JP2000105877A - セルフ・チェックアウト・システムにおけるスキャン・アイテムのモニタリング方法 - Google Patents

セルフ・チェックアウト・システムにおけるスキャン・アイテムのモニタリング方法

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JP2000105877A
JP2000105877A JP16142599A JP16142599A JP2000105877A JP 2000105877 A JP2000105877 A JP 2000105877A JP 16142599 A JP16142599 A JP 16142599A JP 16142599 A JP16142599 A JP 16142599A JP 2000105877 A JP2000105877 A JP 2000105877A
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モラッド マスサイ アリ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 チェックアウト従業員の補助を実質的に削除
し、安全性をも考慮した、セルフサービス式チェックア
ウト端末におけるポスト-スキャン領域内でシャフルし
ているアイテムをモニタする方法を提供する。 【解決手段】 ポスト-スキャン・シェルフ42bから
第1の数のアイテムの除去を重量スケールで検出する工
程と、それに応じて第1数のアイテムの重量に対応する
第1重量減少値を生成する工程とを含み、ショッピング
容器40内への第2の数のアイテムの配置を重量スケー
ル20で検出する工程と、それに応じて、第2数のアイ
テムの重量に対応する第1重量増大値を生成する工程と
をも含む。またこの方法は、第1重量減少値を第1重量
増大値と比較して、それに応じて、第1重量減少値が第
1重量増大値に符合すれば、第1符合制御信号を生成す
る工程を更に含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小売チェックアウト
端末に関し、より詳細には、セルフ・チェックアウト・
システムにおけるスキャン・アイテムのモニタリング方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】小売り業界における最大の出費は、典型
的には、費やされる労働のコストが密接に付加されて売
れられる商品のコストである。特に小売りの食品雑貨販
売業或はスーパマーケット業界にとって、労働コストを
削減するための誘因は、顧客によって購買される商品或
は品物の取扱及び/或は加工に必要とされる時間を削減
或は低減することに集中してきた。これを満足すべく、
数多くのセルフサービス式チェックアウト端末の設計思
想が開発されてきており、チェックアウト従業員の必要
性を実質的に削除する試みが為されてきた。
【0003】セルフサービス式チェックアウト端末は、
チェックアウト従業員の補助無しに、顧客或はユーザに
よって操作させるシステムである。そうしたシステムに
おいて、顧客は購入のための個々の商品又はアイテムを
スキャナを横切るようにスキャン又は走査させてから、
所望に応じてショッピング袋(食品雑貨バッグ)にその
スキャン済みアイテムを入れる。次いで顧客は自身の購
入品に対する支払いを、もしそのように具備されていれ
ばセルフサービス式チェックアウト端末か、或は店の使
用人が配置されている中央支払いエリアかの何れかで行
う。こうしてセルフサービス式チェックアウト端末は、
小売店の人員の補助無しで、自身の購入品を選択し、明
細に記し、そしてある時は支払いを為すことを可能とし
ている。
【0004】典型的には、顧客は自身でセルフサービス
式チェックアウト端末を初めて使う前に、そのセルフサ
ービス式チェックアウト端末の操作に関して殆ど或は全
く訓練を受けていない。セルフサービス式チェックアウ
ト端末を評価する際の小売商人の1つの関心事は、未経
験の顧客に提供される管理レベルである。更に、ある顧
客はセルフサービス式チェックアウト端末を使用するに
際して正しくない目的をいだき得ることも知られてい
る。従来のチェックアウト・システムにおいて、チェッ
クアウト端末を操作すべく小売商に雇用されている従業
員が、窃盗或は他の不品行に対するある種の安全性レベ
ルを提供している。しかしながらセルフサービス式チェ
ックアウト端末の場合、その端末自体が必要とされる安
全性を提供しなければならない。
【0005】更に、先行してスキャンされたか、或は、
別の方法でセルフサービス式チェックアウト端末に入力
されたかしたアイテムを、端末の操作を補助すべく、顧
客に移動させるかシャフル(shuffle)又はあちこち移動
させることが望ましい。例えばユーザが一固まりのパン
をスキャンした後、顧客がそのパンを略満杯のショッピ
ング袋内に入れることができる時点である後の取引ま
で、顧客にそのパンをポスト-スキャン・シェルフ上に
配置させることを可能とすることが望ましく、それによ
ってパンが押し潰されることを防止する。しかしなが
ら、顧客に入力済みアイテムのそうしたシャフリング(s
huffling)を実行させ得ることに関連した1つの短所
は、セルフサービス式チェックアウト端末の安全システ
ムが入力済みアイテムと未入力アイテムとの間で区別す
る必要性が出てくることである。特に、顧客が未スキャ
ン或はさもなければ未入力のアイテムをショッピング袋
或はポスト-スキャン・シェルフに配置する回数を低減
するセルフサービス式チェックアウト端末用の安全シス
テムを提供することが望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した1つ以上の短所を克服するセルフサービス式チェッ
クアウト端末を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、セルフ
サービス式チェックアウト端末におけるポスト-スキャ
ン面を含むポスト-スキャン領域内でシャフルしている
アイテムをモニタする方法を提供することであり、ポス
ト-スキャン面からの第1のアイテム数の除去を検出
し、それに応じて前記第1アイテム数の重量に対応する
第1重量減少値を生成する工程と、前記ポスト-スキャ
ン面上への第2アイテム数の配置を検出し、それに応じ
て前記第2アイテム数の重量に対応する第1重量増大値
を生成する工程と、前記第1重量減少値を前記第1重量
増大値と比較し、それに応じて、前記第1重量減少が前
記第1重量増大値に符合した場合、第1符合制御信号を
生成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】次に本発明の一実施例を、添付図面を参照
して、例示的目的で説明される。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず図1及び図2を参照すると、
食料品雑貨商店等の小売りビジネス用のセルフサービス
式チェックアウト端末10が示されている。このセルフ
サービス式チェックアウト端末10は、プロダクト・ス
ケール12、スキャナ14、プレ-スキャン・シェルフ
・スケール16、カート/バスケット・スケール18、
ポスト-スキャン・シェルフ・スケール20、現金自動
入出機(ATM)24、並びに、演算処理ユニット26
を含む。ATM24は、ビデオ・システム28、カード
・リーダ30、ディスプレイ・モニタ32、データ入力
装置34、並びに、プリンタ36を含む。
【0010】セルフサービス式チェックアウト端末10
は、1つ以上の食料雑貨容器又はショッピング袋40を
収容するためのバッグウェル38、カウンタ42、並び
に、バスケット・シェルフ44をも含む。カウンタ42
は図2に示されるようにアーチ状面を画成している。そ
うしたアーチ状面は、カウンタ42がスキャナ14及び
バッグウェル38の双方に対して比較的に接近して位置
決めされることを可能とすることによって、セルフサー
ビス式チェックアウト端末10の動作中、カウンタ42
がユーザの使用に際して「保留面」として機能すること
を可能としている。そうした保留面は、各種アイテムが
スキャンされる順序か、或は、別の方法で入力される順
序をユーザが選択的に選ぶことを可能とすべく必要であ
る。更にそうした保留面は、各種アイテムがショッピン
グ袋40内に詰め込まれる順序をユーザが選択的に選ぶ
ことを可能とすべく必要である。例えば、もしユーザが
一固まりのパンをスキャンしたならば、パンが押し潰さ
れることを防止すべく、袋が略満杯になるまでそのパン
をショッピング袋40内に詰め込むことを待たなければ
ならない可能性がある。先に触れたように、アイテムが
スキャン或は別の方法で入力される前と後の双方に保留
面を用いることは望ましい。こうして図2に示されるよ
うに、スキャナ14は、カウンタ42をプレ-スキャン
の保留シェルフ42aと、ポスト-スキャンの保留シェ
ルフ42bとに分割している。特にスキャナ14はカウ
ンタ42を該スキャナ14の上流であるプレ-スキャン
の保留シェルフ42aと、該スキャナ14の下流である
ポスト-スキャンの保留シェルフ42bとに分割してい
る。用語「上流」及び「下流」は、典型的なチェックア
ウト手続き中にセルフサービス式チェックアウト端末1
0を通じてのアイテムの流れに一致するように用いられ
ている。特にアイテムはプレ-スキャンの保留シェルフ
42aに近接したエリアに入ってから、そのアイテムに
関連されたプロダクト・コード(商品コード)を入力す
るためにスキャナ14でスキャンされるべく下流方向へ
流れる。そのアイテムに関連されたプロダクト・コード
が入力されたならば、該アイテムはスキャナ14からポ
スト-スキャンの保留シェルフ42b或はバッグウェル
38に向かって下流方向へ流れる。
【0011】バッグウェル38は、図1に示されるよう
に、スキャナ14及びATM24の間に配置されてい
る。バッグウェル38は多数のポスト38aを含み、こ
れらポストが協働して数多くのショッピング袋(食品雑
貨袋)40を支持している。バッグウェル38は、任意
の所与時にユーザによって2つ以上のショッピングバッ
グ40がアクセスされることを可能とすべく構成されて
いる。特にポスト38aは充分な長さであって、多数の
未開封状態のショッピング袋40を2つ以上の開封状態
のショッピング袋40と共に確保し、それによってユー
ザが様々なアイテム・タイプをショッピング袋に選択的
に詰め込むことを可能としている。例えばユーザは第1
のショッピング袋40をソープ或は漂白剤等の家庭用薬
品として使用し、第2のショッピング袋40を肉及び農
産物等の食品用として使用することを望む可能性があ
る。
【0012】スキャナ14は、購入されるアイテムに関
連された、ユニバーサル・プロダクト・コード(UP
C)等のプロダクト識別コード、工業シンボル、英数
字、或はその他の指標を従来通りスキャンしたり或は読
取っている。本発明に使用可能な1つのスキャナは、デ
イトン、オハイオ州のNCRコーポレーション社から商
業的に入手可能なモデル番号7875の複光学スキャナ
である。
【0013】スキャナ14は第1スキャンニング窓14
a及び第2スキャニング窓14bを含む。図1に示され
るように、第1スキャンニング窓14aは略水平に配置
されているが、第2スキャニング窓14bは略垂直に配
置されている。プロダクト・スケール12はスキャナ1
4と一体化されている。より詳細には、プロダクト・ス
ケール12はスキャニング窓14aと略平行して配置さ
れていることによって、そのスキャニング窓14aを覆
っている。農産物等の1つのアイテムがプロダクト・ス
ケール12或は第1スキャニング窓14a上に置かれる
と、プロダクト・スケール12はそのアイテムの重量を
決定すべく使用され得る。
【0014】スキャナ14はレーザ等の光源(不図
示)、モータ(不図示)によって駆動される回転ミラー
(不図示)、並びに、ミラー・アレイ(不図示)をも含
む。動作中、レーザ・ビームは回転ミラーで反射され、
該ミラー・アレイがスキャニング光ビームのパターンを
作り出す。アイテム上のプロダクト識別コードはスキャ
ナ14上を通過させられ、スキャニング光ビームはその
コードを拡散されて該スキャナ124へ戻って、それら
が集められて検出される。次いで反射光は電子的に分析
されて、該反射光が有効なプロダクト識別コード・パタ
ーンを含むか否かを決定する。もし有効コード・パター
ンが存在するならば、そのプロダクト識別コードは価格
付け情報に変換され、そしてそれがそのアイテムのコス
トを公知の方法で決定すべく使用される。
【0015】プレ-スキャン・シェルフ・スケール16
は、プレ-スキャン・シェルフ42a上に位置決めされ
たアイテム或は複数のアイテムの重量を決定すべく位置
決めされている。特に、もしユーザがアイテムをスキャ
ンするために或はそのアイテムをセルフサービス式チェ
ックアウト端末10内へ別の方法で入力するために、該
アイテムをプレ-スキャン・シェルフ42aから取り除
いたならば、プレ-スキャン・シェルフ・スケール16
はプレ-スキャン・シェルフ42aからのそのアイテム
の取り除きに関連された重量減を検出することによって
該アイテムの重量を決定すべく使用され得る。更にプレ
-スキャン・シェルフ42aはセルフサービス式チェッ
クアウト端末10の「戻りエリア」として機能してい
る。更に詳細には、もしユーザがチェックアウト手続き
中にアイテムの入力を無効にしたならば、その無効にさ
れたアイテムをプレ-スキャン・シェルフ42a上に配
置するようにディスプレイ・モニタ32上に表示される
メッセージでユーザに指示される。よって、プレ-スキ
ャン・シェルフ・スケール16は、無効とされたアイテ
ムのプレ-スキャン・シェルフ42a上の配置に関連さ
れた重量増を検出することによって、その無効とされた
アイテムに関連された重量を決定すべく使用され得る。
【0016】カート/バスケット・スケール18は、
(1)カート荷下ろしプラットフォーム46上に位置決
めされたショッピング・カート21、及び/或は、
(2)バスケット・シェルフ44上に位置決めされたシ
ョッピング・ハンドバスケット23の何れかに位置決め
されるアイテム或は複数のアイテムの重量を決定するた
めに位置決めされている。特に、アイテムをスキャンす
るためか或はセルフサービス式チェックアウト端末10
内に別の方法で入力するためにユーザがショッピング・
カート21或はショッピング・ハンドバスケット23の
何れからかアイテムを取り除くと、カート/バスケット
・スケール18は、ショッピング・カート21或はショ
ッピング・ハンドバスケット23の何れからかアイテム
を取り除くことに関連された重量減を検出することによ
って、そのアイテムの重量を決定すべく使用され得る。
理解して頂くべきことは、カート/バスケット・スケー
