JP2000113580A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2000113580A
JP2000113580A JP10278265A JP27826598A JP2000113580A JP 2000113580 A JP2000113580 A JP 2000113580A JP 10278265 A JP10278265 A JP 10278265A JP 27826598 A JP27826598 A JP 27826598A JP 2000113580 A JP2000113580 A JP 2000113580A
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経光 高瀬
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武 張本
Takashi Arai
隆史 新井
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尚生 大谷
Hiroshi Kawashima
浩 川島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクDの偏重心を検出する。 【解決手段】 ディスクDが装填されると例えば2倍速
程度とされる低速で回転させるように制御する(S001〜
S003)。そして、光学ピックアップ1のレーザダイオー
ド4を発光させフォーカスサーボループをオンにして、
RFアンプ9から供給されるMPP信号のレベルを測定
し、測定されたMPP信号のレベルに基づいて振動量を
認識する(S004〜S006)。そして、この振動量、すなわ
ちMPP信号のレベルの判定を行い(S007)、振動量が
閾値X以上であると判別した場合は、スピンドルモータ
6を例えば4倍速で回転させるように設定する(S00
8)。また、ステップS007において振動量が閾値X以上
ではないと判別した場合は、徐々にスピンドルモータ6
の回転速度を加速していくように制御する(S009〜S01
0)。ステップS009において現在のスピンドルモータ6
の回転速度が8倍速以上であった場合は、振動量と閾値
Z(S011)、閾値Y(S013)の比較を行い、所要の回転
速度の設定を行う(S012)(S014)(S015)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装填されたディス
クの偏重心量を認識して、この偏重心量に応じてディス
クの回転速度を制御することができるようにされている
ディスクドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では例えばパーソナルコンピュータ
などに用いられる各種データやプログラムなどの記録媒
体として、CD−ROMなどのディスク状の記録媒体
(以下、ディスクという)が知られている。このような
ディスクはディスクドライブ装置に装填された後に所定
の速度で回転駆動されたうえで、光学ピックアップによ
って信号面に記録されているデータなどの読み出しが行
なわれる。
【0003】ところで、ディスクに記録されているデー
タなどの読み出しを行なう場合に、読みだしの効率を向
上することを目的として、ディスクを標準速度(1倍
速)よりも高速で回転させることができるディスクドラ
イブ装置が知られている。このようなディスクドライブ
装置ではディスクの回転速度を標準速度(200〜50
0rpm程度)に対して、例えば4倍速、6倍速、8倍
速などといった高速回転とすることによって、再生デー
タの転送レートを高めることによりデータの読みだし効
率の向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、データの
読みだし時のディスクの回転速度を高くすることによっ
て読みだし効率を向上しているが、高速回転を行なう場
合に、ディスクの偏芯や偏重心が機器の動作などに物理
的な影響を与える場合がある。ここで、偏芯とは、物理
的にディスクのセンターホール中心が重心位置と一致し
ているが、センターホール中心がディスクの信号面に形
成されるトラック(放射状、又は同心円状)の中心と一
致していないことをいうものとされる。また、偏重心と
は、物理的にディスクのセンターホールがトラックの中
心と一致しているが、センターホールの位置がディスク
の重心位置と一致していないことをいうものとされる。
なお、本明細書では上述の偏芯及び偏重心を一括して、
偏心ともいうこととする。
【0005】偏心が発生する要因としては、例えばプレ
ス加工などによって行なわれるディスクの製造時の精度
誤差や、また、ディスクをディスクドライブ装置に装填
