JP2000115788A - デジタルカメラ - Google Patents
デジタルカメラInfo
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- JP2000115788A JP2000115788A JP10280208A JP28020898A JP2000115788A JP 2000115788 A JP2000115788 A JP 2000115788A JP 10280208 A JP10280208 A JP 10280208A JP 28020898 A JP28020898 A JP 28020898A JP 2000115788 A JP2000115788 A JP 2000115788A
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- Japan
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- color temperature
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- digital camera
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影時の照明光源情報を記録することができ
るデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 色温度測定モードを切り替えた後に、色
温度の基準となる白色板またはグレースケール板を撮影
対象としてシャッターボタンを押すと、S101でCC
Dにより読み取った信号に基づき、S103で制御部は
照明光源の色温度を算出する。色温度を測定した後、デ
ジタルカメラを色温度記録モードとし、シャッターボタ
ンを押すと、S106で色温度測定モードで測定した色
温度が画像データのヘッダ部分に書きこまれるなど、画
像データと対応して記録される。そのため、色温度記録
モードで撮影した画像について、撮影時の照明の色温度
に関するデータを容易に得ることができ、その後の画像
処理や印刷時の色合わせが容易となる。
るデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 色温度測定モードを切り替えた後に、色
温度の基準となる白色板またはグレースケール板を撮影
対象としてシャッターボタンを押すと、S101でCC
Dにより読み取った信号に基づき、S103で制御部は
照明光源の色温度を算出する。色温度を測定した後、デ
ジタルカメラを色温度記録モードとし、シャッターボタ
ンを押すと、S106で色温度測定モードで測定した色
温度が画像データのヘッダ部分に書きこまれるなど、画
像データと対応して記録される。そのため、色温度記録
モードで撮影した画像について、撮影時の照明の色温度
に関するデータを容易に得ることができ、その後の画像
処理や印刷時の色合わせが容易となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影対象からの光
をデジタル信号に変換して記憶することのできるデジタ
ルカメラに関するものである。
をデジタル信号に変換して記憶することのできるデジタ
ルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCD等の光センサにより光
を電気信号に変換し、その電気信号をデジタルデータに
変換してフラッシュメモリ等の記憶媒体に記憶するデジ
タルカメラが知られている。デジタルカメラを用いる
と、パーソナルコンピュータ等を用いて画像データの保
存や様々な加工を個人で手軽に行えるほか、プリンタに
画像データを出力することによりフィルムの現像なしに
写真を印刷することができる。プリンタの印刷品質の向
上により、銀塩写真とほとんど区別がつなかいほど品質
の高い写真も印刷できるようになってきている。
を電気信号に変換し、その電気信号をデジタルデータに
変換してフラッシュメモリ等の記憶媒体に記憶するデジ
タルカメラが知られている。デジタルカメラを用いる
と、パーソナルコンピュータ等を用いて画像データの保
存や様々な加工を個人で手軽に行えるほか、プリンタに
画像データを出力することによりフィルムの現像なしに
写真を印刷することができる。プリンタの印刷品質の向
上により、銀塩写真とほとんど区別がつなかいほど品質
の高い写真も印刷できるようになってきている。
【0003】上記のようなデジタルカメラでは撮影時
に、光センサにより読み取ったデータを基にシャッター
スピードや絞りを変更して露光を調整することが行われ
ている。
に、光センサにより読み取ったデータを基にシャッター
スピードや絞りを変更して露光を調整することが行われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデジタルカメラにおいては、太陽光、蛍光灯また
は白熱灯など照明の違いによって撮影された画像の見え
