JP2001319054A - 保険業務処理システム - Google Patents
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
かつ、顧客サービスを飛躍的に向上できるシステムを提
供する。 【解決手段】 本発明の保険業務処理システムは、顧客
のeメールアドレスを含む計上データを記憶する計上デ
ータ記憶手段と、少なくとも計上データ記憶手段の記憶
内容に基づいて、保険会社から顧客への契約に係る所定
書類の電子データを作成する電子所定書類作成手段と、
その所定書類の電子データのうち、少なくとも一部をe
メールで、顧客が有する顧客端末に宛てて発送する所定
書類送信手段とを有する。
Description
険などを対象とした保険業務処理システムに関するもの
である。
害保険や、生命保険の業務効率ならびに顧客サービスの
向上を指向するものである。以下、損害保険を例に取
り、現在行われている業務処理について説明する。
しては、予め証券番号が印刷されている申込書をもって
顧客先に出向く。そこで、顧客の情報(氏名、住所、自
動車登録番号や家屋情報)や保険種類や保険金額などを
記入し、また、保険料を算出する。そして、保険料など
を申込書に記入し、顧客から捺印を受け、保険料の領収
手続を行って契約する。
業支店や契約取扱者などによって再確認された後、本店
処理センターによって保険証券が発行される。
下の通りである。まず保険会社において、現在契約して
いる保険の満期が近づくと、現在加入している契約内容
に基づき、予め定められた画一的な内容の継続案内であ
る満期葉書が印刷される。
分けされ、契約取扱者を担当する保険会社の営業支店に
送付される。保険会社の営業支店では、各契約取扱者の
営業担当者が満期葉書を持参のうえ契約取扱者を訪問す
る。契約取扱者は、満期葉書の裏面にアピールすべき情
報等を記入し切手を貼り投函する。
時期に、現在加入している契約内容に基づき、予め定め
られた画一的な内容の継続申込書が印刷される。印刷さ
れた継続申込書は、契約取扱者毎に仕分けされ、契約取
扱者を担当する保険会社の営業支店に送付される。保険
会社の営業支店では、各契約取扱者の営業担当者が継続
申込書を持参のうえ契約取扱者を訪問する。契約取扱者
は、満期の2週間から1ケ月前に契約者と電話等で連絡
を取り、訪問し継続申込書に捺印を受け、保険料の領収
手続を行って、継続手続を行う。
パンフレットやチラシ等を用いて行い、契約者が加入を
希望する場合は、契約取扱者が保険料をその場で算出す
る。大きく契約内容が変わる場合は、新たに申込書の記
入を行う。
を現在加入している契約の期中に契約者に対し案内する
場合は、保険会社にて契約取扱者別に保有契約のリスト
を打出す帳票を作成し、リストを印刷する。印刷された
リストは、契約取扱者毎に仕分けされ、契約取扱者を担
当する保険会社の営業支店に送付される。新商品、新特
約については、保険会社にてパンフレット・チラシ等を
作成し営業支店に送付する。保険会社の営業支店では、
各契約取扱者の営業担当者がリストとパンフレット・チ
ラシ等を持参のうえ契約取扱者を訪問する。契約取扱者
はリストに基づき、めぼしい契約者に電話等で連絡を取
り、訪問して、パンフレット・チラシ等を用いて説明
し、加入を希望する内容に基づき保険料を算出し、申込
書もしくは承認請求書に必要事項を記入し、捺印を受
け、保険料の領収手続を行って、契約を獲得する。
容などは、保険会社の本社などに設置されたコンピュー
タに登録され、この登録内容に基づいて、満期葉書や、
継続申込書や、契約取扱者別に保有契約のリストなどの
印刷が行われる。
葉書は多くの契約について短時間で集中処理による印刷
を行うため、契約取扱者がアピールすべき情報等を満期
葉書に印刷することができないという課題がある。ま
た、郵送コストを抑えるため印刷される内容は、必要最
小限の情報に限られているという点からも、契約取扱者
がアピールすべき情報等を満期葉書に印刷することがで
きないという課題がある。
る書類などの各種帳票を改訂する場合、印刷プログラム
の改訂も伴うため、多くの時間と費用を要する。従っ
て、新商品、新特約の情報を各種帳票に印刷して顧客に
提供しようとしても、早期に提供することが困難である
という課題がある。
取扱者毎に仕分けされ、契約取扱者を担当する保険会社
の営業支店に送付され、各契約取扱者の営業担当者が満
期葉書を持参のうえ契約取扱者を訪問し、契約取扱者が
満期葉書の裏面にアピールすべき情報等を記入し切手を
貼り投函するため、契約者に継続案内が届くのに多くの
時間と労力とコストを要するという課題もある。
の他、契約取扱者が満期の2週間から1ケ月前に契約者
と電話等で連絡を取り、訪問し継続申込書を用いて継続
契約を行い、かつ新商品、新特約の説明は訪問したとき
にパンフレット・チラシ等を用いて行い、契約者が加入
を希望する場合は、契約取扱者が保険料をその場で算出
し、大きく契約内容が変わる場合は新たに申込書の記入
を行うため、さらに多くの労力を要すると共に、パンフ
レットやチラシの印刷費および通信費等のコストを要す
るという課題もある。
ら、保険料の算出や新たな申込書の記入を誤るという危
険があった。保険料の算出や新たな申込書の記入を誤っ
た場合、訂正にコストを要するだけでなく、契約者の信
頼を失うという危険があった。
替、クレジットカードやデビットカード払い等の場合に
は、申込書の手続きに加え、保険料払込のための別の手
続を行わなければならないという課題がある。
ラシ等とも多くの帳票在庫を持つ必要があり、その管理
に多大なコストを要するという課題もある。
加入している契約の期中に契約者に対し案内する場合
は、契約取扱者別に保有契約のリストを打出す帳票を作
成印刷し、印刷されたリストを契約取扱者毎に仕分し、
契約取扱者を担当する保険会社の営業支店に送付し、新
商品、新特約については、保険会社にてパンフレット・
チラシ等を作成し営業支店に送付する。保険会社の営業
支店では、各契約取扱者の営業担当者がリストとパンフ
レット・チラシ等を持参のうえ契約取扱者を訪問する。
従って、膨大な労力とコストを要し、更にパンフレット
・チラシ等多くの帳票在庫を持つ必要があり、その管理
に多大なコストを要するという課題がある。
約者に電話等で連絡を取り、訪問して、パンフレット・
チラシ等を用いて説明し、契約を獲得しているため、一
時に多くの顧客にそれぞれに適した内容での、新商品、
新特約、未加入の保険商品の案内を行うことはできない
という問題があった。ダイレクトメールによる募集は郵
送コストがかかりすぎ、収益をコストが上回るため行う
ことができなかった。
の契約獲得についても、継続契約の場合と同様に、保険
料の算出や申込書もしくは承認請求書の記入を誤った場
合の課題を有し、また、保険料の払込方法が現金以外の
場合の課題を有する。
あり、損害保険や生命保険の業務効率を向上でき、か
つ、顧客サービスを飛躍的に向上できる保険業務処理シ
ステムを提供しようとするものである。
め、請求項1の本発明の保険業務処理システムは、
(1)顧客のeメールアドレスを含む計上データを記憶
する計上データ記憶手段と、(2)少なくとも上記計上
データ記憶手段の記憶内容に基づいて、保険会社から顧
客への契約に係る所定書類の電子データを作成する電子
所定書類作成手段と、(3)その所定書類の電子データ
のうち、少なくとも一部をeメールで、顧客が有する顧
客端末に宛てて発送する所定書類送信手段とを有するこ
とを特徴とする。
おいて、(4)記入欄として顧客のeメールアドレスを
有する顧客から保険会社への紙帳票と、(5)上記紙帳
票における記入情報の全て又は一部を電子データでなる
計上データにすると共に、計上データの中に顧客のeメ
ールアドレスを含む計上データ作成手段とをさらに有す
ることを特徴とする。
発明において、上記電子所定書類作成手段が、顧客及び
保険会社間の契約締結の仲介を行う扱者のオリジナルデ
ータを上記所定書類の電子データに含めるものであるこ
とを特徴とする。
発明において、(6)上記電子所定書類作成手段が作成
した所定書類の電子データに、扱者のオリジナルデータ
を追加させる扱者データ追加手段をさらに有することを
特徴とする。
れかにおいて、上記電子所定書類作成手段が、所定書類
の書誌的内容及び具体的内容のうち、少なくとも具体的
内容については暗号データとすることを特徴とする。
上記電子所定書類作成手段が、所定書類の書誌的内容及
び具体的内容の順に表示させる電子データであって、所
定書類の書誌的内容の電子データの中に、暗号データ化
された具体的内容の解読処理を起動する解読起動表示要
素のデータを含むことを特徴とする。
れかにおいて、上記電子所定書類作成手段が、所定書類
の書誌的内容及び具体的内容を区別して電子データ化す
るものであり、上記所定書類送信手段が、所定書類の書
誌的内容の電子データを、eメールで顧客が有する顧客
端末に宛てて発送すると共に、その後、顧客端末側か
ら、所定書類の具体的内容の電子データが求められたと
きに、所定書類の具体的内容の電子データを送信するも
のであることを特徴とする。
上記電子所定書類作成手段が、先に顧客端末に与えられ
る所定書類の書誌的内容の電子データの中に、その所定
書類の具体的内容の電子データの送信を起動させる具体
的内容送信起動表示要素のデータを含むことを特徴とす
る。
いて、上記電子所定書類作成手段が、所定書類の書誌的
内容及び具体的内容のうち、少なくとも具体的内容につ
いては暗号データとすると共に、所定書類の書誌的内容
の電子データの中に、暗号データ化された具体的内容の
解読処理を起動する解読起動表示要素のデータを含むこ
とを特徴とする。
ずれかにおいて、上記電子所定書類作成手段は、顧客端
末において、修正、追記、選択などの操作し得る項目の
電子データを含むと共に、その所定書類の電子データの
一部又は全てを、所定宛先に返信することを起動する返
信起動表示要素のデータを含む所定書類の電子データを
作成することを特徴とする。
て、上記電子所定書類作成手段が作成した電子データの
中に含まれている返信起動表示要素のデータは、所定宛
先へのeメール発送を起動するものであることを特徴と
する。
1において、上記電子所定書類作成手段が作成した所定
書類の電子データの中に、所定宛先に返信する電子デー
タを暗号化するデータが含まれていることを特徴とす
る。
ずれかにおいて、上記電子所定書類作成手段が作成する
所定書類の電子データが、保険契約の締結又は保険契約
の内容変更を証明する書類であることを特徴とする。
いずれかにおいて、上記電子所定書類作成手段が作成す
