JP2000128314A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

Info

Publication number
JP2000128314A
JP2000128314A JP10300566A JP30056698A JP2000128314A JP 2000128314 A JP2000128314 A JP 2000128314A JP 10300566 A JP10300566 A JP 10300566A JP 30056698 A JP30056698 A JP 30056698A JP 2000128314 A JP2000128314 A JP 2000128314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
supply device
unit
sensor
component supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10300566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3024961B1 (ja
Inventor
Kazuo Watanabe
和男 渡辺
Masakazu Nakamachi
雅一 中町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP10300566A priority Critical patent/JP3024961B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024961B1 publication Critical patent/JP3024961B1/ja
Publication of JP2000128314A publication Critical patent/JP2000128314A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、各組み立て工程に適した部品
を供給することができ、また、部品等を作業中に安全に
取り出すことができる。 【解決手段】 部品等が収納された複数の収納ケース1
と、この収納ケース1を回転移動させて各々を所定順序
で取り出し位置にセットす昇降用シリンダ4と、所定位
置において各収納ケース1内の状態を検知するセンサー
7と、センサー7の検知状態に応じて昇降用シリンダ4
を動作させ複数の収納ケース1を回転させて次の収納ケ
ース1を所定位置にセットさせCPU51を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本考案は組立ラインの脇など
に配置して各工程に必要な部品、その他の物を供給する
場合に適した部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生産工場の組立ラインでは、一般にライ
ンを流れて来るものに各工程で部品を取り付ける作業が
積み重なって、製品の完成をみるが、そのためラインサ
イドに部品収納用のワゴン等が配置される。従来、各工
程で取り付けられる部品は1品目が普通であったが、最
近、流れの速度を落して、複数品目の部品を取り付ける
ことが試みられるようになってきた。
【0003】この場合ラインサイドに、今までよりも多
種類の部品が多数配置されることになる。しかしその結
果、周囲のスペースが手狭になり、整理がつかず、作業
に手間取る等の問題が生じた。この問題を解決するため
に、部品類を収納する複数のトレイを装置内部で回転可
能に保持し、作業者が取り出し易い正面の適当な位置に
所望のトレイを停止させてここから部品等の取り出しが
可能な装置がある(実開平6ー16318号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置であると、周囲のスペース及び整理の問題につ
いては解決できるものの、操作性の点では以下のような
課題があった。すなわち、従来の装置では所望の部品を
取り出す場合には、作業者がそのトレイを操作部より指
示して、指定のトレイを取り出し位置に移動させている
ため。その部品がどのトレイに収まっているかを作業者
が把握し、操作部より指示する必要があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するものであ
り、簡単な操作で、各組み立て工程に適した部品を供給
することができる部品供給装置を提供することを目的と
する。
【0006】また、本発明は部品等を作業中に安全に取
り出すことができる装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は組立工程の変更が生じても、例えば、
組み立てに係わる部品数が減少しても常に正しい部品の
供給を行うことができる装置を得ることを目的とする。
さらに、取り出し位置にトレイ(収納ケース)が位置し
たときにトレイ(収納ケース)を簡易な構成で安定さ
せ、部品の取り出しを容易にさせた装置を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するため、部品等が収納された複数の収納部と、該
収納部を回転移動させて前記収納部の各々を所定順序で
所定位置にセットする駆動部と、所定位置において前記
