JP2000122125A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2000122125A
JP2000122125A JP10295747A JP29574798A JP2000122125A JP 2000122125 A JP2000122125 A JP 2000122125A JP 10295747 A JP10295747 A JP 10295747A JP 29574798 A JP29574798 A JP 29574798A JP 2000122125 A JP2000122125 A JP 2000122125A
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JP
Japan
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photographing
camera
hood
box
photographic
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Application number
JP10295747A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Yamane
典幸 山根
Toru Hasegawa
亨 長谷川
Takashi Hiruma
孝志 比留間
Koji Irihara
広治 入原
Takeo Tanaka
威夫 田中
Masahiro Mita
真大 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品などの被写体を撮影する撮影装置におい
て、カメラを取り付ける撮影フードを撮影ボックスに対
し上下動可能に取り付けて、撮影フードの上下動により
カメラを被写体に対して移動させる構成としながら、撮
影フードの周囲と撮影ボックスとの間に発生する隙間を
外部から隠して、見栄えを良くするとともに、撮影ボッ
クス内に外部光が侵入しにくいものにする。 【解決手段】 撮影ボックス1に上下動可能に取り付け
た撮影フード3にカメラ6を取り付けて、撮影フード3
の周囲と撮影ボックス1との間を覆うように撮影フード
カバー8を取り付ける。撮影フード3は、撮影ボックス
1とカメラ3との配線を収納するダクト部材51を有す
る。カメラ6を撮影フード3に対しレンズ部6bで回動
操作可能に保持するカメラ保持手段42と、撮影フード
駆動手段とカメラチルト手段を遠隔操作するリモコン操
作手段53と、このリモコン操作手段53からの制御信
号を入力する制御ボックス9を撮影フード3の下方に位
置させて撮影ボックス9に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品などの被写体
を撮影する撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケットでは、商品
を単独で撮影して広告に掲載することにより、商品の宣
伝を行っている。このような被写体である商品の撮影
は、専門のカメラマンが特殊なスタジオで撮影している
が、撮影コストが高くなるため、店員が簡単に商品を撮
影できるようにすることが要望されている。これに応え
るために、従来では、商品などの品物を撮影する撮影装
置が検討され、開発されている。この種の撮影装置は、
例えば、撮影ボックス内に商品を配置して照明装置によ
り照明し、この状態で三脚によりカメラを固定し、この
カメラで撮影ボックスの外部から撮影ボックス内の商品
を撮影するように構成されている。
【0003】ところが、従来のような撮影装置では、カ
メラを三脚で固定する構成であるから、撮影ボックスと
カメラとをそれぞれ別々に設置しなければならなかっ
た。しかも、商品を撮影する際、その撮影方法、例え
ば、商品の正面を撮影する方向、あるいは、商品を斜め
上方から撮影する方向などに応じて、その都度、カメラ
を三脚とともに移動させて設置し直さなければならない
ため、カメラの設置作業が繁雑で面倒であるという問題
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、撮影ボック
ス内の被写体に対して撮影ボックス外部のカメラを移動
させる移動手段を備えることにより、被写体に対するカ
メラの設置作業が簡単で容易にできるようにすることが
考えられる。そして、撮影ボックスに撮影フードを設け
て、この撮影フードにカメラを取り付けることにより、
撮影ボックスを設置することでカメラをも同時に設置し
得ることに加えて、被写体を撮影する際、撮影フードに
よって外部光の影響を受けないようにすることも考えら
れる。さらに、撮影ボックスに対し撮影フードを上下動
可能に取り付けることにより、撮影フードを上下動させ
てカメラを被写体に対して移動させる構成にすれば便利
である。
【0005】しかしながら、撮影ボックスに対し撮影フ
ードを上下動可能に取り付ける構成にすると、撮影フー
ドの周囲と撮影ボックスとの間には必然的に隙間が発生
するため、見栄えが悪くなるばかりか、撮影ボックス内
に外部光が侵入しやすいものとなってしまう懸念があ
る。
【0006】本発明の課題は、商品などの被写体を撮影
する撮影装置において、カメラを取り付ける撮影フード
を撮影ボックスに対し上下動可能に取り付けて、撮影フ
ードの上下動によりカメラを被写体に対して移動させる
構成としながら、撮影フードの周囲と撮影ボックスとの
間に発生する隙間を外部から隠して、見栄えを良くする
とともに、撮影ボックス内に外部光が侵入しにくいもの
にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、撮影ボックス内に被写体を配置
し、この被写体を前記撮影ボックスの外部からカメラで
撮影する撮影装置において、前記撮影ボックスに上下動
可能に取り付けられた撮影フードと、この撮影フードに
取り付けられたカメラと、前記撮影フードの周囲と前記
撮影ボックスとの間を覆うように取り付けられた撮影フ
ードカバーと、を備えた構成、を特徴としている。
【0008】ここで、被写体としては、商品が代表的で
あるが、その他、適宜の品物であっても良い。撮影ボッ
クスは、被写体を配置して外部のカメラにより撮影可能
なものであればどのような形状のものでも良い。撮影フ
ードは、被写体の撮影の際に外部光の影響を受けないよ
うにするものであり、どのような形状のものでも良い。
撮影フードカバーは、撮影フードの周囲と撮影ボックス
との間を覆うようにするものであれば、どのような形状
のものでも良い。
【0009】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、内部に被写体が配置される撮影ボックスに上下動可
能に撮影フードを取り付け、この撮影フードにカメラを
取り付けて、撮影フードの周囲と撮影ボックスとの間を
覆うように撮影フードカバーを取り付けた撮影装置なの
