JP2000127656A - ヘアケアカウンセリングシート - Google Patents

ヘアケアカウンセリングシート

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JP2000127656A
JP2000127656A JP10308573A JP30857398A JP2000127656A JP 2000127656 A JP2000127656 A JP 2000127656A JP 10308573 A JP10308573 A JP 10308573A JP 30857398 A JP30857398 A JP 30857398A JP 2000127656 A JP2000127656 A JP 2000127656A
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JP
Japan
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sheet
counseling
hair care
information
customer
Prior art date
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JP10308573A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Uesugi
よし子 上杉
Yoko Tsuzura
葉子 廿楽
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客にとって有用なカウンセリング情報が表示
されており、カウンセリング終了後に顧客に手渡される
情報シートと、カウンセラーが手元に保管しつぎのカウ
ンセリングに役立てることのできる診断シートとを組み
合わせてなるヘアケアカウンセリングシートを提供す
る。 【解決手段】化粧品販売員もしくはヘアケア施術者が顧
客に対してヘアケアカウンセリングを行う際に用いられ
るシートであって、複数種類のヘアケア用化粧品に関す
る情報を示す商品情報表示部と、複数種類の頭皮マッサ
ージ方法に関する情報を示すマッサージ情報表示部とが
設けられ、カウンセリング終了後に顧客に手渡される情
報シート(A)と、顧客氏名記入欄と、毛髪の状態に関
する回答記入欄と、頭皮の状態に関する回答記入欄とが
設けられ、カウンセリング終了後、化粧品販売員もしく
はヘアケア施術者が手元に保管する診断シート(B)と
で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品販売員等が
顧客に対してヘアケアカウンセリングを行う際に用いら
れるヘアケアカウンセリングシートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、シャンプーやリンス,ヘアパ
ック等、ヘアケア用の化粧品は、セルフサービス用の陳
列棚に陳列され、顧客自身が選択して購入する形態で販
売されるのが一般的であるが、ヘアケアに強い関心を持
つ顧客に対しては、専門の販売員等(以下、単に「カウ
ンセラー」という)が、店頭あるいは訪問販売先で、メ
ーカーから配布された化粧品販売用情報シートにもとづ
いてヘアケアカウンセリングを行い、顧客の髪の質に応
じたヘアケア化粧品を推奨することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ヘ
アケアカウンセリングでは、カウンセラーが手元の情報
シートを顧客に提示し、口頭でやりとりしながらカウン
セリングを行う手法が一般的であり、カウンセリングを
終了したあと、顧客にとって、カウンセリング情報が形
として残らないため、カウンセラーから受けたアドバイ
スを長期にわたって実行することが困難で、カウンセリ
ングの成果が充分に得られない、という問題がある。ま
た、カウンセラーは、顧客の抱えている問題を、顧客カ
ード等に記入して保存し、つぎの来店時のカウンセリン
グに備えることが好ましいが、口頭でのやりとりの中
で、顧客の抱えている問題を抽出してメモすることは容
易でないため、カウンセリング終了後に、記憶を辿りな