方が異なるという問題があった。例えば、白熱灯のもと
では白がオレンジがかって見えたり、蛍光灯のもとでは
白が緑がかって見える。また、自動車道の照明やトンネ
ル内の照明のもとでは、やはり白がオレンジがかって見
える。同様の問題は、銀塩カメラにおいても発生する。
ようなデジタルカメラにおいては、太陽光、蛍光灯また
は白熱灯など照明の違いによって撮影された画像の見え
方が異なるという問題があった。例えば、白熱灯のもと
では白がオレンジがかって見えたり、蛍光灯のもとでは
白が緑がかって見える。また、自動車道の照明やトンネ
ル内の照明のもとでは、やはり白がオレンジがかって見
える。同様の問題は、銀塩カメラにおいても発生する。
【0005】写真画像としては、白い物はどのような照
明のもとでも白として写って欲しいという要求があるた
め、複数の光源に適した補正を自動的に、あるいは使用
者が選択して行うことのできるデジタルカメラも知られ
ているが、全ての状況で正確に補正を行うことは不可能
であった。また、撮影した画像を印刷する場合に、光源
の影響を補正し正確に色合わせを行うことは困難であっ
た。
明のもとでも白として写って欲しいという要求があるた
め、複数の光源に適した補正を自動的に、あるいは使用
者が選択して行うことのできるデジタルカメラも知られ
ているが、全ての状況で正確に補正を行うことは不可能
であった。また、撮影した画像を印刷する場合に、光源
の影響を補正し正確に色合わせを行うことは困難であっ
た。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、撮影時の照明光源データを記録するこ
とができるデジタルカメラを提供することにある。
れたものであり、撮影時の照明光源データを記録するこ
とができるデジタルカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
デジタルカメラによれば、照明光源データを取得する光
源データ取得手段と、画像データと前記照明光源データ
とを対応させて記憶する記憶手段とを備える。そのた
め、画像データの色を補正するのが容易となる。
デジタルカメラによれば、照明光源データを取得する光
源データ取得手段と、画像データと前記照明光源データ
とを対応させて記憶する記憶手段とを備える。そのた
め、画像データの色を補正するのが容易となる。
【0008】本発明の請求項2記載のデジタルカメラに
よれば、光源データ取得手段は撮像手段で基準部材を読
み取った結果を用いて照明光源データを取得する。その
ため、撮影した画像の色の補正を一定の基準部材を基準
にして行うことができる。基準部材としては、例えば白
色やグレースケールの板を使用することができる。
よれば、光源データ取得手段は撮像手段で基準部材を読
み取った結果を用いて照明光源データを取得する。その
ため、撮影した画像の色の補正を一定の基準部材を基準
にして行うことができる。基準部材としては、例えば白
色やグレースケールの板を使用することができる。
【0009】本発明の請求項3記載のデジタルカメラに
よれば、光源データ取得手段は照明光源の色温度を測定
する。そのため撮影後の画像データを印刷する場合など
に色合わせが容易となる。
よれば、光源データ取得手段は照明光源の色温度を測定
する。そのため撮影後の画像データを印刷する場合など
に色合わせが容易となる。
【0010】本発明の請求項4記載のデジタルカメラに
よれば、光源データ取得手段はホワイトバランス調整用
のデータを取得する。そのため、光源の種類によらず白
い撮影対象を白い画像、黒い撮影対象を黒い画像に補正
することができる。
よれば、光源データ取得手段はホワイトバランス調整用
のデータを取得する。そのため、光源の種類によらず白
い撮影対象を白い画像、黒い撮影対象を黒い画像に補正
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0012】図2は本発明の一実施例によるデジタルカ
メラ10の構造を説明するためのブロック図である。制
御部11、集光レンズ12、撮像手段としてのCCD
(Charge Coupled Device )13、A/D変換器14、
画像データを一時的に記録するRAM(Random Access
Memory)15、画像データを記録するフラッシュメモリ
16、画像を表示する液晶表示装置(LCD)17,液
晶表示装置に表示される画像のためのデータが格納され
るVRAM18、フラッシュメモリ16の内容を外部機
器に出力するためのインターフェイス19などから構成
される。
メラ10の構造を説明するためのブロック図である。制
御部11、集光レンズ12、撮像手段としてのCCD
(Charge Coupled Device )13、A/D変換器14、
画像データを一時的に記録するRAM(Random Access
Memory)15、画像データを記録するフラッシュメモリ
16、画像を表示する液晶表示装置(LCD)17,液
晶表示装置に表示される画像のためのデータが格納され
るVRAM18、フラッシュメモリ16の内容を外部機
