JP2000102277A - パルスカウントによる位置検出方法 - Google Patents

パルスカウントによる位置検出方法

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JP2000102277A
JP2000102277A JP10309362A JP30936298A JP2000102277A JP 2000102277 A JP2000102277 A JP 2000102277A JP 10309362 A JP10309362 A JP 10309362A JP 30936298 A JP30936298 A JP 30936298A JP 2000102277 A JP2000102277 A JP 2000102277A
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JP
Japan
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motor
power supply
time
pulse
tripping
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Application number
JP10309362A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Yurugi
務 万木
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Toyo Denso Co Ltd
Original Assignee
Toyo Denso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転に応じたパルス数のカウントに
よる位置検出を行うに際して、電源の引外し後のモータ
の慣性による回転に追従した位置検出を行わせる。 【構成】 電源が投入されてからのモータの回転に同期
してパルス発生器から生ずるパルス信号をカウントする
ことにより、モータによって駆動される制御機器の駆動
位置を求める位置検出方法において、モータの電源が引
き外されてからタイマ設定時間のあいだパルス発生器か
ら生ずるパルス信号のカウントを継続して行わせるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源が投入されてから
のモータの回転に同期してパルス発生器から生ずるパル
ス信号をカウントすることにより、モータによって駆動
される機器の駆動位置を求めるパルスカウントによる位
置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のパワーウインド装置にあ
っては、その制御用のECUにおいて、ウインドガラス
が全閉状態になったときの位置を基準として内部カウン
タを0にイニシャルセットして、ウインドガラス開閉機
構における駆動用モータの正,逆転方向の回転に応じて
パルス発生器から生ずるパルス信号をECUの外部割込
み入力にとり込んで加,減方向にカウントすることによ
ってウインドガラスの開閉位置を求めるようにしてい
る。
【0003】従来、このようなパワーウインド装置にあ
っては、モータの電源が引き外されたあとの外来ノイズ
によるミスカウントを避けるために、電源の引外し時に
は直ちにECUの外部割込みを禁止するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、電源が投入されてからのモータの回転に同期して
パルス発生器から生ずるパルス信号をECUの外部割込
み入力にとり込んでカウントすることにより、モータに
よって駆動される機器の駆動位置を求めるに際して、電
源の引外し時に直ちにECUの外部割込みを禁止するの
では、電源の引外し後のモータの慣性による回転によっ
てそのモータによって駆動される機器の駆動位置が微妙
に変化してしまい、パルスカウントによる位置検出の精
度が低下してしまうことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源が投入さ
れてからのモータの回転に同期してパルス発生器から生
ずるパルス信号をカウントすることにより、モータによ
って駆動される制御機器の駆動位置を求めるパルスカウ
ントによる位置検出方法において、外来ノイズによるミ
スカウントを防止しながらも、電源の引外し後のモータ
の慣性による回転に追従した位置検出を行わせるべく、
モータの電源が引き外されてからタイマ設定時間のあい
だパルス発生器から生ずるパルス信号のカウントを継続
して行わせるようにしている。
【0006】
【実施例】以下、本発明を車両のパワーウインド装置に
適用した場合について説明する。
【0007】図1はパワーウインド装置における電気系
統の構成例を示しており、ここではウインドガラス開閉
機構の駆動用モータMと、そのモータMの回転に同期し
てパルス信号を発生するパルサ(パルス信号発生器)P
と、モータMが正転する極性でもってバッテリ電源BA
Tの投入,引外しを行う開方向駆動用リレーRY1およ
びモータMが逆転する極性でもってバッテリ電源BAT
の投入,引外しを行う閉方向駆動用リレーRY2と、運
転席側に設けられたパワーウインド操作用マスタースイ
ッチM・SWの操作状態を読み込んで、開方向駆動用リ
レーRY1または閉方向駆動用リレーRY2の付勢、消
勢の制御を適宜行う制御ユニットECUとによって構成
されている。
【0008】そして、マスタースイッチM・SWが開ま
たは閉方向に一段階押し込まれて手動位置Mに操作され
たときには、制御ユニットECUの制御下において、そ
の押し込みによる手動操作がなされているあいだ、開方
向の制御信号OCSまたは閉方向の制御信号CCSをそ
れまでのハイレベルからローレベルに切り換えることに
よって開方向駆動用リレーRY1または閉方向駆動用リ
レーRY2のリレーコイルを付勢して、モータMを正転
または逆転駆動してウインドガラスの開放または閉成が
行われるようになっている。
【0009】また、マスタースイッチM・SWが開また
は閉方向にさらに瞬時押し込まれて自動位置Aに操作さ
れたときには、制御ユニットECUの制御下において、
開方向の制御信号OCSまたは閉方向の制御信号CCS
をそれまでのハイレベルからローレベルに切り換えるこ
とによって開方向駆動用リレーRY1または閉方向駆動
用リレーRY2のリレーコイルを付勢してモータMの正
転または逆転の駆動を行わせる。そして、モータMの回
転にともないパルサPから発生するパルス信号をECT
の外部割込み入力にとり込んで、ウインドガラスが全開
