JP2000106138A - 蛍光ランプおよび照明器具 - Google Patents

蛍光ランプおよび照明器具

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JP2000106138A JP10274918A JP27491898A JP2000106138A JP 2000106138 A JP2000106138 A JP 2000106138A JP 10274918 A JP10274918 A JP 10274918A JP 27491898 A JP27491898 A JP 27491898A JP 2000106138 A JP2000106138 A JP 2000106138A
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亨 東
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健二 向
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/38Devices for influencing the colour or wavelength of the light
    • H01J61/42Devices for influencing the colour or wavelength of the light by transforming the wavelength of the light by luminescence
    • H01J61/44Devices characterised by the luminescent material

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  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明された物体の色彩をより鮮やかに改善す
ることによって、低色温度領域でありながら色がより好
ましく見える相関色温度3700K以下の照明光を放射
する蛍光ランプおよび照明器具を提供する。 【解決手段】 発光ピーク波長が440〜470nmに
ある青色蛍光体と、発光ピーク波長が505〜530n
mにある緑色蛍光体と、発光ピーク波長が540〜57
0nmにある緑色蛍光体と、発光ピーク波長が600〜
670nmにある赤色蛍光体とを主成分とした蛍光体層
を備えた蛍光ランプであって、505〜530nmの発
光のピーク高さI1と540〜570nmの発光ピーク
高さI2との比I1/I2が0.06以上であり、相関色
温度が3700K以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光ランプおよび照
明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅・店舗等の主照明として、
青、緑、赤に発光する蛍光体を用いた蛍光体層を有する
三波長域発光形蛍光ランプが広く用いられている。
【0003】この三波長域発光形蛍光ランプには、発光
中心が希土類元素のイオンであり高効率な希土類蛍光体
が主に用いられている。一般的によく用いられる蛍光体
としては、2価ユーロピウム付活アルミン酸バリウムマ
グネシウム青色蛍光体、2価ユーロピウム付活ストロン
チウムクロロアパタイト青色蛍光体、3価セリウム・3
価テルビウム付活燐酸ランタン緑色蛍光体、3価ユーロ
ピウム付活酸化イットリウム赤色蛍光体等が挙げられ
る。この三波長域発光形蛍光ランプは、単独で白色発光
するカルシウムハロフォスフェート蛍光体Ca10(PO
46FCl:Sb,Mnを蛍光体層として用いた蛍光ラ
ンプに比べ高光束・高演色であるため、高価であるにも
関わらず広く普及している。
【0004】この三波長域発光形蛍光ランプは使用する
青色、緑色、赤色の蛍光体の調合の割合を変えることに
より、任意の光色を作り出すことができる。一般照明用
の蛍光ランプにおいては、大まかには3700K以下の
低色温度領域、3900〜5400Kの中色温度領域、
5700K以上の高色温度領域に分類することができ
る。
【0005】蛍光ランプの光色の相関色温度は照明され
た空間の雰囲気に大きな影響を与え、例えば低色温度領
域のランプは落ち着いた暖かみの雰囲気を与え、高色温
度領域のランプはすがすがしい感じを与えることがよく
知られている。
【0006】現在、各種光源による色の見えを定量・比
較する方法としては、演色評価数(一般的には平均演色
評価数)が広く用いられている。現在、一般照明用の三
波長域発光形蛍光ランプの平均演色評価数は概ね80〜
90の範囲内であり、すべての相関色温度でほぼ一定に