ル18が2つの別個のスケールとして実施され得るか
(即ち、カート荷下ろしプラットフォーム46上の重量
変化を検出する第1スケール、及び、バスケット・シェ
ルフ44上の重量変化を検出する第2スケール)、好ま
しくは、カート荷下ろしプラットフォーム46及びバス
ケット・シェルフ44双方に機械的に結合されている単
一の一体化重量スケールとして実施され得ることであ
る。
【0017】上述の議論から理解して頂きたいことは、
プレ-スキャン・シェルフ・スケール16及びカート/
バスケット・スケール18が協働して、セルフサービス
式チェックアウト端末10に関連されたプレ-スキャン
領域15内へのアイテムの搬入及び該エリアからのアイ
テムの取り除きをモニタすることである。用語「プレ-
スキャン領域(又はエリア)」によって意味されること
は、セルフサービス式チェックアウト端末10に関連さ
れた領域であり、アイテムがスキャンされるか或はセル
フサービス式チェックアウト端末10内に入力される前
にその領域に配置され得ることである。例えば、プレ-
スキャン領域15はプレ-スキャン・シェルフ42a、
カート荷下ろしプラットフォーム46、並びに、バスケ
ット・シェルフ44を含む。
【0018】ポスト-スキャンのシェルフ・スケール2
0は、(1)ポスト-スキャン・シェルフ42b上に、
及び/或は、(2)バッグウェル38内(即ち、ショッ
ピング袋40の内の1つ内)内に位置決めされたアイテ
ム或は複数のアイテムの重量を決定すべく位置決めされ
ている。特に、もしユーザがアイテムをポスト-スキャ
ン・シェルフ42b上、及び/或は、ショッピング袋4
0の内の1つ内に配置すると、ポスト-スキャン・シェ
ルフ・スケール20はポスト-スキャン・シェルフ42
b上或はショッピング袋40内へのアイテム配置に関連
された重量増を検出することによってそのアイテムの重
量を決定すべく使用され得る。代替的には、もしユーザ
がそのポスト-スキャン・シェルフ42b或はショッピ
ング袋40の内の1つからアイテムを取り除くと、ポス
ト-スキャン・シェルフ・スケール20は、ポスト-スキ
ャン・シェルフ42b或はショッピング袋40の内の1
つからのアイテム除去に関連された重量減を検出するこ
とによってそのアイテムの重量を決定すべく使用され得
る。
【0019】上述の議論から理解して頂きたいことは、
ポスト-スキャン・シェルフ・スケール20が、セルフ
サービス式チェックアウト端末10に関連されたポスト
-スキャン領域17へのアイテムの搬入或は該領域から
のアイテムの取り除きをモニタすることである。ここで
用語「ポスト-スキャン領域」によって意味されること
は、セルフサービス式チェックアウト端末10に関連さ
れた領域であり、アイテムが引き続いてスキャンされる
か或はセルフサービス式チェックアウト端末10に別の
方法で入力されるべく配置され得る領域である。例え
ば、ポスト-スキャン領域17は、ポスト-スキャン・シ
ェルフ42b及びバッグウェル38を含む(そこのショ
ッピング袋40を包含する)。
【0020】更に理解して頂きたいことは、ポスト-ス
キャン・スケール20が、ポスト-スキャン領域17以
内でのアイテムの移動或はシャフリング又はあちこちに
移動することをモニタすべく使用され得ることである。
特に、ポスト-スキャン・スケール20は、該ポスト-ス
キャンの領域17内における多数のポスト-スキャン面
に対して出し入れされるアイテムの移動をモニタすべく
使用され得る。用語「ポスト-スキャン面」としてここ
で意味されることは、ポスト-スキャン領域内の任意の
面であり、その上にアイテムが、スキャンされた後か或
は別の方法でセルフサービス式チェックアウト端末に入
力された後に位置決めされ得るものである。ポスト-ス
キャン面の一例は、ポスト-スキャン・シェルフ42b
と、ショッピング袋40が位置決めされているバッグウ
ェル38のベースとを含むことになるであろう。それ
故、ポスト-スキャン・スケール20は、先行してポス
ト-スキャン・シェルフ42b上に保留されて、その後
にショッピング袋40の内の1つに入れられるか、或は
セルフサービス式チェックアウト端末から永久に除去さ
れる(例えば、ユーザのポケット内に入れられる)かし
たアイテムの移動をモニタすべく使用され得る。例え
ば、以下により詳細に議論されるように、ポスト-スキ
ャン・スケール20は、アイテムの除去に関連された重
量減少を検出することによって、そのアイテムがポスト
-スキャン・シェルフ42bから除去されたことを先ず
決定すべく使用され得る。その後、ポスト-スキャン・
スケール20は、そのアイテムがショッピング袋40の
内の1つに入れられたことに関連された重量増大を検出
することによって、そのアイテムが次いでショッピング
袋40の内の1つに入れられたかを決定すべく使用され
得る。
【0021】ディスプレイ・モニタ32は、チェックア
ウト手続きを通じてユーザをガイドすべく役に立つ指示
を表示する。例えば1つの指示がディスプレイ・モニタ
32上に表示されて、アイテムをショッピング・カート
21から取り除いて、(1)該アイテムをスキャナ14
上に通過させることによってか、或は(2)そのアイテ
ム重量を測定すべく該アイテムをプロダクト・スケール
12上に配置することによって、該アイテムをセルフサ
ービス式チェックアウト端末10内へ入力するようにユ
ーザに指示する。ディスプレイ・モニタ32は既知のタ
ッチ・スクリーン・モニタであること可能であり、それ
は該スクリーンの特定領域がユーザによって触れられる
とデータ信号を生成可能である。
【0022】次に図3を参照すると、セルフサービス式
チェックアウト端末10の簡略化されたブロック線図が
示されている。演算処理ユニット26は、プロダクト・
スケール12、スキャナ14、プレ-スキャン・シェル
フ・スケール16、カート/バスケット・スケール1
8、ポスト-スキャン・シェルフ・スケール20、ビデ
オ・システム28、カード・リーダ30、ディスプレイ
・モニタ32、データ入力装置34、並びに、プリンタ
36に電気的に接続されている。演算処理ユニット26
は、図3に示されるように、ネットワーク25及びメモ
リ装置27にも電気的に接続されている。
【0023】演算処理ユニット26は、通信線29を介
して、スキャナ14によって生成された出力信号をモニ
タする。特にセルフサービス式チェックアウト端末10
のユーザがバー・コードを含むアイテムをスキャンニン
グ窓14a,14bを横切らせてスキャンすると、出力
信号が通信線29に生成される。
【0024】演算処理ユニット26は、データ通信線3
1を介して、プロダクト・スケール12に接続されてい
る。特にアイテムがその上に配置されると、プロダクト
・スケール12は該アイテムの重量を示す出力信号をデ
ータ通信線31に生成する。
【0025】演算処理ユニット26は、データ通信線3
3を介して、プレ-スキャン・シェルフ・スケール16
に接続されている。特にアイテムがプレ-スキャン・シ
ェルフ42a上に配置されると、プレ-スキャン・シェ
ルフ・スケール16は該アイテムの重量を示す出力信号
をデータ通信線33に生成する。同じように、アイテム
がそのプレ-スキャン・シェルフ42aから取り除かれ
ると、プレ-スキャン・シェルフ・スケール16はその
取り除かれたアイテムの重量を示す出力信号をデータ通
信線33に生成する。
【0026】演算処理ユニット26は、データ通信線3
5を介して、カート/バスケット・スケール18に接続
されている。特にアイテムがショッピング・カート21
或はショッピング・ハンドバスケット23の何れからか
取り除かれると、カート/バスケット・スケール18は
その取り除かれたアイテムの重量を示す出力信号をデー
タ通信線35に生成する。
【0027】演算処理ユニット26は、データ通信線3
7を介して、ポスト-スキャン・シェルフ・スケール2
0に接続されている。特にアイテムがポスト-スキャン
・シェルフ42b上に或はショッピング袋40の内の1
つ内へ入れられる、ポスト-スキャン・シェルフ・スケ
ール20はそのアイテムの重量を示す出力信号をデータ
通信線37に生成する。同じように、アイテムがポスト
-スキャン・シェルフ42b或はショッピング袋40の
内の1つから取り除かれると、ポスト-スキャン・シェ
ルフ・スケール20はその取り除かれたアイテムの重量
を示す出力信号をデータ通信線37に生成する。
【0028】演算処理ユニット26は、通信線41を介
して、ビデオ・システム28と通信する。ビデオ・シス
テム28はビデオ・カメラ28a(図1をも参照のこ
と)を含んで、セルフサービス式チェックアウト端末1
0に包含されてその安全性を向上している。ビデオ・シ
ステム28は既知の閉回路ビデオ・システムであり得
て、ディスプレイ・モニタ32の一部上にビデオ画像を
表示する。代替的には、ビデオ・システム28は動画パ
ターン認識を提供するのに必要なハードウェア及びソフ
トウェアを含むように構成可能であって、それによって
該ビデオ・システムで生成されたビデオ画像をモニタす
ることによってセルフサービス式チェックアウト端末1
0に安全性を提供する。特にビデオ・システム28はフ
レーム・グラバー(不図示)及びパソコン(PC)等の
処理システム(不図示)を含み得る。PC及びフレーム
・グラバーは集合的にビデオ・プロセッサと呼称され
る。ビデオ・プロセッサは、RS-170、NTSC、
CCIR、或は、PAL等の標準ビデオ信号をビデオ・
カメラ28aから受信する。
【0029】ビデオ・カメラ28aからのビデオ出力信
号はフレーム・グラバーへ入力される。フレーム・グラ
バーはビデオ・カメラ28aからのアナログビデオ信号
をディジタル画像に変換すべく動作して、該ディジタル
画像がビデオ・プロセッサによる引き続く処理のために
メモリ内に保存される。ビデオ・カメラ28aからのデ
ィジタル画像のストリームの表示がメモリ内に順次保存
されると、ビデオ・プロセッサは、セルフサービス式チ
ェックアウト端末10の動作中にユーザがアイテムを取
り扱う模様をモニタするために、ビデオ画像を分析する
か或は処理することを開始することができる。例えばビ
デオ・システム28は、ユーザがアイテムをスキャナ1
4でスキャンさせる試行を示すように該アイテムを移動
しているかを決定すべく使用可能である。
【0030】演算処理ユニット26は、データ通信線4
3を介して、ディスプレイ・モニタ32と通信してい
る。演算処理ユニット26はそのデータ通信線43上に
出力信号を生成して、ディスプレイ・モニタ32上に表
示されるべき様々な指示メッセージを生じさせる。ディ
スプレイ・モニタ32は、ユーザがディスプレイ・モニ
タ32に関連されたディスプレイ・スクリーンの特定領
域を接触すると出力信号を生成可能である既知のタッチ
・スクリーン技術を含み得る。ディスプレイ・モニタ3
2によって生成された信号は、データ通信線43を介し
て演算処理ユニット26へ伝送される。理解して頂くべ
きことは、様々な指示メッセージも、ディスプレイ・モ
ニタ32に加えて或は該ディスプレイ・モニタの代わり
に他の装置を介して通信され得ることである。例えば、
指示メッセージは音声発生装置(不図示)或は可聴音発
生装置(不図示)で生成され得る。
【0031】データ入力装置34は、データ通信線49
を介して、演算処理ユニット26と結合されている。デ
ータ入力装置34は1つ以上の既知のキーパッド或はタ
ッチ・パッドを含み得る。加えて演算処理ユニット26
は、データ通信線47を介して、プリンタ36と結合さ
れている。プリンタ36は所与のチェックアウト手続き
の最後に領収書又はレシートを印刷すべく使用され得
る。更にカード・リーダ30はデータ通信線45を通じ
て演算処理ユニットと結合されている。カード・リーダ
30は既知のクレジット及び/或はデビット・カード・
リーダ或はスマートカード・リーダを含み得る。
【0032】演算処理ユニット26はネットワーク・イ
ンターフェース回路(不図示)を含み、セルフサービス
式チェックアウト端末10がワイヤ接続51を通じて、
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)或はワイド
・エリア・ネットワーク(WAN)等のネットワーク2
5と通信することを従来通りに許容している。演算処理
ユニット26は、以下により詳細に説明する小売商の人
員を呼び出すか或は該人員に警戒態勢をとらせる呼出シ
ステム(不図示)或はその類と通信するために、チェッ
クアウト手続き中にネットワーク25と通信する。加え
て、演算処理ユニット26はスキャンされるか或は計量
されるかするアイテムに対する価格付け情報等の情報を
獲得すべく、そしてまた適切である場合にユーザのクレ
ジット承認を検証又は確認すべく、ネットワーク25と
通信する。セルフサービス式チェックアウト端末10に
関連されたネットワーク・インターフェース回路は、既
知のイーサネット拡張カードを含み得て、ワイヤ接続5
1は既知の縒線対の通信線を含み得る。代替的にはネッ
トワーク・インターフェース回路はネットワーク25と
のワイヤレス通信を支援し得る。
【0033】演算処理ユニット26は、データ通信線5
3を介して、メモリ装置27と通信する。メモリ装置2
7は、スキャンされか、計量されるか、或は、セルフサ
ービス式チェックアウト端末10のユーザ使用中に入力
されるかする各アイテムに関連されたプロダクト情報の
記録を含む電子的取引テーブルを維持すべく提供されて
いる。例えばもしユーザがスープの缶をスキャンする
と、そのスープの記述及びそれに関連された価格付け情
報がメモリ装置27内の取引テーブルに記録される。同
様にして、もしユーザがプロダクト・スケール12で西
瓜を計量してから、西瓜に関連されたプロダクト・ルッ
クアップ(参照)・コードをデータ入力装置34を介し
て入力すると、西瓜に関連されたプロダクト情報が取引
テーブルに記録される。更にもしユーザがクーポン或は
引換票を入力すると、それに関連された情報も取引テー
ブルに記録されることになる。
【0034】それ故に理解して頂くべきことは、取引テ
ーブル内に記録されたアイテム各々の、(1)任意の割
引(例えばクーポン)をマイナスしてから、(2)任意
の適用可能な税をプラスしての合計がユーザによる取引
に対して支払う総額となることである。更に取引テーブ
ルに記録されたデータはプリンタ36で印刷され、それ
によってユーザの取引の最後での該ユーザに対する領収
書を生成する。
【0035】メモリ装置27は、セルフサービス式チェ
ックアウト端末10の動作に関連された数多くの電子的
ログを維持すべく提供されもしている。より詳細には、
メモリ装置27は数多くの事象ログを電子的に維持し、
その各々が、ユーザが特定の方式でセルフサービス式端
末10を操作する機会数又は回数を追跡するか或は記録
している。事象ログは、ユーザが故意でなくセルフサー
ビス式チェックアウト端末10を不正に操作した回数
