JP2000127766A - トラック荷台の屋根装置 - Google Patents

トラック荷台の屋根装置

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JP2000127766A
JP2000127766A JP10303871A JP30387198A JP2000127766A JP 2000127766 A JP2000127766 A JP 2000127766A JP 10303871 A JP10303871 A JP 10303871A JP 30387198 A JP30387198 A JP 30387198A JP 2000127766 A JP2000127766 A JP 2000127766A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根を一体型ルーフとし、この屋根が全体的
に動き、屋根の全開時に荷台サイドに格納されるように
したトラック荷台の屋根装置を提供する。 【解決手段】 トラック1の荷台3の少なくとも前部及
び後部に屋根部及び側面部を跨ぐ位置に配置された支持
部と、上記支持部の屋根部に支持された一体型ルーフ1
0とを具備し、上記一体型ルーフ10は支持部に沿って
荷台3の屋根部から荷台の側面部に移動可能とし、一体
型ルーフの不使用時には荷台の側面部に垂直姿勢に格納
するようにしたトラックの荷台の屋根装置100であ
る。これにより、全開時に屋根部や側面,後面が開口さ
れ、荷物の積み卸しが容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの荷台に
設けた屋根を開閉移動するようにした屋根装置に係り、
特に、屋根を一体型ルーフとし、この一体型ルーフが全
体的に動き、屋根の全開時に荷台サイドに格納されるよ
うにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トラックの荷台に積載した荷
物の保護のために、荷台全体をアルミ箱で覆い、この後
部に開閉ドアを設けたり、左右両側に各々上方へ開口移
動するドアを設けたものがある。更に、簡易型としたも
のに、荷台の天部のみに屋根を設け、この屋根からシー
ト材を四方から吊り下げたものや、荷物の積み卸しの際
に、屋根部をトラックの前方へ移動できるようにしたも
のがある。上記各方式においては、荷台の屋根が全開し
ないから、荷物の積み卸しの際に、屋根の上方まで伸び
るフォークリフトやクレーンが利用できないし、屋根が
全開しても側部が開口しないから、フォークリフト等に
よる荷物の積み卸しがしにくいという不具合がある。
【0003】そこで、荷台上に門型の支持フレームを等
間隔に並べて、これに可撓性のシート材を被せ、支持フ
レームを荷台の前部に寄せるとともに、シート材も一緒
に移動して天部を開口させるものがある。また、複数本
の支持フレーム及びシート材を荷台の片側に寄せて荷台
天部を開口させるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
つの方式は、シート材を伸縮時に、支持フレームを移動
させて寄せ集めるものであるから、その移動のための作
業が簡単、且つ円滑に行われない。更に、その移動させ
る構造が複雑で重量がアップし、屋根装置がコストアッ
プになるばかりか、荷崩れが生じた場合に、幌の開閉が
困難になるという問題が考えられる。
【0005】本発明は、上記従来の屋根装置に見られる
問題点に鑑みてなされたもので、屋根を一体型ルーフと
し、この屋根が手操作で全体的に動き、屋根の全開時に
荷台サイドに格納されるようにしたトラック荷台の屋根
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1記載の
トラック荷台の屋根装置は、トラックの荷台の少なくと
も前部及び後部における屋根部と側面部にわたって配置
された支持部と、上記支持部の屋根部に支持された一体
型ルーフとを具備し、上記一体型ルーフは支持部に沿っ
て荷台の屋根部から荷台の側面部に移動可能とし、一体
型ルーフの不使用時には荷台の側面部に垂直姿勢に格納
するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項1記載のトラック荷台の屋根装置において、
上記支持部を支持フレームで形成し、一体型ルーフを、
支持フレームにガイドローラ又はリング体により支持し
て支持フレームに沿ってスライドするようにしたことを
特徴とするものである。
【0008】請求項3記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項1または2記載のトラック荷台の屋根装置に
おいて、上記一体型ルーフの格納側の端部と、支持部の
格納側下方略中央部又はこの位置の荷台の一部間を、リ
ンク杆で連結したことを特徴とするもである。
