JP2000124719A - マルチビームアンテナ - Google Patents

マルチビームアンテナ

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JP2000124719A
JP2000124719A JP10296808A JP29680898A JP2000124719A JP 2000124719 A JP2000124719 A JP 2000124719A JP 10296808 A JP10296808 A JP 10296808A JP 29680898 A JP29680898 A JP 29680898A JP 2000124719 A JP2000124719 A JP 2000124719A
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JP
Japan
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axis
beam antenna
offset parabolic
reflecting mirror
reflector
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JP10296808A
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Inventor
Eiji Shibuya
栄二 渋谷
Kenichi Fujita
謙一 藤田
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強風が吹いても、安定性がよいマルチビーム
アンテナを提供する。 【解決手段】 マルチビームアンテナは、横長に配置さ
れたオフセットパラボラ反射鏡20を有し、軌道18上の静
止衛星A、Bにそれぞれ対応して設けられた一次放射器
22、24も有している。一次放射器22、24は、反射鏡20に
よって反射された静止衛星A、Bからの電波のうち対応
するものが反射鏡20で反射されて、一次放射器22、24に
入射するように、反射鏡20の焦点を通る長軸にほぼ沿う
線分上に配置されている。一次放射器22、24は支持体30
によって支持されている。支持体30に支持アーム32の一
端が結合されている。支持アーム32は、長軸Lに交差し
て、反射鏡20の背面の中央寄りの位置まで伸延し、ここ
に他端が固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台のオフセット
パラボラ反射鏡に複数台の一次放射器を設けたマルチビ
ームアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなマルチビームアンテ
ナには、例えば特開平4−43704号公報に開示され
たものがある。このマルチビームアンテナでは、パラボ
ラオフセット反射鏡を横長に配置し、反射鏡の斜め前方
に複数の一次放射器が反射鏡の焦点を挟んで並べられ、
これら一次放射器が、反射鏡の長軸の端から長軸にほぼ
垂直に伸びる支持アームによって固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマルチビー
ムアンテナでは、複数の一次放射器が、反射鏡の長軸の
端からほぼ垂直に伸びるアームに固定されているので、
このマルチビームアンテナの重心が横方向に偏り、安定
が悪く、強風が吹いた場合、アームが回転して一次放射
器の位置がずれたり、或いは反射鏡全体が回転したりす
る可能性があった。
【0004】本発明は、強風が吹いても、安定性がよい
マルチビームアンテナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチビームア
ンテナは、横長に配置されたオフセットパラボラ反射鏡
を有し、更に、同一軌道上の複数の静止衛星にそれぞれ
対応して設けられた複数の一次放射器も有している。こ
れら一次放射器は、オフセットパラボラ反射鏡によって
反射された各静止衛星からの電波のうち対応するものが
オフセットパラボラ反射鏡で反射されて、入射するよう
に、オフセットパラボラ反射鏡の焦点を通る長軸にほぼ
沿う線分上に配置されている。これら一次放射器は支持
体によって支持されている。この支持体としては、例え
ば直線状のものを使用することができる。この支持体に