器に出力するためのインターフェイス19などから構成
される。
【0013】制御部11はCPUと、デジタルカメラ1
0の様々な制御を行うためのプログラムが記録されたR
OMと、入出力手段とを備える。集光レンズ12には集
光レンズ12に入力される光量を調節するための絞り1
21が設けられている。CCD13として、C(Cya
n)、M(Magenta )、Y(Yellow)、G(Green )の
補色フィルタを有する複数の撮像素子がマトリックス状
に配置されたCCD13を用いることにより、カラー画
像を撮影することができる。補色フィルタは、C、M、
Yの3色の場合もある。R(Red )、G(Green )、B
(Blue)の原色フィルタを有するCCDを用いる場合も
ある。
0の様々な制御を行うためのプログラムが記録されたR
OMと、入出力手段とを備える。集光レンズ12には集
光レンズ12に入力される光量を調節するための絞り1
21が設けられている。CCD13として、C(Cya
n)、M(Magenta )、Y(Yellow)、G(Green )の
補色フィルタを有する複数の撮像素子がマトリックス状
に配置されたCCD13を用いることにより、カラー画
像を撮影することができる。補色フィルタは、C、M、
Yの3色の場合もある。R(Red )、G(Green )、B
(Blue)の原色フィルタを有するCCDを用いる場合も
ある。
【0014】RAM15としてはセルフリフレッシュ機
能をもつDRAM(Dynamic RAM)が用いられる。フラ
ッシュメモリ16は通電しなくても記録内容を保持する
ことのできる書換え可能な記憶媒体であり、デジタルカ
メラ10に内蔵されるか、あるいはデジタルカメラ10
のカードスロット20に着脱自在に取り付けられてい
る。フラッシュメモリ16として例えばPCMCIA規
格に準拠したメモリカード、またはPCMCIAカード
アダプタに取付け可能なメモリカードを用いることによ
り、PCMCIAカード用スロットを有するパーソナル
コンピュータでフラッシュメモリ16の内容を直接読み
書きすることができる。
能をもつDRAM(Dynamic RAM)が用いられる。フラ
ッシュメモリ16は通電しなくても記録内容を保持する
ことのできる書換え可能な記憶媒体であり、デジタルカ
メラ10に内蔵されるか、あるいはデジタルカメラ10
のカードスロット20に着脱自在に取り付けられてい
る。フラッシュメモリ16として例えばPCMCIA規
格に準拠したメモリカード、またはPCMCIAカード
アダプタに取付け可能なメモリカードを用いることによ
り、PCMCIAカード用スロットを有するパーソナル
コンピュータでフラッシュメモリ16の内容を直接読み
書きすることができる。
【0015】図3、図4は本実施例のデジタルカメラ1
0を示す平面図および背面図である。シャッターボタン
101を押すことにより撮影が行われる。制御部11
は、シャッターボタン101を可動範囲の途中まで押し
た「半押し」と、可動範囲の限界あるいは限界近傍まで
押した「全押し」を区別して認識することができる。使
用者は、モード切り替えダイヤル102により「Vie
w」、「On」、「Play」、「Off」の4つのモ
ード中からいずれか1つを選択する。「View」モー
ドは、LCD17をファインダーとして用いて撮影を行
うモードである。「On」はデジタルカメラ10の消費
電力を節約するためにLCD17を非表示にし、光学フ
ァインダー101を覗いて撮影を行うモードである。
「Play」モードは、すでに撮影され、フラッシュメ
モリ16に記録された画像データに基づく画像をLCD
17に表示するモードである。モード切り替えダイヤル
102を「Off」に合わせると、デジタルカメラ10
の電源がオフになる。
0を示す平面図および背面図である。シャッターボタン
101を押すことにより撮影が行われる。制御部11
は、シャッターボタン101を可動範囲の途中まで押し
た「半押し」と、可動範囲の限界あるいは限界近傍まで
押した「全押し」を区別して認識することができる。使
用者は、モード切り替えダイヤル102により「Vie
w」、「On」、「Play」、「Off」の4つのモ
ード中からいずれか1つを選択する。「View」モー
ドは、LCD17をファインダーとして用いて撮影を行
うモードである。「On」はデジタルカメラ10の消費
電力を節約するためにLCD17を非表示にし、光学フ
ァインダー101を覗いて撮影を行うモードである。
「Play」モードは、すでに撮影され、フラッシュメ
モリ16に記録された画像データに基づく画像をLCD
17に表示するモードである。モード切り替えダイヤル
102を「Off」に合わせると、デジタルカメラ10
の電源がオフになる。
【0016】次に、本実施例のデジタルカメラ10の動
作を説明する。
作を説明する。
【0017】モード切り替えダイヤル102を「Pla
y」に合わせると、LCD17にフラッシュメモリ16
内の画像データに基づいた画像が表示される。第1の矢
印キー104を押すと、前の画像が表示され、第2の矢
印キー105を押すと次の画像が表示される。
