JP2000115287A - 試験制御装置及び試験制御方法 - Google Patents

試験制御装置及び試験制御方法

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JP2000115287A
JP2000115287A JP10277569A JP27756998A JP2000115287A JP 2000115287 A JP2000115287 A JP 2000115287A JP 10277569 A JP10277569 A JP 10277569A JP 27756998 A JP27756998 A JP 27756998A JP 2000115287 A JP2000115287 A JP 2000115287A
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JP
Japan
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test control
control signal
failure
communication device
communication
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JP10277569A
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Akiyoshi Oikawa
昭芳 及川
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NEC Miyagi Ltd
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NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信障害発生時に、対向する通信装置に障害
が発生したのか、伝送路の障害であるかを切り分けるこ
とを可能にする。 【解決手段】 対向する通信装置から、所定の通信速度
の主データ信号に主データ信号の通信速度より遅い通信
速度である試験制御信号フレームを重畳したデータ信号
が送信される。試験制御受信信号手段21により、試験
制御信号フレームが受信され、受信されたフレームは、
試験制御信号記憶手段22で一定の期間、記憶される。
判定手段23では、試験制御信号記憶手段22に記憶さ
れたフレームが所定の要件を満たしているか否かチェッ
クし、通信装置の障害有無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置の障害有
無を判定する試験制御装置及び試験制御方法に関し、特
に遠隔にある通信装置の障害有無を判定する試験制御装
置及び試験制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置に障害が発生した場合
に、管理者が障害個所をすばやく発見し、迅速に対応す
るために、通信装置の障害発生個所を特定する試験制御
装置及び試験制御方法が数多く提案されている。特に、
遠隔に配置された、通信先である対向局に通信障害が発
生したか否かを調べるための試験として、一般的に広く
行われている試験制御方法は、ループバック試験であ
る。
【0003】一般的なループバック試験は、まず、管理
者からのループバック試験要求に応じて、試験制御装置
から対向する通信装置に対し所定のループバック開始デ
ータが送出される。対向する通信装置は、ループバック
開始データの検出に応じて、送られてきたデータ信号を
折り返し送信(ループバック)するループバックモード
となる。試験制御装置から送出された試験データと、対
向する通信装置から折り返し送信された試験データとを
比較することにより、対向する通信装置及び対向する通
信装置までの伝送路の正常性が確認される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の試験制御装置では、対向する通信装置から折
り返し送信された試験データは、受信したデータ信号の
符号誤りによって制御信号の有無を判定していた。この
ため、受信データの送信中に発生した頻度の低いBIT
エラーや、偶発的に発生したエラーによっても、符号即
誤りで障害が発生したと判断していた。
【0005】このように、従来の試験制御装置では、対
向する通信装置に障害が発生した場合も、例えば伝送路
等に一時的な障害が発生した場合であっても、同様のエ
ラーとして処理されてしまうため、通信障害発生時にそ
の要因、特に、対向する通信装置に障害が発生したのか
どうかわからないという問題がある。本発明は、上記問
題点に鑑み、通信障害発生時に、対向する通信装置に障
害が発生したのか、伝送路の障害であるかを切り分ける
ことの可能な試験制御装置及び試験制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の本発明は、通信装置の障害有無を
