JP2000100520A - 電気接続箱のコネクタ結合構造 - Google Patents

電気接続箱のコネクタ結合構造

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JP2000100520A
JP2000100520A JP10270191A JP27019198A JP2000100520A JP 2000100520 A JP2000100520 A JP 2000100520A JP 10270191 A JP10270191 A JP 10270191A JP 27019198 A JP27019198 A JP 27019198A JP 2000100520 A JP2000100520 A JP 2000100520A
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JP
Japan
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box
connector
connection box
electric connection
standby
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JP10270191A
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English (en)
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Hiroyuki Hayashi
弘幸 林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業性及び接続信頼性を向上させ
る。 【解決手段】 補器ボックス5(5A)の底面のコネク
タ嵌合穴5hに、外部導出用ハーネス10を接続した可
動型待ち受けコネクタ6を係止保持しておいて、電気接
続箱7を補器ボックス5に収容するときに、電気接続箱
7の底面のコネクタ8を補器ボックス5の待ち受けコネ
クタ6に自動的に結合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に補器ボックス
に収容する電気接続箱のコネクタ結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、自動車のエン
ジンルーム1内には、バッテリー2等とともに補器ボッ
クス3が設置されていて、この補器ボックス3内には、
電気接続箱(具体的に図示せず。)が収容されている。
【0003】上記電気接続箱は、自動車用ワイヤーハー
ネス等を種々の電装品に分岐接続するのに用いられるも
ので、分岐接続点を1箇所に集中させて、配線を合理的
かつ経済的に分岐接続するものであり、ワイヤーハーネ
スの高密度化に伴って、車種別又は用途別に種々の形式
のものが開発されている。
【0004】上記のようなエンジンルーム1内において
電気接続箱を補器ボックス3内に収容するのは、電気接
続箱を悪環境、例えば雨水、エンジンからの熱、漏れた
オイル等から保護するためである。
【0005】ところで、補器ボックス3内に電気接続箱
を収容するに際しては、外部導出用ハーネスが接続され
たコネクタを補器ボックスの上開口から外部に手で引き
出し、このコネクタを補器ボックスの外部で電気接続箱
のコネクタに手で結合した後に、外部導出用ハーネスを
補器ボックス3内に手で押し込みながら電気接続箱を補
器ボックス3内に収容するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補器ボ
ックス3側のコネクタを手で引き出し、電気接続箱側の
コネクタと手で結合し、外部導出用ハーネスを手で補器
ボックス3内に押し込まなければならないので、組み付
け作業性が非常に悪いうえ、外部導出用ハーネスを無理
に屈曲させながら補器ボックス3内に押し込むので、接
続部に不要な力が加わって接続信頼性に問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、組み付け作業性及び接続信頼性が向
上する電気接続箱のコネクタ結合構造を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、自動車のエンジンルーム内に設置された
補器ボックスに収容する電気接続箱のコネクタ結合構造
であって、外部導出用ハーネスが接続された可動型待ち
受けコネクタが設けられ、この可動型待ち受けコネクタ
は、コネクタ本体が上下左右に可動であるとともに上記
補器ボックスの底面に形成されたコネクタ嵌合穴に下方
から嵌合されて係止保持される一方、上記電気接続箱の
底面に下向き状態でコネクタが固定されて、この電気接
続箱を上記補器ボックスに収容するときに、電気接続箱
のコネクタが補器ボックスの待ち受けコネクタに結合さ
れるようにしたことを特徴とする電気接続箱のコネクタ
