JP2000123500A - ディスク装置におけるヘッド制御装置 - Google Patents

ディスク装置におけるヘッド制御装置

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JP2000123500A
JP2000123500A JP10292418A JP29241898A JP2000123500A JP 2000123500 A JP2000123500 A JP 2000123500A JP 10292418 A JP10292418 A JP 10292418A JP 29241898 A JP29241898 A JP 29241898A JP 2000123500 A JP2000123500 A JP 2000123500A
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JP
Japan
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head
track
speed
target
seek command
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10292418A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Wakuta
宏 涌田
Akira Mitani
暁 三谷
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Sony Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd, Sony Corp filed Critical Alps Electric Co Ltd
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 VCMなどによりヘッドが連続的に移動させ
られるディスク装置に、1トラックが1パルスに対応す
るシーク指令パルスを与えると、シーク指令パルス毎に
移動するヘッドの移動速度が遅くなり、最終目標トラッ
クセンターにオントラックさせるまで時間がかかる。 【解決手段】 シーク指令パルスが与えられると、1ト
ラック分だけヘッドが移動させられるが、ヘッドが隣接
するトラックセンターに至る前に、次のシーク指令パル
スが与えられると、前記隣接するトラックセンターまで
の距離に1トラック分の距離が加算され、この加算され
た距離に応じた速度でヘッドが加速される。よってヘッ
ドを最終目標トラックセンターへ迅速に移動させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
ク(FD)その他のディスクからの情報の再生動作に関
して、ヘッドを目標トラックセンターへシークさせるた
めのヘッド制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフロッピーディスクドライブ装置
では、ディスクの記録面に同心円上に記録されるトラッ
ク位置へヘッドを移動させるためのヘッド送り装置とし
て、ステッピングモータなど使用したステップ駆動機構
が用いられ、このヘッド送り装置の機械的なステップ動
作により、ヘッドがトラック位置へ位置決めされる。ま
た前記ステップ駆動機構の代わりに、リニアモータ(V
CM:ボイスコイルモータ)駆動のヘッド送り装置が設
けられ、このヘッド送り装置でヘッドが連続的に移動さ
せられるものもある。
【0003】この種のディスク装置では、ヘッドが原点
位置に復帰したことが検出部により検出されてこれがホ
ストコンピュータ側に通知される。ヘッドをディスクの
目標トラックにシークさせる際、ホストコンピュータ側
からディスク装置に対して1トラックに対して1パルス
のSTEPパルスとシーク要求方向からなるシーク指令
パルスが与えられ、このシーク指令パルスに基づいて、
ディスク装置側ではヘッドを前記シーク指令パルス数に
応じたトラック数だけ移動させる制御が行われる。
【0004】ここで、従来のフロッピーディスクドライ
ブ装置のように、ステッピングモータで駆動されるスク
リュー軸にヘッドベースが嵌合し、このスクリュー軸の
回転によりヘッド送りを行うものでは、ステッピングモ
ータの回転とヘッドの移動位置との関係が機械的な連結
で決まるため、ホストコンピュータからのシーク指令パ
ルスに応じてステッピングモータを駆動する制御を行う
だけで、ヘッドを目標トラックにオントラックさせるこ
とができる。
【0005】これに対し、リニアモータ駆動のヘッド送
り装置を用いたものでは、ヘッド送り装置内でヘッドベ
