JP2000107702A - ネジ分別機構 - Google Patents

ネジ分別機構

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JP2000107702A
JP2000107702A JP10283618A JP28361898A JP2000107702A JP 2000107702 A JP2000107702 A JP 2000107702A JP 10283618 A JP10283618 A JP 10283618A JP 28361898 A JP28361898 A JP 28361898A JP 2000107702 A JP2000107702 A JP 2000107702A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジを寸法によって分別し整列させて送出す
る。 【解決手段】 混合した太ネジおよび細ネジを第1のネ
ジ供給部12に投入すると太ネジスライド板10の上下
動と共に細ネジは太ネジスライド板10が下降したとき
第1の溝18内に落下し、太ネジは太ネジスライド板1
0が上昇したとき、胴部は第1の溝18に填り込み、頭
部の下面は第1の溝18の両側部に当接して支持され、
複数の太ネジが第1の溝18の延在方向に整列する。整
列した太ネジは傾斜した上端面16に沿って滑落し送出
される。一方、細ネジは太ネジスライド板10が下降し
たとき細ネジ供給部材30により押されて第2のネジ供
給部26に供給され、細ネジスライド板24の上下動に
つれて第2の溝33に沿って同様に整列され傾斜した上
端面32に沿って滑落し送出される。太ネジおよび細ネ
ジはその後、それぞれセンサにより長さを検出して長さ
により分別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種装置の組み立
てなどに使用されるネジをネジ径およびネジ長によって
分別する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】装置などの自動組み立てラインで例えば
ロボットにネジ止めを行わせる場合、通常、ネジ止めに
使用するネジは整列させた状態でロボットに供給する必
要があり、そのためにネジ供給装置が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のネジ供
給装置では、各装置ごとに扱えるネジ径およびネジ長が
決まっており、1台のネジ供給装置はその装置の仕様に
よって決まる特定のネジしか供給することができなかっ
た。そして装置の組み立てでは多種多様のネジを使用
し、また組み立てる装置によって使用するネジが異なる
ため、さまざまなネジに対応できるよう多数のネジ供給
装置を設置したり、確保しておく必要があった。また、
1台の装置の組み立てにも多数のネジ供給装置を使用す
ることから、組み立てるべき装置を順次、ネジ供給装置
の設置位置に搬送する必要があり、移動距離が長くなる
ため作業効率の低下を招いていた。さらに、ネジ供給装
置にネジを供給するとき、異なる寸法のネジが混入して
いた場合にはそれらを除去するための選別作業が必要と
なる。この作業では目視によって混入したネジを見つ
け、手作業で除去しなければならず、手間と時間を要
し、組み立て作業の大幅な効率低下を招いていた。本発
明はこのような問題を解決するためになされたもので、
その目的は、ネジを太さによって分別した上で整列させ
て送出するネジ分別機構を提供することにある。また、
本発明の目的は、ネジを長さによって分別した上で整列
させて送出するネジ分別機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、傾斜した平坦な上面に前記上面の傾斜方向
と平行に延在する第1の溝を有し上下に繰り返し駆動さ
れる太ネジスライド部材と、前記太ネジスライド部材の
上方に前記太ネジスライド部材の前記上面に沿って延在
する開口部を有し前記第1の溝を挟み前記開口部の縁か
ら前記第1の溝に向かって下方に傾斜する傾斜面が形成
された第1のネジ供給部と、前記第1のネジ供給部の各
傾斜面の下端部近傍に前記太ネジスライド部材の前記第
1の溝に沿って延在し前記第1の溝を挟み相互に間隔を
おいて配置されそれぞれ傾斜面側の基部を中心に揺動可
能に支持された2つの弁部材とを備え、前記第1の溝の
幅および前記弁部材の間隔は太ネジの胴部と頭部の径の
中間でかつ細ネジの頭部の径より広く、前記弁部材は前
記太ネジスライド部材により下方より突き上げられて上
方に揺動し、前記弁部材の下方への揺動は、前記弁部材
の前記上面が前記太ネジスライド部材の前記上面とほぼ
平行になる状態で制限されることを特徴とする。
【0005】本発明のネジ分別機構では、太ネジスライ
ド部材は上下に繰り返し駆動されており、上昇したとき
は弁部材を下から突き上げて上方に揺動させ自身は第1
のネジ供給部内に突出する。このような状態で、混合さ
れた複数の太ネジおよび細ネジを第1のネジ供給部に投
入すると、ネジは傾斜面に沿って滑り落ち弁部材の箇所
に集まる。そして、太ネジスライド部材の上下動と共
に、細ネジは太ネジスライド部材が下降した状態のとき
2つの弁部材の間から落下し、一方、太ネジは、胴部が
2つの弁部材の間に填り込み、頭部の下面は弁部材の上
面に当接して支持され胴部は弁部材の下方に垂下した状
態となる。ここで、太ネジスライド部材が上昇すると、
太ネジスライド部材は上述のように第1のネジ供給部内
に突出すると共に、弁部材に支持されていた太ネジは、
胴部が第1の溝に填り込み、頭部の下面は第1の溝両側
の太ネジスライド部材上面に当接して支持され胴部は第
1の溝内で下方に垂下した状態となり、第1の溝の延在
方向に整列する。そして、太ネジスライド部材の上面は
傾斜しているため、太ネジスライド部材に支持された太
ネジは上面に沿ってその傾斜方向に重力により滑落す
る。すなわち太ネジが分別され整列した状態で送出され
る。
【0006】また、本発明は、前記太ネジスライド部材
の側部下方に配置され、傾斜した平坦な上面に前記上面
の傾斜方向と平行に延在する第2の溝を有し上下に繰り
返し駆動される細ネジスライド部材と、前記細ネジスラ
イド部材の上方に前記細ネジスライド部材の前記上面に
沿って延在する開口部を有し前記第2の溝を挟み前記開
口部の縁から前記第2の溝に向かって下方に傾斜する傾
斜面が形成された第2のネジ供給部と、前記太ネジスラ
イド部材の前記第1の溝内に前記第1の溝のほぼ全長に
わたって延設され前記太ネジスライド部材がもっとも下
降したとき前記上面が前記太ネジスライド部材の前記上
面とほぼ同じ高さとなる細ネジストッパと、前記細ネジ
スライド部材がもっとも下降しているとき前記細ネジス
ライド部材の前記上面および前記細ネジストッパの前記
