JP2000113242A - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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JP2000113242A
JP2000113242A JP28254598A JP28254598A JP2000113242A JP 2000113242 A JP2000113242 A JP 2000113242A JP 28254598 A JP28254598 A JP 28254598A JP 28254598 A JP28254598 A JP 28254598A JP 2000113242 A JP2000113242 A JP 2000113242A
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JP
Japan
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ticket
wing
tickets
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discharge
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Withdrawn
Application number
JP28254598A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Chiku
和広 知久
Yoshinori Azuma
義則 東
Tomohiro Yamada
友宏 山田
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で一括返却でき、また、取忘れ券
を簡単に回収できるようにする。 【解決手段】 複数枚対応型の自動改札機において、主
搬送路と排出搬送路との間に設けられた第1のウイング
と、その第1のウイングと前記排出搬送路との間に設け
られた第2のウイングと、前記主搬送路からエドモンソ
ン券のような小型の乗車券類が送出されてきたときに、
前記第1のウイングの上面を介して前記排出搬送路へ導
き、その主搬送路から定期券のような大型の乗車券類が
送出されてきたときに、その第1のウイングの下面及び
前記第2のウイングの表面を介してその排出搬送路へ導
き、前記排出口に取忘れ券が発生したときに、その排出
搬送路を逆に搬送させるとともに、その排出搬送路によ
り搬送される乗車券類をその第2のウイングの裏面を介
して搬送させて回収するように制御する制御手段とから
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一人の旅客の入出
場処理に複数枚の乗車券類を必要とするときに、自動改
札機の本体の投入口に投入されたそれら乗車券類を排出
口から一括して返却できるようにした自動改札機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、一人の旅客(利用者)の入出場処
理に複数枚の乗車券類を必要とするときに、それら複数
枚の乗車券類を処理できる複数枚対応型の自動改札機が
提案されている。
【0003】複数枚の乗車券類の態様としては、例え
ば、特急券と乗車券、前途券と降車券、あるいは乗越乗
車券と乗越精算処理できるSFカード(本発明では、S
Fカードのようなカード類も乗車券類に含めている。)
等があり、3枚以上の乗車券類が用いられる場合もあ
る。
【0004】複数枚対応型の自動改札機は、通常、利用
者の利便を考慮して、自動改札機の本体(以下、「改札
機本体」という)の投入口に一括して投入できるように
構成されているとともに、投入された乗車券類を利用者
に返却する必要があるときは、改札機本体の排出口に積
層状態で一括して返却できるように構成されている。
【0005】乗車券類の一括返却(まとめ出し)は、排
出口近くにソレノイドで駆動されるストッパを設けてお
き、読取り,書込み処理が終了し、さらに必要に応じて
印字,パンチ処理された乗車券類をストッパで順次受止
め、全ての乗車券類がストッパで受止められた時点でス
トッパが解除されて排出口へ一括排出されるように構成
されている。
【0006】なお、当然のことながら、複数枚の乗車券
類のうち、1枚でも無効券(有効期間経過等の無効券、
あるいは読取り不良によって無効券と判定されたものも
