JP2000105789A - 情報出力装置、プリンタ装置、電子商取引システム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報出力装置、プリンタ装置、電子商取引システム、及び記憶媒体

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JP2000105789A
JP2000105789A JP27538198A JP27538198A JP2000105789A JP 2000105789 A JP2000105789 A JP 2000105789A JP 27538198 A JP27538198 A JP 27538198A JP 27538198 A JP27538198 A JP 27538198A JP 2000105789 A JP2000105789 A JP 2000105789A
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Kenichi Fujii
健一 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的且つ的確な電子商取引を行うことがで
き、特に、有価証券の電子商取引に有効なプリンタ装置
を提供する。 【解決手段】 有価証券等の紙媒体の商品の発券につい
ては、顧客側110のプリンタ装置112にて該紙媒体
の商品の画像情報が印刷出力することでなされる。この
とき、顧客側110では、プリンタ装置112の印刷出
力状態(正常に印刷出力されたか)が検出され、その検
出結果が、販売側130に返送される。これにより、正
常に発券できなかった場合には、顧客側110の使用者
に代わってプリンタ装置112が再発行の要請を行うこ
とができ、顧客側110の使用者の手間を省くことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信ネットワークを利用した商品の取引に用いられ、
特に、有価証券(金券)等の売買に用いて有効な情報出
力装置、プリンタ装置、電子商取引システム、及びそれ
を実施するための処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、通信ネットワークを利用し
て、種々の商品の売買が行われるようになってきた(以
下、この商品取引を「電子商取引」と言う)。
【0003】具体的には例えば、顧客は、パーソナルコ
ンピュータ(パソコン)上において、インターネットを
介して商品の販売を行っているホームページをアクセス
し、そのホームページ上で種々の商品を参照する。そし
て、購入したい商品があればそれを選択し、商品の代金
の支払いの手続きのために、クレジットカードの番号を
入力する。これらの顧客側の入力情報(指定商品、クレ
ジットカード番号等)は、インターネットを介して販売
側(売手側)で認識される。これにより、販売側は、顧
客から指定のあった商品を顧客の元に送り届けるよう手
配する。したがって、顧客側には、後日、上記の操作で
指定された商品が送り届けられ、また、商品の代金分が
顧客の口座から引き落とされることになる。このように
近年では、パソコンでの簡単な操作で、所望する商品を
容易に手に入れることができる。
【0004】また、電子商取引される商品が紙媒体の場
合には、その商品が、顧客側のパソコンに接続されてい
るプリンタ装置(以下、単に「プリンタ」と言う)から
プリント出力される。したがって、紙媒体の商品につい
ては、より速く顧客に提供することができる。また、こ
のときのプリント出力用の紙代については顧客側が負担
するが、送料は回線代のみでよいため、より安く顧客に
提供することもできる。
【0005】ここで、紙媒体の商品として、例えば、有
価証券(金券)があるが、有価証券は、商品価値が安定
しており交換性が高い、ということから、偽造を防ぐた
めに特殊な紙媒体や、特殊な印刷等を使用することが多
い。このため、有価証券については、顧客側でのプリン
ト出力による販売は行われていない。
【0006】一方、コンサートチケット等のように、回
収先が定まっている有価証券については、販売側で発券
する有価証券をチケット番号等により管理することで、
有価証券の偽造に対応することが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにして顧客がパソコン上で所定の操作を行って、コ
ンサートチケットのような回収先が定まっている有価証
券を購入するための手続きを行った場合、その手続きに
より顧客側のプリンタ装置では、有価証券のプリント出
力(発券)が行われることになるが、このとき、プリン
タ装置での紙づまりやトナー切れ等により、正常にプリ
ント出力(発券)できない場合がある。このような場
合、従来では、顧客は顧客は販売側に連絡してもう一
度、発券を要請しなければならなかった。また、このよ
うな要請を受けた販売側は、再発行が本当に必要である
か否かを確認することができなかった。このため、販売
側は、顧客の嘘の要請に従って必要以上に発券する事態
が考えられる。これを避けるために、販売側が顧客に対
して無理に確認しようとすれば、当然顧客は不快な思い
をする。
【0008】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、効率的且つ的確な電子商取引を
行うことができ、特に、有価証券の電子商取引に有効な
情報出力装置、プリンタ装置、電子商取引システム、及
びそれを実施するための処理ステップをコンピュータが
読出可能に格納した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、送信されてきた情報を受信する受信手段
と、上記受信手段で受信された情報を外部出力する出力
手段と、上記出力手段により外部出力された情報が特定
画像情報の場合に、該特定画像情報の出力状態を検出す
る検出手段と、上記検出手段にて検出された上記特定画
像情報の出力状態を該情報の送信元に返送する送信手段
とを備えることを特徴とする。
【0010】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記特定画像情報は、複写が禁止された画像情報である
ことを特徴とする。
【0011】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記特定画像情報は、紙媒体の商品を表す画像情報であ
ることを特徴とする。
【0012】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記受信手段は、通信ネットワークを介して送信されて
きた紙媒体の商品の画像情報を受信し、上記出力手段
は、上記受信手段で受信された画像情報を紙媒体に印刷
して出力し、上記検出手段は、上記出力手段の印刷出力
状態を検出することを特徴とする。
【0013】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記受信手段は、上記出力手段で印刷出力すべき紙媒体
の枚数の指定情報を更に受信し、上記検出手段は、上記
受信手段で受信された情報の指定枚数と、上記出力手段
で印刷出力された紙媒体の枚数とを比較することで、上
記出力手段の印刷出力状態を検出することを特徴とす
る。
【0014】第6の発明は、上記第4の発明において、
上記検出手段は、上記出力手段で印刷出力された紙媒体
上の画像情報を読み取る読取手段を含み、該手段で読み
取った画像情報を上記印刷出力状態の検出結果とするこ
とを特徴とする。
【0015】第7の発明は、上記第4の発明において、
上記受信手段は、所定の画像情報及び再印刷の指示情報
を更に受信し、上記出力手段は、上記受信手段で再印刷
の指示情報が受信された場合に、前回受信された画像情
報の印刷を行った紙媒体に対して、上記指示情報と共に
受信された所定の画像情報を印刷することを特徴とす
る。
【0016】第8の発明は、上記第4の発明において、
上記紙媒体の商品は、有価証券を含み、上記出力手段で
印刷出力される紙媒体は、上記商品と同等の価値を有す
ることを特徴とする。
【0017】第9の発明は、上記第4の発明において、
上記紙媒体の商品の画像情報は、固有の識別パターンの
情報を含むことを特徴とする。
【0018】第10の発明は、通信ネットワークを介し
た通信により紙媒体の商品の発券が可能なコンピュータ
に接続されるプリンタ装置であって、上記コンピュータ
で受信された情報を紙媒体に印刷して出力する出力手段
と、上記出力手段により印刷出力される情報が特定画像
情報である場合に、該特定画像情報の印刷出力状態を検
出する検出手段と、上記検出手段により検出された上記
特定画像情報の印刷出力状態を上記コンピュータを介し
て上記特定画像情報の送信元に返送する送信手段とを備
えることを特徴とする。
【0019】第11の発明は、通信ネットワークを介し
た通信により紙媒体の商品の発券が可能なプリンタ装置
であって、上記通信ネットワークを介して送信されてき
た情報を受信する受信手段と、上記受信手段で受信され
た情報を紙媒体に印刷して出力する出力手段と、上記出
力手段により印刷出力される情報が特定画像情報である
場合に、該特定画像情報の印刷出力状態を検出する検出
手段と、上記検出手段により検出された上記特定画像情
報の印刷出力状態を該特定画像情報の送信元に返送する
送信手段とを備えることを特徴とする。
【0020】第12の発明は、上記第10又は11の発
明であって、上記特定画像情報は、複写が禁止された画
像情報であることを特徴とする。
【0021】第13の発明は、上記第10又は11の発
明であって、上記特定画像情報は、紙媒体の商品を表す
画像情報であることを特徴とする。
【0022】第14の発明は、上記第10又は11の発
明であって、上記コンピュータ又は受信手段は、上記出
力手段で印刷出力すべき紙媒体の枚数の指定情報を更に
受信し、上記検出手段は、上記コンピュータ又は受信手
段で受信された情報の指定枚数と、上記出力手段で印刷
出力された紙媒体の枚数とを比較することで、上記出力
手段の印刷出力状態を検出することを特徴とする。
【0023】第15の発明は、上記第10又は11の発
明であって、上記検出手段は、上記出力手段で印刷出力
された紙媒体上の画像情報を読み取る読取手段を含み、
該手段で読み取った画像情報を上記印刷出力状態の検出
結果とすることを特徴とする。
【0024】第16の発明は、上記第10又は11の発
明であって、上記受信手段は、所定の画像情報及び再印
