JP2000123865A - 電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents

電解液およびそれを用いたリチウム二次電池

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JP2000123865A
JP2000123865A JP10296267A JP29626798A JP2000123865A JP 2000123865 A JP2000123865 A JP 2000123865A JP 10296267 A JP10296267 A JP 10296267A JP 29626798 A JP29626798 A JP 29626798A JP 2000123865 A JP2000123865 A JP 2000123865A
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battery
lithium secondary
secondary battery
methyl group
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Shunichi Hamamoto
俊一 浜本
Akira Ueki
明 植木
Kazuhiro Fueda
和裕 笛田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな放電容量と良好な充放電サイクル特
性、良好な安全性を有するリチウム二次電池を提供す
る。 【解決手段】 非水溶媒に電解質が溶解されている電解
液において、該電解液中に下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1はメチル基または炭素数9〜17のアルキ
ル基であり、R1がメチル基のときR2は炭素数9〜17
のアルキル基であり、またR1が炭素数9〜17のアル
キル基のときR2はメチル基である。)で表されるエス
テル類が1〜20体積%含有されている電解液、および
それを用いたリチウム二次電池である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解液およびそれ
を用いたリチウム二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、リチウム二次電池は小型電子機器
などの駆動用電源として広く使用されている。リチウム
二次電池は、主に正極、非水電解液および負極から構成
されており、特に、LiCoO2などのリチウム複合酸
化物を正極とし、炭素材料又はリチウム金属を負極とし
たリチウム二次電池が好適に使用されている。そして、
そのリチウム二次電池用の電解液としては、高イオン導
電性を保つために高誘電率で、かつ低粘度のものが好適
に使用されている。例えば、エチレンカーボネート(E
C)、プロピレンカーボネート(PC)等の高誘電率溶
媒と、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカー
ボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EM
C)等の低粘度溶媒とを混合したものが使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リチウ
ム二次電池を製造する際の電解液の注入工程に手間と時
間がかかり生産性が悪いことから、前記電解液に対して
は、微細孔を有する電極及びセパレータへの浸透性の向
上が求められている。また、最近高エネルギー密度であ
るリチウム二次電池を電気自動車用バッテリーや夜間電
力の分散貯蔵型装置として応用する研究が進められてい
る。しかしながら、これらの用途ではリチウム二次電池
が高温雰囲気にさらされることが予想されることから、
沸点の低い低粘度溶媒を多量に使用することは保存や安
全面において課題を有している。
【0004】そこで、低粘度溶媒の代替として幾つかの
高粘度溶媒が提案されている。例えば、特開平7−20
1360号公報に示される環状カーボネートとアルキル
置換環状エステルとの混合溶媒を用いる電解液、特開平
7−272756号公報に示されるジアルキルエステル
を用いる電解液、特開平9−306542号公報に示さ
れる特定の鎖状エステルを用いる電解液、特開平9−2
70270号公報に示される特定のジ炭酸エステルを用
いる電解液である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
高粘度溶媒のみを用いた電解液では、微細孔を有する電
極およびセパレータへの浸透性が悪く、このため電解液
の注入工程に手間と時間がかかり、生産性が悪いという
問題点がある。また、電解液が電極やセパレータに充分
浸透しない場合には、電池の充放電サイクル特性や保存
安定性が著しく低下するため、長寿命を必要とする電気
自動車用バッテリーや夜間電力の分散貯蔵型装置にはか
えって不適当であるという課題を有している。
【0006】そこで、電極または電解液に界面活性剤を
含浸または添加する方法が特開平8−162155号公