各収納部内の状態を検知するセンサーと、該センサーの
検知状態に応じて前記駆動部を動作させ複数の前記収納
部を回転させて次の収納部を前記所定位置にセットさせ
る制御部とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係わる部品
供給装置の発明は、部品等が収納された複数の収納部
と、該収納部を回転移動させて前記収納部の各々を所定
順序で所定位置にセットする駆動部と、所定位置におい
て前記各収納部内から部品等が取り出されたか否かを検
知するセンサーと、該センサーの検知状態に応じて前記
駆動部を動作させ複数の前記収納部を回転させて次の収
納部を前記所定位置にセットさせる制御部と、を具備し
た構成を採る。
【0009】この構成により、作業者に負担をかけるこ
となく簡単な操作で、各組み立て工程に適した部品を供
給することができる。
【0010】本発明の第2の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第1の態様において、前記センサーが、作業
者の手を検知し、その後検知しなくなったことを検出し
て前記制御部は前記駆動部を動作させるようにした構成
を採る。
【0011】この構成により、確実に作業者が部品を取
り出した後に各収納部を回転移動させることができる。
【0012】本発明の第3の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第1の態様において、前記収納部が移動中に
前記センサーが作業者の手を検知した場合、前記制御部
は前記収納部の動作を強制的に停止させるようにした構
成を採る。
【0013】この構成により、作業者が誤って回転移動
中の収納部に手等をいれた場合でも収納部の回転移動を
非常停止させることができるので、安全に部品取り出し
を行うことができる。
【0014】本発明の第4の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第2の態様において、前記センサーが検知し
なくなったことを検出の後、さらに所定時間経過後に前
記制御部は前記駆動部を動作させるようにした構成を採
る。
【0015】この構成により、部品等の取り出し後、所
定時間たってから収納部が回転移動を始めるので、確実
に作業者の安全を確保することができる。本発明の第5
の態様に係わる部品供給装置の発明は、第1の態様にお
いて、前記収納部は上部を開口する箱であり、前記駆動
部は前記箱をその移動の軌跡が略長方形になるように回
転させる構成を採る。
【0016】この構成により、収納部が最上位置に到達
したときに、作業者は上方から部品等を取り出すことが
でき、容易に取り出すことができる。
【0017】本発明の第6の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第5の態様において、前記収納部をその側面
部を中心に前記収納部が回動自在となるように保持する
チェーンを備え、前記駆動部が前記チェーンを駆動する
ことにより前記収納部を回転移動させる構成を採る。
【0018】この構成により、簡易な構成で各収納部へ
の部品等の出し入れを容易に行うことができる。
【0019】本発明の第7の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第6の態様において、前記収納部の上下方向
の移動経路に沿ってガイドを備えた構成を採る。
【0020】この構成により、第6の態様に係わる効果
を得られるとともに収納部の上下方向の搬送を安定して
行うことができる。
【0021】本発明の第8の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第6の態様において、前記収納部、前記チェ
ーン、前記駆動部を収容する本体部を備え、前記収納部
の最上位置における平行移動の際に、前記本体部の側面
部と前記収納部の側面部とを接触させるようにした構成
を採る。
【0022】この構成により、第6の態様に係わる効果
を得られるとともに収納部の最上部位置における平行移
動を安定して行うことができる。
【0023】本発明の第9の態様に係わる部品供給装置
の発明は、部品等が収納された複数の収納部と、該収納
部を回転移動させて前記収納部の各々を所定順序で所定
位置にセットする駆動部と、所定位置において前記各収
納部内の状態を検知するセンサーと、予め所定位置にセ
ットしないあるいはセットする前記収納部の数を入力す
る入力部と、前記センサーの検知状態に応じて前記駆動
部を動作させ複数の前記収納部を回転させて次の収納部
を前記所定位置にセットさせるとともに前記入力部に入
力された収納部の数に応じて複数の前記収納部のうちの
いくつかを前記所定位置にセットしないで空送りさせる
制御部と、を具備した構成を採る。
【0024】そして、この構成により組立工程の変更が
生じても、例えば、組み立てに係わる部品数が減少して
も、空の収納部を所定位置にセットさせずに空送りする
ことができるので、組立工程の変更に対応でき、常に正
しい部品の供給を行うことができる。
【0025】本発明の第10の態様に係わる部品供給装
置の発明は、ランプを備え、各収納部が原点に位置した
ときに該ランプを点灯させるようにした構成を採る。
【0026】そして、この構成により作業者は収納部が
原点位置にあるか否かを容易に認識することができ、誤
