JP2000126651A - エアゾール用ノズルの簡易変更構造 - Google Patents

エアゾール用ノズルの簡易変更構造

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JP2000126651A
JP2000126651A JP10303536A JP30353698A JP2000126651A JP 2000126651 A JP2000126651 A JP 2000126651A JP 10303536 A JP10303536 A JP 10303536A JP 30353698 A JP30353698 A JP 30353698A JP 2000126651 A JP2000126651 A JP 2000126651A
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JP
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nozzle
changing
main
main nozzle
pipe
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JP10303536A
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English (en)
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Takashi Tominaga
孝 冨永
Akira Kato
彰 加藤
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NIPPON KOSAN KK
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NIPPON KOSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの変更が極めて容易に行なえ、且つノ
ズル変更の際にボンベ内の液体が意に反して噴出する恐
れのないエアゾール用ノズルの簡易変更構造を提供する
こと。 【解決手段】 エアゾールのノズル20の噴射部23
を、ノズル20の外周側面から突出するように設ける。
ノズル20の他に別の形状の噴射部33を有する変更用
ノズル30を具備する。変更用ノズル30を直接噴射部
23に着脱自在に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾールのノズ
ルを容易に各種形状のノズルに変更することができるエ
アゾール用ノズルの簡易変更構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エアゾールは、図5に示すよう
に、薬品等の液体と圧縮気体とを収納したボンベ61の
上部中央に、押圧することで前記液体を圧縮気体と共に
噴出するパイプ63を突出して設け、該パイプ63にノ
ズル65を取り付けて構成されている。
【0003】ここでノズル65は合成樹脂等で構成さ
れ、その外周側面には噴射部67が設けられ、その底面
には前記パイプ63が挿入される挿入穴69が設けられ
ている。そしてこのエアゾールは、パイプ63を押圧す
ることでボンベ61内の液体が圧縮気体と共に噴出され
るように構成されているので、パイプ63に取り付けた
ノズル65をその上から押圧すると、その噴射部67か
ら液体が噴射される。
【0004】一方従来、前記通常のノズル65に替え
て、例えば隙間挿入用のノズル71を使用したい場合
は、ノズル65を上方向に押し上げることでこれをパイ
プ63から外した後、該パイプ63に別途用意したノズ
ル71を取り付けることによって行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記方法
によるノズル65,71の取り替えには、以下のような
問題点があった。 一旦ノズル65を取り外してからノズル71を取り付
ける必要があるので、その取り替え作業が煩雑であり、
取り外したノズル65が紛失してしまう恐れもあった。
【0006】ノズル71のパイプ63への取り付け
は、パイプ63の上からパイプ63を押し付けるように
して行なわれるので、該取り付けの際に意に反して液体
が噴出してしまう恐れがあった。噴出した液体は衣服や
皮膚に付着したり、吸引或いは目に入るなどの問題も生
じる恐れがある。この問題はノズル71から再び元のノ
ズル65に付け替える際にも生じる。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、ノズルの変更が極めて容易に行なえ、
且つノズル変更の際にボンベ内の液体が意に反して噴出
する恐れのないエアゾール用ノズルの簡易変更構造を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかるエアゾール用ノズルの簡易変更構造
は、液体及び圧縮気体を収納したボンベの上部に、押圧
することで前記液体を圧縮気体と共に噴出するパイプを
突設し、外周側面に噴射部を設けた主ノズルを該パイプ
に取り付けてなるエアゾールにおいて、前記主ノズルの
噴射部は主ノズルの外周側面から突出するように設け、
且つ主ノズルの他に別の形状の噴射部を有する変更用ノ
ズルを具備し、該変更用ノズルを直接主ノズルの噴射部
に着脱自在に取り付けるように構成したことを特徴とす
