JP2000102691A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JP2000102691A
JP2000102691A JP10276764A JP27676498A JP2000102691A JP 2000102691 A JP2000102691 A JP 2000102691A JP 10276764 A JP10276764 A JP 10276764A JP 27676498 A JP27676498 A JP 27676498A JP 2000102691 A JP2000102691 A JP 2000102691A
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智也 川口
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謙治 中川
Takaaki Yonezawa
孝昭 米澤
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯物の量を精度よく検知する。 【解決手段】 規定水位H1まで給水した後にドラム6
を回転して洗濯物に吸水させ、水位センサ20により水
位低下量を検出する。このときの水位低下量が所定値よ
り大きければ次に規定水位H2まで給水し、ドラム6を
回転して洗濯物に吸水させた後に水位センサ20により
水位低下量を検出する。そして、このとき得られた水位
低下量を先に取得された水位低下量に加算する。このよ
うにして5回の給水と水位低下量の測定とを繰り返し実
行し、最終的に得られた水位低下量の積算値に基づいて
負荷量を判定する。また、途中で水位低下量が所定値以
下である状態が2回連続した場合にはそれ以降の給水を
打ち切り、その時点での積算値から負荷量を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドラム式洗濯機に関
し、更に詳しくは、ドラム内に収容された洗濯物の量つ
まり負荷量を自動的に検知する負荷量検知機能を備えた
ドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】ドラム式洗濯機は、水を溜めた外槽内で
水平軸を中心にドラムを回転させ、ドラム内に収容され
た洗濯物を撹拌しながら洗い運転を行なう。主として、
洗濯物が水面上に持ち上げられた後に落下して水面に叩
きつけられることによる叩き洗いの効果と、洗濯物同士
又は洗濯物とドラムの内周壁面との摩擦による揉み洗い
の効果とにより、洗濯物の汚れ落ちが進む。このため、
洗濯物の量に対して水量が多過ぎても少な過ぎても洗浄
性能が劣化するから、洗濯物の量に応じた適宜の水量つ
まり水位でもって洗い運転を実行するのが好ましい。そ
こで、ドラム式洗濯機では、洗い運転の前に洗濯物量つ
まり負荷量を検知し、その負荷量に応じた洗濯水位まで
の給水を行なって洗い運転を始めるようにしている。
【0003】従来のドラム式洗濯機における負荷量検知
方法は次の通りである。ドラム内に洗濯物が収容される
と、まず規定水位まで給水を行なう。次いで、ドラムを
所定時間回転させて洗濯物を撹拌し、該洗濯物に充分に
水を吸収させる。その後、ドラムの回転を停止させ、ド
ラム内の水面の波立ちが収まった後に水位を検知し、上
記規定水位からの水位低下量を求める。洗濯物の量が多
いほど水位低下量は大きい筈であるから、該水位低下量
を判定することにより洗濯物の量を判断することができ
る。
【0004】この負荷量検知方法では、始めにドラムに
給水された水の全て又は大部分が洗濯物に吸収されてし
まうと負荷量の検知が行なえなくなるので、多量の洗濯
物がドラムに収容された場合でも全ての水が吸収される
ことがないように、規定水位を比較的高い位置に設定し
ておく必要がある。ところが、負荷量が少ないときには
水位低下量が小さいため、負荷量検知の精度が悪くな
る。また、負荷量を検知するための規定水位の位置が高
いと、負荷量が少量である場合には該規定水位よりも低
い水位が洗濯に適しているということもあり得る。この
ような場合には、最適な水位で洗濯が行なえないか、或
いは、最適水位まで水を減少させるために水を無駄に排
出しなければならなかった。
【0005】後者の課題を解決するものとして、より低
い水位において負荷量を検知する方法が特開平4−33
