JP2005074105A - カウンセリングツールおよびその使用方法 - Google Patents

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Yoshiko Uesugi
よし子 上杉
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Abstract

【課題】カウンセリングに際し、いちいち顧客に問診しなくても、顧客の悩みや願望を簡単に引き出すことのできるカウンセリングツールと、その使用方法を提供する。
【解決手段】メイクアップカウンセリングを行う際に用いられるカウンセリングツールであって、予めデータとして蓄積されたメイクアップに関する顧客の悩み情報が、メイクアップを行う部位別に分類され、各部位ごとに分類された悩み情報が、悩みの種類別に複数の項目に分類されて系統的に表示された悩み一覧表Aと、上記顧客の悩み情報が、各別に、その悩みを克服して実現したい願望情報に変換され、各願望情報が、上記悩み一覧表Aと同じ項目、同じ配置で分類されて系統的に表示された願望一覧表Bとを備えている。
【選択図】図26

Description

本発明は、化粧品販売店の店員等が顧客に対して行うメイクアップカウンセリングの際に用いられるカウンセリングツールおよびその使用方法に関するものである。
従来から、化粧品販売では、専門の美容員等が、店頭あるいは訪問先で、顧客に問診を行う等して顧客の肌の状態を特定した上で、その肌の状態に合った化粧品や化粧方法を推奨する、といういわゆるカウンセリングシステムが採用されている。このようなカウンセリングにおいては、通常、顧客とのやりとりを、スムーズに行うために、問診項目や、化粧品情報、化粧方法情報等を視覚的にまとめた情報シート(カウンセリングシート)等が用いられている(特許文献1、2参照)。
実開平6−45758号公報 特開2002−179531号公報
しかしながら、このような情報シート等を用いても、なお顧客が抱える悩みや願望を、短時間で的確に捉えることは困難で、カウンセリング結果によっては、顧客に不満足感を与えてしまうことがあった。また、顧客からより充分な情報を得るために、問診項目を増やすことも考えられるが、顧客によってはカウンセリングを充分に受ける時間がない人や、そのやりとりを煩わしく感じる人もあり、かえって逆効果になる場合がある。
このため、短時間で要領よく、的確なカウンセリングを行うことが要求されるが、全国に分散する膨大な数の化粧品販売店の各美容員、販売員等に対し、大本のメーカーが上記要求に応える人材教育を行うことは、多大な労力と時間を要する。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、カウンセリングに際し、いちいち顧客に問診しなくても、顧客の悩みや願望を簡単に引き出すことのできるカウンセリングツールと、その使用方法の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、メイクアップカウンセリングを行う際に用いられるカウンセリングツールであって、予めデータとして蓄積されたメイクアップに関する顧客の悩み情報が、メイクアップを行う部位別に分類され、各部位ごとに分類された悩み情報が、悩みの種類別に複数の項目に分類されて系統的に表示された悩み一覧表Aと、上記顧客の悩み情報が、各別に、その悩みを克服して実現したい願望情報に変換され、各願望情報が、上記悩み一覧表と同じ項目、同じ配置で分類されて系統的に表示された願望一覧表Bとを備えているカウンセリングツールを第1の要旨とする。
また、本発明は、上記カウンセリングツールのなかでも、特に、上記悩み一覧表Aおよび願望一覧表Bとともに、各悩みの克服もしくは願望の実現のために行うべきメイクアップ方法を提示する説明表示部が、悩み別もしくは願望別に設けられているカウンセリングツールを第2の要旨とし、そのなかでも特に、上記カウンセリングツールの形態が冊子状で、各悩みの克服もしくは願望の実現のために行うべきメイクアップ方法を提示する説明表示部が、悩み別もしくは願望別に、冊子のページごとに表示されており、上記悩み一覧表Aに表示された各悩み情報の近傍と、上記願望一覧表Bに表示された各願望情報の近傍に、それぞれ、その悩みもしくは願望に関連する説明表示部を特定する表示部が付記されているカウンセリングツールを第3の要旨とする。
