JP2000116471A - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JP2000116471A
JP2000116471A JP10294924A JP29492498A JP2000116471A JP 2000116471 A JP2000116471 A JP 2000116471A JP 10294924 A JP10294924 A JP 10294924A JP 29492498 A JP29492498 A JP 29492498A JP 2000116471 A JP2000116471 A JP 2000116471A
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JP
Japan
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rail
mounting rail
display device
transparent plate
air curtain
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Pending
Application number
JP10294924A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sekiyama
博幸 関山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakano Refrigerators Co Ltd
Original Assignee
Nakano Refrigerators Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nakano Refrigerators Co Ltd filed Critical Nakano Refrigerators Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング上方の吹出口から吹き出された冷
気のエアカーテンの一部が、下部前面部の手摺レールを
乗り越え、吸込口グリルからオーバーフローしてしま
う。この為、コールドアイルが生じたり、冷気循環効率
が落ちる。 【解決手段】 オープンショーケース1の商品表示具取
付レール3aの表示具取付面より庫内側に、エアカーテ
ンの吸込口グリル4近傍のオーバーフローを防止する透
明板8を取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアカーテンの吸
込口グリル近傍における冷気のオーバーフローを防止し
たオープンショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット等の食品販売店で
は、冷蔵食品や生鮮食品等の陳列に、ケーシング前面や
上面を開放し、その開放部を冷気のエアカーテンで覆っ
て庫内を保冷するオープンショーケースが広く用いられ
ている。この様なオープンショーケースにおいては、ケ
ースの中で最も販売量が期待できる床デッキ部の陳列商
品に対して、その商品を案内するために、手摺レール部
分に商品カードやプライスカード等の商品表示具を取り
付けることが行われている。
【0003】まず、この種のオープンショーケースの構
造について説明する。図6に示すように、オープンショ
ーケース51は、前面が開口されており、上部の天井部
52a、背面を覆う背面部52b、下部の底面部52
c、前面下部を覆う下部前面部52d及び両側面を覆う
側面部(図示せず)に、断熱材52eを充填して、ケー
シング52が一体に形成され、これら各部と内部パネル
53との間に、冷気を循環させるダクト54が設けられ
ている。
【0004】前記ケーシング52の上部先端位置には、
内部パネル53の天板53aに、冷気をエアカーテンと
して下方に整流して吹き出すハニカム状の吹出口55が
設けられ、オープンショーケース1内に吹き出された冷
気は、下部前面部52dの後部に多数の吸込口を有する
吸込口グリル56からダクト54内に導かれる。また、
下部のダクト54内には、前記吸込口グリル56から取
り入れた空気を送風する送風機(図示せず)と、該送風
機から送られた空気を冷却する冷却器(図示せず)が設
けられ、冷気は送風機によりダクト54内を通って吹出
口55から吹き出され、この冷気の循環によって、オー
プンショーケース51内の陳列棚57や床デッキ部58
に載置された商品を保冷する。
【0005】前記ケーシング52の下部前面部52dの
上部には手摺レール59が設けられ、この手摺レール上
に商品カードやプライスカード等の商品表示具を取り付
けるための線条材等からなる商品表示具取付レール60
(吸込口POPレール)が設置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したオ
ープンショーケース51においては、ケーシング52上
方の吹出口55から吹き出される冷気のエアカーテンの
一部が、下部前面部52dの手摺レール59を乗り越え
て、ショーケース51前面にオーバーフロー(冷気洩