ースに移動の自由度があるため、ヘッドの移動位置を常
に検出する検出部を設けることが必要である。
【0006】このようなリニアモータ駆動のヘッド送り
装置が設けられるディスク装置としては、例えばディス
ク上にトラッキングのためのサーボ信号が記録された高
密度記録用のディスクと、容量が2Mバイトのフロッピ
ーディスク(FD)の双方が装填可能とされたものがあ
る。なお、この種のディスク装置に装填される高密度用
のディスクもフレキシブルなディスクであるが、以下に
おいては、容量が2Mバイトのフレキシブルディスクを
フロッピーディスクと呼び、前記高密度用のディスクと
区別して説明する。
【0007】前記高密度記録用のディスクが装填された
ときには、リニアモータ駆動でヘッドが移動させられ、
ヘッドが前記サーボ信号を読み取ったときに、ヘッドが
各トラック位置に位置決めされたと判断される。一方、
フロッピーディスクが装填されたときには、前記検出部
からの検出出力に基づいて、ヘッドの送り位置が制御さ
れ、ヘッドが前記トラック位置に位置決めされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図11は、シーク動作
制御を示す線図である。図11(a)は、ホストコンピ
ュータからディスク装置に与えらるシーク指令パルス、
図11(b)は従来のフロッピーディスクドライブ装置
のようにヘッドがステッピングモータとスクリュー軸を
用いたヘッド送り手段によって送られるときのヘッド移
動位置を示し、図11(c)は、前記高密度記録用のデ
ィスクとフロッピーディスクの双方を装填できるディス
ク装置にフロッピーディスクを装填したときに、ヘッド
がリニアモータ駆動部により送られるときのヘッド移動
位置を示している。図11(b)(c)におけるTKは
1トラック間の距離(1トラックピッチ)を意味してい
る。
【0009】図11(a)に示すように、ホストコンピ
ュータからディスク装置には1トラックに対して1パル
ス分のシーク指令パルスが与えられる。このシーク指定
パルスは一定の周期Pで与えられ、この周期Pは3〜1
2msの任意の値である。またフロッピーディスクに対
するヘッドのシーク動作では、前記シーク指令パルスの
最終パルス(目標トラックに至るまでの複数のパルスの
うちの最終パルス)が与えられた後の所定時間(例えば
15ms)以内に、ヘッドが目標トラックセンターにオ
ントラックして整定していることが仕様上の要求値であ
る。
【0010】図11(b)に示すように、ステッピング
モータとスクリュー軸とを用いたヘッド送り手段を使用
するものでは、ヘッドベースが前記スクリュー軸に機械
的に掛止され且つステッピングモータの起動トルクが十
分に高いので、前記シーク指令パルスが与えられステッ
ピングモータが始動したときのヘッドの移動の追従性が
良い。よって、シーク指令パルスが与えられた後に次の
シーク指定パルスが与えられるまでの間にヘッドを隣の
トラックセンターまで移動させ、ステッピングモータの
ホールディングトルクによりヘッドを整定させることが
可能である。
【0011】すなわち、図11(b)に示すように、シ
ーク指令パルスが1パルス与えられると、ただちにヘッ
ドが移動して隣接するトラックセンターに整定し、さら
に1パルス与えられると、再びヘッドが移動し始めて隣
のトラックセンターに整定するというステップ動作を繰
り返す。したがって、シークの最終目標を指令する最終
パルスPxが与えられた後の短時間後にヘッドが目標ト
ラックセンターに整定される。
【0012】これに対し、ヘッドをリニアモータ駆動部
で移動させるものでは、図11(c)に示すように、ヘ
ッドが停止している状態でシーク指令パルスが与えら
れ、リニアモータ駆動部のボイスコイルに電流が流れ始
めてからヘッドベースが始動するまでに起動トルクの不
足のために時間がかかり、次のシーク指令パルスが与え
られるまでの間(パルス周期Pの間)にヘッドを隣のト
ラックセンターに整定させることが難しい。
【0013】そのため、シーク指令パルスが与えられる
毎にヘッドを1トラック(1TK)分だけ移動させてト
ラックセンターに整定させ、次のシーク指令パルスで再
びヘッドを始動するという制御を繰り返していると、シ
ーク指令パルスに対してヘッドのトラック更新が徐々に
遅れ、その遅れ量が累積していく。その結果、最終パル
スPxが与えられてから、ヘッドが目標トラックセンタ
ーにオントラックして整定されるまでの時間がきわめて
長く必要になり、仕様上要求される前記所定時間(例え
ば15ms)の整定要求時間内にヘッドを整定させるこ
とができないこともあり得る。