を、ユーザが故意にセルフサービス式チェックアウト端
末10を窃盗等の不法な目的で不正に操作したことを高
度の信頼性を持って推定可能である回数と共に追跡すべ
く提供され得る。例えばもし演算処理ユニット26は、
ユーザがアイテムを予めスキャンするか或は端末10に
入力すること無くポスト-スキャン領域17内に配置し
たと決定すると、そうした行動に一致した入力が事象ロ
グ内に為される。これはユーザが故意でなく誤ってスキ
ャナ14を操作し、それによってスキャナ14がアイテ
ム上のバーコードを読取ることが妨げられる場合にも当
てはまる。しかしながら、ユーザがアイテム上のバーコ
ードをスキャナ14が読取ることを故意に妨げることも
あり得る(例えばスキャン試行中にユーザが自身の親指
をバーコード上に置いてしまう可能性がある)。それ故
に、そうした行動(即ち、アイテムを先ず端末10内に
入力すること無しにポスト-スキャン領域17内に配置
すること)に一致する入力が事象ログ内に為される。
【0036】更に別個の事象ログが維持され得て、ユー
ザが端末10の先行する誤用を適切に修正しない回数を
追跡する。例えば、もしユーザがアイテムを先行してス
キャンするか或はそのアイテムを上述したような仕方で
端末10に別の方法で入力すること無しに、該アイテム
をポスト-スキャン領域17に配置したと演算処理ユニ
ット26が決定すると、演算処理ユニット26はディス
プレイ・モニタ32上に表示されるべきメッセージを発
生し、ユーザに対して、そのアイテムをポスト-スキャ
ン領域17から取り除いた後にそのアイテムを適切に入
力することを指示する。別個の事象ログは、ユーザがそ
うした指示に従わないか或は追加の不正操作を実行する
回数を追跡するために維持される。例えば、もしそうし
た指示に引き続いてユーザが異なるアイテムを取り除く
か、或はポスト-スキャン領域17からアイテムを全く
取り除かなければ、そうした行動に関連された入力がそ
の事象ログに為される。
【0037】維持され得る事象ログの追加的な例は、ユ
ーザが農産物等のアイテムをプロダクト・スケール12
で計量するが、異なる重量のアイテムをポスト-スキャ
ン領域17に配置する回数を追跡する事象ログを含む。
更に別の事象ログは、ユーザが自身の取引から第1のア
イテムを無効又は取り消すが、より安価な第2のアイテ
ムをポスト-スキャン領域17から取り除く回数を追跡
すべく提供され得る。更に別の事象ログは、所与のユー
ザによって入力されるクーポンのドル総額を追跡すべく
維持され得る。更なる別の事象ログは、ユーザが自身の
アイテムをポスト-スキャン領域17から取り除いた時
点から該ユーザが自身のアイテムに対する支払いを申し
出る時点までの経過時間を追跡すべく提供され得る。
【0038】更には、メモリ装置27は電子的な集計ロ
グを維持する。この集計ログは様々な事象ログの各々の
合計を追跡するものである。理解して頂くべきことは、
そうした集計的なログは、ユーザのセルフサービス式チ
ェックアウト端末10の「全」操作をモニタするために
特に有用であることである。特に所与のユーザによる特
定の個別行動の出来事は個別的にはあるレベルの関心事
ではないかもしれない一方で、そうした行動の集計は小
売商にとっての関心事であり得る。
【0039】理解して頂くべきことは、個別の所定閾値
が数多くの事象ログの各々に対して、そしてまた集計ロ
グに対して設定可能であることである。更に詳細には、
小売商は、ひとたび同等となるか或はそれを超えたなら
ば、店員による仲介を要求するために演算処理ユニット
26にネットワーク25と通信させる、ログ各々に対す
る閾値を設定することができる。特に事象ログの1つか
或は集計ログかに関連された閾値に同等となるか或はそ
れを超えたならば、演算処理ユニット26はネットワー
ク25と通信して、所与のユーザによってセルフサービ
ス式チェックアウト端末10の操作を取り巻く一定の事
象を確認するために店員を呼び出すか或は警報を発す
る。そのようにして警報が発せられた後、典型的には店
員はユーザの取引に仲介に入って、ユーザを補助するか
(端末10の不注意による誤使用の場合)或はユーザ取
引の監査及び/或は中断を為す(故意の誤使用或は窃盗
の場合)。理解して頂くべきことは、演算処理ユニット
26は、ネットワーク25に関連された呼出システム以
外の機構を介して店員と通信可能であることである。例
えば、セルフサービス式チェックアウト端末10は、店
員の仲介が必要となった際に特定の着色光を表示するス
テータス光装置(不図示)を含み得る。
【0040】メモリ装置27はスケール履歴テーブルを
更に維持する。スケール履歴テーブルはポスト-スキャ
ン・スケール20の先行する使用を追跡する。特にスケ
ール履歴テーブルは、ポスト-スキャン・スケール20
に関連された、2つの先行する重量減少(それぞれD
及びDと指定)と、2つの先行する重量増大(それぞ
れI及びIと指定)とを追跡する。以下により詳細
に議論するように、そうした先行する重量減少及び増大
のモニタリングは、セルフサービス式チェックアウト端
末10の動作に関連された安全性を高めるものである。
スケール履歴テーブルの一例は、以下の表1に示されて
いる。
【0041】
【表1】 次に図4を参照すると、セルフサービス式チェックアウ
ト端末10を介してアイテムをチェックアウトするため
の一般的な手続き50を詳述するフローチャートが示さ
れている。ユーザがセルフサービス式チェックアウト端
末10に到着すると、セルフサービス式チェックアウト
端末10はアイドル状態である(ステップ52)。初期
化ステップ54が購入のためのアイテムのチェックアウ
トに先行して実行される。特に1つ以上の初期化指示が
ディスプレイ・モニタ32上に表示されて、支払いの所
望方法を選択すべく、(1)そのディスプレイ・モニタ
32の特定領域にタッチするか、或はデータ入力装置3
4上の特定ボタンを押圧するかをユーザに指示し、及び
/或は、(2)ショッピング・カード、クレジット・カ
ード、或はスマート・カードをカード・リーダ30に挿
入することによって自身を識別する。
【0042】初期化ステップ54の完了で、ルーチン5
0は明細書きステップ56に前進し、そこでユーザはス
キャナ14を横切るようにアイテムをスキャンさせるこ
とによって購入のための個々のアイテムを入力する。更
にステップ56でユーザは、アイテムをプロダクト・ス
ケール12で計量した後、そのアイテムに関連されたプ
ロダクト・ルックアップ・コードをデータ入力装置34
か或はディスプレイ・モニタ32の特定領域をタッチす
ることによってかの何れかで入力することによって、農
産物アイテム等のアイテムを入力する。更にステップ5
6でユーザは、データ入力装置34を介してアイテムに
関連されたプロダクト・コードを手で入力することによ
ってそのアイテムを入力することが可能である。アイテ
ムのそうした手での入力は、そのアイテム上に印刷され
たバーコードがスキャナ14で読み取れない場合、さも
なければスキャナ14で入力されるであろうアイテムに
必要となる可能性がある。また、ステップ56の際、ユ
ーザがスキャナ14或はデータ入力装置34の使用を介
してのチェックアウト手続きからアイテムの入力を無効
にするためにも必要となる可能性がある。理解して頂く
べきことは、セルフサービス式チェックアウト端末10
は、ルーチン50がセルフサービス式チェックアウト端
末10の経験あるユーザに初期化ステップ52を迂回さ
せ、直に明細書きステップ56へ前進させることを可能
とするように構成され得ることである。そうした構成に
おいて経験あるユーザは、自身の購入のための第1のア
イテムをスキャンさせるか或は別の方法で入力すること
によって取引を開始するであろう。
【0043】明細書きステップ56の完了で、ルーチン
50は仕上げステップ58へ前進し、そこで、(1)食
料雑貨の領収書がプリンタ36で印刷され、(2)通貨
をキャッシュ・アクセプタ(不図示)に挿入するか、ク
レジット・カードの勘定につけておくか、或はスマート
・カード或はデビット・カードに記憶された値量をカー
ド・リーダ30を介して減額するかの何れかでの支払い
が申し出られる。理解して頂くべきことは、ユーザが通
貨をキャッシュ・アクセプタに挿入する場合、セルフサ
ービス式チェックアウト端末10は通貨ディスペンサ
(不図示)及びコイン・ディスペンサ(不図示)を介し
てお釣りを提供し得ることである。仕上げステップ58
の完了後、ルーチン50はステップ52に戻り、セルフ
サービス式チェックアウト端末10は引き続いてユーザ
がチェックアウト手続きを始めるまでアイドル状態を維
持する。
【0044】次に図5を参照すると、上記の明細書きス
テップ56がより詳細に記述されているフローチャート
が示されている。初期化ステップ54(図4参照)が完
了した後、ルーチン56はステップ60へ進み、そこ
で、(1)アイテムのプロダクトIDコードを含むバー
・コードをスキャンニング・ウィンドウ14a,14b
に対向させた状態で、個々別々のアイテムをスキャナ1
4を横切るように或はそれと隣接するように通過させる
か或は別の方法でスキャンさせることによるか、(2)
計量するために個々別々のアイテムをプロダクト・スケ
ール12上に配置することによるか、或は、(3)デー
タ入力装置34でアイテムに関連したプロダクトIDコ
ードを手動で入力することによるか、或はそれらの任意
の組合せの何れかで、アイテムを入力すべくユーザに指
示するようなメッセージがディスプレイ・モニタ32上
に表示される。
【0045】次いでルーチン56はステップ62に進
み、そこで、演算処理ユニット26がスケール履歴テー
ブルをクリアする。特に、演算処理ユニット26は、メ
モリ装置27に送信されて、D,D,I,I
各々がそれに関連されたゼロ(0)の値を有するよう
に、スケール履歴テーブルが該メモリ装置内で更新され
るように為す出力信号を生成する。
【0046】次いでルーチン56はステップ64に進
み、そこで、アイテムがセルフサービス式チェックアウ
ト端末10に入力されたか否かを決定するために、演算
処理ユニット26がデータ通信線29,43,49をス
キャンするか或は読取るかの何れかを為す。用語「アイ
テムの入力済み」或は「アイテム入力」としてここで意
味されることは、スキャナ14でアイテムをスキャニン
グするか、プロダクト・スケール12で該アイテムを計
量するか、ディスプレイ・モニタ32のタッチ・スクリ
ーン部またはデータ入力装置34の何れかを介して該ア
イテムに関連されたプロダクト・コードを手動で入力す
るか、或は、それらの任意の組合せかの何れかによっ
て、アイテムに関連されたコードが、セルフサービス式
チェックアウト端末10内へ入力されることである。そ
れ故、ステップ64で演算処理ユニット26は、(1)
スキャナ14がアイテムに関連されたプロダクトIDコ
ードを首尾良く読取ったか或は別の方法で取り込んだ
か、(2)アイテムに関連されたプロダクトIDコード
がディスプレイ・モニタ32のタッチ・スクリーン部を
介して入力されたか、或は、(3)アイテムに関連され
たプロダクトIDコードがデータ入力装置34を介して
入力されたかを決定する。より詳細には、スキャナ14
は、スキャナ14がひとたびそのアイテムに関連された
プロダクトIDコードを首尾良く読取ったならば、演算
処理ユニット26に送信される出力信号を生成する。同
様に、ディスプレイ・モニタ32及び/或はデータ入力
装置34は、プロダクトIDコードがひとたびユーザに
よって入力されたならば、演算処理ユニット26に送信
される出力信号を生成する。もしアイテムがセルフサー
ビス式チェックアウト端末に首尾良く入力されれば、ア
イテム入力済み制御信号が生成されて、ルーチン56が
ステップ66へ進む。もしアイテムがセルフサービス式
チェックアウト端末10に首尾良く入力されなければ、
ルーチン56はステップ68に進む。
【0047】ステップ66で演算処理ユニット26は、
ユーザが入力済みアイテムをポスト-スキャン領域17
に配置したかを決定する。特に、ポスト-スキャン・ス
ケール20が、(1)ポスト-スキャン・スケール20
上か、或は、(2)ショッピング袋40の内の1つ内か
の何れかに配置されたアイテムをひとたび検出したなら
ば、ポスト-スキャン・スケール20は演算処理ユニッ
ト26に送信されるそのアイテムの測定重量を示す出力
信号を生成する。理解して頂きたいことは、セルフサー
ビス式チェックアウト端末10がユーザに対して入力済
みアイテムをポスト-スキャン領域17内に配置させる
ことを要求するように構築され得ることである。例え
ば、ユーザが1パックのガムをひとたびスキャンする
か、或は、別の方法で入力したならば、ユーザはそのガ
ムをショッピング袋40の内の1つに入れる代わりに自
身のポケットに入れることがあり得る。それ故、ステッ
プ66でユーザがそのアイテムをポスト-スキャン領域
17内に配置するか否かで、ルーチン56はステップ6
2へ戻る。
【0048】ステップ64に戻って、もしアイテムがセ
ルフサービス式チェックアウト端末10に首尾良く入力
されなければ、ルーチン56はステップ68に進む。ス
テップ68で演算処理ユニット26は、ユーザがポスト
-スキャン領域17から1つのアイテム或は複数のアイ
テムを除去したかを決定する。特に、ポスト-スキャン
・スケール20が、1つのアイテム或は複数のアイテム
が(1)ポスト-スキャン・シェルフ42bか、或は、
(2)ショッピング袋40の内の1つかの何れからか除
去されたことをひとたび検出したならば、ポスト-スキ
ャン・スケール20は演算処理ユニット26に送信され
る1つのアイテム或は複数のアイテムの測定重量を示す
出力信号を生成する。理解して頂きたいことは、もしポ
スト-スキャン・スケール20がその上で重量減少を検
出するならば、そうした重量減少はユーザがポスト-ス
キャン領域から単一のアイテムを除去していることを示
し得るか、或は代替的には、もしユーザが各手でそれぞ
れアイテムを除去すれば、検出される重量減少はポスト
-スキャン領域17から2つのアイテムが除去されてい
ることを示し得ることである。もしポスト-スキャン・
スケール20が重量減少を検出すれば、ルーチンはステ
ップ70に進む。もしポスト-スキャン・スケール20
が重量減少を検出しなければ、ルーチンはステップ72
に進む。
【0049】理解して頂きたいことは、ステップ68で
ユーザが、セルフサービス式チェックアウト端末10か
らアイテム或は複数アイテムを永久的に取り除くため
に、該ポスト-スキャン領域17からアイテム或は複数
アイテムを除去することがあり得ることである。例え
ば、ユーザが、食料雑貨商店からアイテム或は複数アイ
テムを移動する目的で持ち帰りカート或はその類にアイ
テム或は複数アイテムを配置するために、ポスト-スキ
ャン領域17からアイテム或は複数アイテムを除去し得
