JP2000107725A - 部材処理方法および装置 - Google Patents

部材処理方法および装置

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JP2000107725A
JP2000107725A JP10281400A JP28140098A JP2000107725A JP 2000107725 A JP2000107725 A JP 2000107725A JP 10281400 A JP10281400 A JP 10281400A JP 28140098 A JP28140098 A JP 28140098A JP 2000107725 A JP2000107725 A JP 2000107725A
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pressure
supercritical fluid
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closed container
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Yoshimi Sugimoto
佳美 杉本
Masao Watanabe
正夫 渡辺
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/02Solvent extraction of solids
    • B01D11/0203Solvent extraction of solids with a supercritical fluid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
    • B08B7/0021Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by liquid gases or supercritical fluids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B5/00Operations not covered by a single other subclass or by a single other group in this subclass

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毒物や大規模な設備を要することなく、各種
物質を回収できるように回路部材を分解処理する。 【解決手段】 液体の水13を回路部材30とともに密
閉容器2に封入して内部加熱手段4で加熱し、液体の水
13を所定の温度以上に加熱するとともに所定の圧力以
上に加圧して超臨界流体とする。超臨界流体は分子間の
衝突頻度が極度に高いので、特異な溶解力を発揮すると
ともに各種反応を良好に活性化することができ、液体や
気体の状態の水では分解処理が困難な回路部材30も良
好かつ迅速に分解処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路部材を分解処
理する部材処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムなどの電子
機器が普及しており、このような電子機器には、回路基
板、チップ部品、ディスプレイパネル、バッテリ、等の
ような各種の回路部材が使用されている。現在の回路部
材は極度に微細な構造で形成されており、回路基板に対
するチップ部品の表面実装のように各部が略一体に固着
している。このため、回路部材を分解処理することは容
易ではなく、現状では廃棄する回路部材を粉砕してから
埋め立てている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように現状では
回路部材を単純に粉砕して埋め立てているが、回路部材
には、金などの希少物質やカドミウムなどの有害物質が
使用されていることが多い。従って、回路部材を廃棄す
るときには、回路部材を分解して各種物質の再利用や専
用処理を実行することが好ましいが、前述のように近年
の回路部材は構造が極度に微細で各部が略一体に固着し
ているので、実際には各種物質を回収できるように回路
部材を分解処理することは困難である。
【0004】例えば、弗化水素を利用して回路部材を分
解し、金等の希少物質を回収する処理方法は開発されて
いる。しかし、弗化水素は猛毒で取り扱いが容易でな
く、大規模な処理施設を必要とする。それでも廃棄され
る回路部材は日々増加しているため、現状では廃棄され