する際のセンターホールに対するチャッキングの誤差な
どが挙げられる。さらに、例えばディスク管理などを行
なうために、ディスクのレーベル面に管理番号などが示
されているシールを貼り付けた場合も、このシールによ
って重心がずれて偏重心が発生する場合がある。偏重心
した状態で、先に述べたようにディスクを高速回転させ
る場合、例えばある程度以上の高速になると、その回転
速度に対応した周波数の自励振動が発生してくる。この
振動は、例えば偏重心量とディスク回転速度に比例して
おり、高速でディスクを回転駆動しているディスクドラ
イブ装置に対して、次に述べるような物理的な影響を及
ぼすことになる。
【0006】まず、ディスクがディスクドライブ装置に
装填されてチャッキングされると、その内周側のトラッ
クに記録されているTOC(Table Of Contents )を読
み出すために、ディスクドライブ装置において、所定の
回転速度(例えば4倍速、6倍速、8倍速など)でディ
スクの回転駆動を開始するが、この時点で偏重心が有る
と振動が発生する。この振動がディスクドライブ装置の
外部に伝達されると、例えば振動周期に応じた振動音な
どが発生する場合が有り、ユーザに対して不快感を与え
ることになる。また、振動の程度によってはトラッキン
グサーボが追従できなくなる場合があり、このためディ
スクからのデータの読み出しが困難となり、読み出しエ
ラーが発生しやすくなってしまう。これによってエラー
処理のリトライが頻繁に行なわれると、正常なデータ読
みだし動作に移行するのに時間がかかることになる。さ
らに、偏重心量が著しく大きく、これに伴って振動量も
相当に大きくなったような状態では、この振動自体の作
用によってドライブ装置やディスク自体が破損してしま
う場合がある。また、ディスクドライブ装置がコンピュ
ータ装置の筐体内に配置されている場合、例えばハード
ディスクドライブなどの他の周辺機器に振動が伝わる
と、この振動の影響によりこれらの周辺機器が正常に動
作しなくなる場合がある。
【0007】このため、自励振動を検出して偏重心の大
きなディスクに対しては回転速度を下げるかまたは能動
的に自励振動を抑制する必要がある。そこで、振動検出
を行うために、振動検出素子として例えば加速度センサ
を備えることが考えられる図6はディスクドライブ装置
の内部構成例を示す模式図である。ベースユニット30
はインシュレータ31、31、31、31を介してシャ
ーシ32に支持されている。そして、ベースユニット3
0には、例えばスピンドルモータ33、このスピンドル
モータ33によって支持されているターンテーブル3
4、対物レンズなどからなる光学ピックアップ35など
が設置されている。ディスク36はディスクドライブ装
置に装填されるとターンテーブル34に載せられ、スピ
ンドルモータ33によって回転するようにされる。そし
て、光学ピックアップ35によってデータの読み出しな
どが行われる。ベースユニット30の例えば端部には振
動検出素子として、加速度センサ37が備えられてい
る。つまり、ディスク36が回転しているときにディス
ク36の偏重心などによってベースユニット30に自励
振動が生じると、加速度センサ37によって振動の検出
を行うことができるようにされている。
【0008】しかし、加速度センサ37などのように振
動検出素子などを備えることにより、ディスクドライブ
装置のハードウエアの変更が生じ、コストもかかること
になる。そこで、ディスク36を回転させた状態で検出
することができるトラッキングエラー信号に基づいて偏
心量を検出することが知られている。しかし、トラッキ
ングエラー信号の場合、偏芯と偏重心、すなわちトラッ
ク(放射状、又は同心円状)の中心ずれとディスク重心
のずれの位置関係によっては、互いに信号レベルをキャ
ンセルしてしまって、偏芯、偏重心がある程度大きい場
合でもトラッキングエラー信号は所要のレベルを超えな
いことがある。したがって、トラッキングエラー信号か
らは偏芯、偏重心を識別することができず、正確な振動
検出を行うことができないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するために、装填されたディスク状記録媒体に
対してレーザ光を照射する対物レンズの位置状態とし
て、この対物レンズをトラッキング方向に従って駆動す
るように支持する駆動機構による駆動が行なわれない中
立状態での視野位置を基準位置に設定し、この基準位置
に対する視野位置の変移量を検出する変移量検出手段
と、前記変移量に基づいて前記ディスク状記録媒体の回
転速度を所定の速度から上げていくように制御すること
ができる回転制御手段と、前記回転制御手段によって前
記ディスク状記録媒体の回転速度を上げていく過程で、
前記変移量検出手段により検出された前記変移量に基づ