そして、本発明は、上記第1〜第3のいずれかの要旨であるカウンセリングツールの使用方法であって、上記悩み一覧表Aを提示してその顧客の悩みを特定するか、あるいは上記願望一覧表Bを提示してその顧客の願望を特定するかを、カウンセリングを受ける顧客のタイプに応じて、その都度、使い分けるようにしたカウンセリングツールの使用方法を第4の要旨とする。
すなわち、本発明のカウンセリングツールには、予めデータとして蓄積されたメイクアップに関する顧客の悩み情報を、特定の項目別に分類して系統的に表示した悩み一覧表Aが設けられている。したがって、いちいち顧客に問診しなくても、顧客の悩みを、直接、上記悩み一覧表Aから選択させることができる。また、本発明には、上記悩み情報を、その裏返しである「願望情報」に変換し、これらを上記悩み一覧表と同一項目、同一配置で表示した願望一覧表Bが設けられている。したがって、「悩み」について語りたくない(あるいは認めたくない)顧客に対しては、悩み一覧表Aではなく、上記願望一覧表Bの方を提示して、その顧客が実現したい願望を選択させることにより、顧客の抱える悩みを、表立たせることなく把握して、カウンセリングに役立てることができる。
また、上記カウンセリングツールにおいて、各悩みの克服もしくは願望の実現のために行うべきメイクアップ方法を提示する説明表示部が、悩み別もしくは願望別に設けられているものは、顧客が選択した悩みもしくは願望に対応する好ましいメイクアップ方法を、併せて提示することができるため、好適である。
さらに、上記カウンセリングツールにおいて、上記カウンセリングツールの形態が冊子状で、メイクアップ方法を提示する説明表示部が、悩み別もしくは願望別に、冊子のページごとに表示されており、上記悩み一覧表Aに表示された各悩み情報の近傍と、上記願望一覧表Bに表示された各願望情報の近傍に、それぞれ、その悩みもしくは願望に関連する説明表示部を特定する表示部が付記されているものは、顧客が選択した悩みもしくは願望に対応する好ましいメイクアップ方法の提示を、迅速に行うことができ、さらに好適である。
そして、本発明のカウンセリングツールの使用方法によれば、自分の悩みについて美容員等とやりとりすることを好ましく思わないタイプの顧客には、願望一覧表Bを提示し、ストレートに悩みのやりとりを望むタイプの顧客には、悩み一覧表Aを提示する、というように顧客に応じて使い分けることができ、悩みの特定を、顧客に不快感を与えることなく、スムーズに行うことができる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、図1は、本発明の一実施の形態であるカウンセリングツールを示している。このものは、冊子状で、その表紙1には、このカウンセリングツールを用いて行うカウンセリング方法のシンボルマークとなる記号2が表示されており、その下に、「CENTURY TECHNICAL メイクテクニック」という見出し3が表示されている。
そして、上記表紙1をめくって表れるつぎの頁は、図2に示すように、その上部に、「CONTENTS」という見出し4が表示されており、その下に、この冊子の内容を示す目次が示されている。なお、目次の項目は、「ベース」、「眉」、「目元」、「口元(唇)」、「基礎知識」、「カラーシステム」の6つのカテゴリーに分類されており、「ベース」の文字と、これに属する各項目は、クリーム色で表示されている。また、「眉」の文字と、これに属する各項目は、黄土色で表示されている。同様に、「目元」の文字と各項目は水色、「口元(唇)」の文字と各項目はピンク色、「基礎知識」「カラーシステム」の文字と各項目は緑色で、それぞれ表示されている。そして、各項目の表示は、「くずれ(Tゾーン・シワ・鼻唇溝)・よれ・テカリ/……」というように、その項目が属するカテゴリーにおける顧客の悩みやトラブル、要望等が一目でわかるように、具体的な表示となっている。なお、上記各項目の表示は、以下に述べるように、冊子の各頁において、見出し5、11…等として、枠囲いされて大きく表示されている。