報、特開平8−28135号公報、特開平8−3063
86号公報、特開平9−306501号公報などに提案
されているが、これらの界面活性剤は酸化分解が起こり
やすく、4V以上の高電圧まで充電されるリチウム二次
電池では期待される電池性能が得られない。また、特開
平9−259927号公報には電池製作後、加温状態で
長時間放置して電解液の電極への均一な浸透を図ること
が提案されているが、この場合電解液の加熱劣化が懸念
される。本発明は、前記のような状況に鑑みて、化学的
および電気化学的に安定で、しかも電極およびセパレー
タへの濡れ性を改良した電解液を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非水溶媒に電
解質が溶解されている電解液において、該電解液中に下
記一般式(I)
【化3】 (式中、R1はメチル基または炭素数9〜17のアルキ
ル基であり、R1がメチル基のときR2は炭素数9〜17
のアルキル基であり、またR1が炭素数9〜17のアル
キル基のときR2はメチル基である。)で表されるエス
テル類が1〜20体積%含有されていることを特徴とす
る電解液に関する。また、本発明は、正極、負極および
非水溶媒に電解質が溶解されている電解液からなるリチ
ウム二次電池において、該電解液中に下記一般式(I)
【化4】 (式中、R1はメチル基または炭素数9〜17のアルキ
ル基であり、R1がメチル基のときR2は炭素数9〜17
のアルキル基であり、またR1が炭素数9〜17のアル
キル基のときR2はメチル基である。)で表されるエス
テル類が1〜20体積%含有されていることを特徴とす
るリチウム二次電池に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における前記一般式(I)
で表されるエステル類において、R1がメチル基のとき
2の炭素数が小さいと濡れ性改善の効果が小さく、ま
た引火点が低くなり、逆にR2の炭素数が大きすぎると
電解液への溶解性が低下するので、R2の炭素数は9以
上で17以下とするのがよい。一方、R2が炭素数9〜
17のアルキル基のときR1がメチル基以外の大きなア
ルキル基の場合には、エステル類が立体的に親水および
疎水配向をとりにくくなり、濡れ性が低下するので、R
1はメチル基とするのがよい。また、R2がメチル基のと
き小さいと前記と同様に濡れ性改善の効果が小さく、ま
た引火点が低くなり、逆にR1の炭素数が大きすぎると
電解液への溶解性が低下するので、R1の炭素数は9以
上で17以下とするのがよい。一方、R1が炭素数9〜
17のアルキル基のときR2がメチル基以外の大きなア
ルキル基の場合には、前記と同様にエステル類が立体的
に親水および疎水配向をとりにくくなり、濡れ性が低下
するので、R2はメチル基とするのがよい。
【0009】本発明に用いられる前記一般式(I)で表
されるエステル類に該当するものとして、例えばデカン
酸メチル、ウンデカン酸メチル、ドデカン酸メチル、テ
トラデカン酸メチル、ヘキサデンカン酸メチル、オクタ
デカン酸メチル、酢酸デシル、酢酸ウンデシル、酢酸ド
デシル、酢酸テトラデシル、酢酸ヘキサデシルなどが挙
げられる。前記一般式(I)で表されるエステル類の含
有量は過度に少ないと効果が少なくなり、過度に多いと
電解液の電気伝導度が下がって電池の性能が低下するの
で、電解液中の前記エステル類の添加量は、1〜20体
積%、好ましくは5〜10体積%とするのがよい。
【0010】本発明に用いられる前記一般式(I)で表
されるエステル類以外の非水溶媒としては、少なくとも
エステル結合を分子構造内に有する非水溶媒を主溶媒と
することが好ましく、特に高粘度を有する非水溶媒、例
えば25℃で1センチポイズ以上の粘度を有する非水溶
媒が好ましい。前記非水溶媒に前記一般式(I)で表さ
れるエステル類を所定量含有させると濡れ性の改善効果
が顕著に現れる。このような高粘度を有する溶媒として
は、環状カーボネート、環状エステル、ジアルキルエス
テル、分子量の大きい直鎖カーボネート、またはこれら
の混合溶媒が挙げられる。この具体例としては、プロピ
レンカーボネート(PC;25℃の粘度2.5センチポ
イズ)、エチレンカーボネート(EC;40℃の粘度
1.9センチポイズ)、γ−ブチロラクトン(GBL;
25℃の粘度1.8センチポイズ)、ジアセトキシエタ
ン(DAE;25℃の粘度2.5センチポイズ)、ジブ
チルカーボネート(DBC;25℃の粘度1.6センチ
ポイズ)等が挙げられる。上記非水溶媒を主溶媒とした
場合、前記一般式(I)で表されるエステル類は、該非
水溶媒と同じ官能基であるエステル基を有することとな
り、化学的にも電気化学的にも安定である。なお、濡れ
性やサイクル特性等の本発明の効果を大幅に損なわない
範囲であれば、前記非水溶媒の一部を他の高誘電率溶媒
や低粘度溶媒で置換することができる。そのときの置換
量は最大20体積%程度である。
【0011】本発明で使用される電解質としては、例え
ば、LiPF6 、LiBF4 、LiClO4、LiN
(SO2CF32、LiN(SO2252、LiC
(SO2CF33などが挙げられる。これらの電解質
は、一種類で使用してもよく、二種類以上組み合わせて
