JP2000122486A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000122486A
JP2000122486A JP11002644A JP264499A JP2000122486A JP 2000122486 A JP2000122486 A JP 2000122486A JP 11002644 A JP11002644 A JP 11002644A JP 264499 A JP264499 A JP 264499A JP 2000122486 A JP2000122486 A JP 2000122486A
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JP11002644A
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English (en)
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Keiichi Matsumura
圭一 松村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者への負担を軽減して事務効率の更なる
向上を図る。 【解決手段】 自動原稿給送手段によって給送された原
稿の所定の位置に記された総頁数を認識する認識手段
(67)と、原稿サイズ検出手段により検知した原稿の
サイズ、認識手段により認識した原稿枚数、入力部によ
り入力された画像形成部数及び転写紙サイズによって画
像形成動作の所要時間を算出し、算出された所要時間を
前記表示部に表示するように制御する画像処理制御部
(71)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に複写時間を自動的に算出して表示すると共に転
写紙の残量が不足しているか否かを表示する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置では、1枚の原稿を
複数枚複写する場合あるいは複数枚の原稿を1枚ずつ又
は複数枚ずつ複写する場合、操作者は複写終了までの時
間がわからず、装置に前から離れることができず、複写
終了まで待機しなければならなかった。つまり、原稿及
び部数が複数ある原稿束の画像形成を行う場合、画像形
成に時間がかかるにも関わらず操作者はその所要時間が
わからないため、画像形成が終わるまで装置から離れら
れない、もしくは画像形成動作が終了したかどうか何度
も確認しなければならないなど、作業効率が上がらない
という不具合があった。
【0003】これらの問題点を解決するために操作者が
複写枚数を予め装置に入力しておくことによって画像形
成動作にかかる時間を算出し表示部に表示するという技
術が特開平7−175371号公報(以下従来例1と称
す)に開示されている。この従来例によれば、複写時間
を算出して表示することにより、複写終了時間までの時
間を知らせることで無駄な時間をなくし事務効率の向上
を図れる。また、従来の画像形成装置では、画像形成動
作中に転写紙が無くなった時点で動作を中断し表示部に
転写紙が無くなったことを表示している。そのため、走
者者が画像形成動作を開始して装置を離れた後に転写紙
が無くなると画像形成動作が中断されたままになってし
まう場合がある。画像形成装置が積載された転写紙の残
量を検知する転写紙残量検知手段を備えていても、操作
者がわざわざ原稿枚数を予め装置に入力しなければ総画
像形成枚数がわからないため操作が煩雑になる。そこ
で、原稿束の厚さを受光素子・超音波センサ・リニアモ
ータの電流値等で測定し、その値から原稿枚数を求める
技術が、特開平8−227252号公報(以下従来例2
と称す)に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1では、操作者が予め原稿の枚数を数えておき、その枚
数を入力しなければならず、操作の面で煩雑であった。
また、従来例2でも、装置が複雑になり、コストがかか
り、また原稿の種類に伴い厚さも様々であるため束の厚
さからは正確な枚数が求められない、という問題点があ
る。
【0005】本発明はこの問題点を解決するためのもの
であり、原稿中に記されている総頁数(原稿枚数)を装
置側で認識することで操作者が原稿枚数の入力を自ら行
うことなく画像形成所要時間を算出し表示すると共に、
認識した総頁数から総画像形成枚数を算出して転写紙の
残量が不足しているか否かを判断して表示することによ
り、操作者への負担を軽減して事務効率の更なる向上を
図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、原稿上の画像を画素毎にデジタル的に読