る所定書類の電子データが、保険商品又は保険特約の案
内書類であることを特徴とする。
いずれかにおいて、上記電子所定書類作成手段が作成す
る所定書類の電子データが、保険商品又は保険特約の申
込み書類であることを特徴とする。
て、上記電子所定書類作成手段が、保険商品又は保険特
約の案内書類の電子データを作成するものであり、案内
書類の電子データの作成と、申込み書類の電子データの
作成とを同時期に実行することを特徴とする。
いずれかにおいて、上記電子所定書類作成手段が作成す
る所定書類の電子データが、保険料の支払い方法を指定
する専用書類であることを特徴とする。
いずれかにおいて、上記電子所定書類作成手段及び上記
所定書類送信手段が保険会社のサーバ上に実現されてい
ることを特徴とする。
いずれかにおいて、上記電子所定書類作成手段が保険会
社のサーバ上に実現されていると共に、上記所定書類送
信手段が扱者端末上に実現されており、上記電子所定書
類作成手段が作成した電子データを上記所定書類送信手
段に転送するデータ転送手段を有することを特徴とす
る。
険に適用した第1の実施形態を図面を参照しながら詳述
する。
の概略全体構成を示すブロック図である。
び顧客(契約者)の他に、契約取扱者(以下、単に扱者
と呼ぶ)が介在する。ここでは、保険会社の営業店社員
や、代理店の社員や、個人代理人などである。
ター)には、後述するような各種データベース11が接
続されているサーバ10が設けられている。サーバ10
は、入力部、表示部、印刷部、通信処理部(図示せず)
などを有する大型コンピュータでなる。このサーバ10
には、いわゆるパソコンレベルのセンター端末12が接
続されている。センター端末12も、入力部、表示部、
印刷部(図示せず)などの一般的構成を有すると共に、
これに加え、保険業務に係る特殊フォーマットに従って
いる帳票などの印刷に係る専用印刷部(プリンタ)13
や、各種帳票の読み取りに係る帳票読取部(イメージス
キャナ)14も接続されている。サーバ10に接続され
ている各種データベース11については、後述する動作
説明で明らかにする。
者端末20や顧客端末30が接続可能となされている。
(図示せず)などの一般的構成を有するパソコンレベル
のものである。扱者端末20にも、保険業務に係る特殊
フォーマットに従っている帳票などの印刷に係る専用印
刷部(プリンタ)21や、各種帳票の読み取りに係る帳
票読取部(イメージスキャナ)22が接続されている。
ゆるパソコンレベルの情報処理装置であり、その詳細構
成の説明は省略する。なお、顧客端末30は、通信網2
を介して、サーバ10や扱者端末20と接続可能なもの
である。
メール(以下、eメールと呼ぶ)のアドレスが付与され
ている端末(顧客端末)30を有する顧客を対象として
いる。すなわち、サーバ10や扱者端末20は、顧客端
末30に対し、eメールによって、所定の書類データな
どを転送できるようになされている。
は、この第1の実施形態のシステムの特徴から離れるの
で、その説明は省略する。
ビス提供会社のeメールの授受サービス提供構成も含ま
れている。
の流れ 次に、第1の実施形態のシステムの動作や人間(扱者や
顧客)の動作を、処理の流れと共に説明する。
れを図面を参照しながら説明する。なお、以下では、継
続契約の前提となる新規加入契約についても簡単に説明
する。
の流れを示す説明図である。なお、これらの図面におけ
る「顧客」及び「扱者」の用語は、人間を表す場合もあ
れば、端末を表す場合もある。
ず、図4に示す紙帳票(後述する電子データでなる電子
帳票と区別するため紙で形成されている帳票を紙帳票と
呼ぶ)でなる自動車保険の契約申込書(加入依頼書)4
0の所定欄に記入を行い(又は一部項目については顧客
に記入させ)、申込書を完成させる(T1)。
は、この際に保険料を徴収する。口座振替、クレジット
カードやデビットカード払い等の場合には、そのための
帳票を記入し、又は、顧客に記入させる。
従来の契約申込書に比較すると、多くの記入欄が同様で
あるが、顧客(保険契約者)が有するeメールアドレス
の記入欄40aがある点が異なる。なお、「契約取扱者
に係る情報」の欄40bに、後述する顧客端末30への
各種案内のeメール発送を、サーバ10(保険会社)が
行うか、扱者端末20(扱者)が行うかの区別情報を記
入できるようにしていても良い。
すると共に、契約申込書の記入内容などをデータ(計上
データ)に変換してサーバ10に転送し、又は、郵送や
持参などで保険会社に届ける(T2、T3)。
において、記入ミスを発見した場合には、扱者は、例え
ば、電話やeメールを利用して予め来訪することを伝え
た後、顧客の所に出向いて修正する。
タ化は、扱者端末20の入力部を用いてデータ化しても
良い。また、扱者端末20内の光学的文字読取処理ルー
チンによって、帳票読取部22が契約申込書を読み取っ
て得たドット画像情報を文字認識処理してデータ化して
も良い。後者の場合には、扱者端末20の入力部を用い
て認識文字の修正を適宜行う。また、後者の場合には、
データ化した後に、扱者端末20に搭載されている契約
申込書確認ルーチンを起動して確認を行うようにしても
良い。
れた契約申込書に対しては、内容確認後、データ(計上
データ)化を行い、計上データとしてサーバ10に与え
られた、契約申込書の記入内容などに係るデータに対し
ては確認を行い、自動車保険契約データベース11aに
登録される(T4)。保険会社におけるデータ化も、扱
者の段階でのデータ化と同様に行うことができる。
末30への各種案内のeメール発送を、サーバ10(保
険会社)が行うか、扱者端末20(扱者)が行うかの区
別情報が設けられていない場合であっても、扱者端末2
0又はサーバ10でのデータ化の際には、このデータを
含める。このeメール発送者データは、例えば、扱者端
末20から扱者が入力部を介して入力する。また、eメ
ール発送者データは、サーバ10において、入力部を介
して入力させるようにしても良く、扱者毎に、どちらが
eメール発送者になるかを予め記憶しておいても良い。
者ができる行為などを規定しており、この契約で、eメ
ール発送者を扱者にするか保険会社にするかを定め、扱
者に係るデータベースに記憶しておくようにしても良
い。
扱者に係るeメールアドレスを有する全ての顧客に対
し、サーバ10(保険会社)が発送するか又は扱者端末
20(扱者)が発送するかの一方であり、一部の顧客に
対し、サーバ10が発送し、残りの顧客に対し、扱者端
末20が発送するようなことはできなくなっている。
データベース11aにデータが登録された際には、サー
バ10の制御下で、例えば、専用印刷部13によって紙
帳票でなる保険証券が印刷され、顧客に郵送、持参その
他の方法によって引き渡される。又は、電子データでな
る保険証券(後述する図15及び図16参照)が形成さ
れて、eメールデータとして、顧客(顧客端末30)に
発送される。
にデータが登録される際において(登録の前後を問わな
い)、その顧客による保険料払込方法が現金以外のもの
であれば、保険料の請求データが、該当する金融機関な
どに転送される(T5)。
に登録される1契約当たりの情報は、概ね上述した図4
に示した各種項目の内容である。
険会社(サーバ10)に委ねている扱者は、顧客(契約
者)との接触などを通じて得た、その顧客への継続案内
に含めたい情報(オリジナルデータ;扱者の独自サービ
スなど)を扱者端末20から入力し、保険会社のサーバ
10に接続されている扱者オリジナルデータベース11
bに登録する(T6)。
のeメール発送を自己が行う扱者も、顧客への継続案内
に含めたい情報を扱者オリジナルデータベース11bに
登録するようにしても良い。
継続契約用のeメールデータの作成処理などを実行する
(T7−1及びT7−2、T8−1〜T8−3)。ここ
で、所定周期は、1日単位や1週間単位や半月単位や1
ヶ月単位などのいずれであっても良く、保険会社が任意
に定めれば良い。
と、ある扱者を処理対象に設定した後(S1)、全扱者
に対する処理を終了していないことを確認する(S
2)。その後、顧客への継続契約に係るeメール発送の
実行者がその扱者か保険会社かを判別する(S3)。
ーバ10は、自動車保険契約データベース11aから、
その扱者に係る未処理の1個の契約データを取り出し
(S4)、その扱者に係る全ての契約データに関するe
メールデータの作成処理が終了していないことを確認す
る(S5)。
日から見て継続案内の発送が必要と判断される扱者に関
する契約データである。この契約データは、例えば、そ
の処理日が、満期日より数ヶ月前(例えば3ヶ月前)の
日から、それに図5の処理周期を足した日までの期間に
属しているものである。
ルデータ(図7及び図8参照)及び継続申込書のeメー
ルデータ(図9及び図10参照)をそれぞれ作成した後
(S6、S7)、上述したステップS4に戻る。このよ
うな処理を繰り返して、その扱者に係る全ての契約デー
タに関するeメールデータの作成処理が終了すると、作
成した継続案内のeメールデータ及び継続申込書のeメ
ールデータを扱者端末20に送信し(S8)、上述した
ステップS1に戻る。
は、図2では、符号T7−1及びT7−2で表してい
る。
の継続契約に係るeメール発送の実行者が保険会社であ
るという結果を得ると、サーバ10は、自動車保険契約
データベース11aから、その扱者に係る未処理(継続
案内の作成面から未処理)の1個の契約データを取り出
すと共に扱者オリジナルデータベース11bからその契
約データに係る扱者オリジナルデータを取り出し(S
9)、その扱者に係る全ての顧客に対する継続案内や継
続申込書のeメールデータの作成処理が終了していない
ことを確認する(S10)。その後、サーバ10は、継
続案内のeメールデータを作成し(S11)、上述した
ステップS9に戻る。このような処理を繰り返して、そ
の扱者に係る全ての顧客に対する継続案内のeメールデ
ータの作成処理が終了すると、作成した継続案内のeメ
ールデータを、その扱者名(又は保険会社名)で各顧客
端末30に送信する(S12)。
タベース11aから、その扱者に係る未処理(継続申込
書の作成面から未処理)の1個の契約データを取り出す
と共に扱者オリジナルデータベース11bからその契約
データに係る扱者オリジナルデータを取り出し(S1
3)、その扱者に係る全ての顧客に対する継続申込書の
eメールデータの作成処理が終了していないことを確認
する(S14)。その後、サーバ10は、継続申込書の
eメールデータを作成し(S15)、上述したステップ
S14に戻る。このような処理を繰り返して、その扱者
に係る全ての顧客に対する継続申込書のeメールデータ