る。ここで前記主ノズルの噴射部に変更用ノズルを取り
付ける部分には、両者の抜けを防止する係止機構を設け
ることが好ましい。さらに前記係止機構は、主ノズルの
噴射部に挿入した変更用ノズルを主ノズルの噴射部を軸
にして回転することで係止する機構であることが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第一実施形態
を示す斜視図である。同図に示すようにこのエアゾール
は、液体及び圧縮気体を収納したボンベ10の上部に、
押圧することで前記液体を圧縮気体と共に噴出するパイ
プ11を突設し、該パイプ11にノズル(主ノズル)2
0を取り付けて構成されている。
【0010】ここでノズル20は例えば合成樹脂製(金
属などでも良い)のノズル本体21の外周側面に金属製
の略円柱形状の噴射部23を突出するように取り付けて
構成されている。
【0011】そしてこのノズル20の頭部27を押圧す
れば、パイプ11が下降してボンベ10内部の液体と圧
縮気体が噴射部23の噴射口25から噴射される。
【0012】一方ノズル20を同図に示す別の変更用ノ
ズル30に変更する場合は以下に示すようにする。即ち
まず変更用ノズル30を用意する。この変更用ノズル3
0は合成樹脂製のノズル本体31の外周側面に細長い管
状の噴射部33を取り付けて構成されている。この変更
用ノズル30は噴射部33を家具等の隙間へ挿入して使
用されるものである。一方ノズル本体31の底面には前
記噴射部23が着脱自在に挿入されると共に噴射部33
と連通する挿入穴37が設けられている。
【0013】そしてエアゾールのノズルの変更は、前記
噴射部23を変更用ノズル30の挿入穴37に挿入する
だけで完了する。そのときの状態を図2に示す。同図に
示すように噴射部33は使用する方向、即ち横向き(水
平)に向いている。そしてノズル20の頭部27を押圧
すれば、噴射部33の先端から液体と圧縮気体とが噴射
される。元の状態に戻す場合は変更用ノズル30を噴射
部23から取り外すだけでよい。
【0014】この実施形態における前記変更用ノズル3
0の着脱は、ノズル20の外周側面に設けた噴射部23
に対して行なわれるので、該着脱の際に誤ってパイプ1
1を下方向に押圧することはなく、誤って液体と圧縮気
体を噴出する事故は完全に防止できる。またノズル変更
のためにノズル20を取り外す必要がないので、該ノズ
ル20を紛失する恐れもなくなる。
【0015】ところで上記実施形態においては噴射部2
3に変更用ノズル30を圧入して取り付けるだけの構造
なので噴射部23から液体などを噴出させた際にその噴
射圧力によって変更用ノズル30が外れてしまう恐れが
ある。そこで両者間には変更用ノズル30を装着した際
にこれを係止しておく係止機構を設けておくことが好ま
しい。
【0016】図3は係止機構を設けた第二実施形態を示
す斜視図である。なお前記第一実施形態と同一部分には
同一符号を付す。また同図においては変更用ノズル30
のノズル本体31の外形を一点鎖線で示し、内部の挿入
穴37の部分を実線で示している。この実施形態におい
ては、ノズル20の噴射部23の外周側面に係止突起2
31を設け、一方変更用ノズル30のノズル本体31の
挿入穴37の内周面には、略L字状に折れ曲がる係止凹
部331が設けられている。つまり係止突起231と係
止凹部331とによって係止機構が構成されている。そ
の他の部分は前記第一実施形態と同じ構造である。
【0017】そして両者を接続するには、噴射部33を
図に示すように真上に向けた状態で噴射部23を挿入穴
37に挿入(矢印A方向)した後、噴射部33が真横を
向くように回転する(矢印B方向)。このとき係止突起
231は係止凹部331に挿入され、L字状に折り曲げ
られた先端部分に到達し、両者は係合される。以上の取
り付け作業中、圧入等の力のかかる作業はないのでスム
ーズにその取り付け作業が行なえる。
【0018】係止突起231と係止凹部331の係合に
よってノズル本体31を矢印A方向とは逆方向に引っ張
ってもこれが噴射部23から外れることはなく、従って
ノズル20を押圧して液体と圧縮気体とを噴射した際に
該圧力によって変更用ノズル30が外れる恐れはなくな
る。変更用ノズル30の取り外しは、上記動作と逆に、
ノズル30を回転してその噴射部33を真上に立てた後
に引き抜けば良い。この取り外し作業にも強い力は不要
である。
【0019】図4は係止機構を設けた第三実施形態を示
す斜視図である。なお前記第一実施形態と同一部分には
同一符号を付す。この実施形態においては、ノズル20
の噴射部23の外周側面にオネジ233を設け、一方変
更用ノズル30の挿入穴37の内周面にメネジ333を
設けている。つまりオネジ233とメネジ333とによ
って係止機構が構成されている。その他の部分は前記第
一実施形態と同じ構造である。
【0020】そして両者を接続するには、噴射部33を
図に示すように上に向けた状態で噴射部23を挿入穴3
7に挿入(矢印A方向)した後、噴射部33が真横を向
くように回転する(矢印C方向)。このときオネジ23
3とメネジ333とは螺合して固定される。従ってノズ
ル本体31を矢印A方向とは逆方向に引っ張ってもこれ
が噴射部23から外れることはなく、第二実施形態と同
様にノズル20を押圧して液体と圧縮気体とを噴射した
際に該圧力によって変更用ノズル30が外れる恐れはな
くなる。変更用ノズル30の取り付け・取り外し作業も
第二実施形態と同様に容易である。