判定する試験制御装置において、対向する通信装置が送
出する主データ信号に前記主データの通信速度より遅い
所定通信速度を有する試験制御信号フレームを重畳した
データ信号から前記試験制御信号フレームを抽出する試
験制御信号受信手段と、前記試験制御信号受信手段によ
って抽出された前記試験制御信号フレームを所定の数記
憶する試験制御信号記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた試験制御信号フレームが所定の要件に一致するか否
かにより前記通信装置の障害有無を判定する判定手段
と、を有する試験制御装置であることを特徴とする。ま
た、本発明のうち、請求項2に記載の発明は、前記試験
制御信号記憶手段は、試験制御信号受信手段の試験制御
信号抽出に同期して動作する遅延回路の組み合わせであ
る請求項1記載の試験制御装置であることを特徴とす
る。また、本発明のうち、請求項3に記載の発明は、前
記試験制御信号フレームは、同一のデータ列であって、
前記判定手段は、前記診断に用いられる試験制御信号フ
レームが3回連続して一致するか否かにより障害の有無
を判定する手段である請求項1、及び2記載の通信試験
制御装置であることを特徴とする。また、本発明のう
ち、請求項4に記載の発明は、前記試験制御信号受信手
段は、前記主データ受信に用いられる同期クロックから
生成される試験制御信号同期クロックにより、前記試験
制御信号フレームを受信する請求項1、2、及び3記載
の通信試験制御装置であることを特徴とする。また、本
発明のうち、請求項5に記載の発明は、前記試験制御装
置は、さらに、前記試験制御信号を付加したデータ信号
を生成し送出するデータ信号送出手段を有する請求項
1、2、3、及び4記載の試験制御装置であることを特
徴とする。
【0007】また、本発明のうち、請求項6に記載の発
明は、通信装置の障害有無を判定する試験制御装置の試
験制御方法において、対向する通信装置が送出する主デ
ータ信号に前記主データの通信速度より遅い所定通信速
度を有する試験制御信号フレームを重畳したデータ信号
から前記試験制御信号フレームを抽出し、抽出された前
記試験制御信号フレームを所定の数記憶し、前記記憶さ
れた試験制御信号フレームが所定の要件に一致するか否
かにより、前記通信装置の障害有無を判定する手順、の
試験制御方法であることを特徴とする。また、本発明の
うち、請求項7に記載の発明は、前記試験制御信号フレ
ームは、同一のデータ列であって、前記通信装置の障害
有無を判定する手順は、前記試験制御信号フレームが一
致した場合に前記通信装置は障害無と、前記試験制御信
号が一致しなかった場合に前記通信装置は障害有と判定
する手順、の請求項6記載の試験制御方法であることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。本発明の一実施の形態である試験制御装
置の構成について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態である試験制御装置の構成図である。本発明に係る
試験制御装置は、主データ信号を受信し処理する主デー
タ受信手段10と、試験制御信号を受信し処理する試験
制御手段20とから成る。試験制御手段20は、試験制
御信号フレームを受信する試験制御信号受信手段21
と、抽出された試験制御信号フレームを所定の数記憶す
る試験制御信号記憶手段22と、記憶した試験制御信号
を判定して通信装置の障害有無を検出する判定手段23
とから成る。
【0009】対向する通信装置から送られてくるデータ
信号は、所定の通信速度の主データ信号に主データ信号
の通信速度より遅い通信速度である試験制御信号フレー
ムを重畳したデータ信号である。このデータ信号は、試
験実行時に試験制御装置が生成して対向する通信装置に
送信し、この通信装置がそのままこのデータ信号を送り
返す。あるいは、通常の通信処理において、通信装置は
送信時は常に、主データ信号に試験制御信号フレームを
重畳するようにしてもよい。主データ受信手段10は、
伝送路に接続し、対向する通信装置から送られてくるデ
ータ信号から主データを受信して処理を施す手段であ
る。
【0010】試験制御手段20は、伝送路に接続し、対
向する通信装置から送られてくるデータ信号から試験制
御信号フレームを受信し、このフレームにより対向する
通信装置の障害有無の判定を行う手段である。試験制御
信号受信手段21は、伝送路に接続し、試験制御信号の
通信速度に合わせた同期クロックを生成し、このクロッ
クによって試験制御信号フレームを受信する。制御信号
記憶手段22は、試験制御信号受信手段21の受信した
試験制御信号フレームを入力し、所定の数、順次記憶す
る手段である。記憶する手段としては、遅延回路などに
より試験制御信号フレームを一定期間記憶する手段や、
例えばデーコード回路によりデータ列にしてこれをメモ