で、先ず、撮影ボックスを設置することでカメラをも同
時に設置できて、被写体を撮影する際、撮影フードによ
り外部光の影響を受けないようにでき、さらに、撮影フ
ードの上下動によりカメラを被写体に対し移動できて便
利である。そして、撮影フードカバーによって、撮影フ
ードの周囲と撮影ボックスとの間に発生する隙間を外部
から隠して、見栄えを良くでき、しかも、撮影ボックス
内に外部光が侵入しにくいものとなる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の撮
影装置であって、前記撮影フードを前記撮影ボックスに
対し上下動させる撮影フード駆動手段を備え、この撮影
フード駆動手段は、前記撮影フードに設けられた扇形ギ
ヤと、前記撮影ボックスに設けられ、前記扇形ギヤに噛
み合う駆動ギヤと、を有する構成、を特徴としている。
【0011】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の撮影フードを上下動させる撮影フー
ド駆動手段が、撮影フードに設けた扇形ギヤと撮影ボッ
クスに設けた駆動ギヤとを噛み合わせたものなので、小
型のモータによる駆動ギヤの駆動で扇形ギヤを回転させ
て、高精度の角度制御により撮影フードを上下動でき
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の撮
影装置であって、前記撮影フードを前記撮影ボックスに
対し上下動させる撮影フード駆動手段を備え、この撮影
フード駆動手段により前記撮影フードを上下動させる際
に、前記撮影フードに対し荷重負荷を軽減させる方向に
付勢するトーションバネを設けた構成、を特徴としてい
る。
【0013】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1記載の撮影フードを撮影フード駆動手段に
より上下動させる際に、撮影フードに対し荷重負荷を軽
減させる方向に付勢するトーションバネを設けたので、
錘を使わず、かつ、撮影ボックスの重量も上げずに、ト
ーションバネにより撮影フードの荷重負荷を軽減して、
撮影フードの上下動が行える。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
何れか記載の撮影装置であって、前記撮影ボックスの内
部に前記撮影フードの周囲との隙間から侵入する外部光
を遮蔽する外部光遮蔽部材を設けた構成、を特徴として
いる。例えば、外部光遮蔽部材としては、上下左右に分
割して設けた板状部材が挙げられるが、一体物でも良
く、また、どのような材質・形状のものでも良い。
【0015】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、撮影ボックスの内部に、請求項1から3の何れか記
載の撮影フードの周囲との隙間から侵入する外部光を遮
蔽する外部光遮蔽部材を設けたので、撮影フードの周囲
との隙間から撮影ボックス内に侵入する外部光を遮蔽し
て、外部光の影響を受けない撮影が行える。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
何れか記載の撮影装置であって、前記撮影ボックスと前
記カメラとを電気的に接続する配線を収納するダクト部
材を前記撮影フードに設けた構成、を特徴としている。
例えば、ダクト部材としては、撮影フード外側面のシャ
フト部材を兼ねたものが挙げられるが、撮影フードの内
部に通したものでも良く、また、どのような位置に設け
ても良い。
【0017】このように、請求項5記載の発明によれ
ば、請求項1から4の何れか記載の撮影フードに、撮影
ボックスとカメラとを電気的に接続する配線を収納する
ダクト部材を設けたので、撮影ボックスとカメラとを接
続する配線を、外部露出や錯綜させることなく、撮影フ
ードに設けたダクト部材に通して良好に収納できる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
何れか記載の撮影装置であって、前記カメラを前記撮影
フードに対し上下動させて前記被写体に対し傾けるカメ
ラチルト手段を備え、このカメラチルト手段は、前記カ
メラに設けられたウォームホイールと、前記撮影フード
に設けられ、前記ウォームホイールに噛み合うウォーム
と、からなるウォームギヤを有する構成、を特徴として
いる。
【0019】このように、請求項6記載の発明によれ
ば、カメラを、請求項1から5の何れか記載の撮影フー
ドに対し上下動させて被写体に対し傾けるカメラチルト
手段が、カメラに設けたウォームホイールと撮影フード
に設けたウォームとを噛み合わせたウォームギヤなの
で、簡単なウォームギヤ構造によりカメラをチルト動作
でき、しかも、カメラのチルト角度は、外力によっても
ウォームギヤの機能により変わらない。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
何れか記載の撮影装置であって、前記カメラを前記撮影
フードに対しレンズ部で回動操作可能に保持するカメラ
保持手段を設けた構成、を特徴としている。
【0021】このように、請求項7記載の発明によれ
ば、カメラを、請求項1から6の何れか記載の撮影フー
ドに対しレンズ部で回動操作可能に保持するカメラ保持
手段を設けたので、撮影フードからカメラを外すことな
く、カメラ保持手段によりレンズ部で回動操作すること
で、横長画面から縦長画面へなど、カメラアングルの変
更が容易に行える。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項1、4、5
または7の何れか記載の撮影装置であって、前記撮影フ
ードを前記撮影ボックスに対し上下動させる撮影フード
駆動手段と、前記カメラを前記撮影フードに対し上下動
させて前記被写体に対し傾けるカメラチルト手段と、こ
れらの撮影フード駆動手段及びカメラチルト手段を遠隔
操作するリモコン操作手段と、を備えた構成、を特徴と
している。例えば、リモコン操作手段としては、撮影フ
ードの上下方向操作部と、カメラの上下方向操作部と、
撮影フード及びカメラの動作速度操作部とを有するもの
が挙げられる。
【0023】このように、請求項8記載の発明によれ
ば、請求項1、4、5または7の何れか記載の撮影フー
ドを上下動させる撮影フード駆動手段とカメラを被写体
に対し傾けるカメラチルト手段とを遠隔操作するリモコ
ン操作手段を備えたので、撮影ボックスから離れた位置
において、リモコン操作手段により撮影フードの上下動
とカメラのチルト角度を制御することで、パソコンの画
面を見ながら撮影できる。
【0024】請求項9記載の発明は、請求項1、4、5
または7の何れか記載の撮影装置であって、前記撮影フ
ードを前記撮影ボックスに対し上下動させる撮影フード
駆動手段と、前記カメラを前記撮影フードに対し上下動
させて前記被写体に対し傾けるカメラチルト手段と、こ
れらの撮影フード駆動手段及びカメラチルト手段を独立
して駆動させ、前記カメラのレンズ部を前記被写体に常
