JPH0775094B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0775094B2 JPH0775094B2 JP62260091A JP26009187A JPH0775094B2 JP H0775094 B2 JPH0775094 B2 JP H0775094B2 JP 62260091 A JP62260091 A JP 62260091A JP 26009187 A JP26009187 A JP 26009187A JP H0775094 B2 JPH0775094 B2 JP H0775094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- spindle motor
- drive current
- current
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
- G11B5/553—Details
- G11B5/5547—"Seek" control and circuits therefor
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えばハードディスク装置である磁気記録再
生装置に関する。
生装置に関する。
（従来の技術） 従来、磁気記録再生装置、例えばハードディスク装置で
は、磁気記録媒体（ディスク）をスピンドルモータによ
り回転駆動し、このディスク上をシークする磁気ヘッド
によりデータのリード／ライトがなされている。磁気ヘ
ッドは、キャリッジに搭載されており、このキャリッジ
がボイスコイルモータ（VCM）により駆動されて、ディ
スク上をシークし目標トラックに位置決めされることに
なる。
は、磁気記録媒体（ディスク）をスピンドルモータによ
り回転駆動し、このディスク上をシークする磁気ヘッド
によりデータのリード／ライトがなされている。磁気ヘ
ッドは、キャリッジに搭載されており、このキャリッジ
がボイスコイルモータ（VCM）により駆動されて、ディ
スク上をシークし目標トラックに位置決めされることに
なる。
ところで、ハードディスク装置では、前記のようにスピ
ンドルモータ及びボイスコイルモータ等を同時に駆動す
る必要があるため、全体的に消費電力は多大なものとな
る。具体的には、第７図に示すように、ボイスコイルモ
ータの消費電流Ib、スピンドルモータの消費電流Is及び
その他の回路における消費電流Iaの合計が全体の消費電
流値となる。ここで、磁気ヘッドのシーク制御には加
速，定速，減速の各モードがあるが、定速時はボイスコ
イルモータの消費電流はほぼ０となるため、ボイスコイ
ルモータの消費電流Ibは加速及び減速時のものである。
ハードディスク装置の全体の消費電流値の最大値Imax
は、第７図から明らかなように、ボイスコイルモータの
消費電流Ibの最大値Amaxという一時的な値により決定さ
れる。
ンドルモータ及びボイスコイルモータ等を同時に駆動す
る必要があるため、全体的に消費電力は多大なものとな
る。具体的には、第７図に示すように、ボイスコイルモ
ータの消費電流Ib、スピンドルモータの消費電流Is及び
その他の回路における消費電流Iaの合計が全体の消費電
流値となる。ここで、磁気ヘッドのシーク制御には加
速，定速，減速の各モードがあるが、定速時はボイスコ
イルモータの消費電流はほぼ０となるため、ボイスコイ
ルモータの消費電流Ibは加速及び減速時のものである。
ハードディスク装置の全体の消費電流値の最大値Imax
は、第７図から明らかなように、ボイスコイルモータの
消費電流Ibの最大値Amaxという一時的な値により決定さ
れる。
このような状況において、ハードディスク装置全体の消
費電流を低減するには、ボイスコイルモータの消費電流
Ibの最大値Amaxを低減することが考えられる。しかしな
がら、単にボイスコイルモータの消費電流Ibを低減する
と、磁気ヘッドのシーク速度が低下し、ハードディスク
装置の性能の低下をもたらす欠点がある。
費電流を低減するには、ボイスコイルモータの消費電流
Ibの最大値Amaxを低減することが考えられる。しかしな
がら、単にボイスコイルモータの消費電流Ibを低減する
と、磁気ヘッドのシーク速度が低下し、ハードディスク
装置の性能の低下をもたらす欠点がある。
（発明が解決しようとする問題点） ハードディスク装置全体の消費電流は多大であるため、
その低減を図ることは装置の性能を向上させることにな
る。しかし、単にボイスコイルモータの消費電流を低減
すると、磁気ヘッドのシーク速度の低下をもたらし、逆
にハードディスク装置の性能の低下を招く問題がある。
その低減を図ることは装置の性能を向上させることにな
る。しかし、単にボイスコイルモータの消費電流を低減
