JP2000102629A - 皮革様シートおよびそれからなる球技ボール用構造物 - Google Patents
皮革様シートおよびそれからなる球技ボール用構造物Info
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Abstract
水性に優れた皮革様シート、球技ボール用構造物、球技
ボールまたはサッカーボールを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 少なくとも4層からなる皮革様シートに
おいて、第1層が無孔質高分子弾性体層であり、第2層
が多孔質高分子弾性体層であり、第3層が第2層を構成
する高分子弾性体と不織布とからなる層であり、第4層
が第3層から連続した不織布からなる層であることを特
徴とする皮革様シート。
Description
ン性に優れた皮革様シート、該皮革様シートと織布とか
らなる球技ボール用構造物、およびそれからなる球技用
ボール、特にサッカーボールに関するものである。
(1)不織布をベースとし、該不織布にポリウレタン樹
脂等を含浸、被覆した人工皮革、(2)織布をベースと
し、該織不にPVCを被覆した合成皮革等が一般的に使
用されている。
を作成する場合、その必要特性は種々挙げられるが、ヘ
ッディングの際の衝撃を緩和するためのソフトなクショ
ン性、および雨天で使用する際の吸水による重量増加を
防止するための耐吸水性が特に重要である。また、これ
ら皮革類は、伸び止めすなわち原形保持のため、皮革類
の裏面に天然ゴム系ラテックス等の接着剤を用いて織布
等のバッキング材をはり合わせて用いられる。その際、
使用される接着剤の量が得られたサッカーボールのクッ
ション性と耐吸水性に大きな影響を及ぼしている。すな
わち、皮革類の裏面側に接着剤を多量に付与してバッキ
ング材を接着させた場合、耐吸水性は高くなるが皮革類
表面のソフトなクッション性は失われる。一方、ソフト
なクッション性を維持するため接着剤の使用量を少なく
すると耐吸水性が低くなる。
と耐吸水性との両方を同時に満足するサッカーボールは
得られていなかった。
をベースとし、該織布にポリウレタンの発泡体と無孔質
ポリウレタンとをコーティングした合成皮革に、バッキ
ング材としてポリエチレン発泡シートを接着させた構造
物が提案されている。この構造物は、耐吸水性が高く、
表面のクッション性もあり、サッカーボール用皮革とし
て優れたものである。しかしながら、該合成皮革構造物
は、ポリエチレン発泡シートを使用しているため非常に
コストが高く、サッカーボール自体高価なものとなる。
そのためワールドカップ等の特殊な公式試合での使用を
除き汎用的に使用できるものではない。
いた構造物としては、上記織不からなる合成皮革とポリ
エチレン発泡シートとからなる構造物と同等あるいはそ
れ以上のソフトなクッション性および耐吸水性を満足す
るものは提案されていなかった。
は、不織布をベースとした人工皮革を用いて、表面のソ
フトなクッション性と耐吸水性との両方を同時に満足す
る皮革様シート、該皮革様シートと織布とからなる球技
ボール用構造物、およびそれからなる球技用ボール、特
にサッカーボールを提供することを目的としたものであ
る。
なくとも4層からなる皮革様シートにおいて、第1層が
無孔質高分子弾性体層であり、第2層が多孔質高分子弾
性体層であり、第3層が第2層を構成する高分子弾性体
と不織布とからなる層であり、第4層が第3層から連続
した不織布からなる層であることを特徴とする皮革様シ
ート、該皮革様シートと織布とからなる球技ボール用構
造物において、該皮革様シートの第4層である不織布
の、第3層と接していない側から第4層の厚さの1/4
〜3/4に接着剤を浸透させた状態で皮革様シートと織
布とを接着させてなることを特徴とする球技ボール用構
造物、該球技ボール用構造物からなる球技用ボール、お