【0009】請求項4記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項1または2記載のトラック荷台の屋根装置に
おいて、上記一体型ルーフの反格納側の端部と、支持部
の屋根部略中央部又はこの位置の荷台の一部間を、リン
ク杆で連結したことを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項1また2記載のトラック荷台の屋根装置にお
いて、上記一体型ルーフの格納側の端部と、支持部の格
納側下方略中央部又はこの位置の荷台の一部間をリンク
杆で連結し、上記一体型ルーフの反格納側の端部と、支
持部の屋根部略中央部又はこの位置の荷台の一部間をリ
ンク杆で連結したことを特徴とするものである。
【0011】請求項6記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項3または5記載のトラック荷台の屋根装置に
おいて、上記リンク杆に、重量軽減ダンパを連結したこ
とを特徴とするものである。
【0012】請求項7記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項3または4または5記載のトラック荷台の屋
根装置において、上記一体型ルーフの左右側方及び後方
の3面に開閉可能なシート材を吊り下げたことを特徴と
するものである。
【0013】請求項8記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項1または2記載のトラック荷台の屋根装置に
おいて、上記一体型ルーフに固定手段を付設し、上記固
定手段にて一体型ルーフを荷台の屋根部となる支持部の
天部の所定位置に位置決め固定するようにしたことを特
徴とするものである。
【0014】請求項9記載のトラック荷台の屋根装置
は、請求項1または2記載のトラック荷台の屋根装置に
おいて、上記一体型ルーフの左右幅を荷台及び支持フレ
ームの左右幅よりも狭くし、上記一体型ルーフの左右両
側には可撓性のシート材を吊り下げたことを特徴とする
ものである。
【0015】
【作用】請求項1記載のトラック荷台の屋根装置による
と、屋根となる一体型ルーフを支持部に支持しており、
この一体型ルーフを荷台の屋根部から開口すべく操作す
ると、一体型ルーフが全体的に動き、支持部上を荷台の
片側に移動する。そして、一体型ルーフは、支持部の片
側となる荷台サイドに垂直姿勢になって下降し、この全
開時に荷台サイドに格納される。この状態にて、トラッ
ク荷台の屋根部と片側面及び後面の3面が開放され、荷
物の積み卸しがフォークリフト等により効率良く行なえ
る。
【0016】上記のようにして、荷物の積み卸し後、再
び一体型ルーフを荷台の屋根部に移動させるには、荷台
サイドに格納されている一体型ルーフを手で持ち上げ、
支持部上を荷台の屋根部へと移動させる。屋根部に到達
した一体型ルーフは、支持部の所定位置に位置決めされ
る。以上の操作により、一体型ルーフの開閉操作が行な
われる。この場合、荷崩れが生じた場合でも、一体型ル
ーフの開閉は支障なく行える。
【0017】請求項2記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、支持部を支持フレームで形成し、一体型ルーフ
を支持フレームにガイドローラ又はリング体により支持
しているから、一体型ルーフは支持フレームに沿ってス
ライドすることができる。これにより、一体型ルーフを
屋根部から開口すべく操作すると、一体型ルーフが全体
的に動き、支持フレーム上のガイドローラ又はリング体
に案内されながら荷台の片側に円滑に移動する。そし
て、一体型ルーフは、支持フレームの片側に垂直姿勢に
なって下降し、この全開時に荷台サイドに格納される。
【0018】上記のようにして、荷物の積み卸し後、再
び一体型ルーフを荷台の屋根部に移動させるには、荷台
サイドに格納されている一体型ルーフを手で持ち上げ、
支持部上をガイドローラ又はリング体に案内されて荷台
の屋根部へと移動させる。屋根部に到達した一体型ルー
フは、ガイドローラ又はリング体により支持部に沿って
この所定位置に位置決めされる。以上の操作により、一
体型ルーフの開閉操作が円滑に行なわれる。
【0019】請求項3記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、上記一体型ルーフの格納側の端部と、支持部の
格納側下方略中央部又はこの位置の荷台の一部間を、リ
ンク杆で連結しているから、この一体型ルーフは、支持
部上をリンク作用を受けて円滑に移動することができ、
全開した荷台サイドへの格納と、ここから支持部の天部
への一体型ルーフの持ち上げ移動が確実に行なえる。
【0020】請求項4記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、上記一体型ルーフの反格納側の端部と、支持部
