JP2000213234A - 自動ドアの開閉制御方法 - Google Patents
自動ドアの開閉制御方法Info
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- JP2000213234A JP2000213234A JP11015402A JP1540299A JP2000213234A JP 2000213234 A JP2000213234 A JP 2000213234A JP 11015402 A JP11015402 A JP 11015402A JP 1540299 A JP1540299 A JP 1540299A JP 2000213234 A JP2000213234 A JP 2000213234A
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Abstract
まれ検知して即座にセーフティリターンする感度の良い
自動ドアの開閉制御方法を提供する。 【解決手段】 ステップS18の判定で区間A若しくは
B内であれば、障害物の挟まれ検知をドア1の跳ね返り
又は停止により検知してドア1を反転開動作させる。ス
テップS18の判定で区間A及びBを除く領域であれ
ば、障害物の挟まれ検知をドア1の跳ね返り又は停止に
より検知する方法と、ドア1の速度Vが挟まれ検知速度
Vs以下になることにより検知する方法とを併用して、
ドア1が障害物等に当たって跳ね返ったり停止したりし
なくても、ドア速度Vが挟まれ検知速度Vs以下になれ
ば、即座にセーフティリターンする。また、磁気センサ
の切替り後、次の信号の切替わりまでの間のドア1の速
度を推定し、推定ドア速度がVs以下であればセーフテ
ィリターンする。
Description
位置から開端位置まで開動作して開端位置で設定時間停
止し、その後閉端位置まで閉動作する自動ドアの開閉制
御方法に関するものである。
可動子又は固定子上の駆動のための複数の磁気センサの
信号の切替りに基づいて検出されるドアの位置及び速度
が主制御装置にフィードバックされ、このフィードバッ
クされたドアの位置及び速度に基づいて、所定の開閉制
御プログラムにより行われる。そして、閉動作中のドア
が障害物に当たって跳ね返るか停止するのを、磁気セン
サの信号の切替わりパターンに基づいて検知し、該ドア
を反転開動作させるセーフティリターン制御を行ってい
る。ドアの跳ね返りは、ドアとリニアモータの可動子と
の連結部のがたが無視できる加速域では、閉方向から開
方向への信号の切替わり1個で検知している。また、ド
アとリニアモータの可動子との連結部のがたが無視でき
ない定速域及び減速域では、閉方向から開方向への信号
の切替わり2個でドアの跳ね返りを検知している。
ようにドアの跳ね返りを、閉方向から開方向への磁気セ
ンサ信号の切替わりに基づいて検知するようにすると、
障害物がドアの勢いに押されてドアとともに閉方向へ移
動してしまうような場合は、ドアが停止するまで反転開
動作せず、感度が悪い。本発明は、上記した点に鑑みて
なされたもので、障害物に当たったドアが跳ね返ったり
停止しない場合でも、挟まれ検知して即座にセーフティ
リターンする感度の良い安全性の高い自動ドアの開閉制
御方法を提供することを目的とするものである。
めの請求項1に記載の本発明の自動ドアの開閉制御方法
は、起動信号によって閉端位置から開端位置まで開動作
して開端位置で設定時間停止し、その後閉端位置まで閉
動作する自動ドアにおいて、前記閉動作時にドアを加速
させる加速域と、該加速域に続いてドアを定速で移動さ
せる定速域と、該定速域に続いてドアを減速させる減速
域のそれぞれの領域でドアの跳ね返り又は停止が検知さ
れたときにはドアを反転させるとともに、前記加速域初
期及び減速域末期を除く領域に挟まれ検知速度を設定
し、この領域でドア速度が挟まれ検知速度以下になった
ときにもドアを反転させることを特徴とする。
の開閉制御方法は、請求項1に記載の構成において、ド
アの駆動源にリニアモータを用い、可動子又は固定子上
の駆動のための磁気センサの信号によってドアの位置及
び速度を検出する一方、該磁気センサの信号の切替わり
後、次の信号の切替わりまでの間は、磁気センサの信号
の切替わり後の経過時間で現在のドア速度を推定し、こ
の推定ドア速度が前記挟まれ検知速度以下になったらド
アを反転させることを特徴とする。
の開閉制御方法によれば、開端位置から閉端位置に向か
って、順次加速域、定速域及び減速域を設定し、各領域
においてドアが跳ね返ったり又は停止したりすると該ド
アを反転させるとともに、加速域初期及び減速域末期を
除く領域におけるドア速度が、設定された挟まれ検知速
度以下となったときにもドアを反転させる。従って、ド
アが障害物等に当たって跳ね返ったり停止したりしなく
ても、ドア速度が挟まれ検知速度以下になれば即座にセ
ーフティリターンするため、非常に感度が良い。また、
加速域初期及び減速域末期を除く領域で速度によるセー
フティリターン判定を行うことにより、ドアとリニアモ
ータの可動子との連結部のがたを無視できる。さらに、
