JP2002056281A - 肌の改善の為のアドバイスの選択方法及びその表示方法 - Google Patents

肌の改善の為のアドバイスの選択方法及びその表示方法

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JP2002056281A
JP2002056281A JP2000241758A JP2000241758A JP2002056281A JP 2002056281 A JP2002056281 A JP 2002056281A JP 2000241758 A JP2000241758 A JP 2000241758A JP 2000241758 A JP2000241758 A JP 2000241758A JP 2002056281 A JP2002056281 A JP 2002056281A
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Nobuhiko Takada
信彦 高田
Kazuhiko Segaki
一彦 世垣
Yuko Shoji
祐子 荘司
Momoko Katagiri
桃子 片桐
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生活態度を改善し、化粧料の効果を最大限に生
かすための適切なアドバイスの選択方法を提供する。 【解決手段】本発明によると、「肌荒れ」、「乾燥」、
「ニキビ」、「脂っぽい」、「くすみ」、「シワ」、
「シミ」、「敏感」、「シミ・シワ・ハリのなさなどが
気になり、総合的に肌の衰えを感じる」からなる肌の悩
みのうち、最も悩んでいる悩みが選択されると、その肌
の悩みの種類に応じた肌の手入れのアドバイスと、生活
態度のアドバイスとを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肌の改善の為の有
用な肌の手入れや生活態度についてのアドバイスの選択
方法及びその表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、肌のトラブルは以前に比
べて発生率が増加していると云われている。このような
原因としては、1つには種々の肌の特性に対応して化粧
料の種類が増加し、それが適切な対象に選択されないこ
とが挙げられ、もう一つには、生活の多様化が個体に不
適切なライフスタイル(生活パターン)を選択しているこ
とが挙げられる。化粧料の種類とその対象の多様性とは
化粧品の小売店を覗いてみれば一目に理解できることで
あり、その選択の困難さは化粧料を選択しようと試みれ
ばたちどころに経験できる。不適切な対象に化粧料が選
択されることは、脂質を必要としない人に脂質の多い化
粧料を投与すればニキビ等のトラブルを起こす場合があ
るように、肌に危害を及ぼす危険性をはらんでいる。さ
らに、適切な対象選択を専門家が行うことにより、肌ト
ラブルの発生が抑制できることもこのことを裏付けてい
る。しかし、適切な化粧料を選択する選択方法は、今の
ところ一般的には行われていない。
【0003】また、ライフスタイルの多様化は、生活時
間帯の変革、運動量の減少、食事の多様化とエネルギー
摂取量の増加等をもたらした。食事の多様化の中では、
特に西洋化が特徴的であり、これは脂質摂取量の増加に
伴う脂質分泌の過多につながり、肌トラブルの面では、
近年においては脂っぽく、化粧崩れなどに悩む人が増え
てきている。また、生活時間帯が夜にシフトしたことか
ら、肌の受けるストレスは大きくなり、敏感肌の増加の
原因となっていると云われている。
【0004】このようなトラブルに対し、化粧品の効果
は、ライフスタイルの改善ほどは如実ではなく、化粧料
による対応のみならず、生活態度の改善も同時に行うこ
とが、肌の改善の為には重要であった。しかし、生活の
改善と化粧料の選択のアドバイスとが同時に行われるこ
とはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下でなされたものであり、生活態度を改善し、化粧料
の効果を最大限に生かすための適切なアドバイスの選択
方法とこのアドバイスの理解されやすい表示方法を提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような状況に鑑み
て、本発明者らは生活態度を改善し、化粧料の効果を最
大限に生かすための適切なアドバイスの選択方法とこの
アドバイスの理解されやすい表示方法を求めて、鋭意研
究努力した結果、「肌荒れ」、「乾燥」、「ニキビ」、
「脂っぽい」、「くすみ」、「シワ」、「シミ」、「敏
感」等の肌の悩みと、「普通肌」,「乾燥肌」,「脂性
肌」、「脂性乾燥肌」等の肌性分類とを指標として適切
なアドバイスを選択し、肌性分類の座標により表示する
こと、肌性の特徴のコラムにより表示すること及び肌の
手入れのアドバイスや生活態度についてのアドバイスの
コラムにより表示することにより、適切な生活態度につ
いてのアドバイスと化粧料の選択のためのアドバイスが
行え、且つ、このアドバイス内容が的確に使用者に伝達
し得ることを見いだし、発明を完成させた。即ち、本発
明の第1及び第2の発明は、以下に示す技術に関するも
のである。 〈1〉肌の悩みを指標とすることを特徴とする、肌の改
善の為のアドバイスの選択方法。 〈2〉肌の悩みが、「肌荒れ」、「乾燥」、「ニキ
ビ」、「脂っぽい」、「くすみ」、「シワ」、「シ
ミ」、「敏感」から選ばれる1種乃至は2種以上である
ことを特徴とする、〈1〉記載の肌改善の為のアドバイ
スの選択方法。 〈3〉肌性をさらに指標とすることを特徴とする〈1〉
又は〈2〉に記載の肌改善の為のアドバイスの選択方
法。 〈4〉肌性が、「普通肌」,「乾燥肌」,「脂性肌」及
び「脂性乾燥肌」の4分類に分類されているものである
ことを特徴とする、〈3〉記載の肌の改善の為のアドバ
イスの選択方法。 〈5〉肌の手入れと生活態度とをアドバイスすることを
特徴とする、〈1〉又は〈2〉項に記載の肌の改善の為
のアドバイスの選択方法。 〈6〉〈1〉又は〈2〉に記載の肌の改善の為のアドバ
イスの選択方法において、肌の最も大きな悩みを選択肢
より選択させるステップと、肌性と肌の手入れのアドバ
イスと生活態度のアドバイスとを表示するステップとを
構成要素とすることを特徴とする、肌の改善の為のアド
バイスの選択方法。 〈7〉〈3〉又は〈4〉に記載の肌の改善の為のアドバ
イスの選択方法において、次に示すステップを構成要素
とすることを特徴とする、肌の改善の為のアドバイスの
選択方法。 (1)肌の最も大きな悩みを選択肢より選択させるステッ
プ。 (2)肌の乾燥状態と脂質分泌状態を選択するステップ。 (3)肌性と肌の手入れのアドバイスと生活アドバイスと
を表示するステップ。 〈8〉〈7〉に記載の肌の改善の為のアドバイスの選択
方法において、(1)、(2)、(3)の順に構成ステップを
構成することを特徴とする、肌の改善の為のアドバイス
の選択方法。 〈9〉〈7〉又は〈8〉に記載の肌の改善の為のアドバ
イスの選択方法で選択された肌の改善の為のアドバイス
の表示において、直交軸によって分割された4つの領域
を持つ平面を用いて肌性を表示することを構成要素とす
ることを特徴とする、肌の改善の為のアドバイスの表示
方法。 〈10〉〈9〉記載の肌の改善の為のアドバイスの表示
方法において、前記平面の近傍に肌性の特性を記したコ
ラムを構成要素とすることを特徴とする、肌の改善の為
のアドバイスの表示方法。 〈11〉〈6〉に記載の肌の改善の為のアドバイスの選
択方法で選択された肌の改善の為のアドバイスの表示に
おいて、肌の手入れのアドバイスと生活アドバイスとを
記したコラムを構成要素とすることを特徴とする、肌の
改善の為のアドバイスの表示方法。 〈12〉肌の手入れのアドバイスと生活アドバイスとが
項分け記載されていることを特徴とする、〈11〉記載
の肌の改善の為のアドバイスの表示方法。 〈13〉(1)〈9〉記載の肌性を表示する平面と、(2)
〈10〉に記載の肌性の特性を記載したコラムと、(3)
〈11〉又は〈12〉に記載の肌の手入れのアドバイス
と生活アドバイスとを記載したコラムとを全て構成要素
に含むことを特徴とする、肌の改善の為のアドバイスの
表示方法。 〈14〉アドバイスに関する記載部分において、最上部
に肌性を単語又は文で記し、該単語又は文の直下に左右
に分けて〈10〉に記載のコラムと〈9〉に記載の平面
とを配し、その下に〈11〉又は〈12〉に記載のコラ
ムを配していることを特徴とする、〈13〉に記載の肌
の改善の為のアドバイスの表示方法。
【0007】また、本発明の第3の発明は、クライアン
トにネットワークを通じて接続され、前記クライアント
のユーザの肌性を分類するための少なくとも1つの肌性
に関する質問を前記クライアントに送信する質問提供手
段と、前記肌性に関する質問の回答を前記クライアント
から受信した場合に、その回答に基づいて特定したユー
ザの肌性とこの肌性に対する肌の手入れのアドバイスと
を前記クライアントに送信する分析結果提供手段とを備
えたことを特徴とする肌分析情報提供サーバである。
【0008】また、本発明の第4の発明は、クライアン
トにネットワークを通じて接続され、前記クライアント
のユーザの肌の悩みに関する少なくとも1つの質問を前
記クライアントに送信する質問提供手段と、前記肌の悩
みに関する質問の回答を前記クライアントから受信した
場合に、その回答に応じた肌の手入れのアドバイスを前
記クライアントに送信する分析結果提供手段とを備えた
ことを特徴とする肌分析情報提供サーバである。
【0009】第4の発明における分析結果提供手段は、
前記肌の悩みに関する質問の回答に応じた生活態度のア
ドバイスを前記クライアントに送信するように構成する
のが好ましい。或いは、第4の発明は、質問提供手段が
少なくとも1つの前記ユーザの生活状況に関する質問を
前記クライアントに送信し、分析結果提供手段が、前記
生活状況に関する質問の回答を前記クライアントから受
信した場合に、この生活状況に関する質問の回答と前記
肌の悩みに関する質問の回答とに応じた生活態度のアド
バイスを前記クライアントに送信するように構成するの
が好ましい。
【0010】また、本発明の第5の発明は、クライアン
トにネットワークを通じて接続され、前記ユーザの肌の
悩みに関する少なくとも1つの質問を前記クライアント
に送信する質問提供手段と、前記肌の悩みに関する質問
の回答を前記クライアントから受信した場合に、この質
問の回答に応じた少なくとも1つの化粧品の情報を前記
クライアントに送信する化粧品提案手段とを備えたこと
を特徴とする化粧品情報提供サーバである。
【0011】第5の発明における質問提供手段は、前記
ユーザの年齢に関する質問を前記クライアントに送信
し、前記化粧品提案手段は、前記クライアントから受信
した前記年齢に関する質問の回答と前記肌の悩みに関す
る質問の回答に応じた少なくとも1つの化粧品の情報を
前記クライアントに送信するように構成するのが好まし
い。
【0012】また、本発明の第6の発明は、クライアン
トにネットワークを通じて接続され、販売対象の化粧品
の情報を保持した化粧品データベースと、前記化粧品デ
ータベースに対する複数の化粧品の検索方法の中から何
れかの検索方法を前記クライアントのユーザに選択させ
るとともに、選択された検索方法に応じた検索キーを指
定させるための検索方法情報を前記クライアントに送信
する検索方法情報提供手段と、前記検索方法情報を用い
て指定された検索キーを前記クライアントから受信した
場合に、その検索キーに合致する化粧品の情報を前記化
粧品データベースから読み出す検索手段と、前記検索手
段によって読み出された単数又は複数の化粧品の情報を
検索結果として前記クライアントに送信する検索結果提
供手段とを備えたことを特徴とする化粧品販売サーバで
ある。
【0013】第6の発明における検索方法は、例えば、
化粧品のジャンル名を検索キーとして指定すること,化
粧品のシリーズ名を検索キーとして指定すること,ユー
ザの肌の悩み名を検索キーとして指定すること,キーワ
ードを指定することである。
【0014】本発明の第7の発明は、クライアントにネ
ットワークを通じて接続され、販売対象の化粧品の情報
を前記クライアントに送信する化粧品情報提供手段と、
前記化粧品の情報に基づき化粧品の購入を前記クライア
ントのユーザが希望する場合に、前記ユーザが希望する
購入方法を複数種類の購入方法の中から選択させるため
の購入方法選択情報を前記クライアントに送信する購入
方法提案手段とを備えたことを特徴とする化粧品販売サ
ーバである。
【0015】第7の発明は、購入方法の1つが、ユーザ
を訪問した訪問販売員から化粧品を購入する方法であ
り、前記購入方法提案手段は、訪問販売員から化粧品を
購入する方法が前記ユーザによって選択された場合に、
前記ユーザが希望する訪問販売員を複数の訪問販売員の
中から選択するための訪問販売員選択情報を前記クライ
アントに送信するように構成するのが好ましい。
【0016】また、第7の発明は、複数の訪問販売員の
データを保持した訪問販売員データベースをさらに備
え、購入方法提案手段は、前記ユーザが希望する訪問販
売員の年齢又は年代に関する質問を前記クライアントに
送信し、この質問の回答として前記クライアントから受
信した年齢又は年代に合致する訪問販売員のデータを前
記訪問販売員データベースから検出し、検出した訪問販
売員のデータを前記訪問販売員選択情報として前記クラ
イアントに送信するように構成するのが好ましい。
【0017】また、第7の発明における購入方法提案手
段が、前記ユーザが訪問販売員の訪問を希望する住所を
前記クライアントから取得し、取得した住所と前記年齢
又は年代とに合致する訪問販売員のデータを前記訪問販
売員データベースから検出するように構成するのが好ま
しい。
【0018】また、第7の発明は、購入方法の1つが、
ユーザが化粧品の販売所へ赴いて化粧品を購入する方法
であり、前記購入方法提案手段は、化粧品の販売所へ赴
いて化粧品を購入する方法が前記ユーザによって選択さ
れた場合に、前記ユーザが希望する販売所を複数の販売
所の中から選択するための販売所選択情報を前記クライ
アントに送信する構成とするのが好ましい。
【0019】また、第7の発明は、複数の販売所のデー
タを保持した販売所データベースをさらに備え、購入方
法提案手段は、前記ユーザが赴くことを希望する住所を
前記クライアントから取得し、取得した住所に合致する
販売所のデータを前記販売所データベースから検出し、
検出した販売所のデータを前記販売所選択情報として前
記クライアントに送信する構成とするのが好ましい。
【0020】また、第7の発明における購入方法提案手
段は、前記ユーザによって選択された購入方法による化
粧品の受け取り希望日を前記ユーザが指定するための希
望日指定情報を前記クライアントに送信する構成とする
のが好ましい。
【0021】また、第7の発明における購入方法提案手
段は、訪問販売による購入,店舗販売による購入,通信
販売による購入のうちの少なくとも2つの一方を前記ユ
ーザに選択させるための購入方法選択情報を前記クライ
アントに送信する構成とするのが好ましい。店舗販売に
おける店舗には、問屋,小売店等の流通過程における店
舗の他、生産者の販売所,営業所も含む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について、実施の
形態を中心に詳細に説明を加える。
【0023】〔第1実施形態〕第1実施形態として、肌
の改善の為のアドバイスの選択方法及びその表示方法の
実施形態を説明する。
【0024】(1)肌の悩み 化粧料の使用者が抱えている肌の悩みとしては、本発明
者の調査によれば、「肌荒れ・乾燥」、「ニキビ」、
「脂っぽい」、「くすみ」、「シワ」、「シミ」、「敏
感」の7つに大別することができる。これは、次のよう
な調査過程によって明らかになった。これらより、使用
動機が「肌荒れ・乾燥」、「ニキビ」、「脂っぽい」、
「くすみ」、「シワ」、「シミ」、「敏感」の7項目に
集約される。これらを解決する手段としては、化粧料を
用いた手入れ以外に、食生活などの生活習慣の改善を行
うことが、化粧料の効果を上げるためには必要なことで