使用してもよい。これら電解質は、前記の非水溶媒に通
常0.1〜3M、好ましくは0.5〜1.5Mの濃度で
溶解されて使用される。
【0012】本発明の電解液は、リチウム二次電池の構
成部材として使用される。二次電池を構成する電解液以
外の構成部材については特に限定されず、従来使用され
ている種々の構成部材を使用できる。
【0013】例えば、正極活物質としてはコバルト、マ
ンガン、ニッケル、クロム、鉄またはバナジウムなどの
遷移元素からなる選ばれる少なくとも一種類の金属と、
リチウムとの複合金属酸化物が使用される。このような
複合金属酸化物としては、例えば、LiCoO2、Li
Mn24、LiNiO2などが挙げられる。
【0014】正極は、前記の正極活物質をアセチレンブ
ラック、カーボンブラックなどの導電剤、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)などの結着剤および溶剤と混練して正極合
剤とした後、この正極合剤を集電体としてのアルミニウ
ム箔やステンレス製のラス板に塗布して、乾燥、加圧成
型後、50〜250℃程度の温度で2時間程度真空下で
加熱処理することにより作製される。
【0015】負極活物質としては、各種炭素材料を用い
ることができるが、特に黒鉛型結晶構造を有する炭素材
料〔熱分解炭素類、コークス類、グラファイト類(人造
黒鉛、天然黒鉛など)、有機高分子化合物燃焼体、炭素
繊維〕や複合スズ酸化物などの物質が使用される。特
に、格子面(002)の面間隔(d002)が3.35〜
3.40Å(オングストローム)である黒鉛型結晶構造
を有する炭素材料を使用することが好ましい。なお、炭
素材料のような粉末材料はエチレンプロピレンジエンモ
ノマー(EPDM)、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などの結
着剤と混練して負極合剤として使用される。
【0016】リチウム二次電池の構造は特に限定される
ものではなく、正極、負極および単層又は複層のセパレ
ータを有するコイン型電池、さらに、正極、負極および
ロール状のセパレータを有する円筒型電池や角型電池な
どが一例として挙げられる。なお、セパレータとして
は、公知のポリエチレン製、ポリプロピレン製、フッ素
樹脂製等の多孔質フイルムを用いることができるが、ポ
リエチレン製、ポリプロピレン製の多孔質フイルムから
なるセパレータは一定の温度になると孔が閉塞すること
により、電流を遮断する効果が有り、過充電時における
安全性を確保するうえで好ましい。セパレータの孔径は
一般に電池用セパレータとして用いられる0.01〜1
0μmの範囲のものが用いられる。その他の活物質の結
着剤や周辺の電池部品等は通常のリチウム二次電池製造
に用いられるものが使用できる。
【0017】
【実施例】次に、実施例および比較例を挙げて、本発明
を具体的に説明するが、これらは本発明を何ら限定する
ものではない。 実施例1 〔リチウム二次電池の作製および電池特性の測定〕エチ
レンカーボネート(EC)、γ−ブチロラクトン(GB
L)、デカン酸メチルを体積比でEC:GBL:デカン
酸メチル=31.7:63.3:5となるように混合
し、LiBF4を1モル/リットル溶解した。この電解
液を図1に示すコイン型電池に注入して電池を作製し
た。図1中、1は正極端子を兼ねたケース、2は負極端
子を兼ねた封口板、3はケースと封口板とを絶縁するポ
リプロピレン製ガスケット、4はポリプロピレン製セパ
レータである。5は正極であり、LiMn24を82w
t%とし、導電材料であるアセチレンブラックを9wt
%、結着剤であるポリフッ化ビニリデン(PVDF)を
9wt%の重量比となるように1−メチル−2−ピロリ
ドン(NMP)を溶媒として混練、アルミニウム箔上に
シート成型し、直径16mmの円形に打ち抜いたもので
ある。負極は天然黒鉛(d002=3.35Å(オングス
トローム))を91重量%、結着剤であるポリフッ化ビ
ニリデン(PVDF)を9wt%の重量比となるように
1−メチル−2−ピロリドン(NMP)を溶媒として混
練、アルミニウム箔上にシート成型し、直径16mmの
円形に打ち抜いたものである。セパレータはポリプロピ
レン製の微細多孔膜(セルガード2400、平均孔径
0.1μm)を用いた。電池の大きさは直径20mm、
厚さ3mmの大きさである。
【0018】上記のように作製した電池について、室温
(20℃)で充放電試験を行った。なお、充電は0.3
Cのレートで4.2Vまで定電流充電を行い、その後全
充電時間が5時間となるまで定電圧充電を行った。放電
は0.3Cのレートで2.7Vまで定電流放電を行っ
た。以後この充放電を繰り返した。
【0019】実施例2 プロピレンカーボネート(PC)、γ−ブチロラクトン
(GBL)、酢酸デシルを体積比でPC:GBL:酢酸
デシル=31.7:63.3:5となるように混合し、
LiBF4を1モル/リットル溶解した。その他の電池
の作製および充放電試験については実施例1と同様に行
った。
【0020】比較例1 エチレンカーボネート(EC)、γ−ブチロラクトン
(GBL)を体積比でEC:GBL=1:2となるよう
に混合し、LiBF4を1モル/リットル溶解した。そ