結合構造を提供するものである。
【0009】本発明によれば、補器ボックスの底面のコ
ネクタ嵌合穴に、外部導出用ハーネスを接続した可動型
待ち受けコネクタを係止保持しておいて、電気接続箱を
補器ボックスに収容するときに、電気接続箱の底面のコ
ネクタを補器ボックスの待ち受けコネクタに自動的に結
合されるようになる。
【0010】請求項2のように、上記補器ボックスの上
蓋に、この上蓋で補器ボックスの上開口を閉じたときに
上記電気接続箱の上面に当接して電気接続箱を上方から
保持すると共に、電気接続箱のコネクタが補器ボックス
の待ち受けコネクタに対して結合不良等で正規の収納状
態でないときに上蓋が閉じれないようにするコネクタ嵌
合検知部が設けられている構成とするのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0012】図1及び図2に示すように、自動車のエン
ジンルーム1内に設置される合成樹脂製の補器ボックス
5は、四角箱状の上部ハウジング5Aと四角錐コーン状
の下部ハウジング5Bとで構成されて、上部ハウジング
5Aの底部5aと下部ハウジング5Bの上端部5bとが
ヒンジ部5cを介して連結された状態で一体成形されて
いる。
【0013】そして、ヒンジ部5cにより、下部ハウジ
ング5Bを回動させて、上部ハウジング5Aの底部5a
に下部ハウジング5Bの上端部5bを当接させた状態
で、下部ハウジング5Bのフック爪5dを上部ハウジン
グ5Aのフック突起5eに係止させることにより、上部
ハウジング5Aと下部ハウジング5Bとを一体的に組み
立てる。
【0014】上記下部ハウジング5Bの底部にはU字形
状のカバー5fで覆われたコネクタ挿入口5gが形成さ
れている。
【0015】上記上部ハウジング5Aの底面には、左右
一対のコネクタ嵌合穴5hがそれぞれ形成されると共
に、この底面の四隅には、後述する電気接続箱7の底面
7aを当接させて上下方向を位置決めする位置決め部5
iがそれぞれ形成されている。
【0016】上記上部ハウジング5Aの各嵌合穴5fに
それぞれ上向きで取付けられる各待ち受けコネクタ6に
は、外部導出用ハーネス10がそれぞれ接続されてい
て、各待ち受けコネクタ6の上部両側には、上記上部ハ
ウジング5Aのコネクタ嵌合穴5fの内周縁に係止され
る上向きのフック爪6aがそれぞれ形成されている。
【0017】上記各待ち受けコネクタ6は可動型であっ
て、コネクタ本体6bが上下左右に僅かずつ移動可能に
なっている。
【0018】上記上部ハウジング5Aに上開口5jから
収容される電気接続箱7の底面7aには、下向き状態で
コネクタ8が固定され、このコネクタ8は、電気接続箱
7を上開口5jから上部ハウジング5Aに収容するとき
に、上部ハウジング5A内に係止保持した待ち受けコネ
クタ6に自動的に結合するようになる。このとき、コネ
クタ8と待ち受けコネクタ6とのアライメントがずれて
いても、待ち受けコネクタ6のコネクタ本体6bが上下
左右に僅かづつ移動して、アライメントのずれが自動的
に矯正される。
【0019】上記上部ハウジング5Aの上開口5jを水
密・気密状態で閉止する蓋9が設けられ、この蓋9は閉
止時にはフック等(不図示)で上部ハウジング5Aに係
止されると共に、この蓋9の下面には、閉止時に電気接
続箱7の上面7bに僅かの隙間を隔てて対向して、上記
位置決め部5iと相俟って電気接続箱7を上下方向から
挟着状態で保持する位置決め部9aが形成されている。
【0020】上記のように構成した補器ボックス5に電
気接続箱7を収容するときには、外部導出用ハーネス1
0を接続した待ち受けコネクタ6は、予め補器ボックス
5の下部ハウジング5Bのコネクタ挿入穴5gに挿入し
て上部ハウジング5Aのコネクタ嵌合穴5hに下方から
嵌合させると、待ち受けコネクタ6の上向きのフック爪
6aがコネクタ嵌合穴5hの内周縁に係止されることに
より、待ち受けコネクタ6がコネクタ嵌合穴5hに係止
保持されるようになる。
【0021】この状態で、上開口5jから補器ボックス
5内に電気接続箱7を収容して行くと、この収容ととと
もに電気接続箱7のコネクタ8が上部ハウジング5A内
の待ち受けコネクタ6に自動的に結合されるようにな
る。
【0022】この電気接続箱7のコネクタ8が上部ハウ
ジング5A内の待ち受けコネクタ6に完全に結合された
ときに、電気接続箱7の底面7aが上部ハウジング5A
の位置決め部5iに当接するようになる。そして、この
状態で上部ハウジング5Aの上開口5jを蓋9で閉じる
と、蓋9の位置決め部9aが電気接続箱7の上面7bに
僅かの隙間を隔てて対向した状態となって、上記位置決
め部5iと相俟って電気接続箱7が上下方向から挟着状
態で保持されるようになる。
【0023】上記電気接続箱7のコネクタ8が上部ハウ
ジング5A内の待ち受けコネクタ6に完全に結合されて
いないときには、電気接続箱7の底面7aが上部ハウジ
ング5Aの位置決め部5iに当接しない、つまり上方に
浮いているので、この状態で上部ハウジング5Aの上開