設定されている。
【0007】しかしながら、この演色評価数はある照明
光が基準光にくらべどの程度忠実に色を再現できている
かを定量評価するもので、基準光としてはその照明光と
同じ相関色温度の黒体放射、もしくはCIE合成昼光が
用いられる。このことから、違う相関色温度の光源を平
均演色評価数によって一概に比較することはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在、住宅や店舗に用
いられている蛍光ランプは相関色温度が3900K以上
のものが圧倒的であるが、照明された空間を落ち着いた
雰囲気にするとの意図から相関色温度3700K以下の
低色温度領域の蛍光ランプの使用が、近年徐々にではあ
るが増加しつつある。
【0009】しかしながら、相関色温度3700K以下
の低色温度領域の蛍光ランプは、高い演色評価数を有す
る三波長域発光形蛍光ランプであっても光色の黄ばみが
強く、照明された物体の色が全体的にくすんで見える等
の問題がある。すなわち、同じ平均演色評価数を有する
蛍光ランプであっても、低色温度領域の蛍光ランプでは
色の実際の見えは好ましくないといえる。
【0010】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、照明された物体の色彩をより鮮やかに
改善することによって、低色温度領域でありながら色が
より好ましく見える相関色温度3700K以下の照明光
を放射することのできる蛍光ランプおよび照明器具を提
供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプは、
発光ピーク波長が440〜470nmにある青色蛍光体
と、発光ピーク波長が505〜530nmにある緑色蛍
光体と、発光ピーク波長が540〜570nmにある緑
色蛍光体と、発光ピーク波長が600〜670nmにあ
る赤色蛍光体とを主成分とした蛍光体層を備えた蛍光ラ
ンプであって、前記505〜530nmの発光のピーク
高さI1と前記540〜570nmの発光ピーク高さI2
との比I1/I2が0.06以上であり、相関色温度が3
700K以下である構成を有している。
【0012】これにより、照明された物体の色の見えの
鮮やかさが改善された低色温度領域の蛍光ランプが得ら
れる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
蛍光ランプにおいて、前記505〜530nmの発光の
ピーク高さI1と前記540〜570nmの発光ピーク
高さI2の比I1/I2が0.06〜0.50の範囲内に
ある構成を有するものである。
【0014】これにより、照明された物体の色の見えの
鮮やかさが改善され、色の見え方が好ましい低色温度領
域の蛍光ランプが得られる。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の蛍光ランプにおいて、光色の
色度点がCIE1960uv色度図上において、黒体軌
跡の右下側(偏差がマイナス側)に存在する構成を有す
るものである。
【0016】これにより、照明された物体の色の見えの
鮮やかさが一層改善された低色温度領域の蛍光ランプが
得られる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の蛍光ランプにおいて、発光ピー
ク波長が440〜470nmにある青色蛍光体が2価ユ
ーロピウムにより発光する青色蛍光体であり、発光ピー
ク波長が505〜530nmにある緑色蛍光体が2価マ
ンガンにより発光する緑色蛍光体であり、発光ピーク波
長が540〜570nmにある緑色蛍光体が3価テルビ
ウムにより発光する緑色蛍光体であり、発光ピーク波長
が600〜670nmにある赤色蛍光体が3価のユーロ
ピウムもしくは2価マンガンもしくは4価マンガンによ
り発光する赤色蛍光体の少なくとも一種類である構成を
有するものである。
【0018】これらの蛍光体材料を使用することによ
り、照明された物体の色の見えの鮮やかさが改善された
低色温度領域の蛍光ランプが得られる。
【0019】請求項5に記載の照明器具は、発光ピーク
波長が440〜470nm、505〜530nm、54
0〜570nm、600〜670nmの範囲内にある発
光の組み合わせを主成分とした相関色温度3700K以
下の照明光を放射するための透過板および反射板のうち
少なくとも一方を有する照明器具であって、前記505
〜530nmの発光のピーク高さI1と前記540〜5
70nmの発光ピーク高さI2との比I1/I2が0.0
6以上である構成を有する。
【0020】これにより、照明された物体の色の見えの
鮮やかさが改善された低色温度領域の照明光を放射する
