JP2000128361A - 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成システムの制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成システムの制御方法

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JP2000128361A
JP2000128361A JP10302240A JP30224098A JP2000128361A JP 2000128361 A JP2000128361 A JP 2000128361A JP 10302240 A JP10302240 A JP 10302240A JP 30224098 A JP30224098 A JP 30224098A JP 2000128361 A JP2000128361 A JP 2000128361A
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JP10302240A
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English (en)
Inventor
Akihiro Nakamura
彰浩 中村
Kaoru Sato
馨 佐藤
Mitsuhide Takamura
光英 高村
Hidehiro Wakamiya
秀洋 若宮
Nobuyuki Uchiyama
信行 内山
Masaru Tanaka
勝 田中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着されるフリーサイズカセットに対して異
なる紙サイズコードを割り当てて、複数のフリーサイズ
カセットを同時に使用すること。 【解決手段】 画像形成制御部20はフリーサイズカセ
ット2,4の装着が認識された給紙口101,103の
位置に基づいてフリーサイズカセットに格納される不定
形サイズ用紙の紙サイズコードを決定する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不定形記録媒体を
格納する不定形紙カセットを着脱可能な給紙段を有する
画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装
置の制御方法および画像形成システムの制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、あらか
じめ決まったサイズの記録紙を搬送制御して該記録紙に
画像を形成するように構成されている。そして、不定形
サイズの紙に画像を形成する場合には、UNIVERS
ALサイズの紙として扱う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では不定形サイズの記録紙をUNIV
ERSALサイズの紙として扱った場合は、画像形成装
置が取り扱える最大サイズ紙として搬送制御,画像形成
制御等を行っていたため、以下に示す問題点があった。
【0004】第1に、実際に通紙する不定形紙のサイズ
よりも印字領域の方が大きいため、紙に転写できない感
光体上の領域に対して不必要な画像形成を行っていた。
すなわち、感光ドラムの寿命短縮およびトナー等の資源
を浪費してしまうという問題点があった。
【0005】第2に、不定形サイズの紙を最大サイズ紙
として取り扱って画像形成装置における各種制御を行う
ため、スループットが非常に悪いという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、フリーサイズカセッ
トの装着が認識された給紙段の位置に基づいてフリーサ
イズカセットに格納される不定形サイズ用紙の紙サイズ
コードを決定することにより、装着されるフリーサイズ
カセットに対して給紙段毎に異なる紙サイズコードを割
り当てることができ、複数のフリーサイズカセットを同
時に使用することができる画像形成装置および画像形成
システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成
システムの制御方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、不定形記録媒体(不定形サイズ記録紙)を格納する
不定形紙カセット(図1に示すフリーサイズカセット
2,4)を着脱可能な給紙段(図1に示す上段給紙口1
01,中段給紙口102,下段給紙口103)を有する
画像形成装置であって、前記給紙段に装着される不定形
紙カセットを認識する認識手段(図2に示すROM41
に格納される制御プログラムに基づいてカセットサイズ
検知基板8〜10の検知結果により認知するCPU2
7)と、前記認識手段により不定形紙カセットの装着が
認識された給紙段の位置に基づいて前記不定形紙カセッ
トの紙サイズ情報(複数の不定形紙カセットを識別する
ための情報,紙サイズコード)を決定する決定手段(図
2に示すROM40に格納される制御プログラムに基づ
いて決定するCPU27)とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記不定形紙
カセットに割り当てられる紙サイズ情報の使用状況を判
定する判定手段(図2に示すROM40に格納される制
御プログラムに基づいて判定するCPU27)を有し、
前記決定手段は、前記認識手段がいずれかの給紙段に不
定形紙カセットが装着されていると認識した場合に、前
記判定手段の判定結果に基づいて前記不定形紙カセット
の紙サイズ情報を決定するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、不定形記録媒
体を格納する不定形紙カセットを着脱可能な給紙段(図
7に示す給紙口201,202)を有する給紙装置が接
続される画像形成装置であって、前記給紙装置の接続状
況を判定する判定手段(図2に示すROM40に格納さ
れる制御プログラムに基づいて判定するCPU27)
と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記不定形紙カ
セットの紙サイズ情報を決定する決定手段(図2に示す
ROM40に格納される制御プログラムに基づいて決定
するCPU27)とを有するものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記給紙装置
から送信される識別情報を受信する受信手段(図8に示
すROM40に格納される制御プログラムに基づいて受
信するCPU27)を有し、前記決定手段は、前記受信
手段により受信した識別情報に基づいて前記不定形紙カ
セットの紙サイズ情報を決定するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記決定手段
により決定された紙サイズ情報に対応させて前記不定形
記録媒体の寸法を入力する入力手段(図2,図8に示す
オペレーションパネル21)を有するものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記決定手段
により決定された紙サイズ情報に基づいて前記不定形記
録媒体に対する画像形成および搬送を制御する制御手段
(図2に示すROM40に格納される制御プログラムに
基づいて制御するCPU27)を有するものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、画像形成装置
(図8に示す画像形成装置本体1)と前記画像形成装置
に給紙する不定形記録媒体を格納する不定形紙カセット
を着脱可能な給紙段を有する給紙装置(図8に示すオプ
ション給紙装置30)とを備える画像形成システムであ
って、前記給紙段に装着される不定形紙カセットを認識
する認識手段(図8に示すROM35に格納される制御
プログラムに基づいてカセットサイズ検知基板33,3
4の検知結果により認識するCPU32)と、前記認識
手段が給紙段に不定形紙カセットが装着されたと認識し
た場合に、前記給紙装置に割り当ててある紙サイズ情報
を前記不定形紙カセットの紙サイズ情報に決定する決定
手段(図8に示すROM35に格納される制御プログラ
ムに基づいて制御するCPU32)とを有するものであ
る。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記画像形成
装置から送信される識別情報を受信する受信手段(図8
に示すROM35に格納される制御プログラムに基づい
て受信するCPU32)を有し、前記決定手段は、前記
認識手段が給紙段に不定形紙カセットが装着されたと認
識した場合に、前記受信手段により受信された識別情報
に基づいて前記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定
するものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記決定手段
により決定された紙サイズ情報を前記画像形成装置に通
知する通知手段(図8に示すROM35に格納される制
御プログラムに基づいて通知するCPU32)を有する
ものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記画像形
成装置は、前記通知手段により通知された紙サイズ情報
に対応して前記不定形記録媒体の寸法を入力する入力手
段(図8に示すオペレーションパネル21)を有するも
のである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記画像形
成装置は、前記通知手段により通知された紙サイズ情報
に基づいて前記不定形記録媒体に対する画像形成および
搬送を制御する制御手段(図8に示すROM40に格納
される制御プログラムに基づいて制御するCPU27)
を有するものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、不定形記録
媒体を格納する不定形紙カセット(図1に示すフリーサ
イズカセット2,4)を着脱可能な給紙段を有する画像
形成装置の制御方法であって、前記給紙段に装着される
不定形紙カセットを認識する認識工程(図3に示すフロ
ーチャートのステップ(4),(9),(14))と、
前記認識工程により不定形紙カセットの装着が認識され
た給紙段の位置に基づいて前記不定形紙カセットの紙サ
イズ情報を決定する決定工程(図3に示すフローチャー
トのステップ(7),(12),(17))とを有する
ものである。
【0019】本発明に係る第13の発明は、前記不定形
紙カセットに割り当てられる紙サイズ情報の使用状況を
判定する判定工程(図6に示すフローチャートのステッ
プ(7),(12),(17))を有し、前記決定工程
は、前記認識工程がいずれかの給紙段に不定形紙カセッ
トが装着されていると認識した場合に、前記判定工程の
判定結果に基づいて前記不定形紙カセットの紙サイズ情
報を決定するものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、不定形記録
媒体を格納する不定形紙カセットを着脱可能な給紙段を
有する給紙装置が接続される画像形成装置の制御方法で
あって、前記給紙装置の接続状況を判定する判定工程
(図10に示すフローチャートのステップ(1),
(2),(3))と、前記判定工程の判定結果に基づい
て前記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定する決定
工程(図10に示すフローチャートのステップ(4))
とを有するものである。
【0021】本発明に係る第15の発明は、前記給紙装
置から送信される識別情報を受信する受信工程(図11
に示すフローチャートのステップ(2))を有し、前記
決定工程は、前記受信工程(図11に示すフローチャー
トのステップ(4))により受信した識別情報に基づい
て前記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定するもの
である。
【0022】本発明に係る第16の発明は、画像形成装
置と前記画像形成装置に給紙する不定形記録媒体を格納
する不定形紙カセットを着脱可能な給紙段を有する給紙
装置とを備える画像形成システムの制御方法であって、
前記給紙段に装着される不定形紙カセットを認識する認
識工程(図9に示すフローチャートのステップ(1))
と、前記認識工程が給紙段に不定形紙カセットが装着さ
れたと認識した場合に、前記給紙装置に割り当ててある
紙サイズ情報を前記不定形紙カセットの紙サイズ情報に
決定する決定工程(図9に示すフローチャートのステッ
プ(3))とを有するものである。
【0023】本発明に係る第17の発明は、前記画像形
成装置から送信される識別情報を受信する受信工程(図
12に示すフローチャートのステップ(5))を有し、
前記決定工程(図12に示すフローチャートのステップ
(7))は、前記認識工程が給紙段に不定形紙カセット
が装着されたと認識した場合に、前記受信工程により受
信された識別情報に基づいて前記不定形紙カセットの紙
サイズ情報を決定するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する図
であり、本実施形態の特徴を最もよく表す図である。
【0025】図1において、1は画像形成装置本体で、
本実施形態においては電子写真プロセスにより画像を形
成する装置である。2,4はフリーサイズカセットで、
不定形サイズを専用に扱うカセットで、不定形サイズの
用紙を格納保持する。3は定形用カセットで、例えばA
4サイズの用紙を格納保持する。5,6,7はサイズゴ
マで、カセットのサイズを示すものである。8,9,1
0はカセットサイズ検知基板で、上段給紙口101,中
段給紙口102,下段給紙口103に挿入されたカセッ
トのサイズを検知する。
【0026】なお、上段給紙口101,中段給紙口10
2,下段給紙口103には、フリーサイズカセット,定
形用カセットのいずれも着脱することができる。
【0027】11,12,13はピックアップローラ
で、カセットに格納される用紙を繰り出す。14は給紙
搬送ローラで、ピックアップローラ11〜13により繰
り出された用紙を電子写真プロセス部15に搬送する。
【0028】16は定着部で、用紙に転写された画像を
定着する。17は排紙トレイで、定着部16により画像
が定着された記録紙を積載する。20は画像形成制御部
で、後述する図2に示す制御構成を有し、画像形成装置
本体1における各種制御を行う。21はオペレーション
パネルで、図示しない液晶表示部,設定キー等が配置さ
れ、ユーザからの各種設定入力,動作指示等を入力す
る。
【0029】図1に示したように構成される画像形成装
置において、画像形成制御部20は上段給紙口101,
中段給紙口102,下段給紙口103のどの位置にフリ
ーサイズカセットが挿入されたかをカセットサイズ検知
基板8〜10の検知結果に基づいて判断し、フリーサイ
ズカセットが挿入されていると判断した場合は、オペレ
ータに各フリーサイズカセットで実際に使用する紙の寸
法をオペレーションパネル21等から入力させる。
【0030】それから、フリーサイズカセットが挿入さ
れた給紙口の物理位置(上段給紙口101,中段給紙口
102,下段給紙口103)に応じて使用する紙のサイ
ズコードを決定する。この時点でカセットサイズコード
を独立して管理する。従って、画像形成装置本体1に同
一のフリーサイズカセットを複数挿入した場合は同一の
カセットサイズコードに別々の紙サイズコードを割り振
ることになり、フリーサイズカセット内の紙の寸法を個
別に管理することが可能になる。
【0031】以下、図2を参照して、図1に示した画像
形成制御部20の入出力について説明する。
【0032】図2は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置の制御構成を説明するブロック図である。な
お、図1と同一のものには同一の符号を付してある。以
下、構成および動作について説明する。
【0033】図において、27はCPUで、ROM40
に格納される制御プログラムに基づいて画像形成装置の
各部を統括制御する。41はRAMで、CPU27のワ
ークエリア等として使用される。なお、CPU27には
オペレーションパネル21,電子写真制御部29,紙搬
送制御部28,カセットサイズ検知基板8,9,10が
接続されている。各カセットサイズ検知基板上8〜10
に備えられるスイッチはプルアップされてCPU27の
入力ポートI00〜I03,I10〜I13,I20〜
I23に接続されている。
【0034】25は外部装置で、印字命令通信インタフ
ェース部(インタフェース部)26を介してCPU27
に印字命令を送信する。28は紙搬送制御部で、図1に
示した各カセット2〜4に格納される用紙の搬送を制御
する。29は電子写真制御部で、図1に示した電子写真
プロセス部(プリンタエンジン)15を制御する。
【0035】以下、動作について説明する。外部装置2
5からインタフェース部26を介して送信される印字命
令がCPU27に伝えられる。CPU27は入力ポート
I00〜I03,I10〜I13,I20〜I23の状
態を読み込むことにより各々のカセット2〜4が物理的
にどの位置にあるか、さらに各々のカセット2〜4がフ
リーサイズカセットか定形サイズカセットかを判別でき
る。
【0036】以下、図3に示したフローチャートを参照
して、図2に示したCPU27が画像形成装置本体1に
装着されるカセットの状態に基づいて上段給紙口10
1,中段給紙口102,下段給紙口103の紙サイズコ
ードを確定する処理について説明する。
