JPH0936841A - 伝送装置および伝送システム - Google Patents
伝送装置および伝送システムInfo
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- JPH0936841A JPH0936841A JP8105308A JP10530896A JPH0936841A JP H0936841 A JPH0936841 A JP H0936841A JP 8105308 A JP8105308 A JP 8105308A JP 10530896 A JP10530896 A JP 10530896A JP H0936841 A JPH0936841 A JP H0936841A
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送装置および伝送システムに関し、バッフ
ァメモリの故障による符号誤りをも検出し、バッファメ
モリも含めた回線の信頼度を十分に確保するデータ伝送
方式を提供する。 【解決手段】 上り側記憶手段の前段に、入力データに
対してフレームを構成するフレーム構成手段と、フレー
ム構成データに対して誤りチェックのためのチェック符
号を挿入するチェック符号発生手段とを有し、後段に、
上り側記憶手段から読み出したデータに挿入されたチェ
ック符号の検査を行なう上り側記憶手段用符号チェック
手段を有し、下り側記憶手段の前段に、入力データに挿
入されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路用符
号チェック手段を有し、後段に、下り側記憶手段から読
み出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行な
う下り側記憶手段用符号チェック手段を有する構成とす
る。
ァメモリの故障による符号誤りをも検出し、バッファメ
モリも含めた回線の信頼度を十分に確保するデータ伝送
方式を提供する。 【解決手段】 上り側記憶手段の前段に、入力データに
対してフレームを構成するフレーム構成手段と、フレー
ム構成データに対して誤りチェックのためのチェック符
号を挿入するチェック符号発生手段とを有し、後段に、
上り側記憶手段から読み出したデータに挿入されたチェ
ック符号の検査を行なう上り側記憶手段用符号チェック
手段を有し、下り側記憶手段の前段に、入力データに挿
入されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路用符
号チェック手段を有し、後段に、下り側記憶手段から読
み出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行な
う下り側記憶手段用符号チェック手段を有する構成とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッファメモリを有する
伝送装置に係り、特に伝送路において発生する符号誤り
を検出すると同時に、バッファメモリにおいて発生する
符号誤りをも検出できるようにした伝送装置および伝送
システムに関するものである。
伝送装置に係り、特に伝送路において発生する符号誤り
を検出すると同時に、バッファメモリにおいて発生する
符号誤りをも検出できるようにした伝送装置および伝送
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は従来例のディジタル回線終端装置
(DSU)のブロック構成図である。図において、1は
端末装置から入力するバイポーラ信号のデータをユニポ
ーラ信号に変換して出力し、あるいはユニポーラ信号を
バイポーラ信号に変換して端末装置に出力する端末側イ
ンタフェース(IF)部、2は該端末側IF部からのデ
ータの同期をとる上り側同期保護部である。
(DSU)のブロック構成図である。図において、1は
端末装置から入力するバイポーラ信号のデータをユニポ
ーラ信号に変換して出力し、あるいはユニポーラ信号を
バイポーラ信号に変換して端末装置に出力する端末側イ
ンタフェース(IF)部、2は該端末側IF部からのデ
ータの同期をとる上り側同期保護部である。
【0003】3は端末側(書き込み側)と伝送路側(読
み出し側)のクロックの位相を吸収する上り側バッファ
メモリ部、4は該入力データから該端末装置が通信中で
あるか否かを示す情報(S情報)を抜き出し、上り側制
御信号設定部5に加える上り側ST・DROP部(Stat
us Drop 部)、5は伝送路側のクロックに乗り換えられ
たデータに対して、各種制御信号を設定する上り側制御
信号設定部である。
み出し側)のクロックの位相を吸収する上り側バッファ
メモリ部、4は該入力データから該端末装置が通信中で
あるか否かを示す情報(S情報)を抜き出し、上り側制
御信号設定部5に加える上り側ST・DROP部(Stat
us Drop 部)、5は伝送路側のクロックに乗り換えられ
たデータに対して、各種制御信号を設定する上り側制御
信号設定部である。
【0004】6は該データを加入者線伝送路に送出する
ためにフレームの先頭を示すフレームパルスを挿入する
フレームパルス(FP)設定部、7は加入者線伝送路に
おいて発生する符号誤りを、該伝送路に接続された対向
装置において検出できるようにCRCチェックコードを
データに挿入するCRC発生部、8は該データを伝送路
に送出するために電気→光変換する伝送路側インタフェ
ース(IF)部である。
ためにフレームの先頭を示すフレームパルスを挿入する
フレームパルス(FP)設定部、7は加入者線伝送路に
おいて発生する符号誤りを、該伝送路に接続された対向
装置において検出できるようにCRCチェックコードを
データに挿入するCRC発生部、8は該データを伝送路
に送出するために電気→光変換する伝送路側インタフェ
ース(IF)部である。
【0005】また、伝送路側IF部8は伝送路を介して
対向装置から送られてくる入力データを光→電気変換
し、9は該データの同期をとる下り側同期保護部、10は
該データ中のCRCチェックコードをチェックし、伝送
路において発生する符号誤りを検出する下り側伝送路用
CRCチェック部である。
対向装置から送られてくる入力データを光→電気変換
し、9は該データの同期をとる下り側同期保護部、10は
該データ中のCRCチェックコードをチェックし、伝送
路において発生する符号誤りを検出する下り側伝送路用
CRCチェック部である。
【0006】11は該データから、データ端末装置が通信
中であるか否かを示す情報(S情報)と、端末装置側が
故障か使用不能の状態を示す情報(UNR情報)を抜き
出し、下り側制御信号設定部14に加え、また伝送路側の
障害を示す情報(DNR情報)を抜き出し、論理和ゲー
ト(ORゲート)13に加える下り側ST・DROP部、
12は伝送路側(書き込み側)クロックと端末側(読み出
し側)クロックの位相を吸収する下り側バッファメモリ
部である。
中であるか否かを示す情報(S情報)と、端末装置側が
故障か使用不能の状態を示す情報(UNR情報)を抜き
出し、下り側制御信号設定部14に加え、また伝送路側の
障害を示す情報(DNR情報)を抜き出し、論理和ゲー
ト(ORゲート)13に加える下り側ST・DROP部、
12は伝送路側(書き込み側)クロックと端末側(読み出
し側)クロックの位相を吸収する下り側バッファメモリ
部である。
【0007】13は下り側ST・DROP部11が抜き出し
たDNR情報と、下り側同期保護部9が検出した同期外
れ信号の論理和をとる論理和ゲート(ORゲート)、14
は端末側(読み出し側)クロックに乗り換えられたデー
タに対して各種制御信号を設定する下り側制御信号設定
部、15はディジタル回線終端装置内の発振器周波数を伝
送路側入力データから抽出したクロックに従属させるた
めのPLO部である。
たDNR情報と、下り側同期保護部9が検出した同期外
れ信号の論理和をとる論理和ゲート(ORゲート)、14
は端末側(読み出し側)クロックに乗り換えられたデー
タに対して各種制御信号を設定する下り側制御信号設定
部、15はディジタル回線終端装置内の発振器周波数を伝
送路側入力データから抽出したクロックに従属させるた
めのPLO部である。
【0008】端末装置から入力したデータは、端末側I
F部1でバイポーラ/ユニポーラ変換され、端末側クロ
ックにより上り側バッファメモリ部3に書き込まれ、P
LO部15で伝送路側のクロックに従属したクロックによ
り順次読み出される。
F部1でバイポーラ/ユニポーラ変換され、端末側クロ
ックにより上り側バッファメモリ部3に書き込まれ、P
LO部15で伝送路側のクロックに従属したクロックによ
り順次読み出される。
【0009】読み出されたデータに対して、上り側同期
保護部2での同期確立/外れ信号や、下り側同期保護部
9での同期確立/外れ信号、上り側ST・DROP部4
でのS情報、下り側伝送路用CRCチェック部10でチェ
ックした結果の伝送路誤りの有無を示す信号が、上り側
制御信号設定部5でデータ内に挿入される。
保護部2での同期確立/外れ信号や、下り側同期保護部
9での同期確立/外れ信号、上り側ST・DROP部4
でのS情報、下り側伝送路用CRCチェック部10でチェ
ックした結果の伝送路誤りの有無を示す信号が、上り側
制御信号設定部5でデータ内に挿入される。
【0010】そして、FP設定部6でフレームパルスを
挿入してフレームを構成し、CRC発生部7でフレーム
を構成したデータに対してCRC演算を行い、CRCチ
ェックコードを付加し、伝送路側IF部8で電気/光変
換して、伝送路へ送出する。
挿入してフレームを構成し、CRC発生部7でフレーム
を構成したデータに対してCRC演算を行い、CRCチ
ェックコードを付加し、伝送路側IF部8で電気/光変
換して、伝送路へ送出する。
【0011】ここで、CRCチェックコードの付加方法
について説明する。図14は一例のフレームの構成を示す
が、図において、1フレームは例えば24個のタイムスロ
ット(TS)とフレームビット(F)からなり、このフ
レームが24個集まって1マルチフレームを構成する。そ
して、1マルチフレームの単位でデータが伝送される。
について説明する。図14は一例のフレームの構成を示す
が、図において、1フレームは例えば24個のタイムスロ
ット(TS)とフレームビット(F)からなり、このフ
レームが24個集まって1マルチフレームを構成する。そ
して、1マルチフレームの単位でデータが伝送される。
【0012】CRC発生部7で、データに対して所定の
計算式に基づいて演算を行い、結果として得られるCR
Cチェックコード(C)を、図14の1マルチフレームの
所定のフレーム(図では、2、6、10、14、18、及び22
のフレーム)の各フレームビット(F)位置に挿入す
る。
計算式に基づいて演算を行い、結果として得られるCR
Cチェックコード(C)を、図14の1マルチフレームの
所定のフレーム(図では、2、6、10、14、18、及び22
のフレーム)の各フレームビット(F)位置に挿入す
る。
【0013】次に、伝送路から入力したデータは、伝送
路側IF部8で光/電気変換され、伝送路側クロックで
下り側バッファメモリ部12に書き込まれ、PLO部15で
伝送路側のクロックに従属したクロックで順次読み出さ
れる。
路側IF部8で光/電気変換され、伝送路側クロックで
下り側バッファメモリ部12に書き込まれ、PLO部15で
伝送路側のクロックに従属したクロックで順次読み出さ
れる。
【0014】該読み出されたデータに対して、上り側同
期保護部2での同期確立/外れ信号や、下り側同期保護
部9での同期確立/外れ信号、下り側ST・DROP部
11でのS/UNR/DNR信号が、下り側制御信号設定
部14でデータ内に挿入され、端末側IF部1でユニポー
ラ/バイポーラ変換され、端末装置へ送出される。
期保護部2での同期確立/外れ信号や、下り側同期保護
部9での同期確立/外れ信号、下り側ST・DROP部
11でのS/UNR/DNR信号が、下り側制御信号設定
部14でデータ内に挿入され、端末側IF部1でユニポー
ラ/バイポーラ変換され、端末装置へ送出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置の構成に
おいては、伝送路において発生する符号誤りは検出でき
るが、バッファメモリにおいて発生する符号誤りは検出
できない。
おいては、伝送路において発生する符号誤りは検出でき
るが、バッファメモリにおいて発生する符号誤りは検出
できない。
【0016】このため、バッファメモリが故障した場合
には、バッファメモリの後段にCRC発生部が接続され
ているため、誤ったデータを正常と思い、その誤ったデ
ータに対してCRC演算を行い、CRCチェックコード
を付加して送出することになるため、対向装置の受信側
でも誤りを検出できなくなり、バッファメモリも含めた
回線の信頼度を十分に確保できなくなるという問題があ
った。
には、バッファメモリの後段にCRC発生部が接続され
ているため、誤ったデータを正常と思い、その誤ったデ
ータに対してCRC演算を行い、CRCチェックコード
を付加して送出することになるため、対向装置の受信側
でも誤りを検出できなくなり、バッファメモリも含めた
回線の信頼度を十分に確保できなくなるという問題があ
った。
【0017】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、バッファメモリの故障による符号誤りをも
検出し、バッファメモリも含めた回線の信頼度を十分に
確保する伝送装置および伝送システムを提供することを
目的とする。
れたもので、バッファメモリの故障による符号誤りをも
検出し、バッファメモリも含めた回線の信頼度を十分に
確保する伝送装置および伝送システムを提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題点は以下の装置
の構成によって解決される。 (請求項1) 図1に示すように、端末装置からの入力
データを書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路か
らの入力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを
有し、データの送受信を行なう伝送装置であって、該上
り側記憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに
対してフレームパルスを設定してフレームを構成するフ
レーム構成手段と、該フレームを構成したデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入し該挿入後
のデータを該上り側記憶手段に書き込むチェック符号発
生手段とを有し、該上り側記憶手段の後段に、該上り側
記憶手段から読み出したデータに挿入されたチェック符
号の検査を行なう上り側記憶手段用符号チェック手段を
有し、該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの入力
データに挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側
伝送路用符号チェック手段を有し、該下り側記憶手段の
後段に、該下り側記憶手段から読み出したデータに挿入
されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手段用符
号チェック手段を有する構成とする。
の構成によって解決される。 (請求項1) 図1に示すように、端末装置からの入力