る。代替的には、ユーザはポスト-スキャン領域17か
らアイテム或は複数アイテムを永久に除去し得ない。特
にユーザは、その後にショッピング袋40の内の1つに
アイテム或は複数アイテムに入れる目的で、アイテム或
は複数アイテムをポスト-スキャン・シェルフ42bか
ら除去し得る。例えば、もしユーザが一固まりのパンを
スキャニング後にポスト-スキャン・シェルフ42b上
に配置したならば、ユーザは略満杯であるショッピング
袋40の内の1つに入れるためにポスト-スキャン・シ
ェルフ42bからそのパンを取り除き得る。
【0050】ステップ70で演算処理ユニット26は重
量履歴テーブルを更新する。より詳細には、演算処理ユ
ニット26はメモリ装置27に送信される出力信号を生
成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置27内で更
新させて、Dの値をステップ68でのポスト-スキャ
ン・スケール20によって検出された重量減少の値にセ
ットする。例えば、もしポスト-スキャン・スケール2
0がステップ68で22オンスの重量減少を検出したな
らば、演算処理ユニット26は重量履歴テーブルをD
=22オンスとなるように更新する。
【0051】次いでルーチン56はステップ74に進
む。ステップ74はステップ64に対して上述したもの
と同一手続きを追従する。特に演算処理ユニット26
は、アイテムがセルフサービス式チェックアウト端末1
0に入力されたかを決定するために、データ通信線2
9,43,49をスキャンするか或は読取る。もしアイ
テム入力が生じていれば、演算処理ユニット26はアイ
テム或は複数アイテムがステップ68でポスト-スキャ
ン領域17から永久に取り除かれたと結論し、ルーチン
56はステップ62に戻る。これが事実である理由は、
ポスト-スキャン領域17からアイテム或は複数アイテ
ムが除去された後(ステップ68で決定されたよう
に)、ユーザにはおそらくはそのアイテム或は複数アイ
テムを下に置くことが引き続くアイテムのスキャニング
或は別の方法での入力に先行して要求されるであろうか
らである。それ故、演算処理ユニット26は、ユーザが
そのアイテム或は複数アイテムをポスト-スキャン領域
17から永久的に除去したと結論して、ルーチン56は
ステップ62に戻る。しかしながら、もしアイテム入力
が生じていなければ、ルーチン56はステップ76に進
む。
【0052】ステップ76で演算処理ユニット26は、
ユーザがアイテム或は複数アイテムをポスト-スキャン
領域17内に配置したかを決定する。特に、ポスト-ス
キャン・スケール20が、(1)ポスト-スキャン・シ
ェルフ42bか、或は、(2)ショッピング袋40の内
の1つ内に入れられたアイテム或は複数アイテムに関連
された重量増大をひとたび検出したならば、ポスト-ス
キャン・スケール20が演算処理ユニット26に送信さ
れるアイテム或は複数アイテムの測定重量を示す出力信
号を生成する。もし重量増大がポスト-スキャン・スケ
ール20によって検出されれば、ルーチン56はステッ
プ78に進む。もしポスト-スキャン・スケール20が
重量増大を検出しなければ、ルーチンはステップ80に
進む。
【0053】ステップ78で演算処理ユニット26は重
量履歴テーブルを更新する。より詳細には、演算処理ユ
ニット26はメモリ装置27に送信される出力信号を生
成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置27内で更
新させて、Iの値をステップ76でのポスト-スキャ
ン・スケール20によって検出された重量増大の値にセ
ットする。例えば、もしポスト-スキャン・スケール2
0がステップ76で12オンスの重量減少を検出したな
らば、演算処理ユニット26は重量履歴テーブルをI
=12オンスとなるように更新させる。次いでルーチン
56はステップ82に進む。
【0054】ステップ82で演算処理ユニット26は、
(ステップ76で検出されたように)アイテム或は複数
アイテムの重量が、(ステップ68で検出されたよう
に)ポスト-スキャン領域17から除去されたアイテム
或は複数アイテムの重量に符合するかを決定する。用語
「複数のものが符合」、「単一のものが符合」、或は
「符合している」としてここで意味されることは、第1
の重量値の大きさが、第2の重量値の大きさと同等か、
或は、その第2重量値の所定の許容範囲内であることで
ある。それ故、ステップ82で演算処理ユニット26は
重量履歴テーブルからI及びDの保存された値を検
索した後、それらの値を比較する。もしIの値がD
の値に符合していれば、演算処理ユニット26は(ステ
ップ76で検出されたように)ポスト-スキャン領域1
7内に配置されたアイテム或は複数アイテムが(ステッ
プ68で検出されたように)ポスト-スキャン領域17
から除去されたアイテム或は複数アイテムと同一のもの
であると結論する。理解して頂きたいことは、重量値の
そうした符合がポスト-スキャン領域17以内での「シ
ャフリング」によることである。例えば、ユーザが一固
まりのパンをポスト-スキャン・シェルフ42bから除
去し、その後にそのパンをショッピング袋40の内の1
つに入れることがあり得て、それによってポスト-スキ
ャン領域17から取り除かれた重量値が(即ち、パンの
重量)、ポスト-スキャン領域17に配置された重量値
(即ち、パンの重量)に符合することになる。更に、も
しユーザがポスト-スキャン・シェルフ42b上の一箇
所から該ポスト-スキャン・シェルフ42b上の他の箇
所へアイテムを移動したならば、それでも符合している
2つの重量値が検出されることになる。それ故、ステッ
プ82で、もしIの値がDの値に符合すれば、演算
処理ユニット26は、ポスト-スキャン領域17内に配
置されたアイテム或は複数アイテムがポスト-スキャン
領域17から除去されたアイテム或は複数アイテムと同
一であると結論し、それによってそのポスト-スキャン
領域17以内において適切なアイテムのシャフリングが
生じたことを示している。その後、符合制御信号が生成
されて、ルーチン56はステップ62に戻る。しかしな
がら、もしIの値がDの値と符合しなければ、ルー
チン56はステップ84に進む。
【0055】ステップ84で演算処理ユニット26は、
の値がDの値よりも大きいかを決定する。もしI
の値がDの値よりも大きければ、演算処理ユニット
26はアイテム或は複数アイテムがポスト-スキャン領
域17に不適切に追加されたと結論する。これが事実で
ある理由は、(ステップ76で検出されたように)ポス
ト-スキャン領域17内に配置されたアイテム或は複数
アイテムの重量が該ポスト-スキャン領域17から除去
されたアイテム或は複数アイテムの重量よりも大きいか
らであり、それによって追加の或は異なるアイテムがポ
スト-スキャン領域17に配置されたことを示す。それ
故、不正使用制御信号が生成され、ルーチン56がステ
ップ86に進む。しかしながら、Iの値がDの値よ
りも小さければ(そして、ステップ82で決定されたよ
うにDと同等でなければ)、ルーチンはステップ88
に進む。
【0056】ステップ86で演算処理ユニット26は適
切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増分する。特
に、演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信され
る出力信号を生成し、これが適切な事象ログ及び集計ロ
グをメモリ装置27内で所定値だけ増分させる。その
後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ及び集計ロ
グをそれらの各閾値と比較して、事象ログの内の任意の
ものがそれと所定関係を有するかを決定する。特に、も
し事象ログ及び/或は集計ログの内の任意の各値が、そ
の各閾値と同等であるか、或は、それを超えていれば、
仲介制御信号が生成されて適切な店員が呼び出される
か、或は、別の方法で召集されて、ユーザの取引の仲介
に入る。もしそうした仲介後、ユーザ取引の続行が許容
されたならば、ルーチン56はステップ62に戻る。理
解して頂きたいことは、店員がユーザ取引の続行を許容
し得ないことであり(例えば、ユーザが故意に端末10
を不正に操作して、窃盗等の不正を犯すと決定される場
合)、それによってルーチン56が終了させられ、次い
でルーチン50(図4参照)がステップ52へ戻され
て、セルフサービス式チェックアウト端末10が引き続
くユーザによって初期化されるまでアイドル状態を維持
する。
【0057】次にステップ84に戻ると、もしIの値
がDの値よりも小さければ(そして、ステップ82で
決定されたようにDと同等でなければ)、ルーチン5
6はステップ88に進む。ステップ88で演算処理ユニ
ット26は、1つアイテムだけがポスト-スキャン領域
17から移動させられたか、或は除去されたと結論す
る。更に、演算処理ユニット26は移動させられたアイ
テムがD−Iの重量を有すると結論する。これが事
実である理由は、明らかにユーザがDの組合せ重量値
を有する2つのアイテムをポスト-スキャン領域17か
ら除去し、その後、Iの重量値を有する1つアイテム
をポスト-スキャン領域17に配置しており、それによ
って(D−Iの重量値を有する)第2のアイテムが
ユーザの手に残されているためである。それ故、アイテ
ム移動済み制御信号が生成され、ルーチン56がステッ
プ90に進む。
【0058】ステップ90はステップ64に関して上述
したものと同一の手続きを追従する。特に演算処理ユニ
ット26は、アイテムがセルフサービス式チャックアウ
ト端末10に入力されたかを決定するために、データ通
信線29,43,49をスキャン或は読取る。もしアイ
テム入力が生じていれば、演算処理ユニット26は、
(ステップ68で検出されたように)ポスト-スキャン
領域17から移動させられたか或は別の方法で除去され
た第2の或は残りのアイテムが、引き続くアイテムの入
力に先行して、ポスト-スキャン領域17に戻されてい
ないと結論する。更に、(ステップ76で検出されたよ
うに)ポスト-スキャン領域17内に配置されたアイテ
ムが(ステップ68で検出されたように)ポスト-スキ
ャン領域17から除去された実際のアイテムの1つでは
ない可能性が存在する。それ故、もしアイテム入力が生
じていれば、不正使用制御信号が生成され、ルーチン5
6はステップ92に戻る。しかしながら、もしアイテム
入力が生じていなければ、ルーチン56はステップ94
に進む。
【0059】ステップ92で演算処理ユニット26は適
切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増分する。特に
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが適切な事象ログ及び集計ログを
所定値だけメモリ装置27内において増分させている。
その後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ及び集
計ログをそれらの各閾値と比較し、事象ログの何れかが
それと所定の関係を有するかを決定する。特に、もし事
象ログ及び/或は集計ログの何れかの各値がその各閾値
と同等か或はそれを超えていれば、仲介制御制御信号が
生成され、適切な店員が呼び出されるか、或は別の方法
で召集されて、ユーザの取引へ仲介に入る。もしそうし
た仲介後、ユーザ取引の続行が許容されたならば、ルー
チン56はステップ62に戻る。理解して頂きたいこと
は、店員がユーザ取引の続行を許容し得ないことであり
(例えば、ユーザが故意に端末10を不正に操作して、
窃盗等の不正を犯すと決定される場合)、それによって
ルーチン56が終了させられ、次いでルーチン50(図
4参照)がステップ52へ戻されて、セルフサービス式
チェックアウト端末10が引き続くユーザによって初期
化されるまでアイドル状態を維持する。
【0060】次にステップ90に戻って、もしアイテム
入力が生じていなければ、ルーチン56がステップ94
に進む。ステップ94はステップ76に関して上述した
ものと同一手続きを追従する。特に、演算処理ユニット
26は、ユーザがアイテム或は複数アイテムをポスト-
スキャン領域17内に配置したかを決定する。より詳細
には、ポスト-スキャン・スケール20が、(1)ポス
ト-スキャン・シェルフ42b上、或は、(2)ショッ
ピング袋40の内の1つ内の何れかに配置されたアイテ
ム或は複数アイテムに関連された重量増大をひとたび検
出したならば、演算処理ユニット26に送信されるアイ
テムの測定重量を示す出力信号を生成する。もし重量増
大がポスト-スキャン・スケール20によって検出され
れば、ルーチン56はステップ96に進む。もしポスト
-スキャン・スケール20が重量増大を検出しなけれ
ば、ルーチン56はステップ98に進む。
【0061】ステップ96で演算処理ユニット26は重
量履歴テーブルを更新する。より詳細には、演算処理ユ
ニット26はメモリ装置27に送信される出力信号を生
成し、それがメモリ装置27内で重量履歴テーブルを更
新させて、Iの値をステップ94でポスト-スキャン
・スケール20によって検出された重量増大の値にセッ
トする。例えば、もしポスト-スキャン・スケール20
がステップ94での81/2オンスの重量増大を検出した
ならば、演算処理ユニット26は重量履歴テーブルをI
=81/2オンスのように更新させる。次いでルーチン
56はステップ100に進む。
【0062】ステップ100で演算処理ユニット26
は、(ステップ76及び94で検出されたように)ポス
ト-スキャン領域17内に配置されたアイテムの重量総
計が、(ステップ68で検出されたように)ポスト-ス
キャン領域17から除去されたアイテムの重量に符合し
ているかを決定する。特に、演算処理26は重量履歴テ
ーブルからI,I及びDの保存値を検索し、その
後にそれらの値を比較する。もしIの値がD−I
に符合すれば(例えばD=I+Iの場合)、演算
処理ユニット26は(ステップ76及び94で検出され
たように)ポスト-スキャン領域17内に配置されたア
イテムが(ステップ68で検出されたように)ポスト-
スキャン領域17から除去された同一アイテムである。
理解して頂きたいことは、重量値のそうした符合がポス
ト-スキャン領域17以内でのアイテムのシャフリング
によって生じていることである。例えば、ユーザが一固
まりのパンとポテトチップスの一袋とをポスト-スキャ
ン・シェルフ42bから除去し、その後に略満杯のショ
ッピング袋40の内の1つにそれらパン及びチップスを
入れることがあり得て、それによってポスト-スキャン
領域17から除去された重量値が(即ち、パン及びチッ
プスの重量)、ポスト-スキャン領域17内に配置され
た重量値(即ち、パン及びチップスの重量)に符合させ
られる。更に、符合している重量値も、もしユーザがポ