リ等の記憶素子に記憶する手段等がある。判定手段23
は、試験制御信号記憶手段22に記憶された試験制御信
号フレームが所定の要件を満たしているかをチェック
し、所定の要件を満たしていれば通信装置に障害は発生
していないと判断し、所定の要件を満たしていなければ
通信装置に障害が発生しているとする手段である。例え
ば、試験制御信号フレームが同一のデータ列である場
合、記憶された所定の数のフレームが一致するか否かに
より、通信装置の障害有無を判定する。あるいは、試験
制御信号フレームがある規則で変化するような場合、記
憶されたフレームがこれに合うかがチェックされてもよ
い。
【0011】このような構成の試験制御装置の動作につ
いて説明する。対向する通信装置から、所定の通信速度
の主データ信号に主データ信号の通信速度より遅い通信
速度である試験制御信号フレームを重畳したデータ信号
が送信される。試験制御受信信号手段21により、試験
制御信号フレームが受信され、受信されたフレームは、
試験制御信号記憶手段22で一定の期間、記憶される。
判定手段23では、試験制御信号記憶手段22に記憶さ
れたフレームが所定の要件を満たしているか否かチェッ
クし、通信装置の障害有無を判定する。
【0012】次に、本発明の一実施の形態である試験制
御装置について、さらに詳細に説明する。図2は、本発
明の一実施の形態である試験制御装置のブロック図であ
る。図2に示した、本発明の一実施の形態である試験制
御装置は、試験制御信号受信手段21であるタイミング
設定回路21aと、試験制御信号記憶手段22である遅
延回路22a、22bと、判定手段23である検出回路
23a、判断回路23bと、から構成される。この試験
制御装置は、音声等の加入者データを1.5Mb/sに
多重して光伝送をする装置である。また、試験制御信号
フレームとして、4kb/sの通信信号を重畳する。
【0013】タイミング設定回路21aは、主データ信
号である1.5Mb/sの同期クロックより生成され
た、4kb/sの同期クロック信号を生成するタイミン
グ設定回路であり、4kb/sのデジタルデータから同
期BITを除いた、一致検出用タイミング信号を生成
し、検出回路23aへ出力する。遅延回路22a、22
bは、入力する4kb/sの入力信号を1フレーム毎に
遅延する。遅延回路22aの出力信号は、遅延回路22
b、及び検出回路23aに入力する。入力信号は、遅延
回路22aにより1フレーム遅延され、遅延回路23b
によりさらに1フレーム遅延される。検出回路23a
は、入力信号data1、遅延回路22aの出力である
data2、遅延回路22bの出力であるdata3を
入力し、タイミング設定回路21の生成するタイミング
で判断回路24へ出力する。判断回路24は、data
1、data2、data3が一致しているか否かをチ
ェックし、一致していれば、通信装置は正常であると判
断し、不一致であれば、障害が発生していると判断す
る。
【0015】このような構成の試験制御装置の動作及び
試験制御方法について説明する。対向する通信装置から
は、1.5Mb/sの主データ信号と共に、4kb/s
の試験制御信号が送られてくる。入力した最新の試験制
御信号フレームdata1は、遅延回路22aに入力す
る。次回フレーム入力時には、遅延回路22aからは前
回のフレームであるdata2が出力される。1フレー
ム遅延されたdata2は、遅延回路22bに入力す
る。次のフレーム入力時、遅延回路22bの出力は、前
々回のフレームであるdata3になる。このようにし
て、最新のフレームdata1、前回のフレームdat
a2、前々回のフレームdata3が生成され、タイミ
ング設定回路21の生成するタイミングに従って、検出
回路23aから判断回路24へ出力される。この3フレ
ームはすべて同一のデータ列であるため、判断回路24
では、data1、data2、data3が一致して
いるか否かをチェックし、一致していれば、通信装置は
正常であると判断し、不一致であれば、障害が発生して
いると判断する。ここでは、3フレームの一致とした
が、本発明は、これに限定されない。
【0016】次に、上記説明の試験制御装置の動作を、
タイミングチャートを用いて説明する。図3は、本発明
の一実施の形態である試験制御装置のデータ信号のタイ
ミングチャートである。主データ信号である1.5Mb
/sの信号に、4kb/sの試験制御信号を重畳するこ
とにより、250us間隔に上記説明の手順による通信
装置診断が行われることになる。図に示したように、例
えば、バーストエラー等が生じた場合、1.5Mb/s
の主データ信号では、符号誤りとなり、エラーとなる。
これに対し、試験制御信号は、正常に受信することがで
きる。1.5Mb/sの主データ信号がエラーであって
も、4kb/sの試験制御信号は正常であるため、通信
装置単体に障害が発生しているのではないことがわか
る。
