JP2000117721A - 生コンクリート投入機 - Google Patents

生コンクリート投入機

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JP2000117721A
JP2000117721A JP10303288A JP30328898A JP2000117721A JP 2000117721 A JP2000117721 A JP 2000117721A JP 10303288 A JP10303288 A JP 10303288A JP 30328898 A JP30328898 A JP 30328898A JP 2000117721 A JP2000117721 A JP 2000117721A
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Shigekichi Matsuoka
重吉 松岡
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Matsuoka Concrete Industry Co Ltd
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Matsuoka Concrete Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生コンクリートを型枠内の所定の位置に容易
に投入することができる生コンクリート投入機を提供す
る。 【解決手段】 生コンクリート1を送り出す送出部4
は、周壁6と、その周壁6内のローター7とからなる。
周壁6には、上側に貯留部5に通ずる開口部6aが形成
され、下側に生コンクリート1が出される投入口6bが
形成されている。ローター7は、生コンクリート1を収
容する収容空間4aを形成して、生コンクリート1を、
収容空間4aが開口部6aと向かい合う第1の位置から
収容空間4aが投入口6bと向かい合う第2の位置まで
回動して送る。そして、ローター7は、第2の位置にお
いて、回動速度がゼロとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生コンクリート
を型枠内の所定の位置に容易に投入することができる生
コンクリート投入機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の生コンクリート投入機は、例え
ば、図7に示すようなものであった。この生コンクリー
ト投入機21は、複数枚の羽根22a、22aを有する
ローター22のP方向の回転によって、生コンクリート
23を下側の投入口24より送り出す送出部25と、そ
の送出部25の上側の開口部26を介して、その送出部
25に生コンクリート23を補給する貯留部27とから
なっていた。つまり、この生コンクリート投入機21
は、ローター22の回転により、そのローター22のV
字形状の隣合う羽根22a、22a間の生コンクリート
収容空間28に、開口部26を介して入る生コンクリー
ト23を、投入口24まで送り、さらにその投入口24
から型枠29内に落下させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の生コ
ンクリート投入機21にあっては、ローター22の一方
向の回転運動のため、羽根22aと羽根22aとの間の
収容空間28に溜まった生コンクリート23は、慣性に
より、ローター22の進行方向に運動し続けようとし
た。そのため、生コンクリート23は、投入口24の、
ローター22の回動進行側の内壁に勢いよくぶつかる等
して、真下に落ちにくく、型枠29内の所定の位置に投
入されないという問題があった。
【0004】また、ローター22の回転する速度によっ
ては、収容空間28内の生コンクリート23が、投入口
24から十分に落ちきれずに、収容空間28内に残った
まま、開口部26側に戻ることもあった。さらに、生コ
ンクリート23が、収容空間28を形成するV字形状の
隣合う羽根22a、22a間に挟まれるようにして一部
が羽根22a、22aに付着し、そのまま開口部26側
に戻ることもあった。このため、各収容空間28から型
枠29内に投入される生コンクリート23の量にばらつ
きが生じた。その結果、生コンクリート23が、型枠2
9内に、定量ずつ投入されることがなく、ローター22
の回転量によって、型枠29内への生コンクリート23
の投入量を管理することが困難であった。
【0005】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、生コンクリートを型枠内の所定の位置に容易に投入
することができる生コンクリート投入機を提供すること
にある。
【0006】また、他の目的は、送出部の収容空間内の