データを書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路か
らの入力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを
有し、データの送受信を行なう伝送装置であって、該上
り側記憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに
対してフレームパルスを設定してフレームを構成するフ
レーム構成手段と、該フレームを構成したデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入し該挿入後
のデータを該上り側記憶手段に書き込むチェック符号発
生手段とを有し、該上り側記憶手段の後段に、該上り側
記憶手段から読み出したデータに挿入されたチェック符
号の検査を行なう上り側記憶手段用符号チェック手段を
有し、該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの入力
データに挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側
伝送路用符号チェック手段を有し、該下り側記憶手段の
後段に、該下り側記憶手段から読み出したデータに挿入
されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手段用符
号チェック手段を有する構成とする。
【0019】この結果、上り側記憶手段から読み出した
データに対して、上り側記憶手段用符号チェック手段
で、挿入されたチェック符号の検査を行なうことによ
り、上り側記憶手段の故障を検出することができる。
データに対して、上り側記憶手段用符号チェック手段
で、挿入されたチェック符号の検査を行なうことによ
り、上り側記憶手段の故障を検出することができる。
【0020】また、下り側伝送路用符号チェック手段で
伝送路からの入力データに挿入されたチェック符号の検
査を行なうことにより、伝送路で発生する符号誤りを検
出することができる。又、該伝送路からの入力データを
下り側記憶手段に書き込み、下り側記憶手段から読み出
したデータに対して、下り側記憶手段用符号チェック手
段でチェック符号の検査を行なうことにより、該下り側
記憶手段の故障を検出することができる。
伝送路からの入力データに挿入されたチェック符号の検
査を行なうことにより、伝送路で発生する符号誤りを検
出することができる。又、該伝送路からの入力データを
下り側記憶手段に書き込み、下り側記憶手段から読み出
したデータに対して、下り側記憶手段用符号チェック手
段でチェック符号の検査を行なうことにより、該下り側
記憶手段の故障を検出することができる。
【0021】(請求項2) 請求項1に記載のチェック
符号としてCRC符号を用いることができる。 (請求項3) 端末装置からの入力データを書き込み読
み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを書
き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送受
信を行なう伝送装置であって、該上り側記憶手段の入力
に接続され、該端末装置からの入力データに対してフレ
ームパルスを設定してフレームを構成して出力するフレ
ーム構成手段と、該フレームを構成したデータに対して
誤りチェックのためのパリティ符号を発生する第1のパ
リティ符号発生手段と、該上り側記憶手段から読み出し
たデータに対して誤りチェックのためのパリティ符号を
発生する第2のパリティ符号発生手段と、該第1及び第
2のパリティ符号発生手段の出力を比較するパリティ結
果比較手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータ
に対して誤りチェックのためのチェック符号を挿入する
チェック符号発生手段と、該伝送路から該下り側記憶手
段に入力するデータに挿入されたチェック符号の検査を
行なう下り側伝送路用符号チェック手段と、該下り側記
憶手段から読み出したデータに挿入されたチェック符号
の検査を行なう下り側記憶手段用符号チェック手段とを
有する構成とする。
符号としてCRC符号を用いることができる。 (請求項3) 端末装置からの入力データを書き込み読
み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを書
き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送受
信を行なう伝送装置であって、該上り側記憶手段の入力
に接続され、該端末装置からの入力データに対してフレ
ームパルスを設定してフレームを構成して出力するフレ
ーム構成手段と、該フレームを構成したデータに対して
誤りチェックのためのパリティ符号を発生する第1のパ
リティ符号発生手段と、該上り側記憶手段から読み出し
たデータに対して誤りチェックのためのパリティ符号を
発生する第2のパリティ符号発生手段と、該第1及び第
2のパリティ符号発生手段の出力を比較するパリティ結
果比較手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータ
に対して誤りチェックのためのチェック符号を挿入する
チェック符号発生手段と、該伝送路から該下り側記憶手
段に入力するデータに挿入されたチェック符号の検査を
行なう下り側伝送路用符号チェック手段と、該下り側記
憶手段から読み出したデータに挿入されたチェック符号
の検査を行なう下り側記憶手段用符号チェック手段とを
有する構成とする。
【0022】上記構成により、第1及び第2のパリティ
符号発生手段の出力をパリティ結果比較手段で比較し
て、両者が不一致のときは上り側記憶手段の故障と判断
する。また、第1のパリティ符号発生手段の出力を上り
側記憶手段に入力する構成とはしていないため、上り側
記憶手段に入力するフレーム上のデータがつぶされるこ
とはない。
符号発生手段の出力をパリティ結果比較手段で比較し
て、両者が不一致のときは上り側記憶手段の故障と判断
する。また、第1のパリティ符号発生手段の出力を上り
側記憶手段に入力する構成とはしていないため、上り側
記憶手段に入力するフレーム上のデータがつぶされるこ
とはない。
【0023】(請求項4) 請求項1及び請求項3に記
載のフレーム構成手段は、前記端末装置からの入力デー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
るとともに、前記下り側記憶手段が故障した場合に該故
障を示す信号を前記フレームを構成したデータの所定ビ
ット位置に挿入するように構成する。この結果、伝送路
の他端に接続された対向装置において、この下り側記憶
手段の故障を認識することができる。
載のフレーム構成手段は、前記端末装置からの入力デー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
るとともに、前記下り側記憶手段が故障した場合に該故
障を示す信号を前記フレームを構成したデータの所定ビ
ット位置に挿入するように構成する。この結果、伝送路
の他端に接続された対向装置において、この下り側記憶
手段の故障を認識することができる。
【0024】(請求項5) 端末装置からの入力データ
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成する第1のフ
レーム構成手段と、該フレームを構成したデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入する第1の
チェック符号発生手段とを有し、該上り側記憶手段の後
段に、該上り側記憶手段から読み出したデータに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成する第2のフ
レーム構成手段と、該フレーム構成をしたデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入する第2の
チェック符号発生手段と、該第2のフレーム構成手段と
該第2のチェック符号発生手段の出力を比較する比較手
段とを有し、該下り側記憶手段の前段に、該伝送路から
の入力データに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側伝送路用符号チェック手段を有し、該下り側記憶
手段の後段に、該下り側記憶手段から読み出したデータ
に挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手
段用符号チェック手段を有する構成とする。
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成する第1のフ
レーム構成手段と、該フレームを構成したデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入する第1の
チェック符号発生手段とを有し、該上り側記憶手段の後
段に、該上り側記憶手段から読み出したデータに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成する第2のフ
レーム構成手段と、該フレーム構成をしたデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入する第2の
チェック符号発生手段と、該第2のフレーム構成手段と
該第2のチェック符号発生手段の出力を比較する比較手
段とを有し、該下り側記憶手段の前段に、該伝送路から
の入力データに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側伝送路用符号チェック手段を有し、該下り側記憶
手段の後段に、該下り側記憶手段から読み出したデータ
に挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手
段用符号チェック手段を有する構成とする。
【0025】端末装置からデータとともに入力するクロ
ックが断のとき、上り側記憶手段に書き込まれるデータ
は意味のないものとなるため、その前段でデータに誤り
チェックのためのチェック符号を挿入しても、伝送路の
他端に接続された対向装置では、該伝送装置の故障や伝
送路での誤りと誤認識してしまう。
ックが断のとき、上り側記憶手段に書き込まれるデータ
は意味のないものとなるため、その前段でデータに誤り
チェックのためのチェック符号を挿入しても、伝送路の
他端に接続された対向装置では、該伝送装置の故障や伝
送路での誤りと誤認識してしまう。
【0026】このため、端末装置から入力するクロック
が断のときも、上り側記憶手段の後段の第2のフレーム
構成手段で新たにフレームを構成し、第2のチェック符
号発生手段で誤りチェックのためのチェック符号を挿入
することにより、対向装置に対し該伝送装置の正常性を
示し、対向装置での同期外れを防ぐことができる。
が断のときも、上り側記憶手段の後段の第2のフレーム
構成手段で新たにフレームを構成し、第2のチェック符
号発生手段で誤りチェックのためのチェック符号を挿入
することにより、対向装置に対し該伝送装置の正常性を
示し、対向装置での同期外れを防ぐことができる。
【0027】更に、比較手段で、第2のフレーム構成手
段と第2のチェック符号発生手段のの出力が不一致のと
きには、上り側記憶手段の故障と判定する。 (請求項6及び請求項9) 端末装置からの入力データ
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の入力に接続され、該端末装置からの入力データ
に対してフレームパルスを設定しフレームを構成して出
力する第1のフレーム構成手段と、該第1のフレーム構
成手段で該フレームを構成したデータに対して誤りチェ
ックのためのパリティ符号を発生する第1のパリティ符
号発生手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータ
に対してフレームパルスを設定してフレームを構成する
第2のフレーム構成手段と、該第2のフレーム構成手段
で該フレーム構成をしたデータに対して誤りチェックの
ためのチェック符号を挿入するチェック符号発生手段
と、該上り側記憶手段から読み出したデータに対して誤
りチェックのためのパリティ符号を発生する第2のパリ
ティ符号発生手段と、該第1及び第2のパリティ符号発
生手段の出力を比較するパリティ結果比較手段と、該伝
送路から該下り側記憶手段に入力するデータに挿入され
たチェック符号の検査を行なう下り側伝送路用符号チェ
ック手段と、該下り側記憶手段から読み出したデータに
挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手段
用符号チェック手段とを有する構成とする。(請求項
6) 請求項6に記載の第2のフレーム構成手段は、前記上り
側記憶手段から読み出したデータに対してフレームパル
スを設定してフレームを構成するとともに、前記パリテ
ィ結果比較手段の出力情報を前記フレームを構成したデ
ータの所定ビット位置に挿入するように構成する。(請
求項9) 前述した請求項3の場合と同様に、第1及び第2のパリ
ティ符号発生手段の出力をパリティ結果比較手段で比較
することにより、上り側記憶手段の故障を検出すること
ができる。また、上り側記憶手段の出力に第2のフレー
ム構成手段を設けた意味も、請求項5に記載の発明と同
じである。
段と第2のチェック符号発生手段のの出力が不一致のと
きには、上り側記憶手段の故障と判定する。 (請求項6及び請求項9) 端末装置からの入力データ
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の入力に接続され、該端末装置からの入力データ
に対してフレームパルスを設定しフレームを構成して出
力する第1のフレーム構成手段と、該第1のフレーム構
成手段で該フレームを構成したデータに対して誤りチェ
ックのためのパリティ符号を発生する第1のパリティ符
号発生手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータ
に対してフレームパルスを設定してフレームを構成する
第2のフレーム構成手段と、該第2のフレーム構成手段
で該フレーム構成をしたデータに対して誤りチェックの
ためのチェック符号を挿入するチェック符号発生手段
と、該上り側記憶手段から読み出したデータに対して誤
りチェックのためのパリティ符号を発生する第2のパリ
ティ符号発生手段と、該第1及び第2のパリティ符号発
生手段の出力を比較するパリティ結果比較手段と、該伝
送路から該下り側記憶手段に入力するデータに挿入され
たチェック符号の検査を行なう下り側伝送路用符号チェ
ック手段と、該下り側記憶手段から読み出したデータに
挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手段
用符号チェック手段とを有する構成とする。(請求項
6) 請求項6に記載の第2のフレーム構成手段は、前記上り
側記憶手段から読み出したデータに対してフレームパル
スを設定してフレームを構成するとともに、前記パリテ
ィ結果比較手段の出力情報を前記フレームを構成したデ
ータの所定ビット位置に挿入するように構成する。(請
求項9) 前述した請求項3の場合と同様に、第1及び第2のパリ
ティ符号発生手段の出力をパリティ結果比較手段で比較
することにより、上り側記憶手段の故障を検出すること