りなく組み立て処理を行うことができる。
【0027】以下、本発明の一実施の形態について図面
を参照して説明する。図1及び図2は、本発明による部
品供給装置の概略構成図であり、特に図1は部品供給装
置の内部を示す概略構成図であり、図2は本体カバーを
備えた部品供給装置の概略構成図である。これらの図に
おいて、1は各種部品が収納される収納ケース、2はラ
ッチであり、チェーン稼動用アーム3を備え、これが上
下に移動することにより後述するチェーンが連動し、こ
れにより収納ケース1は回転する。
【0028】4はラッチ2を上下動させる昇降シリン
ダ、5は各収納ケース1を保持するチェーン、6はスプ
ロケットである。なお、本実施例では収納ケースの数を
6個としているが、これは組み立て工程における部品数
に応じて収納ケースの数を増やしても良い。7はセンサ
ーであり、これは作業者が収納ケース1内の部品等を取
り出したことを検知するものである。8は、運転前に各
種の設定を行うパネルである。
【0029】なお、収納ケース1の具体的な回転の動作
は図3、図4から明らかなように昇降シリンダ4が下降
することにより、これの先端に固着されたラッチ2のチ
ェーン稼動用アーム3も下降する。一方、ラッチ2に取
り付けられた部材20aがチェーン5に取り付けられた
アーム10と接触しており、ラッチの下降に従ってアー
ム10も下方に移動し、この結果、収納ケース1も下降
する。なお、アーム10は各収納ケース1の間に設けら
れている。すなわち、図3に示した収納ケース1bは昇
降シリンダ4の下降に伴い、図4の位置に移動するこれ
により、次の収納ケース1が取り出し位置である装置の
最高部に位置する。その後、昇降用シリンダ4は上昇
し、図3と同じ位置に復帰し、次の移動に備える。この
上昇において、ラッチ2も上昇し、その結果ラッチ2の
部材20aと収納ケース1cの支軸が当接してしまう
が、部材20aはチェーン5の方向に対して垂直な方向
に移動可能なため、部材20aが支軸10cを避けて引
っ込むように移動する。そして、図3の位置に復帰し、
次の移動に備える。なお、昇降用シリンダ4のストロー
クが各収納ケースの1回の移動距離に対応し、図3で示
した状態が昇降用シリンダ4が最高に伸びた状態であ
る。
【0030】従って、ラッチ2が下降する場合にはチェ
ーン5に固着されたアーム10とともに移動し、上昇す
る場合にはアーム10から離れて単独で上昇する。この
ラッチ2の上下動によりチェーン5が一方向に回転し、
これに伴い各収納ケース1が回転する。なお、本実施例
では昇降用シリンダ4の上下動で収納ケース1を回転さ
せたが、モータ、プーリ等を用いて実開平6ー1631
8号公報開示の技術のように回転させてもよい。
【0031】図5に本装置の回転、その他を制御する概
略ブロック図を示す。図5において、51は装置全体を
制御するCPU、52は昇降用シリンダ4の上下動を制
御するシリンダ制御部、53は入力部54からの入力信
号を受けてこれを制御する入力制御部、55は装置の異
常時に非常停止等を行う異常制御部、7は収納ケース1
から部品が取り出されたか否かを検出するセンサーでこ
の検出は収納ケース1内に作業者の手が挿入されたか否
かを検出している(これについては図2に記載)。57
は、収納ケース1の移動に使用されるタイマである。
【0032】次に、部品取り出しのために収納ケース1
を回転させる動作について図6の動作フロー図を用いて
説明する。なお、本動作はそれぞれ部品が収納されるN
個の収納ケース1を備え、N個の部品を取り付けること
で1つの工程が終了する場合について説明する。ここ
で、各収納ケース1に格納される部品はそれぞれ異なる
ものでも、いくつかが同じものでもよいが、収納ケース
1の数が1つの工程で取り付けられる部品の数に一致さ
せる必要がある。
【0033】図6において、ステップ601(以下、S
T601と略称する)では、運転前の準備(具体的には
収納ケース1の個数を設定したり、現在の位置が原点で
ある旨の指示等)を行い、この終了をまって、ST60
2で運転を開始し、収納ケース1を回転させる。ST6
03では、現在原点であることを示すランプを点灯させ
る。点灯することにより、作業者は、現在の各収納ケー
ス1の位置が原点であることを認識することができる。
【0034】ST604で作業者が収納ケース1の中の
部品を取るために手を入れたことを検出するセンサー7
がOFFとなる。その後、OFF状態のセンサー7が、
作業者が手を抜いたこと、すなわち、部品が取られたこ
とによりONになったことを判断し、その後ランプを点
滅させ(ST604´)、ONになったことが判別され
たときに次のステップへ移行する(ST605)。
【0035】ST605でセンサーONが判断されたと
きには、ST606で次の部品が格納されている収納ケ
ース1を取り出し位置に移動させるために回転の移動を
開始する。ST605で作業者が手を抜いたことを検出
すると、そのn秒後に収納ケース1の移動開始する。n
秒という時間を遅延させているのは、部品の取り出し直
後に収納ケース1を回転させないためで、これにより作
業者の安全を確保することができる。
【0036】ST607で、n個の部品を取ったか、つ
まりN個の収納ケース1全てが取り出し位置に達したか
否かを判別する。ここで、N個の部品を取ったこととは
部品の取付の作業の1サイクルが完了したことを意味す
る。従って、ST607でYESの場合には1つの工程