いて、当該ディスク状記録媒体の偏重心量を検出する偏
重心量検出手段と、前記回転制御手段の回転制御によっ
て前記偏重心量が所定のレベルになった時点で、前記偏
重心量の検出情報に応じて前記ディスク状記録媒体の回
転速度が所定速度となるように可変設定する回転速度設
定手段を備えてディスクドライブ装置を構成する。
【0010】本発明によれば、ディスクの回転速度を上
げていく過程で当該ディスクの偏重心量を検出すること
ができるので、不要な自励振動を発生させることなく振
動量の検出を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本実施の形態のディスクドライブ
装置の要部の構成を示すブロック図である。本実施の形
態のディスクドライブ装置はディスク状記録媒体として
例えばCD−ROMなどに対応しているものとして説明
する。この図に示されているディスクDは、図示されて
いないローディング機構によってディスクドライブ装置
に装填されると、ターンテーブル7に載せられてセンタ
ーホールHDがチャッキング機構7aによってチャッキ
ングされる。そして、再生動作時においてスピンドルモ
ータ6によって一定線速度(CLV)で回転駆動され、
光学ピックアップ1によってディスクDの信号面に記録
されているデータの読み出しが行われる。
【0012】光学ピックアップ1は、レーザ光の光源と
なるレーザダイオード4と、偏向ビームスプリッタや対
物レンズ2からなる光学系、及びディスクDに反射した
レーザ光を検出するためのフォトディテクタ5等が備え
られて構成されている。ここで、対物レンズ2は、二軸
機構3によってトラッキング方向及びフォーカス方向に
移動可能に支持されている。
【0013】当該ディスクドライブ装置の再生動作によ
って、ディスクDから反射されたレーザ光はフォトディ
テクタ5によって受光電流として検出される。そして、
この受光電流をディスクDから読み出した情報信号とし
てRFアンプ9に対して出力する。RFアンプ9は、電
流−電圧変換回路、増幅回路、マトリクス演算回路(R
Fマトリクスアンプ)等を備え、フォトディテクタ5か
らの信号に基づいて必要な信号を生成する。例えば再生
データである再生RF信号、フォーカスエラー信号F
E、トラッキングエラー信号TE、ウォブル信号WO、
及びメインプッシュプル信号(MPP信号)などの生成
を行う。
【0014】ここで、フォトディテクタ5、RFアンプ
9の構成例を説明する。図2はフォトディテクタ5、R
Fアンプ9の構成例、及びRFアンプ9で生成される各
信号について説明する模式図である。図示されているよ
うにフォトディテクタ5は、4分割された受光領域A、
B、C、Dによって構成されているメインディテクタ5
a、2分割された受光領域E、Fによって構成されてい
るサイドディテクタ5b、及び同じく2分割された受光
領域G、Hによって構成されているサイドディテクタ5
cによって構成されている。そして、各受光領域での受
光レベルに応じた電流量としての電気信号(A乃至H)
で出力することができるようにされている。RFアンプ
9のメインディテクタ5aの各領域で検出される反射光
量に応じた受光電流は加算器20によって、RF信号
(和信号・・・A+B+C+D)として出力される。
【0015】メインディテクタ5aからの受光電流は、
サンプルホールド部21、マトリクスアンプ22を介す
ることにより、フォーカスエラー信号FE((A+C)
+(B+D))として出力される。また、ウォブル信号
生成部23ではマトリクスアンプ22から出力される
(A+D)、(B+C)の各信号に対して所要の信号処
理を施すことによってウォブル信号WOが生成される。
またマトリクスアンプ22からは、メインディテクタ5
aで検出された電流量に基づいたMPP信号((A+
D)―(B+C))が生成される。このMPP信号は、
トラッキング方向に配列されている、受光領域A、D、
及び受光領域B、Cの受光量の差信号とされ、すなわ
ち、ディスクDに形成されているトラックに対する視野
位置を示している。したがって、対物レンズ2がトラッ
キングサーボループがオフとされている場合に、例えば
自励振動などによって振動することによって配置位置が
変移し、トラックに対する視野位置がずれた場合など
に、信号レベルに変化が生じる。この信号レベルの変化
は偏重心により生じる振動量に相当するものとされる。
本例では、後述するように偏重心量による振動検出を行
うためにトラッキングサーボループオフ時のMPP信号
のレベルを検出するようにしている。
【0016】トラッキングエラー信号TEは、マトリク
スアンプ22から出力されるMPP信号と、サイドディ
テクタ5b、5cによって得られるサブプッシュプル信