8491号公報に記載のドラム式洗濯機において提案さ
れている。このドラム式洗濯機では、ドラム内に洗濯物
が収容された後、所定水位まで給水を行ない、所定時間
ドラムを回転させて洗濯物の吸水を促進させる。その
後、水位を検知し、上記所定水位よりも低い位置に設定
された判定用基準水位以下に低下している場合には、所
定水位までの追加給水を行なう。そして、再びドラムを
所定時間回転させ水位低下を判定する。このように追加
給水と水位低下の判定とを繰り返し行ない、判定用基準
水位までの水位低下が生じなくなるまでの追加給水の回
数を計数する。そして、その給水回数を基に負荷量を判
定する。また、最終追加給水後の検知水位(判定用基準
水位より上に位置)と所定水位との差を検出し、これに
より給水回数に基づく負荷量を補正すれば、より精度よ
く負荷量が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この負荷量検知方法に
よれば、給水の目標水位である所定水位を低い位置に設
定することができる。したがって、給水の無駄がなく、
また最少負荷量に対しても最適な洗い水位が設定できる
という利点がある。しかしながら、上記負荷量検知方法
では次のような問題点がある。すなわち、洗濯物が吸水
した後に水位の判定を行なうに際し、判定用水位基準水
位以下のどの位置に水位があっても1回の追加給水とし
てカウントされる。そのため、給水回数と洗濯物による
吸水量とは正確に対応しておらず、場合によっては負荷
量の検知誤差が大きくなる。また、1回の追加給水量は
少ないので、特に負荷量が多い場合には追加給水の回数
が格段に多くなり、負荷量検知の所要時間が非常に長く
なってしまう。
【0007】本発明は上記課題を解決するために成され
たもので、その主たる目的とするところは、適切な洗濯
水位よりも低い位置に設定された水位において、負荷量
をより精度よく検知することができる負荷量検知機能を
備えたドラム式洗濯機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】上
記課題を解決するために成された本発明は、外槽内に水
平軸を中心に回転自在に配設された籠状のドラムと、外
槽内に給水を行なう給水手段と、外槽内に溜まっている
水の水位を検知する水位検知手段とを具備するドラム式
洗濯機において、 a)前記水位検知手段により水位を検知しつつ規定水位ま
での給水を行なうべく前記給水手段を制御する給水制御
手段と、 b)前記規定水位までの給水終了後に洗濯物の吸水による
水位低下量を検知する水位低下量検知手段と、 c)給水制御手段による給水と水位低下量検知手段による
水位低下量の検知とが複数回繰り返される過程で、該水
位低下量検知手段により得られた水位低下量を積算する
積算手段と、 d)該積算手段による積算値に基づき負荷量を判断する負
荷量判定手段と、を備えることを特徴としている。
【0009】この発明に係るドラム洗濯機では、まず給
水制御手段は、水位検知手段により洗濯槽内の水位を検
知しながら、給水手段を駆動して規定水位まで外槽内に
給水を行なう。ドラム内に収容されている洗濯物が水を
吸収するとその分だけ水位が低下するから、水位低下量
検知手段はそのとき水位検知手段により検知された水位
と先の規定水位との差から水位低下量を求める。その
後、給水制御手段は、再び給水手段により外槽内に規定
水位まで追加給水を行ない、水位低下量検知手段は水位
低下量を求める。積算手段は、このとき得られた水位低
下量を先に取得した水位低下量に加算して積算値を算出
する。このような給水と水位低下量の検知との繰り返し
を所定回数だけ繰り返して行い、その後、負荷量判定手
段は最終的な積算値に基づいて負荷量を判断する。洗濯
物の量が多い場合には水位低下量も大きいから、積算値
が大きいほど負荷量が多いと判断することができる。こ
のような負荷量判断の基準は、予め多数回の予備実験を
行った結果に基づいて作成しておけばよい。
【0010】本発明に係るドラム式洗濯機では、給水が
なされた後に水位低下量を検出するまでの間に、できる
限り洗濯物による吸水を促進することが望ましい。そこ
で、規定水位まで給水が行なわれる毎に所定時間ドラム
を回転させ、ドラムが停止した後に水位低下量を検出す
る構成とするとよい。
【0011】ドラム式洗濯機では、ドラムの中心以下の
水位においては水位が低いほど同一水位差に対する水量
が少なくなる。すなわち、規定水位が低いほど同一の吸
