JP2000107944A - ワイヤカット放電加工装置 - Google Patents

ワイヤカット放電加工装置

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JP2000107944A
JP2000107944A JP10276930A JP27693098A JP2000107944A JP 2000107944 A JP2000107944 A JP 2000107944A JP 10276930 A JP10276930 A JP 10276930A JP 27693098 A JP27693098 A JP 27693098A JP 2000107944 A JP2000107944 A JP 2000107944A
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wire
electric discharge
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groove
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Hiroyuki Oguro
裕之 大黒
Seiji Satou
清侍 佐藤
Toshio Moro
俊夫 毛呂
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外表面に縦溝等を有すワイヤ電極の使用にお
いて効率のよい給電を行って給電損失を低減すること。 【解決手段】 横断面形状を星形、歯車形状、セレーシ
ョン形状に予め形成されたワイヤ電極1を使用し、給電
子21にワイヤ電極1の横断面形状の補形をなすワイヤ
電極摺接面25を設け、ワイヤ電極摺接面25がワイヤ
電極1の外表面に面接触〜多点接触して給電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイヤカット放
電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤカット放電加工装置として、特開
昭47−20797号公報に示されているように、ワイ
ヤ電極に通電を行う給電子を引き抜き加工のダイスと
し、放電加工区域に入る直前のワイヤ電極の外周面に縦
溝、螺旋溝を形成し、ワイヤ電極の直線性の向上、誘電
性加工液の循環、加工残滓の除去の促進を図るワイヤカ
ット放電加工装置がある。
【0003】また、特開昭61−8229号公報には、
横断面形状が多角形状であるワイヤ電極をワイヤの中心
軸線周りに捻ることにより、凹凸表面を備えたワイヤ電
極を製造することが開示されている。また、特開昭56
−126533号公報には、ワイヤ成形手段によってワ
イヤ電極を異形状にすることにより複雑な加工を可能す
るワイヤカット放電加工装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭47−2079
7号公報に示されたワイヤカット放電加工装置では、ワ
イヤ電極に通電を行う給電子が引き抜き加工のダイスを
兼ねているから、ワイヤ電極の外周面に縦溝、螺旋溝が
形成されても、給電子と引き抜き加工後のワイヤ電極と
が面接触し、ワイヤ電極に対して効率のよい給電が行わ
れるが、しかし、ワイヤ電極の材質はダイス(給電子)
の材質よりも柔らかいものを選定しなければらなず、ま
た、ワイヤ電極に凹溝を刻んだ際に粉塵が発生すること
があるため、この粉塵を除去する装置を別に設けるか、
定期的にダイスの洗浄を行う必要がある。また、ダイス
を軸線周りに回転させてもワイヤ電極自体は回転するこ
とはなく、加工屑の除去は螺旋状溝による掻き出しのみ
であるため、加工屑の除去に関して充分な増大効果が得
られない。
【0005】つぎに、特開昭61−8229号公報に示
されているように製造された凹凸表面を有するワイヤ電
極では、ワイヤ電極の成形の際に粉塵が発生するような
不具合を生じることはないが、このワイヤ電極の使用に
おいて、従来の一般的なワイヤカット放電加工装置で
は、給電体に関して特別な配慮がなされておらず、円形
断面の通常のワイヤ電極用のものと同じ給電体では、ワ
イヤ電極と給電体との接触は点でしか行われず、効率的
な給電は困難である。
【0006】また、特開昭56−126533号公報に
示されるようなワイヤカット放電加工装置では、異形状
ワイヤに通電するための給電体について、ワイヤ電極の