号(SPP信号)の減算した信号とされる。サイドディ
テクタ5b、5cからの受光電流(E、F、G、H)
は、サンプルホールド部27、マトリクスアンプ28を
介することによりSPP信号((F+H)―(E+
G))とされ、この信号がSPP信号として減算器29
に供給される。つまり減算器29からはMPP信号とS
PP信号の差信号として、トラッキングエラー信号TE
(MPP―SPP)が出力されるようになる。
【0017】また、マトリクスアンプ22から出力され
るMPP信号は、本例では中点サーボエラー信号として
図1に示すシステムコントローラ10に供給される。そ
してシステムコントローラ10ではMPP信号のレベル
に基づいてディスクDの偏重心量による振動を認識する
ようにされている。
【0018】図1に示されているRFアンプ9で生成さ
れた各信号は、2値化回路11、サーボプロセッサ14
に供給される。即ちRFアンプ9からの再生RF信号は
2値化回路11へ、フォーカスエラー信号FE、トラッ
キングエラー信号TE、ウォブル信号WOはサーボプロ
セッサ14に供給される。
【0019】RFアンプ9で得られた再生RF信号は2
値化回路11で2値化されることでいわゆるEFM+信
号(8−16変調信号)とされ、デコーダ12に供給さ
れる。デコーダ12はEFM信号をPLL(Phase Lock
Loop)に入力して得られる再生クロックを利用してE
FM信号のデコード(EFM復調、エラー訂正、及びC
D−ROMデコードなど)を行なう。ここでデコードさ
れたデータはインターフェース部13を介して図示して
いないホストコンピュータなどに供給される。さらに、
EFM信号に同期した再生クロックからディスク回転速
度情報を得る。このディスク回転速度情報は光学ピック
アップ1から出力されるレーザスポットとトラックの相
対速度とされるが、このディスク回転速度情報はサーボ
プロセッサ14に供給されスピンドルエラー信号SPE
を生成するために利用される。
【0020】サーボプロセッサ14で生成されたスピン
ドルエラー信号SPEはスピンドルモータドライバ17
に供給され、ここでスピンドルエラー信号SPEに基づ
いてスピンドルサーボ信号が生成される。
【0021】サーボプロセッサ14はシステムコントロ
ーラ10からの指示にしたがって基準速度情報を設定す
ることができるようにされており、ここで設定された基
準速度情報とデコーダ12からのディスク回転速度情報
を比較してスピンドルエラー信号SPEを生成する。ま
た、本実施の形態では、この基準速度情報の設定を変え
ることにより、CLV速度の倍速度設定を可変制御する
ことができる。
【0022】サーボプロセッサ14は、RFアンプ9か
らのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEなどから、フォーカス、トラッキング、スレッ
ド、スピンドルなどの各種サーボドライブ信号を生成し
サーボ動作を実行させる。即ちフォーカスエラー信号F
E、トラッキングエラー信号TEに応じてフォーカスド
ライブ信号FDR、トラッキングドライブ信号TDRを
生成し、二軸ドライバ16に供給する。
【0023】サーボプロセッサ14は、例えばトラッキ
ングエラー信号TEに基づいて生成されるスレッドエラ
ー信号や、システムコントローラ10からのアクセス実
行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成し、
スレッドドライバ15に供給する。スレッドドライバ1
5はスレッドドライブ信号に応じてスレッド機構8を駆
動する。スレッド機構8は光学ピックアップ1全体をデ
ィスク半径方向に移動させる機構であり、スレッドドラ
イバ15がスレッドドライブ信号に応じてスレッド機構
8を駆動することで、光学ピックアップ1の適正なスラ
イド移動が行われる。
【0024】サーボプロセッサ14は、光学ピックアッ
プ1におけるレーザダイオード4の発光駆動制御も実行
する。レーザダイオード4はレーザドライバ18によっ
てレーザ発光駆動されるのであるが、サーボプロセッサ
14は、システムコントローラ10からの指示に基づい
て再生時などにおいてレーザ発光を実行すべきレーザド
ライブ信号を発生させ、レーザドライバ18に供給す
る。これに応じてレーザドライバ18がレーザダイオー
ド4を発光駆動することになる。
【0025】二軸ドライバ16は、例えばフォーカスコ
イルドライバ16a、及びトラッキングコイルドライバ
16bを備えて構成される。フォーカスコイルドライバ
16aは、フォーカスドライブ信号FDRに基づいて生
成した駆動電流を二軸機構3のフォーカスコイルに供給
することにより、対物レンズ2をディスク面に対して接
離する方向に駆動する。トラッキングドライバ16b
は、トラッキングドライブ信号TDRに基づいて生成し
