JP2009090385A - ねじ浚い加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メッキなどが施された機械部品のねじ孔を正規な状態に浚い加工するねじ浚い加工装置において、浚い加工を自動化するとともに、省スペース化や加工コストの低減を図る。
【解決手段】ねじ浚い加工装置10は、タップ50を、軸方向には不動の状態で回転自在に支持するタップ用チャック51と、タップ50を正逆いずれかの方向にも回転駆動するモータ60と、タップ50に対向して配置されるワーク保持台21と、このワーク保持台21のタップ50への対向面に揺動可能に支持され、ねじ孔5をタップ50と略同心状に配置して機械部品1を保持するワーク保持部25と、ワーク保持台21を、ワーク保持部25に保持された機械部品1がタップ50から離間した待機位置から、ねじ孔5の一端部がタップ50の先端に螺合し得る加工開始位置に移送する上昇シリンダ40とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワークに形成されたねじ孔にタップを螺合させて、そのねじ孔の谷などに付着した付着物を除去するねじ浚い加工装置に関する。
昨今の多種多様な機械部品にはメッキや塗装などが施され、外観の向上や腐食の防止が図られている(特許文献1、2参照)。機械部品に施されるメッキには、クロムメッキや無電解ニッケルなど様々な種類があり、その種類の中から機械部品の用途や仕様により適宜選択される。また、機械部品には、タップによってねじ孔が形成されているものが多種多様に存在する。
ねじ孔が形成されている機械部品にメッキや塗装が施されると、ねじ孔の谷などにメッキや塗装によって残滓等の付着物がねじ孔の谷などに付着する場合がある。付着物が付着した状態で雄ねじをねじ孔に螺合すると、この付着物が障害になり、雄ねじが円滑に螺合しない場合がある。そのため、機械部品にメッキや塗装が施された後、再度タップを用いてねじ孔を浚い、付着物を除去する必要がある。ねじ孔をタップで浚うことで、ねじ孔の付着物が除去され、ねじ孔に雄ねじが円滑に螺合する。従来では、ねじ孔を浚う作業を手作業で行っていたため、非効率的であるとともに人的ミスによりねじ孔を傷付けたりするおそれがあった。
このような問題を鑑みて、産業用ロボットの先端に、タップを回転駆動させるとともに、ねじ孔の傾きやズレに対応できる装置を装着して、ねじ孔の再加工(リタップ)するものが知られている(特許文献3参照)。これによると、ねじ孔の再加工が自動化され、人的ミスを防ぐとともに作業効率の向上が図られるとされている。
特開平10−137892号公報 登録実用新案第3095678号公報 実開平6−53027号公報
しかしながら、上記特許文献3に記載されている装置を用いる場合、産業用ロボットを使用しなければならず、設備を設置する際にある程度のスペースを確保しなければならない。また、ねじ孔の傾きやズレに対応するために装置の構成が複雑になっている。産業用ロボットは比較的高価なため、上記文献の装置を用いる場合には、費用がかかってしまい加工コストの増大に繋がってしまう。また、制御コントロールが難しく、再度ねじ孔を加工してしまい、元のねじ孔を傷つけることが生じ得る。
よって本発明は、メッキや塗装などが施された機械部品のねじ孔の谷などに付着した付着物を除去するねじ浚い加工装置において、ねじ孔を浚う作業を自動化するとともに、省スペース化や加工コストの低減が図れるねじ浚い加工装置を提供することを目的とする。
本発明のねじ浚い加工装置は、ワークに形成したねじ孔にタップを螺合させて、そのねじ孔の谷などに付着した残滓等の付着物を除去するねじ浚い加工装置であって、タップを、軸方向には不動の状態で回転自在に支持するタップ支持部と、タップを正逆いずれかの方向にも回転駆動するタップ回転機構と、タップに対向して配置されるワーク保持台と、このワーク保持台のタップへの対向面に揺動可能に支持され、ねじ孔をタップと略同心状に配置してワークを保持するワーク保持部と、ワーク保持台を、ワーク保持部に保持されたワークがタップから離間した待機位置から、ねじ孔の一端部がタップの先端に螺合し得る加工開始位置に移送するワーク保持台移送機構とを備え、加工開始位置でワークのねじ孔の一端部が前記タップの先端に螺合した状態から、タップ回転機構によってタップを正転させることにより、前記タップに前記ねじ孔が螺合してワークがワーク保持台ごとタップ方向に推進されて、ねじ孔全域に亘り付着物の除去加工が施されることを特徴とする。