スト-スキャン・シェルフ42b上の一箇所から該ポス
ト-スキャン・シェルフ42b上の異なる箇所へアイテ
ムを移動すれば検出されることになる。それ故、ステッ
プ100で、もしIの値がD−Iの値と符合すれ
ば、演算処理ユニット26はポスト-スキャン領域17
内に配置されたアイテムが該ポスト-スキャン領域17
から除去されたアイテムと同一であると結論し、それに
よってポスト-スキャン領域17以内において適切なア
イテム・シャフルが生じたことを示している。その後、
符合制御信号が生成され、ルーチン56がステップ62
に戻る。しかしながら、もしIの値がD−Iの値
に符合しなければ、不正使用制御信号が生成され、ルー
チン56はステップ102に進む。
【0063】ステップ102で演算処理ユニット26
は、適切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増分す
る。特に、演算処理ユニット26はメモリ装置27に送
信される出力信号を生成し、それが適切な事象ログ及び
集計ログをメモリ装置27内で所定値だけ増分させる。
その後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ及び集
計ログをそれらの各閾値と比較して、事象ログの内の任
意のものがそれと所定関係を有しているかを決定する。
特に、もし事象ログ及び/或は集計ログの任意の各値が
その各閾値と同等か或はそれを超えていれば、仲介制御
信号が生成され、適切な店員が呼び出されるか、或は、
別の方法で召集されてユーザ取引へ仲介に入る。もしそ
うした仲介後、ユーザ取引の続行が許容されたならば、
ルーチン56はステップ62に戻る。理解して頂きたい
ことは、店員がユーザ取引の続行を許容し得ないことで
あり(例えば、ユーザが故意に端末10を不正に操作し
て、窃盗等の不正を犯すと決定される場合)、それによ
ってルーチン56が終了させられ、次いでルーチン50
(図4参照)がステップ52へ戻されて、セルフサービ
ス式チェックアウト端末10が引き続くユーザによって
初期化されるまでアイドル状態を維持する。
【0064】次にステップ94に戻って、もし重量増大
がポスト-スキャン・スケール20によって検出されな
ければ、ルーチン56はステップ98に進む。ステップ
98はステップ68に関して上述されたものと同一手続
きを追従する。特に、演算処理ユニット26は、ユーザ
がアイテム或は複数アイテムがポスト-スキャン領域1
7から除去したかを決定する。より詳細には、ポスト-
スキャン・スケール20は、ポスト-スキャン・スケー
ル20がアイテム或は複数アイテムが(1)ポスト-ス
キャン・シェルフ42bか、或は、(2)ショッピング
袋40の内の1つかの何れかから除去されたかをひとた
び検出したならば、演算処理ユニット26に送信される
アイテム或は複数アイテムの測定重量を示す出力信号を
生成する。理解して頂きたいことは、もしポスト-スキ
ャン・スケール20がその上の重量減少を検出すれば、
そうした重量減少がポスト-スキャン領域17から単一
アイテムを除去しているユーザを示し得るか、或は、代
替的に、もしユーザが各手でアイテムをそれぞれ除去す
れば、検出された重量減少はポスト-スキャン領域17
から除去された2つのアイテムを示し得る。もしポスト
-スキャン・スケール20が重量減少を検出すれば、ル
ーチン56はステップ104に進む。もしポスト-スキ
ャン・スケール20が重量減少を検出しなければ、ルー
チン56はステップ90へループバックする。
【0065】ステップ104で演算処理ユニット26は
重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、演算処理
ユニット26はメモリ装置27に送信される出力信号を
生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置27内で
更新させ、(1)(ステップ76で検出されたように)
の値をDの現行値マイナスIの値にセットし、
(2)Dの値をステップ98でポスト-スキャン・ス
ケール20によって検出された重量減少の値にセット
し、そして(3)Iの値をゼロ(0)にセットする。
例えば、もしポスト-スキャン・スケール20が、ステ
ップ68で10オンスの重量減少、ステップ76で8オ
ンスの重量増大、並びに、ステップ98で14オンスの
重量減少を検出したならば、演算処理ユニット26は重
量履歴テーブルを、D=2オンス、D=14オン
ス、並びに、I=0のように更新させる。次いでルー
チン56は検証サブルーチン106に進む。
【0066】次に図6を参照すると、検証サブルーチン
106がより詳細に示されている。サブルーチン106
はステップ108で開始し、演算処理ユニット26は、
1つ或は2つのアイテムがポスト-スキャン領域17か
ら移動させられたか、或は、別の方法で除去されたこと
を結論する。これが真実である理由は、重量履歴テーブ
ルがD及びD双方に対して非ゼロ値を含むからであ
る。理解して頂きたいことは、D及びDの双方に対
するそうした非ゼロ値はシナリオ数の結果となり得る。
第1として、保存された重量値Dに関連されたアイテ
ム或は複数アイテムがポスト-スキャン領域17から永
久に除去され得て(即ち、食品雑貨店から持ち出し用の
持ち出しカートに配置)、それによって保存された重量
減少値D に関連されたアイテム或は複数アイテムが問
題とされる。先に議論されたように、任意の与えられた
重量減少はポスト-スキャン領域17から除去される単
一のアイテムの結果であり得るか、或はポスト-スキャ
ン領域17から同時に除去される2つのアイテムの結果
であり得る(ユーザの手のそれぞれに1つ)。それ故、
もし保存された重量減少値Dに関連されたアイテム或
は複数アイテムがポスト-スキャン領域17から永久に
除去されたならば(即ち、食品雑貨店からの持ち出し用
の持ち帰り用カート内に配置されたならば)、(D
重量値を有する)単一アイテムがポスト-スキャン領域
17から移動させられ得るか、或は(Dの重量値を有
する組合せ重量又は合計重量)である2つのアイテムが
ポスト-スキャン領域17から移動させられ得る。代替
的には、もし保存された重量減少値Dに関連されたア
イテムがポスト-スキャン領域17から永久に除去され
たならば(例えば、ユーザの両手の一方に保持)、2つ
のアイテム(一方がDの重量値を有し、他方がD
重量値を有する)がポスト-スキャン領域17から移動
される。更に、もし保存重量減少Dに関連されたアイ
テムがポスト-スキャン領域17から永久に除去された
ならば(例えば、食品雑貨店からの持ち出し用の持ち帰
り用カート内に配置)、(Dの重量値を有する)1つ
のアイテムがポスト-スキャン領域17から移動させら
れる。
【0067】次いでルーチンはステップ110に進み、
そこで、演算処理ユニット26は、アイテム或は複数ア
イテムに対する未会計のものを先行してポスト-スキャ
ン領域17内に配置されたかを決定する。特に演算処理
ユニット26はメモリ装置27と通信して、重量履歴テ
ーブルからIの保存値を検索する。もしIの値がゼ
ロ(0)と同等であれば、演算処理ユニット26は、ア
イテム或は複数アイテムに対する未会計のものがポスト
-スキャン領域17内に配置されていないと結論し、サ
ブルーチン106はステップ112に進む。もしI
値がゼロ(0)に同等でなければ、サブルーチン106
がステップ122に進む。
【0068】ステップ112はステップ64に関して上
述されたものと同一手続きを追従する。特に演算処理ユ
ニット26はデータ通信線29,43,49をスキャン
するか或は読取って、アイテムがセルフサービス式チェ
ックアウト端末10内に入力されたかを決定する。もし
アイテム入力が生じていれば、演算処理ユニット26
は、先行する重量減少(D及びD)に関連されたア
イテム或は複数アイテムがポスト-スキャン領域17か
ら永久に除去されたと結論し(例えば、食品雑貨店から
の持ち出しための持ち帰り用カート内に配置)、それに
よってサブルーチン56を終了させ、次いで明細書きル
ーチン56をステップ62へ戻す(図5参照)。これが
事実である理由は、ポスト-スキャン領域17からアイ
テム或は複数アイテムが除去された後、ユーザには、お
そらく、そのアイテム或は複数アイテムを引き続くアイ
テムのスキャニング或は別の方法での入力に先行して下
に置くことが要求されることになるからである。それ
故、演算処理ユニット26は、ユーザがポスト-スキャ
ン領域17からアイテム或は複数アイテムを永久に除去
したと結論する。しかしながら、もしアイテム入力が生
じていなければ、サブルーチン106がステップ116
に進む。
【0069】ステップ116はステップ76に関して上
述したものと同一手続きを追従する。特に、演算処理ユ
ニット26は、ユーザがアイテム或は複数アイテムがポ
スト-スキャン領域17内に配置したかを決定する。よ
り詳細には、ポスト-スキャン・スケール20が、
(1)ポスト-スキャン・シェルフ42b上、或は
(2)ショッピング袋40の内の1つ内の何れかに配置
されるアイテム或は複数アイテムに関連された重量増大
をひとたび検出したならば、ポスト-スキャン・スケー
ル20は、演算処理ユニット26に送信されるそのアイ
テム或は複数アイテムの測定重量を示す出力信号を生成
する。もし重量増大がポスト-スキャン・スケール20
によって検出されれば、サブルーチン106はステップ
118に進む。もしポスト-スキャン・スケール20が
重量増大を検出しなければ、サブルーチン106はステ
ップ120に進む。
【0070】ステップ118において、演算処理ユニッ
ト26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置
27内で更新させ、Iの値をステップ116でのポス
ト-スキャン・スケール20によって検出された重量増
大の値にセットする。例えば、もしポスト-スキャン・
スケール20がステップ116で81/2オンスの重量増
大を検出したならば、演算処理ユニット26は重量履歴
テーブルをI=81/2オンスのように更新させる。次
いでサブルーチン106をステップ122に進む。
【0071】ステップ122において、演算処理ユニッ
ト26は、ポスト-スキャン領域17内に配置されたア
イテム或は複数アイテムの重量(Iの重量値を有す
る)が、(D+Dの合計重量値を有する)先行する
2つの検出済み重量減少の間、ポスト-スキャン領域1
7から除去されたアイテムの合計重量に符合しているか
を決定する。特に、演算処理ユニット26は重量履歴テ
ーブルからI,D,Dの保存値を検索し、その後
にその値を比較する。もしIの値がD+Dの値に
符合すれば(例えば、もしI=D+Dであれ
ば)、演算処理ユニット26は、(1)2つのアイテム
がポスト-スキャン領域17から先行して移動されたこ
と、(2)それらアイテムの内の一方がDの重量を有
するが、他方のアイテムがDの重量を有すること、そ
して(3)両アイテムがポスト-スキャン領域17へ戻
されたことを結論する。その後、符合制御信号が生成さ
れ、次いでサブルーチン106が終了し、それによって
明細書きルーチン56がステップ62に戻される(図5
参照)。しかしながら、もしIの値がD+Dの値
に符合しなければ、サブルーチン106はステップ12
4に進む。
【0072】ステップ124において、演算処理ユニッ
ト26は、先行して検出された重量増大(Iの重量値
を有する)がポスト-スキャン領域17に戻された単一
アイテム(Dの重量値を有する)の結果となるかを決
定する。特に演算処理ユニット26は重量値Iを重量
値Dと比較する。もし重量値Iが重量値Dに符合
すれば、サブルーチンはステップ126に進む。もし重
量値Iが重量値Dに符合しなければ、サブルーチン
はステップ114に進む。
【0073】ステップ126において、演算処理ユニッ
ト26は、たった1つのアイテム(Dの重量値を有す
る)がポスト-スキャン領域17から移動或は別の方法
で除去されたままであると結論する。これが事実である
理由は、明らかに、2つのアイテムがポスト-スキャン
領域17から移動され、その内の一方(Dの重量を有
する)がポスト-スキャン領域17に戻されて、重量値
に関連されたアイテムだけが未会計のままとなって
いるからである。先に議論したように、ユーザは、おそ
らくは、所与の時点で2つ以下のアイテムを維持してい
る(両手に1つずつのアイテム)。それ故、もし一方の
アイテムがDの重量値を有すれば、第2のアイテムが
の重量値を有すると推定され得る。移動されたアイ
テム制御信号が生成され、次いでルーチンはステップ1
28に進む。
【0074】ステップ128はステップ74に関して上
述したものと同一手続きを追従する。特に、演算処理ユ
ニット26はデータ通信線29,43,49をスキャン
或は読取って、アイテムがセルフサービス式チェックア
ウト端末10に入力されたかを決定する。もしアイテム
入力が生じていれば、演算処理ユニット26は先行する
重量減少(Dの重量値を有する)に関連された未会計
アイテムがポスト-スキャン領域17から永久に除去さ
れたと結論し(例えば、食品雑貨店からの持ち出し用持
ち帰りカート内への配置)、それによってサブルーチン
106を終了させ、次いで明細書きルーチン56をステ
ップ62へ戻す(図5参照)。これが事実である理由
は、ポスト-スキャン領域17からアイテムを除去した
後、ユーザには、おそらくは、引き続くアイテムのスキ
ャニング或は別の方法での入力に先行してそのアイテム
を下に置くことが要求されるであろう。それ故、演算処
理ユニット26は、ユーザがアイテムをポスト-スキャ
ン領域17から永久に除去したと結論する。しかしなが
ら、もしアイテム入力が生じてなければ、サブルーチン
1067はステップ130に進む。
【0075】ステップ130はステップ76に関して上
述したものと同一の手続きを追従する。特に、演算処理
ユニット26は、ユーザがアイテム或は複数アイテムを
ポスト-スキャン領域17内に配置したことを決定す
る。より詳細には、ポスト-スキャン・スケール20
が、(1)ポスト-スキャン・シェルフ42b上、或
は、(2)ショッピング袋40の内の1つの何れかに配
置されたアイテム或は複数アイテムに関連された重量増
大をひとたび検出すれば、ポスト-スキャン・スケール
20が演算処理ユニット26に送信されるアイテム或は
複数アイテムの測定重量を示す出力信号を生成する。も
し重量増大がポスト-スキャン・スケール20によって
検出されると、サブルーチン106はステップ132に
進む。もしポスト-スキャン・スケール20が重量増大
を検出しなければ、サブルーチン106はステップ13
4に進む。
【0076】ステップ132において、演算処理ユニッ
ト26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置
27内で更新させ、Iの値をステップ130でポスト