リニアモータの推力が大きい場合であっても、挟み込ん
だ障害物を押し付けてしまうことがないから、安全性も
向上する。
御方法によれば、ドアの駆動源にリニアモータを用い、
可動子又は固定子上の駆動のための磁気センサの信号の
切替わり後、次の信号の切替わりまでの間は、磁気セン
サの信号の切替わり後の経過時間で現在のドア速度を推
定して、該推定ドア速度が挟まれ検知速度以下になった
らドアを反転させる。従って、ドアが障害物に当たった
後反転するまでの時間を短縮でき、より感度の高い自動
ドアの開閉制御方法を提供できる。
照して説明する。図1は自動ドア開閉制御装置の概略構
成を示したブロック図である。ドア1は、リニアモータ
の可動子3に連結されて開閉される。可動子3は3個の
コイル3a,3b,3cからなり、該可動子3には、3
個の磁気センサ4a,4b,4cが配設されている。各
磁気センサ4a,4b,4cは、各コイル3a,3b,
3cと、長手方向に磁極が交互に異なるように配列した
固定子磁石との相対位置を検出するためのもので、各コ
イル3a,3b,3cに対応して配置されている。本実
施形態では、固定子磁石の磁極ピッチ24mmに対し、
各磁気センサ4a,4b,4cの配列ピッチは8mmで
ある。従って、図2示すように可動子3が8mm移動す
る毎に3個の磁気センサ4a,4b,4cの磁気検出信
号が順番に切替わり、この切替わりのパターンによりド
ア1の移動方向が判別できる。
回路5に入力される。磁気検出信号の切替わりに基づい
て位置センサ信号発生回路5が発生するパルスは、位置
カウンタ6と速度カウンタ7に入力される。位置カウン
タ6は、上記パルスを加減算することによりドア1の位
置を演算する。速度カウンタ7は上記パルスの時間間隔
を計測し、ドア1の速度を演算する。位置カウンタ6の
位置信号及び速度カウンタ7の速度信号は、それぞれ主
制御装置8へ入力される。主制御装置8は、上記各入力
信号に基づき、所定の制御プログラムに従って、モータ
制御回路9に対しモータ制御信号を出力する。そして、
モータ制御信号に基づいて、モータ制御回路9は可動子
3の3個のコイル3a、3b、3cへの通電方向を切替
え、該可動子3を一定方向に走行させドア1を開閉す
る。
ースタート及びスローストップ制御が実行される。従っ
て、図3のドア1の閉動作パターンに示すように閉動作
時のドア1に対しては、開端位置から閉端位置までの間
に加速域、定速域及び減速域の各領域が設定されてい
る。さらに、障害物の挟まれを検知する挟まれ検知速度
Vsが設定されている。上記加速域の初期の区間Aは、
ドア1が閉動作開始直後のため挟まれ検知速度Vsを設
定できない領域であり、減速域末期の区間Bは、ドア1
が閉端位置で停止する直前のため、同様に挟まれ検知速
度Vsを設定できない領域である。
及び区間Bでは、障害物の挟まれ検知をドア1の跳ね返
り又は停止により検知してドア1を反転させる。また、
上記区間A及び区画Bを除く領域においては、障害物の
挟まれ検知を、上記ドア1の跳ね返り又は停止により検
知する方法と、ドア1の速度Vが上記挟まれ検知速度V
sよりも遅くなることにより検知する方法とを併用して
行っている。
たフローチャートである。処理がスタートすると、ステ
ップS12でドア1が跳ね返ったかを判定する。磁気セ
ンサ4a,4b,4cの信号の切替わりパターンが、逆
になってドア1の跳ね返りが検知されると、ステップS
20へジャンプしてドア1を反転開動作させる。ステッ
プS12でドア1の跳ね返りが検知されない場合は、ス
テップS14へ進んでドア1が停止したか否かを判定
し、停止すればステップS22でドア1が閉端位置にあ
るかを判定する。閉端位置でなければ、ステップS20
へ進みドア1を反転開動作させる。閉端位置であれば、
処理を終了する。
と判定されれば、ステップS16へ進んでドア1の速度
Vが挟まれ検知速度Vs以下であるか否かを判定する。
ドア1の速度Vが挟まれ検知速度Vs以下であれば、ス
テップS18へ進んでドア1の位置が区間A若しくはB
内か否かを判定する。ドア1の位置が区間A若しくはB
内でなければ、ステップS20へ進んでドア1を反転開
動作させる。ステップS16でドア1の速度Vが挟まれ
検知速度Vs以下でない場合及び、ステップS16でド
ア1の速度Vが挟まれ検知速度Vs以下であっても、ス
テップS18でドア1の位置が区間A若しくはB内であ
れば、ステップS12へリターンして挟まれ検知処理を
継続して実行する。
度Vとして、磁気センサ4a,4b,4cの信号の切替
わり後、次の信号の切替わりまでの間は、信号の切替わ
りピッチ8mmと信号の切替わり後の経過時間で現在の
ドア速度を推定した推定ドア速度V′を用いることがで
きる。この推定ドア速度V′を用いることにより、磁気
の切替わり時のドア1の速度Vが挟まれ検知速度Vsよ
り大であって、信号の切替わり後、次の信号の切替わり
までの間でドア1が非常にゆっくりしたり、又は停止し
てしまった場合にも、直ちに反転開動作させることがで
きる。尚、上記挟まれ検知速度Vsは一定の速度である
必要はなく、設定領域内で自由に設定することができ
