JP2000025650A - 車体前部構造 - Google Patents

車体前部構造

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JP2000025650A
JP2000025650A JP10201605A JP20160598A JP2000025650A JP 2000025650 A JP2000025650 A JP 2000025650A JP 10201605 A JP10201605 A JP 10201605A JP 20160598 A JP20160598 A JP 20160598A JP 2000025650 A JP2000025650 A JP 2000025650A
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radiator
condenser
vehicle body
vehicle
panel
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Yasuaki Matsushima
保明 松島
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Suzuki Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/082Engine compartments
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体前面部の開口部が比較的小さい場合で
も、ラジエータやコンデンサ等の機器が取付可能な車体
前部構造を提供する。 【解決手段】 ランプサポートレフトパネル1とランプ
サポートライトパネル2には、アッパーメンバー71及
びロアメンバー72が架設されている。これらに囲まれ
て形成された開口部73には、エアコン用のコンデンサ
3及びエンジン冷却用のラジエータ4が互いにずらして
配置されている。より薄いコンデンサ3は運転席側75
に、より厚いラジエータ4は助手席側76でコンデンサ
3の後側に入り込んでいる。各パネル1、2には、開口
部73から車体後方に延びるフランジ部11、21が設
けられている。ラジエータ4とパネル2との隙間は、整
風板5で仕切られる。整風板5は、クリップ6で着脱自
在に取付けられている。フランジ部11、21及び整風
板5は、熱風還流防止板として作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばラジエータ
やコンデンサ等、空気取入れ口を持つ機器を配置する車
体前部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調整装置用のコンデンサ3やエンジ
ン冷却用のラジエータ4は、車体前面部における左右の
ランプサポートパネルの開口部に、図11に示すよう
に、横に並べて取付けられる。また、同図に示すよう
に、ランプサポートパネル(図示省略)とコンデンサ3
及びラジエータ4との側方の隙間には、整風板101、
102を取付けている。走行時の風103が一旦これら
の機器3、4を通過すると、熱風104となる。この整
風板101、102により、この熱風104がダッシュ
パネル(図示省略)に当たって回り込んで、再度これら
の機器を通過するのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンデンサ3やラジエ
ータ4は、その性能上ある程度の大きさを必要としてい
るので、車体の大きさや前部構造によっては、これらの
機器を車幅方向91に一列に並べるには、ランプサポー
トパネルの開口部105における車幅方向91の寸法が
足らない場合がある。本発明は、かかる状況に鑑みてな
されたものであり、車体前面部の開口部が比較的小さい
場合でも、これらの機器が取付可能な車体前部構造を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車体前部構
造は、かかる課題を解決するためになされたものであ
り、空気取入れ口を持つ機器を車体前部に取付ける車体
前部構造において、上記機器を車両前後方向で異なるよ
うに車体に配置し、かつ、より厚い機器を車体の助手席
側に配置することを含む。本発明は、同一車種で左ハン
ドルと右ハンドルの両方の仕様を設定している車に、好
適である。また、厚さの異なる複数の機器を配置するの
に好適である。より厚い機器は、車両前後方向の後方寄
り(より薄い機器よりも後ろ側)に配置するのが好適で