よびそれからなるサッカーボールである。
する。本発明の皮革様シートの第3層と第4層とを構成
する不織布とは、従来公知の不織布であればよく、例え
ば短繊維をカードで開繊した後、ニードルパンチ、水流
等で絡合を施した不織布、メルトブロー不織布、あるい
は長繊維からなるスパンボンド不織布等がある。これら
の不織布を構成する繊維としては、特に規定はなく、例
えばポリエステル、ナイロン等の合成繊維、レーヨン等
の再生繊維、綿、羊毛等の天然繊維をそれぞれ1種類あ
るいは数種類混合して使用することができる。この中
で、合成繊維を用いることが好ましく、ポリエステルお
よび/またはナイロンを用いることが特に好ましい。ま
た、これらの繊維の繊度は特に規定はないが0.05〜
10デニールであることが好ましい。不織布の見掛け密
度は、0.15〜0.40g/cm3であることが好まし
く、0.20〜0.35g/cm3であることが特に好まし
い。見掛け密度が0.15に満たない場合には、表面に
形成する高分子弾性体層の表面に凹凸が生じやすく、面
平滑性が得られにくくなるので好ましくない。また、こ
の見掛け密度が0.40g/cm3を超えると、本発明の最
終目的物であるボールとした場合の表面クッション性が
劣り好ましくない。また、0.2g/cm3以上の高密度を
得るには、熱収縮性を有する繊維を併用して不織布とし
た後、加熱収縮を施して密度を高めることが有効であ
る。
撥水性が付与されていることが好ましい。この場合、撥
水剤としてはシリコーン系、フッ素系等の従来公知の撥
水剤を使用することができる。撥水の程度は、本発明の
皮革様シートの裏面不織布層にバッキング材としての織
布を接着する際の接着剤としてラッテックス等の水系接
着剤を用いる場合は、接着剤を塗布した際の不織布への
浸透深さに影響を及ぼすため、あらかじめ使用する接着
剤を考慮して決定することが好ましい。
多孔質高分子弾性体および第3層において不織布中に含
浸・凝固されている高分子弾性体としては、例えばポリ
エステルエラストマー、ポリウレタン、NBR、SBR
等が挙げられ、これらのうち、ポリウレタンであること
が好ましい。第2層においてはこれら高分子弾性体は多
孔質となっており、不織布と高分子弾性体とからなる第
3層においては、多孔質である必要はないが、高分子弾
性体が不織布を構成する繊維間に存在し、各繊維と実質
的に接合していないことが好ましい。これらの多孔体
は、ケミカル発泡、機械発泡等の従来より知られている
発泡成形法、水と相溶性の有機溶剤で溶解した高分子弾
性体溶液を水中で凝固させるいわゆる湿式法、あるいは
高分子弾性体の有機溶剤溶液のW/O型エマルジョンを
乾燥凝固する乾式法等の方法によって成形することがで
きる。これらの多孔体の見掛け密度は0.35〜0.6
5g/cm3であることが好ましく、0.40〜0.60g/c
m3であることが特に好ましい。これらの見掛け密度が
0.35g/cm3に満たない場合は、多孔体の強度が弱
く、ボールとして使用された際の摩耗などの点で好まし
くない。また、0.65g/cm3を超えた場合は皮革様シ
ートの表面が硬くなり、表面のソフトなクッション性が
劣り好ましくない。
無孔質高分子弾性体としては、例えば、ポリエステルエ
ラストマー、ポリウレタン、NBR、SBR等の高分子
弾性体の無孔質体である。これらの無孔質層は、グラビ
ア法、ナイフコーティング法、ラミネート法等の従来公
知の方法によって形成することができる。この無孔質層
の厚みは、30〜200μmであることが好ましく、7
0〜150μmであることが特に好ましい。層厚が30
μに満たない場合は、ボールとして使用された場合にチ
ッピングがおこり好ましくない。200μを超えた場合
は、表面がつっぱり硬くなり、縫着もふぞろいになり好
ましくない。
公知の方法を用いることができるが、例えば以下方法が
用いられる。高収縮性ポリエステル繊維と自己伸長性ポ
