JP2000104553A - 車両用熱交換器 - Google Patents

車両用熱交換器

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JP2000104553A
JP2000104553A JP10274740A JP27474098A JP2000104553A JP 2000104553 A JP2000104553 A JP 2000104553A JP 10274740 A JP10274740 A JP 10274740A JP 27474098 A JP27474098 A JP 27474098A JP 2000104553 A JP2000104553 A JP 2000104553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
forming member
vehicle
entrance
heat exchanger
Prior art date
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Pending
Application number
JP10274740A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
広志 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
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Publication of JP2000104553A publication Critical patent/JP2000104553A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突時等における熱交換器の運転室内への進
入を確実に防止する。 【解決手段】 車両のエンジンルーム内に設置され、タ
ンク部と、該タンク部に連結され該タンク部への流体の
出入口部を形成する部材とを備えた車両用熱交換器にお
いて、前記出入口部形成部材を、衝撃により変形してタ
ンク部との連結部から離脱可能な構造に構成したことを
特徴とする車両用熱交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
るインタークーラ、エバポレータ、コンデンサ、ラジエ
ータ等の車両用熱交換器に関し、たとえば、過給機を有
するエンジンシステムに用いられるインタークーラとし
て最適な車両用熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には各種の熱交換器が用いられてい
る。たとえば、インタークーラに関して言えば、現在小
中型乗用車の分野において主流になっているFF車の場
合、エンジンルーム内においてエンジンは横置きになっ
ているので、インタークーラはエンジンに対して上方も
しくは車両後方側に配設されるようになっている。
【0003】ところで、エンジンは駆動時においては、
燃焼室内での混合気の燃焼等に起因して常に振動してい
る。また、車両走行中には、走行による振動も加わる。
したがって、インタークーラのタンク部と、該タンク部
への流体の出入口部を形成する出入口パイプとの連結部
および出入口パイプ自身には振動等に対する強度・耐久
性が要求される。このため、上記パイプを肉厚にした
り、パイプとタンク部との接続部のろう付け強度を高め
る等の工夫がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ークーラをエンジンに対して、たとえば上方もしくは車
両後方側に配設し、接続部等に上記のような耐振動対策
を講じると、車両が前方から衝突等した場合において
も、タンク部とパイプとの強固な接続が維持されるた
め、たとえばパイプ等以外のインタークーラ本体が運転
室内へ進入するおそれがある。
【0005】本発明の課題は、接続部等に要求される振
動等に対する強度を確保しつつ、衝突時等における車両
用熱交換器の運転室内への進入を確実に防止でき、運転
者等の安全性を一層向上できる車両用熱交換器を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車両用熱交換器は、車両のエンジンルーム
内に設置され、タンク部と、該タンク部に連結され該タ
ンク部への流体の出入口部を形成する部材とを備えた車
両用熱交換器において、前記出入口部形成部材を、衝撃
により変形してタンク部との連結部から離脱可能な構造
に構成したことを特徴とするものからなる。
【0007】上記出入口部形成部材は、固定具を介して
タンク部に固定することができる。
【0008】上記出入口部形成部材は、樹脂またはゴム
から構成することができる。また、上記出入口部形成部
材が固定具を介して固定される場合には、該出入口部形
成部材の少なくとも固定具との係合部が樹脂またはゴム
から構成されていればよい。
【0009】上記出入口部形成部材は、上記タンク部と
の間の気密構造を形成するシール機構を有することが好
ましい。該シール機構は出入口部形成部材と一体に形成
することができる。上記のようなシール機構を設けれ
ば、ガスケット等のシール部材を省略しても出入口部形
成部材とタンク部との間の気密性を確保することができ
る。
【0010】上記のような車両用熱交換器においては、
正面衝突等により車両前方側から衝撃が加わると、タン
ク部に連結される出入口部形成部材が変形してタンク部
との連結部から離脱する。つまり、出入口部形成部材が
変形(たとえば、弾性変形)することにより、該出入口
部形成部材が所定の連結位置から離脱して、タンク部と
出入口部形成部材との連結状態が解除される。したがっ
て、上記衝撃により車両前方側からエンジン等が車両後
方側へ移動されたとしても上記衝撃は出入口部形成部材
が変形してタンク部との連結部から離脱することで効果
的に吸収されるので、車両用熱交換器の車両後方側(運
転室側)への移動が防止、あるいは最小限に抑制され、
車両用熱交換器の運転室内への進入を確実に防止でき
る。
【0011】上記出入口部形成部材を、樹脂またはゴム
から構成すれば、上記のような構造、すなわち衝撃によ
り変形してタンク部との連結部から離脱可能な構造の出