水量に対して水位差が顕著になるため、負荷量の検出精
度が向上する。その反面、負荷量が多い場合に規定水位
が低過ぎると、一回の吸水量が少ないため繰り返し回数
を多くしないと負荷量の差が現れない。そこで、本発明
に係るドラム式洗濯機では、当初規定水位を低く設定
し、繰り返しが進むに伴い規定水位を高くしてゆくよう
にするとよい。勿論、繰り返し毎に必ず規定水位を上げ
る必要はなく、全体としてそのような傾向とすればよ
い。
【0012】また、給水と水位低下量の検知との複数回
の繰り返しの間に水位低下量が極めて減少した場合には
洗濯物の吸水が飽和した可能性があり、それ以上処理動
作を繰り返すことは、時間の無駄となるのみならず水の
無駄になる場合もある。そこで、本発明に係るドラム式
洗濯機では、処理の繰り返しの中で水位低下量が所定の
閾値以下になった場合には繰り返し処理を打ち切るよう
にするとよい。また、より正確を期すためには、処理の
繰り返しの中で水位低下量が所定の閾値以下であること
が連続した場合に繰返し処理を打ち切るようにするとよ
い。
【0013】ところで、給水時に給水流量が極端に少な
く給水時間が長い場合には、それ以前に洗濯物に吸水さ
れている水が給水期間中に洗濯物から吐き出されてしま
うという現象が起こる。このため、洗濯物が再び水を吸
水し得る状態に戻ってしまい、結果として、給水流量が
相対的に多い場合よりも水位低下量の積算値が大きくな
る傾向にある。そこで、本発明に係るドラム式洗濯機で
は、給水手段による給水能力を判定する給水能力判定手
段を更に備え、前記積算手段は該給水能力判定手段によ
り判定された給水能力に応じて水位低下量の積算値を修
正する構成とするとよい。このように積算値を修正する
ことにより、給水流量が少ない場合であっても負荷量を
精度よく求めることができる。
【0014】具体的には、前記給水能力判定手段は給水
の所要時間を積算する時間測定手段とし、積算手段はこ
の時間測定手段によって積算された給水の所要時間に応
じて水位低下量の積算値を修正するものとすることがで
きる。すなわち、給水時間の積算値が大きいほど給水手
段による給水流量が少ないと推定することができるか
ら、その場合には水位低下量の積算値を減少させればよ
い。
【0015】また、前記給水能力判定手段は始めの給水
時にドラム最底部以下に設定された水位に到達する時間
を測定する時間測定手段とし、積算手段は測定された該
時間に応じて水位低下量の積算値を修正するものとする
こともできる。すなわち、ドラム最底部以下の水位では
洗濯物が水に浸らないので、洗濯物による吸水を無視す
ることができ、時間測定手段は給水流量に応じた時間を
測定することができる。したがって、その時間が長い場
合には水位低下量の積算値を減少させればよい。
【0016】なお、負荷量検知結果は一般に洗いやすす
ぎ時の水量(水位)の決定などに利用されるが、ドラム
式洗濯機では中間脱水又は最終脱水時の偏心を防止する
ためのバランス調整運転のために利用されることもあ
る。このように洗い後に負荷量を必要とする場合におい
ては、洗いの脱水後や最終すすぎ以外のすすぎ後の脱水
後に上述の方法でもって負荷量の判定を行うことが好ま
しい。すなわち、洗い前の負荷量検知時には、乾いた洗
濯物と湿った又は濡れた洗濯物とが混在している可能性
があり、それによって負荷量の検知精度が劣化する場合
もある。しかしながら、洗い又はすすぎ後の脱水後では
全ての洗濯物の吸水率がほぼ揃った状態にあるため、よ
り精度が高い。
【0017】
【発明の効果】このように本発明に係るドラム式洗濯機
によれば、外槽への給水及び洗濯物の吸水による水位低
下量の測定を複数回数に分けて行い、その水位低下量の
積算値に基づいて負荷量を判定しているので、洗濯物の
吸水量を正確に求めることができ、それ故に負荷量の判
定を正確に行うことができる。
【0018】また、始めに規定水位を低い位置にしてお
くことにより、洗濯物の量が少ない場合でも負荷量を正
確に検知することができる。また、水位低下量が小さい
場合には途中で処理を打ち切って負荷量を判定する構成
によれば、少ない負荷量では低い規定水位でもって少な
い負荷量を判定しているので、その負荷量に最適な洗濯
が行なえる洗濯水位よりも低い位置に設定した規定水位
において負荷量検知を行なうことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るドラム式洗濯機の一実施
