JP2000125519A - 積層コアおよびその製造方法 - Google Patents

積層コアおよびその製造方法

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JP2000125519A
JP2000125519A JP10307796A JP30779698A JP2000125519A JP 2000125519 A JP2000125519 A JP 2000125519A JP 10307796 A JP10307796 A JP 10307796A JP 30779698 A JP30779698 A JP 30779698A JP 2000125519 A JP2000125519 A JP 2000125519A
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Kiyoshi Nagashima
清 長嶋
Satoru Matsushita
悟 松下
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コア板どうしの結合強度を高めることにより
剥離強度を向上させることのできる積層コアおよびその
製造方法を提供すること。 【解決手段】 コア板11,21の一方面側にカシメ用
のダボ凹部13を形成するとともに他方面側にダボ凸部
12を形成し、該コア板11を複数枚積層する積層コア
の製造方法において、下層のコア板11aのダボ凹部1
3に上層のコア板21のダボ凸部12を嵌合させて複数
枚のコア板を一体化した後、上層のコア板21のダボ凹
部13にポンチ30の先端を押圧してポンチ部15を形
成する。ポンチ30の先端で圧縮された部分は外周方向
に移動して凸部12が膨拡する。その結果、上層のコア
板21のダボ凸部12と下層のコア板11aのダボ凹部
13との結合強度が高まり、剥離強度も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型モータ等の電
機子を構成する積層コアおよびその製造方法に関するも
のである。
【0001】
【従来の技術】積層コアは、珪素鋼板等からなる板状素
材をプレス加工によって所定形状に打ち抜いてコア板を
形成し、このコア板を所定枚数積層して一体化すること
により構成されている。各コア板は、図7に示すような
構造で結合されている。すなわち、コア板1の一部を板
厚のほぼ半分の寸法だけ半抜きして円形のカシメ用のダ
ボ凸部2とその裏面側に形成されるダボ凹部3を設け、
下層側のコア板1のダボ凹部3に上層側のダボ凸部2を
嵌め込む工程を数回繰り返すことにより複数枚のコア板
1が一体化される。なお、最下層のコア板1’は、底面
にダボ凸部を突出させないために、全抜きにより透孔4
が形成されて、この透孔4に上層のコア板1のダボ凸部
2が嵌め込まれている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、互いに
結合し合うダボ凸部2の外周面とダボ凹部3(または透
孔4)の内周面との嵌め合いにガタやバラツキがある場
合、両者の結合強度が弱くなり、コア板どうしが剥離し
てしまう虞れがある。また、コア板の面積が他と異なっ
て小さいコア板を積層する場合、コア板に掛かる積層方
向の圧縮力に伴って生じる結合部への側面圧力が低下
し、コア板どうしの結合強度が弱くなってしまう。この
ような積層コアをモータ等に採用した場合、ノイズや振
動の増加、コギングの悪化、磁気回路の効率低下による
出力の低下を招いてしまう。
【0003】以上のような実状に鑑みて、本発明の課題
は、コア板どうしの結合強度を高めることにより剥離強
度を向上させることのできる積層コアおよびその製造方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明における請求項1に係る発明は、コア板の
一方面側にカシメ用のダボ凹部を形成するとともに他方
面側にダボ凸部を形成し、該コア板を複数枚積層する積
層コアの製造方法において、下層のコア板のダボ凹部に
上層のコア板のダボ凸部を嵌合させて複数枚のコア板を
一体化した後、上層のコア板のダボ凹部にポンチの先端
を押圧することを特徴とする。
【0005】本発明では、下層のコア板のダボ凹部に上
層のコア板のダボ凸部を嵌合させた状態で、上層のコア
板のダボ凹部にポンチの先端を押圧する加工を施すの
で、ポンチの先端で圧縮された部分は外周方向、すなわ
ち下層のコア板のダボ凹部の内周面側に移動する。その
結果、上層のコア板のダボ凸部と下層のコア板のダボ凹
部との結合強度が高まり、剥離強度も向上する。
【0006】請求項2に係る発明は、コア板の一方面側
にカシメ用のダボ凹部を形成すると共に他方面側にダボ
凸部を形成し、該コア板を複数枚積層する積層コアの製
造方法において、下層のコア板のダボ凹部に上層のコア
板のダボ凸部を嵌合させた後に、前記上層のコア板のダ