の作成処理が終了すると、作成した継続申込書のeメー
ルデータを、その扱者の扱者端末20に送信する(S1
6)。
10から扱者端末20に送信することは、扱者から見れ
ば、継続案内のeメールデータを発送した顧客を認識さ
せることにもなっている。
0への送信が終了すると、サーバ10は、上述したステ
ップS1に戻る。
処理は、図2では、符号T8−1〜T8−3で表してい
る。
サーバ10は、図5に示す一連の処理を終了する。
タ及び継続申込書のeメールデータに、扱者のオリジナ
ルデータを挿入するものを示したが、これらに挿入する
オリジナルデータは異なっていても良い。この場合にお
いては、上述した手順T6のオリジナルデータの扱者オ
リジナルデータベース11bへの登録に際し、扱者は、
eメールデータの種類を特定して登録することを要す
る。
データの追加は、継続案内のeメールデータにのみ認め
るようにしても良い。
アドレスを有しない顧客に対しては、従来と同様な継続
案内葉書の印刷処理や、紙帳票の継続申込書の印刷が実
行される。
対する継続契約に係る処理例であるが、eメールアドレ
スを有する顧客に対しても、eメールアドレスを有しな
い顧客に対しても、継続契約の多くの項目は共通してい
る。
及びeメールアドレスを有しない顧客の双方に対し、多
くの処理を共通化させて実行させ、その後、eメールア
ドレスを有する顧客に対してはeメールデータを作成さ
せ、eメールアドレスを有しない顧客に対しては紙帳票
の印刷を実行させるようにしても良い。
ず、継続契約の対象の顧客について継続契約の内容を決
定し、その後、扱者毎に、継続案内や継続申込書のデー
タを編集し、さらに、その扱者毎の継続案内や継続申込
書のデータを、eメールアドレスの有無で編集し、eメ
ールアドレスを有する顧客に対する継続案内や継続申込
書のデータに対してはeメールデータ化し、eメールア
ドレスを有しない顧客に対する継続案内や継続申込書の
データは印刷処理するようにしても良い。
である場合において、自己の扱者端末20が継続案内の
eメールデータを受信すると、扱者は、扱者端末20の
入力部を用いて、各eメールに自己のオリジナルデータ
を追加し、その後、各顧客端末30に送信する(T
9)。
内のeメールデータの顧客端末30への送信は、当然に
eメールによる。一方、サーバ10から扱者端末20へ
の、継続案内や継続申込書のeメールデータの送信は、
送信データ自体はeメール用ではあるが、大量のデータ
であるので、公衆回線や専用回線を用いた一般の通信方
法による。
ータ授受は、予め保険会社及び扱者間で定められた暗号
キーによって暗号化されてなされる。すなわち、送り側
でデータを暗号キーを用いて暗号化し、受け側で暗号キ
ーを用いて解読して元のデータに戻す。この暗号化伝送
処理は、継続案内のeメールデータの授受だけでなく、
後述する各種データの授受でも同様である。以下の説明
では、サーバ10及び扱者端末20間のデータ授受の際
の暗号化処理は一々言及しない。
ールデータは顧客(顧客端末30)にeメールで配信さ
れ、この時点では、継続申込書のeメールデータは扱者
の段階で止まっている。
0での処理例を示すフローチャートである。
己が担当する顧客に係る継続案内及び継続申込書のeメ
ールデータの受信を認識すると、扱者端末20に対し、
図6に示すオリジナルデータ追加・発送処理ルーチンを
起動する。
ーチンを開始し、まず、ある一人の顧客宛の継続案内の
eメールデータから、顧客特定の項目とオリジナルデー
タを追加可能な項目のデータを抽出してそれを表示させ
る(S17)。なお、後述するように、継続案内のeメ
ールデータ自体、一部のデータが暗号化されており、抽
出する項目が暗号化されている場合には解読処理を行う
ことを要する。
を取り込んで、継続案内のeメールデータを更新させ
(S18)、発送指示入力を待ってそのeメールを発送
させる(S19)。なお、オリジナルデータが入力され
ることなく、発送指示入力がなされることがあり、この
場合には、ステップS18の処理をスキップする。
eメールデータに対するオリジナルデータの追加、発送
処理が終了していないことを確認して(S20)、上述
したステップS17に戻る。
ータの追加、発送処理が終了すると、扱者端末20は、
今日発送した継続案内のeメールに対する応答のeメー
ルを待ち受ける期限日ファイル(図示せず)に、今回サ
ーバ10から受信した全てのeメールデータのeメール
アドレスを登録して(S21)、図6に示す一連の処理
を終了する。
末30へ宛てたeメールが発送されても、扱者端末20
は、内蔵する又は外部接続されている(図1では省略)
大容量記憶装置に受信した継続案内のeメールデータを
保存しておく。この保存時においては、継続案内のeメ
ールデータの全ての項目のデータを保存しても良く、継
続案内のeメールデータの応答のeメールデータの受信
時に照合を要する項目のデータだけを保存しても良い。
なお、継続案内のeメールデータと同時に与えられた継
続申込書のeメールデータも大容量記憶装置に保存して
おく。
30へ、継続案内のeメールを発送する場合において
も、扱者端末20は、フローチャートの図示は省略する
が、継続申込書のeメールデータの受信時に、発送され
た継続案内のeメールに対する応答のeメールを待ち受
ける期限日ファイルに、継続申込書のeメールデータの
識別番号(継続案内のeメールデータの識別番号に対
応)を登録しておく。また当然に、与えられた継続申込
書のeメールデータも大容量記憶装置に保存しておく。
タの一例を示すものである。図7及び図8の双方で示さ
れている部分が1個のeメールデータ41となってい
る。継続案内のeメールデータ41は表示データを含む
プログラムデータとなっているが、図7及び図8では、
継続案内のeメールデータ41を表示イメージで示して
いる。
からは、図7に示した第1頁部分41−1と、図8に示
した第2頁部分41−2とでなる。第1頁部分41−1
には、図7から明らかなように、「挨拶文」などの書誌
的内容が記述され、第2頁部分41−2には、継続契約
に係る具体的内容が記述されている。
化されており、図8に示すように表示させる場合には解
読処理を要する。この解読処理を起動するために、第1
頁部分41−1には「内容表示」ボタンアイコン41a
が設けられている。「内容表示」ボタンアイコン41a
が操作されたときには、解読キー(暗号キーと同じ)を
入力することを求め、その解読キーの入力により第2部
分41−2が表示される。解読キーとしては、例えば、
契約者の生年月日を適用できる。
ンアイコン41bには、扱者端末20宛てのeメール発
送を起動するデータ(例えば、扱者端末20のeメール
アドレス)が対応付けられており、このアイコン41b
の操作により、少なくとも顧客からの情報項目の内容が
扱者端末20に返信される。
例えば、図7の項目41cなどに挿入される。
の最新の商品情報などのデータは、固定データであるの
で、図5に示す処理プログラム中にeメール作成時に挿
入するデータとして持たせていても良く、また、これら
情報用のデータベース(図2では省略)から取り込むよ
うにしても良い。
そのプラン数は、従来の継続案内葉書より多くなってい
るが、作成方法自体は従来とほぼ同様である。すなわ
ち、(1)現在加入している保険契約の内容、(2)現
在加入している保険契約の変更履歴、(3)現在加入し
ている保険契約の事故の有無、件数など、(4)保険契
約者の年齢、(5)現在加入している保険契約では担保
されないリスク、(6)家族限定特約、臨時運転者特
約、等級プロンプト、子供特約などの有無、(7)継続
回数などの要素を、サーバ10が所定の分析プログラム
によって分析して作成する。
によって行っており、しかも、その継続案内葉書には、
返信用葉書が添付されていない。そのため、扱者などが
継続案内葉書の発送後、電話などで継続の意思などを確
認していた。この第1の実施形態の場合、eメールデー
タを返信させるようにしているので、顧客からの希望や
情報を収集を顧客からの返信eメールデータ(応答eメ
ールデータ)で取り込むことができる。例えば、「手続
き方法の希望」の項目41gや「その他意見・要望等」
の項目41h等は、顧客が操作し得るものである。
に、選択肢が定まっている顧客の意思項目には、「電子
メール」(例えばデフォルト側)や「訪問」のような選
択肢を表示させ、マウスクリック等に応じて、選択側の
選択肢を変更する。「その他意見・要望等」の項目41
hのような選択肢がないものであれば、キー入力部から
のテキストデータを取り込む。
っていたため、保険会社や扱者から提供できる情報の量
がかなり限られていた。この第1の実施形態の場合、継
続案内をeメールによっているため、扱者のオリジナル
データを含めたり、おすすめプランの数を多くしたりす
るなど、顧客に対し、よりサービスが向上した情報提供
を行うことができる。
タが与えられても、顧客が継続の意思がない場合には、
「返信」ボタンアイコン41bを操作することなく、表
示(表示ファイル)を閉じれば良い。
ルデータを受領すると、その継続案内の内容を確認し、
質問や要望を項目41fに書き込んだり、訪問有無を項
目41gに書き込んだり、変更内容を種々の項目に書き
込んだりした後、「返信」ボタンアイコン41aを操作
し、また、受信表示内容に了承した場合には、直ちに、
「返信」ボタンアイコン41aを操作し、継続案内のe
メールに対する応答のeメールを扱者端末20に返信す
る(T10)。
ータの発信元が、保険会社(サーバ10)でも扱者(扱
者端末20)でも同一である。
タは、単に表示されるデータからなるものではなく、プ
ログラムデータとなっており、顧客端末30にダウンロ
ードされて、このeメールデータが開かれたときに、こ
のプログラムが開始され、上述した手順T10を実現で
きる処理が、顧客端末30で実行される。
グラム的構成を簡単に示したフローチャートである。
示させ(S22)、「内容表示」ボタンアイコン41a
の操作を待ち受ける(S23)。そして、「内容表示」
ボタンアイコン41aが操作されると、解読キーの入力
を求め(S24)、その入力によって継続案内の第2頁
部分41−2を表示させる(S25)。その後、入力を
待ち受け(S26)、「返信」ボタンアイコン41b以
外の入力操作があったときには、その入力に応じてその
入力項目の情報を変更し(S27)、「返信」ボタンア
イコン41bが操作されたときには、応答データを作成
すると共に暗号化し(S28)、その後、応答のeメー
ルを発送する(S29)。
アイコンを表示しながら、文字列の入力や変更を受け付