が終了し、ST608で収納ケース内の部品を全て取っ
たか否かを判別する。ST608でNOの場合には現在
の状態が原点である旨を知らせるためにランプを点灯さ
せるためにST603の上流に復帰し、次の工程のため
に再度同じ動作を繰り返す。また、ST607でNOの
場合にはST604の上流に戻り、次の部品の取り出し
を行うべく、運転を再開する。
【0037】このように、収納ケース1の中にセンサを
設け、このセンサが作業者の手を検知することにより、
部品が取られたと判断し、収納ケース1の移動を行うこ
とができる。これにより、自動的に収納ケース1を移動
させることができ、効率の良い作業を行うことができ
る。
【0038】次に、図7を用いて本装置動作時における
非常停止時の処理について説明する。ST701〜ST
702では、収納ケース1を移動させ、その後作業者が
部品を取ったことを示すセンサーの検知が行われるが、
これは図6のST602及びST605と動作は同じで
ある。
【0039】次に、ST703で部品が取り出された
後、すなわちセンサ7が作業者の手が収納ケース1の内
部より離れたことをセンサが検知した後、タイマーをス
タートさせ、n秒計測する。n秒間タイマが計測され、
タイマOFFになると(ST704)、そのとき、セン
サがONの状態のままでいるか否かを判別する(ST7
05)。ここで、センサ7がOFFになっているという
ことは、何らかの理由で再度作業者の手が収納ケース1
の内部に入れられたことを示し、この場合にはST70
3の上流に戻って再びn秒タイマをスタートさせる。
【0040】ST705でYESと判別された場合に
は、次の収納ケース1を取り出し位置に移動させる(S
T706、ST707)。この移動中に、センサ7がO
FFでなくなった場合(ST708)、収納ケース1の
移動を停止させる動作に移行する。また、センサ7がO
FFのままであれば、ST709で1ピッチ移動終了
し、次の収納ケース1内の部品の取り出しを行うべく準
備する。また、上述したようにST708でNOの場合
には、ST710に移行するが、これは収納ケース1が
移動中に作業者が誤って手を入れた場合に収納ケース1
移動を停止させるようにしている。
【0041】ST710で作業者が誤って収納ケース1
に手を入れた場合、収納ケース1の移動を停止させる非
常停止処理を行う。ここでは、どの状態で停止したかを
記憶することにより、非常停止を解除した時に、迅速に
元の状態に復帰することができるようにしても良い。S
711では、非常停止の解除のための処理を行い、作業
者が解除ボタン等を操作することにより、通常動作に復
帰するよう制御する。S710で停止した時の状態を記
憶していた場合には、その状態から復帰する様制御す
る。
【0042】次に、部品点数が収納ケース1の数より少
ない時の、所定の収納ケース1を空送りさせるときの動
作フロー図を図8に示し、以下説明する。
【0043】ST801では、作業者が部品点数N個を
操作パネル等を用いて設定し(その他原点位置も設
定)、その後、ST802により、運転を開始する。図
6と同様にST802´でランプを点灯させ、ST80
3で作業者の手が収納ケースに入り、部品取りのセンサ
がこれを検知する。
【0044】その後、ST803aからST803cは
図6の動作と全く同様である。ST804にて、部品が
取られたと判別し、部品点数Nから1を減算する。ST
805では、これら処理をNが0になるまで繰り返すよ
う制御し、所定の部品点数が取られたと判別すると、S
T806に移行する。
【0045】ST806では、空の収納ケースをZ個空
送りする。Zとは、部品最大点数Xから設定部品点数N
を減算した値のことであり、空の収納ケース1の数を示
している。そして、ST806´で収納ケース1の移動
が行われ、ST807では、空送りしている収納ケース
1の数をカウントし、ST808でZ個の空送りが終了
したか否かを検知し、NOの場合ST806´の上流に
戻り、上記動作を繰り返す。YESの場合にはST80
9で収納ケース内の全ての部品が取られたか否かを判別
しNOの場合は次のサイクル、すなわち、ST802´
のじょうりゅに戻り次のサイクルを実施する。YESの
場合には動作を終了する。
【0046】このように空の収納ケース1をZ個空送り
することにより、汎用性のある部品供給装置を実現する
ことができる。
【0047】なお、本部品供給装置の収納ケース1は図
1から明らかなように各収納ケース1はその両側面部の
上部中央付近に1点でチェーン5に固定されて、移動す
る構成である。従って、この固定された点を中心に回動
する構成である。このような構成を採用することにより
部品の補充が容易となるが、部品の取り出し事等におい
ては収納ケース1が左右に回動してしまい、取り出しに
くい装置となってしまう。本発明は、このような取り出
しにくさを防止するために以下のような構成を採用し
た。
【0048】すなわち、図9は本装置の動作遷移を示し
た側面図であり、図10は本装置の上面図を示す。図9
で示したように、チェーン5は略長方形であり、この結
果収納ケース1は最上部に到達すると、図の右方向に平
行移動する(収納ケース1は時計回りで回転するものと
する)。そして、図10に示すように本体側壁部101
が収納ケース1の側面部と当接するようになっている。
従って、この当接のために収納ケース1は本装置の最上