【0037】図3は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図2に示したROM40に格納される制御プ
ログラムに基づいてCPU27により実行される紙サイ
ズコード確定処理に対応する。なお、(1)〜(17)
は各ステップを示す。
【0038】まず、図1に示した画像形成装置本体1の
図示しない電源がONされると、CPU27の初期化が
終了する(1)。その後、画像形成装置本体1に挿入さ
れるカセットの紙サイズ確認の処理を開始する(2)。
【0039】次に、上段給紙口101にカセットが挿入
されているかどうかを確認、判定し(3)、上段給紙口
101にカセットがないと判定した場合は、上段給紙口
101の紙サイズコードを紙無しとして(5)、ステッ
プ(8)に進む。
【0040】一方、ステップ(3)において、上段給紙
口101にカセットがあると判定した場合は、上段給紙
口101に挿入されるカセットがフリーサイズカセット
かどうか確認、判定し(4)、フリーサイズカセットで
ないと判定した場合は、上段給紙口101に挿入される
カセットは定形サイズカセットなので、カセットサイズ
コードをそのまま上段給紙口101の紙サイズコードと
し(6)、ステップ(8)に進む。
【0041】一方、ステップ(4)において、フリーサ
イズカセットが上段に挿入されている場合には、フリー
サイズカセットコードに給紙口番号を加えた値を上段給
紙口101の紙サイズコードとし(7)、ステップ
(8)に進む。
【0042】一例を挙げてステップ(7)における処理
を説明すると、フリーサイズカセットのフリーサイズカ
セットコード(例えば50)に給紙口番号(例、上段給
紙口101の番号=1とする)を加えたものの値(ここ
では51となる)を上段給紙口101の紙サイズコード
とする。
【0043】次に、中段給紙口102にカセットが挿入
されているかどうかを確認、判定し(8)、中段給紙口
102にカセットがないと判定した場合は、中段給紙口
102の紙サイズコードを紙無しとして(10)、ステ
ップ(13)に進む。
【0044】一方、ステップ(8)において、中段給紙
口102にカセットがあると判定した場合は、中段給紙
口102に挿入されるカセットがフリーサイズカセット
かどうか確認、判定し(9)、フリーサイズカセットで
ないと判定した場合は、中段給紙口102に挿入される
カセットは定形サイズカセットなので、カセットサイズ
コードをそのまま中段給紙口102の紙サイズコードと
し(11)、ステップ(13)に進む。
【0045】一方、ステップ(9)において、フリーサ
イズカセットであると判定した場合は、フリーサイズカ
セットコード(例えば50)に給紙口番号(例、中段給
紙口102の番号=2とする)を加えた値(この例では
52となる)を中段給紙口102の紙サイズコードとし
(12)、ステップ(13)に進む。
【0046】次に、下段給紙口103にカセットが挿入
されているかどうかを確認、判定し(13)、下段給紙
口103にカセットがないと判定した場合は、下段給紙
口103の紙サイズコードを紙無しとして(15)、処
理を終了する。
【0047】一方、ステップ(13)において、下段給
紙口103にカセットがあると判定した場合は、下段給
紙口103に挿入されるカセットがフリーサイズカセッ
トかどうか確認、判定し(14)、フリーサイズカセッ
トでないと判定した場合は、下段給紙口103に挿入さ
れるカセットは定形サイズカセットなので、カセットサ
イズコードをそのまま下段給紙口103の紙サイズコー
ドとし(16)、処理を終了する。
【0048】一方、ステップ(14)において、フリー
サイズカセットであると判定した場合は、フリーサイズ
カセットコード(例えば50)に給紙口番号(例、下段
給紙口103の番号=3とする)を加えた値(この例で
は53となる)を下段給紙口103の紙サイズコードと
し(17)、処理を終了する。
【0049】上述したように、上段給紙口101,中段
給紙口102,下段給紙口103の紙サイズコードを決
定する。仮に中段給紙口102にフリーサイズカセット
が挿入されている場合には、例えば中段給紙口102の
給紙口番号を2とすると紙サイズコードは52となる。
仮に下段給紙口103にフリーサイズカセットが挿入さ
れている場合には、例えば下段給紙口103の給紙口番
号を3とすると紙サイズコードは53となる。
【0050】なお、図3に示したフローチャートにより
決定される紙サイズコードは、給紙口番号に対応付けて
図2に示したRAM41または図示しない書換え可能な
不揮発性メモリ(ハードディスク,フラッシュメモリ
等)に記憶される。
【0051】以下、図4に示したフローチャートを参照
して、CPU27が各給紙口101〜103に挿入され
る各カセットの状態に応じて図1に示したオペレーショ
ンパネル21からの用紙の実際の寸法(実寸)の入力処
理を説明する。
【0052】図4は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図2に示したROM40に格納される制御プ
ログラムに基づいてCPU27により実行されるカセッ
トに格納される用紙の実際の寸法入力処理に対応する。
なお、(1)〜(15)は各ステップを示す。
【0053】まず、図3に示したフローチャートに基づ
く処理により、各給紙口101〜103に挿入されるカ
セットのカセットサイズコードと紙サイズコードが確定
したら実寸入力のシーケンスがスタートし、上段給紙口
101に挿入されるカセットがフリーサイズカセットで
あるかどうかおよび上段実寸確定フラグが0(実寸の入
力が終了していない)かどうかを判断し(1)、上段給
紙口101に挿入されるカセットがフリーサイズカセッ
トであり、かつ上段実寸確定フラグが0であると判断し
た場合は、ステップ(2)に進み、それ以外であると判
断した場合は、ステップ(4)に進む。
【0054】ステップ(2)では、図1に示したオペレ
ーションパネル21から上段給紙口101に挿入される
カセットに格納される用紙の実寸入力処理(用紙の搬送
方向に一致する長さまたは用紙の縦と横のサイズ)を実
行し、上段実寸確定フラグを1にセットし(3)、ステ
ップ(4)に進む。
【0055】次に、中段給紙口102に挿入されるカセ
ットがフリーサイズカセットであるかどうかおよび中段
実寸確定フラグが0(実寸の入力が終了していない)か
どうかを判断し(4)、中段給紙口102に挿入される
カセットがフリーサイズカセットであり、かつ中段実寸
確定フラグが0であると判断した場合は、ステップ
(5)に進み、それ以外であると判断した場合は、ステ
ップ(7)に進む。
【0056】ステップ(5)では、図1に示したオペレ
ーションパネル21からの中段給紙口102に挿入され
るカセットに格納される用紙の実寸入力処理を実行し、
中段実寸確定フラグを1にセットし(6)、ステップ
(7)に進む。
【0057】次に、下段給紙口103に挿入されるカセ
ットがフリーサイズカセットであるかどうかおよび下段
実寸確定フラグが0(実寸の入力が終了していない)か
どうかを判断し(7)、下段給紙口103に挿入される
カセットがフリーサイズカセットであり、かつ中段実寸
確定フラグが0であると判断した場合は、ステップ
(8)に進み、それ以外であると判断した場合は、ステ
ップ(10)に進む。
【0058】ステップ(8)では、図1に示したオペレ
ーションパネル21からの下段給紙口103に挿入され
るカセットに格納される用紙の実寸入力処理を実行し、
中段実寸確定フラグを1にセットし(9)、ステップ
(10)に進む。
【0059】このように、上段給紙口101,中段給紙
口102,下段給紙口103に挿入される各カセットに
ついて実寸入力処理を行う。
【0060】次に、上述した実寸入力処理のあとでカセ
ットが抜かれてしまった場合には、実寸確定のフラグを
0に戻す(10),(11)。この処理を中段,下段に
ついても行う(12)〜(15)。
【0061】詳しく述べると、上段給紙口101にカセ
ットが挿入されているかどうかを判定し(10)、カセ
ットが挿入されている判定した場合は、ステップ(1
2)に進み、カセットが挿入されていないと判定した場
合は、上段実寸確定フラグを0にクリアし(11)、ス
テップ(12)に進む。
【0062】次に、中段給紙口102にカセットが挿入
されているかどうかを判定し(12)、カセットが挿入
されている判定した場合は、ステップ(14)に進み、
カセットが挿入されていないと判定した場合は、中段実
寸確定フラグを0にクリアし(13)、ステップ(1
4)に進む。
【0063】次に、下段給紙口103にカセットが挿入
されているかどうかを判定し(14)、カセットが挿入
されている判定した場合は、処理を終了し、カセットが
挿入されていないと判定した場合は、中段実寸確定フラ
グを0にクリアし(15)、処理を終了する。
【0064】図4に示したフローチャート(シーケン
ス)により、フリーサイズカセットで搬送すべき紙の実
