JP2000110142A - 木材立設方法 - Google Patents

木材立設方法

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JP2000110142A
JP2000110142A JP10285031A JP28503198A JP2000110142A JP 2000110142 A JP2000110142 A JP 2000110142A JP 10285031 A JP10285031 A JP 10285031A JP 28503198 A JP28503198 A JP 28503198A JP 2000110142 A JP2000110142 A JP 2000110142A
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JP
Japan
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wood
slit
hole
cylindrical body
partition member
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Pending
Application number
JP10285031A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shichinohe
宏 七戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Concrete Industry Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Concrete Industry Co Ltd
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Application filed by Kyowa Concrete Industry Co Ltd filed Critical Kyowa Concrete Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートブロック等の基盤材に木材を簡
単に挿入固定できる。 【解決手段】 直径方向に仕切る仕切部材4b,9を軸
方向に設けた穴内に、長手方向にスリット6を設けた木
材3を、上記仕切部材4b,9にスリット6を係合して
挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川の川底等に載
置して用いる木工沈床のように、コンクリートブロック
やアスファルト舗装された路盤等に設けた穴に木材を挿
入立設する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンクリートブロックに木材を
立設する場合、従来は、特公平7−86212号公報に
示されたように、コンクリートブロックに設けた穴に木
材を遊嵌し、その周囲にモルタルを充填して固定する
か、または穴に挿入された木材を、コンクリートブロッ
クの側面から螺合したボルトにて側方から穴内に固定す
るようにしている。あるいは、コンクリートブロックや
アスファルト路盤等内に木材の下部を直接埋め込んでこ
れを立設する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、各木材の穴への挿入の都度、この木材と穴の間にモ
ルタルやアスファルトを流し込んだり、ボルトをねじ込
まなければならないため、この木材の立設本数が多い場
合、非常に面倒であり、施工性が悪かった。また木材を
直接コンクリートブロックやアスファルト路盤内に埋め
込んだ場合、両者の膨脹、収縮率の違いによって両者の
接合面が剥離して木材が抜けてしまうという不具合があ
った。またこの場合、木材が朽ちて折れても、この部分
に新しい木材を立設することができなかった。
【0004】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、各木材を各穴に簡単に挿入固定でき、しかも木材
が朽ちた場合等には容易に新しい木材に交換できるよう
にした木材立設方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る木材立設方法は、直径方向に仕切る仕
切部材を軸方向に設けた穴内に、長手方向にスリットを
設けた木材を、上記仕切部材にスリットを係合して挿入
する。
【0006】また、円筒体と、この円筒体の穴内を直径
方向に仕切る板状の仕切部材とからなる木材立設具を、
少なくとも一端を開放した状態にして基盤に埋設し、こ
の木材立設具の開放端から、長手方向にスリットを設け
た木材を、これのスリットを上記木材立設具の仕切部材
に係合して挿入した。
【0007】
【作 用】穴内に挿入される木材は、これに設けられ
たスリットが穴内に設けられた仕切り部材に密に係合す
ることにより、穴内に、傾いたり、ガタが生じることな
く立設される。木材の太さは、穴内に挿入できるもので
あれば任意にすることができる。また、その挿入深さ
も、スリットの深さによって任意にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図中1は木工沈床等に用いるコンクリー
トブロック、2はこれに木材3を立設するための木材立
設具である。そしてこの木材立設具2は上記コンクリー
トブロック1内に埋設されている。
【0009】木材立設具2は図3に示すようになってい
て、円筒体4aと、この円筒体4aの穴の中央を直径方
向に仕切る仕切板4bとからなっている。円筒体4aの
外周には環状の突起5が設けてあり、これはコンクリー