がら顧客の抱えている問題を顧客カードに書きつけてい
るのが実情である。このため、せっかくカウンセリング
を行っても、つぎのカウンセリングやセールスに向けて
充分な情報収集ができていない、という問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、顧客にとって有用なカウンセリング情報が表示
されており、カウンセリング終了後に顧客に手渡される
情報シートと、カウンセラーが手元に保管しつぎのカウ
ンセリングに役立てることのできる診断シートとを組み
合わせてなるヘアケアカウンセリングシートの提供をそ
の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、カウンセラーが顧客に対してヘアケアカ
ウンセリングを行う際に用いられるシートであって、複
数種類のヘアケア用化粧品に関する情報を示す商品情報
表示部と、複数種類の頭皮マッサージ方法に関する情報
を示すマッサージ情報表示部とが設けられ、カウンセリ
ング終了後、顧客に手渡される情報シート(A)と、顧
客氏名記入欄と、毛髪の状態に関する回答記入欄と、頭
皮の状態に関する回答記入欄とが設けられ、カウンセリ
ング終了後、カウンセラーが手元に保管する診断シート
(B)とで構成されているヘアケアカウンセリングシー
トを第1の要旨とする。
【0006】また、本発明は、上記ヘアケアカウンセリ
ングシートのなかでも、特に、上記情報シート(A)
に、毛髪および頭皮と生体リズムの関係に関する情報を
示す生体リズム情報表示部が設けられているものを第2
の要旨とし、上記診断シート(B)に、記入時点で顧客
が行っているヘアケアの手入れ方法に関する回答記入欄
が設けられているものを第3の要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0008】図1は、本発明のヘアケアカウンセリング
シートの一実施の形態を示している。すなわち、このヘ
アケアカウンセリングシートは、カウンセラー(化粧品
販売員やヘアケア施術者)が、ヘアケアカウンセリング
を行う際に、顧客に対し提示するもので、表裏に所定の
情報を印刷したB4サイズのシートを二つ折りして冊子
状にした情報シートAと、B5サイズより一回り小さな
1枚のシートからなる診断シートBとで構成されてい
る。
【0009】上記情報シートAの、二つ折りして表紙に
当たる面1の中央には、「トワニーカルテ」の見出し
2’が表示されており、その下に、「ヘアケア」の文字
3が、長丸枠4に囲われて表示されている。上記「トワ
ニー」とは、このヘアケアカウンセリングによって推奨
するヘアケア商品のシリーズ名で、5はそのシンボルマ
ークである。そして、この面1の下部には、ヘアケアカ
ウンセリングを行う相手(顧客)の住所氏名と、日付
と、カウンセラーの氏名とを記入する空欄6が設けられ
ている。なお、この面1の背景には、このトワニーシリ
ーズのヘアケア商品の一つを示すカラー写真7が印刷さ
れている。
【0010】上記表紙に当たる面1を開くと、その裏側
に当たる面(開いて左側の面)2には、図3に示すよう
に、このヘアケアカウンセリングによって推奨するヘア
ケア用化粧品に関する情報が、一覧表として表示されて
いる。より詳しく説明すると、この一覧表の上段8に
は、「シャンプー」と「ヘアトリートメント」と「エッ
センス」の3つの化粧品の種類が、左右方向の区分とし
て表示されており、その下の段9には、各化粧品の種類
ごとに、それを用いる「お手入れの目的」が説明されて
いる。なお、ヘアトリートメントの欄は左右二つに分か
れており、ヘアトリートメントには二通りの目的がある
ことがわかるようになっている。その下の段10には、
その上の段9で示された目的に応じた商品のカラー写真
11が表示されている。そして、各カラー写真11の左
下に、小さな四角枠12が添えられているとともに、そ
の下に、各商品の商品名と容量と値段が付記されてい
る。
【0011】そして、その下の段13には、その上の段
10で示された各商品の使用法と使用量が説明されてお
り、さらにその下の段14には、各商品ごとに、顧客へ
のアドバイスを記入する空欄15と、商品の種類にかか
