JP2000104949A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JP2000104949A
JP2000104949A JP10274651A JP27465198A JP2000104949A JP 2000104949 A JP2000104949 A JP 2000104949A JP 10274651 A JP10274651 A JP 10274651A JP 27465198 A JP27465198 A JP 27465198A JP 2000104949 A JP2000104949 A JP 2000104949A
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JP
Japan
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radiator
outdoor unit
air conditioner
cooling
air
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Pending
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JP10274651A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Asanuma
達也 浅沼
Tatsuya Mochizuki
達哉 望月
Hiroshi Iwasaki
岩崎  弘
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱器を大型化することなく効率よく発熱素
子の冷却ができる冷却装置を備えた空気調和機の室外ユ
ニットを得ること。 【解決手段】 室外ユニット本体内に、機械室、放熱器
に固定された発熱部品が取り付けられた制御基板を有す
る電気品部及びプロペラファンを有するファン室を備え
た空気調和機の室外ユニットにおいて、本体の側面に設
けられ、電気品部等に冷却用外気を取り入れるための吸
気口と、電気品部の反吸気口側の一面に設けられ、ファ
ン室へ冷却用外気を排気する排気口と、電気品部に設け
られ、排気口付近に設けた放熱器に固定された発熱部品
と制御基板との間に冷却用外気が流れる通風路とを具備
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の室
外ユニットに係り、室外ユニット内に設けた電気品の冷
却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12、13は、例えば特開平3ー15
2324号公報に示された従来の空気調和機の室外ユニ
ットの冷却装置を示し、室外ユニット本体1の側壁に吸
気口2が設けられ、圧縮機3及び冷媒配管4を備えた機
械室部5の上部に、通風口6を設けた電気品部7を配置
し、機械室部5とモーター8の回転により送風されるプ
ロペラファン9を設置したファン室10との分離板11
には排気口12が設けられている。
【0003】また、図14、15は、例えば特開平6ー
123449号公報に示された他の従来の空気調和機の
室外ユニットのインバータ部を示し、室外ユニットの運
転及び制御にてパワーモジュール13及びダイオード1
4等の発熱素子に発生した熱は、発熱素子に固定された
放熱器15に伝熱し、プロペラファンにて送風された外
気を放熱フィン16の通風ダクト17に当てて冷却す
る。
【0004】図16は従来の放熱器を示し、放熱フィン
16は、放熱器15の一面に凸設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の室
外ユニットの電気品部冷却装置は以上のように構成され
ているので、発熱素子の発熱量増加に伴い放熱器が大型
化し、 (1)スペースの有効活用ができず、ユニットが大型化
してしまう。 (2)放熱器及び電気品部の組立作業性が悪化し加工費
がかさむ。 (3)放熱器に凸設する放熱フィンの製造は高さに限界
があり、放熱器の表面積拡大は、放熱フィンの枚数を増
加させなければならず放熱器が大型化してしまう。 等の問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、放熱器を大型化することなく効
率よく発熱素子の冷却ができる冷却装置を備えた空気調
和機の室外ユニットを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機の室外ユニットは、室外ユニット本体内に、機械室、
放熱器に固定された発熱部品が取り付けられた制御基板
を有する電気品部及びプロペラファンを有するファン室
を備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、本体の側
面に設けられ、電気品部等に冷却用外気を取り入れるた
めの吸気口と、電気品部の反吸気口側の一面に設けら
れ、ファン室へ冷却用外気を排気する排気口と、電気品
部に設けられ、排気口付近に設けた放熱器に固定された
発熱部品と制御基板との間に冷却用外気が流れる通風路
とを具備したものである。
【0008】また、放熱器は、放熱フィンの内部に通風
路と接する中空部を設けたものである。
【0009】また、放熱器をファン室のプロペラファン
の周囲空間に残されたデッドスペースに配置したもので
ある。
【0010】また、放熱器に設けた複数の中空部に段差
部を設け放熱フィンを階段状に形成し、プロペラファン
の外周に沿わせた構成としたものである。