あり、これらを明示することが化粧料の効果をより効果
的な発現に導く。また、同時に化粧料を選択し、それを
使用することによって肌の悩みを解決しようとする場合
において、化粧料の説明や肌性の説明とともに、このよ
うな、生活習慣の改善のアドバイスを表示することによ
り、より確実な肌の改善を実現することができる。
【0025】(調査1) 肌の悩みの項目の抽出試験 無作為に抽出した213名の女性より、化粧料を使用す
る目的、自分が意識している肌の悩みを自由に記載して
もらうアンケートを実施した。抽出された言葉を美容専
門家により、同意語と思われるものをまとめられるだけ
まとめた。
【0026】その結果、「肌荒れ」、「乾燥」、「ニキ
ビ」、「脂っぽい」、「くすみ」、「シワ」、「シ
ミ」、「敏感」、「かさつき」、「ひりひり」、「ほて
り」、「色むら」、「顔色が悪い」、「顔色が黒い」、
「顔色が暗い」、「顔色が赤黒い」、「顔がてかる」、
「化粧崩れ」、「弾力がない」、「張りがない」の20
項目に集約された。
【0027】(調査2) 悩み項目の重回帰分析 調査1で抽出された、20項目の肌の悩みの因子を解析
するために、無作為に抽出した351名のパネラーに自
分の肌の悩みの程度を5段階評価で評価してもらうアン
ケートを実施した。即ち、上記20項目について、極め
て著しい(評点5)〜全くない(評点1)の5段階でどの位
置に自分の肌が存在するのかを答えてもらった。
【0028】得られた回答を重回帰分析したところ、
「かさつき」、「肌荒れ」、「乾燥」の3項目が、「肌
荒れ・乾燥」軸に集約され、「ニキビ」は独立軸で、
「脂っぽい」、「顔のてかり」、「化粧崩れ」が「脂っ
ぽい」の軸に集約され、「くすみ」、「色むら」、「顔
色が悪い」、「顔色が黒い」、「顔色が暗い」、「顔色
が赤黒い」が「くすみ」の軸に集約され、「シワ」、
「化粧崩れ」、「弾力がない」、「張りがない」が「シ
ワ」の軸に集約され、「シミ」は独立軸で、「敏感」、
「ひりひり」、「ほてり」が「敏感」の軸に集約され
た。
【0029】これによって、上記した20項目は、「肌
荒れ・乾燥」、「ニキビ」、「脂っぽい」、「くす
み」、「シワ」、「シミ」、「敏感」の7項目の因子に
集約された。
【0030】(2)肌性分類 適切な化粧料選択のためには、本発明者らは、本来肌の
持っている生理機能に起因する特性が重要な因子である
ことを見いだしている。このような生理機能に起因する
特性を本発明者らは肌性分類と呼んでいる。
【0031】肌性分類は、肌の保湿特性(水分維持特性)
と脂質分泌特性という、基本的な肌機能によって分類さ
れる。保湿特性と脂質分泌特性とは、長い間相反する概
念で捉えられてきていて、脂質分泌が著しければ、水分
維持特性には大方問題がなく、水分維持特性に問題があ
る場合には、脂質の分泌も少なくなっていると把握され
ていた。
【0032】確かに、このような傾向は認められるの
で、本発明の肌性分類において、乾燥肌、脂質肌及び普
通肌の3つの従来知られている分類、肌性を季節的な傾
向で言い方を変えれば冬用、夏用及び春秋用といった3
つの分類を使用することも可能であるが、近年見いださ
れている脂性乾燥肌、即ち、脂質分泌が鼻や額に著しい
にも拘わらず、頬や口元が乾燥し、保湿性に問題がある
肌性を加えた4肌分類を用いるのが特に好ましい。
【0033】即ち、頬部と口元に乾燥が見られ、額及び
鼻に脂質の過剰分泌が見られない場合に、その人の肌性
は乾燥肌と判別され、頬部と口元に乾燥が見られ、額及
び鼻に脂質の過剰分泌が見られる場合には、その人の肌
性は乾燥脂性肌と判別され、頬部と口元に乾燥が見られ
ず、額及び鼻に脂質の過剰分泌が見られる場合には、そ
の人の肌性は脂性肌と判別され、頬部と口元に乾燥が見
られず、額及び鼻に脂質の過剰分泌も見られない場合に
は、その人の肌性は普通肌と判別される。
【0034】これらの肌性分類を行い、それぞれの肌性
に適した化粧料及び肌の手入れ方法を明示することによ
り化粧料の適切な選択及び使用を促すことができる。こ
のような表示においては、肌性分類の指標となっている
肌の保湿状態(乾燥状態)と脂質分泌状況とを2つの軸と
する平面によって表現することが明快で分かりやすく好
ましい。
【0035】即ち、正方形で表される平面をそれぞれの
辺の垂直二等分線で4分割した平面で表現することが好
ましい。このような肌性、その肌性に適した肌の手入れ
方法を、化粧料の使用時に上記肌の悩みの関連している
生活改善アドバイスとともに表示することにより、生活
改善まで含めた総合的な肌の改善のためのアドバイスを
印象深く提示することができる。
【0036】(3)本発明による肌の改善の為のアドバイ
スの選択方法 本発明の肌の改善の為のアドバイスの選択方法は、上記
肌の悩みの種類を指標とし、この指標から肌の改善の為
のアドバイスを選択することを特徴とする。肌の悩みか
らはその肌の悩みに関連の深いお手入れのアドバイス,
化粧料の使用方法や生活態度のアドバイスが選択され
る。また、本選択方法は、肌性をさらに指標とし、肌の
改善の為のアドバイスを選択することを特徴とする。肌
性からはその肌性の対応するお手入れのポイントのアド
バイスが選択される。
【0037】本発明の肌の改善の為のアドバイスの選択
は、肌の悩みを指標とする場合には、肌の最も大きな悩
みを選択肢より選択させるステップと、悩みに応じた肌
の手入れのアドバイスと生活態度のアドバイスとを表示
するステップとが構成要素として行われることが好まし
い。
【0038】また、肌の悩みと肌性とを指標とする肌改
善の為のアドバイスの選択は、次に示すステップを構成
要素として行われることが好ましい。即ち、 (1)肌の最も大きな悩みを選択肢より選択させるステッ
プ (2)肌の乾燥状態と脂質分泌状態を選択するステップ (3)肌性と肌の手入れのアドバイスと生活態度のアドバ
イスとを表示するステップ である。これらのうち、(1)のステップと、(2)のステ
ップとは順番が前後しても構わないが、自分の肌の実体
のイメージ形成を促しやすい利点から上記の順番で行う
ことが好ましい。上記の構成ステップは、これ以外の任
意のステップに混合されて行われても良いが、印象形成
が散漫になるので、混在させないことが好ましい。混在
させることが可能なステップとしては、年齢、生年月日
(或いは誕生日)、職業、出身地などの属性を入力するス
テップ、好みの食物や嫌いな食物などの食生活を入力す
るステップ、就寝時間、起床時間や睡眠時間などのライ
フスタイルなどに関するデータを入力するステップであ
る。
【0039】(4)本発明による肌の改善の為のアドバイ
スの表示方法 上述したアドバイスの選択方法で選択されたアドバイス
は、次のような構成要素で表示されることが、印象の形
成が正確で且つ速やかであることから好ましい。即ち、
肌性の表示、肌性の特性(特徴)の表示、肌性に適した肌
の手入れのアドバイスの表示、生活、ライフスタイルの
アドバイスの表示である。
【0040】これらのうち、肌性の表示においては、そ
の特性が乾燥状態(保湿状態)と脂質分泌によって表され
ることから、これら2つを直交軸とし、この直交軸によ
って4分割された4つの領域を持つ平面(「直交座標平
面」と称する)によって表現することが明快で分かりや
すく好ましい。直交座標平面は、例えば、長方形又は正
方形で表される平面を各辺に対して平行又は直角な直交
軸で4分割した平面で表現するのが好ましく、望ましく
は、正方形で表される平面をそれぞれの辺の垂直2等分
線上に存する直交軸で4分割した平面で表現する。これ
によって、4肌分類の結果として得られる各肌性を直交
座標平面の4つの領域の何れかに対応させることが可能
となる。
【0041】そして、分類結果として得られた肌性に対
応する領域を他の3領域よりも際立たせる(目立つ)態様
で表示する。際立たせる(目立つ)態様は、少なくとも分
類結果の肌性に対応する領域が他の領域と異なる態様で
表示されていれば良い。例えば、分類結果の肌性に対応
する領域の色を他の3つの領域と異なる色で表示する。
或いは、分類結果の肌性に対応する領域,又は他の3領
域に模様や文字・記号を付す。これによって、分類結果
の肌性が4肌分類の何れに属しているかを理解すること
が可能となる。肌性の表示をこのような形態にすること
により、肌性の持つ特性と手入れすべきポイントを理解
することを助ける作用を有する。
【0042】肌性の特性についての文章或いは文字によ
る記載を付け加えることは大変有意義であり、肌性の特
性に関する記載(肌性の特徴のコメント)は、直交座標平
面の近傍で表示、或いは、直交座標平面の近傍に配置さ
れたコラム(欄)内に表示されることが好ましい。
【0043】さらに、残る二つの表示要素である肌の手
入れのアドバイスと生活のアドバイスとは、ともに相乗
的或いは相加的に作用するものであるから、直交座標平
面の近傍に配置して表示するのが好ましく、同じコラム
内に項分けの形態で記載するのが好ましい。
【0044】このとき、より直接的なアドバイスであ
る、肌の手入れのアドバイスを上位に、より間接的な生
活(ライフスタイル)のアドバイスを下位に配置するのが
好ましい。このようなアドバイスは、上記の肌性の理解
のもとに印象づけられるのが好ましいので、上記肌性、
肌性の特性の表示より下位に配置されることが好まし
い。
【0045】また、これらの4つの表示構成要素は、そ
れが互いに深く関わり合っているので、同一のシート
(又は画面)に表示されることが好ましい。最も好ましい
形態は、一枚のシート(又は画面)の上部の右側に直交座
標平面を用いて表現された肌性を表示し、上部の左側に
肌性の特徴のコメントが記載されたコラムを表示し、そ
の下部に、上段に「肌のお手入れのアドバイス」の項が
記載され、下段に「生活のアドバイス」の項を記載され
たコラムを表示するのが好ましい。このような一例を図
1に示す。
【0046】図1において、シート(用紙)101の上部
の右側には、正方形が直交軸で4等分された4つの領域
を有する直交座標平面102が配置・表示されており、
4つの領域のうち、直交座標系の第2象限に相当する領
域が他の領域よりも際立つ態様(ここでは色)で表示され
ることにより、肌性の4肌分類の結果が「普通肌」であ
ることが表示されている。
【0047】また、直交座標平面102の左側には、肌
性の特性に関するコメントが記載されたコラム103が
配置・表示されている。直交座標平面102及びコラム
103の上側には、「あなたは普通肌(水分・皮脂のバ
ランスがとれた肌)」との文字が配置・表示されてい
る。
【0048】さらに、直交座標平面102及びコラム1
03の下側には、「肌のお手入れのアドバイス」の項と
「生活のアドバイス」の項とが記載されたコラム104
が配置・表示されている。コラム104の上段には、
「肌のお手入れのアドバイス」の項に関する文章が記載
され、その下段には、「生活のアドバイス」の項に関す
る文章が記載されている。
【0049】(試験例1)無作為に選別したパネラー10
名を用いて、乾燥状態(保湿状態)と脂質分泌によって表
される2つの軸で4分割された平面、即ち正方形で表さ
れる平面を乾燥状態軸と脂質分泌軸との2つの軸であ
る、それぞれの辺の略垂直2等分線で4分割した平面
(直交座標平面)の何れかの領域(象限)で肌性(4肌分類)
を表現し、この平面をパネラーに提示し、その肌性の特
性を記述してもらった。この記述内容を検討し、正確に
表現されている率(正答率)を算出したところ70%であ
った。このように、肌性を平面の象限で表示することに
より、正確な肌性の印象を形成し得ることがわかる。
【0050】(試験例2)無作為の選別したパネラー10
名に対し、肌性(4肌分類)とその特性を記載した用紙を
1分間提示し、提示が終了してから10分経過した後
に、用紙に記載されていた肌性とその特性を述べてもら
った。この内容を検討し、正確に表現されている率(正
答率)を求めたところ、50%であった。これより、文
字の記述のみでは、肌性の情報やその特性の情報は伝わ
りにくいことがわかる。
【0051】(試験例3)無作為に選別したパネラー20
名に対し、右側に試験例1で用いた平面が表示され、そ
の左側に肌性とその特性とが記載されたコラムが表示さ
れた用紙を1分間提示し、提示を終了してから10分経
過後に、用紙に記載されていた肌性とその特性とを述べ
てもらった。この内容を検討し、正答率を求めたところ
95%であった。これにより、平面による肌性(4肌分
類)の表示とコラムとによる肌性の表示の形態が肌性の
理解に優れた助力となっていることがわかる。
【0052】(試験例4)無作為に選別したパネラー20
名に対し、左側に試験例1で用いた平面が表示され、そ
の右側に肌性(4肌分類)とその特性とが記載されたコラ
ムが表示された用紙を1分間提示し、提示が終了してか
ら10分経過後に、用紙に記載されていた肌性とその特
性とを述べてもらった。この内容を検討し、正答率を求
めたところ85%であった。これにより、平面による肌
性の表示とコラムによる肌性の表示の形態が肌性の理解
に優れた助力になっているものの、平面による表示を右
側に、コラムとしての特性記述を左側に配置する方が理
解を高めることができることがわかる。
【0053】(試験例5)無作為に選別した10名のパネ
ラーに対し、4肌分類の肌性に適した肌の手入れ方法を
記載したコラムが表示された用紙を1分間提示し、提示
が終了してから10分経過後に、用紙に記載されていた
肌の手入れ方法を答えてもらった。回答内容を検討し、
正答率を求めたところ、40%であった。適切な肌の手
入れ方法の印象づけが難しいことがわかる。
【0054】(試験例6)無作為に選別した20名のパネ
ラーに対し、用紙の右側に試験例1で用いた平面が表示
され、その左側に肌性とその特性とを記載したコラムが
表示され、これらの下側にその肌性に適した肌の手入れ
方法を記載したコラムが表示された用紙を1分間提示
し、提示が終了してから10分経過後に、用紙に記載さ
れていた肌性とその特性とを述べてもらった。この内容
を検討し、正答率を求めたところ、90%であった。上
記の肌性の表示方法で肌性を正確に理解してもらうこと
により、印象付けが困難な肌の手入れ方法を的確に印象
づけることができることがわかる。
【0055】(試験例7)無作為に選別した20名のパネ
ラーに対し、用紙の右側に試験例1で用いた平面が表示
され、その左側に肌性とその特性とを記載したコラムが
表示され、これらの上側にその肌性に適した肌の手入れ
方法を記載したコラムが表示された用紙を1分間提示
し、提示が終了してから10分経過後に、用紙に記載さ
れていた肌性とその特性とを述べてもらった。この内容
を検討し、正答率を求めたところ、65%であった。上
記の肌性の表示方法で肌性を正確に理解してもらうこと
により、印象付けが困難な肌の手入れ方法を的確に印象
づけることができるものの、右側に試験例1で用いた平
面とその左側に肌の特性が記載されたコラムは、肌の手
入れ方法が記載されたコラムよりも上側に配置される
(上側で表示される)方が好ましいことがわかる。
【0056】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明についてさ
らに説明を加えるが、本発明がこれらの実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0057】〈実施例1〉パネラー80名を用いて、肌
の手入れのアドバイスの効果検証実験を行った。即ち、
パネラーと被験者とがマンツーマンで面接を行い、最初
に最も気になる肌の悩みについて、「肌荒れ・乾燥」、
「ニキビ」、「脂っぽい」、「くすみ」、「シワ」、
「シミ」及び「敏感」から1つを選択してもらった。こ
れをもとに生活のアドバイスを選択した。
【0058】次いで、「頬の保湿状況」、「口の周りの
保湿状況」、「鼻や額の脂っぽさ(化粧崩れのしやす
さ)」を質問し、これより脂性肌、乾燥肌、脂性乾燥肌
及び普通肌の何れに属するかの肌性を決定した。この肌
性をもとにお手入れのアドバイスを選択した。
【0059】パネラーは予め20人ずつ4群に分けてお
き、これらの蓄積データをもとに、第1群のパネラーに
は、肌性、その特性、お手入れのアドバイス及び生活ア
ドバイスを全て口頭で伝えた。第2群はのパネラーに