すると、磁気ヘッドのシーク速度の低下をもたらし、逆
にハードディスク装置の性能の低下を招く問題がある。
本発明の目的は、装置の性能の低下を招くことなく、装
置全体の消費電流の低減を実現することができる磁気記
録再生を提供することにある。
置全体の消費電流の低減を実現することができる磁気記
録再生を提供することにある。
［発明の構成］ （問題点を解決するための手段と作用） 本発明は、第１の駆動電流に従って記録媒体を回転させ
るスピンドルモータ、第１の駆動電流を供給してスピン
ドルモータを回転駆動させるスピンドルモータ駆動手
段、記録媒体にデータの記録／再生を行なう磁気ヘッド
を搭載したキャリッジ手段、第２の駆動電流に従って磁
気ヘッドを記録媒体の所定の位置へ移動させるキャリッ
ジ移動手段、第２は駆動電流を供給してキャリッジ手段
を移動させるキャリッジ駆動手段、およびキャリッジ手
段を移動させている期間のうち加速移動期間と減速移動
期間のときには、スピンドルモータへの第１の駆動電流
の供給を停止させる制御手段を備えた磁気記録再生装置
である。
るスピンドルモータ、第１の駆動電流を供給してスピン
ドルモータを回転駆動させるスピンドルモータ駆動手
段、記録媒体にデータの記録／再生を行なう磁気ヘッド
を搭載したキャリッジ手段、第２の駆動電流に従って磁
気ヘッドを記録媒体の所定の位置へ移動させるキャリッ
ジ移動手段、第２は駆動電流を供給してキャリッジ手段
を移動させるキャリッジ駆動手段、およびキャリッジ手
段を移動させている期間のうち加速移動期間と減速移動
期間のときには、スピンドルモータへの第１の駆動電流
の供給を停止させる制御手段を備えた磁気記録再生装置
である。
このような構成により、磁気ヘッドのシーク速度の低下
等の磁気記録再生装置の性能の低下をもたらすことな
く、装置全体の消費電流を低減することが可能となる。
等の磁気記録再生装置の性能の低下をもたらすことな
く、装置全体の消費電流を低減することが可能となる。
（実施例） 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。第１図
は同実施例の磁気記録再生装置におけるモータ駆動制御
装置の構成を示すブロック図である。第１図において、
モータ駆動制御装置は、磁気ヘッドの位置決め制御系に
係わるVCM駆動制御回路10及びディスクの回路駆動系に
係わるスピンドルモータ駆動制御回路11からなる。
は同実施例の磁気記録再生装置におけるモータ駆動制御
装置の構成を示すブロック図である。第１図において、
モータ駆動制御装置は、磁気ヘッドの位置決め制御系に
係わるVCM駆動制御回路10及びディスクの回路駆動系に
係わるスピンドルモータ駆動制御回路11からなる。
VCM駆動制御回路10は、磁気ヘッドを搭載したキャリッ
ジ（図示せず）を駆動するためのボイスコイルモータ
（VCM）12に駆動電流Ｉを供給して駆動するVCMドライバ
13及びその駆動電流Ｉを検出する駆動電流検出回路14を
備えている。さらに、VCM駆動制御回路10は、磁気ヘッ
ドのシーク制御を行なうための位置信号作成回路15、移
動速度検出回路16、目標速度作成回路17、目標速度制御
回路18及びオペアンプ19を備えている。位置信号作成回
路15は、ディスクから読出されたサーボ信号に基づい
て、磁気ヘッドがシークしている際のディスク上の現在
位置に対応する位置信号を作成する回路である。移動速
度検出回路16は、位置信号作成回路15から出力される位
置信号を微分し、磁気ヘッドがシークしている際の実際
の移動速度を検出してその移動速度信号を出力する回路
である。目標速度作成回路17は、磁気ヘッドが移動すべ
き目標トラックと現在位置との誤差に基づいて決定され
る目標速度を作成し、その目標速度信号を出力する回路
である。目標速度制御回路18は、駆動電流検出回路14に
より検出された駆動電流Ｉに基づいて、その駆動電流Ｉ
が最大電流値を越えないように目標速度作成回路17の目
標速度信号のレベルを制御する回路である。オペアンプ
19は、目標速度作成回路17からの目標速度信号と移動速
度検出回路16からの移動速度信号とのレベルを比較し、
その誤差に応じた駆動制御信号をVCMドライバ13へ出力
する。VCMドライバ13は、オペアンプ19から出力される
駆動制御信号に基づいてボイスコイルモータ12へ供給す
る駆動電流Ｉを出力する。
ジ（図示せず）を駆動するためのボイスコイルモータ
（VCM）12に駆動電流Ｉを供給して駆動するVCMドライバ
13及びその駆動電流Ｉを検出する駆動電流検出回路14を
備えている。さらに、VCM駆動制御回路10は、磁気ヘッ
ドのシーク制御を行なうための位置信号作成回路15、移
動速度検出回路16、目標速度作成回路17、目標速度制御
回路18及びオペアンプ19を備えている。位置信号作成回
路15は、ディスクから読出されたサーボ信号に基づい