例を図面を参照して説明する。図1は本実施例によるド
ラム式洗濯機の側面断面図、図2は外槽を中心とする要
部の構成を示す正面断面図である。
【0020】このドラム式洗濯機では、外箱1の内部に
は前面が略円形状に開口した円筒形状の外槽2が防振バ
ネ3及びダンパ4に吊支され、この外槽2の内部には外
槽2よりも一回り小さな径の円筒形状のドラム6が主軸
9に軸支されている。外箱1の前面には外槽2の前面開
口を開閉するドア5が設けられており、このドア5を開
放してドラム6内へと洗濯物が投入されるようになって
いる。ドラム6はその周壁面に多数の通水孔7が穿孔さ
れており、内周面には回転に伴って洗濯物を掻き上げる
ためのバッフル8が突出して設けられている。主軸9は
外槽2に装着された軸受10により回転自在に保持され
ており、その先端には主プーリ11が取り付けられてい
る。外槽2の下面にはモータ12が配置され、モータ1
2の回転駆動力はモータプーリ13、Vベルト14を介
して主プーリ11に伝達される。
【0021】外部の水道栓などに接続された給水管15
は給水バルブ16を介して外槽2に接続されており、給
水管15を通して外槽2内に供給された水は通水孔7を
介してドラム6内へと流入し、また逆にドラム6内で洗
濯物から脱水された水は通水孔7を通して外槽2へと飛
散される。また、外槽2底部に連結された排水管17の
途中には排水ポンプ18が備えられており、外槽2内に
溜まった水は排水ポンプ18の駆動力により外部に排出
される。
【0022】図2に示すように、排水ポンプ18の吸入
口側には外槽2と連通するように圧力ホース19が接続
されており、この圧力ホース19の上端部には水位セン
サ20が設けられている。水位センサ20は周波数可変
の発振回路を備えており、外槽2内の水位に連動して上
下する圧力ホース19内の水位に対応して変化する空気
圧に応じた発振周波数の信号を生成するようになってい
る。
【0023】本実施例のドラム式洗濯機では、外槽2内
には後述の負荷量検知のために5段階の規定水位H1〜
H5が設定されている。但し、H3、H4、H5なる規定水
位は同一高さであるので、実質的には規定水位は図2に
示すような3段階である。具体的には、外槽2の寸法が
径520mm、奥行320mm、ドラム6の寸法が径4
75mm、奥行270mmである場合、各規定水位のド
ラム6の最底部からのおおよその高さは、H1:40m
m、H2:80mm、H3(H4、H5):110mmとす
るとよい。図7は、水位と水位センサの発振周波数との
関係を示すグラフである。水位センサ20の発振周波数
は水位が高くなるに従い低くなる。本実施例では、上記
各規定水位H1〜H3に対する発振周波数は、それぞれf
1:24.33kHz、f2:23.67kHz、f3
(f4、f5):23.33kHzとなっている。
【0024】図3は、このドラム式洗濯機の要部の電気
系構成図である。全体の制御を司る制御部21はCPU
を中心とするマイクロコンピュータ等から構成されてお
り、制御部21に含まれる図示せぬROMには、洗い、
すすぎ及び脱水等の各洗濯行程を進めるための運転プロ
グラムが予め記憶されている。この制御部21には、各
種キースイッチを備えた操作部23、数値表示器などを
備えた表示部24、上記水位センサ20、モータ12の
回転速度及び回転方向を制御するモータ駆動部25、給
水バルブ16及び排水ポンプ18を駆動する負荷駆動部
26が接続されている。また、制御部21は周波数測定
部22を含んでおり、周波数測定部22により水位セン
サ20からの水位検知信号の発振周波数を測定し、外槽
2内の水位に対応した指標値として利用している。
【0025】図4は本実施例のドラム式洗濯機における
洗濯行程の流れを概略的に示したフローチャートであ
る。この洗濯機では、洗い運転と2回のすすぎ運転とが
行われ、2回目のすすぎ運転の後に最終脱水が行われ
る。洗い運転と第1回目のすすぎ運転の後にはそれぞれ
中間脱水が行われ、これによりすすぎの効率を改善して
いる。洗い運転及び2回のすすぎ運転の前にはそれぞれ
負荷量検知処理が行われる。すなわち、始めにドラム6
内に洗濯物が収容された状態、つまり洗濯物が乾燥した
状態にあるときに第1回目の負荷量検知処理が行われ、
中間脱水の後、つまり全ての洗濯物が水を含み絞られた
状態にあるときに第2回目及び第3回目の負荷量検知処
理が行われる。