た回路部材を弗化水素で良好に処理することは実現され
ておらず、前述のように現在も回路部材は粉砕されて埋
め立てられている。
【0005】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、毒物などを必要とすることなく回路部材
を良好かつ迅速に分解処理できて希少物質や有害物質の
回収も可能な部材処理方法および装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一の部材処理方
法は、液体の水(H2O)を所定の温度以上に加熱すると
ともに所定の圧力以上に加圧して超臨界流体とし、該超
臨界流体の水により処理対象の回路部材を分解処理する
ようにした。従って、本発明の部材処理方法では、毒物
でなく取り扱いも容易で安価な水により回路部材が分解
処理される。
【0007】ここで、超臨界流体を図2を参照して簡単
に説明する。一般に物質は温度と圧力との関係で、固
体、液体、気体、の三つに変化するが、図示するよう
に、所定の温度かつ所定の圧力の臨界点以上の領域で
は、物質は超臨界流体となる。これは気体と液体との性
質を合わせ持つもので、高密度でありながら分子の熱運
動が顕著であり、分子間の衝突頻度が気体や液体より極
度に高い。このため、超臨界流体の水は、特異な溶解力
を発揮するとともに各種反応を良好に活性化するので、
液体や気体の状態の水では分解処理が困難な回路部材で
も良好かつ迅速に分解処理することができる。
【0008】上述のような部材処理方法において、超臨
界流体の前記水の温度および圧力を制御するようにし
た。超臨界流体の水は特異な溶解力を発揮するとともに
各種反応を良好に活性化するが、このような特性が温度
および圧力の変化により自在に調節される。このため、
回路部材を分解処理する超臨界流体の水の温度および圧
力を制御すると、回路部材の分解処理の状態が自在に調
節される。
【0009】本発明の他の部材処理方法は、液体の水を
処理対象の回路部材とともに密閉容器に封入し、該密閉
容器の内部を加圧媒体の供給により所定の圧力まで加圧
し、所定の圧力まで加圧された前記密閉容器の内部を加
熱して前記水を所定の温度以上かつ所定の圧力以上の超
臨界流体とするようにした。
【0010】従って、本発明の部材処理方法でも、毒物
でなく取り扱いも容易で安価な水が超臨界流体とされ、
この特異な溶解力を発揮するとともに各種反応を良好に
活性化する超臨界流体の水により、微細な構造の回路部
材も良好に分解される。水を回路部材とともに密閉容器
に封入してから加圧媒体の供給により加圧し、この状態
の密閉容器の内部を加熱して水を超臨界流体とするの
で、簡単な設備で容易に水が超臨界流体となる。
【0011】上述のような部材処理方法において、超臨
界流体の前記水の温度および圧力を加熱および減圧で制
御するようにした。この場合、特異な溶解力や各種反応
の活性化などの超臨界流体の特性が温度および圧力の変
化により自在に調節されるので、回路部材の分解処理の
状態が自在に調節される。
【0012】上述のような部材処理方法において、超臨
界流体の前記水に分解処理される前記回路部材が発生す
る物質を前記密閉容器から適宜排出させるようにした。
この場合、超臨界流体の水により高温高圧の条件下で分
解処理される回路部材から各種物質が発生すると、その
ままでは密閉容器の内部圧力が上昇するが、発生物質を
適宜排出させれば密閉容器の内部は所望圧力に維持され
る。
【0013】上述のような部材処理方法において、前記
密閉容器から排出される物質を別途貯蔵するようにし
た。この場合、超臨界流体の水により分解処理される回
路部材からは樹脂の有機分子などが発生するが、このよ
うに発生して密閉容器から排出された物質が貯蔵される
ので、この物質の熱量をエネルギとして利用すること
や、物質を原材料として再度利用するようなことが実行
される。
【0014】上述のような部材処理方法において、前記
加圧媒体が不活性ガスからなる。この場合、密閉容器に
封入されて不加圧媒体により加圧されている水が加熱さ
れて超臨界流体となるが、この高温高圧の条件下で回路
部材から発生する各種物質と加圧媒体とが反応しない。
【0015】上述のような部材処理方法において、前記
回路部材に存在する所定の金属と化合する反応物質を液
体の前記水に混入させておくようにした。この場合、超
臨界流体の水により分解処理される回路部材から所定の
金属が発生すると、これと反応物質が化合するので、こ
の化合物として所定の金属が回収される。
【0016】上述のような部材処理方法において、前記
水に混入させておく前記反応物質が硫黄である。この場
合、超臨界流体となる水に混入されている硫黄が、回路
部材に多分に使用されている金と化合して“Au(HS)
