JP2000127655A - 生体リズム診断セット - Google Patents

生体リズム診断セット

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JP2000127655A
JP2000127655A JP10304436A JP30443698A JP2000127655A JP 2000127655 A JP2000127655 A JP 2000127655A JP 10304436 A JP10304436 A JP 10304436A JP 30443698 A JP30443698 A JP 30443698A JP 2000127655 A JP2000127655 A JP 2000127655A
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JP
Japan
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sheet
symptoms
biological rhythm
symptom
column
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JP10304436A
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English (en)
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Yoshiko Uesugi
よし子 上杉
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Publication date
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客自身に、ある程度長期にわたって、自分が
生体リズムによってどのような影響を受けているかを記
録させ、その記録をカウンセリングに役立てることので
きる、生体リズム診断セットを提供する。 【解決手段】生体リズムの影響によって女性のからだに
周期的に表われる症状を把握するために用いられる生体
リズム診断セットであって、上記生体リズムの影響によ
る典型的な症状を少なくとも5つ列挙して示すチェック
シート(A)と、少なくとも一カ月分の日付を記入する
欄が設けられ、各日付ごとに、月経の状態と、上記シー
ト(A)に示された症状のうち自覚した症状の有無と、
基礎体温の変化が記入できるようになっている記録シー
ト(B)とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体リズムの影響
によって女性のからだに周期的に表われる症状を把握す
るために用いられる生体リズム診断セットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧品販売では、専門の販売
員が、店頭あるいは訪問販売先で、化粧品メーカーから
配布された化粧品販売用情報シートに基づいて顧客に化
粧品の売り込みを行っている。しかし、各メーカーが多
種多様の化粧品を販売し、各メーカーがそれぞれ近似し
た構成と内容の化粧品販売用情報シートを用いて販売促
進をしている現状では、化粧品自体の独自性より、いか
に顧客のニーズに沿ったカウンセリングを印象的に行う
ことができるかが顧客の購買力を引き出す大きなポイン
トとなる。このような観点から、本出願人は、より質の
高いカウンセリングを目指して、女性のからだに周期的
に大きな影響を与える生体リズムに基づいてカウンセリ
ングを行うことを提案し(特開平9−313492
号)、一部で実施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生体リ
ズムに基づくカウンセリングを実際に行ってみると、多
くの女性が、体調不良や精神不安定を漠然と感じてはい
るものの、生体リズムの影響による周期的な症状である
ことを自覚している者が少ないことがわかった。そし
て、自覚症状が漠然としているため、カウンセリングの
段階で、生体リズムによる周期的な症状を正確に抽出す
ることができず、顧客の抱える問題に対し本質的なアド
バイスを行いにくいことが判明した。また、漫然とした
自覚症状からカウンセリングに必要な最低限の情報を引
き出すには、多大な時間とテクニックを要し、カウンセ
ラーの負担が大きいことや、短時間で効果的なカウンセ
リングを求める顧客には不向きであるという問題もあ
る。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、店頭や訪問先でのカウンセリングだけでなく、
顧客自身に、ある程度長期にわたって、自分が生体リズ
ムによってどのような影響を受けているかを記録させ、
その記録をカウンセリングに役立てることのできる、生
体リズム診断セットの提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、生体リズムの影響によって女性のからだ