け、また、アイコンに対する操作に応じて処理を実行す
るプログラム構成は、既存の技術を適用できる。そのた
め、後述する他のeメールデータのプログラム的な構成
の説明は省略する。
ルが扱者端末20に届いたときには、扱者は、顧客の要
望や変更内容や質問内容などに基づいて、再見積を行っ
たり、質問に回答したり、訪問要の各顧客への訪問スケ
ジュールを決定したり、訪問要の顧客に対する紙帳票の
継続申込書(図12参照)を打ち出したりする(T1
1)。
や質問の回答もeメールによっても良い。なお、電話な
どの他の連絡媒体を利用しても良いことは勿論である。
は、扱者端末20から顧客端末30に宛てた継続申込書
のeメールデータ(図10及び図11参照)を発送する
(T11、T12)。
いては、扱者は、訪問スケジュールを確認し、訪問日
(日時)には、扱者端末20によって印刷させた紙帳票
の継続申込書(図12参照)を持参して顧客を訪問し、
記入させ、又は、記入することとになる(T14)。
ルデータの一例を示すものである。図10及び図11の
双方で示されている部分が1個のeメールデータ42と
なっている。継続申込書のeメールデータ42は表示デ
ータを含むプログラムデータとなっているが、図10及
び図11では、継続申込書のeメールデータ42を表示
イメージで示している。
面からは、図10に示した第1頁部分42−1と、図1
1に示した第2頁部分42−2とでなる。第1頁部分4
2−1には、「挨拶文」などの書誌的内容が記述され、
第2頁部分42−2には、継続契約に係る具体的内容が
記述されている。
化されており、図11に示すように表示させる場合には
解読処理を要する。この解読処理を起動するために、第
1頁部分42−1には「内容表示」ボタンアイコン42
aが設けられている。「内容表示」ボタンアイコン42
aが操作されたときには、解読キー(暗号キーと同じ)
を入力することを求め、その解読キーの入力により第2
頁部分42−2が表示される。解読キーとしては、例え
ば、契約者の生年月日を適用できる。
案内の第2頁部分41−2と同様な項目を多く含んでい
るが、手続きの締切日、申込日、受付区分、集金に係る
情報などの項目のように、継続案内段階とは異なった、
契約に必要な情報も入っている。
めプランが設けられている。このおすすめプランは、継
続案内のeメールデータに対する顧客からの応答のeメ
ールデータが与えられた際において、扱者が再見積を実
行しない場合は、保険会社(サーバ10)から出力され
たそのものであり、扱者が再見積を実行した場合には、
それにより書き換えられたものである。各おすすめプラ
ンの項目には、「申込」ボタンアイコン42b1〜42
b3が対応して設けられており、いずれかのアイコンの
操作がそのおすすめプランの選択を意味する。なお、
「申込」ボタンアイコンが複数回操作されたときは、最
後の操作に係るアイコンのおすすめプランの選択を指定
されたものとなる。
ンアイコン42cには、扱者端末20宛てのeメール発
送を起動するデータ(例えば、扱者端末20のeメール
アドレス)が対応付けられている。「確認」ボタンアイ
コン42cの操作は、この操作の直前に操作された「申
込」ボタンアイコンに係るおすすめプランを、継続契約
の内容とすると共に、少なくとも継続申込書のeメール
データの第2頁部分42−2に係るデータ内容を暗号化
して扱者端末20に送出することを起動するものであ
る。
ータが与えられても、顧客が継続の意思がない場合に
は、「確認」ボタンアイコン42cを操作することな
く、表示(表示ファイル)を閉じれば良い。
を示す説明図である。紙帳票の継続申込書43は、図1
0及び図11に示した継続申込書のeメールデータ42
に比較した場合、案内文などの継続契約からは本質的な
事項ではない項目の情報が省略されている。紙帳票でな
る継続申込書は、実際上、複数枚重ねであることが多い
が、記入面からはコストなどの関係で一面のものであ
る。継続案内に係る葉書よりは面積が大きいが、それで
も、コスト面から大きな面積をとることができない。そ
のため、継続申込書のeメールデータより項目数を少な
くしている。逆に言えば、継続申込書のeメールデータ
では、表示が中心であるので、項目数を多くしても問題
となることがなく、より顧客サービスを向上できる情報
も盛り込むことができる。
帳票でなる継続申込書にも(上述した継続案内のeメー
ルデータを含めても良い)、保険契約者のeメールアド
レスの記載(記入が可能)欄を設けており、eメールア
ドレスの変更にも対応できるようになされている。紙帳
票でなる継続申込書の場合は、新規加入時において、e
メールアドレスが記載されていない顧客用に用いられる
ものであるが、その後、eメールアドレスを取得した顧
客に記入してもらい(記入自体は扱者が行うかもしれな
い)、次回以降の継続契約ではこのeメールアドレスを
適用させる。
続案内のeメールデータに対する応答eメールデータの
受領時における扱者端末20での処理を示すフローチャ
ートである。
社のサーバをアクセスして、自己宛てのeメールの存在
を認識したときには、そのeメールデータを取り出す。
そして、いずれかの顧客端末30からの継続案内のeメ
ールデータに対する応答eメールデータの到来を認識し
たときには、扱者は、扱者端末20が内蔵する、図13
に示す応答eメールデータの受領時処理ルーチンを開始
させる。
ドレス又はeメールアドレス欄に記入されているeメー
ルアドレスが、いずれかの期限日ファイル(図6のステ
ップS21参照)に登録されているか否かを確認する
(S30)。
受信した応答eメールデータを破棄して(S31)、図
12に示す一連の処理を終了する。なお、破棄に代え、
扱者の顧客ではないと思われる送信者側に確認のeメー
ルデータを発送するようにしても良い。
スがいずれかの期限日ファイルに登録されていると、扱
者端末20は、期限日ファイルに応答有りを書き込むと
共に、その顧客に係る継続案内のeメールデータを自端
末20の大容量記憶装置から取り出して(S32)、今
回の応答eメールデータと照合する(特定の複数の所定
項目でも良い;S33)。この照合時の継続案内のeメ
ールデータの取出しの際には、適宜暗号の解読もなされ
る。
ら、再見積(おすすめプランの作成し直し)が必要であ
るか否かを判別する(S34)。所定項目が変更されて
いるためなどの理由で再見積が必要ならば、扱者端末2
0は、おすすめプランを作成し直して継続申込書のeメ
ールデータを更新する(S35)。この際のおすすめプ
ランの作成も、上述したような要素の分析に基づく。ま
た、扱者端末20がそのような要素データを所有してい
ない場合には、サーバ10から取り出して利用するよう
にしても良い。さらに、ステップS35では、おすすめ
プランの作成し直しをサーバ10に依頼し、その返信を
受けて、継続申込書のeメールデータを更新するように
しても良い。なお、扱者が手作業でおすすめプランの作
成し直し、入力部を用いて入力させるようにしても良
い。
ンを作成し直した場合には、扱者端末20は、照合結果
に基づいて、継続申込書のeメールデータにおいて、他
の変更を要する項目があるか否かを判別し、あれば、継
続申込書のeメールデータを更新する(S36、S3
7)。
する項目があってそれに対する更新処理を終了した場合
には、扱者端末20は、回答を要する質問(質問以外で
も良いが)があるか否かを判別し(S38)、あれば、
扱者に入力部から回答データを入力させ、eメールデー
タに組み立てて発送する(S39)。
する質問があってそれに対する回答の発送を終えた場合
には、扱者端末20は、顧客が扱者の訪問を希望してい
るか否かを判別する(S39)。
は、紙帳票でなる継続申込書を専用印刷部21を用いて
印刷させ(S40)、内部記憶している訪問スケジュー
ルデータの空き時間を探索してその時間にその顧客デー
タを記録して(S41)、図13に示す一連の処理を終
了する。この場合には、電話などで顧客と訪問日時を詰
めることになる。なお、訪問日時の決定はこの際には実
行せず、訪問日時予定をeメールで顧客(顧客端末3
0)に発送して確認を得るようにしても良い。また、紙
帳票の継続申込書の印刷は、訪問日に行うようにしても
良い。
合には、扱者端末20は、大容量記憶装置からその顧客
についての継続申込書のeメールデータ(更新がなされ
たもの)を取り出して発送し(S42)、図13に示す
一連の処理を終了する。
目は、継続申込書のeメールデータ(更新がなされたも
の)に全て含まれているので、紙帳票の継続申込書を印
刷する際には、継続申込書のeメールデータ(更新がな
されたもの)から、適宜データを取り出して印刷する。
すなわち、扱者端末20が印刷することができる。な
お、サーバ10側に印刷処理を委ねるようにしても良
い。
者端末20の当日作業予定処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
まず、訪問スケジュールデータから当日のデータを抽出
して印刷させる(S50)。また、扱者端末20は、応
答eメールデータの期限日ファイルから、期限を超えて
いて応答有りが設定されていない顧客のデータを抽出し
て印刷させる(S51)。期限日ファイルからのデータ
削除は、扱者からの削除入力があったときだけとする。
書のeメールデータを受領し、顧客端末30に表示させ
た顧客(訪問不要の顧客)は、希望するおすすめプラン
に係る「申込」ボタンアイコンを操作した後、「確認」
ボタンアイコン42cを操作し、これにより、顧客端末
30から、継続申込書として完成されたeメールデータ
(以下、継続依頼eメールデータと呼ぶ)が扱者端末2
0宛てに発送される(T15)。このような継続依頼e
メールデータの内容は、扱者が扱者端末20上で確認
し、サーバ10に継続契約の計上データ(全てのデータ
ではなく少なくとも更新登録に必要なデータ)として転
送させる(T16)。
し、訪問された顧客は、顧客自身又は扱者が捺印を行っ
て継続申込書として完成させる(上述したT14)。こ
の完成された継続申込書に対する扱者の処理は、新規加
入時と同様になされ、サーバ10に継続契約の計上デー
タが転送させる(T16)。この場合も、完成された継
続申込書を保険会社に郵送又は持参し、保険会社側で計
上データ化させても良い(T17)。
を確認した後、保険料の請求処理(訪問して徴収した場
合は不要)や、自動車保険契約データベース11aの内
容の更新処理を行う(T18)。
保険契約データベース11a、及び、扱者オリジナルデ
ータベース11bの内容から、保険証券のeメールデー
タを組み立てて継続契約した顧客(顧客端末30)に宛
てて発送する(T20)。