刷の指示情報を更に受信し、上記出力手段は、上記受信
手段で再印刷の指示情報が受信された場合に、前回受信
された画像情報の印刷を行った紙媒体に対して、上記指
示情報と共に受信された所定の画像情報を印刷すること
を特徴とする。
【0025】第17の発明は、上記第10又は11の発
明であって、上記紙媒体の商品は、有価証券を含むこと
を特徴とする。
【0026】第18の発明は、上記第10又は11の発
明であって、上記紙媒体の商品の画像情報は、固有の識
別パターンの情報を含むことを特徴とする。
【0027】第19の発明は、通信ネットワークを介し
た通信により、顧客側と販売側で紙媒体の商品の売買が
可能であり、紙媒体の商品の発券については、顧客側の
プリンタ装置にて該紙媒体の商品の画像情報を印刷出力
することでなされる電子商取引システムであって、上記
プリンタ装置は、請求項1〜9の何れかに記載の情報出
力装置、又は、請求項10〜18の何れかに記載のプリ
ンタ装置が有する機能を備えることを特徴とする。
【0028】第20の発明は、上記第19の発明であっ
て、上記販売側は、上記顧客側から送信されてきた情報
により上記プリンタ装置による発券状態を検出する手段
と、該手段の検出結果に基づいて上記プリンタ装置で印
刷出力する画像情報を上記顧客側に送信する手段とを備
えることを特徴とする。
【0029】第21の発明は、通信ネットワークを介し
た通信により、顧客側と販売側での紙媒体の商品の売買
の際に、紙媒体の商品の発券については、顧客側のプリ
ンタ装置にて該紙媒体の商品の画像情報を印刷出力する
ことでなされる電子商取引のための処理ステップをコン
ピュータが読出可能に格納した記憶媒体であって、該処
理ステップは、上記プリンタ装置の印刷出力状態を上記
販売側に送信する顧客側処理ステップと、上記顧客側処
理ステップにより送信される情報に基づいて、上記プリ
ンタ装置で印刷出力する画像情報を上記顧客側に送信す
る販売側処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0030】第22の発明は、上記第21の発明におい
て、上記販売側処理ステップは、上記販売側が上記プリ
ンタ装置で印刷出力すべき紙媒体の枚数の指定情報を送
信するステップを含み、上記顧客側処理ステップは、上
記販売側処理ステップの送信ステップにより送信される
情報の指定枚数と上記プリンタ装置で印刷出力された紙
媒体の枚数を比較する比較ステップと、該比較ステップ
の比較結果により上記プリント装置の印刷出力状態を検
出する検出ステップと、該検出ステップによる検出結果
を上記販売側の返送する送信ステップとを含むことを特
徴とする。
【0031】第23の発明は、上記第21の発明におい
て、上記顧客側処理ステップは、上記プリンタ装置で印
刷出力された紙媒体上の画像情報を読み取る読取ステッ
プと、該読取ステップにより読み取られた画像情報を上
記印刷出力状態の検出結果として上記販売側に返送する
送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0032】第24の発明は、上記第22の発明におい
て、上記販売側処理ステップは、上記顧客側処理ステッ
プの送信ステップにより送信される情報に基づいて所定
の画像情報及び再印刷の指示情報を上記顧客側に送信す
るステップを含み、上記顧客側処理ステップは、上記販
売側処理ステップにより送信される上記指示情報を受信
した場合に、前回受信された画像情報の印刷を行った紙
媒体に対して、上記指示情報と共に受信された所定の画
像情報を印刷する再印刷ステップを含むことを特徴とす
る。
【0033】第25の発明は、上記第21の発明におい
て、上記紙媒体の商品は、有価証券を含むことを特徴と
する。
【0034】第26の発明は、上記第21の発明におい
て、上記紙媒体の商品の画像情報は、固有の識別パター
ンの情報を含むことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0036】(第1の実施の形態)
【0037】本発明は、例えば、図1に示すような電子
商取引システム100に適用される。この電子商取引シ
ステム100は、有価証券(ここでは「チケット」とす
る)の売買を行うものであり、上記図1に示すように、
顧客側110と販売側130がインターネット部120
を介して接続されている。顧客側110には、コンピュ
ータ111と、コンピュータ111に接続されたプリン
タ112とが設けられており、顧客側110の使用者
(顧客C)は、コンピュータ111上で所定の操作を行
ってインターネット部120を介した販売側130との
通信を行うことで、所望するチケットを購入できるよう
になされている。販売側130(チケットを販売する業
者側)は、チケット販売コンピュータ131が設けられ
ており、ネットワーク120を介して送られてくる顧客
側110の情報に従って、チケットの発券を行うように
なされている。
【0038】尚、上記図1では、1つの顧客側110が
販売側130に接続された構成を示したが、実際には複
数の顧客側が存在する。ここでは、説明の簡単のため
に、1つの顧客側110に着目する。
【0039】そこで、まず、顧客側110に設けられて
いるプリンタ112について説明する。プリンタ112
は、コンピュータ111からの制御信号や画像データ等
を受信し、また、プリンタ112全体の状態やプリント
出力結果等の情報をコンピュータ111に対して出力す
るようになされている。このため、プリンタ112は、
例えば、図2に示すように、メカ部210と、メカ部2
10に接続された制御部220とを備えている。
【0040】制御部220は、CPU等から構成され、
詳細は後述するが、メカ部210の動作制御を行うメカ
制御部221と、コンピュータ111とのデータ通信を
行うためのインターフェース(I/F)223とを含ん
でいる。そして、メカ制御部221には、カウンタ22
2が設けられている。
【0041】メカ部210は、図3に示すように、プリ
ント出力用の紙302がセットされる給紙カセット30
1、感光ドラム303、帯電ローラ304、レーザ光3
06を発する半導体レーザ305、ポリゴンミラー30
7、現像器308、転写ローラ309、定着器310、
及び排紙センサ311を備えており、これらの各部は上
述のメカ制御部221から制御されることで、次のよう
に動作する。
【0042】例えば、プリンタ112でプリント動作が
開始されると、先ず、給紙カセット301から紙302
が、感光ドラム303方向(矢印312の方向)に搬送
される。これと同時に、感光ドラム303が回転し、感
光ドラム303は帯電ローラ304によって一様に帯電
される。一方、半導体レーザ305から、コンピュータ
111からの画像データ(チケットのプリントデータ)
に基づいて変調されたレーザ光306が放射される。こ
のレーザ光306は、回転可能なポリゴンミラー307
で反射され、感光ドラム303を走査する。これによ
り、感光ドラム303上に静電潜像が形成される。感光
ドラム303上に形成された静電潜像は、現像器308
によりトナーで現像される。このトナー像は、転写ロー
ラ309により紙302に転写される。トナー像が転写
された紙302は、定着器310で定着され、排紙セン
サ311を介して排紙される。
【0043】ここで、プリンタ112の最も特徴とする
点は、次のような構成としたことにある。すなわち、上
記図2に示したプリンタ112において、I/F223
は、販売側130からコンピュータ111介して送られ
てきた画像データ(チケットのプリントデータ)を受け
取ると共に、プリント出力する枚数に関する情報(プリ
ント指定枚数情報)をも受け取る。また、メカ制御部2
21は、メカ部210の動作状態を常に監視すること
で、カウンタ222により、排紙センサ311から排紙
される紙302の枚数をカウントする。そして、I/F
223は、カウンタ222のカウント値と、コンピュー
タ111からのプリント指定枚数情報とを比較し、指定
枚数分が正しくプリント出力されたか否かを判別し、そ
の判別結果をコンピュータ111介して販売側130に
返送する。
【0044】図4〜図9は、上記の特徴を有するプリン
タ112を備えた電子商取引システム100において、
チケットの売買時のシステム動作を示したフローチャー
トである。
【0045】先ず、上記図4に示すように、顧客側11
0において、その顧客Cは、顧客Cが所有するコンピュ
ータ111で所定の操作を行うことで、インターネット
部120を介して販売側130のチケット販売コンピュ
ータ131にアクセスする(ステップS101)。これ
により、顧客Cが所有するコンピュータ111の画面上
には、販売側130で販売されている種々のチケット情
報(販売されているチケット情報)が表示される。顧客
Cは、コンピュータ111本体に接続されているマウス
やキーボード(図示せず)を用いて、画面表示された種
々のチケット情報の中から所望するチケット情報を選択
する(ステップS102)。
【0046】ステップS102での入力情報は、インタ
ーネット部120を介して販売側130のチケット販売
コンピュータ131に送られ、これにより、チケット販
売コンピュータ131は、インターネット部120を介
して、チケットを販売するにあたって必要な情報、例え
ば、顧客Cの識別情報、クレジットカードの情報、及び
チケットの購入方法を顧客Cに要求する(ステップS1
03)。このときのチケットの購入方法についての要求
は、購入希望のチケットを郵送等で送るか(以下、「発
送」と言う)、顧客側110でプリント出力するか(以
下、「発券」と言う)の何れかが選択可能なようになさ
れている。これは、本システムの特徴とする構成でもあ
る。
【0047】ステップS103により、顧客側110の
コンピュータ111には、顧客Cの識別情報、クレジッ
トカードの情報、及びチケットの購入方法(発送又は発
券の選択)の入力を促す画面が表示される。顧客Cは、
この画面上にて、上述のマウスやキーボードを用いて、
販売側130から要求された必要な情報を入力する(ス
テップS104)。
【0048】ステップS104での入力情報は、インタ
ーネット部120を介して販売側130のチケット販売
コンピュータ131に送られ、これにより、チケット販
売コンピュータ131は、上記入力情報に含まれるクレ
ジットカードの情報を元に、顧客Cのクレジットカード
が有効であるか否かについて確認をする(ステップS1
05)。
【0049】ステップS105の確認の結果、無効であ
った場合、チケット販売コンピュータ131は、その旨
の情報を、インターネット部120を介して顧客側11