わらず、全体的なアドバイスを記入する空欄16とが設
けられている。
【0012】なお、この一覧表の下の余白には、「*該
当する商品の□に○を付けて下さい。」の文17が付記
されており、上記商品の段10の四角枠12を利用し
て、最も推奨する商品に印を付けることができるように
なっていることがわかる。
【0013】つぎに、右側の面18には、図4に示すよ
うに、このヘアケアカウンセリングによって推奨する頭
皮マッサージの手法に関する情報が表示されている。よ
り詳しく説明すると、この面18の最上部には、「頭皮
を柔らかく整えながら血行を良くし、有効成分が浸透し
やすい状態へ導きます。」の文19が表示されており、
その下に、「トワニーヘアハンドマジック」という見出
し20が、長丸枠21で囲われた状態で表示されてい
る。なお、上記「ヘアハンドマジック」とは、この頭皮
マッサージ方法に対してメーカーが付した呼称である。
そして、その下には、上下左右に4つの枠囲い22〜2
5が設けられており、各枠囲い22〜25の内側に、種
類の異なる頭皮マッサージの手法の説明が、それぞれわ
かりやすいイラストとともに表示されている。
【0014】まず、左上の枠囲い22の中には、左上
に、「〔ほぐす〕」の見出し26が表示され、その下
に、頭皮マッサージで得られる4つの効果(「抜け毛・
脱毛対策に」、「毛髪を太くする」、「皮脂を正常にす
る」、「頭皮を柔らかくする」の4つ)が、それぞれ長
丸枠27〜30で囲われた状態で、上から下に並べて表
示されている。そして、これらのうち、「抜け毛・脱毛
対策に」と「皮脂を正常にする」と「頭皮を柔らかくす
る」の3つの長丸枠27,29,30内が黄色く着色さ
れており、この「ほぐす」手法によって、上記3つの効
果が得られることがわかるようになっている。そして、
その右側には、この手法における指先の動きを示すイラ
スト31が表示されており、その下に、長四角枠で囲わ
れた「テクニック」の見出し32を挟んで、この手法に
関する説明文33が表示されている。この説明文33に
は、この手法が、頭皮を指で押さえて大きく廻すもので
あること、そして、そのポイントは、頭皮をできるだけ
移動させるように実施すること、が述べられている。
【0015】また、その右側の枠囲い23の中には、左
上に、「〔おす〕」の見出し34が表示され、その下
に、左側の枠囲い22と同様、頭皮マッサージで得られ
る4つの効果を示す長丸枠27〜30が表示されてい
る。そして、これらのうち、「毛髪を太くする」と「皮
脂を正常にする」と「頭皮を柔らかくする」の3つの長
丸枠28,29,30内が黄色く着色されており、この
「おす」手法によって、上記3つの効果が得られること
がわかるようになっている。そして、その右側には、こ
の手法における指先の動きを示すイラスト35が表示さ
れており、その下に、長四角枠で囲われた「テクニッ
ク」の見出し32を挟んで、この手法に関する説明文3
6が表示されている。この説明文36には、この手法
が、両手の指先を使って頭皮をじっくり「1,2」と数
えるくらい押すこと、押すことで、頭皮に柔らかな圧力
がかかり、頭皮活性に結びつくこと、が述べられてい
る。
【0016】さらに、左下の枠囲い24の中には、左上
に、「〔たたく〕」の見出し37が表示され、その下
に、上の枠囲い22,23と同様、頭皮マッサージで得
られる4つの効果を示す長丸枠27〜30が表示されて
いる。そして、これらのうち、「抜け毛・脱毛対策に」
と「毛髪を太くする」と「頭皮を柔らかくする」の3つ
の長丸枠27,28,30内が黄色く着色されており、
この「たたく」手法によって、上記3つの効果が得られ
ることがわかるようになっている。そして、その右側に
は、この手法における指先の動きを示すイラスト38が
表示されており、その下に、長四角枠で囲われた「テク
ニック」の見出し32を挟んで、この手法に関する説明
文39が表示されている。この説明文39には、この手
法が、両手の腹を使ってバイブレーションさせること、
バイブレーションは指の力を抜いて、なるべくスピード
をつけて実施すること、難しい場合は軽く叩く感じで行
うこと、が述べられている。
【0017】そして、その右側の枠囲い25の中には、
左上に、「〔もちあげる〕」の見出し40が表示され、