照明器具が得られる。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の照明器具において、前記505〜530nmの発光の
ピーク高さI1と前記540〜570nmの発光ピーク
高さI2との比I1/I2が0.06〜0.50の範囲内
にある構成を有するものである。
【0022】これにより、照明された物体の色の見えの
鮮やかさが改善され、色の見え方が好ましい低色温度領
域の照明光を放射する照明器具が得られる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の照明器具において、光色の色度点がC
IE1960uv色度図上において、黒体軌跡の右下側
(偏差がマイナス側)に存在する構成を有するものであ
る。
【0024】これにより、照明された物体の色の見えの
鮮やかさが一層改善された低色温度領域の照明光を放射
する照明器具が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】照明された物体の色の見えの鮮や
かさを定量的に示す指標については、JISZ 872
6−1990に記載の色域面積比(記号:Ga)がよく
知られている。これは、平均演色評価数Raを算出する
際に使用する番号1〜8の8つの試験色をある試料光源
によって照明した時に、見える色をCIE1964U*
*均等色空間上にプロットし、座標上にできる8角形
の面積の大小を比較するものである。
【0026】図1はCIE1964U**均等色空間上
において、8つの試験色をある試料光源によって照明し
たときの色度点をプロットした図である。CIE196
4U **均等色空間上の8つの点をそれぞれ結んででき
た8角形の面積は、試料光源(図1中実線で示す)と同
じ相関色温度の基準光源(図1中破線で示す)と比較さ
れ、Ga=(試料光源がつくる8角形の面積)/(基準
光源がつくる8角形の面積)×100で算出される。な
お、ここで述べた基準光源とは、試料光源と同じ相関色
温度の黒体放射、もしくはCIE合成昼光である。この
Gaを算出するのに用いられる番号1〜8の試験色は、
いろいろな色相を持ち、そのマンセル明度はすべて6で
ある、中程度の鮮やかさをもつ色サンプルである。その
ため、Gaはすべての色に対する平均的な鮮やかさの指
標として用いられ、Gaが100以上であれば基準光源
よりも平均的に彩度が増しており、すなわち鮮やかさが
増していることを意味する。
【0027】そのため本発明では、蛍光ランプで照明さ
れた空間を視感評価によって、鮮やかさが改善されてい
るかどうか判断し、それに併せてこのGaを、鮮やかさ
を定量的に示す指標として採用した。
【0028】本発明の蛍光ランプは、発光ピーク波長が
440〜470nmにある青色蛍光体と、発光ピーク波
長が505〜530nmにある緑色蛍光体と、発光ピー
ク波長が540〜570nmにある緑色蛍光体と、発光
ピーク波長が600〜670nmにある赤色蛍光体とを
主成分とした蛍光体層を備えた蛍光ランプであって、前
記505〜530nmの発光のピーク高さI1と前記5
40〜570nmの発光ピーク高さI2との比I1/I2
が0.06以上であり、相関色温度3700K以下であ
る。青色発光、緑色発光、赤色発光の3つの発光に加
え、505〜530nm付近の発光が適切量追加される
ことにより、照明された物体の色の見えの鮮やかさが改
善することのできる低色温度領域の蛍光ランプを得るこ
とができる。
【0029】本発明の一例として、2価ユーロピウム付
活アルミン酸バリウムマグネシウム青色蛍光体を4重量
%、2価マンガン付活アルミン酸セリウムマグネシウム
緑色蛍光体を18重量%、3価セリウム・3価テルビウ
ム付活燐酸ランタン緑色蛍光体を22重量%、3価ユー
ロピウム付活酸化イットリウム赤色蛍光体を56重量%
使用して作成した、相関色温度3000K,CIE19
60uv色度図上における黒体軌跡からの色度偏差0の
蛍光ランプ(以下、本発明品という)を作成した。
【0030】図2に本発明品の分光スペクトルを示す。
本発明品の発光における、505〜530nmの発光の
ピーク高さI1と540〜570nmの発光ピーク高さ
2の比I1/I2は、0.19であった。
【0031】また同時に、2価ユーロピウム付活アルミ
ン酸バリウムマグネシウム青色蛍光体を4重量%、3価
セリウム・3価テルビウム付活燐酸ランタン緑色蛍光体
を42重量%、3価ユーロピウム付活酸化イットリウム
赤色蛍光体を54重量%使用して同じ光色に作成した従
来の一般的な三波長域発光形蛍光ランプを比較用に作成
した(以下、比較品という)。
【0032】本発明品で照明したいろいろな色彩の物体
が存在する空間を視感評価したところ、いろいろな色彩
を、より鮮やかに照明することができた。また、色域面
積比Gaは111.0であり、比較品のGa=104.