れ)するという問題点があった。従って、オーバーフロ
ーによって、ショーケース51前面床部にコールドアイ
ルと呼ばれる冷気溜まりが生じ、顧客に不快感を与える
と共に、ショーケース51自体にも冷気の循環が不充分
となり、冷却循環効率が落ち、無駄なエネルギーを消費
してしまうことになった。
【0007】そこで、図7に示すように、冷気のエアカ
ーテンのオーバーフロー対策として、手摺レール59と
吸込口グリル56aの間に、ガラス風防61を取り付け
たものが登場した。しかし、ガラス風防61を取り付け
ると、従来、手摺レール59上にあった商品表示具取付
レール60aと緩衝し、ガラス風防61取付けのショー
ケース51aにあっては、専用の商品表示具取付レール
60aを設けると共に、吸込口グリル56aも専用のも
のを使用しなければならなかった。従って、既設のショ
ーケース51を改造する場合、作業が大変煩雑であっ
た。そして、市場には、ガラス風防61が無いショーケ
ース用の商品表示具取付レール60と、ガラス風防61
付きのショーケース用の商品表示具取付レール60aと
の2種類の部品が共存し、メーカーとして2種類の部品
を在庫としなければならないこととなった。また、ガラ
ス風防61は、約10mm厚のガラスでできているた
め、高価であると共に、商品表示具取付レール60aに
とって邪魔なものになっていた。
【0008】本発明は、上記の課題に鑑み創案されたも
ので、部品コストが安価で、従来の商品表示具取付レー
ルと緩衝することがなく、部品としての取付レールを多
く在庫とする必要もなく、エアカーテンのオーバーフロ
ーを防止したオープンショーケースを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、ケーシングの開放部を冷気のエ
アカーテンで覆って庫内を保冷すると共に、冷気の吸込
口近傍の手摺レール上に商品表示具取付レールを着脱自
在に装着するオープンショーケースにおいて、前記商品
表示具取付レールの表示具取付面より庫内側に、エアカ
ーテンの吸込口近傍のオーバーフローを防止する透明板
を設けたことを特徴としている。この透明板は、商品表
示具取付レールに取り付けることもできるし、商品表示
具取付レールと独立して、吸込口部に着脱自在に、且つ
商品表示具取付レールに接するよう装着することもでき
る。この透明板は、アクリル,塩化ビニール樹脂,ポリ
プロピレン樹脂等の薄板で形成するのがよい。
【0010】上記構成を採用したことにより、本発明の
透明板は安価であり、且つ既設の商品表示具取付レール
と緩衝しないために、専用の部品を作る必要がなく、部
品点数を抑えることができる。而して、エアカーテンの
吸込口グリル近傍の冷気のオーバーフローを防止するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のオープン
ショーケースの断面側面図、図2は本発明が適用された
オープンショーケースの下部前面部の断面側面図、図3
は本発明の透明板と商品表示具取付レールの関係を示す
斜視図である。なお、従来と同一構成部材には同一符号
を付し、説明は省略する。
【0012】図1に示すように、オープンショーケース
1の下部前面部2の手摺レール5の上には、商品表示具
取付レール3が設けられ、その後側には、冷気のエアカ
ーテンを吸い込む吸込口グリル4が配置されている。
【0013】まず、第1の実施の形態は次のように構成
される。図2及び図3に示すように、前記商品表示具取
付レール3の一例は、その薄板状脚部6下部のコ字状の
係止部6aを手摺レール5に嵌着し、係止部6a上を逆
V字状に立ち上がって、前面側に傾斜した一辺6bに、
横方向に周回する線条材からなるレール7を取り付けて
いる。そして、この商品表示具取付レール3aの脚部6
の後側の他辺6cには、横方向に一体となって延びる薄
板の透明板8を取り付けている。この取付け手段は、図
示したように、ワンタッチクリップ9(図3)や、小ネ
ジ10に袋ナット11(図2)を併用したもの等であ
る。この透明板8はアクリル樹脂,塩化ビニール樹脂,
ポリプロピレン樹脂等が好適に採用される。
【0014】このように透明板8を取り付けると、エア
カーテンの吸込口グリル4近傍のオーバーフローを防止
することができる。
【0015】次に、図4及び図5に、第2の実施の形態
を示す。ここで使われている商品表示具取付レール3b
は、その脚部12にも線条材が使われていて、L字状に
形成され、下部にコ字状の係止部12aを手摺レール5
に嵌着し、上部は線条材の第1の形態と同様のレール1
3に溶着されている。商品表示具取付レール3bの後側
には、数段に折れ曲がった透明板15が設けられ、該透
明板15は、商品表示具取付レール3bと独立して、吸
込口部16に着脱自在に、且つ商品表示具取付レール3
bに接するように装着されている。なお、図示のよう
に、商品表示具取付レール3bに、透明板15をワンタ
ッチクリップ17で固定してもよい。
【0016】このように透明板15を吸込口部16に装
着しても、エアカーテンの吸込口グリル4近傍のオーバ
ーフローを防止することができる。なお、上記実施の形
態では、いずれも前面開放の多段式オープンショーケー
スについて説明したが、本発明は上面開放の平型オープ