【0026】このように各負荷量検知において取得され
た負荷量データは、その直後の洗い運転又はすすぎ運転
時の水位の設定や運転時間の設定、更には中間脱水又は
最終脱水時の洗濯物のバランス調整の際のドラムの回転
制御などに利用される。
【0027】第1回目の負荷量検知の際には、必ずしも
ドラム6内の洗濯物の全てが乾燥した状態にあるとは限
らず、例えば、湿った又は濡れた状態の汚れ物が収容さ
れることもある。湿った洗濯物はその重量が乾燥時より
も大きいから、湿った洗濯物と乾いた洗濯物とがドラム
6内に混在していると負荷量の検知誤差の要因となる。
一方、第2回目及び第3回目の負荷量検知の際には、全
ての洗濯物が濡れて絞られた状態にあるため、各洗濯物
の吸水率の差はあるものの第1回目の負荷量検知の際よ
りも吸水量による重量のばらつきは少ない。したがっ
て、第1回目の負荷量検知よりも第2回目及び第3回目
の負荷量検知のほうが、より精度よく負荷量を算出する
ことができる。
【0028】以下、上記構成の洗濯機における負荷量検
知処理の手順を図5、図6のフローチャートに沿って詳
述する。なお、ここでは第1回目の負荷量検知処理につ
いて説明しているが、第2回目及び第3回目の負荷量検
知処理ではステップS1〜S3の処理を除外してステッ
プS4の処理から始めればよい。
【0029】使用者がドラム6内に洗濯物を収容し、操
作部23を介して洗濯開始のキー操作を行なうと、制御
部21は該操作を受けて、まずモータ駆動部25を介し
てモータ12を起動し、ドラム6の回転速度を130r
pmまで立ち上げ(ステップS1)、その回転速度を2
0秒間維持する(ステップS2)。これは、負荷量検知
を正確に行うために、ドラム6内に収容された洗濯物が
当初から濡れている場合に、染み込んでいる水を洗濯物
から吐き出させて取り除くためである。染み込んでいる
水を確実に除去するにはドラム6の回転速度が高いほう
が好ましいが、回転速度が高過ぎると、洗濯物がドラム
6内周上に不均一に分散していた場合に大きな振動を生
じてしまう。そこで、回転速度をドラム6自体の共振周
波数(180〜200rpm)よりも低く設定してい
る。
【0030】その後、モータ12をオフしてドラム6の
回転を停止させ、5秒間待機する(ステップS3)。次
に、負荷量検知処理の初期設定を実行する。すなわち、
給水繰返しカウンタ値(Cr)を「1」にセットし、タ
イマカウンタ値(Tm)、繰返し終了判定用カウンタ値
(Ce)、水位低下量積算用カウンタ値(Ca)をそれぞれ
「0」にリセットする(ステップS4)。給水繰返しカ
ウンタは後述の給水及び水位低下量測定から成るサイク
ルの繰返し回数を判定するためのもの、タイマカウンタ
は給水が行われている合計時間を計測するためのもの、
繰返し終了判定用カウンタは所定の給水繰返し回数(こ
の例では5回)に達する以前に給水を打ち切る条件が生
じた連続回数を判定するためのもの、水位低下量積算用
カウンタは各給水後の水位低下量の合計値を算出するた
めのものである。
【0031】続いて制御部21は、タイマカウンタのカ
ウントを開始する(ステップS5)と同時に、負荷駆動
部26を介して給水バルブ16を開放する(ステップS
6)。これにより、給水管15を通して外槽2内に水が
供給され、通水孔7を通ってドラム6内に流れ込む。そ
の後、制御部21は水位が規定水位Hrに到達したか否
かを繰り返し判定する(ステップS7)。ここで、規定
水位Hrのrは給水繰返しカウンタ値Crと同じ値であ
り、例えばCr=1である場合には規定水位はH1であっ
て、上述のようにドラム6の最底部からの高さは約40
mmである。
【0032】上記ステップS7では、具体的には、制御
部21は周波数測定部22により水位検知信号の周波数
fを測定し、この周波数fが規定水位Hrに相当する発
振周波数frになったか否かを判定する。すなわち、初
めてこのステップS7の処理を行う際には、水位が上昇
するに従い低下してゆく発振周波数fとf1:24.3
3kHzとを繰り返し比較し、周波数fがf1以下にな
ったときに規定水位H1に到達したと判断する。
【0033】規定水位H1に到達したならば、制御部2
1は負荷駆動部26を介して給水バルブ16を閉鎖する
(ステップS8)とともに、タイマカウンタのカウント
アップを一時停止する(ステップS9)。その後、モー
タ駆動部25を介してモータ12を起動し、55rpm
の回転速度でもってドラム6を一方向に回転させる(ス
