JP2000121395A - 計器の自発光指針製造方法 - Google Patents
計器の自発光指針製造方法Info
- Publication number
- JP2000121395A JP2000121395A JP10324336A JP32433698A JP2000121395A JP 2000121395 A JP2000121395 A JP 2000121395A JP 10324336 A JP10324336 A JP 10324336A JP 32433698 A JP32433698 A JP 32433698A JP 2000121395 A JP2000121395 A JP 2000121395A
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- light
- self
- luminescence
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】最近、差別化等で、求める形状が複雑になっ
てきている為、樹脂特有な屈折率から全反射する領域を
用いて反射させて指針先端側に光を導くだけでは設計的
に窮屈で、また、樹脂内部で発生する反射を使うので反
射面近くは肉厚となりヒケが発生し、反射面の効果を上
げ難くしていた。この発明は少しでもデザイナーの妥協
を少なくして、暗所での視認性の高い自発光指針にしよ
うとする物です。 【構 成】 【図１】のような自発光指針を光らせたい場合、指針
（１）にインサートされたバランサー（２）の面（３）
は鏡面に仕上げられている。指針軸（７）に平行な入射
光（４）は面（３）で反射されて、反射光（５）となり
指針先端側に向かうが通常より小さな入射角が可能にな
っているため指針（１）の下面のホットスタンプ箔面
（６）を照らすことになる。光をより確実にホットスタ
ンプ箔の面に導く構造になるので、暗所でも視認性の高
い自発光指針を得ることが出来る。
てきている為、樹脂特有な屈折率から全反射する領域を
用いて反射させて指針先端側に光を導くだけでは設計的
に窮屈で、また、樹脂内部で発生する反射を使うので反
射面近くは肉厚となりヒケが発生し、反射面の効果を上
げ難くしていた。この発明は少しでもデザイナーの妥協
を少なくして、暗所での視認性の高い自発光指針にしよ
うとする物です。 【構 成】 【図１】のような自発光指針を光らせたい場合、指針
（１）にインサートされたバランサー（２）の面（３）
は鏡面に仕上げられている。指針軸（７）に平行な入射
光（４）は面（３）で反射されて、反射光（５）となり
指針先端側に向かうが通常より小さな入射角が可能にな
っているため指針（１）の下面のホットスタンプ箔面
（６）を照らすことになる。光をより確実にホットスタ
ンプ箔の面に導く構造になるので、暗所でも視認性の高
い自発光指針を得ることが出来る。
Description
この発明は計器の指針を照明のタイプで大別したときに
間接照明指針と自発光指針とに分けられる内、自発光指
針の製造方法に関するものである。
間接照明指針と自発光指針とに分けられる内、自発光指
針の製造方法に関するものである。
【０００１】
【産業上の利用分野】夜間など暗所での認識を必要とす
る計器の指針の内，指針そのものが光を放つ自発光指針
と呼ばれる物の製造に於いて広くこれを利用する事がで
きる。
る計器の指針の内，指針そのものが光を放つ自発光指針
と呼ばれる物の製造に於いて広くこれを利用する事がで
きる。
【０００２】
【従来の技術】例えば計器の指針を自発光させようとす
る場合、計器内部に光源として電球、発光ダイオード、
蛍光管、等、を使用して、光路として透明な樹脂で作ら
れた光導板等を介して透明な樹脂で作られた指針軸周辺
の受光部から軸に対して平行に光を受け、樹脂特有の屈
折率から全反射する領域を用いて反射させて指針先端側
に光を導き、さらに指針下側に施した色の付いた光反射
性のホットスタンプ箔等で反射させる、或いは指針上側
に施した光透過性のホットスタンプ箔で着色して人が認
識しやすい様に作られていた。また、入力に対して測定
値を指示するこの指針の重量アンバランスが、指示値の
誤差になってしまう計器の時に、重量バランスを取るた
めにバランサーが組み込まれる。或いはインサート成形
や２色成形でバランサーが存在する。何れの場合も、通
常、光路のさまたげにならない様に十分離れた場所に存
在する。
る場合、計器内部に光源として電球、発光ダイオード、
蛍光管、等、を使用して、光路として透明な樹脂で作ら
れた光導板等を介して透明な樹脂で作られた指針軸周辺
の受光部から軸に対して平行に光を受け、樹脂特有の屈
折率から全反射する領域を用いて反射させて指針先端側
に光を導き、さらに指針下側に施した色の付いた光反射
性のホットスタンプ箔等で反射させる、或いは指針上側
に施した光透過性のホットスタンプ箔で着色して人が認
識しやすい様に作られていた。また、入力に対して測定
値を指示するこの指針の重量アンバランスが、指示値の
誤差になってしまう計器の時に、重量バランスを取るた
めにバランサーが組み込まれる。或いはインサート成形
や２色成形でバランサーが存在する。何れの場合も、通
常、光路のさまたげにならない様に十分離れた場所に存
在する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近、差別化等でデザ
イナーが求める形状が複雑になってきている為、均一性
の高い光を放つ指針にしようとした場合、樹脂特有な屈
折率から全反射する領域を用いて反射させて指針先端側