の屋根部略中央部又はこの位置の荷台の一部間を、リン
ク杆で連結しているから、この一体型ルーフは、支持部
上をリンク作用を受けて円滑に移動することができ、全
開した荷台サイドへの格納と、ここから支持部の天部へ
の一体型ルーフの持ち上げ移動が確実に行なえる。
【0021】請求項5記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、上記一体型ルーフの格納側の端部と、一体型ル
ーフの反格納側の端部とが、各々リンク杆で連結してい
るから、この一体型ルーフは、特に2ヶ所のリンク杆に
より支持部上を浮上されて円滑に移動することができ、
全開した荷台サイドへの格納と、ここから支持部の天部
への一体型ルーフの移動が円滑、且つ確実に行なえる。
【0022】請求項6記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、上記リンク杆に、重量軽減ダンパを連結してい
るから、この一体型ルーフは、特に荷台サイドに有ると
き、重量軽減ダンパの働きで軽量状態となる。この軽量
状態にて、一体型ルーフは手操作でも軽快に全体的に動
き、全開した荷台サイドへの格納と、ここから荷台の屋
根部への一体型ルーフの持ち上げ移動が軽快に行なえ
る。
【0023】請求項7記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、上記一体型ルーフの3面に開閉可能なシート材
を吊り下げているから、トラック荷台の屋根部にある一
体型ルーフの3面からシート材を下げて広げる操作が簡
単に行え、荷台内を外界から簡便に閉塞させられる。こ
れにより、荷台に積載した荷物の保護が簡便な手段によ
り行える。
【0024】請求項8記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、上記一体型ルーフに設けた固定手段にて、一体
型ルーフを荷台の屋根部となる支持部の天部の所定位置
に位置決め固定できるから、トラックの走行中に一体型
ルーフが所定位置から外れて、勝手な方向に移動するこ
とがなく、トラックの安全走行を可能にする。
【0025】請求項9記載のトラック荷台の屋根装置に
よると、上記一体型ルーフの左右幅を荷台及び支持フレ
ームの左右幅よりも狭くし、上記一体型ルーフの左右両
側には可撓性のシート材を吊り下げているから、一体型
ルーフが荷台から左右方向にはみ出ず、更に、積み荷の
上部がシート材により抱き込み力が働いて中央側へ引き
寄せられて荷崩れしない。また、一体型ルーフを全開し
た荷台サイドへの格納時には、垂直姿勢の一体型ルーフ
の上部が低くなり、荷物の積み卸し作業を容易にする。
このまま走行しても安定している。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトラック荷台の屋
根装置を添付図面により、各実施形態について説明す
る。図1と図2と図3は、トラック荷台に配置した屋根
装置の斜視図であり、図4は屋根装置の平面図、図5は
背面図である。
【0027】先ず、図1,図2,図3,図4,図5によ
り、トラック荷台の屋根装置100の第1実施形態を説
明する。トラック1は、軽トラックから小型トラック,
大型トラックまでを対象に実施可能である。上記トラッ
ク1の荷台3は、情報が屋根部3Aで構成され、側面部
3B,3C,3Dは、「バタ」と称される側板により構
成されている。この荷台3の前部及び後部における屋根
部3Aと格納側となる側面部3Bにわたって支持部5
0,70となる支持フレーム(丸パイプ,角パイプ等)
5,7を直立して配置している。大型トラックにおいて
は、荷台3の中間部にも1乃至複数本の支持フレーム
5,7を配置してもよい。上記前後支持フレーム5,7
の天部5A,7Aに一体型ルーフ10を移動可能に支持
している。
【0028】上記一体型ルーフ10は、アルミ材または
FRP樹脂材等の軽量材にて一体型に成形されている。
その形状は、天板10Aと、この4辺から下方へ延長さ
れた側板10B,10C,10D,10Eとからなる。
この前後側板10B,10Cに接近した天板10Aに
は、図5,図6に示すように、コ字型断面のブラケット
13,15が取付けられており、このブラケット1
3、,15における反格納側の側面部3C側に、ウレタ
ン,ナイロン等のガイドローラR1,R2を取付け,格
納側の側面部3B側に、ウレタン,ナイロン等のガイド
ローラR3を各々取付けている。(ガイドローラR3は
省略することもできる。)また、一体型ルーフ10の略
中央位置には、支持フレーム5,7を下側からローラR
4で挟み、一体型ルーフ10の中央部が脱線しないよう
にして円滑に移動可能となるようにしている。
【0029】しかして、図2に示すように、上記一体型
ルーフ10は、荷台3の屋根部3Aとなる支持フレーム
5,7の天部5A,7Aに位置決め固定された使用状態
と、図3に示すように、荷台3の側面部3Bとなる支持