【0011】また、放熱器の中空部の反放熱フィン側の
一面に、電気品部と連通する中空部排気口を設けたもの
である。
【0012】また、本体の前面に設けられた外装箱に、
放熱器に外気を導くための前面吸気口を備えたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図面を参照して説明する。図1は実施の
形態1による空気調和機の室外ユニットの平面図、図2
は実施の形態1による空気調和機の室外ユニットの正面
図、図3は実施の形態1による空気調和機の室外ユニッ
トの要部拡大図である。
【0014】室外ユニット本体1の内部には、圧縮機3
及び冷媒配管4を備えた機械室5の上部に、側面に冷却
用外気取り入れ用の吸気口2と、対向する一面にプロペ
ラファン9が配置されたファン室10へ排気する排気口
12を備えたインバータ等の電気部品を収納した電気品
部7が設置されている。
【0015】18は電気品部7の排気口12付近に配設
された放熱器15に固定された発熱素子19と、放熱器
15の上部に配設された制御基板20との間に設けた通
風路である。
【0016】次に動作について説明する。室外ユニット
の運転及び制御等にて発熱素子19に発生した熱は、発
熱素子19に固定された放熱器15に伝熱し、プロペラ
ファン9にて送風された外気21を放熱器15の放熱フ
ィン16に当てて冷却する。
【0017】プロペラファン9の回転により吸気口2よ
り電気品部7に導かれた冷却用外気22は、放熱器15
に固定された発熱素子19と制御基板20の間に設けた
通風路18を通過し、発熱素子19を直接冷却し、対向
する一面に設けたファン室10へ排気する排気口12よ
り排気される。
【0018】上述の実施の形態1によれば、放熱器15
に固定された発熱素子19と、制御基板20の間に冷却
用外気が通風できる通風路を設け発熱素子19を直接冷
却できる構造としたので、放熱器15を大型化すること
なく効率良く発熱素子19を冷却できる。
【0019】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図面を参照して説明する。図4は実施の形態2に
よる空気調和機の室外ユニットの正面図、図5は実施の
形態2による放熱器の斜視図である。放熱器15に設け
た中空部23に放熱フィン16を凸設させ、放熱器15
の表面積を増加させたものである。放熱器15は電気品
部7とプロペラファン9の周囲空間に残されたデットス
ペース24に配置されている。
【0020】上述の実施の形態2によれば、放熱器15
に凸設する放熱フィン16を発熱素子19と制御基板2
0との間に設けた通風路18と接する中空部23の一面
に配置し、放熱器15は電気品部7とプロペラファン9
の周囲空間に残されたデットスペース24に配置したの
で、放熱フィン16の高さを高くすることができ、放熱
フィン16の枚数を増加させることなく、表面積を拡大
させた放熱器15を得ることができる。
【0021】実施の形態3.図6は実施の形態3による
放熱器の斜視図である。放熱器15に設けた複数の中空
部23に段差部25を設け放熱フィン16を階段状に形
成し、プロペラファン9の外周に沿わせ、電気品部7と
プロペラファン9の周囲空間に残されたデットスペース
24を有効に活用したものである。
【0022】実施の形態4.図7は実施の形態4による
放熱器の斜視図である。放熱フィン16を備えた中空部
23を放熱器15の一部に形成させ、放熱器15に凸設
した放熱フィン16に隣接させ、放熱フィン16を階段
状に形成し、プロペラファン9の外周に沿わせせ、電気
品部7とプロペラファン9の周囲空間に残されたデット
スペース24を有効に活用したものである。
【0023】実施の形態5.図8は実施の形態5による
放熱器の斜視図、図9は実施の形態5による空気調和機
の室外ユニットの要部拡大図である。放熱器15に設け
た中空部23の一面に電気品部7と接続する中空部排気
口26を設けたものである。
【0024】プロペラファン9の回転により冷却用外気
取り入れ用の吸気口2より取り入れられた外気22の一
部は放熱器15の中空部23に設けた中空部排気口26
より、ファン室10へ排気される。
【0025】上述の実施の形態5によれば、放熱器15
の中空部23を形成する一面に、電気品部7と連通する
中空部排気口26を設け、冷却用外気22が通風できる
構造としたため、放熱器15を大型化することなく効率
良く発熱素子19を冷却できる。
【0026】実施の形態6.図10は実施の形態6によ
る空気調和機の室外ユニットの平面図、図11は実施の
形態6による空気調和機の室外ユニットの正面図であ
る。28は外装箱27に開口した前面吸気口であり、プ
ロペラファン9と電気品部7のデットスペース24に開
口している。
【0027】プロペラファン9の回転により前面吸気口
28よりユニット内へ導かれた外気29は、発熱素子1
9に固定された放熱器15の放熱フィン16を冷却し、
ファン室10よりユニット外へ排出される。
【0028】上述の実施の形態6によれば、プロペラフ
ァン9の回転により外装箱27の前面吸気口28より室
外ユニット内へ導かれた外気29は、発熱素子19に固
定された放熱器15の放熱フィン16を冷却し、ファン
室10よりユニット外へ排出される構造としたため、放
熱器15を大型化することなく効率良く発熱素子19を
冷却できる。
【0029】
【発明の効果】この発明に係る空気調和機の室外ユニッ
トは、電気品部に、排気口付近に設けた放熱器に固定さ
れた発熱部品と制御基板との間に冷却用外気が流れる通
風路を設けたので、放熱器を大型化することなく効率良