0に送信する(ステップS106)。これにより、顧客
側110のコンピュータ111には、”カード無効のた
めチケットを販売できない”旨を伝える画面が表示さ
れ、これにより、顧客Cはこれを認識する。その後、本
電子商取引が終了となる。
【0050】ステップS105の確認の結果、有効であ
った場合、チケット販売コンピュータ131は、上記入
力情報に含まれる顧客Cの識別情報を元に、顧客Cの身
元を確認をする(ステップS107)。
【0051】ステップS107の確認の結果、顧客Cの
身元の確認が取れなかった場合、チケット販売コンピュ
ータ131は、その旨の情報を、インターネット部12
0を介して顧客側110に送信する(ステップS10
8)。これにより、顧客側110のコンピュータ111
には、”身元不明のためチケットを販売できない”旨を
伝える画面が表示され、これにより、顧客Cはこれを認
識する。その後、本電子商取引が終了となる。
【0052】ステップS107の確認の結果、顧客Cの
身元が確認できた場合、チケット販売コンピュータ13
1は、販売側130で管理している顧客情報等を元に、
顧客Cがチケットを購入した場合に取引限度額を越える
か否かを確認をする(ステップS110)。
【0053】ステップS110の確認の結果、取引限度
額を超える場合、チケット販売コンピュータ131は、
その旨の情報を、インターネット部120を介して顧客
側110に送信する(ステップS110)。これによ
り、顧客側110のコンピュータ111には、”限度額
を超えるためチケットを販売できない”旨を伝える画面
が表示され、これにより、顧客Cはこれを認識する。そ
の後、本電子商取引が終了となる。
【0054】ステップS109の確認の結果、取引限度
額を超えない場合、すなわち顧客Cのクレジットカード
が有効であり、身元が確認され、且つ取引限度額を超え
ない場合、上記図5に示すように、チケット販売コンピ
ュータ131は、上記入力情報に含まれるチケットの購
入方法を元に、顧客Cの希望が発送(郵送等)であるか
発券(プリント出力)であるかを確認をする(ステップ
S111)。
【0055】ステップS111の確認の結果、発送希望
であった場合、チケット販売コンピュータ131は、販
売者に対して、顧客Cが発送を希望した旨を画面表示等
により知らせる(ステップS112)。これにより、販
売者はこれを認識し、顧客Cの希望したチケットを顧客
Cの元に送るように手配する(ステップS113)。ま
た、チケット販売コンピュータ131は、上記入力情報
に含まれるクレジットカードの情報を元に、該当するク
レジット会社に対して、顧客Cが希望(購入)したチケ
ットの代金を請求する(ステップS114)。そして、
チケット販売コンピュータ131は、販売者に対して顧
客Cへの販売が完了した旨を画面表示等により知らせる
と共に、インターネット部120を介して顧客側110
にも知らせる(ステップS115)。その後、本電子商
取引が終了となる。したがって、この場合、顧客側11
0の顧客Cには、後日、指定したチケットが送り届けら
れ、また、チケットの代金分が顧客の口座から引き落と
されることになる。
【0056】一方、ステップS111の確認の結果、発
券希望であった場合、次のような処理が行われる。
【0057】すなわち、先ず、チケット販売コンピュー
タ131は、顧客側110に設けられているプリンタ1
12の準備を指示する情報を、インターネット部120
を介して顧客側110に送信する(ステップS11
6)。
【0058】ステップS116で送られた情報は、顧客
側110のコンピュータ111で受け取られ、”プリン
タの準備”を伝える画面が表示される。これにより、顧
客Cはこれを認識し、コンピュータ111に接続されて
いるプリンタ112を、プリント出力可能な状態にす
る。その後、顧客Cは、プリンタ112の準備が完了し
た旨の情報を、上述のマウスやキーボード等を用いて、
コンピュータ111からインターネット部120を介し
て販売側130に送信する。また、プリント出力を中止
する場合には、顧客Cは、プリンタ112の準備が完了
した旨の情報の代わりに、キャンセルする旨の情報を、
販売側130に送信する。
【0059】このとき、チケット販売コンピュータ13
1は、顧客側110からプリンタ112の準備について
の情報が送られてくるまで、待機状態となり、顧客側1
10から情報が送られてくると、その情報が、”プリン
タ112の準備完了”であるか”キャンセル”であるか
を確認する(ステップS117)。
【0060】ステップS117の確認の結果、”キャン
セル”であった場合、上記図1のステップS101に戻
り、以降の処理が再び行われることになる。尚、この場
合、直ちに”キャンセル”扱いとはせずに、例えば、顧
客側110に対して、チケットの購入方法を発送に変更
するか否かを確認した後、発送に変更の場合には、チケ
ット発送のための処理(ステップS112〜S115)
を行い、そうでない場合には、さらに、チケットの購入
自体をキャンセルするか否かを確認した後、キャンセル
の場合に、実際のキャンセル処理(ステップS101へ
戻る)を行うようにしてもよい。
【0061】ステップS117の確認の結果、”プリン
タ112の準備完了”であった場合、チケット販売コン
ピュータ131は、インターネット部120を介して、
顧客側110のコンピュータ111に対して、プリンタ
112がプリント出力可能な状態にあるか否かを確認さ
せる(ステップS118)。具体的には、チケット販売
コンピュータ131からのプリンタ112の確認の指示
は、コンピュータ111に送られ、コンピュータ111
は、この指示をプリンタ112に対して出力する。プリ
ンタ112において(上記図2参照)、コンピュータ1
11からの指示情報は、I/F223を介してメカ制御
部221に供給され、これにより、メカ制御部221
は、メカ部210内部の状態を確認する。この確認結果
は、I/F223を介してコンピュータ111に供給さ
れる。コンピュータ111は、プリンタ112(メカ制
御部221)からの確認結果により、プリンタ112が
プリント出力可能な状態でない場合、その旨を画面表示
することで顧客Cに知らせると共に、該確認結果を、イ
ンターネット部120を介して販売側130に送信する
(ステップS119)。したがって、この場合には、ス
テップS116に戻り、再度、販売側130から顧客側
11には、プリンタ112の準備の指示が送信されるこ
とになる。
【0062】ステップS118により、プリンタ112
がプリント出力可能な状態となると(プリンタスタンバ
イOK)、上記図6に示すように、販売側130のチケ
ット販売コンピュータ131は、予めコンピュータ内部
に用意されているチケット発券プログラムと、チケット
の画像データと、その発券枚数の情報とを、インターベ
ット部120を介して、顧客側110に送信する(ステ
ップS120)。このとき、チケットの画像データは、
チケット1枚ごとに異なっている。これは、チケットに
バーコード等の識別画像を印刷して、チケット1枚ごと
に識別するためである。
【0063】販売側130からの情報(チケット発券プ
ログラム、チケットの画像データ、発券枚数の情報)を
受けた顧客側110において、コンピュータ111は、
チケット発券プログラムを実行することで、チケットの
画像データをプリンタ112に供給すると共に、発券枚
数の情報をも供給する(ステップS121)。このステ
ップS121にて、プリンタ112に”発券枚数の情
報”を与えることが、本システムにとって重要な作業で
ある。
【0064】プリンタ112において(上記図2参
照)、コンピュータ111からの情報(チケットの画像
データ、発券枚数の情報)を受けたI/F223は、そ
の情報のうちチケットの画像データをメカ制御部221
に供給する。メカ制御部221は、I/F223からの
チケットの画像データをプリント出力するようにメカ部
210を制御する。これにより、チケットの発券が行わ
れることになる(ステップS122)。
【0065】このとき、メカ制御部221は、メカ部2
10でプリント出力される枚数(正常に印刷され排紙さ
れる枚数)を、カウンタ222によりカウントする(ス
テップS123)。
【0066】ステップS122及びS123での発券が
終了すると、I/F223は、コンピュータ111から
の発券枚数の情報と、カウンタ222のカウント値とを
比較することで、発券すべき枚数分が正常に発券できた
か否かを判別し、その判別結果をコンピュータ111に
供給する(ステップS124)。
【0067】コンピュータ111は、プリンタ112
(I/F223)からの判別結果を、インターネット部
120を介して販売側130に送信する(ステップS1
25)。
【0068】このように、顧客側110のプリンタ11
2が発券指定枚数通りにチケットを発券できたか否かに
ついての情報を返送する機能を有することが、本システ
ムの特徴である。そして、この情報がチケット販売コン
ピュータ131に返送されることによって、その情報が
生かされる。
【0069】販売側130において、チケット発券枚数
が正しいか否かの情報を受け取ったチケット販売コンピ
ュータ131は、その情報を元に、顧客側110でのチ
ケット発券枚数が正しいか否かを判別する(ステップS
126)。
【0070】ステップS126の判別の結果、チケット
発券枚数が正しい場合、チケット販売コンピュータ13
1は、ステップS104で入力された顧客側110のク
レジットカードの情報を元に、該当するクレジット会社
に対して、顧客Cに販売したチケットの代金を請求する
(ステップS127)。そして、チケット販売コンピュ
ータ131は、販売者に対して顧客Cへの販売が完了し
た旨を画面表示等により知らせると共に、インターネッ
ト部120を介して顧客側110にも知らせる(ステッ
プS128)。その後、本電子商取引が終了となる。
【0071】一方、ステップS126の判別の結果、チ
ケット発券枚数が正しくない場合、すなわち顧客側11
0のプリンタ112で正常にプリント出力できなかった
場合、上記図7に示すように、チケット販売コンピュー
タ131は、正しく発券できなかった画像データの識別
画像を無効な識別画像として登録する(ステップS12
9)。そして、チケット販売コンピュータ131は、発
券エラーが起きたため、再発券を行う旨の情報を、イン
ターネット部120を介して顧客側110に送信する
(ステップS130)。また、チケット販売コンピュー
タ131は、顧客側110に設けられているプリンタ1
12の準備を指示する情報を、インターネット部120
を介して顧客側110に送信する(ステップS13