トブロック1内に埋設したときの抜け止め作用をする。
円筒体4aの内径はコンクリートブロック1に立設しよ
うとする木材3の径より大きくなっている。
【0010】上記木材3の下端部には軸心を通るスリッ
ト6が軸方向に設けてある。このスリット6は図4に示
すように、先端部より奥側が広くなるようにしてある。
また上記木材立設具4の仕切板4bの板厚は上記スリッ
ト6に密に嵌合する厚さにするが、このとき、上側の厚
さより下側の厚さを厚くすることによりスリット6と仕
切板4bとの嵌合が密に行われる。
【0011】木材3は、これのスリット6の奥端に仕切
板4bが嵌入されるまで円筒体4a内に挿入される。従
って図5、図6に示すように、スリット6の深さによっ
て木材3の円筒体4a内への挿入深さが調節できる。
【0012】上記構成において、先端にスリット6を有
する木材3は、このスリット6を仕切板4bに差し込む
(打ち込む)ことにより、図2に示すように、コンクリ
ートブロック1内に埋設されている木材立設具2に立設
される。このとき、スリット6の深さが仕切板4bの軸
方向長さと同一である場合には図5に示すように、木材
3は木材立設具2の全長にわたって挿入され、スリット
6が浅い場合には図6に示すように木材立設具2の途中
まで挿入されて、木材立設具2に対する木材3の挿入深
さはスリット6の深さによって任意に設定できる。ま
た、木材立設具2に挿入する木材3の太さはこれの円筒
体4aの内径より細いものであれば任意である。
【0013】木材立設具2をコンクリートブロック1内
に埋設する際に、これの上端は必ずコンクリートブロッ
ク1の表面に開口する必要があるが、他端は必ずしもコ
ンクリートブロック1の下面に開口する必要はなく、木
材立設具2の下端はコンクリートブロック1内に埋設さ
れてめくら状になってもよい。
【0014】上記木材立設具2の構成材料は、鋼材等の
金属、あるいはプラスチック等の非金属のいずれでもよ
い。ただし、金属の場合は防錆処理を施す。
【0015】図7以下は本発明の他の実施の形態を示す
もので、コンクリート等からなる基盤7に穴8を設ける
際に、この穴8内に仕切部材9を、その両端部を基盤7
内に埋め込んで埋設する。この仕切部材9は図8に示す
ように板材であってもよく、また図9に示すように、2
本以上の棒材であってもよい。
【0016】しかして、この穴8内に、スリット6を設
けた木材3を、上記した仕切部材9にスリット6を係合
して挿入することにより、木材3が穴8内に立設され
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、コンクリートブロック
やアスファルト路盤等に設けた穴への木材の立設を、木
材に設けたスリットを仕切部材に挿入する1つの動作に
より簡単に行うことができ、しかも、木材の周囲にモル
タルやアスファルトを流し込んだり、あるいはボルトに
て固着する等の作業がなくなり、木材の立設作業を非常
に能率よく行うことができる。
【0018】また本発明によれば、木材に設けるスリッ
トの深さによって、木材のコンクリートブロックや基盤
等への挿入深さを任意にとることができる。またこの木
材の太さも、穴の内径以内であれば任意にとることがで
きる。
【0019】さらに、本発明によれば、コンクリートブ
ロックやアスファルト路盤等の穴内に木材を挿脱可能に
立設することができることにより、上記穴内に立設した
木材が経時変化により朽ちたり、折れたりしたときには
随時新しい木材に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】木材立設具をインサートしたコンクリートブロ
ックを示す斜視図である。
【図2】木材立設具に木材を挿入した状態を示す斜視図
である。
【図3】木材立設具を示す斜視図である。
【図4】木材を示す一部破断正面図である。
【図5】木材を木材立設具に挿入した状態を示す断面図
である。
【図6】木材を木材立設具に挿入した状態の他例を示す
断面図である。
【図7】他の実施の形態を示す平面図である。
【図8】図7のA−A線に沿う断面図である。
【図9】図7のA−A線に沿う他の実施例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…コンクリートブロック、2…木材立設具、3…木
材、4a…円筒体、4b…仕切板、5…突起、6…スリ
ット、7…基盤、8…穴、9…仕切部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直径方向に仕切る仕切部材を軸方向に設
    けた穴内に、長手方向にスリットを設けた木材を、上記
    仕切部材にスリットを係合して挿入することを特徴とす
    る木材立設方法。
  2. 【請求項2】 円筒体と、この円筒体の穴内を直径方向
    に仕切る板状の仕切部材とからなる木材立設具を、少な
    くとも一端を開放した状態にして基盤に埋設し、この木
    材立設具の開放端から、長手方向にスリットを設けた木
    材を、これのスリットを上記木材立設具の仕切部材に係
    合して挿入したことを特徴とする木材立設方法。
JP10285031A 1998-10-07 1998-10-07 木材立設方法 Pending JP2000110142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101482692B1 (ko) * 2014-03-17 2015-01-16 한국건설기술연구원 공기 정화 기능을 갖는 친환경 비정질 강섬유 보강 콘크리트 블록의 제조방법

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