3を大きく上回った。
【0033】上記の本発明品を得るに際しては、調合比
を変化させいろいろな光色・スペクトルを有する低色温
度領域の蛍光ランプを作成した。また、比較品も同様に
調合比を変化させいろいろな光色・スペクトルを有する
低色温度領域の蛍光ランプを作成した。これら本発明品
と比較品とを用いそれらの蛍光ランプでいろいろな色彩
の物体を照明したときの色の見えの鮮やかさの良否を視
感評価した。また、それぞれについてGaを算出した。
【0034】その結果、これら本発明品および比較品を
作成するなかで、本発明品から放射される発光の中の5
05〜530nmの発光のピーク高さI1と540〜5
70nmの発光ピーク高さI2との比I1/I2が、色の
見えの鮮やかさと相関があることを見出した。すなわ
ち、I1/I2が大きくなるほど視感評価したときの照明
された物体の色の見えの鮮やかさや、鮮やかさの指標で
あるGaは増加する傾向にあった。
【0035】図3は相関色温度3200Kの蛍光ランプ
における、505〜530nmの発光のピーク高さI1
と540〜570nmの発光ピーク高さI2との比I1
2と、比較品に対する本発明品のGaの増加数ΔGa
の相関を示した図である。
【0036】これらの蛍光ランプで照明したいろいろな
色彩の物体を照明したときの色の見えの鮮やかさを視感
評価したところ、ΔGa=+2.5以下では、比較品と
の違いは感じられず、ΔGa=+2.5以上では、いろ
いろな色彩がより鮮やかに見えた。ΔGa=+2.5に
対応するI1/I2は0.06であり、I1/I2が0.0
6以上であるとき、照明された物体の色の見えの鮮やか
さが改善されることが分かった。同じく、低色温度領域
の他の光色の蛍光ランプにおいても同じ結果が得られ、
1/I2が0.06以上であるとき、照明された物体の
色の見えの鮮やかさが改善されることが分かった。
【0037】また、I1/I2が増加するとΔGaは単調
に増加し、照明された物体の色の鮮やかさが増す。しか
し照明される対象物によってはΔGaが大きくなりすぎ
ると鮮やかさが強すぎ、不自然に見える場合もある。ま
たI1/I2が増加することで、蛍光ランプの発光におけ
る540〜570nmの発光の割合は低下する。すなわ
ち、光束に関して最も有利な540〜570nmの発光
の減少は、蛍光ランプの光束の著しい低下を意味し、物
体の色の鮮やかさが増しても結局は照度が低下するため
に色の見えは好ましくなるとは一概には言えない。そこ
で低色温度領域において色の鮮やかさが改善され、色の
見え方が好ましいI1/I2の範囲として、0.06〜
0.50を定めた。
【0038】またさらなる解析の結果、同じ蛍光体材料
の組み合わせの場合、相関色温度が同じであれば、光色
の色度点はCIE1960uv色度図上において、黒体
軌跡の右下側(偏差がマイナス側)にある方が鮮やかさ
の指標Gaは増加することを見出した。
【0039】本発明の蛍光ランプにおいて、光色の色度
点をCIE1960uv色度図上において黒体軌跡の右
下側(偏差がマイナス側)に設定することによって、照
明された物体の色の見えの鮮やかさがより改善された蛍
光ランプが得られる。なお、光色の色度点が、CIE1
960uv色度図上において黒体軌跡の右下側にずれる
のに従って、ランプの光色は徐々に赤紫色に近づいてく
る。そのため、あまりにもずれが大きいと一般照明用と
しては好ましくない。視感評価より、最も好ましい光色
の色度点のCIE1960uv色度図上における黒体軌
跡からの色度偏差は−0.007〜−0.003(黒体
軌跡の右下側)であることが分かった。
【0040】次に、本発明の蛍光ランプを実現するため
に使用する蛍光体材料について述べる。
【0041】発光ピーク波長が440〜470nmにあ
る青色蛍光体としては、2価ユーロピウムにより発光す
る青色蛍光体の少なくとも一種類を用いればよい。代表
的な蛍光体としては、2価ユーロピウム付活アルミン酸
バリウムマグネシウム蛍光体、2価ユーロピウム・2価