み取る画像読取手段と、該画像読取手段により読み取っ
た複数枚の原稿の画像データを記憶する記憶手段と、該
記憶手段に格納された画像データを任意の位置から読み
出す読出手段と、該読出手段によって読み出された画像
データを転写紙上に画像形成する画像形成手段と、原稿
のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、原稿を画像
読取の位置へ給送する自動原稿給送手段と、転写紙積載
部と、転写紙を積載部より一枚ずつ給送する手段と、画
像形成済の転写紙の給送排出手段と、種々の動作・画像
形成モードをキー入力により入力する入力手段と、画像
形成条件の設定及び画像形成装置の状態を表示する表示
部とを、少なくとも有する画像形成装置において、自動
原稿給送手段によって給送された原稿の所定の位置に記
された総頁数を認識する認識手段と、原稿サイズ検出手
段により検知した原稿のサイズ、認識手段により認識し
た原稿枚数、入力部により入力された画像形成部数及び
転写紙サイズによって画像形成動作の所要時間を算出
し、算出された所要時間を表示部に表示するように制御
する画像処理制御部とを具備することに特徴がある。従
って、原稿中に記されている総頁数(原稿枚数)を装置
側で認識することで、操作者が原稿枚数の入力を自ら行
うことなく画像形成所要時間を算出し表示することがで
きるため、操作者の作業効率を向上させることができ
る。
【0007】また、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を入力手段により任意に設定することに
より、操作者が通常頻繁に使用する書類のフォーマット
にあわせて認識位置を任意に設定できるため、様々な原
稿に対応できる。
【0008】更に、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を予め複数設定することにより、操作者
が原稿を自動原稿給送装置に上下逆にセットしてしまっ
た場合、もしくは設定してある位置とは別の位置に総頁
数が記入されている(頻繁に使用する物と別のフォーマ
ットの原稿)場合、つまり正しく総頁数を認識できない
場合でも、あらかじめ設定してある別の位置について総
頁数認識を行うことで、正しく総頁数を認識でき、所要
時間の算出ができる。
【0009】また、別の発明として、原稿上の画像を画
素毎にデジタル的に読み取る画像読取手段と、該画像読
取手段により読み取った複数枚の原稿の画像データを記
憶する記憶手段と、該記憶手段に格納された画像データ
を任意の位置から読み出す読出手段と、該読出手段によ
って読み出された画像データを転写紙上に画像形成する
画像形成手段と、原稿のサイズを検知する原稿サイズ検
知手段と、原稿を画像読取の位置へ給送する自動原稿給
送手段と、転写紙積載部と、該転写紙積載部に積載され
た転写紙の残量を検知する転写紙残量検知手段と、転写
紙を積載部より一枚ずつ給送する手段と、画像形成済転
写紙の給送排出手段と、種々の動作・画像形成モードを
キー入力により入力する入力手段と、画像形成条件の設
定及び画像形成装置の状態を表示する表示部とを、少な
くとも有する画像形成装置において、自動原稿給送手段
によって給送された原稿の所定の位置に記された総頁数
を認識する認識手段と、該認識手段により認識した総頁
数と、入力部により入力された画像形成部数によって総
画像形成枚数を算出し、算出された総画像形成枚数が入
力部により入力された転写紙のサイズに対応する転写紙
の残量を検知する転写紙残量検知手段からの残量の枚数
を越える場合画像形成動作を行なわず画像形成動作不可
能や原因等を示す警告を表示部に表示するように制御す
る画像処理制御部とを具備する。従って、原稿中に記さ
れている総頁数(原稿枚数)を装置側で認識し、その総
頁数に基づいて総画像形成枚数を算出し、更に設定され
た転写紙の残量と比較して転写紙の残量の方が多いのみ
画像形成動作を開始可能とし、少ない時は警告表示を行
なうことで、操作者の作業効率を向上させることができ
ると共に装置のダウンタイムを削減できる。
【0010】また、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を入力手段により任意に設定することに
より、操作者が通常頻繁に使用する書類のフォーマット
にあわせて認識位置を任意に設定できるため、様々な原
稿に対応できる。
【0011】更に、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を予め複数設定することにより、操作者
が原稿を自動原稿給送装置に上下逆にセットしてしまっ
た場合、もしくは設定してある位置とは別の位置に総頁
数が記入されている(頻繁に使用する物と別のフォーマ