-スキャン・スケール20によって検出された重量増大
の値にセットする。例えば、もしポスト-スキャン・ス
ケール20がステップ130で14オンスの重量増大を
検出すると、演算処理ユニット26は重量履歴テーブル
をI=14オンスとなるように更新させる。次いでサ
ブルーチン106はステップ136に進む。
【0077】ステップ136において、演算処理ユニッ
ト26は、(ステップ130で検出されたように)ポス
ト-スキャン領域17内に配置されたアイテム或は複数
アイテムの重量が、(Dの重量値を有する)先行して
検出された重量減少の間ポスト-スキャン領域17から
除去されたアイテムの重量に符合するかを決定する。特
に、演算処理処理ユニット26は重量履歴テーブルから
及びDの保存値を検索し、その後それらの値を比
較する。もしIの値がDの値に符合すれば、演算処
理ユニット26は、ポスト-スキャン領域17から先行
して移動されたアイテムが(Dの重量値を有する)、
(ステップ130で検出されたように)ポスト-スキャ
ン領域17へ戻されたと結論する。符合制御信号が生成
され、次いでサブルーチン106は終了し、それによっ
て明細書きルーチン56はステップ62へ戻される(図
5参照)。しかしながら、もしIの値がDの値に符
合しなければ、演算処理ユニット26は、ポスト-スキ
ャン領域17から先行しては除去されていないアイテム
はステップ116でポスト-スキャン領域17内に配置
されたと結論する。不正使用制御信号が生成され、次い
でサブルーチン106はステップ138に進む。
【0078】ステップ138において、演算処理ユニッ
ト26は適切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増分
する。特に、演算処理ユニット26はメモリ装置27に
送信される出力信号を生成し、それが適切な事象ログ及
び集計ログをメモリ装置27内で所定値だけ増分させ
る。その後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ及
び集計ログをそれらの各閾値と比較し、事象ログの内の
任意のものがそれと所定関係を有するかを決定する。特
に、もし事象ログ及び/或は集計ログの内の任意のもの
の各値がその各閾値と同等であるか或はそれを超えてい
れば、仲介制御信号が生成され、適切な店員が呼び出さ
れるか、或は、別の方法で召集され、ユーザ取引へ仲介
に入る。もしそうした仲介後、ユーザ取引の続行が許容
されたならば、次いでサブルーチン106が終了し、そ
れによって明細書きルーチン56はステップ62に戻さ
れる(図5参照)。理解して頂きたいことは、店員がユ
ーザ取引の続行を許容し得ないことであり(例えば、ユ
ーザが故意に端末10を不正に操作して、窃盗等の不正
を犯すと決定される場合)、それによってサブルーチン
106及び明細書きルーチン56の双方が終了させら
れ、次いでルーチン50(図4参照)がステップ52へ
戻されて、セルフサービス式チェックアウト端末10が
引き続くユーザによって初期化されるまでアイドル状態
を維持する。
【0079】ステップ130に戻って、もしポスト-ス
キャン・スケール20が重量増大を検出しなければ、サ
ブルーチン106はステップ134に進む。ステップ1
34はステップ68に関して上述したものと同一の手続
きを追従する。特に、演算処理ユニット26は、ユーザ
がポスト-スキャン領域17からアイテム或は複数アイ
テムを除去したかを決定する。より詳細には、ポスト-
スキャン・スケール20が、(1)ポスト-スキャン・
シェルフ42b、或は、(2)ショッピング袋40の内
の1つの何れかからアイテム或は複数アイテムが除去さ
れたかをひとたび検出したならば、ポスト-スキャン・
スケール20は演算処理ユニット26に送信されるアイ
テム或は複数アイテムの測定重量を示す出力信号を生成
する。理解して頂きたいことは、もしポスト-スキャン
・スケール20がその上で重量減少を検出すれば、そう
した重量減少がポスト-スキャン領域17からユーザが
単一アイテムを除去したことを示し得るか、或は代替的
には、もしユーザが両手でそれぞれアイテムを除去すれ
ば、検出される重量減少はポスト-スキャン領域17か
ら2つのアイテムが除去されたことを示し得る。もしポ
スト-スキャン・スケール20は重量減少を検出すれ
ば、サブルーチン106はステップ140に進む。もし
ポスト-スキャン・スケール20が重量減少を検出しな
ければ、サブルーチン106はステップ128へループ
バックする。
【0080】ステップ140において、演算処理ユニッ
ト26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置
27内で更新させ、(1)D の値をDの現行値にセ
ットし、(2)Dの値をステップ134でポスト-ス
キャン・スケール20によって検出された重量減少の値
にセットし、そして(3)Iの値をゼロ(0)にセッ
トする。例えば、もしステップ134での10オンス重
量減少の検出に先行して、D及びDの保存重量値が
それぞれ81/2オンス及び13オンスであれば、演算処
理ユニット26は重量履歴テーブルをD =13オン
ス、D=10オンス、並びに、I=0となるように
更新させる。次いでサブルーチン106はステップ10
8に戻る。
【0081】ステップ116に戻って、もしポスト-ス
キャン・スケール20は重量増大を検出しなければ、サ
ブルーチン106はステップ120に進む。ステップ1
20はステップ68に関して上述したものと同一の手続
きを追従する。特に、演算処理ユニット26は、ユーザ
がポスト-スキャン領域17からアイテム或は複数アイ
テムを除去したかを決定する。より詳細には、ポスト-
スキャン・スケール20が、(1)ポスト-スキャン・
シェルフ42b、或は(2)ショッピング袋40の内の
1つの何れかからアイテム或は複数アイテムが除去され
たことをひとたび検出すれば、ポスト-スキャン・スケ
ール20は演算処理ユニット26に送信されるアイテム
或は複数アイテムの測定重量を示す出力信号を生成す
る。理解して頂きたいことは、もしポスト-スキャン・
スケール20がその上で重量減少を検出すれば、そうし
た重量減少がポスト-スキャン領域17からユーザが単
一アイテムを除去したことを示し得るか、或は代替的に
は、もしユーザが両手でそれぞれアイテムを除去すれ
ば、検出される重量減少はポスト-スキャン領域17か
ら2つのアイテムが除去されたことを示し得る。もしポ
スト-スキャン・スケール20が重量減少を検出すれ
ば、サブルーチン106はステップ142に進む。もし
ポスト-スキャン・スケール20が重量減少を検出しな
ければ、サブルーチン106はステップ112へループ
バックする。
【0082】ステップ142において、演算処理ユニッ
ト26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置
27内で更新させ、(1)D の値をDの現行値にセ
ットし、そしてその後、(2)Dの値をステップ12
0でポスト-スキャン・スケール20によって検出され
た重量減少の値にセットする。例えば、もしステップ1
20での10オンス重量減少の検出に先行して、D
びDの保存重量がそれぞれ81/2オンス及び13オン
スであれば、演算処理ユニット26は重量履歴テーブル
をD=13オンス及びD=10オンスとなるように
更新させる。次いでサブルーチン106はステップ10
8に戻る。
【0083】次にステップ124で参照されるように、
もしIの保存された重量増大が保存された重量減少D
に符合しなければ、サブルーチン106はステップ1
14に進む。ステップ114において、演算処理ユニッ
ト26は、(Dの重量値を有する)単一アイテムを示
す保存された重量増大値Iがポスト-スキャン領域1
7に戻されたかを決定する。特に、演算処理ユニット2
6は重量値Iを重量値Dと比較する。もし重量値I
が重量値Dに符合すれば、サブルーチン106はス
テップ144に進む。もし重量値Iが重量値Dに符
合しなければ、サブルーチン106はステップ146に
進む。
【0084】ステップ144において演算処理ユニット
26は,ただ1つのアイテム(Dの重量を有する)の
みがポスト-スキャン領域17から移動された或は別の
方法で除去されたままであると結論する。これが事実で
ある理由は、明らかに2つのアイテムがポスト-スキャ
ン領域17から移動させられ、その内の一方(Dの重
量を有する)がポスト-スキャン領域17に戻され、そ
れによって重量値Dに関連されたアイテムのみが未会
計のままとされているからである。先に議論されたよう
に、ユーザは、おそらくは、所与の時間に2つだけを維
持するに過ぎない(片手に1つずつ)。それ故、もし1
つのアイテムがDの重量値を有すれば、第2のアイテ
ムはDの重量値を有すると推定され得る。移動済みア
イテム制御信号が生成され、サブルーチン106はステ
ップ148に進む。
【0085】ステップ148はステップ64に関して上
述したものと同一の手続きを追従する。特に、演算処理
ユニット26はデータ通信線29,43,49をスキャ
ンするか或は読取って、アイテムがセルフサービス式チ
ェックアウト端末10に入力されたかを決定する。もし
アイテム入力が生じていれば、演算処理ユニット26
は、先行する重量減少(D)に関連された未会計アイ
テムがポスト-スキャン領域17から永久に除去された
(例えば、食品雑貨店から持ち出しのための持ち帰り用
カート内に配置)と結論し、それによってサブルーチン
106を終了させ、次いで明細書きルーチン56をステ
ップ62に戻す(図5参照)。これが事実である理由
は、ポスト-スキャン領域17からアイテムが除去され
た後、ユーザには、おそらくは、引き続くアイテムのス
キャニング或は別の方法での入力に先行してそのアイテ
ムを下に置くように要求されるであろうからである。そ
れ故、演算処理ユニット26は、ユーザがポスト-スキ
ャン領域17からアイテムを永久に除去したと結論す
る。しかしながら、もしアイテム入力が生じていなけれ
ば、サブルーチン106はステップ150に進む。
【0086】ステップ150はステップ76に関して上
述したものと同一の手続きを追従する。特に、演算処理
ユニット26はユーザがアイテム或は複数アイテムをポ
スト-スキャン領域17内に配置したかを決定する。よ
り詳細には、ポスト-スキャン・スケール20が、
(1)ポスト-スキャン・シェルフ42b、或は(2)
ショッピング袋40の内の1つの何れかに配置されたア
イテム或は複数アイテムに関連された重量増大をひとた
び検出すれば、ポスト-スキャン・スケール20は演算
処理ユニット26に送信されるアイテム或は複数アイテ
ムの測定重量を示す出力信号を生成する。もし重量増大
がポスト-スキャン・スケール20によって検出されれ
ば、サブルーチン106はステップ152に進む。もし
ポスト-スキャン・スケール20が重量増大を検出しな
ければ、サブルーチン106はステップ154に進む。
【0087】ステップ152において演算処理ユニット
26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、演
算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出力
信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置2
7内で更新させ、Iの値をステップ150でポスト-
スキャン・スケール20によって検出された重量増大の
値にセットする。例えば、もしポスト-スキャン・スケ
ール20がステップ150で14オンスの重量増大を検
出したならば、演算処理ユニット26は重量履歴テーブ
ルをI=14オンスとなるように更新させる。次いで
サブルーチン106はステップ156に進む。
【0088】ステップ156において演算処理ユニット
26は、(ステップ150で検出されたように)ポスト
-スキャン領域17内に配置されたアイテム或は複数ア
イテムの重量が、(Dの重量値を有する)先行して検
出された重量減少の間、ポスト-スキャン領域17から
除去されたアイテムの重量と符合するかを決定する。特
に演算処理ユニット26は重量履歴テーブルからI
びDの保存値を検索し、その後にそれらの値を比較す
る。もしIの値がDの値と符合すれば、演算処理ユ
ニット26は、(Dの重量値を有する)ポスト-スキ
ャン領域17から先行して移動させられたアイテムが
(ステップ150で検出されたように)ポスト-スキャ
ン領域17に戻されたと結論する。その後、符合制御信
号が生成され、サブルーチン106が終了し、それによ
って明細書きルーチン56がステップ62に戻される
(図5参照)。しかしながら、もしIの値がDの値
に符合しなければ、演算処理ユニット26は、ポスト-
スキャン領域17から先行して除去されなかったアイテ
ムがポスト-スキャン領域17内に配置されたと結論す
る。その後、不正使用制御信号が生成され、サブルーチ
ン106がステップ158に進む。
【0089】ステップ158において演算処理ユニット
26は、適切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増分
する。特に演算処理ユニット26はメモリ装置27に送
信される出力信号を生成し、それが適切な事象ログ及び
集計ログをメモリ装置27内において所定値だけ増分さ
せる。その後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ
及び集計ログをそれらの各閾値と比較し、事象ログの内
の任意のものがそれと所定関係を有するかを決定する。
特に、もし事象ログ及び/或は集計ログの内の任意のも
のの各値がその各閾値と同等であるか或はそれを超えて
いれば、仲介制御信号が生成され、適切な店員が呼び出
されるか、或は、別の方法で召集され、ユーザ取引へ仲
介に入る。もしそうした仲介後、ユーザ取引の続行が許
容されたならば、次いでサブルーチン106が終了し、
それによって明細書きルーチン56はステップ62に戻
される(図5参照)。理解して頂きたいことは、店員が
ユーザ取引の続行を許容し得ないことであり(例えば、
ユーザが故意に端末10を不正に操作して、窃盗等の不
正を犯すと決定される場合)、それによってサブルーチ
ン106及び明細書きルーチン56の双方が終了させら
れ、次いでルーチン50(図4参照)がステップ52へ
戻されて、セルフサービス式チェックアウト端末10が
引き続くユーザによって初期化されるまでアイドル状態
を維持する。
【0090】ステップ150に戻って、もしポスト-ス
キャン・スケール20が重量増大を検出しなければ、サ
ブルーチン106はステップ154に進む。ステップ1
54はステップ68に関して上述したものと同一の手続
きを追従する。特に演算処理ユニット26は、ポスト-