【0014】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、ヘッドをリニアモータ駆動部(VCM)などで送
るもので且つシーク指令パルスに応じてトラックを更新
する動作を行うものにおいて、最終シーク指令パルスが
与えられた後の短時間のうちにヘッドを目標トラックセ
ンターに整定させることができ、且つ1トラック未満の
残り距離に対してもヘッドの移動制御をすることが可能
なディスク装置におけるヘッド制御装置を提供すること
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを回
転させる回転駆動部と、前記ディスクの記録面に対向す
るヘッドと、前記ヘッドをディスクのトラックを横断す
る方向へ送るヘッド送り手段と、前記ヘッドの移動に応
じて検出出力が変化する検出部と、前記検出部で得られ
た検出出力に基づいて前記ヘッド送り手段を制御する制
御部とが設けられたディスク装置において、前記制御部
では、ヘッドがディスク上の目標位置に向けて移動して
いる途中で、外部から新たなシーク指令信号が与えられ
たときに、直ちに現在のヘッドの到達位置から前記シー
ク指令信号により与えられた新たな目標位置までの残り
距離を演算し、前記ヘッドが前記の残り距離だけ移動す
るための移動制御が、前記シーク指令信号が与えられる
前のシーク動作の終了を待つことなく行われることを特
徴とするものである。
【0016】例えば、前記制御部においては、前記検出
部から得られるヘッド位置検出信号から目標位置までの
位置偏差が求められ、この位置偏差に対応する目標速度
と、前記検出部から得られるヘッドの検出速度との差に
より速度差が求められて、この速度差に基づく速度制御
信号が前記ヘッド送り手段に与えられ、ヘッドが目標位
置へ向けて移動している途中で新たな前記シーク指令信
号が与えられたときに、直ちに前記目標位置までの残り
距離に新たなシーク指令信号の移動距離を加算した距離
が前記位置偏差とされるとともに、前記加算後の位置偏
差に基づく目標速度とヘッドの前記検出速度とから前記
速度差が得られるものとなる。
【0017】また、前記検出部から得られるヘッド位置
検出信号から目標位置までの位置偏差の分解能が、1ト
ラック距離未満であることが好ましい。なお、前記目標
位置は、例えばシーク指令信号で要求されるトラックの
トラックセンターである。
【0018】本発明では、ヘッド送り手段がリニアモー
タ駆動部(VCM)により駆動されるものにおいて、シ
ーク指令パルスが与えられてヘッドが目標位置に移動し
ている途中で新たなシーク指令パルスが与えられたとき
に、ヘッドを現在の到達位置からさらに前記シーク制御
パルスで指令されたトラック(例えば1パルスで1トラ
ック)だけ移動させるのに必要なヘッドの速度制御が行
われる。さらに、前記速度制御は、1トラック未満の分
解能に対応した残り距離を移動させるための制御として
行われる。そのため、シーク指令パルスに対するヘッド
の移動追従性が良くなり、シーク指令パルスの最終パル
スが与えられた後の短時間後にヘッドを目標トラックセ
ンターに確実に整定させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明のディスク装置を示
すブロック図である。このディスク装置には、高密度記
録用のディスクと、従来と同様の規格の容量が2Mバイ
トのフロッピーディスク(FD)と双方が装填される。
【0020】ディスク装置は、前記両ディスクの中心部
が装填されるターンテーブルすなわち回転駆動部1を有
しており、この回転駆動部1はスピンドルモータ2によ
り回転駆動される。回転駆動部1にフロッピーディスク
(FD)が装填されると、ディスクの一方の記録面にサ
イド0の磁気ヘッドH0が接触し、他方の記録面にサイ
ド1の磁気ヘッドH1が接触する。
【0021】磁気ヘッドH1は支持アーム3aに支持さ
れ、磁気ヘッドH0は支持アーム3bに支持されてい
る。両支持アーム3aと3bは、ヘッドベース4に支持
されている。このヘッドベース4は、リニアモータ駆動
部(VCM)5を有するヘッド送り手段により、ディス
クDの半径方向へ連続送りすることが可能となってい
る。
【0022】磁気ヘッドH0とH1は、リード・ライト
アンプ6を介してFDD用の入出力インターフェース
(IF)に接続されている。ホストコンピュータ側から
前記入出力インターフェースに対して、フロッピーディ
スクドライブを制御するための制御信号が与えられる。
【0023】前記フロッピーディスク(FD)に対する
記録または再生が行われるときには、ヘッドベース4の
移動が検出部であるリニアセンサ8により検出され、こ
の検出出力は制御部となるCPU7に与えられる。また