時向けるように制御する制御手段と、を備えた構成、を
特徴としている。
【0025】このように、請求項9記載の発明によれ
ば、請求項1、4、5または7の何れか記載の撮影フー
ドを上下動させる撮影フード駆動手段とカメラを被写体
に対し傾けるカメラチルト手段とを独立して駆動させ、
カメラのレンズ部を被写体に常時向けるように制御する
制御手段を備えたので、制御手段により撮影フード駆動
手段とカメラチルト手段が独立して動作しながらカメラ
のレンズ部が被写体に常に正対する。これにより、小さ
い被写体から大きい被写体まで容易に正面を撮影でき
る。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項1から9
の何れか記載の撮影装置であって、前記撮影ボックスの
内部に前記被写体に対する照明光の調光等の演出効果を
付与する演出手段を設けた構成、を特徴としている。例
えば、演出手段としては、照明光の調光手段の他、ドラ
イアイスで霧状の煙(スモーク)を発生させるスモーク
発生手段が挙げられる。
【0027】このように、請求項10記載の発明によれ
ば、請求項1から9の何れか記載の撮影ボックスの内部
に被写体に対する照明光の調光等の演出効果を付与する
演出手段を設けたので、照明光の調光や霧状の煙(スモ
ーク)の発生等により、演出効果を付与した撮影が簡易
に行える。
【0028】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
撮影装置であって、前記リモコン操作手段からの制御信
号を入力する制御ボックスを前記撮影フードの下方に位
置させて前記撮影ボックスに設けた構成、を特徴として
いる。
【0029】このように、請求項11記載の発明によれ
ば、請求項8記載のリモコン操作手段からの制御信号を
入力する制御ボックスを撮影フードの下方に位置させて
撮影ボックスに設けたので、撮影フードの下方を、リモ
コン操作手段からの制御信号を入力する制御ボックスの
配置スペースとして有効に利用できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る撮影装置の
実施の形態例を図1から図10に基づいて説明する。先
ず、図1は本発明を適用した一例としての撮影装置を含
むシステム全体を示した斜視図で、図2はその撮影装置
の縦断側面図、図3は撮影装置を撮影フード側から見た
正面図、図4は撮影装置の横断平面図である。これらの
図1から図4に示されるように、撮影ボックス1を備え
ている。この撮影ボックス1は、その内部に被写体であ
る図示しない商品(例えば、図10の符号「2a,2
b.2c」参照)が配置されるものであり、ほぼ箱状に
形成されている。この撮影ボックス1の正面(図1と図
2及び図4の左側面)は開放されており、この正面側に
おいて、カメラフード(撮影フード)3が撮影ボックス
1から突出した状態で両側部の回動軸4,5により上下
動可能に取り付けられている。
【0031】カメラフード3は、撮影ボックス1から突
出した先端側に向かうに従って細くなるほぼ四角錐形状
に形成されており、その先端部には、カメラ6を搭載す
るカメラ搭載部7が設けられている。このカメラフード
3の両外側面に同一軸上で各々一体的に取り付けた回動
軸4,5が、撮影ボックス1の両側面に回転自在に取り
付けられている。このカメラフード3の周囲を覆うよう
にして、撮影ボックス1の正面周囲に、カメラフードカ
バー(撮影フードカバー)8が取り付けられている。こ
のカメラフードカバー8は、図示のように、縦長の四角
(方形枠)形状をなしていて、その四角形状の下部に、
制御ボックス9が一体的成形されている。従って、この
制御ボックス9はカメラフードカバー8の一部をなして
いる。このような制御ボックス9を含むカメラフードカ
バー8は、カメラフード3の周囲と撮影ボックス1との
間を覆うものである。
【0032】さらに、撮影ボックス1の内部において、
カメラフード3の周囲との隙間から侵入する外部光を遮
蔽する上下左右の光遮蔽板(外部光遮蔽部材)11,1
2,13,14が設けられている。即ち、図2に示すよ
うに、撮影ボックス1の両側部に、カメラフード3の上
部からカメラフードカバー8の上部へ延びる上部の光遮
蔽板11が取り付けられるとともに、カメラフード3の
下部に、撮影ボックス1の底面へ延びる下部の光遮蔽板
12が取り付けられている。また、図4に示すように、
カメラフード3の両側部に、外側へそれぞれ延びる左右
の光遮蔽板13,14が取り付けられている。なお、上
部の光遮蔽板11は、図示のように、ピン11aを支点
として回動自在となっており、そのピン11a部分から
前方へ延びてカメラフード3の上部からカメラフードカ
バー8の上部へ延びる形状の光遮蔽部分11bを有して
いる。
【0033】ここで、撮影ボックス1には、上面の奥方
端に横長の開口部15が形成されていて、その前方が開
閉可能蓋16となっており、背面の上下中間部も開閉可
能蓋17となっている。また、撮影ボックス1の内部に
は、天井付近で正面側より部分に、商品に対する照明手
段、即ち、左右で各々前後2個ずつの電球18,18,
18,18が備えられるとともに、商品の上方に位置し
て斜め前方に向いた鏡19が備えられている。この鏡1
9は、ワンタッチで着脱可能に取り付けられている。な
お、開口部15からは、外部光が撮影ボックス1内に取
り込まれて図示しない商品の背面側が上方から照明され
る。上面の開閉可能蓋16を外して、鏡19のメンテナ
ンス作業が行う。背面の開閉可能蓋17を外すと、外部
光により商品が背面から照明される。電球18には、そ
の照明光の調光が行えるインバータ付きの蛍光管が使用
されている。通常の撮影では、電球18を最大輝度の状
態で行うが、図示しない調光回路を通して電球18を調
光させることも可能である。
【0034】さらに、撮影ボックス1の一側面には、大
きく開口する商品出し入れ口(被写体出し入れ口)21
が形成されていて、この商品出し入れ口21に観音開き
の開閉蓋22,23が取り付けられている。この観音開
きの開閉蓋22,23において、一方の開閉蓋22の召
し合わせ部前面は幅広の凹部22aとなっていて、他方
の開閉蓋23の召し合わせ部後面は幅狭の凹部23aと
なっている。従って、開閉蓋22の召し合わせ部前面の
幅広凹部22aに開閉蓋23の召し合わせ部後面の幅狭
凹部23aを重ねて、図1に示したように、観音開きの
開閉蓋22,23を閉じた状態において、開閉蓋22の
召し合わせ部前面の幅広凹部22aに手を差し入れて、
開閉蓋23を容易にあけることができるようになってい
る。
【0035】以上の撮影ボックス1の下面の四隅部にキ
ャスター24,24,24,24が備えられていて、こ
のキャスター24,24,24,24の転動により撮影
ボックス1の移動が容易に行えるようになっている。ま
た、撮影ボックス1下面の左右には前後の取っ手1a,
1aが備えられており、作業台等に載せる場合、この取
っ手1a,1aに左右両側から手を掛けて撮影ボックス