マンガン付活アルミン酸バリウムマグネシウム蛍光体、
2価ユーロピウム付活ストロンチウムクロロアパタイト
蛍光体等が挙げられる。
【0042】発光ピーク波長が505〜530nmにあ
る緑色蛍光体としては、2価マンガンにより発光する緑
色蛍光体の少なくとも一種類を用いればよい。代表的な
蛍光体としては、2価マンガン付活アルミン酸セリウム
マグネシウム蛍光体、2価マンガン付活アルミン酸セリ
ウムマグネシウム亜鉛蛍光体、2価マンガン付活ケイ酸
亜鉛蛍光体等が挙げられる。
【0043】発光ピーク波長が540〜570nmにあ
る緑色蛍光体としては、3価テルビウムにより発光する
緑色蛍光体の少なくとも一種類を用いればよい。代表的
な蛍光体としては、3価セリウム・3価テルビウム付活
燐酸ランタン蛍光体、テルビウム付活アルミン酸セリウ
ムマグネシウム蛍光体等が挙げられる。
【0044】発光ピーク波長が600〜670nmにあ
る赤色蛍光体としては、3価ユーロピウムもしくは2価
マンガンもしくは4価マンガンにより発光する赤色蛍光
体の少なくとも一種類を用いればよい。代表的な蛍光体
としては、3価ユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光
体、3価ユーロピウム付活酸硫化イットリウム蛍光体、
2価マンガン付活ホウ酸セリウムガドリニウム蛍光体、
4価マンガン付活ゲルマン酸フルオロマグネシウム蛍光
体等が挙げられる。そして、それぞれの発光ピーク波長
を有する蛍光体材料を適切な割合で調合することによ
り、照明された物体の色の見えの鮮やかさが改善される
低色温度領域の蛍光ランプを得ることができる。
【0045】また低色温度領域の照明光において、照明
された物体の色の見えの鮮やかさを改善させるという本
発明の目的は、光源からの光を適切な光色・分光スペク
トルにする透過板および反射板のうち少なくとも一方を
有する照明器具を用いることによっても達成することが
できる。図4に本発明の一実施形態である照明器具の一
例を示す。
【0046】この照明器具は、照明器具きょう体1、き
ょう体1内に設置された光源2、きょう体1の光放出部
に設けられた透過板3から構成されており、照明器具き
ょう体1内に設置される光源2としては蛍光ランプを使
用することができるが、その他の各種放電ランプや各種
電球を用いてもよい。
【0047】また、透過板3は一般的にガラスやプラス
ティック等を用いて作成することができ、光源2から放
射される光の発光スペクトルを本発明の効果を有する所
望の照明光4になるように考慮して透過板3の可視域の
分光透過率を制御・設計すればよい。
【0048】透過板3の可視域の分光透過率を制御する
ためには、透過板3の材質中に特定の波長域の光を吸収
するような物質を単独もしくは組み合わせて含有させれ
ばよい。透過板3の材質がガラスである場合、特定の波
長の光のみを吸収するような金属イオンをガラス組成の
一部としてドーピングする方法が一般的である。また、
透過板3の材質がプラスティックである場合、プラステ
ィックを板状に成型する前に特定の波長の光のみを吸収
するような顔料を練り込み、その後成型する方法がよく
知られている。
【0049】また、透明もしくは半透明の板状のガラス
やプラスティックの表面や裏面に顔料等をコーティング
してもよいし、上記板状のガラスやプラスティックの表
面や裏面に分光透過率を制御したプラスティックフィル
ム等を貼っても透過板3を作成することができる。
【0050】また、図4の例では、透過板のみを有する
照明器具を説明したが、本発明の効果を有する光色・分
光スペクトルの反射光を照明光として放射するように作
製された反射板を有する照明器具を用いてもよいし、透
過板と反射板を両方用いたものでもよい。
【0051】具体的には、発光ピーク波長が440〜4
70nm、505〜530nm、540〜570nm、
600〜670nmの範囲内にある発光の組み合わせを