このCPU7により前記リニアモータ駆動部5およびス
ピンドルモータ2が駆動制御される。
【0024】また、前記支持アーム3aと3bには、高
密度記録用の磁気ディスクが装填されたときに使用され
る他の磁気ヘッドH0hと磁気H1hが設けられてお
り、高密度記録用のディスクが回転駆動部1に装填され
たときには、前記磁気ヘッドH0hとH1hを使用して
記録・再生動作が行われる。
【0025】高密度記録用のディスクでは、記録面にト
ラッキング用のサーボ信号が記録されており、CPU7
では、前記磁気ヘッドH0hおよびH1hからの再生出
力により前記サーボ信号が検出され、このサーボ信号に
よりリニアモータ駆動部5が制御され、これによりヘッ
ドのシーク動作およびオントラック制御が行われる。し
たがって、高密度記録用のディスクが装填されたときに
は、リニアセンサ8からの出力はシーク制御などに使用
されない。また、高密度記録用のディスクの記録・再生
動作を行うための入出力インターフェースは図1に示す
FDD入出力インターフェースとは別に設けられている
(図示せず)。
【0026】フロッピーディスク(FD)が装填された
ときのヘッドの位置検出を行うための前記検出部すなわ
ちリニアセンサ8は、図2(a)(b)に示すように、
リニアスケール12と光学検出手段13とから構成され
ている。リニアスケール12と光学検出手段13の一方
がヘッドベース4に固定され、他方がシャーシに固定さ
れる。
【0027】前記リニアスケール12は、長尺状の板に
一定のピッチで複数の検知窓(スリット)12aが開口
している。光学検出手段13は、リニアスケール12を
挟んで互いに対向して固定設置された光源13aと受光
変換部13bとから構成されている。受光変換部13b
には、受光素子14aと受光素子14bが設けられてい
る。前記リニアスケール12に開口する検知窓12aの
ピッチをpとすると、受光素子14aと受光素子14b
との配置距離(ピッチ)は、(3/4)・pである。
【0028】光源13aから発せられる光は、リニアス
ケール12に形成された検知窓12aを透過して、受光
素子14aと14bにより検知される。リニアスケール
12と光学検出手段13との相対的な移動により、受光
素子14aと14bとからは、その受光光量に応じて三
角関数または三角関数に近似した強度変化の2相の検出
出力が得られる。また、リニアスケール12の検知窓1
2aのピッチpとの関係から、受光素子14aから得ら
れる受光出力と受光素子14bから得られる受光出力と
の位相は1/4周期(90°)だけずれている。
【0029】また、図示省略しているが、磁気ヘッドH
0とH1がディスクの最外周のトラック(トラック番
号:0)にオントラック状態のときにヘッドベース位置
を検出する第3の検出手段が設けられている。
【0030】このディスク装置にフロッピーディスク
(FD)が装填されたときには、ホストコンピュータは
FDD用の入出力インターフェースを介して従来のフロ
ッピーディスクドライブ装置と同様の制御が行われる。
すなわち、前記第3の検出手段により磁気ヘッドH0と
H1が前記最外周のトラック(トラック盤号:0)に移
動したときには、CPU7がこれを認識してホストコン
ピュータに通知される。またシーク制御では、ホストコ
ンピュータからディスク装置のCPU7に対し、1トラ
ックに対して1パルスのシーク指令パルスが与えられ
る。
【0031】以下、ディスク装置にフロッピーディスク
(FD)が装填されているときのシーク制御動作につい
て説明する。 (ヘッド位置偏差の算出)図3(a)は、磁気ヘッドH
0およびH1がディスクのトラック横断方向へ移動する
ときに前記リニアセンサー8から得られる検出出力を示
し、図4は、図3(a)の一部を横方向のスケールを拡
張して示している。
【0032】受光変換部13bの受光素子14aが受光
した結果得られる検出出力をA相とし、受光素子14b
が受光した結果得られる検出出力をB相としている。図
3(a)、図4の横軸はディスクの半径方向を意味し前
記B相の出力の位相に対応させて示している。設計値で
は、A相はB相に対して1/4周期(90°)だけ位相
がずれている。縦軸は検出出力の強度(光電変換で電圧
に変換された値)である。各相の検出出力のピーク点を
+Pおよび−Pで示している。
【0033】B相が検出出力の中心値(0V点)となる
位相は、0°、180°、360°、540°、720
°…であるが、360°×N(Nは整数)となる位相の
ときに磁気ヘッドH0およびH1がディスクの各トラッ
クセンターTcに一致するように、リニアセンサー8の
取付け位置が調整されている。B相の出力の1周期(3
60°)は1トラックピッチ(1TK:例えば187.