リエステル繊維とからなる不織布に、ポリウレタンポリ
マーメチルエチルケトン分散液に多孔質調整剤、水、文
散剤を添加したW/O型エマルジョンをコーティング
し、該不織布層の1/5〜1/2の厚さまで該エマルジ
ョンを浸透させ、ポリマーをある温湿度で凝固させる。
次いで表面層のポリマーをある温湿度で多孔質化させる
ことによって、不織布のみからなる本発明の皮革様シー
トの第4層、不織布とポリウレタンとからなる本発明の
皮革様シートの第3層、および多孔質ポリウレタンから
なる本発明の皮革様シートの第2層が得られる。該第2
層の多孔質ポリウレタン層の第3層と接触していない側
の表面に、本発明の皮革様シートの第1層である無孔質
ポリウレタンをラミネートする。これによって本発明の
皮革様シートが得られる。
ての織布とを、本発明の皮革様シートの第4層である不
織布の第3層と接していない側から不織布層厚さの1/
4〜3/4まで接着剤を浸透させた状態で接着させ、球
技ボール用構造物を得る。
シートの最下層に不織布層(第4層)を存在させること
にある。この不織布層の存在により、ソフトなクッショ
ン性が得られるものである。更に、この不織布層の裏面
から該厚さの1/4〜3/4に接着剤を浸透させた状態
で織布を接着させることにより、該不織布中の空隙を接
着剤により減少させ耐吸水性を向上させることができ
る。また、接着剤を浸透させない空隙を残すことによ
り、該不織布を構成する繊維間に自由度が保たれるた
め、ソフトなクッション性を維持することができ、更
に、後述するパネルとして縫いあわせる際にも糸締まり
が良く、圧縮され易くなるため縫着部から水が浸入しに
くくなる。従って、本発明の皮革様シートおよび球技ボ
ール用構造物がらなる球技用ボール、特にサッカーボー
ルは、クッション性および耐吸水性の両方を兼備したも
のとなる。
来公知の方法を用いることができる。ここで、該接着剤
としては、例えば天然ゴム系ラテックス樹脂、合成ゴム
系接着剤、その他ゴム系の接着剤等が挙げられ、天然ゴ
ム系ラテックスを用いることが好ましい。これは、天然
ゴム系ラテックス接着剤が、不織布層と織布との接着に
おいて、柔軟性を損なうことなく接着することができる
からである。また、パッキング材としての織布を構成す
る繊維としては、特に規定はなく、例えば綿等の天然繊
維、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維を挙げること
ができる。
する。本発明の球技ボール用構造物を作成するボールに
あわせて複数のパネルに分割し、それぞれのパネルに縫
代を設ける。該パネルを縫い合わせて中空の球体を形成
し、該球体の中空部にゴム製チューブを挿入し、ゴム製
チューブ内に定められた圧力の空気を注入し、注入口を
閉じることによってボールとする。
物または球技用ボールの用途は、特に限定されないが、
本発明の特性を生かす用途、例えば、スポーツ用品、特
に雨天でも使用されるサッカー、ラグビー等のボールと
して使用することが好ましく、特にサッカーボールとし
て使用することが好ましい。
%、自己伸長性ポリエステル繊維を25%混在させ、ニー
ドルパンチで絡合、熱水で収縮させることによって、密
度0.30g/cm3、厚さ1.33mmの不織布を得た。該不織布に
は、シリコン溌水剤を0.25wt%固着させた。
分散液に、多孔調整剤、水、分散剤を添加したW/O型エ
マルジョン(15%濃度)を該不織布に1660g/m2コーティン
グ、浸透させ、45℃、70%湿度で該不織布に浸透したポ
リマーを凝固させた。次いで、75℃、45%湿度で表面多
孔質層を形成させ、130℃で乾燥、135℃でプレスするこ
とで、多孔質ポリウレタン層(第2層)は、密度0.55g/cm
3、厚さ0.16mm、多孔質ポリウレタンと不織布からなる
層(第3層)は、密度0.42g/cm3、厚さ0.60mm、不織布層