に周期的に表われる症状を把握するために用いられる生
体リズム診断セットであって、上記生体リズムの影響に
よる典型的な症状を少なくとも5つ列挙して示すチェッ
クシート(A)と、少なくとも一カ月分の日付を記入す
る欄が設けられ、各日付ごとに、月経の状態と、上記シ
ート(A)に示された症状のうち自覚した症状の有無
と、基礎体温の変化が記入できるようになっている記録
シート(B)とで構成されている生体リズム診断セット
を第1の要旨とする。
【0006】また、上記生体リズム診断セットのなかで
も、特に、上記記録シート(B)の、月経の状態を記入
する欄に、少なくとも3段階で経血量を記入できる欄が
設けられているものを第2の要旨とし、上記記録シート
(B)の、自覚症状の有無を記入する欄が、身体症状
と、精神症状と、皮膚症状の3種類に区分されているも
のを第3の要旨とする。
【0007】そして、上記チェックシート(A)および
記録シート(B)とともに、生体リズムの影響による症
状を軽減させるために自分でできる手当てを少なくとも
5つ列挙して示すセルフケアシート(C)を組み合わせ
るようにした生体リズム診断セットを第4の要旨とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0009】図1〜図3は、本発明の生体リズム診断セ
ットの一実施の形態を示している。すなわち、この生体
リズム診断セットは、化粧品販売店の店頭や訪問販売先
で、顧客に対し、生体リズムに基づくカウンセリングを
行う際に、顧客に提示されるもので、図1に示すチェッ
クシートAと、図2に示す記録シートBと、図3に示す
セルフケアシートCとで構成されている。
【0010】上記チェックシートAは、図1に示すよう
に、左上に「PMSチェッカー」の見出し1が表示さ
れ、その右側に、「PMS」の大きな文字2がシンボル
的に表示されている。そして、この文字2の下には、小
さく「CHECKER」の文字3が添えられている。な
お、上記「PMS」とは、月経前症候群の略称で、月
経,排卵等を繰り返す約1カ月周期の生体リズムにおい
て、特に月経前の一時期に心身の不調として表われる症
候群のことである。
【0011】また、上記見出し1の下には、「月経前症
候群(PMS)の代表的な症状です。心当たりの症状が
ありますか?」の文4が表示されており、その下に、P
MSの典型的な12の症状が、枠囲いされたわかりやす
いイラスト5と簡潔な語句6で示されている。ちなみ
に、上記12の症状とは、「腹部膨満感」,「下腹部痛
や腰痛」,「乳房の張りや痛み」,「めまい」,「頭痛
や肩こり」,「むくみや体重増加」,「食欲変化」,
「便秘と下痢」,「イライラと不安感」,「不眠」,
「皮脂過剰とニキビ」,「肌あれやシミの目立ち」であ
る。
【0012】したがって、このチェックシートAによれ
ば、顧客が、自分の自覚症状をうまく説明できなくて
も、このシートAの12の症状の中から該当するものを
選択すれば足りるため、自覚症状のチェックを簡単に行
うことができる。
【0013】つぎに、記録シートBは、図2に示すよう
に、左上に「PMSメモリー」の見出し7が表示され、
その右側に、チェックシートAと同様の、「PMS」の
文字2が表示されている。そして、この文字2の下に
は、小さく「MEMORY」の文字8が添えられてい
る。
【0014】また、上記見出し7の下には、「生体のリ
ズムを知るために」という文言9が小さく添えられてお
り、その下に、記録用の空欄が設けられている。この空
欄Pの最上段には、日付(月/日)を記入する欄10が
設けられ、その下に、月経周期(月経開始からつぎの月
経開始までの日数)をカウントする欄11と、経血量を
記入する欄12と、基準体重からの体重の変動を±で記
入する欄13とが、この順で設けられている。なお、経
血量を記入する欄12は、破線で上下方向に3つに仕切
られており、その日の経血量に応じて、多い、普通、少
ない、の3段階で棒グラフ状に塗り分けることができる
ようになっている。
【0015】そして、その下には、PMSの自覚症状の
うち、身体症状に関するものを7つまで記入できる欄1
4と、精神症状に関するものを7つまで記入できる欄1
5と、皮膚症状に関するものを7つまで記入できる欄1
6とが設けられている。なお、各欄14〜16への記入
は、該当する欄の左端に、その症状名を自分で記入し、
それを自覚した日付のところに適宜の印を付けるように
してもよいし、あるいは、例えば、1→少しあるが日常
生活には影響がない、2→日常生活に影響する、3→症
状が激しい、の3段階で、1〜3のいずれかの数字を記
入するようにしてもよい。このようにすれば、症状の程
度が一目でわかり、好適である。
【0016】なお、上記3種類の自覚症状記入欄14〜
16の罫線を利用して、図示のように体温の高さを示す
目盛り17がつけられており、基礎体温を折れ線グラフ
(図5参照)として記入できるようになっている。ま
た、上記皮膚症状に関する記入欄16の下の余白にも、