る。
御方法によれば、区間A及び区間Bでは障害物の挟まれ
検知をドア1の跳ね返り又は停止により検知してドア1
を反転開動作させる。また、区間A及び区間Bを除く領
域においては、障害物の挟まれ検知の方法として、上記
ドア1の跳ね返り又は停止により検知する方法と、ドア
1の速度Vが上記挟まれ検知速度Vsよりも遅くなるこ
とにより検知する方法とを併用しているから、ドア1が
障害物等に当たって跳ね返ったり停止したりしなくて
も、ドア速度Vが挟まれ検知速度Vs以下になれば、即
座にセーフティリターンするため、非常に感度の良い自
動ドアにできる。また、リニアモータの推力が大きい場
合であっても、挟み込んだ障害物を押し付けてしまうこ
とがない。
替り後、次の信号の切替わりまでの間のドア1の速度
を、磁気センサ4a,4b,4cの信号の切替わり後の
経過時間で推定し、この推定ドア速度が挟まれ検知速度
以下となったときセーフティリターンを行うから、障害
物に当たった後反転開動作に移行するまでの時間を短縮
でき、より感度を高めることができる。
ック図である。
説明図である。
である。
7)
度Vとして、磁気センサ4a,4b,4cの信号の切替
わり後、次の信号の切替わりまでの間は、信号の切替わ
りピッチ8mmと信号の切替わり後の経過時間で現在の
ドア速度を推定した推定ドア速度V′を用いることがで
きる。この推定ドア速度V′を用いることにより、信号
の切替わり時のドア1の速度Vが挟まれ検知速度Vsよ
り大であって、信号の切替わり後、次の信号の切替わり
までの間でドア1が非常にゆっくり移動したり、又は停
止してしまった場合にも、直ちに反転開動作させること
ができる。尚、上記挟まれ検知速度Vsは一定の速度で
ある必要はなく、設定領域内で自由に設定することがで
きる。
号の切替り後、次の信号の切替わりまでの間のドア1の
速度を、磁気センサ4a,4b,4cの信号の切替わり
後の経過時間で推定し、この推定ドア速度が挟まれ検知
速度以下となったときセーフティリターンを行うから、
障害物に当たった後反転開動作に移行するまでの時間を
短縮でき、より感度を高めることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 起動信号によって閉端位置から開端位置
まで開動作して開端位置で設定時間停止し、その後閉端
位置まで閉動作する自動ドアにおいて、 前記閉動作時にドアを加速させる加速域と、該加速域に
続いてドアを定速で移動させる定速域と、該定速域に続
いてドアを減速させる減速域のそれぞれの領域でドアの
跳ね返り又は停止が検知されたときにはドアを反転させ
るとともに、前記加速域初期及び減速域末期を除く領域
に挟まれ検知速度を設定し、この領域でドア速度が挟ま
れ検知速度以下になったときにもドアを反転させること
を特徴とする自動ドアの開閉制御方法。 - 【請求項2】 ドアの駆動源にリニアモータを用い、可
動子又は固定子上の駆動のための磁気センサの信号によ
ってドアの位置及び速度を検出する一方、該磁気センサ
の信号の切替わり後、次の信号の切替わりまでの間は、
磁気センサの信号の切替わり後の経過時間で現在のドア
速度を推定し、この推定ドア速度が前記挟まれ検知速度
以下になったらドアを反転させることを特徴とする請求
項1に記載の自動ドアの開閉制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01540299A JP3674355B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01540299A JP3674355B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000213234A true JP2000213234A (ja) | 2000-08-02 |
JP3674355B2 JP3674355B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=11887746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01540299A Expired - Lifetime JP3674355B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3674355B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8109038B2 (en) | 2004-06-30 | 2012-02-07 | Yale Security Inc. | Door operator |
US8415902B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-04-09 | Yale Security Inc. | Door closer with calibration mode |