寸が入力されることになる。なお、入力されたフリーサ
イズカセットに格納保持される用紙の実寸は紙サイズコ
ードと対応付けてRAM41または図示しない書換え可
能な不揮発性メモリ(ハードディスク,フラッシュメモ
リ等)に格納される。
【0065】以下、図5に示すフローチャートを参照し
て、入力された実際の紙の寸法の使用方法について説明
する。
【0066】図5は、本発明に係る第1の画像形成装置
における第3のデータ処理手順の一例を説明するフロー
チャートであり、図2に示したROM40に格納される
制御プログラムに基づいてCPU27により実行される
紙搬送制御,画像形成制御等の各種制御処理に対応す
る。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0067】まず、図2に示した外部装置25から、使
用すべき紙の指定として給紙口(上段給紙口101,中
段給紙口102,下段給紙口103)の指定をCPU2
7が受信する(1)。次に、受信した給紙口の指定に従
って使用すべき紙のサイズコードを決定する(2)。
【0068】それから、紙サイズコードと紙の実寸との
対応がとれているので、紙の実寸が決定できる(3)。
次に、紙の実寸が決定されている状態で紙搬送制御を行
う(4)。それから、紙の実寸が決定されている状態で
画像形成を行い(5)、処理を終了する。
【0069】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
フリーサイズカセットが給紙口に挿入された場合に、紙
サイズコードをフリーサイズカセットコードと給紙口に
割り振られた給紙口番号とを加えたものを紙サイズコー
ドとするように構成したが、フリーサイズカセット用の
コードをあらかじめ複数用意しておき、給紙口のいずれ
かにカセットが挿入されている場合に、該挿入されてい
るカセットがフリーサイズカセットであるときに、あら
かじめ用意された複数のフリーサイズカセットコードの
中で使用されていないコードを紙サイズコードとするよ
うに構成してもよい。以下、その実施形態について説明
する。
【0070】なお、本実施形態で説明する画像形成装置
においても、図1に示した構成を有し、図2に示した制
御構成を有し、またCPU27の接続も同一である。
【0071】以下、図6に示したフローチャートを参照
して、図2に示したCPU27が画像形成装置本体1に
装着されるカセットの状態に基づいて上段給紙口10
1,中段給紙口102,下段給紙口103の紙サイズコ
ードを確定する処理について説明する。
【0072】図6は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第4のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図2に示したROM40に格納される制御プ
ログラムに基づいてCPU27により実行される紙サイ
ズコード確定処理に対応する。なお、(1)〜(17)
は各ステップを示す。また、図3に示したフローチャー
トと比べるとステップ(7),(12),(17)のみ
が変更となっている。
【0073】まず、図1に示した画像形成装置本体1の
図示しない電源がONされると、CPU27の初期化が
終了する(1)。その後、画像形成装置本体1に挿入さ
れるカセットの紙サイズ確認の処理が開始する(2)。
【0074】次に、上段給紙口101にカセットが挿入
されているかどうかを確認、判定し(3)、上段給紙口
101にカセットがないと判定した場合は、上段給紙口
101の紙サイズコードを紙無しとして(5)、ステッ
プ(8)に進む。
【0075】一方、ステップ(3)において、上段給紙
口101にカセットがあると判定した場合は、上段給紙
口101に挿入されるカセットがフリーサイズカセット
かどうか確認、判定し(4)、フリーサイズカセットで
ないと判定した場合は、上段給紙口101に挿入される
カセットは定形サイズカセットなので、カセットサイズ
コードをそのまま上段給紙口101の紙サイズコードと
し(6)、ステップ(8)に進む。
【0076】一方、ステップ(4)において、フリーサ
イズカセットが上段に挿入されている場合には、図2に
示したROM40またはRAM41に格納されるフリー
サイズカセット専用に割り当てられるカセットコードの
使用状況を判定し、フリーサイズカセットコードのどれ
が使用済みでどのコードが使用可能かを考え、使用され
ていない1番若いフリーサイズカセットコードを上段給
紙口101の紙サイズコードとし(7)、ステップ
(8)に進む。
【0077】次に、中段給紙口102にカセットが挿入
されているかどうかを確認、判定し(8)、中段給紙口
102にカセットがないと判定した場合は、中段給紙口
102の紙サイズコードを紙無しとして(10)、ステ
ップ(13)に進む。
【0078】一方、ステップ(8)において、中段給紙
口102にカセットがあると判定した場合は、中段給紙
口102に挿入されるカセットがフリーサイズカセット
かどうか確認、判定し(9)、フリーサイズカセットで
ないと判定した場合は、中段給紙口102に挿入される
カセットは定形サイズカセットなので、カセットサイズ
コードをそのまま中段給紙口102の紙サイズコードと
し(11)、ステップ(13)に進む。
【0079】一方、ステップ(9)において、フリーサ
イズカセットであると判定した場合は、図2に示したR
OM40またはRAM41に格納されるフリーサイズカ
セット専用に割り当てられるカセットコードの使用状況
を判定し、フリーサイズカセットコードのどれが使用済
みでどのコードが使用可能かを考え、使用されていない
1番若いフリーサイズカセットコードを中段給紙口10
2の紙サイズコードとし(12)、ステップ(13)に
進む。
【0080】次に、下段給紙口103にカセットが挿入
されているかどうかを確認、判定し(13)、下段給紙
口103にカセットがないと判定した場合は、下段給紙
口103の紙サイズコードを紙無しとして(15)、処
理を終了する。
【0081】一方、ステップ(13)において、下段給
紙口103にカセットがあると判定した場合は、下段給
紙口103に挿入されるカセットがフリーサイズカセッ
トかどうか確認、判定し(14)、フリーサイズカセッ
トでないと判定した場合は、下段給紙口103に挿入さ
れるカセットは定形サイズカセットなので、カセットサ
イズコードをそのまま下段給紙口103の紙サイズコー
ドとし(16)、処理を終了する。
【0082】一方、ステップ(14)において、フリー
サイズカセットであると判定した場合は、図2に示した
ROM40またはRAM41に格納されるフリーサイズ
カセット専用に割り当てられるカセットコードの使用状
況を判定し、フリーサイズカセットコードのどれが使用
済みでどのコードが使用可能かを考え、使用されていな
い1番若いフリーサイズカセットコードを下段給紙口1
03の紙サイズコードとし(17)、処理を終了する。
【0083】上述したように、上段給紙口101にフリ
ーサイズカセットが挿入されていることを発見すると、
ステップ(7)においてフリーサイズカセットコードの
どれが使用済みでどのコードが使用可能であるかを判定
する。
【0084】図1で示したカセット状況であれば、上段
給紙口101がフリーサイズカセットなので、あらかじ
め用意されたフリーサイズカセットコードが例えば5
1,52,53であるとすると、上段給紙口101の紙
サイズコードは51となる。
【0085】次に、中段給紙口102にフリーサイズカ
セットが挿入されていることを発見すると、ステップ
(12)において、次に若いフリーサイズカセットコー
ドが割り振られる。
【0086】図1で示したカセット状況であれば、中段
は固定A4サイズカセットなのでフリーサイズカセット
コードは割り振られない。
【0087】次の、下段給紙口103にフリーサイズカ
セットが挿入されていることを発見すると、フリーサイ
ズカセットコードのどれが使用済みでどのコードが使用
可能であるかを判別する。
【0088】図1で示したカセット状況であれば、下段
がフリーサイズカセットなので、下段の紙サイズコード
は51の次の52となる。
【0089】〔第3実施形態〕上記第1,2実施形態で
は、図1に示した画像形成装置本体1内に備えられる各
給紙口101〜103にフリーサイズカセットが挿入さ
れた場合の紙サイズコードの確定処理について説明した
が、画像形成装置本体1に装着可能なオプション装置に
備えられる各給紙口にフリーサイズカセットが挿入され
た場合の紙サイズコードを確定するように構成してもよ
い。以下、その実施形態について説明する。
【0090】図7は、本発明の第3実施形態を示す画像
形成装置の構成を説明する図である。なお、図1に示し
たものと同一のものには、同一の符号を付してある。
【0091】図7において、上記第1実施形態で説明し
た画像形成装置本体1に対してオプションの給紙装置3