主成分とした相関色温度3700K以下の照明光を放射
するための透過板および反射板のうち少なくとも一方を
有する照明器具であって、前記505〜530nmの発
光のピーク高さI1と前記540〜570nmの発光ピ
ーク高さI2との比I1/I2が0.06以上である照明
器具を用いることにより、照明された物体の色の見えの
鮮やかさを改善する低色温度領域の照明光を放射する照
明器具が得られる。
【0052】また、前記505〜530nmの発光のピ
ーク高さI1と前記540〜570nmの発光ピーク高
さI2との比I1/I2が0.06〜0.50の範囲内で
ある照明器具を用いることにより、照明された物体の色
の見えの鮮やかさが改善され、色の見え方が好ましい低
色温度領域の照明光を放射することができる。
【0053】また、低色温度領域の照明光の色度点にお
いて、照明された物体の色の見えの鮮やかさがより改善
される範囲は、光色の色度点がCIE1960uv色度
図上において、黒体軌跡の右下側(偏差がマイナス側)
にある時であり、その中でも一般照明用として使用する
際の最も好ましい光色の色度点のCIE1960uv色
度図上における黒体軌跡からの色度偏差は−0.007
〜−0.003(黒体軌跡の右下側)である。
【0054】次に、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)2価ユーロピウム付活アルミン酸バリウム
マグネシウム青色蛍光体を9重量%、2価マンガン付活
アルミン酸セリウムマグネシウム亜鉛蛍光体を17重量
%、3価セリウム・3価テルビウム付活燐酸ランタン緑
色蛍光体を25重量%、3価ユーロピウム付活酸化イッ
トリウム赤色蛍光体を49重量%使用して、相関色温度
3605K、CIE1960uv色度図上における黒体
軌跡からの色度偏差−0.0032の蛍光ランプを作製
した。この蛍光ランプの分光スペクトルを測定したとこ
ろ、505〜530nmの発光のピーク高さI1と54
0〜570nmの発光のピーク高さI2との比I1/I2
は、0.18であった。
【0055】また、比較例1として2価ユーロピウム付
活アルミン酸バリウムマグネシウム青色蛍光体を11重
量%、3価セリウム・3価テルビウム付活燐酸ランタン
緑色蛍光体を44重量%、3価ユーロピウム付活酸化イ
ットリウム赤色蛍光体を45重量%使用して、相関色温
度3600K、CIE1960uv色度図上における黒
体軌跡からの色度偏差−0.0031の従来の一般的な
低色温度領域の三波長域発光形蛍光ランプを作製した。
【0056】これらのランプを用いて、いろいろな色彩
の物体が存在する空間を視感評価したところ、実施例1
のランプと比較例1のランプとではランプの光色はほぼ
同じであるが、実施例1のランプの方が比較例1と比し
て明らかに物体の色彩を鮮やかに好ましく見せることが
できた。また、実施例1のランプの色域面積比Gaは1
11.4であり、比較例1のランプのGa=104.2
を大きく上回った。
【0057】よって、実施例1の蛍光ランプにおいて、
実際の視感評価と鮮やかさを定量的に表す指標の両方
で、照明された物体の色彩をより鮮やかに改善する低色
温度領域の蛍光ランプが得られることを確認できた。
【0058】(実施例2)2価ユーロピウム付活ストロ
ンチウムクロロアパタイト青色蛍光体を8重量%、2価
マンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体を14重量%、3価テル
ビウム付活アルミン酸セリウムマグネシウム緑色蛍光体
を29重量%、3価ユーロピウム付活酸化イットリウム
赤色蛍光体を49重量%使用して、相関色温度3115
K、CIE1960uv色度図上における黒体軌跡から
の色度偏差−0.0048の蛍光ランプを作製した。こ
の蛍光ランプの分光スペクトルを測定したところ、50
5〜530nmの発光のピーク高さI1と540〜57
0nmの発光のピーク高さI2との比I1/I2は、0.