部における平行移動中は収納ケース1の回動は防止さ
れ、常に安定した状態で部品取り出し位置に収納ケース
1をセットさせることができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、簡単な操作で、各組み立て工程に適した部品を供給
することができる。また、本発明は部品等を作業中に安
全に取り出すことができる装置を得ることができる。さ
らに、本発明は組立工程の変更が生じても、例えば、組
み立てに係わる部品数が減少しても部品の減少に対応
し、作業者に誤らせることなく正しい部品の供給を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による部品供給装置の内部の概略斜視図
【図2】本発明による部品供給装置の概略斜視図
【図3】本発明による部品供給装置における収納部の移
動前の概略構成図
【図4】図2の直後の状態を示す概略構成図
【図5】本発明の部品供給装置のハードブロック図
【図6】本発明の部品供給装置の動作フロー図
【図7】本発明の部品供給装置における非常停止処理を
示す動作フロー図
【図8】本発明の部品供給装置における空送り処理を示
す動作フロー図
【図9】本発明の部品供給装置の側面図
【図10】本発明の部品供給装置の上面図
【符号の説明】
1 収納ケース 2 ラッチ 3 チェーン 4 昇降用シリンダ 5 チェーン 6 スプロケット 7 センサー 8 パネル 51 CPU
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月15日(1999.11.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、部品等が収納された複数の収納部と、該
収納部を回転移動させて前記収納部の各々を所定順序で
所定位置にセットする駆動部と、所定位置において前記
各収納部内に作業者の手が挿入されたことを検出するこ
とにより前記部品等が取り出されたことを検知するセン
サーと、予め所定位置にセットする前記収納部の数を入
力する入力部と、前記センサーの検知に応じて前記駆動
部を動作させ複数の前記収納部を回転させて次の収納部
を前記所定位置にセットさせるとともに前記入力部に入
力された収納部の数に応じて複数の前記収納部のうちの
いくつかを前記所定位置にセットしないで空送りさせる
制御部とを備えたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係わる部品
供給装置の発明は、部品等が収納された複数の収納部
と、該収納部を回転移動させて前記収納部の各々を所定
順序で所定位置にセットする駆動部と、所定位置におい
て前記各収納部内に作業者の手が挿入されたことを検出
することにより前記部品等が取り出されたことを検知す
るセンサーと、予め所定位置にセットする前記収納部の
数を入力する入力部と、前記センサーの検知に応じて前
記駆動部を動作させ複数の前記収納部を回転させて次の
収納部を前記所定位置にセットさせるとともに前記入力
部に入力された収納部の数に応じて複数の前記収納部の
うちのいくつかを前記所定位置にセットしないで空送り
させる制御部と、を具備した構成を採る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この構成により、作業者に負担をかけるこ
となく簡単な構成で、各組み立て工程に適した部品を供
給することができ、さらに、組立工程の変更が生じて
も、例えば、組み立てに係わる部品数が減少しても、空
の収納部を所定位置にセットさせずに空送りすることが
できるので、組立工程の変更に対応でき、常に正しい部
品の供給を行うことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の第2の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第1の態様において、前記収納部が移動中に
前記センサーが作業者の手を検知した場合、前記制御部
は前記収納部の動作を強制的に停止させるようにした構
成を採る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この構成により、作業者が誤って回転移動
中の収納部に手等をいれた場合でも収納部の回転移動を
非常停止させることができるので、安全に部品取り出し
を行うことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の第3の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第1の態様において、前記収納部は上部を開
口する箱であり、前記駆動部は前記箱をその移動の軌跡
が略長方形になるように回転させる構成を採る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この構成により、収納部が最上位置に到達
したときに、作業者は上方から部品等を取り出すことが
でき、容易に取り出すことができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明の第4の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第3の態様において、前記収納部をその側面
部を中心に前記収納部が回動自在となるように保持する