スキャン領域17からアイテム或は複数アイテムを除去
したかを決定する。より詳細には、ポスト-スキャン・
スケール20が、(1)ポスト-スキャン・シェルフ4
2b、或は(2)ショッピング袋40の内の1つの何れ
かからアイテム或は複数アイテムが除去されたことをひ
とたび検出すれば、ポスト-スキャン・スケール20は
演算処理ユニット26に送信されるアイテム或は複数ア
イテムの測定重量を示す出力信号を生成する。理解して
頂きたいことは、もしポスト-スキャン・スケール20
がその上で重量減少を検出すれば、そうした重量減少が
ポスト-スキャン領域17からユーザが単一アイテムを
除去したことを示し得るか、或は代替的には、もしユー
ザが両手でそれぞれアイテムを除去すれば、検出される
重量減少はポスト-スキャン領域17から2つのアイテ
ムが除去されたことを示し得る。もしポスト-スキャン
・スケール20が重量減少を検出すれば、サブルーチン
106はステップ160に進む。もしポスト-スキャン
・スケール20が重量減少を検出しなければ、サブルー
チン106はステップ148へループバックする。
【0091】ステップ160において、演算処理ユニッ
ト26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置
27内で更新させ、(1)D の値をステップ154で
ポスト-スキャン・スケール20によって検出された重
量減少の値にセットし、そして(2)Iの値をゼロ
(0)にセットする。例えば、もしポスト-スキャン・
スケール20がステップ154で10オンスの重量減少
を検出すれば、演算処理ユニット26は重量履歴テーブ
ルをD=10オンス及びI=0となるように更新さ
せる。次いでサブルーチン106はステップ108に戻
る。
【0092】ステップ114に戻って、もし重量値I
が重量値Dに符合しなければ、サブルーチン106は
ステップ146に進む。ステップ146において演算処
理ユニット26は重量値Iを重量値Dと比較する。
特に演算処理ユニット26は、重量増大値Iが重量減
少値Dよりも大きいかを決定する。もし重量値I
重量値Dよりも大きければ、演算処理ユニット26
は、ポスト-スキャン領域17に配置されたアイテムが
ポスト-スキャン領域17から先行して除去されなかっ
たと結論する。特に、重量増大値Iが重量減少値D
(ステップ124)、重量減少D(ステップ11
4)、或は、それらの合計D+D(ステップ12
2)と符合しなかったので、演算処理ユニット26は、
2つのアイテムが重量減少値Dに関連されていると結
論する(即ち、ユーザがポスト-スキャン領域17から
の組合せ重量を有する2つのアイテムを同時に除去
した)。それ故、もし重量増大値Iが重量減少値D
よりも大きければ、演算処理ユニット26は重量増大値
がポスト-スキャン領域17から先行して除去され
なかったアイテムを示すと結論する。それ故に、ステッ
プ146において、もし重量値Iが重量値Dよりも
大きければ、不正使用制御信号が生成され、サブルーチ
ン106がステップ162に進む。もし重量値Iが重
量値Dよりも小さければ(そして、ステップ114で
決定されるように同等ではなければ)、サブルーチン1
06はステップ164に進む。
【0093】ステップ162において、演算処理ユニッ
ト26は、適切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増
分する。特に演算処理ユニット26はメモリ装置27に
送信される出力信号を生成し、それが適切な事象ログ及
び集計ログをメモリ装置27内で所定値だけ増分させ
る。その後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ及
び集計ログをそれらの各閾値と比較し、事象ログの内の
任意のものがそれと所定関係を有するかを決定する。特
に、もし事象ログ及び/或は集計ログの内の任意のもの
の各値がその各閾値と同等であるか或はそれを超えてい
れば、仲介制御信号が生成され、適切な店員が呼び出さ
れるか、或は、別の方法で召集され、ユーザ取引へ仲介
に入る。もしそうした仲介後、ユーザ取引の続行が許容
されたならば、次いでサブルーチン106が終了し、そ
れによって明細書きルーチン56はステップ62に戻さ
れる(図5参照)。理解して頂きたいことは、店員がユ
ーザ取引の続行を許容し得ないことであり(例えば、ユ
ーザが故意に端末10を不正に操作して、窃盗等の不正
を犯すと決定される場合)、それによってサブルーチン
106及び明細書きルーチン56の双方が終了させら
れ、次いでルーチン50(図4参照)がステップ52へ
戻されて、セルフサービス式チェックアウト端末10が
引き続くユーザによって初期化されるまでアイドル状態
を維持する。
【0094】次にステップ146に戻って、もし重量値
が重量値Dより小さければ(そして、ステップ1
14で決定されるように同等ではなければ)、サブルー
チン106はステップ164に進む。ステップ164に
おいて演算処理ユニット26は、ただ1つのアイテムの
み(D−Iの重量を有する)がポスト-スキャン領
域17から移動された或は別の方法で除去されたままで
あると結論する。これが事実である理由は、明らかに2
つのアイテム(Dの組合せ重量を有する)がポスト-
スキャン領域17から移動させられ、その内の一方(I
の重量を有する)がポスト-スキャン領域17に戻さ
れ、それによって重量値D−Iに関連されたアイテ
ムのみが未会計のままとされているからである。先に議
論されたように、ユーザは、おそらくは、所与の時間に
2つだけを維持するに過ぎない(片手に1つずつ)。そ
れ故、もし1つのアイテムがIの重量値を有すれば、
第2のアイテムはD−Iの重量値を有すると推定さ
れ得る。移動済みアイテム制御信号が生成され、サブル
ーチン106はステップ166に進む。
【0095】ステップ166はステップ64に関して上
述したものと同一の手続きを追従する。特に、演算処理
ユニット26はデータ通信線29,43,49をスキャ
ンするか或は読取って、アイテムがセルフサービス式チ
ェックアウト端末10に入力されたかを決定する。もし
アイテム入力が生じていれば、演算処理ユニット26
は、ポスト-スキャン領域17から移動させられるか或
は別の方法で除去された第2の或は残存するアイテム
(D−Iの重量値を有する)が、引き続くアイテム
の入力に先行して、ポスト-スキャン領域17へ未だ戻
されてはいないと結論する。更には、ポスト-スキャン
領域17内に先行して配置されたアイテム(D未満の
重量値を有する)が、実際上、ポスト-スキャン領域1
7から除去されたアイテムの内の1つではない可能性が
ある。それ故、もしアイテム入力が生じていれば、アイ
テム入力制御信号が生成され、サブルーチン106はス
テップ168に進む。しかしながら、もしアイテム入力
が生じていなければ、サブルーチン106はステップ1
70に進む。
【0096】ステップ168において、演算処理ユニッ
ト26は、適切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増
分する。特に演算処理ユニット26はメモリ装置27に
送信される出力信号を生成し、それが適切な事象ログ及
び集計ログをメモリ装置27内で所定値だけ増分させ
る。その後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ及
び集計ログをそれらの各閾値と比較し、事象ログの内の
任意のものがそれと所定関係を有するかを決定する。特
に、もし事象ログ及び/或は集計ログの内の任意のもの
の各値がその各閾値と同等であるか或はそれを超えてい
れば、仲介制御信号が生成され、適切な店員が呼び出さ
れるか、或は、別の方法で召集され、ユーザ取引へ仲介
に入る。もしそうした仲介後、ユーザ取引の続行が許容
されたならば、次いでサブルーチン106が終了し、そ
れによって明細書きルーチン56はステップ62に戻さ
れる(図5参照)。理解して頂きたいことは、店員がユ
ーザ取引の続行を許容し得ないことであり(例えば、ユ
ーザが故意に端末10を不正に操作して、窃盗等の不正
を犯すと決定される場合)、それによってサブルーチン
106及び明細書きルーチン56の双方(図5参照)が
終了させられ、次いでルーチン50(図4参照)がステ
ップ52へ戻されて、セルフサービス式チェックアウト
端末10が引き続くユーザによって初期化されるまでア
イドル状態を維持する。
【0097】次にステップ166に戻って、もしアイテ
ム入力が生じていなければ、サブルーチン106はステ
ップ170に進む。ステップ166はステップ76に関
して上述したものと同一の手続きを追従する。特に演算
処理ユニット26は、ユーザがアイテム或は複数アイテ
ムをポスト-スキャン領域17内に配置したかを決定す
る。より詳細には、ポスト-スキャン・スケール20
が、(1)ポスト-スキャン・シェルフ42b、或は
(2)ショッピング袋40の内の1つの何れかに配置さ
れたアイテム或は複数アイテムに関連された重量増大を
ひとたび検出すれば、ポスト-スキャン・スケール20
は演算処理ユニット26に送信されるアイテム或は複数
アイテムの測定重量を示す出力信号を生成する。もし重
量増大がポスト-スキャン・スケール20によって検出
されれば、サブルーチン106はステップ172に進
む。もしポスト-スキャン・スケール20が重量増大を
検出しなければ、サブルーチン106はステップ174
に進む。
【0098】ステップ172において演算処理ユニット
26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、演
算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出力
信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置2
7内で更新させ、Iの値をステップ170でポスト-
スキャン・スケール20によって検出された重量増大の
値にセットする。例えば、もしポスト-スキャン・スケ
ール20がステップ170で14オンスの重量増大を検
出したならば、演算処理ユニット26は重量履歴テーブ
ルをI=14オンスとなるように更新させる。次いで
サブルーチン106はステップ176に進む。
【0099】ステップ176において演算処理ユニット
26は、(ステップ170で検出されたように)ポスト
-スキャン領域17内に配置されたアイテム或は複数ア
イテムの重量が、(D−Iの重量値を有する)ポス
ト-スキャン領域17から除去されたアイテムの重量と
符合するかを決定する。特に演算処理ユニット26は重
量履歴テーブルからI,D,Iの保存値を検索
し、その後にそれらの値を比較する。もしIの値がD
−Iの値と符合すれば、演算処理ユニット26は、
(D−Iの重量値を有する)ポスト-スキャン領域
17から先行して移動させられたアイテムが(ステップ
170で検出されたように)ポスト-スキャン領域17
に戻されたと結論する。その後、符合制御信号が生成さ
れ、サブルーチン106が終了し、それによって明細書
きルーチン56がステップ62に戻される(図5参
照)。しかしながら、もしIの値がD−Iの値に
符合しなければ、演算処理ユニット26は、ポスト-ス
キャン領域17から先行して除去されなかったアイテム
がステップ170でポスト-スキャン領域17内に配置
されたと結論する。その後、不正使用制御信号が生成さ
れ、サブルーチン106がステップ178に進む。
【0100】ステップ178で演算処理ユニット26は
適切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増分する。特
に、演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信され
る出力信号を生成し、これが適切な事象ログ及び集計ロ
グをメモリ装置27内で所定値だけ増分させる。その
後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ及び集計ロ
グをそれらの各閾値と比較して、事象ログの内の任意の
ものがそれと所定関係を有するかを決定する。特に、も
し事象ログ及び/或は集計ログの内の任意の各値が、そ
の各閾値と同等であるか、或は、それを超えていれば、
仲介制御信号が生成されて適切な店員が呼び出される
か、或は、別の方法で召集されて、ユーザの取引の仲介
に入る。もしそうした仲介後、ユーザ取引の続行が許容
されたならば、次いでサブルーチン106は終了し、そ
れによって明細書きルーチン56はステップ62に戻る
(図5参照)。理解して頂きたいことは、店員がユーザ
取引の続行を許容し得ないことであり(例えば、ユーザ
が故意に端末10を不正に操作して、窃盗等の不正を犯
すと決定される場合)、それによってサブルーチン10
6及び明細書きルーチン56の双方(図5参照)が終了
させられ、次いでルーチン50(図4参照)がステップ
52へ戻されて、セルフサービス式チェックアウト端末
10が引き続くユーザによって初期化されるまでアイド
ル状態を維持する。
【0101】次にステップ170に戻って、もしポスト
-スキャン・スケール20が重量増大を検出しなけれ
ば、サブルーチン106はステップ174に進む。ステ
ップ174はステップ68に関して上述したものと同一
の手続きを追従する。特に演算処理ユニット26は、ポ
スト-スキャン領域17からアイテム或は複数アイテム
を除去したかを決定する。より詳細には、ポスト-スキ
ャン・スケール20が、(1)ポスト-スキャン・シェ
ルフ42b、或は(2)ショッピング袋40の内の1つ
の何れかからアイテム或は複数アイテムが除去されたこ
とをひとたび検出すれば、ポスト-スキャン・スケール
20は演算処理ユニット26に送信されるアイテム或は
複数アイテムの測定重量を示す出力信号を生成する。理
解して頂きたいことは、もしポスト-スキャン・スケー
ル20がその上で重量減少を検出すれば、そうした重量
減少がポスト-スキャン領域17からユーザが単一アイ
テムを除去したことを示し得るか、或は代替的には、も
しユーザが両手でそれぞれアイテムを除去すれば、検出
される重量減少はポスト-スキャン領域17から2つの
アイテムが除去されたことを示し得る。もしポスト-ス
キャン・スケール20が重量減少を検出すれば、サブル
ーチン106はステップ180に進む。もしポスト-ス
キャン・スケール20が重量減少を検出しなければ、サ
ブルーチン106はステップ166へループバックす
る。
【0102】ステップ180において、演算処理ユニッ
ト26は重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置
27内で更新させ、(1)D の値をD−Iの値に
セットし、(2)Dの値をステップ174でポスト-
スキャン・スケール20によって検出された重量減少の
