JP2000122891A - エミュレーティング装置および方法 - Google Patents

エミュレーティング装置および方法

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JP2000122891A
JP2000122891A JP10295812A JP29581298A JP2000122891A JP 2000122891 A JP2000122891 A JP 2000122891A JP 10295812 A JP10295812 A JP 10295812A JP 29581298 A JP29581298 A JP 29581298A JP 2000122891 A JP2000122891 A JP 2000122891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバッグ作業の効率を上げる。 【解決手段】 書き込み制御回路2は代替情報を受けC
PU6の動作を停止しないで代替レジスタ5にデータを
書き込み、アドレス格納レジスタ4に代替レジスタ5の
データのアドレスを書き込む。比較器7はCPU6から
のアドレスがアドレス格納レジスタ4からのアドレスと
一致する時にアドレス一致信号9を発生する。読み出し
データ切り替え器10は、アドレス一致信号9を受けて
いる時にCPU6のデータ読み出し信号11を受けると
代替レジスタ読み出し信号13をデータ出力バッファ1
5に与えて代替レジスタ5のデータをデータバス16に
出力させる。読み出しデータ切り替え器10は、アドレ
ス一致信号9を受けていない時にCPU6のデータ読み
出し信号11を受けるとメモリ読み出し信号12をデー
タ出力バッファ14に与えて記憶回路3のデータをデー
タバス16に出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの実行
中に中央処理装置の動作を停止することなく記憶回路の
指定したアドレスのデータだけを変更するエミュレーテ
ィング装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エミュレーティング装置とし
て図6に示すものが知られている。この従来のエミュレ
ーティング装置において、エミュレーション実行中CP
U101からアドレスバス102にアドレス情報が出力
されると、記憶回路103は該アドレス情報を受けて該
当するデータをデータ出力バッファ104に出力する。
CPU101は該アドレス情報に続いて読み出し信号1
05を“1”にする。読み出し信号105が“1”にな
るとデータ出力バッファ104からデータバス106に
データが出力されCPU101に送られる。記憶回路1
03の内容を変更するときは、CPU101の実行命令
を一時中断し外部装置107から変更内容を入力する。
入力されたデータを受けて外部インタフェイス108は
データが格納されるアドレスと格納するデータをそれぞ
れアドレスバス102とデータバス106に出力する。
該アドレスとデータは、アドレスバス102とデータバ
ス106を通して記憶回路103に送られ該アドレスに
データバス106上のデータが格納される。記憶回路1
03の内容変更後はエミュレーションを始めからやり直
すか中断したところから再実行する。
【0003】また、従来のエミュレーティング装置とし
て特開平7−21052号公報に記載されているものが
知られている。この従来のエミュレーティング装置は、
ターゲットプログラムを実行している最中にプログラム
を中断させることなくデータを設定することができ、デ
ータの変更部分が多い場合でも有効なデータのみを用い
てエミュレーションを行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
エミュレーティング装置においては、記憶回路の内容を
変更するために、一旦エミュレーティング装置を一時中
断させ書き込み作業を行い、再実行しなければならない
のでデバッグ作業でパラメータの微調整を行うときなど
は使い勝手が悪く、効率も悪いという問題がある。
【0005】また、後者のエミュレーティング装置にお
いても、デバッグ作業でパラメータの微調整を行うとき
などは使い勝手が悪く、効率も悪いという問題がある。
【0006】本発明の目的は、プログラムの実行中に中
央処理装置の動作を停止することなく記憶回路の指定し
たアドレスのデータだけを変更することができ、プログ
ラム中のパラメータの変更等が容易に行え、デバッグ作
業でパラメータの微調整を行うときなどに効率が良いエ
ミュレーティング装置および方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、エミュレーション用のデー
タを格納する記憶手段と、記憶手段に格納されたプログ
ラムを実行する中央処理手段と、記憶手段のデータを変
更することなく中央処理手段が実行するプログラムデー
タを変更するために記憶手段のデータの代替となるデー
タを格納する代替データ記憶手段と、中央処理手段の動
作を停止することなく代替データ記憶手段にデータを書
き込むデータ書き込み手段と、代替データ記憶手段のデ
ータのアドレスを格納する代替アドレス記憶手段と、中
央処理手段の動作を停止することなく代替アドレス記憶
手段に代替データ記憶手段のデータのアドレスを書き込
む代替アドレス書き込み手段と、中央処理手段から出力
されたアドレスが代替アドレス記憶手段によって与えら
れたアドレスと一致することを判断してアドレス一致信
号を発生するアドレス一致判断手段と、アドレス一致判
断手段からのアドレス一致信号を受けた時に代替データ
記憶手段のデータを読み出して中央処理手段に与え、か
つ、アドレス一致判断手段からのアドレス一致信号を受
けない時に記憶手段のデータを読み出して中央処理手段