入口部形成部材を得ることができる。また、上記出入口
部形成部材が固定具を介して連結される場合には、該出
入口部形成部材の少なくとも固定具と係合部を樹脂また
はゴムから構成すればよい。
【0012】上記樹脂またはゴムは、とくに限定される
ものではないが、たとえば樹脂としてはポリアミド系樹
脂(ナイロン)やポリプロピレン樹脂等を挙げることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の車両用熱交換器
の望ましい実施の形態について、図面を参照して説明す
る。なお、以下の実施態様においては、車両用熱交換器
がインタークーラの場合を示している。図1は、本発明
の一実施態様に係るインタークーラを用いたエンジンシ
ステムを自動車に適用した場合を示している。図1にお
いて、1はインタークーラを示している。インタークー
ラ1は、タンク部2、3と冷却用熱交換部4とを有して
いる。
【0014】タンク部3には、上記システム内のターボ
チャージャ(図示略)からの過給された吸気をインター
クーラ1内へ導入する入口部形成部材(入口パイプ)5
が連結されており、冷却用熱交換部4で冷却された吸気
はタンク部2に連結された出口パイプ(出口部形成部
材)6からエンジン8の吸入マニホールド9内へ流入し
該エンジン8の各燃焼室(図示略)内へ供給されるよう
になっている。
【0015】そして、本実施態様においては、インター
クーラ1は、エンジン8に対して車両後方側、すなわち
運転室側に配設されている。
【0016】タンク部2には、樹脂製の出口部形成部材
6が連結されている。本実施態様においては図2、図3
に示すように、固定具7を介して出口部形成部材6がタ
ンク部2に連結されている。出口部形成部材6には、固
定具7と係合する係合部(鍔部)11と、該係合部11
の底面に形成された凸部12を有している。凸部12は
部材6に一体に形成されている。また、タンク部2に
は、部材6の凸部12が嵌合する溝10が設けられてい
る。そして、部材6の凸部12を溝10に嵌合した状態
で係合部11と固定具7を係合しボルト13で固定具7
をタンク部2に締結し、固定具7とタンク部2の外面と
の間に係合部11を挾持固定することにより、該部の気
密性が確保されるようになっている。したがって、従来
のガスケット等のシール材は省略することもできる。
【0017】本実施態様においては、正面衝突等により
車両前方側から衝撃が加わると、出口部形成部材6、よ
り詳しくは固定具7とタンク部2の外面との間に挾持固
定される係合部11が変形して挾持される両部材の間を
すり抜け、出口部形成部材6が連結部から離脱する。し
たがって、衝撃により車両前方側のエンジン8等が車両
後方側に移動したとしても上記衝撃は出口部形成部材6
が変形してタンク部2との連結部から離脱することで効
果的に吸収されるので、インタークーラ1の車両後方側
(運転室側)への移動が防止、あるいは最小限に抑制さ
れ、インタークーラ1の運転室内への進入を確実に防止
できる。
【0018】なお、本実施態様においては、出口部形成
部材6が変形してタンク部2との連結部から離脱するよ
うになっているが、この構成に代えて、あるいはこの構
成とともに、入口部形成部材5が変形してタンク部3と
の連結部から離脱する構成を採用することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用熱
交換器によるときは、衝突時等においては、出入口部形
成部材が変形してタンク部との連結部から離脱するの
で、車両用熱交換器の運転室内への進入が確実に防止さ
れ、運転者等の安全性をより向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る車両用熱交換器を
用いたエンジンシステムの概略構成図である。
【図2】図1の車両用熱交換器のタンク部の斜視図であ
る。
【図3】図2のタンク部の部分断面図である。
【図4】図3のA部の拡大図である。
【符号の説明】
1 インタークーラ 2、3 タンク部 4 冷却用熱交換部 5 入口部形成部材(入口パイプ) 6 出口部形成部材(出口パイプ) 7 固定具 8 エンジン 9 マニホールド 10 溝 11 係合部(鍔部) 12 凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンルーム内に設置され、タ
    ンク部と、該タンク部に連結され該タンク部への流体の
    出入口部を形成する部材とを備えた車両用熱交換器にお
    いて、前記出入口部形成部材を、衝撃により変形してタ
    ンク部との連結部から離脱可能な構造に構成したことを
    特徴とする車両用熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記出入口部形成部材が固定具を介して
    タンク部に固定されている、請求項1の車両用熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 前記出入口部形成部材の少なくとも前記
    固定具との係合部が樹脂またはゴムからなる、請求項2
    の車両用熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記出入口部形成部材が、前記タンク部
    との間の気密構造を形成するシール機構を有する、請求
    項1ないし3のいずれかに記載の車両用熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記シール機構が、前記出入口部形成部
    材と一体に形成されている、請求項4の車両用熱交換
    器。
JP10274740A 1998-09-29 1998-09-29 車両用熱交換器 Pending JP2000104553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184856A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018184856A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造

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