ットの原稿)場合、つまり正しく総頁数を認識できない
場合でも、あらかじめ設定してある別の位置について総
頁数認識を行うことで、正しく総頁数を認識でき、正し
く総画像形成枚数の算出ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】自動原稿給送手段によって給送さ
れた原稿の所定の位置に記された総頁数を認識する。認
識した原稿枚数、原稿サイズ検出手段により検知した原
稿のサイズ、入力部により入力された画像形成部数及び
転写紙サイズによって画像形成動作の所要時間を算出
し、算出された所要時間を表示部に表示する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置の
概略を示す断面図、図2は操作部の概略図、図3は本実
施例の構成を示すブロック図である。図1において、自
動原稿給送装置1(以下ADFと略す)にある原稿台2
に原稿面を上にして置かれた原稿の束は、図2の操作部
27上のスタートキー29が押下されると、一番下の原
稿から、給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタク
トガラス6上の所定の読取位置に給送される。読み取り
ユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画
像データを読み取った後、読み取りを終了した原稿は給
送ベルト4及び排送ローラ5によって排出され、且つ原
稿セット検知部7にて原稿台2に原稿があることを検知
した場合、前の原稿と同様にしてコンタクトガラス6上
に給送される。なお、給送ローラ3、給送ベルト4、排
送ローラ5は図3の搬送モータ26によって駆動され
る。
【0014】そして、第1のトレイ8、第2のトレイ9
及び第3のトレイ10に積載された転写紙は、各々第1
の給紙装置11、第2の給紙装置12及び第3の給紙装
置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって
感光体15に当接する位置まで搬送される。また、書込
ユニット57によって感光体15に書き込まれた画像デ
ータを画像形成された転写紙は、搬送ベルト16によっ
て搬送され定着ユニット17にて画像を定着された後、
排紙ユニット18によってフィニシャ19に排出され
る。フィニッシャ19は図3のベースエンジンコントロ
−ルユニット(以下BCUと略す)20からのコマンド
に基づきステイプル、綴じ穴開けなどの処理を行う。更
に、感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17及
び排紙ユニット18はメインモータ25によって駆動さ
れ、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を
各々給紙のCL22〜24によって伝達される。縦搬送
ユニット14はメインモータ25の駆動を中間のCL2
1によって伝達して駆動される。
【0015】また、図2の操作部27には液晶ディスプ
レイ28、スタートキー29、クリア/ストップキー3
0、テンキー31、左2か所止め用ステイプルモードキ
ー32−1、左上一カ所止め用ステイプルモードキー3
2−2、エンターキー33及びモードクリアキー34が
設けられており、液晶ディスプレイ28には各キーにて
設定されたモード、部数、及び画像形成装置の状態、そ
して画像形成処理時間を示すメッセージが表示される。
【0016】次に、図1の読み取りユニット50及び書
込ユニット57の構成を示す図4に示すように、読み取
りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6
と光学走査系で構成されている。この光学走査系には、
露光ランプ51、第1のミラー52、レンズ53、CC
Dイメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ
51及び第1のミラー52は図示しない第1のキャリッ
ジ上に固定され、第2のミラー55及び第3のミラー5
6は図示しない第2のキャリッジ上に固定されている。
原稿画像を読み取るときには、光路長が変わらないよう
に第1のキャリッジと第2のキャリッジが2対1の相対
速度で機械的に操作される。この光学走査系は、図示し
ないスキャナ駆動モータによって駆動される。原稿画像
は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電
気信号に変換されて画像処理される。また、画像倍率を
変える場合は、レンズ53及びCCDイメージセンサ5
4を第4図の図面上において左右方向に移動させる。す
なわち、指定された倍率に対応してレンズ53及びCC