て、磁気ヘッドがシークしている際のディスク上の現在
位置に対応する位置信号を作成する回路である。移動速
度検出回路16は、位置信号作成回路15から出力される位
置信号を微分し、磁気ヘッドがシークしている際の実際
の移動速度を検出してその移動速度信号を出力する回路
である。目標速度作成回路17は、磁気ヘッドが移動すべ
き目標トラックと現在位置との誤差に基づいて決定され
る目標速度を作成し、その目標速度信号を出力する回路
である。目標速度制御回路18は、駆動電流検出回路14に
より検出された駆動電流Ｉに基づいて、その駆動電流Ｉ
が最大電流値を越えないように目標速度作成回路17の目
標速度信号のレベルを制御する回路である。オペアンプ
19は、目標速度作成回路17からの目標速度信号と移動速
度検出回路16からの移動速度信号とのレベルを比較し、
その誤差に応じた駆動制御信号をVCMドライバ13へ出力
する。VCMドライバ13は、オペアンプ19から出力される
駆動制御信号に基づいてボイスコイルモータ12へ供給す
る駆動電流Ｉを出力する。
スピンドルモータ駆動制御回路11は、ディスクを回転駆
動するためのスピンドルモータ20に駆動電流を供給する
ためのモータドライバ21、駆動電流の供給を遮断するた
めのスイッチ回路22及びVCMドライバ13からの駆動電流
Ｉのレベルを判定するための駆動電流判定回路23を備え
ている。駆動電流判定回路23は、駆動電流Ｉに対応する
検出電圧レベルViが所定の基準レベルVr以上の場合に、
スイッチ回路22をオフしスピンドルモータ20に対する駆
動電流の供給を遮断するための回路である。
動するためのスピンドルモータ20に駆動電流を供給する
ためのモータドライバ21、駆動電流の供給を遮断するた
めのスイッチ回路22及びVCMドライバ13からの駆動電流
Ｉのレベルを判定するための駆動電流判定回路23を備え
ている。駆動電流判定回路23は、駆動電流Ｉに対応する
検出電圧レベルViが所定の基準レベルVr以上の場合に、
スイッチ回路22をオフしスピンドルモータ20に対する駆
動電流の供給を遮断するための回路である。
次に、同実施例の動作を説明する。先ず、ハードディス
ク装置では、駆動電源が投入されると、モーダドライバ
21から駆動電流がスピンドルモータ20へ供給されて、こ
のスピンドルモータ20の駆動によりディスクが回転駆動
を開始する。このとき、スイッチ回路22はオン状態であ
る。次に、図示しないホストコンピュータからシーク命
令が出力されると、磁気ヘッドのシーク制御が開始され
る。即ち、磁気ヘッドを搭載したキャリッジを駆動制御
し、磁気ヘッドをディスク上の目標トラックまでシーク
するための位置決め制御が開始される。
ク装置では、駆動電源が投入されると、モーダドライバ
21から駆動電流がスピンドルモータ20へ供給されて、こ
のスピンドルモータ20の駆動によりディスクが回転駆動
を開始する。このとき、スイッチ回路22はオン状態であ
る。次に、図示しないホストコンピュータからシーク命
令が出力されると、磁気ヘッドのシーク制御が開始され
る。即ち、磁気ヘッドを搭載したキャリッジを駆動制御
し、磁気ヘッドをディスク上の目標トラックまでシーク
するための位置決め制御が開始される。
目標速度作成回路17は、磁気ヘッドが移動すべき目標ト
ラックと現在位置との誤差に基づいて決定される目標速
度を作成し、例えば第２図に示すような目標速度信号
（電圧信号）Vdを出力する。具体的には、目標速度作成
回路17は目標トラックと磁気ヘッドの現在トラックとの
差に応じた移動距離（トラック数）を求め、予め記憶し
た目標速度テーブルからその移動距離に応じた目標速度
データを検索する。この目標速度データをアナログの目
標速度信号Vdに変換して出力する。
ラックと現在位置との誤差に基づいて決定される目標速
度を作成し、例えば第２図に示すような目標速度信号
（電圧信号）Vdを出力する。具体的には、目標速度作成
回路17は目標トラックと磁気ヘッドの現在トラックとの
差に応じた移動距離（トラック数）を求め、予め記憶し
た目標速度テーブルからその移動距離に応じた目標速度
データを検索する。この目標速度データをアナログの目
標速度信号Vdに変換して出力する。
一方、移動速度検出回路16は、磁気ヘッドがシークした
際に実際の移動速度に対応する移動速度信号Vhを出力す
る。オペアンプ19は、目標速度信号Vdと移動速度信号Vh
との差に応じた駆動制御信号（電圧信号）をVCMドライ
バ13へ出力する。VCMドライバ13は、駆動制御信号に基
づいてボイスコイルモータ12に駆動電流Ｉを供給して駆
動する。このボイスコイルモータ12によりキャリッジが
駆動されて、磁気ヘッドはディスク上をシークすること
になる。
際に実際の移動速度に対応する移動速度信号Vhを出力す
る。オペアンプ19は、目標速度信号Vdと移動速度信号Vh