1)。
【0072】ステップS130及びS131での情報を
受け取った顧客側110において、その情報は、コンピ
ュータ111で”発券エラーのため再発行”と”プリン
タの準備”を伝える画面が表示される。これにより、顧
客Cはこれを認識し、コンピュータ111に接続されて
いるプリンタ112を、プリント出力可能な状態にす
る。その後、顧客Cは、プリンタ112の準備が完了し
た旨の情報を、上述のマウスやキーボード等を用いて、
コンピュータ111からインターネット部120を介し
て販売側130に送信する。このとき、プリント出力を
中止する場合、顧客Cは、プリンタ112の準備が完了
した旨の情報の代わりに、キャンセルする旨の情報を、
販売側130に送信する。
【0073】このとき、チケット販売コンピュータ13
1は、顧客側110からプリンタ112の準備について
の情報が送られてくるまで、待機状態となり、顧客側1
10から情報が送られてくると、その情報が、”プリン
タ112の準備完了”であるか”キャンセル”であるか
を確認する(ステップS132)。
【0074】ステップS132の確認の結果、”キャン
セル”であった場合、上記図1のステップS101に戻
り、以降の処理が再び行われることになる。尚、この場
合も、上述のステップS117と同様に、直ちに”キャ
ンセル”扱いとはせずに、例えば、顧客側110に対し
て、チケットの購入方法を発送に変更するか否かを確認
した後、発送に変更の場合には、チケット発送のための
処理を行い、そうでない場合には、さらに、チケットの
購入自体をキャンセルするか否かを確認した後、キャン
セルの場合に、実際のキャンセル処理を行うようにして
もよい。
【0075】ステップS132の確認の結果、”プリン
タ112の準備完了”であった場合、上述のステップS
118と同様にして、チケット販売コンピュータ131
は、インターネット部120を介して、顧客側110の
コンピュータ111に、プリンタ112がプリント出力
可能な状態にあるか否かを確認させる(ステップS13
3)。
【0076】ステップS133により、プリンタ112
がプリント出力可能な状態でない場合、上述のステップ
S119と同様に、その旨を顧客Cに認識させると共
に、販売側130にも認識させる(ステップS13
4)。したがって、この場合には、ステップS131に
戻り、再度、販売側130から顧客側11には、プリン
タ112の準備の指示が送信されることになる。
【0077】ステップS133により、プリンタ112
がプリント出力可能な状態となると、上記図8に示すよ
うに、販売側130のチケット販売コンピュータ131
は、予めコンピュータ内部に用意されているチケット発
券プログラムと、チケットの画像データと、その発券枚
数の情報とを、インターベット部120を介して、顧客
側110に送信する(ステップS135)。このとき顧
客側110に送られる画像データは、ステップS129
での登録情報を元に生成された、再発券のための画像デ
ータであり、前回送信した画像データが有する識別画像
を変えたものである。また、発券枚数の情報について
も、再発券する枚数の情報である。
【0078】販売側130からの情報(チケット発券プ
ログラム、再発券のチケットの画像データ、再発券枚数
の情報)を受けた顧客側110において、コンピュータ
111は、チケット発券プログラムを実行することで、
再発券のチケットの画像データをプリンタ112に供給
すると共に、再発券枚数の情報をも供給する(ステップ
S136)。
【0079】プリンタ112において(上記図2参
照)、コンピュータ111からの情報(再発券のチケッ
トの画像データ、再発券枚数の情報)を受けたI/F2
23は、その情報のうち再発券のチケットの画像データ
をメカ制御部221に供給する。メカ制御部221は、
I/F223からの再発券のチケットの画像データをプ
リント出力するようにメカ部210を制御する。これに
より、チケットの再発券が行われることになる(ステッ
プS137)。
【0080】このとき、メカ制御部221は、メカ部2
10でプリント出力される枚数(正常に印刷され排紙さ
れる再発券枚数)を、カウンタ222によりカウントす
る(ステップS138)。
【0081】ステップS137及びS138での発券が
終了すると、I/F223は、コンピュータ111から
の再発券枚数の情報と、カウンタ222のカウント値と
を比較することで、再発券すべき枚数分が正常に発券で
きたか否かを判別し、その判別結果をコンピュータ11
1に供給する(ステップS139)。
【0082】コンピュータ111は、プリンタ112
(I/F223)からの判別結果を、インターネット部
120を介して販売側130に送信する(ステップS1
40)。
【0083】販売側130において、チケット再発券枚
数が正しいか否かの情報を受け取ったチケット販売コン
ピュータ131は、その情報を元に、顧客側110での
チケット再発券枚数が正しいか否かを判別する(ステッ
プS141)。
【0084】ステップS141の判別の結果、チケット
再発券枚数が正しい場合、チケット販売コンピュータ1
31は、ステップS104で入力された顧客側110の
クレジットカードの情報を元に、該当するクレジット会
社に対して、顧客Cに販売したチケットの代金を請求す
る(ステップS142)。そして、チケット販売コンピ
ュータ131は、販売者に対して顧客Cへの販売が完了
した旨を画面表示等により知らせると共に、インターネ
ット部120を介して顧客側110にも知らせる(ステ
ップS143)。その後、本電子商取引が終了となる。
【0085】一方、ステップS141の判別の結果、チ
ケット再発券枚数が正しくない場合、すなわち顧客側1
10のプリンタ112で再発券分のチケットが正常にプ
リント出力できなかった場合、上記図9に示すように、
チケット販売コンピュータ131は、正しく再発券でき
なかった画像データの識別画像を無効な識別画像として
登録する(ステップS144)。そして、チケット販売
コンピュータ131は、発券エラーが起きたためプリン
タ112による発券ができない旨の情報と共に、発送に
変更するか否かを確認するための情報を、インターネッ
ト部120を介して顧客側110に送信する(ステップ
S145)。
【0086】ステップS145での情報を受け取った顧
客側110において、その情報は、コンピュータ111
で”発券中止”と”発送に変更するか?”を伝える画面
が表示される。これにより、顧客Cはこれを認識し、発
送に変更するか否か、或いは、チケットの購入自体をキ
ャンセルするかを知らせる情報を、上述のマウスやキー
ボード等を用いて、コンピュータ111からインターネ
ット部120を介して販売側130に送信する。
【0087】このとき、チケット販売コンピュータ13
1は、顧客側110から発送に変更又はキャンセルかに
ついての情報が送られてくるまで、待機状態となり、顧
客側110から情報が送られてくると、その情報が、”
発送に変更”であるか”キャンセル”であるかを確認す
る(ステップS146)。
【0088】ステップS146の確認の結果、”キャン
セル”であった場合、チケット販売コンピュータ131
は、顧客Cがチケット購入をキャンセル(チケット販売
中止)したことを、画面表示等により販売者に知らせる
と共に、顧客側110にも知らせる(ステップS14
7)。その後、本電子商取引が終了となる。
【0089】ステップS146の確認の結果、”発送に
変更”であった場合、チケット販売コンピュータ131
は、販売者に対して、顧客Cが発送に変更した旨を画面
表示等により知らせる。これにより、販売者はこれを認
識し、顧客Cの希望したチケットを顧客Cの元に送るよ
うに手配する(ステップS148、S149)。また、
チケット販売コンピュータ131は、顧客Cからのクレ
ジットカードの情報を元に、該当するクレジット会社に
対して、顧客Cが希望(購入)したチケットの代金を請
求する(ステップS150)。そして、チケット販売コ
ンピュータ131は、販売者に対して顧客Cへの販売が
完了した旨を画面表示等により知らせると共に、インタ
ーネット部120を介して顧客側110にも知らせる
(ステップS151)。その後、本電子商取引が終了と
なる。
【0090】上述のように本実施の形態では、顧客側1
10のプリンタ112において、販売側130からのプ
リント指定枚数と、実際のプリント枚数とを比較し、プ
リント出力が正しく行われたか否かを販売側130に返
送するようにした。このように構成したことにより、ネ
ットワークを介した有価証券の売買のように、管理の行
き届かない場所でプリント出力(発券)される重要な印
刷物(紙媒体の商品)のプリント枚数(発券枚数)を管
理することができる。また、プリント出力(発券)が正
しく行われなかった場合に、顧客Cが通報する手間を省
くことができる。
【0091】尚、本実施の形態では、プリント指定枚数
と実際のプリント枚数を比較し、プリント出力が正しく
行われたか否かを販売側130に返送する機能を有する
プリンタ112を例に挙げたが、このプリンタ112が
有する機能を、例えば、実際にプリント出力したプリン
ト枚数を販売側130に返送する機能としてもよい。ま
た、顧客側110から販売側130に返送する情報とし
ては、実際にプリント出力された枚数の情報の他、例え
ば、紙なし、ジャム、トナーなし、等の様々な情報を含
むものとしてもよい。
【0092】(第2の実施の形態)
【0093】本発明は、例えば、図10に示すような電
子商取引システム400に適用される。この電子商取引
システム400は、上記図1の電子商取引システム10
0と同様の構成としているが、顧客側110において、
電子商取引システム100でのプリンタ112の代わり
に、ネットワークプリンタであるプリンタ112’を設
けた構成としている。
【0094】このため、電子商取引システム400は、
上記図1の構成に加えて、インターネット部120を介
して販売側130と通信するためのLAN部401を更
に備えており、このLAN部401にプリンタ112’
とコンピュータ111が接続されている。
【0095】また、プリンタ112’は、図11に示す
ように、上記図2に示した構成に対して、I/F223
がLAN部401に接続された構成としている。また、
上記図2に示したカウンタ222の代わりに、メカ部2
10’に後述する画像入力装置501を設けた構成とし
ている。
【0096】さらに、プリンタ112’のメカ部21
0’については、上記図3に示した構成に加えて、図1
2に示すように、排紙センサ311の排紙側に画像入力
装置501を更に備えた構成としている。この画像入力