テップS10)。このとき、ドラム6内の洗濯物はバッ
フル8により撹拌され、外槽2内に溜まっている水を吸
収する。
【0034】制御部21は、上記回転速度を20秒間維
持し(ステップS11)、その後モータ12をオフして
ドラム6の回転を停止させてから5秒待機する(ステッ
プS12)。5秒間ドラム6が停止されている間に、波
立っていた水面が次第に収まる。このときの待機時間が
長いほど水面の波立ちは収まるが、一方、ドラム6内で
洗濯物が重積した状態で時間が経過するに従い、上に載
った洗濯物の重みによって下側になっている洗濯物から
一旦吸水された水が吐き出されてくるため、正確な水位
低下量の測定ができなくなる。このため、ドラム6の回
転停止後に待機時間を長く設定し過ぎるのも好ましくな
い。
【0035】5秒間の待機の後、制御部21は水位セン
サ20からの水位検知信号の周波数fの測定結果を周波
数測定部22から読み込み(ステップS13)、このと
きに読み込んだ周波数fと規定水位Hrに相当する周波
数fr(ここではf1)との差、つまり洗濯物の吸水に
よる水位低下量に対応する周波数差Δfを算出する(ス
テップS14)。そして、この周波数差Δfを水位低下
量積算用カウンタ値(Ca)に加算する(ステップS1
5)。
【0036】次に、上記周波数差Δfが0.05kHz
以下であるか否かを判定し(ステップS16)、0.0
5kHzよりも大きい場合には繰返し終了判定用カウン
タ値Ceを「0」にリセットする(ステップS18)。
一方、Δfが0.05kHz以下である場合には繰返し
終了判定用カウンタ値Ceをインクリメントし(ステッ
プS17)、更にそのカウンタ値Ceが2であるか否か
を判定する(ステップS19)。ステップS18にてカ
ウンタ値Ceがリセットされた場合又はステップS19
にてカウンタ値Ceが2でないと判定された場合には、
給水繰返しカウンタ値Crをインクリメントする(ステ
ップS20)。そして、そのカウンタ値Crが5よりも
大きいか否かを判定し(ステップS21)、5以下であ
る場合にはステップS5へと戻る。
【0037】上記ステップS16にて周波数差Δfが
0.05kHz以下である場合には、その直前の水位低
下量が極めて少量であったと判定することができる。こ
れは、洗濯物の量が少なく吸水が飽和していると想定し
得る。しかし、例えば洗濯物が吸水しにくい(吸水に時
間を要する)素材から成る場合など、1回の判定のみで
は必ずしも吸水が飽和していると判断しにくいこともあ
る。そこで、繰返し終了判定用カウンタCeが2になっ
た場合、つまり2回連続して周波数差Δfが0.05k
Hz以下になった場合には(ステップS19で「Y」で
ある場合)、吸水が飽和したと判断してそれ以上の給水
の繰返し処理を打ち切るようにしている。
【0038】上述のようにステップS21からS5へ戻
ると、制御部21は先に一時停止していたタイマカウン
タのカウントアップを再開し、次には規定水位H2まで
の給水を行う(ステップS6〜S9)。このときの規定
水位H2は先の規定水位H1よりも高い位置になる。そし
て先に述べたステップS10〜S14の処理により、ド
ラム6を20秒間回転させて洗濯物に吸水させた後に水
位低下量に対応した周波数差Δfを取得する。更に、こ
のとき得られた水位低下量に対応した周波数差Δfを水
位低下量積算用カウンタ値Caに加算する(ステップS
15)。
【0039】このようにしてステップS5〜S20の処
理を5回繰繰り返し、ステップS21にてCrが5より
も大きいと判定されると、先のステップS19で繰返し
終了カウンタCeが2であると判定された場合と同様
に、その時点でのタイマカウンタ値Tmが480秒を越
えているか否かが判定される(ステップS22)。この
Tmは給水に要した時間の合計であるから、給水管15
を介しての給水流量(給水速度)に依存する。勿論、例
えば洗濯物の量が多く水位低下量が多い場合には給水量
自体が増加するためTmは大きくなる傾向にあるが、本
願発明者らの検討によれば、給水流量に依存する割合が
格段に大きい。したがって、Tmが480秒を越えてい
るような場合には給水流量がきわめて少ないと判定する
ことができる。
【0040】給水流量が少ないということは、同一の水
位低下量に相当する水を供給するのにより多くの時間を
要するということを意味する。上述のように、ドラム6
の回転の際に洗濯物に吸収された水は重積された状態で