ができる。また、上り側記憶手段の出力に第2のフレー
ム構成手段を設けた意味も、請求項5に記載の発明と同
じである。
【0028】この結果、上記パリティ結果比較手段の比
較結果を、第2のフレーム構成手段によりフレームを構
成したデータの所定ビット位置に挿入することにより、
該比較結果が不一致のときには、対向装置で該上り側記
憶手段の故障を認識することができる。
較結果を、第2のフレーム構成手段によりフレームを構
成したデータの所定ビット位置に挿入することにより、
該比較結果が不一致のときには、対向装置で該上り側記
憶手段の故障を認識することができる。
【0029】(請求項7) 請求項5及び請求項6に記
載の第1及び第2のフレーム構成手段は、それぞれ前記
端末装置からの入力データおよび上り側記憶手段から読
み出したデータに対してフレームパルスを設定してフレ
ームを構成するとともに、前記下り側記憶手段が故障し
た場合に該故障を示す信号を前記各フレームを構成した
データの所定ビット位置に挿入するように構成する。
載の第1及び第2のフレーム構成手段は、それぞれ前記
端末装置からの入力データおよび上り側記憶手段から読
み出したデータに対してフレームパルスを設定してフレ
ームを構成するとともに、前記下り側記憶手段が故障し
た場合に該故障を示す信号を前記各フレームを構成した
データの所定ビット位置に挿入するように構成する。
【0030】下り側記憶手段の故障を示す信号を、第1
のフレーム構成手段でデータの所定ビット位置に挿入す
ることにより、伝送路の他端に接続された対向装置で、
該下り側記憶手段の故障を認識することができる。ま
た、端末装置からの入力クロックが断のときには、第2
のフレーム構成手段で故障を示す信号をデータの所定ビ
ット位置に挿入することにより、対向装置で認識するこ
とができる。
のフレーム構成手段でデータの所定ビット位置に挿入す
ることにより、伝送路の他端に接続された対向装置で、
該下り側記憶手段の故障を認識することができる。ま
た、端末装置からの入力クロックが断のときには、第2
のフレーム構成手段で故障を示す信号をデータの所定ビ
ット位置に挿入することにより、対向装置で認識するこ
とができる。
【0031】(請求項8) 請求項5に記載の第2のフ
レーム構成手段は、前記上り側記憶手段から読み出した
データに対してフレームパルスを設定してフレームを構
成するとともに、前記比較手段の比較結果の情報を前記
フレームを構成したデータの所定ビット位置に挿入する
ように構成する。この結果、該比較結果が不一致のとき
には、対向装置で該上り側記憶手段の故障を認識するこ
とができる。
レーム構成手段は、前記上り側記憶手段から読み出した
データに対してフレームパルスを設定してフレームを構
成するとともに、前記比較手段の比較結果の情報を前記
フレームを構成したデータの所定ビット位置に挿入する
ように構成する。この結果、該比較結果が不一致のとき
には、対向装置で該上り側記憶手段の故障を認識するこ
とができる。
【0032】(請求項10) 端末装置からの入力データ
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成するフレーム
構成手段と、該フレームを構成したデータに対して誤り
チェックのためのパリティ符号を挿入するパリティ符号
発生手段とを有し、該上り側記憶手段の後段に、該上り
側記憶手段から読み出したデータに挿入されたパリティ
符号の検査を行なう上り側記憶手段用パリティチェック
手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入するチェッ
ク符号発生手段とを有し、該下り側記憶手段の前段に、
該伝送路からの入力データに挿入されたチェック符号の
検査を行なう下り側伝送路用符号チェック手段を有し、
該下り側記憶手段の後段に、該下り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側記憶手段用符号チェック手段を有する構成とす
る。
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成するフレーム
構成手段と、該フレームを構成したデータに対して誤り
チェックのためのパリティ符号を挿入するパリティ符号
発生手段とを有し、該上り側記憶手段の後段に、該上り
側記憶手段から読み出したデータに挿入されたパリティ
符号の検査を行なう上り側記憶手段用パリティチェック
手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータに対し
て誤りチェックのためのチェック符号を挿入するチェッ
ク符号発生手段とを有し、該下り側記憶手段の前段に、
該伝送路からの入力データに挿入されたチェック符号の
検査を行なう下り側伝送路用符号チェック手段を有し、
該下り側記憶手段の後段に、該下り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側記憶手段用符号チェック手段を有する構成とす
る。
【0033】前記請求項1において、誤りチェックのた
めのチェック符号としてパリティ符号を用いたものであ
り、これにより上り側記憶手段の故障を検出することが
できる。更に、上り側記憶手段の出力にチェック符号発
生手段を設けることにより、対向装置で、上り側記憶手
段の故障と伝送路での誤りを判別することができる。
めのチェック符号としてパリティ符号を用いたものであ
り、これにより上り側記憶手段の故障を検出することが
できる。更に、上り側記憶手段の出力にチェック符号発
生手段を設けることにより、対向装置で、上り側記憶手
段の故障と伝送路での誤りを判別することができる。
【0034】(請求項11) 請求項10に記載のフレーム
構成手段は、前記端末装置からの入力データに対してフ
レームパルスを設定してフレームを構成するとともに、
前記下り側記憶手段が故障した場合に該故障を示す信号
を前記フレームを構成したデータの所定ビット位置に挿
入するように構成する。この結果、対向装置で、該下り
側記憶手段の故障を認識することができる。
構成手段は、前記端末装置からの入力データに対してフ
レームパルスを設定してフレームを構成するとともに、
前記下り側記憶手段が故障した場合に該故障を示す信号
を前記フレームを構成したデータの所定ビット位置に挿
入するように構成する。この結果、対向装置で、該下り
側記憶手段の故障を認識することができる。
【0035】(請求項12) 端末装置からの入力データ
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成する第1のフ
レーム構成手段と、該第1のフレーム構成手段でフレー
ム構成をしたデータに対して誤りチェックのためのパリ
ティ符号を挿入するパリティ符号発生手段とを有し、該
上り側記憶手段の後段に、該上り側記憶手段から読み出
したデータに対してフレームパルスを設定してフレーム
を構成する第2のフレーム構成手段と、該第2のフレー
ム構成手段でフレームを構成したデータに対して誤りチ
ェックのためのチェック符号を挿入するチェック符号発
生手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータに対
してパリティ符号の検査を行なうパリティチェック手段
とを有し、該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの
入力データに挿入されたチェック符号の検査を行なう下
り側伝送路用符号チェック手段を有し、該下り側記憶手
段の後段に、該下り側記憶手段から読み出したデータに
挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手段
用符号チェック手段を有する構成とする。
を書き込み読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入
力データを書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、
データの送受信を行なう伝送装置であって、該上り側記
憶手段の前段に、該端末装置からの入力データに対して
フレームパルスを設定してフレームを構成する第1のフ
レーム構成手段と、該第1のフレーム構成手段でフレー
ム構成をしたデータに対して誤りチェックのためのパリ
ティ符号を挿入するパリティ符号発生手段とを有し、該
上り側記憶手段の後段に、該上り側記憶手段から読み出
したデータに対してフレームパルスを設定してフレーム
を構成する第2のフレーム構成手段と、該第2のフレー
ム構成手段でフレームを構成したデータに対して誤りチ
ェックのためのチェック符号を挿入するチェック符号発
生手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータに対
してパリティ符号の検査を行なうパリティチェック手段
とを有し、該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの
入力データに挿入されたチェック符号の検査を行なう下
り側伝送路用符号チェック手段を有し、該下り側記憶手
段の後段に、該下り側記憶手段から読み出したデータに
挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側記憶手段
用符号チェック手段を有する構成とする。
【0036】チェック符号としてパリティ符号を用い、
上り側記憶手段の出力にパリティチェック手段を設ける
ことにより、上り側記憶手段の故障を検出することがで
きる。更に、上り側記憶手段の出力に、該第2のフレー
ム構成手段と、伝送路での誤りをチェックするためのチ
ェック符号発生手段とを設けることにより、端末装置か
らの入力クロックが断のときにも対向装置に対し該伝送
装置の正常性を示し、対向装置での同期外れを防ぐとと
もに、伝送路での符号誤りも検出できる。
上り側記憶手段の出力にパリティチェック手段を設ける
ことにより、上り側記憶手段の故障を検出することがで
きる。更に、上り側記憶手段の出力に、該第2のフレー
ム構成手段と、伝送路での誤りをチェックするためのチ
ェック符号発生手段とを設けることにより、端末装置か
らの入力クロックが断のときにも対向装置に対し該伝送
装置の正常性を示し、対向装置での同期外れを防ぐとと
もに、伝送路での符号誤りも検出できる。
【0037】(請求項13) 請求項12に記載の第1及び
第2のフレーム構成手段は、それぞれ前記端末装置から
の入力データおよび上り側記憶手段から読み出したデー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
るとともに、前記下り側記憶手段が故障した場合に該故
障を示す信号を前記各フレームを構成したデータの所定
ビット位置に挿入するように構成する。
第2のフレーム構成手段は、それぞれ前記端末装置から
の入力データおよび上り側記憶手段から読み出したデー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
るとともに、前記下り側記憶手段が故障した場合に該故
障を示す信号を前記各フレームを構成したデータの所定
ビット位置に挿入するように構成する。
【0038】下り側記憶手段の故障を示す信号を、第1
のフレーム構成手段でデータの所定ビット位置に挿入す
ることにより、伝送路の他端に接続された対向装置で、
該下り側記憶手段の故障を認識することができる。ま
た、端末装置からの入力クロックが断のときには、上り
側記憶手段の出力側に接続した第2のフレーム構成手段
で、該故障を示す信号をデータの所定ビット位置に挿入
することにより、対向装置で認識することができる。
のフレーム構成手段でデータの所定ビット位置に挿入す
ることにより、伝送路の他端に接続された対向装置で、
該下り側記憶手段の故障を認識することができる。ま
た、端末装置からの入力クロックが断のときには、上り
側記憶手段の出力側に接続した第2のフレーム構成手段
で、該故障を示す信号をデータの所定ビット位置に挿入
することにより、対向装置で認識することができる。
【0039】(請求項14) 請求項12に記載の第2のフ
レーム構成手段は、前記上り側記憶手段から読み出した
データに対してフレームパルスを設定してフレームを構
成するとともに、前記パリティチェック手段の検査結果
の情報を前記フレームを構成したデータの所定ビット位
置に挿入するように構成する。この結果、該チェック結
果が不一致のときには、対向装置で該上り側記憶手段の
故障を認識することができる。
レーム構成手段は、前記上り側記憶手段から読み出した
データに対してフレームパルスを設定してフレームを構
成するとともに、前記パリティチェック手段の検査結果
の情報を前記フレームを構成したデータの所定ビット位
置に挿入するように構成する。この結果、該チェック結
果が不一致のときには、対向装置で該上り側記憶手段の
故障を認識することができる。
【0040】(請求項15) 伝送路の一端に、前記請求
項4、請求項7、請求項11及び請求項13に記載の伝送装
置が接続され、該伝送路の他端には第2の伝送装置が接
続され、該伝送装置と第2の伝送装置の間でデータの送
受信を行なう伝送システムであって、該第2の伝送装置
は、該伝送路から受信したデータから前記請求項4、
7、11及び13に記載の伝送装置内の下り側記憶手段の故
障を示す信号を検出する障害検出手段と、該伝送路へ送
出するデータに対してフレームパルスを設定してフレー
ムを構成するフレーム構成手段と、該フレーム構成をし
たデータに対して誤りチェックのためのチェック符号を
挿入するチェック符号発生手段とを有する構成とする。
項4、請求項7、請求項11及び請求項13に記載の伝送装
置が接続され、該伝送路の他端には第2の伝送装置が接
続され、該伝送装置と第2の伝送装置の間でデータの送
受信を行なう伝送システムであって、該第2の伝送装置
は、該伝送路から受信したデータから前記請求項4、
7、11及び13に記載の伝送装置内の下り側記憶手段の故
障を示す信号を検出する障害検出手段と、該伝送路へ送
出するデータに対してフレームパルスを設定してフレー
ムを構成するフレーム構成手段と、該フレーム構成をし
たデータに対して誤りチェックのためのチェック符号を
挿入するチェック符号発生手段とを有する構成とする。
【0041】この結果、請求項4、7、11、及び13に記
載の伝送装置の下り側記憶手段の故障を示す情報を、伝
送路の他端に接続した第2の伝送装置の障害検出手段で
検出することにより、迅速な対応が可能となる。
載の伝送装置の下り側記憶手段の故障を示す情報を、伝
送路の他端に接続した第2の伝送装置の障害検出手段で
検出することにより、迅速な対応が可能となる。
【0042】(請求項16) 伝送路の一端に、前記請求
項8、請求項9、及び請求項14に記載の伝送装置が接続
され、該伝送路の他端には第2の伝送装置が接続され、
該伝送装置と第2の伝送装置の間でデータの送受信を行
なう伝送システムであって、該第2の伝送装置は、前記
請求項8、9、及び14に記載の伝送装置内の上り側記憶
手段の故障を示す信号を検出する障害検出手段と、送信
データに対してフレームパルスを設定してフレームを構
成するフレーム構成手段と、該フレーム構成をしたデー
タに対して誤りチェックのためのチェック符号を挿入す
るチェック符号発生手段とを有する構成とする。
項8、請求項9、及び請求項14に記載の伝送装置が接続
され、該伝送路の他端には第2の伝送装置が接続され、
該伝送装置と第2の伝送装置の間でデータの送受信を行