本発明のねじ浚い加工装置では、加工開始位置でワークのねじ孔の一端部にタップの先端が接触し、ワーク保持部が揺動することでワークが位置決めされる。位置決めされたワークには、回転機構により正転したタップが螺合するとともに、ワーク保持台ごとタップ方向に推進する。これによって、ねじ孔の谷などの付着物が除去される。このようにワーク保持部が揺動することで、ねじ孔の芯とタップの芯とが容易に合致し、ねじ孔とタップの強制的な螺合を防止することができる。また、回転しているタップをワークに螺合させることで、タップの回転力によりワークがタップ方向に推進する。そのため、従来のようなタップをワークに対して推進させる機構が不要になる。この結果、装置が簡素になり、低コストで構成できる。また、産業用ロボットなどの比較的大型で高価な設備を使用せずにねじ孔を浚うことができるため、省スペース化や加工コストの低減を図ることができる。
本発明のねじ浚い加工装置は、付着物の除去加工(浚い加工)が完了した時の前記ワーク保持台の位置を検出する加工完了位置センサを備え、このセンサがワーク保持台を検出した時に、タップの正転を停止させ、引き続きタップを逆転させる制御を行うことが好ましい。加工完了位置センサを用いてタップの回転を制御することで、加工が完了した最適な位置でタップの回転を自動で切り替えることができる。この結果、余剰な加工を防止し、最適な加工時間でねじ孔を浚い加工することができる。
本発明によれば、ワークを保持するワーク保持部が揺動する構成にすることで、ねじ孔の芯とタップの芯の位置を容易に合致させることができ、このため、ねじ浚い加工装置の構成を簡素にすることができる。また、産業用ロボットなどの大型の設備を使用せずに、ねじ孔を自動で浚い加工することができる。よって、省スペース化やコストの低減が図られるといった効果を奏する。
[1]機械部品
図1の符号1は、本実施形態のねじ浚い加工装置でねじ孔が浚い加工される機械部品である。この機械部品1(ワーク)には、内輪部2と、外輪部3と、複数の腕部4(図では6個)とが備わっている。機械部品1の中心には、ねじ孔5が形成されており、このねじ孔5に雄ねじが螺合する。腕部4は、周方向に等間隔をおいて配設されており、内輪部2と外輪部3とを連結している。この機械部品1は、例えば、粉末冶金法で形成される焼結機械部品である。
機械部品1には、外観の向上や腐食を防止するためにメッキが施される。メッキには、クロムメッキや無電解ニッケルなど様々な種類があり、その種類の中から機械部品1の用途や仕様により適宜選択される。機械部品1にメッキが施されると、図2(a)に示すように、ねじ孔5にむら6が発生する場合がある。ねじ孔5にむら6が発生していると、雄ねじが円滑に螺合しないおそれがある。そのため、むら6を除去する必要がある。メッキによってねじ孔5に発生したむら6は、図3に示すねじ浚い加工装置10を用いて除去される。
[2]ねじ浚い加工装置の構成
次に、図3〜図6を参照して、本発明のねじ浚い加工装置を説明する。図3(a)はそのねじ浚い加工装置10の正面図、(b)は側面図である。ねじ浚い加工装置10は、基台11を有している。基台11の上部には、ねじ孔5の浚い加工の作業を行う作業スペース11aが設けられている。基台11は、基台11の底面の四隅に配設されたアジャストパッド12によって支持されている。ねじ浚い加工装置10には、ねじ孔5に浚い加工を施すねじ浚い機構10aが左右一対の状態で設けられている。基台11の両側面には、ねじ浚い加工装置10の動作を開始するスイッチ13が配設されている。スイッチ13は、図示せぬ制御装置に接続されており、両側面のスイッチ13を同時に押すことで、ねじ浚い機構10aの動作が開始される。
作業スペース11aの下部には、上昇シリンダ40(ワーク保持台移送機構)が配設されている。この上昇シリンダ40の支持板41の上面には、機械部品1が保持されるワーク保持手段20が配置されている。図4に示すように、ワーク保持手段20は、支持板41に立設されている4本のガイド42に沿って摺動自在に取り付けられている。このワーク保持手段20は、開口部21aを有する箱状のワーク保持台21と、このワーク保持台21内に、上部25aが露出するように収納されるワーク保持部25とで構成されている。上昇シリンダ40は、ロッド43を上昇させることにより、支持板41に配置されるワーク保持手段20を、機械部品1を着脱する待機位置から、ねじ孔5の一端部がタップ50の先端に螺合し得る加工開始位置まで移送させる。
図5に示すように、ワーク保持台21の開口部21aの長手方向の両端には、緩衝材22が配設されている。緩衝材22は、例えばウレタンなどで形成されており、ワーク保持台21内に収納されるワーク保持部25の揺動を可能とするとともに、衝撃を吸収する。ワーク保持台21の長手方向の側面の一端には、空気を吸引する吸引装置(図示省略)へ繋がっているパイプ23が装着されている。吸引装置は、パイプ23を通じてワーク保持台21内の空気を吸引し、ねじ孔5の浚い加工によって発生する屑やほこり等を吸引する。ワーク保持台21の底面21bの4箇所にはガイド42に対応する摺動孔24が形成されている。