との差に応じた駆動制御信号（電圧信号）をVCMドライ
バ13へ出力する。VCMドライバ13は、駆動制御信号に基
づいてボイスコイルモータ12に駆動電流Ｉを供給して駆
動する。このボイスコイルモータ12によりキャリッジが
駆動されて、磁気ヘッドはディスク上をシークすること
になる。
ここで、磁気ヘッドは、前記のようなシーク制御によ
り、第３図に示すように、加速期間Ta,定速期間Tb,減速
期間Tcからなる移動速度Vhにより移動することになる。
VCMドライバ13は、第４図に示すように、シークにおけ
る加速期間Ta及び減速期間Tcのそれぞれに相互に逆方向
の駆動電流Ｉをボイスコイルモータ12へ供給することに
なる。定速期間Tbでは、磁気ヘッドの移動速度が目標速
度とほぼ同一であるため、駆動電流Ｉはほぼ０となる。
り、第３図に示すように、加速期間Ta,定速期間Tb,減速
期間Tcからなる移動速度Vhにより移動することになる。
VCMドライバ13は、第４図に示すように、シークにおけ
る加速期間Ta及び減速期間Tcのそれぞれに相互に逆方向
の駆動電流Ｉをボイスコイルモータ12へ供給することに
なる。定速期間Tbでは、磁気ヘッドの移動速度が目標速
度とほぼ同一であるため、駆動電流Ｉはほぼ０となる。
このような磁気ヘッドのシーク時に、駆動電流判定回路
23はVCMドライバ13から出力される駆動電流Ｉのレベル
を検出し、シーク動作の加速期間Ta及び減速期間Tcにお
ける駆動電流Ｉの増大を判定する。即ち、駆動電流判定
回路23は駆動電流Ｉを電圧に変換し、その検出電圧Viの
レベルが所定の基準レベルVr以上であるか否かを判定す
る。これにより、第５図に示すように、シーク動作の加
速期間Ta及び減速期間Tcにおいて、駆動電流Ｉのレベル
に対応する検出電圧Viのレベルが基準値Vr以上となるこ
とを検出することができる。駆動電流判定回路23は、検
出電圧Viのレベルが基準値Vr以上の場合に、スイッチ回
路22をオフし、モータドライバ21からスピンドルモータ
20への駆動電流の供給を停止させる。このため、スピン
ドルモータ20は駆動を停止されることになるが、慣性に
より所定の時間ほとんど回転速度が低下することなく回
転状態を保持している。定速期間Tbでは、駆動電流Ｉは
ほぼ０となり、検出電圧Viが基準レベルVr未満となるた
め、駆動電流判定回路23はスイッチ回路22をオン状態に
制御する。これにより、スピンドルモータ20にはモータ
ドライバ21から駆動電流が供給された状態となる。
23はVCMドライバ13から出力される駆動電流Ｉのレベル
を検出し、シーク動作の加速期間Ta及び減速期間Tcにお
ける駆動電流Ｉの増大を判定する。即ち、駆動電流判定
回路23は駆動電流Ｉを電圧に変換し、その検出電圧Viの
レベルが所定の基準レベルVr以上であるか否かを判定す
る。これにより、第５図に示すように、シーク動作の加
速期間Ta及び減速期間Tcにおいて、駆動電流Ｉのレベル
に対応する検出電圧Viのレベルが基準値Vr以上となるこ
とを検出することができる。駆動電流判定回路23は、検
出電圧Viのレベルが基準値Vr以上の場合に、スイッチ回
路22をオフし、モータドライバ21からスピンドルモータ
20への駆動電流の供給を停止させる。このため、スピン
ドルモータ20は駆動を停止されることになるが、慣性に
より所定の時間ほとんど回転速度が低下することなく回
転状態を保持している。定速期間Tbでは、駆動電流Ｉは
ほぼ０となり、検出電圧Viが基準レベルVr未満となるた
め、駆動電流判定回路23はスイッチ回路22をオン状態に
制御する。これにより、スピンドルモータ20にはモータ
ドライバ21から駆動電流が供給された状態となる。
このようにして、磁気ヘッドのシーク時において、ボイ
スコイルモータ12に対して駆動電流Ｉが供給される加速
期間Ta及び減速期間Tcには、スピンドルモータ20に対す
る駆動電流の供給が停止される。このため、第６図に示
すように、ハードディスク装置の全体の消費電流の値
は、シーク時の加速期間Ta及び減速期間Tcでは、スピン
ドルモータ20における消費電流Isはほぼ０となり、ボイ
スコイルモータ12における消費電流Ib及びその他の回路
における消費電流Iaの合計となる。したがって、従来の
場合（第７図）と比較して、シーク時の加速期間Ta及び
減速期間Tcでは、スピンドルモータ20における消費電流
Is分だけ全体の消費電流を低減することができる。この
場合、装置全体の消費電流において、最大値は例えばシ
ーク時の減速期間Tcにおける消費電流値となる。
スコイルモータ12に対して駆動電流Ｉが供給される加速
期間Ta及び減速期間Tcには、スピンドルモータ20に対す
る駆動電流の供給が停止される。このため、第６図に示
すように、ハードディスク装置の全体の消費電流の値