(第4層)は、密度0.30g/cm3、厚さ0.80mmの3層を持つ
皮革様シートを得た。該皮革様シートの表面に無孔質の
ポリウレタン(第1層)をコーティングすることで4層
構造の皮革様シートを得た。該皮革様シートは、従来の
製造方法(比較例1)で得られる3層の人工皮革に比べ、
ソフト性(曲げ応力)、クッション性(圧縮性)において優
れた値を示した。また、第4層である不織布層の裏面に
天然ゴム系ラテックス樹脂を塗布し、厚さ1/4まで浸
透させ、バッキング材としてのポリエステル織布3層と
接着させることにより、サッカーボール用構造物を得
た。これを走査型電子顕微鏡で観察した結果、第1層の
厚さは0.10mm、第2層は0.16mm、第3層は0.60mm、第4
層は0.80mmであった。該サッカーボール用構造物を五角
形と六角形のパネルにカットして縫い合わせ、ゴム製チ
ューブを挿入してサッカーボールを作成した。このサッ
カーボールを用いて、FIFAの測定方法に従い吸水測
定を行った結果、6.5%の値が得られた。
75%、自己伸長性ポリエステル繊維を25%混在させ、ニ
ードルパンチで絡合、熱水で収縮させることによって、
密度0.30g/cm3、厚さ1.33mmの不織布を得た。該不織布
には、シリコン溌水剤を0.25wt%固着させた。
分散液に、多孔調整剤、水、分散剤を添加したW/O型エ
マルジョン(16%濃度)を該不織布に含浸させ、MEK濃
度6wt%の水浴を30分間通し50℃、55%湿度で該ポリマ
ーを凝固させ、120℃でプレス乾燥を行った。次いで、
該エマルジョン(15%濃度)を750 g/m2、該基材にコーテ
ィングし、45℃、70%湿度、75℃、45%湿度の2段階で
表面多孔質層を形成させ、130℃で乾燥、135℃でプレス
することにより、上層(多孔質ポリウレタン層)密度0.55
g/cm3、厚さ0.30mm、下層(多孔質ポリウレタンと不織
布からなる層)密度0.42 g/cm3、厚さ1.33mmの2層を持
つ人工皮革を得た。該基材の裏面にラテックス系樹脂を
塗布しても裏面に付着するだけで下層への浸透はほとん
ど見られなかった。該状態については、走査型電子顕微
鏡で観察した。該人工皮革構造物を五角形と六角形のサ
ッカーボール用パネルにカットして縫い合わせて、ゴム
製チューブを挿入してサッカーボールを作成した。この
サッカーボールFIFAの測定方法に従い吸水測定を行
った結果、11%の値が得られた。
40%、自己伸長性ポリエステル繊維を60%混在させ、ニ
ードルパンチで絡合、熱水で収縮させることによって密
度0.23g/cm3、厚さ1.40mmの不織布を得た。該不織布に
は、シリコン溌水剤を0.25wt%固着させた。
分散液に、多孔調整剤、水、分散剤を添加したW/O型エ
マルジョン(15%濃度)を該不織布に、1660g/m2コーティ
ング、浸透させ45℃、70%湿度で該不織布に浸透したポ
リマーを凝固させた。次いで75℃、45%湿度で表面多孔
質層を形成させ、130℃で乾燥、135℃でプレスすること
で、多孔質ポリウレタン層 (第2層)は、密度0.55g/c
m3、厚さ0.13mm、多孔質ポリウレタンと不織布繊維から
なる層(第3層)密度0.32 g/cm3、厚さ0.80mm、不織布層
(第4層)は、密度0.23 g/cm3、厚さ0.70mmの3層を持つ
人工皮革を得た。該人工皮革の表面に無孔質のポリウレ
タン(第1層)をコーティングすることで4層構造をと
る皮革様シートを得た。該皮革様シートは従来の製造方
法(比較例2)で得られた3層の人工皮革に比べ、ソフト
性(曲げ応力)、クッション性(圧縮性)に優れた値を示し
た。また、第4層である不織布の裏面に天然ゴム系ラテ
ックス樹脂を塗布し厚さ1/4まで浸透させ、バッキン
グ材としてのポリエステル織布3層と接着させることに
よってサッカーボール用構造物を得た。このものを走査