図6に示すように、ワーク保持部25は、機械部品1を保持する上部25aと、上部25aを支持する下部25bによって構成されている。下部25bは、ワーク保持台21に固定される下板26と、下板26から立設する4本のガイドシャフト27と、このガイドシャフト27の外周に設けられたコイル状のばね28と、ガイドシャフト27に沿って摺動自在に取り付けられる上板29とで構成されている。ばね28は、上板29をガイドシャフト27に沿って上方に付勢している。そのため、上板29は、ばね28によって揺動可能に支持されている。上部25aは、上板29の中央部に設置される台30と、台30を取り囲むように上板29に配設される4枚の外周板31と、機械部品1を保持するチャック32と、チャック32を水平方向に移動させる2個のチャック用シリンダ33とで構成されている。チャック32は、チャック用シリンダ33から延びるロッド33aの先端に取り付けられており、チャック用シリンダ33によって互いに近付いたり離れたりするようにリンクしながら、台30上を移動する。この動作によって、機械部品1はチャック32に挟み込まれ、ワーク保持部25に保持される。
図3に示すように、ワーク保持手段20の直上には、タップ50が装着されるタップ用チャック51(タップ支持部)が配設されている。タップ用チャック51は、基台11の上部11bを貫通するシャフト52を介してプーリ53に接続されており、シャフト52およびプーリ53によって回転自在に支持されている。タップ用チャック51の両側には、それぞれエアノズル54と、センサ55が配設されている。エアノズル54は、図示せぬエアブロー装置に接続されており、ねじ孔5の浚い加工時に、ワーク保持部25の表面へ空気を噴射し、ねじ孔5の浚い加工時に発生する屑をワーク保持部25の表面から除去する。センサ55は、先端55aに対象物が接触することで探知する接触式のものであり、制御装置に接続されている。このセンサ55により、先端55aにワーク保持部25の外周板31が接触することで、ねじ孔5の浚い加工が完了した位置が把握される。センサ55の先端55aの位置は、上下左右に調整が可能であり、予め最適な位置に設定されている。なお、本実施形態では、接触式のセンサを用いたが、ねじ孔5の浚い加工が完了する位置を把握することができるセンサであれば非接触式のものでも構わない。
基台11の作業スペース11aの後方(図3(b)の右側)には、モータ60(タップ回転機構)が配設されている。モータ60の回転軸61の先端には、ギヤ62が取り付けられている。このギヤ62は回転軸61の回転とともに、正逆の方向に回転させられる。プーリ53とギヤ62には、ベルト63が巻回されており、モータ60の回転が、ベルト63、プーリ53およびシャフト52を介してタップ用チャック51に装着されたタップ50に伝達される。モータ60は、制御装置により正逆の回転が制御される。基台11の上部に設置されるプーリ53からモータ60を覆うようにカバー64が設置され、作業者が回転しているプーリ53などに直接触れないように安全が確保されている。
[3]ねじ浚い加工装置の動作
次に上記ねじ浚い加工装置10の動作を、図7を用いて説明する。
まず最初に、待機位置に位置付けられたワーク保持手段20のワーク保持部25のチャック32に機械部品1をセットする。機械部品1をセットしたら、基台11の両側面のスイッチ13を同時に押す。スイッチ13が押されると、チャック用シリンダ33が作動し、機械部品1がチャック32によって挟み込まれ、機械部品1がワーク保持部25の上面に固定される。次いで、図7(a)に示すように、モータ60が作動し、タップ50が正方向に回転する。
次いで、図7(b)に示すように、上昇シリンダ40がワーク保持台21を、加工開始位置まで上昇させる。加工開始位置まで機械部品1が上昇すると、ねじ孔5の一端部がタップ50の先端に接触し、ワーク保持部25が揺動する。ワーク保持部25が揺動することで、タップ50の先端がねじ孔5に螺合可能な状態に機械部品1が位置決めされる。機械部品1が位置決めされ、ねじ孔5にタップ50が螺合する際、機械部品1に傷が付くのを防止するためにタップ50を半回転程度逆転させる。これにより、タップ50がねじ孔5に円滑に螺合する。次いで、図7(c)に示すように、タップ50がねじ孔5に螺合し、タップ5の回転力によりワーク保持台21がガイド42に沿って上昇する。このとき、ワーク保持部25の上部25aは、ばね28により支持される。また、タップ50はねじ孔5を浚い、ねじ孔5に発生しているむら6を除去する。上昇シリンダ40は、浚い加工が完了してワーク保持台21が戻ってくるまで支持板41を支持し、加工開始位置の高さを維持する。