は、シーク時の加速期間Ta及び減速期間Tcでは、スピン
ドルモータ20における消費電流Isはほぼ０となり、ボイ
スコイルモータ12における消費電流Ib及びその他の回路
における消費電流Iaの合計となる。したがって、従来の
場合（第７図）と比較して、シーク時の加速期間Ta及び
減速期間Tcでは、スピンドルモータ20における消費電流
Is分だけ全体の消費電流を低減することができる。この
場合、装置全体の消費電流において、最大値は例えばシ
ーク時の減速期間Tcにおける消費電流値となる。
尚、シーク時の加速期間Ta及び減速期間Tcは数ｍ〜数十
msecの僅かな期間であり、スピンドルモータ20の慣性は
比較的大きいため、駆動電流の供給が一時的に停止され
ても、それほど回転速度は低下しない。このため、ディ
スクの回転速度もそれほど低下することなく、ディスク
装置の動作における許容範囲内に保持することができ
る。
msecの僅かな期間であり、スピンドルモータ20の慣性は
比較的大きいため、駆動電流の供給が一時的に停止され
ても、それほど回転速度は低下しない。このため、ディ
スクの回転速度もそれほど低下することなく、ディスク
装置の動作における許容範囲内に保持することができ
る。
［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、磁気記録再生装置
において、磁気ヘッドのシーク速度の低下及びディスク
の許容範囲外の回転速度の低下等の不都合な事態を招く
ことなく、装置全体の消費電流を低減することが可能と
なる。これにより、装置の性能を低下させることなく、
電源容量の軽減を図ることが可能となり、装置の小型化
を実現することができる。また、消費電流の量大値を低
減できるため、装置内の発熱量を低下でき、装置を構成
する部品に対する故障率を下げることができるものであ
る。
において、磁気ヘッドのシーク速度の低下及びディスク
の許容範囲外の回転速度の低下等の不都合な事態を招く
ことなく、装置全体の消費電流を低減することが可能と
なる。これにより、装置の性能を低下させることなく、
電源容量の軽減を図ることが可能となり、装置の小型化
を実現することができる。また、消費電流の量大値を低
減できるため、装置内の発熱量を低下でき、装置を構成
する部品に対する故障率を下げることができるものであ
る。
第１図は本発明の実施例に係わるモータ駆動制御回路の
構成を示すブロック図、第２図は同実施例の動作を説明
するための目標速度特性図、第３図は同実施例の動作を
説明するための移動速度特性図、第４図は同実施例の動
作を説明するための駆動電流波形図、第５図は同実施例
の駆動電流判定回路の動作を説明するための電圧波形
図、第６図は同実施例の動作を説明するための消費電流
特性図、第７図は従来のハードディスク装置における消
費電流特性図である。 12……ボイスコイルモータ、13……VCMドライバ、16…
…移動速度検出回路、17……目標速度作成回路、20……
スピンドルモータ、21……モータドライバ、22……スイ
ッチ回路、23……駆動電流判定回路。
構成を示すブロック図、第２図は同実施例の動作を説明
するための目標速度特性図、第３図は同実施例の動作を
説明するための移動速度特性図、第４図は同実施例の動
作を説明するための駆動電流波形図、第５図は同実施例
の駆動電流判定回路の動作を説明するための電圧波形
図、第６図は同実施例の動作を説明するための消費電流
特性図、第７図は従来のハードディスク装置における消
費電流特性図である。 12……ボイスコイルモータ、13……VCMドライバ、16…
…移動速度検出回路、17……目標速度作成回路、20……
スピンドルモータ、21……モータドライバ、22……スイ
ッチ回路、23……駆動電流判定回路。
Claims (1)
- 【請求項１】記録媒体を回転させるスピンドルモータ
と、 第１の駆動電流を供給して前記スピンドルモータを駆動
するスピンドルモータ駆動手段と、 データの記録／再生を行なう磁気ヘッドを搭載し、前記
磁気ヘッドを前記記録媒体の所定の位置に移動させるた
めのキャリッジ手段と、 このキャリッジ手段に第２の駆動電流を供給して、前記
キャリッジ手段を駆動するキャリッジ駆動手段と、 前記キャリッジ手段の移動時に、前記定速期間のときに
は前記スピンドルモータ駆動手段により前記第１の駆動
電流を前記スピンドルモータに供給させ、前記加速期間
と減速期間のときには前記スピンドルモータに対する前
記第１の駆動電流の供給を停止させるように制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62260091A JPH0775094B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 磁気記録再生装置 |