データの一例(表示イメージで示している)を示すもの
である。図15及び図16の双方で示されている部分が
保険証券のeメールデータ44となっている。
きている保険証券と同様な項目を含んでいる。紙の保険
証券の場合、お礼文などの契約内容を規定しない文章は
省略されるが、保険証券のeメールデータ44の場合に
は、契約内容を規定しない文章も含んでいる。また、図
15及び図16に示す例では、契約者を特定する情報と
して、そのeメールアドレスも含んでいる。
からは、書誌的内容が記述された図15に示した第1頁
部分44−1と、継続契約の具体的内容が記述された図
16に示した第2頁部分44−2とでなる。第2頁部分
44−2は、データ的には暗号化されており、第1頁部
分44−1の「内容表示」ボタンアイコン44aの操作
及び解読キーの入力により第2頁部分44−2が表示さ
れる。
未加入契約 次に、新商品(新保険)の契約を獲得したり、新特約の
契約(承認)を獲得したり、ある契約者から他種目の契
約や他社契約者(一切の契約をしていない者を含む)か
ら自社の契約(未加入契約)を獲得したりする際の動作
及び処理の流れを図面を参照しながら説明する。
び処理の流れは同様であるので、以下では、新商品の場
合を中心に説明し、新特約契約及び未加入契約について
は適宜補足説明を行う。
処理の流れを示す説明図である。なお、これらの図面に
おける「顧客」及び「扱者」の用語も、人間を表す場合
もあれば、端末を表す場合もある。
送を保険会社(サーバ10)に委ねている扱者は、顧客
(契約者)との接触などを通じて得た、その顧客への継
続案内に含めたいオリジナルデータを扱者端末20から
入力し、保険会社のサーバ10に接続されている扱者オ
リジナルデータベース11bに登録する(T40)。な
お、サーバ10による後述する手順T41での対象顧客
の抽出情報を扱者端末20に転送させ、新商品を意識し
た扱者オリジナルデータを扱者オリジナルデータベース
11bに登録させるようにしても良い。
などのeメール発送を自己が行う扱者も、顧客への新商
品案内に含めたい情報を扱者オリジナルデータベース1
1bに登録するようにしても良い。
サーバ10によるデータベースマーケティング処理を立
ち上げる。このとき、サーバ10は、新商品の案内を送
付する顧客の抽出や新商品契約用のeメールデータの作
成処理及び発送処理などを実行する(T41−1及びT
41−2、T42−1〜T42−3)。
ールデータと、新商品契約申込書のeメールデータとが
作成される。この場合において、案内のeメールデータ
の顧客への発送者として、扱者(扱者端末20)が設定
されている場合であれば、手順T41−1及びT41−
2が実行され、案内のeメールデータの顧客への発送者
として、保険会社(サーバ10)が設定されている場合
であれば、手順T42−1〜T42−3が実行される。
た継続契約に係る図2の手順T7−1及びT8−1に対
応するものであり、新商品の案内を送付する顧客の抽出
処理を除けば、同様な処理であり、その詳細説明は省略
する。
出処理は、既存のいかなる方法を適用しても良い。例え
ば、新商品に類似している既存商品や新商品が前提とし
ている既存商品(1商品とは限らない)の契約者を抽出
するようにしても良く、しかも、契約日が所定日より前
の契約者だけに限定しても良い。また、後述する見込み
客アンケート(図19参照)を回収して形成された見込
み客データベース(図示せず)に登録されている者から
抽出するようにしても良い。この場合において、新商品
に類似している他社既存商品に係る見込み客を抽出する
ようにしても良い。
約を普及させるため案内を送付することがある。新特約
の案内を送付する顧客の抽出の場合は、例えば、新特約
に係る契約の契約者を抽出することになる。この場合、
新特約に係る契約の契約者を全て抽出しても良い。ま
た、新特約に係る契約の契約者の中から、新特約に類似
している既存特約や新特約が前提としている既存特約
(1特約とは限らない)を付けている契約者を抽出して
も良く、新特約に類似している既存特約や新特約が前提
としている既存特約を付けていない契約者を抽出するよ
うにしても良い。
すために、未加入者に契約案内を送付することがある。
ここで、未加入者とは、他種目商品を契約していても意
図する商品の契約をしていない者や、他社契約者(一切
の契約をしていない者を含む)などである。契約者数を
増やそうとしている既存商品について、案内を送付する
顧客の抽出は、例えば、他種目の商品の契約者から行っ
たり、また、見込み客アンケート(図19参照)を回収
して形成された見込み客データベースに登録されている
者から抽出するようにしても良い。後者の場合において
は、案内商品に類似している他社商品に係る見込み客を
抽出するようにしても良い。
の一例を示す説明図である。これは、扱者が飛込みセー
ルスで見込み客から情報を聞き取って記載したり、営業
支店や自動車販売会社のロビーなどの任意の場所に設置
しておき、興味がある者(見込み客)が扱者や保険会社
に郵送などで届けたり、そこにいる係員や扱者に記載し
てもらったりするものである。
も、扱者端末20やサーバ10において、入力部からの
キー入力や、光学的文字認識装置(イメージスキャナと
その処理用ソフトウェアとの組合せ)によってデータ化
され、図示しない見込み客データベースに登録される。
っている場合のための記入欄や、自動車に関する情報な
ど案内を形成するのに最低限必要な情報の欄が設けられ
ている。この点は、従来と同様である。これに加えて、
見込み客が有するeメールアドレスの記入欄45aを有
することがここでの特徴となっている。
タの発送者が扱者である場合において、自己の扱者端末
20が新商品案内のeメールを受信すると、扱者は、扱
者端末20の入力部を用いて、各eメールデータに自己
のオリジナルデータを追加し、その後、各顧客端末30
に発送する(T43)。
た継続案内の場合と同様であるので、その詳細説明は省
略する(図6参照)。
0によって新商品案内のeメールデータが顧客(顧客端
末30)に配信され、この時点では、新商品の契約申込
書のeメールデータは扱者の段階で止まっている。
ルデータの一例を示すものである。図20及び図21の
双方で示されている部分が新商品案内のeメールデータ
46となっている。新商品案内のeメールデータ46も
表示データを含むプログラムデータとなっているが、図
20及び図21では表示イメージで示している。
面からは、図20に示した書誌的内容が記述された第1
頁部分46−1と、図21に示した契約に係る具体的内
容が記述された第2頁部分46−2とでなる。第2頁部
分46−2は、データ的には暗号化されており、第1頁
部分46−1の「内容表示」ボタンアイコン46aの操
作及び解読キーの入力により表示される。
ボタンアイコン46bには、扱者端末20宛てのeメー
ル発送を起動するデータ(例えば、扱者端末20のeメ
ールアドレス)が対応付けられており、このアイコン4
6bの操作により、少なくとも顧客からの情報項目の内
容が扱者端末20に返信される。
の各項目の説明は省略する。
商品案内のeメールデータも、図20及び図21に示し
たものと同様であるので、その図示及び説明は省略す
る。契約商品の新特約を契約者に案内する際の新特約案
内のeメールデータも、図20及び図21に示したもの
とほぼ同様である。異なる点は、案内のタイトルや、
「案内する商品の説明、…」の項目46cが新特約に関
するものとなっている点である。新特約案内のeメール
データの図示は省略する。
0)へ送付した以降、契約を獲得し、保険証券のeメー
ルデータ(上述した図15及び図16のものと同様)を
顧客(顧客端末30)に発送する間での処理の流れは、
上述した継続契約の場合と同様であるので、その詳細説
明は省略する(T44〜T53参照)。
商品案内に対し、加入希望の意志表示を行った顧客に送
付される保険契約申込書のeメールデータ47を示して
いる。
図22に示した書誌的内容が記述された第1頁部分47
−1と、図23に示した契約に係る具体的内容が記述さ
れた第2頁部分47−2とでなり、第2頁部分47−2
は、データ的には暗号化されている。第1頁部分47−
1の「内容表示」ボタンアイコン47aの操作及び解読
キーの入力により第2頁部分47−2が表示される。第
2頁部分47−2における「確認」ボタンアイコン47
bには、扱者端末20宛てのeメール発送を起動するデ
ータ(例えば、扱者端末20のeメールアドレス)が対
応付けられている。なお、各項目についての説明は省略
する。
し、契約が締結され、顧客に送付される保険証券のeメ
ールデータも、上述した図15及び図16に示したもの
と同様である。
込書は、既に保険契約が締結されており、特約部分だけ
についての申込みであるので、承認請求書と呼んでいる
保険会社が多い。
加入希望の意志表示を行った顧客に送付される承認請求
書のeメールデータ48を示している。
4に示した書誌的内容が記述された第1頁部分48−1
と、図25に示した契約に係る具体的内容が記述された
第2頁部分48−2とでなり、第2頁部分48−2は、
データ的には暗号化されている。第1頁部分48−1の
「内容表示」ボタンアイコン48aの操作及び解読キー
の入力により第2頁部分48−2が表示される。第2頁
部分48−2における「確認」ボタンアイコン48bに
は、扱者端末20宛てのeメール発送を起動するデータ
が対応付けられている。なお、各項目についての説明は
省略する。
望した顧客に送付される証書を、承認書と呼んでいる保
険会社が多い。
際に顧客に送付される承認書のeメールデータ49を示
している。
示した書誌的内容が記述された第1頁部分49−1と、
図27に示した契約に係る具体的内容が記述された第2
頁部分49−2とでなり、第2頁部分49−2は、デー
タ的には暗号化されている。第1頁部分49−1の「内
容表示」ボタンアイコン49aの操作及び解読キーの入
力により第2頁部分49−2が表示される。なお、各項
目についての説明は省略する。
ができる。
に与えられる各種の紙帳票に、顧客のeメールアドレス
の記入欄を設け、そのeメールアドレスをデータ化して
保険会社のサーバ10に登録するようにしたので、保険
会社(サーバ10)からの各種書類をeメールデータと
して顧客(顧客端末30)に与えることができ、保険会
社において紙帳票を印刷する煩雑な作業や処理を不要に
できると共に、コストを低下させることができる。
約料を安くするようなこともでき、このようにした場合
には、契約率の向上を期待できる。
送付する各種書類をeメールデータとしたので、書類