に与えるデータ読み出し制御手段とを有することを特徴
とする。
【0008】請求項2記載の発明は、エミュレーション
用のデータを格納する記憶回路と、記憶回路に格納され
たプログラムを実行する中央処理装置と、記憶回路のデ
ータを変更することなく中央処理装置が実行するプログ
ラムデータを変更するために記憶装置のデータの代替と
なるデータを格納する代替レジスタと、代替レジスタの
データのアドレスを格納するアドレス格納レジスタと、
代替情報を受けて中央処理装置の動作を停止することな
く代替レジスタにデータを書き込み、かつ、アドレス格
納レジスタに代替レジスタのデータのアドレスを書き込
む書き込み制御回路と、中央処理装置から出力されたア
ドレスがアドレス格納レジスタによって与えられたアド
レスと一致する時にアドレス一致信号を発生する比較器
と、比較器からのアドレス一致信号を受けた時に代替レ
ジスタのデータを読み出して中央処理装置に与え、か
つ、比較器からのアドレス一致信号を受けない時に記憶
回路のデータを読み出して中央処理装置に与えるデータ
読出制御装置とを有することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、エミュレーション
用のデータを格納する内蔵RAMと、内蔵RAMに格納
されたプログラムを実行する中央処理装置と、内蔵RA
Mのデータを変更することなく中央処理装置が実行する
プログラムデータを変更するために内蔵RAMのデータ
の代替となるデータを格納するアップダウンカウンタ
と、アップダウンカウンタのデータのアドレスを格納す
るアドレス格納レジスタと、代替情報を受けて中央処理
装置の動作を停止することなくアップダウンカウンタに
データを書き込み、かつ、アドレス格納レジスタにアッ
プダウンカウンタのデータのアドレスを書き込む書き込
み制御回路と、中央処理装置から出力されたアドレスが
アドレス格納レジスタによって与えられたアドレスと一
致する時にアドレス一致信号を発生する比較器と、比較
器からのアドレス一致信号を受けた時に代替レジスタの
データを読み出して中央処理装置に与え、かつ、比較器
からのアドレス一致信号を受けない時に内蔵RAMのデ
ータを読み出して中央処理装置に与えるデータ読出制御
装置とを有することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、エミュレーション
用のデータを格納する内蔵RAMと、内蔵RAMに格納
されたプログラムを実行する中央処理装置と、内蔵RA
Mのデータを変更することなく中央処理装置が実行する
プログラムデータを変更するために内蔵RAMのデータ
の代替となるデータを格納するテンポラリデータレジス
タと、テンポラリデータレジスタのデータを格納する代
替データ格納レジスタと、代替データ格納レジスタのデ
ータのアドレスを格納するアドレス格納レジスタと、代
替情報を受けて中央処理装置の動作を停止することなく
テンポラリデータレジスタにデータを書き込み、かつ、
アドレス格納レジスタにテンポラリデータレジスタのデ
ータのアドレスを書き込む書き込み制御回路と、テンポ
ラリデータレジスタのデータを代替データ格納レジスタ
に書き込む手段と、中央処理装置から出力されたアドレ
スがアドレス格納レジスタによって与えられたアドレス
と一致する時にアドレス一致信号を発生する比較器と、
比較器からのアドレス一致信号を受けた時に代替データ
格納レジスタのデータを読み出して中央処理装置に与
え、かつ、比較器からのアドレス一致信号を受けない時
に内蔵RAMのデータを読み出して中央処理装置に与え
るデータ読出制御装置とを有することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、エミュレーション
用のデータを格納する記憶手段と、記憶手段に格納され
たプログラムを実行する中央処理手段と、記憶手段のデ
ータを変更することなく中央処理手段が実行するプログ
ラムデータを変更するために記憶手段のデータの代替と
なるデータを格納する代替データ記憶手段と、代替デー
タ記憶手段のデータのアドレスを格納する代替アドレス
記憶手段とを有するエミュレーティング装置におけるエ
ミュレーティング方法において、中央処理手段の動作を
停止することなく代替データ記憶手段にデータを書き込
むデータ書き込みステップと、中央処理手段の動作を停
止することなく代替アドレス記憶手段に代替データ記憶
手段のデータのアドレスを書き込む代替アドレス書き込
みステップと、中央処理手段から出力されたアドレスが
代替アドレス記憶手段によって与えられたアドレスと一
致することを判断してアドレス一致信号を発生するアド
レス一致判断ステップと、アドレス一致判断ステップの
アドレス一致信号を受けた時に代替データ記憶手段のデ
ータを読み出して中央処理手段に与え、かつ、アドレス
一致判断ステップのアドレス一致信号を受けない時に記
憶手段のデータを読み出して中央処理手段に与えるデー
タ読み出し制御ステップとを有することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、エミュレーション
用のデータを格納する記憶回路と、記憶回路に格納され
たプログラムを実行する中央処理装置と、記憶回路のデ
ータを変更することなく中央処理装置が実行するプログ
ラムデータを変更するために記憶装置のデータの代替と
なるデータを格納する代替レジスタと、代替レジスタの
データのアドレスを格納するアドレス格納レジスタとを
有するエミュレーティング装置におけるエミュレーティ
ング方法において、代替情報を受けて中央処理装置の動
作を停止することなく代替レジスタにデータを書き込
み、かつ、アドレス格納レジスタに代替レジスタのデー
タのアドレスを書き込む書き込み制御ステップと、中央
処理装置から出力されたアドレスがアドレス格納レジス