y」に合わせると、LCD17にフラッシュメモリ16
内の画像データに基づいた画像が表示される。第1の矢
印キー104を押すと、前の画像が表示され、第2の矢
印キー105を押すと次の画像が表示される。
【0018】セレクトキー106を押すと、メニュー表
示モードになり、日付や画質など各種の設定をすること
ができる。第1の矢印キー104と第2の矢印キー10
5によって設定する項目を選択し、もう一度セレクトキ
ー106を押すことにより、設定の変更ができる状態に
なる。ここで、第1の矢印キー104と第2の矢印キー
105によって数値などの条件を変更することができ
る。また、ESCキー103を押すことにより、前の画
面に戻ることができる。
示モードになり、日付や画質など各種の設定をすること
ができる。第1の矢印キー104と第2の矢印キー10
5によって設定する項目を選択し、もう一度セレクトキ
ー106を押すことにより、設定の変更ができる状態に
なる。ここで、第1の矢印キー104と第2の矢印キー
105によって数値などの条件を変更することができ
る。また、ESCキー103を押すことにより、前の画
面に戻ることができる。
【0019】モード切り替えダイヤル102が「Vie
w」の位置にあるときは、数分の1秒〜数十分の1秒毎
に集光レンズ12によりCCD13に集光された光が電
気信号に変換され、デジタルの画像データに変換されて
VRAM18に転送され、LCD17に撮影対象が動画
として表示される。
w」の位置にあるときは、数分の1秒〜数十分の1秒毎
に集光レンズ12によりCCD13に集光された光が電
気信号に変換され、デジタルの画像データに変換されて
VRAM18に転送され、LCD17に撮影対象が動画
として表示される。
【0020】撮影時の露光は、CCD13から出力され
るデータに基づいて、制御部11が集光レンズ12の絞
り121やシャッタースピードすなわちCCD13の蓄
積時間を制御することによって変更される。制御部11
によって自動的に設定される露光を自動露光とする。デ
ジタルカメラ10のシャッターは物理的に光を遮るシャ
ッターまたはCCD13の電子シャッター、あるいはそ
の両方を用いることができる。
るデータに基づいて、制御部11が集光レンズ12の絞
り121やシャッタースピードすなわちCCD13の蓄
積時間を制御することによって変更される。制御部11
によって自動的に設定される露光を自動露光とする。デ
ジタルカメラ10のシャッターは物理的に光を遮るシャ
ッターまたはCCD13の電子シャッター、あるいはそ
の両方を用いることができる。
【0021】通常の撮影モードのときに、使用者がデジ
タルカメラ10のシャッターボタン101を半押しする
と、CCD13が認識する画像に適切な露光やフォーカ
スが設定され、シャッターボタン101が半押しの間露
光やフォーカスが固定される。
タルカメラ10のシャッターボタン101を半押しする
と、CCD13が認識する画像に適切な露光やフォーカ
スが設定され、シャッターボタン101が半押しの間露
光やフォーカスが固定される。
【0022】使用者がシャッターボタン101を全押し
すると、CCD13に蓄積された電荷が一旦すべて放電
され、その後集光レンズ12により集光された光がCC
D13に入力される。CCD13では光が光量に応じた
電荷に変換される。
すると、CCD13に蓄積された電荷が一旦すべて放電
され、その後集光レンズ12により集光された光がCC
D13に入力される。CCD13では光が光量に応じた
電荷に変換される。
【0023】CCD13から出力された電気信号は、A
/D変換器14によりデジタル信号に変換される。A/
D変換器14から出力されるデジタルデータは高速化の
ためDMA(Direct Memory Access)により制御部11
を介さずに直接RAM15のアドレスを指定して記録さ
れる。
/D変換器14によりデジタル信号に変換される。A/
D変換器14から出力されるデジタルデータは高速化の
ためDMA(Direct Memory Access)により制御部11
を介さずに直接RAM15のアドレスを指定して記録さ
れる。
【0024】RAM15に記録されたデータは、ホワイ
トバランスの調整、補間処理、色補正などの各種の画像
補正が行われた後に、フラッシュメモリ16への記録枚
数を多くするためにJPEG(Joint Photographic Exp
erts Group)の規格による非可逆圧縮方式により圧縮
し、容量の小さな画像データを生成する。JPEGは約
1670万色の画像を扱うことができる一般に用いられ
る画像圧縮方法であり、圧縮率を変更することにより保
存画質を調整することができる。JPEG圧縮は、制御
部11によってソフトウェア的に行うほか、高速化のた
めに専用の回路を用いることができる。JPEG圧縮さ
れた画像データは、フラッシュメモリ16に記録され
る。
トバランスの調整、補間処理、色補正などの各種の画像
補正が行われた後に、フラッシュメモリ16への記録枚
数を多くするためにJPEG(Joint Photographic Exp
