐに原稿搬送路23を閉じることができ
るため、原稿をスイッチバックさせる方式に比べて搬送
不良を抑えることができ、搬送安定性を向上させること
ができる。
【0069】また、表面/裏面とも原稿Dの先端から画
像情報を読み取ることができるため、読み取った画像情
報を反転させる画像反転手段や原稿の上下を反転させる
原稿反転手段が不要である。従って、原稿反転手段等を
必要とする装置に比べて、原稿読取のスループットが速
く、装置コストを低く抑えることができ、装置構成も簡
素化することができる。
【0070】また、原稿搬送路23を開放して原稿Dのた
るみを装置外に逃がすように構成することにより、装置
全体のサイズを小さく抑えることができる。
【0071】〔他の実施形態〕尚、前述した実施形態で
は、画像読取装置としてファクシミリ装置における画像
読取部を例示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば画像読取装置であるスキャナ単体、或い
は複写機における画像読取装置、或いはプリンタ機能、
ファクシミリ機能、コピー機能等を適宜組み合わせた複
合装置における画像読取装置等に本発明を適用しても同
様の効果を得ることができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第二読取手段による先の原稿の画像情報の読み取りが終
了するのと略同一タイミングで、第一読取手段による次
の原稿の画像情報の読み取りが開始するように、切替手
段によって画像処理手段への画像情報の入力元を第一読
取手段に切り替え、給送駆動制御手段によって原稿給送
手段の駆動を制御する構成となっているので、読取時以
外の原稿間の搬送等にかかる時間を短縮し、複数枚の原
稿を連続して読み取る際のトータル時間を短縮すること
ができる。
【0073】また、本発明によれば、第二搬送回転体か
ら搬送中の原稿後端までの原稿長さが、第一搬送回転体
と第二搬送回転体との間の原稿搬送路長さよりも短くな
ったことを検出すると、搬送路開閉手段により原稿搬送
路内の空間を元に戻すようにしているので、原稿搬送路
内の空間を元に戻すタイミングが最短となり、次の原稿
が搬送可能となるまでの時間を短くすることができ、ス
ループットを速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の外観斜視図
【図2】ファクシミリ装置における画像読取部の概略構
成を示す模式断面図
【図3】前記画像読取部における制御構成の一例を示す
ブロック図
【図4】前記画像読取部における動作の流れを示すフロ
ーチャート
【図5】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図6】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図7】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図8】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図9】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図10】第2実施形態に係る画像読取部における制御
構成の一例を示すブロック図
【図11】第2実施形態に係る画像読取部における動作
の流れを示すフローチャート
【図12】第2実施形態に係る画像読取部の原稿搬送動
作を説明する断面図
【符号の説明】
D …原稿 1 …装置本体 2 …画像読取部 3 …記録部 4 …原稿載置台 5 …原稿排紙トレイ 11 …原稿有無検知センサ 12 …ピックアップローラ 13 …逆転ローラ 14 …分離ローラ 15 …給送ローラ対 16 …第一原稿端部検知センサ 17 …第一密着型イメージセンサ 18 …第一搬送ローラ対 19 …第二搬送ローラ対 20 …第二原稿端部検知センサ 21 …第二密着型イメージセンサ 22 …排紙ローラ対 23 …原稿搬送路 24 …カバー 31 …制御回路 32 …画像処理回路 33 …切替回路 34 …駆動モータ 35 …給送駆動制御機構 36 …搬送駆動制御機構 37 …カバー開閉機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の一方の面の画像情報を読み取る第
    一読取手段と、 原稿の他方の面の画像情報を読み取る第二読取手段と、 前記第一読取手段の上流側に配置され、複数枚の原稿を
    一枚ずつ給送する原稿給送手段と、 前記第一読取手段及び前記第二読取手段で読み取った画
    像情報を処理する画像処理手段と、 前記画像処理手段への画像情報の入力元を前記第一読取
    手段又は前記第二読取手段に切り替える切替手段と、 前記原稿給送手段を駆動/停止させる給送駆動制御手段
    と、 少なくとも前記第一読取手段の下流側に配置された第一
    搬送回転体と前記第二読取手段の上流側に配置された第
    二搬送回転体を有する原稿搬送手段と、 前記第二搬送回転体を回転/停止させる搬送駆動制御手
    段と、 前記第一搬送回転体によって搬送される原稿の先端が前
    記第二搬送回転体に挟持された後、前記搬送駆動制御手