支持アームの一端が結合されている。結合個所として
は、例えば支持体が直線状のものの場合、その中途が望
ましい。この支持アームは、長軸に交差して、オフセッ
トパラボラ反射鏡の背面の中央寄りの位置まで伸延し、
ここに他端が固定されている。
【0006】このマルチビームアンテナでは、横長に配
置されたオフセットパラボラ反射鏡において、各一次放
射器がオフセットパラボラ反射鏡の長軸にほぼ沿って配
置され、これらを支持している支持体を、長軸に交差し
反射鏡の背面の中央寄りの位置に支持アームが固定して
いるので、このマルチビームアンテナの重心が横方向に
偏らず、安定した状態にある。
【0007】支持アームを、オフセットパラボラ反射鏡
の仰角及び方位角調整機構が取り付けられるマウントに
取り付けることができる。
【0008】仰角及び方位角調整機構が取り付けられて
いるマウントに、支持アームが取り付けられているの
で、支持アームの反射鏡への取付部をマウントとは別に
設ける必要がなく、反射鏡の背面が単純な構成となる。
【0009】さらに、静止衛星のうち1基から送信さ
れ、前記反射鏡に向かうビーム軸を回転中心として前記
オフセットパラボラ反射鏡を回転させる回転調整機構
を、前記マウントに設けることもできる。
【0010】このような回転調整機構を設けることによ
って、複数の衛星からの電波を僅かな調整のみで受信す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のマルチビ
ームアンテナは、図1に概略的に示すように、同一の静
止衛星軌道18上に予め定めた間隔を隔てて打ち上げら
れている2基の静止衛星、例えば通信衛星A、Bから送
信される電波を受信するためのものである。このマルチ
ビームアンテナは、オフセットパラボラ反射鏡20を有
し、このオフセットパラボラ反射鏡20は、横長状態、
即ち長軸Lがほぼ水平状態になるように当初には配置さ
れている。このマルチビームアンテナは、さらに2台の
一次放射器22、24を有している。これら一次放射器
22、24は、コンバータ26、28と一体に形成され
ている。
【0012】通信衛星A、Bから放射されたビームのビ
ーム軸bA、bBを共に含む平面が、オフセットパラボ
ラ反射鏡20の長軸Lを含み短軸と直交する平面と一致
または平行な状態で、即ち、各通信衛星A、Bからのビ
ーム軸bA、bBが長軸L上または長軸Lに平行な軸上
に到来するように、上記の横長状態からオフセットパラ
ボラ反射鏡20の方位角及び仰角が調整された状態にお
いて、これらビーム軸bA、bB上のビームが反射鏡2
0によって反射された反射ビームbAR、bBRが一次
放射器22、24に入射するように、これら一次放射器
22、24は、長軸Lにほぼ沿う直線上に配置されてい
る。この直線は、オフセットパラボラ反射鏡20の焦点
位置Fを通り、この焦点位置Fに、例えば一次放射器2
2が図2に示すように、配置されている。
【0013】このように一次放射器22が焦点位置Fに
設けられているので、衛星Aから反射鏡20を見たとき
の実効反射面は、最大の大きさになる。また長軸Lに沿
って一次放射器24が配置されているので、衛星Bから
反射鏡20を見たときの実効反射面は、回転パラボラ反
射鏡を使用した場合よりも大きくなる。従って、一次放
射器24が焦点位置Fに配置されていないことによる利
得の低下を、補うことができる。
【0014】これら一次放射器22、24は、コンバー
タ26及び28を介して直線状の支持体30の例えば両
端に取り付けられている。この支持体30の中途が支持
アーム32の一端に結合されている。この支持アーム3
2は、反射鏡20の長軸と非平行に、即ち長軸と交差し
て、例えば反射鏡20の短軸方向に沿って反射鏡20の
背面側まで伸び、図4に示すように、反射鏡20の背面
の中央寄りの位置に設けられているマウント38に取り
付けられている。マウント38については後述する。
【0015】このように支持アーム32が反射鏡20の
背面の中央よりの位置に設けられているので、一次放射
器22、24を備えた反射鏡20からなるマルチビーム
アンテナの重心は、ほぼその中央側にあり、安定してい
る。従って、強風が吹いても、反射鏡20の仰角や方位
角が突然に変わることはない。
【0016】このマルチビームアンテナにおいて、通信
衛星Aからの電波が一次放射器22によって、通信衛星
Bからの電波が一次放射器24によって、それぞれ受信