そのつぎの頁は、図3に示すように、「ベース」のカテゴリーに属する頁で、上部に、「くずれ(Tゾーン・シワ・鼻唇溝)・よれ・テカリ/つや・はり・乾燥/日焼け/シワ・毛穴・にきびあと」という見出し5が、クリーム色の帯状枠6に囲われた状態で、大きく表示されており、その上に、「ベースメイクのテクニック」という説明書き7が表示されている。上記見出し5に表示された項目は、いずれも、メイクアップを行う上で、最も基本となるベースに関する問題(悩み)を示している。そして、その下には、上記見出し5で示される3つの項目について、どのように対処すればよいかが表示されている。この表示部分も、クリーム色の四角枠8で囲われている。なお、上記帯状枠6内も、淡いクリーム色に着色されており、その頁において、見出し5が強く印象づけられるようになっている。また、この頁の右端には、側方に突出するクリーム色の見出し部9が設けられており、「ベース」の文字10が表示されている。また、この頁の下部には、「ベース」のカテゴリーにおける頁を示す数字が表示されている。
図4〜図11の各頁も、図3の頁と同様、「ベース」のカテゴリーに属する頁で、各頁の上部に、帯状枠6に囲われた見出し5と「ベースメイクのテクニック」という説明書き7が表示され、その下の四角枠8内に、上記見出し5の項目に対する対処方法が表示された構成になっている。そして、「ベース」の文字10が表示された見出し部9が設けられていることと、特定部分にクリーム色の着色がなされていることも、図3の頁と同様であり、その説明を省略する。
そのつぎの頁は、図12に示すように、「眉」のカテゴリーに属する頁で、上部に、「眉の簡単な描き方(眉毛が薄い・色も薄くなってきた)」という見出し11が、黄土色の帯状枠12に囲われた状態で、大きく表示されており、その上に、「眉のメイクテクニック」という説明書き13が表示されている。そして、その下には、上記見出し11で示される項目について、どのようなテクニックを用いればよいかが表示されている。この表示部分も、黄土色の四角枠14で囲われている。なお、上記帯状枠12内も、淡い黄土色に着色されており、その頁において、見出し11が強く印象づけられるようになっている。また、この頁の左端には、側方に突出する黄土色の見出し部15が設けられており、「眉」の文字16が表示されている。そして、この頁の下部には、「眉」のカテゴリーにおける頁を示す数字が表示されている。
図13、図14の各頁も、図12の頁と同様、「眉」のカテゴリーに属する頁で、上部に、帯状枠12に囲われた見出し11と「眉のメイクテクニック」という説明書き13が表示され、その下の四角枠14内に、上記見出し11の項目に関して使用するテクニックの説明が表示された構成になっている。そして、「眉」の文字16が表示された見出し部15が設けられていることと、特定部分に黄土色の着色がなされていることも、図12の頁と同様であり、その説明を省略する。なお、図13の頁では、上下2段に見出し11が設けられている。
そのつぎの頁は、図15に示すように、「目元」のカテゴリーに属する頁で、左側の上部に、「目元がくすんでいる(くすんできた)・目元が黒ずんでいる(黒ずんできた)・瞼が乾きやすい」という見出し21が、水色の帯状枠22に囲われた状態で、大きく表示されており、その上に、「アイメイクテクニック」という説明書き23が表示されている。また、右側の上部には、「疲れがすぐ目に出る(赤目)・くま・目尻の小ジワ」という見出し24と水色の帯状枠25が表示され、左側の中央には、「瞼のむくみ」という見出し26と水色の帯状枠27が表示され、右側の中央には、「目元のくぼみ」という見出し28と水色の帯状枠29が表示されている。そして、各見出し21等の下には、それぞれその上の見出し21等で示される項目について、どのようなテクニックを用いればよいかが表示されている。これらの表示部分も、水色の四角枠30〜33で囲われている。なお、上記帯状枠22、25、27、29の各枠内も、淡い水色に着色されており、その頁において、4つの見出し21等が強く印象づけられるようになっている。また、この頁の右端には、側方に突出する水色の見出し部34が設けられており、「目元」の文字35が表示されている。そして、この頁の下部には、「目元」のカテゴリーにおける頁を示す数字が表示されている。
図16、図17の各頁も、図15の頁と同様、「目元」のカテゴリーに属する頁で、左右に並ぶ2つの見出し21、24と「アイメイクテクニック」という説明書き23が表示され、その下の四角枠30、31内に、上記見出し21、24の項目に関して使用するテクニックの説明が表示された構成になっている。なお、上記見出し21,24は、帯状枠22,25にそれぞれ囲われている。そして、「目元」の文字35が表示された見出し部34が設けられていることと、特定部分に水色の着色がなされていることも、図15の頁と同様であり、その説明を省略する。