生コンクリートをほとんど残すことなく投入口から落と
すことができる生コンクリート投入機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る生コンク
リート投入機は、前記目的を達成するために、次の構成
からなる。すなわち、請求項1に記載の発明に係る生コ
ンクリート投入機は、生コンクリートを型枠内に投入す
べく前記生コンクリートを送り出す送出部と、その送出
部の上方側に位置してその送出部に前記生コンクリート
を補給するよう、その生コンクリートを貯留する貯留部
とからなる。そして、前記送出部は、上側に前記貯留部
に通ずる開口部が形成され、下側に前記生コンクリート
が出される投入口が形成された周壁と、その周壁内にあ
って、前記生コンクリートを収容する収容空間を形成し
て、前記生コンクリートを、前記収容空間が前記開口部
と向かい合う第1の位置から前記収容空間が前記投入口
と向かい合う第2の位置まで回動して送るローターとを
備える。さらに、前記ローターは、前記第2の位置にお
いて、回動速度がゼロとなる。
【0008】かくして、収容空間が開口部と向かい合う
第1の位置において、その収容空間内に開口部から生コ
ンクリートが流入する。そして、ローターの回動によっ
て、収容空間内の生コンクリートは、収容空間が投入口
と向かい合う第2の位置に送られる。この第2の位置に
おいて、ローターの回動速度がゼロとなることにより、
収容空間内の生コンクリートは、ローターによって送ら
れていた動きにブレーキがかかるようにして、投入口か
ら型枠内に投入される。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る生コン
クリート投入機のように、前記ローターは、前記第1の
位置と前記第2の位置との間を往復回動するのが望まし
い。これにより、収容空間が投入口と向かい合う第2の
位置において、ローターの往動と復動が切り替わり、必
然的にローターの速度はゼロとなる。
【0010】また、請求項3に記載の発明に係る生コン
クリート投入機のように、前記ローターは、前記第2の
位置において、所定時間回動速度がゼロとなるのが望ま
しい。これにより、収容空間内の生コンクリートは、ほ
とんど収容空間内に残ることなく投入口から十分に落ち
て、型枠内に投入される。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係る生コン
クリート投入機のように、前記ローターの、前記収容空
間を形成する収容面は、前記第2の位置において、少な
くとも下部がほぼ鉛直となってもよい。これにより、収
容空間が投入口と向かい合う第2の位置において、収容
空間内で、収容面付近の生コンクリートは、ほぼ鉛直な
収容面に沿って降下する。
【0012】また、請求項5に記載の発明に係る生コン
クリート投入機のように、前記ローターの、前記収容空
間を形成する収容面の大部分は、ほぼ平面形状に形成さ
れていてもよい。こうして、収容空間を形成する、ロー
ターの収容面は、その大部分がほぼ平面形状に形成され
ているので、従来の生コンクリート投入機の収容空間を
形成するV字形状の隣合う羽根にみられるような、生コ
ンクリートが収容面に挟まれるということがない。した
がって、収容空間が投入口と向かい合う第2の位置にお
いて、収容空間内の生コンクリートが投入口から落下す
る際に、その生コンクリートが収容面に付着したまま残
ることも起こり難い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る生コンクリ
ート投入機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】図1ないし図4は、本発明に係る生コンク
リート投入機の第一の実施の形態を示す。図中符号1
は、生コンクリート、2は、型枠である。3は、生コン
クリート1を型枠2内に投入する生コンクリート投入機
である。この生コンクリート投入機3は、生コンクリー
ト1を送り出す送出部4と、その送出部4の上方側に位
置してその送出部4に生コンクリート1を補給するよう
に、生コンクリート1を貯留する貯留部5とからなる。
【0015】ここで、送出部4は、周壁6と、その周壁
6内にあって、生コンクリート1を収容する収容空間4
aを形成するローター7とを備えている。周壁6は、略
円筒形状をしており、この周壁6には、図1ないし図4
において、上側の右寄りの位置に貯留部5に通ずる開口
部6aが形成され、下側の左寄りの位置に生コンクリー
ト1が出される投入口6bが下方に延びるようにして形
成されている。
【0016】一方、ローター7は、略円筒形状の周壁6
内に収まるように、周壁6の軸心と同一の軸心を持つ円
柱形状をして、前記収容空間4aを形成するように、円
柱形状の周の一部が、軸心と平行な平面で切りとられて
おり、この平面が、収容空間4aを形成する収容面7a
となっている。このようにして、収容面7aの大部分
(図示実施の形態においては、全部)は、ほぼ平面形状
(図示実施の形態においては、平面形状)に形成されて
いる。このローター7は、収容空間4aが開口部6aと
向かい合う第1の位置(図1、2参照)と、収容空間4
aが投入口6bと向かい合う第2の位置(図4参照)と
の間を往復回動することで、第1の位置から第2の位置
に回動する往動(反時計回り方向の回動)の際には、収
容空間4a内の生コンクリート1を、第1の位置から第
2の位置まで送ることができる。そして、図4に示すよ
うに、第2の位置においては、ローター7の収容面7a
は、少なくとも下部(図示実施の形態においては、全
部)がほぼ鉛直となっている。また、ローター7は、第
1の位置においては、所定時間、例えば3秒程度、第2
の位置においては、所定時間、例えば2秒程度、回動速
度がゼロ、つまり停止するように設定されている。
【0017】また、開口部6aの、ローター7が第1の
位置から第2の位置に回動する回動進行側(図1ないし
図4において、左側)に位置する、周壁6の一部分6c
は、若干外側に膨らむように形成されており、この膨ら
みによって、周壁6とローター7との間に、開口部6a
と連通する待避空間4bが形成されている。さらに、周
壁6には、収容空間4a内に開口部6aから生コンクリ
ート1が流入する際に、その収容空間4a内の空気が抜
ける空気口6dが設けられている(図1参照)。この空
気口6dは、周壁6の前記一部分6cから、斜め上方に
突出するように、そして、ローター7の軸方向と同一方
向に連続的に延びるようにして、スリット状に形成され
ている。
【0018】次に、以上の構成からなる生コンクリート
投入機3の作用効果を、ローター7の回動に従って説明
する。初めに、図1に示すように、収容空間4aが開口
部6aと向かい合う第1の位置において、その収容空間
4a内に開口部6aから、貯留部5内の生コンクリート
1が流入する。このとき、生コンクリート1の、収容空
間4a内への流入とともに、収容空間4a内の空気は、
貯留部5側に抜けるだけでなく、周壁6に設けられた空
気口6dから抜けて、収容空間4a内が、生コンクリー
ト1で満たされる(図2参照)。このように、生コンク
リート1が、収容空間4a内へ流入すると、収容空間4
a内の空気は、周壁6に設けられた空気口6dから抜け
るので、収容空間4aを効率よく生コンクリート1で満
たすことができる。また、このとき、収容空間4a内に
開口部6aから流入した生コンクリート1は、平面形状
に形成された収容面7aに沿って円滑に流れるので、収
容空間4aを一層効率よく生コンクリート1で満たすこ
とができる。
【0019】次に、図3に示すように、ローター7が、
第1の位置から第2の位置に向かって回動(反時計方向
回りの回動)するとき、生コンクリート1が、貯留部5
から開口部6aを通って収容空間4a内に入ろうとす
る、その生コンクリート1に含まれる骨材は、収容空間
4aまたは待避空間4bに入る。従って、待避空間4b
が在ることにより、生コンクリート1に含まれる骨材
が、周壁6とローター7との間に挟み込まれることが回
避される。
【0020】そして、ローター7の回動によって、収容
空間4a内の生コンクリート1は、収容空間4aが投入
口6bと向かい合う第2の位置に送られる。この第2の
位置においては、ローター7の回動速度がゼロとなる
(ローター7は、第1の位置と前記第2の位置との間を
往復回動するので、第2の位置において、ローター7の
往動と復動が切り替わり、必然的にローター7の速度は
ゼロとなる。)ことにより、収容空間4a内の生コンク
リート1は、ローター7によって送られていた動きにブ
レーキがかかるようにして、投入口6bから、ほぼ真下
に向かって、型枠2内に投入される。従って、生コンク
リート1を型枠2内の所定の位置に投入することが容易
となる。
【0021】また、ローター7の、収容空間4aを形成
する収容面7aは、第2の位置(図4参照)において、
少なくとも下部(図示実施の形態においては、全部)が
ほぼ鉛直となっており、収容空間4a内で、収容面7a
付近の生コンクリート1は、ほぼ鉛直な収容面7aに沿
って降下する。従って、生コンクリート1を型枠2内の
所定の位置に投入することが一層容易となる。
【0022】また、ローター7は、第2の位置におい
て、所定時間(図示実施の形態においては2秒程度)回
動速度がゼロとなる、すなわち停止するので、収容空間
4a内の生コンクリート1は、ほとんど収容空間4a内
に残ることなく投入口6bから十分に落ちて、型枠2内
に投入される。
【0023】さらに、ローター7の、収容空間4aを形
成する収容面7aの大部分(図示実施の形態において
は、全部)は、ほぼ平面形状(図示実施の形態において
は、平面形状)に形成されているので、従来の生コンク
リート投入機の収容空間を形成するV字形状の隣合う羽
根の場合と異なり、生コンクリート1が収容面7aに挟
まれることがない。したがって、収容空間4aが投入口
6bと向かい合う第2の位置において、収容空間4a内
の生コンクリート1が投入口6bから落下する際に、そ
の生コンクリート1が収容面7aに付着したまま残るこ
とも起こり難いので、収容空間4a内の生コンクリート
1を投入口6bから一層十分に落とすことができる。
【0024】その後、ローター7は、復動(時計方向回
りの回動)によって、第2の位置から第1の位置に戻
り、1サイクルが終了する。
【0025】図5および図6は、本発明に係る生コンク
リート投入機の第二の実施の形態を示す。図5は、ロー
ター7が第1の位置に回動したときの生コンクリート投
入機3を示し、第一の実施の形態における図2相当図
(但し、型枠2は省略)であり、また、図6は、ロータ
ー7が第2の位置に回動したときの生コンクリート投入
機3を示し、第一の実施の形態における図4相当図(但
し、型枠2は省略)である。この生コンクリート投入機
3は、第一の実施の形態に示す生コンクリート投入機3
とは、送出部4の周壁6およびローター7の形状が一部
異なるが、他はほぼ同一であり、以下に、その異なる部
分を主に説明する。
【0026】周壁6は、図5および図6において、左側
の一部および右側の一部が、それぞれ、周壁6内を点検
したり清掃したりするための点検窓6e、6fとなって
いる。これら点検窓6e、6fは、下端部分のヒンジ
8、9により回動可能に支持されており、二点鎖線で示
すように開くことができる。そして、点検窓6e、6f
は、実線で示すように、閉じたときには、周壁6の一部
となるものであり、このとき、トグルクランプ10、1
1によって、開かないように保持される。また、左側の
点検窓6eの上端と、その上端に連なる周壁6との間に
生じる隙間は、収容空間4a内に開口部6aから生コン
クリート1が流入する際に、その収容空間4a内の空気
が抜ける空気口6dとして機能する。したがって、第二
の実施の形態においては、第一の実施の形態に示すよう
な、待避空間4bを形成する、周壁6の一部分6cに形
成された空気口6dは、設けられていない。また、この
第二の実施の形態からも明らかなように、空気口6d
は、空気口6dとして専用に設けられたものでなくと
も、他の目的で周壁6に設けられたり明けられたりした
各種の孔、隙間等を、空気口6dとして兼用させるよう
にしてもよい。
【0027】そして、投入口6bは、ローター7が第1
の位置から第2の位置に回動する回動進行側の面6x
が、下方に延びるに連れて投入口6bが狭くなるよう
に、傾斜して形成されている。従って、ローター7が第
2の位置において、収容空間4a内の生コンクリート1
の少なくとも一部は、傾斜した面6xで一旦受けられ
て、この投入口6bから、ほぼ真下に向かって、型枠2
内に投入される。
【0028】また、ローター7においては、収容面7a
は、凹状となるように、平面の途中が若干折れ曲がって
いるが、その大部分がほぼ平面形状に形成されている。
そして、図6に示すように、ローター7が第2の位置に
おいては、収容面7aの折れ曲がった下部がほぼ鉛直と
なっている。
【0029】以上の構成からなる生コンクリート投入機
3の作用効果は、第一の実施の形態とほぼ同様である
が、この第二の実施の形態においては、周壁6の一部が
点検窓6e、6fとなっており、それら点検窓6e、6
fを開くことで、周壁6内の、点検や清掃を容易に行う
ことができる。また、左側の点検窓6eの上端と、その
上端に連なる周壁6との間に生じる隙間が、空気口6d
として機能し、第一の実施の形態に示すような専用の空
気口6dを、別途設ける必要がない。また、ローター7
の収容面7aは、平面の途中が若干折れ曲がって凹状と
なっているので、生コンクリート1を収容する収容空間
4aを広く取ることができる。
【0030】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、第一の実施の形態に示す空気口6dは、待
避空間を形成する、周壁6の一部分6cに設けなくと
も、その他の部分に設けてもよく、また、ローター7の
軸方向と同一方向に連続的に延びるようにして、スリッ
ト状に形成されなくとも、例えば、分断されて断続的に
複数形成されてもよい。また、ローター7の収容面7a
は、大部分がほぼ平面形状に形成されなくとも、V字形
状等その他の形状に形成されてもよい。また、待避空間
4bは、骨材の挟み込みが問題とならなければ、なくと
もよい。
【0031】また、ローター7は、第2の位置におい
て、所定時間回動速度がゼロとならなくとも、瞬間的に
回動速度がゼロ、つまり、第2の位置において往動から
復動にすぐに切り替わってもよい。また、ローター7
は、第1の位置と第2の位置との間を往復回動しなくと
も、第2の位置において回動速度がゼロとなれば、一方
向に回動するものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る生コンクリート投入機によれば、次
の効果がある。
【0033】請求項1または2に記載された生コンクリ
ート投入機によれば、生コンクリートを型枠内の所定の
位置に投入することが容易となる。
【0034】請求項3に記載された生コンクリート投入
機によれば、加えて、送出部の収容空間が投入口と向か
い合う第2の位置において、ローターの回動速度を所定
時間ゼロとすることで、収容空間内の生コンクリートを
投入口から十分に落とすことができる。
【0035】請求項4に記載された生コンクリート投入
機によれば、加えて、送出部の収容空間内で、収容面付
近の生コンクリートはほぼ鉛直な収容面に沿って降下す
るので、生コンクリートを型枠内の所定の位置に投入す
ることが一層容易となる。
【0036】請求項5に記載された生コンクリート投入
機によれば、加えて、生コンクリートが投入口から型枠
内に投入される際に、その生コンクリートが収容面に付
着して残ることが少ないので、送出部の収容空間内の生
コンクリートを投入口から一層十分に落とすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る生コンクリート投入機の第一の
実施の形態の、ローターが第1の位置において、生コン
クリートが収容空間内に流入する状態を示す断面図であ
る。
【図2】同じく、ローターが第1の位置において、生コ
ンクリートの収容空間内への流入が完了した状態を示す
断面図である。
【図3】同じく、ローターが第1の位置から第2の位置
に回動する途中の状態を示す断面図である。
【図4】同じく、ローターが第2の位置において、生コ
ンクリートが投入される状態を示す断面図である。
【図5】この発明に係る生コンクリート投入機の第ニの
実施の形態の、ローターが第1の位置において、生コン
クリートの収容空間内への流入が完了した状態を示す断
面図である。
【図6】同じく、ローターが第2の位置において、生コ
ンクリートが投入される状態を示す断面図である。
【図7】従来の生コンクリート投入機を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 生コンクリート 2 型枠 3 生コンクリート投入機 4 送出部 4a 収容空間 5 貯留部 6 周壁 6a 開口部 6b 投入口 7 ローター 7a 収容面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生コンクリートを型枠内に投入すべく前
    記生コンクリートを送り出す送出部と、その送出部の上
    方側に位置してその送出部に前記生コンクリートを補給
    するよう、その生コンクリートを貯留する貯留部とから
    なり、 前記送出部は、上側に前記貯留部に通ずる開口部が形成
    され、下側に前記生コンクリートが出される投入口が形
    成された周壁と、その周壁内にあって、前記生コンクリ
    ートを収容する収容空間を形成して、前記生コンクリー
    トを、前記収容空間が前記開口部と向かい合う第1の位
    置から前記収容空間が前記投入口と向かい合う第2の位
    置まで回動して送るローターとを備え、 前記ローターは、前記第2の位置において、回動速度が
    ゼロとなることを特徴とする生コンクリート投入機。
  2. 【請求項2】 前記ローターは、前記第1の位置と前記
    第2の位置との間を往復回動することを特徴とする請求
    項1に記載の生コンクリート投入機。
  3. 【請求項3】 前記ローターは、前記第2の位置におい
    て、所定時間回動速度がゼロとなることを特徴とする請
    求項1または2に記載の生コンクリート投入機。
  4. 【請求項4】 前記ローターの、前記収容空間を形成す
    る収容面は、前記第2の位置において、少なくとも下部
    がほぼ鉛直となることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか1項に記載の生コンクリート投入機。
  5. 【請求項5】 前記ローターの、前記収容空間を形成す
    る収容面の大部分は、ほぼ平面形状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の生コンクリート投入機。
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