0が付加されている。
【0092】18は受け取りローラで、オプションの給
紙装置30のカセットから搬送される紙を受け取り、該
受け取った紙を給紙搬送ローラに搬送する。37はオプ
ション制御部で、オプションの給紙装置30を統括制御
する。33,34はカセットサイズ検知基板で、オプシ
ョン上段給紙口201,オプション下段給紙口202に
挿入されたカセットのサイズを検知する。
【0093】上記構成においてオプション制御部37は
オプションの給紙装置30内の各給紙口201,202
に挿入されるカセットサイズを認識し、フリーサイズカ
セットであるかどうかを判定する。
【0094】以下、図8を参照して、図2に示した画像
形成制御部20およびオプション制御部37の入出力に
ついて説明する。
【0095】図8は、本発明の第3実施形態を示す画像
形成装置の制御構成を説明するブロック図である。な
お、図7と同一のものには、同一の符号を付してある。
以下、構成および動作について説明する。
【0096】図において、32はCPUで、ROM35
に格納される制御プログラムに基づいてオプションの給
紙装置30を統括制御する。36はRAMで、CPU3
2のワークエリア等として使用される。CPU32はカ
セットサイズ検知基板33,34のカセット情報を読み
込み、通信ライン31を使用してオプションの給紙装置
30の各給紙口201,202に挿入されたカセットの
情報を画像形成装置本体1のCPU27に通知する。
【0097】以下、図9のフローチャートを参照して、
図8に示したオプション制御部37のCPU32による
処理について説明する。
【0098】図9は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第5のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図8に示したROM35に格納される制御プ
ログラムに基づいてCPU32により実行される処理に
対応する。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0099】まず、オプションの給紙装置30の各給紙
口に挿入されるカセットの紙サイズの確認を行う
(1)。次に、オプションの給紙装置30の給紙口にフ
リーサイズカセットが挿入されているかどうかを判定し
(2)、フリーサイズカセットが挿入されていないと判
定した場合は、ステップ(4)に進み、フリーサイズカ
セットが挿入されていると判断した場合は、予めオプシ
ョン1個につき1つ割り当ててあったフリーサイズカセ
ットコードを発見したフリーサイズカセットの紙サイズ
コードとし(3)、ステップ(4)に進む。
【0100】次に、オプションの給紙装置30の給紙口
に挿入される定形サイズのカセットはカセットコードを
紙サイズコードとし(4)、ステップ(3),(4)で
決定した紙サイズコードを画像形成装置本体1のCPU
27に通知して(5)、処理を終了する。
【0101】上記のフローチャート(シーケンス)を実
行することにより、図7に示したCPU27はオプショ
ンである給紙装置30の給紙口に装着されるフリーサイ
ズカセットに対しても本体のフリーサイズカセットと同
一の処理が実行できる。
【0102】〔第4実施形態〕上記第3実施形態では、
オプションの給紙装置30に挿入されるカセットの紙サ
イズコードを給紙装置30のCPU32による処理によ
り決定される場合について説明したが、接続されるオプ
ションの給紙装置30の個数に基づいて画像形成装置本
体1のCPU27により紙サイズコードを決定するよう
に構成してもよい。以下、その実施形態について説明す
る。
【0103】なお、本実施形態で説明する画像形成装置
においても、第3実施形態で説明した画像形成装置と同
様に図7に示した構成を有し、図8に示した制御構成を
有し、またCPU27の接続も同一である。
【0104】以下、図10のフローチャートを参照し
て、本実施形態におけるオプション給紙の紙サイズコー
ドの決定方法を説明する。
【0105】図10は、本発明に係る画像形成装置にお
ける第6のデータ処理手順の一例を説明するフローチャ
ートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを示
す。
【0106】また、図10の(a)に示されるフローチ
ャートは、図8に示したROM40に格納される制御プ
ログラムに基づいてCPU27により実行される処理に
対応し、図10の(b)に示されるフローチャートは、
図8に示したROM35に格納される制御プログラムに
基づいてCPU32により実行される処理に対応する。
【0107】図10の(a)において、まず、図7に示
した画像形成装置本体1のCPU27は、オプションの
給紙装置30の接続状況(特にオプションの給紙装置3
0の接続個数)を確認,判定する(1),(2),
(3)。
【0108】すなわち、オプションの給紙装置30から
の通信を受信し(2)、ステップ(2)でオプション接
続確定を受信したかどうかを判断し(3)、オプション
接続確定を受信していないと判断した場合は、ステップ
(2)に戻る。一方、ステップ(3)において、オプシ
ョン接続確定を受信したと判断した場合は、ステップ
(2)でオプションの給紙装置30と通信したオプショ
ン確定情報をもとに画像形成装置本体1に接続されるオ
プションの給紙装置30の個数をカウントし、ステップ
(4)に進む。
【0109】次に、オプションの接続個数が確定できた
らオプションの給紙装置30の個数に従ってフリーサイ
ズカセットの紙サイズコードを決定し(4)、ステップ
(4)で決定した紙サイズコードをオプションである給
紙装置30に通知し(5)、処理を終了する。
【0110】また、図10の(b)において、まず、図
8に示したCPU32側で、通信を初期化し(6)、オ
プション接続確定の通信を実施する(7)。その後、画
像形成装置本体1からの通信を受信し(8)、フリーサ
イズカセット用紙サイズコードを受信したかどうかを判
断し(9)、受信していないと判断した場合は、ステッ
プ(8)に戻り、受信したと判断した場合は、CPU3
2はCPU27から通知された紙サイズコードをフリー
サイズカセットに割り振り、処理を終了する。
【0111】このようにして、オプションの給紙装置3
0のCPU32は、図8に示したCPU27からのフリ
ーサイズカセット用の紙サイズコードを受信する。
【0112】〔第5実施形態〕上記第4実施形態では、
接続されるオプションの給紙装置30の個数に基づいて
フリーサイズカセットの紙サイズコードを決定するよう
に構成したが、オプションの給紙装置から給紙装置自身
のIDを画像形成装置本体1のCPU27に通知させ、
該通知されるIDに基づいてカセットの紙サイズコード
を決定するように構成してもよい。以下、その実施形態
について説明する。
【0113】なお、本実施形態で説明する画像形成装置
においても、第3実施形態で説明した画像形成装置と同
様に図7に示した構成を有し、図8に示した制御構成を
有し、またCPU27の接続も同一である。
【0114】以下、図11のフローチャートを参照し
て、本実施形態におけるオプション給紙の紙サイズコー
ドの決定方法を説明する。
【0115】図11は、本発明に係る画像形成装置にお
ける第7のデータ処理手順の一例を説明するフローチャ
ートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを示
す。
【0116】また、図11の(a)に示すフローチャー
トは、図8に示したROM40に格納される制御プログ
ラムに基づいてCPU27により実行される処理に対応
し、図11の(b)に示すフローチャートは、図8に示
したROM35に格納される制御プログラムに基づいて
CPU32により実行される処理に対応する。
【0117】図11の(a)において、まず、オプショ
ンの給紙装置30の接続状況を確認し(1)、オプショ
ンの給紙装置30からの通信を受信し(2)、ステップ
(2)でオプションの給紙装置30から送信されたオプ
ション装置のID番号を受信したかどうかを判断し
(3)、ID番号を受信していないと判断した場合は,
ステップ(2)に戻る。
【0118】一方、ステップ(3)において、ID番号
を受信したと判断した場合は、ステップ(2)で受信し
たオプション装置のID番号に基づいてカセットの紙サ
イズコードを決定し(4)、該決定された紙サイズコー
ドをオプションの給紙装置30のCPU32に送信し
(5)、処理を終了する。
【0119】図11の(b)において、まず、図8に示
した画像形成装置本体1のCPU27との通信を初期化
し(6)、図8に示したROM35に格納されるオプシ
ョンの給紙装置30のID番号をCPU27に送信する
(7)。
【0120】次に、画像形成装置本体1からの通信を受
信し(8)、フリーサイズカセット用紙サイズコードを