なう伝送システムであって、該第2の伝送装置は、前記
請求項8、9、及び14に記載の伝送装置内の上り側記憶
手段の故障を示す信号を検出する障害検出手段と、送信
データに対してフレームパルスを設定してフレームを構
成するフレーム構成手段と、該フレーム構成をしたデー
タに対して誤りチェックのためのチェック符号を挿入す
るチェック符号発生手段とを有する構成とする。
【0043】この結果、請求項8、9、及び14に記載の
伝送装置の上り側記憶手段の故障を示す情報を、伝送路
の他端に接続した第2の伝送装置の障害検出手段で検出
することにより、迅速な対応が可能となる。
伝送装置の上り側記憶手段の故障を示す情報を、伝送路
の他端に接続した第2の伝送装置の障害検出手段で検出
することにより、迅速な対応が可能となる。
【0044】
【発明の実施の形態】図2は、本第1の発明の第1及び
第2の実施例の装置の構成を示すブロック図である。本
第1の発明が図15に示す従来例と異なる点は、従来例で
も使用した上り側制御信号設定部5、FP設定部6、及
びCRC発生部7を上り側バッファメモリ部3の前段に
設け、かつ該上り側バッファメモリ部3の後段に新たに
上り側バッファメモリ用CRCチェック部16を設けて、
上り側バッファメモリ部3の故障を検出するようにした
ことである(第1の実施例)。
第2の実施例の装置の構成を示すブロック図である。本
第1の発明が図15に示す従来例と異なる点は、従来例で
も使用した上り側制御信号設定部5、FP設定部6、及
びCRC発生部7を上り側バッファメモリ部3の前段に
設け、かつ該上り側バッファメモリ部3の後段に新たに
上り側バッファメモリ用CRCチェック部16を設けて、
上り側バッファメモリ部3の故障を検出するようにした
ことである(第1の実施例)。
【0045】更に下り側バッファメモリ部12の故障を検
出するために、下り側バッファメモリ用CRCチェック
部17を設け、該下り側バッファメモリ用CRCチェック
部17での検出結果を上り側制御信号設定部5に加え、上
り側のデータに挿入して伝送するようにしたことである
(第2の実施例)。以下に詳しく説明する。
出するために、下り側バッファメモリ用CRCチェック
部17を設け、該下り側バッファメモリ用CRCチェック
部17での検出結果を上り側制御信号設定部5に加え、上
り側のデータに挿入して伝送するようにしたことである
(第2の実施例)。以下に詳しく説明する。
【0046】図2において、1は端末側IF部であっ
て、端末装置から入力するバイポーラ信号のデータをユ
ニポーラ信号に変換して出力し、あるいはユニポーラ信
号をバイポーラ信号に変換して端末装置に出力する。2
は上り側同期保護部であって、端末側入力データ中のフ
レームパルスを検出して上り側の同期を確立する。3は
上り側バッファメモリ部であり、端末側のクロックか
ら、PLO部15で伝送路から抽出したクロックに位相乗
り換えを行なう。4は該データからデータ端末装置が通
信中であるか否かを示す情報(S情報)を抜き出し、上
り側制御信号設定部5に加える上り側ST・DROP部
である。
て、端末装置から入力するバイポーラ信号のデータをユ
ニポーラ信号に変換して出力し、あるいはユニポーラ信
号をバイポーラ信号に変換して端末装置に出力する。2
は上り側同期保護部であって、端末側入力データ中のフ
レームパルスを検出して上り側の同期を確立する。3は
上り側バッファメモリ部であり、端末側のクロックか
ら、PLO部15で伝送路から抽出したクロックに位相乗
り換えを行なう。4は該データからデータ端末装置が通
信中であるか否かを示す情報(S情報)を抜き出し、上
り側制御信号設定部5に加える上り側ST・DROP部
である。
【0047】5は上り側制御信号設定部であり、上り側
同期保護部2で確立した時間基準をもとに、端末側入力
データ中に各種情報(BERR:加入者線端局装置に加
入者線におけるCRCエラー発生を通知する信号、UN
R:端末装置が障害か使用不能の状態であることを知ら
せる信号、S:端末装置が通信中であるか否かを示す信
号、SEND:加入者線端局装置側が障害か使用不能の
状態であることを知らせる信号)を設定する。
同期保護部2で確立した時間基準をもとに、端末側入力
データ中に各種情報(BERR:加入者線端局装置に加
入者線におけるCRCエラー発生を通知する信号、UN
R:端末装置が障害か使用不能の状態であることを知ら
せる信号、S:端末装置が通信中であるか否かを示す信
号、SEND:加入者線端局装置側が障害か使用不能の
状態であることを知らせる信号)を設定する。
【0048】6は該データを加入者線伝送路に送出する
ためにフレームの先頭を示すフレームパルスを挿入する
フレームパルス(FP)設定部、7はCRC発生部であ
り、上り側制御信号設定部5とFP設定部6で完全なフ
レームを構成したデータに対して、CRC演算を行なっ
て、CRCチェックコードを挿入する。
ためにフレームの先頭を示すフレームパルスを挿入する
フレームパルス(FP)設定部、7はCRC発生部であ
り、上り側制御信号設定部5とFP設定部6で完全なフ
レームを構成したデータに対して、CRC演算を行なっ
て、CRCチェックコードを挿入する。
【0049】16は新たに設けた上り側バッファメモリ用
CRCチェック部であり、上り側バッファメモリ部3を
通ったCRCチェックコードを含んだデータに対してC
RC演算を行い、エラーの検出を行なう。CRCエラー
が発生するということは、上り側バッファメモリ部3が
故障したことを意味するので、アラームを発生する。
CRCチェック部であり、上り側バッファメモリ部3を
通ったCRCチェックコードを含んだデータに対してC
RC演算を行い、エラーの検出を行なう。CRCエラー
が発生するということは、上り側バッファメモリ部3が
故障したことを意味するので、アラームを発生する。
【0050】8は伝送路側IF部であり、上り側バッフ
ァメモリ部3を通ったCRCチェックコードを含んだデ
ータを伝送路へ送出するために電気/光変換し、また、
伝送路からの入力データを光/電気変換する。
ァメモリ部3を通ったCRCチェックコードを含んだデ
ータを伝送路へ送出するために電気/光変換し、また、
伝送路からの入力データを光/電気変換する。
【0051】9は下り側同期保護部であり、伝送路から
入力するデータからフレームパルスを検出して下り側の
同期を確立する。10は下り側伝送路用CRCチェック部
であり、伝送路から入力するデータに対してCRC演算
を行い、エラーの検出を行なう。CRCエラーが発生す
るということは、加入者線伝送路が故障したことを意味
する。
入力するデータからフレームパルスを検出して下り側の
同期を確立する。10は下り側伝送路用CRCチェック部
であり、伝送路から入力するデータに対してCRC演算
を行い、エラーの検出を行なう。CRCエラーが発生す
るということは、加入者線伝送路が故障したことを意味
する。
【0052】11は下り側ST・DROP部であって、該
データから、S情報(端末装置が通信中であるか否かを
示す)とUNR情報(端末装置が故障か使用不能の状態
を示す)を抜き出し、下り側制御信号設定部14に加え、
また、DNR情報(伝送路側の障害を示す)を抜き出
し、ORゲート13に加える。
データから、S情報(端末装置が通信中であるか否かを
示す)とUNR情報(端末装置が故障か使用不能の状態
を示す)を抜き出し、下り側制御信号設定部14に加え、
また、DNR情報(伝送路側の障害を示す)を抜き出
し、ORゲート13に加える。
【0053】12は下り側バッファメモリ部であって、伝
送路からの入力データから抽出したクロックから、PL
O部15で位相を伝送路データから抽出したクロックにロ
ックしたクロックに乗り換える。
送路からの入力データから抽出したクロックから、PL
O部15で位相を伝送路データから抽出したクロックにロ
ックしたクロックに乗り換える。
【0054】13はORゲートであって、下り側ST・D
ROP部11が抜き出したS情報と、下り側同期保護部9
が検出した同期外れ信号の論理和を求める。14は下り側
制御信号設定部であって、下り側同期保護部9で確立し
た時間基準をもとに抜き出した各種情報(S、UNR、
DNR、及びSEND等)を伝送路側入力データ中に設
定する。
ROP部11が抜き出したS情報と、下り側同期保護部9
が検出した同期外れ信号の論理和を求める。14は下り側
制御信号設定部であって、下り側同期保護部9で確立し
た時間基準をもとに抜き出した各種情報(S、UNR、
DNR、及びSEND等)を伝送路側入力データ中に設
定する。
【0055】17は新たに設けた下り側バッファメモリ用
CRCチェック部であり、下り側バッファメモリ部12を
通ったCRCチェックコードを含んだデータに対してC
RC演算を行い、エラーの検出を行なう。CRCエラー
が発生するということは、下り側バッファメモリ部12が
故障したことを意味するので、アラームを発生する。
CRCチェック部であり、下り側バッファメモリ部12を
通ったCRCチェックコードを含んだデータに対してC
RC演算を行い、エラーの検出を行なう。CRCエラー
が発生するということは、下り側バッファメモリ部12が
故障したことを意味するので、アラームを発生する。
【0056】本第1の発明の第1の実施例について説明
する。端末装置から入力したデータは、端末側IF部1
でバイポーラ/ユニポーラ変換された後、上り側同期保
護部2と上り側ST・DROP部4、及び上り側制御信
号設定部5に入力される。上り側同期保護部2では、デ
ータ中のフレームパルスを検出して同期を確立する。
する。端末装置から入力したデータは、端末側IF部1
でバイポーラ/ユニポーラ変換された後、上り側同期保
護部2と上り側ST・DROP部4、及び上り側制御信
号設定部5に入力される。上り側同期保護部2では、デ
ータ中のフレームパルスを検出して同期を確立する。
【0057】上り側制御信号設定部5では、上り側同期
保護部2で確立した時間基準をもとに、上り側同期保護
部2での同期保護確立/外れ信号や、下り側同期保護部
9での同期確立/外れ信号、上り側ST・DROP部4
でのS情報、及び下り側伝送路用CRCチェック部10で
CRCチェックコードを検査した結果の伝送路誤りの有
無を示す信号を、データ内に挿入し、FP設定部6でフ
レームパルスを挿入してフレームを構成する。
保護部2で確立した時間基準をもとに、上り側同期保護
部2での同期保護確立/外れ信号や、下り側同期保護部
9での同期確立/外れ信号、上り側ST・DROP部4
でのS情報、及び下り側伝送路用CRCチェック部10で
CRCチェックコードを検査した結果の伝送路誤りの有
無を示す信号を、データ内に挿入し、FP設定部6でフ
レームパルスを挿入してフレームを構成する。
【0058】該フレームを構成したデータに対して、C
RC発生部7でCRC演算を行い、図14に示すようにC
RCチェックコード(C)を付加する。このデータを伝
送路に送出するために、上り側バッファメモリ部3で端
末側のクロックから、PLO部15で伝送路データから抽
出したクロックにロックしたクロックに位相乗り換えを
行なう。
RC発生部7でCRC演算を行い、図14に示すようにC
RCチェックコード(C)を付加する。このデータを伝
送路に送出するために、上り側バッファメモリ部3で端
末側のクロックから、PLO部15で伝送路データから抽
出したクロックにロックしたクロックに位相乗り換えを
行なう。
【0059】上り側バッファメモリ部3から読み出され
たCRCチェックコードを含んだデータに対して、上り
側バッファメモリ用CRCチェック部16でCRC演算を
行い、上り側バッファメモリ部3の故障のチェックを行
なった後、伝送路側IF部8で電気/光変換され、伝送
路へ送出される。この時、上り側バッファメモリ用CR
Cチェック部16での故障チェックの結果、エラーが発生
した場合は上り側バッファメモリ部3の故障を意味する
ので、外部にアラームを発生する。
たCRCチェックコードを含んだデータに対して、上り
側バッファメモリ用CRCチェック部16でCRC演算を
行い、上り側バッファメモリ部3の故障のチェックを行
なった後、伝送路側IF部8で電気/光変換され、伝送
路へ送出される。この時、上り側バッファメモリ用CR
Cチェック部16での故障チェックの結果、エラーが発生
した場合は上り側バッファメモリ部3の故障を意味する
ので、外部にアラームを発生する。
【0060】一方、伝送路から入力したデータは、伝送
路側IF部8で光/電気変換され、下り側同期保護部9
で下り側の同期を確立し、下り側伝送路用CRCチェッ
ク部10で加入者線伝送路での符号誤りを検査する。
路側IF部8で光/電気変換され、下り側同期保護部9
で下り側の同期を確立し、下り側伝送路用CRCチェッ
ク部10で加入者線伝送路での符号誤りを検査する。
【0061】そして、伝送路側クロックで受信側バッフ
ァメモリ部12に書き込み、PLO部15で伝送路側のクロ
ックに位相同期したクロックで順次読み出した後、下り
側バッファメモリ用CRCチェック部17でCRCチェッ
クコードを検査する。この時、エラーが発生した場合に
は、下り側バッファメモリ部12の故障を意味するので、
外部にアラームを発生する。
ァメモリ部12に書き込み、PLO部15で伝送路側のクロ
ックに位相同期したクロックで順次読み出した後、下り
側バッファメモリ用CRCチェック部17でCRCチェッ
クコードを検査する。この時、エラーが発生した場合に
は、下り側バッファメモリ部12の故障を意味するので、
外部にアラームを発生する。
【0062】読み出されたデータに対して、上り側同期
保護部2での同期確立や、下り側ST・DROP部11で
のUNR/DNR信号、及び、ORゲート13で下り側同
期保護部9での同期確立/外れ信号と下り側ST・DR
OP部11でのDNR信号の論理和をとった信号を、下り
側制御信号設定部14でデータ内に挿入し、端末側IF部
1でユニポーラ/バイポーラ変換して、端末装置へ送出
する。
保護部2での同期確立や、下り側ST・DROP部11で
のUNR/DNR信号、及び、ORゲート13で下り側同
期保護部9での同期確立/外れ信号と下り側ST・DR
OP部11でのDNR信号の論理和をとった信号を、下り
側制御信号設定部14でデータ内に挿入し、端末側IF部
1でユニポーラ/バイポーラ変換して、端末装置へ送出
する。
【0063】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、図2
に点線で示すように、下り側バッファメモリ用CRC
チェック部17のアラーム出力を上り側制御信号設定部5
に加え、図3に示すように端末側入力データの所定フレ
ーム(図ではTS7)に、下り側バッファメモリ障害情
報(RE)を挿入するようにしたことである。この結
果、対抗装置側で管理しなくてはならないディジタル回
線終端装置の故障(下り側バッファメモリ部の故障)が
把握でき、迅速な対応が可能となる。
る。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、図2
に点線で示すように、下り側バッファメモリ用CRC
チェック部17のアラーム出力を上り側制御信号設定部5
に加え、図3に示すように端末側入力データの所定フレ
ーム(図ではTS7)に、下り側バッファメモリ障害情
報(RE)を挿入するようにしたことである。この結
果、対抗装置側で管理しなくてはならないディジタル回
線終端装置の故障(下り側バッファメモリ部の故障)が
把握でき、迅速な対応が可能となる。
【0064】次に、本第2の発明の第1〜第3の実施例
について説明する。図4は本第2の発明の第1〜第3の