は、右側に試験例1で用いた平面が表示され、その左側
に肌性の特性が記載されたコラムを表示した用紙を渡
し、肌のお手入れのアドバイスと生活のアドバイスとを
口頭で伝えた。
【0060】第3群のパネラーには、お手入れのアドバ
イスと生活アドバイスとが記載されたコラムが表示され
た用紙を渡し、肌性とその特性とを口頭で説明した。第
4群のパネラーには、用紙の右側に試験例1で用いた平
面が表示され、その左側に肌性とその特性とを記載した
コラムが表示され、これらの下側に肌性に適した肌のお
手入れ方法が記載されたコラムが表示された用紙を渡
し、口頭による説明は行わなかった。
【0061】上述したアドバイスをもとに4週間肌のお
手入れを行ってもらい、肌の改善の度合いを、++:著
しい改善,+:明確な改善,±:不明瞭だが改善,−:
改善せず の基準で評価してもらった。
【0062】さらに、皮膚バリア能の1つの指標であ
る、散逸水分量(TEWL)を測定し、以下の〈式〉で算
出される低下率の値を算出し、群毎に平均を求めた。 〈式〉 (使用前のTEWL − 使用後のTEWL) / 使用前の
TEWL × 100 肌の改善の度合いを出現例数で、TEWLの低下率を平
均低下率で表1に示す。表1より、右側に試験例1で用
いた平面を表示し、その左側に肌性及びその特性が記載
されたコラムを表示し、これらの下側に肌のお手入れ方
法が記載されたコラムを表示>右側に試験例1で用いた
平面を表示するとともにその左側に肌性が記載されたコ
ラムを表示>お手入れのアドバイスと生活アドバイスと
を記載したコラムを表示 の順で、口頭のみより正確に
アドバイスを伝達することができることがわかる。
【0063】
【表1】 〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施形態として、
上述した肌の改善の為のアドバイスの選択方法及びその
表示方法を実現する肌性分析情報提供サーバを含むシス
テムについて説明する。また、下記の事情による課題を
解決するためのシステムについて説明する。 (1)化粧品の販売方法に対する嗜好性 過去の調査結果では、訪問販売に対する嗜好性は、極端
であって、極めて強い集団(支持派)と、極めて反発的な
集団(嫌悪派)とがあることがわかっている。無作為に都
市部の化粧料使用者315名をパネラーとして抽出し、
これらのパネラーに化粧品の訪問販売についての考えの
アンケートを行い、この中より支持派78名と嫌悪派1
03名とを再抽出し、支持する理由と嫌いな理由とを述
べてもらった(複数の理由を述べることを許容した)。そ
の理由の上位3つを挙げると以下のようなものであっ
た。 (支持する理由) ・マッサージや肌の手入れなどのサービスが得られる
(63例)。 ・友達つき合いができて心地よい(39例)。 ・適切なアドバイスが得られる(27例)。 (セールス販売が嫌いな理由) ・買いたくない商品を無理矢理買わされる(98例)。 ・しつこい、押しつけがましい(87例)。 ・長時間居座るため、時間の浪費(53例)。
【0064】上記結果から考察されることは、化粧料の
使用者には、化粧料を媒介として、マッサージ等のサー
ビスを受けたり、話し相手になってもらったり等の人間
的な接触を好む層と、化粧品(化粧料)の機能は望むが、
売り手とは人間的な関わりを持ちたくないと思う層とが
存在すると云うことである。即ち、化粧料を他人との接
触媒体と捉えるか、皮膚機能の保持・改善の為の道具と
捉えるかで、適するルートが異なることがわかる。 (2)上記の結果を基に、同一の商品であっても販売ルー
トによって購入者の嗜好性が異なるか否かを検討した。 (2−1)下記に処方を示す化粧料について、上記の支持
派と嫌悪派とに良いか悪いかをアンケートで問うてみ
た。結果は下記に示す通りである。この化粧品そのもの
の評価には差が殆どないことがわかる。それにも拘わら
ず、上記(1)に示す差が出現するのは、販路の嗜好性の
方が商品の嗜好性より上回ることがわかる。
【0065】 良い 悪い わからない 支持派 69(88%) 4(5%) 5(7%) 嫌悪派 92(89%) 6(6%) 5(5%) (化粧水の処方) ヒアルロン酸ナトリウム 0.01重量% 燐酸ナトリウム 0.04重量% 塩化ベンザルコニウム 0.05重量% エタノール 5 重量% グリセリン 5 重量% 1,3−ブタンジオール 5 重量% 水 84.9 重量% (3)上記(2)の化粧水を使用して、販路についての両派
の認識を調べた。この結果を下記に示す。これより、両
派とも自分の嗜好性のある販路が良いものだと確信して
いる様子が窺える。 (3−1)上記の訪問販売の支持派(78名)に上記(2)で
用いた化粧料(化粧水)の販路について、店頭販売,訪問
販売,通信販売のどのルートで販売するのが最も適切で
あると思うかをアンケートにより答えてもらった(回答
は1つのみ)。結果は下記に示す通りであった。 店頭販売が良い;18名 訪問販売が良い;47名 通信販売が良い;9名 無回答又はわからない;4名 (3−2)上記(2)で用いた化粧水と同じ化粧水を用い、
嫌悪派(103名)に対しても同様のアンケートを実施し
た。結果は下記に示す通りである。 店頭販売が良い;73名 訪問販売が良い;4名 通信販売が良い;12名 無回答又はわからない;14名 (4)上記(3)の実験とは別に、新たに訪問販売の支持派
33名と、訪問販売の嫌悪派54名とを選出し、下記の
条件で上記(2)で用いた化粧水の評価をしてもらった。 (4−1)支持派 「或る会社が、この化粧水を5000円で店頭販売しよ
うとしていますが、あなたは買いますか?」と質問しま
した。結果は次の通りです。 買う;7名 買わない;15名 わからない;11名 (4−2)嫌悪派 「或る会社が、この化粧水を5000円で店頭販売しよ
うとしていますが、あなたは買いますか?」と質問しま
した。結果は次の通りです。 買う;5名 買わない;31名 わからない;18名 上記(3)及び(4)の実験結果より、販売経路が嗜好性に
会わないと売上が上がらないことが明らかである。しか
しながら、従来では、顧客が化粧品の購入に対してどの
ような嗜好性を有しているのかを調査するのに多大な時
間と費用と手間とが必要であった。本発明は、顧客(ユ
ーザ)の好む購入方法での販売を容易に行うことができ
る化粧品販売サーバを提供することを課題とし、第2実
施形態では、化粧品販売サーバを含むシステムについて
説明する。 (5)セールスレディ(訪問販売員)との相性 出願人の製品の5年以上の愛用者109名に対し、なぜ
出願人の化粧品を長期間に亘って使用しているかの1番
の理由をフリーアンサーの形式で問うてみたところ、上
位の3つは、 (5-1)訪問販売員との友達関係(友好関係)がある(57
名) (5-2)手慣れた訪問販売員のマッサージ等のサービス
が受けられる(31名) (5-3)化粧品を買いに行くのが面倒くさい(25名) であった。これより、訪問販売の形態では、訪問販売員
と顧客との親交が重要な要素になっていることがわか
る。これは、とりもなおさず、訪問販売においては訪問
販売員は誰でも良いのではなく、相性の良い特定人物で
なければならないことがわかる。しかしながら、従来の
訪問販売員による訪問販売の形式では、顧客は、どのよ
うな訪問販売員が訪れるのかがわからなかった。本発明
は、顧客(ユーザ)が好む訪問販売員を派遣することがで
きる化粧品販売サーバを提供することを課題とし、第2
実施形態ではこの化粧品販売サーバを含むシステムにつ
いて説明する。
【0066】〈システム構成〉図2は、本発明の実施形
態(第2実施形態)に係るシステムの構成図である。図2
に示すように、システムは、サーバSと、このサーバS
とネットワーク(例えば、インターネット,イントラネ
ット,エキストラネット等:図2ではインターネットN
を例示)を通じて接続された単数又は複数のクライアン
トC(図2では、3つのクライアントCを例示)とから構
成される。なお、図2の例では、サーバSが1つのコン
ピュータを用いて構成されているが、複数のコンピュー
タを通信回線で接続することによって構成しても良い。
サーバSが本発明による肌分析情報提供サーバ,化粧品
情報提供サーバ,化粧品販売サーバに相当し、クライア
ントCが本発明におけるクライアントに相当する。
【0067】各クライアントCは、肌の悩みに対するア
ドバイスを求めるユーザによって利用される。サーバS
は、各クライアントCからの要求に応じて、肌の改善の
為のアドバイスに関するワールドワイドウェブ(WWW)
のページ(ホームページ(HP))23を各クライアントに
提供する。各クライアントCのユーザは、サーバSから
提供されたHP23を参照して、肌の改善の為のアドバ
イスを受け取る。
【0068】サーバSは、パーソナルコンピュータ(P
C),ワークステーション(WS),これらの上位コンピュ
ータ,或いは専用のサーバマシン等を用いて構成され
る。サーバSは、バスB1を通じて相互に接続されたC
PU2,メインメモリ(MM)3,外部記憶装置4,イン
ターネットNに通信回線を通じて接続された通信インタ
ーフェイス(通信I/F)5,及びインターフェイス回路
(I/F)6〜8を備えている。
【0069】I/F6には、陰極線管,液晶ディスプレ
イ,プラズマディスプレイ等のディスプレイ装置9が接
続され、I/F7には、キーボード(KBD)10が接続
され、I/F8には、マウス,トラックボール,ジョイ
スティック,フラットスペース等のポインティングデバ
イス(PD)11が接続されている。
【0070】外部記憶装置4は、例えば、ハードディス
ク,フロッピー(登録商標)ディスク,光ディスク,光
磁気ディスク(MO)等の読み書き可能な記録媒体を用い
て構成される。外部記憶装置4は、CPU2によって実
行されるオペレーティングシステム(OS),通信プロト
コルに係るプログラム,サーバSがWWWサーバとして
機能するためのプログラム等の複数種類のプログラム
と、これらのプログラムの実行に際して使用されるデー
タ(例えば、HP23を構成するテキストファイル,イ
メージファイル,HTML(HyperText Markup Languag
e)ファイル等)とを保持している。HP23は、ハイパ
ーリンクでリンク付けされた複数のWebページからな
る。
【0071】CPU2は、サーバSのオペレータの指示
入力に応じて、必要なデータを外部記憶装置4からMM
3にコピーするとともに、指示入力に応じたプログラム
を外部記憶装置4からMM3にロードして実行する。こ
れによって、CPU2は、各クライアントCとの通信に
係る処理,例えば、各クライアントCからの要求に応じ
てHP23を提供する処理等を実行する。
【0072】このCPU2が適宜のプログラムを実行す
ることにより、本発明の質問提供手段,分析結果提供手
段,化粧品情報提供手段,検索方法情報提供手段,検索
手段,検索結果提供手段,購入方法提案手段が実現さ
れ、サーバSが、本発明による肌分析情報提供サーバ,
化粧品情報提供サーバ,化粧品販売サーバとして機能す
る。
【0073】MM3は、CPU2の作業領域として使用
される他、ディスプレイ装置9の画面に表示するテキス
トやイメージ等を記憶するビデオメモリ(VRAM)とし
て使用される。
【0074】各クライアントCは、サーバSとほぼ同じ
構成を有しており、この例では、パーソナルコンピュー
タ(PC)を用いて構成されている。但し、クライアント
Cには、ワークステーション(WS),モバイルコンピュ
ータ,電子手帳等のPDA(Personal Digital Assistan
t),カーナビゲーション端末,携帯電話(i−mode
(登録商標),CDMA2)等の少なくとも既存のイン
ターネットNに対する情報処理端末(DTE)となり得る
コンピュータの全てを適用することができる。
【0075】クライアントCは、サーバSと同様の構成
要素であるCPU12,MM13,外部記憶装置14,
通信I/F15,I/F16〜18を備え、I/F16
にディスプレイ装置19が接続され、I/F17にKB
D20が接続され、I/F18にPD21が接続されて
いる。
【0076】外部記憶装置14は、OS,クライアント
CがWWWブラウザとして機能するためのプログラム,
サーバSとの通信プロトコルに係るプログラム等の各種
のプログラムを保持している。
【0077】CPU12は、クライアントCのユーザの
指示入力に応じて、必要なデータを外部記憶装置14か
らMM13にコピーするとともに、指示入力に応じたプ
ログラムを外部記憶装置14からMM13にロードして
実行する。これによって、CPU12は、サーバSに対
してHP23の提供を要求する処理,サーバSから提供
されたHP23をディスプレイ装置19に表示する処
理,HP23を通じて入力されたデータをサーバSに送
信する処理等を行う。
【0078】〈動作例〉次に、上述したシステムにおけ
るHP23の提供の際における動作例を説明する。各ク
ライアントCのユーザは、肌の悩みに対するアドバイス
を求める場合には、クライアントCにおいてWWWブラ
ウザを起動させるとともに、WWWブラウザの入力画面
を用いてサーバSに保持されたHP23のURL(Unifo
rm Resource Locator:www.pola.co.jp)を指定する。
【0079】すると、クライアントCのCPU12は、
サーバSに対してHP23の提供の要求をサーバSにイ
ンターネットNを通じて送信する。サーバSでは、クラ
イアントCからの要求を通信I/F5で受信すると、C
PU2が外部記憶装置4からHP23中のURLに該当
するWebページに関するデータ(テキストファイル,
イメージファイル及びHTMLファイル)を読み出して
クライアントCに送信する。
【0080】クライアントCは、Webページに関する
データを受信すると、これらのデータに基づくWebペ
ージをディスプレイ装置19に表示する。クライアント
Cのユーザは、ディスプレイ装置19に表示されたWe
bページを参照することで、Webページに掲載された
情報を受け取ることができる。また、ユーザがWebペ
ージ中のハイパーリンクが設定された文字,記号,シン
ボル等をPD21を用いて指定すると、リンク先のWe
bページの提供要求がサーバSに送信される。
【0081】サーバSでは、リンク先のWebページの
提供要求を受け取ると、CPU2が提供要求に該当する
Webページのデータを外部記憶装置4から読み出し
て、提供要求を送信したクライアントCへ送信する。
【0082】そして、クライアントCがサーバSからリ
ンク先のWebページのデータを受信すると、クライア
ントCのCPU12は、受信したデータに基づくWeb
ページをディスプレイ装置19に表示する。これによっ
て、クライアントCのユーザは、ハイパーリンクで接続
された先のWebページを参照することができる。
【0083】次に、サーバSから各クライアントCに提
供されるHP23について説明する。図3は、サーバS
によって提供されるHP(サイト)におけるWebページ
の関連性を示すフロー図である。この例におけるHP2
3は、化粧品会社である「POLA」のHP23であ
る。
【0084】図3に示すように、HP23は、ハイパー
リンクで関連付けられた複数のWebページが、ユーザ
の指示に従って提供される。ユーザがクライアントCを
用いてHP23(www.pola.co.jp)にアクセスすると、最
初に、サーバSからHP23のトップページ画面P1が
提供される(ステップS1)。
【0085】図4は、トップページ画面P1の画面表示
例を示す図である。図4において、トップページ画面P
1は、画面の向かって左側に設けられた矩形のメインコ
ンテンツエリアと、右側に設けられた帯状の情報系コン
テンツエリアとを備えている。
【0086】メインコンテンツエリアには、HPの主た
るコンテンツとして、その上部に「@La POLA」
のエリア31と、その下側に配置表示された「かんたん
肌分析」のエリア32と、エリア32の下側において、
トップページ画面P1の左側に配置表示された「サービ
ス」のエリア33と、エリア33の右側に配置表示され
た「化粧品」のエリア34とが設けられている。
【0087】エリア31には、「@La POLA」に
含まれた複数のコーナーとして、「Do you know POLA?