US8527101B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-09-03 | Yale Security Inc. | Door closer assembly |
US8547046B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-10-01 | Yale Security Inc. | Door closer with self-powered control unit |
US8564235B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-10-22 | Yale Security Inc. | Self-adjusting door closer |
US8773237B2 (en) | 2010-04-16 | 2014-07-08 | Yale Security Inc. | Door closer with teach mode |
US8779713B2 (en) | 2010-04-16 | 2014-07-15 | Yale Security Inc. | Door closer with dynamically adjustable latch region parameters |
US9163446B2 (en) | 2010-03-17 | 2015-10-20 | Yale Security Inc. | Door control apparatus |
US11187022B1 (en) | 2001-07-13 | 2021-11-30 | Steven M. Hoffberg | Intelligent door restraint |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP01540299A patent/JP3674355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (14)
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US8600567B2 (en) | 2007-04-24 | 2013-12-03 | Yale Security Inc. | Door closer assembly |
US9399884B2 (en) | 2007-04-24 | 2016-07-26 | Yale Security Inc. | Door closer assembly |
US7971316B2 (en) | 2007-04-24 | 2011-07-05 | Yale Security Inc. | Door closer assembly |
US9163446B2 (en) | 2010-03-17 | 2015-10-20 | Yale Security Inc. | Door control apparatus |
US8564235B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-10-22 | Yale Security Inc. | Self-adjusting door closer |
US8773237B2 (en) | 2010-04-16 | 2014-07-08 | Yale Security Inc. | Door closer with teach mode |
US8779713B2 (en) | 2010-04-16 | 2014-07-15 | Yale Security Inc. | Door closer with dynamically adjustable latch region parameters |
US8547046B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-10-01 | Yale Security Inc. | Door closer with self-powered control unit |
US8527101B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-09-03 | Yale Security Inc. | Door closer assembly |
US9523230B2 (en) | 2010-04-16 | 2016-12-20 | Yale Security Inc. | Door closer assembly |
US8415902B2 (en) | 2010-04-16 | 2013-04-09 | Yale Security Inc. | Door closer with calibration mode |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3674355B2 (ja) | 2005-07-20 |
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