5μm)に相当している。また前記トラックセンターT
cを中心とした前後180°の範囲が1トラック領域で
ある。また以下においては、nトラック領域のトラック
センターTcを便宜上、シーク動作の目標トラックとし
ている。
【0034】また、図3(a)と図4では、A相が設計
値通りの出力となっているとき、すなわちB相に対して
正確に90°位相がずれている出力を実線で示し、A相
が前記設計値に対して所定の公差を有している場合に、
その想定される公差範囲を前記実線の前後にて破線で示
している。この公差は、リニアスケール12の加工誤差
や、受光素子14aと受光素子14bとの相対的な取付
け位置の誤差などにより生じる。図3(a)と図4とで
は、B相に対するA相の位相差の誤差範囲を±30°と
している。
【0035】ヘッドの現在位置および、ヘッドの現在位
置から目標トラックセンターまでの位置偏差を検出する
ために、A相の極性とB相の極性との組み合わせを演算
している。この演算値から、トラック領域内のどの区域
にヘッドが位置しているのかが検出される。またB相の
出力値により、1トラック領域内でのヘッドの現在位置
とそのトラック領域でのトラックセンターTcとの位置
偏差が検出される。
【0036】図4には、A相の極性とB相の極性が示さ
れている。A相の出力とB相の出力は三角関数またはこ
れに近似した変化を示すため、これら各相の出力は、1
80°(1/2周期)ごとに極性が変化する。
【0037】前記A相の極性とB相の極性との組み合わ
せは、1トラック領域内に4通り存在する。B相の極性
が(−)でA相の極性が(+)のときが、1トラック領
域内での区域1、B相の極性とA相の極性が共に(−)
のときは区域2、B相の極性が(+)でA相の極性が
(−)のときが区域3、B相の極性とA相の極性がとも
に(+)のときが区域4である。
【0038】CPU7では、前記極性の組み合わせの演
算により、磁気ヘッドが区域4から区域1に移動したと
認識したときに、ヘッドが隣接トラックに移動したもの
として、トラックカウンタに1が加算され、また磁気ヘ
ッドが区域1から区域4に移動したと認識したときにト
ラックカウンタで1が減算される。なお、トラックカウ
ンタはCPU7に内蔵されている。
【0039】次に、ヘッドの現在位置から目標トラック
センターまでの位置偏差は、前記トラックカウンタで認
識している現在のトラック番号と、B相の出力値とから
求めるが、この演算は、前記それぞれの区域に対応した
3通りの演算で足りる。
【0040】磁気ヘッドが各区域にあるときのこの磁気
ヘッドの現在位置から目標トラックセンターまでの位置
偏差を演算する式は以下の通りである。 ・区域1での演算式は、 位置偏差=−{(目標トラック番号−現在トラック番
号)・TK+0.5TK}・Kt−(B相出力−B相セ
ンター)・Ks である。前記TKは1トラックピッチに対応する距離で
ある。またKtとKsは係数である。 ・区域2と区域3での演算式は、 位置偏差=−(目標トラック番号−現在トラック番号)
・TK・Kt+(B相出力−B相センター)・Ks ・区域4での演算式は、 位置偏差=−{(目標トラック番号−現在トラック番
号)・TK−0.5TK}・Kt−(B相出力−B相セ
ンター)・Ks である。
【0041】前記の区域1と区域4では、演算式の第1
項で0.5TK分の補正が行われている。これは区域1
では、ヘッドがトラックセンターに近づくときに、位置
偏差がマイナス側へ増大してしまいヘッドがトラックセ
ンターから離れるかのような出力値となり、区域4では
ヘッドがトラックセンターから離れるにしたがって位置
偏差がプラス側で減少し、ヘッドがトラックセンターへ
近づいているような出力値となる。これを補正するため
に0.5TKを加算しまたは減算している。次に前記係
数KtおよびKsについて説明する。
【0042】前記係数Ktは、例えば、1トラック分の
移動距離:TK(187.5μm)が1024ステップ
の分解能をもつように設定される。すなわちCPU7に
おいて、位置偏差の演算値が−1024となったとき
が、目標トラックセンターに対してヘッドがディスク外
周側へ187.5μmだけ離れて位置していると認識さ
れる(図3(b)参照)。
【0043】次に、この実施の形態では、B相とA相と
の位相差(90°)にさらに±30°の誤差が発生する
ことを加味して、(P−P値)×Cos60°が512
分解能となるように前記係数Ksを決めている。
【0044】その結果、図3(a)および図4に示すよ
うに、A相の位相に±30°の誤差があることを想定し
た場合に、この±30度の範囲で、B相の出力値が+2
56、または−256ステップに固定される。すなわ
ち、A相の位相に誤差が生じる可能性のある範囲内で
は、B相の出力値が±256ステップの一定値となるよ
うにリミットを与えている。前記±30°の範囲でのB
相の出力が不感帯25である。
【0045】したがって、前記区域1から区域4の各区
域に基づく位置偏差の演算結果としては、図3(b)に
示すように、ヘッドの位置にかかわらず演算値が一定値
となる領域25aが存在する。
【0046】図3(a)と図4に示すように、B相の出