1を持ち上げられるようになっている。なお、撮影ボッ
クス1の内部には、例えば、図10に示すような商品2
(2a,2b,2c)を載置する昇降手段25が備えら
れている。
【0036】この昇降手段25は、図10に示したよう
に、パンタグラフ型のリンク機構26、送りネジ式の駆
動機構27及びモータ28により構成されていて、商品
2(2a,2b,2c)を載置する昇降台29を昇降動
作する。また、昇降台29には、L字状の背景紙保持部
材31が前後方向にスライド可能に取り付けられてい
て、この背景紙保持部材31の上端に、クリップ32に
より背景紙33が挟んで保持される。背景紙保持部材3
1の上端部は、鏡19の後方に位置して、撮影ボックス
1の上面奥方端の開口部15から外部に突出可能となっ
ている。
【0037】そして、撮影ボックス1の内部には、図2
及び図4に示すようなカメラフード駆動手段(撮影フー
ド駆動手段)34が設けられている。このカメラフード
駆動手段34は、図2及び図4に示したように、一方の
回動軸4に一体的に取り付けた扇形ギヤ35に、撮影ボ
ックス1の内面に取り付けたモータ36の出力軸上の駆
動ギヤ37を噛み合わせた構成のものである。このよう
な構成のカメラフード駆動手段34によって、カメラフ
ード3が回動軸4,5を支点として上下動する。また、
左右の回動軸4,5上には、カメラフード3の荷重を軽
減させる方向に付勢するトーションバネ38,39が設
けられている。即ち、左右のトーションバネ38,39
は、撮影ボックス1の内面とカメラフード3の外面との
間に掛け止めされていて、撮影ボックス1に対しカメラ
フード3を回動軸4,5を支点として常時上方に回動す
るよう弾性力を付与している。そして、このようなカメ
ラフード駆動手段34、回動軸4、トーションバネ38
等を覆い隠すための目隠し部材10Aが設けられてい
る。この目隠し部材10Aは、折り曲げ部10A1,1
0A2により折り曲げられて箱状に形成されるもので、
撮影ボックス1の内面に取り付けられている。また、他
方の回動軸5、トーションバネ39等を覆い隠すための
目隠し部材10Bも設けられている。
【0038】さらに、カメラフード3の先端部のカメラ
搭載部7には、図2から図4に示すように、カメラ6が
カメラチルト手段41を介して搭載されている。カメラ
6は、図示しない商品の画像をCCDなどの電荷結合素
子(受光素子)で受光して電気信号として出力するデジ
タルカメラであり、カメラ本体6aとレンズ部6b(図
7参照)とからなる。レンズ部6bは、ズーム機能、フ
ォーカス機能及び絞り機能を有している。カメラチルト
手段41は、カメラ6をカメラフード3に対し上下動さ
せて被写体に対し傾けるためのものであり、カメラ搭載
部7内に取り付けられるチルト台としてのカメラ保持部
材(カメラ保持手段)42を備えている。このカメラ保
持部材42は、レンズ部6bを回転操作可能に保持する
もので、このカメラ保持部材42の両側面に同軸上で一
体的に設けた回動軸43,43を、カメラ搭載部7の両
側面に回転自在に取り付けて、カメラ搭載部7内に浮い
た状態で配設されている。
【0039】カメラチルト手段41は、詳細には、図5
及び図6に拡大して示したように、ウォームギヤを用い
たもので、即ち、一方の回動軸43上に一体的に設けた
ウォームホイール44に、カメラ搭載部7に取り付けた
モータ45の出力軸上のウォーム46を噛み合わせた構
成のものである。このような構成のカメラチルト手段4
1によって、カメラ6が回動軸43を支点として上下動
する。以上のカメラチルト手段41は、箱状のカメラ搭
載部7の内部に収納され、即ち、図1では、カメラ搭載
部7の左側に収納されている。このカメラ搭載部7は、
図示したように、上下に分割可能な箱状のものであり、
図示しないが、コネクタが内部に設けられている。各種
配線の接続やカメラチルト手段41のメンテナンス作業
時は、カメラ搭載部7の上半部を外して行う。
【0040】具体的には、カメラ6は、レンズ部6bに
おいて、図7に示すように、カメラ保持部材42に保持
されている。即ち、図7(a)及び(b)に示したよう
に、レンズ部6bを上下からレンズホルダ47,48に
より挟み込んで、上下のホルダ47,48をビス49,
49により固定している。通常、カメラ6による撮影画
面は横長となっており、その横長画面で通常の撮影を行
う。縦長の被写体の場合には、カメラ6を90度回転さ
せて縦長画面で撮影する必要があり、その際、カメラ本
体4aのレンズマウントがフリーに約300度回転でき
る構造となっているため、レンズ部3bを固定したまま
でカメラ6を90度回転させることができる。なお、こ
の実施の形態例では、カメラ6を手動により回動させる
が、モータ等の駆動源を用いてカメラ6を自動で回転さ
せても良い。また、レンズホルダ47の下方には切欠4
7aが形成されているが、この切欠47aは、カメラ6
のコネクタ6cを収納するために設けられている。
【0041】ところで、図1から図4に示すように、カ
メラフード3の両外側面には、そのフレームとして機能
するシャフト部材を兼ねたダクト部材51,51が設け
られている。このダクト部材51は、カメラフード3の
前後方向に延びたもので、このダクト部材51の内部に
は、図8に示したように、配線52を通して収納してい
る。この配線52は、撮影ボックス1内からカメラ搭載
部7内のカメラチルト手段41のモータ45、カメラ6
及び図示しないポテンショメータ等への電源供給線及び
信号線を含むものである。このような配線52が、カメ
ラ搭載部7の内部において、図示しないコネクタで接続
される。
【0042】以上の撮影ボックス1の制御ボックス9に
は、図1に示したように、リモコン操作ボックス(リモ
コン操作手段)53が接続コード54により電気的に接
続されるとともに、制御手段55が接続コード56によ
り電気的に接続されている。図3に示すように、制御ボ
ックス9には、リモコン操作ボックス53の接続コード
54をコネクタ接続する差込口9aと、制御手段55の
接続コード56をコネクタ接続する差込口9bが設けら
れているとともに、各種インジケータランプ9c,9
d,9eが設けられている。リモコン操作ボックス53
は、カメラフード3の上下方向操作釦と、カメラ6の上
下方向操作釦と、カメラフード3及びカメラ6の動作速
度操作釦とを有するものである。制御手段55は、CR
Tなどの表示装置57、キーボード58及びマウス59
を備えている。なお、制御ボックス9は、電球18、昇
降手段25、カメラフード駆動手段34、カメラチルト
手段41と電気的に接続されている。
【0043】次に、以上の撮影装置の回路構成を図9に
基づいて説明する。制御手段55において、CPU61
は、RAM62内にロードされている各種プログラムに
従って撮影装置のシステム全体の動作を制御する中央演
算処理装置である。記憶装置62は、オペレーティング
システムや撮影ソフトなどの各種の制御プログラム、撮
影画像などのデータファイル、撮影条件などのデーブル
ファイルなどが予め格納されている記憶媒体やその駆動