タによって与えられたアドレスと一致する時にアドレス
一致信号を発生する比較ステップと、比較ステップのア
ドレス一致信号を受けた時に代替レジスタのデータを読
み出して中央処理装置に与え、かつ、比較ステップのア
ドレス一致信号を受けない時に記憶回路のデータを読み
出して中央処理装置に与えるデータ読出制御ステップと
を有することを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、エミュレーション
用のデータを格納する内蔵RAMと、内蔵RAMに格納
されたプログラムを実行する中央処理装置と、内蔵RA
Mのデータを変更することなく中央処理装置が実行する
プログラムデータを変更するために内蔵RAMのデータ
の代替となるデータを格納するアップダウンカウンタ
と、アップダウンカウンタのデータのアドレスを格納す
るアドレス格納レジスタとを有するエミュレーティング
装置におけるエミュレーティング方法において、代替情
報を受けて中央処理装置の動作を停止することなくアッ
プダウンカウンタにデータを書き込み、かつ、アドレス
格納レジスタにアップダウンカウンタのデータのアドレ
スを書き込む書き込み制御ステップと、中央処理装置か
ら出力されたアドレスがアドレス格納レジスタによって
与えられたアドレスと一致する時にアドレス一致信号を
発生する比較ステップと、比較ステップのアドレス一致
信号を受けた時に代替レジスタのデータを読み出して中
央処理装置に与え、かつ、比較ステップのアドレス一致
信号を受けない時に内蔵RAMのデータを読み出して中
央処理装置に与えるデータ読出制御ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、エミュレーション
用のデータを格納する内蔵RAMと、内蔵RAMに格納
されたプログラムを実行する中央処理装置と、内蔵RA
Mのデータを変更することなく中央処理装置が実行する
プログラムデータを変更するために内蔵RAMのデータ
の代替となるデータを格納するテンポラリデータレジス
タと、テンポラリデータレジスタのデータを格納する代
替データ格納レジスタと、代替データ格納レジスタのデ
ータのアドレスを格納するアドレス格納レジスタとを有
するエミュレーティング装置におけるエミュレーティン
グ方法において、代替情報を受けて中央処理装置の動作
を停止することなくテンポラリデータレジスタにデータ
を書き込み、かつ、アドレス格納レジスタにテンポラリ
データレジスタのデータのアドレスを書き込む書き込み
制御ステップと、テンポラリデータレジスタのデータを
代替データ格納レジスタに書き込むステップと、中央処
理装置から出力されたアドレスがアドレス格納レジスタ
によって与えられたアドレスと一致する時にアドレス一
致信号を発生する比較ステップと、比較ステップのアド
レス一致信号を受けた時に代替データ格納レジスタのデ
ータを読み出して中央処理装置に与え、かつ、比較ステ
ップのアドレス一致信号を受けない時に内蔵RAMのデ
ータを読み出して中央処理装置に与えるデータ読出制御
ステップとを有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発明
の第1の実施の形態としてのエミュレーティング装置
は、代替情報入力端子1を有する書き込み制御回路2
と、記憶回路3と、アドレス格納レジスタ4と、代替レ
ジスタ5と、中央処理装置(CPU)6と、比較器7
と、読み出しデータ切り替え器10と、データ出力バッ
ファ14と、データ出力バッファ15とを有している。
【0016】記憶回路3は、エミュレーション用のデー
タ(プログラム)を格納している。代替情報入力端子1
からデータを変更したい記憶回路3の代替情報のアドレ
スが入力されると、書き込み制御回路2によってアドレ
ス格納レジスタ4にアドレス情報が格納される。次に、
代替情報入力端子1から該アドレスに置きたい代替情報
のデータを入力すると書き込み制御回路2によって代替
レジスタ5にデータが書き込まれる。代替レジスタ5に
書き込まれたデータは、代替情報入力端子1からのアク
セスにより、CPU6の動作中でも書き換えることがで
きるる。比較器7は、CPU6からアドレスバス8に出
力されたアドレス情報をアドレス格納レジスタ4のアド
レス情報と比較する。比較器7は、両アドレス情報が一
致した場合にアドレス一致信号9を“1”にし、両アド
レス情報が不一致である場合にアドレス一致信号9を
“0”にする。すなわち、比較器7は、両アドレス情報
が一致した場合にアドレス一致信号を出力し、両アドレ
ス情報が不一致である場合にアドレス一致信号9を出力
しない。読み出しデータ切り替え器10は、CPU6か
ら出力されるデータ読み出し信号11をアドレス一致信
号9によってメモリ読み出し信号12と代替レジスタ読
み出し信号13に分ける。アドレス一致信号9が“1”
になると記憶回路3のデータ出力バッファ14に入力さ
れているメモリ読み出し信号12はマスクされ、代替レ
ジスタ5のデータ出力バッファ15に入力されている代
替レジスタ読み出し信号13がアクティブになる。この
場合に、該アドレスのデータは記憶回路3から出力され
ず代替レジスタ5の値が該アドレスのデータとしてデー
タバス16に出力されCPU6に与えられる。
【0017】エミュレーション実行時にCPU6がアド
レスバス8にアドレス情報を出力すると該アドレス情報
は記憶回路3と比較器7に送られる。比較器7は該アド
レス情報を受けるとアドレス格納レジスタ4の内容と該
アドレス情報を比較する。このときアドレス格納レジス
タ4にアドレス情報が書き込まれていない場合は比較器
7はアドレス一致信号9に“0”を出力する。
【0018】CPU6が動作中に記憶回路3に格納され
ているデータを変更したい場合、代替情報入力端子1か
ら変更したい内容が格納されているアドレスの番号と該
アドレスに置きたいデータからなる代替情報をパソコン