erts Group)の規格による非可逆圧縮方式により圧縮
し、容量の小さな画像データを生成する。JPEGは約
1670万色の画像を扱うことができる一般に用いられ
る画像圧縮方法であり、圧縮率を変更することにより保
存画質を調整することができる。JPEG圧縮は、制御
部11によってソフトウェア的に行うほか、高速化のた
めに専用の回路を用いることができる。JPEG圧縮さ
れた画像データは、フラッシュメモリ16に記録され
る。
【0025】画像データがフラッシュメモリ16に記録
開始されてから完了するまでには数秒から十数秒の時間
がかかる場合があるが、その間LCD17には画像デー
タに基づいた画像が表示され続ける。
開始されてから完了するまでには数秒から十数秒の時間
がかかる場合があるが、その間LCD17には画像デー
タに基づいた画像が表示され続ける。
【0026】モード切り替えダイヤル102が「On」
の位置にあるときは、LCD17には通電されず、LC
D17は常に非表示の状態である。通常はCCD13に
通電されない状態であり、使用者がシャッターボタン1
01を半押した段階でCCD13の作動が開始する。そ
の他の動作は「View」モードと同様である。
の位置にあるときは、LCD17には通電されず、LC
D17は常に非表示の状態である。通常はCCD13に
通電されない状態であり、使用者がシャッターボタン1
01を半押した段階でCCD13の作動が開始する。そ
の他の動作は「View」モードと同様である。
【0027】本実施例のデジタルカメラ10は、前述し
たViewモードまたはOnモードにおける通常の撮影
モードのほかに、色温度測定モードと、色温度記録モー
ドとを備える。例えば、セレクトキー103を押してメ
ニュー表示モードとし、色温度測定モードまたは色温度
記録モードを選択すると、シャッターボタン101を押
したときに制御部11が実行する処理が下記のように変
更される。
たViewモードまたはOnモードにおける通常の撮影
モードのほかに、色温度測定モードと、色温度記録モー
ドとを備える。例えば、セレクトキー103を押してメ
ニュー表示モードとし、色温度測定モードまたは色温度
記録モードを選択すると、シャッターボタン101を押
したときに制御部11が実行する処理が下記のように変
更される。
【0028】色温度測定モードに切り替えた場合は、色
温度の基準となる基準部材としての白色板またはグレー
スケール板を撮影対象として、使用者がシャッターボタ
ン101を押してCCD13により読み取る。制御部1
1は、CCD13により読み取ったデータと、その撮影
対象があるべきとした所定の画像データとに基づいて、
現在の照明光源の色温度を算出し、記憶する。
温度の基準となる基準部材としての白色板またはグレー
スケール板を撮影対象として、使用者がシャッターボタ
ン101を押してCCD13により読み取る。制御部1
1は、CCD13により読み取ったデータと、その撮影
対象があるべきとした所定の画像データとに基づいて、
現在の照明光源の色温度を算出し、記憶する。
【0029】色温度を測定した後に、デジタルカメラ1
0を色温度記録モードとして、シャッターボタン101
を押して撮影を行うと、色温度測定モードで測定した色
温度が画像データのヘッダ部分に書きこまれるなど、画
像データと対応して記録される。そのため、色温度記録
モードで撮影した画像について、撮影時の照明の色温度
に関するデータを容易に得ることができ、どのような照
明のもとでも、白い撮影対象が白い画像となるように補
正することが可能になる。また、その後の画像処理や印
刷時の色合わせが容易となる。
0を色温度記録モードとして、シャッターボタン101
を押して撮影を行うと、色温度測定モードで測定した色
温度が画像データのヘッダ部分に書きこまれるなど、画
像データと対応して記録される。そのため、色温度記録
モードで撮影した画像について、撮影時の照明の色温度
に関するデータを容易に得ることができ、どのような照
明のもとでも、白い撮影対象が白い画像となるように補
正することが可能になる。また、その後の画像処理や印
刷時の色合わせが容易となる。
【0030】図1はシャッターボタン101を押して実
行される処理を示すフローチャートである。ステップS
101では、CCD13からRAM15へデータが転送
される。ステップS102では、色温度測定モードであ
るか否かが判定される。色温度測定モードであると判定
された場合は、S103で色温度が測定される。
行される処理を示すフローチャートである。ステップS
101では、CCD13からRAM15へデータが転送
される。ステップS102では、色温度測定モードであ
るか否かが判定される。色温度測定モードであると判定
された場合は、S103で色温度が測定される。
【0031】色温度測定モードでない場合は、ステップ
S104でRAM15内のデータに基づいて画像データ
が作成される。ステップS105では、色温度記録モー
ドであるか否かが判定される。色温度記録モードである
と判定された場合は、ステップS106で、作成した画