系を有している。なお、その記憶媒体は、固定的に設け
たもの、あるいは着脱自在に装着可能なものであり、ハ
ードディスク、フロッピーディスク、光ディスク、RA
Mカードなどの磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリ
などによって構成されている。また、記憶媒体内のプロ
グラムやデータは、必要に応じてCPU61の制御によ
り、RAM62にロードされる。さらに、CPU61
は、通信回線などを介して他の機器側から送信されてき
たプログラムやデータを受信して記憶媒体に格納した
り、他の機器側に設けられている記憶媒体に格納されて
いるプログラムやデータを通信回線などを介して使用す
ることもできる。
【0044】また、CPU61には、その入出力周辺デ
バイスである入力部64、表示部65が接続されている
他、撮影ボックス1の各部が接続されている。即ち、C
PU61には、CPU61側のインターフェイス66、
撮影ボックス1側のインターフェイス71を介して、撮
影ボックス1の制御駆動部72、照明部73、非常停止
スイッチ74が接続されるとともに、インターフェイス
75を介してカメラ部76が接続されている。CPU6
1は、これら制御駆動部72、照明部73、非常停止ス
イッチ74、カメラ部76を入出力プログラムに従って
制御する。なお、照明部73には、その照明光の調光を
行う照明制御操作部77が接続されている。
【0045】ところで、制御手段55において、入力部
64は、デーボード58やマウス59を有しており、キ
ーボード58は、商品データや各種コマンドを入力す
る。その入力された商品データは、表示部65の表示画
面に表示出力されたり、RAM62内の商品ファイルに
格納されたりする。表示部65は、この実施の形態例で
は、CRT表示装置57を示したが、カラー表示が可能
な液晶表示装置やプラズマ表示装置などの平面ディスプ
レイなどでも良い。他方、撮影ボックス1において、制
御駆動部72は、カメラ6のレンズ部6b、昇降手段2
5、カメラフード駆動手段34、カメラチルト手段4な
どの各種の駆動部をCPU61からの動作指令に基づい
て制御駆動する。また、カメラ部76は、カメラ本体6
a内の電荷結合素子からの撮影データをCPU61に出
力する。CPU61は、その撮影データに基づいて画像
データを作成して記憶装置63やRAM62に格納す
る。
【0046】次に、以上のような撮影装置で商品を撮影
する場合について説明する。先ず、撮影ボックス1の内
部に、側面の観音開きの開閉蓋22,23を開けて昇降
手段25(図10参照)を入れる。この昇降手段25
は、昇降台29に設けたL字状の背景紙保持部材31が
撮影ボックス1の上面奥方端の開口部15から外部に突
出可能な状態に配置する。そして、背景紙保持部材31
のクリップ32により背景紙33の上端部を挟んで保持
し、この背景紙33で昇降台29及び背景紙保持部材3
1を覆い隠す。背景紙33は、昇降台29の設置位置や
商品のサイズに応じて背景紙保持部材31をスライドさ
せて、最適な位置に配置する。こうしてから、昇降台2
9上に背景紙33を介して商品2を配置する。その後、
開閉蓋22,23を閉じる。
【0047】以上の状態で撮影を開始する場合、先ず、
電球18,18,18,18を点灯させて、商品2を正
面側上方より照明する。そして、キーボード58で商品
2の商品コードを入力し、その商品コードをRAM62
に記憶した後、キーボード58で商品2の撮影方向を指
定する。この撮影方向には、正面、上面及び斜め上方の
三方向があるが、以下では、図10(a)〜(c)に従
って正面方向の撮影について説明する。商品2の正面を
撮影する場合には、撮影ボックス1に対してカメラフー
ド3をその回動軸4,5を支点として上下動させるとと
もに、このカメラフード3に対してカメラ保持部材42
をその回動軸43を支点として上下動させて、カメラ6
を商品2の正面に向ける。これと同時に、昇降手段25
を駆動して商品2の高さも調整する。その時、カメラフ
ード駆動手段34、カメラチルト手段41及び昇降手段
25をCPU61で同時に制御する。
【0048】カメラフード駆動手段34では、CPU6
1からの動作指令に基づいて制御駆動部72によりモー
タ36が駆動されると、その出力軸に設けた駆動ギヤ3
7が回転して、この駆動ギヤ37に噛み合う扇形ギヤ3
5が回動軸4とともに回転する。これにより、カメラフ
ード3が回動軸4,5を中心に上方または下方に回動
し、即ち、カメラフード3にカメラ保持部材42を介し
て支持したカメラ6が上方または下方に移動する。この
時、モータ36の出力軸の回転が図示しない角度センサ
に伝達されて、その角度センサで出力軸の回転数が検出
され、その検出信号に基づいてカメラフード3が所定角
度だけ回動して停止される。なお、カメラフード3の上
方への回動時には、上部の光遮蔽板11のピン11a部
分から前方へ延びてカメラフード3の上部からカメラフ
ードカバー8の上部へ延びる形状の光遮蔽部分11b
が、カメラフード3の上部に載ってピン11aを支点と
して押し上げられる。また、カメラフード3の回動動作
中に、非常停止スイッチ74が押されると、カメラフー
ド駆動手段34のモータ36が緊急停止される。
【0049】カメラチルト手段41では、CPU61か
らの動作指令に基づいて制御駆動部72によりモータ4
5が駆動されると、その出力軸に設けたウォーム46が
回転して、このウォーム46に噛み合うウォームホイー
ル44が回動軸43とともに回転する。これにより、カ
メラフード3先端部のカメラ搭載部7に対してカメラ保
持部材42が回動軸43を中心に上方または下方に回動
し、即ち、カメラ保持部材42に保持したカメラ6が上
方または下方に移動する。この時も、モータ45の出力
軸の回転が図示しない角度センサに伝達されて、その角
度センサで出力軸の回転数が検出され、その検出信号に
基づいてカメラ保持部材42が所定角度だけ回動して停
止される。
【0050】昇降手段25では、CPU61からの動作
指令に基づいて制御駆動部72によりモータ28が駆動
されると、その出力軸に設けた送りネジが回転して、そ
の送りネジ式駆動機構27によりパンタグラフ型リンク
機構26が上下方向に伸縮動作し、昇降台29が昇降動
作する。これにより、商品2の中心位置が所定高さにセ
ットされる。
【0051】以上のように、カメラフード3及びカメラ
保持部材42がそれぞれ回動して、カメラ6が商品2の
正面を向くとともに、昇降台29が昇降動作して商品2
が所定高さにセットされると、カメラ6が商品2の正面
のほぼ中心に向いた状態となって、商品2の正面の撮影
が行える。そして、カメラ6で撮影された画像は、CP
U61に取り込まれた後、表示装置57に表示されると
ともに、RAM62内の商品ファイルに記憶される。こ
うして、商品2の正面の撮影が終了する。
【0052】ここで、図10(a)〜(c)について簡
単に説明する。図10(a)は背が高い商品2aを撮影
する場合を示したもので、このように、背が高い商品2