装置501は、排紙センサ311から排紙される紙30
2のプリント出力結果を読み取り、そのプリント像を出
力する機能を有する。また、そのプリント像を、LAN
部401及びインターネット部120を順次介して販売
側130に返送する機能を有する(上記図11参照)。
これらの機能は各々独立しており、何れか一方でも機能
するようになされている。
【0097】尚、上記図10〜図12に示す構成におい
て、上記図1〜図3に示した構成と同様に動作する箇所
には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0098】図13〜図18は、電子商取引システム4
00において、チケットの売買時のシステム動作を示し
たフローチャートである。尚、上記図13〜図18のフ
ローチャートにおいて、上記図4〜図9のフローチャー
トに対して主に異なるステップについて破線で囲み、そ
のステップについてのみ、具体的に説明する。他のステ
ップについては、上述した第1の実施の形態の説明にて
詳細に説明したため、ここでは省略する。
【0099】先ず、上記図13に示すように、顧客側1
10において、その顧客Cは、コンピュータ111によ
り、販売側130にアクセスし、所望するチケットを選
択する。また、販売側130からの顧客Cの識別情報、
クレジットカードの情報、及びチケットの購入方法(発
送又は発券)の要求に従って、それらの情報を販売側1
30に返送する。販売側130は、顧客側110からの
情報を元に、顧客Cのクレジットカードが有効である
か、顧客Cの身元の確認が取れたか、取引限度額を超え
ないか、を確認する(ステップS201〜S210:上
記図4のステップS101〜S110と同様の処理)。
尚、ここでの顧客側110のコンピュータ111と、販
売側130のチケット販売コンピュータ131との間の
通信は、LAN部410及びインターネット部120を
介して行われる。
【0100】上記の確認の結果、顧客Cのクレジットカ
ードが有効であり、身元が確認され、且つ取引限度額を
超えない場合、上記図14に示すように、チケット販売
コンピュータ131は、顧客Cの希望が発送(郵送等)
であるか発券(プリント出力)であるかを確認をする
(ステップS211:上記図5のステップS111と同
様の処理)。
【0101】ステップS211の確認の結果、発送希望
であった場合、チケット販売コンピュータ131は、販
売者顧客Cが発送を希望した旨を知らせ、これにより、
販売者はこれを認識し、顧客Cの希望したチケットを顧
客Cの元に送る。また、チケット販売コンピュータ13
1は、クレジット会社に対して、顧客Cが希望(購入)
したチケットの代金を請求する。そして、チケット販売
コンピュータ131は、販売者に対して顧客Cへの販売
が完了した旨を知らせると共に、顧客側110にも知ら
せる。その後、本電子商取引が終了となる(ステップS
212〜S215:上記図5のステップS112〜S1
15と同様の処理)。
【0102】一方、ステップS211の確認の結果、発
券希望であった場合、次のようなステップS216及び
S217の処理が行われる。すなわち、チケット販売コ
ンピュータ131は、インターネット部120を介し
て、顧客側110のプリンタ112’(ネットワークプ
リンタ)のIPアドレスを要求する(ステップS21
6)。これを受けた顧客側130において、顧客Cは、
上述のマウスやキーボード等を用いて、プリンタ11
2’のIPアドレスを、コンピュータ111からLAN
部401及びインターネット部120を介して販売側1
30に送信する(ステップS217)。
【0103】その後、チケット販売コンピュータ131
は、顧客側110に設けられているプリンタ112’の
準備を指示する。顧客Cは、LAN部401に接続され
ているプリンタ112’を、プリント出力可能な状態に
する。そして、チケット販売コンピュータ131は、プ
リンタ112’がプリント出力可能な状態であるかを確
認する(ステップS218〜S220:上記図5のステ
ップS116〜S119と同様の処理)。
【0104】上記の確認の結果、プリンタ112’がプ
リント出力可能な状態であると確認された場合、上記図
15に示すように、販売側130のチケット販売コンピ
ュータ131は、チケットの画像データを、インターネ
ット部120を介して、顧客側110に送信する(ステ
ップS222)。ここで、ステップS222で顧客側1
10に送られる情報は、LAN部401を介してプリン
タ112’に直接供給される。
【0105】プリンタ112’において(上記図11参
照)、LAN部401を介して供給された情報(チケッ
トの画像データ)を受けたI/F223は、その情報を
メカ制御部221に供給する。メカ制御部221は、I
/F223からのチケットの画像データをプリント出力
するようにメカ部210’を制御する。これにより、チ
ケットの発券が行われることになる(ステップS22
3)。
【0106】このとき、メカ部210’において、画像
入力装置501は、排紙センサ311から排紙される紙
302(上記図12参照)の画像を読み取り、その画像
データを、LAN部401を介して販売側130に返送
する(ステップS224)。このように、プリンタ11
2’が、プリント出力(発券)した紙(チケット)の画
像データを販売側130に返送する機能を有する構成と
したことが、本システムの特徴とするところである。
【0107】プリンタ112’でプリント出力(発券)
されたチケットの画像データを受けた販売側130にお
いて、チケット販売コンピュータ131は、その画像デ
ータが正しいデータであるか否かを判別する。この判別
は、例えば、顧客側110に送信したチケットの画像デ
ータと、顧客側110から返送されたきた画像データと
を比較して行う(ステップS225)。
【0108】ステップS225の判別の結果、顧客側1
10から返送されてきた画像データが正しい場合、チケ
ット販売コンピュータ131は、クレジット会社に顧客
Cに販売したチケットの代金を請求し、販売者に顧客C
への販売が完了した旨を知らせると共に、顧客側110
にも知らせる。その後、本電子商取引が終了となる(ス
テップS226、ステップS227:上記図6のステッ
プS127及びS128と同様の処理)。
【0109】一方、ステップS225の判別の結果、顧
客側110から返送されてきた画像データが正しくない
場合、すなわち顧客側110のプリンタ112’で正常
にプリント出力できなかった場合、上記図7に示すよう
に、チケット販売コンピュータ131は、正しく発券で
きなかった画像データの識別画像を無効な識別画像とし
て登録し、発券エラーが起きたため再発券を行う旨を顧
客側110に知らせる。また、チケット販売コンピュー
タ131は、プリンタ112’の準備を指示し、プリン
タ112’がプリント出力できる状態であるかを確認す
る(ステップS228〜S233:上記図7のステップ
S129〜S134と同様の処理)。
【0110】上記の確認の結果、プリンタ112’がプ
リント出力できる状態となると、上記図17に示すよう
に、販売側130のチケット販売コンピュータ131
は、チケットの画像データを、インターネット部120
を介して、顧客側110に送信する(ステップS23
4)。このとき顧客側110に送られる画像データは、
ステップS228での登録情報を元に生成された、再発
券のための画像データであり、前回送信した画像データ
が有する識別画像を変えたものである。また、この画像
データも、LAN部401を介してプリンタ112’に
直接供給される。
【0111】プリンタ112’において(上記図11参
照)、LAN部401を介して供給された情報(再発券
のチケットの画像データ)を受けたI/F223は、そ
の情報をメカ制御部221に供給する。メカ制御部22
1は、I/F223からの再発券のチケットの画像デー
タをプリント出力するようにメカ部210’を制御す
る。これにより、再発券のチケットの発券が行われるこ
とになる(ステップS235)。
【0112】このとき、メカ部210’において、画像
入力装置501は、排紙センサ311から排紙される紙
302(上記図12参照)の画像を読み取り、その画像
データを、LAN部401を介して販売側130に返送
する(ステップS236)。
【0113】プリンタ112’でプリント出力(再発
券)されたチケットの画像データを受けた販売側130
において、チケット販売コンピュータ131は、その画
像データが正しいデータであるか否かを判別する。この
判別は、例えば、顧客側110に送信した再発券のチケ
ットの画像データと、顧客側110から返送されたきた
画像データとを比較して行う(ステップS237)。
【0114】ステップS237の判別の結果、顧客側1
10から返送されてきた画像データが正しい場合、チケ
ット販売コンピュータ131は、クレジット会社に顧客
Cに販売したチケットの代金を請求し、販売者に顧客C
への販売が完了した旨を知らせると共に、顧客側110
にも知らせる。その後、本電子商取引が終了となる(ス
テップS238、ステップS239:上記図8のステッ
プS142及びS143と同様の処理)。
【0115】一方、ステップS237の判別の結果、顧
客側110から返送されてきた画像データが正しくない
場合、すなわち顧客側110のプリンタ112’で再発
券分のチケットが正常にプリント出力できなかった場
合、上記図18に示すように、チケット販売コンピュー
タ131は、発券エラーが起きたためプリンタ112’
による発券ができない旨を顧客側110に知らせると共
に、発送に変更するか否かを確認する。そして、チケッ
ト販売コンピュータ131は、発送に変更の場合には、
顧客Cの希望したチケットを顧客Cの元に送るように手
配し、そうでない場合には、販売中止とする。その後、
本電子商取引が終了となる(ステップS240〜S24
7:上記図9のステップS144〜S151と同様の処
理)。
【0116】上述のように、本実施の形態では、顧客側
110のプリンタ112’において、プリント出力した
印刷物(チケット)の画像を画像入力装置501で読み
取り、その読み取った画像データを販売側110に返送
するようにした。このような構成としても、上述の第1
の実施の形態と同様に、ネットワークを介した有価証券
の売買のように、管理の行き届かない場所でプリント出
力(発券)される重要な印刷物(紙媒体の商品)のプリ
ント枚数(発券枚数)を管理することができ、また、プ
リント出力(発券)が正しく行われなかった場合に、顧
客Cが通報する手間を省くことができる、という効果を
得ることができる。