日付別に空欄18が設けられており、その左側に、長丸
で囲われた「出来事を記入しましょう。」の文字19と
ペン先のイラスト20が表示されている。すなわち、こ
の欄18には、その日だけの特別な出来事等を記入する
ようになっている。特別な出来事が心身に影響してその
日は正しいデータになっていないかも知れないからであ
る。
【0017】したがって、上記記録シートBによれば、
顧客に、自分の生体リズムを客観的に把握するには、記
録シートBに示すような項目について、経時的に記録を
とることが重要であることを認識させることができる。
なお、上記記録シートBの各項目欄は、見栄えよく、し
かも一目でわかりやすいように、着色が施されている
が、このシートBの裏面には、図2に示す表面と同様の
構成が、鮮明な白黒で示されている。そして、裏面左上
には、「コピー用」の文字が表示されている。すなわ
ち、顧客に対し、この白黒構成の裏面を複写して手渡
し、自宅で毎日、記録をとってもらうことができるよう
になっている。
【0018】つぎに、セルフケアシートCは、図3に示
すように、左上に「PMSセルフケア」の見出し21表
示され、その右側に、チェックシートAと同様の、「P
MS」の文字2が表示されている。そして、この文字2
の下には、小さく「SELFCARE」の文字22が添
えられている。
【0019】また、上記見出し21の下には、「月経前
症候群(PMS)の症状を軽減させるためのケアで
す。」の文23が表示されており、その下に、PMSの
症状を軽減させるための8つの手当てが、枠囲いされた
わかりやすいイラスト24と簡潔な語句25で示されて
いる。ちなみに、上記8つの手当てとは、「まず分析で
状況を把握。」,「ストレスを捨て明るく。」,「食生
活でPMSに対応。」,「PMS指圧ですっきり。」,
「軽い運動でリラックス。」,「会話で心と体とを解
放。」,「ハーブや香りで楽しく。」,「PMSなりの
美しさを。」である。
【0020】したがって、上記セルフケアシートCによ
れば、いちいち言葉で説明しなくても、顧客に、このシ
ートCのイラスト24と語句25を見せるだけで、即座
にPMSに対する各種手当てを理解してもらうことがで
きるようになっている。
【0021】上記3枚のシートA,B,Cからなる生体
リズム診断セットを用い、化粧品販売員(あるいは専門
カウンセラー等)は、店頭もしくは訪問販売先におい
て、例えばつぎのようにして、顧客に対し、生体リズム
に基づくカウンセリングを行うことができる。すなわ
ち、まず、女性のからだは生体リズムの影響を受けてお
り、なかでもPMSが大きな問題になっているという導
入的な話から始め、顧客に生体リズムの影響による症状
を克服もしくは軽減することが美容上も優れた効果を奏
し、ひいては生活全般にわたってよりよい価値を生み出
すことをアドバイスする。そして、顧客にチェックシー
トAを提示しながら、ここに示されているようなPMS
の自覚症状はないかをたずねる。
【0022】顧客から、自覚症状についての返答を引き
出したのち、記録シートBを提示する。そして、その症
状をより正確に把握し充分に分析した上で、適正な手当
てを施すことが大切であるという趣旨のコメントを述
べ、記録シートBを利用して、毎日記録をとることを勧
める。そして、顧客に対し、上記記録シートBの裏面
(コピー用)を複数枚複写して手渡し、少なくとも一カ
月、例えば三カ月程度記録をとることを勧める。なお、
一カ月後、あるいは三カ月後に、記録結果にもとづい
て、より具体的なカウンセリングを受けることが好まし
い旨をいう。
【0023】なお、上記記録シートBへの記入の仕方に
ついては、全ての欄に記入した例を予め用意しておき、
これを顧客に提示して、具体的な記入方法を説明するこ
とが好ましい。顧客に提示する記入例は、実際の記録シ
ートBを用いたものであっても、記入された状態を印刷
した提示用のシートであってもよい。
【0024】記入例の一例を図4〜図6に示す。この記
入例では、PMSの自覚症状を記入する場合、単なる症
状の有無だけでなく、1,2,3の数字で記入すること
により、症状の程度を3段階で示している。また、基礎
体温の折れ線グラフ26は、自覚症状の記入欄14〜1
6と重なるので、赤ペン等を使用すると見やすい、とい
ったアドバイスを与えることが好ましい。
【0025】つぎに、顧客に対し、セルフケアシートC
(図3に戻る)を提示して、PMSの症状を軽減させる
には、どのような手当てをすることが必要かを認識させ
る。そして、顧客の要望に応じて、上記手当ての助けと
なるような化粧品やハーブ等を推奨することができる。
【0026】このように、本発明の生体リズム診断セッ
トによれば、生体リズムに基づくカウンセリングを、短
時間で効率よく行うことができる。そして、より正確な
情報の把握と分析を行うために、生体リズムに関する所
定の項目について、少なくとも一カ月間、顧客自身に記
録をとらせ、その記録結果に基づいて、より精度の高
い、本質的なカウンセリングを行うことができる。ま