【0017】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、試験制御装置
の有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り
可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述してお
く。そして、このプログラムをコンピュータで実行する
ことにより、上記処理がコンピュータで実現される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、対向
する通信装置が送出する主データ信号に前記主データの
通信速度より遅い所定通信速度を有する試験制御信号フ
レームを重畳したデータ信号から前記試験制御信号フレ
ームを抽出し、このフレームにより通信装置の障害有無
を判定するため、頻度の低いBITエラーや群発的に発
生するエラーのときでも、遠隔からの試験制御信号フレ
ーム受信が可能となり、障害の原因が伝送路の障害であ
るか、対向する通信装置単体の障害であるかを切り分け
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である試験制御装置の
構成図である。
【図2】 本発明の一実施の形態である試験制御装置の
ブロック図である。
【図3】 本発明の一実施の形態である試験制御装置の
データ信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 主データ信号受信手段 20 試験制御手段 21 試験制御信号受信手段 21a タイミング設定回路 22 試験制御信号記憶手段 22a、22b 遅延回路 23 判定手段 23a 検出回路 23b 判断回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月13日(1999.9.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 試験制御装置及び試験制御
方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置の障害有
無を判定する試験制御装置及び試験制御方法に関し、特
に遠隔にある通信装置の障害有無を判定する試験制御装
置及び試験制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置に障害が発生した場合
に、管理者が障害個所をすばやく発見し、迅速に対応す
るために、通信装置の障害発生個所を特定する試験制御
装置及び試験制御方法が数多く提案されている。特に、
遠隔に配置された、通信先である対向局に通信障害が発
生したか否かを調べるための試験として、一般的に広く
行われている試験制御方法は、ループバック試験であ
る。
【0003】一般的なループバック試験は、まず、管理
者からのループバック試験要求に応じて、試験制御装置
から対向する通信装置に対し所定のループバック開始デ
ータが送出される。対向する通信装置は、ループバック
開始データの検出に応じて、送られてきたデータ信号を
折り返し送信(ループバック)するループバックモード
となる。試験制御装置から送出された試験データと、対
向する通信装置から折り返し送信された試験データとを
比較することにより、対向する通信装置及び対向する通
信装置までの伝送路の正常性が確認される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の試験制御装置では、対向する通信装置から折
り返し送信された試験データは、受信したデータ信号の
符号誤りによって制御信号の有無を判定していた。この
ため、受信データの送信中に発生した頻度の低いBIT
エラーや、偶発的に発生したエラーによっても、符号即
誤りで障害が発生したと判断していた。
【0005】このように、従来の試験制御装置では、対
向する通信装置に障害が発生した場合も、例えば伝送路
等に一時的な障害が発生した場合であっても、同様のエ
ラーとして処理されてしまうため、通信障害発生時にそ
の要因、特に、対向する通信装置に障害が発生したのか
どうかわからないという問題がある。本発明は、上記問
題点に鑑み、通信障害発生時に、対向する通信装置に障
害が発生したのか、伝送路の障害であるかを切り分ける
ことの可能な試験制御装置及び試験制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の本発明は、遠隔に配置された通信
先の対向する通信装置に送出する試験データと、対向す
る通信装置から折り返し送信された試験データと、を比
較することにより対向する通信装置及び対向する通信装
置までの伝送路の障害有無を判定する試験制御装置にお
いて、前記対向する通信装置が送出する主データ信号に
前記主データの通信速度より遅い所定通信速度を有する
試験制御信号フレームを重畳したデータ信号から前記試
験制御信号フレームを抽出する試験制御信号受信手段