に光を導くだけでは設計的に窮屈で調節にも限界があり
デザイナーの形状的妥協や品質的妥協を余儀なくされて
いた。また、樹脂内部で発生する反射を使うので反射面
近くはどうしても肉厚となりこの為ヒケが発生し、鏡面
が本来果たすべきだけの効果を上げ難くしていた。この
発明は少しでもデザイナーの妥協を少なくして、暗所で
の視認性の高い自発光指針にしようとする物です。
イナーが求める形状が複雑になってきている為、均一性
の高い光を放つ指針にしようとした場合、樹脂特有な屈
折率から全反射する領域を用いて反射させて指針先端側
に光を導くだけでは設計的に窮屈で調節にも限界があり
デザイナーの形状的妥協や品質的妥協を余儀なくされて
いた。また、樹脂内部で発生する反射を使うので反射面
近くはどうしても肉厚となりこの為ヒケが発生し、鏡面
が本来果たすべきだけの効果を上げ難くしていた。この
発明は少しでもデザイナーの妥協を少なくして、暗所で
の視認性の高い自発光指針にしようとする物です。
【０００４】
【課題を解決するための手段】計器の指針で重量バラン
スを取るために組み込まれる、または、インサート成
形、或いは２色成形でバランサーが存在する。その主な
材質は黄銅板、ステンレス球、場合によってはタングス
テンなど比重の大きな金属の粉を熱可塑性樹脂に練り込
んだ成形品であったりするが、通常そのウエイトは先に
述べた光路の妨害にならない所によけて存在していた
が、それをあえて光路上にもってきて光を反射させるの
に使用しそれにより光を針先側に導く様にする。
スを取るために組み込まれる、または、インサート成
形、或いは２色成形でバランサーが存在する。その主な
材質は黄銅板、ステンレス球、場合によってはタングス
テンなど比重の大きな金属の粉を熱可塑性樹脂に練り込
んだ成形品であったりするが、通常そのウエイトは先に
述べた光路の妨害にならない所によけて存在していた
が、それをあえて光路上にもってきて光を反射させるの
に使用しそれにより光を針先側に導く様にする。
【０００５】
【作 用】一つの部品で指針の重量バランスを取る事と
光を針先に導く事との二つの役割を持たせるので、多
少、設計的に難しくなるが、屈折率からくる反射では透
過によるロスが発生する、バランサーに鏡面があればそ
のロスがなくなる。さらに、例えば透明樹脂で４５度の
入射角ならば反射が起こるとした場合、指針軸方向の光
を反射させれば指針軸に対して９０度までしかできず、
それ以下の入射角にすると透過のロスが大きくなってし
まうが、バランサーに鏡面があれば入射角を小さくして
も反射できるので指針下面にあるホットスタンプ箔を照
らす事が容易となる。
光を針先に導く事との二つの役割を持たせるので、多
少、設計的に難しくなるが、屈折率からくる反射では透
過によるロスが発生する、バランサーに鏡面があればそ
のロスがなくなる。さらに、例えば透明樹脂で４５度の
入射角ならば反射が起こるとした場合、指針軸方向の光
を反射させれば指針軸に対して９０度までしかできず、
それ以下の入射角にすると透過のロスが大きくなってし
まうが、バランサーに鏡面があれば入射角を小さくして
も反射できるので指針下面にあるホットスタンプ箔を照
らす事が容易となる。
【０００６】
【実 施 例】実施例として
【図１】のような自発光指針を光らせたい場合、透明樹
脂の指針（１）にインサートされたバランサー（２）は
ステンレスでできていて、その面（３）は鏡面に仕上げ
られている。指針軸（７）に平行な入射光（４）は面
（３）で反射されて、反射光（５）となり指針先端側に
向かうが通常より小さな入射角が可能になっているため
指針（１）の下面のホットスタンプ箔面（６）を照らす
ことになる。そこで乱反射を起こし人の目にホットスタ
ンプ箔の色が見える。前項の如く透過によるロスがない
ので明るくする事が出来る。また、インサート成形によ
って出来ているので鏡面にヒケが発生しない。またイン
サート成形ではない場合も
脂の指針（１）にインサートされたバランサー（２）は
ステンレスでできていて、その面（３）は鏡面に仕上げ
られている。指針軸（７）に平行な入射光（４）は面
（３）で反射されて、反射光（５）となり指針先端側に
向かうが通常より小さな入射角が可能になっているため
指針（１）の下面のホットスタンプ箔面（６）を照らす
ことになる。そこで乱反射を起こし人の目にホットスタ
ンプ箔の色が見える。前項の如く透過によるロスがない
ので明るくする事が出来る。また、インサート成形によ
って出来ているので鏡面にヒケが発生しない。またイン
サート成形ではない場合も
【図２】の様な構成になるため樹脂による反射面にヒケ
が発生し、透過ロスが発生したとしても透過してしまっ
た光は少しの空気層（８）を通ってすぐにバランサー
（２）の面（３）が鏡面であるのでそこで反射して指針
（１）に戻るのでロスにならない。実施例ではバランサ
ー（２）の材質としてステンレス板を使用したが、黄銅
板、ステンレス球、場合によってはタングステン等、比
重の大きな金属の粉を熱可塑性樹脂に練り込んだ成形
品、等、何でも可能である。また比重の大きな金属の粉
を熱可塑性樹脂に練り込んだ成形品の場合は組み込み，
インサートの他に二色成形等も使用可能となる。
が発生し、透過ロスが発生したとしても透過してしまっ
た光は少しの空気層（８）を通ってすぐにバランサー
（２）の面（３）が鏡面であるのでそこで反射して指針
（１）に戻るのでロスにならない。実施例ではバランサ
ー（２）の材質としてステンレス板を使用したが、黄銅
板、ステンレス球、場合によってはタングステン等、比
重の大きな金属の粉を熱可塑性樹脂に練り込んだ成形
品、等、何でも可能である。また比重の大きな金属の粉