た駆動電流を二軸機構3のトラッキングコイルに供給す
ることで、対物レンズ2をディスク半径方向に沿って駆
動する。これによって光学ピックアップ1、RFアンプ
9、サーボプロセッサ14、二軸ドライバ16によるト
ラッキングサーボループ及びフォーカスサーボループが
形成される。
【0026】以上のようなサーボ制御及びデコード処理
などの各種動作はマイクロコンピュータ等を備えて構成
されるシステムコントローラ10により制御される。例
えば再生開始、終了、トラックアクセス、早送り再生、
早戻し再生などの動作は、システムコントローラ10が
サーボプロセッサ14を介して光学ピックアップ1の動
作を制御することで実現される。
【0027】図3(a)はMPP信号のレベルからディ
スクの偏重心量を検出する場合のシステムコントローラ
10の処理遷移を説明するフローチャートである。な
お、このフローチャートに示されている変数「n」はス
ピンドルモータの6の回転速度に対応したものとされ、
図3(b)に示されているように「n」の値に応じて2
倍速乃至20倍速とされる。また、偏重心量に基づいて
ディスクドライブ装置において設定される当該ディスク
Dの通常動作時(例えばデータの再生時など)の回転速
度を設定するための閾値x、y、zは、 x>y>z とされる関係が成り立つ値とされている。
【0028】ディスクドライブ装置にディスクDが装填
され(S001)、チャッキング機構7aによってチャッキ
ングされると、「n」に初期値として「1」を設定し
(S002)、回転速度「n」でスピンドルモータ6を回転
させる(S003)。つまり、ディスクDが装填されると例
えば2倍速程度とされる低速で回転させるように制御す
る。そして、光学ピックアップ1のレーザダイオード4
を発光させフォーカスサーボループをオンにする(S00
4)。ここで、フォーカスサーボループをオンにするの
は、トラッキングサーボループがオフとされている状態
でのMPP信号を得ることができるようにするためとさ
れる。このためには、少なくともディスクDに対して対
物レンズ2がジャストフォーカスの状態にあることが必
要になることによる。
【0029】フォーカスサーボループをオンにすると、
RFアンプ9から供給されるMPP信号のレベルを測定
し(S005)、測定されたMPP信号のレベルに基づいて
振動量を認識する(S006)。そして、この振動量、すな
わちMPP信号のレベルの判定を行い(S007)、振動量
が閾値x以上であると判別した場合は、スピンドルモー
タ6を例えば4倍速で回転させるように設定する(S00
8)。なお、ステップS008で設定される例えば4倍速の
回転速度とは、偏重心量が比較的大きい場合でも自励振
動が生じることがない回転速度とされる。
【0030】また、ステップS007において振動量が閾値
x以上ではないと判別した場合は、現在のスピンドルモ
ータ6の回転速度が8倍速(n=4)以上であるか否か
の判別を行う(S009)。ここで、8倍速以下であると判
別した場合は、(n=n+1)倍速でスピンドルモータ
6を回転させるように制御する(S010)。つまり、振動
量が所定値以上でない場合には、徐々にスピンドルモー
タ6の回転速度を加速していくように制御する。
【0031】ステップS007で判別される振動量の閾値x
については、例えば初期の回転速度とされる例えば2倍
速で回転している状態でも、比較的偏重心量が大きいデ
ィスクの振動量に対応した値として設定されている。つ
まり、例えば2倍速で回転している場合でも、比較的大
きな振動量が検出されるようになるので、この段階でそ
れ以上回転速度を上げることなく、例えば4倍速で回転
させるように設定することができるようになる。したが
って、偏重心量が比較的大きいディスクに対して、高速
回転させることによる不要な自励振動を抑制することが
できる。
【0032】ステップS007で振動量が閾値x以下であ
り、さらにステップS009において現在のスピンドルモー
タ6の回転速度が8倍速以上であった場合は、振動量を
閾値z、閾値yと比較していく処理に移行する。すなわ
ち、ステップS010によって徐々に回転速度を上げていっ
た結果、振動量が比較的少ないディスクDであると認識
した場合の処理とされる。まず、ステップS006で認識し
た振動量と閾値zの比較を行い(S011)、振動量が閾値
Zよりも小さいと判別した場合は、スピンドルモータ6
を20倍速で回転させるように設定する(S012)。ま
た、振動量が閾値zよりも大きいと判別した場合は、振
動量と閾値yの比較を行う(S013)。そして、振動量が
閾値yよりも小さいと判別した場合は、スピンドルモー
タ6を16倍速で回転させるように設定する(S014)。
また、振動量が閾値yよりも大きいと判別した場合は、