その下に、他の枠囲い22〜24と同様、頭皮マッサー
ジで得られる4つの効果を示す長丸枠27〜30が表示
されている。そして、これらのうち、「抜け毛・脱毛対
策に」と「毛髪を太くする」の2つの長丸枠27,28
内が黄色く着色されており、この「もちあげる」」手法
によって、上記2つの効果が得られることがわかるよう
になっている。そして、その右側には、この手法におけ
る指先の動きを示すイラスト41が表示されており、そ
の下に、長四角枠で囲われた「テクニック」の見出し3
2を挟んで、この手法に関する説明文42が表示されて
いる。この説明文42には、この手法が、両手の指をひ
たい,側頭部にあてて頭皮を上へ持ち上げるものである
こと、「1,2,3」の感じで持ち上げ、2回ずつ行う
こと、じーんわりと血行が促進されていくのがわかるこ
と、が述べられている。
【0018】上記頭皮マッサージに関する情報が表示さ
れた面18を、その左側の面2と重ねて閉じることによ
り表われる、面18の裏面43には、図5に示すよう
に、このヘアケアカウンセリングにおいて、重要な指標
となる、毛髪および頭皮と生体リズムの関係に関する情
報が表示されている。より詳しく説明すると、この面4
3の上部には、「健やかで美しい髪のために、髪と頭皮
のセルリズムとヘアサイクルに着目しました。」の見出
し44が、上下3段にわたって大きく表示されている。
そして、その下の左側には、「生体のリズムとヘアサイ
クルの関係」の小見出し45が表示され、その下に、上
から順に、「一日のリズム」、「一月のリズム」、「一
年のリズム」、「一生のリズム」、「出産のリズム」の
項目46〜50が並べられ、それぞれの項目において、
各生体のリズムが毛髪・頭皮に与える影響についての説
明文51〜55が表示されている。
【0019】また、その右側の上部には、「毛髪の発生
から休止までの基本となるヘアサイクル」の小見出し5
6が表示され、その下に、成長期と退行期と休止期とい
う毛髪の一サイクルを円で示したグラフ57とともに、
ヘアサイクルについての説明文58が表示されている。
【0020】そして、右側の下部には、「健康な頭皮の
ためには…」の小見出し59が表示され、その下に、健
康な頭皮を維持するための条件が、箇条書きに示されて
いる。また、その下に、頭皮から生える毛髪の状態を示
す、模式的な拡大断面図59’が表示されており、毛髪
と頭皮周辺部の各部位の名称と機能が一目で把握できる
ようになっている。
【0021】一方、上記情報シートAとともに用いられ
る診断シートBの表面60には、図6に示すように、そ
の上部に、「カウンセリングシート」の見出し61が表
示されており、その下に、日付記入欄62と、カウンセ
リング相手(顧客)の氏名記入欄63,年代記入欄(選
択式)64,職業記入欄,住所記入欄65を一まとまり
にした空欄が設けられている。
【0022】そして、その下には、髪と地肌について、
アンケート方式で回答する欄67が設けられており、項
目ごとに設定された各設問に対し、その設問の下に列挙
された選択肢に○印をつけて回答するようになってい
る。例えば、第1の設問68は、「(1)髪の悩みにつ
いて該当する所に○印をご記入ください。」であり、そ
の下に、「1.抜け毛が多い 2.枝毛が多い ……1
0.その他()」の10の選択肢69が表示されてい
る。また、第2の設問70は、「(2)地肌その他の悩
みについて該当する所に○印をご記入ください。」であ
り、その下に、「(1)頭皮・頭髪のべたつきについ
て」、「(2)−1フケについて」、「(2)−2フケ
が出るとお答えの方でフケのタイプは」、「(3)頭皮
のかゆみについて」、「(4)頭皮や髪の臭いについ
て」という5つの小設問71〜75が表示されている。
そして、それぞれの下に、複数の選択肢が示されてい
る。なお、各小設問71〜75において、選択肢の中
に、「生理前に出やすい」とか「生理中に気になる」等
の、生体リズムの影響を考慮した選択肢が用意されてい
る。
【0023】また、上記診断シートBの裏面76には、
図7に示すように、上部に、その時点で顧客が行ってい
るヘアケアのお手入れ方法(例えば洗髪はどの程度の頻
度で行っているか、パーマ,カラーをしているか等)と