ある。また、より薄い機器を運転席側の車両前方側に配
置するのが好適である。ここにいう空気取入れ口を持つ
機器は、例えばラジエータやコンデンサ等である。一方
の機器が他方の機器の後ろ側に入り込むように配置した
場合に好適である。本発明は、機器を並列配置する場合
のほか、直列配置する場合にも適用できる。
【0005】本発明は、空気取入れ口を持つ機器を車体
前部に取付ける車体前部構造において、車体前面部から
車両後方に延びるフランジ部を、車体前部のランプサポ
ートパネルに設けたことを含む。このフランジ部は、熱
風還流防止板の役目を果たす。フランジ部は、ランプサ
ポートパネルで挟まれた空間側に設けるのが好適であ
る。また、このフランジ部は、開口部の縁となるように
設けるのが好適である。
【0006】本発明では、上記フランジ部によって、一
方又は双方の整風板を省略できる。上記機器と上記フラ
ンジ部との隙間を仕切る整風板を設ける場合には、これ
を上記フランジ部に取付けても良い。好ましくは、整風
板をフランジ部に着脱自在に取付ける。整風板は、フラ
ンジ部の形状に合うように形成するのが好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る車体前部構造
の実施の形態について図面に基づいて説明する。本発明
の一実施形態に係る車体前部構造を図1乃至図9に示
し、別の実施形態に係る車体前部構造を図10に示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る車体前部構造の正面
図、図2は、図1の平面図、図3は、図1の左側(コン
デンサ3側)を部分的に表した斜視図、図4は、本発明
の一実施形態に係る車体前部構造を採用した自動車の車
体前部を概略的に表した斜視図、図5は、図4の線V −
Vによる断面図、図6は、図5の整風板5の投影図、図
7は、図4の線VII −VIIによる断面図、図8は、図4
の線VIII−VIIIによる断面図、図9は、図4の概略平面
図、図10は、本発明の別の実施形態に係る車体前部構
造を採用した自動車のエンジンフード回りを概略的に表
した平面図である。
【0008】図1、図2及び図4に示すように、ランプ
サポートレフトパネル1とランプサポートライトパネル
2は、アッパーメンバー71で各上部が、また、ロアメ
ンバー72で各下部がそれぞれ連結されている。こうし
て、これらの部材に囲まれた開口部73を、車体前面部
94に形成している(図2参照)。ランプサポートレフ
トパネル1及びランプサポートライトパネル2は、車体
中心線95において略左右対称形状となっている(図1
及び図2参照)。車体前面部94における各パネル1、
2の開口部73側には、それぞれフランジ部11、21
(端面)を設けている。このフランジ部11、21は、
車幅方向91及び車両前後方向92においてそれぞれ起
伏を持つ形状である。すなわち、車幅方向91において
は、各フランジ部11、21の上部が車体中心線95側
に凸形状である。言い換えると、下部が車体中心線95
側に凹形状である(図1参照)。また、車両前後方向9
2においては、上部側ではフランジ部11、21の奥行
き(車両前後方向92)が略一定寸法であり、下部にな
るに従って長くなって車両前方側に膨らんでいくような
形状である(図3参照)。フランジ部11、21の下部
の方を長くしており、コンデンサ3との隙間を一定にし
ている。
【0009】各パネル1、2の後方に接近してコンデン
サ3やラジエータ4を取付けると、各パネル1、2のフ
ランジ部11、21を、整風板(熱風還流防止板)とし
て機能させることができる。すなわち、走行時にコンデ
ンサ3やラジエータ4を通過した熱風が、ダッシュパネ
ル74に当たってコンデンサ3やラジエータ4の前に回
り込むことが、フランジ部11、21によって防止さ
れ、例えば登坂路の走行時等、低速でエンジンが高回転
の場合であっても、十分な冷却性能を発揮させることが
できる。したがって、従来では、各パネル1、2にそれ
ぞれ取付けていた整風板(図11参照)が不要となり、
部品点数の削減や組付工数の削減等により、コストダウ
ンを達成できる。なお、各パネル1、2の他部は、この
ようなフランジ部21の形状と滑らかに連続するような
3次元曲線となっている。また、各パネル1、2にそれ
ぞれ設けられた孔部12、22には、ヘッドライト部品
(図示省略)がそれぞれ取付けられる。
【0010】開口部73には、空気調整装置(エアコン
ディショナー)用のコンデンサ3やエンジン冷却用のラ
ジエータ4が各種取付部材を介して組付けられる。コン