aの正面を撮影する場合は、カメラフード3及びカメラ
保持部材42がほぼ水平状態となるように姿勢が制御さ
れる。これにより、矢印で示したように、カメラ6は背
が高い商品2aの正面のほぼ中心に向いた状態になる。
【0053】図10(b)は背が中位の商品2bを撮影
する場合を示したもので、このように、背が中位の商品
2bの正面を撮影する場合は、図10(a)の状態か
ら、カメラフード3が回動軸4,5を中心に図示反時計
回り方向に回動するとともに、カメラフード3に対しカ
メラ保持部材42が回動軸43を中心に図示時計回り方
向に回動する。即ち、図示のように、カメラフード3が
回動軸4,5を中心に図示反時計回り方向に回動して、
カメラ保持部材42の位置が下がるとともに、カメラフ
ード3に対しカメラ保持部材42が回動軸43を中心に
図示時計回り方向に回動して、カメラ保持部材42のみ
がほぼ水平状態となるように姿勢が制御される。これに
より、矢印で示したように、カメラ6は背が中位の商品
2bの正面のほぼ中心に向いた状態になる。
【0054】図10(c)は背が低い商品2cを撮影す
る場合を示したもので、このように、背が低い商品2c
の正面を撮影する場合は、図10(b)の状態から、さ
らに、カメラフード3が回動軸4,5を中心に図示反時
計回り方向に回動するとともに、カメラフード3に対し
カメラ保持部材42が回動軸43を中心に図示時計回り
方向に回動する。即ち、図示のように、カメラフード3
が回動軸4,5を中心に図示反時計回り方向に回動し
て、カメラ保持部材42の位置が下がるとともに、カメ
ラフード3に対しカメラ保持部材42が回動軸43を中
心に図示時計回り方向に回動して、カメラ保持部材42
のみがほぼ水平状態となるように姿勢が制御される。こ
れにより、矢印で示したように、カメラ6は背が低い商
品2cの正面のほぼ中心に向いた状態になる。
【0055】ところで、商品2の上面を撮影する場合に
は、カメラ6を鏡19に向けて、鏡19に写った商品2
の上面画像をカメラ6で撮影する。また、商品2を斜め
上方から撮影する場合には、カメラフード3を回動させ
てカメラ保持部材42を上方へ移動させるとともに、カ
メラ6を斜め上方から商品2に向けて、商品2を斜め上
方からカメラ6で撮影する。なお、何れの場合にも、昇
降手段25の動作により商品2の高さを適宜に調整す
る。
【0056】以上の通り、この撮影装置によると、商品
2の大きさや形状が異なっていても、カメラフード3、
カメラ保持部材42、昇降台29を適宜動かすことによ
り、商品2の正面、上面及び斜め上方の三方向の撮影方
向に応じてカメラ6を自動的に商品2に対する所定位置
に設置できる。従って、商品2の撮影方向が変わる度
に、従来のように、三脚とともにカメラ6を移動させる
必要がなく、商品2に対するカメラ6の設置作業が簡単
で素人でも容易にでき、商品2を良好に撮影することが
できる。そして、撮影ボックス1に取り付けられたカメ
ラフード3のカメラ搭載部7にカメラ6を設けているの
で、撮影ボックス1を設置することにより、これと同時
にカメラ6をも設置できるとともに、カメラフード3に
より撮影時にカメラ6が外部光の影響を受けることがな
く、商品2を良好に撮影することができる。
【0057】また、カメラ6よりも商品2側に配置した
電球18,18,18,18により商品の正面側上方か
ら照明するので、商品2をほぼ均一に照明でき、照明む
らが少なく、テカリなどの発生も少なく、より一層、鮮
明な撮影画像を得ることができる。この場合、電球1
8,18,18,18は、発光部としてインバータ付き
の蛍光管を使用しているので、輝度むらが発生せず、こ
れによっても良好な撮影画像を得ることができる。ま
た、撮影ボックス1の上面奥方端の開口部15から撮影
ボックス1内に外部光を取り込んで、商品2の背面側を
上方から照明できるので、撮影時に商品2の影などがで
きず、これによっても良好な撮影画像を得ることができ
る。さらに、撮影ボックス1の背面の開閉可能蓋17を
外すと、外部光により商品2を背面から照明できるの
で、これによっても良好な撮影画像を得ることができ
る。なお、電球18,18,18,18による撮影ボッ
クス1内の熱は、外部光を上方から取り込むための開口
部15から撮影ボックス1の外部に排出されるので、撮
影ボックス1内に熱がこもることがない。
【0058】また、撮影ボックス1内に配置される昇降
台29に背景紙保持部材31を設けたので、この背景紙
保持部材31に上端部のクリップ32で取り付けた背景
紙33で昇降手段25及び背景紙保持部材31を覆い隠
すことができ、従って、昇降手段25及び背景紙保持部
材31が写らないようにして、商品2を撮影することが
できる。また、撮影ボックス1内から昇降手段25を取
り出して、撮影ボックス1内に大きな商品を配置して撮
影することもできる。
【0059】<変形例>ところで、撮影ボックス1の内
部には、さらなる演出手段として、具体的構成は図示し
ないが、ドライアイスで霧状の煙(スモーク)を発生す
るスモーク発生装置(スモーク発生手段)78(図9参
照)により、撮影の際にスモーク効果を付与するように
することが可能である。例えば、写り込みのない位置に
穴をあけて、スモークを注入する等が可能である。この
ように、ドライアイスによるスモーク発生手段を設けた
場合、その発生するスモークを強制排出する換気扇等の
排煙手段を設けても良い。
【0060】次に、以上の実施の形態例の撮影装置によ
り得られるさらなる効果を列挙する。 (1)カメラフードカバー8を設けたことにより、カメ
ラフード3の周囲と撮影ボックス1との間に発生する隙
間を外部から隠して、見栄えを良くでき、また、撮影ボ
ックス1内に外部光が侵入しにくいものとなっている。 (2)カメラフード駆動手段34において、カメラフー
ド3の回動軸4に扇形ギヤ35を設けたことにより、小
型のモータ36で駆動でき、カメラフード3の高精度の
角度制御が行える。 (3)カメラフード3の回動軸4,5にトーションバネ
38,39を設けたことにより、カメラフード駆動手段
34によって上下動動作するカメラフード3の重さを軽
減する力を付与でき、錘を使ったり、撮影ボックス1の
重量も上げる必要がない。 (4)上下左右の光遮蔽板11,12,13,14を設
けたことにより、カメラフード3の周囲との隙間から撮
影ボックス1内に侵入する外部光を遮蔽できる。 (5)撮影ボックス1の内部とカメラ6及びカメラチル
ト手段41とをつなぐ配線52を、カメラフード3側面
のダクト部材51に収納したことにより、配線52の錯
綜がなく、見栄えも良い。
【0061】(6)カメラチルト手段41において、ウ
ォームギヤ(ウォームホイール44とウォーム46)を
用いたことにより、カメラ6を簡単な構造でチルト動作
でき、また、そのチルト角度が外力で変わることもな
い。 (7)カメラ6のレンズ部4bをカメラ保持部材42に
回転操作可能に保持したことにより、カメラ保持部材4
2からカメラ6を外すことなく、カメラ6をカメラ保持