スピンドルモータ6を8倍速で回転させるように設定す
る(S015)。
【0033】このように、MPP信号のレベルに対応し
て設定される例えば3種類の閾値x、y、zに基づい
て、4倍速、8倍速、16倍速、20倍速の回転速度を
設定することができるようにされるが、ディスクD装填
時に回転速度を上げていく過程においてMMP信号が所
要の閾値に対応した時点で、それ以上回転速度を上げな
いようにしている。したがって、ディスクドライブ装置
においては偏重心量の検出を行う場合においても不要な
振動を発生させることを回避することができる。つま
り、ディスクDが装填されその偏重心量に対応した所要
の回転速度が設定されるまでの間、ほぼ自励振動を発生
させないようにすることができるようになる。
【0034】図4、図5はMPP信号のレベルの一例を
示す図である。図4は、偏芯7μm、偏重心0.5gc
m、0.3gcm、0.1gcmのディスクDを例えば
8倍速で回転させた場合のMPP信号のレベル(振
幅)、及び加速度センサ(Gセンサ)によって得られる
振動検出信号のレベルを示している。なお、加速度セン
サは、本発明のディスクドライブ装置には用いられてい
ないが、例えば図6に示した構成と同様に光学ピックア
ップ1やスピンドルモータ6が備えられているベースユ
ニットに備えられていることを想定した場合の信号レベ
ルとして比較を行うために便宜上示している。
【0035】図4(a)(b)(c)に示されているよ
うに、偏芯が同じであっても偏重心量が異なることによ
って、MPP信号のレベルが異なっていることがわか
る。例えば図4(a)では、偏重心0.5gcmとされ
ているために比較的MPP信号のレベルが大きいが、図
4(c)に示されているように偏重心0.1gcmの場
合ではMPP信号のレベルが小さいことがわかる。つま
り、本例では、図3のフローチャートでも説明したよう
にトラッキングサーボループオフ時のMPP信号のレベ
ルを振動量に相当するものとしているので、偏芯と偏重
心を区別して正確な振動量を検出することができるよう
になる。また、図5は偏芯108μm、偏重心0.5g
cm、0.3gcm、0.05gcmのディスクDを例
えば8倍速で回転させた場合のMPP信号のレベル(振
幅)、及び加速度センサによって得られる振動検出信号
のレベルを示している。この場合も、例えば図5(a)
では、偏重心0.5gcmとされているために比較的M
PP信号のレベルが大きいが、図5(c)に示されてい
るように偏重心0.05gcmの場合ではMPP信号の
レベルが小さいことがわかる。
【0036】つまり、MPP信号のレベルによって偏芯
量に関わらず偏重心量のみを検出することができるよう
になり、偏重心量に応じた正確な回転速度を設定するこ
とができるようになる。
【0037】本例では例えば4倍速、8倍速、16倍
速、20倍速のいずれかでディスクを回転させるように
設定するが、いずれの場合においても例えば図4
(c)、図5(c)に示したように小さいレベルのMP
P信号が出力されるような回転速度が選択的に設定され
ることになる。また、回転速度の設定を行う場合には、
低速回転から徐々に回転速度を上げていくことによっ
て、所要のMPP信号のレベルが得られるようにしてい
るので、不要な振動の発生を抑制することができる。こ
のように不要な振動を抑制することができることから、
例えばノート型のパーソナルコンピュータ(ノートパソ
コン)などのように、ディスクドライブ装置が組み込ま
れる筐体が、薄型、軽量に構成されている場合でも、前
記筐体自体の振動を押さえることができる。特にノート
パソコンの場合、ディスクドライブ装置はキーボードの
下方に配置される場合があり、振動を抑制することでユ
ーザは快適に各種作業を行うことができるという利点が
ある。
【0038】なお、本実施の形態では、ディスクドライ
ブ装置として例えばCD―ROMの再生装置を例に挙げ
たが、例えば記録が可能とされているCD―Rなどの記
録/再生装置に適用することもできる。また、この他に
も例えばMO(Magnet Optical)、MD(Mini Disc
)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc-Random
Access Memory )などの記録媒体に対して記録/再生
を行うことができるディスクドライブ装置にも適用する
ことができる。さらにまた、本実施の形態では例えば再
生時の回転速度を設定する場合例に挙げて説明したが、
ディスクDの装填時に振動量の検出を行うようにするこ
とで、偏重心量に応じて記録時の回転速度を所定倍速に
設定するようにすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のディスク