チェーンを備え、前記駆動部が前記チェーンを駆動する
ことにより前記収納部を回転移動させる構成を採る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この構成により、簡易な構成で各収納部へ
の部品等の出し入れを容易に行うことができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明の第5の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第4の態様において、前記収納部の上下方向
の移動経路に沿ってガイドを備えた構成を採る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】この構成により、第4の態様に係わる効果
を得られるとともに収納部の上下方向の搬送を安定して
行うことができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明の第6の態様に係わる部品供給装置
の発明は、第5の態様において、前記収納部、前記チェ
ーン、前記駆動部を収容する本体部を備え、前記収納部
の最上位置における平行移動の際に、前記本体部の側面
部と前記収納部の側面部とを接触させるようにした構成
を採る。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この構成により、第5の態様に係わる効果
を得られるとともに収納部の最上部位置における平行移
動を安定して行うことができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本発明の第7の態様に係わる部品供給装置
の発明は、ランプを備え、各収納部が原点に位置したと
きに該ランプを点灯させるようにした構成を採る。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】そして、この構成により作業者は収納部が
原点位置にあるか否かを容易に認識することができ、誤
りなく組み立て処理を行うことができる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】以上の説明から明らかなように、本発明
は、作業者に負担をかけることなく簡単な構成で、各組
み立て工程に適した部品を供給することができ、さら
に、組立工程の変更が生じても、例えば、組み立てに係
わる部品数が減少しても、空の収納部を所定位置にセッ
トさせずに空送りすることができるので、組立工程の変
更に対応でき、常に正しい部品の供給を行うことができ
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品等が収納された複数の収納部と、該
    収納部を回転移動させて前記収納部の各々を所定順序で
    所定位置にセットする駆動部と、所定位置において前記
    各収納部内から部品等が取り出されたか否かを検知する
    センサーと、該センサーの検知状態に応じて前記駆動部
    を動作させ複数の前記収納部を回転させて次の収納部を
    前記所定位置にセットさせる制御部とを具備した部品供
    給装置。
  2. 【請求項2】 前記センサーが、作業者の手を検知し、
    その後検知しなくなったことを検出して前記制御部は前
    記駆動部を動作させるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記収納部が移動中に前記センサーが作
    業者の手を検知した場合、前記制御部は前記収納部の動
    作を強制的に停止させることを特徴とする請求項1記載
    の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記センサーが検知しなくなったことを
    検出の後、さらに所定時間経過後に前記制御部は前記駆
    動部を動作させることを特徴とする請求項2記載の部品
    供給装置。
  5. 【請求項5】 前記収納部は上部を開口する箱であり、
    前記駆動部は前記箱をその移動の軌跡が略長方形になる
    ように回転させることを特徴とする請求項1記載の部品
    供給装置。
  6. 【請求項6】 前記収納部をその側面部を中心に前記収
    納部が回動自在となるように保持するチェーンを備え、
    前記駆動部が前記チェーンを駆動することにより前記収
    納部を回転移動させることを特徴とする請求項5記載の
    部品供給装置。
  7. 【請求項7】 前記収納部の上下方向の移動経路に沿っ
    てガイドを備えたことを特徴とする請求項6記載の部品
    供給装置。
  8. 【請求項8】 前記収納部、前記チェーン、前記駆動部
    を収容する本体部を備え、前記収納部の最上位置におけ
    る平行移動の際に、前記本体部の側面部と前記収納部の
    側面部とを接触させるようにしたことを特徴とする請求
    項6記載の部品供給装置。
  9. 【請求項9】 部品等が収納された複数の収納部と、該
    収納部を回転移動させて前記収納部の各々を所定順序で
    所定位置にセットする駆動部と、所定位置において前記
    各収納部内の状態を検知するセンサーと、予め所定位置
    にセットしないあるいはセットする前記収納部の数を入