2”となるので、この化合物として金が回収される。
【0017】上述のような部材処理方法において、前記
回路部材に存在する所定の金属の容量に対応して前記水
に混入させておく前記反応物質の容量を調節するように
した。この場合、水に混入させておく反応物質の容量が
化合する金属の容量に対応して調節されるので、分解処
理する回路部材の金属が過不足なく化合されて回収され
る。
【0018】上述のような部材処理方法において、前記
回路部材の分解処理を完了した超臨界流体の前記水を温
度および圧力の低下により液体に変化させ、該液体の水
を常圧で冷却して凝固させるようにした。この場合、回
路部材の分解処理が完了してから超臨界流体の水が凝固
されるので、超臨界流体の水に混入していた各種物質が
析出する。
【0019】本発明の部材処理装置は、液体の水を処理
対象の回路部材とともに封入する密閉容器と、該密閉容
器の内部を加圧媒体の供給により所定の圧力まで加圧す
る媒体供給手段と、該所定の圧力まで加圧された前記密
閉容器の内部を加熱して前記水を超臨界流体とする内部
加熱手段と、を具備している。
【0020】従って、本発明の部材処理装置の部材処理
方法では、水が処理対象の回路部材とともに密閉容器に
封入され、この密閉容器の内部が媒体供給手段による加
圧媒体の供給により所定の圧力まで加圧される。このよ
うに所定の圧力まで加圧された密閉容器の内部が内部加
熱手段により加熱されて水が超臨界流体とされるので、
この超臨界流体の水により回路部材が分解処理される。
【0021】上述のような部材処理装置において、前記
密閉容器の内部に存在する物質を適宜排出させる内部減
圧手段と、該内部減圧手段および前記内部加熱手段の動
作を制御する状態制御手段と、も具備している。この場
合、密閉容器の内部に存在する物質を内部減圧手段が適
宜排出させ、この内部減圧手段および内部加熱手段の動
作を状態制御手段が制御するので、これで密閉容器の内
部の温度および圧力が調節される。
【0022】上述のような部材処理装置において、前記
密閉容器の内部に存在する物質を適宜排出させる内部減
圧手段と、該内部減圧手段により前記密閉容器から排出
される物質を別途貯蔵する物質貯蔵手段と、も具備して
いる。この場合、密閉容器の内部に存在する物質を内部
減圧手段が適宜排出させ、このように排出される物質が
物質貯蔵手段により別途貯蔵されるので、この物質の熱
量をエネルギとして利用することや、物質を原材料とし
て再度利用するようなことが実行される。
【0023】上述のような部材処理装置において、前記
回路部材の分解処理を完了して超臨界流体から液体に変
化された前記水を常圧で冷却して凝固させる物質析出手
段も具備している。この場合、超臨界流体の状態で回路
部材の分解処理を完了した液体の水を物質析出手段が常
圧で冷却して凝固させる。凝固した水である氷への物質
(分子、原子)の溶解度は0.001%程度であるので、超臨
界流体の水に混入していた各種物質が析出する。
【0024】なお、本発明で言う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用
のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与さ
れたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュー
タの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を
許容する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して以下に説明する。なお、図1は本実施の形態の部
材処理装置である部材処理システムを示す模式図、図2
は温度と圧力との変化による水の状態変化を示す特性
図、である。
【0026】本実施の形態の部材処理装置である部材処
理システム1は、図1に示すように、密閉容器2を具備
しており、この密閉容器2は、開閉自在なハッチ3を具
備したステンレス製の高圧ボンベからなる。この密閉容
器2の底部には、内部加熱手段である加熱装置4が装着
されており、この加熱装置4が密閉容器2を加熱する。
【0027】密閉容器2は、圧力調整弁5を具備する吸
気管6がハッチ3に配管されており、この吸気管6にヘ
リウムボンベ7が交換自在に連結されているので、これ
らにより媒体供給手段に相当する媒体供給機構8が形成
されている。この媒体供給機構8は、加圧媒体として不
活性ガスであるヘリウムガスを密閉容器2の内部に供給
し、この密閉容器2の内部を“100〜110(atm)”の初期
圧力まで加圧する。
【0028】ヘリウムボンベ7は、一般に市販されてい
る製品であり、ヘリウムガスが“180(atm)”の圧力で封
入されている。このようにヘリウムボンベ7の内圧が
“180(atm)”なので、媒体供給機構8は吸気管6の圧力
調整弁5を調整するだけで密閉容器2の内圧を“100〜1
10(atm)”まで加圧する。
【0029】密閉容器2のハッチ3の上部には、例え
ば、水供給手段である給水管11と、物質供給手段であ
る投入容器12とが配置されている。給水管11は、ハ
ッチ3が開放された密閉容器2の内部に常温常圧で液体
の水(H2O)13を供給し、投入容器12は、ハッチ3
が開放された密閉容器2の内部に粉末の硫黄14を投入
する。
【0030】密閉容器2は、ハッチ3に排気管15も配
管されており、この排気管15も内部減圧手段である圧
力調整弁16を具備している。この圧力調整弁16は安
全弁を兼用しており、密閉容器2の内部に存在する物質
を排気管15に適宜排出させる。
【0031】この圧力調整弁16の駆動機構(図示せ
ず)および前述の加熱装置4には、状態制御手段として
機能するパーソナルコンピュータ17が配線されてお
り、このパーソナルコンピュータ17が圧力調整弁16
および加熱装置4の動作を制御する。
【0032】より詳細には、上述のパーソナルコンピュ
ータ17は、CPU(Central Processing Unit)、RO
M(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memor
y)、I/F(Interface)、等のハードウェアを少なくと
も具備しており、ROMやRAMに事前に設定されてい
る各種のプログラムやパラメータに対応したCPUのデ
ータ処理により圧力調整弁16や加熱装置4を動作制御
する。
【0033】また、排気管15には物質貯蔵手段である
貯蔵容器18も配管されており、この貯蔵容器18は圧
力計19と排気ポンプ20とを具備している。貯蔵容器
18は、圧力調整弁16により密閉容器2から排出され
る物質を別途貯蔵し、排気ポンプ20は、貯蔵容器18
の内部の気体を外部に排出する。
【0034】さらに、本実施の形態の部材処理システム
1では、吸引ポンプ21と物質析出手段である冷凍機2
2とが、上述の装置とは別体に設けられている。吸引ポ
ンプ21は、密閉容器2の内部から常温常圧で液体の水
13を吸引して冷凍機22に供給し、この冷凍機22
は、密閉容器2の内部から供給された水13を常圧で
“0〜−5(℃)”まで冷却して凝固させる。
【0035】上述のような構成において、本実施の形態
の部材処理システム1による部材処理方法を以下に説明
する。本実施の形態の部材処理システム1は、各種の電
子機器に使用されている、回路基板、チップ部品、ディ
スプレイパネル、バッテリ、等の回路部材30を処理対
象とする。
【0036】まず、ハッチ3を開放した密閉容器2の内
部に、所望の回路部材30を投入し、給水管11から常
温常圧の液体の水(H2O)13を供給するとともに、投
入容器12から硫黄14を投入する。このとき、例え
ば、水13は超純水であって、密閉容器2の容積や回路
部材30のサイズなどに対応した容量まで供給され、硫
黄14は回路部材30に存在が予測される金(Au)の容
量に対応した容量だけ投入される。
【0037】つぎに、ハッチ3が閉止されて密閉容器2
が密閉され、ヘリウムボンベ7の“180(atm)”の圧力の
常温のヘリウムガスが、圧力調整弁5の操作により密閉
容器2の内部に“100〜110(atm)”の圧力まで供給され
る。つぎに、パーソナルコンピュータ17が動作制御す
る加熱装置4により密閉容器2が加熱され、図2に示す
ように、密閉容器2の内部の液体の水13が“375
(℃)”以上の温度で“220(atm)”以上の圧力の超臨界流
体とされる。
【0038】前述のように超臨界流体は気体と液体との
性質を合わせ持ち、分子間の衝突頻度が極度に高く、特
異な溶解力を発揮するとともに各種反応を良好に活性化
するので、液体や気体の状態の水では分解処理が困難な
回路部材30も良好かつ迅速に分解処理される。
【0039】このとき、高温で分解処理される回路部材
30から樹脂の気体や有機分子なども発生するため、密
閉容器2の内部の圧力が上昇することが予想される。し
かし、パーソナルコンピュータ17は加熱装置4ととも
に圧力調整弁16の動作も適宜制御するので、回路部材
30の分解処理が進行しても密閉容器2の内部の圧力は
適正に維持される。
【0040】特に、本実施の形態の部材処理システム1
では、パーソナルコンピュータ17が加熱装置4と圧力
調整弁16とを能動的に制御するので、超臨界流体の水
の特性が各種に調節されて回路部材30の各種構造およ
び各種物質が良好に分解処理される。
【0041】さらに、上述のように密閉容器2の内部に
存在する物質を圧力調整弁16が適宜排出させるとき、
本実施の形態の分解処理システム1では、排出される物
質が貯蔵容器18により別途貯蔵される。このため、こ
の物質の熱量をエネルギとして利用することもでき、貯
蔵した物質を原材料として再度利用するようなこともで
きる。
【0042】また、上述のように分解処理される回路部
材30から発生する物質に金(Au)が存在することも想
定されるが、本実施の形態の分解処理システム1では、
水13には硫黄(S)14が混入されている。このため、
この硫黄14が金と反応して“Au(HS)2”となり、
これが超臨界流体の水中に存在する状態となる。
【0043】所定時間の作業により回路部材30の分解
処理が完了すると、パーソナルコンピュータ17は加熱
装置4の動作を停止させて密閉容器2の内部の温度を常
温まで低下させ、圧力調整弁16の動作を制御して密閉
容器2の内部の圧力を常圧まで低下させる。
【0044】これで密閉容器2の内部には“Au(HS)
2”が混入された状態の液体の水13が滞積することに
なるので、ハッチ3が開放された密閉容器2から常温常
圧の液体の水13が吸引ポンプ21により冷凍機22に
移送される。この冷凍機22は液体の水13を常圧で
“0〜−5(℃)”程度に冷却して凝固させると、凝固し
た水である氷への物質(分子、原子)の溶解度は0.001%
程度であるので、これで混入している“Au(HS)2
が析出することになり、析出した“Au(HS)2”から
希少金属である金(Au)を容易に回収することができ
る。
【0045】本実施の形態の分解処理システム1では、
上述のように水を超臨界流体として回路部材30を分解
処理することにより、毒物でなく取り扱いも容易で安価
な水により、構造が微細で各部が一体に固着した回路部
材30を良好かつ迅速に分解処理することができる。
【0046】しかも、液体の水13を回路部材30とと
もに密閉容器2に封入してからヘリウムガスの供給によ
り所定圧力まで加圧し、この状態で密閉された水13を
加熱して超臨界流体とするので、簡単な設備で容易に超
臨界流体の水を獲得することができる。
【0047】特に、上述のように液体の水13に初期圧
力まで加圧する媒体が不活性ガスであるヘリウムガスな
ので、分解処理する回路部材30から発生する各種物質
が不容易に反応することもなく、回路部材30から各種
物質を良好に回収することができる。
【0048】しかも、市販のヘリウムボンベ7の圧力
“180(atm)”を利用して密閉容器2の内部を圧力“100
〜110(atm)”まで加圧するので、専用のコンプレッサ
(図示せず)などを要することなく極度に簡単な構成で
密閉容器2の内部を所望の初期圧力とすることができ
る。
【0049】さらに、上述のように液体の水13に硫黄
14を混入させておくことで回路部材30から金を良好
に回収することができ、回路部材30に存在する金の容
量に対応して水13に混入させておく硫黄14の容量を
調節するので、分解処理する回路部材30の金を過不足
なく回収することができる。
【0050】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では部材処理装置である部材
処理システム1として試作段階の実験装置を例示し、各
種動作を手作業で実行することを想定したが、実際に業
務用の部材処理装置(図示せず)を実現する場合には、
各種手段を自動化して統合制御することが好ましい。
【0051】例えば、上記形態では作業者が手作業で処
理対象の回路部材30を密閉容器2に投入することを例
示したが、業務用の部材処理装置では、上述の作業をベ
ルトコンベアやロボットアーム等からなる部材搬送機構
で自動的に実行することが好ましい。
【0052】同様に、密閉容器2に水13を供給するこ
とや硫黄14を投入することも各種機構で自動化するこ
とが好ましく、密閉容器2から水13を吸引して凝固さ
せることも自動化することが好ましく、一連の作業をコ
ンピュータシステムで統合制御することが好ましい。
【0053】さらに、上記形態の部材処理システム1
は、密閉容器2の内部の超臨界流体の水を加熱する加熱
装置4と減圧する圧力調整弁16とは具備しているが、
超臨界流体の水を強制的に冷却する内部冷却手段と加圧
する内部加圧手段とは具備していない。
【0054】このため、上記形態では、 超臨界流体の水の温度と圧力とを一定に維持するこ
と、 加熱により超臨界流体の水の温度と圧力とを上昇させ
ること、 減圧により超臨界流体の水の温度と圧力とを低下させ
ること、 加熱および減圧により超臨界流体の水の温度を上昇さ
せながら圧力を一定に維持すること、 加熱および減圧により超臨界流体の水の温度を一定に
維持しながら圧力を低下させること、 加熱および減圧により超臨界流体の水の温度を上昇さ
せながら圧力を低下させること、は可能である。
【0055】しかし、 超臨界流体の水の温度を低下させながら圧力を一定に
維持すること、 超臨界流体の水の温度を一定に維持しながら圧力を上
昇させること、 超臨界流体の水の温度を低下させながら圧力を上昇さ
せること、は困難である。
【0056】本発明者の実験によると、試作した実験用
の部材処理システム1でも回路部材30を良好に分解処
理できることは確認されているが、実際の業務用の部材
処理装置で上述の〜の操作が必要な場合には、超臨
界流体の水を強制的に冷却する内部冷却手段と加圧する
内部加圧手段とを追加することが好ましい。
【0057】また、上記形態では回路部材30から発生
する物質を無用に反応させることなく良好に回収するた
めに水13を超純水とすることを例示したが、物質の回
収より回路部材30の分解処理を優先するような場合で
あれば、水13として水道水を直接に使用するようなこ
とも可能である。
【0058】さらに、上記形態では回路部材30から回
収する物質として金(Au)を想定し、液体の水13に反
応物質として硫黄(S)を混入させることを例示した。し
かし、このように液体の水13に混入させる反応物質は
回収したい物質に対応させて各種に変化させることが可
能である。
【0059】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0060】本発明の一の部材処理方法は、超臨界流体
の水により処理対象の回路部材を分解処理することによ
り、毒物でなく取り扱いも容易で安価な水により回路部
材を良好に分解処理することができ、分解処理する回路
部材から各種物質を回収することも容易である。
【0061】また、上述のような部材処理方法におい
て、超臨界流体の水の温度および圧力を制御するように
したことにより、回路部材の分解処理の状態を自在に調
節することができ、回路部材の各種構造および各種物質
を良好に分解処理することができる。
【0062】本発明の他の部材処理方法は、液体の水を
処理対象の回路部材とともに密閉容器に封入し、密閉容
器の内部を加圧媒体の供給により所定の圧力まで加圧
し、所定の圧力まで加圧された前記密閉容器の内部を加
熱して前記水を所定の温度以上かつ所定の圧力以上の超
臨界流体とするようにしたことにより、毒物でなく取り
扱いも容易で安価な水により回路部材を良好に分解処理
することができ、分解処理する回路部材から各種物質を
回収することも容易であり、超臨界流体の水による回路
部材の分解処理を簡単な設備で実行することができる。
【0063】また、上述のような部材処理方法におい
て、超臨界流体の水の温度および圧力を加熱および減圧
で制御するようにしたことにより、回路部材の分解処理
の状態を簡単な操作で自在に調節することができ、回路
部材の各種構造および各種物質を良好に分解処理するこ
とができる。
【0064】また、超臨界流体の水に分解処理される回
路部材が発生する物質を密閉容器から適宜排出させるよ
うにしたことにより、密閉容器の内部を所望圧力に維持
することができ、超臨界流体の水による回路部材の分解
処理を良好に進行させることができる。
【0065】また、密閉容器から排出される物質を別途
貯蔵するようにしたことにより、密閉容器から排出され
た物質の熱量をエネルギとして利用することや、物質を
原材料として再度利用するようなことが可能となる。
【0066】また、加圧媒体が不活性ガスからなること
により、回路部材から発生する各種物質と加圧媒体とが
反応しないので、回路部材から発生する各種物質を良好
に回収することができる。
【0067】また、回路部材に存在する所定の金属と化
合する反応物質を液体の水に混入させておくようにした
ことにより、回路部材から発生する所定の金属に反応物
質が化合するので、この化合物として所定の金属を回収
することができる。
【0068】また、水に混入させておく反応物質が硫黄
であることにより、回路部材に多分に使用されている金
を化合物として回収することができる。
【0069】また、回路部材に存在する所定の金属の容
量に対応して水に混入させておく反応物質の容量を調節
するようにしたことにより、分解処理する回路部材の金
属を過不足なく化合させて回収することができる。
【0070】また、回路部材の分解処理を完了した超臨
界流体の水を温度および圧力の低下により液体に変化さ
せ、液体の水を常圧で冷却して凝固させるようにしたこ
とにより、超臨界流体の水に混入していた各種物質を析
出させることができるので、回路部材から発生した各種