フレーム5,7の側部5B,7Bに移動して垂直姿勢1
0〃に格納された不使用状態と、になるように構成され
ている。従って、上記支持部50,70となる支持フレ
ーム(丸パイプ,角パイプ等)5,7は、荷台3の屋根
部3Aと、荷台3の側面部3Bとの2面間だけに配置し
たL型構造体としても良い。更に、上記支持部50,7
0は、トラック1の運転席の後部である荷台3の前縁に
直立させた門型の枠体4(鳥居)の上部4Aや側部4B
を利用して取り付けても良い。
【0030】上記一体型ルーフ10には、図7に示すよ
うに、固定手段K1,K2を備え、支持フレーム5,7
の天部5A,7A又は荷台3の屋根部3Aにおける所定
位置(A)に固定される。即ち、一体型ルーフ10の前
後ブラケット13,15のほぼ中央位置間を連結部材1
7で連結する。この連結部材17の下面に固定手段K
1,K2(開閉レバー)を配置し、このハンドル操作に
より両側に突出した固定棒19,19を進退動作させら
れるようになっている。そして、天部5A,7Aにおけ
る所定位置(A)の付近に付設した固定板21,21の
孔21A,21Aに、固定棒19,19を挿入すると、
一体型ルーフ10が支持部50,70に固着し、固定棒
19,19を引き抜くと解放されて移動可能となる。こ
れにより、一体型ルーフ10を開口すべく、固定手段K
1,K2を解放して手操作すると、一体型ルーフ10が
全体的に動き、支持フレーム5,7上をガイドローラR
1,R2,R3,R4,R5により円滑に移動する。
尚、上記一体型ルーフ10は、支持フレーム5,7の側
部5B,7Bに移動して垂直姿勢10〃に格納された状
態で、固定手段K1,K2により固定することもでき
る。この場合は、図示はしないが、支持フレーム5,7
の側部5B,7Bにおける所定位置の付近に付設した固
定板の孔に、固定棒19,19を挿入する。また、上記
固定手段K1,K2は、連結部材17の両端に取り付け
た紐により、天部5A,7Aにおける所定位置(A)に
付設した固定板21,21を直接縛り付ける手段によっ
ても良い。
【0031】更に、上記一体型ルーフ10は、前後支持
フレーム5,7の側部5B,7Bに配置したリンク支持
機構20のリンク杆23,23と連結している。その連
結構成は、図8に示すように、支持フレーム5,7の側
部5A,7Aにおける格納側下方の略中央部にリンク杆
23,23の一端をピンP1で枢着している。尚、この
リンク杆23,23の取り付け部は、支持フレーム5,
7の側部5B,7Bでなく、これと同じ位置の荷台の一
部(フレーム)としても良い。また、上記リンク杆2
3,23の他端は、一体型ルーフ10の格納側となるブ
ラケット13,15の端部にピンP2で枢着している。
【0032】更に、上記リンク杆23,23には、重量
軽減ダンパBC(ガスダンパ,油圧ダンパ等)を連結し
ている。その連結構成は、図8に示すように、支持フレ
ーム5,7の側部5B,7Bにおける中腹付近に重量軽
減ダンパBCの基端部(a)をピンP3で枢着してい
る。また、上記重量軽減ダンパBCの伸縮端部(b)
は、上記リンク杆23,23の下端寄りにピンP4で枢
着している。これにより、一体型ルーフ10は、特に支
持フレーム5,7の垂直な側部5B,7Bに有るとき
に、重量軽減ダンパBCの働きで軽量状態に維持され
る。
【0033】上記一体型ルーフ10の左右幅L1は、図
1,図9に示すように、荷台3及び支持フレーム5,7
の左右幅Lよりも狭く設定されている。そして、上記一
体型ルーフ10の左右両側10D,10Eには、可撓性
のシート材S1,S2を吊り下げ、荷台3における左右
の側面を覆うようになっている。上記シート材S1,S
2,S3の下縁には、荷台3の側板3B,3C,3Dに
設けたフックFに引っ掛けるゴム紐Gを備えている。ま
た、前後の側板10B,10Cにも可撓性のシート材S
3,S4を吊り下げている。上記シート材S1,S2,
S3は、荷台3の左右側方及び後方の3面に取り付けら
れ、図9に示すように、レールL2に転子L4をはめて
開閉可能としたカーテン式となっている。勿論、巻き上
げ式としても良い。尚、荷台3の前側のシート材S4
は、開閉移動しない。更に、図9に示すように、一体型
ルーフ10の外周4面には、短いカバーS5が吊り下げ
られており、雨水の進入を防ぐようになっている。
【0034】上記トラック荷台の屋根装置100は上記
のように構成されており、その作用を説明する。先ず、
一体型ルーフ10を屋根として荷台3の屋根部3Aに固
定するには、一体型ルーフ10を支持フレーム5,7の
天部5A,7Aにおける所定位置(A)に位置決めす
る。続いて、固定手段K1,K2の固定棒19,19
を、天部5A,7Aにおける所定位置(A)にあけた、
固定板21,21の孔21A,21Aに挿入して固着す
る。
【0035】そして、図9に示すように、上記一体型ル
ーフ10の左右両側10D,10Eに吊り下げた可撓性
のシート材S1,S2や後方のシート材S3により、荷