実施例の装置の構成を示すブロック図である。本第2の
発明が第1の発明(図2)と異なる点は、上り側バッフ
ァメモリ部3の出力側にも上り側制御信号設定部18、F
P設定部19、CRC発生部20を備え、更にその後段に、
選択部21と比較部22を備えていることである。
について説明する。図4は本第2の発明の第1〜第3の
実施例の装置の構成を示すブロック図である。本第2の
発明が第1の発明(図2)と異なる点は、上り側バッフ
ァメモリ部3の出力側にも上り側制御信号設定部18、F
P設定部19、CRC発生部20を備え、更にその後段に、
選択部21と比較部22を備えていることである。
【0065】これは、端末装置からの入力クロックが断
した場合、上り側バッファメモリ部3の書き込みクロッ
クが断したことになるので、上り側バッファメモリ部3
から読み出したデータは、意味のないものとなり、対向
装置において、同期外れやCRCエラーが発生してしま
う。これは、対向装置で正常なはずのディジタル回線終
端装置の障害や、伝送路の品質劣化とみえてしまう。
した場合、上り側バッファメモリ部3の書き込みクロッ
クが断したことになるので、上り側バッファメモリ部3
から読み出したデータは、意味のないものとなり、対向
装置において、同期外れやCRCエラーが発生してしま
う。これは、対向装置で正常なはずのディジタル回線終
端装置の障害や、伝送路の品質劣化とみえてしまう。
【0066】これを防ぐために、上り側バッファメモリ
部3から読み出した意味のないデータ列に、上り側制御
信号設定部18において各種制御情報を挿入し、対向装置
に対してディジタル回線終端装置の正常性を示し、さら
に、FP設定部19でフレームパルスを挿入し、対向装
置の同期外れを防ぐ。
部3から読み出した意味のないデータ列に、上り側制御
信号設定部18において各種制御情報を挿入し、対向装置
に対してディジタル回線終端装置の正常性を示し、さら
に、FP設定部19でフレームパルスを挿入し、対向装
置の同期外れを防ぐ。
【0067】また、意味のないデータ列にフレームパル
スや各種制御情報を挿入したデータに対して、CRC発
生部20においてCRC演算を行い、CRCチェックコー
ドを付加して、伝送路におけるデータ誤りを対向装置で
検出できるようにしている。
スや各種制御情報を挿入したデータに対して、CRC発
生部20においてCRC演算を行い、CRCチェックコー
ドを付加して、伝送路におけるデータ誤りを対向装置で
検出できるようにしている。
【0068】選択部21は、クロックが供給されている時
は、CRC発生部20を介さないFP設定部19の出力を選
択し、端末装置からのクロックの断時には、上り側バッ
ファメモリ部3から読み出したデータ内のCRCチェッ
クコード挿入位置に、CRC発生部20でCRCチェック
コードを挿入したデータを選択し、伝送路側IF部8へ
送る。したがって、クロックが供給されている時はフレ
ームパルスや各種制御情報は上書きになる。
は、CRC発生部20を介さないFP設定部19の出力を選
択し、端末装置からのクロックの断時には、上り側バッ
ファメモリ部3から読み出したデータ内のCRCチェッ
クコード挿入位置に、CRC発生部20でCRCチェック
コードを挿入したデータを選択し、伝送路側IF部8へ
送る。したがって、クロックが供給されている時はフレ
ームパルスや各種制御情報は上書きになる。
【0069】また、比較部22は、クロックが供給されて
いる時に、上り側バッファメモリ部3の前段に位置する
CRC発生部7が設定したCRCチェックコードと、上
り側バッファメモリ部3の後段に位置するCRC発生部
20が発生したCRCチェックコードとを比較する。
いる時に、上り側バッファメモリ部3の前段に位置する
CRC発生部7が設定したCRCチェックコードと、上
り側バッファメモリ部3の後段に位置するCRC発生部
20が発生したCRCチェックコードとを比較する。
【0070】同じデータに対してCRC演算を行なって
いるので、比較結果が不一致のときは、上り側バッファ
メモリ部3の故障であり、アラームを発生する。即ち、
比較部22は、第1の発明の実施例(図2)における上り
側バッファメモリ用CRCチェック部16と同等の機能を
有している。
いるので、比較結果が不一致のときは、上り側バッファ
メモリ部3の故障であり、アラームを発生する。即ち、
比較部22は、第1の発明の実施例(図2)における上り
側バッファメモリ用CRCチェック部16と同等の機能を
有している。
【0071】次に本第2の発明の第2の実施例について
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図4に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用CRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信号
設定部5、及び18に加え、端末からの入力データのフレ
ームフォーマット上に下り側バッファメモリ障害情報
(RE)を挿入するようにしたことである(図3参
照)。
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図4に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用CRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信号
設定部5、及び18に加え、端末からの入力データのフレ
ームフォーマット上に下り側バッファメモリ障害情報
(RE)を挿入するようにしたことである(図3参
照)。
【0072】この結果、対向装置側で管理しなくてはな
らないディジタル回線終端装置の故障を、上り側制御信
号設定部5で挿入した情報(RE)により把握すること
ができ、迅速な対応が行なえる。また、端末からの入力
クロックの断のときには、上り側制御信号設定部18で挿
入した情報(RE)により把握することができる。
らないディジタル回線終端装置の故障を、上り側制御信
号設定部5で挿入した情報(RE)により把握すること
ができ、迅速な対応が行なえる。また、端末からの入力
クロックの断のときには、上り側制御信号設定部18で挿
入した情報(RE)により把握することができる。
【0073】次に本第2発明の第3の実施例について説
明する。本第3の実施例が前述した第2の実施例と異な
る点は、図3に点線で示すように、比較部22のアラー
ム出力を上り側制御信号設定部18に加え、図3に示すよ
うに、端末からの入力データの所定フレーム(同図では
TS15)に、上り側バッファメモリ障害情報(SE)を
挿入するようにしたことである。この結果、対向装置側
で管理しなくてはならないディジタル回線終端装置の故
障が把握でき、迅速な対応が行なえる。
明する。本第3の実施例が前述した第2の実施例と異な
る点は、図3に点線で示すように、比較部22のアラー
ム出力を上り側制御信号設定部18に加え、図3に示すよ
うに、端末からの入力データの所定フレーム(同図では
TS15)に、上り側バッファメモリ障害情報(SE)を
挿入するようにしたことである。この結果、対向装置側
で管理しなくてはならないディジタル回線終端装置の故
障が把握でき、迅速な対応が行なえる。
【0074】次に本第3の発明の第1の実施例について
説明する。図5は本第3の発明の第1及び第2の実施例
の装置のブロック構成図である。本発明が第1の発明
(図2)と異なる点は、CRC発生部7の代わりにパリ
ティ発生部23、上り側バッファメモリ用CRCチェック
部16の代わりにパリティチェック部24を設け、CRC発
生部25を伝送路側IF部8の直前に設けたことである。
説明する。図5は本第3の発明の第1及び第2の実施例
の装置のブロック構成図である。本発明が第1の発明
(図2)と異なる点は、CRC発生部7の代わりにパリ
ティ発生部23、上り側バッファメモリ用CRCチェック
部16の代わりにパリティチェック部24を設け、CRC発
生部25を伝送路側IF部8の直前に設けたことである。
【0075】その意味は、上り側バッファメモリ部3の
チェックにCRCではなくパリティを用いるためであ
る。その挿入位置はCRCチェックコードを挿入する位
置を用い、演算範囲は挿入位置から1つ前のCRCチェ
ックコード挿入位置までのデータ列であり、これに対し
て水平パリティを演算して奇数あるいは偶数パリティ、
又は奇数/偶数パリティの交互を挿入する。
チェックにCRCではなくパリティを用いるためであ
る。その挿入位置はCRCチェックコードを挿入する位
置を用い、演算範囲は挿入位置から1つ前のCRCチェ
ックコード挿入位置までのデータ列であり、これに対し
て水平パリティを演算して奇数あるいは偶数パリティ、
又は奇数/偶数パリティの交互を挿入する。
【0076】また、CRCチェックコード挿入位置は、
伝送路側IF部8の直前に設けたCRC発生部25によ
り、上り側バッファメモリ部3のチェック後には上書き
されるので、伝送路におけるデータ誤りを対向装置で容
易に検出できる。
伝送路側IF部8の直前に設けたCRC発生部25によ
り、上り側バッファメモリ部3のチェック後には上書き
されるので、伝送路におけるデータ誤りを対向装置で容
易に検出できる。
【0077】次に本第3の発明の第2の実施例について
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図5に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用CRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信号
設定部5に加え、下り側バッファメモリ障害情報を端末
からの入力データのフレームフォーマット上に挿入する
ようにしたことである。
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図5に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用CRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信号
設定部5に加え、下り側バッファメモリ障害情報を端末
からの入力データのフレームフォーマット上に挿入する
ようにしたことである。
【0078】この結果、第1の発明の第2の実施例の場
合と同様、対抗装置側で管理しなくてはならないディジ
タル回線終端装置の故障(下り側バッファメモリ部の故
障)が把握でき、迅速な対応が可能となる。
合と同様、対抗装置側で管理しなくてはならないディジ
タル回線終端装置の故障(下り側バッファメモリ部の故
障)が把握でき、迅速な対応が可能となる。
【0079】次に本第4の発明の第1の実施例について
説明する。図6は本第4の発明の第1〜第3の実施例の
装置のブロック構成図である。本第4の発明が第3の発
明(図5)と異なる点は、上り側バッファメモリ部3の
出力側にも上り側制御信号設定部26、FP設定部27を備
えていることである。
説明する。図6は本第4の発明の第1〜第3の実施例の
装置のブロック構成図である。本第4の発明が第3の発
明(図5)と異なる点は、上り側バッファメモリ部3の
出力側にも上り側制御信号設定部26、FP設定部27を備
えていることである。
【0080】図5では、上り側バッファメモリ部3の後
段にCRC発生部25を設けているため、例えば端末装置
からの入力クロックが断して、上り側バッファメモリ部
3から読み出したデータが無意味なものとなっても、対
向装置においては、端末からのクロック断の検出ができ
なくなる。
段にCRC発生部25を設けているため、例えば端末装置
からの入力クロックが断して、上り側バッファメモリ部
3から読み出したデータが無意味なものとなっても、対
向装置においては、端末からのクロック断の検出ができ
なくなる。
【0081】これを防ぐために、第2の発明の場合(図
4)と同様に、上り側バッファメモリ部3から読み出し
た意味のないデータ列に、上り側制御信号設定部26にお
いて各種制御情報を挿入し、対向装置に対してディジタ
ル回線終端装置の正常性を示し、更に、FP設定部27で
フレームパルスを挿入して対向装置の同期外れを防ぐ。
4)と同様に、上り側バッファメモリ部3から読み出し
た意味のないデータ列に、上り側制御信号設定部26にお
いて各種制御情報を挿入し、対向装置に対してディジタ
ル回線終端装置の正常性を示し、更に、FP設定部27で
フレームパルスを挿入して対向装置の同期外れを防ぐ。
【0082】また、意味のないデータ列にフレームパル
スや各種制御情報を挿入したデータに対して、CRC発
生部25においてCRC演算を行い、CRCチェックコー
ドを付加して、伝送路におけるデータ誤りを、対向装置
で検出できるようにしている。その意味は、第2の発明
(図4)の場合と同じである。
スや各種制御情報を挿入したデータに対して、CRC発
生部25においてCRC演算を行い、CRCチェックコー
ドを付加して、伝送路におけるデータ誤りを、対向装置
で検出できるようにしている。その意味は、第2の発明
(図4)の場合と同じである。
【0083】次に本第4の発明の第2の実施例について
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図6に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用のCRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信
号設定部5および26に加え、図3に示すように下り側バ
ッファメモリ障害情報(RE)を端末からの入力データ
の所定フレームのフレームビット(F)に挿入するよう
にしたことである。その意味は、第2の発明の第2の実
施例(図4)で説明したものと同じである。
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図6に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用のCRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信
号設定部5および26に加え、図3に示すように下り側バ
ッファメモリ障害情報(RE)を端末からの入力データ
の所定フレームのフレームビット(F)に挿入するよう
にしたことである。その意味は、第2の発明の第2の実
施例(図4)で説明したものと同じである。
【0084】次に本第4の発明の第3の実施例について
説明する。本第3の実施例が第2の実施例と異なる点
は、図6に点線で示すように、パリティチェック部24
の出力を上り側制御信号設定部26に加え、図3に示すよ
うに上り側バッファメモリ障害情報(SE)を上り側バ
ッファメモリ部3の出力データのフレームフォーマット
上に挿入するようにしたことである。その意味は、第2
の発明の第3の実施例(図4)で説明したものと同じで
ある。
説明する。本第3の実施例が第2の実施例と異なる点
は、図6に点線で示すように、パリティチェック部24
の出力を上り側制御信号設定部26に加え、図3に示すよ
うに上り側バッファメモリ障害情報(SE)を上り側バ
ッファメモリ部3の出力データのフレームフォーマット
上に挿入するようにしたことである。その意味は、第2
の発明の第3の実施例(図4)で説明したものと同じで
ある。
【0085】前述した第3の発明(図5)及び第4の発
明(図6)の場合、パリティ発生部23をFP設定部6と