デンサ3やラジエータ4は、各コア面31、41が車両
前面部94側となるように配置されている。コンデンサ
3やラジエータ4は、車両前後方向92に互いにずれる
ように配置されている。このように配置すると、開口部
73の車幅方向91の寸法が足りず、横に一列に並べる
ことができない場合であっても、走行中の走行風を利用
して冷却効率を最大限に高めることができる。コンデン
サ3とラジエータ4とのレイアウトに際し、各空気取入
れ面積が減少しないように、互いに重ならないように配
置されている。すなわち、コンデンサ3とラジエータ4
の各空気取入れ口が互いに重ならないように、また、各
空気取入れ口が各パネル1、2の端面と重ならないよう
にしており、上下方向93に関してもレイアウトを考慮
している(図1参照)。
【0011】なお、コンデンサ3は、冷却ファン32を
備えており、この冷却ファン32は、シュラウド33が
覆っている。また、コア面31は、開口部に対向して、
自動車走行風がコア面31に当たるようにしている。コ
ンデンサ3の車体への取付方法は、地上面側をクッショ
ンを介してラジエータサポートメンバーに差し込んで浮
動保持し、フロントフード側をフロントアッパメンバー
にステーを介してボルトで固着している(いずれも図示
省略)。また、ラジエータ4は、冷却ファン42を備え
ており、この冷却ファン42は、シュラウド43が覆っ
ている。また、コア面41は、開口部に対向して、自動
車走行風をコア面41に当たるようにしている。ラジエ
ータ4の車体への取付方法は、地上面側をクッションを
介してラジエータサポートメンバに差し込んで浮動保持
し、フロントフード側をフロントアッパメンバーにステ
ーを介してボルトで固着されている(いずれも図示省
略)。
【0012】運転席側75が左側にある左ハンドル車
(海外例えば米国向け仕様)では、図4に示すように、
車幅方向91においては、コンデンサ3を運転席側75
に、ラジエータ4を助手席側76に配置する。また、車
両前後方向92においては、コンデンサ3を前側に、ラ
ジエータ4を後側に配置する。このようにコンデンサ3
とラジエータ4を配置することにより、運転席側75の
居住性を確保することができる。 すなわち、車体組付
状態での車両前後方向92における寸法は、コンデンサ
3の方がラジエータ4よりも短い。また、運転席側75
は、図7及び図8に示すように、ハンドル77や、ブレ
ーキペダル78、アクセルペダル(図示省略)又はクラ
ッチペダル(図示省略)等の各種ペダル、又はサイドブ
レーキ解除レバー(図示省略)等をレイアウトするため
に、助手席側76よりも広い空間を必要とする。こうし
て、コンデンサ3を運転席側75に、ラジエータ4を助
手席側76にそれぞれ配置し、運転席側75の居住性を
確保している。なお、車室内は、その前部においては、
ダッシュパネル74、フロントフロア80及びフロント
ウィンドシールドガラス81にて囲まれている。エンジ
ン室内は、主に、ダッシュパネル74、カウルトップガ
ーニッシュ82及びフロントフード83にて囲まれてい
る。ハンドル77は、ステアリングシャフト86を介し
て連結されている。エンジン室内の両側面は、フェンダ
エプロンパネル87が配設されている。車室内には、イ
ンパネ84が取付けられている。エンジン室前方には、
フロントバンパー85が取付けられている。
【0013】本実施形態では、コンデンサ3とラジエー
タ4とを車両前後方向92にずらして配置しているの
で、後方寄り配置のラジエータ4とランプサポートライ
トパネル2との間には隙間79が生じる。このため、ラ
ンプサポートライトパネル2には、図5に示すように、
ラジエータ4との隙間79を仕切る整風板5が取付けら
れている。具体的には、整風板5は、ランプサポートラ
イトパネル2のフランジ部21に設けた取付穴23に、
着脱自在のクリップ6で固定している。本実施形態で
は、熱風が還流する隙間は、ラジエータ4とランプサポ
ートライトパネル2との間であり、整風板5を1つ取付
ければ、熱風の回込みを防止できる。したがって、コン
デンサ3とラジエータ4とを車両前後方向92にずらし
て配置した場合には、従来と異なり、コンデンサ3とラ
ジエータ4の両側にそれぞれ、互いに長さの異なる2枚
の整風板101、102(図11参照)を取付ける必要
がなく、組付作業性の向上、部品点数の削減によるコス
トダウンを達成できる。ここで、ランプサポートレフト
パネル1のフランジ部11にも、ランプサポートライト
パネル2と同様の取付穴13を予め設けている。このた
め、整風板5は、ランプサポートレフトパネル1とラン