と、前記試験制御信号受信手段によって抽出された前記
試験制御信号フレームを所定の数記憶する試験制御信号
記憶手段と、前記記憶手段に記憶された試験制御信号フ
レームが所定の要件に一致するか否かにより前記通信装
置の障害有無を判定する判定手段と、を有する試験制御
装置であることを特徴とする。また、本発明のうち、請
求項2に記載の発明は、前記試験制御信号記憶手段は、
試験制御信号受信手段の試験制御信号抽出に同期して動
作する遅延回路の組み合わせである請求項1記載の試験
制御装置であることを特徴とする。また、本発明のう
ち、請求項3に記載の発明は、前記試験制御信号フレー
ムは、同一のデータ列であって、前記判定手段は、前記
診断に用いられる試験制御信号フレームが3回連続して
一致するか否かにより障害の有無を判定する手段である
請求項1、及び2記載の通信試験制御装置であることを
特徴とする。また、本発明のうち、請求項4に記載の発
明は、前記試験制御信号受信手段は、前記主データ受信
に用いられる同期クロックから生成される試験制御信号
同期クロックにより、前記試験制御信号フレームを受信
する請求項1、2、及び3記載の通信試験制御装置であ
ることを特徴とする。また、本発明のうち、請求項5に
記載の発明は、前記試験制御装置は、さらに、前記試験
制御信号を付加したデータ信号を生成し送出するデータ
信号送出手段を有する請求項1、2、3、及び4記載の
試験制御装置であることを特徴とする。
【0007】また、本発明のうち、請求項6に記載の発
明は、遠隔に配置された通信先の対向する通信装置に送
出する試験データと、対向する通信装置から折り返し送
信された試験データと、を比較することにより対向する
通信装置及び対向する通信装置までの伝送路の障害有無
を判定する試験制御装置の試験制御方法において、前記
対向する通信装置が送出する主データ信号に前記主デー
タの通信速度より遅い所定通信速度を有する試験制御信
号フレームを重畳したデータ信号から前記試験制御信号
フレームを抽出し、抽出された前記試験制御信号フレー
ムを所定の数記憶し、前記記憶された試験制御信号フレ
ームが所定の要件に一致するか否かにより、前記通信装
置の障害有無を判定する手順、の試験制御方法であるこ
とを特徴とする。また、本発明のうち、請求項7に記載
の発明は、前記試験制御信号フレームは、同一のデータ
列であって、前記通信装置の障害有無を判定する手順
は、前記試験制御信号フレームが一致した場合に前記通
信装置は障害無と、前記試験制御信号が一致しなかった
場合に前記通信装置は障害有と判定する手順、の請求項
6記載の試験制御方法であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。本発明の一実施の形態である試験制御装
置の構成について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態である試験制御装置の構成図である。本発明に係る
試験制御装置は、主データ信号を受信し処理する主デー
タ受信手段10と、試験制御信号を受信し処理する試験
制御手段20とから成る。試験制御手段20は、試験制
御信号フレームを受信する試験制御信号受信手段21
と、抽出された試験制御信号フレームを所定の数記憶す
る試験制御信号記憶手段22と、記憶した試験制御信号
を判定して通信装置の障害有無を検出する判定手段23
とから成る。
【0009】対向する通信装置から送られてくるデータ
信号は、所定の通信速度の主データ信号に主データ信号
の通信速度より遅い通信速度である試験制御信号フレー
ムを重畳したデータ信号である。このデータ信号は、試
験実行時に試験制御装置が生成して対向する通信装置に
送信し、この通信装置がそのままこのデータ信号を送り
返す。あるいは、通常の通信処理において、通信装置は
送信時は常に、主データ信号に試験制御信号フレームを
重畳するようにしてもよい。主データ受信手段10は、
伝送路に接続し、対向する通信装置から送られてくるデ
ータ信号から主データを受信して処理を施す手段であ
る。
【0010】試験制御手段20は、伝送路に接続し、対
向する通信装置から送られてくるデータ信号から試験制
御信号フレームを受信し、このフレームにより対向する
通信装置の障害有無の判定を行う手段である。試験制御
信号受信手段21は、伝送路に接続し、試験制御信号の
通信速度に合わせた同期クロックを生成し、このクロッ
クによって試験制御信号フレームを受信する。制御信号
記憶手段22は、試験制御信号受信手段21の受信した
試験制御信号フレームを入力し、所定の数、順次記憶す
る手段である。記憶する手段としては、遅延回路などに
より試験制御信号フレームを一定期間記憶する手段や、
例えばデーコード回路によりデータ列にしてこれをメモ
リ等の記憶素子に記憶する手段等がある。判定手段23
は、試験制御信号記憶手段22に記憶された試験制御信
号フレームが所定の要件を満たしているかをチェック