Dイメージセンサ54の左右方向の位置が設定される。
また、書込ユニット57は、レーザー出力ユニット5
8、結像レンズ59及びミラー60で構成され、レーザ
ー出力58の内部には、図示していないレーザー光源で
あるレーザーダイオード及びモータにて高速で定速回転
する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書込ユニット57から出力されるレーザ光は、画像作像
系の感光体15に照射される。また、感光体15の一端
近傍のレーザビームが、照射される位置に主走査同期信
号を発生するビームセンサ(図示せず)が配置されてい
る。
【0017】次に、本実施例における図3の画像処理部
(以下IPUと略す)49の構成を示す図5を用いてI
PU49の動作を説明する。
【0018】CCDイメージセンサ54は図4の露光ラ
ンプ51から照射された光の反射を光電変換し、A/D
コンバータ61はデジタル信号に変換する。デジタル信
号に変換された画像信号はシェーディング補正部62に
より補正され、画像処理部63にてMTF補正、γ補
正、変倍処理等が施される。セレクタ64は、画像信号
の送り先を後述する画像メモリコントローラ65又は書
込ユニット57に切り替える。画像メモリコントローラ
65を介して画像メモリ66への画像データの入出力が
行われる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64
間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となってい
る。また、画像メモリコントローラ65等の設定、読み
取りユニット50や書込ユニット57の制御を行うIP
U制御部71内には、CPU68及びそのプログラムや
データを格納するROM69やRAM70を備えてい
る。更に、CPU68は、画像メモリーコントローラ6
5を介して画像メモリ66のデータ書き込みや読み出し
を行う。また、文字認識ユニット67は、CPU68に
て設定された領域の画像メモリ66中の所定エリアの文
字認識を行うユニットであって、1ページ中の4800
×6800の中の指定された領域の文字情報を順に数値
化し、CPU68に値を返す。認識できたときはその値
を、認識できなかったときは0を値として返す。そし
て、この認識結果は、RAM70上のデータエリアに格
納される。なお、文字認識ユニット67における文字認
識方法は公知のものとする。
【0019】ここで、本実施例の動作タイムチャートを
示す図6を用いて、セレクタ64における1ページ分の
画像信号について説明する。フレームゲート信号(以下
/FGATEと略す)は、1ページの画像データの副走
査方向の有効期間を表している。主走査同期信号(以下
/LSYNCと略す)は、1ライン毎の主走査同期信号
であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、
画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効で
あることを示す信号が、ラインゲート信号(以下/LG
ATEと略す)である。これらの信号は、画素同期信号
(以下VCLKと略す)に同期しており、VCLKの1
周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送
られてくる。本実施例では、転写紙への書込密度400
dpi、最大画素数は主走査4800画素、副走査68
00画素である。つまり、図7に示すような転写紙に画
像形成される画像と、/FGATE・/LGATEの信
号の関係となる。また、本実施例では、画像データは2
55に近いほど白画像になるとする。
【0020】次に、図5の画像メモリ66への入力につ
いて説明すると、画像メモリ66は、画像メモリコント
ローラ65にて通常の画像入出力に加え、画像出力の際
には180°回転した画像を出力可能である。画像メモ
リコントローラ65は、図7に示す画像信号に対応した
画像領域・動作モードをCPU68にて設定することに
より画像データの入出力を画像バスを通じて制御する。
画像データは、各画素8ビット(256階調)で、図8
に示す画像データの画像メモリ66への格納状態で格納
される。
【0021】次に、本実施例における図3のIPU49
及びBCU20の動作を図9、図10、図11及び図1
2並びに図13に示すフローチャートに基づき説明す
る。なお、本装置動作中(JOB実行フラグON)は、
キー入力は受け付けないものとする。
【0022】図9において、図2のスタートキー29が
押下されて(S101)更にJO実行フラグがONされ
たとき(S102)、原稿が図1の原稿台2にセットさ
れていれば(S103)図1のADF1の図3の搬送モ