プサポートライトパネル2のいずれか一方又は両方に、
クリップ6で固定することができる。したがって、コン
デンサ3やラジエータ4等のレイアウトの結果生じた隙
間79に応じて、整風板5を適宜設けることができ、レ
イアウトの自由度が大きくなる。
【0014】整風板5は樹脂製で、図6に示すような形
状である。この整風板5は、ランプサポートライトパネ
ル2のフランジ部21の曲面形状に合わせた形状であ
り、ランプサポートライトパネル2側に取付けるタイプ
である。その周囲は、フランジ形状となっている。整風
板5には、3つの取付穴51、52、53が予め設けら
れている。整風板5は、この取付穴51〜53により、
ランプサポートライトパネル2に取付けられる。取付穴
51〜53は、ランプサポートライトパネル2のねじ穴
に対応した径、穴ピッチである。取付穴51、52は、
長手方向に長いだ円形状であり、位置調整可能にしてい
る。取付穴53は、丸穴である。一端部には、切欠き部
54が設けられている。整風板5は、熱風を仕切るため
のものであり、耐熱性の材質を用いる。また、整風板5
には、走行時の風圧が作用するだけで、直接荷重がかか
らずに、構造体として用いていないので、樹脂製として
も強度上の問題は、周知慣用の技術をもってすれば容易
に解決できる。また、樹脂製にしたので、複雑な曲面形
状でも容易に製造でき、安価に大量生産可能である。な
お、整風板5は、取付方向性がないような形状にしても
良い。
【0015】左ハンドル車について説明したが、自動車
のハンドル77の位置については、世界各国の交通法規
に対応して、右ハンドル車と左ハンドル車の自動車があ
る。図9に示すように、運転席側75が右側にある右ハ
ンドル車(例えば国内向け仕様)では、左ハンドル車と
は運転席側75と助手席側76とが逆になるため、本発
明を適用すると、車幅方向91及び車両前後方向92に
おけるコンデンサ3とラジエータ4の位置関係が逆にな
る(同図の(b)参照)。なお、左ハンドル車と右ハン
ドル車では、同じコンデンサ3及びラジエータ4を共通
使用するので、要求される冷却性能やその形状は同じで
ある。上述したように、ランプサポートレフトパネル1
とランプサポートライトパネル2のいずれにも、整風板
5を取付けることができるので、コンデンサ3とラジエ
ータ4の位置関係が逆になっても、部品を共用すること
ができる。すなわち、上述した運転席側75の居住性を
確保しつつ、左ハンドル車用部品と右ハンドル車用部品
を共通に使用することができ、共通した車体前部構造を
採用することができる。
【0016】厚さが異なるコンデンサ3とラジエータ4
とを互いにずらして車体前部に配置した、右ハンドル及
び左ハンドルの両方の仕様が同一車種に設定されている
自動車においては、ハンドル77や各種ペダル等の設置
位置を変更するだけでは、運転席側75の居住性が犠牲
になってしまう。また、コンデンサ3とラジエータ4と
の配置を逆にすると、整風板5は立体形状ゆえに取付方
向性があるので、従来では、長短が逆の整風板が2枚別
に必要となり、部品点数が増え、製造コストを押し上げ
てしまう。この点、本実施形態に係る車体前部構造で
は、左ハンドル車でも、右ハンドル車でも、運転席側7
5の居住性を犠牲にすることなく、また、製造コストの
上昇を最小限に抑えることができる。
【0017】次に、本発明の別の実施形態について説明
する。例えば乗用車系の車両の場合には、図10に示す
ように、コンデンサ3とラジエータ4とを重ねて配置す
る構造となる。そして、エアコンディショナー(エアコ
ン)装備がオプション設定のときは、同一車種であって
もコンデンサ3を取付ける場合と取付けない場合とがあ
る。ラジエータ4は内燃機関エンジンを搭載した車両に
は、必ず実装される。エアコン実装の車両にはコンデン
サ3を取付け、実装しない車両にはコンデンサ3を取付
けない。本実施形態では、コンデンサ3実装の有無に応
じて整風板5の取付を決定する。コンデンサ3を取付け
るときには、整風板5を取付けない(同図の(a)参
照)。コンデンサ3を取付けないときには、整風板5を
ランプサポートレフトパネル1とランプサポートライト
パネル2とにそれぞれ取付ける(同図の(b)参照)。
こうして、ランプサポートレフトパネル1及びランプサ
ポートライトパネル2とラジエータ4との隙間を整風板
5で仕切り、熱風還流を防止している。なお、この場合
においても、コンデンサ3及びラジエータ4を助手席側
76に配置することで、運転席側75の居住性を確保す
ることができる。また、クリップ6(図5参照)で着脱
自在としている。コンデンサとラジエータとを重ねて配