く発熱素子を冷却できる。
【0030】また、放熱器に、放熱フィンの内部に通風
路と接する中空部を設けたので、放熱フィンの高さを高
くすることができ、放熱フィンの枚数を増加させること
なく放熱器の表面積を拡大させた放熱器を得ることがで
きる。
【0031】また、放熱器をファン室のプロペラファン
の周囲空間に残されたデッドスペースに配置したので、
プロペラファンの周囲空間に残されたデットスペースを
有効に活用できる。
【0032】また、放熱器に設けた複数の中空部に段差
部を設け放熱フィンを階段状に形成し、プロペラファン
の外周に沿わせた構成としたので、さらにプロペラファ
ンの周囲空間に残されたデットスペースを有効に活用で
きる。
【0033】また、放熱器の中空部の反放熱フィン側の
一面に、電気品部と連通する中空部排気口を設けたの
で、放熱器を大型化することなく効率良く発熱素子を冷
却できる冷却装置を得ることができる。
【0034】また、本体の前面に設けられた外装箱に、
放熱器に外気を導くための前面吸気口を備えた構成にし
たので、放熱器の冷却効率が向上し、放熱器を大型化す
ることなく効率よく発熱素子を冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
室外ユニットの平面図である。
【図2】 実施の形態1による空気調和機の室外ユニッ
トの正面図である。
【図3】 実施の形態1による空気調和機の室外ユニッ
トの要部拡大図である。
【図4】 実施の形態2による空気調和機の室外ユニッ
トの正面図である。
【図5】 実施の形態2による放熱器の斜視図である。
【図6】 実施の形態3による放熱器の斜視図である。
【図7】 実施の形態4による放熱器の斜視図である。
【図8】 実施の形態5による放熱器の斜視図である。
【図9】 実施の形態5による空気調和機の室外ユニッ
トの要部拡大図である。
【図10】 実施の形態6による空気調和機の室外ユニ
ットの平面図である。
【図11】 実施の形態6による空気調和機の室外ユニ
ットの正面図である。
【図12】 従来の空気調和機の室外ユニットの正面図
である。
【図13】 従来の空気調和機の室外ユニットの要部斜
視図である。
【図14】 他の従来の空気調和機の室外ユニットの斜
視図である。
【図15】 他の従来の空気調和機の室外ユニットのイ
ンバータ部の断面図である。
【図16】 従来の放熱器の斜視図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット本体、2 吸気口、3 圧縮機、4
冷媒配管、5 機械室、6 通風口、7 電気品部、9
プロペラファン、10 ファン室、12 排気口、1
5 放熱器、16 放熱フィン、18 通風路、19
発熱素子、20制御基板、21 外気、22 冷却用外
気、23 中空部、24 デットスペース、25 段差
部、26 中空部排気口、27 外装箱、28 前面吸
気口、29 外気。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット本体内に、機械室、放熱器
    に固定された発熱部品が取り付けられた制御基板を有す
    る電気品部及びプロペラファンを有するファン室を備え
    た空気調和機の室外ユニットにおいて、 前記本体の側面に設けられ、前記電気品部等に冷却用外
    気を取り入れるための吸気口と、 前記電気品部の反吸気口側の一面に設けられ、前記ファ
    ン室へ前記冷却用外気を排気する排気口と、 前記電気品部に設けられ、前記排気口付近に設けた前記
    放熱器に固定された前記発熱部品と前記制御基板との間
    に前記冷却用外気が流れる通風路と、を具備したことを
    特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 前記放熱器は、前記放熱フィンの内部に
    前記通風路と接する中空部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 前記放熱器を前記ファン室の前記プロペ
    ラファンの周囲空間に残されたデッドスペースに配置し
    たことを特徴とする請求項2記載の空気調和機の室外ユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 前記放熱器に設けた複数の中空部に段差
    部を設け前記放熱フィンを階段状に形成し、前記プロペ
    ラファンの外周に沿わせた構成としたことを特徴とする
    請求項3記載の空気調和機の室外ユニット。
  5. 【請求項5】 前記放熱器の中空部の反放熱フィン側の
    一面に、電気品部と連通する中空部排気口を設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の空気調和機の室外ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記本体の前面に設けられた外装箱に、
    前記放熱器に外気を導くための前面吸気口を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外ユニッ
    ト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299067C (zh) * 2002-11-26 2007-02-07 乐金电子(天津)电器有限公司 分离型空调机的室外机

Cited By (1)

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