を熱可塑性樹脂に練り込んだ成形品の場合は組み込み，
インサートの他に二色成形等も使用可能となる。
【０００７】
【発明の効果】上記方法で光をより確実にホットスタン
プ箔の面に導く構造になるので夜間など暗所でも視認性
の高い自発光指針を得ることが出来る。
プ箔の面に導く構造になるので夜間など暗所でも視認性
の高い自発光指針を得ることが出来る。
【図１】本考案の立面図、 インサート成形の自発光
指針形状例
指針形状例
【図２】本考案の立面図、 バランサー組み込みタイ
プの自発光指針形状例
プの自発光指針形状例
（１） は 指針 （２） は バランサー （３） は 面（鏡面） （４） は 入射光 （５） は 反射光 （６） は ホットスタンプ面 （７） は 指針軸 （８） は 空気層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１１月３０日（１９９８．１１．
３０）
３０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【課題を解決するための手段】計器の指針で重量バラン
スを取るために組み込まれる、または、インサート成
形、或いは２色成形でバランサーが存在する。その主な
材質は黄銅板、ステンレス球、場合によってはタングス
テンなど比重の大きな金属の粉を熱可塑性樹脂に練り込
んだ成形品であったりするが、通常そのバランサーは先
に述べた光路の妨害にならない所によけて存在していた
が、それをあえて光路上にもってきて光を反射させるの
に使用しそれにより光を針先側に導く様にする。
スを取るために組み込まれる、または、インサート成
形、或いは２色成形でバランサーが存在する。その主な
材質は黄銅板、ステンレス球、場合によってはタングス
テンなど比重の大きな金属の粉を熱可塑性樹脂に練り込
んだ成形品であったりするが、通常そのバランサーは先
に述べた光路の妨害にならない所によけて存在していた
が、それをあえて光路上にもってきて光を反射させるの
に使用しそれにより光を針先側に導く様にする。
Claims (1)
- 【請求項１】計器の指針で重量バランスを取るために組
み込まれる、または、インサート成形、或いは２色成形
でバランサーが存在する。そのバランサーに光を反射さ
せる機能を持たせた事を特徴とする照明付き計器の指
針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10324336A JP2000121395A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 計器の自発光指針製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10324336A JP2000121395A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 計器の自発光指針製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000121395A true JP2000121395A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=18164655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10324336A Withdrawn JP2000121395A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 計器の自発光指針製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000121395A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002098560A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-05 | Yazaki Corp | 指針及びその製造方法 |
| JP2002347062A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Polyplastics Co | 金属インサート−樹脂複合成形品及びその成形方法 |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP10324336A patent/JP2000121395A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002098560A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-05 | Yazaki Corp | 指針及びその製造方法 |
| JP2002347062A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Polyplastics Co | 金属インサート−樹脂複合成形品及びその成形方法 |
| JP4713766B2 (ja) * | 2001-05-25 | 2011-06-29 | ポリプラスチックス株式会社 | 金属インサート−樹脂複合成形品 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20041007 |
|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |