JP2000116534A - ロースター装置及びロースター装置用燃焼内面保護具 - Google Patents
ロースター装置及びロースター装置用燃焼内面保護具Info
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- JP2000116534A JP2000116534A JP10289233A JP28923398A JP2000116534A JP 2000116534 A JP2000116534 A JP 2000116534A JP 10289233 A JP10289233 A JP 10289233A JP 28923398 A JP28923398 A JP 28923398A JP 2000116534 A JP2000116534 A JP 2000116534A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼の迅速性及び安全性を確保でき、長い寿
命で廉価なこと。 【解決手段】 コンロ本体部30に収容した木炭1等の
固形燃料は、燃焼によって、コンロ本体部30のコンロ
本体34の内壁温度を上昇させる。しかし、コンロ本体
34は断熱性の良好な材料で形成されているので外周面
温度を上昇させることがない。喩え、長時間継続使用さ
れていも、コンロ本体34の外周面の温度は、冷却水収
容部13の冷却水で冷却され、ハウジング10の温度上
昇を抑制することができる。燃焼内面保護具40は、ガ
スコンロ部20の火口22からLPガスの燃焼炎を導入
する際の、高温度の燃焼温度から下部開口31の内面及
びコンロ本体34の内壁面を木炭1の燃焼温度から保護
し、高温度による劣化を進行させない。
命で廉価なこと。 【解決手段】 コンロ本体部30に収容した木炭1等の
固形燃料は、燃焼によって、コンロ本体部30のコンロ
本体34の内壁温度を上昇させる。しかし、コンロ本体
34は断熱性の良好な材料で形成されているので外周面
温度を上昇させることがない。喩え、長時間継続使用さ
れていも、コンロ本体34の外周面の温度は、冷却水収
容部13の冷却水で冷却され、ハウジング10の温度上
昇を抑制することができる。燃焼内面保護具40は、ガ
スコンロ部20の火口22からLPガスの燃焼炎を導入
する際の、高温度の燃焼温度から下部開口31の内面及
びコンロ本体34の内壁面を木炭1の燃焼温度から保護
し、高温度による劣化を進行させない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼肉ロースター等
に使用されるロースター装置及びロースター装置用燃焼
内面保護具に関するものであり、特に、外部から導入さ
れた空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その上部で固形燃
料を燃焼させ、その燃焼させた排ガスを固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置及びロースター装置で
使用する燃焼内面保護具に関するものである。
に使用されるロースター装置及びロースター装置用燃焼
内面保護具に関するものであり、特に、外部から導入さ
れた空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その上部で固形燃
料を燃焼させ、その燃焼させた排ガスを固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置及びロースター装置で
使用する燃焼内面保護具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の焼肉ロースター等のロースター装
置は、シロッコファン等で排気を行うことによって、外
部から空気を導入し、LPガスまたは都市ガス等を下部
に配置したガスコンロ部で燃焼させ、その上部に配置さ
れている鋳物部材またはセラミックス部材を加熱し、そ
の加熱した鋳物部材、セラミックス部材からの放射熱に
よって肉等を焼いていた。
置は、シロッコファン等で排気を行うことによって、外
部から空気を導入し、LPガスまたは都市ガス等を下部
に配置したガスコンロ部で燃焼させ、その上部に配置さ
れている鋳物部材またはセラミックス部材を加熱し、そ
の加熱した鋳物部材、セラミックス部材からの放射熱に
よって肉等を焼いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、木炭による遠赤
外線の効果により、炭火を使用すると鋳物部材、セラミ
ックス部材からの放射熱で焼上げるよりも良好に焼上が
ることが確認され、鋳物部材、セラミックス部材等から
の放射熱よりも、炭火の使用に変化してきている。
外線の効果により、炭火を使用すると鋳物部材、セラミ
ックス部材からの放射熱で焼上げるよりも良好に焼上が
ることが確認され、鋳物部材、セラミックス部材等から
の放射熱よりも、炭火の使用に変化してきている。
【0004】そこで、鋳物部材、セラミックス部材を木
炭に代えた炭火ロースター等のロースター装置は、前述
した構成によって全体がまとめられているものの、木炭
に着火する際には、燃焼中の木炭粉が火花となって飛
び、炭火ロースターの周囲の人が火傷を負ったり、周囲
の物を焦がしたりする可能性がある。特に、高級視され
ている木炭のうち、備長炭においては、顕著に燃焼中の
火花となって着火した木炭粉が飛ぶ確率が高くなり、炭
火ロースターでの使用は不向きであった。また、備長炭
のように堅い木炭は、着火し難く、かつ、着火されて使
用できるまでに10分以上の時間が必要であった。
炭に代えた炭火ロースター等のロースター装置は、前述
した構成によって全体がまとめられているものの、木炭
に着火する際には、燃焼中の木炭粉が火花となって飛
び、炭火ロースターの周囲の人が火傷を負ったり、周囲
の物を焦がしたりする可能性がある。特に、高級視され
ている木炭のうち、備長炭においては、顕著に燃焼中の
火花となって着火した木炭粉が飛ぶ確率が高くなり、炭
火ロースターでの使用は不向きであった。また、備長炭
のように堅い木炭は、着火し難く、かつ、着火されて使
用できるまでに10分以上の時間が必要であった。
【0005】したがって、営業で炭火ロースターを使用
する場合には、直に、木炭が使用できるように予め炭火
を起しておき、それを管理することにより、迅速性及び
安全性を確保していた。
する場合には、直に、木炭が使用できるように予め炭火
を起しておき、それを管理することにより、迅速性及び
安全性を確保していた。
【0006】しかし、営業で炭火ロースターを使用する
場合には、客足の変化によるロスが木炭の使用料となっ
て現われ、省資源及び省エネ対策上好ましくなかった。
場合には、客足の変化によるロスが木炭の使用料となっ
て現われ、省資源及び省エネ対策上好ましくなかった。
【0007】このような観点から、本発明者は先に特願
平9−313337号として、これらに対応できるロー
スター装置を特許出願した。しかし、更に、ロースター
装置の寿命を長寿とし、装置を廉価にする必要性が高ま
ってきた。
平9−313337号として、これらに対応できるロー
スター装置を特許出願した。しかし、更に、ロースター
装置の寿命を長寿とし、装置を廉価にする必要性が高ま
ってきた。
【0008】そこで、本発明は、長寿命とすることがで
き、及び/または、廉価に製造可能なロースター装置及
びロースター装置用燃焼内面保護具の提供を課題とする
ものである。
き、及び/または、廉価に製造可能なロースター装置及
びロースター装置用燃焼内面保護具の提供を課題とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるロース
ター装置は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを
燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、
前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置において、外部から空
気を導入し、温度上昇領域を区劃すると共に、最下部に
設けられた冷却水収容部を有する金属製のハウジング
と、前記ハウジングに収容され、前記冷却水収容部の上
部に位置する前記ガスコンロ部と、前記ハウジングに収
容され、前記ガスコンロ部の火口から燃料ガスの燃焼炎
を導入する下部開口及び内部に固形燃料を収容自在と
し、燃焼する前記固形燃料の放射熱の範囲を特定すると
共に、前記固形燃料の燃焼ガスを上方に導く上部開口を
有する断熱性及び耐火性に富む材料からなるコンロ本体
部とを具備するものである。
ター装置は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを
燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、
前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置において、外部から空
気を導入し、温度上昇領域を区劃すると共に、最下部に
設けられた冷却水収容部を有する金属製のハウジング
と、前記ハウジングに収容され、前記冷却水収容部の上
部に位置する前記ガスコンロ部と、前記ハウジングに収
容され、前記ガスコンロ部の火口から燃料ガスの燃焼炎
を導入する下部開口及び内部に固形燃料を収容自在と
し、燃焼する前記固形燃料の放射熱の範囲を特定すると
共に、前記固形燃料の燃焼ガスを上方に導く上部開口を
有する断熱性及び耐火性に富む材料からなるコンロ本体
部とを具備するものである。
【0010】請求項2にかかるロースター装置は、外部
から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃
焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃
焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出する
ロースター装置において、外部から空気を導入し、温度
上昇領域を区劃する金属製のハウジングに収容されたコ
ンロ本体部は、珪藻土岩またはセラジットを用いて形成
したコンロ本体と、そのコンロ本体の周囲を取巻く金属
製の外周環とからなるものである。
から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃
焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃
焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出する
ロースター装置において、外部から空気を導入し、温度
上昇領域を区劃する金属製のハウジングに収容されたコ
ンロ本体部は、珪藻土岩またはセラジットを用いて形成
したコンロ本体と、そのコンロ本体の周囲を取巻く金属
製の外周環とからなるものである。
【0011】請求項3にかかるロースター装置の前記コ
ンロ本体部の下部開口は、ガスコンロ部の火口から燃料
ガスの燃焼炎を導入する円筒状突出部を具備するもので
ある。
ンロ本体部の下部開口は、ガスコンロ部の火口から燃料
ガスの燃焼炎を導入する円筒状突出部を具備するもので
ある。
【0012】請求項4にかかるロースター装置の前記固
形燃料は、木炭としたものである。
形燃料は、木炭としたものである。
【0013】請求項5にかかるロースター装置は、更
に、燃焼初期に前記コンロ本体部の上部開口を覆い、そ
の周囲から前記排ガスを外部に排出する取付け、取外し
自在な燃焼補助具を具備するものである。
に、燃焼初期に前記コンロ本体部の上部開口を覆い、そ
の周囲から前記排ガスを外部に排出する取付け、取外し
自在な燃焼補助具を具備するものである。
【0014】請求項6にかかるロースター装置は、更
に、コンロ本体部内部の固形燃料を収容する周囲部分を
覆う燃焼内面保護具を具備するものである。
に、コンロ本体部内部の固形燃料を収容する周囲部分を
覆う燃焼内面保護具を具備するものである。
【0015】請求項7にかかるロースター装置は、外部
から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃
焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃
焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出する
ロースター装置において、外部から空気を導入し、温度
上昇領域を区劃する金属製のハウジングに収容されたガ
スコンロ部は、前記ハウジングに対して配置される前記
ガスコンロ部を前記冷却水収容部の上部に載置すると共
に、燃焼灰の落下を自在としたコンロ受具を具備するも
のである。
から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃
焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃
焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出する
ロースター装置において、外部から空気を導入し、温度
上昇領域を区劃する金属製のハウジングに収容されたガ
スコンロ部は、前記ハウジングに対して配置される前記
ガスコンロ部を前記冷却水収容部の上部に載置すると共
に、燃焼灰の落下を自在としたコンロ受具を具備するも
のである。
【0016】請求項8にかかるロースター装置用燃焼内
面保護具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを
燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、
前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置に組付けられ、外部か
ら空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウ
ジングに収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容
する周囲部分を覆う燃焼内面保護具は、融点の高い金属
材料で形成したものである。
面保護具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを
燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、
前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置に組付けられ、外部か
ら空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウ
ジングに収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容
する周囲部分を覆う燃焼内面保護具は、融点の高い金属
材料で形成したものである。
【0017】請求項9にかかるロースター装置用燃焼内
面保護具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを
燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、
前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置に組付けられ、外部か
ら空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウ
ジングに収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容
する周囲部分を覆う燃焼内面保護具は、セラミックス材
料で形成したものである。
面保護具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを
燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、
前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部
位置から排出するロースター装置に組付けられ、外部か
ら空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウ
ジングに収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容
する周囲部分を覆う燃焼内面保護具は、セラミックス材
料で形成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態のロースター
装置の全体の構成を示す断面図である。図2は本発明の
一実施の形態のロースター装置のハウジング及びガスコ
ンロ部の構成を示す斜視図で、図3は本発明の一実施の
形態のロースター装置のコンロ本体部の構成を示す斜視
図、図4は本発明の一実施の形態のロースター装置用燃
焼補助具の構成を示す斜視図、図5は本発明の一実施の
形態のロースター装置の化粧リングの構成を示す斜視
図、図6は本発明の一実施の形態のロースター装置の全
体の組付けを示す展開斜視図である。
装置の全体の構成を示す断面図である。図2は本発明の
一実施の形態のロースター装置のハウジング及びガスコ
ンロ部の構成を示す斜視図で、図3は本発明の一実施の
形態のロースター装置のコンロ本体部の構成を示す斜視
図、図4は本発明の一実施の形態のロースター装置用燃
焼補助具の構成を示す斜視図、図5は本発明の一実施の
形態のロースター装置の化粧リングの構成を示す斜視
図、図6は本発明の一実施の形態のロースター装置の全
体の組付けを示す展開斜視図である。
【0020】また、図7は本発明の実施の形態のロース
ター装置のごとくとロースター装置用燃焼内面保護具の
展開斜視図、図8は本発明の実施の形態のロースター装
置のガスコンロ部とガスコンロ受けの展開斜視図、図9
は本発明の他の実施の形態のロースター装置用燃焼内面
保護具の一部断面を含む要部斜視図である。そして、図
10は本発明の実施の形態のロースター装置のガスコン
ロ部とコンロ本体部の要部断面図、図11は本発明の他
の実施の形態のロースター装置用燃焼補助具の要部斜視
図である。
ター装置のごとくとロースター装置用燃焼内面保護具の
展開斜視図、図8は本発明の実施の形態のロースター装
置のガスコンロ部とガスコンロ受けの展開斜視図、図9
は本発明の他の実施の形態のロースター装置用燃焼内面
保護具の一部断面を含む要部斜視図である。そして、図
10は本発明の実施の形態のロースター装置のガスコン
ロ部とコンロ本体部の要部断面図、図11は本発明の他
の実施の形態のロースター装置用燃焼補助具の要部斜視
図である。
【0021】図において、温度上昇領域を区劃する金属
製のハウジング10は、中間に段差を設けているもの
の、その全体が略逆円錐台の形状であり、その下部に外
部から空気を導入する空気導入口11を有している。通
常、空気導入口11は、開口状態のままで、後述する化
粧リング5の筒部52とテーブル2の受部材3との間に
形成した排ガス通路6から、図示しないシロッコファン
によって強制排気することにより、空気導入口11から
空気が自然に導入される。
製のハウジング10は、中間に段差を設けているもの
の、その全体が略逆円錐台の形状であり、その下部に外
部から空気を導入する空気導入口11を有している。通
常、空気導入口11は、開口状態のままで、後述する化
粧リング5の筒部52とテーブル2の受部材3との間に
形成した排ガス通路6から、図示しないシロッコファン
によって強制排気することにより、空気導入口11から
空気が自然に導入される。
【0022】なお、本発明を実施する場合には、空気導
入口11に、コンプレッサから1〜5Kg/cm2 程度
の圧搾空気が供給されるように構成してもよい。このと
き、空気導入口11には、ハウジング10の下部に配設
されるガスコンロ部20のLPガスの導入部21も挿入
されているが、図示しないコンプレッサに接続される管
路と分離されることになる。
入口11に、コンプレッサから1〜5Kg/cm2 程度
の圧搾空気が供給されるように構成してもよい。このと
き、空気導入口11には、ハウジング10の下部に配設
されるガスコンロ部20のLPガスの導入部21も挿入
されているが、図示しないコンプレッサに接続される管
路と分離されることになる。
【0023】また、ガスコンロ部20は全体略環状を呈
しており、その火口22は環状の内側上部コーナに設け
られている。ガスコンロ部20はハウジング10の段部
12に配置されている略環状のコンロ受具14の上部に
載置されている。コンロ受具14はハウジング10に配
置されるガスコンロ部20をハウジング10下部の冷却
水収容部13の上部で載置すると共に、燃焼灰の落下を
自在とした周囲が環状で、その環状の一部に直線状の補
助片14aを配設し、補助片14aには2個の嵌合孔1
4bが穿設されていて、ガスコンロ部20の下部の図示
しない突起が嵌合するようになっている。
しており、その火口22は環状の内側上部コーナに設け
られている。ガスコンロ部20はハウジング10の段部
12に配置されている略環状のコンロ受具14の上部に
載置されている。コンロ受具14はハウジング10に配
置されるガスコンロ部20をハウジング10下部の冷却
水収容部13の上部で載置すると共に、燃焼灰の落下を
自在とした周囲が環状で、その環状の一部に直線状の補
助片14aを配設し、補助片14aには2個の嵌合孔1
4bが穿設されていて、ガスコンロ部20の下部の図示
しない突起が嵌合するようになっている。
【0024】即ち、ハウジング10の段部12の下部
は、冷却水収容部13となっている。冷却水収容部13
には、通常、所定量の水を入れてあり、燃焼中の木炭1
から落下した木炭片、燃焼灰、焼成物の油脂成分等を収
容し、消火したり、焼成物の油脂成分の蒸発を防止する
ことにより、汚れが拡大しないようにし、更に、ハウジ
ング10の温度上昇を防止し、コンロ本体30の外周を
冷却している。
は、冷却水収容部13となっている。冷却水収容部13
には、通常、所定量の水を入れてあり、燃焼中の木炭1
から落下した木炭片、燃焼灰、焼成物の油脂成分等を収
容し、消火したり、焼成物の油脂成分の蒸発を防止する
ことにより、汚れが拡大しないようにし、更に、ハウジ
ング10の温度上昇を防止し、コンロ本体30の外周を
冷却している。
【0025】この冷却水収容部13は、ガスコンロ部2
0を外し、かつ、コンロ受具14を手で持ち上げること
により、内部の清掃を可能としている。なお、コンロ受
具14はガスコンロ部20の載置用として使用するもの
であるから、段部12またはガスコンロ部20の下部に
棒材或いは突起を取付け、段部12から下方に落下しな
いように構成すればよい。またはハウジング10の底面
に支持台を置いてそれによって受けてもよい。
0を外し、かつ、コンロ受具14を手で持ち上げること
により、内部の清掃を可能としている。なお、コンロ受
具14はガスコンロ部20の載置用として使用するもの
であるから、段部12またはガスコンロ部20の下部に
棒材或いは突起を取付け、段部12から下方に落下しな
いように構成すればよい。またはハウジング10の底面
に支持台を置いてそれによって受けてもよい。
【0026】ハウジング10の上部は開口し、その上端
部は円環状に外側に折曲し、更に、その径を大きくした
筒状部からなる係合段部15となっている。この係合段
部15は、テーブル2に設けた穿設した貫通孔の内周側
に嵌込んだ金属製の受部材3の下側円環板3aの内周に
受止められる構造となっている。受部材3は上側円環板
3cと下側円環板3aとを円筒部材3bで接続した形状
を有している。受部材3の上側円環板3cは、テーブル
2に穿設した貫通孔に円筒部材3b部分を挿着した状態
でテーブル2の上面に密着させ、その状態で固着したも
のである。ハウジング10の係合段部15より下部は、
テーブル2に配設した受部材3の下側円環板3a内周、
即ち、挿着口4より下方に挿入され、ハウジング10の
係合段部15が受部材3の下側円環板3aに受け止めら
れ、その載置状態が維持される。
部は円環状に外側に折曲し、更に、その径を大きくした
筒状部からなる係合段部15となっている。この係合段
部15は、テーブル2に設けた穿設した貫通孔の内周側
に嵌込んだ金属製の受部材3の下側円環板3aの内周に
受止められる構造となっている。受部材3は上側円環板
3cと下側円環板3aとを円筒部材3bで接続した形状
を有している。受部材3の上側円環板3cは、テーブル
2に穿設した貫通孔に円筒部材3b部分を挿着した状態
でテーブル2の上面に密着させ、その状態で固着したも
のである。ハウジング10の係合段部15より下部は、
テーブル2に配設した受部材3の下側円環板3a内周、
即ち、挿着口4より下方に挿入され、ハウジング10の
係合段部15が受部材3の下側円環板3aに受け止めら
れ、その載置状態が維持される。
【0027】本実施の形態におけるハウジング10の段
部12、冷却水収容部13は、ガスコンロ部20の安定
した載置状態を得て、また、消火及び汚れ防止としの冷
却水収容部13を大きくすることなく使用できるように
しているが、本発明を実施する場合には、その形状を実
施の形態に拘束されるものではなく、段差を有しない略
円錐状または略円錐台状、略四角錐状または略四角錐台
状、略多角錐状または略多角錐台状、略有底円筒状また
は略有底多角筒状として使用できる。段差はリベットの
頭等の突起によって、代替えすることができる。
部12、冷却水収容部13は、ガスコンロ部20の安定
した載置状態を得て、また、消火及び汚れ防止としの冷
却水収容部13を大きくすることなく使用できるように
しているが、本発明を実施する場合には、その形状を実
施の形態に拘束されるものではなく、段差を有しない略
円錐状または略円錐台状、略四角錐状または略四角錐台
状、略多角錐状または略多角錐台状、略有底円筒状また
は略有底多角筒状として使用できる。段差はリベットの
頭等の突起によって、代替えすることができる。
【0028】本実施の形態のコンロ本体部30は、ハウ
ジング10に対して挿脱自在なようにステンレス、鉄、
アルミニウム等の金属製のたが状の外周環33を装着
し、止金でコンロ本体34の周囲に配設している。
ジング10に対して挿脱自在なようにステンレス、鉄、
アルミニウム等の金属製のたが状の外周環33を装着
し、止金でコンロ本体34の周囲に配設している。
【0029】ハウジング10に対して挿脱自在なコンロ
本体部30の外周環33は、コンロ本体34の機械的強
度を補償している。特に、熱的変化に対するストレスに
対して効果的である。コンロ本体34の大きさ及び形状
は、ハウジング10との間に空気の漏れがないように、
かつ、ガスコンロ部20の火口22との距離を確保する
ようにするため、ハウジング10の段部の係合部10a
に係合する係合部30aを有している。この係合部30
aは、ハウジング10の上部の係合部10aの内面に受
止められる二重に重なる構造となっている。これによ
り、安定した載置状態が確保され、かつ、ハウジング1
0からの熱伝導による冷却効果を得ている。
本体部30の外周環33は、コンロ本体34の機械的強
度を補償している。特に、熱的変化に対するストレスに
対して効果的である。コンロ本体34の大きさ及び形状
は、ハウジング10との間に空気の漏れがないように、
かつ、ガスコンロ部20の火口22との距離を確保する
ようにするため、ハウジング10の段部の係合部10a
に係合する係合部30aを有している。この係合部30
aは、ハウジング10の上部の係合部10aの内面に受
止められる二重に重なる構造となっている。これによ
り、安定した載置状態が確保され、かつ、ハウジング1
0からの熱伝導による冷却効果を得ている。
【0030】内部に備長炭等の木炭1を収容するコンロ
本体34は、ガスコンロ部20の火口22からLPガス
の燃焼炎を導入する下部開口31及び木炭1の燃焼温度
を放射すると共にその燃焼ガスを上方に導く上部開口3
2を有する断熱性及び耐火性に富む珪藻土岩からなる。
本実施の形態のコンロ本体34は、古代のプランクト
ン、藻、海草等が堆積されてなる珪藻土岩を削り出して
形成したものである。また、コンロ本体34は、遠赤外
線の高放射性セラミックスのセラジットの使用も好適で
ある。セラジットとは、セラミックスの粒子径、均一性
及び表面状態に特徴を有するもので、粒径が0.001
μmでアスペクト比が100〜200の針状アルミナ、
シリカ等により、既存粒子の表面を被覆したものであ
る。物理的な性状としては、超微粒子で従来の粒子表面
が被覆されているため、比表面積が大きく、電磁波(遠
赤外線)の放射量が大きく、かつ、NH3 等の脱臭率が
高い。そして、粒子表面の凹凸が大きく粗面であるから
放射効率が高い。また、主要材料がアルミナであるから
遠赤外線領域で高い放射強度を持つ等の特徴を有してい
る。
本体34は、ガスコンロ部20の火口22からLPガス
の燃焼炎を導入する下部開口31及び木炭1の燃焼温度
を放射すると共にその燃焼ガスを上方に導く上部開口3
2を有する断熱性及び耐火性に富む珪藻土岩からなる。
本実施の形態のコンロ本体34は、古代のプランクト
ン、藻、海草等が堆積されてなる珪藻土岩を削り出して
形成したものである。また、コンロ本体34は、遠赤外
線の高放射性セラミックスのセラジットの使用も好適で
ある。セラジットとは、セラミックスの粒子径、均一性
及び表面状態に特徴を有するもので、粒径が0.001
μmでアスペクト比が100〜200の針状アルミナ、
シリカ等により、既存粒子の表面を被覆したものであ
る。物理的な性状としては、超微粒子で従来の粒子表面
が被覆されているため、比表面積が大きく、電磁波(遠
赤外線)の放射量が大きく、かつ、NH3 等の脱臭率が
高い。そして、粒子表面の凹凸が大きく粗面であるから
放射効率が高い。また、主要材料がアルミナであるから
遠赤外線領域で高い放射強度を持つ等の特徴を有してい
る。
【0031】コンロ本体34の下部開口31側には、燃
焼内面保護具40を介してごとく36等が載置できる段
部31aが形成されている。コンロ本体34の外周面
は、ハウジング10の内周面との間に、大きな間隙が発
生しないように両者が仕上られており、冷却水を収容し
たハウジング10によってコンロ本体34の外周を冷却
するようになっている。コンロ本体34の内面は、略放
物線または略45〜60度のテーパ角度となるように仕
上げられており、コンロ本体34の内部に収容した備長
炭等の木炭1からの放射熱が上方に大きく広がることな
く、コンロ本体34の上部開口32に略に均一に放射さ
れるようになっている。
焼内面保護具40を介してごとく36等が載置できる段
部31aが形成されている。コンロ本体34の外周面
は、ハウジング10の内周面との間に、大きな間隙が発
生しないように両者が仕上られており、冷却水を収容し
たハウジング10によってコンロ本体34の外周を冷却
するようになっている。コンロ本体34の内面は、略放
物線または略45〜60度のテーパ角度となるように仕
上げられており、コンロ本体34の内部に収容した備長
炭等の木炭1からの放射熱が上方に大きく広がることな
く、コンロ本体34の上部開口32に略に均一に放射さ
れるようになっている。
【0032】更に、詳しくは、コンロ本体34の下部開
口31及び段部31a、コンロ本体34下部には、本発
明の実施の形態のロースター装置用燃焼内面保護具であ
る燃焼内面保護具40が装着される。燃焼内面保護具4
0は、コンロ本体34の段部31a及び下部開口31の
内面を覆う高温度に耐える金属材料によって、鍔付きの
筒状に形成されたガイド部41及びコンロ本体34の内
周面に同一金属材料からなるホーン状の網からなる断熱
部42を溶接して全体が構成されている。燃焼内面保護
具40のガイド部41は、コンロ本体34の段部31a
及び下部開口31に挿着され、断熱部42はコンロ本体
34の下部の内壁面を覆う位置に装着される。なお、ご
とく36は燃焼内面保護具40のガイド部41上に載置
されることになる。
口31及び段部31a、コンロ本体34下部には、本発
明の実施の形態のロースター装置用燃焼内面保護具であ
る燃焼内面保護具40が装着される。燃焼内面保護具4
0は、コンロ本体34の段部31a及び下部開口31の
内面を覆う高温度に耐える金属材料によって、鍔付きの
筒状に形成されたガイド部41及びコンロ本体34の内
周面に同一金属材料からなるホーン状の網からなる断熱
部42を溶接して全体が構成されている。燃焼内面保護
具40のガイド部41は、コンロ本体34の段部31a
及び下部開口31に挿着され、断熱部42はコンロ本体
34の下部の内壁面を覆う位置に装着される。なお、ご
とく36は燃焼内面保護具40のガイド部41上に載置
されることになる。
【0033】このガイド部41は、ガスコンロ部20の
火口22からLPガスの燃焼炎を導入する際の、高温度
の燃焼温度から下部開口31の内面を保護するものであ
り、また、断熱部42はコンロ本体34の内壁面を備長
炭等の木炭1の燃焼温度から保護するものである。燃焼
内面保護具40としては、高温度に耐えるステンレス
鋼、耐熱鋼が使用できる。特に、本発明者の実験によれ
ば、高温度に耐えるステンレス鋼で燃焼内面保護具40
を形成したものでも、3〜6ケ月間の使用が可能であ
り、コンロ本体部30の寿命を2〜3倍にすることがで
きた。
火口22からLPガスの燃焼炎を導入する際の、高温度
の燃焼温度から下部開口31の内面を保護するものであ
り、また、断熱部42はコンロ本体34の内壁面を備長
炭等の木炭1の燃焼温度から保護するものである。燃焼
内面保護具40としては、高温度に耐えるステンレス
鋼、耐熱鋼が使用できる。特に、本発明者の実験によれ
ば、高温度に耐えるステンレス鋼で燃焼内面保護具40
を形成したものでも、3〜6ケ月間の使用が可能であ
り、コンロ本体部30の寿命を2〜3倍にすることがで
きた。
【0034】特に、本実施の形態では、断熱部42とし
て網を使用しているが、本発明を実施する場合には、螺
旋条またはパンチングメタル(孔を穿けた板材)とする
ことができ、また、網についても、その線材を任意の太
さにすることができる。ここで、断熱部42に備長炭等
の木炭1の放射熱が伝わるべく網、螺旋条、パンチング
メタルを使用するのは、コンロ本体34の上部と下部の
内壁面の温度差を大きくすることによる歪を発生させな
いようにするためであり、かつ、コンロ本体34の周面
からの遠赤外線の発生を完全に遮断しないようにし、コ
ンロ本体34の周面の一部を常に加熱させるものであ
る。しかし、燃焼内面保護具40をコンロ本体34に装
着する毎に同一内壁面に放射熱が照射されるように設定
できるものではないので、確率的にコンロ本体34の内
面が均一に劣化することになる。しかも、一部に燃焼内
面保護具40を介してコンロ本体34に放射熱が照射さ
れ、遠赤外線の発生を促すから、遠赤外線の発生を極端
に低下させることがない。また、金属面によって反射さ
れる熱線は、コンロ本体34の上部に照射され、熱効率
を低下させることもない。
て網を使用しているが、本発明を実施する場合には、螺
旋条またはパンチングメタル(孔を穿けた板材)とする
ことができ、また、網についても、その線材を任意の太
さにすることができる。ここで、断熱部42に備長炭等
の木炭1の放射熱が伝わるべく網、螺旋条、パンチング
メタルを使用するのは、コンロ本体34の上部と下部の
内壁面の温度差を大きくすることによる歪を発生させな
いようにするためであり、かつ、コンロ本体34の周面
からの遠赤外線の発生を完全に遮断しないようにし、コ
ンロ本体34の周面の一部を常に加熱させるものであ
る。しかし、燃焼内面保護具40をコンロ本体34に装
着する毎に同一内壁面に放射熱が照射されるように設定
できるものではないので、確率的にコンロ本体34の内
面が均一に劣化することになる。しかも、一部に燃焼内
面保護具40を介してコンロ本体34に放射熱が照射さ
れ、遠赤外線の発生を促すから、遠赤外線の発生を極端
に低下させることがない。また、金属面によって反射さ
れる熱線は、コンロ本体34の上部に照射され、熱効率
を低下させることもない。
【0035】また、ハウジング10の係合段部15に
は、化粧リング5の下端が載置されている。化粧リング
5は断面逆L字状で、筒部52とその上端から拡大され
た径のフランジ部51から構成されている。フランジ部
51の下面または下端はテーブル2または受部材3の上
面に密着し、意匠面を形成している。筒部52の下面の
意匠面は、焼肉等の際においては、金網または鉄板等を
載置される受台にもなっている。また、筒部52には、
連続して円孔53が打抜かれ、排ガスを排出する流路と
なっている。即ち、筒部52に形成した円孔53は、ハ
ウジング10の上部位置にあり、排ガスを排出する流路
を確保している。
は、化粧リング5の下端が載置されている。化粧リング
5は断面逆L字状で、筒部52とその上端から拡大され
た径のフランジ部51から構成されている。フランジ部
51の下面または下端はテーブル2または受部材3の上
面に密着し、意匠面を形成している。筒部52の下面の
意匠面は、焼肉等の際においては、金網または鉄板等を
載置される受台にもなっている。また、筒部52には、
連続して円孔53が打抜かれ、排ガスを排出する流路と
なっている。即ち、筒部52に形成した円孔53は、ハ
ウジング10の上部位置にあり、排ガスを排出する流路
を確保している。
【0036】この化粧リング5の筒部52とテーブル2
の受部材3との間には、空間が形成されていて、図示し
ないシロッコファンにより強制排気用に接続されたダク
トに接続され、化粧リング5の筒部52とテーブル2の
受部材3との間は排ガス通路6となっている。
の受部材3との間には、空間が形成されていて、図示し
ないシロッコファンにより強制排気用に接続されたダク
トに接続され、化粧リング5の筒部52とテーブル2の
受部材3との間は排ガス通路6となっている。
【0037】燃焼初期にコンロ本体部30の上部開口3
2を覆う取付け、取外し自在な燃焼補助具60は、ステ
ンレス板から構成され、コンロ本体部30の木炭1の燃
焼炎等を導出する上部開口32を上面から覆う円板状の
上面部61と、その上面部61をコンロ本体部30の上
部開口32から離間させるべく上面部61の周囲に配設
した円筒状の離間部62と、離間部62に形成した排ガ
ス排出用の円孔状に打抜いた排ガス路63とを具備して
いる。上面部61としては、鉄、ステンレス、アルミニ
ウム等が、一般に使用可能である。
2を覆う取付け、取外し自在な燃焼補助具60は、ステ
ンレス板から構成され、コンロ本体部30の木炭1の燃
焼炎等を導出する上部開口32を上面から覆う円板状の
上面部61と、その上面部61をコンロ本体部30の上
部開口32から離間させるべく上面部61の周囲に配設
した円筒状の離間部62と、離間部62に形成した排ガ
ス排出用の円孔状に打抜いた排ガス路63とを具備して
いる。上面部61としては、鉄、ステンレス、アルミニ
ウム等が、一般に使用可能である。
【0038】コンロ本体部30の上部開口32を覆う上
面部61は、コンロ本体部30の木炭1から発生する燃
焼ガス及び放射熱を反射させ、コンロ本体部30の木炭
1の燃焼炎をコンロ本体部30内に閉じ込めるように作
用する。発明者の実験によれば、木炭1に着火し、使用
できる状態になったときの2mm厚のステンレス板製の
上面部61の温度上昇は40℃以下であり、2mm厚の
鉄板製の上面部61の温度上昇は50℃以下であり、鏡
面による放射熱の反射よりも燃焼ガスの循環による木炭
1の温度上昇が大であることが確認された。通常の木炭
1に着火し、使用できる状態になったときの2mm厚の
ステンレス板製の上面部61の温度は、ステンレス板の
光沢により50℃程度以下に抑えられる。
面部61は、コンロ本体部30の木炭1から発生する燃
焼ガス及び放射熱を反射させ、コンロ本体部30の木炭
1の燃焼炎をコンロ本体部30内に閉じ込めるように作
用する。発明者の実験によれば、木炭1に着火し、使用
できる状態になったときの2mm厚のステンレス板製の
上面部61の温度上昇は40℃以下であり、2mm厚の
鉄板製の上面部61の温度上昇は50℃以下であり、鏡
面による放射熱の反射よりも燃焼ガスの循環による木炭
1の温度上昇が大であることが確認された。通常の木炭
1に着火し、使用できる状態になったときの2mm厚の
ステンレス板製の上面部61の温度は、ステンレス板の
光沢により50℃程度以下に抑えられる。
【0039】上面部61をコンロ本体部30の上部開口
32から離間させる離間部62は、本実施の形態では、
2mm厚、幅30mm、長さ85cmのステンレス板を
筒状に形成し、そこに直径10mmの円孔を20個打抜
いて排ガス路63を形成している。このとき、離間部6
2における排ガス路63の面積比率は、1/10〜1/
25(1/17)の範囲であり、その多くが離間部62
により遮蔽していることが分る。
32から離間させる離間部62は、本実施の形態では、
2mm厚、幅30mm、長さ85cmのステンレス板を
筒状に形成し、そこに直径10mmの円孔を20個打抜
いて排ガス路63を形成している。このとき、離間部6
2における排ガス路63の面積比率は、1/10〜1/
25(1/17)の範囲であり、その多くが離間部62
により遮蔽していることが分る。
【0040】また、上面部61の中央部には直径10c
m程度の貫通孔を形成し、そこに耐熱ガラスを嵌込み透
過窓64を設けている。この透過窓64は木炭1の点火
状態を確認するものであり、火花が飛ばないように耐熱
ガラスで遮断したものである。なお、耐熱ガラスから一
部の放射熱が外部に出るが、それだけ耐熱ガラスの温度
上昇を防止することになり、その耐熱温度からして、十
分に使用に耐えることができる。
m程度の貫通孔を形成し、そこに耐熱ガラスを嵌込み透
過窓64を設けている。この透過窓64は木炭1の点火
状態を確認するものであり、火花が飛ばないように耐熱
ガラスで遮断したものである。なお、耐熱ガラスから一
部の放射熱が外部に出るが、それだけ耐熱ガラスの温度
上昇を防止することになり、その耐熱温度からして、十
分に使用に耐えることができる。
【0041】そして、上面部61の中心を通る位置に取
手65を取付けている。取手65は上面部61が格別温
度上昇するものでないから、ステンレス、鉄、鋳物等の
金属で形成できるが、本実施の形態では、人のイメージ
を重要視してステンレス板に木材を取付けた握りとする
ことにより、熱伝導の良好なアルミニウムにも使用でき
る握りとし、それを上面部61の中心から等しい位置に
固着している。
手65を取付けている。取手65は上面部61が格別温
度上昇するものでないから、ステンレス、鉄、鋳物等の
金属で形成できるが、本実施の形態では、人のイメージ
を重要視してステンレス板に木材を取付けた握りとする
ことにより、熱伝導の良好なアルミニウムにも使用でき
る握りとし、それを上面部61の中心から等しい位置に
固着している。
【0042】一方、発明者は離間部62として、上面部
61に配設したボルト長を使用したが、そこにおいても
良好な結果を得た。即ち、離間部62としては、必要な
排ガス路63の面積が得られればよく、筒状であれば、
下端に鋸歯状の切欠きを設けてもよいし、筒状に限定さ
れるものではないことから、複数本の棒材、板材等の足
とすることもできる。或いは、コンロ本体34の係合部
35側に凹凸を形成してもよい。燃焼補助具60をハウ
ジング10の係合段部15側に載置するようにした場合
も同様である。何れにせよ、離間部62としては、必要
な排ガス路63の面積が確保されればよいことから、そ
の距離(幅)については、極端には小さくすることもで
きる。
61に配設したボルト長を使用したが、そこにおいても
良好な結果を得た。即ち、離間部62としては、必要な
排ガス路63の面積が得られればよく、筒状であれば、
下端に鋸歯状の切欠きを設けてもよいし、筒状に限定さ
れるものではないことから、複数本の棒材、板材等の足
とすることもできる。或いは、コンロ本体34の係合部
35側に凹凸を形成してもよい。燃焼補助具60をハウ
ジング10の係合段部15側に載置するようにした場合
も同様である。何れにせよ、離間部62としては、必要
な排ガス路63の面積が確保されればよいことから、そ
の距離(幅)については、極端には小さくすることもで
きる。
【0043】即ち、コンロ本体部30の木炭1の燃焼炎
を導出する上部開口32を覆う上面部61と、上面部6
1とコンロ本体部30の上端との間に排ガス排出用の排
ガス路63に相当する空気流路を形成すればよい。
を導出する上部開口32を覆う上面部61と、上面部6
1とコンロ本体部30の上端との間に排ガス排出用の排
ガス路63に相当する空気流路を形成すればよい。
【0044】なお、化粧リング5の筒部52に設けた円
孔53は、燃焼補助具60の離間部62に形成した排ガ
ス路63を対向させる場合には、その流体抵抗が小さく
なることから、最も燃焼空気が供給され易くなる。しか
し、図1に示すように、化粧リング5の円孔53と燃焼
補助具60の排ガス路63が対向していなくても、ベル
ヌーイの定理によって化粧リング5の円孔53を流れる
空気流(排気)によって、燃焼補助具60の排ガス路6
3を流れる空気が吸引され、コンロ本体部30内が酸欠
に至ることはない。通常、化粧リング5の円孔53と燃
焼補助具60の排ガス路63との位置関係は、流体抵抗
及び排気能力によって決定される。したがって、強制排
気を行わないものでも使用可能である。図1に示すよう
に、化粧リング5の円孔53と燃焼補助具60の排ガス
路63との位置関係のように、両者が対向していない方
が、火花が排気ダクト等に侵入する可能性が回避でき
る。
孔53は、燃焼補助具60の離間部62に形成した排ガ
ス路63を対向させる場合には、その流体抵抗が小さく
なることから、最も燃焼空気が供給され易くなる。しか
し、図1に示すように、化粧リング5の円孔53と燃焼
補助具60の排ガス路63が対向していなくても、ベル
ヌーイの定理によって化粧リング5の円孔53を流れる
空気流(排気)によって、燃焼補助具60の排ガス路6
3を流れる空気が吸引され、コンロ本体部30内が酸欠
に至ることはない。通常、化粧リング5の円孔53と燃
焼補助具60の排ガス路63との位置関係は、流体抵抗
及び排気能力によって決定される。したがって、強制排
気を行わないものでも使用可能である。図1に示すよう
に、化粧リング5の円孔53と燃焼補助具60の排ガス
路63との位置関係のように、両者が対向していない方
が、火花が排気ダクト等に侵入する可能性が回避でき
る。
【0045】次に、本実施の形態のロースター装置の組
付け及び使用について説明する。
付け及び使用について説明する。
【0046】まず、テーブル2の挿着口4に受部材3を
配設する。序で、受部材3の下側円環板3aにハウジン
グ10の冷却水収容部13から挿入し、ハウジング10
の係合段部15を受部材3の下側円環板3aに載置す
る。そこで、冷却水収容部13に所定量の水を入れ、段
部12にコンロ受具14を載置し、そこに、ガスコンロ
部20を配設し、LPガスの導入部21にバルブを介し
て接続されている管路を接続する。また、空気導入口1
1にも、図示しないコンプレッサに接続されている管路
を接続する。更に、化粧リング5の筒部52とテーブル
2の受部材3との間に形成される排ガス通路6について
も、図示しない換気装置に接続されたダクトに接続す
る。
配設する。序で、受部材3の下側円環板3aにハウジン
グ10の冷却水収容部13から挿入し、ハウジング10
の係合段部15を受部材3の下側円環板3aに載置す
る。そこで、冷却水収容部13に所定量の水を入れ、段
部12にコンロ受具14を載置し、そこに、ガスコンロ
部20を配設し、LPガスの導入部21にバルブを介し
て接続されている管路を接続する。また、空気導入口1
1にも、図示しないコンプレッサに接続されている管路
を接続する。更に、化粧リング5の筒部52とテーブル
2の受部材3との間に形成される排ガス通路6について
も、図示しない換気装置に接続されたダクトに接続す
る。
【0047】なお、ガスコンロ部20を上方に持上げ、
位置を変えることにより、冷却水収容部13に所定量の
水を入れることができ、それは、上記組付けが終了した
時点でも行うことができる。通常のハウジング10の清
掃は、ガスコンロ部20を上方に持上げ、位置を変える
ことにより行われる。
位置を変えることにより、冷却水収容部13に所定量の
水を入れることができ、それは、上記組付けが終了した
時点でも行うことができる。通常のハウジング10の清
掃は、ガスコンロ部20を上方に持上げ、位置を変える
ことにより行われる。
【0048】次に、コンロ本体部30をハウジング10
に対して装着する。なお、通常状態で、コンロ本体部3
0は、治具によって下部開口31の下面を受けて、持運
び自在としている。コンロ本体34を単体で持運ぶと、
繰返しの加熱によって脆くなり、早期に破損される確率
が高くなるが、しかし、金属製の外周環33をコンロ本
体34に装着して持運びすることにより、コンロ本体3
4が部分的に欠損したり、亀裂が入ったりすることがな
くなり、コンロ本体34の寿命を長くすることができ
る。更に、治具によってコンロ本体部30の下部開口3
1の下面を受けるとより安全に持運びが容易になる。
に対して装着する。なお、通常状態で、コンロ本体部3
0は、治具によって下部開口31の下面を受けて、持運
び自在としている。コンロ本体34を単体で持運ぶと、
繰返しの加熱によって脆くなり、早期に破損される確率
が高くなるが、しかし、金属製の外周環33をコンロ本
体34に装着して持運びすることにより、コンロ本体3
4が部分的に欠損したり、亀裂が入ったりすることがな
くなり、コンロ本体34の寿命を長くすることができ
る。更に、治具によってコンロ本体部30の下部開口3
1の下面を受けるとより安全に持運びが容易になる。
【0049】コンロ本体部30のハウジング10に対す
る装着は、ハウジング10の係合部10aに対してコン
ロ本体34の係合部30aを重ねて載置することによっ
て行われる。このとき、コンロ本体34の下部開口31
をガスコンロ部20の火口22から所定の距離に配置す
ることになり、コンロ本体部30とハウジング10との
間に空気漏れが生じない。
る装着は、ハウジング10の係合部10aに対してコン
ロ本体34の係合部30aを重ねて載置することによっ
て行われる。このとき、コンロ本体34の下部開口31
をガスコンロ部20の火口22から所定の距離に配置す
ることになり、コンロ本体部30とハウジング10との
間に空気漏れが生じない。
【0050】通常、このコンロ本体部30がハウジング
10に対して載置した状態で、両者が下方からの外力に
よって浮上しないようにされる。
10に対して載置した状態で、両者が下方からの外力に
よって浮上しないようにされる。
【0051】ここで、コンロ本体34の下部開口31及
び段部31a、コンロ本体34下部に燃焼内面保護具4
0を装着し、必要な木炭1をコンロ本体部30のコンロ
本体34に収容し、化粧リング5をハウジング10の係
合段部15に載置し、化粧リング5の筒部52とテーブ
ル2の受部材3との間に形成される排ガス通路6を確保
する。そして、ハウジング10の係合段部15に、取外
し自在な燃焼補助具60を載置し、この状態で使用可能
な組立て状態となる。
び段部31a、コンロ本体34下部に燃焼内面保護具4
0を装着し、必要な木炭1をコンロ本体部30のコンロ
本体34に収容し、化粧リング5をハウジング10の係
合段部15に載置し、化粧リング5の筒部52とテーブ
ル2の受部材3との間に形成される排ガス通路6を確保
する。そして、ハウジング10の係合段部15に、取外
し自在な燃焼補助具60を載置し、この状態で使用可能
な組立て状態となる。
【0052】点火の際、ガスコンロ部20に自動点火機
能が付いておれば、この状態で点火し、燃焼補助具60
の上面部61の透過窓64からガスコンロ部20の点火
を確認することができる。ガスコンロ部20に自動点火
機能が付いていない場合には、燃焼補助具60及び化粧
リング5及びコンロ本体部30を持上げて点火し、その
後、コンロ本体部30及び化粧リング5、燃焼補助具6
0を順次装着し、燃焼補助具60の上面部61の透過窓
64からガスコンロ部20の点火状態を確認することが
できる。
能が付いておれば、この状態で点火し、燃焼補助具60
の上面部61の透過窓64からガスコンロ部20の点火
を確認することができる。ガスコンロ部20に自動点火
機能が付いていない場合には、燃焼補助具60及び化粧
リング5及びコンロ本体部30を持上げて点火し、その
後、コンロ本体部30及び化粧リング5、燃焼補助具6
0を順次装着し、燃焼補助具60の上面部61の透過窓
64からガスコンロ部20の点火状態を確認することが
できる。
【0053】ガスコンロ部20に点火されると、その火
口22からLPガスの燃焼炎が、外部から導入された空
気の流れに導かれる。即ち、ハウジング10とコンロ本
体部30間に導かれた空気は、コンロ本体部30の下部
開口31から上部開口32を通る以外に流路が確保され
ていないから、LPガスの燃焼炎は外部から導入された
空気の流れに導かれてコンロ本体部30の下部開口31
から入り、燃焼内面保護具40のガイド部41、ごとく
36、ごとく36上の木炭1を下から加熱する。LPガ
スの燃焼炎は、ごとく36上の木炭1を下から加熱しな
がら燃焼ガスとして上昇するが、LPガスの燃焼炎及び
木炭1の着火炎は、燃焼補助具60の上面部61で進路
を阻まれ、それによって対流が発生する。同時に、対流
によって循環する燃焼ガスの一部は排ガスとなって、燃
焼補助具60の化粧リング5の筒部52とテーブル2の
受部材3との間に形成される排ガス通路6から排出され
る。この排ガスの排出によって、LPガスの燃焼炎は、
外部から取入れた空気と共にコンロ本体部30の下部開
口31から継続して入り込むことになる。
口22からLPガスの燃焼炎が、外部から導入された空
気の流れに導かれる。即ち、ハウジング10とコンロ本
体部30間に導かれた空気は、コンロ本体部30の下部
開口31から上部開口32を通る以外に流路が確保され
ていないから、LPガスの燃焼炎は外部から導入された
空気の流れに導かれてコンロ本体部30の下部開口31
から入り、燃焼内面保護具40のガイド部41、ごとく
36、ごとく36上の木炭1を下から加熱する。LPガ
スの燃焼炎は、ごとく36上の木炭1を下から加熱しな
がら燃焼ガスとして上昇するが、LPガスの燃焼炎及び
木炭1の着火炎は、燃焼補助具60の上面部61で進路
を阻まれ、それによって対流が発生する。同時に、対流
によって循環する燃焼ガスの一部は排ガスとなって、燃
焼補助具60の化粧リング5の筒部52とテーブル2の
受部材3との間に形成される排ガス通路6から排出され
る。この排ガスの排出によって、LPガスの燃焼炎は、
外部から取入れた空気と共にコンロ本体部30の下部開
口31から継続して入り込むことになる。
【0054】したがって、コンロ本体部30のコンロ本
体34に収容した木炭1は、循環する高温度の燃焼ガス
雰囲気中に晒されることになり、木炭1の全周からLP
ガスの燃焼炎及び木炭1の着火炎による燃焼ガスで加熱
されることになる。勿論、放射熱についても燃焼補助具
60の上面部61で反射され、木炭1の上部から加熱
し、更に、燃焼ガスによる加熱を助長する。
体34に収容した木炭1は、循環する高温度の燃焼ガス
雰囲気中に晒されることになり、木炭1の全周からLP
ガスの燃焼炎及び木炭1の着火炎による燃焼ガスで加熱
されることになる。勿論、放射熱についても燃焼補助具
60の上面部61で反射され、木炭1の上部から加熱
し、更に、燃焼ガスによる加熱を助長する。
【0055】また、通常の使用状態においては、本実施
の形態のコンロ本体34は、古代の植物プランクトン、
藻、海草等が堆積され、主成分を二酸化珪素水化物から
なる珪藻土岩を削り出し、内部を刳貫いて成形し、薪窯
で焼成したものであり、原材料が多孔質で吸水性に富む
ことから、軽くて断熱性に優れ火持(蓄熱性)が良い
が、脆い欠点を有している。木炭1等の固形燃料が燃焼
するとき、コンロ本体34の内面が燃焼し、その際に、
遠赤外線の高い放射熱を放射し、特に、肉等を焼く場合
には、その内部まで遠赤外線の放射熱が入り込むことが
でき、うま味が逃げないので焼き上った肉類の味が低下
しない。この特性は、セラジットを用いたときも、同等
以上の効果がある。
の形態のコンロ本体34は、古代の植物プランクトン、
藻、海草等が堆積され、主成分を二酸化珪素水化物から
なる珪藻土岩を削り出し、内部を刳貫いて成形し、薪窯
で焼成したものであり、原材料が多孔質で吸水性に富む
ことから、軽くて断熱性に優れ火持(蓄熱性)が良い
が、脆い欠点を有している。木炭1等の固形燃料が燃焼
するとき、コンロ本体34の内面が燃焼し、その際に、
遠赤外線の高い放射熱を放射し、特に、肉等を焼く場合
には、その内部まで遠赤外線の放射熱が入り込むことが
でき、うま味が逃げないので焼き上った肉類の味が低下
しない。この特性は、セラジットを用いたときも、同等
以上の効果がある。
【0056】このとき、燃焼内面保護具40のガイド部
41は、ガスコンロ部20の火口22からLPガスの燃
焼炎を導入する際の、高温度の燃焼温度から下部開口3
1の内面を保護し、また、断熱部42はコンロ本体34
の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度から保護し、高
温度による劣化を進行させない。特に、燃焼内面保護具
40としては、高温度に耐えるステンレス鋼、耐熱鋼を
使用しており、コンロ本体部30の寿命を長くすること
ができる。
41は、ガスコンロ部20の火口22からLPガスの燃
焼炎を導入する際の、高温度の燃焼温度から下部開口3
1の内面を保護し、また、断熱部42はコンロ本体34
の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度から保護し、高
温度による劣化を進行させない。特に、燃焼内面保護具
40としては、高温度に耐えるステンレス鋼、耐熱鋼を
使用しており、コンロ本体部30の寿命を長くすること
ができる。
【0057】このように、コンロ本体部30に収容した
木炭1は、循環する高温度の燃焼ガス雰囲気中に晒さ
れ、しかも、必要な空気が取込まれていることから、木
炭1の着火から炭火の燃焼に至るまでの時間を短縮する
ことができる。発明者の実験では備長炭においても5分
程度で自己で燃焼が維持できることが確認された。ま
た、他に市販の固形燃料においても、短時間で着火が確
認された。しかし、実用的には、木炭1、特に、備長炭
の着火から燃焼に導くのに好適である。
木炭1は、循環する高温度の燃焼ガス雰囲気中に晒さ
れ、しかも、必要な空気が取込まれていることから、木
炭1の着火から炭火の燃焼に至るまでの時間を短縮する
ことができる。発明者の実験では備長炭においても5分
程度で自己で燃焼が維持できることが確認された。ま
た、他に市販の固形燃料においても、短時間で着火が確
認された。しかし、実用的には、木炭1、特に、備長炭
の着火から燃焼に導くのに好適である。
【0058】なお、ガスコンロ部20の火は、木炭1に
着火された後、消化しても、コンロ本体部30に収容し
た炭火の燃焼が低下することなく、継続して燃焼させる
ことができる。しかし、ガスコンロ部20の火を消すこ
となく、木炭1の雰囲気温度を高温状態とする種火とし
て使用してもよい。
着火された後、消化しても、コンロ本体部30に収容し
た炭火の燃焼が低下することなく、継続して燃焼させる
ことができる。しかし、ガスコンロ部20の火を消すこ
となく、木炭1の雰囲気温度を高温状態とする種火とし
て使用してもよい。
【0059】本実施の形態では、断熱部42として網を
使用しているが、本発明を実施する場合には、螺旋条ま
たはパンチングした板(孔を穿けた板材)とすることが
でき、更には、図9に示すように、前述した珪藻土岩、
遠赤外線の高放射性セラミックスのセラジットは勿論、
その他の陶土またはそれを素焼としたセラミックス材料
からなる燃焼内面保護具40とすることができる。この
場合には、廉価に製造でき、しかも、燃焼内面保護具4
0から遠赤外線を発生させることができる。
使用しているが、本発明を実施する場合には、螺旋条ま
たはパンチングした板(孔を穿けた板材)とすることが
でき、更には、図9に示すように、前述した珪藻土岩、
遠赤外線の高放射性セラミックスのセラジットは勿論、
その他の陶土またはそれを素焼としたセラミックス材料
からなる燃焼内面保護具40とすることができる。この
場合には、廉価に製造でき、しかも、燃焼内面保護具4
0から遠赤外線を発生させることができる。
【0060】本発明を実施する場合には、螺旋条または
パンチングした板(孔を穿けた板材)とする構成は、木
炭1等からの放射熱の一部をコンロ本体部30のコンロ
本体34に照射し、そこから遠赤外線を得るものである
から、その得ようとする遠赤外線の程度によって木炭1
等からの放射熱の透過量を設定できる。また、セラミッ
クス材料からなる燃焼内面保護具40は、それ自体で遠
赤外線を発生できるので、必ずしも木炭1等からの放射
熱の一部をコンロ本体部30のコンロ本体34に照射す
る透孔46は必要ない。しかし、セラミックス材料から
なる燃焼内面保護具40の温度変化に伴なう膨脹収縮を
吸収し、燃焼内面保護具40の寿命を長くするには、透
孔46を設ける方がよい。また、コンロ本体部30のコ
ンロ本体34の温度上昇を均一化でき、コンロ本体34
の破損を防止できる。
パンチングした板(孔を穿けた板材)とする構成は、木
炭1等からの放射熱の一部をコンロ本体部30のコンロ
本体34に照射し、そこから遠赤外線を得るものである
から、その得ようとする遠赤外線の程度によって木炭1
等からの放射熱の透過量を設定できる。また、セラミッ
クス材料からなる燃焼内面保護具40は、それ自体で遠
赤外線を発生できるので、必ずしも木炭1等からの放射
熱の一部をコンロ本体部30のコンロ本体34に照射す
る透孔46は必要ない。しかし、セラミックス材料から
なる燃焼内面保護具40の温度変化に伴なう膨脹収縮を
吸収し、燃焼内面保護具40の寿命を長くするには、透
孔46を設ける方がよい。また、コンロ本体部30のコ
ンロ本体34の温度上昇を均一化でき、コンロ本体34
の破損を防止できる。
【0061】本実施の形態の燃焼内面保護具40は、ガ
イド部41Aは、ガスコンロ部20の火口22からLP
ガスの燃焼炎を導入する際の、高温度の燃焼温度から下
部開口31の内面を保護し、また、断熱部42Aはコン
ロ本体34の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度から
保護し、高温度による劣化を進行させない。特に、燃焼
内面保護具40としては、高温度に耐えるセラミックス
材料からなり、コンロ本体部30の寿命を長くすること
ができる。また、直接加熱によって遠赤外線を発生する
ことができる。
イド部41Aは、ガスコンロ部20の火口22からLP
ガスの燃焼炎を導入する際の、高温度の燃焼温度から下
部開口31の内面を保護し、また、断熱部42Aはコン
ロ本体34の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度から
保護し、高温度による劣化を進行させない。特に、燃焼
内面保護具40としては、高温度に耐えるセラミックス
材料からなり、コンロ本体部30の寿命を長くすること
ができる。また、直接加熱によって遠赤外線を発生する
ことができる。
【0062】ところで、本実施の形態のコンロ本体部3
0のコンロ本体34は、ガスコンロ部20の火口22と
の距離を所定の距離に設定するものであり、外気の導入
によって火炎をコンロ本体34内に導くものであるが、
本発明を実施する場合には、図10に示すように、コン
ロ本体34の下部開口31の下部を弐点鎖線で示すよう
に、環状の円筒状突出部31Aを形成し、その範囲内に
ガスコンロ部20の火口22を位置するようにすると、
導入する空気量が少なくても、効率良くガスコンロ部2
0の火口22からLPガスの燃焼炎をコンロ本体34に
導くことができる。
0のコンロ本体34は、ガスコンロ部20の火口22と
の距離を所定の距離に設定するものであり、外気の導入
によって火炎をコンロ本体34内に導くものであるが、
本発明を実施する場合には、図10に示すように、コン
ロ本体34の下部開口31の下部を弐点鎖線で示すよう
に、環状の円筒状突出部31Aを形成し、その範囲内に
ガスコンロ部20の火口22を位置するようにすると、
導入する空気量が少なくても、効率良くガスコンロ部2
0の火口22からLPガスの燃焼炎をコンロ本体34に
導くことができる。
【0063】また、本実施の形態のコンロ本体部30の
上部開口32を覆う取付け、取外し自在な燃焼補助具6
0は、離間部62に円孔状に打抜いた排ガス路63を設
けたものであるが、本発明を実施する場合には、排ガス
路63の開口を張設し、コンロ本体部30の木炭1等の
材料の性質に合致させることができる。
上部開口32を覆う取付け、取外し自在な燃焼補助具6
0は、離間部62に円孔状に打抜いた排ガス路63を設
けたものであるが、本発明を実施する場合には、排ガス
路63の開口を張設し、コンロ本体部30の木炭1等の
材料の性質に合致させることができる。
【0064】即ち、図11に示すように、図4に使用し
た排ガス路63を設けた離間部62及び上面部61から
なる燃焼補助具60に対して、離間部62にその周方向
に長い長孔66を、少なくとも2個所以上の均等位置間
隔に穿設する。また、離間部62の径の内周よりも1m
m程度径の小さい外周径の離間部67、即ち、2mm
厚、幅28mm、長さ80cmのステンレス板を筒状に
形成し、そこに直径10mmの円孔を20個打抜いて排
ガス路68を形成する。そして、2個所以上の均等位置
間隔に穿設した長孔66に螺子69を挿通させ、その先
端部を離間部67に螺合する。これによって、長孔66
が排ガス路63の直径以上の長さに穿設されておれば、
螺子69を長孔66に対して締付ける位置を変更するこ
とにより、排ガス路63と排ガス路68との重なり面積
が変化し、排ガスの流体抵抗を可変することができ、燃
焼条件を可変することができる。
た排ガス路63を設けた離間部62及び上面部61から
なる燃焼補助具60に対して、離間部62にその周方向
に長い長孔66を、少なくとも2個所以上の均等位置間
隔に穿設する。また、離間部62の径の内周よりも1m
m程度径の小さい外周径の離間部67、即ち、2mm
厚、幅28mm、長さ80cmのステンレス板を筒状に
形成し、そこに直径10mmの円孔を20個打抜いて排
ガス路68を形成する。そして、2個所以上の均等位置
間隔に穿設した長孔66に螺子69を挿通させ、その先
端部を離間部67に螺合する。これによって、長孔66
が排ガス路63の直径以上の長さに穿設されておれば、
螺子69を長孔66に対して締付ける位置を変更するこ
とにより、排ガス路63と排ガス路68との重なり面積
が変化し、排ガスの流体抵抗を可変することができ、燃
焼条件を可変することができる。
【0065】このように、本実施の形態のロースター装
置の燃焼補助具60は、外部から導入された空気と共に
LPガス等の燃料ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等
の固形燃料を燃焼させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを
固形燃料の上部位置から排出するロースター装置におけ
る木炭1等の固形燃料の着火及び燃焼を促すロースター
装置用燃焼補助具において、コンロ本体部30の木炭1
等の固形燃料の燃焼炎を導出する上部開口32を覆う上
面部61と、上面部61をコンロ本体部30の上部開口
32から離間させるべく上面部61の周囲に配設した離
間部62と、離間部62に形成した排ガス排出用の排ガ
ス路63とを具備するものである。
置の燃焼補助具60は、外部から導入された空気と共に
LPガス等の燃料ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等
の固形燃料を燃焼させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを
固形燃料の上部位置から排出するロースター装置におけ
る木炭1等の固形燃料の着火及び燃焼を促すロースター
装置用燃焼補助具において、コンロ本体部30の木炭1
等の固形燃料の燃焼炎を導出する上部開口32を覆う上
面部61と、上面部61をコンロ本体部30の上部開口
32から離間させるべく上面部61の周囲に配設した離
間部62と、離間部62に形成した排ガス排出用の排ガ
ス路63とを具備するものである。
【0066】したがって、コンロ本体部30に収容した
木炭1は、上面部61によって循環する高温度の燃焼ガ
ス雰囲気中に晒されることになり、木炭1等の固形燃料
の全周からLPガスの燃焼炎及び木炭1等の固形燃料の
着火炎による燃焼ガスで加熱されることになり、かつ、
放射熱についても上面部61で反射され、木炭1の上部
から加熱し、燃焼ガスによる加熱を助長する。故に、コ
ンロ本体部30に収容した木炭1等の固形燃料は、循環
する高温度の燃焼ガス雰囲気中に晒され、しかも必要な
空気が取込まれていることから、木炭1等の固形燃料の
着火から炭火の燃焼に至るまでの時間を短縮することが
できる。特に、備長炭の着火から燃焼に導くのに好適で
ある。また、ガスコンロ部20の燃焼及び外部からの空
気の供給を停止させれば、木炭1等の固形燃料の燃焼を
低減させることができる。
木炭1は、上面部61によって循環する高温度の燃焼ガ
ス雰囲気中に晒されることになり、木炭1等の固形燃料
の全周からLPガスの燃焼炎及び木炭1等の固形燃料の
着火炎による燃焼ガスで加熱されることになり、かつ、
放射熱についても上面部61で反射され、木炭1の上部
から加熱し、燃焼ガスによる加熱を助長する。故に、コ
ンロ本体部30に収容した木炭1等の固形燃料は、循環
する高温度の燃焼ガス雰囲気中に晒され、しかも必要な
空気が取込まれていることから、木炭1等の固形燃料の
着火から炭火の燃焼に至るまでの時間を短縮することが
できる。特に、備長炭の着火から燃焼に導くのに好適で
ある。また、ガスコンロ部20の燃焼及び外部からの空
気の供給を停止させれば、木炭1等の固形燃料の燃焼を
低減させることができる。
【0067】本実施の形態のロースター装置の燃焼補助
具60において、コンロ本体部30の固形燃料の燃焼炎
を導出する上部開口32を覆う上面部61には、コンロ
本体部30の内部を確認できる耐熱ガラスで透過窓64
を設けたものであるから、コンロ本体部30の内部の燃
焼状態が確認でき、しかも、貫通孔でないから、上から
みたとき燃焼ガスによる火傷を受けることがない。ま
た、コンロ本体部30の木炭1等の固形燃料の燃焼炎を
導出する上部開口32を覆う上面部61には、断熱性に
富む材料からなる取手65を設けたものでは、上面部6
1が時間的に、配置的に如何に置かれていても、或いは
固形燃料の熱量が格別高いものであっても、安全に使用
できる。
具60において、コンロ本体部30の固形燃料の燃焼炎
を導出する上部開口32を覆う上面部61には、コンロ
本体部30の内部を確認できる耐熱ガラスで透過窓64
を設けたものであるから、コンロ本体部30の内部の燃
焼状態が確認でき、しかも、貫通孔でないから、上から
みたとき燃焼ガスによる火傷を受けることがない。ま
た、コンロ本体部30の木炭1等の固形燃料の燃焼炎を
導出する上部開口32を覆う上面部61には、断熱性に
富む材料からなる取手65を設けたものでは、上面部6
1が時間的に、配置的に如何に置かれていても、或いは
固形燃料の熱量が格別高いものであっても、安全に使用
できる。
【0068】そして、本実施の形態の燃焼補助具60に
おいて、上面部61をコンロ本体部30の上部開口32
から離間させるべく上面部61の周囲に配設した離間部
62は、筒状部材で形成し、所定数穿設した開口を排ガ
ス路63としたものである。したがって、木炭1等の固
形燃料の着火の際に発生する火花が、コンロ本体部30
外に飛出すのを防止でき、しかも、排ガス路63の大き
さによって任意のロースター装置の燃焼状態に合せた専
用とすることができる。
おいて、上面部61をコンロ本体部30の上部開口32
から離間させるべく上面部61の周囲に配設した離間部
62は、筒状部材で形成し、所定数穿設した開口を排ガ
ス路63としたものである。したがって、木炭1等の固
形燃料の着火の際に発生する火花が、コンロ本体部30
外に飛出すのを防止でき、しかも、排ガス路63の大き
さによって任意のロースター装置の燃焼状態に合せた専
用とすることができる。
【0069】更に、本実施の形態の燃焼補助具60にお
いて、離間部62に形成した排ガス排出用の排ガス路6
3は、その流体抵抗を可変自在としたものにおいては、
何れのロースター装置の燃焼状態に合せることができる
から、使用者がそのロースター装置の燃焼状態に併せて
任意に流体抵抗を設定できる。
いて、離間部62に形成した排ガス排出用の排ガス路6
3は、その流体抵抗を可変自在としたものにおいては、
何れのロースター装置の燃焼状態に合せることができる
から、使用者がそのロースター装置の燃焼状態に併せて
任意に流体抵抗を設定できる。
【0070】上記本発明の実施の形態のロースター装置
は、外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料ガ
スを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼さ
せ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位置
から排出するロースター装置において、下部に外部から
空気を導入し、温度上昇領域を区劃すると共に、最下部
に設けられた冷却水収容部13を有するハウジング10
と、ハウジング10の下部に配設されたガスコンロ部2
0と、ガスコンロ部20の火口22から燃料ガスの燃焼
炎を導入する下部開口31及び内部に木炭1等の固形燃
料を収容自在とし、前記固形燃料の燃焼温度を放射する
範囲を決定すると共に燃焼ガスを上方に導く上部開口3
2を有する断熱性及び耐火性に富む材料からなるコンロ
本体部30とを具備するものである。
は、外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料ガ
スを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼さ
せ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位置
から排出するロースター装置において、下部に外部から
空気を導入し、温度上昇領域を区劃すると共に、最下部
に設けられた冷却水収容部13を有するハウジング10
と、ハウジング10の下部に配設されたガスコンロ部2
0と、ガスコンロ部20の火口22から燃料ガスの燃焼
炎を導入する下部開口31及び内部に木炭1等の固形燃
料を収容自在とし、前記固形燃料の燃焼温度を放射する
範囲を決定すると共に燃焼ガスを上方に導く上部開口3
2を有する断熱性及び耐火性に富む材料からなるコンロ
本体部30とを具備するものである。
【0071】斯の如く構成することにより、コンロ本体
部30に収容した木炭1等の固形燃料は、燃焼によっ
て、コンロ本体部30のコンロ本体34の内壁温度を上
昇させる。しかし、コンロ本体34は断熱性の良好な材
料で形成されているので外周面温度を上昇させることが
ない。喩え、3〜4時間の継続使用されていも、コンロ
本体34の外周面の温度は、40℃を越えた事例はな
い。更に、ハウジング10の冷却水収容部13に冷却水
を収納することにより、ハウジング10の温度は室温+
3℃程度以下であり、コンロ本体34の外周面の温度
も、35〜38℃以下の温度に抑制することができる。
特に、ハウジング10の温度はコンロ本体34の外周面
の温度上昇よりも、ガスコンロ部20の火口22からの
放射熱の影響を大きく受けるが、それに対して冷却水収
容部13の冷却水は、上面が気化熱を奪って気化され、
冷却水の温度を上昇させ難いから、それが効果的に作用
し、ハウジング10の温度を低く維持することができ
る。
部30に収容した木炭1等の固形燃料は、燃焼によっ
て、コンロ本体部30のコンロ本体34の内壁温度を上
昇させる。しかし、コンロ本体34は断熱性の良好な材
料で形成されているので外周面温度を上昇させることが
ない。喩え、3〜4時間の継続使用されていも、コンロ
本体34の外周面の温度は、40℃を越えた事例はな
い。更に、ハウジング10の冷却水収容部13に冷却水
を収納することにより、ハウジング10の温度は室温+
3℃程度以下であり、コンロ本体34の外周面の温度
も、35〜38℃以下の温度に抑制することができる。
特に、ハウジング10の温度はコンロ本体34の外周面
の温度上昇よりも、ガスコンロ部20の火口22からの
放射熱の影響を大きく受けるが、それに対して冷却水収
容部13の冷却水は、上面が気化熱を奪って気化され、
冷却水の温度を上昇させ難いから、それが効果的に作用
し、ハウジング10の温度を低く維持することができ
る。
【0072】本発明の実施の形態のロースター装置は、
外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料ガスを
燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼させ、
固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位置から
排出するロースター装置において、外部から空気を導入
し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング11に
収容されたコンロ本体部30は、珪藻土岩またはセラジ
ットを用いて形成したコンロ本体34と、そのコンロ本
体34の周囲を取巻く金属製の外周環33とからなるも
のである。
外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料ガスを
燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼させ、
固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位置から
排出するロースター装置において、外部から空気を導入
し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング11に
収容されたコンロ本体部30は、珪藻土岩またはセラジ
ットを用いて形成したコンロ本体34と、そのコンロ本
体34の周囲を取巻く金属製の外周環33とからなるも
のである。
【0073】したがって、コンロ本体部30に加えられ
た外力は、そのコンロ本体34の周囲を取巻く金属製の
外周環33によって分散され、コンロ本体34の破損を
防止することができる。また、コンロ本体34の内部の
加熱歪に関しても、金属製の外周環33によって分散さ
れ、クラックの入るのが防止される。特に、本実施の形
態では、金属製の外周環33をコンロ本体34の上部下
部に2個装着しているが、本発明を実施する場合には、
その個数を問うものではない。殊に、本実施の形態で
は、上端部付近及び下端部付近に配設することにより、
機械的強度の弱い箇所及び温度上昇の大きい箇所と小さ
い箇所に配設し、機械的歪を干渉させている。
た外力は、そのコンロ本体34の周囲を取巻く金属製の
外周環33によって分散され、コンロ本体34の破損を
防止することができる。また、コンロ本体34の内部の
加熱歪に関しても、金属製の外周環33によって分散さ
れ、クラックの入るのが防止される。特に、本実施の形
態では、金属製の外周環33をコンロ本体34の上部下
部に2個装着しているが、本発明を実施する場合には、
その個数を問うものではない。殊に、本実施の形態で
は、上端部付近及び下端部付近に配設することにより、
機械的強度の弱い箇所及び温度上昇の大きい箇所と小さ
い箇所に配設し、機械的歪を干渉させている。
【0074】また、コンロ本体部30の下部開口31
は、ガスコンロ部20の火口22から燃料ガスの燃焼炎
を導入する円筒状突出部31Aを具備するものでは、ガ
スコンロ部20からの燃料ガスの燃焼炎を円筒状突出部
31Aから導入する効率が良くなり、しかも、金属製の
ハウジング10を燃料ガスの燃焼炎が加熱する確率が少
なくなるから、ハウジング10の寿命も長くなる。な
お、本発明を実施する場合の円筒状突出部31Aの形状
は、本発明を実施する場合には、突出する略環状を呈し
ておればよく、クラック防止の切欠きの存在の有無、他
の断面形状を問うものではない。
は、ガスコンロ部20の火口22から燃料ガスの燃焼炎
を導入する円筒状突出部31Aを具備するものでは、ガ
スコンロ部20からの燃料ガスの燃焼炎を円筒状突出部
31Aから導入する効率が良くなり、しかも、金属製の
ハウジング10を燃料ガスの燃焼炎が加熱する確率が少
なくなるから、ハウジング10の寿命も長くなる。な
お、本発明を実施する場合の円筒状突出部31Aの形状
は、本発明を実施する場合には、突出する略環状を呈し
ておればよく、クラック防止の切欠きの存在の有無、他
の断面形状を問うものではない。
【0075】燃焼させる固形燃料を木炭1としたもので
は、着火及び燃焼の迅速性及び安全性を確保できる。特
に、固形燃料が備長炭の着火から燃焼に導くのに好適で
ある。
は、着火及び燃焼の迅速性及び安全性を確保できる。特
に、固形燃料が備長炭の着火から燃焼に導くのに好適で
ある。
【0076】更に、本発明の実施の形態のロースター装
置は、外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料
ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼
させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位
置から排出するロースター装置において、コンロ本体部
30の木炭1等の固形燃料の燃焼炎を導出する上部開口
32を覆う上面部61と、上面部61をコンロ本体部3
0の上部開口32から離間させるべく上面部61の周囲
に配設した離間部62と、離間部62に形成した排ガス
排出用の排ガス路63とを具備する燃焼補助具を有する
ものである。
置は、外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料
ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼
させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位
置から排出するロースター装置において、コンロ本体部
30の木炭1等の固形燃料の燃焼炎を導出する上部開口
32を覆う上面部61と、上面部61をコンロ本体部3
0の上部開口32から離間させるべく上面部61の周囲
に配設した離間部62と、離間部62に形成した排ガス
排出用の排ガス路63とを具備する燃焼補助具を有する
ものである。
【0077】したがって、コンロ本体部30に収容した
木炭1は、上面部61によって循環する高温度の燃焼ガ
ス雰囲気中に晒されることになり、木炭1等の固形燃料
の全周からLPガスの燃焼炎及び木炭1等の固形燃料の
着火炎による燃焼ガスで加熱されることになり、かつ、
放射熱についても上面部61で反射され、木炭1の上部
から加熱し、燃焼ガスによる加熱を助長する。故に、コ
ンロ本体部30に収容した木炭1等の固形燃料は、循環
する高温度の燃焼ガス雰囲気中に晒され、しかも必要な
空気が取込まれていることから、木炭1等の固形燃料の
着火から炭火の燃焼に至るまでの時間を短縮することが
できる。特に、備長炭の着火から燃焼に導くのに好適で
ある。また、ガスコンロ部20の燃焼及び外部からの空
気の供給を停止させれば、木炭1等の固形燃料の燃焼を
低減させることができる。
木炭1は、上面部61によって循環する高温度の燃焼ガ
ス雰囲気中に晒されることになり、木炭1等の固形燃料
の全周からLPガスの燃焼炎及び木炭1等の固形燃料の
着火炎による燃焼ガスで加熱されることになり、かつ、
放射熱についても上面部61で反射され、木炭1の上部
から加熱し、燃焼ガスによる加熱を助長する。故に、コ
ンロ本体部30に収容した木炭1等の固形燃料は、循環
する高温度の燃焼ガス雰囲気中に晒され、しかも必要な
空気が取込まれていることから、木炭1等の固形燃料の
着火から炭火の燃焼に至るまでの時間を短縮することが
できる。特に、備長炭の着火から燃焼に導くのに好適で
ある。また、ガスコンロ部20の燃焼及び外部からの空
気の供給を停止させれば、木炭1等の固形燃料の燃焼を
低減させることができる。
【0078】更に、本発明の実施の形態のロースター装
置は、コンロ本体部34内部の固形燃料を収容する周囲
部分を覆う燃焼内面保護具40を具備するものである。
置は、コンロ本体部34内部の固形燃料を収容する周囲
部分を覆う燃焼内面保護具40を具備するものである。
【0079】したがって、燃焼内面保護具40は、ガス
コンロ部20の火口22からLPガスの燃焼炎を導入す
る際の、高温度の燃焼温度から下部開口31の内面及び
コンロ本体34の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度
から保護し、高温度による劣化を進行させない。なお、
本発明を実施する場合の燃焼内面保護具40は、ガスコ
ンロ部20の火口22からLPガスの燃焼炎を導入する
際の、高温度の燃焼温度から下部開口31の内面を保護
するガイド部41は、燃焼の初期にLPガスの燃焼炎を
導入するものにおいては省略し、断熱部42のみとし、
コンロ本体34の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度
から保護し、高温度による劣化を進行させない対応とす
ることができる。
コンロ部20の火口22からLPガスの燃焼炎を導入す
る際の、高温度の燃焼温度から下部開口31の内面及び
コンロ本体34の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度
から保護し、高温度による劣化を進行させない。なお、
本発明を実施する場合の燃焼内面保護具40は、ガスコ
ンロ部20の火口22からLPガスの燃焼炎を導入する
際の、高温度の燃焼温度から下部開口31の内面を保護
するガイド部41は、燃焼の初期にLPガスの燃焼炎を
導入するものにおいては省略し、断熱部42のみとし、
コンロ本体34の内壁面を備長炭等の木炭1の燃焼温度
から保護し、高温度による劣化を進行させない対応とす
ることができる。
【0080】また、本発明の実施の形態のロースター装
置は、外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料
ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼
させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位
置から排出するロースター装置において、外部から空気
を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング
10に収容されたガスコンロ部20は、ハウジング10
に配置されるガスコンロ部20を冷却水収容部13の上
部で載置すると共に、燃焼灰の落下を自在としたコンロ
受具14を具備するものである。
置は、外部から導入された空気と共にLPガス等の燃料
ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形燃料を燃焼
させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃料の上部位
置から排出するロースター装置において、外部から空気
を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング
10に収容されたガスコンロ部20は、ハウジング10
に配置されるガスコンロ部20を冷却水収容部13の上
部で載置すると共に、燃焼灰の落下を自在としたコンロ
受具14を具備するものである。
【0081】したがって、ハウジング10にガスコンロ
部20を冷却水収容部13の上部に載置でき、燃焼灰の
落下を自在とするものであるから、ガスコンロ部20の
火口22を燃焼灰が覆うことがない。また、燃焼灰の落
下を自在とする空間は、燃焼ガスの放射熱を受けるが、
冷却水の上表面から気化することにより、対流による冷
却水の温度上昇が発生することなく、ハウジング10の
温度を室温に維持できる。
部20を冷却水収容部13の上部に載置でき、燃焼灰の
落下を自在とするものであるから、ガスコンロ部20の
火口22を燃焼灰が覆うことがない。また、燃焼灰の落
下を自在とする空間は、燃焼ガスの放射熱を受けるが、
冷却水の上表面から気化することにより、対流による冷
却水の温度上昇が発生することなく、ハウジング10の
温度を室温に維持できる。
【0082】本発明の実施の形態のロースター装置用燃
焼内面保護具は、外部から導入された空気と共にLPガ
ス等の燃料ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形
燃料を燃焼させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃
料の上部位置から排出するロースター装置に組付けら
れ、外部から空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金
属製のハウジング10に収容されたコンロ本体部30内
部の木炭1等の固形燃料を収容する周囲部分を覆う燃焼
内面保護具40は、融点の高い金属材料で形成したもの
であるから、機械的外力及び高い燃焼温度にも耐え、コ
ンロ本体部30、特に、コンロ本体34の内壁面を備長
炭等の木炭1の燃焼温度から保護し、高温度に晒される
ことによる劣化を進行させない。
焼内面保護具は、外部から導入された空気と共にLPガ
ス等の燃料ガスを燃焼させ、その上部で木炭1等の固形
燃料を燃焼させ、固形燃料を燃焼させた排ガスを固形燃
料の上部位置から排出するロースター装置に組付けら
れ、外部から空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金
属製のハウジング10に収容されたコンロ本体部30内
部の木炭1等の固形燃料を収容する周囲部分を覆う燃焼
内面保護具40は、融点の高い金属材料で形成したもの
であるから、機械的外力及び高い燃焼温度にも耐え、コ
ンロ本体部30、特に、コンロ本体34の内壁面を備長
炭等の木炭1の燃焼温度から保護し、高温度に晒される
ことによる劣化を進行させない。
【0083】また、コンロ本体部30内部の木炭1等の
固形燃料を収容する周囲部分を覆う燃焼内面保護具40
をセラミックス材料で形成したものにおいては、加熱に
よって遠赤外線が発生し、特に、コンロ本体34の内壁
面を備長炭等の木炭1の燃焼温度から保護でき、かつ、
固形燃料の放射熱及び燃焼内面保護具40の遠赤外線と
による相乗効果によって、焼物が理想の状態で焼き上が
る。
固形燃料を収容する周囲部分を覆う燃焼内面保護具40
をセラミックス材料で形成したものにおいては、加熱に
よって遠赤外線が発生し、特に、コンロ本体34の内壁
面を備長炭等の木炭1の燃焼温度から保護でき、かつ、
固形燃料の放射熱及び燃焼内面保護具40の遠赤外線と
による相乗効果によって、焼物が理想の状態で焼き上が
る。
【0084】
【発明の効果】以上のように、請求項1のロースター装
置は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼さ
せ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固
形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置か
ら排出するロースター装置において、外部から空気を導
入し、温度上昇領域を区劃すると共に、最下部に設けら
れた冷却水収容部を有する金属製のハウジングと、その
ハウジングに収容され、前記冷却水収容部の上部に位置
する前記ガスコンロ部と、前記ハウジングに収容され、
前記ガスコンロ部の火口から燃料ガスの燃焼炎を導入す
る下部開口及び内部に固形燃料を収容自在とし、燃焼す
る前記固形燃料の放射熱の範囲を特定すると共に、前記
固形燃料の燃焼ガスを上方に導く上部開口を有する断熱
性及び耐火性に富む材料からなるコンロ本体部とを具備
するものである。
置は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼さ
せ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固
形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置か
ら排出するロースター装置において、外部から空気を導
入し、温度上昇領域を区劃すると共に、最下部に設けら
れた冷却水収容部を有する金属製のハウジングと、その
ハウジングに収容され、前記冷却水収容部の上部に位置
する前記ガスコンロ部と、前記ハウジングに収容され、
前記ガスコンロ部の火口から燃料ガスの燃焼炎を導入す
る下部開口及び内部に固形燃料を収容自在とし、燃焼す
る前記固形燃料の放射熱の範囲を特定すると共に、前記
固形燃料の燃焼ガスを上方に導く上部開口を有する断熱
性及び耐火性に富む材料からなるコンロ本体部とを具備
するものである。
【0085】したがって、コンロ本体部に収容した固形
燃料は、燃焼によってコンロ本体部の内壁温度を上昇さ
せるが、コンロ本体部が断熱性の良好な材料で形成され
ているので外周面温度を上昇させることがない。喩え、
長時間連続使用されても、コンロ本体部の外周面の温度
は、ハウジングの冷却水収容部に冷却水を収納すること
により、ハウジングの温度上昇を抑制することができ
る。特に、冷却水収容部の冷却水は、ガスコンロ部から
の放射熱の影響を大きく受けるが、それに対して冷却水
の上面が気化熱を奪って気化され、冷却水の温度を上昇
させ難いから、ハウジングの温度を低く維持することが
できる。
燃料は、燃焼によってコンロ本体部の内壁温度を上昇さ
せるが、コンロ本体部が断熱性の良好な材料で形成され
ているので外周面温度を上昇させることがない。喩え、
長時間連続使用されても、コンロ本体部の外周面の温度
は、ハウジングの冷却水収容部に冷却水を収納すること
により、ハウジングの温度上昇を抑制することができ
る。特に、冷却水収容部の冷却水は、ガスコンロ部から
の放射熱の影響を大きく受けるが、それに対して冷却水
の上面が気化熱を奪って気化され、冷却水の温度を上昇
させ難いから、ハウジングの温度を低く維持することが
できる。
【0086】よって、ロースター装置を長寿命とするこ
とができ、かつ、先願の特願平9−313337号に対
して複雑な部品を有しないから廉価に製造可能となる。
とができ、かつ、先願の特願平9−313337号に対
して複雑な部品を有しないから廉価に製造可能となる。
【0087】請求項2のロースター装置は、外部から導
入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃焼させ
た上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃焼させ
た排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出するロース
ター装置において、外部から空気を導入し、温度上昇領
域を区劃する金属製のハウジングに収容されたコンロ本
体部は、珪藻土岩またはセラジットを用いて形成したコ
ンロ本体と、そのコンロ本体の周囲を取巻く金属製の外
周環とからなるものである。
入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃焼させ
た上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃焼させ
た排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出するロース
ター装置において、外部から空気を導入し、温度上昇領
域を区劃する金属製のハウジングに収容されたコンロ本
体部は、珪藻土岩またはセラジットを用いて形成したコ
ンロ本体と、そのコンロ本体の周囲を取巻く金属製の外
周環とからなるものである。
【0088】したがって、コンロ本体部に加えられた外
力は、そのコンロ本体の周囲を取巻く金属製の外周環に
よって分散され、コンロ本体の破損を防止することがで
き、また、コンロ本体の内部の加熱歪に関しても、金属
製の外周環によって分散され、クラックの入るのが防止
される。
力は、そのコンロ本体の周囲を取巻く金属製の外周環に
よって分散され、コンロ本体の破損を防止することがで
き、また、コンロ本体の内部の加熱歪に関しても、金属
製の外周環によって分散され、クラックの入るのが防止
される。
【0089】請求項3のロースター装置の前記コンロ本
体部の下部開口は、ガスコンロ部の火口から燃料ガスの
燃焼炎を導入する円筒状突出部を具備するものであるか
ら、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、ガ
スコンロ部からの燃料ガスの燃焼炎を円筒状突出部から
導入する効率が良くなり、しかも、金属製のハウジング
を燃料ガスの燃焼炎が加熱する確率が少なくなるから、
ハウジングの寿命も長くなる。
体部の下部開口は、ガスコンロ部の火口から燃料ガスの
燃焼炎を導入する円筒状突出部を具備するものであるか
ら、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、ガ
スコンロ部からの燃料ガスの燃焼炎を円筒状突出部から
導入する効率が良くなり、しかも、金属製のハウジング
を燃料ガスの燃焼炎が加熱する確率が少なくなるから、
ハウジングの寿命も長くなる。
【0090】請求項4のロースター装置の前記固形燃料
は、木炭としたものであるから請求項1乃至請求項3の
何れか1つに記載の効果に加えて、木炭の着火及び燃焼
特性に合致しており、循環する高温度の燃焼ガス雰囲気
中で、燃料ガスの燃焼炎及び着火炎による燃焼ガスで加
熱され、加えて、反射された放射熱でも加熱され、着火
から燃焼に至るまでの時間を短縮することができる。ま
た、着火初期に発生する火花を遮蔽でき、安全性を確保
できる。よって、着火及び燃焼の迅速性及び安全性を確
保できる。特に、固形燃料が備長炭の着火から燃焼に導
くのに好適である。
は、木炭としたものであるから請求項1乃至請求項3の
何れか1つに記載の効果に加えて、木炭の着火及び燃焼
特性に合致しており、循環する高温度の燃焼ガス雰囲気
中で、燃料ガスの燃焼炎及び着火炎による燃焼ガスで加
熱され、加えて、反射された放射熱でも加熱され、着火
から燃焼に至るまでの時間を短縮することができる。ま
た、着火初期に発生する火花を遮蔽でき、安全性を確保
できる。よって、着火及び燃焼の迅速性及び安全性を確
保できる。特に、固形燃料が備長炭の着火から燃焼に導
くのに好適である。
【0091】請求項5のロースター装置は、更に、燃焼
初期に前記コンロ本体部の上部開口を覆い、その周囲か
ら前記排ガスを外部に排出する取付け、取外し自在な燃
焼補助具を具備するものであるから、請求項1乃至請求
項4の何れか1つに記載の効果に加えて、コンロ本体部
に収容した固形燃料は、循環する高温度の燃焼ガス雰囲
気中に晒され、燃料ガスの燃焼炎及び着火炎による燃焼
ガスで加熱され、燃焼ガスによる加熱を助長するから、
コンロ本体部に収容した固形燃料は、循環する高温度の
燃焼ガス雰囲気中に晒され、しかも必要な空気が取込ま
れていることから、着火から燃焼に至るまでの時間を短
縮することができる。また、コンロ本体部の固形燃料の
燃焼炎を導出する上部開口を覆う燃焼補助具は、固形燃
料として木炭等を使用したとき、着火初期に発生する火
花を遮蔽でき、安全性を確保できる。よって、着火及び
燃焼の迅速性及び安全性を確保できる。特に、固形燃料
が備長炭の着火から燃焼に導くのに好適である。また、
ガスコンロ部の燃焼及び外部からの空気の供給を停止さ
せれば、固形燃料の燃焼を低減させることができる。
初期に前記コンロ本体部の上部開口を覆い、その周囲か
ら前記排ガスを外部に排出する取付け、取外し自在な燃
焼補助具を具備するものであるから、請求項1乃至請求
項4の何れか1つに記載の効果に加えて、コンロ本体部
に収容した固形燃料は、循環する高温度の燃焼ガス雰囲
気中に晒され、燃料ガスの燃焼炎及び着火炎による燃焼
ガスで加熱され、燃焼ガスによる加熱を助長するから、
コンロ本体部に収容した固形燃料は、循環する高温度の
燃焼ガス雰囲気中に晒され、しかも必要な空気が取込ま
れていることから、着火から燃焼に至るまでの時間を短
縮することができる。また、コンロ本体部の固形燃料の
燃焼炎を導出する上部開口を覆う燃焼補助具は、固形燃
料として木炭等を使用したとき、着火初期に発生する火
花を遮蔽でき、安全性を確保できる。よって、着火及び
燃焼の迅速性及び安全性を確保できる。特に、固形燃料
が備長炭の着火から燃焼に導くのに好適である。また、
ガスコンロ部の燃焼及び外部からの空気の供給を停止さ
せれば、固形燃料の燃焼を低減させることができる。
【0092】請求項6のロースター装置は、更に、コン
ロ本体部内部の固形燃料を収容する周囲部分を覆う燃焼
内面保護具を具備するものであるから、請求項1乃至請
求項4の何れか1つに記載の効果に加えて、コンロ本体
の内壁面を備長炭等の木炭の燃焼温度から保護し、高温
度による劣化を進行させない。よって、ロースター装置
を長寿命とすることができる。
ロ本体部内部の固形燃料を収容する周囲部分を覆う燃焼
内面保護具を具備するものであるから、請求項1乃至請
求項4の何れか1つに記載の効果に加えて、コンロ本体
の内壁面を備長炭等の木炭の燃焼温度から保護し、高温
度による劣化を進行させない。よって、ロースター装置
を長寿命とすることができる。
【0093】請求項7のロースター装置は、外部から導
入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃焼させ
た上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃焼させ
た排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出するロース
ター装置において、外部から空気を導入し、温度上昇領
域を区劃する金属製のハウジングに収容されたガスコン
ロ部は、前記ハウジングに対して配置される前記ガスコ
ンロ部を前記冷却水収容部の上部に載置すると共に、燃
焼灰の落下を自在としたコンロ受具を具備するものであ
る。
入された空気と共に燃料ガスを燃焼させ、その燃焼させ
た上部で固形燃料を燃焼させ、前記固形燃料を燃焼させ
た排ガスを前記固形燃料の上部位置から排出するロース
ター装置において、外部から空気を導入し、温度上昇領
域を区劃する金属製のハウジングに収容されたガスコン
ロ部は、前記ハウジングに対して配置される前記ガスコ
ンロ部を前記冷却水収容部の上部に載置すると共に、燃
焼灰の落下を自在としたコンロ受具を具備するものであ
る。
【0094】したがって、ハウジングにガスコンロ部を
冷却水収容部の上部に載置でき、燃焼灰の落下を自在と
するものであるから、ガスコンロ部の火口を燃焼灰が覆
うことがない。また、燃焼灰の落下を自在とする空間
は、燃焼ガスの放射熱を受けるが、冷却水の上表面から
気化することにより、対流による冷却水の温度上昇が発
生することなく、ハウジングの温度を室温に維持でき
る。
冷却水収容部の上部に載置でき、燃焼灰の落下を自在と
するものであるから、ガスコンロ部の火口を燃焼灰が覆
うことがない。また、燃焼灰の落下を自在とする空間
は、燃焼ガスの放射熱を受けるが、冷却水の上表面から
気化することにより、対流による冷却水の温度上昇が発
生することなく、ハウジングの温度を室温に維持でき
る。
【0095】よって、ロースター装置の温度上昇を抑制
することにより、長寿命とすることができ、かつ、先願
の特願平9−313337号に対して複雑な部品を有し
ないから廉価に製造可能となる。
することにより、長寿命とすることができ、かつ、先願
の特願平9−313337号に対して複雑な部品を有し
ないから廉価に製造可能となる。
【0096】請求項8のロースター装置用燃焼内面保護
具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼さ
せ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固
形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置か
ら排出するロースター装置に組付けられ、外部から空気
を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング
に収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容する周
囲部分を覆う燃焼内面保護具は、融点の高い金属材料で
形成したものである。
具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼さ
せ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固
形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置か
ら排出するロースター装置に組付けられ、外部から空気
を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング
に収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容する周
囲部分を覆う燃焼内面保護具は、融点の高い金属材料で
形成したものである。
【0097】したがって、融点の高い金属材料で所定の
形状に形成できるから、機械的外力及び高い燃焼温度に
も耐え、コンロ本体部、特に、コンロ本体の内壁面を燃
焼温度から保護し、高温度に晒されることによる劣化を
進行させない。
形状に形成できるから、機械的外力及び高い燃焼温度に
も耐え、コンロ本体部、特に、コンロ本体の内壁面を燃
焼温度から保護し、高温度に晒されることによる劣化を
進行させない。
【0098】よって、ロースター装置の温度上昇を抑制
することにより、長寿命とすることができる。
することにより、長寿命とすることができる。
【0099】請求項9のロースター装置用燃焼内面保護
具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼さ
せ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固
形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置か
ら排出するロースター装置に組付けられ、外部から空気
を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング
に収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容する周
囲部分を覆う燃焼内面保護具は、セラミックス材料で形
成したものである。
具は、外部から導入された空気と共に燃料ガスを燃焼さ
せ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼させ、前記固
形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の上部位置か
ら排出するロースター装置に組付けられ、外部から空気
を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製のハウジング
に収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を収容する周
囲部分を覆う燃焼内面保護具は、セラミックス材料で形
成したものである。
【0100】したがって、加熱によって遠赤外線が発生
し、特に、コンロ本体の内壁面を燃焼温度から保護で
き、かつ、固形燃料の放射熱及び燃焼内面保護具の遠赤
外線とによる相乗効果によって、焼物が理想の状態で焼
き上がる。
し、特に、コンロ本体の内壁面を燃焼温度から保護で
き、かつ、固形燃料の放射熱及び燃焼内面保護具の遠赤
外線とによる相乗効果によって、焼物が理想の状態で焼
き上がる。
【図1】 図1は本発明の一実施の形態のロースター装
置の全体の構成を示す断面図である。
置の全体の構成を示す断面図である。
【図2】 図2は本発明の一実施の形態のロースター装
置のハウジング及びガスコンロ部の構成を示す斜視図で
ある。
置のハウジング及びガスコンロ部の構成を示す斜視図で
ある。
【図3】 図3は本発明の一実施の形態のロースター装
置のコンロ本体部の構成を示す斜視図である。
置のコンロ本体部の構成を示す斜視図である。
【図4】 図4は本発明の一実施の形態のロースター装
置用燃焼補助具の構成を示す斜視図である。
置用燃焼補助具の構成を示す斜視図である。
【図5】 図5は本発明の一実施の形態のロースター装
置の化粧リングの構成を示す斜視図である。
置の化粧リングの構成を示す斜視図である。
【図6】 図6は本発明の一実施の形態のロースター装
置の全体の組付けを示す展開斜視図である。
置の全体の組付けを示す展開斜視図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態のロースター装置
のごとくとロースター装置用燃焼内面保護具の展開斜視
図である。
のごとくとロースター装置用燃焼内面保護具の展開斜視
図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態のロースター装置
のガスコンロ部とガスコンロ受けの展開斜視図である。
のガスコンロ部とガスコンロ受けの展開斜視図である。
【図9】 図9は本発明の他の実施の形態のロースター
装置用燃焼内面保護具の一部断面を含む要部斜視図であ
る。
装置用燃焼内面保護具の一部断面を含む要部斜視図であ
る。
【図10】 図10は本発明の実施の形態のロースター
装置のガスコンロ部とコンロ本体部の要部断面図であ
る。
装置のガスコンロ部とコンロ本体部の要部断面図であ
る。
【図11】 図11は本発明の他の実施の形態のロース
ター装置用燃焼補助具の要部斜視図である。
ター装置用燃焼補助具の要部斜視図である。
1 木炭 10 ハウジング 20 ガスコンロ部 22 火口 30 コンロ本体部 31 下部開口 31A 円筒状突出部 32 上部開口 33 外周環 34 コンロ本体 40 燃焼内面保護具 41 ガイド部 42 断熱部 60 燃焼補助具
Claims (9)
- 【請求項1】 外部から導入された空気と共に燃料ガス
を燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼さ
せ、前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の
上部位置から排出するロースター装置において、 外部から空気を導入し、温度上昇領域を区劃すると共
に、最下部に設けられた冷却水収容部を有する金属製の
ハウジングと、 前記ハウジングに収容され、前記冷却水収容部の上部に
位置する前記ガスコンロ部と、 前記ハウジングに収容され、前記ガスコンロ部の火口か
ら燃料ガスの燃焼炎を導入する下部開口及び内部に固形
燃料を収容自在とし、燃焼する前記固形燃料の放射熱の
範囲を特定すると共に、前記固形燃料の燃焼ガスを上方
に導く上部開口を有する断熱性及び耐火性に富む材料か
らなるコンロ本体部とを具備することを特徴とするロー
スター装置。 - 【請求項2】 外部から導入された空気と共に燃料ガス
を燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼さ
せ、前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の
上部位置から排出するロースター装置において、 外部から空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製
のハウジングに収容されたコンロ本体部は、珪藻土岩ま
たはセラジットを用いて形成したコンロ本体と、そのコ
ンロ本体の周囲を取巻く金属製の外周環とからなること
を特徴とするロースター装置。 - 【請求項3】 前記コンロ本体部の下部開口は、ガスコ
ンロ部の火口から燃料ガスの燃焼炎を導入する円筒状突
出部を具備することを特徴とする請求項1または請求項
2に記載のロースター装置。 - 【請求項4】 前記固形燃料は、木炭としたことを特徴
とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載のロー
スター装置。 - 【請求項5】 更に、燃焼初期に前記コンロ本体部の上
部開口を覆い、その周囲から前記排ガスを外部に排出す
る取付け、取外し自在な燃焼補助具を具備することを特
徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載のロ
ースター装置。 - 【請求項6】 更に、コンロ本体部内部の固形燃料を収
容する周囲部分を覆う燃焼内面保護具を具備することを
特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の
ロースター装置。 - 【請求項7】 外部から導入された空気と共に燃料ガス
を燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼さ
せ、前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の
上部位置から排出するロースター装置において、 外部から空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製
のハウジングに収容されたガスコンロ部は、前記ハウジ
ングに対して配置される前記ガスコンロ部を前記冷却水
収容部の上部に載置すると共に、燃焼灰の落下を自在と
したコンロ受具を具備することを特徴とするロースター
装置。 - 【請求項8】 外部から導入された空気と共に燃料ガス
を燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼さ
せ、前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の
上部位置から排出するロースター装置に組付けられ、外
部から空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製の
ハウジングに収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を
収容する周囲部分を覆う燃焼内面保護具は、融点の高い
金属材料で形成したことを特徴とするロースター装置用
燃焼内面保護具。 - 【請求項9】 外部から導入された空気と共に燃料ガス
を燃焼させ、その燃焼させた上部で固形燃料を燃焼さ
せ、前記固形燃料を燃焼させた排ガスを前記固形燃料の
上部位置から排出するロースター装置に組付けられ、外
部から空気を導入し、温度上昇領域を区劃する金属製の
ハウジングに収容されたコンロ本体部内部の固形燃料を
収容する周囲部分を覆う燃焼内面保護具は、セラミック
ス材料で形成したことを特徴とするロースター装置用燃
焼内面保護具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10289233A JP2000116534A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | ロースター装置及びロースター装置用燃焼内面保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10289233A JP2000116534A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | ロースター装置及びロースター装置用燃焼内面保護具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000116534A true JP2000116534A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17740518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10289233A Withdrawn JP2000116534A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | ロースター装置及びロースター装置用燃焼内面保護具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000116534A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005000077A1 (en) * | 2003-06-24 | 2005-01-06 | Weber-Stephen Products Co. | Grilling apparatus |
JP2014506665A (ja) * | 2011-01-19 | 2014-03-17 | チョンホ グリーン テック カンパニー リミテッド | 炭の着火装置 |
WO2014161219A1 (zh) * | 2013-03-30 | 2014-10-09 | Zhao Wenhao | 垂直圈下排风凹进式防火炭烤炉 |
CN107490023A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-19 | 何坤 | 一种具有锅体局部温度调控功能的家用炉灶 |
WO2019104274A1 (en) * | 2017-11-27 | 2019-05-31 | Home Fires Inc. D/B/A Saffire Grill Co. | Firebox for a grill |
-
1998
- 1998-10-12 JP JP10289233A patent/JP2000116534A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005000077A1 (en) * | 2003-06-24 | 2005-01-06 | Weber-Stephen Products Co. | Grilling apparatus |
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WO2014161219A1 (zh) * | 2013-03-30 | 2014-10-09 | Zhao Wenhao | 垂直圈下排风凹进式防火炭烤炉 |
CN107490023A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-19 | 何坤 | 一种具有锅体局部温度调控功能的家用炉灶 |
CN107490023B (zh) * | 2017-08-30 | 2023-09-12 | 何坤 | 一种具有锅体局部温度调控功能的家用炉灶 |
WO2019104274A1 (en) * | 2017-11-27 | 2019-05-31 | Home Fires Inc. D/B/A Saffire Grill Co. | Firebox for a grill |
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