し、所定の要件を満たしていれば通信装置に障害は発生
していないと判断し、所定の要件を満たしていなければ
通信装置に障害が発生しているとする手段である。例え
ば、試験制御信号フレームが同一のデータ列である場
合、記憶された所定の数のフレームが一致するか否かに
より、通信装置の障害有無を判定する。あるいは、試験
制御信号フレームがある規則で変化するような場合、記
憶されたフレームがこれに合うかがチェックされてもよ
い。
【0011】このような構成の試験制御装置の動作につ
いて説明する。対向する通信装置から、所定の通信速度
の主データ信号に主データ信号の通信速度より遅い通信
速度である試験制御信号フレームを重畳したデータ信号
が送信される。試験制御受信信号手段21により、試験
制御信号フレームが受信され、受信されたフレームは、
試験制御信号記憶手段22で一定の期間、記憶される。
判定手段23では、試験制御信号記憶手段22に記憶さ
れたフレームが所定の要件を満たしているか否かチェッ
クし、通信装置の障害有無を判定する。
【0012】次に、本発明の一実施の形態である試験制
御装置について、さらに詳細に説明する。図2は、本発
明の一実施の形態である試験制御装置のブロック図であ
る。図2に示した、本発明の一実施の形態である試験制
御装置は、試験制御信号受信手段21であるタイミング
設定回路21aと、試験制御信号記憶手段22である遅
延回路22a、22bと、判定手段23である検出回路
23a、判断回路23bと、から構成される。この試験
制御装置は、音声等の加入者データを1.5Mb/sに
多重して光伝送をする装置である。また、試験制御信号
フレームとして、4kb/sの通信信号を重畳する。
【0013】タイミング設定回路21aは、主データ信
号である1.5Mb/sの同期クロックより生成され
た、4kb/sの同期クロック信号を生成するタイミン
グ設定回路であり、4kb/sのデジタルデータから同
期BITを除いた、一致検出用タイミング信号を生成
し、検出回路23aへ出力する。遅延回路22a、22
bは、入力する4kb/sの入力信号を1フレーム毎に
遅延する。遅延回路22aの出力信号は、遅延回路22
b、及び検出回路23aに入力する。入力信号は、遅延
回路22aにより1フレーム遅延され、遅延回路22b
によりさらに1フレーム遅延される。検出回路23a
は、入力信号data1、遅延回路22aの出力である
data2、遅延回路22bの出力であるdata3を
入力し、タイミング設定回路21の生成するタイミング
で判断回路23bへ出力する。判断回路23bは、da
ta1、data2、data3が一致しているか否か
をチェックし、一致していれば、通信装置は正常である
と判断し、不一致であれば、障害が発生していると判断
する。
【0014】 このような構成の試験制御装置の動作及び
試験制御方法について説明する。対向する通信装置から
は、1.5Mb/sの主データ信号と共に、4kb/s
の試験制御信号が送られてくる。入力した最新の試験制
御信号フレームdata1は、遅延回路22aに入力す
る。次回フレーム入力時には、遅延回路22aからは前
回のフレームであるdata2が出力される。1フレー
ム遅延されたdata2は、遅延回路22bに入力す
る。次のフレーム入力時、遅延回路22bの出力は、前
々回のフレームであるdata3になる。このようにし
て、最新のフレームdata1、前回のフレームdat
a2、前々回のフレームdata3が生成され、タイミ
ング設定回路21の生成するタイミングに従って、検出
回路23aから判断回路23bへ出力される。この3フ
レームはすべて同一のデータ列であるため、判断回路
3bでは、data1、data2、data3が一致
しているか否かをチェックし、一致していれば、通信装
置は正常であると判断し、不一致であれば、障害が発生
していると判断する。ここでは、3フレームの一致とし
たが、本発明は、これに限定されない。
【0015】 次に、上記説明の試験制御装置の動作を、
タイミングチャートを用いて説明する。図3は、本発明
の一実施の形態である試験制御装置のデータ信号のタイ
ミングチャートである。主データ信号である1.5Mb
/sの信号に、4kb/sの試験制御信号を重畳するこ
とにより、250μs間隔に上記説明の手順による通信
装置診断が行われることになる。図に示したように、例
えば、バーストエラー等が生じた場合、1.5Mb/s
の主データ信号では、符号誤りとなり、エラーとなる。
これに対し、試験制御信号は、正常に受信することがで
きる。1.5Mb/sの主データ信号がエラーであって
も、4kb/sの試験制御信号は正常であるため、通信
装置単体に障害が発生しているのではないことがわか
る。
【0016】 なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、試験制御装置
の有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り