置する場合、本実施形態のようにコンデンサを前側、ラ
ジエータを後側に配置すると、コンデンサ専用のファン
が不要になり、部品を削減することができ、組付作業性
を向上させることができる。なお、ラジエータには、必
ずファンが必要である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、空気取入れ口を持つ機器を車
体前部に取付ける車体前部構造において、上記機器を車
両前後方向で異なるように車体に配置し、かつ、より厚
い機器を車体の助手席側に配置したので、助手席側より
もより広い空間を必要とする運転席側の居住性を確保す
ることができる。
【0019】本発明は、空気取入れ口を持つ機器を車体
前部に取付ける車体前部構造において、車体前面部から
車両後方に延びるフランジ部を、車体前部のランプサポ
ートパネルに設けたので、機器とランプサポートパネル
との隙間を仕切る整風板を少なくすることができ、また
は、別途設ける必要がなくなり、部品点数を減らすこと
ができ、コストダウンを行うことができる。
【0020】また、上記機器と上記フランジ部との隙間
を仕切る整風板を上記フランジ部に着脱自在に取付けた
ので、これらの機器のレイアウトの結果生じた隙間に応
じて整風板を適宜設けることができ、機器のレイアウト
の自由度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車体前部構造の正面
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側(コンデンサ側)を部分的に表した
斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る車体前部構造を採用
した自動車の車体前部を概略的に表した斜視図である。
【図5】図4の線V −V による断面図である。
【図6】図5の整風板の投影図であり、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は(b)の線VIc −VIc に
よる断面図である。
【図7】図4の線VII −VII による断面図である。
【図8】図4の線VIII−VIIIによる断面図である。
【図9】図4の概略平面図であり、(a)は左ハンドル
車の場合、(b)は右ハンドル車の場合を示す。
【図10】本発明の別の実施形態に係る車体前部構造を
採用した自動車のエンジンフード回りを概略的に表した
平面図であり、(a)はエアコン装備の場合、(b)は
エアコン未装備の場合を示す。
【図11】従来の車体前部構造を採用した自動車の外観
平面図である。
【符号の説明】
1 ランプサポートレフトパネル 11 フランジ部 12 孔部 13 取付穴 2 ランプサポートライトパネル 21 フランジ部 22 孔部 23 取付穴 3 コンデンサ 31 コア面 32 冷却ファン 33 シュラウド 4 ラジエータ 41 コア面 42 冷却ファン 43 シュラウド 5 整風板 51、52、53 取付穴 54 切欠き部 6 クリップ 71 アッパーメンバー 72 ロアメンバー 73 開口部 74 ダッシュパネル 75 運転席側 76 助手席側 77 ハンドル 78 ブレーキペダル 79 隙間 80 フロントフロア 81 フロントウィンドシールドガラス 82 カウルトップガーニッシュ 83 フロントフード 84 インパネ 85 フロントバンパー 86 ステアリングシャフト 87 フェンダエプロンパネル 91 車幅方向 92 車両前後方向 93 上下方向 94 車体前面部 95 車体中心線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気取入れ口を持つ機器を車体前部に取
    付ける車体前部構造において、上記機器を車両前後方向
    で異なるように車体に配置し、かつ、より厚い機器を車
    体の助手席側に配置することを特徴とする車体前部構
    造。
  2. 【請求項2】 空気取入れ口を持つ機器を車体前部に取
    付ける車体前部構造において、車体前面部から車両後方
    に延びるフランジ部を、車体前部のランプサポートパネ
    ルに設けたことを特徴とする車体前部構造。
  3. 【請求項3】 上記機器と上記フランジ部との隙間を仕
    切る整風板を上記フランジ部に着脱自在に取付けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。
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