等のホストマシーンを使用して入力する。入力された代
替情報のアドレス情報とデータは、書き込み制御回路2
によってそれぞれアドレス格納レジスタ4と代替レジス
タ5に書き込まれる。
【0019】書き込み制御回路2は、代替情報入力端子
1からのアクセスにより代替レジスタ5に書き込まれた
データに対して高速に加減算等を実行する機能も有して
おり、CPU6が動作中であっても代替レジスタ5のデ
ータを高速に変化させることができる。したがって、プ
ログラムを実行して結果を確認しながらデータの微調整
ができる。この状態で、CPU6がアドレスバス8にア
ドレス情報を出力すると該アドレス情報は比較器7によ
ってアドレス格納レジスタ4のアドレス情報と比較され
る。比較器7は、両アドレス情報が一致した場合にアド
レス一致信号9に“1”を出力し、両アドレス情報が不
一致である場合はアドレス一致信号9に“0”を出力す
る。すなわち、比較器7は、両アドレス情報が一致した
場合にアドレス一致信号9を出力し、両アドレス情報が
不一致である場合はアドレス一致信号9を出力しない。
読み出しデータ切り替え器10は、アドレス一致信号9
が“0”のときメモリ読み出し信号12をアクティブに
し、代替レジスタ読み出し信号13をマスクする。この
場合には、データ出力バッファ14は記憶回路3のデー
タを該アドレスのデータとしてデータバス16に出力さ
れる。逆に、読み出しデータ切り替え器10は、アドレ
ス一致信号9が“1”のときはメモリ読み出し信号12
をマスクし、代替レジスタ読み出し信号13をアクティ
ブにする。この場合には、データ出力バッファ15は代
替レジスタ5のデータを該アドレスのデータとしてデー
タバス16に出力する。データバス16に出力されたデ
ータはCPU6に送られる。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態としての
エミュレーティング装置を図2および図3に基づいて詳
細に説明する。図2に示すように、本発明の第2の実施
の形態としてのエミュレーティング装置は、代替情報入
出力端子17を有する書き込み制御回路18と、アップ
ダウンカウンタ19と、アドレス格納レジスタ20と、
比較器22、内蔵RAM23と、CPU24と、データ
出力バッファ34と、データ読み出し制御回路37と、
データ出力バッファ41とを有している。
【0021】代替情報入出力端子17は、エミュレーテ
ィング装置が実行するプログラムの代替となるデータと
そのアドレスからなる8ビットの代替情報を入力し、か
つ、アップダウンカウンタ19に格納したデータの情報
を書き込み制御回路18を介して出力するためのもので
ある。書き込み制御回路18は、代替情報入出力端子1
7から入力された代替情報をアドレス情報とデータ情報
に分解してアドレス格納レジスタ20とアップダウンカ
ウンタ19とに与える。アップダウンカウンタ19は、
書き込み制御回路18によって出力されたデータ情報を
格納し格納したデータに加減算を行う機能を有する。ア
ドレス格納レジスタ20は、書き込み制御回路18によ
って出力されたアドレス情報を格納する。比較器22
は、アドレス格納レジスタ20のアドレス情報とアドレ
スバス21上のアドレス情報を比較して一致しているか
どうかを判断する。内蔵RAM23は、ユーザの作成し
たエミュレーション用のプログラムを格納している。C
PU24は、内蔵RAM23に格納されたプログラムを
実行する。CPU24は、データバス25およびアドレ
スバス21を介して内蔵RAM23との間でデータ交換
を行う。
【0022】書き込み制御回路18は、入出力としてデ
ータ情報およびアドレス情報を入出力する代替情報入出
力端子17と、アップダウンカウンタ19にデータを出
力しデータを出力していないときは代替情報入出力端子
17からデータ情報を外部に出力するためにアップダウ
ンカウンタ19のデータを入力する代替データ入出力端
子26とを有している。また、書き込み制御回路18
は、データ情報およびアドレス情報を書き込み制御回路
18の内部レジスタに書き込むための代替情報書き込み
信号27を受ける。また、書き込み制御回路18は、デ
ータ情報をアップダウンカウンタ19に書き込むデータ
書き込み信号28を発生し、下位アドレス情報をアドレ
ス格納レジスタ20に書き込む下位アドレス書き込み信
号29を発生し、かつ、上位アドレス情報をアドレス格
納レジスタ20に書き込む上位アドレス書き込み信号3
0を発生する。さらに、書き込み制御回路18は、アド
レス格納レジスタ20にアドレス情報を出力する代替ア
ドレス出力端子31とを備えている。
【0023】アップダウンカウンタ19は、書き込み制
御回路18から出力されるデータ書き込み信号28によ
って代替データ入出力端子26から入力されるデータ情
報を書き込んで記憶する。アップダウンカウンタ19
は、データを加減算するためのデータ加算要求信号32
と、データ減算要求信号33とを受ける。また、アップ
ダウンカウンタ19は、記憶したデータのデータバス2
5への出力を制御するデータ出力バッファ34に接続さ
れている。アドレス格納レジスタ20は、書き込み制御
回路18から受けるアドレス情報を下位アドレス書き込
み信号29と上位アドレス書き込み信号30とによって
それぞれ上位8ビットおよび下位8ビットを記憶する。
また、アドレス格納レジスタ20は、アドレスが格納さ
れたことを比較器22に伝えるアドレス比較要求信号3
5を出力する。
【0024】比較器22は、アドレスバス21のアドレ
ス情報とアドレス格納レジスタ20のアドレス情報を比
較して、両アドレス情報が一致した場合にアドレス一致
信号36を出力し、かつ、両アドレス情報が不一致であ
る場合にアドレス一致信号36を出力しない。データ読
み出し制御回路37は、アドレス一致信号36を受けて
いる時にCPU24から出力されるデータ読み出し信号