| US07/257,579 US5001578A (en) | 1987-10-15 | 1988-10-14 | Method and system for controlling disk recording and reproduction apparatus for reduced power consumption |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62260091A JPH0775094B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01102770A JPH01102770A (ja) | 1989-04-20 |
| JPH0775094B2 true JPH0775094B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=17343171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62260091A Expired - Lifetime JPH0775094B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5001578A (ja) |
| JP (1) | JPH0775094B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0362358A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-18 | Toshiba Corp | 磁気ディスク装置のモータ駆動制御装置 |
| DE69131993T2 (de) * | 1990-12-19 | 2000-07-20 | Mobile Storage Technology Inc | Miniatur-festplattenantrieb für tragbaren computer |
| US5258695A (en) * | 1990-12-19 | 1993-11-02 | Integral Peripherals, Inc. | Spin motor control system for a hard disk assembly |
| US5345347A (en) * | 1992-02-18 | 1994-09-06 | Western Digital Corporation | Disk drive with reduced power modes |
| JP2731673B2 (ja) * | 1992-07-03 | 1998-03-25 | 富士通株式会社 | ディスク装置 |
| KR100213079B1 (ko) * | 1996-12-13 | 1999-08-02 | 윤종용 | 웨이크 업 초기 안정화 방법 |
| JP2003059216A (ja) * | 2001-08-16 | 2003-02-28 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ハード・ディスク・ドライブ、データ記憶再生装置、ヘッド移動制御装置およびヘッド移動制御方法 |
| JP2003173638A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-20 | Toshiba Corp | ディスク記憶装置及びモータ制御方法 |
| US7035032B2 (en) * | 2003-07-21 | 2006-04-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and system for reducing power consumption in a rotatable media data storage device |
| US7068455B2 (en) * | 2003-07-21 | 2006-06-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and system for reducing power consumption in a rotatable media data storage device |
| JP2005218154A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | 記憶装置の制御方法、モータ制御方法及び記憶装置 |