ンショーケースにも同様に適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオープン
ショーケースによれば、次のような効果を奏する。 (1)本発明の透明板は、既設の商品表示具取付レール
と緩衝しないので、専用の商品表示具取付レールを作る
必要がなく、部品点数が多くならず、在庫コストも低減
できる。 (2)本発明の透明板は、加工性の優れた薄板にするこ
とができ、また、部品点数が多くならないので、大量に
製作でき、部品コストを安価にすることができる。 (3)本発明の透明板は、塩化ビニール樹脂板等若干透
明度の劣る安価な材料を用いても、薄板としたため、視
界を妨げずに使用することができる。 (4)エアカーテンからのオーバーフロー(冷気の洩
れ)が低減されるため、ショーケースの消費電力を抑え
ることができ、省エネルギーとなった。この省エネルギ
ーは、透明板上端部と吸込口グリル面間の距離が広けれ
ば広いほどよく、わずか、50mm程度であっても、吸
い込み方向性、循環効率が良くなり、5〜8%の省エネ
ルギーとなる。 (5)エアカーテンからのオーバーフロー(冷気洩れ)
によるショーケース前面床部のコールドアイル(冷気の
溜まり)が解消され、顧客に不快感を与えることがなく
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオープンショーケースの断面側面図で
ある。
【図2】本発明が適用されたオープンショーケースの下
部前面部の詳細を示す断面側面図である。
【図3】本発明の透明板と商品表示具取付レールの関係
を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の形態が適用されたオープンショー
ケースの下部前面部を示す断面側面図である。
【図5】本発明の他の形態の透明板と商品表示具取付レ
ールの関係を示す斜視図である。
【図6】従来のオープンショーケースの断面側面図であ
る。
【図7】従来のガラス風防が使用されたオープンショー
ケースの下部前面部を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース 2 下部前面部 3,3a,3b 商品表示具取付レール 4 吸込口グリル 5 手摺レール 6 脚部 6a 係止部 6b 一辺 6c 他辺 7 レール 8 透明板 9 ワンタッチクリップ 10 小ネジ 11 袋ナット 12 脚部 12a 係止部 13 レール 15 透明板 16 吸込口部 17 ワンタッチクリップ 51 オープンショーケース 52 ケーシング 52a 天井部 52b 背面部 52c 底面部 52d 下部前面部 52e 断熱材 53 内部パネル 53a 天板 54 ダクト 55 吹出口 56 吸込口グリル 56a 吸込口グリル 57 陳列棚 58 床デッキ部 59 手摺レール 60 商品表示具取付レール 60a 商品表示具取付レール 61 ガラス風防

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの開放部を冷気のエアカーテ
    ンで覆って庫内を保冷すると共に、冷気の吸込口近傍の
    手摺レール上に商品表示具取付レールを着脱自在に装着
    するオープンショーケースにおいて、 前記商品表示具取付レールの表示具取付面より庫内側
    に、エアカーテンの吸込口近傍のオーバーフローを防止
    する透明板を設けたことを特徴とするオープンショーケ
    ース。
  2. 【請求項2】 前記透明板は、商品表示具取付レールに
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のオ
    ープンショーケース。
  3. 【請求項3】 前記透明板は、商品表示具取付レールと
    独立して、吸込口部に着脱自在に、且つ商品表示具取付
    レールに接するよう装着されていることを特徴とする請
    求項1記載のオープンショーケース。
  4. 【請求項4】 前記透明板は、アクリル,塩化ビニール
    樹脂,ポリプロピレン樹脂等の薄板で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載のオープンショ
    ーケース。
JP10294924A 1998-10-16 1998-10-16 オープンショーケース Pending JP2000116471A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018117979A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 株式会社オカムラ オープンショーケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018117979A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 株式会社オカムラ オープンショーケース

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