(POLAを知りたい)」、「開発者の声(商品の裏
側)」、「コフレ」の各コーナーの名称を示す文章とコ
ーナーの紹介文が表示されている。各コーナーの名称や
紹介文には、ハイパーリンクが設定されており、クライ
アントCのユーザが所望のコーナーの文章をPD21の
操作(マウスクリック)等によって指定すると、各コーナ
ーのWebページへ進むことができる(図3のS1B,
S1C,S1D参照),エリア32は、「かんたん肌分
析」の文字とその紹介文とを表示する。「かんたん肌分
析」は、ユーザが肌の悩みに対する肌の手入れ方法及び
生活のアドバイスを求めるとともに、肌を改善すること
によって肌の悩みを解消するための化粧品の紹介を受け
るためのコンテンツである。エリア32には、「かんた
ん肌分析」に関するWebページへ進むためのハイパー
リンクが設定されており、ユーザが、エリア32をPD
21を用いて指定(マウスクリック)すると、サーバSか
ら提供される「かんたん肌分析」のWebページ(図3
のステップS2)へ進むことができる。
【0088】また、エリア33には、「Service(サービ
ス)」の文字と、このコンテンツの紹介文とがその上段
に表示され、その下部には、「Service」内で提供され
る複数のサービスのメニューとして、「APEX-I肌分
析」、「ホームエステ」及び「オーダーメイドリップパ
レット」の各コーナーの名称及びその紹介文が表示され
ている。 「サービス」は、POLAが提供する各種の
サービスを提供するためのコンテンツである。「APEX-I
肌分析」は、肌の分析結果に基づく肌の手入れ方法と使
用すべき化粧品のアドバイスを受けるためのコーナーで
あり、「ホームエステ」は、ユーザが自宅でエステティ
ックサービスを受けるための手続を行うコーナーであ
り、「オーダーメイドリップパレット」は、ユーザがオ
ーダメイドのリップカラーを購入する場合に、そのリッ
プカラーの色を選択するコーナーである。ユーザは、エ
リア33に表示された所望のコーナーの名称又は文章を
PD21を用いて指定することで、各コーナーのWeb
ページ(図3の各ステップS3,S3A,S3B,S3C)
へ進むことができる。
【0089】また、エリア34には、「Cosmetics(化粧
品)」の文字とこのコンテンツの紹介文とがその上段に
表示されている。「Cosmetics」は、ユーザがHP23
を通じて所望の化粧品を選択・購入するためのコンテン
ツである。エリア34の下段には、ユーザの化粧品の選
択作業を支援するために、複数の検索方法の案内文と、
各検索方法に応じて設けられた指定欄とが表示されてい
る。
【0090】この表示例では、検索方法として、「ジャ
ンルで探す」,「シリーズで探す」,「悩み別から探
す」,「キーワードから探す」が用意され、「ジャンル
で探す」に対応するジャンル名の指定欄が設けられ、
「シリーズで探す」に対応するシリーズ名の指定欄が設
けられ、「悩み別から探す」に対応する悩みの種類及び
年齢の指定欄が設けられ、「キーワードから探す」に対
応するキーワード名の指定欄が設けられている。
【0091】ユーザは、エリア34の「Cosmetics」の
文字をマウスクリックすると、コンテンツ「Cosmetic
s」のトップページ(図3のステップS3)に進むことが
できる。一方、ユーザは、選択した検索方法に対応する
指定欄にジャンル名,シリーズ名,悩み及び年齢又はキ
ーワード名を記入し、検索開始を指示すると、その検索
結果画面に相当するWebページ(図3のステップS4
A)に進むことができる。
【0092】また、エリア34には、「Catalog(カタロ
グ)」のボタン35と、「ご購入方法」のボタン36が
設けられており、ユーザは、ボタン35を押すと、化粧
品のカタログを提供するコーナー(図3のステップS5)
に進むことができる。また、ユーザは、ボタン36を押
すと、化粧品の購入方法を紹介するコーナー(図3のス
テップS6)に進むことができる。
【0093】情報系コンテンツエリアは、「新着情
報」,「新製品情報」,「Present」,「会員登録」,
「Company Profile」,「お問い合わせ」の各コーナー
のインデックスとして機能する文字が表示されており、
各文字をマウスクリックすることで、各コーナーに関す
るWebページ(図3のステップS7)へ進むことができ
る。
【0094】ユーザが、画面P1のエリア32をマウス
クリックすると、図3のフローがステップS2へ進み、
サーバSからかんたん肌分析のトップページ画面P2-
1がクライアントCに提供され、ディスプレイ装置19
に表示される。図5は、トップページ画面P2-1の表
示例を示す図である。
【0095】図5において、トップページ画面P2-1
は、メインフレーム100と、メインフレーム100の
左側に設けられたサブフレーム200とを有している。
メインフレーム100には、かんたん肌分析の紹介文と
「TRY」ボタン35とが表示されている。また、サブ
フレーム200は、他のコンテンツ(「@LaPOL
A」,「Service」,「Cosmetics」等)へジャンプする
ためのボタンが設けられている。
【0096】ユーザが画面P2-1の「TRY」ボタン
35をマウスクリック等によって押すと、フローが図3
のステップS8へ進み、ユーザが質問に対する回答を入
力するためのWebページとして、「かんたん肌分析」
の生活状況質問入力画面P2-2がサーバSからクライ
アントCへ提供され、ディスプレイ装置19に表示され
る。
【0097】図6は、「かんたん肌分析」の生活状況質
問入力画面P2-2の表示例を示す図である。生活状況
質問入力画面P2-2は、メインフレーム100の表示
内容を除き、画面P2-1と同じ画面構成を有してい
る。
【0098】画面P2-2のメインフレーム100を上
から順に説明すると、最も上側には、「かんたん肌分
析」のシーケンス(手順)の進行状況を示す“1.生活状
況 →2.肌性 → 3.悩み → 分析結果”のイン
ジケータ38が設けられている。インジケータ38は、
シーケンス中の現在のステップを他のステップよりも際
立つ態様で表示する。この例では、現在のステップであ
る“1.生活状況”が他のステップよりも太い枠線で囲
まれた状態で表示されている。これにより、ユーザは現
在のステップを容易に把握することができる。もっと
も、例えば、現在のステップの背景色を他のステップと
異ならせることで際だたせても良い。
【0099】インジケータ38の下側には、生活状況に
ついての質問に関する案内文が表示され、その下側に
は、ユーザの年代を入力するための複数の年代の選択肢
36が表示され、その下側には、ユーザの生活状況に関
する質問37とが表示される。
【0100】年代の選択肢36として、この例では、
「1.あなたの年代をお選び下さい」の質問に対し、
「20歳未満」,「20〜29歳」,「30〜39
歳」,「40〜49歳」,「50歳以上」の5つの選択
肢が用意されている。各年代の左側には、ラジオボタン
が設けられており、ユーザは、PD21を用いて何れか
1つの年代を指定することができる。なお、年代の選択
肢及び質問の数は適宜設定可能である。また、年代の選
択肢の代わりにユーザに自身の年齢を入力させるように
し、クライアントC又はサーバSにおいて入力された年
齢から年代を割り出すようにしても良い。
【0101】また、生活状況の質問37として、この例
では、「2.あなたの生活状況であてはまるものをチェ
ックしてください(いくつでも可)」の質問に対し、「屋
外にいることが多い」,「空調のきいた室内にいること
が多い」,「睡眠不足」,「食事が不規則で偏りが
ち」,「ストレスを感じることが多い」,「たばこを吸
う」の6つの質問事項(生活チェック項目)が用意されて
いる。各生活チェック項目の左側には、チェック欄が設
けられており、ユーザはPD21を用いて該当する単数
又は複数の生活チェック項目を選択することができる。
なお、生活チェック項目の数及び内容は適宜設定可能で
ある。
【0102】ユーザは、画面P2-2に対し、選択肢3
6及び質問37の該当個所をチェックした後、次のWe
bページへの移行指示を入力する。以降指示は、例え
ば、インジケータ38の「2.肌性」の文字をマウスク
リックすることや、KBD20の「Enter」キーを押し
下げることで入力することができる。
【0103】移行指示が入力されると、選択肢36と質
問37のチェック結果(年代及び生活状況)がサーバSへ
送信され、サーバSのCPU2は、クライアントCから
受信した年代及び生活状況をMM3の作業領域に格納す
る。その後、「かんたん肌分析」が次のステップ“2.
肌性”に進み、サーバSは、「かんたん肌分析」の肌性
質問入力画面P2-3をクライアントCへ送信する。ク
ライアントCは、サーバSから受信した画面P2-3を
ディスプレイ装置19に表示する。
【0104】図7は、肌性質問入力画面P2-3の表示
例を示す図である。画面P2-3は、生活状況について
の案内文,選択肢36及び質問37の代わりに、肌性に
ついての質問の案内文と、水分量についての質問39及
び皮脂量についての質問40とが表示される点を除き、
画面P2-2と同じ画面構成を有する。但し、インジケ
ータ38における現在のステップを示す“2.肌性”が
他のステップよりも際立つ態様で表示される。
【0105】水分量についての質問39には、複数の質
問事項として、ほほに対するうるおいの質問と、ほほや
口のまわりがかさつくことに対する質問とが用意されて
いる。ほほに対するうるおいの質問には、複数の回答の
選択肢として、“ほほにうるおいを「感じる」,「やや
感じる」,「感じない」”の3つが用意されており、ユ
ーザが何れかの回答をチェックすることが可能となって
いる。また、ほほや口のまわりがかさつくことに対する
質問には、複数の回答の選択肢として、“ほほや口のま
わりがかさつくことは「あまりない」,「時々ある」,
「よくある」”の3つが用意されており、ユーザは何れ
かの回答をチェックすることができる。
【0106】皮脂量についての質問40には、複数の質
問事項として、ニキビや吹き出物に対する質問と、額や
鼻の化粧くずれに対する質問とが用意されている。ニキ
ビや吹き出物に対する質問には、複数の回答の選択肢と
して、“ニキビ・吹き出物が「良くできる」,「時々で
きる」,「ほとんどできない」”の3つが用意されてお
り、ユーザが何れかの回答をチェックすることが可能と
なっている。また、額や鼻の化粧くずれに対する質問に
は、複数の回答の選択肢として、“額や鼻の化粧崩れは
「かなりアブラ浮きする」,「ややアブラ浮きする」,
「ほとんど光らない」”の3つが用意されており、ユー
ザは何れかの回答をチェックすることができる。
【0107】ユーザは、画面P2-3に対し、各質問3
9,40の該当個所をチェックした後、次のWebペー
ジへの移行指示を入力する。移行指示は、例えば、イン
ジケータ38の「3.悩み」の文字をマウスクリックす
ることや、KBD20の「Enter」キーを押し下げるこ
とで入力することができる。
【0108】移行指示が入力されると、各質問39,4
0の回答結果(水分量及び皮脂量についての質問の回答)
がサーバSへ送信され、サーバSのCPU2は、クライ
アントCから受信した質問の回答をMM3の作業領域に
格納する。その後、「かんたん肌分析」が次のステップ
“3.悩み”に進み、サーバSは、「かんたん肌分析」
の肌悩み質問入力画面P2-4をクライアントCへ送信
する。クライアントCは、サーバSから受信した画面P
2-3をディスプレイ装置19に表示する。
【0109】図8は、肌悩み質問入力画面P2-4の表
示例を示す図である。画面P2-4は、肌性についての
質問の案内文,各質問39,40の代わりに、肌の悩み
についての質問の案内文,肌の悩みの選択肢41と、選
択された悩みに対する質問50と、分析ボタン51とが
表示される点を除き、画面P2-2と同じ画面構成を有
する。但し、インジケータ38における現在のステップ
を示す“3.悩み”が他のステップよりも際立つ態様で
表示される。
【0110】肌の悩みの選択肢41には、この例では、
複数の選択肢として、「乾燥・肌アレ」,「脂っぽ
さ」,「ニキビ・吹き出物」,「敏感」,「くすみ・透
明感のなさ」,「シミ・ソバカス」,「小ジワ・シワ」
及び「シミ・シワ・ハリのなさなどが気になり、総合的
に肌の衰えを感じる」が用意されており、各悩みに対す
る選択ボタン42〜49が設けられている。
【0111】ユーザが「乾燥・肌アレ」,「ニキビ・吹
き出物」,「小ジワ・シワ」に対応する選択ボタン4
2,44,48の何れかを押すことによって一番の悩みを
選択し、分析ボタン51又はインジケータ38の「4.
分析結果」の文字をマウスクリックすると、選択された
悩みの情報がクライアントCからサーバSに送信され、
サーバSのCPU2が悩みの情報をMM3の作業領域に
格納する。
【0112】これに対し、上記した選択肢41のうち、
「脂っぽさ」,「くすみ・透明感のなさ」,「シミ・ソ
バカス」,「敏感」,「シミ・シワ・ハリのなさなどが
気になり、総合的に肌の衰えを感じる」に対応する選択
ボタン43,45,46,47,49の何れかが押された場
合には、選択された悩みの情報がクライアントCからサ
ーバSに送信され、サーバSのCPU2が悩みの情報を
MM3の作業領域に格納する。
【0113】続いて、CPU2は、悩みに対応する追加
の質問の情報を外部記憶装置4から読み出し、通信I/
F5を制御してクライアントCへ送信する。クライアン
トCは、質問の情報を受信すると、その質問の情報に対
応する画像を画面P2-4に表示する。これによって、
押された選択ボタンに対応する肌の悩みの質問50が画
面P2-4に表示される。
【0114】図8には、ユーザが選択した悩みである
「脂っぽさ」の選択ボタン43が押された場合における
質問50(追加質問)が示されている。質問50は、悩み
に対する単数又は複数の質問事項を有するとともに、質
問事項に対する複数の回答の選択肢を有する。図8に示
す例では、「脂っぽさ」に対する質問50として、“ニ
キビが「できやすい」,「時々できる」,「できにく
い」”の質問及び3つの回答の選択肢が用意されてお
り、ユーザが選択肢に応じて設けられたラジオボタンを
用いて何れかの選択肢を選択することができる。
【0115】また、図示はしないが、「くすみ・透明感
のなさ」に対応する選択ボタン46が押された場合に
は、質問50として、“あなたのお好みの感触は、「し
っとり」,「さっぱり」”の質問及び2つの回答の選択
肢が表示され、同時に表示されるラジオボタンを用いて
ユーザが回答することができる。
【0116】また、図示はしないが、「シミ・ソバカ
ス」に対応する選択ボタン46が押された場合には、質
問50として、“シミが気になるのは、「全体的に気に
なる」,「部分的に気になる」”の質問及び2つの回答
の選択肢が表示され、同時に表示されるラジオボタンを
用いてユーザが回答することができる。
【0117】また、図示はしないが、「敏感」に対応す
る選択ボタン45が押された場合には、質問50とし
て、“あなたのお好みの感触は、「しっとり」,「さっ
ぱり」”の質問及び2つの回答の選択肢が表示され、同
時に表示されるラジオボタンを用いてユーザが回答する
ことができる。
【0118】また、図示はしないが、「シミ・シワ・ハ
リのなさなどが気になり、総合的に肌の衰えを感じる」
に対応する選択ボタン49が押された場合には、質問5
0として、“特に力を入れたいお手入れステップは、
「クリーン」,「アクティブ」,「モイスチャー」”の
質問及び3つの回答の選択肢が表示され、同時に表示さ
れるラジオボタンを用いてユーザが回答することができ
る。
【0119】ユーザは、質問50に対し、何れかの選択
肢をチェックすることで質問に回答した後、分析ボタン
51又はインジケータ38の「4.分析結果」の文字を
マウスクリックする。すると、質問50の回答がクライ
アントCからサーバSへ送信される。サーバSのCPU
2は、通信I/F5を通じて質問50の回答を受信する
と、その回答をMM3の作業領域に格納する。
【0120】すると、CPU2は、各画面P2-1,P2
-2,P2-3,P2-4を通じて取得した(MM3の作業領
域に格納された)ユーザの年代,生活状況の回答,肌性
についての質問の回答,悩みに対する質問の回答に基づ
いて、肌の分析処理を行う。このため、外部記憶装置4
には、CPU2が上記回答に基づいて肌の分析処理を行
うための各種のデータ(分析用データ)が保持されてい
る。
【0121】外部記憶装置4は、分析用データの1つと
して、肌性分類テーブル60を保持している。図9は、
肌性分類テーブル60の説明図である。図9に示すよう
に、肌性分類テーブル60は、ユーザが画面P2-3を
通じて入力した肌性についての質問の回答パターンに対
応する肌性(肌性の分類結果)を保持している。例えば、
ユーザの回答パターンが“ほほにうるおいを「やや感じ
る」”,“ほほや口のまわりがかさつくことは「時々あ
る」”,“ニキビ・吹き出物が「時々できる」”,“額や
鼻の化粧くずれは「やや油うきする」”の場合には、C
PU2は、この回答パターンに対応する肌性「普通肌」
をユーザの肌性として読み出す。
【0122】なお、図9に示した肌性分類テーブル60
では、4つの回答パターンのみを図示しているが、これ
らの回答パターン以外の回答パターンに対応する肌性も
肌性分類テーブル60に保持されており、CPU2は、
回答パターンと肌性分類テーブル60とを用いてユーザ
の肌性を特定する。
【0123】また、外部記憶装置4は、分析用データの
1つとして、4肌分類コメントデータ61を保持してい
る。図10は、4肌分類コメントデータ61の説明図で
ある。図10に示すように、4肌分類コメントデータ6
1は、各肌性と、各肌性に対応する説明及び最重要お手
入れのコメントとを保持している。CPU2は、肌性分
類テーブル60を用いて特定されたユーザの肌性を検索
キーとし、この肌性に対応するコメント(のテキストデ
ータ)を、4肌分類コメントデータ61から読み出す。