型電子顕微鏡で観察した結果、第1層の厚さは0.10mm、
第2層は0.13mm、第3層は0.80mm、第4層は0.70mmであ
った。該サッカーボール用構造物を五角形と六角形のパ
ネルにカットして縫い合わせ、ゴム製チューブを挿入し
てサッカーボールを作成した。このサッカーボールFI
FAの測定方法に従い吸水測定を行った結果、7.5%の
値を得た。
40%、自己伸長性ポリエステル繊維を60%混在させ、ニ
ードルパンチで絡合、熱水で収縮させることによって密
度0.23g/cm3、厚さは1.40mmの不織布を得た。該不織布
にはシリコン溌水剤を0.25wt%固着させた。
分散液に、多孔調整剤、水、分散剤を添加したW/O型エ
マルジョン(16%濃度)を該不織布に含浸させ、MEK濃
度6wt%の水浴を30分間通し50℃、55%湿度で該ポリマ
ーを凝固させ、120℃でプレス乾燥を行った。次いで該
ポリマー原液(15%濃度)を1330 g/m2、該基材にコーテ
ィングし、45℃、70%湿度、75℃、45%湿度の2段階で
表面多孔質層を形成させ、130℃で乾燥、135℃でプレス
することで、上層(多孔質ポリウレタン層)密度は、0.55
g/cm3、厚さ0.30mm、下層(多孔質ポリウレタンと不織
布からなる層)密度は、0.30 g/cm3、厚さ1.40mmの2層
を持つ人工皮革を得た。該基材の裏面にラテックス系樹
脂を塗布しても裏面に付着するだけで下層への浸透はほ
とんど見られなかった。該状態については、走査型電子
顕微鏡で観察した。該人工皮革構造物を五角形と六角形
のサッカーボール用パネルにカットして縫い合わせて、
ゴム製チューブを挿入してサッカーボールを作成した。
このサッカーボールFIFAの測定方法に従い吸水測定
を行った結果、12%の値が得られた。
不織布層を有し、該不織布層が有する空隙によりソフト
なクッション性を有し、かつ、該皮革様シートとバッキ
ング材としての織布とを接着させた球技ボール用構造物
をパネルとして縫着する際に糸締まりが良く圧縮され易
いものであるため、縫着部からの水の浸入を防止し易い
という特徴を有するものである。また、上記皮革様シー
トとバッキング材としての織布との接着において、該皮
革様シートの不織布部分への接着剤の浸透をコントロー
ルすることによって、更に耐吸水性を高めたものであ
る。従って、本発明の皮革様シートまたは球技ボール用
構造物は、クッション性および耐吸水性を兼ね備えたも
のであり、かつ、ポリエチレン発泡シートを用いないこ
とから安価に製造することができるものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも4層からなる皮革様シートに
おいて、第1層が無孔質高分子弾性体層であり、第2層
が多孔質高分子弾性体層であり、第3層が第2層を構成
する高分子弾性体と不織布とからなる層であり、第4層
が第3層から連続した不織布からなる層であることを特
徴とする皮革様シート。 - 【請求項2】 請求項1記載の皮革様シートと織布とか
らなる球技ボール用構造物において、該皮革様シートの
第4層である不織布の、第3層と接していない側から第
4層の厚さの1/4〜3/4に接着剤を浸透させた状態
で皮革様シートと織布とを接着させてなることを特徴と
する球技ボール用構造物。 - 【請求項3】 請求項2記載の球技ボール用構造物から
なる球技用ボール。 - 【請求項4】 球技用ボールがサッカーボールである請
求項3記載の球技用ボール。
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1998
- 1998-09-30 JP JP27792298A patent/JP4018818B2/ja not_active Expired - Fee Related
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