【0117】尚、本実施の形態では、プリンタ112’
をネットワークプリンタで構成したが、例えば、上記図
1に示したような、コンピュータ111に接続されたプ
リンタ112で構成するようにしてもよい。また、本実
施の形態では、販売側130にて、顧客側110のプリ
ンタ112’でプリント出力された画像データと、顧客
側110に送信した画像データを比較するようにした
が、例えば、販売側130の販売者が比較して、正常に
プリント出力されたかを確認するようにしてもよい。或
いは、顧客側110のプリンタ112’にて、これらの
比較を行って、正常にプリント出力されたか否かの情報
を販売側130に返送するようにしてもよい。
【0118】(第3の実施の形態)
【0119】本実施の形態では、上記図10の電子商取
引システム400において、プリンタ112’を、2度
印刷可能なプリンタで構成する。このため、プリンタ1
12’は、上記図11に示した構成に対して、図19に
示すように、メカ部210’が第1の印刷機能601と
第2の印刷機能602をを更に備えた構成としている。
【0120】具体的には、プリンタ112’は、両面印
刷機能を有し、図20に示すように、上記図12に示し
た構成に加えて、紙反転部604と、1度目の印刷が行
われた紙302を排紙センサ311から排紙するか、紙
反転を行って2度目の印刷を行うかを決定する紙搬送方
向切換部603とにより、1度目の印刷を行う第1の印
刷機能602と、2度目の印刷を行う第2の印刷機能6
02とを実現する。
【0121】尚、上記図19及び図20に示す構成にお
いて、上記図11及び図12に示した構成と同様に動作
する箇所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0122】図21〜図26は、本実施の形態での電子
商取引システム400において、チケットの売買時のシ
ステム動作を示したフローチャートである。尚、上記図
21〜図26のフローチャートにおいて、上記図13〜
図18のフローチャートに対して主に異なるステップに
ついて破線で囲み、そのステップについてのみ、具体的
に説明する。他のステップについては、上述した第1及
び第2の実施の形態の説明にて詳細に説明したため、こ
こでは省略する。
【0123】先ず、上記図21に示すように、顧客側1
10において、その顧客Cは、コンピュータ111によ
り販売側130にアクセスし、所望するチケットを選択
する。また、販売側130からの顧客Cの識別情報、ク
レジットカードの情報、及びチケットの購入方法(発送
又は発券)の要求に従って、それらの情報を販売側13
0に返送する。販売側130は、顧客側110からの情
報を元に、顧客Cのクレジットカードが有効であるか、
顧客Cの身元の確認が取れたか、取引限度額を超えない
か、を確認する(ステップS301〜S310:上記図
13のステップS201〜S210と同様の処理)。
【0124】上記の確認の結果、顧客Cのクレジットカ
ードが有効であり、身元が確認され、且つ取引限度額を
超えない場合、上記図22に示すように、チケット販売
コンピュータ131は、顧客Cの希望が発送(郵送等)
であるか発券(プリント出力)であるかを確認し、発送
希望であった場合には、顧客Cが発送希望であることを
販売者に知らせ、クレジット会社に対して、顧客Cが希
望(購入)したチケットの代金を請求する。そして、チ
ケット販売コンピュータ131は、販売者に対して顧客
Cへの販売が完了した旨を知らせると共に、顧客側11
0にも知らせる。その後、本電子商取引が終了となる。
一方、発券希望であった場合、チケット販売コンピュー
タ131は、顧客側110にプリンタ112’(ネット
ワークプリンタ)のIPアドレスを要求し、プリンタ1
12’の準備を指示する。そして、チケット販売コンピ
ュータ131は、プリンタ112’がプリント出力可能
な状態であるかを確認する(ステップS311〜S32
1:上記図14のステップS211〜S220と同様の
処理)。
【0125】上記の確認の結果、プリンタ112’がプ
リント出力可能な状態であると確認された場合、上記図
23に示すように、販売側130のチケット販売コンピ
ュータ131は、チケットの画像データを顧客側110
に送信し、顧客側130のプリンタ112’は、販売側
130からの情報(チケットの画像データ)をプリント
出力する。このとき、プリンタ112’のメカ部21
0’において、画像入力装置501は、プリント出力
(排紙センサ311から排紙される紙302)の画像を
読み取り、その画像データを販売側130に返送する
(ステップS322〜S324:上記図15のステップ
S222〜S224と同様の処理)。
【0126】そこで、このとき、画像入力装置501を
通過した302は(上記図20参照)、紙反転部604
により、2度目の印刷を行える位置まで搬送される。両
面印刷機能を利用する場合には、紙302を2度反転さ
せる。このようにして、次の印刷のための準備を行う
(ステップS325)。このステップS325により、
排紙センサ311から排紙される紙302を、直ちにプ
リンタ112’から排出せずに、2度目の印刷(重ね印
刷、VOID印刷)を行える状態にする構成としたこと
が、本システムの特徴とするところである。
【0127】ステップS325の後、販売側130のチ
ケット販売コンピュータ131は、顧客側110からの
画像データが正しいデータであるか否かを判別し、顧客
側110から返送されてきた画像データが正しい場合に
は、クレジット会社に顧客Cに販売したチケットの代金
を請求し、販売者に顧客Cへの販売が完了した旨を知ら
せると共に、顧客側110にも知らせる(ステップS3
26〜ステップS328:上記図15のステップS22
5〜ステップS227と同様の処理)。
【0128】そして、チケット販売コンピュータ131
は、ステップS325により2度目の印刷のために保持
されている紙302(チケット)をそのまま排紙する指
示(排紙指示)の情報を、顧客側110のプリンタ11
2’にインターネット部120及びLAN部401を介
して送信する。プリンタ112’において(上記図19
参照)、LAN部401を介して供給された排紙指示の
情報を受けたI/F223は、その情報をメカ制御部2
21に供給する。メカ制御部221は、I/F223か
らの排紙指示をメカ部210’の紙搬送方向切換部60
3に供給する。これにより紙搬送方向切換部603は、
現在保持されている紙302(チケット)を排紙方向に
搬送させて装置外部に排出させる(ステップS32
9)。その後、本電子商取引が終了となる。
【0129】一方、顧客側110から返送されてきた画
像データが正しくない場合、すなわち顧客側110のプ
リンタ112’で正常にプリントできなかった場合、上
記図24に示すように、チケット販売コンピュータ13
1は、VOID印刷するための画像データを、インター
ネット部120及びLAN401を介して、顧客側11
0に送信する(ステップS330)。
【0130】プリンタ112’において(上記図19参
照)、LAN部401を介して供給された画像データ
(VOID印刷のための画像データ)を受けたI/F2
23は、そのデータをメカ制御部221に供給する。メ
カ制御部221は、I/F223からの画像データをプ
リント出力するようにメカ部210’を制御すると共
に、ステップS325により2度目の印刷のために保持
されている紙302(チケット)を印刷方向に搬送する
指示を紙搬送方向切換部603(上記図20)に与え
る。これにより、紙302は、印刷方向に搬送され、V
OID印刷のための画像データが印刷される(ステップ
S331)。
【0131】このとき、メカ部210’において、画像
入力装置501は、排紙センサ311から排紙される紙
302(上記図12参照)の画像を読み取り、その画像
データを、LAN部401を介して販売側130に返送
する(ステップS332)。これは、トナー切れ等によ
り、VOID印刷をもできない場合が考えられるためで
ある。
【0132】販売側130のチケット販売コンピュータ
131は、顧客側130からの画像データ(VIOD印
刷の画像データ)が正しいデータであるか否かを判別す
る。この判別は、例えば、顧客側110に送信したVI
OD印刷のための画像データと、顧客側110から返送
されたきた画像データとを比較して行う(ステップS3
33)。
【0133】ステップS333の判別の結果、顧客側1
10から返送されてきた画像データが正しくない場合、
チケット販売コンピュータ131は、正しく発券できな
かった画像データの識別画像を無効な識別画像として登
録する(ステップS334)。その後、次のステップS
335からの処理に進む。一方、ステップS333の判
別の結果、顧客側110から返送されてきた画像データ
が正しい場合、そのままステップS335からの処理に
進む。
【0134】ステップS335からの処理では、チケッ
ト販売コンピュータ131は、発券エラーが起きたため
再発券を行う旨を顧客側110に知らせる。また、チケ
ット販売コンピュータ131は、プリンタ112’の準
備を指示し、プリンタ112’がプリント出力できる状
態であるかを確認する(ステップS335〜S339:
上記図16のステップS229〜S233と同様の処
理)。
【0135】上記の確認の結果、プリンタ112’がプ
リント出力できる状態となると、上記図25に示すよう
に、販売側130のチケット販売コンピュータ131
は、再発券のチケットの画像データを顧客側110に送
信し、顧客側130のプリンタ112’は、販売側13
0からの情報(再発券のチケットの画像データ)をプリ
ント出力する。このとき、プリンタ112’のメカ部2
10’において、画像入力装置501は、プリント出力
(排紙センサ311から排紙される紙302)の画像を
読み取り、その画像データを販売側130に返送する
(ステップS340〜S342:上記図17のステップ
S234〜S236と同様の処理)。
【0136】このとき、画像入力装置501を通過した
302は(上記図20参照)、紙反転部604により、
2度目の印刷を行える位置まで搬送される。両面印刷機
能を利用する場合には、紙302を2度反転させる。こ
のようにして、次の印刷のための準備を行う(ステップ
S343)。
【0137】ステップS343の後、販売側130のチ
ケット販売コンピュータ131は、顧客側110からの
画像データ(再発券の画像データ)が正しいデータであ
るか否かを判別し、顧客側110から返送されてきた画
像データが正しい場合には、クレジット会社に顧客Cに
販売したチケットの代金を請求し、販売者に顧客Cへの