使用している商品について、項目別に記入する欄77が
設けられている。そして、その下には、四角枠の空欄7
8が設けられており、この中に、顧客が希望する、今後
なりたい髪について記入するようになっている。さら
に、その下に、広い余白スペース79が設けられてお
り、ヘアケアカウンセリングを通じて得た他の情報を、
適宜記入できるようになっている。
【0024】このように構成されたヘアケアカウンセリ
ングシートは、カウンセラーが、顧客に対し、ヘアケア
カウンセリングを行う際、例えばつぎのようにして用い
られる。すなわち、カウンセラーは、まず、二つ折りに
より冊子状になった情報シートAの、裏表紙に相当する
面43を顧客に提示し、ヘアケアについて、生体リズム
の影響を考慮して、それに応じた適正なヘアケアを行う
ことの重要性を説明する。
【0025】つぎに、顧客に対し、診断シートBを提示
し、その顧客が抱えた毛髪と頭皮に関する悩み,現在行
っている手入れ方法,現在使用している商品名等を、差
し支えなければ記入してほしい、と要請し、診断シート
Bの表面60と裏面76に、所定事項を記入してもらう
とともに、設問に対し回答してもらう。このとき、記入
結果に基づいて、その顧客に応じたカウンセリングを行
う旨を伝える。なお、実際の記入は、顧客自身が行って
も、顧客が口頭で答えた内容を、そのままカウンセラー
が記入するようにしてもよい。
【0026】そして、その記入結果から、顧客の悩みを
解決し、望ましい毛髪と頭皮の状態にするには、どのよ
うなヘアケア化粧品を使用し、どのような頭皮マッサー
ジを行えばよいかを、情報シートAの面2,18(図
3,図4参照)を開いて、そこに表示された情報を提示
しながら、具体的なアドバイスを行う。そして、顧客に
推奨する商品を特定したのち、面2に示された商品のカ
ラー写真11に付記された四角枠12に○印を付けるこ
とで、顧客に対し、その商品を印象づける。
【0027】このようにして、一連のヘアケアカウンセ
リングを終了したのち、情報シートAの表紙に相当する
面1(図1参照)の空欄6に、顧客の住所氏名と、日付
と、カウンセラーの氏名とを記入して、この情報シート
Aを顧客に手渡す。このとき、顧客に対し、「今回のカ
ウンセリングでアドバイスしたことについて、この情報
シートAを見ながら自分でヘアケアを実践してほし
い」,「次回の来店(カウンセリング)を楽しみにして
いる」といったコメントをつける。そして、顧客情報が
記入された診断シートBは、カウンセラーが顧客台帳に
挟む等して保管し、次回の来店(カウンセリング)に備
えるようにする。
【0028】したがって、上記ヘアケアカウンセリング
シートによれば、顧客が、情報シートAを家に持って帰
ることができるため、この情報シートAを見ながら、カ
ウンセリング内容に基づき、長期にわたって適正なヘア
ケアを実践することができる。また、カウンセラーは、
顧客情報が記入された診断シートBを手元に保管できる
ため、つぎのカウンセリングやセールスに向けて、この
情報を役立てることができる、という利点を有する。
【0029】なお、上記の例では、情報シートAおよび
診断シートBに、顧客の氏名だけでなく、住所も記入す
るようになっているが、住所記入欄は必ずしも必要はな
い。ただし、差し支えなければ、住所も記入してもらっ
た方が、ダイレクトメールを送付する等の販売促進活動
を行うことができ、好適である。
【0030】また、上記の例では、情報シートAに、毛
髪および頭皮と生体リズムの関係に関する情報が表示さ
れているが、ヘアケアカウンセリングを、生体リズムに
は言及しないで行う場合には、生体リズムに関する表示
については割愛することができる。ただし、生体リズム
に基づくヘアケアカウンセリングを行う方が、よりきめ
細かで適正なカウンセリングを行うことができるのであ
り、好適である。
【0031】さらに、上記の例では、診断シートBに、
記入時点で顧客が行っているヘアケアの手入れ方法に関
する回答記入欄,顧客が使用している商品に関する回答
記入欄が設けられているが、これらの欄は必ずしも設け
る必要はない。最低限、毛髪に関する情報と頭皮に関す
る情報が得られれば足りるからである。
【0032】そして、上記の例では、二つ折りのシート