上面に載置されている前記細ネジを押圧して前記第2の
ネジ供給部内に移動させる細ネジ供給部材とを備え、前
記細ネジスライド部材に形成された前記第2の溝の幅は
前記細ネジの胴部の径より広く前記細ネジの頭部の径よ
り狭いことを特徴とする。
【0007】本発明のネジ分別機構では、太ネジスライ
ド部材の第1の溝内に落下した細ネジは、細ネジストッ
パの上面に貯留し、太ネジスライド部材がもっとも下降
したとき、細ネジ供給部材により押圧されて第2のネジ
供給部内に移動し、第2のネジ供給部の傾斜面に沿って
滑り落ちて細ネジスライド部材の第2の溝の箇所に集ま
る。そして細ネジスライド部材の上下動と共に胴部が第
2の溝内に填り込んで第2の溝内に垂下し、頭部の下面
は細ネジスライド部材の上面により支持されて、しだい
に第2の溝に沿って整列する。そして、整列した細ネジ
は細ネジスライド部材の上面の傾斜方向に重力により滑
落する。すなわち細ネジが整列した状態で送出される。
【0008】また、本発明は、傾斜した平坦な上面を有
する基台と、基台上面に形成され前記基台上面の傾斜の
方向に延在する第3の溝と、前記基台上面に形成され前
記第3の溝を横断して延在する第4の溝と、前記基台上
面に形成され前記第4の溝に連通し前記第4の溝の側部
を起点として前記基台上面を下る方向に延在する第5の
溝と、上面が前記基台上面とほぼ同じ高さとなるように
前記第4の溝内に収容され前記第4の溝に沿って移動可
能に支持された分別スライドと、前記分別スライドの前
記上面に形成され前記基台上面の傾斜の方向に前記分別
スライドの全幅にわたって延在する第6の溝とを備え、
前記第3、第5、第6の溝はネジの頭部および胴部の径
の中間の幅を有し、さらに、前記分別スライドの近傍に
配置されて胴部が前記第6の溝内に垂下するネジの胴部
の長さを検出するネジ長センサと、常時は前記第6の溝
が少なくとも上側の前記第3の溝に連通するように前記
分別スライドを配置し、前記ネジ長センサが第1の長さ
のネジを検出したときは前記第6の溝の少なくとも下側
が前記第3の溝に連通するように前記分別スライドを配
置し、前記ネジ長センサが第1の長さとは異なる第2の
長さのネジを検出したときは前記第6の溝が前記第4の
溝に連通するように前記分別スライドを配置する分別ス
ライド制御手段と、前記第6の溝の下端部を開閉するネ
ジストッパと、前記ネジ長センサが前記第6の溝内のネ
ジの長さを検出するとき前記ネジストッパを閉じさせる
ストッパ制御手段と備えたことを特徴とする。
【0009】本発明のネジ分別機構では、最初、ネジス
トッパが閉じており、この状態で第1および第2の長さ
のネジを第3の溝内に供給すると、各ネジは胴部を第3
の溝内に垂下させ頭部の下面が第3の溝の両側の基台表
面に当接して支持された状態で、第3の溝に沿って滑落
し、まず先頭のネジが分別スライドの第6の溝内に収容
される。そしてネジ長センサは、第6の溝内に収容され
たネジの胴部の長さを検出し、ここでネジ長センサが検
出した長さが第1の長さであったとすると、分別スライ
ド制御手段は、第6の溝が少なくとも下側の第3の溝に
連通するように分別スライドを配置する。またこのとき
ストッパ制御手段はネジストッパを開放させる。その結
果、分別スライドの第6の溝内に収容されていた第1の
長さのネジは、滑落して第6の溝につづく第3の溝内へ
移動する。一方、ネジ長センサが検出した長さが第2の
長さであったとすると、分別スライド制御手段は、第6
の溝が第5の溝に連通するように分別スライドを配置
し、分別スライドの第6の溝内に収容されているネジを
第5の溝内へ滑落させる。すなわち本発明のネジ分別機
構では、第1および第2の長さのネジを第3の溝より供
給すると、各ネジはその長さによって分別され、第1の
長さのネジは第3の溝を通じ整列した状態で送出され、
第2の長さのネジは第5の溝を通じ整列した状態で送出
される。
【0010】また、本発明は、ネジ長によりネジを分別
する本発明の上記ネジ分別機構を第1および第2のネジ
分別機構として2台含み、前記第1のネジ分別機構は基
台に形成された第3の溝の上端部が前記太ネジスライド
部材に形成された前記第1の溝の下端部に連結され、前
記第2のネジ分別機構は前記基台に形成された前記第3
の溝の上端部が前記細ネジスライド部材に形成された前
記第2の溝の下端部に連結され、前記第1のネジ分別機
構の前記第3、第5、第6の溝は太ネジの頭部および胴
部の径の中間の幅を有し、前記第2のネジ分別機構の前
記第3、第5、第6の溝は前記細ネジの頭部および胴部
の径の中間の幅を有していることを特徴とする。
【0011】したがって、本発明のネジ分別機構では、
太ネジスライド部材の第1の溝に整列した状態で分別さ
れた太ネジは、第1のネジ分別機構の第3の溝に供給さ
れて、第1のネジ分別機構によりさらに長さによって分
別される。一方、細ネジスライド部材の第2の溝に整列
した状態で分別された細ネジは、第2のネジ分別機構の
第3の溝に供給されて、第2のネジ分別機構によりさら
に長さによって分別される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態例のネジ分別機構を構成するネジ径分別部を示す正面
断面図、図2は図1に示したネジ径分別部の要部を示す
部分断面図、図3は本実施の形態例のネジ分別機構を構
成するネジ長分別部を示す上面図、図4は図3のネジ長
分別部を示す正面図、図5は太ネジ分別部を含んで本実
施の形態例のネジ分別機構の全体を示す要部側面図、図
6は細ネジ分別部を含んで本実施の形態例のネジ分別機
構の全体を示す要部側面図である。
【0013】本実施の形態例のネジ分別機構はネジ径分
別部とネジ長分別部とから成り、図10の(A)ないし
(D)にそれぞれ示した短い細ネジ、長い細ネジ、短い
太ネジ、長い太ネジの4種類のネジを分別するものであ
る。まず、ネジ径分別部について説明する。図1に示し
たように、本実施の形態例のネジ分別機構2を構成する
ネジ径分別部4は太ネジ分別部6と細ネジ分別部8とか
ら成り、太ネジ分別部6は、太ネジスライド板10(本
発明に係わる太ネジスライド部材)、第1のネジ供給部
12、ならびに2つの弁部材14を含んで構成されてい
る。
【0014】太ネジスライド板10は、おおむね板状に
形成され、傾斜した平坦な上面、すなわち上端面16に
上端面16の傾斜方向(図5参照)と平行に延在する第
1の溝18を有しており、不図示の駆動手段によって矢
印Aで示したように上下に繰り返し駆動される。上記第
1の溝18は太ネジの胴部と頭部の径の中間で細ネジの
頭部より広い幅を有している。第1のネジ供給部12
は、太ネジスライド板10の上方に太ネジスライド板1
0の上面に沿って延在する開口部20を有し第1の溝1
8を挟み開口部の縁から第1の溝18に向かって下方に
傾斜する傾斜面22が形成されている。
【0015】2つの弁部材14は、帯板状に形成され、
第1のネジ供給部12の各傾斜面22の下端部近傍に、
長軸が太ネジスライド板10の第1の溝18とほぼ平行
な状態で、第1の溝18を挟み相互に間隔をおいて配置
され、それぞれ傾斜面22側の基部を中心に揺動可能に
支持されている。2つの弁部材14の間隔は太ネジの胴
部と頭部の径の中間でかつ細ネジの頭部の径より広い。
また、弁部材14は太ネジスライド板10により下方よ
り突き上げられて図1に点線で示したように上方に揺動
し、太ネジスライド板10の下降と共に自重により下方
へ揺動する。弁部材14の下方への揺動は、弁部材14
の上面が太ネジスライド板10の上面とほぼ平行になる
状態(図1の実線の状態)で制限されている。
【0016】一方、細ネジ分別部8は、細ネジスライド
板24(本発明に係わる細ネジスライド部材)、第2の
ネジ供給部26、細ネジストッパ28、ならびに細ネジ
供給部材30を含んで構成されている。細ネジスライド
板24は、おおむね板状に形成されており、太ネジスラ
イド板10の側部下方に配置され、傾斜した平坦な上
面、すなわち上端面32に上端面32の傾斜方向(太ネ
ジスライド板10の上端面16の傾斜方向と同じ)と平
行に延在する第2の溝33を有し、不図示の駆動手段に
より矢印Bで示したように上下に繰り返し駆動される。
上記第2の溝33の幅は細ネジの胴部の径より広く細ネ
ジの頭部の径より狭い。
【0017】第2のネジ供給部26は、細ネジスライド
板24の上方に細ネジスライド板24の上端面32に沿
って延在する開口部34を有し第2の溝33を挟み開口
部34の縁から第2の溝33に向かって下方に傾斜する
傾斜面36が形成さている。細ネジストッパ28は、太
ネジスライド板10の第1の溝18内に第1の溝18の
ほぼ全長にわたって延設され太ネジスライド板10がも
っとも下降したとき上面38が太ネジスライド板10の
上端面16とほぼ同じ高さとなる。細ネジ供給部材30
は、不図示の駆動手段により矢印Cで示した方向に駆動
され、細ネジスライド板24がもっとも下降していると
き細ネジスライド板24の上端面32および細ネジスト
ッパ28の上面38に載置されている細ネジを押圧して
第2のネジ供給部26内に移動させる。
【0018】次に、このように構成されたネジ径分別部
4の動作について説明する。太ネジスライド板10は上
述のように上下に繰り返し駆動されており、上昇したと
きは2つの弁部材14を下から突き上げて上方に揺動さ
せ自身は第1のネジ供給部12内に突出する。このよう
な状態で、混合された複数の太ネジおよび細ネジを第1
のネジ供給部12に投入すると、ネジは傾斜面22に沿
って滑り落ち弁部材14の箇所に集まる。
【0019】そして、太ネジスライド板10の上下動と
共に、細ネジは太ネジスライド板10が下降した状態の
とき2つの弁部材14の間から第1の溝18内に落下
し、一方、太ネジは、胴部が2つの弁部材14の間に填
り込み、頭部の下面は弁部材14の上面に当接して支持
され胴部は弁部材14の下方に垂下した状態となる。こ
こで、太ネジスライド板10が上昇すると、太ネジスラ
イド板10は上述のように第1のネジ供給部12内に突
出すると共に、弁部材14に支持されていた太ネジは、
図5に示したように、胴部40が第1の溝18に填り込
み、頭部41の下面は第1の溝18両側の太ネジスライ
ド板10の上端面16に当接して支持され胴部40は第
1の溝内18内で下方に垂下した状態となり、第1の溝
18の延在方向に整列する。そして、太ネジスライド板
10の上端面16は傾斜しているため、太ネジスライド
板10に支持された太ネジは上端面に沿ってその傾斜方
向(矢印E)に重力により滑落しスライドする。すなわ
ち太ネジが分別され整列した状態で太ネジ分別部4より
送出される。
【0020】一方、太ネジスライド板10の第1の溝1
8内に落下した細ネジは、細ネジストッパ28の上面に
貯留し、太ネジスライド板10がもっとも下降したと
き、図2に示したように、細ネジ供給部材30により矢
印Dで示した方向に押圧されて第2のネジ供給部26内
に移動し、第2のネジ供給部26の傾斜面36に沿って
滑り落ちて細ネジスライド板24の第2の溝33の箇所
に集まる。そして細ネジスライド板24の上下動と共に
胴部40が、図6に示したように、第2の溝33内に填
り込んで第2の溝33内に垂下し、頭部41の下面は細
ネジスライド板24の上端面32により支持されて、し
だいに第2の溝33に沿って整列する。そして、整列し
た細ネジは細ネジスライド板24の上端面22の傾斜方
向(矢印E)に重力により滑落する。すなわち分別され
た細ネジが整列した状態で細ネジ分別部8より送出され
る。なお、このネジ径分別部4に供給するネジの長さは
任意であり、例えば第1および第2の長さのネジが含ま
れている場合、いずれの長さのネジも径によってのみ上
述のように分別される。
【0021】次に、本実施の形態例のネジ分別機構2を
構成するネジ長分別部について説明する。図3、図4に
示したように、ネジ長分別部42は基本的に同一構成の
第1および第2のネジ長分別部44、46を含み、傾斜
した平坦な上面を有する基台48、分別スライド50、
ネジの長さを検出するネジ長センサ52、ネジストッパ
54、分別スライド50およびネジストッパ54の不図
示の制御手段などにより構成されている。基台48の上
面56には基台48上面の傾斜の方向に延在する第3の
溝58と、第3の溝58をほぼ直角に横断して延在する
第4の溝60と、第4の溝60に連通し第4の溝60の
側部を起点として基台48上面を下る方向に延在する第
5の溝62とが形成されている。
【0022】分別スライド50は、上面が基台48の上
面56とほぼ同じ高さとなるように第4の溝60内に収
容され第4の溝60に沿って移動可能に支持されてい
る。そして、分別スライド50の上面には、基台48上
面の傾斜の方向に分別スライド50の全長にわたって延
在する第6の溝64が形成されている。上記第3、第
5、第6の溝58、62、64はネジ長により分別すべ
きネジの頭部および胴部の径の中間の幅を有している。
【0023】ネジ長センサ52は、胴部が第6の溝64
内に垂下するネジの胴部の長さを検出すべく、分別スラ
イド50に内蔵されて第6の溝64の近傍に配置されて
いる。より詳しくは、ネジ長センサ52は第6の溝64
の側壁を挟んで第6の溝64内に垂下するネジの胴部に
対向するように配置されている。そして、第6の溝64
の少なくともネジ長センサ52側の側壁66は透明であ
り、ネジ長センサ52は光センサを含んで構成され透明
な側壁66を通じ第6の溝64内に配置されたネジの胴
部に送光し、ネジの胴部からの反射光を受光してネジの
長さを検出する。ネジストッパ54は、第6の溝64の
下端部に、第6の溝64の下端部を開閉すべく配設され
ている。
【0024】基台48近傍には不図示の分別スライド制
御手段とストッパ制御手段とが設置されており、分別ス
ライド制御手段は、常時は第6の溝64が第3の溝58
に連通するように分別スライド50を配置し、ネジ長セ
ンサ52が第1の長さのネジを検出したときは分別スラ
イド50をそのままの位置に配置し、ネジ長センサ52
が第1の長さとは異なる第2の長さのネジを検出したと
きは第6の溝64が第5の溝62に連通するように分別
スライド50を配置する。本実施の形態例では上記第1
の長さは第2の長さより短いとする。なお、本実施の形
態例では、図3、図4に示したように、第3の溝58お
よび第6の溝64は一直線上に配列することができるの
で、第6の溝64が上側の第3の溝58に連通したとき
第6の溝64は下側の第3の溝58にも自ずと連通した
状態になる。
【0025】上記ストッパ制御手段は、ネジ長センサ5
2が第6の溝64内のネジの長さを検出するときはネジ
ストッパ54を閉じさせ、第6の溝64内のネジを下側
の第3の溝58へ送る場合はネジストッパ54を開放さ
せる。第1および第2のネジ長分別部44、46はさら
に、第6の溝64の上端部を開閉する第2のネジストッ
パ68と、第6の溝64内にネジが存在するとき第2の
ネジストッパ68を閉じさせる不図示の第2のストッパ
制御手段とを備えている。
【0026】第1のネジ長分別部44は、図5に示した
ように、上述したネジ径分別部4の太ネジ分別部6の下
方に配置して、基台48に形成された第3の溝58を太
ネジスライド板10の第1の溝18に連通させる。ま
た、第2のネジ長分別部46は、図6に示したように、
上述したネジ径分別部4の細ネジ分別部8の下方に配置
して、基台48に形成された第3の溝58を細ネジスラ
イド板24の第2の溝33に連通させる。
【0027】また、第1のネジ長分別部44の基台48
に形成された第3および第5の溝58、62、および分
別スライド50の第6の溝64の幅は、太ネジの頭部よ
り狭く胴部より広い幅となっており、第2のネジ長分別
部46の基台48に形成された第3および第5の溝5
8、62、および分別スライド50の第6の溝64の幅
は、細ネジの頭部より狭く胴部より広い幅となってい
る。
【0028】次に、このように構成されたネジ長分別部
42の動作について説明する。図7の(A)ないし
(C)はネジ長分別部42の動作を示す上面図、図8の
(A)および(B)はネジ長分別部42においてネジが
分別スライド50から第5の溝62へ滑落する状態を示
す要部側面図である。第1および第2のネジ長分別部4
4、46の動作は基本的に同一であるため、以下ではこ
れらの動作を同時に説明する。第1および第2のネジ長
分別部44、46において、最初は、ネジストッパ54
はネジストッパ制御手段による制御によって閉じた状態
にあり、第2のネジストッパ68は第2のネジストッパ
制御手段による制御によって開いた状態にある。この状
態で第1および第2の長さのネジが、ネジ径分別部4よ
り第3の溝58内に供給されると、各ネジは胴部を第3
の溝58内に垂下させ頭部の下面が第3の溝58の両側
の基台表面に当接して支持された状態で、第3の溝58
に沿って滑落し、まず先頭のネジ70が分別スライド5
0の第6の溝64内に収容される(図5、図6)。この
とき、第2のネジストッパ68は閉じられ、次のネジが
分別スライド50内に侵入することが阻止される。
【0029】そしてネジ長センサ52は、第6の溝64
内に収容されたネジの胴部の長さを検出し、ここでネジ
長センサ52が検出した長さが第1の長さであったとす
ると、分別スライド制御手段は、分別スライド50をそ
のままの位置に配置する(図7の(B))。またこのと
き、ストッパ制御手段はネジストッパ54を開放させ
る。その結果、分別スライド50の第6の溝64内に収
容されているネジ70は、滑落して第6の溝64につづ
く第3の溝58内へ移動する(図5、図6)。
【0030】一方、ネジ長センサ52が検出した長さが
第2の長さであったとすると、分別スライド制御手段
は、第6の溝64が第5の溝62に連通するように分別
スライド50を配置し(図7の(A))、分別スライド
50の第6の溝64内に収容されているネジを第5の溝
62内へ滑落させる(図8の(A)、(B))。その
後、分別スライド50は分別スライド制御手段によって
もとの位置に戻され、ネジストッパ54は閉じられ、第
2のネジストッパ68は開放されて次のネジが分別スラ
イド50の第6の溝64内に収容され、同様の動作がく
り返される。
【0031】このように、第1および第2のネジ長分別
部44、46では、第1および第2の長さのネジを第3
の溝58より供給すると、各ネジはその長さによって分
別され、第1の長さのネジは第3の溝58を通じ整列し
た状態で送出され、第2の長さのネジは第5の溝62を
通じ整列した状態で送出される。したがって、ネジ長分
別部42では、太ネジスライド板10の第1の溝18に
整列した状態で分別された太ネジは、第1のネジ長分別
部44の第3の溝58に供給されて、第1のネジ長分別
部44によりさらに長さにもとづいて分別される。一
方、細ネジスライド板24の第2の溝33に整列した状
態で分別された細ネジは、第2のネジ長分別部46の第
3の溝58に供給されて、第2のネジ長分別部46によ
りさらに長さにもとづいて分別される。
【0032】なお、図3に示したように、第1および第
2のネジ長分別部44、46の基台48の上面に、第4
の溝60に連通し第4の溝60の側部を起点として基台
48上面を下る方向に延在する第7の溝72を設け、第
3および第4の溝58、60に一定数以上のネジが貯留
した場合には、上記第7の溝72を通じて排出する構成
とすることも可能である。この場合、図3に示したよう
に、第3および第5の溝58、62の近傍で第4の溝6
0より下側に配置され第3の溝58内にネジが存在する
か否かを検出する第1のネジセンサ74と、第4および
第5の溝60、62の近傍に配置され第3の溝58内に
ネジが存在するか否かを検出する第2のネジセンサ76
とを設け、上記分別スライド制御手段によって、第1お
よび第2のネジセンサ74、76がネジの存在を検出し
たとき、第6の溝64が第7の溝72に連通するように
分別スライド50を配置するように構成すればよい(図
7の(C))。
【0033】なお、第1および第2のネジセンサ74、
76は例えば光センサを含んで構成することができ、そ
れぞれ第3および第5の溝58、62の側壁を挟んで第
3および第5の溝58、62内に垂下するネジの胴部に
対向させ、また、少なくとも第1および第2のネジセン
サ74、76の配置個所において第3および第5の溝5
8、62の側壁は透明に形成しておく。そして、第1お
よび第2のネジセンサ74、76はそれぞれ第3および
第5の溝58、62の前記透明な側壁を通じネジの胴部
に送光し、ネジの胴部からの反射光を受光してネジの存
否を検出する構成とすればよい。
【0034】また、第7の溝72を通じて排出された余
剰ネジは、再度、ネジ径分別部4の第1のネジ供給部1
2に供給すればよく、そのような構成とすれば、ネジ長
分別部42におけるネジの滞留が解消した段階で、ネジ
径による分別の後、自動的にネジ長分別部42より、ネ
ジ径、ネジ長にもとづいて分別された状態で送出される
ことになる。
【0035】本実施の形態例では、太ネジスライド板1
0、細ネジスライド板24、分別スライド50などを直
線的に往復運動させる必要があるが、このような運動は
回転運動を簡単な機構により往復運動に変換することで
実現できる。図9の(A)ないし(H)は、回転運動を
往復運動に変換する機構の一例を示す原理図である。こ
の変換機構は、ロッド78と、ロッド78の両端部に取
り付けられた物体80、82と、一方の端部が原点Oに
固定され原点Oを中心に回転するアーム84とにより構
成されている。物体80、82はそれぞれY軸およびX
軸に沿って移動可能となっており、アーム84のもう一
方の端部はロッド78の中央に揺動可能に取り付けられ
ている。
【0036】図9の(A)ないし(H)に示したよう
に、アーム84が反時計回り方向に回転すると、アーム
84の回転角に応じて物体80、82はそれぞれY軸お
よびX軸にそって往復運動を行う。したがって、物体8
0あるいは物体82を太ネジスライド板10、細ネジス
ライド板24、分別スライド50などに置き換えれば、
アーム84を例えばモータにより回転させることで、こ
れらの部材を容易に往復運動させることが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のネジ分別機
構では、太ネジスライド部材は上下に繰り返し駆動され
ており、上昇したときは弁部材を下から突き上げて上方
に揺動させ自身は第1のネジ供給部内に突出する。この
ような状態で、混合された複数の太ネジおよび細ネジを
第1のネジ供給部に投入すると、ネジは傾斜面に沿って
滑り落ち弁部材の箇所に集まる。そして、太ネジスライ
ド部材の上下動と共に、細ネジは太ネジスライド部材が
下降した状態のとき2つの弁部材の間から落下し、一
方、太ネジは、胴部が2つの弁部材の間に填り込み、頭
部の下面は弁部材の上面に当接して支持され胴部は弁部
材の下方に垂下した状態となる。ここで、太ネジスライ
ド部材が上昇すると、太ネジスライド部材は上述のよう
に第1のネジ供給部内に突出すると共に、弁部材に支持
されていた太ネジは、胴部が第1の溝に填り込み、頭部
の下面は第1の溝両側の太ネジスライド部材上面に当接
して支持され胴部は第1の溝内で下方に垂下した状態と
なり、第1の溝の延在方向に整列する。そして、太ネジ
スライド部材の上面は傾斜しているため、太ネジスライ
ド部材に支持された太ネジは上面に沿ってその傾斜方向
に重力により滑落する。すなわち太ネジが分別され整列
した状態で送出される。
【0038】また、本発明のネジ分別機構では、太ネジ
スライド部材の第1の溝内に落下した細ネジは、細ネジ
ストッパの上面に貯留し、太ネジスライド部材がもっと
も下降したとき、細ネジ供給部材により押圧されて第2
のネジ供給部内に移動し、第2のネジ供給部の傾斜面に
沿って滑り落ちて細ネジスライド部材の第2の溝の箇所
に集まる。そして細ネジスライド部材の上下動と共に胴
部が第2の溝内に填り込んで第2の溝内に垂下し、頭部
の下面は細ネジスライド部材の上面により支持されて、
しだいに第2の溝に沿って整列する。そして、整列した
細ネジは細ネジスライド部材の上面の傾斜方向に重力に
より滑落する。すなわち細ネジが整列した状態で送出さ
れる。
【0039】また、本発明のネジ分別機構では、最初、
ネジストッパが閉じており、この状態で第1および第2
の長さのネジを第3の溝内に供給すると、各ネジは胴部
を第3の溝内に垂下させ頭部の下面が第3の溝の両側の
基台表面に当接して支持された状態で、第3の溝に沿っ
て滑落し、まず先頭のネジが分別スライドの第6の溝内
に収容される。そしてネジ長センサは、第6の溝内に収
容されたネジの胴部の長さを検出し、ここでネジ長セン
サが検出した長さが第1の長さであったとすると、分別
スライド制御手段は、第6の溝が少なくとも下側の第3
の溝に連通するように分別スライドを配置する。またこ
のときストッパ制御手段はネジストッパを開放させる。
その結果、分別スライドの第6の溝内に収容されていた
第1の長さのネジは、滑落して第6の溝につづく第3の
溝内へ移動する。一方、ネジ長センサが検出した長さが
第2の長さであったとすると、分別スライド制御手段
は、第6の溝が第5の溝に連通するように分別スライド
を配置し、分別スライドの第6の溝内に収容されている
ネジを第5の溝内へ滑落させる。すなわち本発明のネジ
分別機構では、第1および第2の長さのネジを第3の溝
より供給すると、各ネジはその長さによって分別され、
第1の長さのネジは第3の溝を通じ整列した状態で送出
され、第2の長さのネジは第5の溝を通じ整列した状態
で送出される。
【0040】また、本発明のネジ分別機構では、太ネジ
スライド部材の第1の溝に整列した状態で分別された太
ネジは、第1のネジ分別機構の第3の溝に供給されて、
第1のネジ分別機構によりさらに長さによって分別され
る。一方、細ネジスライド部材の第2の溝に整列した状
態で分別された細ネジは、第2のネジ分別機構の第3の
溝に供給されて、第2のネジ分別機構によりさらに長さ
によって分別される。
【0041】その結果、本発明のネジ分別機構を用いる
ことにより、従来のように寸法の異なるネジごとにネジ
供給装置を設置したり、また確保しておく必要がなくな
り、1台または少数の本発明によるネジ分別機構を設置
するのみで装置の組み立て作業などを行うことが可能と
なる。また、組み立てるべき装置を順次、多数のネジ供
給装置の設置位置に搬送する必要がなくなるので、移動
距離が短くなり作業効率が向上する。さらに、従来のよ
うに異なる寸法のネジが混入した場合に組み立て作業な
どを中断して手作業で混入した仕様外のネジを除去する
といった作業は不要となり、この点でも作業効率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のネジ分別機構を構成
するネジ径分別部を示す正面断面図である。
【図2】図1に示したネジ径分別部の要部を示す部分断
面図である。
【図3】本実施の形態例のネジ分別機構を構成するネジ
長分別部を示す上面図である。
【図4】図3のネジ長分別部を示す正面図である。
【図5】太ネジ分別部を含んで本実施の形態例のネジ分
別機構の全体を示す要部側面図である。
【図6】細ネジ分別部を含んで本実施の形態例のネジ分
別機構の全体を示す要部側面図である。
【図7】(A)ないし(C)はネジ長分別部の動作を示
す要部上面図である。
【図8】図8の(A)および(B)はネジ長分別部にお
いてネジが分別スライドから第5の溝へ滑落する状態を
示す要部側面図である。
【図9】(A)ないし(H)は、回転運動を往復運動に
変換する機構の一例を示す原理図である。
【図10】(A)ないし(D)は実施の形態例で分別す
る4種類のネジを示す側面図である。
【符号の説明】 2……ネジ分別機構、4……ネジ径分別部、6……太ネ
ジ分別部、8……細ネジ分別部、10……太ネジスライ
ド板、12……第1のネジ供給部、14……弁部材、1
6……上端面、18……第1の溝、20……開口部、2
2……傾斜面、24……細ネジスライド板、26……第
2のネジ供給部、28……細ネジストッパ、30……細
ネジ供給部材、32……上端面、33……第2の溝、3
4……開口部、36……傾斜面、38……上面、40…
…胴部、42……ネジ長分別部、44……第1のネジ長
分別部、46……第2のネジ長分別部、48……基台、
50……分別スライド、52……ネジ長センサ、54…
…ネジストッパ、56……上面、58……第3の溝、6
0……第4の溝、62……第5の溝、64……第6の
溝、66……側壁、68……第2のネジストッパ、70
……ネジ、72……第7の溝、74……第1のネジセン
サ、76……第2のネジセンサ、78……ロッド、80
……物体、82……物体、84……アーム。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月15日(1999.10.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、傾斜した平坦な上面に前記上面の傾斜方向
と平行に延在する第1の溝を有し上下に繰り返し駆動さ
れる太ネジスライド部材と、前記太ネジスライド部材の
上方に前記太ネジスライド部材の前記上面に沿って延在
する開口部を有し前記第1の溝を挟み前記開口部の縁か
ら前記第1の溝に向かって下方に傾斜する傾斜面が形成
された第1のネジ供給部と、前記第1のネジ供給部の各
傾斜面の下端部近傍に前記太ネジスライド部材の前記第
1の溝に沿って延在し前記第1の溝を挟み相互に間隔を
おいて配置されそれぞれ傾斜面側の基部を中心に揺動可
能に支持された2つの弁部材とを備え、前記第1の溝の
幅および前記弁部材の間隔は太ネジの胴部と頭部の径の
中間でかつ細ネジの頭部の径より広く、前記弁部材は前
記太ネジスライド部材により下方より突き上げられて上
方に揺動し、前記弁部材の下方への揺動は、前記弁部材
の前記上面が前記太ネジスライド部材の前記上面とほぼ
平行になる状態で制限され、前記太ネジスライド部材が
下方に駆動され前記弁部材が制限位置まで下方に揺動し
ているとき前記第1のネジ供給部に収容された太ネジは
胴部を前記2つの弁部材の間から下方に垂下させ頭部下
面を2つの弁部材上面に当接させた状態で弁部材により
支持され、前記太ネジスライド部材が前記弁部材を下か
ら突き上げ上方に揺動させて太ネジスライド部材の上部
を弁部材の上方に突出させたとき前記弁部材に支持され
ていた前記太ネジは胴部を前記第1の溝内に垂下させ頭
部下面を太ネジスライド部材の上面に当接させた状態で
太ネジスライド部材に支持され、さらに、本発明は、前
記太ネジスライド部材の側部下方に配置され、傾斜した
平坦な上面に前記上面の傾斜方向と平行に延在する第2
の溝を有し上下に繰り返し駆動される細ネジスライド部
材と、前記細ネジスライド部材の上方に前記細ネジスラ
イド部材の前記上面に沿って延在する開口部を有し前記
第2の溝を挟み前記開口部の縁から前記第2の溝に向か
って下方に傾斜する傾斜面が形成された第2のネジ供給
部と、前記太ネジスライド部材の前記第1の溝内に前記
第1の溝のほぼ全長にわたって延設され前記太ネジスラ
イド部材がもっとも下降したとき前記上面が前記太ネジ
スライド部材の前記上面とほぼ同じ高さとなる細ネジス
トッパと、前記細ネジスライド部材がもっとも下降して
いるとき前記細ネジスライド部材の前記上面および前記
細ネジストッパの前記上面に載置されている前記細ネジ
を押圧して前記第2のネジ供給部内に移動させる細ネジ
供給部材とを備え、前記細ネジスライド部材に形成され
た前記第2の溝の幅は前記細ネジの胴部の径より広く前
記細ネジの頭部の径より狭いことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明のネジ分別機構では、太ネジスライ
ド部材は上下に繰り返し駆動されており、上昇したとき
は弁部材を下から突き上げて上方に揺動させ自身は第1
のネジ供給部内に突出する。このような状態で、混合さ
れた複数の太ネジおよび細ネジを第1のネジ供給部に投
入すると、ネジは傾斜面に沿って滑り落ち弁部材の箇所
に集まる。そして、太ネジスライド部材の上下動と共
に、細ネジは太ネジスライド部材が下降した状態のとき
2つの弁部材の間から落下し、一方、太ネジは、胴部が
2つの弁部材の間に填り込み、頭部の下面は弁部材の上
面に当接して支持され胴部は弁部材の下方に垂下した状
態となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】ここで、太ネジスライド部材が上昇する
と、太ネジスライド部材は上述のように第1のネジ供給
部内に突出すると共に、弁部材に支持されていた太ネジ
は、胴部が第1の溝に填り込み、頭部の下面は第1の溝
両側の太ネジスライド部材上面に当接して支持され胴部
は第1の溝内で下方に垂下した状態となり、第1の溝の
延在方向に整列する。そして、太ネジスライド部材の上
面は傾斜しているため、太ネジスライド部材に支持され
た太ネジは上面に沿ってその傾斜方向に重力により滑落
する。すなわち太ネジが分別され整列した状態で送出さ
れる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、本発明は、傾斜した平坦な上面を有
する基台と、基台上面に形成され前記基台上面の傾斜の
方向に延在する第3の溝と、前記基台上面に形成され前
記第3の溝を横断して延在する第4の溝と、前記基台上
面に形成され前記第4の溝に連通し前記第4の溝の側部
を起点として前記基台上面を下る方向に延在する第5の
溝と、上面が前記基台上面とほぼ同じ高さとなるように
前記第4の溝内に収容され前記第4の溝に沿って移動可
能に支持された分別スライドと、前記分別スライドの前
記上面に形成され前記基台上面の傾斜の方向に前記分別
スライドの全幅にわたって延在する第6の溝とを備え、
前記第3、第5、第6の溝はネジの頭部および胴部の径
の中間の幅を有し、さらに、前記分別スライドの近傍に
配置されて胴部が前記第6の溝内に垂下するネジの胴部
の長さを検出するネジ長センサと、常時は前記第6の溝
が少なくとも上側の前記第3の溝に連通するように前記
分別スライドを配置し、前記ネジ長センサが第1の長さ
のネジを検出したときは前記第6の溝の少なくとも下側
が前記第3の溝に連通するように前記分別スライドを配
置し、前記ネジ長センサが第1の長さとは異なる第2の
長さのネジを検出したときは前記第6の溝が前記第4の
溝に連通するように前記分別スライドを配置する分別ス
ライド制御手段と、前記第6の溝の下端部を開閉するネ
ジストッパと、前記ネジ長センサが前記第6の溝内のネ
ジの長さを検出するとき前記ネジストッパを閉じさせる
ストッパ制御手段とを備えた第1および第2のネジ分別
機構を含んでいる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】第1および第2のネジ分別機構を含む本発
明のネジ分別機構では、最初、ネジストッパが閉じてお
り、この状態で第1および第2の長さのネジを第3の溝
内に供給すると、各ネジは胴部を第3の溝内に垂下させ
頭部の下面が第3の溝の両側の基台表面に当接して支持
された状態で、第3の溝に沿って滑落し、まず先頭のネ
ジが分別スライドの第6の溝内に収容される。そしてネ
ジ長センサは、第6の溝内に収容されたネジの胴部の長
さを検出し、ここでネジ長センサが検出した長さが第1
の長さであったとすると、分別スライド制御手段は、第
6の溝が少なくとも下側の第3の溝に連通するように分
別スライドを配置する。またこのときストッパ制御手段
はネジストッパを開放させる。その結果、分別スライド
の第6の溝内に収容されていた第1の長さのネジは、滑
落して第6の溝につづく第3の溝内へ移動する。一方、
ネジ長センサが検出した長さが第2の長さであったとす
ると、分別スライド制御手段は、第6の溝が第5の溝に
連通するように分別スライドを配置し、分別スライドの
第6の溝内に収容されているネジを第5の溝内へ滑落さ
せる。すなわち本発明のネジ分別機構では、第1および
第2の長さのネジを第3の溝より供給すると、各ネジは
その長さによって分別され、第1の長さのネジは第3の
溝を通じ整列した状態で送出され、第2の長さのネジは
第5の溝を通じ整列した状態で送出される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、前記第1および第2のネジ分別機構
を含む本発明のネジ分別機構では、前記第1のネジ分別
機構は基台に形成された第3の溝の上端部が前記太ネジ
スライド部材に形成された前記第1の溝の下端部に連結
され、前記第2のネジ分別機構は前記基台に形成された
前記第3の溝の上端部が前記細ネジスライド部材に形成
された前記第2の溝の下端部に連結され、前記第1のネ
ジ分別機構の前記第3、第5、第6の溝は太ネジの頭部
および胴部の径の中間の幅を有し、前記第2のネジ分別
機構の前記第3、第5、第6の溝は前記細ネジの頭部お
よび胴部の径の中間の幅を有していることを特徴とす
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】また、第1および第2のネジ分別機構を含
む本発明のネジ分別機構では、最初、ネジストッパが閉
じており、この状態で第1および第2の長さのネジを第
3の溝内に供給すると、各ネジは胴部を第3の溝内に垂
下させ頭部の下面が第3の溝の両側の基台表面に当接し
て支持された状態で、第3の溝に沿って滑落し、まず先
頭のネジが分別スライドの第6の溝内に収容される。そ
してネジ長センサは、第6の溝内に収容されたネジの胴
部の長さを検出し、ここでネジ長センサが検出した長さ
が第1の長さであったとすると、分別スライド制御手段
は、第6の溝が少なくとも下側の第3の溝に連通するよ
うに分別スライドを配置する。またこのときストッパ制
御手段はネジストッパを開放させる。その結果、分別ス
ライドの第6の溝内に収容されていた第1の長さのネジ
は、滑落して第6の溝につづく第3の溝内へ移動する。
一方、ネジ長センサが検出した長さが第2の長さであっ
たとすると、分別スライド制御手段は、第6の溝が第5
の溝に連通するように分別スライドを配置し、分別スラ
イドの第6の溝内に収容されているネジを第5の溝内へ
滑落させる。すなわち本発明のネジ分別機構では、第1
および第2の長さのネジを第3の溝より供給すると、各
ネジはその長さによって分別され、第1の長さのネジは
第3の溝を通じ整列した状態で送出され、第2の長さの
ネジは第5の溝を通じ整列した状態で送出される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】そして、第1および第2のネジ分別機構を
含む本発明のネジ分別機構では、太ネジスライド部材の
第1の溝に整列した状態で分別された太ネジは、第1の
ネジ分別機構の第3の溝に供給されて、第1のネジ分別
機構によりさらに長さによって分別される。一方、細ネ
ジスライド部材の第2の溝に整列した状態で分別された
細ネジは、第2のネジ分別機構の第3の溝に供給され
て、第2のネジ分別機構によりさらに長さによって分別
される。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した平坦な上面に前記上面の傾斜方
    向と平行に延在する第1の溝を有し上下に繰り返し駆動
    される太ネジスライド部材と、 前記太ネジスライド部材の上方に前記太ネジスライド部
    材の前記上面に沿って延在する開口部を有し前記第1の
    溝を挟み前記開口部の縁から前記第1の溝に向かって下
    方に傾斜する傾斜面が形成された第1のネジ供給部と、 前記第1のネジ供給部の各傾斜面の下端部近傍に前記太
    ネジスライド部材の前記第1の溝に沿って延在し前記第
    1の溝を挟み相互に間隔をおいて配置されそれぞれ傾斜
    面側の基部を中心に揺動可能に支持された2つの弁部材
    とを備え、 前記第1の溝の幅および前記弁部材の間隔は太ネジの胴
    部と頭部の径の中間でかつ細ネジの頭部の径より広く、 前記弁部材は前記太ネジスライド部材により下方より突
    き上げられて上方に揺動し、前記弁部材の下方への揺動
    は、前記弁部材の前記上面が前記太ネジスライド部材の
    前記上面とほぼ平行になる状態で制限される、 ことを特徴とするネジ分別機構。
  2. 【請求項2】 前記太ネジスライド部材はおおむね板状
    に形成され、前記第1の溝は前記太ネジスライド部材の
    上端面に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のネジ分別機構。
  3. 【請求項3】 前記弁部材は帯板状に形成され長軸が前
    記第1の溝の延在方向とほぼ平行となるように配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載のネジ分別機構。
  4. 【請求項4】 前記太ネジスライド部材の側部下方に配
    置され、傾斜した平坦な上面に前記上面の傾斜方向と平
    行に延在する第2の溝を有し上下に繰り返し駆動される
    細ネジスライド部材と、 前記細ネジスライド部材の上方に前記細ネジスライド部
    材の前記上面に沿って延在する開口部を有し前記第2の
    溝を挟み前記開口部の縁から前記第2の溝に向かって下
    方に傾斜する傾斜面が形成された第2のネジ供給部と、 前記太ネジスライド部材の前記第1の溝内に前記第1の
    溝のほぼ全長にわたって延設され前記太ネジスライド部
    材がもっとも下降したとき前記上面が前記太ネジスライ
    ド部材の前記上面とほぼ同じ高さとなる細ネジストッパ
    と、 前記細ネジスライド部材がもっとも下降しているとき前
    記細ネジスライド部材の前記上面および前記細ネジスト
    ッパの前記上面に載置されている前記細ネジを押圧して
    前記第2のネジ供給部内に移動させる細ネジ供給部材と
    を備え、 前記細ネジスライド部材に形成された前記第2の溝の幅
    は前記細ネジの胴部の径より広く前記細ネジの頭部の径
    より狭い、 ことを特徴とする請求項1記載のネジ分別機構。
  5. 【請求項5】 細ネジスライド部材はおおむね板状に形
    成され、第2の溝は前記細ネジスライド部材の上端面に
    形成されていることを特徴とする請求項4記載のネジ分
    別機構。
  6. 【請求項6】 傾斜した平坦な上面を有する基台と、 基台上面に形成され前記基台上面の傾斜の方向に延在す
    る第3の溝と、 前記基台上面に形成され前記第3の溝を横断して延在す
    る第4の溝と、 前記基台上面に形成され前記第4の溝に連通し前記第4
    の溝の側部を起点として前記基台上面を下る方向に延在
    する第5の溝と、 上面が前記基台上面とほぼ同じ高さとなるように前記第
    4の溝内に収容され前記第4の溝に沿って移動可能に支
    持された分別スライドと、 前記分別スライドの前記上面に形成され前記基台上面の
    傾斜の方向に前記分別スライドの全幅にわたって延在す
    る第6の溝とを備え、 前記第3、第5、第6の溝はネジの頭部および胴部の径
    の中間の幅を有し、 さらに、前記分別スライドの近傍に配置されて胴部が前
    記第6の溝内に垂下するネジの胴部の長さを検出するネ
    ジ長センサと、 常時は前記第6の溝が少なくとも上側の前記第3の溝に
    連通するように前記分別スライドを配置し、前記ネジ長
    センサが第1の長さのネジを検出したときは前記第6の
    溝の少なくとも下側が前記第3の溝に連通するように前
    記分別スライドを配置し、前記ネジ長センサが第1の長
    さとは異なる第2の長さのネジを検出したときは前記第
    6の溝が前記第4の溝に連通するように前記分別スライ
    ドを配置する分別スライド制御手段と、 前記第6の溝の下端部を開閉するネジストッパと、 前記ネジ長センサが前記第6の溝内のネジの長さを検出
    するとき前記ネジストッパを閉じさせるストッパ制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするネジ分別機構。
  7. 【請求項7】 前記ネジ長センサは前記分別スライドに
    内蔵され前記第6の溝の側壁を挟んで前記第6の溝内に
    垂下するネジの胴部に対向することを特徴とする請求項
    6記載のネジ分別機構。
  8. 【請求項8】 前記第6の溝の前記側壁の少なくとも一
    部は透明であり、前記ネジ長センサは光センサを含んで
    構成され前記透明な側壁を通じ前記ネジの胴部に送光
    し、前記ネジの胴部からの反射光を受光してネジの長さ
    を検出することを特徴とする請求項7記載のネジ分別機
    構。
  9. 【請求項9】 前記第6の溝の上端部を開閉する第2の
    ネジストッパと、前記第6の溝内にネジが存在するとき
    前記第2のネジストッパを閉じさせる第2のストッパ制
    御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項6記載
    のネジ分別機構。
  10. 【請求項10】 前記基台上面に形成され前記第4の溝
    に連通し前記第4の溝の側部を起点として前記基台上面
    を下る方向に延在する第7の溝と、 前記第3および第4の溝の近傍で前記第4の溝より下側
    に配置され前記第3の溝内にネジが存在するか否かを検
    出する第1のネジセンサと、 前記第4および第5の溝の近傍に配置され前記第5の溝
    内にネジが存在するか否かを検出する第2のネジセンサ
    とをさらに備え、 前記分別スライド制御手段は、前記第1および第2のネ
    ジセンサがネジの存在を検出したとき、前記第6の溝が
    前記第7の溝に連通するように前記分別スライドを配置
    する、 ことを特徴とする請求項6記載のネジ分別機構。
  11. 【請求項11】 前記第1および第2のネジセンサは光
    センサを含んで構成され、 前記第1および第2のネジセンサはそれぞれ前記第3お
    よび第5の溝の側壁を挟んで前記第3および第5の溝内
    に垂下するネジの胴部に対向し、 少なくとも前記第1および第2のネジセンサの配置個所
    において前記第3および第5の溝の側壁は透明であり、 前記第1および第2のネジセンサはそれぞれ前記第3お
    よび第5の溝の前記透明な側壁を通じ前記ネジの胴部に
    送光し、前記ネジの胴部からの反射光を受光してネジの
    存否を検出することを特徴とする請求項10記載のネジ
    分別機構。
  12. 【請求項12】 請求項6記載のネジ分別機構を第1お
    よび第2のネジ分別機構として2台含み、前記第1のネ
    ジ分別機構は基台に形成された第3の溝の上端部が前記
    太ネジスライド部材に形成された前記第1の溝の下端部
    に連結され、前記第2のネジ分別機構は前記基台に形成
    された前記第3の溝の上端部が前記細ネジスライド部材
    に形成された前記第2の溝の下端部に連結され、前記第
    1のネジ分別機構の前記第3、第5、第6の溝は太ネジ
    の頭部および胴部の径の中間の幅を有し、前記第2のネ
    ジ分別機構の前記第3、第5、第6の溝は前記細ネジの
    頭部および胴部の径の中間の幅を有していることを特徴
    とする請求項4記載のネジ分別機構。
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