【0124】4肌分類は、図10に示すように、水分の
多少の軸と皮脂の多少の軸とからなる直交軸で4分割さ
れる各領域の何れかに当てはめることができる。例え
ば、水分の多少の軸を上下方向に配し、上へいくほど水
分量が多く下へいくほど水分量が少ないと定義し、且つ
皮脂の多少の軸を左右方向に配し、右へいくほど皮脂量
が多く左へいくほど皮脂量が少ないと定義した場合にお
いて、直交軸を直交座標系に見立てた場合の第1象限に
相当する領域には「B 脂性肌」が当てはめられ、第2
象限に相当する領域には「A 普通肌」が当てはめら
れ、第3象限に相当する領域には「C 乾燥肌(乾性
肌)」が当てはめられ、第4象限に相当する領域には
「D 脂性乾燥肌」が当てはめられる。CPU2は、ユ
ーザの肌性がどの象限に対応する領域に当てはまるかを
特定する。
【0125】また、外部記憶装置4は、分析用データの
1つとして、お手入れアドバイステーブル62を保持し
ている。図11及び図12は、お手入れアドバイステー
ブル62の説明図である。図11及び図12に示すよう
に、お手入れアドバイステーブル62は、画面P2-4
にて示された複数の悩みに対応するスキンケアアドバイ
スとしてのコメントを保持した複数のテーブル62a〜
62fからなる。CPU2は、ユーザによって選択され
た肌の悩みの種類を検索キーとし、この肌の悩みに対応
するスキンケアアドバイスのコメント(のテキストデー
タ)を該当するテーブル62a〜62fの何れかから読
み出す。
【0126】また、外部記憶装置4は、分析用データの
1つとして、生活アドバイステーブル63を保持してい
る。図13,図14及び図15は、生活アドバイステー
ブル63の説明図である。生活アドバイステーブル63
は、肌の悩みに対応するコメント(「既存コメント」と
いう)と、肌の悩み及び選択された生活チェック項目に
対応するコメント(「チェック後コメント」という)とを
生活アドバイスとして保持している。
【0127】CPU2は、ユーザによって選択された肌
の悩みを検索キーとして、この肌の悩みに対応する既存
コメント(のテキストデータ)を生活アドバイステーブル
63から読み出す。また、CPU2は、ユーザが画面P
2-2を用いて単数又は複数の生活チェック項目をチェ
ックしている場合には、肌の悩み及びその生活チェック
項目に夫々対応するチェック後コメント(のテキストデ
ータ)を生活アドバイステーブル63から読み出す。但
し、既存コメントとチェック後コメントとが同じである
場合には、チェック後コメントは読み出さない。このよ
うにして、CPU2は、生活アドバイステーブル63か
らユーザの肌の悩みに応じた生活アドバイス(既存コメ
ント又は既存コメント及びチェック後コメント)を読み
出す。
【0128】その後、CPU2は、各テーブル9〜15
から読み出した肌性に関するデータ(肌性,肌性に関す
るコメント等),お手入れアドバイスに関するデータ(ス
キンケアアドバイスに関するコメント等),生活アドバ
イスに関するデータ(既存コメント,チェック後コメン
ト等)を用いて、「かんたん肌分析」の結果画面P2-5
のデータを作成する。その後、CPU2は、結果画面P
2-5のデータを作成し終わると、そのデータを通信I
/F5を用いてクライアントCへ送信する。クライアン
トCが結果画面P2-5のデータを通信I/F15で受
信すると、CPU12が、I/F16を制御して、結果
画面P2-5をディスプレイ装置19に表示する。これ
によって、図3のフローが次のステップS9に進む。
【0129】図16は、結果画面P2-5の表示例を示
す図である。結果画面P2-5は、そのメインフレーム
100に肌分析の分析結果52を表示する。具体的に
は、分析結果52として、画面P2-5の上段に表示さ
れたインジケータ38の下部に、「分析結果」の文字が
表示され、その下にユーザの肌性を示す文言(例えば、
「あなたは普通肌(水分・皮脂のバランスがとれた
肌)」)が表示される。その下段には、4肌分類コメント
データ61(図10参照)から読み出された肌性の説明及
び最重要お手入れのコメント(アドバイス)52aが表示
される。また、コメント52aの右隣には、正方形を直
交軸で4分割し、ユーザの肌性が該当する領域を他の領
域よりも際立つ態様で表示した平面52bが表示され
る。この例では、普通肌に対応する第2象限に相当する
領域(図10参照)が他の領域と異なる色で表示されてい
る。平面52bは、第1実施形態で説明した直交座標平
面102と同じものである。
【0130】コメント52a及び平面52bの下側に
は、悩み別お手入れ及び生活アドバイスを表示する表示
領域52cが設けられている。表示領域52cの上段に
は、「悩み別お手入れ&生活アドバイス」の文言と、ユ
ーザによって選択された悩みの種類を示す文言とが表示
される。これらの下側は、2つの矩形の領域に縦方向に
分割され、左側の領域には、お手入れアドバイステーブ
ル62(図11,12参照)から読み出されたお手入れア
ドバイス(スキンケアアドバイス)が表示される。一方、
右側の領域には、生活アドバイステーブル63から読み
出された生活態度のアドバイス(既存コメント,チェッ
ク後コメント)が表示される。このように、お手入れア
ドバイスと生活態度のアドバイスが項分けして表示され
る。以上のようにして、ユーザに対し、分析結果とし
て、肌性,肌の悩みに対するお手入れアドバイス及び生
活アドバイスが提供される。なお、スキンケアアドバイ
ス及び生活アドバイスの表示領域52cにおける表示態
様は適宜設定可能である。
【0131】表示領域53cの下側には、商品提案のW
ebページ(ぴったり商品紹介ページ)へジャンプするた
めのボタン53が設けられている。ボタン53の表面に
は、「あなたにぴったりのPOLA商品紹介」の文字が
表示されている。ユーザは、ボタン53を押すと、サー
バSからハイパーリンクが設定されているぴったり商品
紹介ページの商品提案画面P2-6が提供される。
【0132】また、ボタン53の下には、もっと詳しく
肌について知りたいユーザのために、「APEX-I
肌分析について」のWebページへ進むためのボタン5
4と、「ONE’S ONE 肌分析について」のWe
bページへ進むためのボタン55とが設けられている。
なお、上述した分析結果52及び各ボタン53〜55以
外の画面構成については、画面P2-2と同じであるの
で説明を省略する。但し、インジケータ38は、現在の
ステップを示す「4.分析結果」の部分が他のステップ
の部分よりも際立つ態様で表示されている。
【0133】ユーザがボタン53を押すと、その旨は、
クライアントCからサーバSへインターネットNを通じ
て送信される。クライアントCのCPU2は、ボタン5
3が押された旨を通信I/F5を通じて受け取ると、M
M3に保持されているユーザの回答と、外部記憶装置4
に保持されている商品提案用のデータ(商品提案用デー
タ)とに基づいて、商品提案画面P2-6のデータを作成
する。
【0134】外部記憶装置4は、商品提案用データの1
つとして、品目選択テーブル80を有している。図17
は、品目選択テーブル80の例を示す図である。図17
に示すように、品目選択テーブル80は、ユーザが画面
P2-2を通じて選択した年代と、ユーザが画面P2-4
を通じて選択した肌の悩みと、この肌の悩みに対する質
問50(追加質問)の回答との組み合わせに対応づけて、
商品シリーズと、シリーズに含まれる品目(商品)と、オ
プション品と、お手軽価格とを夫々示すデータを保持し
ている。CPU2は、ユーザの年代,肌の悩み及び質問
50の回答に応じた商品シリーズ,品目,オプション品及
びお手軽価格を品目選択テーブル80から読み出し、こ
れに基づく商品提案画面P2-6のデータを作成する。
その後、商品提案画面P2-6のデータは、サーバSか
らクライアントCに伝送され、クライアントCが商品提
案画面P2-6をディスプレイ装置19に表示する。
【0135】図18は、商品提案画面P2-6の表示例
を示す図である。図18に示すように、商品提案画面P
2-6は、そのメインフレーム100の表示内容が異な
る点を除き、画面P2-1と同じ画面構成を有する。画
面P2-6のメインフレーム100には、上から順に、
お勧めの化粧品(提案商品)の案内文65と、提案商品の
名称(商品名)66と、提案商品のセット内容表示領域6
7と、リンクボタン68と、お得セット表示69と、購
入ボタン70とが表示される。
【0136】セット内容表示領域67には、提案商品の
シリーズ写真,ロゴ,紹介コピー(紹介文),セット内容
等の商品情報が表示される。リンクボタン68は、提案
商品の詳細のWebページへ進むためのボタンであり、
リンクボタン68が押されると、商品検索結果として表
示される画面P7がサーバSから提供される(図3のス
テップS10「商品情報詳細&購入」参照)。
【0137】お得セット表示69は、提案商品に手頃な
価格の商品セット(お得セット)がある場合に、その商品
セットの写真,セットの内容,価格を表示する。但し、
お得セット表示69は、提案商品にお得セットが用意さ
れている場合にのみ表示される。購入ボタン69は、提
案商品を購入する為のWebページへ進むためのボタン
であり、購入ボタン69が押されると、その旨が、クラ
イアントCからサーバSへインターネットNを通じて送
信される。サーバSのCPU2は、応入ボタン69が押
された旨を通信I/F5を通じて受け取ると、MM3に
保持されているユーザの回答と、外部記憶装置4に保持
されている商品提案データとに基づいて、商品提案購入
画面P2-7のデータを作成する。
【0138】外部記憶装置4は、商品提案用データの1
つとして、シリーズ選択テーブル81を有している。図
19は、シリーズ選択テーブル81の例を示す図であ
る。図19に示すように、シリーズ選択テーブル81
は、ユーザが選択した年代,肌の悩み及び質問50の回
答の組み合わせに対応づけて、商品シリーズと、シリー
ズに含まれる品目(商品)とを夫々示すデータを保持して
いる。品目のデータは、品目選択テーブル80よりも詳
細になっている。CPU2は、ユーザの年代,肌の悩み
及び質問50の回答に応じた商品シリーズをシリーズ選
択テーブル81から読み出し、これに基いて商品提案購
入画面P2-7のデータを作成する。その後、商品提案
購入画面P2-7のデータは、サーバSからクライアン
トCに伝送され、クライアントCが商品提案購入画面P
2-7をディスプレイ装置19に表示する。このように
して、図3のフローがステップS11に進む。
【0139】図20は、商品提案購入画面P2-7の表
示例を示す図である。画面P2-7のメインフレーム1
00には、上から順に、シリーズヘッダ71と、ステッ
プ説明領域72と、単数又は複数の商品説明エリア73
と、「バスケットに入れる」ボタン74と、「戻る」ボ
タン75と、「クリア」ボタン76が表示される。
【0140】シリーズヘッダ71は、商品のシリーズの
集合写真,ロゴ,シリーズの紹介文等のシリーズにかか
るインデックス情報を表示する。ステップ説明領域72
には、商品の購入の仕方のステップ(手順)の説明が表示
される。
【0141】各商品説明エリア73には、シリーズに含
まれる各商品についての個別情報が表示される。個別情
報として、商品の写真,商品名,商品についてのコメン
ト,容量,リフィル,カラー(色)等が表示される。シリ
ーズに含まれる全ての商品は、商品説明エリア73を用
いて表示される。また、商品に容量違いやリフィルがあ
る場合には、これらの情報は、商品の個別情報に含めて
表示される。また、各商品説明エリア73には、商品の
購入数の記入欄73aが設けられており、ユーザは、購
入すべき商品の購入数を記入欄73aに記入することが
できる。
【0142】「バスケットに入れる」ボタン74は、H
P23に設けられた仮想のバスケットに購入すべき商品
を入れた状態にするためのボタンである。何れかの記入
欄に購入数が記入されている場合に、「バスケットに入
れる」ボタン74が押されると、購入数の商品が仮想の
バスケットに入れられた状態となる。
【0143】画面P2-7のサブフレーム200には、
バスケットへ入れられた商品の金額の表示欄77aと、
確認ボタン77bとが設けられている。バスケットに商
品が入れられると、バスケットに入れられた商品の合計
金額(税込み)が表示欄77aに表示される。これによ
り、ユーザは、どの程度の金額の買い物をしているのか
を把握することができる。また、確認ボタン77bが押
されると、図3のフローがステップS12へ進み、バス
ケットの内容を示すWebページ(バスケット詳細表示
画面P8)が、サーバSから提供されディスプレイ装置
19に表示される。
【0144】「戻る」ボタン75は、ヒストリバック用
のボタンであり、「戻る」ボタン75が押されると、画
面P2-7の表示内容が1つ前の状態(例えば、「バスケ
ットに入れる」ボタン74が最後に押される前の状態)
に戻る。「戻る」ボタン75を押すことにより、不要な
商品をバスケットに入れてしまった場合に、当該商品を
バスケットに入れる前の状態(表示内容)に戻すことがで
きる。「クリア」ボタン76は、購入手続のやり直し等
に使用されるボタンである。「クリア」ボタン76が押
されると、その時点でバスケットに入れられている全て
の商品が元に戻された状態となり、且つ各記入欄73a
が無記入の状態となり、表示欄77aが金額ゼロを示す
状態となる。
【0145】図21(A)及び(B)は、バスケット詳細表
示画面P8の表示例を示す図である。図21(A)に示す
ように、画面P8は、メインフレーム100の表示内容
を除き、その画面構成を画面P2-1(図5参照)と同じ
くする。画面P8のメインフレーム100には、バスケ
ットの内容として、バスケットに入れられた商品の名
称,商品の価格,商品の個数(購入数)及び商品の代金
(金額)が表示されるとともに、商品の代金の合計額(小
計)と、小計に対する消費税額と、送料(ユーザへの商品
の配達料)と、小計,消費税額及び送料の合計金額が表
示される。
【0146】また、画面P8には、バスケットの内容の
削除・変更ボタン82と、申込ボタン83とが設けられ
ている。削除・変更ボタン82がユーザの操作によって
押されると、図3のフローがステップS12Aに進み、
画面P8のメインフレーム100が、各商品の個数を減
少,或いは各商品に関するデータを削除可能な状態とな
る。例えば、図21(B)に示すように、各商品の個数の
近傍(ここでは、右隣)に、シンボルマーク(ここでは、
「▼」)が表示され、且つ、各商品に対応づけて削除ボ
タン84が表示される。さらに、変更内容の確定ボタン
85が表示される。
【0147】ユーザは、個数を減らしたい商品に対応す
る「▼」をマウスクリックすることで商品の個数を減ら
すことができる。もっとも、表示されている商品の個数
を1以上且つ現在の数未満に修正できるようにされてい
れば良い。また、或る商品の購入を止める場合には、そ
の商品に対応する削除ボタン84を押すことで、当該商
品に関するレコードが画面P8の表示内容から消去さ
れ、バスケットから出された(商品棚に戻された)状態と
なる。このようにして、バスケットの内容に変更を加え
終わると、確定ボタン85を押す。すると、図3のフロ
ーがステップS12に戻り、画面P8のメインフレーム
の表示内容が図21(A)の状態に戻る。その後、ユーザ
が申込ボタン83を押すと、バスケットの内容に関する
データがサーバSに伝達される。
【0148】すると、サーバSのCPU2は、バスケッ
トの内容に関するデータをMM3及び/又は外部記憶装
置4の所定領域に格納し、その後、購入の申込の為のW
ebページ(申込・会員認証画面P9)をクライアントC
に提供し、画面P9がディスプレイ装置19に表示され
る。このようにして、図3のフローがステップS13に
進む。
【0149】図22は、申込・会員認証画面P9の表示
例を示す図である。図22に示すように、画面P9は、
画面P2-1(図5参照)からサブフレーム200が除か
れた(メインフレーム100のみが表示された)画面構成
を有する。画面P9のメインフレーム100には、商品
購入の申込用フォームとして、HP23の会員用のフォ
ーム(会員認証フォーム)87と、非会員用のフォーム
(会員登録フォーム)88とが表示される。
【0150】会員認証フォーム87は、既にHP23の
会員登録を済ませているユーザに対するフォームであ
り、会員登録によって付与された会員番号の入力欄87
aと、ユーザの電子メールアドレスとの入力欄87b
と、次へ進むためのボタン87cとを有している。
【0151】会員登録フォーム88は、非会員がHP2
3の会員登録を行うためのフォームであり、HP23を
通じて商品を購入する場合には、ユーザがHP23の会
員にならなければならなくなっている。会員登録フォー
ム88は、ユーザの単数又は複数のデータ項目からなる
個人情報,ここでは、ユーザの名前,ふりがな,性別,
生年月日,電子メールアドレス,郵便番号,住所,電話
番号,日中の連絡先(勤務先電話番号,携帯電話番号
等),FAX番号,職業,既婚又は未婚の別等の個人情
報の各データ項目の入力欄と、アンケートの回答チェッ
ク欄と、登録ボタン88cとを有している。
【0152】また、画面P9のメインフレーム100に
は、バスケット詳細ボタン89が設けられており、この
ボタン89を押すことで、図21に示したバスケット詳
細表示画面P8をディスプレイ装置19に表示させ、バ
スケットの内容を確認又は変更することができる。ま
た、画面P9のメインフレーム100には、インジケー
タ90が設けられている。インジケータ90は、商品購
入の申込からその内容の確認に至るまでの各ステップ
(手順)である“会員認証・会員登録→お届け方法選択→
申込内容確認”において、現在どのステップに存してい
るかを示すものであり、「会員認証・会員登録」,「お
届け方法選択」,「申込内容確認」の文字が夫々矩形の
枠で囲まれたシンボルが表示され、現在のステップに対
応するシンボルが他のシンボルよりも際立つ態様で表示