または全閉状態になってパルス信号が停止するまで開方
向の制御信号OCSまたは閉方向の制御信号CCSをロ
ーレベル状態に保持するようにしている。
【0010】このように構成されたものにあって、制御
ユニットECUにおいて、ウインドガラスが全閉状態に
なるたびごとに内部カウンタを0にイニシャルセットし
て、ウインドガラス開閉機構における駆動用モータMの
正,逆転方向の回転に応じてパルサPから発生するパル
ス信号の数を加,減方向にカウントすることによってウ
インドガラスの開閉位置を求めるようにしている。
【0011】その際、ウインドガラスの開閉位置を数m
mオーダの微量で求めることができるように、図2およ
び図3に示すように、モータMの回転に応じて90゜の
位相差をもった2つのパルス信号列A,Bを発生する2
相式によるパルサPを用いて、制御ユニットECUがパ
ルサPからの各相のパルス信号Pa,Pbを順次とり込
んで、その各相のパルス信号Pa,Pbの立上り、立下
りの各エッジをトリガとしてカウントするようにしてい
る。
【0012】また、制御ユニットECUは、パルサPか
らの各相のパルス信号Pa,Pbをとり込むに際して、
どちらの相のパルス信号が先に送られてくるかをみるこ
とによってモータMの回転方向を判別することができ
る。
【0013】図2は、ウインドガラスを開放させるとき
のモータMの正転時における各相のパルス信号Pa,P
bの発生状態を示している。この場合は、A相のパルス
信号Paが先にきて、各相のパルス信号Pa,Pbの立
上り、立下りの各エッジをトリガとしてアップ方向にカ
ウントが行われる。
【0014】また、図3は、ウインドガラスを閉成させ
るときのモータMの逆転時における各相のパルス信号P
a,Pbの発生状態を示している。この場合は、B相の
パルス信号Pbが先にきて、各相のパルス信号Pb,P
aの立上り、立下りの各エッジをトリガとしてダウン方
向にカウントが行われる。
【0015】本発明では、制御ユニットECUにおい
て、マスタースイッチM・SWのオフによってモータM
からバッテリ電源BATが引き外されてから予め内部タ
イマに設定した一定時間TmのあいだパルサPから生ず
る各相のパルス信号Pa,Pbを外部割込み入力にとり
込んで、パルスカウントを継続して行わせ、そのタイマ
設定時間Tmの経過をまって外部割込みを禁止するよう
にしている。
【0016】図4は、ウインドガラスの閉成時における
マスタースイッチM・SWのオフ時の各部信号のタイム
チャートを示している。
【0017】ここでは、マスタースイッチM・SWがオ
フしたt1時点で、若干の動作遅れをもってモータMを
逆転駆動させるための閉方向駆動用リレーRY2が消勢
してモータMからバッテリ電源BATが引き外される場
合を示している。そして、マスタースイッチM・SWが
オフしてバッテリ電源BATが引き外れた後も、モータ
Mの慣性による回転に同期してパルサPから各相のパル
ス信号Pa,Pbが発生して、t1時点からタイマ設定
時間Tmが経過するt2時点までのあいだ、各相のパル
ス信号Pa,Pbのパルスカウントが継続して行われ
る。
【0018】したがって、バッテリ電源BATの引外し
後にモータMが完全に停止するまでの時間を見込んでタ
イマ時間Tm(例えば500mS程度)を設定すること
により、バッテリ電源BATの引外し後のモータの慣性
による回転によって変化するウインドガラスの開閉位置
を精度良く検出できるようになる。
【0019】そして、そのタイマ設定時間Tmの経過を
まって制御ユニットECUにおける外部割込みを禁止す
ることによって、外来ノイズによるミスカウントを防止
できるようになる。
【0020】
【発明の効果】以上、本発明は、電源が投入されてから
のモータの回転に同期してパルス発生器から生ずるパル
ス信号をカウントすることにより、モータによって駆動
される制御機器の駆動位置を求めるパルスカウントによ
る位置検出方法において、モータの電源が引き外されて
からタイマ設定時間のあいだパルス発生器から生ずるパ
ルス信号のカウントを継続して行わせるようにしたもの
で、電源の引外し後のモータの慣性による回転に追従し
た位置検出を精度良く行わせることができるという利点
を有している。
【0021】また、本発明は、パルス信号を制御用EC
Uの外部割込み入力にとり込んでカウントするようにし
て、モータの電源が引き外されてからタイマ設定時間の
経過をまってECUの外部割込みを禁止するようにして
おり、モータが完全に停止した後における外来ノイズに
よるミスカウントを確実に防止できるという利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するためのパワーウインド装置に
おける電気系統の構成例を示す電気回路図である。
【図2】ウインドガラスを開放させるときのモータの正
転時における2相式のパルサから発生する各相のパルス
信号Pa,Pbのタイムチャートである。
【図3】ウインドガラスを閉成させるときのモータの逆
転時における2相式のパルサから発生する各相のパルス
信号Pa,Pbのタイムチャートである。
【図4】ウインドガラスの閉成時におけるマスタースイ
ッチのオフ時の各部信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
M モータ P パルサ RY1 開方向駆動用リレー RY2 閉方向駆動用リレー M・SW パワーウインド操作用マスタースイッチ ECU 制御ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源が投入されてからのモータの回転に
    同期してパルス発生器から生ずるパルス信号をカウント
    することにより、モータによって駆動される機器の駆動
    位置を求めるパルスカウントによる位置検出方法におい
    て、モータの電源が引き外されてからタイマ設定時間の
    あいだパルス発生器から生ずるパルス信号のカウントを
    継続して行わせるようにしたことを特徴とするパルスカ
    ウントによる位置検出方法。
  2. 【請求項2】 パルス信号を制御用ECUの外部割込み
    入力にとり込んでカウントするようにして、モータの電
    源が引き外されてからタイマ設定時間の経過をまってE
    CUの外部割込みを禁止するようにしたことを特徴とす
    る請求項1の記載によるパルスカウントによる位置検出
    方法。
JP10309362A 1998-09-25 1998-09-25 パルスカウントによる位置検出方法 Pending JP2000102277A (ja)

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