38を受けた時に代替データ読み出し信号39を出力す
る。データ読み出し制御回路37は、アドレス一致信号
36を受けていない時にCPU24から出力されるデー
タ読み出し信号38を受けた時に内蔵RAMデータ読み
出し信号40を出力する。
【0025】内蔵RAM23はデータの読み書きが可能
なメモリであり、アドレスバス21のアドレス情報で与
えられた番地に格納されているデータをデータバス25
に出力し、データバス25のデータをアドレスバス21
のアドレス情報が示す番地に書き込む機能を有する。
【0026】CPU24は、内蔵RAM23およびアッ
プダウンカウンタ19からデータを読み出すためのデー
タ読み出し信号38を出力して、データバス25および
アドレスバス21を介して内蔵RAM23およびアップ
ダウンカウンタ19とデータ交換を行いプログラムを実
行する。
【0027】次に図2および図3を参照して本発明の第
2の実施の形態としてのエミュレーティング装置の動作
を説明する。代替情報入出力端子17からデータを入力
し代替情報書き込み信号27をアクティブにすると(図
3のステップA1)、書き込み制御回路18は、最初の
8ビットをデータと認識し代替データ入出力端子26に
該データを出力しデータ書き込み信号28をアクティブ
にする。これを受けたアップダウンカウンタ19はデー
タ入出力端子26からのデータを格納する(図3のステ
ップA2)。アップダウンカウンタ19に格納されたデ
ータは、データ書き込み信号28がインアクティブのと
きは代替情報入出力端子17から外部に出力されるため
書き込んだ値を外部から確認することができる。
【0028】2番目の8ビットデータが代替情報入出力
端子17から入力される(図3のステップA3)と書き
込み制御回路18は下位アドレスと認識し、代替アドレ
ス出力端子31に該アドレス情報を出力し、同時に下位
アドレス書き込み信号29を出力してアドレス格納レジ
スタ20の下位8ビットにアドレスを書き込む(図3の
ステップA4)。
【0029】3番目の8ビットのデータが代替情報入出
力端子17から入力されると(図3のステップA5)書
き込み制御回路18は上位アドレスと認識し、代替アド
レス出力端子31に該アドレス情報を出力し、同時に上
位アドレス書き込み信号30を出力してアドレス格納レ
ジスタ20の上位8ビットにアドレスを書き込む(図3
のステップA6)。
【0030】アップダウンカウンタ19に格納されたデ
ータは、データ加算要求信号32としてワンショットパ
ルスを入力することによって1を加算され(図3のステ
ップA7、B1)、データ減算要求信号33としてワン
ショットパルスを入力することによって1を減算される
ため(図3のステップA8、B2)、代替情報入出力端
子17からデータを書き込まなくても高速でデータを調
整することができる。
【0031】アドレス格納レジスタ20の上位8ビット
にアドレスが格納されると、アドレス比較要求信号35
がアクティブになり、比較器22はアドレスバス21上
のアドレス情報とアドレス格納レジスタ20に格納され
たアドレス情報を比較する(図3のステップA9)。比
較器22は、両アドレス情報が一致した場合にアドレス
一致信号36を出力し、かつ、両アドレス情報が不一致
である場合にアドレス一致信号36を出力しない。デー
タ読み出し制御回路37は、比較器22からアドレス一
致信号36を受けている時に、CPU24から出力され
たデータ読み出し信号38を受けて代替データ読み出し
信号39を出力する。この場合に、データ出力バッファ
34は、代替データ読み出し信号39を受けるとアップ
ダウンカウンタ19に格納されたデータをデータバス2
5に出力する(図3のステップA10、A11)。ま
た、データ読み出し制御回路37は、比較器22からア
ドレス一致信号36を受けていない時に、CPU24か
ら出力されたデータ読み出し信号38を受けて内蔵RA
Mデータ読み出し信号40を出力する。この場合に、デ
ータ出力バッファ41は、内蔵RAMデータ読み出し信
号40を受けると内蔵RAM23に格納されたデータを
データバス25に出力する(図3のステップA10、A
12)。このようにして、データバス25に出力された
データはCPU24に入力され処理される(図3のステ
ップA13)。以上のように、内蔵RAM23の特定の
アドレスに格納されたデータをプログラムの動作中に書
き換えることによって、プログラムの中で定義されたパ
ラメータの値等を容易に調整できる。
【0032】次に、本発明の第3の実施の形態としての
エミュレーティング装置を図4および図5に基づいて詳
細に説明する。図4に示すように、本発明の第3の実施
の形態としてのエミュレーティング装置は、代替情報入
力端子17を有する書き込み制御回路18と、テンポラ
リデータレジスタ42と、代替データ格納レジスタ43
と、アドレス格納レジスタ20と、比較器22、内蔵R
AM23と、CPU24と、データ出力バッファ34
と、データ読み出し制御回路37と、データ出力バッフ
ァ41とを有している。
【0033】書き込み制御回路18は、データ書き込み
信号44がアクティブになると、代替情報入出力端子1
7から入力された情報を代替データとして認識し、テン
ポラリレジスタ書き込み信号45をアクティブにして代
替データ入出力端子26のデータをテンポラリデータレ
ジスタ42に書き込む(図5のステップC1、D1)。
テンポラリデータレジスタ42に書き込まれたデータ
は、外部から代替データ書き込み信号46をアクティブ
にすることによって、代替データ格納レジスタ43に書
き込まれる(図5のステップC2、D2)。
【0034】また、書き込み制御回路18は、アドレス
書き込み信号47がアクティブになると、代替情報入出
力端子17から最初に入力された情報をアドレスの下位
8ビットと認識し下位アドレス書き込み信号29をアク