ータ26をONして原稿をコンタクトガラス6上の所定
の位置まで給送し(S104)、給送終了後IPU49
に読み取りスタートコマンドを送信し、画像データの読
み取りを開始する(S105)。
【0023】図10に示す画像読み取り及び総頁数の画
像認識処理において、画像読み取りスタートコマンドを
受信すると(S201)、図5のIPU制御部71はス
キャナを駆動させ画像データを読み取り図5の画像メモ
リ66へ格納する(S202)。図5の文字認識ユニッ
ト67にて、画像メモリ66に格納された認識位置が示
す画像メモリ内の位置(総頁数が記載されている位置)
について、総頁数認識を行う(S203)。認識終了
後、メモリに認識した数値(総頁数)を図5のIPU制
御部71及び図3のBCU20へ送信して格納する(S
204)。
【0024】そして、図11に示すように、BCU20
が総頁数を受信すると、総頁数と設定部数を積算して総
画像形成枚数を算出する(S301,S302)。転写
紙が積載されている図1の各トレイ8〜10に設けられ
ている残量検知センサからなる図3の残量検知部72〜
74の内、設定されたサイズの転写紙が積載されている
トレイに対応する残量検知センサの残量検知部が示す転
写紙の残量が上記算出した総画像形成枚数と比較され
(S303)、残量が多いければ画像形成動作を開始し
(S305)、少なければ「転写紙が足りません」等の
メッセージを図2の液晶ディスプレイ28に表示する
(S304)。また、図12に示すように、受信した上
述の認識値である、総頁数・部数・画像形成モード(両
面複写・変倍等)・転写紙サイズから画像形成処理時間
を算出し(S401,S402)、その結果を図2の液
晶ディスプレイ28に表示する(S403)。なお、画
像形成処理時間の算出方法としては、転写紙サイズ毎に
設定される1枚あたりの複写時間に原稿枚数及び置数を
それぞれ積算することにより求める方法があるがこれに
限定する必要はない。ただし、モードによって1枚当た
りの複写時間は変わるので、サイズとモードの組合せで
決まる所要時間をデータテーブルに格納しておくことで
より精度の高い計算が可能となる。
【0025】次に、ユーザープログラムモード(このモ
ードは操作者が画像形成装置動作の種々の条件を設定で
きるモードである)内の認識位置設定にて、操作者によ
り認識位置の設定(原稿基準位置をx=0、y=0とし
た場合のx、y座標の入力)が行われた場合、その値を
メモリに格納する。図10において総頁数認識を行う
際、この格納された値が示す位置について文字認識を行
う。
【0026】図13において、画像読み取りスタートコ
マンドを受信すると(S501)、図5のIPU制御部
71はスキャナを駆動させ画像データを読み取り図5の
画像メモリ66へ格納する(S502)。先ずメモリに
格納された第1の認識位置が示す画像メモリ上内の位置
について総頁数認識を行い(S503)、第1の認識位
置において総頁数を認識できた場合はその認識値を図5
のIPU制御部71へ送信して格納する(S504,S
507)。第1の認識位置で総頁数認識ができなかった
(画像データが存在しない等)場合は予めメモリに設定
されている第2の認識位置が示す画像メモリ上の位置に
ついて総頁数認識を行い(S504,S505)、第2
の認識位置において総頁数を認識できた場合はその認識
値を図5送信して格納する(S504,S507)。第
2の認識位置でも総頁数認識ができなかった場合は最終
的に認識不能として一連の処理を終了する。なお、本実
施例は認識位置設定を2カ所とした場合であるがそれ以
上の箇所を設定してもよい。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載の範囲内であれば多種
の変形や置換可能であることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動原稿給送手段によって給送された原稿の所定の位置
に記された総頁数を認識する認識手段と、原稿サイズ検
出手段により検知した原稿のサイズ、認識手段により認
識した原稿枚数、入力部により入力された画像形成部数
及び転写紙サイズによって画像形成動作の所要時間を算
出し、算出された所要時間を表示部に表示するように制
御する画像処理制御部とを具備することにより、原稿中
に記されている総頁数(原稿枚数)を装置側で認識する
ことで、操作者が原稿枚数の入力を自ら行うことなく画
像形成所要時間を算出し表示することができるため、操
作者の作業効率を向上させることができる。
【0029】また、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を入力手段により任意に設定することに
より、操作者が通常頻繁に使用する書類のフォーマット