受信したかどうかを判断し(9)、紙サイズコードを受
信していないと判断した場合は、ステップ(8)に戻
り、紙サイズコードを受信したと判断した場合は、CP
U32はCPU27から通知された紙サイズコードをフ
リーサイズカセットに割り振り、処理を終了する。
【0121】〔第6実施形態〕上記第5実施形態では、
オプションの給紙装置30から給紙装置自身のIDを画
像形成装置本体1のCPU27に通知させ、該通知され
るIDに基づいてカセットの紙サイズコードを決定する
ように構成したが、画像形成装置本体1のID番号をオ
プションの給紙装置30に通知し、オプションの給紙装
置30側で、紙サイズコードを決定し、該決定結果を画
像形成装置本体1に送信するように構成してもよい。以
下、その実施形態について説明する。
【0122】なお、本実施形態で説明する画像形成装置
においても、第3実施形態で説明した画像形成装置と同
様に図7に示した構成を有し、図8に示した制御構成を
有し、またCPU27の接続も同一である。
【0123】以下、図12のフローチャートを参照し
て、本実施形態におけるオプション給紙の紙サイズコー
ドの決定方法を説明する。
【0124】図12は、本発明に係る画像形成装置にお
ける第8のデータ処理手順の一例を説明するフローチャ
ートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを示
す。
【0125】また、図12の(a)に示すフローチャー
トは、図8に示したROM40に格納される制御プログ
ラムに基づいてCPU27により実行される処理に対応
し、図12の(b)に示すフローチャートは、図8に示
したROM35に格納される制御プログラムに基づいて
CPU32により実行される処理に対応する。
【0126】図12の(a)において、まず、画像形成
装置本体1のROM40に格納されるID番号をオプシ
ョンの給紙装置30に送信し(1)、オプションの給紙
装置30からの通信を受信し(2)、オプションの給紙
装置30から紙サイズコードを受信したかどうかを判断
し(3)、紙サイズコードを受信していないと判断した
場合は、ステップ(2)に戻り、受信したと判断した場
合は、処理を終了する。
【0127】図12の(b)において、まず、画像形成
装置本体1のCPU27との通信を初期化し(4)、画
像形成装置本体1からの通信を受信し(5)、画像形成
装置本体1のID番号を受信したかどうかを判断し
(6)、ID番号を受信していないと判断した場合は、
ステップ(5)に戻る。
【0128】一方、ステップ(7)において、ID番号
を受信したと判断した場合は、画像形成装置本体1のI
D番号に従ってオプションの給紙装置30に装着される
カセットの紙サイズコードを決定し(7)、該決定され
た紙サイズコードを画像形成装置本体1のCPU27に
送信し(8)、処理を終了する。
【0129】なお、上述した第2〜第6実施形態におい
て、紙サイズコードが決定された後に、第1実施形態の
図4に示したフローチャートと同様に、フリーサイズカ
セットに格納される用紙の実寸を入力して、給紙口番号
と紙サイズコードと入力された実寸とを対応させてRA
M41または図示しない書換え可能な不揮発性メモリに
記憶する。
【0130】更に、上述した第2〜第6実施形態におい
ても、図4に示したフローチャートと同様な処理によ
り、画像形成装置またはオプションの給紙装置のフリー
サイズカセットに格納される不定形サイズ記録紙のサイ
ズを入力することができ、また外部装置から画像形成が
指示された場合に、図5に示したフローチャートと同様
な処理で紙搬送制御および画像形成制御を行う。
【0131】なお、上記各実施形態において、電子写真
プロセスにより画像を形成する画像形成装置を一例に上
げて説明しているが、レーザビームプリンタでもインク
ジェットプリンタでも、他の方式のプリンタでも本発明
を適用できる。
【0132】このように上記各実施形態では、本発明は
不定形サイズを専用に扱うカセット(フリーサイズカセ
ット)、フリーサイズカセットを認識するカセットサイ
ズ検知手段とフリーサイズカセットに対する紙サイズコ
ード決定手段と各フリーサイズカセットの紙寸法の設定
入力手段とフリーサイズカセットに対応する紙サイズコ
ードに従って、紙搬送制御および画像形成を行う画像形
成手段を持つことを特徴とする。
【0133】上記構成において、画像制御手段は紙サイ
ズコードによりフリーサイズカセットの紙の実寸がユニ
ークに決定できる。
【0134】よって、フリーサイズカセットが複数挿入
された状態でも物理的に別の位置に挿入されたフリーサ
イズカセットごとに紙の実寸を設定できるため、すべて
の紙の実寸が確定できる。
【0135】また、不定形サイズの紙の幅と長さの情報
を画像形成装置に通知することにより不定形サイズの紙
に対する不必要な画像形成を停止してドラムの寿命を向
上でき、トナーの消費量を低減することができ、かつ不
定形サイズの紙のスループットを画像形成装置の本来持
っている最高スループットで紙を搬送させることにあ
る。
【0136】また、紙サイズコードの使用を最適化し、
同時に使用できるフリーサイズカセットの数を増やすこ
とができ、さらにオプション給紙装置におけるフリーサ
イズカセットの取り扱いを可能にすることができる。
【0137】さらに、オプション給紙装置の接続状況に
応じた最適な紙サイズコード使用方法を提供することが
でき、またオプションの給紙装置を着脱してもそれに対
して最適なサイズコードが設定できる。
【0138】また、オプション給紙装置のIDを認識
し、各々のオプションの給紙装置に最適な紙サイズコー
ド使用方法を提供することができる。
【0139】さらに、本体の機種IDに応じてオプショ
ン給紙側が紙サイズコードの使用方法を切り替えて、シ
ステムとして最良の紙サイズコード使用方法を実現させ
ることができる。
【0140】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0141】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0142】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0143】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0144】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0145】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0146】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、不定形記録媒体を格納する不定形紙カ
セットを着脱可能な給紙段を有する画像形成装置であっ
て、前記給紙段に装着される不定形紙カセットを認識す
る認識手段と、前記認識手段により不定形紙カセットの
装着が認識された給紙段の位置に基づいて前記不定形紙
カセットの紙サイズ情報を決定する決定手段とを有する
ので、装着される給紙口毎に異なる紙サイズコードをフ
リーサイズカセットに割り振ることができ、複数のフリ
ーサイズカセットを同時に使用することができる。
【0148】第2の発明によれば、前記不定形紙カセッ
トに割り当てられる紙サイズ情報の使用状況を判定する
判定手段を有し、前記決定手段は、前記認識手段がいず
れかの給紙段に不定形紙カセットが装着されていると認
識した場合に、前記判定手段の判定結果に基づいて前記
不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定するので、使用
状況を判定して使用されていない紙カセットコードをフ
リーサイズカセットに割り振ることができ、複数のフリ
ーサイズカセットを同時に使用することができる。
【0149】第3の発明によれば、不定形記録媒体を格
納する不定形紙カセットを着脱可能な給紙段を有する給
紙装置が接続される画像形成装置であって、前記給紙装
置の接続状況を判定する判定手段と、前記判定手段の判
定結果に基づいて前記不定形紙カセットの紙サイズ情報
を決定する決定手段とを有するので、オプション給紙装
置に装着されるフリーサイズカセットに対して接続状況
に応じた最適な紙サイズコードを割り振ることができ、
オプション給紙装置におけるフリーサイズカセットの取
り扱いを可能とする。
【0150】第4の発明によれば、前記給紙装置から送
信される識別情報を受信する受信手段を有し、前記決定
手段は、前記受信手段により受信した識別情報に基づい
て前記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定するの
で、オプション給紙装置に装着されるフリーサイズカセ
ットにオプション給紙装置毎に異なる紙サイズコードを