口5jを蓋9で閉じると、蓋9の位置決め部9aが電気
接続箱7の上面7bに当接して蓋9を完全に閉じること
ができない。これにより、コネクタ8が結合不良である
ことが分かるので、コネクタ8の結合不良を未然に防止
できるようになる。
【0024】上記構成では、従来のように、補器ボック
ス5側のコネクタ6を手で引き出したり、電気接続箱7
側のコネクタ8と手で結合したり、外部導出用ハーネス
10を手で補器ボックス5内に押し込む等の作業が一切
不要となるので、組み付け作業性が向上する。
【0025】また、外部導出用ハーネス10は補器ボッ
クス5の上部ハウジング5A内に押し込む必要がないの
で、接続部に不要な力が加わるおそれもなくなって、接
続信頼性も向上する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の電気接続箱のコネクタ結合構造は、補器ボックスの
底面のコネクタ嵌合穴に、外部導出用ハーネスを接続し
た可動型待ち受けコネクタを係止保持しておいて、電気
接続箱を補器ボックスに収容するときに、電気接続箱の
底面のコネクタを補器ボックスの待ち受けコネクタに自
動的に結合されるようになるから、従来のように、補器
ボックス側のコネクタを手で引き出したり、電気接続箱
側のコネクタと手で結合したり、外部導出用ハーネスを
手で補器ボックス内に押し込む等の作業が一切不要とな
るので、組み付け作業性が向上すると共に、外部導出用
ハーネスは補器ボックス内に押し込む必要がないので、
接続部に不要な力が加わるおそれもなくなって、接続信
頼性も向上する。
【0027】また、請求項2のように、補器ボックスの
上蓋に、この上蓋で補器ボックスの上開口を閉じたとき
に上記電気接続箱の上面に当接して電気接続箱を上方か
ら保持すると共に、電気接続箱のコネクタが補器ボック
スの待ち受けコネクタに対して結合不良等で正規の収納
状態でないときに上蓋が閉じれないようにするコネクタ
嵌合検知部を設けると、上蓋が閉じれないときは、コネ
クタが結合不良であることが分かるので、コネクタの結
合不良を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の補器ボックスと電気接続箱の分解斜
視図である。
【図2】 補器ボックスと電気接続箱の組み付け時の側
面断面図である。
【図3】 自動車のエンジンルームの斜視図である。
【符号の説明】
1 エンジンルーム 5 補器ボックス 5A 上部ハウジング 5B 下部ハウジング 5h コネクタ嵌合穴 5i 位置決め部 5j 上開口 6 待ち受けコネクタ 7 電気接続箱 7a 底面 7b 上面 8 コネクタ 9 蓋 9a 位置決め部 10 外部導出用ハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 弘幸 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB09 FB20 FC31 FC38 HA10 JA05 JA20 KA01 5G361 AA06 AC05 AD01 AE02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジンルーム内に設置された
    補器ボックスに収容する電気接続箱のコネクタ結合構造
    であって、 外部導出用ハーネスが接続された可動型待ち受けコネク
    タが設けられ、この可動型待ち受けコネクタは、コネク
    タ本体が上下左右に可動であるとともに上記補器ボック
    スの底面に形成されたコネクタ嵌合穴に下方から嵌合さ
    れて係止保持される一方、上記電気接続箱の底面に下向
    き状態でコネクタが固定されて、この電気接続箱を上記
    補器ボックスに収容するときに、電気接続箱のコネクタ
    が補器ボックスの待ち受けコネクタに結合されるように
    したことを特徴とする電気接続箱のコネクタ結合構造。
  2. 【請求項2】 上記補器ボックスの上蓋に、この上蓋で
    補器ボックスの上開口を閉じたときに上記電気接続箱の
    上面に当接して電気接続箱を上方から保持すると共に、
    電気接続箱のコネクタが補器ボックスの待ち受けコネク
    タに対して結合不良等で正規の収納状態でないときに上
    蓋が閉じれないようにするコネクタ嵌合検知部が設けら
    れている請求項1に記載の電気接続箱のコネクタ結合構
    造。
JP10270191A 1998-09-24 1998-09-24 電気接続箱のコネクタ結合構造 Pending JP2000100520A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109672059A (zh) * 2017-10-16 2019-04-23 住友电装株式会社 对壳体内电路体连接导线线束的连接构造

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