像データのヘッダまたはフッタ部分に色温度測定モード
で得られた色温度データを書きこんでフラッシュメモリ
16に記録する。画像データと色温度データとを別々の
ファイルとして記憶し、別に管理領域を設けて対応付け
てもよい。
S104でRAM15内のデータに基づいて画像データ
が作成される。ステップS105では、色温度記録モー
ドであるか否かが判定される。色温度記録モードである
と判定された場合は、ステップS106で、作成した画
像データのヘッダまたはフッタ部分に色温度測定モード
で得られた色温度データを書きこんでフラッシュメモリ
16に記録する。画像データと色温度データとを別々の
ファイルとして記憶し、別に管理領域を設けて対応付け
てもよい。
【0032】色温度記録モードでない場合は、通常の撮
影モードであり、ステップS107で、色温度データを
含まない画像データがフラッシュメモリ16に記録され
る。
影モードであり、ステップS107で、色温度データを
含まない画像データがフラッシュメモリ16に記録され
る。
【0033】上記の実施例では、照明光源データとして
色温度を測定し画像データと対応させて記録したが、ホ
ワイトバランスを調整するための白基準データおよび黒
基準データなどを照明光源データとして、画像データと
対応させて記録してもよい。あるいは、ホワイトバラン
ス調整用データに基づいてホワイトバランスを調整した
画像データに基づく画像をLCDに表示したり、ホワイ
トバランスを調整した画像データをフラッシュメモリに
記憶させるようにしてもよい。
色温度を測定し画像データと対応させて記録したが、ホ
ワイトバランスを調整するための白基準データおよび黒
基準データなどを照明光源データとして、画像データと
対応させて記録してもよい。あるいは、ホワイトバラン
ス調整用データに基づいてホワイトバランスを調整した
画像データに基づく画像をLCDに表示したり、ホワイ
トバランスを調整した画像データをフラッシュメモリに
記憶させるようにしてもよい。
【0034】また、本実施例では、LCDを備えるデジ
タルカメラについて説明したが、本発明としてはLCD
をもたないデジタルカメラにも適用することができる。
タルカメラについて説明したが、本発明としてはLCD
をもたないデジタルカメラにも適用することができる。
【図1】本発明の一実施例のデジタルカメラにより画像
を記録する手順を示すフローチャートである。
を記録する手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例によるデジタルカメラを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例によるデジタルカメラを示す
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明の一実施例によるデジタルカメラを示す
背面図である。
背面図である。
10 デジタルカメラ 11 制御部 12 集光レンズ 121 絞り 13 CCD(撮像手段) 14 A/D変換器 15 RAM(記憶手段) 16 フラッシュメモリ(記憶手段) 17 液晶表示装置(LCD) 18 VRAM 19 インターフェイス 20 カードスロット 101 シャッターボタン 102 モード切り替えダイヤル 108 光学ファインダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月26日(2000.1.2
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
デジタルカメラによれば、撮像手段で基準部材を読み取
った結果を用いて照明光源の色温度データを取得する光
源データ取得手段と、画像データと色温度データとを対
応させて記憶する記憶手段とを備える。そのため、一定
の基準部材を基準にして、撮影した画像の色の補正を容
易に行うことができる。また、撮影後の画像データを印
刷する場合などに色合わせが容易となる。基準部材とし
ては、例えば白色やグレースケールの板を使用すること
ができる。
デジタルカメラによれば、撮像手段で基準部材を読み取
った結果を用いて照明光源の色温度データを取得する光
源データ取得手段と、画像データと色温度データとを対
応させて記憶する記憶手段とを備える。そのため、一定
の基準部材を基準にして、撮影した画像の色の補正を容
易に行うことができる。また、撮影後の画像データを印
刷する場合などに色合わせが容易となる。基準部材とし
ては、例えば白色やグレースケールの板を使用すること
ができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明の請求項2記載のデジタルカメラに
よれば、撮像手段で基準部材を読み取った結果を用いて
ホワイトバランス調整用のデータを取得する光源データ
取得手段と、画像データとホワイトバランス調整用のデ
ータとを対応させて記憶する記憶手段とを備える。その
ため、光源の種類によらず白い撮影対象を白い画像、黒
い撮影対象を黒い画像に補正することができる。