される。画面P9では、現在のステップに相当する「会
員認証・会員登録」のシンボルが他よりも際立つ態様
(例えば異なる色で表示)で表示される。
【0153】ユーザは、既に会員となっている場合に
は、会員認証フォーム87の各入力欄87a,87bに
会員番号及び電子メールアドレスを入力し、ボタン87
cを押す。これに対し、ユーザは、未だ会員となってい
ない場合には、会員登録フォーム88の各入力欄に個人
情報を入力し、アンケートに回答し、登録ボタン88c
を押す。
【0154】すると、画面P9の入力内容がクライアン
トCからサーバSへ伝達される。サーバSのCPU2
は、画面P9の入力内容を受信すると、入力内容が会員
認証フォーム87と、会員登録フォーム88の何れを用
いて入力されたものかを判定し、会員認証フォーム87
を用いて入力されたものである場合には、その会員番号
に対応する会員の登録内容を外部記憶装置4に保持され
た会員データベース(会員DB)から読み出し、読み出し
た登録内容を用いた申込・会員情報確認画面P9-2の
データを作成し、クライアントCへ送信する。これに対
し、入力内容が会員登録フォーム88を用いて入力され
たものである場合には、新たな会員番号を取得し、会員
番号と会員番号登録フォーム88を用いて入力された個
人情報とを用いた画面P9-2のデータを作成し、クラ
イアントCへ送信する。クライアントCのCPU12
は、画面P9-2のデータを受信すると、このデータに
基づく画面P9-2をディスプレイ装置19に表示す
る。
【0155】図23は、画面P9-2の表示例を示す図
である。図23に示すように、画面P9-2のメインフ
レーム100には、インジケータ90と、登録内容の確
認領域91と、次へ進むためのボタン92とが表示され
る。インジケータ90は画面P9と同じものである。確
認領域91には、会員番号と、ユーザの登録内容とが表
示される。ユーザが既に会員となっている場合には、会
員に登録済である旨と、サーバSに保持されていた会員
の登録内容とが表示される。既会員のユーザは、個人情
報に変更がある場合には、確認領域91を用いて会員番
号以外の登録内容を変更することができる。これに対
し、ユーザが未だ会員となっていない場合には、新たに
取得されユーザに付与される会員番号と、ユーザが画面
P9で会員登録フォーム88を用いて入力した内容が表
示される。ユーザは、登録内容を確認し、訂正すべき箇
所があれば、確認領域91を用いて登録内容を変更す
る。そして、確認作業が終了すると、ボタン92を押
す。
【0156】すると、確認領域91の表示内容がクライ
アントCからサーバSへ送信される。サーバSのCPU
2は、確認領域91の表示内容を受信すると、これを外
部記憶装置4の会員DBに格納する。これによって、ユ
ーザが会員登録された状態,或いは、ユーザの登録内容
が変更された状態となる。続いて、CPU2は、サービ
ス提供方法・購入方法選択画面P10-1のデータをク
ライアントCに送信する。クライアントCのCPU12
は、画面P10-1のデータを受信すると、画面P10-
1をディスプレイ装置19に表示する。このようにし
て、図3のフローがステップS14に進む。
【0157】図24は、画面P10-1の表示例を示す
図である。図24において、画面P10-1のメインフ
レーム100には、インジケータ90と、表示領域93
と、表示領域94と、ボタン95とが表示される。イン
ジケータ90は、画面P9と同じものであるが、現在の
ステップに相当する「お届け方法選択」のシンボルが他
のシンボルよりも際立つ態様で(異なる色で)表示され
る。
【0158】表示領域93には、商品のお届け方法の選
択肢の1つとして、POLAの訪問販売員(ビューティ
ーカウンセラー:「POLAレディ」と呼ばれる)が商
品を所持してユーザの自宅を訪問することで商品を届け
る方法の案内文が表示されている。また、表示領域93
には、訪問販売員の年代(20歳代,20歳代,40歳
代,50歳代,60歳代以上)をユーザが選択するため
の記入欄93aが設けられており、ユーザは自身の好む
(例えば、自身と年代が同じ)年代の訪問販売員を選択す
ることができる。また、表示領域93には、自宅以外の
住所の記入欄93bが設けられており、ユーザは届け先
を自宅以外に設定したい場合やサービスを希望する場合
に、記入欄93bに自宅以外の住所を記入することで、
当該住所で商品を受け取ることができる。また、表示領
域93には、「レディ選択はお任せ」のチェック欄93
cが設けられており、ユーザが訪問販売員を選択しない
場合に、訪問販売員の選択をPOLAに任せる設定とす
ることもができる。また、表示領域93には、選択ボタ
ン93dが設けられている。
【0159】ユーザは、訪問販売員の訪問を希望する場
合には、表示領域93の表示内容に従い、自身の希望を
入力する。即ち、訪問販売員を選択する場合には、その
年代を記入欄93aを用いて指定し、選択しない場合に
は、チェック欄93cをチェックする。また、ユーザ
は、自宅以外での受け取りを希望する場合には、自宅以
外住所を記入欄93bに入力する。その後、選択ボタン
93dを押す。
【0160】ユーザが年代を指定して選択ボタン93d
を押した場合には、会員番号と、年代のデータと記入さ
れている場合には自宅外住所のデータとがクライアント
CからサーバSに送信される。サーバSのCPU2は、
クライアントCからのデータを受信すると、受信内容に
自宅外住所のデータが含まれているか否かを判定し、含
まれていない場合には、会員番号に対応する登録内容に
含まれた自宅住所を外部記憶装置4から読み出す。次
に、CPU2は、受信した年代と自宅住所又は自宅外住
所とを検索条件とし、外部記憶装置4に予め保持されて
いる訪問販売員のデータベース(訪問販売員DB)から検
索条件を満たす訪問販売員のデータを検出し、検出した
訪問販売員のデータを用いて訪問販売員の検索結果画面
P10-2のデータを作成する。一方、CPU2は、検
索条件を満たす訪問販売員のデータがない場合には、検
索結果画面P10-2-1のデータを作成する。作成され
た画面P10-2又は画面P10-2-1のデータはクラ
イアントCへ送信される。クライアントCのCPU2
は、画面P10-2又は画面P10-2-1のデータを受
信すると、このデータに基づく画面P10-2又は画面
P10-2-1をディスプレイ装置19に表示する。この
ようにして、図3のフローがステップS15へ進む。
【0161】図25は、画面P10-2の表示例を示す
図である。画面P10-2のメインフレーム100に
は、インジケータ90と、訪問販売員の検索結果96
と、戻るボタン97とが設けられている。検索結果96
として、検索条件(年代及び住所)と、ヒットした(訪問
販売員DBから検出された)訪問販売員の氏名及びプロ
フィールとが表示されるとともに、各訪問販売員に対応
する選択ボタン96aが表示される。訪問販売員は、例
えば、50音順でソートされた状態で表示される。もっ
とも、ソート順は問わず、ランダム順でも良い。画面P
10-2には、所定数(この例では20)の訪問販売員の
氏名及びプロフィールが一度に表示される設定となって
いる。このため、ヒットした訪問販売員数が所定数を上
回る場合には、一度に表示できない。これに鑑み、画面
P10-2には、「前の20件」及び「後の20件」の
各文字96b,96cが表示され、文字96b又は96
cがマウスクリックされることで、他の訪問販売員の氏
名及びプロフィールを画面P10-2に表示させること
ができる。
【0162】ユーザは、各訪問販売員の氏名及びプロフ
ィールを参照し、選択した訪問販売員に対応する選択ボ
タン96aを押すと、その訪問販売員から商品を受け取
ることが可能になる。一方、ユーザは、戻るボタン97
を押せば、再び前の画面P10-1を呼び出すことがで
き、これによって、訪問販売員の検索条件を変更するこ
とができる。なお、画面P10-2を用いて検索条件を
変更可能に構成しても良い。
【0163】選択ボタン96aが押されると、選択され
た訪問販売員に関するデータがクライアントCからサー
バSに送信される。サーバSのCPU2は、訪問販売員
に関するデータを受信すると、そのデータをMM3及び
/又は外部記憶装置4の所定領域に格納した後、サービ
ス希望日の指定画面P11をクライアントCに提供す
る。
【0164】図26は、画面P10-2-1の表示例を示
す図である。図26に示すように、画面P10-2-1の
メインフレーム100には、検索結果として、「私ども
ポーラ化粧品が責任をもってご希望の年代に該当するビ
ューティーカウンセラーをご紹介させて頂きます」の文
言が表示される。また、画面P10-2-1には、戻るボ
タン98と、次へボタン99とが設けられており、戻る
ボタン98が押されると、画面P10-1(図24)に戻
ることができる。また、次へボタン99が押されると、
画面P11(図29)がサーバSから提供される。
【0165】図24に戻って、ユーザがチェック欄93
cをチェックして選択ボタン93dを押した場合には、
会員番号と、訪問販売員選択はお任せの旨と、記入され
ている場合には自宅外住所のデータとがクライアントC
からサーバSに送信される。サーバSのCPU2は、訪
問販売員選択はお任せの旨(及び自宅外住所)のデータを
受信すると、ユーザの自宅住所(会員番号に対応する自
宅住所)又は自宅外住所を検索条件として訪問販売員D
Bから適宜の訪問販売員を検出し、検出した中から1人
の訪問販売員を決定する。この決定作業は人が行っても
良い。また、CPU2は、訪問販売員の検索結果画面P
10-2-1のデータを作成し、クライアントCへ送信す
る。クライアントCのCPU2は、画面P10-2-1の
データを受信すると、このデータに基づく画面P10-
2-1をディスプレイ装置19に表示する。このように
して、図3のフローがステップS15へ進む。画面P1
0-2-1は、既に説明したので説明を省略する。
【0166】図24に戻って、表示領域94には、商品
のお届け方法の選択肢の1つとして、ユーザがPOLA
の営業所(化粧品の販売所)へ訪問し商品を受け取る方法
の案内文が表示されている。具体的には、「お客様の登
録住所から検索を行い最寄りの営業所をお選び頂けま
す。このまま選択ボタンを押して下さい」の案内表示9
4aと、「ご自宅以外のご住所から検索を行い最寄りの
営業所をお選び頂けます」の案内表示94bと、自宅外
住所の記入欄94cと、選択ボタン94dとが表示され
る。
【0167】このように、ユーザは、自宅住所又は自宅
外住所の最寄りの営業所を選択することができる。ユー
ザが案内表示94aに従い、記入欄93cに何も記入し
ない(自宅外住所を指定しない)状態で選択ボタン94d
を押した場合には、会員番号がクライアントCからサー
バSへ送信される。サーバSのCPU2は会員番号を受
信すると、その会員番号に対応する登録内容中の自宅住
所を外部記憶装置4の会員DBから読み出し、自宅住所
を検索条件として、外部記憶装置4に予め保持されてい
る営業所データベース(営業所DB)から、検索条件に合
致する営業所の情報を検出し、検出した営業所の情報を
用いて営業所の検索結果画面P10-3のデータを作成
し、クライアントCに送信する。一方、検索条件に合致
する営業所の情報を検出できなかった場合には、営業所
の検索結果画面P10-3-1のデータを作成し、クライ
アントCに送信する。クライアントCのCPU2は、画
面P10-3又は画面P10-3-1のデータを受信する
と、受信したデータに基づく画面をディスプレイ装置1
9に表示する。このようにして、図3のフローがステッ
プS15へ進む。
【0168】図27は、画面P10-3の表示例を示す
図である。図27に示すように、画面P10-3のメイ
ンフレーム100には、インジケータ90と、営業所の
検索結果106と、戻るボタン107とが設けられてい
る。検索結果106として、検索条件(自宅住所)と、ヒ
ットした(営業所DBから検出された)営業所の情報(所
長名,住所,電話番号,FAX番号,営業所プロフィー
ル)が表示されるとともに、各営業所に対応する選択ボ
タン106aが表示される。営業所は、例えば、50音
順でソートされた状態で表示される。もっとも、ソート
順は問わず、ランダム順でも良い。画面P10-3に
は、所定数(この例では20)の営業所の情報が一度に表
示される設定となっている。このため、ヒットした営業
所数が所定数を上回る場合には、一度に表示できない。
これに鑑み、画面P10-3には、「前の20件」及び
「後の20件」の各文字106b,106cが表示さ
れ、この文字がマウスクリックされることで、他の営業
所の情報を画面P10-3に表示させることができる。
【0169】ユーザは、各営業所の情報を参照し、選択
した営業所に対応する選択ボタン106aを押すと、そ
の営業所にて商品を受け取ることが可能になる。一方、
ユーザは、戻るボタン97を押せば、再び前の画面P1
0-1を呼び出すことができる。これによって、営業所
の検索条件を変更することができる。なお、画面P10
-3を用いて検索条件を変更可能に構成しても良い。
【0170】何れかの選択ボタン106aが押される
と、会員番号と、選択された営業所の情報がクライアン
トCからサーバSに送信される。サーバSのCPU2
は、営業書の情報を受信すると、そのデータをMM3及
び/又は外部記憶装置4の所定領域に格納した後、サー
ビス希望日の指定画面P11(図29)をクライアントC
に提供する。
【0171】図28は、画面P10-3-1の表示例を示
す図である。図28に示すように、画面P10-3-1の
メインフレーム100には、検索結果として、「私ども
ポーラ化粧品が責任をもってご希望の地域に該当するポ
ーラのお店(営業所)をご紹介させて頂きます」の文言が
表示される。また、画面P10-3-1には、戻るボタン
108と、次へボタン109とが設けられており、戻る
ボタン108が押されると、画面P10-1(図24)に
戻ることができる。また、次へボタン109が押される
と、図3のフローがステップS16に進み、画面P11
(図29)がサーバSから提供される。
【0172】図24に戻って、ユーザが記入欄94cに
自宅外住所を記入して選択ボタン94dを押した場合に
は、会員番号と、自宅外住所のデータとがクライアント
CからサーバSに送信される。サーバSのCPU2は、
会員番号及び自宅外住所を受信すると、自宅外住所を検
索条件としてこの検索条件を満たす営業所の情報を営業
所のDBから検出し、検出した営業所の情報を用いて画
面P10-3のデータを作成する。一方、検索条件を満
たす営業所の情報を検出できなかった場合には、画面P
10-3-1のデータを作成する。そして、作成した画面
P10-3又は画面P10-3-1のデータをクライアン
トCへ送信する。クライアントCのCPU2は、画面P
10-3又は画面P10-3-1のデータを受信すると、
このデータに基づく画面P10-3又は画面P10-3-
1をディスプレイ装置19に表示する。このようにし
て、図3のフローがステップS15へ進む。各画面P1
0-3,P10-3-1の内容は、上述したので説明を省略
する。
【0173】図29は、ステップS16にてディスプレ
イ装置19に表示されるサービス希望日の指定画面P1
1の表示例を示す図である。図29に示すように、画面
P11のメインフレーム100には、「サービスをご希
望される日時をご指定下さい」の案内文とともに、希望
の年月日及び時間帯の入力欄110が表示される。時間
帯は、ここでは午前又は午後の一方を指定できるように
なっているが、時間帯の区分は適宜設定可能である。ま
た、画面P11には、戻るボタン111と、次へボタン
112とが設けられており、戻るボタン111が押され
ると、画面P10-1(図24)に戻ることができる。ま
た、次へボタン112が押されると、図3のフローがス
テップS17に進み、申込内容の確認画面P12(図3
1参照)がサーバSから提供される。
【0174】図24に戻って、「他の方法をご希望の方
はこちら」のボタン95が押された場合には、その旨が
サーバSに伝達され、サーバSから商品の直送(配送)又
は商品を取り扱っている店舗(例えば百貨店)を案内する
他の購入方法の紹介画面P10-5が提供される。図3
0は、画面P10-5の表示例を示す図である。
【0175】画面P10-5のメインフレーム100に
は、「宅急便(登録商標)(宅配便)でのお届け」のタイ
トル文字とともに、商品の購入代金及び送料の支払い方
法の指定欄116と、夜間の配達の指定欄117と、ク
レジットカードによる支払の指定欄118とが設けられ
ている。
【0176】指定欄116は、支払方法として、「郵便
振替」,「クレジットカード」,「代金引き替え」の3
つの選択肢を用意しており、各選択肢に対応づけて設け
られたラジオボタンを用いて何れかの支払方法を指定可
能になっている。また、指定欄117として、“夜間の
配達を「特に希望しない」,「希望する」”の2つの選
択肢が用意されており、これらの選択肢に対応づけて設
けられたラジオボタンを用いて、一方の選択肢を選択す
ることができる。
【0177】指定欄118は、指定欄116を用いてク
レジットカードによる支払方法を選択した場合に使用さ
れる欄であり、クレジットカード会社,支払回数,クレ
ジットカード番号,カード有効期限等のクレジットカー
ド情報の記入欄を有している。なお、指定欄118を設
けず、クレジットカードによる支払の場合には、POL
Aから後日ユーザに連絡をとり、クレジットカード情報
をユーザから聞くようにしても良い。これにより、ユー
ザは、宅配便により希望の商品を受け取ることができ
る。なお、宅急便に代えて郵便によりユーザが商品を受
け取ることができるようにしても良い。
【0178】また、画面P10-5には、「百貨店のご
紹介」のタイトル文字とともに、ユーザが購入を希望す
る商品の販売を取り扱っている店舗としての百貨店(デ
パート)の店名を表示する。ユーザは、この店名を参照