部材42に対しレンズ部4bで90度回転させて、横長
の撮影画像と縦長の撮影画像とに切り換えることがで
き、カメラアングルの変更が容易に行える。 (8)リモコン操作ボックス53でカメラフード3の上
下動とカメラ6のチルト角度を制御できることにより、
撮影ボックス1から離れた位置において、パソコン(制
御手段55及び表示装置57)の表示画面を見ながら商
品を撮影することができる。 (9)商品2を正面から撮影する場合は、カメラ6が商
品2に常に正対することにより、背が小さい商品2aか
ら大きい商品2cまで容易に正面を撮影することができ
る。 (10)電球18の調光手段やスモーク発生手段による
演出手段を設けることにより、電球18による照明光を
調整したり、ドライアイスによるスモークを発生させた
りして、演出効果を付与して簡易に撮影することができ
る。 (11)撮影フードカバー8の下部に制御ボックス9を
設けたことにより、カメラフード3の下方を、リモコン
操作ボックス53とパソコン(制御手段55及び表示装
置57)からの制御信号を入力する制御ボックス9の配
置スペースとして有効活用することができる。
【0062】なお、以上の実施の形態例においては、被
写体を載置する昇降手段をパンタグラフ型のリンク機構
によるものとしたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、他の適宜の構成による昇降手段であっても良
く、さらに、ターンテーブルを備えるものであっても良
い。また、撮影ボックスや撮影フードの形状等も任意で
あり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変
更可能であることは勿論である。
【0063】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る撮影装置によれば、撮影ボックスを設置することでカ
メラをも同時に設置することができて、被写体を撮影す
る際、撮影フードにより外部光の影響を受けないように
することができ、さらに、撮影フードの上下動によりカ
メラを被写体に対し移動することができて便利である
上、撮影フードカバーによって、撮影フードの周囲と撮
影ボックスとの間に発生する隙間を外部から隠して、見
栄えを良くすることができ、しかも、撮影ボックス内に
外部光が侵入しにくいものとすることができる。
【0064】請求項2記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、小型のモータによる駆動ギヤの駆動で扇形ギヤを回
転させることができるため、請求項1記載の発明により
得られる効果に加えて、撮影フードの上下動を高精度の
角度制御により行うことができるといった利点が得られ
る。
【0065】請求項3記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、トーションバネにより撮影フードの荷重負荷を軽減
できるため、請求項1記載の発明により得られる効果に
加えて、錘を使わず、かつ、撮影ボックスの重量も上げ
ずに、撮影フードの上下動を行うことができるといった
利点が得られる。
【0066】請求項4記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、外部光遮蔽部材により撮影フードの周囲との隙間か
ら撮影ボックス内に侵入する外部光を遮蔽できるため、
請求項1から3の何れか記載の発明により得られる効果
に加えて、外部光の影響を受けない撮影を行うことがで
きるといった利点が得られる。
【0067】請求項5記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、請求項1から4の何れか記載の発明により得られる
効果に加えて、撮影ボックスとカメラとを接続する配線
を、外部露出や錯綜させることなく、撮影フードに設け
たダクト部材に通して良好に収納することができるとい
った利点が得られる。
【0068】請求項6記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、カメラに設けたウォームホイールと撮影フードに設
けたウォームとを噛み合わせたウォームギヤによるカメ
ラチルト手段としたため、請求項1から5の何れか記載
の発明により得られる効果に加えて、簡単なウォームギ
ヤ構造によりカメラをチルト動作することができ、しか
も、カメラのチルト角度は、外力によってもウォームギ
ヤのロック機能により変わらないといった利点が得られ
る。
【0069】請求項7記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、撮影フードに対しレンズ部で回動操作可能に保持す
るカメラ保持手段を設けたため、請求項1から6の何れ
か記載の発明により得られる効果に加えて、カメラを、
撮影フードから外すことなく、カメラ保持手段によりレ
ンズ部で回動操作することによって、横長画面から縦長
画面へなど、カメラアングルを容易に変更することがで
きるといった利点が得られる。
【0070】請求項8記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、撮影フード駆動手段とカメラチルト手段とを遠隔操
作するリモコン操作手段を備えたため、請求項1、4、
5または7の何れか記載の発明により得られる効果に加
えて、撮影ボックスから離れた位置において、リモコン
操作手段により撮影フードの上下動とカメラのチルト角
度を制御することによって、パソコンの画面を見ながら
撮影することができるといった利点が得られる。
【0071】請求項9記載の発明に係る撮影装置によれ
ば、撮影フード駆動手段とカメラチルト手段とを独立し
て駆動させ、カメラのレンズ部を被写体に常時向けるよ
うに制御する制御手段を備えたため、請求項1、4、5
または7の何れか記載の発明により得られる効果に加え
て、制御手段により撮影フード駆動手段とカメラチルト
手段が独立して動作しながらカメラのレンズ部が被写体
に常に正対することによって、小さい被写体から大きい
被写体まで容易に正面を撮影することができるといった
利点が得られる。
【0072】請求項10記載の発明に係る撮影装置によ
れば、撮影ボックス内部に演出手段を設けたため、請求
項1から9の何れか記載の発明により得られる効果に加
えて、照明光の調光や霧状の煙(スモーク)の発生等に
よって、演出効果を付与した撮影を簡易に行うことがで
きるといった利点が得られる。
【0073】請求項11記載の発明に係る撮影装置によ
れば、リモコン操作手段からの制御信号を入力する制御
ボックスを撮影フードの下方に位置させて撮影ボックス
に設けたため、請求項8記載の発明により得られる効果
に加えて、撮影フードの下方を、リモコン操作手段から
の制御信号を入力する制御ボックスの配置スペースとし
て有効に利用することができるといった利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての撮影装置を含む