台3における左右の側面や後面を覆う。上記シート材S
1,S2,S3は、その下縁のゴム紐Gを荷台3の側板
3B,3C,3Dに設けたフックFに引っ掛け、荷台3
内に積載された上段の荷物Nを包み込むように覆う。こ
のとき、一体型ルーフ10の左右幅L1を荷台3及び支
持フレーム5,7の左右幅Lよりも狭くしているから、
一体型ルーフ10が荷台3から左右方向にはみ出ず、更
に、荷物Nの上部にシート材S1,S2により抱え込み
力が働いて中央側へ引き寄せられて荷崩れしない。そし
て、短いカバーS5がシート材S1,S2,S3,S4
の4面を覆い、雨水等の防水作用を発揮する。
【0036】次に、上記一体型ルーフ10を開口させる
には、上記シート材S1〜S3やカバーS5を折り畳ん
で保持する。そして、図7に示すように、固定手段K
1,K2の両端にある固定棒19,19を孔21A,2
1Aから引き抜くと解放されて移動可能となる。ここ
で、一体型ルーフ10を開口すべく手操作により、支持
フレーム5,7の天部5A,7A上を側部5B,7Bへ
とガイドローラR1,R2,R3,R4の転動のもとに
円滑に移動させる。そして、一体型ルーフ10は、支持
フレーム5,7の側部5B,7Bに配置したリンク支持
機構20,20のリンク杆23,23と重量軽減ダンパ
BC,BCとに連結しているから、図8に示すように、
このリンク杆23,23と伸縮端部(b)とを回動及び
変位させながら「10´」「10〃」のように回動して
次第に垂直姿勢になって行く。
【0037】上記一体型ルーフ10は、図3,図10に
示すように、特に、支持フレーム5,7の垂直な側部5
B,7Bに有るとき、リンク杆23,23と重量軽減ダ
ンパBC,BCの働きで軽量状態となる。この軽量状態
にて、一体型ルーフ10は手操作でも軽快に全体的に動
き、全開した荷台サイドへ「10〃」のように垂直姿勢
になって下降し、荷台サイドに格納される。尚、一体型
ルーフ10は、荷物が荷崩れを生じた場合でも、支障な
く開閉が可能である。
【0038】上記のように、一体型ルーフ10が荷台3
の片側に垂直姿勢にあるとき、荷台3の屋根部と側面及
び後面の3面が全開する。この状態にて、トラック荷台
の荷物の積み卸しがフォークリフトやクレーン等により
効率良く行なわれる。
【0039】上記荷物の積み卸し後、再び一体型ルーフ
10を屋根部3Aへ移動させ閉口させる操作は、ここか
ら支持フレーム5,7の天部への一体型ルーフ10の持
ち上げにより行われる。この時、一体型ルーフ10は、
重量軽減ダンパBC,BCの働きで軽量状態となってい
るから、手操作により逆の移動軌跡「10〃」「10
´」で軽快に移動される。天部5A,7Aに到達した一
体型ルーフ10は、固定手段K1,K2により支持フレ
ーム5,7の所定位置(A)に固着される。以上の操作
により、一体型ルーフ10の開閉作業が円滑、且つ軽快
に行なわれる。
【0040】本発明の第1実施形態のトラック荷台の屋
根装置100によると、下記の効果を奏する。先ず、一
体型ルーフ10は、支持部50,70の片側に垂直姿勢
になって下降し、この全開時に荷台サイドに格納され
る。この状態にて、トラック荷台3の屋根部3Aと側面
及び後面の3面が開放され、荷物の積み卸しがフォーク
リフト等により効率良く行なわれる。また、一体型ルー
フ10は、荷物が荷崩れを生じた場合でも、開閉に支障
を生じない。
【0041】また、一体型ルーフ10は、支持部50,
70の側部に配置したリンク杆23と重量軽減ダンパB
Cとに連結しているから、この一体型ルーフ10は、特
に支持部の側部に垂直位置に有るとき、重量軽減ダンパ
の働きで軽量状態となる。この軽量状態にて、一体型ル
ーフは手操作でも軽快に全体的に動き、全開した荷台サ
イドへの格納と、ここから屋根部への一体型ルーフの持
ち上げ移動が軽快に行なえる
【0042】そして、一体型ルーフ10の左右幅L1を
荷台3及び支持部50,70の左右幅Lよりも狭くし、
上記一体型ルーフの左右両側には可撓性のシート材S
1,S2を吊り下げているから、一体型ルーフ10が荷
台から左右方向にはみ出ず、更に、積み荷の上部にシー
ト材による抱え込み力が働いて中央側へ引き寄せられて
荷崩れしない。また、一体型ルーフを全開した荷台サイ
ドへの格納時には、垂直姿勢の一体型ルーフの上部が低
くなり、荷物の積み卸し作業を容易にする。更に、一体
型ルーフは全開時に荷台サイドに垂直姿勢で格納されて
いるから、このままでも走行でき、このとき、一体型ル
ーフの外面に広告を記載すれば、これを広告面として活
用できる。
【0043】以上は、本発明の第1実施形態を紹介した
ものであり、この第1実施形態に限定されず本発明の要
旨内での設計変更が可能である。例えば、図11に示す
第2実施形態のように、上記第1実施形態のリンク支持
機構20,20を設計変更しても良い。この第2実施形
態は、反格納側の側部3C側となる一体型ルーフ10の
左端と、支持フレーム5,7の天部5A,7Aの略中央