ワーク保持台21が上昇し、ねじ孔5の全体を浚い加工していくと、ワーク保持部25の外周板31がセンサ55の先端55aに接触する。この時点で、ねじ孔5の浚い加工が完了する。センサ55の先端55aに外周板31が接触すると、制御装置に浚い加工完了の信号が送られ、モータ60の回転を反転させる。モータ60の回転が反転し、タップ50が逆方向に回転すると、図7(d)に示すように、ワーク保持台21がガイド42に沿って、支持板41まで下降する。
支持板41までワーク保持台25が下降すると、上昇シリンダ40による支持板41の支持が解除され、ワーク保持台25が待機位置に戻される。次いで、チャック用シリンダ33による機械部品1の固定が解除され、ねじ孔5の浚い加工が終了する。
本発明のねじ浚い加工装置10では、加工開始位置で機械部品1のねじ孔5の一端部にタップ50の先端が接触し、ワーク保持部25が揺動することで機械部品1が位置決めされる。位置決めされた機械部品1には、モータ60により正転したタップ50が螺合するとともに、ワーク保持台21ごと上昇する。これによって、図2(a)に示すメッキによってねじ孔5に発生したむら6が除去され、ねじ孔5が図2(b)に示すような正規な状態に形成される。このようにワーク保持部25が揺動することで、ねじ孔5の芯とタップ50の芯とが容易に合致し、ねじ孔5とタップ50の強制的な螺合を防止することができる。また、上記のようにねじ浚い加工装置10を構成することで、従来の装置より簡略化することができる。また、産業用ロボットなどの比較的大型で高価な設備を使用せずにねじ孔5を浚うことができるため、省スペース化や加工コストの低減を図ることができる。
本発明のねじ浚い加工装置10は、浚い加工が完了した時のワーク保持台21の位置を検出するセンサ55を備え、このセンサ55がワーク保持台21を検出した時に、タップ50の正転を停止させ、引き続きタップ50を逆転させることでタップ50の回転を制御している。このように、センサ55を用いてタップ50の回転を制御することで、加工が完了した最適な位置でタップ5の回転を自動で切り替えることができる。この結果、余剰な加工を防止し、最適な加工時間でねじ孔5を浚い加工することができる。
本発明の一実施形態のねじ浚い加工装置により浚い加工される機械部品を示す(a)平面図、(b)B−B断面図である。 図1に示す機械部品のねじ孔の浚い加工前と浚い加工後の様子を示した断面図である。 一実施形態に係るねじ浚い加工装置を示す(a)正面図、(b)側面図である。 図3に示すねじ浚い加工装置が備えるワーク保持手段を示す(a)平面図、(b)正面図である。 図4に示すワーク保持手段を構成するワーク保持台を示す(a)平面図、(b)正面図である。 図4に示すワーク保持手段を構成するワーク保持部を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。 図3に示すねじ浚い加工装置によって、図1に示す機械部品のねじ孔の浚い加工の動作を示した正面図である。
符号の説明
1…機械部品(ワーク)
5…ねじ孔
10…ねじ浚い加工装置
21…ワーク保持台
25…ワーク保持部
40…上昇シリンダ(ワーク保持台移送機構)
50…タップ
51…タップ用チャック(タップ支持部)
60…モータ(タップ回転機構)

Claims (2)

  1. ワークに形成したねじ孔にタップを螺合させてねじ孔の付着物を除去するねじ浚い加工装置であって、
    前記タップを、軸方向には不動の状態で回転自在に支持するタップ支持部と、
    前記タップを正逆いずれかの方向にも回転駆動するタップ回転機構と、
    前記タップに対向して配置されるワーク保持台と、
    このワーク保持台の前記タップへの対向面に揺動可能に支持され、ねじ孔をタップと略同心状に配置してワークを保持するワーク保持部と、
    前記ワーク保持台を、前記ワーク保持部に保持されたワークが前記タップから離間した待機位置から、ねじ孔の一端部が前記タップの先端に螺合し得る加工開始位置に移送するワーク保持台移送機構とを備え、
    前記加工開始位置でワークのねじ孔の一端部が前記タップの先端に螺合した状態から、前記タップ回転機構によってタップを正転させることにより、前記タップに前記ねじ孔が螺合してワークがワーク保持台ごとタップ方向に推進されて、ねじ孔全域に亘り付着物の除去加工が施されることを特徴とするねじ浚い加工装置。
  2. 前記付着物の除去加工が完了した時の前記ワーク保持台の位置を検出する加工完了位置センサを備え、このセンサがワーク保持台を検出した時に、前記タップの正転を停止させ、引き続きタップを逆転させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のねじ浚い加工装置。
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