ボ凹部にポンチの先端を押圧する工程を複数回繰り返す
ことを特徴とする。このような製造方法により、ダボ凹
部とダボ凸部の複数の結合箇所においてポンチの先端が
押圧されるので、コア板どうしの結合強度がより一層向
上すると共に、ポンチの押圧を一連の工程で行うことが
できるので、加工時間の短縮を図る事ができる。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2におい
て、上層のコア板のダボ凹部にポンチの先端を押圧する
工程を間欠的に行うことを特徴とする。このような方法
により、コア板どうしの結合強度を向上させつつ、さら
なる加工時間の短縮を図ることができる。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
うちいずれかの項に記載の製造方法によって製造された
ことを特徴とする。すなわち、コア板のダボ凹部もしく
は透孔に別のコア板のダボ凸部を嵌合させて構成した積
層コアにおいて、ダボ凸部の裏面側に形成されたダボ凹
部のうち少なくとも1箇所以上のダボ凹部にポンチ部が
形成されている。このような積層コアは、コア板どうし
の結合強度が高いので、当該積層コアをモータ等に適用
した場合、ノイズや振動の増加、コギングの悪化、出力
の低下等を未然に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明にかかる積層コアの製造方法の実施の形態を説明す
る。
【0010】図1は本発明にかかる製造方法に基づいて
形成された積層コアの実施形態を示す平面図である。図
1において、積層コア10は、放射状に突出した複数本
の突極17とこれらの突極を連結する環状基部16を有
するコア板を所定枚数、例えば3枚重ね合わせることに
より構成されている。各突極17には図示しない電機子
コイルが巻回され、エアギャップを介して対向する駆動
磁石とともに磁気回路を形成する。また、本実施形態の
積層コア10は、環状基部16に穿設された複数個、例
えば3個の取付孔18にねじを螺合して、図示しないス
テータ基板と一体に共締めすることにより固定される。
【0011】図2は図1におけるA−A’断面図であ
り、コア板どうしの結合状態を拡大して示している。結
合部分において、最も下層のコア板11cには円形の透
孔14が穿設されていて、この透孔4に中層のコア板1
1bの半抜きされたカシメ用のダボ凸部12が嵌め込ま
れている。さらに、コア板11bのダボ凸部12の裏側
にあたるダボ凹部13に上層のコア板11aのダボ凸部
12が嵌まり込むことにより、3枚のコア板11a,1
1b,11cが一体化されている。なお、これらのダボ
凸部12の外径およびダボ凹部13もしくは透孔14の
内径は、ほぼ同一寸法に形成されている。
【0012】本実施形態では、このように一体化された
積層コア10の最も上層のコア板11aのダボ凹部13
に、先端が円錐形状の鋭利なポンチを押圧することを特
徴としている。符号15はそのポンチによって形成され
たポンチ部である。ポンチを押圧することによって、ポ
ンチ部15に存在していた肉がダボ凸部12側に移動
し、矢示のようにダボ凸部12の外径を拡げる方向に力
が加わる。したがって、コア板11aのダボ凸部12の
外周面とコア板11bのダボ凹部13の内周面との間に
ガタが有ったとしても、ポンチの押圧力を受けたダボ凸
部12の外径が膨拡するのでコア板どうしの結合強度お
よび剥離強度が高まる。
【0013】図3は積層コアの最下層もしくは最上層に
積層されるコア板21を示す平面図である。このコア板
21は、他のコア板と違って突極を持たず、略C字状に
形成されていて、図示しないステータ基板側に取り付け
られる。そして、突極に巻回する電機子コイルの巻回空
間を確保するためのスペーサとして機能している。ま
た、内側に張り出した3箇所のリブ22を利用して図示
しない軸受の位置決めを行うこともできる。さらに、図
3のコア板21には、図1のコア板11に形成されたダ
ボ凹部13(ダボ凸部12)及び取付孔18と同じ位置
に、ダボ凹部13(ダボ凸部12)及び取付孔18が形
成されている。
【0014】このようなコア板21と突極17を有する
コア板11とを一体に積層すると、コア板21は、他の
コア板11に比べて面積が小さいので、コア板どうしを
プレスして嵌め込む際にコア板に掛かる積層方向の圧縮
力に伴って生じるダボ凸部12への側面圧力が低下し、
コア板どうしの結合強度が弱くなってしまう。ところ
が、前述の実施形態と同様に、コア板11の上に重ねた
コア板21のダボ凹部13に先端が鋭利なポンチを押圧
することにより、両者の結合強度が高まり、異形状のコ
ア板21が剥離することを未然に防止できる。
【0015】次に、本発明にかかる積層コアの製造方法
の実施形態を説明する。
【0016】この実施形態では、一連の工程によって帯
状の素材を等ピッチ間隔で送りながら、各突極間に形成
されるスロット孔やセンター孔を段階的に打ち抜いてい