販売が完了した旨を知らせると共に、顧客側110にも
知らせる(ステップS344〜ステップS346:上記
図17のステップS237〜ステップS239と同様の
処理)。
【0138】そして、チケット販売コンピュータ131
は、ステップS343により2度目の印刷のために保持
されている紙302(チケット)をそのまま排紙する指
示(排紙指示)の情報を、顧客側110のプリンタ11
2’にインターネット部120及びLAN部401を介
して送信する。プリンタ112’において(上記図19
参照)、LAN部401を介して供給された排紙指示の
情報を受けたI/F223は、その情報をメカ制御部2
21に供給する。メカ制御部221は、I/F223か
らの排紙指示をメカ部210’の紙搬送方向切換部60
3に供給する。これにより紙搬送方向切換部603は、
現在保持されている紙302(チケット)を排紙方向に
搬送させて装置外部に排出させる(ステップS34
7)。その後、本電子商取引が終了となる。
【0139】一方、ステップS344の判別の結果、顧
客側110から返送されてきた画像データが正しくない
場合、すなわち顧客側110のプリンタ112’で再発
券分のチケットが正常にプリント出力できなかった場
合、上記図26に示すように、チケット販売コンピュー
タ131は、VIOD印刷するための画像データを、イ
ンターネット部120及びLAN401を介して、顧客
側110に送信する(ステップS348)。
【0140】プリンタ112’において(上記図19参
照)、LAN部401を介して供給された画像データ
(VOID印刷のための画像データ)を受けたI/F2
23は、そのデータをメカ制御部221に供給する。メ
カ制御部221は、I/F223からの画像データをプ
リント出力するようにメカ部210’を制御すると共
に、ステップS343により2度目の印刷のために保持
されている紙302(チケット)を印刷方向に搬送する
指示を紙搬送方向切換部603(上記図20)に与え
る。これにより、紙302は、印刷方向に搬送され、V
OID印刷のための画像データが印刷される(ステップ
S349)。
【0141】このとき、メカ部210’において、画像
入力装置501は、排紙センサ311から排紙される紙
302(上記図12参照)の画像を読み取り、その画像
データを、LAN部401を介して販売側130に返送
する(ステップS350)。
【0142】販売側130のチケット販売コンピュータ
131は、顧客側130からの画像データ(VIOD印
刷の画像データ)が正しいデータであるか否かを判別す
る(ステップS351)。
【0143】ステップS351の判別の結果、顧客側1
10から返送されてきた画像データが正しくない場合、
チケット販売コンピュータ131は、正しく発券できな
かった画像データの識別画像を無効な識別画像として登
録する(ステップS352)。その後、次のステップS
353からの処理に進む。一方、ステップS351の判
別の結果、顧客側110から返送されてきた画像データ
が正しい場合、そのままステップS353からの処理に
進む。
【0144】ステップS353からの処理では、チケッ
ト販売コンピュータ131は、発券エラーが起きたため
プリンタ112’による発券ができない旨を顧客側11
0に知らせると共に、発送に変更するか否かを確認す
る。そして、チケット販売コンピュータ131は、発送
に変更の場合には、顧客Cの希望したチケットを顧客C
の元に送るように手配し、そうでない場合には、販売中
止とする。その後、本電子商取引が終了となる(ステッ
プS353〜S359:上記図18のステップS241
〜S247と同様の処理)。
【0145】上述のように、本実施の形態では、上述し
た第2の実施の形態と同様に、顧客側110のプリンタ
112’において、プリント出力した印刷物(チケッ
ト)の画像を画像入力装置501で読み取り、その読み
取った画像データを販売側110に返送するようにし
た。さらに、プリンタ112’を2度印刷可能な構成と
し、プリント出力が正しく行われなかったチケットに対
してVOID印刷を行うことで、該チケットを完全に無
効するようにした。このように構成したことにより、ネ
ットワークを介した有価証券の売買のように、管理の行
き届かない場所でプリント出力(発券)される重要な印
刷物(紙媒体の商品)のプリント枚数(発券枚数)を管
理することができ、また、プリント出力(発券)が正し
く行われなかった場合に、顧客Cが通報する手間を省く
ことができる、という効果を得ることができると共に、
その管理をさらに確実なものとすることができる。
【0146】尚、本発明の目的は、上述した各実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が各実施の形態の機
能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することとなる。
【0147】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
【0148】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、各実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の
処理の一部又は全部を行い、その処理によって各実施の
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。
【0149】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって各実施の形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、受信側
での受信情報が特定画像情報(複写されるべきでない、
紙媒体の商品の価値を有する画像情報等)の際には、該
特定画像情報の出力状態が送信側に返送される。このよ
うに構成したことにより、受信側の者が送信側の者に通
報することなく、送信側では、受信側の出力に不具合が
生じたか、正常に出力し終えたか否かを認識することが
できる。例えば、顧客側(受信側)において、販売側
(送信側)から送信されてきた紙媒体の商品(有価証
券、金券等)の画像情報を印刷出力する際、その印刷出
力状態(プリント結果、正常に発券できたか否か等)が
販売側に返送される。これにより、販売側にて、管理の
行き届かない場所で印刷出力(発券)される重要な印刷
物であっても、その印刷枚数(発券枚数)を管理するこ
とができる。また、印刷出力(発券)が正しく行われな
かった場合に、顧客側の者が販売側に再発券の要請を通
報する手間を省くことができる。また、印刷出力が正し
く行われずに発券できなかった印刷物(不鮮明な商品)
に対しては、べた黒印刷や重ね印刷等(所定の画像情報
による再印刷)するように構成すれば、これを完全に無
効なものとすることができる。さらに、顧客側で実際に
印刷出力された画像を販売側に返送するように構成すれ
ば、販売側において、その画像が正しいものであるかを
判断することができるため、偽造等を確実に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
電子商取引システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記電子商取引システムのプリンタの構成を示
すブロック図である。
【図3】上記プリンタのメカ部の構造を説明するための
図である。
【図4】上記電子商取引システムでチケットの売買を行
うときのシステム動作を説明するためのフローチャート
(〜A)である。
【図5】上記電子商取引システムでチケットの売買を行
うときのシステム動作を説明するためのフローチャート
(A〜B)である。
【図6】上記電子商取引システムでチケットの売買を行
うときのシステム動作を説明するためのフローチャート
(B〜C)である。
【図7】上記電子商取引システムでチケットの売買を行
うときのシステム動作を説明するためのフローチャート
(C〜D)である。
【図8】上記電子商取引システムでチケットの売買を行
うときのシステム動作を説明するためのフローチャート
(D〜E)である。
【図9】上記電子商取引システムでチケットの売買を行
うときのシステム動作を説明するためのフローチャート
(E〜)である。
【図10】第2の実施の形態において、本発明を適用し
た電子商取引システムの構成を示すブロック図である。
【図11】上記電子商取引システムのプリンタの構成を
示すブロック図である。
【図12】上記プリンタのメカ部の構造を説明するため
の図である。
【図13】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(〜A’)である。
【図14】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(A’〜B’)である。
【図15】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(B’〜C’)である。
【図16】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(C’〜D’)である。
【図17】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(D’〜E’)である。
【図18】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(E’〜)である。
【図19】第3の実施の形態において、本発明を適用し
た電子商取引システムのプリンタの構成を示すブロック
図である。
【図20】上記プリンタのメカ部の構造を説明するため
の図である。
【図21】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(〜A”)である。
【図22】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(A”〜B”)である。
【図23】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(B”〜C”)である。
【図24】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(C”〜D”)である。
【図25】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(D”〜E”)である。