ティブにして代替アドレス出力端子31からアドレス情
報をアドレス格納レジスタ20の下位8ビットに書き込
む。2番目の情報が代替情報入出力端子17から入力さ
れると書き込み制御回路18はアドレスの上位8ビット
と認識し上位アドレス書き込み信号30をアクティブに
し代替アドレス出力端子31からアドレス情報をアドレ
ス格納レジスタ20の上位8ビットに書き込む(図5の
ステップC3、D3)。アドレス格納レジスタ20の上
位8ビットにアドレスが格納されると、アドレス比較要
求信号35がアクティブになり、比較器22はアドレス
バス21上のアドレス情報とアドレス格納レジスタ20
に格納されたアドレス情報を比較する(図5のステップ
C4、C5)。比較器22は、両アドレス情報が一致し
た場合にアドレス一致信号36を出力し、かつ、両アド
レス情報が不一致である場合にアドレス一致信号36を
出力しない。
【0035】データ読み出し制御回路37は、比較器2
2からアドレス一致信号36を受けている時にCPU2
4から出力されたデータ読み出し信号38を受けて代替
データ読み出し信号39を出力する。この場合に、デー
タ出力バッファ34は、代替データ読み出し信号39を
受けると、代替データ格納レジスタ43に格納されたデ
ータをデータバス25に出力する(図5のステップC6
〜C8)。また、データ読み出し制御回路37は、比較
器22からアドレス一致信号36を受けていない時にC
PU24から出力されたデータ読み出し信号38を受け
て内蔵RAMデータ読み出し信号40を出力する。この
場合に、データ出力バッファ41は、内蔵RAM23に
格納されたデータをデータバス25に出力する(図5の
ステップC6、C7)。このようにしてデータバス25
に出力されたデータはCPU24に入力され処理される
(図5のステップC9)。以上のように、本発明の実施
の形態によれば、内蔵RAM23の特定のアドレスに格
納されたデータをプログラムの動作中に書き換えること
によって、プログラムの中で定義されたパラメータの変
化が動作にどのような影響を与えるかをリアルタイムに
評価することができる。すなわち、本発明の実施の形態
によれば、プログラムの実行と平行して記憶回路の特定
のアドレスに格納されたデータを変更できるので、プロ
グラム中のパラメータの変更等が容易に行え、特にプロ
グラム中のパラメータを試行錯誤しながら調整する時な
どは、プログラムの評価時間を大幅に短縮できる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、プログラムの実行中に
中央処理装置の動作を停止することなくプログラムの内
容を修正せずに記憶回路の指定したアドレスのデータだ
けをリアルタイムに変更できるので、デバッグ作業の効
率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としてのエミュレー
ティング装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態としてのエミュレー
ティング装置を示すブロック図である。
【図3】図2のエミュレーティング装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態としてのエミュレー
ティング装置を示すブロック図である。
【図5】図4のエミュレーティング装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】従来のエミュレーティング装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 代替情報入力端子 2 書き込み制御回路 3 記憶回路 4 アドレス格納レジスタ 5 代替レジスタ 6 CPU 7 比較器 8 アドレスバス 9 アドレス一致信号 10 読み出しデータ切り替え器 11 データ読み出し信号 12 メモリ読み出し信号 13 代替レジスタ読み出し信号 14 データ出力バッファ 15 データ出力バッファ 16 データバス 17 代替情報入出力端子 18 書き込み制御回路 19 アップダウンカウンタ 20 アドレス格納レジスタ 21 アドレスバス 22 比較器 23 内蔵RAM 24 CPU 25 データバス 26 代替データ入出力端子 27 代替情報書き込み信号 28 データ書き込み信号 29 下位アドレス書き込み信号 30 上位アドレス書き込み信号 31 代替アドレス出力端子 32 データ加算要求信号 33 データ減算要求信号 34 データ出力バッファ 35 アドレス比較要求信号 36 アドレス一致信号 37 データ読み出し制御回路 38 データ読み出し信号 39 代替データ読み出し信号 40 内蔵RAMデータ読み出し信号 41 データ出力バッファ 42 テンポラリデータレジスタ 43 代替データ格納レジスタ 44 データ書き込み信号 45 テンポラリレジスタ書き込み信号 46 代替データ書き込み信号 47 アドレス書き込み信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミュレーション用のデータを格納する
    記憶手段と、 前記記憶手段に格納されたプログラムを実行する中央処
    理手段と、 前記記憶手段のデータを変更することなく前記中央処理
    手段が実行するプログラムデータを変更するために前記
    記憶手段のデータの代替となるデータを格納する代替デ
    ータ記憶手段と、 前記中央処理手段の動作を停止することなく前記代替デ
    ータ記憶手段にデータを書き込むデータ書き込み手段
    と、 前記代替データ記憶手段のデータのアドレスを格納する
    代替アドレス記憶手段と、 前記中央処理手段の動作を停止することなく前記代替ア
    ドレス記憶手段に前記代替データ記憶手段のデータのア