することにより、後日その百貨店に赴いて希望の商品を
購入することができる。
【0179】また、画面P10-5には、戻るボタン1
19と、次へボタン120とが設けられており、戻るボ
タン119が押されると、画面P10-1(図24)に戻
ることができる。また、次へボタン120が押される
と、図3のフローがステップS16に進み、サービス希
望日の指定画面P11(図29参照)がサーバSから提供
される。
【0180】図31は、ステップS17にてユーザに提
供される申込内容確認画面P12の表示例を示す図であ
る。図31に示すように、画面P12のメインフレーム
100には、インジケータ90が表示される。インジケ
ータ90は、画面P9と同じものであるが、現在のステ
ップに相当する「申込内容確認」のシンボルが他のシン
ボルよりも際立つ態様で(異なる色で)表示される。
【0181】また、画面P12のメインフレーム100
には、「以下の内容でよろしいか、ご確認のうえ申込ボ
タンを押して下さい」の案内文とともに、購入の申込対
象に該当する各商品の商品名,価格,個数,金額が表示
されるとともに、小計,消費税額,送料及び合計金額が
表示される。
【0182】また、確認画面P12のメインフレーム1
00には、ステップS14〜S16にて選択したお届け
方法の内容が表示される。図31の例では、訪問販売員
が商品を届けることをユーザが選択した場合のお届け方
法の内容が示されている。内容として、訪問販売員の氏
名,所属営業所,お届け希望日が表示される。
【0183】また、確認画面P12のメインフレーム1
00には、バスケット内容の変更ボタン114と、購入
方法の変更ボタン115とが設けられている。変更ボタ
ン114が押されると、図3のフローがステップS12
に戻り、ディスプレイ装置19にバスケット詳細表示画
面P8(図21)が表示され、バスケットの内容を変更す
ることができる(図3のステップS19)。また、変更ボ
タン115が押されると、図3のフローがステップS1
4に戻り、ディスプレイ装置19にサービス提供方法・
購入方法選択画面P10-1(図24)が表示され、購入
方法を変更することができる(図3のステップS19)。
【0184】また、確認画面P12のメインフレーム1
00には、申込ボタン113が設けられており、ユーザ
が画面P12の表示内容を確認した後、申込ボタン11
3を押すと、その申込内容がサーバSに伝達され、サー
バSのCPU2が申込内容を外部記憶装置4の所定領域
に格納する。そして、図32に示すThanks画面P
13をクライアントCに提供する。ユーザは、ディスプ
レイ装置19にThanks画面P13が表示されるこ
とにより、申込が受け付けられたことを知ることができ
る。そして、Thanks画面P13に設けられたボタ
ン121を押すことで、HP23のトップページ画面P
1(図4)に戻ることができる。その後、POLAでは、
外部記憶装置4に格納された申込内容に従い、ユーザに
よって選択されたお届け方法で、ユーザの希望日(及び
時間帯)に購入の申込をうけた商品を届ける。
【0185】図4に戻って、ユーザが、エリア34に表
示された「Cosmetics」の文字をマウスクリックする
と、コンテンツ「Cosmetics」のトップページ(図3のス
テップS4)に進むことができる。図33は、「Cosmeti
cs」のトップページ画面(商品検索トップ画面)P3の表
示例を示す図である。画面P3は、メインフレーム10
0とサブフレーム200とを有しており、サブフレーム
200は、画面P2-1(図5)と同じものである。画面
P3のメインフレーム100の上部には、「Cosmetic
s」のタイトル文字とその紹介文が表示され、その下側
には、新商品やお勧めの商品の紹介記事が表示される。
【0186】メインフレーム100の下部には、「ジャ
ンル別で探す」,「シリーズで探す」,「悩み別で探
す」,「キーワードで探す」の各検索方法の説明や、検
索結果の商品をHP23を用いて購入できることをの案
内文が表示される。
【0187】サブフレーム200には、各検索方法によ
る検索処理を行うためのユーザインターフェイス201
が設けられている。ユーザインターフェイス201は、
具体的には、以下の構成要素122,122a,122
b,123,123a,123b,124,124a,124
b,124c,125,125a,125bからなる。即
ち、ユーザインターフェイス201は、ジャンル別検索
を行うための、ジャンルの記入欄122を有しており、
ユーザは、ジャンル名を記入欄122に記入することが
できる。また、記入欄122には、ジャンル名の選択ボ
タン122aが設けられており、選択ボタン122aが
押されると、ジャンル名のリスト(図示せず)がディスプ
レイ装置19に表示され、ユーザは、リスト中からジャ
ンル名を指定し、記入欄122に表示させることができ
る。また、記入欄122に対応づけて検索開始ボタン1
22bが設けられており、検索開始ボタン122bが押
されると、記入欄122に表示されたジャンル名(例え
ば、「スキンケア」)を検索キーとする検索処理が開始
される。
【0188】また、ユーザインターフェイス201は、
シリーズ検索を行うための、シリーズ名の記入欄123
を有しており、ユーザは、商品(化粧品)のシリーズ名を
記入欄123に記入することができる。また、記入欄1
23には、シリーズ名の選択ボタン123aが設けられ
ており、選択ボタン123aが押されると、シリーズ名
のリスト(図示せず)がディスプレイ装置19に表示さ
れ、ユーザは、リスト中からシリーズ名を指定し、記入
欄123に表示させることができる。また、記入欄12
3に対応づけて検索開始ボタン123bが設けられてお
り、検索開始ボタン123bが押されると、記入欄12
3に表示されたシリーズ名を検索キーとする検索処理が
開始される。
【0189】また、ユーザインターフェイス201は、
肌の悩み別検索を行うための、シリーズ名の記入欄12
4を有しており、ユーザは、上述した8種類の肌の悩み
名を記入欄124に記入することができる。また、記入
欄124には、肌の悩みの選択ボタン124aが設けら
れており、選択ボタン124aが押されると、肌の悩み
のリスト(図示せず)がディスプレイ装置19に表示さ
れ、ユーザは、リスト中から悩み名を指定し、記入欄1
24に表示させることができる。また、記入欄124に
対応づけて、年齢の記入欄124bが設けられており、
ユーザは、年齢又は年代を記入することができる。ま
た、記入欄124に対応づけて検索開始ボタン124c
が設けられており、検索開始ボタン124cが押される
と、記入欄124に表示された肌の悩み名と、年齢又は
年代とを検索キーとする検索処理が開始される。
【0190】また、ユーザインターフェイス201は、
キーワード検索を行うための、キーワードの記入欄12
5を有しており、ユーザは、キーワードを記入欄125
に記入することができる。また、記入欄125には、キ
ーワードの選択ボタン125が設けられており、選択ボ
タン125が押されると、キーワードのリスト(図示せ
ず)がディスプレイ装置19に表示され、ユーザは、リ
スト中からキーワードを指定し、記入欄125に表示さ
せることができる。また、記入欄125に対応づけて検
索開始ボタン125bが設けられており、検索開始ボタ
ン125bが押されると、記入欄125に表示されたキ
ーワードを検索キーとする検索処理が開始される。
【0191】記入欄122〜125の何れかに検索キー
(ジャンル名,シリーズ名,悩み名及び年齢又は年代,
キーワード)が記入され、記入欄に対応する検索開始ボ
タンが押されると、検索キーがクライアントCからサー
バSに伝達される。サーバSのCPU2は、検索キーを
受信すると、その検索キーを用いて外部記憶装置4に保
持されている商品のDB(化粧品データベースに相当)を
検索し、検索キーに対応する商品の情報を検出する。続
いて、CPU2は、検出した商品の情報を用いて検索方
法に応じた検索結果画面のデータを作成し、クライアン
トCに送信する。クライアントCは、検索結果画面のデ
ータを受信すると、そのデータに基づく検索結果画面を
ディスプレイ装置19に表示する。このようにして、図
3のフローがステップS4Aに進む。
【0192】図34は、ジャンル別検索が行われた場合
における検索結果画面P4の表示例を示す図であり、図
35は、悩み別検索が行われた場合における検索結果画
面P5の表示例を示す図であり、図36は、キーワード
検索が行われた場合における検索結果画面P6の表示例
を示す図である。
【0193】各画面P4,P5,P6は、メインフレーム
100の表示内容を除き、画面P3と同じ画面構成をも
つ。各画面P4,P5,P6のメインフレーム100に
は、検索条件と、ヒット数と、ヒットした各商品のシリ
ーズの紹介記事とが表示される。ヒット数が多く、検索
結果の全てを一度に画面に表示できない場合には、「前
の10件」,「次の10件」の文字をマウスクリックす
ることにより、他の紹介記事を画面に表示することがで
きる。ユーザは、希望の商品の紹介記事をマウスクリッ
クすることができ、マウスクリックされると、図3のフ
ローがステップS10に進み、その商品の詳細画面P7
がサーバSから提供される。
【0194】図37は、キーワード検索が行われた場合
に、商品単体が検索結果として検出された場合における
検索結果画面P6-1の表示例を示す図である。画面P
6-1のメインフレーム100には、ヒットした単数又
は複数の商品の紹介記事126として、図20に示した
商品提案購入画面P2-7における商品説明エリア73
の表示内容と同様の内容が表示される。各紹介記事12
6には、詳細ボタン127が設けられており、ユーザが
詳細ボタン127を押すと、図3のフローがステップS
10に進み、その商品の詳細画面P7がサーバSから提
供される。
【0195】図38は、詳細画面P7の表示例を示す図
である。詳細画面P7は、図20に示した画面P2-7
とほぼ同様の画面構成を有し、指定された商品の詳細情
報を表示する。なお、画面P2-7及び画面P7におい
て、商品説明エリア73にて紹介される商品がリップカ
ラー等の複数種類の色(カラー)を有するものである場合
には、カラーの記入欄73bが表示され、ユーザは、記
入欄73bを用いてカラーを指定することができる。画
面P7は、画面P2-7と同様のリンクが設定されてお
り、ユーザは、バスケットの内容確認,購入申込等のス
テップS12〜18へ進むことができ、検索結果として
紹介された商品を希望の購入方法で希望日時に購入する
ことができる。
【0196】図4のエリア34に表示されたボタン35
や、各画面のサブフレームに表示された「Catalog」の
文字がマウスクリックされた場合には、図3のフローが
ステップS5に進み、図示せぬカタログ画面が表示され
る。ユーザがカタログ画面を用いて希望の商品の購入を
希望すると、図22に示した申込・会員認証画面P9が
提供される(ステップS21)。画面P9を用いて、ユー
ザが、会員認証又は会員登録の手続を行うと、図3のフ
ローがステップS22に進み、カタログ購入の申込フォ
ームの画面がユーザに提供される。ユーザが、申込フォ
ームを用いて必要事項を記入し、サーバSに送信する
と、Thanks画面P13がディスプレイ装置19に
表示される(ステップS23)。
【0197】また、ユーザが図4の画面P1に表示され
たボタン36を押すと、図3のフローがステップS6に
進み、POLAの商品を取り扱っている店舗(デパート)
等の情報がディスプレイ装置19に表示される(ステッ
プS25)。また、図4の画面P1や、各画面のサブフ
レームに表示された「会員登録」の文字をマウスクリッ
クすると、図22に示した申込・会員認証画面P9が提
供される(ステップS21)。画面P9を用いてユーザが
会員認証又は会員登録の手続を行うと、図3のフローが
ステップS24に進み、Thanks画面P13がディ
スプレイ装置19に表示される。
【0198】また、画面P1や各画面のサブフレーム2
00に表示された「お問い合わせ」の文字がマウスクリ
ックされると、図39に示すお問い合わせ画面P14が
サーバSから提供される。図39には、POLA取扱商
品についての問い合わせ,HP23の内容,リンク等に
ついての問い合わせ,採用についての問い合わせに対す
る電子メールアドレスが表示され、ユーザは、問い合わ
せ内容を含む電子メールを該当する電子メールアドレス
へ送信することで、様々な質問をPOLAに問い合わせ
ることができる。
【0199】〈第2実施形態の作用〉第2実施形態にお
けるシステムによると、サーバSが、年代に関する質問
と生活状況に関する質問とを表示内容に含む生活状況質
問入力画面P2-2(図6)をクライアントCに提供(送
信)し、クライアントCのユーザの年代と生活状況とを
取得する。また、サーバSが、肌性に関する質問を表示
内容に含む肌性質問入力画面P2-3(図7)をクライア
ントCに提供(送信)し、ユーザの肌性に関する質問の回
答を取得する。また、サーバSが、肌の悩みに関する質
問を表示内容に含む肌悩み質問入力画面P2-4(図8)
をクライアントCに提供(送信)し、ユーザの肌性の悩み
に関する質問の回答を取得する。
【0200】すると、サーバSは、肌性に関する質問の
回答に応じた肌性分類結果を肌性分類テーブル60(図
9)から読み出すことでユーザの肌性を分類する。ま
た、サーバSは、肌性の分類結果に応じたお手入れのコ
メント(アドバイス)を4肌分類コメントデータ61(図
10)から読み出すことで、肌性に対するお手入れのア
ドバイスを選択する。また、サーバSは、肌の悩みに関
する質問の回答に応じたお手入れのアドバイスをお手入
れアドバイステーブル62(図11,12)から読み出す
ことで、肌の悩みに対する手入れのアドバイスを選択す
る。また、サーバSは、肌の悩みに関する質問の回答
と、肌の悩み及び生活状況に関する質問の回答とに応じ
た生活態度のアドバイスを生活アドバイステーブル63
(図13,14,15)から読み出すことで、肌の悩みに対
する生活態度のアドバイスを選択する。
【0201】そして、サーバSは、各テーブル60〜6
3から読み出した肌性,肌性に対するお手入れのアドバ
イス,肌の悩みに対するお手入れのアドバイスと生活態
度のアドバイスを分析結果として含む肌分析の結果画面
P2-5をクライアントCに提供(送信)する。画面P2-
5がクライアントCのCPU12(表示制御手段)によっ
てディスプレイ装置(表示装置,表示手段)に表示される
ことにより、クライアントCのユーザは、肌性と各アド
バイスを容易に受け取ることができる。また、画面P5
-2には、直交座標平面102(図1参照)に相当する平
面52bが表示される。これによって、ユーザは、自身
の肌性を明確に把握することができる。
【0202】その後、サーバSは、クライアントCから
取得した肌の悩みと年代(年齢)とに応じた商品(販売対
象の化粧品)の情報を含む商品提案画面P2-6(図18)
をクライアントCに提供(送信)する。この画面P2-6
がクライアントCのディスプレイ装置19に表示される
ことにより、ユーザに対し、肌の悩みを改善するのに適
した化粧品が提案される。これによって、提案された化
粧品に対するユーザの強い購買意欲を喚起することがで
きる。
【0203】その後、ユーザが化粧品の購入を希望する
場合には、ユーザが希望する購入方法を複数種類の購入
方法の中から選択させるための購入方法選択情報を含む
購入方法選択画面P10-1(図24)がクライアントC
に提供(送信)される。ユーザは、画面P10-1を用い
て、自身の嗜好に応じた購入方法として、訪問販売と店
舗販売との一方を選択することができる。これによっ
て、訪問販売の支持派と嫌悪派との夫々に応じた化粧品
の購入方法を提供することができる。即ち、ユーザが好
む購入方法で化粧品を購入することができる。
【0204】このように、ネットワークシステム(We
bシステム)を用いてユーザからの申告によりユーザの
購入方法に対する嗜好性のデータを取得できるので、個
々のユーザの購入方法の嗜好性を容易に把握することが
できる。このため、ユーザの嗜好性を調査するためのコ
ストを大幅に低減できる。
【0205】画面P10-1によってユーザが訪問販売
(訪問販売員からの購入)を選択した場合には、サーバS
は、ユーザが指定した年代(年齢)と、自宅住所又は自宅
外住所とに応じた(が合致する)訪問販売員のデータ(ユ
ーザが希望する訪問販売員を複数の訪問販売員の中から
選択するための訪問販売員選択情報)を含む検索結果画
面P10-2がクライアントCに提供(送信)される。ユ
ーザは、画面P10-2に表示された訪問販売員の氏名
及びプロフィール(紹介記事)を用いて、自身と相性が良
いと思われる訪問販売員を選択することができる。これ
によって、ユーザと訪問販売員とが適正な親交を深める
可能性,及び親交の深まりによってPOLAの商品をユ
ーザが末永く購入してくれる可能性を高めることができ
る。
【0206】画面P10-1によってユーザが店舗販売
(店頭販売:販売所(営業所)での購入)を選択した場合に
は、サーバSは、ユーザが指定した住所に合致する営業
所のデータを含む検索結果画面P10-3(図27)がク
ライアントCに提供(送信)される。ユーザは、画面P1
0-3に表示された営業所のデータを参照し、希望の(例
えば、最寄りの)営業所を選択することができる。これ
によって、ユーザの嗜好性に応じた(訪問販売を嫌うユ
ーザに応じた)購入方法を提供することができ、且つユ
ーザの都合の良い場所での購入機会を与えることができ
る。
【0207】画面P10-1を用いて他の方法が選択さ
れた場合には、サーバSは、通信販売(宅配便又は郵便
による配送),及び店舗販売(百貨店での購入)に係る購
入方法選択情報を含む画面P10-5をクライアントC
に提供(送信)する。これによって、通信販売を好むユー
ザが自身の好む購入方法で化粧品を購入することができ
る。また、百貨店が紹介されることで、店舗販売を支持