た、顧客自身に記録をとらせることによって、顧客の、
生体リズムへの関心を高めることができ、生体リズムに
関連する化粧品等への購買意欲を増進させることができ
る。
【0027】なお、上記の例では、チェックシートAに
おいて、PMSの代表的な症状として、12の症状を示
し、セルフケアシートCにおいて、PMSの症状を軽減
させるための手当てとして8つの手当てを示している
が、これらの例示の数は、5つ以上であれば、いくつで
もよい。すなわち、5つ未満では選択肢が少なすぎて、
きめ細かなカウンセリングを行うことができない。ま
た、その表示方法は、上記の例のように、イラストと語
句を組み合わせたものが見やすくて好適であるが、イラ
ストのみの表示や、文章のみを箇条書きで示す表示等、
適宜の方法を採用することができる。
【0028】また、上記の例では、記録シートBにおい
て、基準体重の変化を記入する欄13と、その日の特殊
な出来事を記入する空欄18が設けられているが、これ
らの欄13,18は、必ずしも必要ではない。そして、
自覚症状を記入する欄も、上記の例のように、身体症
状,精神症状,皮膚症状の3つに分ける方がカウンセリ
ングしやすいが、必ずしもこのような区別を設ける必要
はない。
【0029】さらに、上記の例は、月経を中心として約
一カ月を周期として繰り返す生体リズムにおけるPMS
に焦点をあててカウンセリングを行うためのものである
が、女性の一生を周期としてみた場合の生体リズムにお
けるTCL(更年期症候群:更年期に心身の不調として
表われる症候群のこと)に焦点をあててカウンセリング
を行うために、例えば図7に示すようなチェックシート
A′と、図8に示すようなセルフケアシートC′とを、
前記記録シートBと組み合わせて用いることができる。
【0030】上記チェックシートA′は、図7に示すよ
うに、左上に「TCLチェッカー」の見出し27が表示
され、その右側に、「TCL」の大きな文字28がシン
ボル的に表示されている。そして、この文字28の下に
は、小さく「CHECKER」の文字3が添えられてい
る。また、上記見出し27の下には、「更年期症候群
(TCL)の代表的な症状です。心当たりの症状があり
ますか?」の文29が表示されており、その下に、TC
Lの典型的な12の症状が、枠囲いされたわかりやすい
イラスト30と簡潔な語句31で示されている。ちなみ
に、上記12の症状とは、「のぼせやほてり」,「腰や
手足の冷え」,「動悸」,「肩こり」,「手足のしび
れ」,「偏頭痛や吐き気」,「下痢や便秘」,「瀕
尿」,「めまいや耳鳴り」,「不眠」,「イライラや物
忘れ」,「肌あれや皮膚の乾燥」である。
【0031】また、上記セルフケアシートC′は、図8
に示すように、左上に「TCLセルフケア」の見出し3
2が表示され、その右側に、チェックシートA′と同様
の、「TCL」の文字28が表示されている。そして、
この文字28の下には、小さく「SELFCARE」の
文字22が添えられている。
【0032】また、上記見出し32の下には、「更年期
症候群(TCL)の症状を軽減させるためのケアで
す。」の文33が表示されており、その下に、TCLの
症状を軽減させるための8つの手当てが、枠囲いされた
わかりやすいイラスト34と簡潔な語句35で示されて
いる。ちなみに、上記8つの手当てとは、「まず症状や
状況を把握。」,「リラックスし安らかに。」,「食生
活でTCLに対応。」,「漢方の力もお借りして。」,
「適度な運動で症状脱出。」,「心の効用メンタルケ
ア。」,「趣味に没頭し脱更年期。」,「更年期こそ真
に美しく。」である。
【0033】上記3枚のシートA′,B,C′からなる
生体リズム診断セットを用いて、前記の例と同様にし
て、生体リズムのうち、特にTCLに焦点を当てて、顧
客に対し、生体リズムに基づくカウンセリングを行うこ
とができる。
【0034】なお、記録シートBは、PMS用としてま
とめられているが、そのままTCLの記録用として用い
ることができる。すなわち、前記記録シートBを用い
て、月経期間の変動や基礎体温の折れ線グラフ26によ
る高温期の有無等を分析することにより、更年期である
か否かを判断することができる。例えば、図9(a)に
示すような基礎体温の折れ線グラフ26aでは、一カ月
に2回高温期があり、月経周期が短くなっていることが
わかる。月経周期が短くなったり、長くなったりして不
規則的になるのは、閉経が近づいていることを示してい
る。また、図9(b)に示すような基礎体温の折れ線グ
ラフ26bでは、低温期と高温期の区別がなくなり、月
経も停止していることがわかる。また、月経時の出血が
少なくなったり、多くなったり、少量の出血がいつまで
も続く場合も、閉経期であることを示している。このよ
うに、PMS用の記録シートBへの記録によって、更年
期であるかどうかの判断ができ、顧客に、更年期を迎え
たことを自覚させることができる。そして、自覚から出
発することによって、TCLの症状の軽減化を図ること
ができ、より効果的なカウンセリングを行うことができ
る。
【0035】なお、上記TCL用のチェックシートA′