可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述してお
く。そして、このプログラムをコンピュータで実行する
ことにより、上記処理がコンピュータで実現される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、対向
する通信装置が送出する主データ信号に前記主データの
通信速度より遅い所定通信速度を有する試験制御信号フ
レームを重畳したデータ信号から前記試験制御信号フレ
ームを抽出し、このフレームにより通信装置の障害有無
を判定するため、頻度の低いBITエラーや群発的に発
生するエラーのときでも、遠隔からの試験制御信号フレ
ーム受信が可能となり、障害の原因が伝送路の障害であ
るか、対向する通信装置単体の障害であるかを切り分け
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である試験制御装置の
構成図である。
【図2】 本発明の一実施の形態である試験制御装置の
ブロック図である。
【図3】 本発明の一実施の形態である試験制御装置の
データ信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】 10 主データ信号受信手段 20 試験制御手段 21 試験制御信号受信手段 21a タイミング設定回路 22 試験制御信号記憶手段 22a、22b 遅延回路 23 判定手段 23a 検出回路 23b 判断回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置の障害有無を判定する試験制御
    装置において、対向する通信装置が送出する主データ信
    号に前記主データの通信速度より遅い所定通信速度を有
    する試験制御信号フレームを重畳したデータ信号から前
    記試験制御信号フレームを抽出する試験制御信号受信手
    段と、前記試験制御信号受信手段によって抽出された前
    記試験制御信号フレームを所定の数記憶する試験制御信
    号記憶手段と、前記記憶手段に記憶された試験制御信号
    フレームが所定の要件に一致するか否かにより前記通信
    装置の障害有無を判定する判定手段と、を有することを
    特徴とする試験制御装置。
  2. 【請求項2】 前記試験制御信号記憶手段は、試験制御
    信号受信手段の試験制御信号抽出に同期して動作する遅
    延回路の組み合わせであることを特徴とする請求項1記
    載の試験制御装置。
  3. 【請求項3】 前記試験制御信号フレームは、同一のデ
    ータ列であって、前記判定手段は、前記診断に用いられ
    る試験制御信号フレームが3回連続して一致するか否か
    により障害の有無を判定する手段であることを特徴とす
    る請求項1、及び2記載の通信試験制御装置。
  4. 【請求項4】 前記試験制御信号受信手段は、前記主デ
    ータ受信に用いられる同期クロックから生成される試験
    制御信号同期クロックにより、前記試験制御信号フレー
    ムを受信することを特徴とする請求項1、2、及び3記
    載の通信試験制御装置。
  5. 【請求項5】 前記試験制御装置は、さらに、前記試験
    制御信号を付加したデータ信号を生成し送出するデータ
    信号送出手段を有することを特徴とする請求項1、2、
    3、及び4記載の試験制御装置。
  6. 【請求項6】 通信装置の障害有無を判定する試験制御
    装置の試験制御方法において、対向する通信装置が送出
    する主データ信号に前記主データの通信速度より遅い所
    定通信速度を有する試験制御信号フレームを重畳したデ
    ータ信号から前記試験制御信号フレームを抽出し、抽出
    された前記試験制御信号フレームを所定の数記憶し、前
    記記憶された試験制御信号フレームが所定の要件に一致
    するか否かを調べ、前記通信装置の障害有無を判定する
    手順、であることを特徴とする試験制御方法。
  7. 【請求項7】 前記試験制御信号フレームは、同一のデ
    ータ列であって、 前記通信装置の障害有無を判定する手順は、前記試験制
    御信号フレームが一致した場合に前記通信装置は障害無
    と、前記試験制御信号が一致しなかった場合に前記通信
    装置は障害有と判定する手順、 であることを特徴とする請求項6記載の試験制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014230248A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 ニチコン株式会社 通信装置およびdc−dcコンバータ

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