(eメールデータ)に盛り込むことができる情報量を従
来より多くでき、顧客に対するサービスを一段と向上さ
せることができる。
データを、書誌的内容が記述された部分と具体的内容が
記述された部分とに分け、具体的内容が記述された部分
は暗号化し、解読キーの入力を待って表示するようにし
たので、顧客のプライベートを保護できると共に、セキ
ュリティを確保することができる。
ルデータにおいても、少なくとも具体的内容が記述され
た部分は暗号化し、解読キーの入力を待って表示するよ
うにしたので、顧客のプライベートを保護できると共
に、セキュリティを確保することができる。
(扱者端末20)間でも暗号化してデータを転送するよ
うにしたので、この点でも、顧客のプライベートを保護
できると共に、セキュリティを確保することができる。
データには扱者のオリジナルデータを挿入し、又は、扱
者端末20が顧客へのeメールデータに扱者のオリジナ
ルデータを挿入できるようにしたので、顧客への書類を
eメールで送付するとしても、扱者が顧客を訪問する従
来の方法と同様に扱者からの情報も提供でき、eメール
発送による悪影響が生じることがない。
しても、保険会社から発送する場合でも扱者名で発送し
たりするなど、基本的には、顧客(顧客端末30)と扱
者(扱者端末20)とのやりとりを中心に据えたので、
顧客と扱者との人間関係を尊重することができる。
約を締結したり締結していることは多く、電子データで
書類を授受するとしても、その人間関係を尊重すること
は、現時点での保険業務では重要である。
込みは訪問で可能にしていることも、このような現時点
での保険業務を尊重している。
対しては顧客からの応答をほとんど期待できず、送付
後、扱者から電話などで連絡をいれることになるが、こ
の実施形態の場合、案内のeメールデータなどの送付に
対し、「返信」ボタンアイコンなど操作に応じて自動的
に返信させるようにしたので、返信率(連絡率)を非常
に高くできると共に、顧客からの希望などを早期に取り
込むことができる。
なり、顧客に対するサービスを従来より向上させること
ができる。
うようにしたので、顧客が任意のタイミングで処理を行
うことができ、顧客の時間を制約することを防止できる
と共に、各種案内の送付など、保険会社側が契約締結の
ために必要となる第1歩の処理を開始することができ
る。
客から契約締結のために必要となる第1歩の処理を開始
しなければならない。第1歩の処理を開始する顧客は、
契約締結の意志がある顧客に限られ、案内などから、そ
のような意志を持たせることには不向きなシステムであ
る。
ータ化してeメールで顧客(顧客端末30)に送付する
ようにしているので、顧客は印刷して紙帳票として保険
証券を残すことができると共に、電子データとしてもそ
のまま残すことができる。
を変形した実施形態について言及したが、さらに、以下
に例示するような変形実施形態を挙げることもできる。
30)との直接の通信端末が基本的には扱者端末20で
あるものを示したが、扱者(扱者端末20)を介在させ
ずに、保険会社(サーバ10)と顧客(顧客端末30)
とが直接通信するシステムであっても良い。
施形態において、扱者(扱者端末20)が実行していた
処理を、保険会社(サーバ10)が実行する。なお、こ
の場合であっても、案内のeメールデータに対する応答
のeメールデータにおいて、訪問が希望されているとき
には、例えば、保険会社から扱者へ連絡して扱者が訪問
すれば良い。
eメールデータを全て保険会社(サーバ10)に届くよ
うにし、それを保険会社(サーバ10)が扱者(扱者端
末20)に配信するようにしても良い。この場合におい
て、サーバ10がおすすめプランなどの修正を行った後
に扱者端末20に配信するようにしても良い。
データを保険会社が扱者又は顧客に発送するのと並行し
て契約申込書を扱者に発送するものを示したが、案内の
eメールデータに対する応答のeメールがあったとき
に、契約申込書の発送(作成もこの時点で良い)を行う
ようにしても良い。
記述した部分に対しては、暗号化せずに伝送するものを
示したが、この部分をも暗号化して伝送するようにして
も良い。この場合においては、顧客端末がeメールを受
信して開く際に解読キーの入力を求めれば良い。
述した部分の暗号化は項目を区別することなく行うもの
を示したが、暗号化の段階を複数にしても良い。例え
ば、顧客の口座番号やカード番号などが記述されている
保険料払い込み方法の項目について、他の項目より複雑
な暗号化を行い、解読キーもより複雑にするようにして
も良い。
日を暗号キー(解読キー)とするものを示したが、他を
適用するようにしても良いことは勿論である。例えば、
予めかみ帳票に暗号キー(パスワード)の記入欄を設け
て記入されたものを暗号キーとして適用するようにして
も良い。また、例えば、保険会社側で暗号キーを定め、
電話などで予め顧客に連絡するようにしても良い。
た保険証券(承認書を含む)は、eメールデータである
ものを示したが、加入意志を示した申込書のデータに、
紙帳票を希望するか否かの選択項目を設け、それに応じ
た保険商品を顧客に発送するようにしても良い。
ルを発送する場合であっても、保険会社が案内などのe
メールデータを作成するものを示したが、案内などの電
子データ化は保険会社(サーバ10)が行い、その電子
データのeメールデータ化は扱者(扱者端末20)が行
うものであっても良い。
険に適用した第2の実施形態を図面を参照しながら詳述
する。なお、以下では、第1の実施形態との相違点を中
心に説明する。
ウェア構成的には、第1の実施形態に係る上述した図1
で表すことができ、そのため、第2の実施形態のシステ
ム構成図の図示は省略し、図1での符号等を用いて説明
を行う。
者端末20)及び顧客(顧客端末30)での動作や処理
は、当然に、第1の実施形態とは異なっている。
の流れ 次に、第2の実施形態のシステムの動作や人間(扱者や
顧客)の動作を、処理の流れと共に説明する。
れを図面を参照しながら説明する。
処理の流れを示す説明図である。なお、これらの図面に
おける「顧客」及び「扱者」の用語も、人間を表す場合
もあれば、端末を表す場合もある。
形態に係る図2及び図3に対応するものであり、顧客端
末30に継続案内のeメールデータが届いた以降の動作
及び処理の流れを示している。
態の動作及び処理の流れとほぼ同様であるが、以下の点
が第1の実施形態と異なっている。
電子データを作成するが(図2の手順T7−1又はT8
−1参照)、この第2の実施形態でも、書誌的内容を第
1頁部分に含み、具体的内容を第2頁部分に含むように
作成し、かつ、第2頁部分は暗号化処理する。
の電子データを表示イメージで表した場合には、上述し
た図7及び図8で表すことができ、継続申込書の電子デ
ータを表示イメージで表した場合には、上述した図10
及び図11で表すことができる。但し、継続案内の電子
データのプログラム的構成は、後述するように、第1の
実施形態のものとは異なっており、同様に、継続申込書
の電子データのプログラム的構成も、第1の実施形態の
ものとは異なっている。
は、第1の実施形態とは異なって、継続案内の第1頁部
分41−1(図7参照)だけをeメールデータに変換し
て、顧客端末30(案内の発送者として保険会社が設定
されている場合)に宛ててeメール発送し、又は、扱者
端末20(案内の発送者として扱者が設定されている場
合)にはそのeメールデータを転送し、継続案内の第2
頁部分41−2(暗号化されている)は発送待ち格納デ
ータベース11cに格納する(図2の手順T7−1及び
T8−1参照)。
は、継続申込書の第1頁部分42−1(図8参照)だけ
をeメールデータに変換して発送待ち格納データベース
11cに格納すると共に、継続申込書の第2頁部分42
−2(暗号化されている)も発送待ち格納データベース
11cに格納する(図2の手順T7−1及びT8−1参
照)。
送された扱者端末20においては、扱者のオリジナルデ
ータを適宜挿入した後、継続案内の第1頁部分41−1
を、顧客端末30に宛ててeメール発送する(図2の手
順T9参照)。
て、顧客(顧客端末30)は、まず、継続案内の第1頁
部分41−1を受信して表示することになる(図28の
T60)。
表示を希望する顧客は、第1頁部分41−1に含まれて
いる「内容表示」ボタンアイコン41aを操作し、ま
た、解読キー(例えば、契約者の生年月日)を入力する
ことになる。これにより、第2頁部分41−2も表示さ
れる(T61)。
示」ボタンアイコン41aの操作及び解読キー(暗号キ
ー)の入力は、第1頁部分41−1と同時に受信してい
た第2頁部分41−2の暗号を解読して表示することを
起動するものであった。
合、「内容表示」ボタンアイコン41aの操作及び解読
キー(暗号キー)の入力は、保険会社(サーバ10)の
発送待ち格納データベース11cに格納されている第2
頁部分41−2(図8参照)の当該顧客端末30へのダ
ウンロード、及び、ダウンロードされた第2頁部分41
−2の解読表示を起動するものである。なお、解読キー
の入力は、第2頁部分41−2の当該顧客端末30への
ダウンロード後に求めるようにしても良い。
た段階における顧客の動作は、第1の実施形態と同様で
ある。すなわち、継続案内の具体的内容を確認し、適
宜、修正や希望を入れ、その後、「返信」ボタンアイコ
ン41bを操作し、応答の電子データを返信する(T6
2)。この返信データも、暗号化されて送信される。図
28では、返信先がサーバ10の場合を示しているが、
扱者端末20であっても良い。また、第1の実施形態と
は異なって、応答の電子データの返信はeメールによら
ずに行っても良い(eメール発送でも良いが)。
行させる、継続案内の電子データのプログラム的構成
は、図30で表すことができる。図30において、第1
の実施形態に係る図9との同一、対応ステップには同一
符号を付して示している。第2の実施形態の場合、継続
案内の第2頁部分41−2をダウンロードするステップ
S60が増えている。
子データに対する応答の電子データを受信すると、その
応答の電子データを扱者端末20に暗号化転送し(T6
3)、扱者(扱者端末20)は、第1の実施形態と同様
にして、返信内容を確認すると共に、修正等が必要な場
合には継続申込書の修正を行って(T64、T65)、
このような処理後のデータを、保険会社(サーバ10)
に暗号化転送する(T66)。このとき、サーバ10
は、この受信データに応じ、適宜、発送待ち格納データ
ベース11cに格納されている継続申込書の第2頁部分
42−2を更新する(T67)。
応答の電子データにおける「手続き方法の希望」の項目
(図8の項目41g)の内容を判別し、それに応じた継