【図26】上記電子商取引システムでチケットの売買を
行うときのシステム動作を説明するためのフローチャー
ト(E”〜)である。
【符号の説明】
100 電子商取引システム 110 顧客側 111 コンピュータ 112 プリンタ 120 インターネット部 130 販売側 131 チケット販売コンピュータ 210 メカ部 220 制御部 221 メカ制御部 222 カウンタ 223 I/F

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信されてきた情報を受信する受信手段
    と、 上記受信手段で受信された情報を外部出力する出力手段
    と、 上記出力手段により外部出力された情報が特定画像情報
    の場合に、該特定画像情報の出力状態を検出する検出手
    段と、 上記検出手段にて検出された上記特定画像情報の出力状
    態を該情報の送信元に返送する送信手段とを備えること
    を特徴とする情報出力装置。
  2. 【請求項2】 上記特定画像情報は、複写が禁止された
    画像情報であることを特徴とする請求項1記載の情報出
    力装置。
  3. 【請求項3】 上記特定画像情報は、紙媒体の商品を表
    す画像情報であることを特徴とする請求項1記載の情報
    出力装置。
  4. 【請求項4】 上記受信手段は、通信ネットワークを介
    して送信されてきた紙媒体の商品の画像情報を受信し、 上記出力手段は、上記受信手段で受信された画像情報を
    紙媒体に印刷して出力し、 上記検出手段は、上記出力手段の印刷出力状態を検出す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報出力装置。
  5. 【請求項5】 上記受信手段は、上記出力手段で印刷出
    力すべき紙媒体の枚数の指定情報を更に受信し、 上記検出手段は、上記受信手段で受信された情報の指定
    枚数と、上記出力手段で印刷出力された紙媒体の枚数と
    を比較することで、上記出力手段の印刷出力状態を検出
    することを特徴とする請求項4記載の情報出力装置。
  6. 【請求項6】 上記検出手段は、上記出力手段で印刷出
    力された紙媒体上の画像情報を読み取る読取手段を含
    み、該手段で読み取った画像情報を上記印刷出力状態の
    検出結果とすることを特徴とする請求項4記載の情報出
    力装置。
  7. 【請求項7】 上記受信手段は、所定の画像情報及び再
    印刷の指示情報を更に受信し、 上記出力手段は、上記受信手段で再印刷の指示情報が受
    信された場合に、前回受信された画像情報の印刷を行っ
    た紙媒体に対して、上記指示情報と共に受信された所定
    の画像情報を印刷することを特徴とする請求項4記載の
    情報出力装置。
  8. 【請求項8】 上記紙媒体の商品は、有価証券を含み、 上記出力手段で印刷出力される紙媒体は、上記商品と同
    等の価値を有することを特徴とする請求項4記載の情報
    出力装置。
  9. 【請求項9】 上記紙媒体の商品の画像情報は、固有の
    識別パターンの情報を含むことを特徴とする請求項4記
    載の情報出力装置。
  10. 【請求項10】 通信ネットワークを介した通信により
    紙媒体の商品の発券が可能なコンピュータに接続される
    プリンタ装置であって、 上記コンピュータで受信された情報を紙媒体に印刷して
    出力する出力手段と、 上記出力手段により印刷出力される情報が特定画像情報
    である場合に、該特定画像情報の印刷出力状態を検出す
    る検出手段と、 上記検出手段により検出された上記特定画像情報の印刷
    出力状態を上記コンピュータを介して上記特定画像情報
    の送信元に返送する送信手段とを備えることを特徴とす
    るプリンタ装置。
  11. 【請求項11】 通信ネットワークを介した通信により
    紙媒体の商品の発券が可能なプリンタ装置であって、 上記通信ネットワークを介して送信されてきた情報を受
    信する受信手段と、 上記受信手段で受信された情報を紙媒体に印刷して出力
    する出力手段と、 上記出力手段により印刷出力される情報が特定画像情報
    である場合に、該特定画像情報の印刷出力状態を検出す
    る検出手段と、 上記検出手段により検出された上記特定画像情報の印刷
    出力状態を該特定画像情報の送信元に返送する送信手段
    とを備えることを特徴とするプリンタ装置。
  12. 【請求項12】 上記特定画像情報は、複写が禁止され
    た画像情報であることを特徴とする請求項10又は11
    記載のプリンタ装置。
  13. 【請求項13】 上記特定画像情報は、紙媒体の商品を
    表す画像情報であることを特徴とする請求項10又は1
    1記載のプリンタ装置。
  14. 【請求項14】 上記コンピュータ又は受信手段は、上
    記出力手段で印刷出力すべき紙媒体の枚数の指定情報を
    更に受信し、 上記検出手段は、上記コンピュータ又は受信手段で受信
    された情報の指定枚数と、上記出力手段で印刷出力され
    た紙媒体の枚数とを比較することで、上記出力手段の印
    刷出力状態を検出することを特徴とする請求項10又は
    11記載のプリンタ装置。
  15. 【請求項15】 上記検出手段は、上記出力手段で印刷
    出力された紙媒体上の画像情報を読み取る読取手段を含
    み、該手段で読み取った画像情報を上記印刷出力状態の
    検出結果とすることを特徴とする請求項10又は11記
    載のプリンタ装置。
  16. 【請求項16】 上記受信手段は、所定の画像情報及び
    再印刷の指示情報を更に受信し、 上記出力手段は、上記受信手段で再印刷の指示情報が受
    信された場合に、前回受信された画像情報の印刷を行っ
    た紙媒体に対して、上記指示情報と共に受信された所定
    の画像情報を印刷することを特徴とする請求項10又は
    11記載のプリンタ装置。
  17. 【請求項17】 上記紙媒体の商品は、有価証券を含む
    ことを特徴とする請求項10又は11記載のプリンタ装
    置。
  18. 【請求項18】 上記紙媒体の商品の画像情報は、固有
    の識別パターンの情報を含むことを特徴とする請求項1
    0又は11記載のプリンタ装置。
  19. 【請求項19】 通信ネットワークを介した通信によ
    り、顧客側と販売側で紙媒体の商品の売買が可能であ
    り、紙媒体の商品の発券については、顧客側のプリンタ
    装置にて該紙媒体の商品の画像情報を印刷出力すること
    でなされる電子商取引システムであって、 上記プリンタ装置は、請求項1〜9の何れかに記載の情
    報出力装置、又は、請求項10〜18の何れかに記載の
    プリンタ装置が有する機能を備えることを特徴とする電
    子商取引システム。
  20. 【請求項20】 上記販売側は、上記顧客側から送信さ
    れてきた情報により上記プリンタ装置による発券状態を
    検出する手段と、該手段の検出結果に基づいて上記プリ
    ンタ装置で印刷出力する画像情報を上記顧客側に送信す
    る手段とを備えることを特徴とする請求項19記載の電
    子商取引システム。
  21. 【請求項21】 通信ネットワークを介した通信によ
    り、顧客側と販売側での紙媒体の商品の売買の際に、紙
    媒体の商品の発券については、顧客側のプリンタ装置に
    て該紙媒体の商品の画像情報を印刷出力することでなさ
    れる電子商取引のための処理ステップをコンピュータが
    読出可能に格納した記憶媒体であって、該処理ステップ
    は、 上記プリンタ装置の印刷出力状態を上記販売側に送信す
    る顧客側処理ステップと、 上記顧客側処理ステップにより送信される情報に基づい
    て、上記プリンタ装置で印刷出力する画像情報を上記顧
    客側に送信する販売側処理ステップとを含むことを特徴
    とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】 上記販売側処理ステップは、上記販売
    側が上記プリンタ装置で印刷出力すべき紙媒体の枚数の
    指定情報を送信するステップを含み、 上記顧客側処理ステップは、上記販売側処理ステップの
    送信ステップにより送信される情報の指定枚数と上記プ
    リンタ装置で印刷出力された紙媒体の枚数を比較する比
    較ステップと、該比較ステップの比較結果により上記プ
    リント装置の印刷出力状態を検出する検出ステップと、
    該検出ステップによる検出結果を上記販売側の返送する
    送信ステップとを含むことを特徴とする請求項21記載
    の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 上記顧客側処理ステップは、上記プリ
    ンタ装置で印刷出力された紙媒体上の画像情報を読み取
    る読取ステップと、該読取ステップにより読み取られた
    画像情報を上記印刷出力状態の検出結果として上記販売
    側に返送する送信ステップとを含むことを特徴とする請
    求項21記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 上記販売側処理ステップは、上記顧客
    側処理ステップの送信ステップにより送信される情報に
    基づいて所定の画像情報及び再印刷の指示情報を上記顧
    客側に送信するステップを含み、 上記顧客側処理ステップは、上記販売側処理ステップに
    より送信される上記指示情報を受信した場合に、前回受
    信された画像情報の印刷を行った紙媒体に対して、上記
    指示情報と共に受信された所定の画像情報を印刷する再
    印刷ステップを含むことを特徴とする請求項22記載の
    記憶媒体。
  25. 【請求項25】 上記紙媒体の商品は、有価証券を含む
    ことを特徴とする請求項21記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 上記紙媒体の商品の画像情報は、固有
    の識別パターンの情報を含むことを特徴とする請求項2
    1記載の記憶媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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