の他の電池の作製および充放電試験については実施例1
と同様に行った。
【0021】比較例2 エチレンカーボネート(EC)、γ−ブチロラクトン
(GBL)、ヘプタン酸メチルを体積比でEC:GB
L:ヘプタン酸メチル=31.7:63.3:5となる
ように混合し、LiBF4を1モル/リットル溶解し
た。その他の電池の作製および充放電試験については実
施例1と同様に行った。
【0022】[充放電試験結果]図2に本発明における
実施例と比較例の室温(20℃)での充放電試験の結果
を示す。図2から明らかなように実施例1及び実施例2
の電池は高容量を示し、良好なサイクル特性を有してい
ることが分かる。これに対して比較例1の電池は著しく
低容量であることが分かる。また比較例2の電池は初期
の充放電容量は大きいもののサイクル特性は実施例1に
比較して劣り、二次電池として良好とは言えないことが
分かる。
【0023】[濡れ性の測定]セパレーターに対する濡
れ性を測定した。実施例および比較例に用いた電解液に
あらかじめ重量を測定したポリプロピレン製セパレータ
(平均孔径0.1μm)を浸漬し、30秒後に引き上げ
た。引き上げたセパレータ表面を木綿ガーゼで軽く拭
い、電解液の滴を取り除き、再び重量を測定した。表1
に以上に述べたセパレータの重量変化を下記[数式1]
で定義する重量変化率で示す。
【0024】[数式1] 重量変化率(%) = [(重量B−重量A)/重量
A]×100
【0025】ここで重量Aは電解液に濡れる前のセパレ
ータの重量であり、重量Bは電解液に濡れた後のセパレ
ータの重量である。実施例1及び実施例2に用いた電解
液に浸けたセパレータ重量変化率は大きく、電解液が細
孔内まで入りこんでいることを示している。一方、比較
例1に用いた電解液に浸漬したセパレータの重量変化は
小さく、電解液が細孔内に入り込んでいないことを示し
ている。このことから、比較例1の電気容量が低いの
は、セパレータや電極の細孔内に充分電解液が浸透して
いないため、電池の内部抵抗が著しく高くなることが原
因であったと考えられる。なお、比較例2に用いた電解
液に浸漬したセパレータ重量変化率は比較例1に比較す
ればかなり改善されている。しかしながら、サイクル特
性は実施例1及び実施例2に比較して低く、充分に濡れ
性の改善がなされていないものと考えられる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、電池のサイクル特性、
電気容量、保存特性などの電池特性に優れたリチウム二
次電池を提供することができる。
【0027】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において充放電試験に用いたコイン型電
池の構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明における実施例と比較例の室温(20
℃)での充放電試験の結果を示す図である。
【符号の説明】 1 正極端子を兼ねたケース 2 負極端子を兼ねた封口板 3 ガスケット 4 セパレータ 5 正極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H029 AJ04 AJ05 AJ14 AK03 AL06 AL07 AM01 AM02 AM03 AM07 BJ02 BJ03 HJ02 HJ07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非水溶媒に電解質が溶解されている電解
    液において、該電解液中に下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1はメチル基または炭素数9〜17のアルキ
    ル基であり、R1がメチル基のときR2は炭素数9〜17
    のアルキル基であり、またR1が炭素数9〜17のアル
    キル基のときR2はメチル基である。)で表されるエス
    テル類が1〜20体積%含有されていることを特徴とす
    る電解液。
  2. 【請求項2】 正極、負極および非水溶媒に電解質が溶
    解されている電解液からなるリチウム二次電池におい
    て、該電解液中に下記一般式(I) 【化2】 (式中、R1はメチル基または炭素数9〜17のアルキ
    ル基であり、R1がメチル基のときR2は炭素数9〜17
    のアルキル基であり、またR1が炭素数9〜17のアル
    キル基のときR2はメチル基である。)で表されるエス
    テル類が1〜20体積%含有されていることを特徴とす
    るリチウム二次電池。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237330A (ja) * 2001-02-13 2002-08-23 Hitachi Maxell Ltd 非水二次電池
JP2009004235A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Aoi Electronics Co Ltd リチウム二次電池
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