    力する入力部と、前記センサーの検知状態に応じて前記
    駆動部を動作させ複数の前記収納部を回転させて次の収
    納部を前記所定位置にセットさせるとともに前記入力部
    に入力された収納部の数に応じて複数の前記収納部のう
    ちのいくつかを前記所定位置にセットしないで空送りさ
    せる制御部とを具備した部品供給装置。
  10. 【請求項10】 ランプを備え、各収納部が原点に位置
    したときに該ランプを点灯させるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の部品供給装置。
JP10300566A 1998-10-22 1998-10-22 部品供給装置 Expired - Fee Related JP3024961B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10300566A JP3024961B1 (ja) 1998-10-22 1998-10-22 部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10300566A JP3024961B1 (ja) 1998-10-22 1998-10-22 部品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3024961B1 JP3024961B1 (ja) 2000-03-27
JP2000128314A true JP2000128314A (ja) 2000-05-09

Family

ID=17886389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10300566A Expired - Fee Related JP3024961B1 (ja) 1998-10-22 1998-10-22 部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024961B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102275707A (zh) * 2010-06-10 2011-12-14 北京京东方光电科技有限公司 面板盛放架和面板运输系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102275707A (zh) * 2010-06-10 2011-12-14 北京京东方光电科技有限公司 面板盛放架和面板运输系统
US9022717B2 (en) 2010-06-10 2015-05-05 Beijing Boe Optoelectronics Technology Co., Ltd. Panel-storing shelf and panel-transporting system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3024961B1 (ja) 2000-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3841585B2 (ja) 電子部品実装機、及び該電子部品実装機にて実行される電力供給制御方法
CN110857194A (zh) 卷轴支架、带供给装置、机械手、机器人以及部件安装系统
JP3024961B1 (ja) 部品供給装置
US11141827B2 (en) Workpiece replacing apparatus and machine tool
JPH08309628A (ja) ロボットによるボルト緩め方法およびその装置
JP4917378B2 (ja) 電子部品装着装置
JPWO2016113896A1 (ja) キャリアテープ切断装置および切断方法ならびにキャリアテープ供給方法
JP4938742B2 (ja) 電子部品装着装置
JP6825134B2 (ja) 制御装置、ワーク作業装置、ワーク作業システム及び制御方法
JPH11114757A (ja) 工具交換制御方法
JP4722744B2 (ja) 電子部品装着装置
JP3680253B2 (ja) リード線付き電子部品挿入方法及び装置
JP2004187735A (ja) チューブ接合装置
JPH11226801A (ja) 主軸移動型工作機械におけるワーク授受制御方法及び主軸移動型工作機械の数値制御装置
JP2009090385A (ja) ねじ浚い加工装置
JPH07237744A (ja) 部品挿入装置
JP2003117759A (ja) ワーク排出装置
JP3000383B2 (ja) フロントシート投入装置
JPH0537444U (ja) 棒材加工装置
JPH0839248A (ja) 自動溶接方法および自動溶接装置
JP2019145736A (ja) 部品装着機
JP2000261189A (ja) 電子部品実装機の制御装置及び制御方法
JP2006253457A (ja) プリント基板組立方法及びプリント基板組立装置
JP7398652B2 (ja) 部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法
JP4115262B2 (ja) チューブ接合装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees