JP2000106146A - 点滅表示用ランプ、点滅表示用ランプ点灯方法、点滅表示用ランプ点灯装置および点滅表示装置 - Google Patents

点滅表示用ランプ、点滅表示用ランプ点灯方法、点滅表示用ランプ点灯装置および点滅表示装置

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JP2000106146A
JP2000106146A JP27743798A JP27743798A JP2000106146A JP 2000106146 A JP2000106146 A JP 2000106146A JP 27743798 A JP27743798 A JP 27743798A JP 27743798 A JP27743798 A JP 27743798A JP 2000106146 A JP2000106146 A JP 2000106146A
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light
flashing
lamp
blinking
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JP27743798A
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Inventor
Akio Watanabe
昭男 渡辺
Jun Yajima
純 矢嶋
Yuji Azuma
祐二 我妻
Masasane Takagi
将実 高木
Sadaji Shimokawa
貞二 下川
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】発光色を自由に設定でき、点滅寿命が長く、光
束立ち上がりが早く、温度依存性がなく、長い発光長が
得られ、比較的に点灯に要する電圧が低い点滅表示用ラ
ンプ、点滅表示用ランプ点灯方法、点滅表示用ランプ点
灯装置および点滅表示装置を提供する。 【解決手段】キセノンを主成分とする放電媒体を封入
し、内面側に蛍光体層2を形成した細長い透光性放電容
器1の内部に内部電極3を封装し、かつ透光性放電容器
1の外面に外部電極4を配設してなる点滅表示用ランプ
11に対して、その内部電極3と外部電極4との間に高
周波電源12から点滅制御手段13によって高周波電圧
を印加および遮断することで点滅を行わせる。透光性放
電容器1の両端内部に封装した一対の電極3a、3bに
よって内部電極3を構成することができる。高周波は、
高周波交流、高周波交流の半波整流化直流、直流重畳高
周波交流、高繰り返し周波数のパルスなどを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点滅表示用ラン
プ、これを用いた点滅表示用ランプ点灯方法、点滅表示
用ランプ点灯装置および点滅表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば点滅形誘導灯、光点滅走行式非
難誘導システム、航空障害灯、広告灯など光点滅によっ
て表示する装置やシステムが多々用いられている。この
ような点滅表示用ランプとして以下に示すものが用いら
れている。 1 白熱電球 ガラスバルブ内に封装した白熱フィラメントを通電加熱
して発光する。 2 キセノンフラッシュランプ 石英ガラスバルブ内に一対の主電極を封装するととも
に、トリガー電極を配設し、石英ガラスバルブ内にキセ
ノンを封入してなり、コンデンサの電荷を用いてキセノ
ンの放電により閃光する。 3 発光ダイオード 順バイアスされたpn接合における注入された電子、正
孔の再結合の際の過剰エネルギーの可視域における放射
で発光する。 4 蛍光ランプ 内面に蛍光体層を形成した細長いガラスバルブ内に水銀
を希ガスとともに封入してなり、水銀蒸気放電による紫
外線放射を利用して蛍光体を励起して可視光を発生す
る。 5 ネオン放電管 細長いガラスバルブ内にネオンを封入してなり、ネオン
の放電により発光する。ガラスバルブの内面に蛍光体層
を形成して波長変換を行うこともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の点滅表示用ラン
プには、以下に示す欠点がある。 1 白熱電球 点滅寿命が短い。また、発光が長波長域に偏っているた
め、色フィルターを用いても発光色に制限がある。さら
に、構造的に発光部が長いものを得にくい。 2 キセノンフラッシュランプ 点滅させるのに高いパルス電圧を必要とする。また、発
光長を長くすることができない。さらに、寿命は比較的
長いが、電極材料が大電流によって飛散してバルブに付
着して黒化するため、光量が減少する。 3 発光ダイオード 相対的に光量が少ない。また、指向性が強く、視野角が
狭い。さらに、温度依存性があり、周囲温度が高いと発
光量が減少する。さらにまた、点光源なので、面的な発
光を要する場合には、多数の発光ダイオードを用いる必
要がある。さらにまた、白色を得るには赤色、緑色およ
び青色のダイオードを組み合わせる必要がある。 4 蛍光ランプ 光束立ち上がりが遅い。また、温度依存性がり、周囲温
度によって光量が変化する。 5 ネオン管 発光色が制限される。また、点灯に高電圧を必要とす
る。
【0004】本発明は、発光色を自由に設定でき、点滅
寿命が長く、光束立ち上がりが早く、温度依存性がな
く、長い発光長を得られ、比較的に点灯に要する電圧が
低くい点滅表示用ランプ、これを用いた点滅表示用ラン
プ点灯方法、点滅表示用ランプ点灯装置および点滅表示
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の点滅表
示用ランプは、細長い透光性放電容器と;透光性放電容
器の内面側に形成された蛍光体層と;キセノンを主成分
として透光性放電容器内に封入された放電媒体と;透光
性放電容器の内部に封装された内部電極と;透光性放電
容器の外面の長手方向に沿って延在する外部電極と;を
具備していることを特徴としている。
【0006】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0007】(透光性放電容器について)細長い透光性
放電容器は、ガラスバルブの両端を封止して形成するの
が好適であるが、要すれば透光性セラミックスなどによ
って形成したものでもよい。なお、ガラスとしては、軟
質ガラス、半硬質ガラス、硬質ガラス、石英ガラスなど
を適宜用いることができる。
【0008】透光性放電容器の透光性とは、透光性放電
容器全体が透光性であることを要件とするものではな
く、放電に伴って発生する光を導出しようとする部分が
透光性であればよい。
【0009】透光性放電容器が細長いとは、放電容器の
径の2倍以上の長さを備えていることをいう。
【0010】また、透光性放電容器の管径は、特に制限
されないが、3ないし14mmの範囲が好適である。
【0011】さらに、透光性放電容器は、直管状および
曲管状のいずれでもよい。曲管状としては、たとえばU
字状、環状、半円状など種々の形状を採用することがで
きる。
【0012】(蛍光体層について)蛍光体層は、キセノ
ン放電により発生した紫外線を所望の可視光に波長変換
するために用いられる。
【0013】また、蛍光体層は、透光性放電容器の内面
に直接形成してもよいし、反射膜や保護膜を介して形成
してもよい。
【0014】さらに、蛍光体層は、透光性放電容器の全
周にわたって形成してもよいし、アパーチャの部分を除
いて形成してもよい。
【0015】さらにまた、蛍光体層には、蛍光体を選択
することにより、所望の発光色を得ることができる。
【0016】(放電媒体について)放電媒体は、キセノ
ンを主成分としている。キセノンの他にネオン、アルゴ
ン、クリプトンなどの希ガスを必要に応じて添加するこ
とを許容する。
【0017】また、キセノンの他にキセノンのハロゲン
化物やハロゲン単体を添加することができる。ハロゲン
としては、ヨウ素、臭素および塩素を用いることができ
る。数mmHgないし数気圧の範囲で存在する元素であ
れば、放電が可能である。
【0018】さらに、放電媒体の封入圧は、特に制限さ
れないが、たとえば20〜60kPaに規定することに
より、発光効率を高くすることができる。ただし、封入
圧が60kPaを超えると、放電のちらつきが顕著にな
るので、避けるべきである。
【0019】(内部電極について)内部電極は、主とし
て以下に示す二つの態様であることを許容する。
【0020】すなわち、第1の態様は、透光性放電容器
の両端の内部に封装した一対の電極をもって内部電極と
する構成である。この態様においては、一対の電極を同
電位にして外部電極との間に高周波電圧を印加して点灯
する。
【0021】また、一対の電極は、冷陰極および熱陰極
のいずれであってもよい。
【0022】第2の態様は、透光性放電容器の内部にそ
の長手方向に沿って延在する構成である。この態様にお
いては、さらに両端が透光性放電容器の長手方向の両端
に封装されて、両端が透光性放電容器の両端から外部に
露出した構成と、一端のみが透光性放電容器の一端部に
封装され、他端が透光性放電容器内の他端近傍で自由端
を形成している構成とのいずれであってもよい。
【0023】さらに、以上の各態様において、内部電極
を放電容器の両端に封装するには、フレアシール、ビー
ドシール、ピンチシールなど既知の各種シール手段を適
宜選択して用いることができる。
【0024】(外部電極について)外部電極は、放電容
器の外面の長手方向に延在するように配設される。
【0025】また、外部電極は、面的な広がりを有して
いる。
【0026】透光性放電容器の両端の一対の電極をもっ
て内部電極とする態様における外部電極の好適な設定例
としては、外部電極の面積を定格ランプ電流および希ガ
スの封入圧P(torr)との相互関係で上記範囲に入
るように決定することができる。すなわち、定格ランプ
電流(mA)を外部電極の面積(cm2)で除したラン
プ電流密度ID(mA/cm2)を下式を満足するよう
に設定する。
【0027】−0.002×P+3.0816>ID>
を0.001×P−0.0151 上記の式において、上限値を超えると、放電にちらつき
を生じやすい。また、下限値を超えると、放電容器の中
間にプラズマが形成されないで放電が中央で分断されて
しまい全長にわたる放電が得られにくくなる。なお、こ
こで定格ランプ電流とは、放電ランプの通常点灯時に通
流する電流値をいう。
【0028】さらに、外部電極は、従来と同様アルミニ
ウムなどの金属箔、導電性塗料膜、金属蒸着膜および比
較的薄手の金属板などを適宜用いることができる。
【0029】(その他の構成について)透光性放電容器
から特定の方向へ発光を集中的に導出させたい場合に
は、透光性放電容器の長手方向に沿ってアパーチャと称
する導光用のスリットを形成することができる。
【0030】アパーチャは、アパーチャの部分を除いて
反射膜、外部電極または蛍光体層を形成することによ
り、形成することができる。反射膜を上記のように形成
する場合、蛍光体層を反射膜の内面側にアパーチャの部
分を含めて透光性放電容器の実質的全体に形成すると、
いわゆる反射形の構造になる。また、アパーチャの部分
を除いて蛍光体層を形成すると、いわゆるアパーチャ形
の構造になる。
【0031】(本発明の作用について)本発明の点滅表
示用ランプは、内部電極と外部電極との間に高周波電圧
を印加すると、透光性放電容器の壁を誘電体とする静電
容量を直列に介して点灯することになり、透光性放電容
器内にオゾナイザ放電が生起する。そして、キセノンの
オゾナイザ放電によって紫外線が発生し、紫外線の照射
により蛍光体が励起されて可視光を発生する。また、オ
ゾナイザ放電においては、誘電体を介在させたギャップ
中の微小面積ごとにストリーマ形式の放電が発生し、ス
トリーマ内部は陰極から陽極まで一様に電離が行われて
いると考えられる。
【0032】放電媒体の主成分をなすキセノンは、低ガ
ス圧において原子発光(Xe:波長172nm)のみで
あるが、約10kPa以上の圧力では分子発光(Xe
2:波長152nm、172nm)が増加する。
【0033】そうして、透光性放電容器を誘電体とする
静電容量Cは、オゾナイザ放電の際に1/(2πfC)
の値の限流インピーダンスとして作用して、定電流回路
を形成し、オゾナイザ放電がアーク放電に至るのを抑制
するとともに、透光性放電容器の内部全体にわたる放電
を行わせる。
【0034】また、本発明においては、内部電極が一対
の電極によって構成されている態様においても、内部電
極が透光性放電容器の長手方向に延在する導電体によっ
て構成されている態様におけるのと基本的に同様に、放
電容器の一対の内部電極間に比較的均一な発光が得られ
る。
【0035】内部電極の態様のいずれにおいても、内部
電極および外部電極の間に高周波電圧を印加すると同時
に点灯して光束が瞬時に立ち上がり、高周波電圧の印加
を遮断すると、同時に発光が停止する。このため、点滅
の視認性がすこぶる良好である。
【0036】したがって、高周波電圧の印加および遮断
を交互に一定周期で行うことにより、一定周期の点滅を
視認性良好に行うことができる。
【0037】また、本発明の点滅表示用ランプは周囲の
温度に光量が影響を受けない。
【0038】さらに、蛍光体層に用いる蛍光体の選択が
自由であり、所望の発光色を得ることができる。
【0039】さらにまた、ランプ電流が数十mAと比較
的小さくてよく、このため電極スパッタリングが少ない
から、点滅寿命が長い。
【0040】さらにまた、透光性放電容器の長さを大き
くすることができ、したがって所望の発光長を得ること
ができる。
【0041】さらにまた、キセノンフラッシュランプに
較べると、電極間に印加する電圧が比較的低い。
【0042】次に、本発明の点滅表示用ランプを点灯す
るために内部電極と外部電極との間に印加する高周波電
圧について説明する。本発明において、「高周波」と
は、高周波数の交流たとえば正弦波交流だけでなく、直
流が重畳された非対称高周波交流、高周波交流の半波整
流化直流または高繰り返し周波数のパルスを包含する概
念である。さらに、高周波は、その周波数または繰り返
し周波数が1kHz以上であることをいう。実際的には
4kHz〜1MHzの範囲を用いることができるが、特
に100kHz以上であると、放電のちらつき抑制に効
果的である。
【0043】さらに、直流が重畳した非対称高周波交流
電圧によって点灯することにより、発光効率が向上して
光量を多く得ることができる。
【0044】さらにまた、パルス点灯や半波整流化直流
の電圧を印加して点灯すると、印加電圧波形の休止期間
にアフターグローを生じてさらに発光効率が向上して一
層多くの光量を得ることができる。
【0045】なお、外部電極を接地すると、電磁波ノイ
ズが減少するとともに、絶縁が容易になる。
【0046】請求項2の発明の点滅表示用ランプは、請
求項1記載の点滅表示用ランプにおいて、内部電極は、
透光性放電容器の両端の内部に封装された一対の電極か
らなることを特徴としている。
【0047】放電容器の両端に電極を封装して内部電極
を構成することは、従来から一般的に行われている内部
電極形の放電ランプを製造するのと同様であるから、コ
スト的に問題はない。
【0048】また、外部電極と内部電極との絶縁は、放
電容器を介して行われるので、容易であり、コストがか
からない。
【0049】さらに、一対の外部電極間に電圧を印加し
て放電させる従来構造より低い電圧で点灯することがき
る。
【0050】請求項3の発明の点滅表示用ランプは、請
求項1記載の点滅表示ランプにおいて、内部電極は、透
光性放電容器の内部の長手方向に沿って延在しているこ
とを特徴としている。
【0051】本発明のように内部電極を構成すると、内
部電極および外部電極間の放電は、両電極の最短距離と
なる両電極に対して直角方向に生じるので、透光性放電
容器の長手方向に沿って均一な放電を生じる。このた
め、任意の長さの発光長を備えた点滅表示用ランプを得
ることができる。
【0052】請求項4の発明の点滅表示用ランプ点灯方
法は、は、請求項1ないし3のいずれか一記載の点滅表
示用ランプの内部電極と外部電極との間に高周波電圧の
印加および遮断を繰り返して点滅表示用ランプを点滅す
ることを特徴としている。
【0053】本発明においては、内部電極と外部電極と
の間に高周波電圧を印加して点灯して発光し、高周波電
圧の印加を遮断して消灯することにより、点滅表示用ラ
ンプを点滅させるので、点滅が極めて容易である。
【0054】請求項5の発明の点滅表示用ランプ点灯方
法は、請求項2記載の点滅表示用ランプの透光性放電容
器の両端の内部に封装された一対の電極と外部電極との
間に高周波電圧の印加および遮断を繰り返して点滅表示
用ランプを点滅することを特徴としている。
【0055】本発明は、一対の電極により内部電極を構
成した点滅表示用ランプを点滅させるに当たり、一対の
電極と外部電極との間に高周波電圧を印加して点灯し、
高周波電圧の印加を遮断して消灯させるので、一対の電
極は同電位であり、放電の際にプラズマを介して透光性
放電容器の内部で接続されているように振る舞う。
【0056】請求項6の発明の点滅表示用ランプ点灯装
置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の点滅表示用
ランプと;点滅表示用ランプの内部電極と外部電極との
間に印加する高周波電圧を発生する高周波電源と;高周
波電圧の点滅表示用ランプへの印加および遮断を制御す
る点滅制御手段と;を具備していることを特徴としてい
る。
【0057】本発明において、高周波電源は、インバー
タなどによって構成することができる。
【0058】本発明に用いる点滅表示用ランプは、透光
性放電容器の壁を誘電体とする静電容量を限流インピー
ダンスとしているために、別に限流インピーダンスを設
ける必要がない。したがって、点滅表示用ランプを高周
波電源に直接接続することができる。
【0059】点滅制御手段は、高周波電源および点滅表
示用ランプの間に介在させたスイッチによって構成して
もよいし、高周波電源を直接制御して高周波の発生を間
欠的に行うように構成してもよい。
【0060】また、点滅制御手段を操作して高周波電圧
の印加およびその遮断の繰り返し周波数およびそのオン
デューティを可変にすることができる。
【0061】さらに、点滅制御手段を切り離し可能にし
て、所望時に点滅表示用ランプを連続的に点灯させるこ
とができるように構成してもよい。
【0062】請求項7の発明の点滅表示用ランプ点灯装
置は、請求項2記載の点滅表示用ランプと;点滅表示用
ランプの一対の電極と外部電極との間に印加する高周波
電圧を発生する高周波電源と;高周波電圧の点滅表示用
ランプへの印加および遮断を制御する点滅制御手段と;
を具備していることを特徴としている。
【0063】本発明は、一対の電極によって内部電極を
構成している点滅表示用ランプを用いた点滅表示用ラン
プ点灯装置である。
【0064】請求項8の発明の点滅表示用ランプ点灯装
置は、直接並列接続された複数の請求項1ないし3のい
ずれか一記載の点滅表示用ランプと;各点滅表示用ラン
プの内部電極と外部電極との間に印加する高周波電圧を
発生する高周波電源と;高周波電圧の点滅表示用ランプ
への印加および遮断を行う点滅制御手段と;を具備して
いることを特徴としている。
【0065】本発明は、複数の点滅表示用ランプを同時
に点滅させるように構成している。
【0066】本発明に用いる点滅表示用ランプは、透光
性放電容器の壁が形成する静電容量を備えており、これ
が限流インピーダンスとして作用するから、外付けでの
限流インピーダンスを介在させることなく、複数の点滅
表示用ランプを高周波電源に直接並列接続して、同時に
点滅させることができる。
【0067】このため、所要量の光量を得ることができ
るとともに、限流インピーダンスを用いないで並列接続
できるので、回路構成が簡単であり、安価になる。
【0068】請求項9の発明の点滅表示用ランプ点灯装
置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の点滅表示用
ランプと;点滅表示用ランプの内部電極と外部電極との
間に印加する高周波電圧を発生する高周波電源と;高周
波電圧の点滅表示用ランプへの印加および遮断を制御す
る点滅制御手段と;高周波電源および点滅表示用ランプ
の間に介在したPWM方式調光手段と;を具備している
ことを特徴としている。
【0069】PWM方式調光手段は、高周波電圧より周
波数が著しく低いが、人間の目に感じない程度に高い調
光周波数で、高周波電圧を印加する時間(オン時間)
と、印加しない時間(オフ時間)とを設けることによっ
て、点滅表示用ランプの点灯レベルを100%点灯に比
較して低減させることであり、点滅制御手段が人間の目
に感じる周波数で点滅表示用ランプを点滅するのとは明
らかに相違している。そして、PWM方式調光手段にお
いては、オン時間とオフ時間との比率すなわちオンデュ
ーティを変化させることにより、調光レベルを加減する
ことができる。
【0070】そうして、本発明においては、点滅表示用
ランプを調光しながらさらに点滅を行わせることによ
り、多様な点滅を可能にしたので、用途を拡張すること
ができる。
【0071】請求項10の発明の点滅表示装置は、点滅
表示装置本体と;点滅表示装置本体に配設された請求項
6ないし9のいずれか一記載の点滅表示用ランプ点灯装
置と;を具備していることを特徴としている。
【0072】点滅表示装置は、たとえば光点滅走行式非
難誘導装置、点滅形誘導灯、航空障害灯、信号灯、広告
灯、装飾照明装置などであることを許容する。
【0073】点滅表示装置本体は、点滅表示装置から点
滅表示用ランプ点灯装置を除いた残余の部分をいう。
【0074】また、点滅表示装置は、常時は連続点灯し
ているが、所要時に点滅するように構成したものであっ
てもよい。
【0075】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0076】図1は、本発明の点滅表示用ランプの第1
の実施形態を示す正面図である。
【0077】図2は、同じく拡大側面図である。
【0078】図3は、同じく拡大横断面図である。
【0079】図において、1は透光性放電容器、2は蛍
光体層、3は内部電極、4は外部電極である。なお、図
1においては蛍光体層2の図示を省略している。
【0080】透光性放電容器1は、外径6.5mm、管
長150mmのガラス製であり、内部にキセノンを約4
0kPa封入している。
【0081】蛍光体層2は、3波長発光形の白色光蛍光
体を用いて形成されている。
【0082】内部電極3は、透光性放電容器1の両端に
封装された一対の電極3a、3bから構成される。一対
の電極3a、3bは、直径2mmのニッケル筒を用いた
冷陰極である。
【0083】外部電極4は、幅8mmのアルミニウム箔
を透光性放電容器1の外面に貼着して形成されている。
【0084】そうして、一対の電極3a、3bと外部電
極4との間に高周波電圧の印加と、その遮断とを約0.
7秒間隔で繰り返した結果、即時に応答して、すこぶる
明滅のシャープな点滅が行われた。そして、点灯時のラ
ンプ電流が13mAのときの発光の色温度は13000
Kであった。
【0085】図4は、本発明の点滅表示用ランプの第2
の実施形態を示す正面図である。
【0086】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。なお、図においては蛍
光体層の図示を省略している。
【0087】本実施形態は、外部電極4の長手方向の中
央部の幅を両端部の幅より大きくしている点で異なる。
【0088】すなわち、外部電極4の幅が一定で透光性
放電容器1が長いと、外部電極4の中央部から流入する
放電電流が少なくなって、透光性放電容器1の中央部が
暗くなる傾向がある。これに対して、本実施形態のよう
に外部電極4の長手方向の中央部の幅を大きくすると、
透光性放電容器1が長くても、外部電極4の中央部から
流入する放電電流が増加して、透光性放電容器1の長手
方向に一様な発光が得られる。
【0089】図5は、本発明の点滅表示用ランプの第3
の実施形態を示す正面図である。
【0090】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。なお、図においては蛍
光体層の図示を省略している。
【0091】本実施形態は、電極3a、3bに対向する
外部電極4の部分にリング体4aを備えている点で異な
る。
【0092】すなわち、点滅表示用ランプの点灯時に、
電極3a、3bの近傍に明るさのちらつきが発生しやす
いが、本実施形態のように電極3a、3bに対向する部
分にリング体4を形成することにより、明るさのちらつ
きが軽減する。
【0093】図6は、本発明の点滅表示用ランプの第4
の実施形態を示す正面図である。
【0094】図において、図5と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0095】本実施形態は、透光性放電容器1がU字状
をなしている点で異なる。
【0096】すなわち、透光性放電容器1がU字状をな
しているのに伴い外部電極4をU字の湾曲の内側に配設
している。これにより、外部電極4の配光への影響が少
なくて良好な配光が得られる。
【0097】図7は、本発明の点滅表示用ランプの第5
の実施形態を示す正面図である。
【0098】図8は、同じく拡大横断面図である。
【0099】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。なお、図7においては
蛍光体層の図示を省略している。
【0100】本実施形態は、内部電極3の構成が異な
る。
【0101】すなわち、内部電極3は、ニッケル棒から
なり、透光性放電容器1の両端に封装されて透光性放電
容器1の中心軸に沿って延在し、両端部は透光性放電容
器1の両端から外部に露出している。
【0102】図9は、本発明の点滅表示用ランプの第6
の実施形態を示す正面図である。
【0103】図において、図7と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。なお、図においては蛍
光体層の図示を省略している。
【0104】本実施形態は、内部電極3の構成が異な
る。
【0105】すなわち、内部電極3は、ニッケル棒から
なり、透光性放電容器1の一端に封装されて透光性放電
容器1の中心軸に沿って延在し、他端部は透光性放電容
器1の内部において他端部近傍に位置している。
【0106】図10は、本発明の点滅表示用ランプ点灯
装置の第1の実施形態を示す回路図である。
【0107】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。また、11は点滅表示
用ランプ、12は高周波電源、13は点滅制御手段であ
る。なお、図においては蛍光体層の図示を省略してい
る。
【0108】点滅表示用ランプ11は、図1に示すもの
と同一である。
【0109】高周波電源12は、インバータからなり、
スイッチング手段12aおよび出力トランス12b、半
波整流用ダイオード12cおよび短絡防止用コンデンサ
12dを備えている。
【0110】スイッチング手段12aは、制御端子に入
力する制御信号に応じて出力トランス12bの1次巻線
pに接続する直流電圧を高周波で断続して、出力トラン
ス12bの2次巻線sに高周波電圧を誘起する。
【0111】出力トランス12bの2次巻線sは、短絡
防止用コンデンサ12dおよび半波整流用ダイオード1
2cの直列回路の両端に接続している。なお、出力トラ
ンス12の1次巻線pと並列に逆電圧吸収用ダイオード
12eが接続されている。
【0112】短絡防止用コンデンサ12dおよび半波整
流用ダイオード12cの接続点を一対の電極3a、3b
からなる内部電極3に接続している。
【0113】また、半波整流用ダイオード12cのアノ
ードを外部電極4に接続するとともに、接地している。
【0114】そうして、出力トランス12bの2次巻線
sのコンデンサ12d側がプラスの極性となる高周波の
半波が内部電極3および外部電極4の間に印加される。
【0115】これに対して、半波整流用ダイオード12
cが順方向になる高周波の半波は、ダイオード12cが
導通するので、点滅表示用ランプ11には印加されな
い。
【0116】したがって、点滅表示用ランプ11の内部
電極3および外部電極4の間には、高周波の半波整流化
直流が印加されて点灯する。
【0117】点滅制御手段13は、出力トランス12b
の1次巻線pに接続する直流電圧を点滅表示用ランプ1
1の点滅周波数で開閉する。開閉は図示しないタイマー
により自動的に行われる。また、開閉の周波数およびオ
ンデューティは任意に設定できるように構成されてい
る。
【0118】そうして、点滅表示用ランプ11は、点滅
制御手段13により高周波電圧の印加およびその遮断が
繰り返されて点滅表示を行う。
【0119】図11は、図10における点滅表示用ラン
プの点灯中のランプ電圧およびランプ電流を示す波形図
である。
【0120】図12は、同じくランプ電流および光出力
を示す波形図である。
【0121】各図において、Vlはランプ電圧、Ilは
ランプ電流、Φは光出力である。
【0122】ランプ電圧は、ピーク値で1500Vであ
る。
【0123】ランプ電流Ilは、ピーク値で40mAで
あり、ランプ電圧Vlより約90゜進んでいる。
【0124】図13は、本発明の点滅表示用ランプ点灯
装置の第2の実施形態を示す回路図である。
【0125】図において、図10と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
【0126】本実施形態は、高周波正弦波交流電圧を印
加して点灯するようにした点で異なる。
【0127】すなわち、出力トランス12bの2次巻線
sを内部電極3と外部電極4とに接続している。
【0128】図14は、本発明の点滅表示用ランプ点灯
装置の第2の実施形態における点滅時のランプ電流およ
び光出力を示す波形図である。
【0129】図において、点灯時間は0.1秒、消灯時
間は0.6秒である。
【0130】図から明かなように、ランプ電流Ilが通
流を開始すると、光出力Φは時間遅れなく、しかも立ち
上がり良好であり、視認性の高いことを示している。
【0131】図15は、本発明の点滅表示用ランプ点灯
装置の第3の実施形態を示す回路図である。
【0132】図において、図7および図13と同一部分
については同一符号を付して説明は省略する。
【0133】本実施形態は、点滅表示用ランプ11とし
て図7に示す構成のものを用いている点で異なる。
【0134】図16は、本発明の点滅表示用ランプ点灯
装置の第4の実施形態を示す回路図である。
【0135】図において、図13と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
【0136】本実施形態は、点滅表示用ランプ11を2
灯並列接続している点で異なる。
【0137】すなわち、高周波電源12の出力端の一方
に2灯の点滅表示用ランプ11の各内部電極3を直接接
続し、かつ他方の出力端に各外部電極4を直接接続して
いる。
【0138】点滅表示用ランプ11は、その透光性放電
容器1の壁の静電容量が限流インピーダンスとして作用
するので、複数の点滅表示用ランプ11を直接並列接続
が可能になる。
【0139】図17は、本発明の点滅表示装置の第1の
実施形態としての点滅形誘導灯を示す斜視図である。
【0140】図18は、同じく要部断面図である。
【0141】各図において、21は誘導灯基体、22は
誘導標識、23はバックライト装置である。
【0142】誘導灯基体21は、表面に誘導標識22を
装着し、内部に直下式バックライト装置23、高周波電
源および停電検出装置などを収納している。
【0143】誘導標識22は、誘導灯基体21の前面に
装着され、その背面に直下式バックライト装置23が配
設されている。
【0144】直下式バックライト装置23は、点滅表示
用ランプ23a、ランプホルダー23b、反射板23c
および光拡散板23dを主な構成要素として構成されて
いる。
【0145】点滅表示用ランプ23aは、図6に示すも
のと同一である。
【0146】ランプホルダー23bは、点滅表示用ラン
プ23aの両端部を把持して反射板23dに対して所定
の位置に保持する。なお、ランプホルダー23bは、反
射板23cと一体に成形されている。
【0147】反射板23cは、アルミニウムダイキャス
ト製で、3つ割りに構成されている。
【0148】光拡散板23dは、乳白アクリル樹脂から
なる。
【0149】そうして、本実施形態における点滅形誘導
灯は、点滅表示用ランプが常時は連続点灯しているが、
停電検出時に所定時間の間点滅を行うように構成されて
いる。
【0150】したがって、本実施形態の点滅形誘導灯
は、内照式の点滅形であり、キセノンフラッシュランプ
を用いた点滅装置を別設する必要がないから、安価で、
しかも接地場所をとらない。
【0151】図19は、本発明の点滅表示装置の第2の
実施形態としての点滅形パネル誘導灯を示す斜視図であ
る。
【0152】図20は、同じく要部拡大断面図である。
【0153】各図において、31は誘導灯本体、32は
吊下装置、33は誘導標識、34はサイドライト式バッ
クライト装置である。
【0154】誘導灯本体31は、吊下装置32により天
井から吊持され、サイドライト式バックライト装置34
を支持するとともに、内部に高周波電源および停電検出
装置などを収納している。
【0155】誘導標識33は、サイドライト式バックラ
イト装置34に支持されている。
【0156】サイドライト式バックライト装置34は、
点滅表示用ランプ34a、導光板34bおよびランプホ
ルダー34cを備えている。
【0157】点滅表示用ランプ34aは、図3に示すも
のと類似しているが、外部電極4が透光性放電容器1の
全周の約2/3を被覆してアパーチャ1aを形成してい
る点で異なる。
【0158】導光板34bは、その端面が点滅表示用ラ
ンプ34aのアパーチャ1aに当接している。
【0159】ランプホルダー34cは、点滅表示用ラン
プ34aをそのほぼ全長にわたって包囲するとともに、
導光板33の端部を支持している。
【0160】そうして、本実施形態においては、常時は
点滅表示用ランプ34aは連続点灯して誘導標識33を
内面側から照明しているが、停電検出時には点滅して非
常状態を示す。本実施形態の場合も内照式であり、点滅
装置を別設する必要がない。
【0161】
【発明の効果】請求項1ないし3の各発明によれば、キ
セノンを主成分とする放電媒体を封入し、内面側に蛍光
体層を形成した細長い透光性放電容器の内部に内部電極
を封装し、かつ透光性放電容器の外面に外部電極を配設
してなり、内部電極と外部電極との間に高周波電圧を印
加および遮断することで点滅するように構成したことに
より、発光色が自由に設定でき、点滅寿命が長く、光束
立ち上がりが早く、温度依存性がなく、長い発光長が得
られ、しかも比較的低い高周波電圧で点灯する点滅表示
用ランプを提供することができる。
【0162】請求項2の発明によれば、加えて透光性放
電容器の両端の内部に封装した一対の電極を内部電極と
することにより、内部電極形の放電ランプの製造設備を
用いて比較的安価に製造可能な点滅表示用ランプを提供
することができる。
【0163】請求項3の発明によれば、加えて透光性放
電容器の内部においてその長手方向に延在する内部電極
を備えることにより、任意の長さの発光長を備えた点滅
表示用ランプを提供することができる。
【0164】請求項4および5の発明によれば、キセノ
ンを主成分とする放電媒体を封入し、内面側に蛍光体層
を形成した細長い透光性放電容器の内部に内部電極を封
装し、かつ透光性放電容器の外面に外部電極を配設して
なる点滅表示用ランプの内部電極と外部電極との間に高
周波電圧を印加および遮断して点滅するようにしたこと
により、発光色が自由に設定でき、点滅寿命が長く、光
束立ち上がりが早く、温度依存性がなく、長い発光長が
得られ、しかも比較的低い高周波電圧で点灯する点滅表
示用ランプ点灯方法を提供することができる。
【0165】請求項5の発明によれば、加えて透光性放
電容器の長手方向の両端の内部に一対の電極を封装して
これを内部電極として用いることにより、内部電極形の
放電ランプの製造設備を用いて点滅表示用ランプを比較
的安価に製造可能な点滅表示用ランプ点灯方法を提供す
ることができる。
【0166】請求項6ないし9の各発明によれば、キセ
ノンを主成分とする放電媒体を封入した細長い透光性放
電容器の内部に内部電極を封装するとともに透光性放電
容器の長手方向に沿って外部電極を配設した点滅表示用
ランプと、内部電極および外部電極の間に高周波電圧を
印加する高周波電源と、点滅表示用ランプの内部電極お
よび外部電極の間に高周波電圧を印加および遮断を制御
する点滅制御手段とを具備したことにより、発光色を自
由に設定でき、点滅寿命が長く、光束立ち上がりが早
く、温度依存性がなく、長い発光長が得られ、しかも比
較的低い高周波電圧で点灯する点滅表示用ランプ点灯装
置を提供することができる。
【0167】請求項7の発明によれば、加えて透光性放
電容器の両端の内部に封装した一対の電極を内部電極と
して、外部電極との間に高周波電圧を印加および遮断す
る点滅制御手段を配設したことにより、内部電極形の放
電ランプの製造設備を用いて点滅表示用ランプを比較的
安価に製造可能な点滅表示用ランプ点灯装置を提供する
ことができる。
【0168】請求項8の発明によれば、加えて点滅表示
用ランプの複数を直接並列接続して高周波電源に接続し
たことにより、回路構成が簡単で、しかも所要の発光量
を得て経済的な点滅表示用ランプ点灯装置を提供するこ
とができる。
【0169】請求項9の発明によれば、加えてPWM調
光手段を備えていることにより、調光しながら点滅する
点滅表示用ランプ点灯装置を提供することができる。
【0170】請求項10の発明によれば、請求項6ない
し9の効果を有する点滅表示装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点滅表示用ランプの第1の実施形態を
示す正面図
【図2】同じく拡大側面図
【図3】同じく拡大横断面図
【図4】本発明の点滅表示用ランプの第2の実施形態を
示す正面図
【図5】本発明の点滅表示用ランプの第3の実施形態を
示す正面図
【図6】本発明の点滅表示用ランプの第4の実施形態を
示す正面図
【図7】本発明の点滅表示用ランプの第5の実施形態を
示す正面図
【図8】同じく拡大横断面図
【図9】本発明の点滅表示用ランプの第6の実施形態を
示す正面図
【図10】本発明の点滅表示用ランプ点灯装置の第1の
実施形態を示す回路図
【図11】図10における点滅表示用ランプの点灯中の
ランプ電圧およびランプ電流を示す波形図
【図12】同じくランプ電流および光出力を示す波形図
【図13】本発明の点滅表示用ランプ点灯装置の第2の
実施形態を示す回路図
【図14】本発明の点滅表示用ランプ点灯装置の第2の