力に±30°の範囲で不感帯25を設けると、A相の位
相が±30°の範囲でずれて区域1と区域2との境界、
および区域3と区域4との境界が変化したとしても、演
算値は±256でリミットされるので、この一定値25
aの領域ではヘッドが移動していないと判断し、CPU
7では、一定値25aを得ているときにはヘッドを本来
の進行方向へ移動させるような制御が行われる。したが
って、A相の位相に誤差があっても、ヘッドは必ず、目
標トラック方向へ向って移動できることになる。(シー
ク動作での速度制御)シーク動作において、ヘッドが目
標トラックに接近するまでは、CPU7では、ヘッドの
速度制御の演算が行われ、その結果に基づいてリニアモ
ータ駆動部5が制御される。
【0047】図5はCPU7にて実行される速度制御プ
ログラムの動作ブロック図である。磁気ヘッドが目標ト
ラックセンターに向って移動しているとき、例えば前記
リニアセンサ8から得られるいずれかの相の周波数など
により現在の速度が検出される。これが図5における検
出速度31である。一方、前記演算により図3(b)に
示すヘッドの現在位置の目標トラックセンターに対する
位置偏差32が求められる。
【0048】CPU7では、位置偏差32に対する目標
速度33のテーブルが記憶されており、位置偏差32に
対応した目標速度33が得られる。この目標速度33と
現在の検出速度31との差が検出速度差34である。
【0049】CPU7では、前記の検出速度差34に、
位置偏差によって設定されるシーク補正ゲイン35が乗
じられて、これがリニアモータ駆動部5に与えられて、
リニアモータ駆動部5が加速されまたは制動がかけられ
る。前記シーク補正ゲイン35は、目標トラック内のト
ラックセンターに近い不感帯25領域を越えた点で大き
な値に切り替えられる。この処理により、不感帯25で
目標速度以上に増速させてもトラックセンターへ至るま
でに減速することが可能になる。なお、目標トラックに
一致していなくても、不感帯25領域においてゲインを
下げ、不感帯を脱してトラックセンターに接近した位置
検出可能な領域でゲインを上げるという処理を行っても
よい。
【0050】図7は、目標トラックセンターまでの距離
に対する目標速度33の記憶テーブルを示している。前
記のようにこの目標速度テーブルはCPU7内のRAM
などに記憶されている。
【0051】例えば目標トラックセンターに対して2ト
ラック前のトラックセンターを通過するまでは、最高速
度(例えば0.85TK/ms)の一定速度であり、そ
の後は目標トラックセンターに接近するまで速度が一次
関数的に低下するように前記目標速度33が設定され
る。図5に示した速度制御ではヘッドの移動速度が前記
目標速度33に一致するようにサーボがかけられる。
【0052】図10は、シーク動作のためにCPU7で
実行される速度制御の動作フローチャートである。この
フローチャートに示すようにステップ1(ST1)で
は、シーク指令パルスが与えられるかを監視する。シー
ク指令パルスが与えられないときには、ST2において
ヘッドの移動処理を行わない。
【0053】シーク指令パルスが与えられると、図5に
示す速度制御において位置偏差を「+1」とし(ST
3)、この位置偏差に基づく目標速度33を設定する
(ST4)。そして図5に示すように目標速度33と検
出速度31との速度差34に基づいて、リニアモータ駆
動部5が制御されて、ヘッドが移動させられる(ST
5)。この移動の途中で新たなシーク指令パルスが与え
られると(ST1)、ST3で、現在の位置偏差に
「1」が加算される。
【0054】そしてST4では加算された新たな位置偏
差に基づく目標速度33が設定され、速度制御が行われ
る。これがシーク指令パルスの最終パルスまで繰り返さ
れ、ヘッドが目標トラックセンターにオントラックさせ
られる。この際、目標までの残り距離を、1トラック未
満の分解能で検出している。そしてヘッドを前記残り距
離だけ移動させるために、前記残り距離に対応した目標
速度33が設定されて速度制御が行われる。よって、前
記最終パルスで設定される残り距離が1トラック未満で
あっても、この1トラック未満の分解能を有する速度制
御が可能となり、ヘッドを目標トラックセンターに確実
に整定させることができる。
【0055】図8は、ホストコンピュータから与えられ
るシーク指令パルスと、ヘッドの前記速度制御との関係
を示している。横軸は時間であり、この時間中に各トラ
ックセンターTcへの到達予定時刻を記している。縦軸
は、ヘッドの位置からそれぞれの直近のトラックセンタ
ーTcまでの距離(位置偏差)をトラック移動量(T
K)で示している。また図8では、ヘッドがトラック番
号「0」に位置している状態から、シーク指令パルスが
5パルス与えられて、ヘッドがトラック番号「5」のト
ラックセンターへシークさせられる場合を一例として示
している。
【0056】図10に示す速度制御フローを図8との関
係で説明する。今、ヘッドがトラック番号「0」のトラ
ックセンターに位置しているとする。このときはまだシ
ーク動作が開始していないので、位置偏差32は「0」