時間を経るほど洗濯物から吐き出されてしまう。このた
め、たとえ全く新たな給水を行わなかったとしても外槽
2内の水位は徐々に上昇する。給水流量が極端に少なく
給水に時間を要すると給水の期間中にも洗濯物から水が
吐き出されるため、洗濯物が再び水をよく吸収する状態
に戻ってしまう。このため、複数回の繰返し給水の過程
で、洗濯物の吸水量の一部を重複して測定することにな
る。また、このような現象は、洗濯物の量が比較的多く
ドラム6の回転が停止されたときに洗濯物が重積する場
合に顕著になる。換言すれば、洗濯物の量が少量である
場合にはあまり顕著に現れない。
【0041】そこで、上記ステップS22でTmが48
0秒を越えていると判定された場合には、水位低下量積
算用カウンタ値Caが1kHzより大きいか否かを判定
し(ステップS23)、1kHzより大きい場合にはカ
ウンタ値Caから0.5kHzを減じる(ステップS2
4)。一方、ステップS22でTmが480秒以下であ
る場合及びステップS23でカウンタ値Caが1kHz
以下である場合には、カウンタ値Caはそのままとす
る。そして、この水位低下量積算用カウンタ値Caから
負荷量を判定する(ステップS25)。
【0042】図8は水位低下量の積算値と負荷量との関
係を示すグラフであって、直線L1は処理の開始時点で
洗濯物が乾燥している場合(つまり第1回目の負荷量検
知の場合)、直線L2は処理の開始時点で洗濯物が濡れ
ている場合(つまり第2回目及び第3回目の負荷量検知
の場合)である。この直線L1、L2は共に多数回の実験
の結果得られたものである。このグラフにおいて、縦軸
の負荷量は洗濯物の乾燥重量ではなく、水に濡れている
ときの重量に換算して示している。実験では洗濯物とし
て化学繊維及び木綿の両方を用いているので、直線L
1、L2はこのような繊維の相違も考慮された平均値であ
る。このような直線L1、L2を示す関係式を求めてメモ
リに格納しておくことにより、積算値つまり水位低下量
積算用カウンタ値Caから負荷量を簡便に得ることがで
きる。
【0043】このようにして負荷量検知処理の後に、検
知された負荷量データに応じて予め設定されている洗濯
水位まで追加給水を行って洗い運転を開始する。
【0044】第2回目及び第3回目の負荷量検知の際に
は、上述のステップS4〜S25の処理を実行し、ステ
ップS25において図8に示す直線L2に対応する関係
式を用いて水位低下量積算用カウンタ値Caから負荷量
を求めればよい。
【0045】なお、上記実施例では、タイマカウンタに
よって給水の所要時間を積算し、ステップS22にてそ
のカウンタ値Tmが480秒を越えている場合に給水流
量が極端に少ない(つまり給水能力が低い)と判断して
いたが、他の方法によって給水流量又は給水能力を判断
するようにしてもよい。例えば、給水管15の途中に流
量センサを設けることにより流量を直接的に計測すれ
ば、付加的なコストを要するものの最も正確に給水流量
を判断することができる。また、ドラム6の最底部より
も低い位置に適宜の水位を設定しておき、始めに給水を
行う際に給水開始時点から該設定水位に到達するまでの
時間を測定する構成としてもよい。このとき、給水管1
5から放出された水がドラム6内の洗濯物に直接降りか
からないような構造としておけば、洗濯物による吸水は
ないものと看做すことができるので、測定された時間は
給水流量に対応したものとなる。
【0046】また、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行うことができること
は明らかである。例えば、上記実施例で示した各数値
(規定水位の高さ、給水の繰返し回数など)は適宜に変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるドラム式洗濯機の側
面断面図。
【図2】 外槽を中心とする要部の構成を示す正面断面
図。
【図3】 本実施例のドラム式洗濯機の要部の電気系構
成図。
【図4】 本実施例における洗濯行程の概略フローチャ
ート。
【図5】 本実施例における負荷量検知処理の制御を示
すフローチャート。
【図6】 本実施例における負荷量検知処理の制御を示
すフローチャート。
【図7】 水位と水位センサの発振周波数との関係を示
すグラフ。
【図8】 水位低下量の積算値と負荷量との関係を示す
グラフ。
【符号の説明】