できる状態には、次のようにして調整される。
【0017】まず、通信衛星Aからのビームのビーム軸
bAを通るビームが反射鏡20で反射され、ビームbA
Rとなって一次放射器22に入射するように、反射鏡2
0の方位角と仰角とを調整する。
【0018】この状態では、ビーム軸bAと衛星Bから
のビームのビーム軸bBとを含む面は、オフセットパラ
ボラ反射鏡20の長軸Lを含み、短軸と直交する平面と
一致または平行とはなっていない。上記長軸Lを含む面
と一致または平行となっている面は、ビーム軸bAと、
衛星Bから離れた位置B’からの仮想ビームのビーム軸
bB’とを含む面である。ここで、ビーム軸bA及びb
Bを含む面と、ビーム軸bA及び仮想ビーム軸bB’を
含む面とがなす角度をαとすると、ビーム軸bAを回転
の中心として、反射鏡20、一次放射器22、24を角
度αだけ回転させると、長軸Lを含む面が、ビーム軸b
A及びbBを含む面と一致または平行となり、一次放射
器24においても衛星Bからの電波が受信できるように
なる。
【0019】このような調整を行うためには、まず、上
述したようにビーム軸bAを通る電波が反射鏡20で反
射されて、一次放射器22に入射するように、反射鏡2
0の方位角と仰角とを調整する。そのため、図2に示す
ように、反射鏡20の背面側には、方位角調整具34と
仰角調整具36とが、マウント38を介して取り付けら
れている。
【0020】ビーム軸bA上のビームは、反射鏡2で反
射されて焦点位置Fに向かうビームであるので、このビ
ーム軸bAがこのオフセットパラボラ反射鏡20の回転
対称軸aと平行となるように方位角及び仰角を調整すれ
ばよい。ビーム軸bA上のビームが一次放射器22に入
射するように、反射鏡20の仰角を調整する場合、回転
対称軸aと平行な軸と直交し、かつ水平な水平軸の回り
に反射鏡20を回転させる必要がある。ビーム軸bAを
通る電波が反射鏡20に入射するように、反射鏡20の
方位角を調整する場合、回転対称軸aと平行な軸と直交
し、かつ地面に対して垂直な垂直軸の回りに反射鏡20
を回転させる必要がある。
【0021】これらの回転を可能とするため、オフセッ
トパラボラ反射鏡20の背面に直接に方位角調整具34
と仰角調整具36とを取り付けずに、オフセットパラボ
ラ反射鏡20の回転対称軸aと直交する軸bと長軸Lと
がなす角、即ちオフセットパラボラ反射鏡20のオフセ
ット角θだけずらせて、方位角調整具34と仰角調整具
36とを取り付けるために、マウント38が設けられて
いる。
【0022】上記のように方位角と仰角が調整された
後、ビーム軸bAの回りに反射鏡20と一次放射器2
2、24を回転させるために、マウント38におけるオ
フセットパラボラ反射鏡20の回転対称軸aに直交する
軸bが通る平面と仰角調整具36との間に、回転角調整
機構40が設けられている。
【0023】図5は、マウント38、回転角調整機構4
0、仰角調整具36及び方位角調整具34の組立図であ
る。反射鏡20の背面に、マウント38の長方形状の正
面板38aが、反射鏡20の正面側から挿通された4つ
のリベット42によって固定されている。正面板38a
の上下両縁に、ほぼ台形状の側板38b、38cが正面
板38aと直交して取り付けられている。側板38cに
形成された孔44を介して支持アーム32の端部が正面
板38aの背面に侵入し、2つのネジ46によって正面
板38aに固定されている。
【0024】即ち、一次放射器22、24を支持する支
持アーム32は、反射鏡20の長軸の端に僅かな接触面
積で固定されるのではなく、正面板38aの中央に近い
位置に大きな接触面積で接触して固定されている。従っ
て、強風等が吹いても、アーム32が回転することな
く、一次放射器22、24の位置が移動することはな
い。
【0025】側板38b、38cの後端部に、回転角調
整機構40の一部をなす第1の板状体47が回転対称軸
aと平行な軸(衛星Aからの電波を一次放射器23が受
信するように仰角及び方位角を調整した状態においてビ
ーム軸bAが通る軸〔以下、ビーム軸bAと称す
る。〕)と直交するように配置されている。そのため、
第1の板状体47が長軸Lとなす角度がオフセット角θ
となるように、側板38b、38cの形状が選択されて
いる。第1の板状体47は、4つのリベット48によっ
て側板38b、38cに固定されている。
【0026】第1の板状体47におけるビーム軸bAに