そのつぎの頁は、図18に示すように、「口元(唇)」のカテゴリーに属する頁で、その上部に、「唇のにごり(にごってきた)・唇のシワが目立つ・唇が乾きやすい」という見出し41が、ピンク色の帯状枠42に囲われた状態で、大きく表示されており、その上に、「リップメイクテクニック」という説明書き43が表示されている。また、この頁の中央部には、「口元の周辺が黒ずんでいる(黒ずんできた)」という見出し44とピンク色の帯状枠45が表示されている。そして、各見出し41、44の下には、それぞれその上の見出し41、44で示される項目について、どのようなテクニックを用いればよいかが表示されている。これらの表示部分も、ピンク色の四角枠46、47で囲われている。なお、上記帯状枠42、45の各枠内も、淡いピンク色に着色されており、その頁において、上下2段の見出し41、44が強く印象づけられるようになっている。また、この頁の左端には、側方に突出するピンク色の見出し部48が設けられており、「口元(唇)」の文字49が表示されている。なお、この頁の下部には、「口元(唇)」のカテゴリーにおける頁を示す数字が表示されている。
図19〜図21の各頁も、図18の頁と同様、「口元(唇)」のカテゴリーに属する頁で、上下に並ぶ2つの見出し41、44(図19)もしくは上部に1つだけの見出し41(図20、図21)と、「リップメイクテクニック」という説明書き43が表示され、その下の四角枠46(47)内に、上記見出し41(44)の項目に関して使用するテクニックの説明が表示された構成になっている。なお、上記見出し41、44は、帯状枠42、45にそれぞれ囲われている。そして、「口元(唇)」の文字49が表示された見出し部48が設けられていることと、特定部分にピンク色の着色がなされていることも、図18の頁と同様であり、その説明を省略する。
そのつぎの頁は、図22に示すように、「基礎知識」のカテゴリーに属する頁で、その上部に、「肌を美しく見せるトワニー センチュリー テクニカル リップスティック カラートーン ポジショニング」という見出し51が、帯状枠52に囲われた状態で、大きく表示されており、枠内が、うすい黄土色に着色されている。そして、その下には、明度と彩度を基準とする色マップ53が表示されており、このカウンセリングツールを用いてカウンセリングを行う際に推奨する一連のリップカラーの色が、上記色マップ53上で、どのような配置になるかが示されている。なお、この頁の左端には、側方に突出する緑色の見出し部54が設けられており、「基礎知識」の文字55が表示されている。
そのつぎの頁は、図23に示すように、「カラーシステム」のカテゴリーに属する頁で、その上部に、「カラーシステムの考え方」という見出し60があり、その下に、「流行色にとらわれない不変的な美しさを実現する」という、この考え方の目的を示す文61とともに、「肌ベースにあわせた色選び」という項目62と、「色トーンでまとめる色選び」という項目63とが、並べて表示されている。そして、その下には、「カラーシステム」という見出し64が表示されており、その下に、生まれもった肌の色をベースとして、この肌の色に適した、各メイクアップ化粧品の色を並べて示す一覧表65が表示されている。なお、この頁の右端には、側方に突出する緑色の見出し部73が設けられており、「カラーシステム」の文字74が表示されている。
そのつぎの頁は、図24に示すように、「色選びのバイブル」という見出し70が、帯状枠71に囲われた状態で、大きく表示されており、枠内が、うすい黄土色に着色されている。そして、その下に、「色の性質を生かす効果」という説明書き72が表示されており、その下に、「1.肌色の3要素」、「2.色選びは・・・」、「3.色の組み合わせ」という3つの項目のもとに、色選びの考え方の説明がなされている。なお、この頁の左端にも、側方に突出する緑色の見出し部73が設けられており、「カラーシステム」の文字74が表示されている。
そのつぎの頁は、図25に示すように、「なりたいイメージ」という見出し80が、帯状枠81に囲われた状態で、大きく表示されており、枠内が、うすい緑色に着色されている。そして、その下に、顧客の願望情報を、「ベース」、「眉」、「目元」、「口元(唇)」の4つの部位に分類し、さらに、各部位ごとに、「色」、「トラブル」、「形」、「キープ法」の4種類に分類して、これらを系統的に示した願望一覧表Bが表示されている。そして、この頁の右端には、側方に突出する緑色の見出し部82が設けられており、「基礎知識」の文字83が表示されている。