上り側バッファメモリ部3の間に接続し、発生したパリ
ティ結果を端末装置からの入力データのフレームフォー
マット上に挿入していたため、フレーム上で主信号デー
タの一部をつぶさなければならなかった。これでは、デ
ータをつぶすことが出来ない場合は都合が悪く、かかる
事態を避けるために、新たに第5及び第6の発明を提案
する。
明(図6)の場合、パリティ発生部23をFP設定部6と
上り側バッファメモリ部3の間に接続し、発生したパリ
ティ結果を端末装置からの入力データのフレームフォー
マット上に挿入していたため、フレーム上で主信号デー
タの一部をつぶさなければならなかった。これでは、デ
ータをつぶすことが出来ない場合は都合が悪く、かかる
事態を避けるために、新たに第5及び第6の発明を提案
する。
【0086】図7に、本第5の発明の第1及び第2の実
施例のブロック構成図を示す。図7において、図1〜図
6及び図8〜図15における符号と同一符号は同一対象物
を示す。本第5の発明が前述した第3の発明(図5)と
異なる点は、図5のパリティ発生部23で発生したパリテ
ィ結果を端末側からの入力データのフレームフォーマッ
ト上に挿入するのではなく、図7に示すように、FP設
定部6の出力を分岐して、一方を上り側バッファメモリ
部3に入力するとともに、他方をパリティ発生部45に入
力する構成としたことにある。
施例のブロック構成図を示す。図7において、図1〜図
6及び図8〜図15における符号と同一符号は同一対象物
を示す。本第5の発明が前述した第3の発明(図5)と
異なる点は、図5のパリティ発生部23で発生したパリテ
ィ結果を端末側からの入力データのフレームフォーマッ
ト上に挿入するのではなく、図7に示すように、FP設
定部6の出力を分岐して、一方を上り側バッファメモリ
部3に入力するとともに、他方をパリティ発生部45に入
力する構成としたことにある。
【0087】更に、図5のパリティチェック部24の代わ
りにパリティ発生部46を設け、上り側バッファメモリ部
3から読み出したデータに対して再度パリティ演算をし
て、パリティ比較部47で、上記2個のパリティ発生部4
5、46の出力を比較する。
りにパリティ発生部46を設け、上り側バッファメモリ部
3から読み出したデータに対して再度パリティ演算をし
て、パリティ比較部47で、上記2個のパリティ発生部4
5、46の出力を比較する。
【0088】上記パリティ比較部47の詳細構成を図8に
示す。図8において、パリティ発生部45での演算結果を
2個のパリティ符号保持回路49-1及び49-2に保持する。
パリティ符号保持回路を2個設けたのは、該保持回路の
故障を検出するためであり、比較回路50で2個のパリテ
ィ符号保持回路の出力を比較し、両者が一致すればパリ
ティ符号保持回路49-1、49-2に故障はないと判断する。
示す。図8において、パリティ発生部45での演算結果を
2個のパリティ符号保持回路49-1及び49-2に保持する。
パリティ符号保持回路を2個設けたのは、該保持回路の
故障を検出するためであり、比較回路50で2個のパリテ
ィ符号保持回路の出力を比較し、両者が一致すればパリ
ティ符号保持回路49-1、49-2に故障はないと判断する。
【0089】比較回路50で2個のパリティ符号保持回路
49-1、49-2の出力が一致した場合には、更に、パリティ
結果比較回路51で、上記パリティ演算結果とパリティ発
生部46からのパリティ演算結果とを比較する。パリティ
結果比較回路51での比較結果が不一致のときは、上り側
バッファメモリ部3の故障と判断して、アラーム(AL
M(2))を出力する。
49-1、49-2の出力が一致した場合には、更に、パリティ
結果比較回路51で、上記パリティ演算結果とパリティ発
生部46からのパリティ演算結果とを比較する。パリティ
結果比較回路51での比較結果が不一致のときは、上り側
バッファメモリ部3の故障と判断して、アラーム(AL
M(2))を出力する。
【0090】また、比較回路50で2個のパリティ符号保
持回路49-1、49-2の出力の不一致を検出した場合は、パ
リティ結果比較回路51のアラーム出力(ALM(2))が発
生するのを止め、別の意味(主信号には影響のない故
障)のALM(1) を発生してユーザに知らせる。このよ
うに、保持回路の故障も検出できるようにして、主信号
に影響のない故障によって、ALMが対向装置に伝搬す
るのを防ぐことができる。
持回路49-1、49-2の出力の不一致を検出した場合は、パ
リティ結果比較回路51のアラーム出力(ALM(2))が発
生するのを止め、別の意味(主信号には影響のない故
障)のALM(1) を発生してユーザに知らせる。このよ
うに、保持回路の故障も検出できるようにして、主信号
に影響のない故障によって、ALMが対向装置に伝搬す
るのを防ぐことができる。
【0091】その意味は、バッファメモリ部3は基本的
に1フレーム分の容量であるので、1フレーム分の水平
パリティを演算して奇数あるいは偶数パリティ、又は奇
数/偶数パリティの交互の演算結果をパリティ符号保持
回路49-1、49-2で保持して、1フレーム単位で上り側バ
ッファメモリ3のチェックを行い、チェックの精度をさ
らに向上させたものである。
に1フレーム分の容量であるので、1フレーム分の水平
パリティを演算して奇数あるいは偶数パリティ、又は奇
数/偶数パリティの交互の演算結果をパリティ符号保持
回路49-1、49-2で保持して、1フレーム単位で上り側バ
ッファメモリ3のチェックを行い、チェックの精度をさ
らに向上させたものである。
【0092】次に、第5の発明の第2の実施例について
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図7に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用CRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信号
設定部5に加え、下り側バッファメモリ障害情報を端末
からの入力データのフレームフォーマット上に挿入する
ようにしたことである。この結果、対向装置側で管理し
なくてはならないディジタル回線終端装置の故障(下り
側バッファメモリ部の故障)が把握でき、迅速な対応が
可能となる。
説明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図7に点線で示すように、下り側バッファメモリ
用CRCチェック部17のアラーム出力を上り側制御信号
設定部5に加え、下り側バッファメモリ障害情報を端末
からの入力データのフレームフォーマット上に挿入する
ようにしたことである。この結果、対向装置側で管理し
なくてはならないディジタル回線終端装置の故障(下り
側バッファメモリ部の故障)が把握でき、迅速な対応が
可能となる。
【0093】次に、本第6の発明について説明する。図
9に、本第6の発明の第1〜第3の実施例のブロック構
成図を示す。なお、上記図8のパリティ比較部の詳細構
成図は、本発明にも適用される。本第6の発明が前述し
た第4の発明(図6)と異なる点は、前述した第5の発
明(図7)の第3の発明(図5)に対する関係と同じで
あるため、その説明を省略する。
9に、本第6の発明の第1〜第3の実施例のブロック構
成図を示す。なお、上記図8のパリティ比較部の詳細構
成図は、本発明にも適用される。本第6の発明が前述し
た第4の発明(図6)と異なる点は、前述した第5の発
明(図7)の第3の発明(図5)に対する関係と同じで
あるため、その説明を省略する。
【0094】次に、本第6の発明の第2の実施例につい
て説明する。本第2の実施例では、図9に点線で示す
ように、下り側バッファメモリ用のCRCチェック部17
のアラーム出力を上り側制御信号設定部5及び26に加
え、図3に示すように、下り側バッファメモリ障害情報
(RE)を端末からの入力データの所定フレームのフレ
ームフォーマット上に挿入する。その意味は、先に出願
した第2の発明の第2の実施例(図4)で説明したのも
のと同じである。
て説明する。本第2の実施例では、図9に点線で示す
ように、下り側バッファメモリ用のCRCチェック部17
のアラーム出力を上り側制御信号設定部5及び26に加
え、図3に示すように、下り側バッファメモリ障害情報
(RE)を端末からの入力データの所定フレームのフレ
ームフォーマット上に挿入する。その意味は、先に出願
した第2の発明の第2の実施例(図4)で説明したのも
のと同じである。
【0095】次に、本第6の発明の第3の実施例につい
て説明する。本第3の実施例では、図9に点線で示す
ように、パリティ比較部47の出力を上り側制御信号設定
部26に加え、図3に示すように、上り側バッファメモリ
障害情報(SE)を上り側バッファメモリ部3の出力デ
ータのフレームフォーマット上に挿入するようにする。
その意味は、先に出願した第2の発明の第3の実施例
(図4)で説明したものと同じである。
て説明する。本第3の実施例では、図9に点線で示す
ように、パリティ比較部47の出力を上り側制御信号設定
部26に加え、図3に示すように、上り側バッファメモリ
障害情報(SE)を上り側バッファメモリ部3の出力デ
ータのフレームフォーマット上に挿入するようにする。
その意味は、先に出願した第2の発明の第3の実施例
(図4)で説明したものと同じである。
【0096】次に本第7の発明の第1の実施例について
説明する。図10は本実施例の装置のブロック構成図であ
り、上述したディジタル回線終端装置(DSU)に対向
して電話局内等に設けられる局内回線終端盤(OCU)
の構成図である。
説明する。図10は本実施例の装置のブロック構成図であ
り、上述したディジタル回線終端装置(DSU)に対向
して電話局内等に設けられる局内回線終端盤(OCU)
の構成図である。
【0097】図10において、前述した第1の発明の第2
の実施例(図2)で示したディジタル回線終端装置(D
SU)から出力したREを含む各種情報(SEND、B
ERR、UNR、S等)を乗せた主信号である光信号
は、加入者線伝送路を介して加入者線IF部28に入力し
て電気信号に変換され、上り側同期保護部29で同期を確
立され、上り側CRCチェック部31で上り側加入者線の
障害を検査し、上り側ST・DROP部30でREを含む
各種情報を検出する。ここで、図3に示すRE情報が例
えば"H" レベル("1") であればDSU内下り側バッファ
メモリの障害と判定する。
の実施例(図2)で示したディジタル回線終端装置(D
SU)から出力したREを含む各種情報(SEND、B
ERR、UNR、S等)を乗せた主信号である光信号
は、加入者線伝送路を介して加入者線IF部28に入力し
て電気信号に変換され、上り側同期保護部29で同期を確
立され、上り側CRCチェック部31で上り側加入者線の
障害を検査し、上り側ST・DROP部30でREを含む
各種情報を検出する。ここで、図3に示すRE情報が例
えば"H" レベル("1") であればDSU内下り側バッファ
メモリの障害と判定する。
【0098】さらに、主信号は上り側速度変換部32で局
内の速度に変換され、局内に対しての制御信号を上り側
制御信号設定部33で設定し、局内IF部35でバイポーラ
信号に変換され、局内へ送出される。
内の速度に変換され、局内に対しての制御信号を上り側
制御信号設定部33で設定し、局内IF部35でバイポーラ
信号に変換され、局内へ送出される。
【0099】また、局内から入力されるバイポーラ信号
は局内IF部35でユニポーラ信号に変換された後、下り
側同期保護部36で同期を確立され、下り側ST・DRO
P部37で局内で設定された情報を検出する。
は局内IF部35でユニポーラ信号に変換された後、下り
側同期保護部36で同期を確立され、下り側ST・DRO
P部37で局内で設定された情報を検出する。
【0100】そして、主信号は下り側速度変換部38で加
入者側の速度に変換され、加入者側に対しての制御信号
を下り側制御信号設定部40で設定し、さらに、FPを下
り側FP設定部41で設定し、完全なフレームフォーマッ
トになったデータに対して下り側CRC発生部42でCR
C演算を行い、CRCチェックコードを挿入して、加入
者線IF部28で光信号に変換して送出する。
入者側の速度に変換され、加入者側に対しての制御信号
を下り側制御信号設定部40で設定し、さらに、FPを下
り側FP設定部41で設定し、完全なフレームフォーマッ
トになったデータに対して下り側CRC発生部42でCR
C演算を行い、CRCチェックコードを挿入して、加入
者線IF部28で光信号に変換して送出する。
【0101】なお、本実施例では、加入者線IF部28
に、加入者線を介して第1の発明の第2の実施例で示し
たディジタル回線終端装置が接続された場合について説
明したが、第2〜第6の発明の各第2の実施例(図4、
図5、図6、図7、図9)で示したディジタル回線終端
装置のうちいずれかの装置が接続された場合にも上述し
たと同様に、上り側ST・DROP部30でDSU内下り
側バッファメモリの障害が検出できる。
に、加入者線を介して第1の発明の第2の実施例で示し
たディジタル回線終端装置が接続された場合について説
明したが、第2〜第6の発明の各第2の実施例(図4、
図5、図6、図7、図9)で示したディジタル回線終端
装置のうちいずれかの装置が接続された場合にも上述し
たと同様に、上り側ST・DROP部30でDSU内下り
側バッファメモリの障害が検出できる。
【0102】次に本第7の発明の第2の実施例について
説明する。図11は本第7の発明の第2の実施例の装置の
ブロック構成図であり、加入者線には例えば第2の発明
の第3の実施例(図4)で示したディジタル回線終端装
置がつながる。
説明する。図11は本第7の発明の第2の実施例の装置の
ブロック構成図であり、加入者線には例えば第2の発明
の第3の実施例(図4)で示したディジタル回線終端装
置がつながる。
【0103】本第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、図11の上り側ST・DROP部43で、DSU内下り
側バッファメモリ部の障害を検出して表示するだけでな
く、DSU内上り側バッファメモリ部の障害をも検出し
て表示するようにしたことである。
は、図11の上り側ST・DROP部43で、DSU内下り
側バッファメモリ部の障害を検出して表示するだけでな
く、DSU内上り側バッファメモリ部の障害をも検出し
て表示するようにしたことである。
【0104】第2の発明の第3の実施例(図4)で示し
たディジタル回線終端装置からRE、SE情報を乗せた
主信号である光信号は、図10に示す加入者線IF部28に
入力され、電気信号に変換された後、上り側同期保護部
29で同期を確立し、上り側CRCチェック部31で上り側
加入者線の障害を検査し、図11に示す上り側ST/DR
OP部43でRE、SE情報等の各種情報を検出する。
たディジタル回線終端装置からRE、SE情報を乗せた
主信号である光信号は、図10に示す加入者線IF部28に
入力され、電気信号に変換された後、上り側同期保護部
29で同期を確立し、上り側CRCチェック部31で上り側
加入者線の障害を検査し、図11に示す上り側ST/DR
OP部43でRE、SE情報等の各種情報を検出する。
【0105】ここで、RE情報が例えば"H" レベルであ
ればDSU内下り側バッファメモリの障害が検出でき
る。また、SE情報が例えば"H" であればDSU内上り
側バッファメモリの障害が検出できる。図11において、
他の回路動作については、図10に示す対応する回路と同