| US7309967B2 (en) * | 2004-03-31 | 2007-12-18 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Motor drive circuitry with regenerative braking for disk drive |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60195771A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-04 | Pioneer Electronic Corp | 記録ディスク回転駆動制御装置 |
| JPS6163965A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-02 | Toshiba Corp | フロツピ−デイスク装置 |
| JPS63209067A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-30 | Funai Denki Kk | デイスク再生装置 |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP62260091A patent/JPH0775094B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-10-14 US US07/257,579 patent/US5001578A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01102770A (ja) | 1989-04-20 |
| US5001578A (en) | 1991-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6140784A (en) | Power off velocity control for disk drives | |
| KR100275821B1 (ko) | 디스크 드라이브 작동기를 저속으로 파킹시키기 위한 장치 및 방법(low velocity retraction of a disc drive actuator) | |
| KR880005610A (ko) | 정보저장 시스템용 위치제어 시스템 | |
| JP2754271B2 (ja) | 単段シーク方法 | |
| JPH0775094B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP2000116181A (ja) | ボイスコイルモ―タ制御回路及び方法 | |
| KR930008149B1 (ko) | 전력을 절약화한 데이타 기록 재생장치 | |
| JP3937064B2 (ja) | 記録再生装置 | |
| JPH11297014A (ja) | リトラクト方法及び磁気ディスク装置 | |
| US5825575A (en) | Controlling voice coil motor of hard disk drive for decentralizing abrasion of parking zone of disk | |
| JP2731206B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| US6271636B1 (en) | Servo control system and method for a data storage device with improved braking | |
| JPH01156801A (ja) | 記憶装置 | |
| JP2000251429A (ja) | 磁気ディスク装置及び電源遮断時におけるヘッドアンロード方法 | |
| JPS6252772A (ja) | 磁気ヘツド制御方式 | |
| JPH01260678A (ja) | 磁気記録再生装置の磁気ヘッド位置決め制御装置 | |
| JP2000251272A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPH0636482A (ja) | ヘッド駆動装置 | |
| KR100506262B1 (ko) | 액츄에이터 언래칭 제어방법 | |
| KR0183294B1 (ko) | 전력소비를 감소시키기 위한 스핀들 모터 제어방법 | |
| JPH05325401A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPS6350985A (ja) | 磁気デイスク装置のヘツド位置決め装置 | |
| JPH07272424A (ja) | 磁気ディスク装置及びそのロード・アンロード装置 | |
| JPH11345466A (ja) | ディスク装置 | |
| JPH087450A (ja) | データ記録再生装置及びそのモータ制御方法 |