部との間をリンク杆23,23により連結する。尚、こ
の取り付け部は支持フレーム5,7の天部5A,7Aで
なく、これと同じ位置の荷台の一部(フレーム)として
も良い。一体型ルーフ10の右端は、ガイドローラR4
により脱線しないように支持されている。その他の構成
は、上記第1実施形態とほぼ同一に付き、同一符号を付
して説明を省略する。
【0044】更に、図12に示す第3実施形態は、上記
第2実施形態のリンク支持機構20,20において、反
格納側の側面部3C側となる一体型ルーフ10の左端
と、支持フレーム5,7の天部5A,7Aの略中央部と
の間をリンク杆23,23により連結するとともに、一
体型ルーフ10の右端に、側部5B,7Bに枢支したリ
ンク杆25,25を連結したものである。尚、リンク杆
23,23の支持フレーム5,7の天部5A,7Aの略
中央部への取り付け部は、支持フレーム5,7の天部5
A,7Aではなく、これと同じ位置の荷台の一部(フレ
ーム)としても良い。また、リンク杆25,25の支持
フレーム5,7の側部5B,7Bに枢支した取り付け部
は、支持フレーム5,7の側部5B,7Bではなく、こ
れと同じ位置の荷台の一部(フレーム)としても良い。
更に、リンク杆25,25には、図示していないが、重
量軽減ダンパBCを設置することができる。その他の構
成は、上記第1実施形態とほぼ同一に付き、同一符号を
付して説明を省略する。
【0045】更に、図13に示す第4実施形態は、一体
型ルーフ10を支持フレーム5,7から脱線しないよう
にガイドローラR1,R2,R4で支持したものであ
る。その他の構成は、上記第1実施形態とほぼ同一に付
き、同一符号を付して説明を省略する。
【0046】上記第2実施形態は、図11に実線、1点
鎖線及び2点鎖線で示すように、一体型ルーフ10を支
持フレーム5,7の天部5A,7Aと側部5B,7Bと
の間を手操作により移動させると、軽快に開閉操作され
る。上記第3実施形態は、図12に実線、1点鎖線及び
2点鎖線で示すように、一体型ルーフ10を支持フレー
ム5,7の天部5A,7Aと側部5B,7Bとの間を手
操作により移動させると、重量軽減ダンパBCの働きに
より、一層軽快に開閉操作され、一体型ルーフ10の左
右両端に設置したリンク杆23,23により、その移動
時に支持部から浮上し、より軽快な開閉操作となる。
【0047】上記第4実施形態は、図13に実線、1点
鎖線及び2点鎖線で示すように、一体型ルーフ10は、
支持フレーム5,7の天部5A,7Aと側部5B,7B
との間を専らガイドローラR1,R2,R4の作用によ
り案内されて、開閉操作される。尚、上記ローラR1,
R2,R4に替えて、図6(b)に示すように、リング
体R6を前後支持フレーム5,7に嵌合させた構成とし
ても良い。
【0048】上記第1,第2,第3実施形態において、
図14(a)に示す第5実施形態は、上記リンク支持機
構20,20に連結した重量軽減ダンパBCに代えて、
油圧シリンダOCに変更したものである。この油圧シリ
ンダOCは、電動式油圧ポンプOPに接続され、電気モ
ータ等の正逆転駆動により、ロッドDを伸縮させてリン
ク支持機構20,20を駆動させて一体型ルーフ10を
支持フレーム5,7の任意位置に移動させる。その他の
構成は、上記第1実施形態とほぼ同一に付き、同一符号
を付して説明を省略する。また、図14(b)に示すよ
うに、油圧シリンダOCにラックLAを連結し、これを
リンク23に嵌着したピニオンPNを回動させる構成と
しても良い。
【0049】上記第5実施形態の油圧シリンダOCによ
ると、一体型ルーフ10はリンク支持機構20,20が
油圧シリンダOCにより強制駆動されるから、一体型ル
ーフ10の開閉操作が電気モータの正逆転駆動操作だけ
で極めて容易に実施できる。また、一体型ルーフ10は
リンク支持機構20,20を介して移動されるから、油
圧シリンダが小型化できる。
【0050】更に、図15に示す第6実施形態のよう
に、上記リンク支持機構20,20に連結した重量軽減
ダンパBCに代えて、電気モータM1に変更してもよ
い。この電気モータM1を上記リンク支持機構20,2
0のリンク杆23,23の下端の支軸P1に直結(必要
により減速機を介在)する。上記電気モータM1を正逆
転駆動させてリンク支持機構20,20を駆動させ、一
体型ルーフ10を支持フレーム5,7の任意位置に移動
させる。その他の構成は、上記第1実施形態とほぼ同一
に付き、同一符号を付して説明を省略する。
【0051】上記第6実施形態の電気モータM1による
と、一体型ルーフ10はリンク支持機構20,20が電
気モータM1により強制駆動されるから、一体型ルーフ
10の開閉操作が電気モータM1の正逆転駆動操作だけ
で極めて容易に実施できる。また、一体型ルーフ10は
リンク支持機構20,20を介して移動されるから、電
気モータM1が小型化できる。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、屋根を一体