じであるため、その説明を省略する。
ればDSU内下り側バッファメモリの障害が検出でき
る。また、SE情報が例えば"H" であればDSU内上り
側バッファメモリの障害が検出できる。図11において、
他の回路動作については、図10に示す対応する回路と同
じであるため、その説明を省略する。
【0106】なお、上述した第2の実施例では、加入者
線IF部28に、加入者線を介して第2の発明の第3の実
施例で示したディジタル回線終端装置が接続された場合
について説明したが、加入者線には第4または第6の発
明の各第3の実施例(図6、図9)で示したディジタル
回線終端装置が接続された場合にも、同様に上り側ST
・DROP部43でDSU内下り側バッファメモリ障害の
検出と、DSU内上り側バッファメモリ障害が検出でき
る。
線IF部28に、加入者線を介して第2の発明の第3の実
施例で示したディジタル回線終端装置が接続された場合
について説明したが、加入者線には第4または第6の発
明の各第3の実施例(図6、図9)で示したディジタル
回線終端装置が接続された場合にも、同様に上り側ST
・DROP部43でDSU内下り側バッファメモリ障害の
検出と、DSU内上り側バッファメモリ障害が検出でき
る。
【0107】次に本第7の発明の第3の実施例について
説明する。図12は本実施例の装置のブロック構成図であ
り、加入者線IF部28には、加入者線伝送路を介して例
えば第1の発明の第2の実施例(図2)で示したディジ
タル回線終端装置が接続される。
説明する。図12は本実施例の装置のブロック構成図であ
り、加入者線IF部28には、加入者線伝送路を介して例
えば第1の発明の第2の実施例(図2)で示したディジ
タル回線終端装置が接続される。
【0108】本実施例は、図10で説明した回路において
上り側速度変換部32と上り側制御信号設定部33の間に、
上り側フォーマット変換部44を挿入したものであり、図
12における他の回路動作は図10の対応する回路動作と同
じである。
上り側速度変換部32と上り側制御信号設定部33の間に、
上り側フォーマット変換部44を挿入したものであり、図
12における他の回路動作は図10の対応する回路動作と同
じである。
【0109】図12において、例えば第1の発明の第2の
実施例(図2)で示したディジタル回線終端装置から出
力したREを含む各種情報を乗せた主信号である光信号
が、伝送路を介して加入者線IF部28に入力されると、
電気信号に変換され、上り側同期保護部29で同期を確立
し、上り側CRCチェック部31で上り側加入者線の障害
を検査し、上り側ST・DROP部30でREを含む各種
情報を検出する。ここで、RE情報が例えば"H" レベル
("1") であればDSU内下り側バッファメモリの障害と
判定する。
実施例(図2)で示したディジタル回線終端装置から出
力したREを含む各種情報を乗せた主信号である光信号
が、伝送路を介して加入者線IF部28に入力されると、
電気信号に変換され、上り側同期保護部29で同期を確立
し、上り側CRCチェック部31で上り側加入者線の障害
を検査し、上り側ST・DROP部30でREを含む各種
情報を検出する。ここで、RE情報が例えば"H" レベル
("1") であればDSU内下り側バッファメモリの障害と
判定する。
【0110】さらに、主信号は上り側速度変換部32で局
内の速度に変換され、上り側フォーマット変換部44で局
内のフォーマットに変換された後、局内に対しての制御
信号を上り側制御信号設定部33で設定し、局内IF部35
でバイポーラ信号に変換され、局内へ送出される。ま
た、局内から入力されるバイポーラ信号に対する下り側
同期保護部36等の動作についても、図10に対応する回路
動作と同じであるため、その説明を省略する。
内の速度に変換され、上り側フォーマット変換部44で局
内のフォーマットに変換された後、局内に対しての制御
信号を上り側制御信号設定部33で設定し、局内IF部35
でバイポーラ信号に変換され、局内へ送出される。ま
た、局内から入力されるバイポーラ信号に対する下り側
同期保護部36等の動作についても、図10に対応する回路
動作と同じであるため、その説明を省略する。
【0111】なお、上述した第3の実施例では、加入者
線IF部28に、加入者線を介して第1の発明の第2の実
施例(図2)で示したディジタル回線終端装置が接続さ
れた場合について説明したが、第2〜第6の発明の各第
2の実施例(図4、図5、図6、図7、図9)で示した
ディジタル回線終端装置のうちいずれかの装置が接続さ
れた場合にも、同様に、上り側ST・DROP部30でD
SU内下り側バッファメモリの障害が検出できる。
線IF部28に、加入者線を介して第1の発明の第2の実
施例(図2)で示したディジタル回線終端装置が接続さ
れた場合について説明したが、第2〜第6の発明の各第
2の実施例(図4、図5、図6、図7、図9)で示した
ディジタル回線終端装置のうちいずれかの装置が接続さ
れた場合にも、同様に、上り側ST・DROP部30でD
SU内下り側バッファメモリの障害が検出できる。
【0112】次に本第7の発明の第4の実施例について
説明する。図13は本実施例の装置のブロック構成図であ
り、加入者線IF部28には、加入者線伝送路を介して例
えば第2の発明の第3の実施例(図4)で示したディジ
タル回線終端装置が接続される。
説明する。図13は本実施例の装置のブロック構成図であ
り、加入者線IF部28には、加入者線伝送路を介して例
えば第2の発明の第3の実施例(図4)で示したディジ
タル回線終端装置が接続される。
【0113】本実施例は上記図12の実施例と同様に、上
り側速度変換部32と上り側制御信号設定部33の間に上り
側フォーマット変換部44を挿入した構成の装置に対する
ものであるが、図12の実施例と異なる点は、図12では上
り側ST・DROP部30で対向装置(DSU)内の下り
側バッファメモリの障害を検出表示したのに対し、本実
施例(図13)では、上り側ST・DROP部43で、DS
U内の下り側バッファメモリの障害を検出表示するだけ
でなく、上り側バッファメモリの障害をも検出表示する
ようにしたことである。
り側速度変換部32と上り側制御信号設定部33の間に上り
側フォーマット変換部44を挿入した構成の装置に対する
ものであるが、図12の実施例と異なる点は、図12では上
り側ST・DROP部30で対向装置(DSU)内の下り
側バッファメモリの障害を検出表示したのに対し、本実
施例(図13)では、上り側ST・DROP部43で、DS
U内の下り側バッファメモリの障害を検出表示するだけ
でなく、上り側バッファメモリの障害をも検出表示する
ようにしたことである。
【0114】図13において、例えば第2の発明の第3の
実施例(図4)で示したディジタル回線終端装置から出
力したRE、SEを含む各種情報を乗せた主信号である
光信号が、加入者線IF部28に入力すると、電気信号に
変換され、上り側同期保護部29で同期を確立し、上り側
CRCチェック部31で上り側加入者線の障害を検査し、
上り側ST・DROP部43でRE、SE情報等の各種情
報を検出する。
実施例(図4)で示したディジタル回線終端装置から出
力したRE、SEを含む各種情報を乗せた主信号である
光信号が、加入者線IF部28に入力すると、電気信号に
変換され、上り側同期保護部29で同期を確立し、上り側
CRCチェック部31で上り側加入者線の障害を検査し、
上り側ST・DROP部43でRE、SE情報等の各種情
報を検出する。
【0115】ここで、図3に示すRE情報が例えば"H"
レベル("1") であればDSU内下り側バッファメモリの
障害と判定し、SE情報が例えば"H" であればDSU内
上り側バッファメモリの障害と判定する。他の回路動作
については図12の回路動作と同じであるため、その説明
を省略する。
レベル("1") であればDSU内下り側バッファメモリの
障害と判定し、SE情報が例えば"H" であればDSU内
上り側バッファメモリの障害と判定する。他の回路動作
については図12の回路動作と同じであるため、その説明
を省略する。
【0116】なお、本実施例では、加入者線IF部28
に、加入者線を介して第2の発明の第3の実施例(図
4)で示したディジタル回線終端装置が接続された場合
について説明したが、第4または第6の発明の各第3の
実施例(図6、図9)で示したディジタル回線終端装置
が接続された場合にも、同様に、上り側ST・DROP
部43でDSU内下り側バッファメモリの障害の検出と、
DSU内上り側バッファメモリの障害の検出ができる。
に、加入者線を介して第2の発明の第3の実施例(図
4)で示したディジタル回線終端装置が接続された場合
について説明したが、第4または第6の発明の各第3の
実施例(図6、図9)で示したディジタル回線終端装置
が接続された場合にも、同様に、上り側ST・DROP
部43でDSU内下り側バッファメモリの障害の検出と、
DSU内上り側バッファメモリの障害の検出ができる。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
憶手段が故障した場合に、該記憶手段の後段に設けた該
記憶手段用符号チェック手段により、該記憶手段の故障
を検出でき、それを利用者に知らせることで、誤ったデ
ータに対する処置が確実に行なえ、該記憶手段を含めた
回線の信頼度を十分確保することができる。
憶手段が故障した場合に、該記憶手段の後段に設けた該
記憶手段用符号チェック手段により、該記憶手段の故障
を検出でき、それを利用者に知らせることで、誤ったデ
ータに対する処置が確実に行なえ、該記憶手段を含めた
回線の信頼度を十分確保することができる。
【0118】更に、上り側記憶手段の後段に、第2のフ
レーム構成手段と第2のチェック符号発生手段と比較手
段を備えることにより、端末装置からのクロックが断し
た場合でも、伝送路の他端に接続される第2の伝送装置
に対して、同期外れを起こしたり、サービス情報が途切
れたり、伝送路の誤りが検出できないということがなく
なるので、サービスの連続性を保つことができる。
レーム構成手段と第2のチェック符号発生手段と比較手
段を備えることにより、端末装置からのクロックが断し
た場合でも、伝送路の他端に接続される第2の伝送装置
に対して、同期外れを起こしたり、サービス情報が途切
れたり、伝送路の誤りが検出できないということがなく
なるので、サービスの連続性を保つことができる。
【0119】また、各フレームを構成したデータの所定
ビット位置に、記憶手段の故障を示す信号を挿入する構
成とすることにより、対向する第2の伝送装置で、該記
憶手段の故障を検出でき、迅速な対応が行なえ、サービ
スの向上につながる。
ビット位置に、記憶手段の故障を示す信号を挿入する構
成とすることにより、対向する第2の伝送装置で、該記
憶手段の故障を検出でき、迅速な対応が行なえ、サービ
スの向上につながる。
【図1】は本発明の原理図、
【図2】は本第1の発明の第1及び第2の実施例のブロ
ック構成図、
ック構成図、
【図3】は本発明の実施例に対応するフレーム構成図、
【図4】は本第2の発明の第1、第2及び第3の実施例
のブロック構成図、
のブロック構成図、
【図5】は本第3の発明の第1及び第2の実施例のブロ
ック構成図、
ック構成図、
【図6】は本第4の発明の第1、第2及び第3の実施例
のブロック構成図、
のブロック構成図、
【図7】は本第5の発明の第1及び第2の実施例のブロ
ック構成図、
ック構成図、
【図8】は図7及び図9に記載のパリティ比較部の詳細
構成図、
構成図、
【図9】は本第6の発明の第1、第2及び第3の実施例
のブロック構成図、
のブロック構成図、
【図10】は本第7の発明の第1の実施例のブロック構
成図、
成図、
【図11】は本第7の発明の第2の実施例のブロック構
成図、
成図、
【図12】は本第7の発明の第3の実施例のブロック構
成図、
成図、
【図13】は本第7の発明の第4の実施例のブロック構
成図、
成図、
【図14】は一例のフレーム構成図、
【図15】は従来例のディジタル回線終端装置のブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
1は端末側IF部、 2は上り側同期保護部、3は上り
側バッファメモリ部、 4は上り側ST・DROP部、
5は上り側制御信号設定部、 6はFP設定部、 7は
CRC発生部、8は伝送路側IF部、 9は下り側同期
保護部、10は下り側伝送路用CRCチェック部、 11は
下り側ST・DROP部、12は下り側バッファメモリ
部、 13はORゲート、14は下り側制御信号設定部、
15はPLO部、16は上り側バッファメモリ用CRCチェ
ック部、17は下り側バッファメモリ用CRCチェック
部、18は上り側制御信号設定部、 19はFP設定部、
20はCRC発生部、21は選択部、 22は比較部、 23は
パリティ発生部、24はパリティチェック部、 25はCR
C発生部、26は上り側制御信号設定部、 27はFP設定
部、28は加入者線IF部、 29は上り側同期保護部、30
は上り側ST・DROP部、 31は上り側CRCチェッ
ク部、32は上り側速度変換部、 33は上り側制御信号設
定部、 34はORゲート、35は局内IF部、 36は下り
側同期保護部、37は下り側ST・DROP部、 38は下
り側速度変換部、39はORゲート、 40は下り側制御信
号設定部、41は下り側FP設定部、 42はCRC発生
部、43は上り側ST・DROP部、 44は上り側フォー
マット変換部、45、46はパリティ発生部、 47はパリテ
ィ比較部、48は取込みタイミング発生回路、 49-1、49
-2はパリティ符号保持回路、50は比較回路、 51はパリ
ティ結果比較回路を示す。
側バッファメモリ部、 4は上り側ST・DROP部、
5は上り側制御信号設定部、 6はFP設定部、 7は
CRC発生部、8は伝送路側IF部、 9は下り側同期
保護部、10は下り側伝送路用CRCチェック部、 11は
下り側ST・DROP部、12は下り側バッファメモリ
部、 13はORゲート、14は下り側制御信号設定部、
15はPLO部、16は上り側バッファメモリ用CRCチェ
ック部、17は下り側バッファメモリ用CRCチェック
部、18は上り側制御信号設定部、 19はFP設定部、
20はCRC発生部、21は選択部、 22は比較部、 23は
パリティ発生部、24はパリティチェック部、 25はCR
C発生部、26は上り側制御信号設定部、 27はFP設定
部、28は加入者線IF部、 29は上り側同期保護部、30
は上り側ST・DROP部、 31は上り側CRCチェッ
ク部、32は上り側速度変換部、 33は上り側制御信号設
定部、 34はORゲート、35は局内IF部、 36は下り
側同期保護部、37は下り側ST・DROP部、 38は下
り側速度変換部、39はORゲート、 40は下り側制御信
号設定部、41は下り側FP設定部、 42はCRC発生
部、43は上り側ST・DROP部、 44は上り側フォー
マット変換部、45、46はパリティ発生部、 47はパリテ
ィ比較部、48は取込みタイミング発生回路、 49-1、49
-2はパリティ符号保持回路、50は比較回路、 51はパリ
ティ結果比較回路を示す。
Claims (16)
- 【請求項1】 端末装置からの入力データを書き込み読
み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを書
き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送受