対応する位置に、ビーム軸bAを回転中心として反射鏡
20等を回転させるための回転中心孔50が形成されて
いる。回転中心孔50の周囲には、同一円周上に位置す
るように、4つのネジ孔52が形成されている。第1の
板状体40aと面接触するように回転角調整機構40の
他の一部をなす第2の板状体54が配置されている。第
2の板状体54には、回転中心孔50に対応するよう
に、ネジ孔56が形成されている。このネジ孔56に
は、回転中心孔50に反射鏡20側から挿通されたネジ
58が結合されている。従って、このネジ58の回り
に、即ちビーム軸bAの回りに、第1の板状体40a、
マウント38、反射鏡20、一次放射器22、24が回
転する。
【0027】ネジ孔56の回りには、各ネジ孔52に対
応するように4つの円弧状の長孔60が形成されてい
る。これら円弧状の長孔60にそれぞれ挿通された4つ
のネジ62が、各ネジ孔52に結合され、反射鏡20等
をネジ58の回りに所定の角度回転させた状態で固定さ
れる。
【0028】第2の板状体54の両側縁には、仰角調整
具36の一部をなす2つの第3の板状体63が、第2の
板状体54に対して垂直に形成されている。これら第3
の板状体63は、いずれも概略扇形に形成され、これら
の内面に仰角調整具36の一部をなす2つの第4の板状
体64が、それぞれ面接触している。これら第3の板状
体63には、互いに一致するように、仰角回転中心孔6
6がそれぞれ形成されている。第3の板状体63と第4
の板状体64がそれぞれ面接触した状態で、仰角回転中
心孔66と一致するように、両第4の板状体64には、
ネジ孔68が形成されている。これら仰角回転中心孔6
6に挿通されたネジ70がネジ孔68に螺合している。
この螺合状態において、両ネジ70は第1の板状体47
と平行に、言い換えれば、ビーム軸bAと垂直に位置し
ている。
【0029】従って、第4の板状体64を固定し、ネジ
70を若干緩めると、第3の板状体63、第2の板状体
54、第1の板状体47、マウント38、反射鏡20、
一次放射器22、24は、2つのネジ70の回りに回転
自在である。これらネジ70は、ビーム軸bAに対して
垂直であり、かつ水平であるので、反射鏡20の仰角を
調整するときの回転中心軸となる。
【0030】仰角回転中心孔66から予め定めた距離を
隔てた位置に円弧状の長孔72が形成され、この長孔7
2に対応するように、2つの第4の板状体64には、ネ
ジ孔74がそれぞれ形成されている。両長孔72を介し
て2つのネジ76がネジ孔74にそれぞれ螺合してい
る。従って、両ネジ76を強固にネジ孔74に螺合させ
ることによって、仰角を調整した状態を維持できる。
【0031】2つの第4の板状体64間に、方位角調整
具34の一部をなす第1の把持部78が形成されてい
る。第1の把持部78は、第1の板状体47と平行に配
置されている。従って、ビーム軸bAと垂直に位置して
いる。
【0032】第1の把持部78の中央部は、地面に垂直
に立てられた支柱(第3図参照)80を把持するための
凹所81を形成するように、反射鏡20側に向かって凸
に湾曲させられている。支柱80を挟んで第1の把持部
78と対向するように、方位角調整具34の一部をなす
第2の把持部82が配置されている。第2の把持部82
の中央部も支柱80を把持する凹所83を形成するため
に、反射鏡20と反対側に凸に湾曲させられている。
【0033】第1及び第2の把持部78、82によって
支柱80を把持した状態では、支柱80は地面に対して
垂直であり、かつ図3に示すように、ビーム軸bAに対
しても垂直である。従って、支柱80の回りに第1及び
第2の把持部78、82を回転させることによって、仰
角調整具36、回転角調整機構40、反射鏡20、一次
放射器22、24が回転し、反射鏡20の方位角を調整
することができる。
【0034】第1の把持部78の湾曲部の両側にはネジ
孔84がそれぞれ形成され、これらネジ孔84に対応す
るように、第2の把持部82の湾曲部の両側には、貫通
孔86がそれぞれ形成されている。2つの貫通孔86に
それぞれ挿通されたネジ88を強固にネジ孔84に螺合
させることによって、反射鏡20の方位角を調整した状
態を維持できる。
【0035】なお、上記の実施の形態のマルチビームア
ンテナでは、一次放射器22を焦点位置Fに配置した
が、一次放射器22を一次放射器24と焦点位置Fを挟
む位置に配置することもできる。この場合、焦点位置F