型ルーフとし、この一体型ルーフを開口すべく手操作す
ると、全体的に動き、支持部上を移動して全開時に荷台
の側面部に格納されるから、一体型ルーフを全体的に動
かせられ、この全開時に荷台の屋根部や側面,後面が開
口され、荷物の積み卸しが容易に行なえる効果が発揮さ
れる。また、一体型ルーフ10は、荷物が荷崩れを生じ
た場合でも、開閉に支障を生じることなく円滑に操作で
きる。更に、一体型ルーフは全開時に荷台の側面部に垂
直姿勢で格納されているから、このままでも走行でき、
このとき、一体型ルーフの外面に広告を記載すれば、こ
れを広告面として活用できる効果が発揮される。
【0053】請求項2によると、支持部を支持フレーム
で形成し、一体型ルーフを、支持フレームにガイドロー
ラ又はリング体により支持しているから、一体型ルーフ
は、支持フレームに沿ってスライドすることができ、一
体型ルーフを屋根部から開口すべく手操作すると、一体
型ルーフが全体的に動き、支持フレーム上に案内されな
がら荷台の片側に円滑に移動し、一体型ルーフは、支持
フレームの片側に垂直姿勢になって下降し、この全開時
に荷台の側面部に格納される。
【0054】また、荷物の積み卸し後、再び一体型ルー
フを荷台の屋根部に移動時には、荷台サイドに格納され
ている一体型ルーフは、ガイドローラ又はリング体によ
り支持部に沿ってこの所定位置に位置決めされるから、
一体型ルーフの開閉操作が円滑に行なわれる。
【0055】請求項3によると、上記一体型ルーフの格
納側の端部と、支持部の格納側下方略中央部又はこの位
置の荷台の一部間を、リンク杆で連結しているから、こ
の一体型ルーフは、支持部上をリンク作用を受けて円滑
に移動することができ、全開した荷台の側面部への格納
と、ここから支持部の天部への一体型ルーフの持ち上げ
移動が効率よく確実に行える効果が発揮される。
【0056】請求項4によると、上記一体型ルーフの反
格納側の端部と、支持部の屋根部略中央部又はこの位置
の荷台の一部間を、リンク杆で連結しているから、この
一体型ルーフは、支持部上をリンク作用を受けて円滑に
移動することができ、全開した荷台の側面部への格納
と、ここから支持部の天部への一体型ルーフの持ち上げ
移動が効率よく確実に行える効果が発揮される。
【0057】請求項5によると、上記一体型ルーフの格
納側の端部と、上記一体型ルーフの反格納側の端部と
が、各リンク杆で連結しているから、この一体型ルーフ
は、特に2箇所のリンク杆により支持部上を浮上されて
円滑に移動することができ、荷台の側面部への格納と、
ここから支持部の天部への一体型ルーフの移動は、円
滑、且つ確実に行える効果が発揮される。
【0058】請求項6によると、上記リンク杆に、重量
軽減ダンパを連結しているから、この一体型ルーフは、
特に荷台サイドに有るとき、重量軽減ダンパの働きで軽
量状態となり、一体型ルーフの持ち上げ移動が軽快、且
つ効率よく行える効果が発揮される。
【0059】請求項7によると、上記一体型ルーフの3
面に開閉可能なシート材を吊り下げているから、トラッ
ク荷台の屋根部にある一体型ルーフの3面からシート材
を下げて広げる操作が簡単に行え、荷台に積載した荷物
の保護が簡便な手段により効率良く行える効果が発揮さ
れる。
【0060】請求項8によると、上記一体型ルーフに設
けた固定手段にて、一体型ルーフを荷台の屋根部となる
支持部の天部の所定位置に位置決め固定できるから、ト
ラックの走行中に一体型ルーフが所定位置から外れて、
勝手な方向に移動することがなく、トラックの安全走行
を可能とする効果が発揮される。
【0061】請求項9によると、上記一体型ルーフの左
右幅を荷台及び支持フレームの左右幅よりも狭くし、且
つ可撓性のシート材を吊り下げているから、一体型ルー
フが荷台から左右方向にはみ出ず、更に、積み荷の上部
がシート材により中央側へ引き寄せられて荷崩れせず荷
物を傷めない効果が発揮される。また、一体型ルーフの
左右幅が狭いから、荷台の片側に立てかけた時に一体型
ルーフの上部が必要以上に上方に突出せず、このままト
ラツクを走行させても安全が確保できる効果が発揮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、トラック荷台の
屋根装置の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、トラック荷台の
屋根装置の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、トラック荷台の
屋根装置の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、トラック荷台の
屋根装置の平面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、ガイドローラ部