の内容を、前記PMS用のチェックシートAの裏面に表
示して一枚にまとめ、TCL用のセルフケアシートC′
の内容を、前記PMS用のセルフケアシートCの裏面に
表示して一枚にまとめることにより、PMSとTCLの
どちらのカウンセリングに対しても共用できる診断セッ
トとすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の生体リズム診断
セットは、生体リズムの影響による症状を列挙して示す
チェックシートAと、生体リズムの影響によるからだの
変化を少なくとも一カ月、毎日記録できる記録シートB
とを組み合わせたものである。したがって、顧客に、上
記チェックシートAを提示して、生体リズムによる症状
のうち自覚する症状を選択させるだけで、簡単に、その
顧客にとって問題となる症状を特定することができ、カ
ウンセリングを、短時間で効率よく進めることができ
る。そして、より正確な情報の把握と分析を行うため
に、上記記録シートBを利用して、生体リズムに関する
所定の項目について、少なくとも一カ月間、顧客自身に
記録をとらせることができるため、その記録結果に基づ
いて、より精度の高い、本質的なカウンセリングを行う
ことができる。また、顧客自身に記録をとらせることに
よって、顧客の、生体リズムへの関心を高めることがで
き、生体リズムに関連する化粧品等への購買意欲を増進
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いるチェックシートの構
成を示す説明図である。
【図2】上記実施例に用いる記録シートの構成を示す説
明図である。
【図3】上記実施例に用いるセルフケアシートの構成を
示す説明図である。
【図4】上記記録シートへの記入例を示す説明図であ
る。
【図5】上記記録シートへの記入例を示す説明図であ
る。
【図6】上記記録シートへの記入例を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例に用いるチェックシートの
構成を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施例に用いるセルフケアシート
の構成を示す説明図である。
【図9】(a),(b)は、ともに上記他の実施例にお
いて記録シートに記入される基礎体温の変化についての
説明図である。
【符号の説明】
A チェックシート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体リズムの影響によって女性のからだ
    に周期的に表われる症状を把握するために用いられる生
    体リズム診断セットであって、上記生体リズムの影響に
    よる典型的な症状を少なくとも5つ列挙して示すチェッ
    クシート(A)と、少なくとも一カ月分の日付を記入す
    る欄が設けられ、各日付ごとに、月経の状態と、上記シ
    ート(A)に示された症状のうち自覚した症状の有無
    と、基礎体温の変化が記入できるようになっている記録
    シート(B)とで構成されていることを特徴とする生体
    リズム診断セット。
  2. 【請求項2】 上記記録シート(B)の、月経の状態を
    記入する欄に、少なくとも3段階で経血量を記入できる
    欄が設けられている請求項1記載の生体リズム診断セッ
    ト。
  3. 【請求項3】 上記記録シート(B)の、自覚症状の有
    無を記入する欄が、身体症状と、精神症状と、皮膚症状
    の3種類に区分されている請求項1または2記載の生体
    リズム診断セット。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のチェックシート(A)お
    よび記録シート(B)とともに、生体リズムの影響によ
    る症状を軽減させるために自分でできる手当てを少なく
    とも5つ列挙して示すセルフケアシート(C)を組み合
    わせるようにしたことを特徴とする生体リズム診断セッ
    ト。
JP10304436A 1998-10-26 1998-10-26 生体リズム診断セット Pending JP2000127655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056281A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Pola Chem Ind Inc 肌の改善の為のアドバイスの選択方法及びその表示方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056281A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Pola Chem Ind Inc 肌の改善の為のアドバイスの選択方法及びその表示方法

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