実施形態における点滅時のランプ電流および光出力を示
す波形図
【図15】本発明の点滅表示用ランプ点灯装置の第3の
実施形態を示す回路図
【図16】本発明の点滅表示用ランプ点灯装置の第4の
実施形態を示す回路図
【図17】本発明の点滅表示装置の第1の実施形態とし
ての点滅形誘導灯を示す斜視図
【図18】同じく要部拡大断面図
【図19】本発明の点滅表示装置の第2の実施形態とし
ての点滅形パネル誘導灯を示す斜視図
【図20】同じく要部拡大断面図
【符号の説明】
1…透光性放電容器 3…内部電極 3a…電極 3b…電極 4…外部電極 11…点滅表示用ランプ 12…高周波電源 12a…スイッチング手段 12b…出力トランス 12c…半波整流用ダイオード 12d…短絡防止用コンデンサ 12e…逆電圧吸収用ダイオード 13…点滅制御手段 p…1次巻線 s…2次巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 我妻 祐二 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 (72)発明者 高木 将実 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 (72)発明者 下川 貞二 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 Fターム(参考) 3K098 CC02 CC25 CC32 DD01 DD10 DD20 DD22 DD37 EE14 EE31 EE32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い透光性放電容器と;透光性放電容器
    の内面側に形成された蛍光体層と;キセノンを主成分と
    して透光性放電容器内に封入された放電媒体と;透光性
    放電容器の内部に封装された内部電極と;透光性放電容
    器の外面の長手方向に沿って延在する外部電極と;を具
    備していることを特徴とする点滅表示用ランプ。
  2. 【請求項2】内部電極は、透光性放電容器の両端の内部
    に封装された一対の電極からなることを特徴とする請求
    項1記載の点滅表示用ランプ。
  3. 【請求項3】内部電極は、透光性放電容器の内部の長手
    方向に沿って延在していることを特徴とする請求項1記
    載の点滅表示ランプ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか一記載の点滅
    表示用ランプの内部電極と外部電極との間に高周波電圧
    の印加および遮断を繰り返して点滅表示用ランプを点滅
    することを特徴とする点滅表示用ランプの点灯方法。
  5. 【請求項5】請求項2記載の点滅表示用ランプの透光性
    放電容器の両端の内部に封装された一対の電極と外部電
    極との間に高周波電圧の印加および遮断を繰り返して点
    滅表示用ランプを点滅することを特徴とする点滅表示用
    ランプの点灯方法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし3のいずれか一記載の点滅
    表示用ランプと;点滅表示用ランプの内部電極と外部電
    極との間に印加する高周波電圧を発生する高周波電源
    と;高周波電圧の点滅表示用ランプへの印加および遮断
    を制御する点滅制御手段と;を具備していることを特徴
    とする点滅表示用ランプ点灯装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の点滅表示用ランプと;点滅
    表示用ランプの一対の電極と外部電極との間に印加する
    高周波電圧を発生する高周波電源と;高周波電圧の点滅
    表示用ランプへの印加および遮断を制御する点滅制御手
    段と;を具備していることを特徴とする点滅表示用ラン
    プ点灯装置。
  8. 【請求項8】直接並列接続された複数の請求項1ないし
    3のいずれか一記載の点滅表示用ランプと;各点滅表示
    用ランプの内部電極と外部電極との間に印加する高周波
    電圧を発生する高周波電源と;高周波電圧の点滅表示用
    ランプへの印加および遮断を制御する点滅制御手段と;
    を具備していることを特徴とする点滅表示用ランプ点灯
    装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし3のいずれか一記載の点滅
    表示用ランプと;点滅表示用ランプの内部電極と外部電
    極との間に印加する高周波電圧を発生する高周波電源
    と;高周波電圧の点滅表示用ランプへの印加および遮断
    を制御する点滅制御手段と;高周波電源および点滅表示
    用ランプの間に介在したPWM方式調光手段と;を具備
    していることを特徴とする点滅表示用ランプ点灯装置。
  10. 【請求項10】点滅表示装置本体と;点滅表示装置本体
    に配設された請求項6ないし9のいずれか一記載の点滅
    表示用ランプ点灯装置と;を具備していることを特徴と
    する点滅表示装置。
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