よれば、撮像手段で基準部材を読み取った結果を用いて
ホワイトバランス調整用のデータを取得する光源データ
取得手段と、画像データとホワイトバランス調整用のデ
ータとを対応させて記憶する記憶手段とを備える。その
ため、光源の種類によらず白い撮影対象を白い画像、黒
い撮影対象を黒い画像に補正することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AB12 AB17 AC02 AC03 AC32 AC42 AC54 5C065 AA03 BB02 CC01 CC08 DD02 EE06 EE12 EE18 GG18 GG30 5C066 AA01 BA20 CA11 CA17 DD07 EA14 GA11 HA02 KE09 KE11 KE19 KM02 KM13 LA02
Claims (4)
- 【請求項1】 撮影対象からの光を電気信号に変換する
撮像手段と、 前記撮像手段からの出力信号を画像データに変換する変
換手段と、 照明光源データを取得する光源データ取得手段と、 前記画像データと前記照明光源データとを対応させて記
憶する記憶手段と、 前記撮像手段、前記変換手段、前記光源データ取得手
段、および前記記憶手段の制御を行う制御部と、 を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項2】 前記光源データ取得手段は、前記撮像手
段で基準部材を読み取った結果を用いて前記照明光源デ
ータを取得することを特徴とする請求項1記載のデジタ
ルカメラ。 - 【請求項3】 前記光源データ取得手段は、照明光源の
色温度を測定することを特徴とする請求項1または2の
いずれかに記載のデジタルカメラ。 - 【請求項4】 前記光源データ取得手段はホワイトバラ
ンス調整用のデータを取得することを特徴とする請求項
1または2のいずれかに記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10280208A JP2000115788A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | デジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10280208A JP2000115788A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | デジタルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000115788A true JP2000115788A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17621827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10280208A Pending JP2000115788A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | デジタルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000115788A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002101420A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-05 | Nikon Corp | 電子カメラ |
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WO2004034711A1 (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Seiko Epson Corporation | 光源の種類に応じた画質の自動調整 |
US7355637B2 (en) | 2000-10-27 | 2008-04-08 | Minolta Co., Ltd. | Apparatus and method for managing image data by obtaining spectral reflectance |
JP2008296581A (ja) * | 2008-05-26 | 2008-12-11 | Fujifilm Corp | プリンタ及びプリントシステム |
JP2009527961A (ja) * | 2006-02-21 | 2009-07-30 | ノキア コーポレイション | フラッシュライトユニットを有する色バランスが調節されたカメラ |
-
1998
- 1998-10-01 JP JP10280208A patent/JP2000115788A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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