続申込書の顧客への送付処理を行う。
いるときには、サーバ10は、発送待ち格納データベー
ス11cに格納されている継続申込書の第1頁部分42
−1(図10参照)を取り出して、顧客端末30に宛て
てeメール発送する。又は、継続申込書の第1頁部分4
2−1を取り出して扱者端末20に暗号化転送し、扱者
端末20によって、継続申込書の第1頁部分42−1
を、顧客端末30に宛ててeメール発送させる(T6
8)。
42−1が受信されて表示され、さらに、第2頁部分4
2−2(図11参照)の表示を希望する顧客は、第1頁
部分42−1に含まれている「内容表示」ボタンアイコ
ン42aを操作し、また、解読キー(例えば、契約者の
生年月日)を入力することになる。これにより、第2頁
部分42−2も表示される(T69)。
形態では、「内容表示」ボタンアイコン42aの操作及
び解読キー(暗号キー)の入力は、第1頁部分42−1
と同時に受信していた第2頁部分42−2の暗号を解読
して表示することを起動するものであった。
合、「内容表示」ボタンアイコン42aの操作及び解読
キー(暗号キー)の入力は、保険会社(サーバ10)の
発送待ち格納データベース11cに格納されている第2
頁部分42−2(図11参照)の当該顧客端末30への
ダウンロード、及び、ダウンロードされた第2頁部分4
2−2の解読表示を起動するものである。すなわち、継
続案内の場合と同様なものとなっている。
れた段階における顧客の動作は、第1の実施形態と同様
である。すなわち、継続申込書の具体的内容を確認し、
おすすめプランを選択し、その後、「確認」ボタンアイ
コン42cを操作し、応答(契約申込)の電子データを
返信する(T70)。この際の応答データも、暗号化さ
れて送信される。図29では、返信先がサーバ10の場
合を示しているが、扱者端末20であっても良い。ま
た、応答の電子データの返信はeメールによらずに行っ
ても良く、eメール発送でも良い。
ム的構成は、継続案内の電子データのプログラム的構成
から類推できるので、その図示及び説明は省略する。
において、手続き方法として、訪問が希望されていると
きには、サーバ10は、発送待ち格納データベース11
cに格納されている継続申込書の第2頁部分42−2
(図11参照)から必要項目のデータを取り出して扱者
端末20に暗号化転送し、又は、扱者端末20がそのよ
うなデータをダウンロード(暗号化はされている)さ
せ、専用印刷部21によって、紙帳票の継続申込書(図
12参照)を印刷させる(T71)。
持参して顧客を訪問し、継続申込を実行させる。なお、
訪問による継続申込には、この第2の実施形態の特徴は
ないので、これ以上の説明は省略する。
社(サーバ10)においては、その内容を確認した後、
自動車保険契約データベース11aを更新させる(T7
2)。この際、適宜、保険料の請求処理等も実行され
る。
保険契約データベース11a、及び、扱者オリジナルデ
ータベース11bの内容から、書誌的内容の第1頁部分
44−1(図15参照)及び具体的内容の第2頁部分4
4−2(図16参照)でなる保険証券の電子データを組
み立て、この保険証券の第1頁部分44−1を継続契約
した顧客(顧客端末30)に宛ててeメール発送すると
共に、保険証券の第2頁部分44−2(暗号化されてい
る)を発送待ち格納データベース11cに格納する(T
73)。
4−1が受信表示されると、顧客は、この第1頁部分4
4−1に含まれている「内容表示」ボタンアイコン44
a(なお、アイコン名が「ダウンロード」でも良い)を
操作し、また、解読キー(例えば、契約者の生年月日)
を入力することになる。これにより、第2頁部分44−
2も表示される(T74)。そして、必要に応じて、顧
客は、保険証券の第2頁部分44−2を印刷出力させる
ことになる。
形態では、「内容表示」ボタンアイコン44aの操作及
び解読キー(暗号キー)の入力は、第1頁部分44−1
と同時に受信していた第2頁部分44−2の暗号を解読
して表示することを起動するものであった。
合、「内容表示」ボタンアイコン44aの操作及び解読
キー(暗号キー)の入力は、保険会社(サーバ10)の
発送待ち格納データベース11cに格納されている第2
頁部分44−2(図16参照)の当該顧客端末30への
ダウンロード、及び、ダウンロードされた第2頁部分4
4−2の解読表示を起動するものである。すなわち、継
続案内や継続申込書の場合と同様なものとなっている。
未加入契約 新商品(新保険)の契約を獲得したり、新特約の契約
(承認)を獲得したり、ある契約者から他種目の契約や
他社契約者(一切の契約をしていない者を含む)から自
社の契約(未加入契約)を獲得したりする際の、第2の
実施形態の動作及び処理の流れで特徴的な点は、上述し
た第2の実施形態の継続契約の場合と同様である。
説明は省略する。なお、新商品契約を例に、動作及び処
理の流れでの特徴点を図31及び図32に示しておく。
これら図31及び図32と、上述した継続契約に係る図
28及び図29との比較から、新商品契約での動作及び
処理の流れでの特徴点は理解できる。
ができる。
に与えられる各種の紙帳票に、顧客のeメールアドレス
の記入欄を設け、そのeメールアドレスをデータ化して
保険会社のサーバ10に登録するようにしたので、保険
会社(サーバ10)からの各種書類をeメールデータと
して顧客(顧客端末30)に与えることができ、保険会
社において紙帳票を印刷する煩雑な作業や処理を不要に
できると共に、コストを低下させることができる。
約料を安くするようなこともでき、このようにした場合
には、契約率の向上を期待できる。
送付する各種書類を電子データとしたので、書類(電子
データ)に盛り込むことができる情報量を従来より多く
でき、顧客に対するサービスを一段と向上させることが
できる。
タを、書誌的内容が記述された部分と具体的内容が記述
された部分とに分け、具体的内容が記述された部分は暗
号化しておくと共に、最初に、書誌的内容が記述された
部分だけをeメール発送し、書誌的内容の表示から具体
的内容が記述された部分の表示が求められたときに、具
体的内容が記述された部分を保険会社からダウンロード
し、解読して表示するようにしたので、顧客のプライベ
ートを保護できると共に、セキュリティを確保すること
ができる。
ータにおいても、少なくとも具体的内容が記述された部
分は暗号化し、伝送するようにしたので、顧客のプライ
ベートを保護できると共に、セキュリティを確保するこ
とができる。
(扱者端末20)間でも暗号化してデータを転送するよ
うにしたので、この点でも、顧客のプライベートを保護
できると共に、セキュリティを確保することができる。
タには扱者のオリジナルデータを挿入し、又は、扱者端
末20が顧客への電子データに扱者のオリジナルデータ
を挿入できるようにしたので、顧客への書類を電子デー
タで送付するとしても、扱者が顧客を訪問する従来の方
法と同様に扱者からの情報も提供でき、電子データ発送
による悪影響が生じることがない。
も、保険会社から発送する場合でも扱者名で発送したり
するなど、顧客(顧客端末30)と扱者(扱者端末2
0)とのやりとりを認めているので、顧客と扱者との人
間関係を尊重することができる。
申込みは訪問で可能にしていることも、このような現時
点での保険業務を尊重している。
対しては顧客からの応答をほとんど期待できず、送付
後、扱者から電話などで連絡をいれることになるが、こ
の実施形態の場合、案内の電子データなどの送付に対
し、「返信」ボタンアイコンなど操作に応じて自動的に
返信させるようにしたので、返信率(連絡率)を非常に
高くできると共に、顧客からの希望などを早期に取り込
むことができる。
なり、顧客に対するサービスを従来より向上させること
ができる。
(第1頁部分の発送)をeメールで行うようにしたの
で、顧客が任意のタイミングで処理を行うことができ、
顧客の時間を制約することを防止できると共に、各種案
内の送付など、保険会社側が契約締結のために必要とな
る第1歩の処理を開始することができる。
ータ化し、eメールで取り出せることを案内し、顧客
(顧客端末30)からの求めに応じて送付するようにし
ているので、顧客は印刷して紙帳票として保険証券を残
すことができると共に、電子データとしてもそのまま残
すことができる。
を変形した実施形態について言及したが、さらに、以下
に例示するような変形実施形態を挙げることもできる。
なお、第1の実施形態の変形実施形態と重複する変形実
施形態については言及しない。
頁部分の電子データを暗号化して発送待ち格納データベ
ース11cに格納するものを示したが、第2頁部分の電
子データを暗号化せずに発送待ち格納データベース11
cに格納しておき、送信が必要となったときに暗号化処
理を行うようにしても良い。
頁部分の表示状態からは、顧客は返信だけを指示できる
ものを示したが、契約内容の変更がないようなものであ
れば、契約申込書の第2頁部分のダウンロードを指示で
きるようにしても良い。
記述した部分に対しては、1回のダウンロードで全て伝
送するものを示したが、具体的内容の項目も重要度等に
よって複数に分類し、分類毎にダウンロードさせるよう
にしても良い。この場合には、その都度、解読キー(分
類で異なっていても良い)を入力させることが好まし
い。
少なくとも一部がeメールで発送される電子データに係
る書類は上記各実施形態の書類種類に限定されるもので
はない。例えば、契約申込があった場合には、振込依頼
書を電子データで送付するようにしても良い。
おしらせや、当該保険会社主催のイベントのお知らせ
等)は、書誌的内容部分と具体的内容部分とを分けるこ
となく、1回のeメールで通知するようにしても良い。
このような場合には、暗号化等も不要にできる。
られたeメールアドレスの記入欄の記載から顧客(顧客
予定者を含む)のeメールアドレスを取得して計上デー
タ化するものを示したが、他の方法でeメールアドレス
を取得するようにしても良いことは勿論である。
的内容の記述部分及び具体的内容の記述部分がそれぞれ
1頁構成のものを示したが、2頁以上の構成で良いこと
は勿論である。
顧客を意図して行ったが、団体保険に対しても、顧客側
の端末のeメールアドレスを取得できたならば、本発明
の技術思想を適用しても良い。
社における情報処理装置がサーバ10の1台のように説
明したが、これは、本発明の特徴を理解し易くしたため
であり、実際上、複数の情報処理装置で構成されてい
る。
例を示すブロック図である。図33において、通信サー
バ80は、扱者端末20や顧客端末30との通信機能を
担うものである。各種データベース81は、計上データ
を記憶するようなデータベースや、扱者端末20や顧客