【0021】なお上記第二,第三実施形態においては、
噴射部33を真上に立てた状態で変更用ノズル30を噴
射部23に挿入し、その後噴射部33が真横を向くよう
に変更用ノズル30を回転することで係止したが、噴射
部23に挿入する際の噴射部33は必ずしも真上を向い
ている必要はなく、また変更用ノズル30回転後の噴射
部33の向きも必ずしも真横でなくても良いことは言う
までもない。要は噴射部23に挿入した変更用ノズル3
0を回転することで係止する機構であれば良い。
【0022】さらに本発明は、このような構造の係止機
構に限られない。即ち例えば挿入穴37に噴射部23を
押し入れるだけで両者が係合しその状態で再び噴射部2
3を押し込むと両者の係合が外れるプッシュロック機構
を取り付けたり、例えば挿入穴37の内周面に凹部を設
け、噴射部23にはその外周にボールとバネ等からなる
弾発部を設け、噴射部23を挿入穴37に挿入した際に
弾発部が凹部に係合することで両者を抜けにくくし、強
い力で引っ張ることで弾発部の凹部への係合を解除して
引き抜くように構成したディテント機構を取り付けるこ
とで係止機構を構成しても良い。要は挿入穴37に噴射
部23を挿入した際にその抜けを防止する係止機構(但
し着脱自在のもの)であればどのような機構であっても
良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 元々取り付けていたノズル(主ノズル)を取り外すこ
となく、このノズルに変更用ノズルを取り付けるように
構成したので、ノズルの変更作業が極めて容易であり、
また元々取り付けていたノズルの紛失の恐れが全くなく
なる。
【0024】変更用ノズルの取り付けは元々取り付け
ていたノズル(主ノズル)の外周側面に取り付けた噴射
部に対して行なわれるので、該取り付けの際にボンベか
ら突出するパイプを上から押し付けるような力は作用せ
ず、意に反して液体が噴出してしまう恐れは全くなくな
る。従って噴出した液体が衣服や皮膚に付着したり、吸
引或いは目に入るなどの問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す斜視図である。
【図2】変更用ノズル30の取り付け状態を示す斜視図
である。
【図3】係止機構を設けた第二実施形態を示す斜視図で
ある。
【図4】係止機構を設けた第三実施形態を示す斜視図で
ある。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ボンベ 11 パイプ 20 ノズル(主ノズル) 21 ノズル本体 23 噴射部 30 変更用ノズル 31 ノズル本体 33 噴射部 37 挿入穴 231 係止突起(係止機構) 331 係止凹部(係止機構) 233 オネジ(係止機構) 333 メネジ(係止機構)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体及び圧縮気体を収納したボンベの上
    部に、押圧することで前記液体を圧縮気体と共に噴出す
    るパイプを突設し、外周側面に噴射部を設けた主ノズル
    を該パイプに取り付けてなるエアゾールにおいて、 前記主ノズルの噴射部は主ノズルの外周側面から突出す
    るように設け、且つ主ノズルの他に別の形状の噴射部を
    有する変更用ノズルを具備し、該変更用ノズルを直接主
    ノズルの噴射部に着脱自在に取り付けるように構成した
    ことを特徴とするエアゾール用ノズルの簡易変更構造。
  2. 【請求項2】 前記主ノズルの噴射部に変更用ノズルを
    取り付ける部分には、両者の抜けを防止する係止機構を
    設けることを特徴とする請求項1記載のエアゾール用ノ
    ズルの簡易変更構造。
  3. 【請求項3】 前記係止機構は、主ノズルの噴射部に挿
    入した変更用ノズルを主ノズルの噴射部を軸にして回転
    することで係止する機構であることを特徴とする請求項
    2記載のエアゾール用ノズルの簡易変更構造。
JP10303536A 1998-10-26 1998-10-26 エアゾール用ノズルの簡易変更構造 Pending JP2000126651A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017195452A1 (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社三谷バルブ アタッチメント取付け構造ならびにこのアタッチメント取付け構造を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017195452A1 (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社三谷バルブ アタッチメント取付け構造ならびにこのアタッチメント取付け構造を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品
CN107438469A (zh) * 2016-05-13 2017-12-05 三谷阀门有限公司 附件安装构造以及具备该附件安装构造的喷雾式制品和泵式制品
CN107438469B (zh) * 2016-05-13 2021-09-07 三谷阀门有限公司 附件安装构造以及具备该附件安装构造的喷雾式制品和泵式制品

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