からなる情報シートAと、1枚のシートからなる診断シ
ートBとを組み合わせているが、2種類のシートA,B
の態様は、それぞれどのようなものであっても差し支え
はない。例えば、図2に示すように、情報シートAと診
断シートBとを、三つ折りの一枚のシートで構成すると
ともに、情報シートAと診断シートBの境界となる折り
目にミシン目80を形成し、カウンセリング終了後、こ
のミシン目80を切り離すことにより、情報シートAの
部分を顧客に手渡し、診断シートBの部分をカウンセラ
ーが手元に保管するようにしてもよい。
【0033】なお、上記の例では、情報シートAに表示
された情報を利用して、カウンセリングを行っている
が、上記情報シートAとは別に、より詳細な説明が示さ
れた冊子やコンピュータ画像表示等を利用してカウンセ
リングを行い、これらの情報を簡単にまとめたものとし
て、情報シートAを顧客に手渡すようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のヘアケアカウン
セリングシートは、ヘアケアに有用な情報が表示された
シートであって、カウンセリング終了後に顧客に手渡さ
れる情報シートAと、顧客情報を記入する記入欄が設け
られたシートであって、カウンセリング終了後にカウン
セラーが手元に保管する診断シートBとで構成されてい
るため、顧客が、帰宅後、手渡された情報シートAを見
ながら、カウンセリング内容に基づいて、長期にわたっ
て適正なヘアケアを実践することができる。一方、カウ
ンセラーは、顧客情報が記入された診断シートBを手元
に保管できるため、つぎのカウンセリングやセールスに
向けて、この情報を役立てることができる、という利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す説明図であ
る。
【図3】図1の実施例における情報シートの説明図であ
る。
【図4】図1の実施例における情報シートの説明図であ
る。
【図5】図1の実施例における情報シートの説明図であ
る。
【図6】図1の実施例における診断シートの説明図であ
る。
【図7】図1の実施例における診断シートの説明図であ
る。
【符号の説明】
A 情報シート B 診断シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品販売員もしくはヘアケア施術者が
    顧客に対してヘアケアカウンセリングを行う際に用いら
    れるシートであって、複数種類のヘアケア用化粧品に関
    する情報を示す商品情報表示部と、複数種類の頭皮マッ
    サージ方法に関する情報を示すマッサージ情報表示部と
    が設けられ、カウンセリング終了後、顧客に手渡される
    情報シート(A)と、顧客氏名記入欄と、毛髪の状態に
    関する回答記入欄と、頭皮の状態に関する回答記入欄と
    が設けられ、カウンセリング終了後、化粧品販売員もし
    くはヘアケア施術者が手元に保管する診断シート(B)
    とで構成されていることを特徴とするヘアケアカウンセ
    リングシート。
  2. 【請求項2】 上記情報シート(A)に、毛髪および頭
    皮と生体リズムの関係に関する情報を示す生体リズム情
    報表示部が設けられている請求項1記載のヘアケアカウ
    ンセリングシート。
  3. 【請求項3】 上記診断シート(B)に、記入時点で顧
    客が行っているヘアケアの手入れ方法に関する回答記入
    欄が設けられている請求項1または2記載のヘアケアカ
    ウンセリングシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023060776A (ja) * 2021-10-18 2023-04-28 株式会社ソフトブレイン シート及びヘアカラーカウンセリング方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023060776A (ja) * 2021-10-18 2023-04-28 株式会社ソフトブレイン シート及びヘアカラーカウンセリング方法
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