端末30に送信するようなデータを格納しているデータ
ベースなどである。ホストコンピュータ82は、顧客端
末30や扱者端末20に宛てて発送する電子データを作
成したり、顧客端末30や扱者端末20からのデータ
(返信データ等)を適宜処理するものである。センター
端末83、専用印刷部84及び帳票読取部85は、第1
の実施形態で説明したものと同様である。ホストコンピ
ュータ82には、専用回線を介して、帳票読取部87を
有する営業支店端末86も接続されているが、これも、
上記各実施形態での保険会社側の装置の一部を構成す
る。紙帳票の計上データ化は営業支店端末86において
もなされる。
の関係では、通信サーバ80、ホストコンピュータ8
2、営業支店端末86等をまとめて示したものである。
は、自動車保険に限定されず、火災保険等の他の損害保
険であっても良く、また、損害保険と同様な処理の流れ
を有する生命保険(年金保険を含む)等の他の保険であ
っても良い。
ば、顧客のeメールアドレスを含む計上データを記憶す
る計上データ記憶手段と、少なくとも上記計上データ記
憶手段の記憶内容に基づいて、保険会社から顧客への契
約に係る所定書類の電子データを作成する電子所定書類
作成手段と、その所定書類の電子データのうち、少なく
とも一部をeメールで、顧客が有する顧客端末に宛てて
発送する所定書類送信手段とを有するので、損害保険や
生命保険の業務効率を向上でき、かつ、顧客サービスを
飛躍的に向上できるシステムを提供できる。
構成を示すブロック図である。
の流れを示す説明図(1)である。
の流れを示す説明図(2)である。
の一例を示す説明図である。
作成処理例を示すフローチャートである。
ジナルデータの追加・eメール発送処理を示すフローチ
ャートである。
一例を示す説明図(1)である。
一例を示す説明図(2)である。
プログラム的構成を示すフローチャートである。
タの一例を示す説明図(1)である。
タの一例を示す説明図(2)である。
を示す説明図である。
に対する応答eメールデータの受領時の扱者端末の処理
を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
の一例を示す説明図(1)である。
の一例を示す説明図(2)である。
約に係る動作及び処理の流れを示す説明図(1)であ
る。
約に係る動作及び処理の流れを示す説明図(2)であ
る。
図である。
タの一例を示す説明図(1)である。
タの一例を示す説明図(2)である。
データの一例を示す説明図(1)である。
データの一例を示す説明図(2)である。
タの一例を示す説明図(1)である。
タの一例を示す説明図(2)である。
一例を示す説明図(1)である。
一例を示す説明図(2)である。
理の流れを示す説明図(1)である。
理の流れを示す説明図(2)である。
のプログラム的構成を示すフローチャートである。
約に係る動作及び処理の流れを示す説明図(1)であ
る。
約に係る動作及び処理の流れを示す説明図(2)であ
る。
ブロック図である。
バ、11…各種データベース、20…扱者端末、30…
顧客端末。
Claims (19)
- 【請求項1】 顧客のeメールアドレスを含む計上デー
タを記憶する計上データ記憶手段と、 少なくとも上記計上データ記憶手段の記憶内容に基づい
て、保険会社から顧客への契約に係る所定書類の電子デ
ータを作成する電子所定書類作成手段と、 その所定書類の電子データのうち、少なくとも一部をe
メールで、顧客が有する顧客端末に宛てて発送する所定
書類送信手段とを有することを特徴とする保険業務処理
システム。 - 【請求項2】 記入欄として顧客のeメールアドレスを
有する、顧客から保険会社への紙帳票と、 上記紙帳票における記入情報の全て又は一部を電子デー
タでなる計上データにすると共に、計上データの中に顧
客のeメールアドレスを含む計上データ作成手段とをさ
らに有することを特徴とする請求項1に記載の保険業務
処理システム。 - 【請求項3】 上記電子所定書類作成手段は、顧客及び
保険会社間の契約締結の仲介を行う扱者のオリジナルデ
ータを上記所定書類の電子データに含めるものであるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の保険業務処理シ
ステム。 - 【請求項4】 上記電子所定書類作成手段が作成した所
定書類の電子データに、扱者のオリジナルデータを追加
させる扱者データ追加手段をさらに有することを特徴と
する請求項1又は2に記載の保険業務処理システム。 - 【請求項5】 上記電子所定書類作成手段は、所定書類
の書誌的内容及び具体的内容のうち、少なくとも具体的
内容については暗号データとすることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載の保険業務処理システム。 - 【請求項6】 上記電子所定書類作成手段は、所定書類
の書誌的内容及び具体的内容の順に表示させる電子デー
タであって、所定書類の書誌的内容の電子データの中
に、暗号データ化された具体的内容の解読処理を起動す
る解読起動表示要素のデータを含むことを特徴とする請
求項5に記載の保険業務処理システム。 - 【請求項7】 上記電子所定書類作成手段は、所定書類
の書誌的内容及び具体的内容を区別して電子データ化す
るものであり、 上記所定書類送信手段は、所定書類の書誌的内容の電子
データを、eメールで顧客が有する顧客端末に宛てて発
送すると共に、その後、顧客端末側から、所定書類の具
体的内容の電子データが求められたときに、所定書類の
具体的内容の電子データを送信するものであることを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の保険業務処理
システム。 - 【請求項8】 上記電子所定書類作成手段は、先に顧客
端末に与えられる所定書類の書誌的内容の電子データの
中に、その所定書類の具体的内容の電子データの送信を
起動させる具体的内容送信起動表示要素のデータを含む
ことを特徴とする請求項7に記載の保険業務処理システ
ム。 - 【請求項9】 上記電子所定書類作成手段は、所定書類
の書誌的内容及び具体的内容のうち、少なくとも具体的
内容については暗号データとすると共に、所定書類の書
誌的内容の電子データの中に、暗号データ化された具体
的内容の解読処理を起動する解読起動表示要素のデータ
を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の保険業
務処理システム。 - 【請求項10】 上記電子所定書類作成手段は、顧客端
末において、修正、追記、選択などの操作し得る項目の
電子データを含むと共に、その所定書類の電子データの
一部又は全てを、所定宛先に返信することを起動する返
信起動表示要素のデータを含む所定書類の電子データを
作成することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
載の保険業務処理システム。 - 【請求項11】 上記電子所定書類作成手段が作成した
電子データの中に含まれている返信起動表示要素のデー
タは、所定宛先へのeメール発送を起動するものである
ことを特徴とする請求項10に記載の保険業務処理シス
テム。 - 【請求項12】 上記電子所定書類作成手段が作成した
所定書類の電子データの中に、所定宛先に返信する電子
データを暗号化するデータが含まれていることを特徴と
する請求項10又は11に記載の保険業務処理システ
ム。 - 【請求項13】 上記電子所定書類作成手段が作成する
所定書類の電子データが、保険契約の締結又は保険契約
の内容変更を証明する書類であることを特徴とする請求
項1〜9のいずれかに記載の保険業務処理システム。 - 【請求項14】 上記電子所定書類作成手段が作成する
所定書類の電子データが、保険商品又は保険特約の案内
書類であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか
に記載の保険業務処理システム。 - 【請求項15】 上記電子所定書類作成手段が作成する
所定書類の電子データが、保険商品又は保険特約の申込
み書類であることを特徴とする請求項1〜12のいずれ
かに記載の保険業務処理システム。 - 【請求項16】 上記電子所定書類作成手段は、保険商
品又は保険特約の案内書類の電子データを作成するもの
であり、案内書類の電子データの作成と、申込み書類の
電子データの作成とを同時期に実行することを特徴とす
る請求項15に記載の保険業務処理システム。 - 【請求項17】 上記電子所定書類作成手段が作成する
所定書類の電子データが、保険料の支払い方法を指定す
る専用書類であることを特徴とする請求項1〜12のい
ずれかに記載の保険業務処理システム。 - 【請求項18】 上記電子所定書類作成手段及び上記所
定書類送信手段が保険会社のサーバ上に実現されている
ことを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の保
険業務処理システム。 - 【請求項19】 上記電子所定書類作成手段が保険会社
のサーバ上に実現されていると共に、上記所定書類送信
手段が扱者端末上に実現されており、上記電子所定書類
作成手段が作成した電子データを上記所定書類送信手段
に転送するデータ転送手段を有することを特徴とする請
求項1〜17のいずれかに記載の保険業務処理システ
ム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000133817A JP2001319054A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | 保険業務処理システム |
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JP2000133817A JP2001319054A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | 保険業務処理システム |
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Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2001319054A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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