にあわせて認識位置を任意に設定できるため、様々な原
稿に対応できる所要時間算出システムを提供できる。
【0030】更に、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を予め複数設定することにより、操作者
が原稿を自動原稿給送装置に上下逆にセットしてしまっ
た場合、もしくは設定してある位置とは別の位置に総頁
数が記入されている(頻繁に使用する物と別のフォーマ
ットの原稿)場合正しく総頁数を認識できない場合で
も、あらかじめ設定してある別の位置について総頁数認
識を行うことで、正しく総頁数を認識し所要時間の算出
ができる。
【0031】また、別の発明として、原稿上の画像を画
素毎にデジタル的に読み取る画像読取手段と、該画像読
取手段により読み取った複数枚の原稿の画像データを記
憶する記憶手段と、該記憶手段に格納された画像データ
を任意の位置から読み出す読出手段と、該読出手段によ
って読み出された画像データを転写紙上に画像形成する
画像形成手段と、原稿のサイズを検知する原稿サイズ検
知手段と、原稿を画像読取の位置へ給送する自動原稿給
送手段と、転写紙積載部と、該転写紙積載部に積載され
た転写紙の残量を検知する転写紙残量検知手段と、転写
紙を積載部より一枚ずつ給送する手段と、画像形成済転
写紙の給送排出手段と、種々の動作・画像形成モードを
キー入力により入力する入力手段と、画像形成条件の設
定及び画像形成装置の状態を表示する表示部とを、少な
くとも有する画像形成装置において、自動原稿給送手段
によって給送された原稿の所定の位置に記された総頁数
を認識する認識手段と、該認識手段により認識した総頁
数と、入力部により入力された画像形成部数によって総
画像形成枚数を算出し、算出された総画像形成枚数が入
力部により入力された転写紙のサイズに対応する転写紙
の残量を検知する転写紙残量検知手段からの残量の枚数
を越える場合画像形成動作を行なわず画像形成動作不可
能や原因等を示す警告を表示部に表示するように制御す
る画像処理制御部とを具備する。従って、原稿中に記さ
れている総頁数(原稿枚数)を装置側で認識し、その総
頁数に基づいて総画像形成枚数を算出し、更に設定され
た転写紙の残量と比較して転写紙の残量の方が多いのみ
画像形成動作を開始可能とし、少ない時は警告表示を行
なうことで、操作者の作業効率を向上させることができ
ると共に装置のダウンタイムを削減できる。
【0032】また、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を入力手段により任意に設定することに
より、操作者が通常頻繁に使用する書類のフォーマット
にあわせて認識位置を任意に設定できるため、様々な原
稿に対応できる。
【0033】更に、総頁数を認識する位置である、総頁
数を記した位置を予め複数設定することにより、操作者
が原稿を自動原稿給送装置に上下逆にセットしてしまっ
た場合、もしくは設定してある位置とは別の位置に総頁
数が記入されている(頻繁に使用する物と別のフォーマ
ットの原稿)場合、つまり正しく総頁数を認識できない
場合でも、あらかじめ設定してある別の位置について総
頁数認識を行うことで、正しく総頁数を認識でき、正し
く総画像形成枚数の算出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を
示す断面図である。
【図2】本実施例の画像形成装置の操作部の一部を示す
平面図である。
【図3】本実施例の構成の概要を示すブロック図であ
る。
【図4】図1の読み取りユニットと書込ユニットの構成
を示す断面図である。
【図5】本実施例の画像処理部の構成を示すブロック図
である。
【図6】本実施例の画像処理における各信号を示すタイ
ムチャートである。
【図7】本実施例における転写紙上の画像と主副走査の
関係を示す図である。
【図8】本実施例の画像メモリの格納状態を示す図であ
る。
【図9】本実施例の読取動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】本実施例の総頁数認識の処理を示フローチャ
ートである。
【図11】本実施例の転写紙残量に対する画像形成動作
開始の判断の処理を示すフローチャートである。
【図12】本実施例の画像形成処理時間算出の処理を示
すフローチャートである。
【図13】本実施例の2か所の総頁数認識位置に対する
総頁数の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