物質を容易に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部材処理装置の実施の一形態の部材処
理システムを示す模式図である。
【図2】温度と圧力との変化による水の状態変化を示す
特性図である。
【符号の説明】
1 部材処理装置である部材処理システム 2 密閉容器 4 内部加熱手段である加熱装置 8 媒体供給手段に相当する媒体供給機構 13 液体の水 14 反応物質である硫黄 16 内部減圧手段に相当する圧力調整弁 17 状態制御手段として機能するパーソナルコンピ
ュータ 18 物質貯蔵手段である貯蔵容器 22 物質析出手段である冷凍機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22B 3/00 Fターム(参考) 4D056 AB03 AB04 AC21 AC24 AC27 BA16 CA39 DA01 DA02 4K001 AA04 BA22 DB00 DB07 DB14 GA19 GB11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の水(H2O)を所定の温度以上に加
    熱するとともに所定の圧力以上に加圧して超臨界流体と
    し、 該超臨界流体の水により処理対象の回路部材を分解処理
    するようにした部材処理方法。
  2. 【請求項2】 超臨界流体の前記水の温度および圧力を
    制御するようにした請求項1記載の部材処理方法。
  3. 【請求項3】 液体の水(H2O)を処理対象の回路部材
    とともに密閉容器に封入し、 該密閉容器の内部を加圧媒体の供給により所定の圧力ま
    で加圧し、 所定の圧力まで加圧された前記密閉容器の内部を加熱し
    て前記水を所定の温度以上かつ所定の圧力以上の超臨界
    流体とするようにした部材処理方法。
  4. 【請求項4】 超臨界流体の前記水の温度および圧力を
    加熱および減圧で制御するようにした請求項3記載の部
    材処理方法。
  5. 【請求項5】 超臨界流体の前記水に分解処理される前
    記回路部材が発生する物質を前記密閉容器から適宜排出
    させるようにした請求項3または4記載の部材処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記密閉容器から排出される物質を別途
    貯蔵するようにした請求項5記載の部材処理方法。
  7. 【請求項7】 前記加圧媒体が不活性ガスからなる請求
    項3ないし6の何れか一記載の部材処理方法。
  8. 【請求項8】 前記回路部材に存在する所定の金属と化
    合する反応物質を液体の前記水に混入させておくように
    した請求項1ないし7の何れか一記載の部材処理方法。
  9. 【請求項9】 前記水に混入させておく前記反応物質が
    硫黄(S)である請求項8記載の部材処理方法。
  10. 【請求項10】 前記回路部材に存在する所定の金属の
    容量に対応して前記水に混入させておく前記反応物質の
    容量を調節するようにした請求項8または9記載の部材
    処理方法。
  11. 【請求項11】 前記回路部材の分解処理を完了した超
    臨界流体の前記水を温度および圧力の低下により液体に
    変化させ、 該液体の水を常圧で冷却して凝固させるようにした請求
    項1ないし10の何れか一記載の部材処理方法。
  12. 【請求項12】 液体の水(H2O)を処理対象の回路部
    材とともに封入する密閉容器と、 該密閉容器の内部を加圧媒体の供給により所定の圧力ま
    で加圧する媒体供給手段と、 該所定の圧力まで加圧された前記密閉容器の内部を加熱
    して前記水を超臨界流体とする内部加熱手段と、を具備
    している部材処理装置。
  13. 【請求項13】 前記密閉容器の内部に存在する物質を
    適宜排出させる内部減圧手段と、 該内部減圧手段および前記内部加熱手段の動作を制御す
    る状態制御手段と、も具備している請求項12記載の部
    材処理装置。
  14. 【請求項14】 前記密閉容器の内部に存在する物質を
    適宜排出させる内部減圧手段と、 該内部減圧手段により前記密閉容器から排出される物質
    を別途貯蔵する物質貯蔵手段と、も具備している請求項
    12または13記載の部材処理装置。
  15. 【請求項15】 前記回路部材の分解処理を完了して超
    臨界流体から液体に変化された前記水を常圧で冷却して
    凝固させる物質析出手段も具備している請求項12ない
    し14の何れか一記載の部材処理装置。
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