には衛星A、Bの間にある仮想の電波源から放射された
仮想ビームが反射鏡20によって反射されて、入射する
が、この仮想のビームのうち、仮想の電波源から反射鏡
20に向かう部分を回転の中心としてもよい。或いは、
一方の一次放射器に入射させるために、この一次放射器
に対応する衛星から反射鏡に到来するビームを回転の中
心としてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、横長に配置されたオフセットパラボラ反射鏡にお
いて、各一次放射器がオフセットパラボラ反射鏡の長軸
にほぼ沿って配置され、これらを支持している支持体
を、長軸に交差し反射鏡の背面の中央寄りの位置に支持
アームが固定しているので、このマルチビームアンテナ
の重心が偏らず、安定している。
【0037】請求項2記載の発明によれば、仰角及び方
位角調整機構が取り付けられているマウントに、支持ア
ームが取り付けられているので、支持アームの反射鏡へ
の取付部を別に設ける必要がなく、反射鏡の背面が単純
な構成となる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、静止衛星の
うち1基から送信され、前記反射鏡に向かうビーム軸を
回転中心として前記オフセットパラボラ反射鏡を回転さ
せる回転調整機構を設けているので、複数の衛星からの
電波を僅かな調整のみで容易に受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態のマルチビームアンテナ
の正面側から見た斜視図である。
【図2】図1のマルチビームアンテナの平面図である。
【図3】図1のマルチビームアンテナの背面側から見た
斜視図である。
【図4】図1のマルチビームアンテナの支持アームの取
付状態を示す拡大斜視図である。
【図5】図1のマルチビームアンテナのマウントの組立
図である。
【符号の説明】
20 反射鏡 22 24 一次放射器 30 支持体 32 支持アーム 38 マウント 34 方位角調整機構 36 仰角調整機構 40 回転調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J020 AA03 BA08 BA19 BC06 CA01 CA06 DA09 5J021 AA02 AA06 AA11 AB07 BA01 DA02 DA03 DA06 EA01 GA02 HA05 HA07 5J047 AA01 AA08 AA10 AB05 BA11 BB12 BB21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長に配置されたオフセットパラボラ反
    射鏡と、 同一軌道上の複数の静止衛星にそれぞれ対応して設けら
    れ、前記オフセットパラボラ反射鏡によって反射された
    前記各静止衛星からの電波のうち対応するものが前記オ
    フセットパラボラ反射鏡で反射されて、入射するよう
    に、前記オフセットパラボラ反射鏡の焦点を通る前記長
    軸にほぼ沿う線分上に配置された複数の一次放射器と、 これら一次放射器を支持している支持体と、 この支持体に一端が結合され、前記長軸に交差して伸
    び、前記オフセットパラボラ反射鏡の背面の中央寄りの
    位置に他端が固定された支持アームとを、具備するマル
    チビームアンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチビームアンテナに
    おいて、前記支持アームは、前記オフセットパラボラ反
    射鏡の仰角及び方位角調整機構が取り付けられるマウン
    トに取り付けられているマルチビームアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマルチビームアンテナに
    おいて、前記静止衛星のうち1基から送信され、前記反
    射鏡に向かうビーム軸を回転中心として前記オフセット
    パラボラ反射鏡を回転させる回転調整機構が、前記マウ
    ントに設けられているマルチビームアンテナ。
JP10296808A 1998-10-19 1998-10-19 マルチビームアンテナ Withdrawn JP2000124719A (ja)

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