値にセットし、Iの値をゼロ(0)にセットする。例
えば、もしステップ174での10オンス重量減少の検
出に先行して、D及びDの保存重量値がそれぞれ8
1/2オンス及び13オンスであり且つIの保存重量値
が7オンスであれば、演算処理ユニット26は重量履歴
テーブルをD=6オンス、D=10オンス、並び
に、I=0となるように更新させる。次いでサブルー
チン106はステップ108に戻る。
【0103】次に、明細書きルーチン56のステップ7
6に戻って、もしポスト-スキャン・スケール20が重
量増大を検出しなければ、ルーチン56はステップ80
に進む。ステップ80はステップ68に関して上述した
ものと同一の手続きを追従する。特に演算処理ユニット
26は、ポスト-スキャン領域17からアイテム或は複
数アイテムを除去したかを決定する。より詳細には、ポ
スト-スキャン・スケール20が、(1)ポスト-スキャ
ン・シェルフ42b、或は(2)ショッピング袋40の
内の1つの何れかからアイテム或は複数アイテムが除去
されたことをひとたび検出すれば、ポスト-スキャン・
スケール20は演算処理ユニット26に送信されるアイ
テム或は複数アイテムの測定重量を示す出力信号を生成
する。理解して頂きたいことは、もしポスト-スキャン
・スケール20がその上で重量減少を検出すれば、そう
した重量減少がポスト-スキャン領域17からユーザが
単一アイテムを除去したことを示し得るか、或は代替的
には、もしユーザが両手でそれぞれアイテムを除去すれ
ば、検出される重量減少はポスト-スキャン領域17か
ら2つのアイテムが除去されたことを示し得る。もしポ
スト-スキャン・スケール20が重量減少を検出すれ
ば、ルーチン56はステップ182に進む。もしポスト
-スキャン・スケール20が重量減少を検出しなけれ
ば、ルーチン56はステップ74へループバックする。
【0104】ステップ182において演算処理ユニット
26は、重量履歴テーブルを更新する。より詳細には、
演算処理ユニット26はメモリ装置27に送信される出
力信号を生成し、それが重量履歴テーブルをメモリ装置
27内において更新し、Dの値をステップ80でポス
ト-スキャン・スケール20によって検出された重量減
少の値にセットする。例えば、もしポスト-スキャン・
スケール20がステップ80で10オンスの重量減少を
検出したならば、演算処理ユニット26はD=10と
なるように重量履歴テーブルを更新させる。次いでルー
チン56は先に議論したように検証サブルーチン106
に進む。
【0105】次にステップ68に戻って、もしポスト-
スキャン・スケール20が重量減少を検出しなければ、
ルーチンはステップ72に進む。ステップ72はステッ
プ76に関して上述したものと同一の手続きを追従す
る。特に演算処理ユニット26は、ユーザがポスト-ス
キャン領域17内にアイテム或は複数アイテムを配置し
たかを決定する。より詳細には、ポスト-スキャン・ス
ケール20が、(1)ポスト-スキャン・シェルフ42
b、或は(2)ショッピング袋40の内の1つの何れか
に配置されたアイテム或は複数アイテムに関連された重
量増大をひとたび検出すれば、ポスト-スキャン・スケ
ール20は演算処理ユニット26に送信されるアイテム
或は複数アイテムの測定重量を示す出力信号を生成す
る。もし重量増大がポスト-スキャン・スケール20に
よって検出されれば、演算処理ユニット26は、第1に
セルフサービス式チェックアウト端末10に入力される
ことなしに、アイテム或は複数アイテムがポスト-スキ
ャン領域17内に配置されたことを結論する。これが事
実である理由は、明らかにユーザがアイテムを入力して
いないか(ステップ64)或はアイテムをポスト-スキ
ャン領域17から除去していないためであり、未だアイ
テム或は複数アイテムはポスト-スキャン領域17内に
配置されている。それ故、もし重量増大がポスト-スキ
ャン・スケール20によって検出されれば、不正使用制
御信号が生成され、ルーチン56がステップ184に進
む。もしポスト-スキャン・スケール20が重量増大を
検出しなければ、演算処理ユニット26は、明らかにユ
ーザはアイテムを入力していないか(ステップ64)、
複数アイテムをポスト-スキャン領域17から除去して
いないか(ステップ68)、或は、複数アイテムをポス
ト-スキャン領域17に配置していないか(ステップ7
2)であるので、セルフサービス式チェックアウト端末
10に関連されたユーザ活動は存在しないと結論し、そ
れによってルーチン56をステップ62へループバック
する。
【0106】ステップ184において、演算処理ユニッ
ト26は適切な事象ログ及び集計ログを所定値だけ増分
する。特に演算処理ユニット26はメモリ装置27に送
信される出力信号を生成し、それが適切な事象ログ及び
集計ログをメモリ装置27内において所定値だけ増分さ
せる。その後、演算処理ユニット26は様々な事象ログ
及び集計ログをそれらの各閾値と比較し、事象ログの内
の任意のものがそれと所定関係を有するかを決定する。
特に、もし事象ログ及び/集計ログの任意の各値がその
各閾値と同等であるか或はそれを超えていれば、仲介制
御信号が生成されて適切な店員が呼び出されるか、或
は、別の方法で召集されて、ユーザの取引の仲介に入
る。もしそうした仲介後、ユーザ取引の続行が許容され
たならば、ルーチン56はステップ62に戻る。理解し
て頂きたいことは、店員がユーザ取引の続行を許容し得
ないことであり(例えば、ユーザが故意に端末10を不
正に操作して、窃盗等の不正を犯すと決定される場
合)、それによってルーチン56が終了させられ、次い
でルーチン50(図4参照)がステップ52へ戻され
て、セルフサービス式チェックアウト端末10が引き続
くユーザによって初期化されるまでアイドル状態を維持
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を組み入れたセルフサービス式チ
ェックアウト端末の斜視図である。
【図2】図1に示されたセルフサービス式チェックアウ
ト端末の平面図である(留意すべきことは、ショッピン
グ・カート21、ショッピング・ハンド・バスケット2
3、ビデオ・カメラ28a、並びに、ショッピング袋4
0が説明の明瞭化のために除去されている)。
【図3】図1に示されたセルフサービス式チェックアウ
ト端末の簡略化されたブロック線図である。
【図4】図1に示されたセルフサービス式チェックアウ
ト端末を介して、アイテム(商品)をチェックアウトす
るための一般的手続きを記述するフローチャートであ
る。
【図5】図4に示された一般的手続きの明細書きステッ
プをより詳細に記述したフローチャートである。
【図6】図5に示された明細書きステップの検証サブル
ーチンをより詳細に記述したフローチャートである。
【符号の説明】
10 セルフサービス式チェックアウト端末 12 プロダクト・スケール 14 スキャナ 16 プレ-スキャン・シェルフ・スケール 17 ポスト-スキャン領域 18 カート/バスケット・スケール 20 ポスト-スキャン・シェルフ・スケール 22 バッグウェル・スケール 24 ATM 25 ネットワーク 26 演算処理ユニット 27 メモリ装置 28 ビデオ・システム 29,43,49 データ通信線 30 カード・リーダ 32 ディスプレイ・モニタ 34 データ入力装置 36 プリンタ 38 バッグウェル 40 ショッピング袋 42a プレ-スキャン・シェルフ 42b ポスト-スキャン・シェルフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダスティ リー ルッツ アメリカ合衆国 ジョージア州 30043 ローレンスヴィル ローズダウン ウェイ 490 (72)発明者 クリストファー アンドリュー マルチャ ク アメリカ合衆国 ジョージア州 30004 アルファレッタ コブレストーン ウェイ 120 (72)発明者 ティモシー エドワード メイソン アメリカ合衆国 ジョージア州 30519 バフォード ディア クリーク トレイル 1965 (72)発明者 アリ モラッド マスサイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92122 サン ディエゴ #1L レジェ ンツ ロード 8332

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルフサービス式チェックアウト端末
    (10)におけるポスト-スキャン面(38,42b)
    を含むポスト-スキャン領域内でシャフルしているアイ
    テムをモニタする方法であって、 前記ポスト-スキャン面(38,42b)から第1の数
    のアイテムの除去を検出して、それに応じて、前記第1
    数のアイテムの重量に対応する第1重量減少値を生成す
    る工程と、 前記ポスト-スキャン面上に対する第2の数のアイテム
    の配置を検出して、それに応じて、前記第2数のアイテ
    ムの重量に対応する第1重量増大値を生成する工程と、 前記第1重量減少値を前記第1重量増大値と比較して、
    それに応じて、前記第1重量減少値が前記第1重量増大
    値に符合すれば、第1符合制御信号を生成する工程と、
    の諸工程を含むことを特徴とするセルフ・チェックアウ
    ト・システムにおけるスキャン・アイテムのモニタリン
    グ方法。
  2. 【請求項2】 前記第1重量増大値が(i)前記第1重
    量減少値と符合せず、且つ(ii)前記第1重量減少値
    よりも大きければ、不正使用制御信号を生成する工程を
    含む、ことを特徴とする請求項1に記載のセルフ・チェ
    ックアウト・システムにおけるスキャン・アイテムのモ
    ニタリング方法。
  3. 【請求項3】 前記不正使用制御信号の生成に応じて、
    電子ログ値を更新する工程と、 前記電子ログ値をログ閾値と比較して、それに応じて前
    記電子ログ値が前記ログ閾値と所定関係を有すれば仲介
    信号を生成する工程と、を含むことを特徴とする請求項
    2に記載のセルフ・チェックアウト・システムにおける
    スキャン・アイテムのモニタリング方法。
  4. 【請求項4】 前記ポスト-スキャン面(38,42
    b)上に対して第3の数のアイテムの配置を検出して、
    それに応じて、前記第3数のアイテムの重量に対応する
    第2重量増大値を生成する工程と、 前記第1重量減少値を前記第1重量増大値及び前記第2
    重量増大値の合計と比較して、それに応じて、前記第1
    重量減少値が前記第1重量増大値及び前記第2重量増大
    値の前記合計に符合すれば、第2符合制御信号を生成す
    る工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のセ
    ルフ・チェックアウト・システムにおけるスキャン・ア
    イテムのモニタリング方法。
  5. 【請求項5】 前記第1重量減少値が前記第1重量増大
    値及び第2重量増大値の前記合計に符合しなければ、不
    正使用制御信号を生成する工程を含むことを特徴とする
    請求項4に記載のセルフ・チェックアウト・システムに
    おけるスキャン・アイテムのモニタリング方法。
  6. 【請求項6】 前記不正信号制御信号の生成に応じて電
    子ログ値を更新する工程と、 前記電子ログ値をログ閾値と比較して、それに応じて、
    前記電子ログ値が前記ログ閾値と所定関係を有すれば、
    仲介信号を生成する工程と、を含むことを特徴とする請
    求項5に記載のセルフ・チェックアウト・システムにお
    けるスキャン・アイテムのモニタリング方法。
  7. 【請求項7】 前記第1重量増大値が(i)前記第1重
    量減少値と符合せず、且つ(ii)前記第1重量減少値
    よりも小さければ、アイテム移動済み制御信号を生成す
    る工程と、 ユーザが引き続くアイテムを前記セルフサービス式チェ
    ックアウト端末(10)に入力すれば、アイテム入力済
    み制御信号を生成する工程と、 前記アイテム入力済み制御信号が(i)前記アイテム移
    動済み制御信号の生成に続いて生成し、且つ(ii)前
    記第2符合制御信号の生成に先行して生成すれば、不正
    使用制御信号を生成する工程と、を含むことを特徴とす
    る請求項4に記載のセルフ・チェックアウト・システム
    におけるスキャン・アイテムのモニタリング方法。
  8. 【請求項8】 前記不正使用制御信号の生成に応じて電
    子ログ値を更新する工程と、 前記電子ログ値をログ閾値と比較して、それに応じて、
    前記電子ログ値が前記ログ閾値と所定の関係を有すれ
    ば、仲介信号を生成する工程と、を含むことを特徴とす
    る請求項7に記載のセルフ・チェックアウト・システム
    におけるスキャン・アイテムのモニタリング方法。
  9. 【請求項9】 前記ポスト-スキャン面(38,42
    b)から第3の数のアイテムの除去を検出して、それに
    応じて、前記第3数のアイテムの重量に対応する第2重
    量減少値を生成する工程と、 前記第1重量減少値及び前記第2重量減少値の合計を前
    記第1重量増大値と比較して、それに応じて、前記第1
    重量減少値及び前記第2重量減少値の前記合計が前記第
    1重量増大値に符合すれば、第2符合制御信号を生成す
    る工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のセ
    ルフ・チェックアウト・システムにおけるスキャン・ア
    イテムのモニタリング方法。
  10. 【請求項10】 前記ポスト-スキャン面が、(i)ポ
    スト-スキャン・シェルフ(42b)及び(ii)内部
    的に位置決めされたショッピング容器(40)を有する
    バッグウェル(38)を含み、 重量スケール(20)が、前記ポスト-スキャン・シェ
    ルフ(42b)上及び前記ショッピング容器(40)内
    の双方に位置決めされたアイテムの重量を検出するよう
    に位置決めされており、 前記除去検出工程が、前記ポスト-スキャン・シェルフ
    から前記第1数のアイテムの除去を前記重量スケールで
    検出する工程を含み、 前記配置検出工程が、前記第2数のアイテムの前記ショ
    ッピング容器内への配置を前記重量スケールで検出する
    工程を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のセ
    ルフ・チェックアウト・システムにおけるスキャン・ア
    イテムのモニタリング方法。
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