である。シーク指令パルスの第1パルスが与えられる
と、ヘッドをこのときのシーク要求目標位置である隣の
トラック番号「1」のトラックセンターTcへ移動させ
る制御が行われる。このとき、図10のST3で示した
ように、位置偏差32に「1」が加算される。この位置
偏差「1」に基づいて図7に示したテーブルから目標速
度33が設定され、速度差34が算出されて速度制御が
かけられる。その結果、リニアモータ駆動部5によって
ヘッドが加速され、ヘッドがトラック番号「1」のトラ
ックセンターに近づくと減速させられる。この速度プロ
フィールが図8に示す26である。シーク指令パルスが
第1パルスのみであるならば、図8で破線26aで示す
ように、ヘッドがトラック番号「1」のトラックセンタ
ーに近づいていく。
【0057】しかし、さらに続くシーク指令パルスが与
えれ、しかもシーク指令パルスの周期Pが短いと、リニ
アモータ駆動部5でのシークの立ち上がり速度が遅いた
め、ヘッドがトラック番号「1」のトラックセンターよ
りもΔTKだけ手前に位置しているときに、シーク指令
パルスの第2パルスが与えられる。このときには、図1
0にST3において現在の位置偏差ΔTKに1TKの偏
差が加算され、図5における現在の位置偏差32が「Δ
TK+1TK」となる。そしてこの加算された位置偏差
に基づいて目標速度33が設定され、速度差34に基づ
いてヘッドの速度が決められる。このとき、ヘッドから
トラック番号「2」のトラックセンターまでの偏差が大
きく、設定される目標速度が大きいため、ヘッドは毎度
加速されて進むことになる。
【0058】そしてヘッドがトラック番号「2」のトラ
ックセンターに接近しているときに、シーク指令パルス
の第3パルスが与えられると、さらに偏差が1TKだけ
加算され、ヘッドが加速される。
【0059】図9は、シーク指令パルスと、ヘッドの移
動総トラックとの関係を示しており、横軸が時間、縦軸
がヘッドの総移動距離である。図9に示すように、前記
の速度制御を実行すると、シーク指令パルスが与えられ
るたびに、ヘッドが加速される。すなわち、ヘッドと目
標のトラックセンターとの位置偏差が大きければ大きい
ほど、設定される目標速度が大きくなってヘッドが加速
される。したがって、最終目標トラックセンターに対し
て、ヘッドの移動の遅れを取り戻す増速が行われる。
【0060】その結果、最終パルス(第5パルス)が与
えられた時点で、ヘッドは目標トラックであるトラック
番号「5」のトラックセンターにかなり接近することに
なり、この最終パルスの後の短時間のうちに最終目標ト
ラックのトラックセンターにオントラックさせて整定さ
せることができる。
【0061】例えばシーク指令パルスの周期が3ms程
度と短い場合であっても、シーク指令パルスの最終パル
スが与えられてから5ms程度の時間で、次に説明する
オントラック制御への切換を含めてヘッドを最終目標ト
ラックのトラックセンターに整定させることが可能であ
る。
【0062】なお、前記の実施の形態では、ヘッドが隣
のトラックセンターを目標として移動しているときに、
シーク指令パルスが与えられると、隣のトラックセンタ
ーまでの距離に1トラック距離だけ加算されて新たな目
標速度が設定されるものとして説明した。しかし、例え
ばシークを開始して複数のシーク指令パルスが与えられ
て、現在の目標位置が、現在のトラック位置から2トラ
ック、3トラックあるいは数トラック先となっており、
この目標位置を目指して目標速度が設定されているとき
に、さらにシーク指令パルスが与えられたときには、前
記目標位置までの距離にさらに1トラックが加算されて
その距離に対応した目標速度に更新されてもよい。
【0063】また目標位置は、特にトラックセンターに
限定されるものではなく、例えば製造工程や検査工程に
おいて必要な場合、もしくは特殊な処理を行うなどの場
合に、必要に応じて前記目標位置をトラックセンターか
ら1/2トラック、あるいは1/3トラックずれた位置
に設定することもできる。(オントラック制御)磁気ヘ
ッドが目標トラックセンターにきわめて接近したとき
(例えばトラックセンターから0.05TK程度接近し
たとき)、および磁気ヘッドが目標トラックセンターに
オントラックのときには、CPU7では前記速度制御か
らオントラック制御に切り換えられ、リニア駆動部5に
対してはこのオントラック制御によるサーボがかけられ
る。
【0064】図6はCPU7で実行されるオントラック
制御の動作ブロック図である。オントラック制御では、
A相とB相の検出出力から得られる位置偏差32から、
微分演算による速度情報算出、及び目標から偏差の積分
を演算する。各々得られた、微分、比例、積分情報に対
し、速度補償ゲイン42、比例ゲイン41、積分補償ゲ
イン43を乗じ、これを加算44し、その加算結果に補
正ゲイン45を乗じて、リニアモータ駆動部5に出力さ
れる。ここで比例ゲイン41は、目標までの位置偏差を
無くす方向へ補正出力を発生し、速度補償ゲイン42
は、比例ゲインによる補償の結果、急激な位置変動が発
生するのを抑制する方向への補正を行う。また積分補償
ゲイン43は、摩擦のような力により定常的に発生する