き、突極を有する3枚のコア板11と図3に示した異形
状のコア板21を積層した積層コアを製造し、しかる
後、一体化された積層コアの最上層のコア板21にポン
チング加工を施すことにより、本発明に係る積層コアを
得るものである。
【0017】まず、帯状の素材に対してコア板11c,
コア板11b,コア板11a,コア板21,コア板11
c・・・の順で複数のステージにおいてプレス加工を施
す。その際、コア板11cのカシメ箇所には透孔14が
穿設され、コア板11b,コア板11aのカシメ箇所に
は半抜き加工によりダボ凸部12並びにダボ凹部13が
形成される。そして、これらのコア板11a〜cは、最
終的に図1に示す形状に外径抜きされて透孔14とダボ
凸部12、もしくはダボ凹部13とダボ凸部12を嵌め
合わせると共に、積層方向に加圧することで一体化され
る。
【0018】一方、最後に積層する異形状のコア板21
は、このままの形状では順送型の工程内で搬送して積層
することが困難であるため、一旦略C字状に外径抜きし
たコア板21を所謂プッシュバック工法で元の帯状素材
(キャリア)に嵌め込み、順送型の最終ステージまで搬
送する。そして、最終ステージでは、突極を有する他の
コア板11a〜cと同様の形状に外径を抜いて、4枚の
コア板21,11a〜cを一体化して、当該順送型から
積層コア10を排出する。しかる後、コア板21の周り
の不要部分は、後述するポンチング工程の前に積層コア
10本体から離脱される。
【0019】図4は、ポンチング工程の様子を示す断面
図である。当該実施形態において、ポンチング加工は順
送型とは別の単発プレス装置で行われる。いま、前工程
で一体化した積層コア10を単発プレス装置の下型40
に位置決めしてセットする。次いで、上型50を降下さ
せて積層コア10を挟持せしめる。しかる後、コア板2
1のダボ凹部13に向けて先端が円錐形のポンチ30を
打ち込む。このとき、ダボ凹部13にはポンチ30の先
端形状に倣ってポンチ部15が形成される。このポンチ
部15に存在していた肉はダボ凸部12の側に移動し、
ダボ凸部12の外径を拡げる。したがって、コア板21
のダボ凸部12とコア板11aのダボ凹部13結合強度
が飛躍的に向上する。次いで、金型から積層コア10を
取り出し、その表面に所定の絶縁塗装を施して積層コア
10が完成する。
【0020】以上のような工程を経て製造された積層コ
ア10は、面積が小さい異形状のコア21が積層されて
いるにも拘わらず、コア板どうしの結合強度、剥離強度
の高い積層コア10である。したがって、このような積
層コア10をモータ等に採用した場合、ノイズや振動、
コギングの低減、あるいは磁気回路の効率化による出力
の向上を図ることができる。
【0021】つぎに、本発明にかかる別の実施形態によ
って製造された積層コアの結合部分の断面図を図5に示
す。叙上の実施形態では、順送型で複数枚のコア板を形
成してそれらを一体化した後、単発プレス装置でポンチ
ング加工を行う例を示したが、当該実施例では順送型の
みを用いて、一連の順送プロセスの中でポンチング加工
を行うものである。すなわち、最下層のコア板11dの
透孔14に上層のコア板11cのダボ凸部12を嵌合さ
せた後に、上層のコア板11cのダボ凹部13にポンチ
の先端を押圧する。このポンチング工程は予め順送工程
内で行われるように用意されている。次いで、コア板1
1cのダボ凹部13にコア板11bのダボ凸部12を嵌
め込んでから、コア板11bのダボ凹部13にポンチの
先端を押圧する。さらに同様の工程を繰り返し、コア板
11bのダボ凹部13にコア板11aのダボ凸部12を
嵌め込んでから、コア板11aのダボ凹部13にポンチ
の先端を押圧する。こうして製造された積層コア10の
各コア板のダボ凹部13にはポンチ部15が形成されて
いる。
【0022】以上のように、下層のコア板に上層のコア
板を重ねる毎に、上層のコア板のダボ凹部13にポンチ
の先端を押圧することにより、ダボ凸部12とダボ凹部
13(または透孔14)の結合箇所すべてにおいてポン
チの先端が押圧されるので、コア板どうしの結合強度が
より一層向上する。また、このような加工が一連の順送
プロセスの中で行われるので、単発プレス装置を併用す
る場合と比べて工程時間の短縮を図ることができる。
【0023】図6は本発明にかかるさらに別の実施形態
によって製造された積層コアの結合部分を示す断面図で
ある。この積層コア10は、上層のコア板のダボ凹部に
ポンチの先端を押圧する工程を間欠的に行うことにより
形成されている。すなわち、最下層のコア板11dの透
孔14に上層のコア板11cのダボ凸部12を嵌合させ
た後に、上層のコア板11cのダボ凹部13にポンチの
先端を押圧する。次いで、コア板11cのダボ凹部13
にコア板11bのダボ凸部12を嵌め込むが、ここで
は、コア板11bのダボ凹部13にポンチの先端を押圧
する工程を省略する。次いで、コア板11bのダボ凹部