含む)が存在すれば、新たなデータの書込みは行われ
ず、また、印字,パンチ処理も行われずに、全ての乗車
券類が排出口に排出されるとともに、ドアが閉じられて
入出場は拒否される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複数枚対応型の自動改札機で一括返却機構を備えた
場合、一括返却機構は、排出口近くにソレノイドで駆動
されるストッパを設けただけでは実現することができ
ず、ストッパで受止められている乗車券類が落下しない
ように乗車券類の後端側を支持するストッパを必要とし
たり、搬送モータを停止させた後、積層された乗車券類
を排出口から突出するように移動させるようにしなけれ
ばならないなどの複雑な機構を必要とし、製造コストが
かさむ欠点があった。
【0008】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、簡単な構成で
排出口から乗車券類を一括排出することができるととも
に、取忘れ券が生じたときに、容易に集札箱に集札でき
るようにした自動改札機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、改札機本体に投入され
た乗車券類を処理する主搬送路から送出されてくる乗車
券類を排出搬送路を介して排出口に排出させる際、その
排出口へ排出される全ての乗車券類が搬送されてくるま
でストッパで受止めるようにした自動改札機において、
前記主搬送路と前記排出搬送路との間に設けられた第1
のウイングと、その第1のウイングと前記排出搬送路と
の間に設けられた第2のウイングと、前記主搬送路から
エドモンソン券のような小型の乗車券類が送出されてき
たときに、前記第1のウイングの上面を介して前記排出
搬送路へ導き、その主搬送路から定期券のような大型の
乗車券類が送出されてきたときに、その第1のウイング
の下面及び前記第2のウイングの表面を介してその排出
搬送路へ導き、前記排出口に取忘れ券が発生したとき
に、その排出搬送路を逆に搬送させるとともに、その排
出搬送路により搬送される乗車券類をその第2のウイン
グの裏面を介して搬送させて回収するように制御する制
御手段と、を有することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図4は、一実施の形態に係
る自動改札機の排出口近くの搬送機構の概略構成を示し
たもので、乗車券類の搬送状態別に示されている。
【0011】図1を用いて搬送機構の構成を説明する
と、L1 は主搬送路であって、右側の省略されている側
が改札機本体の投入口側である。そして、この省略され
ている主搬送路L1 には、周知の複数枚対応型の自動改
札機と同様に、投入口に一括して投入された乗車券類を
1枚ずつに分離する分離部、分離された乗車券類の姿勢
を整える整列部、乗車券類に書込まれているデータを読
取る読取り部、乗車券類を1枚ずつ一時保留する保留
部、保留部から1枚ずつ繰出して新たなデータ(入出場
データ)を書込む書込み部、書込まれたデータをチェッ
クするベリファイ部、必要に応じて乗車券類にパンチ孔
をあけ、又は印字処理を行うパンチ・印字部が設けられ
ている。
【0012】図1中、W1 は、主搬送路L1 から集札搬
送路L2 に乗車券類を導入する図示しないソレノイドで
駆動されるウイングである。このウイングW1 は、改札
機本体が出場用で、利用者へ返却する必要のない乗車券
類、例えば普通乗車券を集札搬送路L2 を介して集札箱
(図示せず)へ導くときに、ウイングW1 の先端が主搬
送路L1 の位置よりも上に作動できるように構成されて
いる。
【0013】図1中、L′は補助搬送路であって、主搬
送路L1 から送出されてくる乗車券類を排出搬送路L3
側に導けるように構成されている。
【0014】排出搬送路L3 の搬送先端(図1では上
端)側は、改札機本体に設けられた図示しない排出口に
向けて設けられている。
【0015】上述の各搬送路L1 ,L2 ,L3 ,L′
は、図示しない一つのモータによって駆動されるように
構成されている。そして、そのモータが一方に回転(正
回転)したときは、各搬送路L1 ,L2 ,L3 ,L′を
図1の矢印で示されるように、乗車券類を排出口又は集
札箱へ搬送できるように駆動し、そのモータが他方に回
転(逆回転)したときは、図4に矢印で示されるよう
に、それまでとは逆方向に乗車券類を搬送するように構
成されている。
【0016】図1中、W2 は、本発明の第1のウイング
に相当し、主搬送路L1 と補助搬送路L′との間に設け
られていて、図示しないソレノイドによって駆動される
ように構成されている。そして、このウイングW2 がO
FFのときは(図1の状態)、主搬送路L1 から送出さ
れてくる乗車券類をウイングW2 の上面W2 ′、及びそ
のウイングW2 の後端側に設けられているガイド片G1
を介して排出搬送路L3 側に導き、ONのときは(図2
〜図4参照)、主搬送路L1 から送出されてくる乗車券
類をウイングW2 の下面W2 ″を介して排出搬送路L3
側に導くことができるように構成されている。
【0017】図1中、W3 は本発明の第2のウイングに
相当し、補助搬送路L′と排出搬送路L3 との間に設け
られた、図示しないソレノイドで駆動されるウイングで
あって、このウイングW3 の回転支持軸にはローラr1
が設けられている。そして、このローラr1 は、排出搬
送路L3 に当接されている。
【0018】ウイングW3 は、排出搬送路L3 が乗車券
類を排出口へ排出する方向に搬送(駆動)されていると
きは、ウイングW2 の下面W2 ″を介して排出されてく
る乗車券類を表面W3 ′を介して排出搬送路L3 側に導
き(図1〜図3参照)、また、排出搬送路L3 が逆方向
に駆動されたときは、排出搬送路L3 により送出されて
くる乗車券類を裏面W3 ″を介して排出搬送路L3 によ
る搬送を継続できるように構成されている(図4参
照)。
【0019】図1中、R1 は送りローラであって、主搬
送路L1 の先端(図1では左側の先端)側で、排出搬送
路L3 に当接できるように(図3及び図4参照)、ま
た、その排出搬送路L3 から離れるように(図1及び図
2参照)、図示しないソレノイドで移動自在に設けられ
ている。
【0020】図1中、R2 は、排出搬送路L3 の先端側
で、かつ、ストッパSの先端上側に設けられたキャッチ
ローラであって、ガイド片G2 とで排出搬送路L3 から
送られてくる乗車券類を挾持することができるように構
成されている。
【0021】ストッパSは、図示しないソレノイドによ
り駆動されるように構成されている。そして、そのソレ
ノイドがONのときストッパSは閉となり、図1及び図
2に示されるように、排出口側へ移動しようとする乗車
券類を阻止し、ソレノイドがOFFのときストッパSは
開となり、図3及び図4に示されるように、乗車券類の
移動の阻止が解除されるように構成されている。また、
このとき、送りローラR1 のソレノイド(図示せず)が
ONとなって、送りローラR1 は、排出搬送路L3 に当
接される。
【0022】以下、乗車券類の搬送動作を説明する。
【0023】(a)小型の乗車券類(エドモンソン券)
の搬送(図1参照) 排出口に排出するための小型の乗車券類、例えば、普通
乗車券のようなエドモンソン券タイプの乗車券類(以
下、「小型券」として説明する。)イが主搬送路L1 か
ら送出されてきたとき、ウイングW2 はOFF、ストッ
パSは閉となって、ウイングW2 の上面W2 ′を介して
小型券イはストッパSに受止められる。
【0024】(b)大型の乗車券類(カードサイズ券)
の搬送(図2参照) 排出口に排出するための大型の乗車券類、例えば、定期
券やSFカードのようなカードサイズの乗車券類(以
下、「大型券」として説明する。)ロが主搬送路L1 か
ら送出されてきたとき、ウイングW2 はON、ストッパ
Sは閉を維持し、ウイングW2 の下面W2 ″及びウイン
グW3 の表面W3 ′を介して排出搬送路L3 に導かれ、
小型券イの下側に位置して積層されてストッパSに受止
められる。
【0025】これにより、両券イ,ロの積層が終了し、
一括返却の準備が終了となる。なお、上述の例では、小
型券イが先にストッパSで受止められたが、大型券ロが
先にストッパSで受止められてもよい。また、ストッパ
Sで受止められる乗車券は、2枚以上であってもよい
が、ここでは、説明を簡単にするために2枚で説明す
る。
【0026】(c)排出(図3参照) ストッパSが開かれるとともに、送りローラR1 が排出
搬送路L3 に当接される。したがって、積層状態の両券
イ,ロは排出口に排出される。両券イ,ロの後端(図3
では下端)が送りローラR1 から外れると、それ以上の
送り出しは中止される。これにより、両券イ,ロは排出
口から一部突出した状態になる。排出口から両券イ,ロ
が抜き取られて乗車券類の返却は終了する。なお、返却
終了は、排出口に設けられた図示しないセンサにより検
出される。