ドライブ装置は、ディスク状記録媒体を回転させた場合
の光学ピックアップの対物レンズの変移量(MPP信号
のレベル)から、偏重心量を検出することができるよう
にされている。この場合、MPP信号が所要のレベルと
されるまでディスクの回転速度を上げていくことにして
いるので、偏重心量の検出を行う場合でも、自励振動を
最小限にとどめることができるようになる。
【0040】また、加速度センサなどの振動検出手段を
備えずに偏重心量の検出を行なうことができるので、デ
ィスクドライブ装置を構成するハードウエアの変更を行
わずに省スペース化及びコストダウンを図ることができ
る。さらに振動が低減されることによってデータの読み
だし精度が向上され、これにより読み出しエラー発生の
確率が低くなり、不要なリトライ処理を行なわずに、適
正な再生動作を継続させることができる。また、不要な
振動を抑制することができることから、ディスクドライ
ブ装置やディスク自体の破損も防止されることになる。
【0041】また、プッシュプル方式により前記対物レ
ンズの視野位置の変移状態に応じて得られる信号成分
(MPP信号)に基づいて、偏重心量を検出するように
されているので、MPP信号のレベルによって偏芯量に
関わらず偏重心量のみを検出することができるようにな
る。これにより、偏重心量に応じた正確な回転速度を設
定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスクドライブ装置の
ブロック図である。
【図2】図1に示すフォトディテクタ、RFアンプの構
成例を説明する図である。
【図3】振動量を検出する場合のシステムコントローラ
の処理遷移を説明するフローチャートである。
【図4】偏芯量と偏重心量に対応したMMP信号のレベ
ルの一例を示す図である。
【図5】偏芯量と偏重心量に対応したMMP信号のレベ
ルの一例を示す図である。
【図6】ディスクドライブ装置のベースユニットに加速
度センサを備えた従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
D ディスク、1 光学ピックアップ、2 対物レン
ズ、5 フォトディテクタ、5a メインディテクタ、
5b、5c サイドディテクタ、6 スピンドルモー
タ、9 RFアンプ、10 システムコントローラ、1
2 デコーダ、14サーボプロセッサ、17 スピンド
ルモータドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 隆史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大谷 尚生 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 川島 浩 千葉県香取郡小見川町小見川2170番地 ソ ニーコンポーネント千葉株式会社内 Fターム(参考) 5D109 DA01 DA03 KA04 KB04 KB23 KB40 KD14 KD34 KD46

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填されたディスク状記録媒体に対して
    レーザ光を照射する対物レンズの位置状態として、この
    対物レンズをトラッキング方向に従って駆動するように
    支持する駆動機構による駆動が行なわれない中立状態で
    の視野位置を基準位置に設定し、この基準位置に対する
    視野位置の変移量を検出する変移量検出手段と、 前記変移量に基づいて前記ディスク状記録媒体の回転速
    度を所定の速度から上げていくように制御することがで
    きる回転制御手段と、 前記回転制御手段によって前記ディスク状記録媒体の回
    転速度を上げていく過程で、前記変移量検出手段により
    検出された前記変移量に基づいて、当該ディスク状記録
    媒体の偏重心量を検出する偏重心量検出手段と、 前記回転制御手段の回転制御によって前記偏重心量が所
    定のレベルになった時点で、前記偏重心量の検出情報に
    応じて前記ディスク状記録媒体の回転速度が所定速度と
    なるように可変設定する回転速度設定手段と、 を備えていることを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記変移量検出手段は、プッシュプル方
    式により前記対物レンズの視野位置の変移状態に応じて
    得られる信号成分に基づいて、前記変移量を検出するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ディスクドライブ装置。
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