13にコア板11aのダボ凸部12を嵌め込んでから、
コア板11aのダボ凹部13にポンチの先端を押圧す
る。こうして製造された積層コア10のコア板11a、
11cのダボ凹部13にはポンチ部15が形成されてい
る。このような方法により、コア板どうしの結合強度を
向上させつつ、さらなる工程時間の短縮を図ることがで
きる。
【0024】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形可能であるというのは言うまでもな
い。例えば、積層コア10の一部(環状基部16など)
を上型と下型とで挟持した後、当該積層コア10のその
他の部分(突極17など)に対して平面プレートを押圧
してもよい。このような平打ちを施すことにより、各コ
ア板の平面度が向上するので、各コア板間の隙間や積層
コア全体の反りの発生を防止することができる。なお、
この平打ちは、ポンチング工程と同時に行ってもよい。
【0025】また、コア板11のダボ凹部13に、ポン
チングを施すポンチ30の先端形状は、上記実施形態の
ような円錐形状の他に、三角錐形状、楔形状、十字形状
など先端が鋭利であって、ダボ凹部13に打ち込んだと
きに裏面側のダボ凸部12を押し広げる形状であればい
かなる形状でもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下層のコア板のダボ凹部に上層のコア板のダボ凸部を嵌
合させた状態で、上層のコア板のダボ凹部にポンチの先
端を押圧する加工を施すので、上層のコア板のダボ凸部
と下層のコア板のダボ凹部との結合強度が高まり、剥離
強度も向上する。また、上記製造方法を一連の順送工程
で行ったり、さらにはポンチングを間欠的に行うことに
より、加工時間の短縮を図ることができる。
【0027】また、上記の製造方法によって形成された
本発明の積層コアによれば、コア板どうしの結合強度が
高いので、当該積層コアをモータ等に適用した場合、ノ
イズや振動の増加、コギングの悪化、出力の低下等を未
然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる製造方法に基づいて形成された
積層コアの実施形態を示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A’の断面図である。
【図3】本発明にかかる、積層コアに積層する異形状コ
ア板を示す平面図である。
【図4】本発明にかかる、一工程の様子を示す断面図で
ある。
【図5】本発明にかかる別の製造方法に基づいて、形成
された積層コアの実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明にかかるさらに別の製造方法に基づい
て、形成された積層コアの実施形態を示す断面図であ
る。
【図7】従来の製造方法に基づいて、形成された積層コ
アの結合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 積層コア 11 コア板 12 ダボ凸部 13 ダボ凹部 14 透孔 15 ポンチ部 21 コア板 30 ポンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA08 AB01 AC08 5H615 AA01 BB01 BB14 PP06 PP13 QQ02 QQ19 SS03 SS05 SS10 SS19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア板の一方面側にカシメ用のダボ凹部
    を形成すると共に他方面側にダボ凸部を形成し、該コア
    板を複数枚積層する積層コアの製造方法において、下層
    のコア板のダボ凹部に上層のコア板のダボ凸部を嵌合さ
    せて複数枚のコア板を一体化した後、上層のコア板のダ
    ボ凹部にポンチの先端を押圧することを特徴とする積層
    コアの製造方法。
  2. 【請求項2】 コア板の一方面側にカシメ用のダボ凹部
    を形成すると共に他方面側にダボ凸部を形成し、該コア
    板を複数枚積層する積層コアの製造方法において、下層
    のコア板のダボ凹部に上層のコア板のダボ凸部を嵌合さ
    せた後、前記上層のコア板のダボ凹部にポンチの先端を
    押圧する工程を複数回繰り返すことを特徴とする積層コ
    アの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上層のコア板のダボ
    凹部にポンチの先端を押圧する工程を間欠的に行うこと
    を特徴とする積層コアの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のうちいずれかの項に記
    載の製造方法によって製造されたことを特徴とする積層
    コア。
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