システム全体を示した斜視図である。
【図2】図1の撮影装置の縦断側面図である。
【図3】図1の撮影装置を撮影フード側から見た正面図
である。
【図4】図1の撮影装置の横断平面図である。
【図5】図1の撮影装置におけるカメラチルト手段を含
むカメラ部分を拡大して示した側面図である。
【図6】図5のカメラチルト手段を含むカメラ部分の平
面図である。
【図7】図1の撮影装置におけるカメラ保持手段部分を
拡大して示したもので、(a)側面図、(b)はレンズ
部側から見た正面図である。
【図8】図4の矢印A−A線に沿った断面図である。
【図9】図1の撮影装置のシステム全体の回路構成を示
したブロック図である。
【図10】図1の撮影装置における撮影条件の相違に伴
う撮影フードとカメラの動作状態を示すもので、(a)
は背が高い被写体を撮影する場合を示した側面図、
(b)は背が中位の被写体を撮影する場合を示した側面
図、(c)は背が低い被写体を撮影する場合を示した側
面図である。
【符号の説明】
1 撮影ボックス 2 商品 3 撮影フード 4,5 回動軸 6 カメラ 6a カメラ本体 6b レンズ部 7 カメラ搭載部 8 撮影フードカバー 9 制御ボックス 11,12,13,14 外部光遮蔽部材 18 調光機能付き照明手段(演出手段) 19 鏡 21 被写体出し入れ口 22,23 開閉蓋 25 昇降手段 29 昇降台 31 背景紙保持部材 33 背景紙 34 撮影フード駆動手段 35 扇形ギヤ 36 モータ 37 駆動ギヤ 38,39 トーションバネ 41 カメラチルト手段 42 カメラ保持手段 43 回動軸 44 ウォームホイール 45 モータ 46 ウォーム 47,48 カメラホルダ 51 ダクト部材 52 配線 53 リモコン操作手段 55 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 比留間 孝志 東京都東大和市桜が丘2丁目229番 カシ オ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 入原 広治 東京都東大和市桜が丘2丁目229番 カシ オ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 田中 威夫 東京都東大和市桜が丘2丁目229番 カシ オ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 三田 真大 東京都東大和市桜が丘2丁目229番 カシ オ計算機株式会社東京事業所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影ボックス内に被写体を配置し、この被
    写体を前記撮影ボックスの外部からカメラで撮影する撮
    影装置において、 前記撮影ボックスに上下動可能に取り付けられた撮影フ
    ードと、 この撮影フードに取り付けられたカメラと、 前記撮影フードの周囲と前記撮影ボックスとの間を覆う
    ように取り付けられた撮影フードカバーと、 を備えたこと、を特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】前記撮影フードを前記撮影ボックスに対し
    上下動させる撮影フード駆動手段を備え、 この撮影フード駆動手段は、 前記撮影フードに設けられた扇形ギヤと、 前記撮影ボックスに設けられ、前記扇形ギヤに噛み合う
    駆動ギヤと、 を有すること、を特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】前記撮影フードを前記撮影ボックスに対し
    上下動させる撮影フード駆動手段を備え、 この撮影フード駆動手段により前記撮影フードを上下動
    させる際に、前記撮影フードに対し荷重負荷を軽減させ
    る方向に付勢するトーションバネを設けたこと、を特徴
    とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】前記撮影ボックスの内部に前記撮影フード
    の周囲との隙間から侵入する外部光を遮蔽する外部光遮
    蔽部材を設けたこと、を特徴とする請求項1から3の何
    れか記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】前記撮影ボックスと前記カメラとを電気的
    に接続する配線を収納するダクト部材を前記撮影フード
    に設けたこと、を特徴とする請求項1から4の何れか記
    載の撮影装置。
  6. 【請求項6】前記カメラを前記撮影フードに対し上下動
    させて前記被写体に対し傾けるカメラチルト手段を備
    え、 このカメラチルト手段は、 前記カメラに設けられたウォームホイールと、 前記撮影フードに設けられ、前記ウォームホイールに噛
    み合うウォームと、 からなるウォームギヤを有すること、を特徴とする請求
    項1から5の何れか記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】前記カメラを前記撮影フードに対しレンズ
    部で回動操作可能に保持するカメラ保持手段を設けたこ
    と、を特徴とする請求項1から6の何れか記載の撮影装
    置。
  8. 【請求項8】前記撮影フードを前記撮影ボックスに対し
    上下動させる撮影フード駆動手段と、 前記カメラを前記撮影フードに対し上下動させて前記被
    写体に対し傾けるカメラチルト手段と、 これらの撮影フード駆動手段及びカメラチルト手段を遠
    隔操作するリモコン操作手段と、 を備えたこと、を特徴とする請求項1、4、5または7
    の何れか記載の撮影装置。
  9. 【請求項9】前記撮影フードを前記撮影ボックスに対し
    上下動させる撮影フード駆動手段と、 前記カメラを前記撮影フードに対し上下動させて前記被
    写体に対し傾けるカメラチルト手段と、 これらの撮影フード駆動手段及びカメラチルト手段を独
    立して駆動させ、前記カメラのレンズ部を前記被写体に
    常時向けるように制御する制御手段と、 を備えたこと、を特徴とする請求項1、4、5または7
    の何れか記載の撮影装置。
  10. 【請求項10】前記撮影ボックスの内部に前記被写体に
    対する照明光の調光等の演出効果を付与する演出手段を
    設けたこと、を特徴とする請求項1から9の何れか記載
    の撮影装置。
  11. 【請求項11】前記リモコン操作手段からの制御信号を
    入力する制御ボックスを前記撮影フードの下方に位置さ
    せて前記撮影ボックスに設けたこと、を特徴とする請求
    項8記載の撮影装置。
JP10295747A 1998-10-16 1998-10-16 撮影装置 Pending JP2000122125A (ja)

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