【0027】(d)取忘れ券の回収(図4参照) センサが所定時間、乗車券類を検出したとき、CPUを
中心に構成され、改札機本体を統括的に制御するととも
に、本発明の制御手段を担っている制御器(図示せず)
は、その乗車券類を利用者が取忘れたものと判定し、モ
ータが逆回転させられる。また、ウイングW3 の裏面W
3 ″がソレノイド(図示せず)により排出搬送路L3 か
ら離されるとともに、キャッチローラR2 による乗車券
類(イ,ロ)の挾持が解かれる。そして、排出搬送路L
3 を介して図示しない別集札箱(利用者へ返却の必要の
ない乗車券類を集札する集札箱と別の集札箱)に回収さ
れる。なお、改札機本体内に別集札箱が設けられていな
いときは、集札箱へ集札される。しかし、取忘れ券を別
集札箱へ集札するようにすると、利用者への乗車券の返
却が容易になる特長がある。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る自動改札機は、主搬送路と
排出搬送路との間に設けられた第1のウイングと、その
第1のウイングと前記排出搬送路との間に設けられた第
2のウイングと、前記主搬送路からエドモンソン券のよ
うな小型券が送出されてきたときに、前記第1のウイン
グの上面を介して前記排出搬送路へ導き、その主搬送路
から定期券のような大型券が送出されてきたときに、そ
の第1のウイングの下面及び前記第2のウイングの表面
を介してその排出搬送路へ導き、前記排出口に取忘れ券
が発生したときに、その排出搬送路を逆に搬送させると
ともに、その排出搬送路により搬送される乗車券類をそ
の第2のウイングの裏面を介して搬送させて回収するよ
うに制御する制御手段とからなるので、簡単な構成で乗
車券類を一括返却することができるとともに、取忘れ券
が発生したときに簡単に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型券を排出口に搬送するときの動作を示した
概略構成図である。
【図2】大型券を排出口に搬送するときの動作を示した
概略構成図である。
【図3】積層された乗車券類を排出口へ移動させる状態
を示した概略構成図である。
【図4】取忘れ券を回収する動作を示した概略構成図で
ある。
【符号の説明】
L1 主搬送路 L2 集札搬送路 L3 排出搬送路 L′ 補助搬送路 W1 〜W3 ウイング W2 ′ 上面 W2 ″ 下面 W3 ′ 表面 W3 ′ 裏面 R1 送りローラ R2 キャッチローラ S ストッパ イ 乗車券類(小型券) ロ 乗車券類(大型券)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 友宏 栃木県宇都宮市平出工業団地11番地2 日 本信号株式会社宇都宮事業所内 Fターム(参考) 3E027 AA03 AA04 AA07 AA08 AA09 3F049 DA02 EA17 EA22 EA24 LA09 LB09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動改札機の本体に投入された乗車券類
    を処理する主搬送路から送出されてくる乗車券類を排出
    搬送路を介して排出口に排出させる際、その排出口へ排
    出される全ての乗車券類が搬送されてくるまでストッパ
    で受止めるようにした自動改札機において、 前記主搬送路と前記排出搬送路との間に設けられた第1
    のウイングと、 前記第1のウイングと前記排出搬送路との間に設けられ
    た第2のウイングと、 前記主搬送路からエドモンソン券のような小型の乗車券
    類が送出されてきたときに、前記第1のウイングの上面
    を介して前記排出搬送路へ導き、その主搬送路から定期
    券のような大型の乗車券類が送出されてきたときに、そ
    の第1のウイングの下面及び前記第2のウイングの表面
    を介してその排出搬送路へ導き、前記排出口に取忘れ券
    が発生したときに、その排出搬送路を逆に搬送させると
    ともに、その排出搬送路により搬送される乗車券類をそ
    の第2のウイングの裏面を介して搬送させて回収するよ
    うに制御する制御手段と、を有することを特徴とする自
    動改札機。
JP28254598A 1998-10-05 1998-10-05 自動改札機 Withdrawn JP2000113242A (ja)

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