信を行なう伝送装置であって、 該上り側記憶手段の前段に、該端末装置からの入力デー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
るフレーム構成手段と、該フレームを構成したデータに
対して誤りチェックのためのチェック符号を挿入し該挿
入後のデータを該上り側記憶手段に書き込むチェック符
号発生手段とを有し、 該上り側記憶手段の後段に、該上り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行なう
上り側記憶手段用符号チェック手段を有し、 該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの入力データ
に挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路
用符号チェック手段を有し、 該下り側記憶手段の後段に、該下り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側記憶手段用符号チェック手段を有することを特徴
とする伝送装置。 - 【請求項2】 前記チェック符号は、CRC符号である
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。 - 【請求項3】 端末装置からの入力データを書き込み読
み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを書
き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送受
信を行なう伝送装置であって、 該上り側記憶手段の入力に接続され、該端末装置からの
入力データに対してフレームパルスを設定してフレーム
を構成して出力するフレーム構成手段と、 該フレームを構成したデータに対して誤りチェックのた
めのパリティ符号を発生する第1のパリティ符号発生手
段と、 該上り側記憶手段から読み出したデータに対して誤りチ
ェックのためのパリティ符号を発生する第2のパリティ
符号発生手段と、 該第1及び第2のパリティ符号発生手段の出力を比較す
るパリティ結果比較手段と、 該上り側記憶手段から読み出したデータに対して誤りチ
ェックのためのチェック符号を挿入するチェック符号発
生手段と、 該伝送路から該下り側記憶手段に入力するデータに挿入
されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路用符号
チェック手段と、 該下り側記憶手段から読み出したデータに挿入されたチ
ェック符号の検査を行なう下り側記憶手段用符号チェッ
ク手段とを有することを特徴とする伝送装置。 - 【請求項4】 前記フレーム構成手段は、前記端末装置
からの入力データに対してフレームパルスを設定してフ
レームを構成するとともに、前記下り側記憶手段が故障
した場合に該故障を示す信号を前記フレームを構成した
データの所定ビット位置に挿入する構成としたことを特
徴とする請求項1及び請求項3に記載の伝送装置。 - 【請求項5】 端末装置からの入力データを書き込み読
み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを書
き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送受
信を行なう伝送装置であって、 該上り側記憶手段の前段に、該端末装置からの入力デー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
る第1のフレーム構成手段と、該フレームを構成したデ
ータに対して誤りチェックのためのチェック符号を挿入
する第1のチェック符号発生手段とを有し、 該上り側記憶手段の後段に、該上り側記憶手段から読み
出したデータに対してフレームパルスを設定してフレー
ムを構成する第2のフレーム構成手段と、該フレーム構
成をしたデータに対して誤りチェックのためのチェック
符号を挿入する第2のチェック符号発生手段と、該第2
のフレーム構成手段と該第2のチェック符号発生手段の
出力を比較する比較手段とを有し、 該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの入力データ
に挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路
用符号チェック手段を有し、 該下り側記憶手段の後段に、該下り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側記憶手段用符号チェック手段を有することを特徴
とする伝送装置。 - 【請求項6】 端末装置からの入力データを書き込み読
み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを書
き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送受
信を行なう伝送装置であって、 該上り側記憶手段の入力に接続され、該端末装置からの
入力データに対してフレームパルスを設定しフレームを
構成して出力する第1のフレーム構成手段と、 該第1のフレーム構成手段で該フレームを構成したデー
タに対して誤りチェックのためのパリティ符号を発生す
る第1のパリティ符号発生手段と、 該上り側記憶手段から読み出したデータに対してフレー
ムパルスを設定してフレームを構成する第2のフレーム
構成手段と、 該第2のフレーム構成手段で該フレーム構成をしたデー
タに対して誤りチェックのためのチェック符号を挿入す
るチェック符号発生手段と、 該上り側記憶手段から読み出したデータに対して誤りチ
ェックのためのパリティ符号を発生する第2のパリティ
符号発生手段と、 該第1及び第2のパリティ符号発生手段の出力を比較す
るパリティ結果比較手段と、 該伝送路から該下り側記憶手段に入力するデータに挿入
されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路用符号
チェック手段と、 該下り側記憶手段から読み出したデータに挿入されたチ
ェック符号の検査を行なう下り側記憶手段用符号チェッ
ク手段とを有することを特徴とする伝送装置。 - 【請求項7】 前記第1及び第2のフレーム構成手段
は、それぞれ前記端末装置からの入力データおよび上り
側記憶手段から読み出したデータに対してフレームパル
スを設定してフレームを構成するとともに、前記下り側
記憶手段が故障した場合に該故障を示す信号を前記各フ
レームを構成したデータの所定ビット位置に挿入する構
成としたことを特徴とする請求項5及び請求項6に記載
の伝送装置。 - 【請求項8】 前記請求項5に記載の第2のフレーム構
成手段は、前記上り側記憶手段から読み出したデータに
対してフレームパルスを設定してフレームを構成すると
ともに、前記比較手段の比較結果の情報を前記フレーム
を構成したデータの所定ビット位置に挿入する構成とし
たことを特徴とする請求項5に記載の伝送装置。 - 【請求項9】 前記請求項6に記載の第2のフレーム構
成手段は、前記上り側記憶手段から読み出したデータに
対してフレームパルスを設定してフレームを構成すると
ともに、前記パリティ結果比較手段の出力情報を前記フ
レームを構成したデータの所定ビット位置に挿入する構
成としたことを特徴とする請求項6に記載の伝送装置。 - 【請求項10】 端末装置からの入力データを書き込み
読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを
書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送
受信を行なう伝送装置であって、 該上り側記憶手段の前段に、該端末装置からの入力デー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
るフレーム構成手段と、該フレームを構成したデータに
対して誤りチェックのためのパリティ符号を挿入するパ
リティ符号発生手段とを有し、 該上り側記憶手段の後段に、該上り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたパリティ符号の検査を行なう
上り側記憶手段用パリティチェック手段と、該上り側記
憶手段から読み出したデータに対して誤りチェックのた
めのチェック符号を挿入するチェック符号発生手段とを
有し、 該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの入力データ
に挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路
用符号チェック手段を有し、 該下り側記憶手段の後段に、該下り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側記憶手段用符号チェック手段を有することを特徴
とする伝送装置。 - 【請求項11】 前記請求項10に記載のフレーム構成
手段は、前記端末装置からの入力データに対してフレー
ムパルスを設定してフレームを構成するとともに、前記
下り側記憶手段が故障した場合に該故障を示す信号を前
記フレームを構成したデータの所定ビット位置に挿入す
る構成としたことを特徴とする請求項10に記載の伝送
装置。 - 【請求項12】 端末装置からの入力データを書き込み
読み出す上り側記憶手段と、伝送路からの入力データを
書き込み読み出す下り側記憶手段とを有し、データの送
受信を行なう伝送装置であって、 該上り側記憶手段の前段に、該端末装置からの入力デー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
る第1のフレーム構成手段と、該第1のフレーム構成手
段でフレーム構成をしたデータに対して誤りチェックの
ためのパリティ符号を挿入するパリティ符号発生手段と
を有し、 該上り側記憶手段の後段に、該上り側記憶手段から読み
出したデータに対してフレームパルスを設定してフレー
ムを構成する第2のフレーム構成手段と、該第2のフレ
ーム構成手段でフレームを構成したデータに対して誤り
チェックのためのチェック符号を挿入するチェック符号
発生手段と、該上り側記憶手段から読み出したデータに
対してパリティ符号の検査を行なうパリティチェック手
段とを有し、 該下り側記憶手段の前段に、該伝送路からの入力データ
に挿入されたチェック符号の検査を行なう下り側伝送路
用符号チェック手段を有し、 該下り側記憶手段の後段に、該下り側記憶手段から読み
出したデータに挿入されたチェック符号の検査を行なう
下り側記憶手段用符号チェック手段を有することを特徴
とする伝送装置。 - 【請求項13】 前記請求項12に記載の第1及び第2
のフレーム構成手段は、それぞれ前記端末装置からの入
力データおよび上り側記憶手段から読み出したデータに
対してフレームパルスを設定してフレームを構成すると
ともに、前記下り側記憶手段が故障した場合に該故障を
示す信号を前記各フレームを構成したデータの所定ビッ
ト位置に挿入する構成としたことを特徴とする請求項1
2に記載の伝送装置。 - 【請求項14】 前記請求項12に記載の第2のフレー
ム構成手段は、前記上り側記憶手段から読み出したデー
タに対してフレームパルスを設定してフレームを構成す
るとともに、前記パリティチェック手段の検査結果の情
報を前記フレームを構成したデータの所定ビット位置に
挿入する構成としたことを特徴とする請求項12に記載
の伝送装置。 - 【請求項15】 伝送路の一端に、前記請求項4、請求
項7、請求項11及び請求項13に記載の伝送装置が接
続され、該伝送路の他端には第2の伝送装置が接続さ
れ、該伝送装置と第2の伝送装置の間でデータの送受信
を行なう伝送システムであって、 該第2の伝送装置は、 該伝送路から受信したデータから前記請求項4、請求項
7、請求項11及び請求項13に記載の伝送装置内の下
り側記憶手段の故障を示す信号を検出する障害検出手段
と、該伝送路へ送出するデータに対してフレームパルス
を設定してフレームを構成するフレーム構成手段と、該
フレーム構成をしたデータに対して誤りチェックのため
のチェック符号を挿入するチェック符号発生手段とを有
することを特徴とする伝送システム。 - 【請求項16】 伝送路の一端に、前記請求項8、請求
項9、及び請求項14に記載の伝送装置が接続され、該
伝送路の他端には第2の伝送装置が接続され、該伝送装
置と第2の伝送装置の間でデータの送受信を行なう伝送
システムであって、 該第2の伝送装置は、 前記請求項8、請求項9、及び請求項14に記載の伝送
装置内の上り側記憶手段の故障を示す信号を検出する障
害検出手段と、送信データに対してフレームパルスを設
定してフレームを構成するフレーム構成手段と、該フレ
ーム構成をしたデータに対して誤りチェックのためのチ
ェック符号を挿入するチェック符号発生手段とを有する
ことを特徴とする伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8105308A JPH0936841A (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-25 | 伝送装置および伝送システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11448795 | 1995-05-12 | ||
JP7-114487 | 1995-05-12 | ||
JP8105308A JPH0936841A (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-25 | 伝送装置および伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0936841A true JPH0936841A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=26445627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8105308A Withdrawn JPH0936841A (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-25 | 伝送装置および伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0936841A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012029250A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Hitachi Ltd | 電子装置及び電子装置の制御方法 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8105308A patent/JPH0936841A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012029250A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Hitachi Ltd | 電子装置及び電子装置の制御方法 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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