    ドレスを書き込む代替アドレス書き込み手段と、 前記中央処理手段から出力されたアドレスが前記代替ア
    ドレス記憶手段によって与えられたアドレスと一致する
    ことを判断してアドレス一致信号を発生するアドレス一
    致判断手段と、 前記アドレス一致判断手段からの前記アドレス一致信号
    を受けた時に前記代替データ記憶手段のデータを読み出
    して前記中央処理手段に与え、かつ、前記アドレス一致
    判断手段からの前記アドレス一致信号を受けない時に前
    記記憶手段のデータを読み出して前記中央処理手段に与
    えるデータ読み出し制御手段とを有することを特徴とす
    るエミュレーティング装置。
  2. 【請求項2】 エミュレーション用のデータを格納する
    記憶回路と、 前記記憶回路に格納されたプログラムを実行する中央処
    理装置と、 前記記憶回路のデータを変更することなく前記中央処理
    装置が実行するプログラムデータを変更するために前記
    記憶回路のデータの代替となるデータを格納する代替レ
    ジスタと、 前記代替レジスタのデータのアドレスを格納するアドレ
    ス格納レジスタと、 代替情報を受けて前記中央処理装置の動作を停止するこ
    となく前記代替レジスタにデータを書き込み、かつ、前
    記アドレス格納レジスタに前記代替レジスタのデータの
    アドレスを書き込む書き込み制御回路と、 前記中央処理装置から出力されたアドレスが前記アドレ
    ス格納レジスタによって与えられたアドレスと一致する
    時にアドレス一致信号を発生する比較器と、 前記比較器からの前記アドレス一致信号を受けた時に前
    記代替レジスタのデータを読み出して前記中央処理装置
    に与え、かつ、前記比較器からの前記アドレス一致信号
    を受けない時に前記記憶回路のデータを読み出して前記
    中央処理装置に与えるデータ読出制御装置とを有するこ
    とを特徴とするエミュレーティング装置。
  3. 【請求項3】 エミュレーション用のデータを格納する
    内蔵RAMと、 前記内蔵RAMに格納されたプログラムを実行する中央
    処理装置と、 前記内蔵RAMのデータを変更することなく前記中央処
    理装置が実行するプログラムデータを変更するために前
    記内蔵RAMのデータの代替となるデータを格納するア
    ップダウンカウンタと、 前記アップダウンカウンタのデータのアドレスを格納す
    るアドレス格納レジスタと、 代替情報を受けて前記中央処理装置の動作を停止するこ
    となく前記アップダウンカウンタにデータを書き込み、
    かつ、前記アドレス格納レジスタに前記アップダウンカ
    ウンタのデータのアドレスを書き込む書き込み制御回路
    と、 前記中央処理装置から出力されたアドレスが前記アドレ
    ス格納レジスタによって与えられたアドレスと一致する
    時にアドレス一致信号を発生する比較器と、 前記比較器からの前記アドレス一致信号を受けた時に前
    記代替レジスタのデータを読み出して前記中央処理装置
    に与え、かつ、前記比較器からの前記アドレス一致信号
    を受けない時に前記内蔵RAMのデータを読み出して前
    記中央処理装置に与えるデータ読出制御装置とを有する
    ことを特徴とするエミュレーティング装置。
  4. 【請求項4】 エミュレーション用のデータを格納する
    内蔵RAMと、 前記内蔵RAMに格納されたプログラムを実行する中央
    処理装置と、 前記内蔵RAMのデータを変更することなく前記中央処
    理装置が実行するプログラムデータを変更するために前
    記内蔵RAMのデータの代替となるデータを格納するテ
    ンポラリデータレジスタと、 前記テンポラリデータレジスタのデータを格納する代替
    データ格納レジスタと、 前記代替データ格納レジスタのデータのアドレスを格納
    するアドレス格納レジスタと、 代替情報を受けて前記中央処理装置の動作を停止するこ
    となく前記テンポラリデータレジスタにデータを書き込
    み、かつ、前記アドレス格納レジスタに前記テンポラリ
    データレジスタのデータのアドレスを書き込む書き込み
    制御回路と、 前記テンポラリデータレジスタのデータを代替データ格
    納レジスタに書き込む手段と、 前記中央処理装置から出力されたアドレスが前記アドレ
    ス格納レジスタによって与えられたアドレスと一致する
    時にアドレス一致信号を発生する比較器と、 前記比較器からの前記アドレス一致信号を受けた時に前
    記代替データ格納レジスタのデータを読み出して前記中
    央処理装置に与え、かつ、前記比較器からの前記アドレ
    ス一致信号を受けない時に前記内蔵RAMのデータを読
    み出して前記中央処理装置に与えるデータ読出制御装置
    とを有することを特徴とするエミュレーティング装置。
  5. 【請求項5】 エミュレーション用のデータを格納する
    記憶手段と、前記記憶手段に格納されたプログラムを実
    行する中央処理手段と、前記記憶手段のデータを変更す
    ることなく前記中央処理手段が実行するプログラムデー
    タを変更するために前記記憶手段のデータの代替となる
    データを格納する代替データ記憶手段と、前記代替デー
    タ記憶手段のデータのアドレスを格納する代替アドレス
    記憶手段とを有するエミュレーティング装置におけるエ
    ミュレーティング方法において、 前記中央処理手段手段の動作を停止することなく前記代
    替データ記憶手段にデータを書き込むデータ書き込みス
    テップと、 前記中央処理手段手段の動作を停止することなく前記代
    替アドレス記憶手段に前記代替データ記憶手段のデータ
    のアドレスを書き込む代替アドレス書き込みステップ