する(訪問販売を嫌う)ユーザが自身の好む購入方法で化
粧品を購入することができる。
【0208】また、サーバSは、画面P1,P2-1,
P3等をクライアントCに提供することで、クライアン
トCのユーザに対し、サーバSが保持する化粧品のDB
についての複数の検索方法を提供するユーザインターフ
ェイス201がクライアントCに提供され、ユーザは、
複数の検索方法から自身の好む検索方法を選択し、選択
した検索方法に応じた検索キーに合致する化粧品のDB
の検索結果を得ることができる。このように、複数の検
索方法が提供されることで、ユーザが所望の化粧品を化
粧品のDBから見つけやすくなっている。そして、ユー
ザは、検索結果として各画面P4,P5,P6,P6-1等
に表示された化粧品を、上記と同様に、自身の嗜好性に
応じた購入方法を用いて購入することができる。
【0209】
【発明の効果】本発明によれば、生活態度(ライフスタ
イル)を改善し、化粧料の効果を最大限に生かすための
適切なアドバイスの選択方法とその理解されやすい表示
方法とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の説明図
【図2】本発明の第2実施形態によるシステムの構成図
【図3】ホームページのフロー図
【図4】ホームページのトップページ画面の表示例を示
す図
【図5】かんたん肌分析のトップページ画面の表示例を
示す図
【図6】生活状況質問入力画面の表示例を示す図
【図7】肌性質問入力画面の表示例を示す図
【図8】肌悩み質問入力画面の表示例を示す図
【図9】肌性分類テーブルの説明図
【図10】4肌分類コメントデータの説明図
【図11】お手入れアドバイステーブルの説明図
【図12】お手入れアドバイステーブルの説明図
【図13】生活アドバイステーブルの説明図
【図14】生活アドバイステーブルの説明図
【図15】生活アドバイステーブルの説明図
【図16】かんたん肌分析の結果画面の表示例を示す図
【図17】品目選択テーブルの説明図
【図18】商品提案画面の表示例を示す図
【図19】シリーズ選択テーブルの説明図
【図20】商品提案購入画面の表示例を示す図
【図21】バスケット詳細表示画面の表示例を示す図
【図22】申込・会員認証画面の表示例を示す図
【図23】申込・会員情報確認画面の表示例を示す図
【図24】サービス提供方法・購入方法選択画面の表示
例を示す図
【図25】訪問販売員の検索結果画面の表示例を示す図
【図26】訪問販売員の検索結果画面の表示例を示す図
【図27】営業所の検索結果画面の表示例を示す図
【図28】営業所の検索結果画面の表示例を示す図
【図29】サービス希望日の指定画面の表示例を示す図
【図30】他の購入方法の紹介画面の表示例を示す図
【図31】申込内容確認画面の表示例を示す図
【図32】Thanks画面の表示例を示す図
【図33】商品検索トップ画面の表示例を示す図
【図34】ジャンル別検索の検索結果画面の表示例を示
す図
【図35】悩み別検索の検索結果画面の表示例を示す図
【図36】キーワード検索の検索結果画面の表示例を示
す図
【図37】キーワード検索の検索結果画面の表示例を示
す図
【図38】検索結果・商品詳細画面の表示例を示す図
【図39】お問い合わせ画面の表示例を示す図
【符号の説明】
C クライアント N インターネット(ネットワーク) P1 トップページ画面 P2-1 かんたん肌分析のトップページ画面 P2-2 生活状況質問入力画面 P2-3 肌性質問入力画面 P2-4 肌悩み質問入力画面 P2-5 かんたん肌分析の結果画面 P2-6 商品提案画面 P2-7 商品提案購入画面 P3 「Cosmetics」の商品検索トップ画面 P4 ジャンル別検索の検索結果画面 P5 肌悩み別検索の検索結果画面 P6,P6-1 キーワード検索の検索結果画面 P7 検索結果・商品詳細画面 P8 バスケット詳細表示画面 P9 申込・会員認証画面 P9-2 申込・会員情報確認画面 P10-1 サービス提供方法・購入方法選択画面 P10-2,P10-2-1 訪問販売員の検索結果画面 P10-3,P10-3-1 営業所の検索結果画面 P10-5 他の購入方法の紹介画面 P11 サービス希望日の指定画面 P12 申込内容確認画面 P13 Thanks画面 P14 お問い合わせ画面 S サーバ 2 CPU 4 外部記憶装置 23 ホームページ 36 年代の選択肢(年齢又は年代に関する質問) 37 生活状況の質問 39 水分量についての質問 40 皮脂量についての質問 41 肌の悩みの選択肢(肌の悩みに関する質問) 50 肌の悩みに対する質問(肌の悩みに関する質問) 52 分析結果 52a 肌性の説明及びお手入れのコメント(コラム) 52b 平面(直交座標平面) 52c アドバイス(コラム)の表示領域 60 肌性分類テーブル 61 4肌分類コメントデータ 62 お手入れアドバイステーブル 63 生活アドバイステーブル 80 品目選択テーブル 81 シリーズ選択テーブル 102 直交座標平面 103,104 コラム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月26日(2001.9.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荘司 祐子 東京都品川区西五反田2丁目2番3号ポー ラ五反田ビル内 (72)発明者 片桐 桃子 東京都品川区西五反田2丁目2番3号ポー ラ五反田ビル内 Fターム(参考) 5B049 BB49 CC00 DD01 EE05 FF01 GG02 5B075 KK07 ND30 PP03 PP13 PQ02

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肌の悩みを指標とすることを特徴とする、
    肌の改善の為のアドバイスの選択方法。
  2. 【請求項2】肌の悩みが、「肌荒れ」、「乾燥」、「ニ
    キビ」、「脂っぽい」、「くすみ」、「シワ」、「シ
    ミ」、「敏感」から選ばれる1種乃至は2種以上である
    ことを特徴とする、請求項1記載の肌の改善の為のアド
    バイスの選択方法。
  3. 【請求項3】肌性をさらに指標とすることを特徴とす
    る、請求項1又は2に記載の肌の改善の為のアドバイス
    の選択方法。
  4. 【請求項4】肌性が、「普通肌」,「乾燥肌」,「脂性
    肌」及び「脂性乾燥肌」の4分類に分類されているもの
    であることを特徴とする、請求項3に記載の肌の改善の
    為のアドバイスの選択方法。
  5. 【請求項5】肌の手入れと生活態度とをアドバイスする
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の肌の改善の
    為のアドバイスの選択方法。
  6. 【請求項6】請求項1又は2項に記載の肌の改善の為の
    アドバイスの選択方法において、肌の最も大きな悩みを
    選択肢より選択させるステップと、肌性と肌の手入れの
    アドバイスと生活態度のアドバイスとを表示するステッ
    プとを構成要素とすることを特徴とする、肌の改善の為
    のアドバイスの選択方法。
  7. 【請求項7】請求項3又は4に記載の肌の改善の為のア
    ドバイスの選択方法において、次に示すステップを構成
    要素とすることを特徴とする、肌の改善の為のアドバイ
    スの選択方法。 (1)肌の最も大きな悩みを選択肢より選択させるステッ
    プ。 (2)肌の乾燥状態と脂質分泌状態を選択するステップ。 (3)肌性と肌の手入れのアドバイスと生活アドバイスと
    を表示するステップ。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の肌の改善の為のアドバイ
    スの選択方法において、(1)、(2)、(3)の順に構成ス
    テップを構成することを特徴とする、肌の改善の為のア
    ドバイスの選択方法。
  9. 【請求項9】請求項7又は8に記載の肌の改善の為のア
    ドバイスの選択方法で選択された肌の改善の為のアドバ
    イスの表示において、直交軸で分割された4つの領域を
    持つ平面を用いて肌性を表示することを構成要素とする
    ことを特徴とする、肌の改善の為のアドバイスの表示方
    法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の肌の改善の為のアドバイ
    スの表示方法において、前記平面の近傍に肌性の特性を
    記したコラムを構成要素とすることを特徴とする、肌の
    改善の為のアドバイスの表示方法。
  11. 【請求項11】請求項6に記載の肌の改善の為のアドバ
    イスの選択方法で選択された肌の改善の為のアドバイス
    の表示において、肌の手入れのアドバイスと生活態度の
    アドバイスとを記したコラムを構成要素とすることを特
    徴とする、肌の改善の為のアドバイスの表示方法。
  12. 【請求項12】肌の手入れのアドバイスと生活アドバイ
    スとが項分け記載されていることを特徴とする、請求項
    11記載の肌の改善の為のアドバイスの表示方法。
  13. 【請求項13】(1)請求項9に記載の肌性を表示する平
    面と、(2)請求項10に記載の肌性の特性を記載したコ
    ラムと、(3)請求項11又は請求項12に記載の肌の手
    入れのアドバイスと生活アドバイスとを記載したコラム
    とを全て構成要素に含むことを特徴とする、肌の改善の
    為のアドバイスの表示方法。
  14. 【請求項14】アドバイスに関する記載部分において、
    最上部に肌性を単語又は文で記し、該単語又は文の直下
    に左右に分けて請求項10に記載のコラムと請求項9に
    記載の平面とを配し、その下に請求項11又は12に記
    載のコラムを配していることを特徴とする、請求項13
    に記載の肌の改善の為のアドバイスの表示方法。
  15. 【請求項15】クライアントにネットワークを通じて接
    続され、 前記クライアントのユーザの肌性を分類するための少な
    くとも1つの肌性に関する質問を前記クライアントに送
    信する質問提供手段と、 前記肌性に関する質問の回答を前記クライアントから受
    信した場合に、その回答に基づいて特定したユーザの肌
    性とこの肌性に対する肌の手入れのアドバイスとを前記
    クライアントに送信する分析結果提供手段とを備えたこ
    とを特徴とする肌分析情報提供サーバ。
  16. 【請求項16】クライアントにネットワークを通じて接
    続され、 前記クライアントのユーザの肌の悩みに関する少なくと
    も1つの質問を前記クライアントに送信する質問提供手
    段と、 前記肌の悩みに関する質問の回答を前記クライアントか
    ら受信した場合に、その回答に応じた肌の手入れのアド
    バイスを前記クライアントに送信する分析結果提供手段
    とを備えたことを特徴とする肌分析情報提供サーバ。
  17. 【請求項17】前記分析結果提供手段は、前記肌の悩み
    に関する質問の回答に応じた生活態度のアドバイスを前
    記クライアントに送信することを特徴とする請求項16
    記載の肌分析情報提供サーバ。
  18. 【請求項18】前記質問提供手段は、少なくとも1つの
    前記ユーザの生活状況に関する質問を前記クライアント
    に送信し、 前記分析結果提供手段は、前記生活状況に関する質問の
    回答を前記クライアントから受信した場合に、この生活
    状況に関する質問の回答と前記肌の悩みに関する質問の
    回答とに応じた生活態度のアドバイスを前記クライアン
    トに送信することを特徴とする請求項16記載の肌分析
    情報提供サーバ。
  19. 【請求項19】クライアントにネットワークを通じて接
    続され、 前記ユーザの肌の悩みに関する少なくとも1つの質問を
    前記クライアントに送信する質問提供手段と、 前記肌の悩みに関する質問の回答を前記クライアントか
    ら受信した場合に、この質問の回答に応じた少なくとも
    1つの化粧品の情報を前記クライアントに送信する化粧
    品提案手段とを備えたことを特徴とする化粧品情報提供
    サーバ。
  20. 【請求項20】前記質問提供手段は、前記ユーザの年齢
    に関する質問を前記クライアントに送信し、 前記化粧品提案手段は、前記クライアントから受信した
    前記年齢に関する質問の回答と前記肌の悩みに関する質
    問の回答に応じた少なくとも1つの化粧品の情報を前記
    クライアントに送信することを特徴とする請求項19記
    載の化粧品情報提供サーバ。
  21. 【請求項21】クライアントにネットワークを通じて接
    続され、 販売対象の化粧品の情報を保持した化粧品データベース
    と、 前記化粧品データベースに対する複数の化粧品の検索方
    法の中から何れかの検索方法を前記クライアントのユー
    ザに選択させるとともに、選択された検索方法に応じた
    検索キーを指定させるための検索方法情報を前記クライ
    アントに送信する検索方法情報提供手段と、 前記検索方法情報を用いて指定された検索キーを前記ク
    ライアントから受信した場合に、その検索キーに合致す
    る化粧品の情報を前記化粧品データベースから読み出す
    検索手段と、 前記検索手段によって読み出された単数又は複数の化粧
    品の情報を検索結果として前記クライアントに送信する
    検索結果提供手段とを備えたことを特徴とする化粧品販
    売サーバ。
  22. 【請求項22】前記検索方法が、化粧品のジャンル名を
    検索キーとして指定することである請求項21記載の化
    粧品販売サーバ。
  23. 【請求項23】前記検索方法が、化粧品のシリーズ名を
    検索キーとして指定することである請求項20又は21
    記載の化粧品販売サーバ。
  24. 【請求項24】前記検索方法が、前記ユーザの肌の悩み
    名を検索キーとして指定することである請求項21〜2
    3の何れかに記載の化粧品販売サーバ。
  25. 【請求項25】クライアントにネットワークを通じて接
    続され、 販売対象の化粧品の情報を前記クライアントに送信する
    化粧品情報提供手段と、 前記化粧品の情報に基づき化粧品の購入を前記クライア
    ントのユーザが希望する場合に、前記ユーザが希望する
    購入方法を複数種類の購入方法の中から選択させるため
    の購入方法選択情報を前記クライアントに送信する購入
    方法提案手段とを備えたことを特徴とする化粧品販売サ
    ーバ。
  26. 【請求項26】前記購入方法の1つが、ユーザを訪問し
    た訪問販売員から化粧品を購入する方法であり、 前記購入方法提案手段は、訪問販売員から化粧品を購入
    する方法が前記ユーザによって選択された場合に、前記
    ユーザが希望する訪問販売員を複数の訪問販売員の中か
    ら選択するための訪問販売員選択情報を前記クライアン
    トに送信することを特徴とする請求項25記載の化粧品
    販売サーバ。
  27. 【請求項27】前記複数の訪問販売員のデータを保持し
    た訪問販売員データベースをさらに備え、 前記購入方法提案手段は、前記ユーザが希望する訪問販
    売員の年齢又は年代に関する質問を前記クライアントに
    送信し、この質問の回答として前記クライアントから受
    信した年齢又は年代に合致する訪問販売員のデータを前
    記訪問販売員データベースから検出し、検出した訪問販
    売員のデータを前記訪問販売員選択情報として前記クラ
    イアントに送信することを特徴とする請求項26記載の
    化粧品販売サーバ。
  28. 【請求項28】前記購入方法提案手段は、前記ユーザが
    訪問販売員の訪問を希望する住所を前記クライアントか
    ら取得し、取得した住所と前記年齢又は年代とに合致す
    る訪問販売員のデータを前記訪問販売員データベースか
    ら検出することを特徴とする請求項27記載の化粧品販
    売サーバ。
  29. 【請求項29】前記購入方法の1つが、ユーザが化粧品
    の販売所へ赴いて化粧品を購入する方法であり、 前記購入方法提案手段は、化粧品の販売所へ赴いて化粧
    品を購入する方法が前記ユーザによって選択された場合
    に、前記ユーザが希望する販売所を複数の販売所の中か
    ら選択するための販売所選択情報を前記クライアントに
    送信することを特徴とする請求項25記載の化粧品販売
    サーバ。
  30. 【請求項30】前記複数の販売所のデータを保持した販
    売所データベースをさらに備え、 前記購入方法提案手段は、前記ユーザが赴くことを希望
    する住所を前記クライアントから取得し、取得した住所
    に合致する販売所のデータを前記販売所データベースか
    ら検出し、検出した販売所のデータを前記販売所選択情
    報として前記クライアントに送信することを特徴とする
    請求項29記載の化粧品販売サーバ。
  31. 【請求項31】前記購入方法提案手段は、前記ユーザに
    よって選択された購入方法による化粧品の受け取り希望
    日を前記ユーザが指定するための希望日指定情報を前記
    クライアントに送信することを特徴とする請求項25〜
    30の何れかに記載の化粧品販売サーバ。
  32. 【請求項32】前記購入方法提案手段は、訪問販売によ
    る購入,店舗販売による購入の一方を前記ユーザに選択
    させるための購入方法選択情報を前記クライアントに送
    信することを特徴とする請求項25記載の化粧品販売サ
    ーバ。
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