67 文字認識ユニット 71 IPU制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 106 H04N 1/00 106B 1/04 106 1/04 106A Fターム(参考) 2C061 AQ06 CQ34 CQ36 CQ39 2C087 AB01 AC08 BA03 BB10 CA05 CB17 DA01 2H027 DA41 DB08 DB09 5C062 AA05 AA17 AB17 AB20 AB22 AB23 AB31 AB32 AB42 AC07 AC21 AC22 AC67 AF07 BA04 5C072 AA05 BA02 BA03 LA14 RA06 XA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の画像を画素毎にデジタル的に読
    み取る画像読取手段と、該画像読取手段により読み取っ
    た複数枚の原稿の画像データを記憶する記憶手段と、該
    記憶手段に格納された画像データを任意の位置から読み
    出す読出手段と、該読出手段によって読み出された画像
    データを転写紙上に画像形成する画像形成手段と、原稿
    のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、原稿を画像
    読取の位置へ給送する自動原稿給送手段と、転写紙積載
    部と、転写紙を積載部より一枚ずつ給送する手段と、画
    像形成済転写紙の給送排出手段と、種々の動作・画像形
    成モードをキー入力により入力する入力手段と、画像形
    成条件の設定及び画像形成装置の状態を表示する表示部
    とを、少なくとも有する画像形成装置において、 前記自動原稿給送手段によって給送された原稿の所定の
    位置に記された総頁数を認識する認識手段と、 前記原稿サイズ検出手段により検知した原稿のサイズ、
    前記認識手段により認識した原稿枚数、前記入力部によ
    り入力された画像形成部数及び転写紙サイズによって画
    像形成動作の所要時間を算出し、算出された所要時間を
    前記表示部に表示するように制御する画像処理制御部と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 総頁数を認識する位置である、総頁数を
    記した位置を前記入力手段により任意に設定する請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 総頁数を認識する位置である、総頁数を
    記した位置を予め複数設定する請求項1記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 原稿上の画像を画素毎にデジタル的に読
    み取る画像読取手段と、該画像読取手段により読み取っ
    た複数枚の原稿の画像データを記憶する記憶手段と、該
    記憶手段に格納された画像データを任意の位置から読み
    出す読出手段と、該読出手段によって読み出された画像
    データを転写紙上に画像形成する画像形成手段と、原稿
    のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、原稿を画像
    読取の位置へ給送する自動原稿給送手段と、転写紙積載
    部と、該転写紙積載部に積載された転写紙の残量を検知
    する転写紙残量検知手段と、転写紙を積載部より一枚ず
    つ給送する手段と、画像形成済転写紙の給送排出手段
    と、種々の動作・画像形成モードをキー入力により入力
    する入力手段と、画像形成条件の設定及び画像形成装置
    の状態を表示する表示部とを、少なくとも有する画像形
    成装置において、 前記自動原稿給送手段によって給送された原稿の所定の
    位置に記された総頁数を認識する認識手段と、 該認識手段により認識した総頁数と、前記入力部により
    入力された画像形成部数によって総画像形成枚数を算出
    し、算出された総画像形成枚数が前記入力部により入力
    された転写紙のサイズに対応する転写紙の残量を検知す
    る前記転写紙残量検知手段からの残量の枚数を越える場
    合画像形成動作を行なわず画像形成動作不可能や原因等
    を示す警告を前記表示部に表示するように制御する画像
    処理制御部とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 総頁数を認識する位置である、総頁数を
    記した位置を前記入力手段により任意に設定する請求項
    4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 総頁数を認識する位置である、総頁数を
    記した位置を予め複数設定する請求項4記載の画像形成
    装置。
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