の拡大図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、ガイドローラ部
の断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、固定手段の斜視
図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、トラック荷台の
屋根装置の背面図である。
【図9】本発明の第1実施形態を示し、トラック荷台の
屋根装置の背面図である。
【図10】本発明の第1実施形態を示し、トラック荷台
の屋根装置の作用背面図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示し、トラック荷台
の屋根装置の背面図である。
【図12】本発明の第3実施形態を示し、トラック荷台
の屋根装置の背面図である。
【図13】本発明の第4実施形態を示し、トラック荷台
の屋根装置の背面図である。
【図14】本発明の第5実施形態を示し、油圧シリンタ
方式の正面図である。
【図15】本発明の第6実施形態を示し、電気モータ方
式の正面図である。
【符号の説明】 1 トラック 3 荷台 3A 屋根部 3B,3C,3D 側面部(側板) 50,70 支持部 5,7 支持フレーム 5A,7A 天部 5B,7B 側部 10 一体型ルーフ 10B,10C,10D,10E 側板 13,15 ブラケット 17 連結部材 19 固定棒 20 リンク支持機構 21 固定板 21A 孔 23,25 リンク杆 BC 重量軽減ダンパ D ロッド G ゴム紐 K1,K2 固定手段 OC 油圧シリンダ M1 電気モータ P1,P2,P3,P4 ピン R1,R2,R3,R4,R5 ガイドローラ R6 リング体 S1,S2,S3,S4 シート材 S5 カバー 100 トラック荷台の
屋根装置 (A) 所定位置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの荷台の少なくとも前部及び後
    部における屋根部と側面部にわたって配置された支持部
    と、上記支持部の屋根部に支持された一体型ルーフとを
    具備し、上記一体型ルーフは支持部に沿って荷台の屋根
    部から荷台の側面部に移動可能とし、一体型ルーフの不
    使用時には荷台の側面部に垂直姿勢に格納するようにし
    たことを特徴とするトラック荷台の屋根装置。
  2. 【請求項2】 上記支持部を支持フレームで形成し、一
    体型ルーフを、支持フレームにガイドローラ又はリング
    体により支持して支持フレームに沿ってスライドするよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のトラック荷台
    の屋根装置。
  3. 【請求項3】 上記一体型ルーフの格納側の端部と、支
    持部の格納側下方略中央部又はこの位置の荷台の一部間
    を、リンク杆で連結したことを特徴とする請求項1また
    は2記載のトラック荷台の屋根装置。
  4. 【請求項4】 上記一体型ルーフの反格納側の端部と、
    支持部の屋根部略中央部又はこの位置の荷台の一部間
    を、リンク杆で連結したことを特徴とする請求項1また
    は2記載のトラック荷台の屋根装置。
  5. 【請求項5】 上記一体型ルーフの格納側の端部と、支
    持部の格納側下方略中央部又はこの位置の荷台の一部間
    をリンク杆で連結し、上記一体型ルーフの反格納側の端
    部と、支持部の屋根部略中央部又はこの位置の荷台の一
    部間をリンク杆で連結したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のトラック荷台の屋根装置。
  6. 【請求項6】 上記リンク杆に、重量軽減ダンパを連結
    したことを特徴とする請求項3または5記載のトラック
    荷台の屋根装置。
  7. 【請求項7】 上記一体型ルーフの左右側方及び後方の
    3面に開閉可能なシート材を吊り下げたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のトラック荷台の屋根装置。
  8. 【請求項8】 上記一体型ルーフに固定手段を付設し、
    上記固定手段にて一体型ルーフを荷台の屋根部となる支
    持部の天部の所定位置に位置決め固定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のトラック荷台の
    屋根装置。
  9. 【請求項9】 上記一体型ルーフの左右幅を荷台及び支
    持フレームの左右幅よりも狭くし、上記一体型ルーフの
    左右両側には可撓性のシート材を吊り下げたことを特徴
    とする請求項1または2記載のトラック荷台の屋根装
    置。
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