異形状に対応する処置が取られていないため、ワイヤ電
極に対して効率のよい充分な給電ができない。
【0007】また、ワイヤカット放電加工装置には、ワ
イヤ電極を両側より挟んでワイヤ電極を走行させるため
に回転駆動される一対の送りローラが設けられるが、従
来のワイヤカット放電加工装置では、いずれのものも、
ワイヤ電極の外表面形状に対応する処置が取られていな
いため、送りローラ部でワイヤ電極が断線し易い等の問
題がある。
【0008】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、外表面に縦溝等を有するワイヤ
電極の使用において効率のよい給電を行って給電損失を
低減し、加工屑の排出を円滑に行い、大電流によるワイ
ヤ断線を抑制し、さらには送りローラ部でのワイヤ電極
の押付力を軽減してワイヤ断線を抑制し、高速かつ安定
な加工特性を得ることができるワイヤカット放電加工装
置を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるワイヤカット放電加工装置は、横
断面形状を星形、歯車形状、セレーション形状に予め形
成されたワイヤ電極を使用し、給電子がワイヤ電極の横
断面形状の補形をなすワイヤ電極摺接面を有し、前記ワ
イヤ電極摺接面がワイヤ電極の外表面に面接触〜多点接
触して給電を行うものである。
【0010】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置は、給電子は多角形柱体あるいは円柱体により構成さ
れ、それらの各外面あるいは外周面の複数箇所に前記ワ
イヤ電極摺接面を形成され、取付位置の変更により選択
された一つのワイヤ電極摺接面がワイヤ電極の外表面に
面接触〜多点接触して使用されるものである。
【0011】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置は、多角形柱体の各外面あるいは円柱体の外周面の複
数箇所に形成されるワイヤ電極摺接面は、ワイヤ電極径
に応じて大きさが異なっており、ワイヤ電極径が異なる
複数種類のワイヤ電極に対応しているものである。
【0012】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置は、ワイヤ電極を両側より挟んでワイヤ電極を走行さ
せるために回転駆動される一対の送りローラを有し、前
記送りローラは外周面にワイヤ電極の横断面形状の補形
半体の溝形状による周溝を有しており、前記周溝にワイ
ヤ電極を通してワイヤ送りを行うものである。
【0013】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置は、ワイヤ電極を両側より挟んでワイヤ電極を走行さ
せるために回転駆動される一対の送りローラを有し、前
記送りローラは外周面にワイヤ電極の横断面形状の補形
半体に対応する螺旋溝形状による周溝を有しており、前
記周溝にワイヤ電極を通してワイヤ送りを行うものであ
る。
【0014】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置は、前記周溝は送りローラの軸線方向の複数箇所に形
成され、取付位置の変更により選択された一つの周溝に
ワイヤ電極を通されて使用されるものである。
【0015】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置は、前記周溝は、ワイヤ電極径に応じて大きさが異な
っており、ワイヤ電極径が異なる複数種類のワイヤ電極
に対応しているものである。
【0016】 〔発明の詳細な説明〕以下に添付の図を参照して、この
発明にかかるワイヤカット放電加工装置の実施の形態を
詳細に説明する。
【0017】図1〜図6は、この発明によるワイヤカッ
ト放電加工装置の一つの実施の形態を示している。図1
はこの発明によるワイヤカット放電加工装置の全体構成
を示している。この発明によるワイヤカット放電加工装
置で使用するワイヤ電極1は、図2に示されているよう
に、横断面形状を星形、歯車形状、セレーション形状に
予め形成されたワイヤ電極、換言すれば、外表面に複数
個の縦溝3が成形されたワイヤ電極1を使用する。ワイ
ヤ電極1は、銅亜鉛合金製の2重構造のものであり、ワ
イヤ電極径が0.1〜0.4mm程度のものを使用でき
る。
【0018】ワイヤ電極1は、ワイヤ電極ボビン5より
繰り出され、上部案内プーリ7、上部給電部9、下部給
電部11、下部案内プーリ13を経て上下一対の送りロ
ーラ15に至り、送りローラ15の回転駆動により、牽
引されて一定速度で走行する。
【0019】上部給電部9、下部給電部11は、放電加
工用電源装置17に導電接続され、ワイヤ電極1に給電
を行う。ワイヤ電極1は、上部給電部9と下部給電部1
1との間で被加工物Wと対向し、被加工物Wとの間にパ
ルス電圧を印加されることにより、被加工物Wとの間に
パルス放電を生じ、放電時の熱エネルギによって被加工
物Wを切断加工する。
【0020】上部給電部9、下部給電部11は、図3に
示されているように、ワイヤ電極1に通電するための給
電子21と、給電ブロック23とにより構成されてい
る。給電子21は、導電性の円柱体により構成され、外
周面の複数箇所にワイヤ電極1の横断面形状の補形をな
す凹溝状のワイヤ電極摺接面25が形成されている。ま
た、給電ブロック23にもワイヤ電極1の横断面形状の
補形をなす凹溝状のワイヤ電極摺接面27が形成されて
いる。
【0021】ワイヤ電極1は給電子21のワイヤ電極摺
接面25の一つと給電ブロック23のワイヤ電極摺接面
27とに挟まれて走行する。これにより、ワイヤ電極摺
接面25およびワイヤ電極摺接面27とがワイヤ電極1
の外表面に面接触〜多点接触して効率よく給電が行われ
る。
【0022】ワイヤ電極1には予め縦溝3が設けられて
いるため、給電子21がワイヤ電極1に縦溝3を刻むこ
とはなく、摩耗による粉塵が発生することはない。ま
た、給電子21は外周面の複数箇所にワイヤ電極摺接面
25を形成されているから、給電子21の取付位置の変
更により選択された一つのワイヤ電極摺接面25を使用
することができ、ワイヤ電極摺接面25の摩損による給
電子21の部品寿命を延ばすことができる。
【0023】また、図4に示されているように、ワイヤ
電極摺接面25を、ワイヤ電極径に応じて大きさが異な
ったものにすることもでき、この場合には、ワイヤ電極
径が異なる複数種類のワイヤ電極1に対応することがで
き、異なるワイヤ電極径毎に給電子を準備する必要がな
くなり、給電子を交換することなく使用するワイヤ電極
径を変更することができる。
【0024】なお、給電子21は四角柱体のような多角
形柱体により構成され、それらの各外面に上述のような
ワイヤ電極摺接面を形成してもよい。また、給電ブロッ
ク23も給電子21と同様の形状のものにすることもで
きる。
【0025】送りローラ15は、図5、図6に示されて
いるように、外周面にワイヤ電極1の横断面形状の補形
半体に対応する溝形状による周溝28を有しており、周
溝28にワイヤ電極1を通してワイヤ送りを行うように
なっている。このワイヤ送りでは、送りローラ15はワ
イヤ電極1の外表面に面接触〜多点接触する。これによ
り、ワイヤ電極1と送りローラ15との摩擦力が増し、
接触点数の少ない状態で必要だった押付圧力よりも小さ
な圧力で済むようになり、ワイヤ電極1のローラ押付圧
力による断線が抑制される。
【0026】また、図7に示されているように、送りロ
ーラ15の外周面にワイヤ電極1の横断面形状の補形半
体に対応する螺旋溝形状による周溝29を形成してもよ
い。この場合には、送りローラ15を通過するワイヤ電
極1は周溝29の螺旋溝に係合して軸線方向に緩やかな
回転をしながら通過していく。このため、ワイヤ電極
は、図8に示されているように、被加工物Wに対する傾
斜角を変えることなくワイヤ電極ボビン5(図1参照)
より送りローラ15に至る走行行経路の全域で捻られな
がら送行される。
【0027】これにより、ワイヤ電極1と被加工物Wと
の狭少な対向間隙で放電加工により発生する加工屑a
は、ワイヤ電極1が捻られたことによるワイヤ電極1の
螺旋状の溝3aにより回転しながら案内され、被加工物
Wから外部へ速やかに排出され、短絡状態を回避でき
る。従って、被加工物の加工精度、面粗さが向上するば
かりでなく、安定した加工特性を得られる。なお、この
場合には、下部給電部11はワイヤ電極1の捻れを許す
構造のものを使用する。
【0028】また、送りローラ15の周溝28あるいは
29は、図9に示されているように、送りローラ15の
軸線方向の複数箇所に形成されていてもよく、この場合
には、送りローラ15の軸線方向の取付位置の変更によ
り、選択された一つの周溝28(29)にワイヤ電極1
が通されて使用される。これにより、周溝28(29の
摩損による送りローラ15の部品寿命を延ばすことがで
きる。
【0029】また、周溝28あるいは29を、ワイヤ電
極径に応じて大きさが異なったものにすることもでき、
この場合には、ワイヤ電極径が異なる複数種類のワイヤ
電極1に対応することができ、異なるワイヤ電極径毎に
送りローラを準備する必要がなくなり、送りローラを交
換することなく使用するワイヤ電極径を変更することが
できる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるワイヤカット放電加工装置によれば、横断面形
状を星形、歯車形状、セレーション形状に予め形成され
たワイヤ電極を使用し、ワイヤ電極の横断面形状の補形
をなすワイヤ電極摺接面がワイヤ電極の外表面に面接触
〜多点接触して給電を行うから、効率よく給電を行うこ
とができ、大電流による高速加工においても給電部での
ワイヤ電極の断線を抑制でき、しかもワイヤ電極には予
め縦溝が設けられているため、給電子がワイヤ電極に縦
溝を刻むことはなく、摩耗による粉塵が発生することが
なく、安定した高速加工を行うことができるという効果
がある。
【0031】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置によれば、給電子は多角形柱体あるいは円柱体により
構成され、それらの各外面あるいは外周面の複数箇所に
前記ワイヤ電極摺接面が形成され、取付位置の変更によ
り選択された一つのワイヤ電極摺接面がワイヤ電極の外
表面に面接触〜多点接触して使用されるから、ワイヤ電
極摺接面の消耗による給電子の部品寿命を延ばすことが
できるという効果がある。
【0032】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置によれば、多角形柱体の各外面あるいは円柱体の外周
面の複数箇所に形成されるワイヤ電極摺接面がワイヤ電
極径に応じて大きさが異なっており、ワイヤ電極径が異
なる複数種類のワイヤ電極に対応しているから、給電子
を交換しなくてもワイヤ電極径が異なるワイヤ電極を使
用することができるという効果がある。
【0033】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置によれば、送りローラの外周面にワイヤ電極の横断面
形状の補形半体の溝形状による周溝が設けられ、その周
溝にワイヤ電極を通してワイヤ送りを行うから、ワイヤ
電極に対する送りローラの押付圧力を軽減でき、放電加
工により消耗したワイヤ電極のローラ押付圧力による断
線を抑制し、安定した高速加工ができるという効果があ
る。
【0034】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置によれば、送りローラの外周面にワイヤ電極の横断面
形状の補形半体に対応する螺旋溝形状による周溝が設け
られ、その周溝にワイヤ電極を通してワイヤ送りを行う
から、走行するワイヤ電極に捻れが与えられてワイヤ電
極の縦溝が螺旋状になり、放電加工時に発生する加工屑
の排出を円滑にすることができるようになる。このこと
により、短絡状態を回避でき、被加工物の加工精度、面
粗さが向上するばかりでなく、安定した加工特性を得ら
れるという効果がある。
【0035】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置によれば、周溝が送りローラの軸線方向の複数箇所に
形成され、取付位置の変更により選択された一つの周溝
にワイヤ電極を通されて使用されるから、周溝の消耗に
よる送りローラの部品寿命を延ばすことができるという
効果がある。
【0036】つぎの発明によるワイヤカット放電加工装
置は、送りローラの外周面に形成される周溝がワイヤ電
極径に応じて大きさが異なっており、ワイヤ電極径が異
なる複数種類のワイヤ電極に対応しているから、送りロ
ーラを交換しなくてもワイヤ電極径が異なるワイヤ電極
を使用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるワイヤカット放電加工装置の
全体を示す構成図である。
【図2】 この発明によるワイヤカット放電加工装置で
使用するワイヤ電極を示す斜視図である。
【図3】 この発明によるワイヤカット放電加工装置に
組み込まれる給電部分を示す平面図である。
【図4】 この発明によるワイヤカット放電加工装置で
使用する給電子の一つの実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】 この発明によるワイヤカット放電加工装置に
組み込まれる送りローラ部分を示す側面図である。
【図6】 この発明によるワイヤカット放電加工装置に
組み込まれる送りローラ部分を示す正面図である。
【図7】 この発明によるワイヤカット放電加工装置で
使用する送りローラの一つの実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図8】 この発明によるワイヤカット放電加工装置に
おけるワイヤ電極と加工屑の排出状態を示す斜視図であ
る。
【図9】 この発明によるワイヤカット放電加工装置で
使用する送りローラの他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ワイヤ電極、3 縦溝、5 ワイヤ電極ボビン、7
上部案内プーリ、9上部給電部、11 下部給電部、
13 下部案内プーリ、15 送りローラ17 放電加
工用電源装置、21 給電子、23 給電ブロック、2
5,27 ワイヤ電極摺接面、28,29 周溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 清侍 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 毛呂 俊夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3C059 AA01 AB05 BA29 DA06 FB04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面形状を星形、歯車形状、セレーシ
    ョン形状に予め形成されたワイヤ電極を使用し、給電子
    がワイヤ電極の横断面形状の補形をなすワイヤ電極摺接
    面を有し、前記ワイヤ電極摺接面がワイヤ電極の外表面
    に面接触〜多点接触して給電を行うことを特徴とするワ
    イヤカット放電加工装置。
  2. 【請求項2】 給電子は多角形柱体あるいは円柱体によ
    り構成され、それらの各外面あるいは外周面の複数箇所
    に前記ワイヤ電極摺接面を形成され、取付位置の変更に
    より選択された一つのワイヤ電極摺接面がワイヤ電極の
    外表面に面接触〜多点接触して使用されることを特徴と
    する請求項1に記載のワイヤカット放電加工装置。
  3. 【請求項3】 多角形柱体の各外面あるいは円柱体の外
    周面の複数箇所に形成されるワイヤ電極摺接面は、ワイ
    ヤ電極径に応じて大きさが異なっており、ワイヤ電極径
    が異なる複数種類のワイヤ電極に対応していることを特
    徴とする請求項2に記載のワイヤカット放電加工装置。
  4. 【請求項4】 ワイヤ電極を両側より挟んでワイヤ電極
    を走行させるために回転駆動される一対の送りローラを
    有し、前記送りローラは外周面にワイヤ電極の横断面形
    状の補形半体の溝形状による周溝を有しており、前記周
    溝にワイヤ電極を通してワイヤ送りを行うことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一つに記載のワイヤカット
    放電加工装置。
  5. 【請求項5】 ワイヤ電極を両側より挟んでワイヤ電極
    を走行させるために回転駆動される一対の送りローラを
    有し、前記送りローラは外周面にワイヤ電極の横断面形
    状の補形半体に対応する螺旋溝形状による周溝を有して
    おり、前記周溝にワイヤ電極を通してワイヤ送りを行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の
    ワイヤカット放電加工装置。
  6. 【請求項6】 前記周溝は送りローラの軸線方向の複数
    箇所に形成され、取付位置の変更により選択された一つ
    の周溝にワイヤ電極を通されて使用されることを特徴と
    する請求項4または5に記載のワイヤカット放電加工装
    置。
  7. 【請求項7】 前記周溝は、ワイヤ電極径に応じて大き
    さが異なっており、ワイヤ電極径が異なる複数種類のワ
    イヤ電極に対応していることを特徴とする請求項6に記
    載のワイヤカット放電加工装置。
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