上記願望一覧表Bに列挙されている願望情報は、10年以上にわたり顧客3500人に対して行ったアンケートにもとづき予めデータとして蓄積されたメイクアップに関する悩み情報を、格別に、その悩みを克服して実現したい願望という形に変換したもので、この頁のつぎの頁に表示された悩み一覧表A(図26参照)の、同じ位置にある悩み情報と対応するようになっている。例えば、「ベース」の「色」の項目に分類された願望において、一番上に表示された「・明るく仕上げたい」という願望は、悩みでいうと、「・くすみ」である。
そして、上記願望一覧表Bに列挙された各願望情報の右側には、頁(ページ)を示す欄84が設けられており、各願望情報に関連する説明表示がなされている頁が、それぞれ表示されている。したがって、例えば、「・明るく仕上げたい」という願望の人に対しては、この冊子の、ベースの項目の第2頁を開き、その頁に表示された、肌を明るく仕上げるためのベースメイクのテクニックを提示しながらカウンセリングを行うことができるようになっている(図4参照)。
そのつぎの頁は、図26に示すように、「12の悩み」という見出し90が、帯状枠91に囲われた状態で、大きく表示されており、枠内が、うすい緑色に着色されている。そして、その下に、顧客の悩み情報を、「ベース」、「眉」、「目元」、「口元(唇)」の4つの部位に分類し、さらに、各部位ごとに、「色」、「トラブル」、「形」、「キープ法」の4種類に分類して、これらを系統的に示した悩み一覧表Aが表示されている。そして、この頁の左端には、側方に突出する緑色の見出し部92が設けられており、「基礎知識」の文字93が表示されている。
なお、上記悩み一覧表Aに列挙されている悩み情報は、上記願望一覧表Bの基礎となるもので、すでに述べたように、10年以上にわたり顧客3500人に対して行ったアンケートにもとづき予めデータとして蓄積されたメイクアップに関する悩み情報を、そのまま、分類して示したものである。分類の方法は、上記願望一覧表Bと同一であり、各悩み情報が、願望一覧表B(図25参照)の、同じ位置にある願望情報と対応するようになっている。
そして、上記悩み一覧表Aに列挙された各悩み情報の右側にも、頁(ページ)を示す欄94が設けられており、各悩み情報に関連する説明表示がなされている頁が、それぞれ表示されている。したがって、例えば、「・くまができやすい」という悩みの人に対しては、この冊子の、ベースの項目の第6、7頁を開き、それらの頁に表示された、くまを隠すベースメイクのテクニックを提示しながらカウンセリングを行うことができるようになっている(図8、図9参照)。
上記カウンセリングツールを用い、美容員等は、顧客に対し、例えば、つぎのようにしてメイクアップカウンセリングを行うことができる。すなわち、まず、顧客に悩みがないかを聞き、悩みをストレートにいう顧客に対しては、図26に示す悩み一覧表Aを提示して、該当する悩みを選択してもらう。そして、その悩みの右側に付されたページから、冊子の該当するページを開いて、その悩みに関連するメイクアップテクニックを提示して、カウンセリングを行う。また、悩みはないが、もっとこうなりたい、こうしたいという顧客に対しては、図25に示す願望一覧表Bを提示して、該当する願望を選択してもらう。そして、その願望の右側に付されたページから、冊子の該当するページを開いて、その願望に関連するメイクアップテクニックを提示して、カウンセリングを行う。もちろん、顧客が、特に悩みや願望をもっていなくても、美容員等が、顧客とやりとりしながら、その顧客に適した悩み情報もしくは願望情報を特定し、それに該当する冊子のページを開いて、カウンセリングを行うことができる。
なお、必ずしも悩み一覧表Aもしくは願望一覧表Bで悩みもしくは願望を特定しなくても、図2に示す頁を開き、「CONTENTS」の見出し4の下に列挙される項目から、顧客の関心の高いものを選択して、該当するページを開いてカウンセリングを行うようにしても差し支えない。
このように、上記カウンセリングツールによれば、いちいち顧客に問診しなくても、顧客の悩みを、直接、上記悩み一覧表Aから選択させることができる。また、「悩み」について語りたくない(あるいは認めたくない)顧客に対しては、悩み一覧表Aではなく、上記願望一覧表Bの方を提示して、その顧客が実現したい願望を選択させることができ、顧客の抱える悩みを、表立たせることなく把握して、カウンセリングに役立てることができる。さらに、上記カウンセリングツールには、悩み解決(=願望実現)のためのメイクアップテクニックを提示する説明表示部が、悩み別もしくは願望別に、冊子のページごとに表示されており、上記悩み一覧表Aに表示された各悩み情報の右側と、上記願望一覧表Bに表示された各願望情報の右側に、それぞれ、その悩みもしくは願望に関連する説明表示部を表示するページが付記されているため、顧客の悩みもしくは願望を特定すれば、その右側のページ表示をみて該当ページを開くだけで、即座に、その悩み解決(=願望実現)のためのメイクアップテクニックを提示することができ、迅速にカウンセリングを行うことができる。