割り振ることができ、オプション給紙装置におけるフリ
ーサイズカセットの取り扱いを可能とする。
【0151】第5の発明によれば、前記決定手段により
決定された紙サイズ情報に対応させて前記不定形記録媒
体の寸法を入力する入力手段を有するので、複数のフリ
ーサイズカセットが装着されていても、各々のフリーサ
イズカセット毎に不定形サイズ用紙の寸法を入力するこ
とができる。
【0152】第6の発明によれば、前記決定手段により
決定された紙サイズ情報に基づいて前記不定形記録媒体
に対する画像形成および搬送を制御する制御手段を有す
るので、フリーサイズカセットに格納される不定形サイ
ズ用紙に対して最適な画像形成制御を行うことができる
とともに、必要ない画像形成動作の実行を防止して、ト
ナー等の消費材を節約でき感光体等の資源のライフサイ
クルを長くすることができる。
【0153】第7の発明によれば、画像形成装置と前記
画像形成装置に給紙する不定形記録媒体を格納する不定
形紙カセットを着脱可能な給紙段を有する給紙装置とを
備える画像形成システムであって、前記給紙段に装着さ
れる不定形紙カセットを認識する認識手段と、前記認識
手段が給紙段に不定形紙カセットが装着されたと認識し
た場合に、前記給紙装置に割り当ててある紙サイズ情報
を前記不定形紙カセットの紙サイズ情報に決定する決定
手段とを有するので、フリーサイズカセットに対して最
適な紙サイズコードをオプション給紙装置側で決定でき
る。
【0154】第8の発明によれば、前記画像形成装置か
ら送信される識別情報を受信する受信手段を有し、前記
決定手段は、前記認識手段が給紙段に不定形紙カセット
が装着されたと認識した場合に、前記受信手段により受
信された識別情報に基づいて前記不定形紙カセットの紙
サイズ情報を決定するので、装着されるフリーサイズカ
セットに対して画像形成装置の機種IDに応じて最適な
紙サイズコードを決定できる。
【0155】第9の発明によれば、前記決定手段により
決定された紙サイズ情報を前記画像形成装置に通知する
通知手段を有するので、オプション給紙装置側で紙サイ
ズコードを決定しても、オプション給紙装置に装着され
るフリーサイズカセットを画像形成装置に装着されるフ
リーサイズカセットと同様に扱うことができる。
【0156】第10の発明によれば、前記画像形成装置
は、前記通知手段により通知された紙サイズ情報に対応
して前記不定形記録媒体の寸法を入力する入力手段を有
するので、複数のフリーサイズカセットが装着されてい
ても、各々のフリーサイズカセット毎に不定形サイズ用
紙の寸法を入力することができる。
【0157】第11の発明によれば、前記画像形成装置
は、前記通知手段により通知された紙サイズ情報に基づ
いて前記不定形記録媒体に対する画像形成および搬送を
制御する制御手段を有するので、フリーサイズカセット
に格納される不定形サイズ用紙に対して最適な画像形成
制御を行うことができるとともに、必要ない画像形成動
作の実行を防止して、トナー等の消費材を節約でき感光
体等の資源の寿命を長くすることができる。
【0158】第12の発明によれば、不定形記録媒体を
格納する不定形紙カセットを着脱可能な給紙段を有する
画像形成装置の制御方法であって、前記給紙段に装着さ
れる不定形紙カセットを認識する認識工程と、前記認識
工程により不定形紙カセットの装着が認識された給紙段
の位置に基づいて前記不定形紙カセットの紙サイズ情報
を決定する決定工程とを有するので、装着される給紙口
毎に異なる紙サイズコードをフリーサイズカセットに割
り振ることができ、複数のフリーサイズカセットを同時
に使用することができる。
【0159】第13の発明によれば、前記不定形紙カセ
ットに割り当てられる紙サイズ情報の使用状況を判定す
る判定工程を有し、前記決定工程は、前記認識工程がい
ずれかの給紙段に不定形紙カセットが装着されていると
認識した場合に、前記判定工程の判定結果に基づいて前
記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定するので、使
用状況を判定して使用されていない紙カセットコードを
フリーサイズカセットに割り振ることができ、複数のフ
リーサイズカセットを同時に使用することができる。
【0160】第14の発明によれば、不定形記録媒体を
格納する不定形紙カセットを着脱可能な給紙段を有する
給紙装置が接続される画像形成装置の制御方法であっ
て、前記給紙装置の接続状況を判定する判定工程と、前
記判定工程の判定結果に基づいて前記不定形紙カセット
の紙サイズ情報を決定する決定工程とを有するので、オ
プション給紙装置に装着されるフリーサイズカセットに
対して接続状況に応じた最適な紙サイズコードを割り振
ることができ、オプション給紙装置におけるフリーサイ
ズカセットの取り扱いを可能とする。
【0161】第15の発明によれば、前記給紙装置から
送信される識別情報を受信する受信工程を有し、前記決
定工程は、前記受信工程により受信した識別情報に基づ
いて前記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定するの
で、オプション給紙装置に装着されるフリーサイズカセ
ットにオプション装置毎に異なる紙サイズコードを割り
振ることができ、オプション給紙装置におけるフリーサ
イズカセットの取り扱いを可能とする。
【0162】第16の発明によれば、画像形成装置と前
記画像形成装置に給紙する不定形記録媒体を格納する不
定形紙カセットを着脱可能な給紙段を有する給紙装置と
を備える画像形成システムの制御方法であって、前記給
紙段に装着される不定形紙カセットを認識する認識工程
と、前記認識工程が給紙段に不定形紙カセットが装着さ
れたと認識した場合に、前記給紙装置に割り当ててある
紙サイズ情報を前記不定形紙カセットの紙サイズ情報に
決定する決定工程とを有するので、フリーサイズカセッ
トに対して最適な紙サイズコードをオプション給紙装置
側で決定できる。
【0163】第17の発明によれば、前記画像形成装置
から送信される識別情報を受信する受信工程を有し、前
記決定工程は、前記認識工程が給紙段に不定形紙カセッ
トが装着されたと認識した場合に、前記受信工程により
受信された識別情報に基づいて前記不定形紙カセットの
紙サイズ情報を決定するので、装着されるフリーサイズ
カセットに対して画像形成装置の機種IDに応じて最適
な紙サイズコードを決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構
成を説明する図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置における第1のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図4】本発明に係る画像形成装置における第2のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図5】本発明に係る画像形成装置における第3のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置における第4のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置の構
成を説明する図である。
【図8】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【図9】本発明に係る画像形成装置における第5のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像形成装置における第6のデ
ータ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像形成装置における第7のデ
ータ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図12】本発明に係る画像形成装置における第8のデ
ータ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2〜4 カセット 8〜10 カセットサイズ検知基板 20 画像形成制御部 21 オペレーションパネル 27 CPU 30 オプションの給紙装置 32 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 光英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 若宮 秀洋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 内山 信行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 勝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA27 DA28 DA44 DC19 EE10 FB13 3F343 FA02 FB01 HA14 HA33 HA37 HB03 MA04 MA10 MA26 MA51 MB04 MB10 MC20 MC21 MC22 9A001 BZ06 KZ42 LZ09