13であった。
【0059】また、比較例2として2価ユーロピウム付
活ストロンチウムクロロアパタイト青色蛍光体を8重量
%、3価テルビウム付活アルミン酸セリウムマグネシウ
ム緑色蛍光体を42重量%、3価ユーロピウム付活酸化
イットリウム赤色蛍光体を50重量%使用して、相関色
温度3123K、CIE1960uv色度図上における
黒体軌跡からの色度偏差−0.0045の従来の一般的
な低色温度領域の三波長域発光形蛍光ランプを作製し
た。
【0060】これらのランプを用いて、実施例1と同様
の視感評価をおこなったところ、実施例2のランプの方
が比較例2のランプと比して明らかに物体の色彩を鮮や
かに好ましく見せることができた。また、実施例2のラ
ンプの色域面積比Gaは112.0であり、比較例2の
ランプのGa=106.3を大きく上回った。
【0061】よって、実施例2の蛍光ランプにおいて、
実際の視感評価と鮮やかさを定量的に表す指標の両方
で、照明された物体の色彩をより鮮やかに改善する低色
温度領域の蛍光ランプが得られることを確認できた。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、照明され
た物体の色彩をより鮮やかに改善することによって、色
がより好ましく見える相関色温度3700K以下の照明
光を放射する蛍光ランプおよび照明器具を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】色域面積比Gaを説明するCIE1964U*
*均等色空間を示す図
【図2】本発明品の分光スペクトルを示す図
【図3】相関色温度3200Kの蛍光ランプにおける比
1/I2および、比較品に対するGaの増加数ΔGaの
関係を示した図
【図4】本発明の一実施形態である照明器具を示した図
【符号の説明】
1 照明器具きょう体 2 光源 3 透過板 4 透過光
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 11/81 CPW C09K 11/81 CPW (72)発明者 東 亨 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 向 健二 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 武内 徹二 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 4H001 CA02 CA07 5C043 AA01 CC09 CD01 DD28 EB04 EC11 EC14 EC20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光ピーク波長が440〜470nmに
    ある青色蛍光体と、発光ピーク波長が505〜530n
    mにある緑色蛍光体と、発光ピーク波長が540〜57
    0nmにある緑色蛍光体と、発光ピーク波長が600〜
    670nmにある赤色蛍光体とを主成分とした蛍光体層
    を備えた蛍光ランプであって、前記505〜530nm
    の発光のピーク高さI1と前記540〜570nmの発
    光ピーク高さI2との比I1/I2が0.06以上であ
    り、相関色温度が3700K以下であることを特徴とす
    る蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 前記505〜530nmの発光のピーク
    高さI1と前記540〜570nmの発光ピーク高さI2
    との比I1/I2が0.06〜0.50の範囲内にあるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 光色の色度点がCIE1960uv色度
    図上において、黒体軌跡の右下側(偏差がマイナス側)
    に存在することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 発光ピーク波長が440〜470nmに
    ある青色蛍光体が2価ユーロピウムにより発光する青色
    蛍光体であり、発光ピーク波長が505〜530nmに
    ある緑色蛍光体が2価マンガンにより発光する緑色蛍光
    体であり、発光ピーク波長が540〜570nmにある
    緑色蛍光体が3価テルビウムにより発光する緑色蛍光体
    であり、発光ピーク波長が600〜670nmにある赤
    色蛍光体が3価のユーロピウムもしくは2価マンガンも
    しくは4価マンガンにより発光する赤色蛍光体の少なく
    とも一種類であることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 発光ピーク波長が440〜470nm、
    505〜530nm、540〜570nm、600〜6
    70nmの範囲内にある発光の組み合わせを主成分とし
    た相関色温度3700K以下の照明光を放射するための
    透過板および反射板のうち少なくとも一方を有する照明
    器具であって、前記505〜530nmの発光のピーク
    高さI1と前記540〜570nmの発光ピーク高さI2
    との比I 1/I2が0.06以上であることを特徴とする
    照明器具。
  6. 【請求項6】 前記505〜530nmの発光のピーク
    高さI1と前記540〜570nmの発光ピーク高さI2
    との比I1/I2が0.06〜0.50の範囲内にあるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 光色の色度点がCIE1960uv色度
    図上において、黒体軌跡の右下側(偏差がマイナス側)
    に存在することを特徴とする請求項5または請求項6に
    記載の照明器具。
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