    と、 前記中央処理手段から出力されたアドレスが前記代替ア
    ドレス記憶手段によって与えられたアドレスと一致する
    ことを判断してアドレス一致信号を発生するアドレス一
    致判断ステップと、 前記アドレス一致判断ステップの前記アドレス一致信号
    を受けた時に前記代替データ記憶手段のデータを読み出
    して前記中央処理手段に与え、かつ、前記アドレス一致
    判断ステップの前記アドレス一致信号を受けない時に前
    記記憶手段のデータを読み出して前記中央処理手段に与
    えるデータ読み出し制御ステップとを有することを特徴
    とするエミュレーティング方法。
  6. 【請求項6】 エミュレーション用のデータを格納する
    記憶回路と、前記記憶回路に格納されたプログラムを実
    行する中央処理装置と、前記記憶回路のデータを変更す
    ることなく前記中央処理装置が実行するプログラムデー
    タを変更するために前記記憶回路のデータの代替となる
    データを格納する代替レジスタと、前記代替レジスタの
    データのアドレスを格納するアドレス格納レジスタとを
    有するエミュレーティング装置におけるエミュレーティ
    ング方法において、 代替情報を受けて前記中央処理装置の動作を停止するこ
    となく前記代替レジスタにデータを書き込み、かつ、前
    記アドレス格納レジスタに前記代替レジスタのデータの
    アドレスを書き込む書き込み制御ステップと、 前記中央処理装置から出力されたアドレスが前記アドレ
    ス格納レジスタによって与えられたアドレスと一致する
    時にアドレス一致信号を発生する比較ステップと、 前記比較ステップの前記アドレス一致信号を受けた時に
    前記代替レジスタのデータを読み出して前記中央処理装
    置に与え、かつ、前記比較ステップの前記アドレス一致
    信号を受けない時に前記記憶回路のデータを読み出して
    前記中央処理装置に与えるデータ読出制御ステップとを
    有することを特徴とするエミュレーティング方法。
  7. 【請求項7】 エミュレーション用のデータを格納する
    内蔵RAMと、前記内蔵RAMに格納されたプログラム
    を実行する中央処理装置と、前記内蔵RAMのデータを
    変更することなく前記中央処理装置が実行するプログラ
    ムデータを変更するために前記内蔵RAMのデータの代
    替となるデータを格納するアップダウンカウンタと、前
    記アップダウンカウンタのデータのアドレスを格納する
    アドレス格納レジスタとを有するエミュレーティング装
    置におけるエミュレーティング方法において、 代替情報を受けて前記中央処理装置の動作を停止するこ
    となく前記アップダウンカウンタにデータを書き込み、
    かつ、前記アドレス格納レジスタに前記アップダウンカ
    ウンタのデータのアドレスを書き込む書き込み制御ステ
    ップと、 前記中央処理装置から出力されたアドレスが前記アドレ
    ス格納レジスタによって与えられたアドレスと一致する
    時にアドレス一致信号を発生する比較ステップと、 前記比較ステップの前記アドレス一致信号を受けた時に
    前記代替レジスタのデータを読み出して前記中央処理装
    置に与え、かつ、前記比較ステップの前記アドレス一致
    信号を受けない時に前記内蔵RAMのデータを読み出し
    て前記中央処理装置に与えるデータ読出制御ステップと
    を有することを特徴とするエミュレーティング方法。
  8. 【請求項8】 エミュレーション用のデータを格納する
    内蔵RAMと、前記内蔵RAMに格納されたプログラム
    を実行する中央処理装置と、前記内蔵RAMのデータを
    変更することなく前記中央処理装置が実行するプログラ
    ムデータを変更するために前記内蔵RAMのデータの代
    替となるデータを格納するテンポラリデータレジスタ
    と、前記テンポラリデータレジスタのデータを格納する
    代替データ格納レジスタと、前記代替データ格納レジス
    タのデータのアドレスを格納するアドレス格納レジスタ
    とを有するエミュレーティング装置におけるエミュレー
    ティング方法において、 代替情報を受けて前記中央処理装置の動作を停止するこ
    となく前記テンポラリデータレジスタにデータを書き込
    み、かつ、前記アドレス格納レジスタに前記テンポラリ
    データレジスタのデータのアドレスを書き込む書き込み
    制御ステップと、 前記テンポラリデータレジスタのデータを前記代替デー
    タ格納レジスタに書き込むステップと、 前記中央処理装置から出力されたアドレスが前記アドレ
    ス格納レジスタによって与えられたアドレスと一致する
    時にアドレス一致信号を発生する比較ステップと、 前記比較ステップの前記アドレス一致信号を受けた時に
    前記代替データ格納レジスタのデータを読み出して前記
    中央処理装置に与え、かつ、前記比較ステップの前記ア
    ドレス一致信号を受けない時に前記内蔵RAMのデータ
    を読み出して前記中央処理装置に与えるデータ読出制御
    ステップとを有することを特徴とするエミュレーティン
    グ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100337149B1 (ko) * 2000-07-05 2002-05-18 권 기 홍 프로그램 테스트 및 디버깅이 용이한 중앙처리장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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