オフセットを吸収する方向への補正を行う。このオント
ラック制御は、ヘッドをオントラック位置に安定させる
よう、リニアモータ駆動部5にサーボがかけられる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明では、リニアモータ
駆動部(VCM)などを用いてヘッドのシーク動作を実
行するものにおいて、ホストコンピュータ側から与えら
れるシーク指令パルスにヘッドを迅速に追従させること
ができる。よってシーク指令パルスの最終パルスが与え
られてから、短時間でヘッドを目標位置へ移動させるこ
とができる。またヘッドと目標位置との残り距離が1ト
ラック未満のときに、1トラック未満の分解能の速度制
御が可能であるため、ヘッドを目標位置に確実に整定さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッド制御装置を示すブロック図、
【図2】検出部の構成の一例を示し、(a)はリニアス
ケールの側面図、(b)は光学検出部とリニアスケール
との関係を示す部分平面図、
【図3】(a)はA相とB相の検出出力を示す波形図、
(b)は演算したヘッドの位置偏差を示す波形図、
【図4】図3(a)を時間方向へ拡大した波形説明図、
【図5】シーク動作での速度制御プログラムの動作ブロ
ック図、
【図6】オントラック制御プログラムの動作ブロック
図、
【図7】シーク動作での目標速度のプロフィールの一例
を示す線図、
【図8】シーク指令パルスとヘッド位置との関係を示す
線図、
【図9】シーク指令パルスとヘッドの総移動距離との関
係を示す線図、
【図10】シーク指令パルスに対応した速度制御を示す
フローチャート、
【図11】(a)(b)(c)はシーク指令パルスとヘ
ッドの移動制御との関係で従来技術の問題点を説明する
説明図、
【符号の説明】
1 回転駆動部 2 スピンドルモータ 3a、3b 支持アーム 4 ヘッドベース 5 リニアモータ駆動部 6 リード・ライトアンプ 7 制御部(CPU) 8 リニアセンサ(検出部) 12 リニアスケール 12a 検出窓 13 光学検出手段 14a、14b 受光素子 25 不感帯 31 検出速度 32 位置偏差 33 目標速度 34 検出速度差 35 補正ゲイン設定 41 比例ゲイン 42、43 速度補償ゲイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三谷 暁 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D088 NN25 QQ06 SS01 TT03 UU01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転させる回転駆動部と、前
    記ディスクの記録面に対向するヘッドと、前記ヘッドを
    ディスクのトラックを横断する方向へ送るヘッド送り手
    段と、前記ヘッドの移動に応じて検出出力が変化する検
    出部と、前記検出部で得られた検出出力に基づいて前記
    ヘッド送り手段を制御する制御部とが設けられたディス
    ク装置において、 前記制御部では、ヘッドがディスク上の目標位置に向け
    て移動している途中で、外部から新たなシーク指令信号
    が与えられたときに、直ちに現在のヘッドの到達位置か
    ら前記シーク指令信号により与えられた新たな目標位置
    までの残り距離を演算し、前記ヘッドが前記の残り距離
    だけ移動するための移動制御が、前記シーク指令信号が
    与えられる前のシーク動作の終了を待つことなく行われ
    ることを特徴とするヘッド制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部においては、前記検出部から
    得られるヘッド位置検出信号から目標位置までの位置偏
    差が求められ、この位置偏差に対応する目標速度と、前
    記検出部から得られるヘッドの検出速度との差により速
    度差が求められて、この速度差に基づく速度制御信号が
    前記ヘッド送り手段に与えられ、ヘッドが目標位置へ向
    けて移動している途中で新たな前記シーク指令信号が与
    えられたときに、直ちに前記目標位置までの残り距離に
    新たなシーク指令信号の移動距離を加算した距離が前記
    位置偏差とされるとともに、前記加算後の位置偏差に基
    づく目標速度とヘッドの前記検出速度とから前記速度差
    が得られる請求項1記載のヘッド制御装置。
  3. 【請求項3】 前記検出部から得られるヘッド位置検出
    信号から目標位置までの位置偏差の分解能が、1トラッ
    ク距離未満である請求1または2記載のヘッド制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記目標位置が、シーク指令信号で要求
    されるトラックのトラックセンターである請求項1ない
    し3のいずれかに記載のヘッド制御装置。
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