2…外槽 6…ドラム 15…給水管 16…給水バルブ 17…排水管 18…排水ポンプ 19…圧力ホース 20…水位センサ 21…制御部 22…周波数測定部 25…モータ駆動部 26…負荷駆動部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06F 39/08 301 D06F 39/08 301P (72)発明者 中川 謙治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 米澤 孝昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA03 AA07 BB08 BB09 CA02 FA09 KA19 KB11 KB27 LA14 LB02 LB31 LC08 LC15 LC25 LC29 LC30 LC33 LC34 MA01 MA03 MA05 MA06 MA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外槽内に水平軸を中心に回転自在に配設
    された籠状のドラムと、外槽内に給水を行なう給水手段
    と、外槽内に溜まっている水の水位を検知する水位検知
    手段とを具備するドラム式洗濯機において、 a)前記水位検知手段により水位を検知しつつ規定水位ま
    での給水を行なうべく前記給水手段を制御する給水制御
    手段と、 b)前記規定水位までの給水終了後に洗濯物の吸水による
    水位低下量を検知する水位低下量検知手段と、 c)給水制御手段による給水と水位低下量検知手段による
    水位低下量の検知とが複数回繰り返される過程で、該水
    位低下量検知手段により得られた水位低下量を積算する
    積算手段と、 d)該積算手段による積算値に基づき負荷量を判断する負
    荷量判定手段と、を備えることを特徴とするドラム式洗
    濯機。
  2. 【請求項2】 当初規定水位を低く設定し、給水の繰返
    しが進むに伴い規定水位を高くすることを特徴とする請
    求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 給水と水位低下量の検知との複数回の繰
    返しの中で水位低下量検知手段により検知された水位低
    下量が所定の閾値以下になった場合には、該繰返し処理
    を打ち切って負荷量判定を行うことを特徴とする請求項
    1又は2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 給水と水位低下量の検知との複数回の繰
    返しの中で水位低下量検知手段により検知された水位低
    下量が所定の閾値以下であることが連続した場合には、
    繰返し処理を打ち切って負荷量判定を行うことを特徴と
    する請求項1又は2に記載のドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記給水手段による給水能力を判定する
    給水能力判定手段を更に備え、前記積算手段は該給水能
    力判定手段により判定された給水能力に応じて水位低下
    量の積算値を修正することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記給水能力判定手段は給水の所要時間
    を積算する時間測定手段であって、前記積算手段は積算
    された給水の所要時間に応じて水位低下量の積算値を修
    正することを特徴とする請求項5に記載のドラム式洗濯
    機。
  7. 【請求項7】 前記給水能力判定手段は始めの給水時に
    ドラム最底部以下に設定された水位に到達する時間を測
    定する時間測定手段であって、前記積算手段は測定され
    た該時間に応じて水位低下量の積算値を修正することを
    特徴とする請求項5に記載のドラム式洗濯機。
  8. 【請求項8】 洗い、複数回のすすぎ、脱水の一連の行
    程を順次行うドラム式洗濯機であって、洗いの前のみな
    らず、洗い後の中間脱水後又はすすぎ後の中間脱水後に
    も負荷量検知を行うことを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載のドラム式洗濯機。
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