なお、上記の例では、カウンセリングツールを冊子としたが、必ずしも冊子の形態をとる必要はなく、全体が、ばらばらのカードであったり、複数枚の剛性シートの組み合わせであってもよい。また、印刷物に限らず、TVモニターや、CRT、液晶モニター等の画像装置、コンピュータ等を利用して表示される画面も、本発明のカウンセリングツールに含まれるものとする。
そして、本発明では、悩み一覧表Aと願望一覧表Bとを組み合わせていることが大きな特徴であり、それ以外の構成、例えばメイクアップテクニックの説明表示等については既成の情報シート等と組み合わせて用いても差し支えない。また、そのような説明表示を用いず、顧客の悩みや願望に適した化粧品を直接推奨し、口頭でメイクテクニックを説明したり、テスターを用いてメイクテクニックを実際に指導したりするようにしても、差し支えない。ただし、上記の例のように、全体が冊子もしくはカード、シート類でまとめられており、悩み一覧表A、願望一覧表Bの悩み、願望を選択すれば、そこから即座に、メイクアップの説明表示部を取り出すことができるようにしておくと、カウンセリングをスムーズに行うことができ、好適である。
なお、上記の例では、悩み一覧表Aと願望一覧表Bにおいて、悩み情報・願望情報を分類するのに、メイクアップの部位として、「ベース」、「眉」、「目元」、「口元(唇)」の4つの分類項目をあげ、悩み・願望の種類として、「色」、「トラブル」、「形」、「キープ法」の4種類をあげているが、分類項目は、これらに限らず、適宜に設定することができる。ただし、メイクアップの部位として、「ベース」と「目元」と「口元(唇)」は重要なポイントであり、この3つはできるだけ設けることが望ましい。
また、メイクアップテクニックの説明表示部を設ける場合、その構成や順序は、上記の例に限定されることなく、適宜に設定することができる。
本発明の一実施例であるカウンセリングツールの外観斜視図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。
符号の説明
A 悩み一覧表
B 願望一覧表

Claims (4)

  1. メイクアップカウンセリングを行う際に用いられるカウンセリングツールであって、予めデータとして蓄積されたメイクアップに関する顧客の悩み情報が、メイクアップを行う部位別に分類され、各部位ごとに分類された悩み情報が、悩みの種類別に複数の項目に分類されて系統的に表示された悩み一覧表Aと、上記顧客の悩み情報が、各別に、その悩みを克服して実現したい願望情報に変換され、各願望情報が、上記悩み一覧表Aと同じ項目、同じ配置で分類されて系統的に表示された願望一覧表Bとを備えていることを特徴とするカウンセリングツール。
  2. 上記悩み一覧表Aおよび願望一覧表Bとともに、各悩みの克服もしくは願望の実現のために行うべきメイクアップ方法を提示する説明表示部が、悩み別もしくは願望別に設けられている請求項1記載のカウンセリングツール。
  3. カウンセリングツールの形態が冊子状で、各悩みの克服もしくは願望の実現のために行うべきメイクアップ方法を提示する説明表示部が、悩み別もしくは願望別に、冊子のページごとに表示されており、上記悩み一覧表Aに表示された各悩み情報の近傍と、上記願望一覧表Bに表示された各願望情報の近傍に、それぞれ、その悩みもしくは願望に関連する説明表示部を特定する表示部が付記されている請求項2記載のカウンセリングツール。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカウンセリングツールの使用方法であって、上記悩み一覧表Aを提示してその顧客の悩みを特定するか、あるいは上記願望一覧表Bを提示してその顧客の願望を特定するかを、カウンセリングを受ける顧客のタイプに応じて、その都度、使い分けるようにしたことを特徴とするカウンセリングツールの使用方法。
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