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不定形記録媒体を格納する不定形紙カセ
    ットを着脱可能な給紙段を有する画像形成装置であっ
    て、 前記給紙段に装着される不定形紙カセットを認識する認
    識手段と、 前記認識手段により不定形紙カセットの装着が認識され
    た給紙段の位置に基づいて前記不定形紙カセットの紙サ
    イズ情報を決定する決定手段と、を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記不定形紙カセットに割り当てられる
    紙サイズ情報の使用状況を判定する判定手段を有し、 前記決定手段は、前記認識手段がいずれかの給紙段に不
    定形紙カセットが装着されていると認識した場合に、前
    記判定手段の判定結果に基づいて前記不定形紙カセット
    の紙サイズ情報を決定することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 不定形記録媒体を格納する不定形紙カセ
    ットを着脱可能な給紙段を有する給紙装置が接続される
    画像形成装置であって、 前記給紙装置の接続状況を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記不定形紙カセッ
    トの紙サイズ情報を決定する決定手段と、を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記給紙装置から送信される識別情報を
    受信する受信手段を有し、 前記決定手段は、前記受信手段により受信した識別情報
    に基づいて前記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定
    することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段により決定された紙サイズ
    情報に対応させて前記不定形記録媒体の寸法を入力する
    入力手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段により決定された紙サイズ
    情報に基づいて前記不定形記録媒体に対する画像形成お
    よび搬送を制御する制御手段を有することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置と前記画像形成装置に給紙
    する不定形記録媒体を格納する不定形紙カセットを着脱
    可能な給紙段を有する給紙装置とを備える画像形成シス
    テムであって、 前記給紙段に装着される不定形紙カセットを認識する認
    識手段と、 前記認識手段が給紙段に不定形紙カセットが装着された
    と認識した場合に、前記給紙装置に割り当ててある紙サ
    イズ情報を前記不定形紙カセットの紙サイズ情報に決定
    する決定手段と、を有することを特徴とする画像形成シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置から送信される識別情
    報を受信する受信手段を有し、 前記決定手段は、前記認識手段が給紙段に不定形紙カセ
    ットが装着されたと認識した場合に、前記受信手段によ
    り受信された識別情報に基づいて前記不定形紙カセット
    の紙サイズ情報を決定することを特徴とする請求項7記
    載の画像形成システム。
  9. 【請求項9】 前記決定手段により決定された紙サイズ
    情報を前記画像形成装置に通知する通知手段を有するこ
    とを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置は、前記通知手段に
    より通知された紙サイズ情報に対応して前記不定形記録
    媒体の寸法を入力する入力手段を有することを特徴とす
    る請求項9記載の画像形成システム。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置は、前記通知手段に
    より通知された紙サイズ情報に基づいて前記不定形記録
    媒体に対する画像形成および搬送を制御する制御手段を
    有することを特徴とする請求項9記載の画像形成システ
    ム。
  12. 【請求項12】 不定形記録媒体を格納する不定形紙カ
    セットを着脱可能な給紙段を有する画像形成装置の制御
    方法であって、 前記給紙段に装着される不定形紙カセットを認識する認
    識工程と、 前記認識工程により不定形紙カセットの装着が認識され
    た給紙段の位置に基づいて前記不定形紙カセットの紙サ
    イズ情報を決定する決定工程と、を有することを特徴と
    する画像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記不定形紙カセットに割り当てられ
    る紙サイズ情報の使用状況を判定する判定工程を有し、 前記決定工程は、前記認識工程がいずれかの給紙段に不
    定形紙カセットが装着されていると認識した場合に、前
    記判定工程の判定結果に基づいて前記不定形紙カセット
    の紙サイズ情報を決定することを特徴とする請求項12
    記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 不定形記録媒体を格納する不定形紙カ
    セットを着脱可能な給紙段を有する給紙装置が接続され
    る画像形成装置の制御方法であって、 前記給紙装置の接続状況を判定する判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基づいて前記不定形紙カセッ
    トの紙サイズ情報を決定する決定工程と、を有すること
    を特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記給紙装置から送信される識別情報
    を受信する受信工程を有し、 前記決定工程は、前記受信工程により受信した識別情報
    に基づいて前記不定形紙カセットの紙サイズ情報を決定
    することを特徴とする請求項14記載の画像形成装置の
    制御方法。
  16. 【請求項16】 画像形成装置と前記画像形成装置に給
    紙する不定形記録媒体を格納する不定形紙カセットを着
    脱可能な給紙段を有する給紙装置とを備える画像形成シ
    ステムの制御方法であって、 前記給紙段に装着される不定形紙カセットを認識する認
    識工程と、 前記認識工程が給紙段に不定形紙カセットが装着された
    と認識した場合に、前記給紙装置に割り当ててある紙サ
    イズ情報を前記不定形紙カセットの紙サイズ情報に決定
    する決定工程と、を有することを特徴とする画像形成シ
    ステムの制御方法。
  17. 【請求項17】 前記画像形成装置から送信される識別
    情報を受信する受信工程を有し、 前記決定工程は、前記認識工程が給紙段に不定形紙カセ
    ットが装着されたと認識した場合に、前記受信工程によ
    り受信された識別情報に基づいて前記不定形紙カセット
    の紙サイズ情報を決定することを特徴とする請求項16
    記載の画像形成システムの制御方法。
JP10302240A 1998-10-23 1998-10-23 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成システムの制御方法 Pending JP2000128361A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385981B1 (ko) * 2001-01-03 2003-06-02 삼성전자주식회사 카세트 자동 인식 기능을 갖는 프린팅 장치 및 그의카세트 자동 인식 방법
JP2008102905A (ja) * 2006-09-20 2008-05-01 Seiko Epson Corp プリンタ制御方法、プリンタドライバプログラム、記憶媒体

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KR100385981B1 (ko) * 2001-01-03 2003-06-02 삼성전자주식회사 카세트 자동 인식 기능을 갖는 프린팅 장치 및 그의카세트 자동 인식 방법
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