    段によって前記第二搬送回転体の回転を停止させると、
    前記第一搬送回転体と前記第二搬送回転体の間の原稿搬
    送路内の空間を広げて搬送路を開放する搬送路開放手段
    と、 を有し、 前記第二読取手段による先の原稿の画像情報の読み取り
    が終了するのと略同一タイミングで前記第一読取手段に
    よる次の原稿の画像情報の読み取りが開始するように、
    前記切替手段によって前記画像処理手段への画像情報の
    入力元を前記第一読取手段に切り替え、前記給送駆動制
    御手段によって前記原稿給送手段の駆動を制御すること
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿の一方の面の画像情報を読み取る第
    一読取手段と、 原稿の他方の面の画像情報を読み取る第二読取手段と、 前記第一読取手段及び前記第二読取手段で読み取った画
    像情報を処理する画像処理手段と、 前記画像処理手段への画像情報の入力元を前記第一読取
    手段又は前記第二読取手段に切り替える切替手段と、 少なくとも前記第一読取手段の下流側に配置された第一
    搬送回転体と前記第二読取手段の上流側に配置された第
    二搬送回転体を有する原稿搬送手段と、 前記第二搬送回転体から搬送中の原稿後端までの原稿長
    さを検出する原稿長検出手段と、 前記第二搬送回転体を回転/停止させる搬送駆動制御手
    段と、 前記第一搬送回転体によって搬送される原稿の先端が前
    記第二搬送回転体に挟持された後、前記搬送駆動制御手
    段によって前記第二搬送回転体の回転を停止させると、
    前記第一搬送回転体と前記第二搬送回転体の間の原稿搬
    送路内の空間を広げて搬送路を開放する搬送路開放手段
    と、 を有し、 前記原稿長検出手段により検出した前記第二搬送回転体
    から搬送中の原稿後端までの原稿長さが、前記第一搬送
    回転体と前記第二搬送回転体との間の原稿搬送路長より
    も短くなったことを検出すると、前記搬送路開放手段に
    よって前記第一読取手段と前記第二読取手段の間の原稿
    搬送路内の空間を元に戻すことを特徴とする画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記原稿長検出手段は、前記第一搬送回
    転体の上流側に設けられ、原稿の端部の通過を検知する
    第一原稿端部検知手段と、前記第二搬送回転体の下流側
    に設けられ、原稿の端部の通過を検知する第二原稿端部
    検知手段とからなることを特徴とする請求項2に記載の
    画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取装置は、原稿の両面の画像
    情報を読み取る際に、前記切替手段によって前記画像処
    理手段への画像情報の入力元を前記第一読取手段に切り
    替え、前記第一読取手段によって原稿の一方の面の画像
    情報を読み取り、その画像処理を前記画像処理手段によ
    って行い、 一方の面の読取途中で、原稿の先端が前記第二読取手段
    における読取位置まで搬送されないよう、前記搬送駆動
    制御手段によって前記第二搬送回転体の回転を停止さ
    せ、それによって生じる前記第一搬送回転体と前記第二
    搬送回転体の間の原稿のたるみを前記搬送路開放手段に
    よって前記第一搬送回転体と前記第二搬送回転体の間の
    原稿搬送路内の空間を広げることにより吸収し、 前記第一読取手段によって原稿の一方の面の画像情報の
    読み取りが終了した後、前記切替手段によって前記画像
    処理手段への画像情報の入力元を前記第二読取手段に切
    り替え、前記搬送駆動制御手段によって前記第二搬送回
    転体を回転させ、前記第二読取手段によって原稿の他方
    の面の画像情報を読み取り、その画像処理を前記画像処
    理手段によって行うことを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送路開放手段は、前記第一搬送回
    転体と前記第二搬送回転体の間の原稿のたるみを装置外
    に開放するように構成してなることを特徴とする請求項
    1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
JP10304188A 1998-03-13 1998-10-26 画像読取装置 Pending JP2000128387A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011205357A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Brother Industries Ltd 画像読取装置
JP2015048190A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 富士ゼロックス株式会社 搬送装置及び搬送システム

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